古川俊治

ふるかわとしはる

選挙区(埼玉県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

古川俊治の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第174回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○古川俊治君 じゃ、時間もありませんので、大石参考人にだけ伺いたいと思っております。いつも医療への取組、そして医療政策への御提言、本当にありがとうございます。  最初に、健診の管理、健保経営についてなんですけれども、今日は生活習慣病管理についてお話を賜りまして、それで、この事業...全文を見る
02月24日第174回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○古川俊治君 三人の参考人の先生方、本当にありがとうございます。  これは大変、非常に難しい課題だと思っておりまして、それぞれのお話、それなりに我々の理解できる範囲でお聞きした限りなんですけれども。  まず、草郷先生からちょっと伺いたいと思うんですけれども、HDIについて御紹...全文を見る
○古川俊治君 御高見、本当にありがとうございました。これからも参考にさせていただき、政策形成に頑張っていきたいと思います。  ありがとうございました。
03月08日第174回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○古川俊治君 それでは続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を開始させていただきます。
○古川俊治君 申し訳ありません。  二〇一〇年度の予算でございますが、終戦直後の一九四六年から六十四年ぶりに当初予算において国債の発行高が税収を上回るというわけでございます。しかしながら、これは大変な異常事態というわけでございますが、財務省が提出している平成二十二年度予算の後年...全文を見る
○古川俊治君 お願いします。
○古川俊治君 申し訳ありません。  これ、財務省の出していただいている資料によって試算すると、国債だけ考えても二三〇%近くになるんですね、対GDPの、ずっと赤字国債が出ますので。それでいうと、財投国債と地方債が合わされるわけですから、大臣、これ、是非試算をしていただいて早目に出...全文を見る
○古川俊治君 申し訳ございません。  今、マイナスの〇・五%と大臣おっしゃいましたでしょうか。この数字には〇・四%と書いてありますけど。
○古川俊治君 今、このとおりにいくと、仮にこのとおりにじゃいくとしましょう。これが楽観的な見通しではないことを祈りますけれども、その上で、今大臣がこの差額がすべて国債として発行になるわけじゃないとおっしゃいましたけれども、じゃ、この差額は何で埋めるんですか。
○古川俊治君 大臣から、それは税とそれから無駄削減で埋めるんだという御説明でございましたね。  それは、じゃ、順番に伺いますけれども、それでは、菅大臣、二〇一三年度までの四年間、消費税上げないとおっしゃっていますね、政府は。これ菅大臣のお考えでもいいんですけれども、本当にこの財...全文を見る
○古川俊治君 ということは、消費税については今の任期の間は上げないけれども、所得税や法人税については増税があり得るというお考えでよろしいですか。
○古川俊治君 じゃ、そのほかに先ほど税外収入のお話もございました。これはいわゆる埋蔵金、これは別に埋蔵というわけではなくて、別の目的のために積み立てていたものを今放出してしまうわけですから、それが後で使えなくなるという意味では財政の出動にすぎないんですね、そのときの。  これが...全文を見る
○古川俊治君 菅大臣、ここに出している試算、これ四十四・三兆から五十一・三兆、五十二・二兆、五十五・三兆なんですよ。これ見ますと、どう見ても、四十四・三兆にあと同じように収まるのであれば、これがあと四年間が、これはもう本当によくここまで削減したって言えるぐらいなんですね。そうする...全文を見る
○古川俊治君 四十四兆の……
○古川俊治君 それは答えになってないんですけれども。  この試算というものは、実を言うと子ども手当の金額というのは半分しか反映されてないんですよ、これに。さらに、来年度からはこれ全額要りますから、年に四兆円掛かるわけですね。それでも、菅大臣、これ財務大臣として、子ども手当、本当...全文を見る
○古川俊治君 私がお聞きしているのは、子ども手当は全額やるかやらないかです。
○古川俊治君 すなわち、マニフェストは約束の仮定であって、単なる仮定であって、あれはいつ破ってもいいという、そういう御理解ですね。  それはそれでいいとしまして、もう一つ……(発言する者あり)
○古川俊治君 約束していたのは、九・一兆円の無駄削減なんですよ。九・一兆円はマニフェストではお約束していただきました。じゃ、中期財政フレーム出していただきますよ。これは毎年幾らずつ反映させるんでしょうか、菅大臣、お答えください。
○古川俊治君 菅大臣、民主党は、自民党ができなかったんだから政権交代すればできるとおっしゃって政権交代と言っているんじゃないんですか。昔と比較してもしようがないですよ。自分たちならできると、それが約束なんですよ。  枝野大臣、今の菅さんはよく分からないような答弁でしたけれども、...全文を見る
○古川俊治君 菅大臣、これ、二〇一〇年度予算の審議の今予算委員会ですけれども、六月には中期財政フレームをかなり出されるんですね。ですから、別に今年度だけをやればいいんじゃなくて、これから先の財政を見通さない限り今年度の議論もできないんですよ。  中期財政フレームにおいて、無駄削...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、三年間の具体的なこの中期財政でございますから、当然そこにはじゃ幾ら削減できるということが明示されていると期待するのが普通ですけれども、三年間ですからね。そうすると、この中期財政フレームのときに、今、枝野大臣、これからやっていくという話でしたけれども、六月...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、本年度〇・七兆円ですから、あとまだ随分残っているんですね、この九・一兆円に行くまでは。八・四兆円ですか。これが結局その三年間のうちに、数字は少なくとも六月の時点で置かれるという理解でよろしいですね。
○古川俊治君 私は、トータルで八・四兆円になるんですねと。別に当年度は幾ら幾らって聞いているわけじゃないですよ。いかがですか。
○古川俊治君 そうすると、中期財政フレームのときに、無駄削減は幾らやらなきゃいけないか、このことは明示されるんですね。行政刷新会議がそれを毎年やっていくという理解でよろしいですか。数字を仮置きするというのはそういうことですね。
○古川俊治君 枝野大臣はそう言いますけれども、既に国債の残高がGDPの二倍を超えている状況なんですね。それで、あと四年間また大きな財政を組んでもしようがないといって、これいつ、市場ではもう言われています、国債の買手が付かなかったらどうなるんだと。一気にトリプル安が進んで、我が国は...全文を見る
○古川俊治君 いずれにしても、今の状況で早急に決める話じゃないと今おっしゃいましたけれども、あと三か月しかないんですね、六月の末までに出すという話ですから。そうすると、あと三か月で決められるんですね、そうすると。
○古川俊治君 これは担当大臣じゃないと、ちゃんと責任を持って出してもらわないと困るんですけれども、これ三か月後に出てくるやつですね。中期って三年間ですよ、ここから三年間の財政の見通しが全くそれがいいかげんなもので、今後変わりますよという仮定の話だったら、一体だれが信じるんですか、...全文を見る
○古川俊治君 私は大体のことは分かっていると思うんですけれども、だけど、子ども手当を何でみんなに、全部の世帯に配るのか、これはよく分かりません、子ども手当対象になる全部の世帯に。これは所得制限すべきだと思っているんですけれども、それは後でお聞きすることにしまして。  ちょっと所...全文を見る
○古川俊治君 私がお聞きしているのは、無駄が二十兆円削減できるんですねということなんです。
○古川俊治君 じゃ、正直に言いますけれども、二〇〇八年の十二月の第二週の土曜日の朝のテレビです。そこで長妻大臣は、これ繰り返し言われているんですけれども、そこで私も聞きました、お聞きになられました。無駄が、政府には今二十兆円無駄があると。私はそこで答えたのが、残念ながらクライテリ...全文を見る
○古川俊治君 イエスと言わないで十六・八兆でこの九・一兆円に置き換えていますから、二十兆円とさんざんテレビで言っていたのはうそだったということで、あなたはおっしゃいませんけれども、そう言っているのと同じですよ。それはテレビでだったら何でも言っていいということじゃ私はないと思います...全文を見る
○古川俊治君 私は、質問として、これは平野官房長官にお聞きしますけれども、総理が暫定税率の税率を維持したのは世論調査でそういう意見が多かったからだと言っているんですよ。ですから私はそう言いましたよね。これは間違いないです。速記見ていただきたいと思います。  それで、そのときに、...全文を見る
