古川俊治

ふるかわとしはる

選挙区(埼玉県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

古川俊治の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第177回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第1号
議事録を見る
○古川俊治君 この「持続可能な経済社会と社会保障の在り方」というのは物すごく深遠なテーマで、この調査会だけで、我々、恐らく一年後には交代することになるかもしれませんが、そういった期間でどの程度できるかというと、やはり限度があるというふうに思っております。  その中で、これは是非...全文を見る
02月09日第177回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第2号
議事録を見る
○古川俊治君 では、続きまして、自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。    〔会長退席、理事関口昌一君着席〕  まず初めに大塚副大臣にお聞きしたいんですけれども、これはお答えが難しいかもしれませんので、大臣の私見でもあるいは厚生労働省の考え方でもいいんですが...全文を見る
○古川俊治君 時間ですので、質問を終わります。
03月24日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治から質問をさせていただきます。  私も、冒頭、今回の震災によりまして亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げ、また被災された方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。  初めに内閣府にお聞きいたしますけれども、今回の震災による経...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。余り時間がないので先に参ります。  野田大臣、先ほどから補正の規模についてずっとこのところ御質問があると思うんですけれども、私も質問させていただきますが、阪神・淡路の際には被害額が約十兆であった。そのときに出された公費というのが大体五、六兆円...全文を見る
○古川俊治君 その被害の規模というものは、一応政府が出された試算によって十六兆から二十五兆、これストック分だけですから、そこからの復興となると更に公費を投入すべきという話になるわけですね。自治体もやられてしまっていて、大変国庫に対する期待が大きい、そのことをよく御認識していただき...全文を見る
○古川俊治君 被災された方々、そして現在でもこれからずっと先、避難所生活を強いられる、そうした皆様方、その皆様方のことをよくお考えいただければ、優先順位がどうかというのはおのずと明らかだと思うんですよ。それはもう国会議員全員の認識だと思いますけれども、そのことをしっかり念頭に置い...全文を見る
○古川俊治君 先々まだしばらくは大丈夫というような趣旨と思いますけれども、民間の事業者には是非勇気を与えていただきたいと思っているところであります。  円・ドルレートについてちょっとお話をしますけれども、今回の震災後円高に振れまして、三月十七日には急激な円高が進んだと。一ドル七...全文を見る
○古川俊治君 市場関係者の見込みによれば、また七十円台に突入するという見込みもありますので、その辺は国際的なまたリーダーシップを取りながら、是非、野田大臣には頑張っていただきたいと思います。  時間が参りましたので、これで質問を終了します。
04月12日第177回国会 参議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。  最初に、検察審査会についてお伺いをしたいと思っております。検察審査会による強制起訴の制度でございますけれども、この制度、平成十六年の司法制度改革の法案によって、刑事訴訟法の一部を改正する法律案に...全文を見る
○古川俊治君 平成十三年六月十二日の司法制度改革審議会の提言、この中にも、検察審査会の一定の議決に対し法的拘束力を付与する制度を導入すべきであるとするその一方で、被疑者に対する適正手続の保障ということにも留意せよと言っているんですね。そうすると、これは当然、起訴議決に対し法的拘束...全文を見る
○古川俊治君 検察審査会に証人として被疑者が呼ばれるということですか。
○古川俊治君 それは被疑者の権利として認められていることですね。被疑者が希望すれば、常に審議に関与できるということでよろしいですか。
○古川俊治君 もう一度確認しますけれども、被疑者は検察審査会において陳述をする権利があるんですか、ないんですか。
○古川俊治君 権利としてないものに、なぜ適正手続の保障と言えるんでしょうか。
○古川俊治君 よく分からないんですけれども、私の理解力が不足していて申し訳ないんですが、起訴手続の最終段階、それはそうですよ。ただこれは、検察審査会の強制起訴というのは、検察が不起訴と決めたものに対して検察審査会が審議をして、二度起訴相当ということになれば起訴が行われるということ...全文を見る
○古川俊治君 大臣は、それで被疑者に対する適正手続の保障という観点からは十分だとお考えですか。その理由もお答えください。
○古川俊治君 議論にわたりますのでこれ以上は言いませんけれども、一回、一旦、普通の検察の活動であれば不起訴となるものについて起訴議決を出すんですから、それは普通の起訴の場合とはやはり効力が違っても私はいいと考えています。そういうことになれば、当然権利として認めると、被疑者が検察審...全文を見る
○古川俊治君 先ほどの大臣のお答えでも、検察審査会の権力行為に対するチェックというものは裁判所で図ると、裁判所で最終的にはチェックされるからだという御意見でしたし、起訴厳選主義を取らない、検察審査会の場合ですね。それは最終的には裁判所で判断されるからいいんだということになるんでし...全文を見る
○古川俊治君 私が申し上げているのは、今までは九九%、有罪は多くは自白があったということで本人も認めている、公判において認めている事件が多かったわけですよね。ですから、裁判所の負荷という意味ではそれほど高くはなかったと私は考えている。ですから、一部の無罪の主張をされていて争ってい...全文を見る
○古川俊治君 表面的には恐らく違いがないんだと思いますけれども、これ意見にわたりますんでこれでやめますけれども、恐らく今までが、検察が注目されてきた、これは社会的に注目されてきたという意味ですけれども、これから非常に裁判所に対するこういったことで社会的な注目度が大きくなると。そう...全文を見る
○古川俊治君 実際に解嘱させるというのは非常に難しいことだと言えるわけですけれども、特にその具体的事案について法的な説明、問題点の説明と、この自分の判断を入れないでというのは極めて難しい技術なんですね。まあそれぐらい大臣もお分かりだと思います。だから、弁護士の倫理に基づいてといっ...全文を見る
○古川俊治君 起訴されるということについて裁判所がチェックすればいいという御意見は非常に形式的でございまして、起訴によって多くの社会的な、事実としては物すごい不利益を受けるわけですよね。それはお分かりだと思いますけど、その点についてどうお考えですか。裁判で有罪と言えるほどの合理的...全文を見る
○古川俊治君 いや、不当な起訴というのも恐らく、それは起訴すべき事案でないのに起訴するというのは当然あるわけですよ。それに対する市民の目というのを入れた方が、それは国家権力の発動に対する市民目線ですから、まさにこれは司法制度改革の趣旨により合うという、こういう意見は極めて多いです...全文を見る
○古川俊治君 私が申し上げているのは、そのある福島県の事件では不当起訴だったと私は考えていると、起訴すべきではない事件だったと考えているということがまず第一点で、この度の刑事訴訟法の改正は、刑事時効、特に業務上過失致死の時効を五年から十年に延ばすことが医療事故の捜査の期間が長くな...全文を見る
○古川俊治君 起訴するなら早くやって、なるべく早く事件を終えていただきたいということとともに、不起訴の決定をするんであれば早めに医療機関に知らせていただきたいと。それによって、もちろん民事賠償は別の話ですけれども、医療現場が刑事捜査から解放されるようにしていただきたいと、そう思っ...全文を見る
