古川俊治

ふるかわとしはる

選挙区(埼玉県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

古川俊治の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○古川俊治君 替わりまして、自由民主党、古川俊治の方から質問させていただきます。  前年度、その三次補正に際してなんですが、十一月二十五日の参議院の本会議で、ここにいらっしゃる塚田理事の質問に対しまして、大臣は、復興復旧に要する資金の流れの透明化を図るということは重要なので、二...全文を見る
○古川俊治君 これは復興庁がやることであって、財務省としては何も考えていないということで、そういうことですか。
○古川俊治君 基本的には復興庁にこれ丸投げをしているというふうに、基本的に復興庁がやることだからという御答弁ですね。  財務省としては責任を持つということなんですが、そこで具体的な表示、今検討していくという話だったので、本会議で、財務省として何か表示を個別に、別にしていくかどう...全文を見る
○古川俊治君 じゃ、復興庁の方にちょっとお聞きしますけれども、今回、復興庁の執行状況、今このホームページで見て、一月三十一日、トータルで五四・六%の執行率ということが書いてありますね。これは安住大臣も随分衆議院の委員会でも聞かれたと思うんですが、現場の感覚としては非常に復興の執行...全文を見る
○古川俊治君 今回のこの特会の改正法ですけれども、東日本大震災からの復興に係る国の資金の流れの透明化を図るとともに復興債の償還を適切に管理すると、これを目的の第一に掲げておりますけれども、一方、復興基本法九条では、国の資金の流れについては、国の財政と地方公共団体の財政との関係を含...全文を見る
○古川俊治君 大臣、地元のことなんでよく御存じだと思いますので、私がどうこう言う義理はないんですけれども。  そのときに、一つこれ阪神・淡路のときのお話なんですが、会計検査院による平成二十二年度の決算検査報告で、阪神・淡路の際の再建住宅の建築又は購入を行う者に対して利子補給金の...全文を見る
○古川俊治君 ちょっと時間の関係で次に行きますけれども、今回のこの特措法なんですが、研究開発税制、縮減されてしまいますね、前年度に比べて。平成二十四年度末で法人税の控除の研究開発税制の部分の控除の上乗せ部分が廃止になります。財務大臣、何回も国会の答弁で新成長戦略の実現ということに...全文を見る
○古川俊治君 同じようなお答えは随分委員会でもされているんで、今の非常に厳しい財政を考えるとそういうことになるんでしょうけれども、一方で、消費税を上げたいということを財務省の方がおっしゃっているわけですけれども、基本的に消費税増税が経済成長に及ぼす影響というのを財務大臣はどう認識...全文を見る
○古川俊治君 経済成長ですね、に及ぼす影響、経済に及ぼす影響でも結構でございます。
○古川俊治君 内閣府の方、今日いらしていますか。  お聞きしたいんですが、内閣府の資料を見ますと、社会保障と税の一体改革をやった場合でもやらなかった場合でも、ほとんど今後の成長率に差がないという結果が出ているように拝見します。これは一月の試算でそう書いてあります、明確に書いてあ...全文を見る
○古川俊治君 時間がないので、なるべく簡潔にお答えください。聞いたことに直接お答えいただければいいと思っています。  今お聞きになったように、財務大臣、言ってしまえば、消費税を上げても、ある意味で定常化しますから経済成長に影響はない、そういう話なんですよ。財務大臣、そう思われま...全文を見る
○古川俊治君 経済条項を入れるか入れないかという今お話になっているようですけれども、私は、長期的に見たら変わらないと。これは定常化するんであるから、別に消費税を上げても実際は変わってこないということであれば、いつ上げても影響ないんだと。これは理論的に、少なくとも試算からはそう出て...全文を見る
○古川俊治君 消費者の皆さんにだんだんだんだん慣れていただく、納得していただきながら上げていくということで三、二なんでしょうけれども、内閣府の去年の八月の試算では、これは二、二、一にしてあったんですよね、最初は。試算の仮置きですけれどもね。二、二、一じゃなくて三、二にしたと、上げ...全文を見る
○古川俊治君 一言で内閣府から答えていただきたいんですけれども、段階的に引き上げた場合と一気に引き上げた場合で、理論上、経済成長に与える影響というのはどうでしょうか。
○古川俊治君 ですから、段階的にやるんであれば、それ、理論的にはこれは一%ずつでも、〇・五%ずつ半期で上げるんでも何でもいいんですけれども、できるだけ細かく上げていった方がいいという話になるわけですよね。  大臣、基本的に、是非政治家として御判断というのは十分分かりますけれども...全文を見る
○古川俊治君 それは、おっしゃることはそれは当然なんですけれども、先ほどちょっと数字、済みません、一六・三から一六・五ですね、それが……
○古川俊治君 消費税を上げる場合ですね。それが二〇二〇年ですね。ちょっと訂正します。  ただ、民主党の中で今議論行われていて、今日、来週までに必ず出すというお話なんで、どういうふうなお話になってくるかこれから私どももしっかり拝見させていただきますけれども、自民党としては、これは...全文を見る
○古川俊治君 最後になります。時間になりましたので一つだけ申し上げておきますけれども、先ほど大臣から、藤井先生の質疑のときに、ジェネリックというのは薬効が同じ薬だというふうにおっしゃっていたんですけれども、正確に言うと、薬効成分が同じなんですね。薬は違います。ですから、有効性と安...全文を見る
○古川俊治君 以上で質問を終わります。
03月27日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○古川俊治君 それでは、古川俊治からお聞き申し上げます。  昨年、政権は、人事院勧告を実施をしないで公務員給与を削減するという法案を提出をしたわけでございますが、これに対しまして、江利川総裁は、やっぱり人事院勧告を実施しないのは、内閣の法律遵守義務、ひいては憲法に抵触する可能性...全文を見る
○古川俊治君 その後、昭和四十八年の四月二十五日、大法廷判決でございますが、いわゆる全農林警職法事件におきましても、最高裁は、公務員の労働基本権を制限する場合には相応の措置を講じなければこれは憲法に抵触するという判断をされております。  そういう意味で、この度、国会の方で人事院...全文を見る