○古川俊治君 私がお聞きしているのは、暫定税率の税率維持することは世論調査でそうしたということなんですね。じゃ、子ども手当についてなぜしないのかということなんですよ。
○古川俊治君 総理はそのときだけ世論調査の結果というふうにおっしゃっているんですよ。世論がそうだったからとおっしゃっています。これは答弁でそう受け取っていますから。  これは、そうすると、政策をやっぱり選んで世論に転嫁したり、あるいは約束だからといって変えているんですね。これ恣...全文を見る
○古川俊治君 官房長官、そうすると、マニフェストは国民との約束だからやるという話ですけれども、では、無駄削減九・一兆円は必ずやるんですね。約束ですね、これは。
○古川俊治君 約束であるのを勝手にやめたり、これはやめる、これはやるということを決めないでいただきたい。これは約束破りですよ、明らかに。そのことはもう政府、政権なんですから、御認識いただきたいと思います。  それで、中期財政フレーム、これについてお伺いしますけれども、三年の予測...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、六月には一応の十年展望のシミュレーションもできるということですね。消費税を何%に上げればどうなるというシミュレーションができているということですね。
○古川俊治君 いずれにしても、六月に出していただくというお約束ですから、十年展望を。その中で私は消費税の議論が全くないということはもう考えられないと思いますけれども、それはもう実直に申し上げて、しっかり日本の財政を外に見せるためにもこれはお願いをしたいと思います。  次に、新成...全文を見る
○古川俊治君 最初から目標にすぎなくて、できなくてもいいなんていうものは作ってもしようがないと思うんですよ。それは政治主導ならできるというお話でしたから。  そうすると、この政策達成目標明示制度というのをつくって、それをやると成長戦略実行計画というのの確実な実現ができるとおっし...全文を見る
○古川俊治君 書かれているのは、成長戦略実行計画、工程表ですか、これを確実な実現をすると書いてあるんです、そこに。それどうやるんですか。なぜできるんですか。
○古川俊治君 菅大臣、かなり具体的に運ぶとおっしゃいましたけれども、例えば、そうしたら健康領域の新規市場が四十五兆円、今の一・三倍ぐらいの規模、新規にできると、十年間に、そう書いてありますけれども、どういう積算根拠なんですか。
○古川俊治君 私は、細かいものを教えてくれと言ったら、ないとおっしゃったから、今、今日お聞きしているんです。だから、あるんなら出してください、それは。ないと言われました、この間は。  例えば、あともう一つお聞きしておきますけれども、研究開発投資、対GDP比四%以上ということです...全文を見る
○古川俊治君 時間もないので次に医療の話に移らせていただきますけれども、長妻大臣、今回診療報酬、先ほどから十年ぶりのプラス改定というふうにおっしゃっていますけど、実際これは医療費で七百億円、国費投入は百六十億円ですね。しかし、これは枠外で実を言うと薬剤関係で六百億円減額されている...全文を見る
○古川俊治君 これは、しかしながら、今までと全然違う話なんです。これは論理のすり替えなんですよ。後発品のある先発品の追加引下げで六百億円をすべて後発品の置き換え効果の精算分とみなして引き下げる、こういうことは前政権ではなかったんですね。  これ日本医事新報の報道によると、これま...全文を見る
○古川俊治君 結局、政府が医療に掛けてくれた国費というのは二十三億円でしかないんですね、今回。これは鳩山家がお子さんに配られたという額よりも小さいんですよ。ところが、本年度の子ども手当に要する国庫負担金だけで一兆四千七百二十二億円、これは子ども手当に配るんですね。これは余りにもア...全文を見る
○古川俊治君 我々も既に医療費を削減する方針は撤回しておりました。  もう一つ、民主党のマニフェストにはOECD平均まで医療費を引き上げるということが書かれているんですね。大体九%、対GDP比で九%ぐらいだと思いますけれども、そこはどうやって具体的に上げていくんですか。その時間...全文を見る
○古川俊治君 これも単なる目標で、マニフェストに書いてあってもやらないというのはまた約束破りじゃないかと私は思うんですけれども、その点は是非これからも医療崩壊を助けるためには更に診療報酬アップをお願いしたいと思います。  次に、新型インフルエンザワクチンの輸入について伺いますけ...全文を見る
○古川俊治君 それをお願いします。──ちょっと一点いいですか。
○古川俊治君 最初に輸入されたのはいつですか。
○古川俊治君 これは二月二十二日時点の調査ですけれども、既に国内製品だけで七百七十四万回の接種分のワクチンが実は余っているんですね。  一般的な認識としては、これ以上大きく必要になることは余りないと現場では考えられていますので、今既に輸入された四千九百五十万回接種分ですか、これ...全文を見る
○古川俊治君 これは、いずれにしても九千九百万回分の契約上のものからすると、まだ半分しか入っていない。そうすると、トータルでこのまま契約が履行されると二千二百五十二億円、これは全く無駄になってしまうんですね、使われないとすれば。  そうすると、現在交渉をやっていますって、これ違...全文を見る
○古川俊治君 済みません。契約の中で債務不履行の場合の違約金は幾らになっていますか。
○古川俊治君 これは、先ほど大臣が四千九百五十万回接種分で千百二十六億円だからと言って、私はそれを倍にしたんですよ。そうすると、それはトータルということですね。
○古川俊治君 そうすると、これは交渉の結果次第だと思うんですけれども、現に我々が買わなきゃいけなくなる、これが契約上そうなっていますから。そうなった場合に、この余ってしまうワクチン、どうしようと思っていますか。
○古川俊治君 私がお聞きしているのは、ワクチンは余るということはもう目に見えているんですよ。まだ国内産だけでも千五百万回分出荷することになっているんですね。まだ余っているわけですから、それを確保する分に使ったとして、余ってしまうとしたらそれは何に使うんですかと申し上げているんです...全文を見る
○古川俊治君 備蓄していても、半年しか期限がないものもありますから、半年か一年半なんですよ。そうするとあっという間にそれ無駄になりますから、ほかの国々へそれを渡すとかいろいろお考えをこれから進めていただきたい、無駄にしないでいただきたい、ワクチンを、私はそう申し上げているんであっ...全文を見る
○古川俊治君 法案はいつ出ますか。
○古川俊治君 医療現場で一番迷惑なのは、この法案ができないで今の不安定な状況にずっと置かれることなんですよ。これはできるだけ早期に法案を出していただけるよう、よろしくお願いします。  千葉大臣、せっかく来ていただきましたので、一点だけ。  本年度の司法試験の合格者数は何人ぐら...全文を見る
○古川俊治君 この点につきましては、今、法曹の二回試験の成績なんかはもう二千五百人で悪くなってきましたし、それから、今の弁護士の就職状況、これも非常に危惧されます。さらには、もう一つ残された問題として、司法大学院の生徒というのもいるんですよ、まあ数もつくってもらったものだし。それ...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。  初めに、経済と財政のことについてお伺いをしたいと思います。  先日、予算委員会でございましたけれども、菅大臣から、これから国債がどの程度積み重なっていくのか非常に心配であるというお話をしま...全文を見る
○古川俊治君 財投国債を足すとどうなりますか。
○古川俊治君 既に二百数%を超えていると認識するのが正しいと思うんですけれども、二〇一五年まで、地方のことがお分かりにならない、そのとおりだと思いますけれども、見通しで国債のところだけ計算しただけでも、さらに私試算したところでは二三〇%近くまでこれが膨らむということは、そこで財政...全文を見る
○古川俊治君 そこで、中期財政フレームを出していくときに、先ほど申し上げましたように、税と税外収入と無駄削減という三項目についてどのように取り扱っていくのか、国家戦略室の中ではどういうふうにそれを考えるんでしょうか。明示的にその部分の財源というものを示せるんでしょうか。
○古川俊治君 それは歳入と歳出で決まってくると。それで、歳入のところを設定をしていくために具体的に何をすべきかということがもう中期財政フレームでは出てくるということですか。今のだと枠組みを御説明になっただけで、今後どうしていくかということが全く入っていないんですね。あと六月まで残...全文を見る
○古川俊治君 いや、三年の枠組みでお出しになるということですから、では、三年のトータルで結構ですから、数字は出るんですね。