○古川俊治君 これについて大体六二・六%、検察官の、検察の在り方検討会のアンケート調査の結果ですが、検察官の六二・六%がこの相反する独任官庁制と検察官同一体の原則というのが、双方が矛盾した原則がうまく成り立っていると答えているんですね。  ということは、普通に考えれば、自分の独...全文を見る
○古川俊治君 検察庁の方、お答えいただけますか。検察庁の方、いらっしゃいませんか。その点について、これどういう、はい、お願いします。
○古川俊治君 大臣は分からないとおっしゃったんです、現場にいたわけじゃないから。
○古川俊治君 それはそれで認識しているのかもしれませんけれども、書き方としては、まさに大阪地検特捜部の大坪部長の問題点ということが非常に強調してあるんですね。この自由欄ですか、アンケート調査の自由欄の中には、大阪地検の事件は個人の資質が原因で起きたものではない、組織に問題があった...全文を見る
○古川俊治君 大臣、裁判官が上で上級審が正してくれるからいいんだと言ってはいけない、裁判官は独立しなきゃいけないという御発言でしたけれども、今そうおっしゃいましたけど、私はそうじゃないと思うんですね。裁判官が良心で出すんであれば、その判決で一番忠実な自己判断出すのがまさに裁判の常...全文を見る
○古川俊治君 はい。チェックする機会があるのにそれをやっていなかったということになりますから、私はちょっとこれ資料をお願いしたいんですが、特捜でやった事件の、特別公判部でやったのは結局仲間内で公判もやっているんじゃないかという疑義がありますので、その数について報告していただきたい...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
04月14日第177回国会 参議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。  最初にこの法案についてお聞きしたいんですけれども、今回、判事を四十五人増やすという法案でございますが、判事のみを増やすのは、その理由を聞かせてください。
○古川俊治君 指摘していませんよ。
○古川俊治君 分かりました。端的にお答えください。  今回、判事のみを増やすのはなぜですかというふうにお聞きしているんです。
○古川俊治君 目的が、何ですか、迅速な処理ということでベテランを、即戦力になるベテランを入れるという話でございましたけれども、裁判所法の四十二条一項によれば、判事に任命されるのは判事補としての在職期間が通算で十年以上ということになっておりますね。  ですから、今回この法案によっ...全文を見る
○古川俊治君 今、慣例に従うというお話でしたけれども、別にそれは慣例であって法律で決まっているわけじゃないんですね。慣例というのは、何か問題があればそれは改めなきゃいけないということで、例えば、今お聞きしたところによりますと、判事補から判事になると給料が十万円ぐらい上がるというお...全文を見る
○古川俊治君 時間の制約がございますので、なるべく短く、端的に御答弁をお願いしたいと思っております。  この判事補についてですけれども、じきに、次に判事補から判事になるということも見込まれて、慣例に従いと、非常に慣例をこのまま踏襲していくんだという姿勢がもう御答弁にも表れている...全文を見る
○古川俊治君 では、先に進みますけれども、今お話がございました下級裁判所の裁判官指名諮問委員会ですね。これ、裁判官の今新任の希望というものがあるというお話でしたので希望数ということから考えたいんですが、今まで新任の裁判官、質ということもおっしゃいましたけれども、裁判官の質というの...全文を見る
○古川俊治君 安浪局長は私、司法修習中に大変お世話になったので、局長のように見識等も優れて、能力、見識優れている方はそんな多くないと思うんですね。裁判官でもそうではない人を私も存じておりますけれども。  そうすると、現在、今おっしゃったような基準というのは極めて抽象的で恣意的な...全文を見る
○古川俊治君 確認です。はっきりお答えいただきたいんですが、司法修習中の成績が極めて悪い、それでも、順位を付けますからね、あれ、極めて悪くても、希望すれば今諮問にかけているんですね。確認です。
○古川俊治君 この新任の裁判官については、私も修習中にいろんな事情がございまして、今日そのような御答弁ありましたのでこれで多分成績の悪い人も希望を持って裁判官を選ぶというふうに思いますから、それはそれでいいんですけれども、できるだけ自由な選択を認めるということをお願いしたい。従来...全文を見る
○古川俊治君 くしくも、今お話ししていただきました。江田大臣の個人的な御意見というふうに伺っておきますけれども。  私もそれはそうだろうと思うんですね。やっぱり若い人たちがその組織の中で物を反対して言っていくというのは非常に難しいと。だけど、お分かりのように、最高裁の判断なんか...全文を見る
○古川俊治君 検察の場合は事情が違うのかもしれませんけれども、検察の場合はもう独任官庁制ですから、ある意味では上司といってもそれは先輩という形だと思います。これは多くの官僚の方にも言えるんではないかと思うんですけれども。そうであれば、やっぱり先輩に物を言いにくいとすれば、上司では...全文を見る
○古川俊治君 自分がどう評価されているかというのは恐らく知ってみたいと思うところなんですね。私も司法修習所を卒業するときの成績を開示していただきましたけれども、それは不満がありましたけど、別に文句言ってもしようがないと思って不服申立てはしませんでした。だから、それは見たいというこ...全文を見る
○古川俊治君 時間も押しておりますので先に。  法科大学院のことも前川先生もおっしゃいました。私も今度どうするのかと大変不安に思っております。文科省の方から、今日、政務官に来ていただきましたので、法科大学院の今後の方針について伺いたいと思います。
○古川俊治君 自然淘汰という方針というふうに伺いますけれども、私も前川委員と同じように、どこかの既得権益がはびこっていて、なかなかこれは一回つくっちゃったものは難しいということでありまして、ただ、現に一〇%以下でずっと来ているとか、もっとひどいのになると数年に一回しか合格者が出な...全文を見る
○古川俊治君 副総理格というお話でございますので、是非イニシアチブを取っていただきたいというように思っております。  以上で私の質問を終わります。     ─────────────
04月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。  今、今回の法律の御説明、趣旨説明を自見大臣の方からいただきましたけれども、私も、この内容の第一、第二、こちらの方はほぼ賛成できる内容となっておりますけれども、お聞きしたいのは第三についてでございま...全文を見る
○古川俊治君 なるべく短く御答弁いただきたいと思っておりますけれども、企業が財務書類の質の向上を図るというふうにおっしゃいましたけれども、何のために企業は財務書類の質の向上を図るんでしょうか。
○古川俊治君 個々の会社はまさに営利社団法人でございまして、究極的には営利を目的としていると、株主利益。これはどこの教科書にも書いてあることですけれども、お聞きしたいのは、財務書類の質が向上することによって会社の収益性は向上するんでしょうか。
○古川俊治君 今まで企業は財務会計士というものはなしでやってきたんですね。そうすると、企業財務会計士というものが、今までは主に社内の専門家、会計実務の専門家がやってきたということでありまして、このような資格を持ってなかったと。  日本企業、今大変なグローバル化の中、厳しい状況に...全文を見る
○古川俊治君 どの程度向上に資するか、これは議論にわたりますので、新たに資格を持った人たちがやって実態が変わるかどうか、企業がどれほど向上していくかどうかはこれから見なきゃいけないと思いますけれども。  一般的には、日本の企業がなかなかうまくいかなくなってしまったというのは、実...全文を見る
○古川俊治君 待機合格者をなくしたいというのが目的ではないのかもしれませんけれども、それも一つの目的としては考えていらっしゃるということでございましたからお聞きしたいんですが、この企業財務会計士というのを設けると経済界が積極的に雇用すると、これによって待機合格者が減っていくという...全文を見る
○古川俊治君 それはどのような調査ですか。具体的に、またその結果もお知らせください。
○古川俊治君 必要かと、そのときに必要であると答えて、それが何で経済界が雇用するとの根拠になるんでしょうか。