○古川俊治君 分かりました。  以上で私の質問は終わります。
03月28日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○古川俊治君 続きまして、自民党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。  自見大臣、今日、保険業法あるいは銀行の方も聞きますけれども、なるべく短く御答弁をお願いしたいと思っておりますので、御協力をいただきたいと思っております。  この保険業法の改正案について最初に、保険...全文を見る
○古川俊治君 それは大変間接的な、そういうのがうまくいけばできるよという程度のメリットでありまして、これはワーキンググループの中でも随分話されているようですけれども、結局のところ、業界の方のやりやすさを優先したと、そういう改正になっているんですね。  改正法案の二百八十三条の二...全文を見る
○古川俊治君 私は保護に欠けるかどうかを言っているんで、その法案の考えを説明をしろと言っているんじゃないですよ。どうしてこれが許容性があるのかと聞いているんですよ。  そこに、二百三十八条二項四号の、この再受託者が契約者に与えた損害の発生防止に努めたときというのは、これはどうい...全文を見る
○古川俊治君 この条項の解釈を説明しろと言っているんですよ。どういう事例、免責が少ないかどうかなんという話をしているんじゃないんです。
○古川俊治君 非常に抽象的でこれはよく分からない条項になっていると、今答弁していて御理解いただいたと思うんですよね。  やはり契約者というのは、所属保険会社の信頼を当てにしてその商品を買うわけですよね。この規定ですと、まあほかの会社のものだから知らないよと再委託者が言って、うち...全文を見る
○古川俊治君 銀行法の施行規則の三十四条の六十三の第三号では、銀行業についてですけれども、銀行が講じなければいけない措置として、再委託契約の内容を変更させたり、あるいは解除させたりするような制度、こういうものがあるわけですよね。同様の制度は、この保険業法の改正に盛り込みますか。
○古川俊治君 このほかにも、保険の移転という問題がこの法案には書かれております。これも契約者にとっては、勝手に保険会社が移っちゃうわけですから、普通でいえば不利に置かれるというふうに考えられるんですね。  この制度について、契約者のメリットは何がございますか。
○古川俊治君 これも同様に、かなり間接的な、そういうのがうまくやれば期待できるというような効果なんですね。私、別に保険業が広がることをどうこう言うんではなくて、やっぱり契約者の保護ということを考えながら、業界もやりやすいように進めていただきたいと思っておりまして、是非注意をして下...全文を見る
○古川俊治君 今、移転対象契約の選定基準の合理性と明確性、こういうお話がございましたけれども、これ契約者を属性ごとに切り分けるということは可能になるんですか。
○古川俊治君 例えば、これ金融庁の作った例では代理店販売の場合と通販の場合が挙がっているんですが、この二つは合理的で明確だという理由を説明してください。
○古川俊治君 販売ツールから見ても、属性が違うという場合も十分考えられるんですよね、これ、契約者の。そういうことにやっぱり気を付けなきゃいけないと思うんですが。  特に今回問題だと思っているのは、今までの移転契約は要旨が発表される、公告されるわけですよね。これがこれからも更に広...全文を見る
○古川俊治君 ソルベンシーマージン比率といったって一般の契約者は分からないですよ、正直言って。普通に生命保険入っている人が分かりますか、それで。  だから、これ今までの発表されていたのを見ても、包括移転契約の要旨というのがぽんと書いてありまして、異議申立てについて書いてあるだけ...全文を見る
○古川俊治君 答弁になっていないんですけれども。  これは異議を申し出た契約者というのは現在のところ解約する以外に保護の道がない、こういう制度になっておりますけれども、これは何か改めることは考えておりますか。
○古川俊治君 勝手に債務者が変わるんだから、そんな不利益は負わないのは当然なんですよ。解約できるというだけなんですね、やっぱり手当てが。  これは生命保険ですから、考えてみていただきたいんですね。あなたもお入りになっているかもしれませんが、途中で病気になっているかもしれないんで...全文を見る
○古川俊治君 株価が上がっていくという、それも銀行が保有したいという恐らくインセンティブあるんですね。経営資源を持ち合いの場合もありますし。そういう意味からも、そこまでの本当に保証が必要なのか、一回お考えをいただきたいと思っています。  それで、ちょっと質問を変えます。  今...全文を見る
○古川俊治君 物価の上昇を見るときに、消費税の影響というのはどうやって除くんでしょうか。
○古川俊治君 消費税を上げることによってかなりいろんな影響を受けますから、それも勘案すると違った考慮も恐らく必要になると。もうちょっと詳細に分析をしたいところなんですが。  三月二十四日の白川総裁の演説では、バブル崩壊後の積極的な金融緩和政策はもちろん必要であるが、副作用や限界...全文を見る
○古川俊治君 今日は総裁がいらっしゃらないんで、副総裁に聞くのは大変私も非常に申し訳ないと思うんですが。  これ、過去の日本でもずっと危機への対応ということでやってきたわけですよね。九七年のときも、日本は最初に危機を経験したわけでありまして、その後もデフレになったのも日本がまず...全文を見る
○古川俊治君 直近のことを申し上げているんじゃなくて、私はずっと前からの、九七年からとだからあえて言ったんですけれども、その時代からの低金利政策、金融緩和政策については、量的緩和を含めて様々な議論がある。これは金融の教科書でもいっぱい載っていますよね。そういうことについて日銀とし...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、白川総裁の本を読むと余り効果がなかったということも書いてあるようなんですが、やっぱり低金利政策を長期に続けるべきだと、あるいは金融緩和を長期に続けている意味があったという結論でよろしいですか、日銀の結論で。