○古川俊治君 国債をこれからどう規律していくか、今の現状から考えても非常に難しい状況だと思いますので、この点ははっきりどこかで六月までにお示しいただきたいと思っております。  それで、大臣、ちょっとこれ管轄外だと思いますけれども、先日の予算委員会の御発言で、枝野大臣は、古典的な...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、子ども手当についてなんですが、御意見として、大きな財源を出すということ、これについてなんですけれども、現状下で、これを景気対策として考えるのであるか、そのほかの要因があるのか。ほかのことに使った方がいいという意見がかなり多いんですけれども、その点はどうお...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、子ども手当の経済効果については議論してもしようがないということですか。
○古川俊治君 お願いをしたいのは、子ども手当等について無駄削減の対象とするかどうかですね。今後のことなんですけれども、枝野大臣はその無駄削減あるいは行政刷新の中におきましてこの子ども手当をどうお考えになりますか。
○古川俊治君 無駄削減ということでどこまでいけるのかどうか、マニフェストでお約束いただいたところまでいけるのかどうか、非常に今分からないと、不明なところですけれども、そうであれば、当然、必要な額であれば政策の方に踏み込んでいく、それもある意味では無駄をどう定義するかの問題ですけれ...全文を見る
○古川俊治君 国民のお声を聞いていくということになりますと、先日も言いましたけれども、子ども手当は所得制限するというのが大半なんですから、なぜそれをやらないかと、そういう議論は蒸し返しはしませんが。  私が申し上げたいのは、マニフェストを実行していくのか、そういう考え方に基本的...全文を見る
○古川俊治君 そうするとまた分からなくなるんで。官房長官、結構です、済みません、同じ議論になってしまうんで。ありがとうございます。お時間、これで。
○古川俊治君 はい。  菅大臣、ちょっとお聞きしたいんですけれども、私、この議論をなぜしたかというと、菅大臣のお書きになった岩波新書の「大臣 増補版」というやつですね、あれを拝見しました。あれは実を言うと自民党でも結構買っているんですよ、みんな。政権交代の中身について知ろうと思...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、民意を得たのは恐らくマニフェストがあってということでしょうから、マニフェストが前提となっていると考えるのが妥当ではないか。もし、マニフェストを外れていいと、先ほども平野官房長官が状況が変われば変わるんだというお話でしたけれども、そうすると、マニフェストを...全文を見る
○古川俊治君 結果として、菅大臣の枠組みを使うと、内閣の主導する政策というのが国会もある意味で枠を通り越してぼんと実現されていくというようなかなり強い内閣の主導、政策の実現の主導というものができたという点は、これ皆が感じていることだと思うんですね。  その場合に、英国が政治主導...全文を見る
○古川俊治君 菅大臣、アローの一般不可能性定理って御存じですか。
○古川俊治君 アローの一般不可能性定理。仙谷大臣、御存じですか。御存じでない。  是非ちょっと読まれていただきたいと思うんですけれども、政治学をやっている人だとみんな知っておりますが、これは、すべての民主主義として当然の前提を満たすような社会のルールは存在しないというルールなん...全文を見る
○古川俊治君 英国との一番の違いというのは、やっぱり参議院の存在というのが日本の憲法上しっかり書かれているということですね。そこにおいては、仮に過半数で通ってきても、衆議院からですね、もう一度、否決すると、三分の二の多数を要するということで、憲法上、一元的に、多数与党というと衆議...全文を見る
○古川俊治君 菅大臣に。成長戦略の中身ですから。
○古川俊治君 そこのシナリオが幾つかございまして、一つ申し上げると、そこでの今出ているのは物価上昇率とそれから賃金上昇率を仮定して置いているんですね。そうすると、そこに名目GDPを三%目標と書いてありますけれども、賃金上昇率はずっと低いレベルです。運用利回りとあともう一つが書かれ...全文を見る
○古川俊治君 社会保障国民会議でのシミュレーションは、恐らく経済が二の一の前提でB2シナリオと、一番掲げられたやつをお使いになったと思いますけれども、あの中ではかなりの医療改革をするということが前提になっているんです。既にこういう改革をするというのがシナリオに書かれています。あれ...全文を見る
○古川俊治君 いや政治主導でやればできるというお話ですけれども、その根拠は私にはよく分かりません。ですから、やっぱり今までなぜできなかったかといえば、いいかげんだからなんですよ。だから、これをやると網羅的に並べているだけで、戦略といっても、それをどうやったらこれが達成できるかとい...全文を見る
○古川俊治君 科学技術基本計画、第三次のものができたときには、研究者は非常に良くできているという評価だったんですね。今の中間評価でも比較的できていることはあるんだという評価でございましたけれども、やっぱり問題なのは、投資した額に比べてこの国家が結局は経済成長を達成しなかったんです...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、それは国会での議論において内閣の法令解釈について話すという立場ですね。
○古川俊治君 ちょっと個人的なことを申し上げるとあれだと思うんですけれども、枝野大臣、実務二年間やられたと伺っておりますけれども、私も十一年やりまして、その間は実務をずっと研究もやってきましたけれども、法律の解釈って結構、十一年ぐらいたってもまだ、あれは奥深いものだなと思うことが...全文を見る
○古川俊治君 枝野大臣、今憲法についてはというお話ございましたけれども、私も実は二月十九日の記者会見で枝野大臣がおっしゃられたことを読みまして、さすがにやっぱり法曹としてしっかり考えられているというふうに思いました。  憲法は公権力を縛るルールでありますが、もちろんそういう意味...全文を見る
○古川俊治君 法令解釈については一般的に、当該法令の規定の文言、趣旨に即しつつ、立案者の意図や立案の背景となる社会情勢等を考慮し、また、議論の積み重ねのあるものについては全体の整合性を保つことにも注意して論理的に確定されるべきものというのが法令解釈の仕方と一般的に言われていますね...全文を見る
○古川俊治君 最後に一つだけ。  鈴木副大臣、御出席ありがとうございました。ここで伺いたいんですけれども、もう一つのお願いとして、実は学校給食における飽和脂肪酸の在り方に問題があるんですね。今の学校給食の指針の中では、エネルギー全体摂取基準の二五から三〇%を脂質で取りなさいとい...全文を見る
○古川俊治君 分かりました。各学校ではやっていいということですね、無脂肪あるいは低脂肪乳。今そう伺いましたけれども。確認です。
○古川俊治君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
03月19日第174回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○古川俊治君 では、初めに自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。  初めに、中井大臣に伺いたいと思います。  中井大臣、本国会の冒頭の御演説で死因究明制度について御言及されておりますけれども、日本の死因究明システム、これは大変脆弱でございまして、年間約十六...全文を見る
○古川俊治君 今会議をつくられたというお話でございましたけれども、長い間民主党の皆さんも超党派の御勉強をされているということですから、ある程度の具体的な政策としてお考えのことがあると思うんです。その点を御紹介ください。
○古川俊治君 大臣はオートプシーイメージングについて御存じですか。大臣にお聞きしているんですけれども。
○古川俊治君 勉強会に出られていれば、恐らく一番の課題になっておりますので御存じかと思ってお聞きしただけでございますけれども。法案をできるだけ早く、オートプシーイメージングの可否、採否等を含めて、あるいは解剖のスタッフをどうやって増やすか、そういう点について御議論をいただきたいと...全文を見る
○古川俊治君 私、実は政治にかかわる前のことでございますけれども、二〇〇六年に民主党さんの方のやられている勉強会に講師として招かれたことがございます。そこで、この死因究明システムについてお話をしたんですけれども、そのころからやっていらして、そのとき大臣はもちろん大臣ではいらっしゃ...全文を見る
○古川俊治君 医師に対する刑事処分という、刑事の、司法の介入ですね、これが非常にある意味で過剰なために地方の勤務医が萎縮をしてしまいまして、これが医療崩壊と呼ばれる現象の一つの引き金になったという話、よくございます。これは福島県で起きた大野病院事件というのは御存じかもしれませんけ...全文を見る
○古川俊治君 よく分からない御答弁をずっといただいておりますけれども、一つ、DNA鑑定について伺っておきます。  足利幼女殺人事件、菅家利和さんの問題でございますけれども、当時のDNA鑑定は識別度が十六分の一と伺っております。現在は四兆七千万人ということでありまして、まずもって...全文を見る