○古川俊治君 雇用をしてくれなければ待機合格者は減らないんじゃないでしょうか。
○古川俊治君 では、改めてお聞きしますけれども、では財務会計書類の質が上がったことによってどのぐらい日本企業は業績が上向くでしょうか。済みません。その根拠とともにお話しください。
○古川俊治君 定量的なことはないと、要するに根拠はないということでよろしいですか。
○古川俊治君 では、どのような根拠があったのかだけお話しください。
○古川俊治君 確認しますけれども、そうすると、今まで企業で財務の会計の専門家でやってきた方々のお仕事というのは、それでは信頼が得られていないということですね。
○古川俊治君 仕事を充実させるのは資格じゃないはずです。ですから、能力ある方がやれば、それは資格があろうがなかろうが、しっかりとした財務会計書類ができるはずですよ。まさに、なぜ公認会計士制度があるかというと、それは監査証明をするためであって、それは資格が要りますから。資格が監査証...全文を見る
○古川俊治君 多くの業界の人たちの意見という、関係者の意見としては作られては迷惑だという意見が多いんですね。ですから、必要性がない、だけどより良くなるんではないか、それが根拠はなかった、であれば、必要性がないんではないかという意見も、根拠が政府があるかないかお考えになると思います...全文を見る
○古川俊治君 法案を出してきた以上はしっかりと御答弁いただきたいと。どちらでもいいような今御答弁でございましたけれども、それでは不十分なわけで、まあ政務官も内心はいろいろお考えのこともあるんだろうと思っておりますけれども。  じゃ、続きまして、近年、公認会計士の合格者数がとても...全文を見る
○古川俊治君 今回の法案の中では、実は短答式試験の免除期間の延長とか、あるいは論文式試験の科目の試験免除など、免除の延長ですね、そうした合格者数を更に増やすという方向性の制度改革も御提言されているんですけれども、これはどういうことですかね。合格者数を一定以上には上げないという今の...全文を見る
○古川俊治君 何%で切るかと。成績の部分見ましたけれども、大きく増えたときは五十一点ですか、五一%で切っていて、通常五二%に戻すとちょうどいいところに収まるというデータも見せていただきましたけれども。  これから待機合格者だけではなくて、さらには就職できない資格を持った公認会計...全文を見る
○古川俊治君 無効になるんですね。確認です。「又は」になっていますから、それは、片方の要件でただし書に当たれば普通の読み方としては無効にならないというふうに読めるんですが、よろしいですね、無効になるということで。確認です。
○古川俊治君 これは立法趣旨の点なんで、不当なという点なんですけれども、客観的事由というふうに御説明いただいております。上が主観的事由、すなわち主観的にどうであるかという問題であって、後段の「又は」の以下が客観的事由ということでございますから、その不当性というのには、その価格面だ...全文を見る
○古川俊治君 だから、著しく不当ではないということですよね。相当な額で未公開株を売り付けたと。だから、リスクを冒す必要のない人に、この人だったら分からないという、保護に欠けていて、そういう故意をもってやってもそれが不当な利得行為、すなわち著しく過当な利得行為に当たらなければ、それ...全文を見る
○古川俊治君 それでも顧客の保護に欠けないというふうに考えているということでよろしいですね。
○古川俊治君 最初から無登録業者なんですからそれは違法なんですよ。それを前提にしてつくっているわけでしょう。この答弁、何の意味もないですよ。  残り時間もうちょっとですけれども。じゃ、一点だけ伺いますけれども、今回、無登録業者の取締りということでホームページで金融庁は出していま...全文を見る
○古川俊治君 公務員の義務ですけれども、なぜ告発はしないんでしょうか。
○古川俊治君 そうすると、そういう趣旨であれば、公務員の告発義務という、これはもう確実に金融庁は認識していますからね、犯罪であると、ホームページに挙げているぐらいですから。それでも行わなくていいということですね。違法にはならないということですね。
○古川俊治君 ここに確認できたと書いてあるんですね、もう既に。情報を集める、疑いがあるなんて書いていないんですよ。確認できた者に限られると書いてある。無登録業者と確認できたとこっちで書いてあるんですよ。だから、違法だと確認しているんですよ、まさに金融庁は。
○古川俊治君 これは、確認できた時点でやはり法律上にのっとれば告発をしないと義務違反のことになりますので、その点よく御認識をしてやっていただきたいと思います。  それでいいという御答弁でしたので、これ誰もやらなくなりますから、そういう情報提供をすればいいという話であれば。責任重...全文を見る
04月27日第177回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第6号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川の方から御質問させていただきます。  三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。  最初に田中先生にお聞きをしたいんですけれども、私も先生の御著書はたくさん勉強させていただいておりまして、介護保険制度は、もう創設時からおかか...全文を見る
○古川俊治君 会社の経営上成り立っているのかという点ですね。
○古川俊治君 済みません。  会社の経営体として業績が変わっていかないのか。日本、米国型のシステムを取っているところと欧州型を取っているところの事業体で、本当に欧州型の方が生産性が上がるという根拠が何かあるのかどうか、その辺をちょっと。
○古川俊治君 職種の問題、職種はどうですか、職種です。
05月18日第177回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第8号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川俊治から意見表明をさせていただきます。  この調査会では持続可能な社会保障制度ということを考えているわけですけれども、社会保障の供給面、各参考人の方から供給面について、例えば年金に頼り過ぎているというお話、あるいはもう一つが人材について...全文を見る
05月31日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。  五月の二十七日に文部科学省が出された福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた当面の対応についてというやつ、まずお聞きしますけれども、その三番。鈴木副大臣がもう今日御説明も...全文を見る
○古川俊治君 ちゃんと答えてください、質問に。私は、三・七マイクロシーベルトの測定があった場合に運動をしていいのかどうかということをお聞きしているんですよ。その点について答えてください。
○古川俊治君 大臣、これ基本的な話なんで是非大臣にも御認識を伺いたいと思っているんですが、どうお考えでしょうか。
○古川俊治君 実際変わっていないけれども、先ほど大臣くしくもおっしゃいましたけれども、安心感、何となく安心するという意味でこれをやったということですね。私が申し上げているのは実質的な安全性のことなんですよ。その方がよっぽど重要で、これで健康被害が起こったらこれは元も子もない。安心...全文を見る
○古川俊治君 それはなぜ多いんですか。
○古川俊治君 なぜ放射線従業者が飲酒や喫煙の割合が高いか、これ大変な疑問だと思うんですよね。普通の作業をやっていて、飲酒や喫煙のある人を選んでいるわけでもないはずですから。これは是非疑問を持って調べてみる必要性があると思うんですよ。それをまずお願いしたい。  ただ、この結果を、...全文を見る
○古川俊治君 質問時間もありますから。  これね、偶然かどうかって、局長がそういうお考えになるんじゃなくて、まさにそれだから検定をやっているんですよ。〇・〇五を切れば科学的にこれは偶然じゃないと考えるべきであるというのは、これはもう一般的な考え方でありまして、かつ、これは検定結...全文を見る
○古川俊治君 これは文部科学省が出されているという調査なんで、是非、やっぱりどう考えても、先ほど、放射線従業者の方が一般人の方々より喫煙量が多いとか、あるいはいっぱい被曝する人がですよ、それはたばこを吸う人が、多い人が被曝しているとか飲酒の多い人が被曝しているというのはどう考えた...全文を見る