○古川俊治君 どうもありがとうございます。  じゃ、安住大臣にちょっとお聞きしたいんですが、先ほど愛知議員の御質問に、八日間もやって民主党は混乱していませんよとおっしゃっていましたけれども、各報道、私見ましたけれども、八日目の未明までやって、どなり声がずっと続いていて、今後も党...全文を見る
○古川俊治君 大臣、これはやっぱり財政責任、法律を根拠にするのでやっていくということであれば、当然、法律に基づいた行政執行をやるわけですから、やっぱりこれは趣旨からすると外れているんですね。それはもう明確に認めていただかなきゃいけない。  やはり、昨日、どういうふうに、頑張られ...全文を見る
○古川俊治君 我々も、平成二十一年のときは大変な議論の末にこの法案を作りましたので、大臣のお気持ちというのはよく分かります。  だから、私、はっきり言って、去年の九月に大臣がなられて、みんな驚いたわけですよ。今日まで本当によくやられていると思っています。私も友人たくさん財務省に...全文を見る
○古川俊治君 最後にちょっと伺いたいんですが、医療機関に実は消費税損税問題というのがあるんですよ。これは、医療機関が医薬品とか医療材料に払っている消費税は、患者さんから取れないんですね。それがすごくたまりにたまって、今それが大変な医療機関を苦しめているという現状であって、消費税が...全文を見る
○古川俊治君 十月の増税もあるというふうに、予定であると伺っておりますが、次の一四年の四月は確かに医療の診療報酬改定の時期でありますが、十月というのは診療報酬改定やりませんから、普通は。その矛盾はしっかり頭に置いて、これは本当に重要な問題ですから、これは自見大臣からよくお話を聞い...全文を見る
04月11日第180回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○古川俊治君 三人の参考人の方、ありがとうございました。  ただ、私は、この中にも江田先生や福島先生を始めとしまして法律家が多いものですから、ちょっと法律的な観点から櫻井先生と棟居先生に伺いたいと思っております。  最初に、棟居先生から大変分かりやすい憲法の、インフラの義務と...全文を見る
○古川俊治君 はい、そのお二人にお願いします。
04月17日第180回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から御質問させていただきます。  まず、大臣に伺いたいんですが、先ほど、今、山谷議員のお話にもありましたけれども、大臣、いろんなところの、経済界の意見も聞いて、医療界の意見も聞いたとおっしゃっておりますけれども、この法案について...全文を見る
○古川俊治君 先ほど言いました二%というのはスペイン風邪とおっしゃっていましたよね、これ。それはもう今から九十四年前のことなんですよ、日本で流行したのは。それと今の医療事情と一緒にするのはおかしいと申し上げているんですね。それは、脳炎や肺炎は起こるかもしれません。それが死につなが...全文を見る
○古川俊治君 なるべく端的にお答えをいただきたい、時間が限られていますから、お願いしたいと思っております。  先ほどセントルイスの例をおっしゃいましたけれども、あれで一つ気付いていただきたいのは、死亡率が下がっているんですね。後にピークずれるのは、そういうこと、可能性があるのは...全文を見る
○古川俊治君 それは対人口での死亡率ですね、致死率が減ったというわけじゃないですね。正確に御答弁いただきたい。  私、その期間を遅らせるというのは分かるんですよ、それ、幾つかエビデンスもあるようですから。そういう意味で私も全部調べました。その上で、何で患者数が、ピーク時の患者数...全文を見る
○古川俊治君 大臣のおっしゃるのは、それはそうです、それはそうなんですよ。ただ、その場合に、いろんな意見がある中でなぜそういう有識者の意見を取ったのか、政府としてはやっぱりそれは国民に説明すべきでしょう。それは専門家の委員が言ってきたから、それを受け取るのが政治家の仕事じゃないで...全文を見る
○古川俊治君 今お答えありましたように、総括会議ですね、二〇〇九年のときの、その中で、水際対策については、検疫により感染拡大時期を遅らせる意義があるとする意見があるが、その有効性を証明する科学的根拠は明らかでないと言っているんですね。これ出ていますよね、お分かりだと思いますけど。...全文を見る
○古川俊治君 いや、だから季節性のインフルエンザよりは重いんですよ、この場合に、段階として。だから、水際対策もやるし、医療機関への指示をして、これ別の条文ですよ、今までも医療機関への要請は事実上やっていたかもしれませんけれども、それ以上のものが置かれているわけですね。ところが、重...全文を見る
○古川俊治君 いや、具体的な集会の中止の要請のお願いというのは、緊急事態宣言のところに書いてあるわけですよ。四十何条でしたっけね、そこに書いてあるんですけれども、別にそこだってやらなきゃいけないと書いていないんですよ、できると書いてあるんですよ、別に。だから、それは先ほど、都道府...全文を見る
○古川俊治君 私の質問に答えてくださいよ。だから、緊急事態宣言が出された場合の要請とそれ以外の場合の要請はどう違うのかと言っているんですよ。
○古川俊治君 だから、その緊急事態宣言より前の、病態になる前の段階のより軽いものであっても、季節性インフルエンザ以上なんだから知事の判断で要請できてもいいじゃないですか。それ、何で、法律に書き込んでもいいでしょう、悪いわけじゃないですよね。どう思われます、大臣。
○古川俊治君 じゃ、今この二十四条に書かれているような協力の要請と四十五条に書かれている協力の要請と、どこが違うんですか。要請と書かれている言葉がどういう意味なのかを知りたいんですよ。
○古川俊治君 これ、またこの委員会の中で後日もう一回質問したいと思います。私、全くこれ意味が分かりません。  これ、二つ書き分けて、後の方はより人権に対する重大な侵害をしようとしているんですね。その場合の要請が前と同じ。わざわざ書き分けてあって、それだったら前のところに入れれば...全文を見る
○古川俊治君 時間限られているから短く答弁してください、要点は分かっているはずなんだから。  これ、何回も言っていますけど、二〇〇九年のインフルエンザのときに反省やっているんですよ。あれは病状が同じです、ほとんど季節性インフルエンザと。そうすると、あのときの反省って何も生かせな...全文を見る
○古川俊治君 時間がないので短くしてください。  医療について伺っておきますけれども、三十一条の規定する要請と指示の違い、端的にお答えください。