○古川俊治君 ちょっと十六分の一というふうに昨日伺ったと思ったんですけれども、そうではなかったようで。これは結構です。私も実は初期からこの勉強会に随分呼ばれまして、この事件で、私自身は精度の悪い鑑定自体が間違っていたんだろうというふうに思っておりますけれども、その点の検証はしっか...全文を見る
○古川俊治君 裁判所の判断にも限界がございますので、もちろん警察というのは国民の人権にも大きな責任を持っているわけですから、その辺のこと、今後どういう方向でいくか。試料、DNA、それを間違いなくその人の試料であればこれは当然当たると思いますけれども、試料の作成の段階で試料の混在が...全文を見る
○古川俊治君 中井大臣、これで質問を終わりますので、大臣は御退席ください。
○古川俊治君 分かりました。  福島大臣、質問を続けますけれども、今検討会を開いて特保の表示について検討しているという御発言がございました。  平成十七年の二月に条件付き特保、それから規格基準型特保、それが創設されまして、また疾病低減リスクの表示が可能になったというわけでござ...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、特保の外側もやっていらっしゃるということですね。
○古川俊治君 これ実を言うと、地方で自分のところで取れた産物を使って、成長戦略にも書いてありますけれども、農商工連携で新しい産業をつくると。そういう意味で、この健康食品というのを利用したいという要望も多いんですね、実を言うと。そこでは、確かにランダム化比較試験を今特保の場合要求し...全文を見る
○古川俊治君 是非それは前向きにお願いしたいと思っております。  では次に、成長戦略についてお聞きをしたいと思います。  先日、川端大臣から今の第三次科学技術基本計画について一定の成果が出ているというお話がございました。それについて、特許の申請件数が非常に日本一で多いという話...全文を見る
○古川俊治君 まさに大事な点でございまして、今の大学発ベンチャー、ここにもちょっと、成長戦略にもいまだに産学連携と書いてありますけれども、多くの場合、腐ったような特許がたくさんたまっていて、その維持費だけで物すごいコストなんですね。  これは、特許というのは固定資産と同じでコス...全文を見る
○古川俊治君 諸外国と比べた場合に、何か客観的な評価はございますか。そうすると、その国を準じてやればいいということになるんですけれども、その点いかがでしょうか。具体的に何かお考えでしょうか。
○古川俊治君 科学技術関連予算というのは、まさに今後の日本の成長を支えるための投資であって、国民の経済的な価値における還元が十分になされるということが必要だと考えております。  これ、競争的資金の分配ということになりますけれども、多くの場合、科学研究費を、競争的資金を取り合って...全文を見る
○古川俊治君 競争的資金は委員会をつくって選定することになるんですけれども、その場合の委員の選任についてお考えをお聞かせください。
○古川俊治君 そんなことは聞いておりません。
○古川俊治君 答弁を短くお願いします。  我々も、実を言うと、世界最先端プロジェクト、これは民主党政権になって結局実施が一部、その後の予算において出てきただけになってしまいましたけれども、あのときに、やはり過去の経緯を振り返って、やはりどういった人を選考委員に持っていくかという...全文を見る
○古川俊治君 答弁がちょっと長くて、かつ、私の質問に直截に答えていただきたいんですが、私がお聞きしたのは、ドラッグラグとデバイスラグの解消というのが日本の革新的な医薬品や医療技術の研究開発促進の前提的な課題であるというふうに書かれているのはなぜかというふうに伺っているんですね。 ...全文を見る
○古川俊治君 じゃ、端的にお聞きしますけれども、実は私、昨日、再生医療学会に講演に行っておりました。それで、山中先生たちと一緒に会議をやってきたんですけれども、その中で、やはり日本は再生医療について、これは非常に重要な問題でございまして、この成長戦略の中にも課題が挙がっております...全文を見る
○古川俊治君 混合診療を療養費制度を併用できる制度というのはもう既に我々の時代につくったんですね。それを併用していけばかなりできるんですけれども、問題なのは、医薬品機構が早期からちゃんと相談に加わっていただけるかという点なんですね。この点はお約束いただけますか。その点をちゃんとお...全文を見る
○古川俊治君 それはみんなが望んでいることなんで是非お願いをしたいんですが、反面、審査をする側である、PMDAと呼ばせていただきますが、審査機構が早期から研究促進に回ると安全性が担保できないという議論が必ず出てくるんですね。それについて政権としてどうやってリスクを負うつもりか、お...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、施設内倫理委員会がやれば、それでいいということですね。
○古川俊治君 成長戦略、これは本当に実現しないと、この日本ってこれだけ借金大国になっていますので非常に厳しいと思うんですが。  医療というのは、必ず不確実性がございます。その中で、ゼロリスクを多くの国民は今まで求めてきたからなかなか進まないところがございまして、ただ、本来は研究...全文を見る
○古川俊治君 何回も申し上げますけれども、日本では承認できた方がいいです。それはそのとおりですけれども、日本で今もう全部、世界どこでも治験ができる状況ですから、共通市場ですから、そういうことでいうと、必ずしもデバイスラグ、ドラッグラグの問題、治験整備だけが研究促進に必要ではないと...全文を見る
○古川俊治君 じゃ、もう最後、コメントで終わります。もう時間ですので終わりますけれども。  先日、大体三%の目標というのは書いてある。名目平均三%、これは目標だからということで実現できるかできないか今定かではないと。さらに、今のお話で、これをやれば実現できるかという問いに対して...全文を見る
○古川俊治君 結構です。
04月06日第174回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○古川俊治君 これから自由民主党の古川俊治から質問させていただきます。  今回の公訴時効の廃止ないしは延長ということは、やはりDNA鑑定の進歩、そして普及という点が非常に大きな一因であろうと考えております。  それで、DNA鑑定についてまずお伺いをしたいと思っているんですけれ...全文を見る
○古川俊治君 この検察庁の報告書のところに、当時のMCT一一八型ですよね、それの検査法ですけれども、科学的原理に妥当性が認められる以上、その鑑定手順、技量等にも特段の問題はなかったものと思われると書いてあるんですよ、最初にね。  これはなぜなんですか。何で科学的原理に妥当性があ...全文を見る
○古川俊治君 では、これちょっと千葉大臣に伺いたいんですが、最高検の報告書で、本件で実施されたMCT一一八型検査法は、科学的原理の正確性が認められる上、本件具体的な実施方法も、DNA鑑定の経験を有してその鑑定に関する論文を執筆するなどしていた科警研の技官が、検査機器の作用が適切な...全文を見る
○古川俊治君 問題なのは、その科学的捜査、つまりその検査方法が常に正しいと信じることの問題性を私は申し上げているんですね。技量に特別な問題はない、結果として出てくるデータ、その評価する前のデータ自体が適正に作られているものなのかどうかというのは常にブラックボックスなんですね。それ...全文を見る
○古川俊治君 これは、そういう体制を取ると、綿棒を使うのではなくて直接密封できるようにするという方法を取ればいいという結論はどういった過程から出てきた結論なんでしょうか。
○古川俊治君 そうではなくて、それは大臣がお考えになったことじゃないと思うんですよ。何か委員会をつくって話し合ったとか、どういうふうなことからそういう方法を取ろうということが持ち上がってきたかというふうにお聞きしているんです。
○古川俊治君 こういう実は検体の間違いという、検査対象の人の違いというやつですね、実はこれは警察だけじゃなくて医療現場で物すごくたくさん起きていたんですね、前から。  そのときに我々がやったことは、これは行政、民間一体となってやったんですけれども、人が間違えるということを前提に...全文を見る
○古川俊治君 では、大臣、結構です。ありがとうございました。  それでは、次に、今医療のお話を申し上げましたけれども、今回の法案のことで、実は私は医療過誤について大変懸念をしていることがございます。  業務上過失致死の公訴時効がすべて五年から十年に延長されるというのが今回の法...全文を見る
○古川俊治君 多分これ大臣は御存じじゃないと思いますけれども、厚生労働の方で、医療過誤の報告の在り方、医師法二十一条という一つの条文がありまして、医療に関する異状死を届けなきゃいけないと、これはこの医療の業務上過失致死と並んで大きな問題になっているんですが、その点に関して既に厚労...全文を見る
○古川俊治君 大臣、これは御存じないかもしれませんけど、診療録あるいは診療に関する諸記録というのがあるんですよ、医療においてはですね。例えばカルテとか、それが診療録ですけど、あとレントゲン写真とか、そういうのが診療に関する諸記録です。  その保存期間って何年か御存じですか。