○古川俊治君 これは文部科学省がこの協会から報告書を受け取るに当たって、その内容に関して事前に報告させたりあるいは修正を求めたという事実は全くないですね。確認です。
○古川俊治君 一緒に勉強させていただいたというのを具体的に言ってください。
○古川俊治君 非常にそれは怪しいですね。これはどうやって作られたのか、誰が作成したのか。委員会の中で今発言されたから間違いないですね、もう一回、この報告書の起草はこれすごく大変だと思う、長い報告書ですから。これはまさに官僚仕事のような気がするんですが、まさに委員の人たちがやったと...全文を見る
○古川俊治君 大臣、これは傍聴したということで、恐らく何らかの示唆はされたというふうに私は理解をしているんですが、いずれにしても、こうやって一生懸命エビデンスを否定しようとしても、どうしても科学的に綻びがありますから、このデータを見る限りは、これはどうやったって十ミリや二十ミリが...全文を見る
○古川俊治君 いずれにしても、一から二十という基準は、これは一般公衆に対して向けられているものですから、ここはもう大臣も御存じだと思いますけど、子供の放射線感受性というのは二から三倍高いと言われているんですね、リスクがすごく高い。  この結果、累積十ミリシーベルトから二十ミリシ...全文を見る
○古川俊治君 本当に信じられない話ですね。二倍以上の違いがあっても、それはもう構わないと、オーダーの違い。すなわち、これ言っていることは、十のレベルで違いが起こらなかったら同じとみなしちゃっていいと言っているわけですよ。それを一々基準として、例えば毎時三・八マイクロというのが出て...全文を見る
○古川俊治君 平均値をお取りになるということは、要するに、もう例えばゼロとその倍があった場合には、倍のところで体育をやっても構わないという考え方ですね。答えてください。
○古川俊治君 それは、資料があってそう答えているのか本当に疑問なんですけれども。本当に認められていないのかどうか。  ただ、今、土だけではなくて、隣の木とかそういうところにも全部付着しているわけですよね。当然、そうした集積の強いところに行けば、これは被曝放射線量は高くなるわけで...全文を見る
○古川俊治君 一回だけやってそれでそれを全ての基準にしよう、今後の対応の基準にしようと考えたのはどういう理由かと私は聞いているんですよ。
○古川俊治君 これは、一回だけだとその測定誤差というのも十分にあります。やり方によって著しく違うんですよ。一回測ってって、これはデータが一個しかなくてですね、こんなことで今後の対応を全て決められたらたまったもんじゃないですよ。極めて非科学的ですよ、これは、やっていることが。  ...全文を見る
○古川俊治君 その前に、対策としてまず校庭のことをやらなきゃいけないと思うんですよ。それはシンチレーションカウンターを付けたって、校庭の影響を一ミリシーベルト以下にすると、できるだけ低減させるんだから、校庭に対して何か処置をするはずですよね、それはどうなんですか。する場合に、この...全文を見る
○古川俊治君 あえて多額の国費を使ってやるわけですから、この基準が、一回の実験でやって、これが全くやっぱり問題だったということになると、本当にかわいそうなのは生徒たちですよ。これ数回実験繰り返すだけです、簡単ですよ、こんなの。穴掘って測るだけなんですから、言ってみれば。それを是非...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。  最初に、自見大臣、お聞きいたしますが、現在の被災地域の企業、特に中小企業でございますけれども、その企業における資金のニーズの状況について、どのような根拠に基づいてどのように把握されているのか、お...全文を見る
○古川俊治君 先日、私どもも委員会の方で現地へ行ってきたわけなんですが、まさに今政務官がおっしゃったようなことを聞いてきたわけです。  今回の法案でございますけれども、政務官の答弁では、金融機関が地域経済の再生のために貢献したい、そういう意欲を持ってもらう趣旨で作成されていると...全文を見る
○古川俊治君 今のお答えからしますと、今回のこの法案の趣旨でございますが、すなわち地域経済を再生するために金融機関に頑張ってほしいというのだと、今回の法案を通しただけではまさにそれが達成されないということですね。中小企業が頑張っていくようなスキームがほかの部署で作られない限りは無...全文を見る
○古川俊治君 具体的に、その事業再生の資金投資が起こっていると、設備投資が進むような環境にある地域を教えてください。
○古川俊治君 根拠のない憶測で話をしてもしようがないと思うんですね。やはりしっかりとした産業をつくっていくためには何ができるかということを政府の方でよく御検討されて、その上でしっかりとした総合的な政策をお作りいただきたいと、これを是非お願いしたいと思います。今日お聞きしていた答弁...全文を見る
○古川俊治君 そこはまだ決まっていないということですけれども、それでは、今回の法案におけるスキームで、金融機関から資本参加に対する要請があったという場合に国が資本参加するに際しまして、各金融機関の中小企業に対する既存債務の取扱いについてどういう考慮をされるんでしょうか。
○古川俊治君 私が申し上げているのは、復興していくためには既存債務の取扱いが重要だろうと申し上げているんですね。だから、国が資本参加において金融機関の評価をするに当たって既存債務の取扱いについてどういう基準でどういうふうに見ていくのかと、その評価の方法をお聞きしているんです、具体...全文を見る
○古川俊治君 客観的に国が何かの基準を持って判断していかなきゃこれは不公平になるわけですね。  それなので、今るるおっしゃったようなことについて、国が資本参加の額あるいは是非を決める上でどういう視点で見ていくか、その評価の方法を教えてくださいと。何でも書いてあればいいというふう...全文を見る
○古川俊治君 その場合に、そうすると、一律の基準がないというんですけれども、どうやって評価するんでしょうか、それでは。額を決めるときにも、十分な額と言いましたけれども、申請どおりに認めるということですか。どうやって国の方が評価していくのか、その評価の方法です。これは客観性に堪える...全文を見る
○古川俊治君 正直言って分からないんですけど、これ以上お聞きしても時間の無駄になりますから。全体的に評価するというのは評価していないのと同じなんですよ、正直申し上げて。そこをよくお考えいただくということで。  しかしながら、私は、是非、既存債務の取扱い、やはり中小企業に対してイ...全文を見る
○古川俊治君 私がお聞きしているのは金融機関についてなんですけど、債務免除した方についてなんですけど、今お聞きしていると違う方もお答えになっているようなんですが、いかがですか。金融機関についてなんですけど、今のお答えは金融機関についてでよろしいですか。
○古川俊治君 最初のだけをお聞きしたんですけれども。  その場合に、これ、任意の合意による、当事者間の合意による、すなわち金融機関の方がこの企業に頑張ってくれという意味で債務免除をすると。これは税法上の取扱いとして損金として処理できますね。もう一回重ねて御質問でございます。
○古川俊治君 合理的な再建計画とはどのような再建計画でしょうか。
○古川俊治君 当事者同士で話し合って、これは合理的というふうに認められればよいということですね。
○古川俊治君 ですから、その合理的な評価というのは、当事者間の合理的な評価であればよろしいということですね。合理的かどうかは評価が要りますから、それに対しては誰がそう評価したかの観点の問題が入ると思いますのでお聞きしているんです。
○古川俊治君 私、先日のレクチャーでお聞きしたときには、まず第三者が入るあっせん等が行われた場合、あるいは行政機関や弁護士等の仲介者というふうに伺ったんですが、そうではなくて、当事者間の合意でいいということですね。
○古川俊治君 では分かりました。それでは、当事者間の合意に基づき、その合理性にいろいろ判断がありますけれども、これは当事者間の合理性の判断でよろしいということですから、それで積極的に債務免除をしていただくということになると思います。  今回のその法律に言う震災特例金融機関の定義...全文を見る
○古川俊治君 相当程度というのをもうちょっと別の言葉で言ってください。相当程度というとちょっと分からないんですけれども。