○古川俊治君 医師法十九条の一項にも応招義務の規定がありますけれども、これとの関係はどうでしょうか。
○古川俊治君 元々政府から要請があっても、結局患者さんから要請がなきゃ医療をやれないわけですから、その関係について伺ったんですけれども。  これ、いずれにしても重要なのは、その場合に、お断りした場合に罰則は付いてないと大臣おっしゃいましたけど、民事的にはこれ損害賠償の問題になっ...全文を見る
○古川俊治君 だから今日、大臣じゃなくて厚生労働省の方をお呼びしてあるんですけど、今伺ったことと、それからほかの患者さんに手いっぱいだった、そういう場合はどうなんですか。この二つの点について。ほかの患者さんに感染する可能性がある、あるいはほかの診療に手いっぱい、通常の業務をやるの...全文を見る
○古川俊治君 ちょっとこれ議論をする時間がないんですけど、それは是非大臣の方でも、そういう場合の指示に従わなくてもこれは問題がないということはしっかり現場の判断をさせていただきたい。  それで、もう一個、三十一条四項には、その要請や指示をする場合には、医療従事者の生命及び健康の...全文を見る
○古川俊治君 これは、もしそこに書くんであれば、危険が及ばないようにって書いてあるんですよ、元々がですね、三十一条四項には。だから、危険が及んじゃいけないんですよ、この措置で。これは本来であれば補償ではなくて賠償ですよね。だって、国家がそういう義務を負っているのに、これを怠ってい...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○古川俊治君 では、初めに、自由民主党古川の方から御質問をさせていただきます。  今資料を配っておりますので、それを見ながら委員の先生方には聞いていただきたいと思います。  私は、今趣旨説明が後にあったこの死因身元調査法について御質問をさせていただきます。  この法案は、犯...全文を見る
○古川俊治君 再度。
○古川俊治君 ありがとうございます。  さすが、私の大変尊敬する細川先生からの御答弁をいただきまして、本当うれしいところでございます。  矛盾はないとおっしゃっていただきましたけれども、この刑事訴訟法の体系を引き継いだから矛盾ではないというのは、ちょっと形式的な議論だと私も思...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  この死因・身元調査法案の方は、元々閣法だったものが議員立法として今回提出されたというふうに承知しております。  なかなか刑事訴訟法を改正していくというのは難しい作業だろうとは思っておりますけれども、現状のまま修正、一時的な手当てをしてい...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問させていただきます。  先ほど大臣もおっしゃっておりました日本の商品デリバティブの取引でありますけれども、二〇〇三年をピークに、現在では五分の一に落ち込んでおります。また一方で、世界の商品、コモディティー市場というのは、...全文を見る
○古川俊治君 ここでもう一度確認でございますけれども、この二〇一〇年十二月二十二日の中間整理における二〇一三年の総合的な取引所の実現、このスケジューリングを速やかに制度実施するということでございますけれども、制度施策を実施するということ、これに変わりはないですね。このスケジュール...全文を見る
○古川俊治君 東証、大証、そして東工取はいかがですか。
○古川俊治君 二〇一三年中の実現でよろしいですね。もう一度スケジュールについて。
○古川俊治君 今大臣からこのスケジューリングに変わりがないという確認をいただきました。  私が大変気になっているのは、ちょっと二枚目、資料のその二というのを見ていただきたいんですが、これが上が三省の中間整理があります。二十五年の総合的な取引所の実現を目指すというふうに書いてあり...全文を見る
○古川俊治君 要するに、これは東工取がこれになるということですね。名前が変わったという理解でよろしいでしょうか。お願いします。
○古川俊治君 そうすると、これ、東工取が統合されていないじゃないですか。これ、三省の申合せと全然違っていますよね。だって、二〇一三年度中に総合的な取引所を実現するわけですよね。これ、総合的な取引所になっていませんよ。これはどういう説明をするんですか。
○古川俊治君 今回の法改正でできたのは、金融商品取引所において商品関連のデリバティブを扱えるようになったんですよ。ですから、金融商品の取引所でなければ取引ができないんですよね、商品のですね。これは、東京商品取引所というのは外にあるわけなんですか。統合になっていませんよね。
○古川俊治君 答弁、何を言っているか分かりませんよ。  二〇一三年中にやるというのは、三省の申合せ、さっき大臣、これおっしゃいましたよね。いろんな抵抗があるけどやるんだと、私が決めましたとおっしゃいましたよね。これ、実現しますね。
○古川俊治君 北神政務官、これ、今年の三月の衆議院財務委員会で、これは今回の法改正で外枠ができると、総合取引所のですね。しかしながら、器だけできても中身がないんじゃ意味がないですと明確におっしゃっているんですよね。ですから、しっかりとした創設をしていくと。要するに、東工取はこの日...全文を見る
○古川俊治君 大臣、ちゃんと分かるようにこの図を説明してくださいよ。統合されていないじゃないですか。上場しているでしょう、これ勝手に。これじゃ総合的取引所になっていませんよ。
○古川俊治君 参考資料であっても、もう二〇一三年中に実現するとスケジュールにのっているんですよ。先ほど確認したとおりですよ、私が金融庁に。そうでしょう。そうしたら、これは当然、その参考資料を作るのでも、総合取引所グループでも何でもいいですよ、そこにぶら下がっていなきゃいけない、せ...全文を見る
○古川俊治君 じゃ、この二〇一三年から一年から二年後というのは間違いだということですね。だって二〇一三年中に総合取引所ができるんだから。だから間違いですよね。
○古川俊治君 ですから、我々の方針として、政府の方針として、これはもう政務で決めていったわけでしょう、一三年につくると。それを省庁において違うスケジュールのものをもう用意しているというのはおかしいですよね。これは当然そこにのせて話をしなきゃいけないじゃないですか。どうなんですか。...全文を見る