○古川俊治君 これは、診療録が五年で、ほかのものは二年です。  だから、公訴時効が十年になっても、どうやって立証するかという問題ができてくるんです、そこにですね。情況証拠だけじゃとても医療の内容なんか分かりませんし、医療について、日進月歩です。これは、民事の中でさえ、十年前の事...全文を見る
○古川俊治君 私は、これ一律に全部扱っていく、取りあえず、余りにも形式的な法制審の議論の中では、業過は全部一緒という形で十年にするんだという御判断ですけれども、これは余りにも粗い議論で、もう業務上過失致死なんというのは、できたときから考えますと、刑法が作られたときから考えると、余...全文を見る
○古川俊治君 これは一律にして作った後、是非、例えば医療過誤なんかについては特別の立法を作ったっていいわけですから、事情が悪ければ、そういう形で処理していただきたいし、こうした時効を廃止することによる合理的な弊害というのもまた出てきますから、その点についても今後十二分な手当て、法...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○古川俊治君 では初めに、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。  本日、質問が結構多岐にわたっておりますので、なるべく御答弁、端的に、正面から御質問にお答えいただきたいと考えておりまして、長妻大臣、基本的には大臣にお願いをしたいというふうに思っております。...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、今のお話で、発症率が一九%、入院の率が一・四%の場合はこれに入らないという理解でよろしいですね。
○古川俊治君 今政務官は最初に、発症率二〇%以上、入院が一・五%以上を想定しているとおっしゃったんですよ。今はそうじゃないとおっしゃっているんですね。じゃ、今般の緊急性という事情、それは具体的にどういう要件が必要なんですか。また数字で言ってください。
○古川俊治君 その低位設定、中位設定、高位設定ってどこに規定があるんですか。何のことでしょうか。
○古川俊治君 それじゃ、その三つの場合は、何%、あるいは具体的にどういう基準で区切っているんでしょうか。
○古川俊治君 先ほどのそうするとお話は、今回の新しい臨時接種は中位設定を目標としているということですね。その範囲をお示しください。
○古川俊治君 この対象となるかどうかというのは、法文に照らして明確になっていた方がいいからお聞きしているんです。  今回、新たな臨時接種で、努力義務は課さないけれども勧奨を行うということにしたんですね。これはどういう趣旨なんでしょうか。端的にお答えください。
○古川俊治君 ですから、間というのでは話にならないのでありまして、今回、病原性の高くない新型インフルエンザなんですけれども、これはなぜ季節性のインフルエンザの場合も行っていない勧奨を行うんでしょうか。その理由をお話しください。
○古川俊治君 なぜ社会的混乱が起きるんでしょうか。
○古川俊治君 そうすると、今、社会的混乱があるかどうかというのがこの勧奨を行うかどうかのメルクマールであるというお話でございましたけれども、そうすると、もしこのインフルエンザ、感染力が非常に弱くて逆に病原性が非常に強くなった場合、こういう新型インフルエンザの場合はどうなんでしょう...全文を見る
○古川俊治君 勧奨を行うかどうかというのは一つの行為が決まるわけですね、やるかやらないかというのは。その範囲は明確であるべきなんで、感染力と病原性とおっしゃるんであれば、その両方について基準をお示しください。
○古川俊治君 だから、私が申し上げたのは、具体的に今度新しい臨時接種を行う疾患は何を対象としているかということなんですよ。全く明確にお話しいただけなかった、この話についても。だから、次に何かが起こったときにどういう対処にするか、皆さんに本当にこの疾患はこうするというビジョンがない...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、これ、一類、二類の分類というのはワクチンの効果によって決まってくると、このようにお伺いしてよろしいですね。
○古川俊治君 ですから、私が申し上げているのは、ワクチンの効果が変わってきて、発症、発生を予防できるワクチンが開発されれば、その時点で一類疾病に法改正をする必要があるということですか。
○古川俊治君 ですから、今政務官は、一類、二類というのはワクチンの効果で変わってくるというふうにお話しいただきましたけれども、一類、二類の分類は、じゃ、それでよろしいんですね、長妻大臣。
○古川俊治君 その法律的な根拠を述べてください。
○古川俊治君 ですから、季節性のインフルエンザワクチンの発生及び蔓延を予防できるワクチンが開発された場合には一類に当たるんじゃないですか。それでいいんですね。
○古川俊治君 では、確認しておきますけれども、ワクチンの効果が十分に効くようになればこれは一類疾病になるという理解で、確認しますけれども、よろしいですね。
○古川俊治君 繰り返しになりますので次の質問に移りますけれども、努力義務というのは現在予防接種法の中に規定されているんですが、勧奨というのは今までなかったんですね、実は。今回創設されるのがこの勧奨という言葉なんですけれども、何か説明を読みますと、既に現行予防接種法の枠組みの中でや...全文を見る
○古川俊治君 できるだけ端的にお答えください。努力義務とそれから勧奨というのはそれぞれ具体的に何をやるんでしょうか。
○古川俊治君 具体的に何をやるかをお聞きしているんです。
○古川俊治君 今のは努力義務のお答えでしたが、勧奨は何をやっているんでしょうか。
○古川俊治君 通知をするというのは先ほど努力義務の中でもおっしゃっていましたけど、同じじゃないんですか。
○古川俊治君 それがどちらですか、はっきり教えてください。どちらに分類されるんでしょうか。
○古川俊治君 今回のH1N1の場合、これは法的に規定がなかったわけですけれども、努力義務は行われたんですか、それとも勧奨は行われたんでしょうか。
○古川俊治君 今回の新型インフルエンザの場合、最初に皆さんの予測で、私が聞いている範囲では、優先接種者五千四百万人プラスあとの三分の一の健康成人、残りの人というふうに伺っておりますけれども、それだけの対象を考え出しているということで、勧奨も努力義務も行わなかったという、それはなぜ...全文を見る
○古川俊治君 今回の場合は何人接種が行われましたでしょうか、今まで。
○古川俊治君 努力義務、それから勧奨を行うことによってそれぞれ何%の国民、あるいは何人でも結構、何%、具体的に数字で教えてください、が受けるということになるんでしょうか。
○古川俊治君 ですから、努力義務は課さないけれども勧奨を行うということにしているんですから、それはそれなりに目標の到達人数が当然あるわけなんですね、接種の。それを具体的にどうお考えなのかということです。そうじゃなければ、両方やるか、片一方だけやるか、そういう判断ができないじゃない...全文を見る
○古川俊治君 だったら努力義務をやればいいでしょう。
○古川俊治君 数を多くしたいんであれば努力義務をした方がいいんじゃないですか。四千万から五千万以上するんだったら、努力義務も勧奨も入れた方がいいでしょう。そう考えるのが普通じゃないんでしょうか。
○古川俊治君 国がワクチンの効果、公衆衛生行政の観点から見てより多くの人に接種が必要であるというふうに考えたら、努力義務を課すというのも一つの方法ではないんでしょうか。それは要らないというのは、そこで政務官が個人の考え方をお答えするのはいいんですけど、健康を守るために片一方はやっ...全文を見る
○古川俊治君 今回の新型インフルエンザの病状が重くなった場合には、これは努力義務を課すんでしょうか。
○古川俊治君 別に二類であったって臨時接種の対象になりますから、従来の。それは努力義務を課されるわけですけれども、今回わざわざ新しいものをおつくりになった。課されますよね。六条の一項の方ですよね、元々。これは一類及び二類の疾病のうちと書いてありますけれども。いいですか。六条三項で...全文を見る
○古川俊治君 結構です。
○古川俊治君 ですから、今回は新しい臨時接種の対象にするんですけれども、もうすぐにこれは強毒化するおそれもあるんですよ。ですから、その場合にどう取り扱うのかということを伺っているんです。
○古川俊治君 法文中に明確にその変わることの規定があった方がいいんじゃないでしょうか。
○古川俊治君 繰り返しになりますけれども、では、強毒化したときにどの程度になったら結局通常の臨時接種に切り替えるか、六条の一項の方に切り替えるか。恐らく、その具体的な基準をお聞きしてもまたお答えにならないと。ですから私は法文上に明確な規定があった方がいいんじゃないかということを申...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、特例承認だから補償契約を結ぶという理解でよろしいですか。そうすると、今後の特例承認においても同じような補償契約を結ぶということになりますけれども、それでよろしいでしょうか。