○古川俊治君 そうすると、その被災地に関係したこの東日本大震災の影響で、特にその地域の金融ということから考えると、被災地以外の企業を対象としている金融機関でもそれはよろしいということですね。そこの、ある地域、被災地以外の地域の復興ということにそれが必要であるという場合でもよろしい...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、被災地域に一切ない金融機関では駄目ということでしょうか。一切取引企業がない金融機関では駄目ということですか。
○古川俊治君 これは法解釈の場合の、まさに答弁は趣旨の考え方になりますから、後に裁判等になった場合これは結構問題になりますのでその点をはっきりしておきたかったので、今の御答弁でいいと思います。分かりました。ありがとうございます。  今回の法案では、震災特例金融機関については、経...全文を見る
○古川俊治君 この収益性の見込みをお求めになるんですけれども、効率性の見込みは問わないことになっているんですね。しかし、金融機能強化法におけるこの収益性指標と効率性指標というのを見ますと、論理的に効率性指標が計算できなければ収益性指標も計算できない、そういう論理関係になっているん...全文を見る
○古川俊治君 私が言っているのは、収益性の見通しを出すときに、必ず効率性の見通しが出てきちゃうんですよ、論理関係からいって。それなのに何でそれは省かれているのかということを聞いているんです。
○古川俊治君 収益性の見通しが出なければ、計算できなければ効率性の見通しが計算できないという式になっていますけど、ここには、いただいた式では。何でそれなのに見通しが計算できるんですかということをお聞きしているんです。算数の問題ですよ、これは。明確に説明してください。
○古川俊治君 平素は、平時の場合は収益性も効率性もだから目標値を定めなさいと言っているんですよ。これは矛盾なくできる、やるわけですね。だから、今回だって効率性の見込みを求めた後、矛盾なくできますよ。同じことですよ。どのみち途中で出さなきゃいけないんですから。だから、両方求めたらい...全文を見る
○古川俊治君 はっきり言ってそれは両方出るんですよ、計算すれば。だから、今のは御答弁になっていないんですけれども、時間が来たのでここで終わりにします。
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。  質問に先立ちまして、先週末の豪雨で亡くなられました福島、そして新潟の皆様方に心からお悔やみを申し上げます。  今回は原子力損害賠償の問題をこれから議論するわけですけれども、その中で私は一番懸念さ...全文を見る
○古川俊治君 私は、なぜ差し当たり健康に問題はないと言ったのか、その根拠についてお聞きしているんです。お答えください。
○古川俊治君 私、まず今政府のこの対応で一番問題となるのが二点あるんですね。  そのうちの第一点は、これ一点のモニタリングデータを根拠として広い範囲のことを考えているんですが、常にそうです。どこまでを区域を指定するのか、あるいはそういった役人としての作業ばっかり考えていて、現実...全文を見る
○古川俊治君 そうして高い場所があるのに、なぜ二十ミリシーベルト、一律の基準でいいんですか。それをお聞きしているんですけれども。今そのことについてお聞きしているんですよ。  どうして、じゃ政府は、高い場所がある、そういうことを御存じながら、一律の基点で安全だということを言ってい...全文を見る
○古川俊治君 今大臣がくしくもおっしゃいましたけど、このICRPの基準と言うんですね、常に政府はこれに超えるか超えないかというだけで判断するんですね。それは実際に福島の住民の皆さんの健康に影響があるかどうかとは、基準を超えるかどうかという問題は全くこれ別問題にすり替えられているん...全文を見る
○古川俊治君 サイエンスからいえば、十九・九と二十・一はほとんど差がないと答えるんですよ。この差がないものを全然違う規制でやっている、これが実態なんですね。それは明らかにおかしいわけですよ。  もっとこれ、二十が基準、このICRPの基準が引っかかっているのはいいですよ。じゃ、十...全文を見る
○古川俊治君 二百五十台じゃ全然少ないですよね。これ、一台四万円ぐらいで売っているんですよ。それはやはり物すごい数をどんどん配付をして、実際、今現実にこの被曝を避ける手段はそれしかないんですね。  ずうっと今日、第二次補正で個人の累積線量計付けたと言っていますけど、あれは一定期...全文を見る
○古川俊治君 やっぱりこれ、是非お約束をさせていただきたい。これしか現実に皆さんが被曝を避ける方法はないんですね。これは、何で今まで本当に政府はやってこなかった。この怠慢は、児玉参考人、すごく怒っていますよね。ずっと言っておられました。  今日ちょっと議員の皆さんにはお配りした...全文を見る
○古川俊治君 この結果、ここに出ているように明らかにがんが増えているんですね。これは、そういう総合評価をしたって、これ委員会がほとんど業界の人なんですよ。調べてみましたか、これみんな業界の人ですよ。たばこや飲酒との関連性が否定できないというレベルで、これを全部結局ないという話にし...全文を見る
○古川俊治君 これ、広く救済するということでありますから、是非、今被災民の皆様方、ある意味で後手後手に回った政府の対応によって被災されているわけですから、これ十分にこの補償をしていただきたいと、こう思います。  最も考えられるのは、がんの発生の問題であります。一番やっぱり問題な...全文を見る
○古川俊治君 いいですか、それで本当に福島県の皆さんが納得するかどうか。あなたの責任感というのは口だけなんですね、全く。もうこれ以上のやっぱり被害は本当、速やかに辞めていただいて、これ以上被害が広がらないようにしてください。  先ほどおっしゃいましたけれども、文部大臣、くしくも...全文を見る
○古川俊治君 私は補償の問題について言っているんです。それはどうでしょうか。今は健康管理だけの話ですね。だから、補償の問題について話してください。
○古川俊治君 だから、その基本的なデータが出る前にがんで亡くなる方がいるから、その場合に因果関係の判定をどうすると考えているのかと聞いているんです。お願いします。
○古川俊治君 分かっていないんですよ、大臣、三十年たたないとそのデータが出てこないから、相当因果関係の判定が難しいと言っているんです。三十年待たなきゃ出てこないんです、因果関係があるかどうかという、その基本調査のデータが。だけれども、十年たってがんで亡くなる人はいるから、そのとき...全文を見る
○古川俊治君 この調査の内容についてもうこれ以上申し上げませんが、福島県がやっているお話ですけれども、どこにいたか、こういうアンケート調査方式でやっているんですね。ところが、その記憶も不正確ですし、あるいはそれを被曝量を当てはめる、それも先ほども言いましたけれども、まだら状になっ...全文を見る
○古川俊治君 より迅速な賠償をもう早期にやっていただきたいんですね。  もう一つ伺っておきますけれども、これも被災地の、被災地全体についてですけれども、やっぱり民間の医療機関、特にこれ診療所への支援が弱くて、もうみんな今の被災地では診療を諦めるしかないと、こういうやっぱり意見が...全文を見る
○古川俊治君 これ是非、第三次補正で進めていただかないともう本当に地域医療は崩壊しますので、是非ともお願いします。まあ前向きな検討がうそではなかったという今のお話なんで、多少はほっとしました。  これから、残された時間で一つだけ、この原子力損害賠償機構法、支援法ですね、この機構...全文を見る
○古川俊治君 これ、今長々と御説明いただきましたけど、実はこれ、法律学的に極めて難しい問題です。私、一時間前に、もう質問通告をしてずっとたって、一時間前にどうなったって聞いたら、答えられないと言うんですね。まだ決めていないんで、恐らくそういう仮定の場合をつくって答弁するだろうと思...全文を見る
○古川俊治君 いいですか、もう時間だからやめますけれども、菅さんが先ほど、総理大臣が先ほど要らない話をしたからです。(発言する者あり)そうです、そうですよ。だから、それはですね……
○古川俊治君 いいですか、じゃ、そのことで申し上げますと、この法律はやはり問題があるんで、今後検討していただきたいと思います。  以上で私の質問を終えます。
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
議事録を見る