○古川俊治君 確認しておきますが、二〇一三年中に、経済産業省としても、この総合取引所の実現、すなわち商品デリバティブの九割のシェアを持っている東工取が総合取引所に加わるということでよろしいですね。
○古川俊治君 今日、だから政務官をお呼びしたんですけど、御指名させていただいたんですけどね。  もうお分かりになっていると思いますけど、非常に危機的な状況なんですよ。我々が頑張らなかったら本当にこれ骨抜きにされちゃうんですね。そこをしっかりグリップして頑張っていただきたいと、こ...全文を見る
○古川俊治君 第一点として、今の商品デリバティブのこの危機的な状況を考えて、これは好転しなきゃ上場するようにならないんですね、だって、ずっと赤字続きのままなんだから。今後厳しいのに、だから総合的な取引所に参加しなかったらもう駄目なんですよ、この会社は。なのに、それは単独の上場なん...全文を見る
○古川俊治君 何が正確なんですか。だって、正確というのは、大臣答えているんですよ、二〇一三年にやるんだって。先ほど北神政務官もおっしゃったでしょう。それ以上正確なことがあるんですか。
○古川俊治君 こちらの資料のその三というのを見ていただきたいと思います。  これは朝日新聞の今年の三月七日の朝刊でございますが、これは東工取がアメリカのシカゴ商業取引所に資本業務提携の打診をする方針を述べたと書いてあるんですよね。これをよく見ますと、二〇%のシェアを向こうに出さ...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、今のお答えで、これはやらないということでよろしいですか。
○古川俊治君 ある、私、民間の業者の方に伺ったところ、このCMEのシステムをもし取り入れるとなると、一取引参加業者当たり大体五千万円から一億ぐらいの費用が掛かるだろうと言われています、切替えのですね。  多分計算していないと思いますけれども、これ例えば大証と東工取が我々が目指し...全文を見る
○古川俊治君 一取引参加者当たりと言っているんですよ。
○古川俊治君 大体百万円という計算が出ているんですよね。ですから、同じシステムを使っているんですよ、今、東工取と大証がですね。だから、そこで統合するのはすごい簡単なんですよ。  こんな、シカゴが入ってもしシステムが導入されたら、これ今後、もう事実上、大証とその新しいシステムを入...全文を見る
○古川俊治君 大変気になっておりますのは、先ほど申し上げた産構審、産業構造審議会の分科会の中の報告書でございますが、これは、例えば、我が国においても総合的な取引所の足かせにならないように留意しつつ、商品先物市場の国際化への対応を検討しろとか書いてあるんですよね。それからさらに、商...全文を見る
○古川俊治君 この報告書に、国際的な連携を資本関係を含めて模索、追求すべきと書いてあるんですよ。今からいきなり外国の資本家がそこに入ってきたら、まさに統合合併のときにこれ資本関係が物すごい複雑になって統合できないじゃないですか。これ、足かせになるでしょう、総合取引所の実現の。いか...全文を見る
○古川俊治君 もう総合取引所の実現というのは、さっき言っていますように、もう二〇一三年、来年の話なんですよ。いいですか。それ、本当にこんなことがあったらできるわけがないんですよ、我々が目的としているものが。だから、これはあり得ないと、特にこの新聞記事については絶対にないとここで否...全文を見る
○古川俊治君 東工取が大変に経営赤字を続けている、現状では本当にもういずれなくなってしまうような会社、今本当にここで活路を見出すとすれば、総合取引所に参加するしかないわけですよね。この現状でこういう経営をずっと放置してきた、この責任は大変僕は経営陣、大きいと思うんですよね。  ...全文を見る
○古川俊治君 しっかり経産省のOBが社長にいるわけですよね。  ちょっとこの私の資料の下の朝日新聞の記事、これ、本年の三月十日の朝刊でございますが、総合取引所の実施に壁って書いてあるんです、実現に壁。監督官庁が抵抗と書いてあります。その下のところですね、天下り先を確保したい各省...全文を見る
○古川俊治君 滝大臣、私が今日申し上げたいことはよくお分かりいただいたと思っているんですけれども、やっぱり非常に厳しい現状にあります。我々は、政務が決めたことをしっかり……(発言する者あり)松下大臣、済みません、お名前を誤りました。先ほどちょっと法務で質問していましたから。  ...全文を見る
○古川俊治君 よろしくお願いします。これは本当に危機的な状況なんで、そこをしっかりもう一度対応して、このスケジュールどおり進めていただきたいと思います。  電力の先物取引ということの問題についてちょっとお話をさせていただきたいと思います。  現在、電力については自由な取引がご...全文を見る
○古川俊治君 現に、経産省においては検討を始めているようなんですが、北神政務官、何かコメントいただけますかね。
○古川俊治君 是非、大臣、この電力市場、電力の先物というのはかなりの市場になり得る可能性を持っておりますので、是非これを総合的な取引所を実現すればしっかりとこれが取引できるという形にして、関係者に強くこの総合取引所実現のためにインセンティブを掛けていただきたいと、このように強くお...全文を見る
○古川俊治君 税制改正は、じゃ近いうちにやるんですね。
○古川俊治君 何かお聞きしたところ、財務省が抵抗しているから駄目だというふうに伺ったんですが、いかがですか、五十嵐財務副大臣。
○古川俊治君 政策はパッケージとしてやっていかなきゃいけないんですね。今、長い御説明がございました。なかなか財務省としてはすぐにやるというふうには言えないようなんですけれども、これはやっぱり損益通算というものをやらないと、海外に対して、我々の国家戦略プロジェクトですからね、総合的...全文を見る
○古川俊治君 今までずっと質疑をさせていただきましたけれども、皆さんが思いは同じだと思うんですよね。とにかく、総合取引所というものを早くつくらなければいけないと。それがまさに我々の、この国の存亡が懸かっている。ですから、今この時期に来年これを実現しなければいけないという状況に来て...全文を見る
○古川俊治君 二〇一三年中に実現するということですから、その期間、一年間で実現にいってください。よろしいですね。
○古川俊治君 それから、北神先生にはもう一度確認しておきたいんですが、海外への連携とかという話じゃないですね。これ足かせになりますよ、完全に。よろしいですね。資本提携等、何となく産構審の報告書に出ていますけれども、そんなことあったら、絶対に総合取引所はできませんから。よろしいです...全文を見る