○古川俊治君 この特例承認で認めるとすると、恐らくは臨床試験をやっていないからという理由になるんでしょうけれども、それで危険性が分からないと。しかしながら、元々危険性が分からないものを、臨床試験をやる場合ですね、その場合でも企業の過失責任や製造物責任というのは免れないんですね、補...全文を見る
○古川俊治君 補償契約を結んだということは明らかになっておりますけれども、契約条項を確認しましたか、そうお伺いしているんですが。
○古川俊治君 重要なのは契約の範囲なんですね、補償の。そのことについて各国と確認をしておりますか。
○古川俊治君 損失補償契約だけだったら幾らでも、補償の範囲が弱ければ結んだって意味がないわけですね。  今回の法案に、実を言うと、損失補償契約を結ぶことができるという法律案になっているんですけれども、その要件、どういったことを定めるかという法律の要件が全く、契約の要件というもの...全文を見る
○古川俊治君 これは、要件が規定できなければ債務負担額も全く不明なんですね。そうすると、これは損失補償契約に国会承認を必要とするということでしたけれども、何で国会がその債務負担額も分からないようなものを承認できるんでしょうか。
○古川俊治君 損失補償の上限がない場合について伺いますけれども、そうすると、上限がない場合、有無を、ないと言われた場合に国会はそれを認めると思いますか。
○古川俊治君 特措法の十一条に行きますけれども、「当該購入契約に係る新型インフルエンザワクチンの国内における使用による健康被害に係る損害を賠償することその他当該購入契約に係る新型インフルエンザワクチンに関して行われる請求に応ずることにより当該相手方及びその関係者に生ずる損失」と書...全文を見る
○古川俊治君 この法文を見ると、両方の損失が違っているんです。政府が補償すべき損失が違っておりますので、その損失の具体的な違いは何なんですかというふうに、補償すべき損失の具体的な違いは何なんですかというふうにお聞きしているんです。
○古川俊治君 そうすると、今回の新しい法律の下でも、特措法の下でGSKやノバルティスと締結されたワクチンを原因として企業に生じるあらゆる損失を政府が補償するというような契約も、新法の下でも可能なんですね。
○古川俊治君 いや、可能だと思うというか、可能というふうに伺いましたけれども、ここに法文上は「新型インフルエンザ等感染症ワクチンの性質等を踏まえ国が補償することが必要な損失」と書いてあるんですね、そこに。こういったワクチンの性質とかあるいは感染症などの性質を踏まえとここに書いてあ...全文を見る
○古川俊治君 ただ、法の範囲を超えていたら既に法律違反ですから国会の承認も何もないんですよ、既に一切の損害を補償するという契約が可能であるというふうにお答えいただいていますから私はお聞きしているんですけど、その点どうなんですか。
○古川俊治君 だから最初に特措法と今回の法律でどこが違うんだというふうにお聞きしているんですよ。私は再度、今回の新法下でも同じ契約が結べるんですねと言ったら結べるというふうにお答えいただいたからそう言っているんですけれども。  確認しますが、当然外国企業としては一切の損失を補償...全文を見る
○古川俊治君 法律にのっとらないものを国会承認という手続、この法律の中で行うわけですから、それはもう既に違法の範囲に入っているんですね。  それで、これよく考えていただきたいのは、例えば毒物が混入していた、異物が混入した、それとか外国の製品で承認されている製造方法と全く劣るよう...全文を見る
○古川俊治君 ですから、じゃ、そうすると、そういった場合、特例承認、今回の場合もそれ実際行っていますからね。それは今回のGSK、ノバルティスじゃないですけど、先の話を申し上げているんであって、今回新法においてですから。そうすると、毒物が混入されていたり、GMPと申し上げますけど、...全文を見る
○古川俊治君 そういうことはない、承認されないんじゃないかと言いますけど、ロットの違いというのがありまして、製造工程で一人の、中国ギョーザの話がありましたけど、従業員が何か違反をした場合には十分入るんですよ。現場で、かなりの一流の製薬企業であっても異物が混入したなんという事例は山...全文を見る
○古川俊治君 国内メーカーも同じように短期間に大量にこれ販売しなきゃいけないというリスクを負っているんですね。ただ、これ異常な事態ですよ、普通考えれば。そういったことが国として要請される事態なのに、なぜ国内メーカーだけが不利に置かれなきゃいけないんでしょうか。
○古川俊治君 外国での副作用救済制度についてお聞きしますけれども、米国の場合が典型的ですね、大きな会社は皆米国にございますので。予防接種の副作用救済制度はどうなっていますか。
○古川俊治君 これ、今日朝、厚労省が送ってきたやつで非常に不正確なんで、これで話もしたくないんですけれども、海外の、これは特にアメリカの副作用救済制度というのは元々が逸失利益まで含んでいるんですね。上を読んでいただけなかったんで、足立政務官、今上限というのは決まっているなんという...全文を見る
○古川俊治君 専門家の中の会議の意見でも、日本のワクチン行政の在り方からこの補償の在り方を外国企業だけに認めるのはどうかという御意見もあります。これは専門家が言っていることですけれども。  それから、現場の、私が先ほど申し上げましたように、やはり危機管理が云々かんぬんということ...全文を見る
○古川俊治君 それは五年掛かるんですか、必ず。いつできるんでしょうか。そのお答えをいただいて、それから、先ほど危機管理のお話がございましたけれども、そういう話であれば、あれほど、一回打ち、二回打ちの混乱もございました、それから、優先接種の解除の時期も大変遅くなったんですね、今回。...全文を見る
○古川俊治君 一点、最後に申し上げておきますけれども、一番大切なのは、やはり国内の生産、しっかりとしたインフルエンザの基盤をつくり上げることだと思っております。これは大臣も同じ認識だと思うんですけれども、そのためには、これだけ不利な条件で今やらされている、ワクチンが遅れている日本...全文を見る
○古川俊治君 はい。
04月14日第174回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○古川俊治君 私も一年間だけこの調査会に参加させていただきました。もう既にたくさんの議員の先生から大変勉強になる御意見をいただきまして、私は自分の関心からちょっとお話をさせていただきます。  多くの、本当にいろいろな参考人の方々がお話しいただきまして、大変多角的な見地から、それ...全文を見る
04月14日第174回国会 参議院 本会議 第16号
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○古川俊治君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました予防接種法等改正案に対しまして、反対の立場から討論をいたします。  新政権の対応は、インフルエンザワクチンの接種回数の決定や接種スケジュールに関して大変な混乱を招いてきました。厚生労働省は、ワクチン接...全文を見る
04月19日第174回国会 参議院 総務委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を続けさせていただきます。本日、質問の機会を与えていただきまして、総務委員会の先生方に深く感謝申し上げます。  主権、地域主権という話なんですけれども、その定義については内閣府設置法の四条一項三号に記載されております。ただ...全文を見る
○古川俊治君 原口大臣、今のは私も同じ辞書を引きまして、法律学用語の辞典の第三版というやつで、有斐閣のやつですね、そのように出ておりまして、私も現行法を全部網羅して、この三つ、少なくとも三つの意味に用いられたことを確認いたしました。  その上で伺いますが、そうすると、一番の意味...全文を見る
○古川俊治君 ですから、そのとおりに読みますと、地域の在り方を最終的に決定するのは地域であると、地域のことは責任を持って地域が決めるということですね。今、大臣がなぞらえて、それを地域の力、そういうふうにおっしゃっていますから、そういうことだと思います。  それは、じゃ後でもう一...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、憲法九十二条にある補完性の原理を裏付ける言葉として地方はふさわしくないという御理解ですね。
○古川俊治君 そうすると、地方と地域の違いは何なんでしょうか。明確にお答えください。
○古川俊治君 東京地方、関東地方という言葉も使うと思いますけれども、別に離れているかどうかの問題ではないと思いますけれども、その地域のことを地方と言っているんじゃないですか。
○古川俊治君 一般的に用いられている地方とか地域、これはもう国民の間でも用いられている言葉を、勝手に意味というのを政府は解釈すべきでは、つくるべきではないと思っています。これ以上繰り返してもしようがないんで、次に行きますけれども。  地域主権、これは実を言うと法律上の新語である...全文を見る
○古川俊治君 それは地域に主権があるという意味でしょうか、原口大臣。