○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。  私は野田大臣にお聞きをいたします。  三党合意で、子ども手当を廃止して児童手当に戻す、それから来年度から高速道路無償化も廃止をする、高校無償化それから農家の戸別所得補償もこれも見直しをするとい...全文を見る
○古川俊治君 私、この質問で、昨日の答弁なんですけれども、事業仕分などにより、二十二年度二・三兆円、二十三年度〇・三兆円で計二・六兆円。それから埋蔵金等で九兆円。それから租税特別措置等の見直し等で約一・三兆円なんですね。結局、これをお答えになって、以上を合わせると十兆円を超える財...全文を見る
○古川俊治君 これはまあ大臣も認識しているんで言いたくはないんですけど、恒久財源と一時的な財源は全然意味が違いますから、それはもうお分かりのとおりだと思いますね。もし、これで代表に選ばれて総理大臣になられた日には、明確にマニフェストのことについて国民に御説明いただきたいと、このこ...全文を見る
○古川俊治君 それは二〇一五年からの更なる増税幅ということでよろしいでしょうか。
○古川俊治君 先ほど成長なくして財政再建なしというお話ございましたけれども、これは今の民主党の代表選でも増税反対ということを旗印として戦いになられる方々がいらっしゃるという報道を受けておりますけれども、これ、野田大臣、成長戦略、成長を基本として考えていって、その分もちろん増税すれ...全文を見る
○古川俊治君 この成長戦略シナリオがもし仮に、非常に今難しいというふうに考えていますけれども、それがもし実現するとしても、二〇一五年から更に三%消費税を上げなければ二〇二〇年プライマリーバランス・ゼロということは達成できないと。仮に、ただ成長戦略シナリオが達成しても、名目成長率が...全文を見る
○古川俊治君 現在は震災等に起因する重大な経済上のリスクは顕在化している場合なんですか。
○古川俊治君 ですから、今はどうなのかと。その判断はしていないということですか。現在がリスクは顕在化している場合かどうかは分からないということですか。
○古川俊治君 そうすると、その議論に至っていないということは、現在は顕在化をしていないから柔軟かつ機動的な財政運営をする必要がないと認識しているということですね。
○古川俊治君 これ、中期財政フレームなんで、いいかげんじゃ困るわけですね。そのとき必要になったらやっぱり出費をして、結局この目標は後送りになるということのないようにフレームを作るわけですから。こういう一言が入れば幾らでも、今の解釈でいいますと任意に政府がこれを後ろにずらすというこ...全文を見る
○古川俊治君 これから何らかの、現在の状況よりも経済財政状況が悪化しない限りはこのプライマリーバランス、赤字半減二〇一五年目標は守れるということでよろしいですね。
○古川俊治君 野田大臣は、震災前の財務金融委員会で、社会保障の分野の中でもより効率的に実施できる分野もあるというふうに思いますと。それについては、十二日に検討本部の会議が、三月十二日のことなんですけれども、この検討本部の会議がございますと。私の方からも社会保障の在り方についてそう...全文を見る
○古川俊治君 これは効率化という言葉をずっとお使いになっていますけれども、実は機能強化のところもございまして、税と社会保障の一体改革では医療費はむしろプラスになるんですね、二〇一五年までですけれども。それはそれでよろしいという御判断ですね。
○古川俊治君 もう一つ伺いたいのは、この中で民主党の目玉政策であった税財源による最低保障年金の創設、これは金額が書かれていないんですね。これについてはどういうふうな財源の手当てをされるつもりでしょうか。
○古川俊治君 そうすると、二〇一五年、平成二十七年度はその先ですから、その先においては更に社会保障支出が増えるということになりますね。
○古川俊治君 いずれにしても、二〇一五年、これは始まらないんであればその先ですね、その後二〇二〇年までのスタンスの中ではこれ入れなきゃいけないんですよ。そうすると、さらに社会保障費、年金の費用を賄うためには何らかの税財源が必要になってくるわけですよね。  そうすると、先ほども言...全文を見る
○古川俊治君 これは税と社会保障の一体改革の中でしていけばいい議論だと思いますけれども、今後、年末までにおまとめになるというふうに考えていますが、年金制度、全く今のところ、どういうものを本当につくっていくのか、そのために幾ら掛かっていくのか、全く民主党の方で見えていないんですね。...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、いつまでですか。
○古川俊治君 じゃ、四年間の任期というお話なので四年間ということで伺いましたけれども、その任期中に必ず果たしていただくと、これをお約束をいただきたいと思っています。  最後に為替の話をしますけれども、先ほど林議員も言いましたが、為替介入というのが本当に効果が上がると言われている...全文を見る
○古川俊治君 だから、協調介入が行われる可能性については高いのか低いのか、それについてどうなんですか。これ行われないとすれば、やっぱり野田大臣の努力が足りないんじゃないでしょうか。
○古川俊治君 なぜ言及するときではないのでしょうか。
○古川俊治君 介入の可能性をずっとほのめかしているから、このところ警戒で円安に振れているんですね、少し。ですから、先ほど舟山議員言ったように、やるやると言って、そのアナウンスメント効果はありますから、これ実際にやって評価損が増えるよりも、もうここでもう一回やるやると言ってそのまま...全文を見る
○古川俊治君 単独介入を行った場合にはやはり効果はほとんどないというのは過去の例で多く出ていますので、これで円高が落ち着くようであれば私は介入の必要はないんではないかと考えています。その分やっぱりお金の方が大事ではないかと考えていますので。  以上で質問を終わらせていただきます...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。では、座って質問させていただきます。  私は瀬谷参考人にお話を伺いたいと思っております。  本日はどうもありがとうございます。  被災地の状況について、特に今お聞きをしていて、これは除染あるいはやっぱり放射能の安全性の問題が福島にとって大...全文を見る
○古川俊治君 極めて現実的な視点で今おっしゃっていただいたんで、大変有り難いと思います。是非、我々も参考にさせていただいて、是非県内の御意見をまとめることにも一躍、また御活躍いただいて、よろしくお願いをしたいと思っております。
○古川俊治君 ありがとうございました。  では、私の質問は終了します。
○古川俊治君 自由民主党の古川ですけれども、続きまして私の方から質問をさせていただきます。  七月二十九日の復興の基本方針、覚えていらっしゃると思いますけれども、この中で、平成二十七年度末までの五年間の国、地方の復興事業規模は、少なくとも十九兆円、十年間では二十三兆円とされてい...全文を見る
○古川俊治君 総理、御存じのように、阪神・淡路の場合と今回の東日本大震災の場合には、その被災地の広域性あるいは被災地における人口動態あるいは産業の在り方、これがもう全く前提が異なるんですね。これ参考にして、そしてどうやってはじき出したんでしょうか。それを具体的に教えてください。
○古川俊治君 財務大臣、今の御発言ですが、積算根拠を出していただけますね。いいですね。それで積み上げたというんなら出してください。
○古川俊治君 今の御説明よく分からないんですが、いずれにしても、阪神・淡路を参考にしてそれをあてがって出したという御説明ですね。それでいいですね。だったら、積算根拠は出せますね。
○古川俊治君 財務相、それは一つの経験言っただけの話で、何にも積算根拠になっていないんですよ。お分かりでしょう、それは。  じゃ、これ時間もったいないので、総理、伺いますけれども、今、四か月たちました。被災県、この間、塚田議員からも本会議で質問があったように、三十兆掛かるという...全文を見る
○古川俊治君 だから、これ、少なくともというのはどういう意味なんですか。少なくとも十九兆とか二十三兆というのはどういう意味なんですか。  総理はこの間、何で予算の提出が遅れたかということについて、本格的な復興復旧を総合的かつ計画的に進めていくために検討したと言っているんですね。...全文を見る
○古川俊治君 今後まだ増えることがあるというお話で、これから分からないというお話でございましたけれども。  これ、復興債、今回十一兆五千五百億円出すんですね。復興債は、これ復興基本法の第二条の基本理念に従ってやるその復興施策のそれを賄うために国債を出すということになっているんで...全文を見る