○古川俊治君 今確認したということで、しっかりこれからも、二〇一三年、このスケジュールに乗せた施策、しっかり進めていただきたい。これを最後に確認をしておきたいと思います。  今回、商品の取扱いの中で、米の先物取引の試験上場、これをずっと動かしているわけですが、この評価というのを...全文を見る
○古川俊治君 現段階のこの試験上場の評価に基づいて、生産者に対してこの米の先物、これが進んでいく、これメリット、デメリット、お感じになっていることをお話ししていただきたいんですけれども。
○古川俊治君 この法案で総合的な取引所をつくって商品の取引、デリバティブを活性化していこうということですけれども、商品ということになりますと、やはりそこに流通の問題も懸念されるわけであります。今回の法案に商品の生産、流通に悪影響を与えないための整備と、これはどのようなことがされて...全文を見る
○古川俊治君 まあ十分に検討して流通に、やはり流通は一番大事ですので、国民生活に影響を与えないようにこれをうまく活用していただきたいと思います。  最後の御質問になりますけれども、デリバティブというのは非常に理解が難しいものでもあると思います。特に、これから高齢者で、これだけ低...全文を見る
○古川俊治君 しっかりやって、しっかり監督をしていただきたいと思います。やっぱり投資家が、我々にとって国民の投資家が一番大事ですので、その点を忘れないようにお願いを申し上げます。  以上で私の質問を終わります。
07月26日第180回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問をさせていただきます。  大臣に伺いたいんですが、現在のこの法曹養成の在り方、法科大学院からの司法試験の合格率の低迷、あるいは志願者の減少、そして新人の弁護士の大変な就職難、様々な問題点が指摘されていることは十二分に御存...全文を見る
○古川俊治君 だから、私が言っているのは、いつまでにやるんだと言っているんですよ。いつまでにやるんですか。
○古川俊治君 それは本年度内ということでよろしいですね。一年以内ということですから、もう五月の論点整理ですからね。少なくとも本年度内ということでよろしいですね。
○古川俊治君 昨年にもこの法曹養成については取りまとめをしておられまして、法曹養成に関するフォーラム第一次取りまとめというやつですね、平成二十三年八月三十一日のものでございますけれども。  それを拝見しますと、最後のところに、法曹養成に関する制度の在り方については、この一番最後...全文を見る
○古川俊治君 現に、だけど、この法案は給費制から貸与制にするという法案でしょう。どうなんですか。これは一個、一つの法案としてまとめられているじゃないですか。何でそれだったら法曹養成全体の在り方についての法案が出てこないんですか。同じですよ、いろんな意見があるのは。そこを集約されて...全文を見る
○古川俊治君 私が言っているのは、両方ともいろんな意見があったわけですよね。片っ方を結論を出して、片っ方を出していないんですよ。だから、おかしいと言っている。なぜかって合理的な説明をしてくださいよ、ちゃんと。
○古川俊治君 これ、政府の審議会だからあなたに答弁する義務があるわけですよね。何で別問題なんですか。ちゃんと説明してください。私には全く別問題と思えませんし、別問題じゃないと言っている人はたくさんいますよ、このフォーラムの中でも。
○古川俊治君 説明になっていないんですよ。ここで言っているのは、法曹養成に関する制度の在り方全体について速やかに検討を加えろって衆議院言っているんですよね。貸与制か給費制の問題について、とりわけそこだけ結論出せって、何にも言っていないじゃないですか。全体について速やかに結論を出せ...全文を見る
○古川俊治君 何で貸与制か給費制の問題が、これは緊急の問題なんですか。私には法曹養成全体の在り方だって大変緊急の問題に見えますよ。現に司法試験に受かって司法修習終わった人たちの二割が就職できないんですよ。こういう状況にあります。それは緊急じゃないんですか。
○古川俊治君 説明になっていないんですよ、全く。  私が聞いているのは、何で別問題かと言っているんですよ。ちゃんとした説明をしてください。理解できないです、あなたの言っていることは。
○古川俊治君 大臣分かっていらっしゃらないんで私は伺いたいんですけれども、この給費制か貸与制の問題って何で出てきたか御理解されていますか。何でこういう話になってきたのか。  元々裁判所法には司法修習生という、これはまさに司法業務というものに就く特殊性に鑑みてこの給費制というもの...全文を見る
○古川俊治君 だから何で、私が聞いているのは、それは、問題が浮上したというのは、あなた分かっていないんですよ。  何でかというと、財政負担が大きくなるからなんですね、これ。財政負担にもう耐えられないから困ったという話なんですよ。言ってみると、法科大学院をつくるからそこに支援をす...全文を見る
○古川俊治君 それで、これで貸与制にされるということになりますと、いよいよ司法修習生は一銭も給費を受けないという中で修習しなきゃいけないわけですよね。  一般的に考えて、給費制を廃止をするという意見の中に、公務員でなく公務に従事しない修習生に対する給費の支給が異例であるというふ...全文を見る
○古川俊治君 これは質問通告して、恐らくお調べになったんでしょうから。これは、だからないんですよ。これ、基本的人権の侵害ですから。それを何でやるんですか。  この場合は、司法修習生、ちゃんとアルバイトもしていいんですね、だって一銭ももらわないんだから。答えてください。
○古川俊治君 先ほどのフォーラムでも言われていますよね。これ、修習専念義務を付けて、全く仕事をせずに、とにかく借りてずっといろというわけですからね。  これ、じゃ、伺いますけれども、修習をしっかりやることは、法曹としての資質を身に付けるというのは私も必要だと思います。ただ、関係...全文を見る
○古川俊治君 アルバイトする時間がないんですか。今、司法修習生、何やっているか御存じですか。土日あるいは時間外、何やっているか御存じですか、言ってみてください。