○古川俊治君 法文の理解というのは、これ司法上どこでもそうなんですが、一般の社会通念に従ってなされます。これは実務上、そうじゃないと日本語であるべき法文が読めませんので、そのように理解するんですけれども。  一般社会通念では、国民主権といえば国民、まさに国民に主権があることを言...全文を見る
○古川俊治君 ちょっと長過ぎますよ。短い質疑時間ですから、もっと的確に答えてください。  今のお話ですと、地域主権という言葉が、既に今の現政権がその言葉を取り扱っているから一般社会通念になったということでよろしいですか、まとめると。そういうことですね。
○古川俊治君 国民が今地域主権と聞けば、当然、一般国民ですよ、地域に主権があること、あるいは地域の主権を意味するんですよ。  今長官のお答えは、地域主権という言葉は、新政権が地域主権と言って政策を進めてきたから、もうそれでそれを法文に、その新語を辞書に載っていなくても使うことは...全文を見る
○古川俊治君 ですから、地域の主権というふうに取れる用語を、違った定義をすることを許容すること自体が問題だと私は申し上げているんですよ。  それは、だから、今のお答えですと、もう既に使われているからそうしたというお答えですけれども、それは辞書にも載っていないし、地域主権という言...全文を見る
○古川俊治君 質問の意味が分からないというのは、簡単な質問ですよ。地方分権改革の地方分権推進計画を閣議決定されているんですね。それを受けて法律を作ったって今おっしゃったから、それはまさに地方分権を推進しているんじゃないですかとお聞きしているんですよ。
○古川俊治君 それだったら、なぜ地域主権なんでしょうか。全く同じじゃないですか。
○古川俊治君 それは地方自治で、地方分権改革の中でも十分尊重されております。ですから、まさに、別に地域主権と名前を変えたからって、地方分権ですよ、やられていることは。まさに地方分権を推進されているわけでありまして、一々一々、その理念がどうか、やられていること、実態を見てほしいと思...全文を見る
○古川俊治君 残念ながら、これは総理に確認できないので、いずれお聞きしなきゃいけないと思うんですけれども。  先ほどのお答えで道州制についての議論がございましたけれども、現在、道州制の導入に向けたタスクフォースを日本経団連と共同で設置して議論が進んでいるという、質問主意書でもそ...全文を見る
○古川俊治君 地域主権改革と道州制というのはどういう関係になりますか。
○古川俊治君 全く意味不明な御発言だと、私は今、全然分かりませんでしたけれども。  じゃ、次に行きますけれども、普天間の問題ですね。これは、もう連発される鳩山総理の誠に無責任な発言とともにマスコミを大いににぎわせておりますけれども、御存じのように徳之島でも、昨日、地元の皆様が本...全文を見る
○古川俊治君 だって、地域主権なんでしょう。地域主権だったら、地域のことは最終的に責任を持って地元の住民が決めるということをお答えされているじゃないですか。外交の問題であろうが、国防の問題であろうが、地域主権なんじゃないですか。
○古川俊治君 補完性の原理だったら、なぜ主権なんですか。それこそ分権でしょう。まさにそう書いてあるんですよ、憲法には。
○古川俊治君 先ほど主権の三つの意味とお聞きしたときに、一番最初の、国政の在り方を最終的に決めると、そういう意味だとおっしゃったじゃないですか。ですから、地域主権ってばらばらに考えるって、その主権ということに意味があるとおっしゃっているでしょう、ちゃんと。だから、主権なんですよ、...全文を見る
○古川俊治君 先ほど大臣は、地域主権の主権という意味がその一番目の意味だとおっしゃったんですよ。だから、大臣も、地域主権という言葉が少なくとも地域と主権に分かれるということを前提にお話しているじゃないですか。そうじゃなきゃ、私の質問に答えられないはずでしょう。
○古川俊治君 だから、地域主権の中における主権というのはそういう意味だというふうに大臣はおっしゃっているんですよ、まさに。ですから、そうすると、国防上のものであっても、外交上のものであっても、地域の住民が責任を持って決めなければ矛盾するでしょう。今おっしゃっていること、ここ一体と...全文を見る
○古川俊治君 答弁が長いんで。  原口大臣、四月七日の参議院本会議における二之湯議員の質問が、義務付け・枠付けの見直しが進んでいない現状に対して、族政務三役でないかと御指摘申し上げたところ、大臣は明確な反論をしなかったというふうに報道されているんですね。その毎日新聞の四月八日の...全文を見る
○古川俊治君 族政務三役との指摘を内心では肯定しているというふうに、あなたが自分で肯定されているというふうに毎日新聞が報道しているんですが、あなたは族なのかとお聞きしているんです。
○古川俊治君 族ではない。そうすると、大臣は今後もこの地方分権改革委員会の第三次勧告を進めていかれるというふうにお答えされていますけれども、地方六団体、御存じのように十二月十五日、地方分権改革推進委員会の第三次勧告における最も基本的な地方からの要望百四件についても、勧告どおりの見...全文を見る
○古川俊治君 これ地方六団体、これは福祉分野、今ちょうどお話がございましたので申し上げますと、一部実施の二十五条項中十七条項が保育所の福祉施設の基準の条例に関するものでありまして、そのうちの一部が、基準の撤廃又は大幅な緩和を勧告されているのに対して、いまだ国の基準に従えというよう...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、夏に向けてやるというお答えでよろしいですか。
○古川俊治君 夏になると、今のこの保育所の保育士の配置基準ですとか、あるいは居室面積のことというのは、これは地方が決められるようになりますね。
○古川俊治君 それは夏までにやりますか。もう一回お願いします。
○古川俊治君 もう一度お聞きします。夏までにやるんでしょうか。夏までにやるのかどうか、もう一度お願いします。
○古川俊治君 大臣が族ではないとおっしゃって、今それほどやろうという御趣旨でございますから、そう思っているという御趣旨でございますから、もし、できない可能性があるということはないと思うんですね、私は。だから、やるんですね、夏までにやるとお答えですね。
○古川俊治君 では、医療法のことについてちょっと伺いますけれども、山井政務官でも結構でございますけれども、今、医療法による、例えばいわゆる四疾患五事業の事業目標、それから医療連携体制に関する事項、医療連携における医療機能に関する情報の提供を定めなければならないとしている規定を、地...全文を見る
○古川俊治君 それは夏までに見直さないということですか。
○古川俊治君 夏までにやるんでしょうか、やらないんでしょうか、明確にお答えください。やる予定に入っていないという理解でよろしいですか。
○古川俊治君 先ほどの答弁と違うんですけれども。先ほど大臣はやるというふうにおっしゃいましたから。  山井政務官にお聞きしますけれども、都道府県が作成している医療計画ってどういうものか、政務官は当然熟知されていると思うんですね。その中のこの四疾病五事業なんですけれども、例えば医...全文を見る
○古川俊治君 ここに埼玉県の医療計画があるんですよ。これに、連携体制について定められている計画ってここに載っているのは、このポンチ絵がかいてあるだけなんですよ、どこから取ってきたのか知りませんけれども。これはそれだけです、ぽっとかいてあって。内容はほとんど何もないです、これは。こ...全文を見る
○古川俊治君 ただポンチ絵を挙げて、そこに入っている医療機関の名前を出していくだけで、それで本当に地域医療の崩壊を防げるのかとお聞きしているんですよ。
○古川俊治君 地域のことは地域がまさにやった方がいいというのは当然のことなんですよ。特に医療なんかは、その地域の住民がどうかという事情が全く国では把握できないはずですから、その地域で進めるべきです。  これは例えば、今、地域支援病院はもう整備されたところもあるからという話でした...全文を見る
○古川俊治君 今後ますます進めていただきたいと思うんですけれどもね。  特別養護老人ホームのこれも居室の大きさの基準あるいは居室面積の基準、それから人員の基準なんですけれども、これについても地方からかなり強い要望が出ておりますが、夏までにこれも変えていただけますか、原口大臣。
○古川俊治君 実際、その地域でちょっと例えば一人急にスタッフ、職員が急病になっちゃった、倒れちゃったら、もうそこで退所させなきゃいけないということになっちゃうんですね。それはもう非常に不合理であるし、保育所も一応地域では全部待機児童がいないように見えても、実は一番近くの保育所では...全文を見る
○古川俊治君 現に半数という提案もなされるようなので、その点は省庁としてもしっかり、何かの委員会でも立てるなりして御審議いただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。
05月14日第174回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○古川俊治君 では、自由民主党、古川俊治の方から質問を始めさせていただきます。  国立大学法人の運営費交付金のことなんですけれども、国立大学法人の運営費交付金は、旧政権の時代に原則削減するという方針の下、平成十九年度から二十一年度にかけまして一%ずつ減少してまいりました。民主党...全文を見る