○古川俊治君 具体的な定義付けを教えてください。
○古川俊治君 好影響というのはどういう意味ですか。何でも含まれるんでしょうか。
○古川俊治君 何に関連があるんですか。
○古川俊治君 じゃ、今回の第三次補正で全国防災費というのが入っているんですよ。これ、被災地とどう関係があるんですか。
○古川俊治君 だから、最初から違っているんですよ、言っている答弁が。被災地の、それだってそうですよ。それが違っているから、さっき言った答弁は間違っていると私は指摘しているんですよ。  だから、全国防災費とか立地補助金、住宅エコポイント、節電エコ補助金、こんなの真に被災地の復興に...全文を見る
○古川俊治君 これは復興の予算十九兆、五年間で十九兆というお話ですけれども、そのうち六兆円は一次補正、二次補正で出ていったと。そのうちの二・五兆円は年金財源を借りてきているんで、その分復興債でやるという話なんで、これトータルすると十五・五兆円復興債なわけですね。そういうことになる...全文を見る
○古川俊治君 だから、膨らませる可能性があるんだったら、一般予算の削減を満たせない分全部回せるでしょうとおっしゃっているんですよ。  この点について総理にも伺います。これ、会計開いたって、結局のところ、特別会計をつくっても、今日だって既にルーズなものがいっぱい出ているわけでしょ...全文を見る
○古川俊治君 三兆四千五百億円以上出す可能性が十分あるということですね、そうすると。ないんですか、これは。財務大臣はもう上限だとおっしゃっていますよ、この間衆議院で。
○古川俊治君 税外収入を充てるということでよろしいですね。それはこれ以上増やさないということを約束していただいたものと思います。  一点、復興の基本計画によれば、二十七年度末までに十九兆円というところで、このお金は、実は原則として、原子力損害賠償法、原子力損害賠償支援機構法に基...全文を見る
○古川俊治君 これ、原子力損害を、もちろん原子力損害については原子力事業者が責任を負うという法律ですから、これは第一次補正において、これは原発によって避難せざるを得なかった皆様の災害の救助費用とか、あるいは地方交付金のうちで地方公共団体が除染などに使ったお金というのは、これは全部...全文を見る
○古川俊治君 では、この基本方針の原則として求償するというのはどういうものなんですか。原則としてその経費は含まれていない、この原則としてというのは求償しないことができるという意味でしょうか。
○古川俊治君 この復興費用のもちろん償還された財源についてなんですが、これはどのように用いられる予定ですか。
○古川俊治君 大臣か総理に。お答えください。
○古川俊治君 償還して、結局のところ、これはその分は使えていなかったですね、復興に。元々が十九兆円の中には原子力損害は含まれていないという前提なんですよ。だから、戻ってきたお金は償還するんじゃなくて、当然復興事業に使わなきゃいけないでしょう。何言っているんですか。
○古川俊治君 それだったら、それを除いて十九兆って、戻ってくる分が少なくなっちゃうじゃないですか、復興事業から。そうでしょう。元々はそれを除いて十九兆になっているんですよ。原発事業者が負う責任は入っていないんですよ、十九兆の中に。そう書いてあるんですね。そうしたら、その部分が戻っ...全文を見る
○古川俊治君 今細かい答弁でよく意味が、時間がもったいないから先へ行きますけれども、なるべくたくさん求償してもらえばそれだけ復興予算が増えるわけですから、それをお願いしたいと思います。  税と社会保障の一体改革について伺いますけれども、八月五日に閣議決定された「日本再生のための...全文を見る
○古川俊治君 これね、総理、二〇二〇年までにプライマリーバランスを均衡させるって財政運営戦略に書いてあるんですね。そのとおりですよね。二〇二〇年度における消費税、これは成長シナリオでも一二・八から一三・一であって、前の国会で、総理、私に答えているんですよ。だから、二〇二〇年には、...全文を見る
○古川俊治君 安住大臣に聞いたわけじゃないんですけれども、これ、全く矛盾しているんですね、成長戦略の中身と税と社会保障の一体改革が。これ、政府として責任ある対応と言えませんよね。税は税で話をする、社会保障の部分は社会保障でやる、成長戦略は別に何か書き込んでおいて適当に三%と書くわ...全文を見る
○古川俊治君 答えになっていないんですけどね。  大臣、もう時間もないので、これ第二次補正予算が、これはすごく小さく終わってしまって、時間が四か月遅れたというのは我々ずっと指摘してきたことですね。今、振り返ってみて、これはかなり遅れたと、あのときに、第二次補正予算のときに復興債...全文を見る
○古川俊治君 駄目、駄目です。総理に聞いているんです。
○古川俊治君 それ、総理、そう言っていますが、十分出せた。  四月にはもう三党合意できていたわけですよ。もうあのタイミングで我々すごく復興基本法、早期に作りましたよ。いつでも復興債を出せる状況だったじゃないですか。ずっと言ってきたんですよ。あれは、まさに菅総理大臣が自分の在任中...全文を見る
○古川俊治君 やっぱり初志は大事にしていただきたい。お若くして総理になられて、僕は立派だと思いますよ。だから、やっぱりそこで、野田さんの自分の方針というのをしっかり貫いて解散していただきたいと思います。  これで一周するので、質問を終わります。
11月30日第179回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○古川俊治君 自由民主党の古川俊治です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案、いわゆる財源確保法案等について、賛成の立場から討論をいたします。  震災から既に...全文を見る
12月07日第179回国会 参議院 憲法審査会 第3号
議事録を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  この調査会、私は初めて加わらせていただきましたけれども、今までの経緯を見ますと、何回か参考人質疑あるいは公聴会等が行われ、しかしながら、最近は委員間の相互の意見交換が多いというふうに見ております。  今日ここでお話合いがありましたように...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○古川俊治君 初めに、自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。  大臣、私も外科医でございまして、消化器外科をやっておりますので、今までもB型、C型を問わず肝炎の患者さん、特に肝臓がんになられた患者さんの手術をたくさん担当してきました。また、残念ながら多くの患者さん...全文を見る
○古川俊治君 私は、なぜ裁判所のを受け入れることにしたかと。真摯に検討したということですけど、その内容を教えてください。裁判所が受け入れろと言えば何でも受け入れるんですか。そうじゃないでしょう。
○古川俊治君 個別に解決していくという道も当然あるわけですよね。個別に因果関係をしっかり判定していくというのが通常の訴訟のことだと思いますけれども、何でこれを集団で解決することにしたんですか。
○古川俊治君 それでは、これから先も、広域にたくさん苦しんでいらっしゃる患者さんがいらしていると、そういう状況であればこれは和解に応じるんですね、国は。
○古川俊治君 それでは、個々のケースの判断があるわけですよね、なぜこのB型肝炎訴訟の場合は和解をしたんですか。
○古川俊治君 最高裁の中では因果関係を一つ一つ判断していますよ、ですからそれはそれでいいんですけれども。  これ以上、水掛け論になりますから次に行きますけれども、では、この全国B型肝炎訴訟原告団とそれから弁護団ですか、基本合意書はなぜこの二つの団体と結んだんでしょうか。
○古川俊治君 私が申し上げているのは、基本合意書を結ぶ相手方として適格かどうかということを申し上げているんです。法的な話なんです。おっしゃってください。
○古川俊治君 権利能力なき社団の場合、契約書を結ぶことは恐らくあるとは思います。しかしながら、最高裁の昭和三十九年十月十五日によりますと、権利能力なき社団と言い得るためには、団体としての組織を備え、そこには多数決の原則が行われ、構成員の変更にもかかわらず団体そのものが存続し、しか...全文を見る