○古川俊治君 就職活動ですよ。だって、すぐ就職できるかどうか分からないんだもの。毎日のように事務所に訪れて、私を採ってくださいとお願いしているんですよ。これ修習ですか、関係ないでしょう。それはまさにこの制度の、劣悪な制度がつくり出した弊害なんですよ。そうしなければ自分たちの職場が...全文を見る
○古川俊治君 先ほどちょっとおっしゃいましたけれども、検討していないという話ですね、そこのなぜかということは。いかがですか。
○古川俊治君 だから、検討してこなかったんだから、これだけ不正義になってしまって、そういう指摘もあると。今、実際土日やっていることというのは全く修習と関係ないことだという実態を踏まえてこれは議論してくださいよ、このフォーラムの中で。いかがですか。
○古川俊治君 そうですね。だから、今後の議論については修習専念義務、この在り方を含めて、これがあるかないかも含めてしっかり議論をしてもらう、これは非常に大事なことだと思うんで、是非指摘しておきたいと思います。  それで、一つちょっとこの紙を見ていただきたいんですが、私の資料であ...全文を見る
○古川俊治君 安浪さんは私が修習しているときに大変お世話になったので言い難いんですけど、私はこの例で、報酬なしで医者として研究をやらせてほしいと言ったら禁止されたんですよね。まさに私が手術したがんの患者さんのフォローアップをしたい、経過観察をしたい、自分が責任を持って手術をしたか...全文を見る
○古川俊治君 じゃ、しっかり議論して、これも合理的な結論、まさに司法修習生の人権にかかわることですので、法務大臣として責任を持って議論していただきたいと思います。  もう一つ重要な点を指摘しておきたいんですが、私、法科大学院で現に教鞭を執っております。司法修習の、今の法曹養成の...全文を見る
○古川俊治君 大臣、国会議員でも偶然通っちゃった、風でね、そういう人がいるでしょう。試験もそういうものなんですよ。だから、本来なるべきでない人がなっていると、こういう事例がたくさんあるわけですね。それはやっぱり危険なわけですよ。この合格率が落ちているということは、全体としてやっぱ...全文を見る
○古川俊治君 弁護士の業務というのを一年とか二年で、それでできると思わないでいただきたい。これも大きな認識不足ですよ。どこでもそうですけれども、専門家というのはやっぱり五年、十年しっかりそこで実務を学んで、まさにトレーニングを仕事をしながらやっていくと、その環境がなきゃ駄目なんで...全文を見る
○古川俊治君 具体的に何をやるのかという話をしたんですけれども、全く答えになっていないんですよ。要するに、今の現状はもうしようがないという今お話ですよね、このままほっとくしかないんだと。そういうことなんですか。
○古川俊治君 いずれにしても、企業で今社内弁護士を持とうなんていう企業はほとんどないんですよ。調査やっても、もう五%以下ですね。ほとんどニーズがないです。  元々公務員になろうと思って法曹になりたいと思うわけじゃないですから。我々が欲しいのは、本当に国民の司法ニーズにこたえてい...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問させていただきます。  今回、政府が社会保障と税の一体改革ということで法案を出されてきましたけれども、この中に医療、介護が全く含まれていなかったというわけでありまして、さんざんこの委員会でもありましたけれども、一体改革の...全文を見る
○古川俊治君 今長々と御説明あったんですけれども、一応この診療報酬で手当てするということにも限界があるということは御理解いただいているというふうに考えております。いろいろな推計があるんですが、日本医師会の推計では二千三百数億の損税が出ているという推計なんですけれどもね。  今日...全文を見る
○古川俊治君 だから、この計算方法自体が全く論理的でないんですよね。だって、同じ前提で消費税を引き上げるということになれば、結局のところ同じ計算方法を使わなきゃこれ理論的に全く合わないんですよ。それを、大臣も何回も答弁されていますけれども、結局それでまた合わないと。で、また診療報...全文を見る
○古川俊治君 ですから、少なくとも一定の率でやっているわけですからね、それはたくさん投資をするところは明らかに損になるわけですよ。  厚労省の説明によれば、余り投資をしないような医療機関はこれ得したことになるんですよね。これは絶対に公平とは言えないんですよ、このシステム自体が。...全文を見る
○古川俊治君 消費税というのは高額でも低額でも掛かるでしょう。何で高額だけなんだと聞いているんですよ。ちゃんと論理的に答えてください。
○古川俊治君 だから、例えば一千万からやれば、九百万の投資は何で面倒見てくれないけど一千万だけ見るんだという話になるわけですよ。  これ、税というのは、大臣よく御存じのように、これは中立、公正、簡素ですよね。全く違うじゃないですか、医療だけは。全くブラックボックスの中でいじくっ...全文を見る
○古川俊治君 この高額の後に、また、一定の基準に該当するものというんですね。だから、その場においてころころころころまた変わっていくというのが目に見えているんですよ、大臣。  それで、これから、今話合いが進んでいるようなんですけれども、この規定の、診療報酬等の保険制度において手当...全文を見る
○古川俊治君 この間、大臣、衆議院のこの特別委員会で、社会保障審議会で議論するという話がございましたけれども、中医協なんですね。確認です。
○古川俊治君 高額の投資は診療報酬とはまた別にやるということですね、これから。  大臣、診療報酬でまず手当てをするんですよ。いいですか。それで、一応この消費税の問題はそこで対応すると書いてあるんですね、ここで。高額の投資についてまた別途対応したら、それ合わないんじゃないですか。...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、元々診療報酬で対応するということについてはもう不十分だということを前提にしているわけですね。そうですね。
○古川俊治君 そうすると、小規模の、額が当然小さいですからね、小規模の医療機関は。それとか投資を比較的に行わない診療科ですよ、そういうところが明らかに損になるじゃないですか、その議論だと。いかがですか。だって、全体を見てそれで調整するようにするんでしょう。完全に損をする医療機関と...全文を見る
○古川俊治君 だから、もうこの場でこの法案でこういうふうにやるんだということを決められたら、幾ら専門家が話して、違うことを言ったって、それ認められないでしょう。今、実際、分科会で出ている意見は、違うこと、全くこの法案と違うことを言っている人はたくさんいるんですよ。だから、その専門...全文を見る
○古川俊治君 じゃ、この後の引き続き検討するという中で、この前段と後半、「こととし、」それから「引き続き検討する。」ということですね。この関係というのはどうなっているんですか、財務大臣。
○古川俊治君 だから、パッケージとしてやらないで、これ決めちゃっているのが問題だってさっきから言っているんですよ。そのことを財務大臣同じことを言っているんですよ。  それで、そのことで私が聞いているのは、これ、前段と後半の関係なんですよ。引き続き検討する中で何を検討するんだと聞...全文を見る
○古川俊治君 ちょっと法案提出者の先生にも伺いたいんですが、この消費税の値上げの、医療に係る消費税をもう決めてしまって、やり方を、一応書いてあるんですね、診療報酬等で手当てするということで。これを、これからの社会保障改革国民会議での検討事項にしないでこちらに入れたというのは、どう...全文を見る
○古川俊治君 野田先生、ちょっともう一度だけ。  確認ですけれども、この修正案の七条の一のロと、この同号のトの関係なんですが、これ八%に上がるまでにまだ軽減税率の余地があることになっていますね、この法案の中で。その場合に医療に対して、まあ一〇%まででいいです、一〇%まで段階的に...全文を見る
○古川俊治君 一〇%はいかがですか。済みません。
○古川俊治君 財務大臣、もう一回今の法案提出者のお話、上がるとしてですが、八%適用の可能性という問題ですね、それも医療については軽減税率の可能性がありますね。
○古川俊治君 この医療機関の消費税問題ですが、これは実は軽減税率にした瞬間に医療機関の損税という問題は全部解消するんですよ、実は。ちょっと後で調べていただければ分かるんですが、一%でもって課税、ゼロ税率が患者負担を起こしませんから一番いいんですが、一%でも軽減税率にすれば全てなく...全文を見る
○古川俊治君 これは先日、安住大臣も諸外国でもそうなっているじゃないかとおっしゃられましたけれども、これはこの間の議論でもありましたけれども、日本はもうこれ民間が主体でやっていて、医療、公定価格でやられているから、これ全然話が外国と比較にならないわけですね。その中であって政策的配...全文を見る
○古川俊治君 正常分娩は消費税は掛からないんですよ。非課税なんですね、自費なのに。それで、特にこのお産は、作ったときは課税だったんですよ。ところが、途中から非課税になったんですよ、平成三年から。お産が平成三年から突然高度の公共性を持ったという話しかできないわけですね、そうすると。...全文を見る
○古川俊治君 安住財務大臣、医療をこの際だから課税にしようという考え方はどうですか、どう思われますか。
○古川俊治君 今、その軽減税率、先ほどもありました、医療従事者で、少なくとも、医者ですけれども、恐らく一割ぐらいですね、データありますけれども、歯科の先生で四割ぐらいだと思いますけれども、みんなやれば、今経費計算やりますよ、これ、損税なくしてくれれば。その選択をすることは、彼らは...全文を見る
○古川俊治君 だから、患者さんのもし負担が若干でも増えるとすれば、その部分は少なくとも低所得の方にはほかでちゃんと手当てをするということにすれば、そんなに私は、医療機関の方も、半分以上は課税で仕方ないと、その部分しっかり窓口で説明すると言っているんですよ。それがまさに、今後やっぱ...全文を見る
○古川俊治君 七対一だから、例えばちょっと案としては五対一なんて話も出ているんですけど、今ちょっと看護師さんが不足しているんで、五対一にすると非常にその地域に大きな影響が出るんで、私は、七対一の中で少し要件を付けていって、そういったところにも更に手厚くすると。もう七対一に減らして...全文を見る
○古川俊治君 だから、今、地域医療計画ってもう既にあるんですよ、四疾患五事業でね。そういう積み上げも全然やっていないでしょう。そういう努力も全く厚労省はやっていないんですよ。それで、単に我々の社会保障国民会議のときにやってきた議論をちょっと手直しして出してくると。それで皆さんごま...全文を見る
○古川俊治君 今何人増やしたって、彼らがこれから医療に来て働けるのは十年後なんですよ。いいですか。六年間少なくとも、医学部を出る、そして、これ順調にいってですからね、落ちる人もいますから。その後、臨床研修で二年取られると。それから普通は、医者になってしっかりその診療科、地方で働け...全文を見る
○古川俊治君 余り時間もありませんので言っておきますけれども、ずっと皆さんの口から出てくる、民主党は診療報酬を二回、全体で引き上げたってずっとおっしゃってきましたよね。何回も小宮山大臣の口からもお聞きしましたよ。  ただ、実際、前回というか、二〇一〇年の最初の診療報酬改定、これ...全文を見る
○古川俊治君 小宮山大臣、あなたがあとそこにどのぐらいいるか分かりませんけれども、将来我々がしっかりまた日本の医療を引っ張ってまいります。このことを申し上げて、私の質問を終わります。
08月01日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第24号
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○古川俊治君 じゃ、私の方から質問をさせていただきます。  田中先生、今回、こうして原子力規制委員会の委員長という大役をお受けになったそうですけれども、我々、この原子力規制組織の在り方を考えるときに、IAEAの基準にのっとって、政府からの独立性そして科学性という二点についてかな...全文を見る
○古川俊治君 科学性、そして政府からの独立性を突き詰めても事故は防げないのであれば我々はこの組織をつくる意味がないわけですから、先生がこれで防げるというのは有り難い、それじゃなきゃいけないことだというふうに思っておりますけれども。  私は今、医療をやっている人間でありますが、医...全文を見る
○古川俊治君 以上で私の質問を終わります。
08月29日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第28号
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○古川俊治君 本日は、今お手元に配付しております資料のとおり議事を進めることの動議を提出いたします。