○古川俊治君 権利能力なき社団としての、今のおっしゃった内容の、そのための要件が今私が申し上げたような権利能力なき社団の要件なんです。だから、この点を確認しているかということです。民訴法二十九条の団体たり得るためにこの要件が必要だということを申し上げているんです。
○古川俊治君 団体として訴訟に応じた場合の法的な効力はその構成員に及ばないというのが法的な考え方でありますけれども、これ、各構成員の方々、原告の皆さんにこの判決文が及ばないで意味があるんですか、この基本合意書は。
○古川俊治君 これは、裁判は国と当事者の患者さんの皆さんで起こっているんですよ。原告団で起こっているわけじゃないでしょう。
○古川俊治君 今起こされているじゃ訴訟に限定してもいいでしょう。その原告の皆さんは全てこの団体に加入しているんですか。全て同意をしているんですか、この内容に。弁護団の方はどうなんでしょうか。
○古川俊治君 その方々は何でこの内容に拘束されなきゃいけないんでしょうか。
○古川俊治君 今後、国がやっていく中、今その基本合意書を作りましたね。ところが、これからやっていく訴訟って相手方もまだ決まっていないんですよ。そうですね。これから訴えられるかもしれない患者さん、誰が相手方になるか、その方々が国を訴えるかどうかも分かりませんよね。その場合に、何でこ...全文を見る
○古川俊治君 あなたね、集団訴訟、集団訴訟っておっしゃっていますけど、民訴法の根拠はこれ共同訴訟でしょう。共同訴訟ですね、民訴法上のね。それって、今実際に行われている訴訟って共同訴訟になっているんですか。
○古川俊治君 今七百件ぐらい起こっているって先ほど御説明ありましたけれども、それが全て共同訴訟になっているわけですね。
○古川俊治君 その共同訴訟になっていない部分について、この基本合意書がなぜ拘束力を持つんですか。私は、この基本合意書が今後の国の全ての訴訟において基準となるということについておかしいんじゃないかということを申し上げているんです。
○古川俊治君 あなたがどう考えるか別としまして、これ、訴訟の中で一対一で決めていくんですよ、原則を。そして、そこで初めて拘束力が生まれてくるんです。これが訴訟の原則ですよ。最初から決めて国はこうするんだと言っていって、別にこれから先に拘束される理由もないんですね、国側は。一つ一つ...全文を見る
○古川俊治君 その使い道について確認しますか、国の方は。そのことを聞いているんです。
○古川俊治君 五億円を出しなさいと裁判所から言われたからって、それは理由を聞かなかったんでしょうか。
○古川俊治君 今回、合意されたということで、それは我が党もそのときにはその内容でそういう合意があったということは認めます。ですから、これは多くの国会議員の判断だったことはそうだと思うんですね。しかしながら、こうして全面的な和解という方法を取ってそれぞれについてしっかり考えていかな...全文を見る
○古川俊治君 何月何日にどのような形で説明をしたんでしょうか。
○古川俊治君 国民からの意見は聴取しましたでしょうか。
○古川俊治君 国民の皆さんが合意しているということはどうやって確証を取ったんですか。これ、発表があってから突然七千億の増税というのを発表されたように私は記憶しているんですけれども。
○古川俊治君 これ、来年度に、結局本年度は補正予算で五十億ですか、ある分だけしか予算が手当てできませんでしたので、これから一・一兆円を五年間分で来年度にやるというのが修正の内容になっていますけれども、この点、厚生労働省は、一・一兆円についてですけれども、裁量的経費の削減とか、ある...全文を見る
○古川俊治君 来年度は何ですか、それは。どれが財源ですか。
○古川俊治君 法律には、来年度中に二十八年度までの税制、財政上の措置を講じることになっているんですよね。この点はいいですね。来年中にやるんですね。
○古川俊治君 できる限り裁量的経費も削って、厚生労働省の内部の問題から出てきたものですから、その点で処理していただきたいと思います。できる限り、復興のこともありますから、税金に頼らないようにお願いしたいと思っています。  平成十六年の高裁判決においては、国の方は昭和二十六年度に...全文を見る
○古川俊治君 私が申し上げているのは、六十二年の通知が出たから六十三年に通知を出すことにしたんですね。だけど、実際は、裁判所の認定では、昭和二十六年にはもう医学的知見が集積されていたと、だからそこで指導を徹底するべき義務があったって認定しているんですよ。そこで長期間遅れてしまった...全文を見る
○古川俊治君 医学上の知見が確立しているのにやっていないことなんて山ほどあるんですよね。御存じのように、ワクチン行政においては、HPVだってまだ定期接種化していませんよね。Hibもやっていないし、肺炎球菌もやっていないんですよ。それから、そのほかにも、例えばアメリカの薬が今日本に...全文を見る
○古川俊治君 今おっしゃったように、高裁判決では、私はこの判決の内容はちょっと行き過ぎじゃないかと思っているんですけれども、まあそれはさておき、昭和二十六年には、高裁の認定では、医学的な知見が国内で形成されてとなっているんですね。今回の和解内容では、昭和二十三年の接種当時からの患...全文を見る
○古川俊治君 欧米での知見が確立されると、その瞬間に、そのときに厚生労働省が何か国内で指導や規制を行うという義務化はするんでしょうか。
○古川俊治君 そうすると、今でも、欧米の論文で、最新の論文で発表されたら、その瞬間に何か策をやるということですか。今おっしゃっているのはそういう内容ですよ。
○古川俊治君 私が申し上げているのは、国の方に、我が国の裁判所で取られた考え方は、二十六年には医学的な知見が国内でできていて、だから国の方は義務があるという判断をしているんですね。  その間、厚生労働省内で、この二十三年から二十六年の方々の接種に関することは話題にならなかったん...全文を見る
○古川俊治君 昭和二十六年というのは、これはサンフランシスコ講和条約の年なんですよね。その三年前ですから四八年ですか、戦後三年後、あるいは三年前は、この議員の中だとまだ生まれていない人も結構いるんじゃないかと、私もそうですけれども。  これは正直申し上げて、平成十六年の判決、そ...全文を見る
○古川俊治君 この無過失補償についてはもういろんな論点があるんですね。どういった疾患を対象にするか、それから医療行為との因果関係はどのように判定していくか、これもうそういった審議をやるだけで物すごい労力が要るんですね。残念ながら、それはあの検討会の中の様子もちょっと見ましたけど、...全文を見る
○古川俊治君 何でそれが科学的にあり得ないと思いますか。だって、C型肝炎って針刺しで起こるんですよ。C型肝炎の保菌者から当然使い回しをすれば起こるでしょう。お願いします。
○古川俊治君 C型肝炎は、ですけれども、感染力はあってもうやっぱり針刺しでうつっているんですよ、実際。それは認めざるを得ないですね、どうですか。針刺しでうつらないんですか。
○古川俊治君 針刺しで実際起こるというのは事実なんですね。それが予防接種のレベルで起こるかどうか、これは是非検討していただきたいと思います。  お約束いただけますか、大臣、C型肝炎も含めて検討するということで。
○古川俊治君 感染力は違いますけれども、実際に感染はするわけですね。それはもう医療の現場を見れば明らかですよ、患者さんあるいは保菌者からの針刺しによって起こっていますから。  それで、今ずっと輸血をしてきて輸血の肝炎が起こってきた、あれだけC型肝炎が広がってきたというのは、これ...全文を見る
○古川俊治君 B型はまだインターフェロンの効果が十分じゃない。ただ、それでも三〇%程度の奏効は認められるようになって、これからいよいよ様々な薬もトライされていますし、遺伝子治療も始まります。遺伝子治療ですと、直接にこれは反対側の遺伝子を封入をして治療ができるということで、これはか...全文を見る
12月16日第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○古川俊治君 私も最初に質問をさせていただきます。  私は、安里様とそれから仲井眞知事に一問ずつ質問をさせていただきます。  安里様には、私も前から大変沖縄が好きで、学生時代から物すごい優秀なリピーターでございまして、もう何回も伺っているんですけれども、その中で大分訪れる観光...全文を見る
○古川俊治君 問題点というのは特にないと、現在は。
○古川俊治君 環境破壊は今のところ認められていないかということもちょっと伺いたいと思います。