○古川俊治君 国立大学法人に対する運営費交付金の削減方針を見直すという政策インデックスですから、これは当然削減を見直しすると、こう読めば、これは少なくともゼロにするか上げていくというように読むのが普通だと思うんですけれども、今後、来年度からこの運営費交付金についてはどのようにお考...全文を見る
○古川俊治君 更に下げるのか引き上げるのか、どうするのか、明確にお答えください。
○古川俊治君 現在、大学を国際化しようということは文部科学白書にも書かれていますし、そういう動きが内外で上がっております。大学の国際競争力、この強化をすることが我が国の今の現在の大学教育の課題だというふうに認識しておりますけれども、世界トップテンに入る日本の大学、これを現実につく...全文を見る
○古川俊治君 国際化の基準といいますか、多くは国際的なランキングが用いられているわけですけれども、そこにおいて、やはり教授陣あるいは学生の国際化ということが高いランキングを得るにはどうしても必要になってくる。そういう意味から申し上げまして、文部科学省がこの運営費交付金の使途につい...全文を見る
○古川俊治君 文部科学省として、今後こうした大学の国際化、国際ランキングにおいて日本をトップテンに入れていくというために、具体的にじゃどういう方策を取ろうとお考えなんでしょうか。
○古川俊治君 競争的資金を付ければ国際化は達成できるというお考えですか。
○古川俊治君 私は、国際化ができるかというふうに御質問申し上げているんです。なぜ競争的資金を増額すれば国際化が達成できるのか、論理的に説明してください。
○古川俊治君 これ様々なランキングがあるんですけれども、ランキングの中にはやはり国際的な色彩というのを重視する、そういうランキングがございます。それは御認識いただいていると思うんですけれども、その観点からどうしたらいいかということを伺っているんです。
○古川俊治君 しっかりやはり改革を続けていかない限り、大学に、かなり人事に踏み込まないと、国際化、今の世界が要求するレベルは達成不可能だという認識でいていただきたいと思うんですね。そういう意味では、やはり運営費交付金が多少減額しても、競争的資金を増やしていくというような方針にしな...全文を見る
○古川俊治君 副大臣に今お答えいただきましたけれども、この日本においてやられている評価の事業の国際的な評価ですとか信頼性、これ日本の評価の信頼性あるいは評価ですね、これについてどのようにお考えでしょうか。
○古川俊治君 それは通用力があるということを前提でお話をしますけれども、そうすると、日本の大学というのは様々な国際ランキングにおいて極めて低位にとどまっているのが現状であります。そして、この大学評価・学位授与機構、事業仕分のときの概要説明書で、評価に関する調査研究機能を持つ唯一の...全文を見る
○古川俊治君 外国に学んで何がどう変わったんでしょうか、具体的に説明してください。評価手法として何をどう変えたのか、教えてください。
○古川俊治君 副大臣とこれ認識が違うかもしれませんが、多くのかなり国際的に影響力の大きいといいますか、そのランキングというと、結構民間がやっているんですね。どちらかというと、それも民間の通信社ですとか出版社がやっておりまして、そういうところでいくと、是非海外の民間の評価というもの...全文を見る
○古川俊治君 私が通告して申し上げたのは、何例あるのかというふうに伺っているんですよ、何例あるんですか。
○古川俊治君 では、調査を求めます。お願いします。よろしいですか。
○古川俊治君 これ、かなり特殊なケースであるというのは伺っております、文部科学省の方からも。  それで、特別扱いした理由というのは何なんでしょうか。
○古川俊治君 大学で一人教員がポストを休むと、その分大学の力が落ちるわけですから、これはかなり、それでも戻ってきたいというのはかなり特殊な例と私も考えるわけですけれども、その十分な説明責任が今あるのかどうか。  もう一つ。この事案で、本人から休職願は出ましたか。その点、明確にお...全文を見る
○古川俊治君 申請書は出ていますか。
○古川俊治君 同意書における休職期間はどのぐらいですか。
○古川俊治君 この新理事長が国立がん研究センターの理事長に選任されるときに、厚生労働省として、二年間の予定であると、前提であるということを御存じになっていたんでしょうか。それを前提に選任されたということでよろしいでしょうか。
○古川俊治君 それは継続する場合はないんでしょうか。
○古川俊治君 二年間休職するということは、二年でそこをお辞めになるというのが前提になっていますけれども、そういう情報があったのかどうか伺っているんですけれども。
○古川俊治君 どちらでも結構です。
○古川俊治君 国立大学法人の方で恐らく二年間の休職と、四年間、例えば二期やった場合には判断が異なるのが通常ですね、大学側としては。ですから、その点において、一期同意をしているということが明確であったのかどうか。通常、新しいがん研究センターができて二年で十分な体制が組めるとも思えま...全文を見る
○古川俊治君 大学法人の在り方として、例えば教員の休職については文部科学省として介入はしないということでよろしいでしょうか。何年間どのような人が休職扱いになっていて、その分ポストが空いていても、それは構わないという理解でよろしいですか。
○古川俊治君 分かりました。  医療について伺ったんで、それでは続いて伺いますけれども、医学生の養成、医師の養成ということが文部科学省の方でも白書については大きく掲げられておりました。  医師数については様々な議論がございますけれども、厚生労働省として、現在、今後の医師数の養...全文を見る
○古川俊治君 現状を調べて今から医学部の増員等を行っても、医者になってちゃんと一人前に働いていただけるのはかなりの年数たってからで、そのときにまた事情は変わってくるという事情がございますので、絶対的な医師の人数ということも把握しておく必要があると考えております。  その上で伺う...全文を見る
○古川俊治君 医学部の新設はどうかというふうに今伺っているんですけれども、お答えをお願いします。
○古川俊治君 結論はいつごろ出ますか。
○古川俊治君 時間になりましたので、これで質問を終わりにします。
05月20日第174回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問を続けさせていただきます。  階政務官がほかの委員会で遅れているようなので、それまでちょっと順番を変えて御質問をするところがあると思いますけれども、通告してありますので、よろしくお願いを申し上げます。  私もこの法案、大...全文を見る
○古川俊治君 先ほど仙谷大臣のお名前を間違えたようで、もう一人長い方もいらっしゃったので、ちょっと混乱いたしまして申し訳ございません。  今御案内いただきました、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツなどが挙げられたわけでございますけれども、こういった諸国と比べまして日本の国家公...全文を見る
○古川俊治君 おっしゃるとおりでありまして、今控えめに表現なさいましたけれども、人数からいえば、今先生が目指すべきと言われた諸外国と比べて著しく日本の公務員数は少ないですね、国家公務員数は。総報酬でいうと、ほかのちょっとリサーチも調べたんですけれども、二〇〇五年のデータですけれど...全文を見る
○古川俊治君 私が申し上げたいのは、それだけの、報酬については民間レベルというお話でもいいと思いますけれども、それは同様ということで、人数について削減して、これほどの国際比較の差があるのに諸外国と同じような行政サービスが十分行き渡るのかどうか、その点についてはいかがですか。
○古川俊治君 総人件費も抑制するということですから、これは当然これからかなり優秀な人というのはなかなか集めにくい、公務員として。それから、現場の士気もやはりなかなか給与が上がらないということで落ちてくる。  そういう中で、どうやってやる気があって活気のある官僚組織をつくっていく...全文を見る
○古川俊治君 いろいろな方法はあると思いますけれども、一つ、抜てきということが行われると、かえってこれは情実人事に結び付いて、客観的な評価がしっかり行われるかどうか分からないという不安を持ち、士気が低下するという指摘がかなり多いんですね。これは各紙にも見られております。具体的にも...全文を見る
○古川俊治君 それは仙谷大臣のお考えであって、各紙の論調は違うということでいいと思いますけれども。  一つ申し上げておきたいのは、仙谷大臣は大変医療にも御理解いただいて、大変勉強していただいているのはよく分かっておりますけれども、医療崩壊のときに、むちゃくちゃ仕事が忙しいのに、...全文を見る
○古川俊治君 私が申し上げているのは、なぜ一・一兆円、一・二兆円でもなくて〇・九兆円ではなくて一・一兆円なのかと。二割という数字の根拠です。なぜ二割なのかということです。
○古川俊治君 これ通告してあるんですけど、後日必ず答えてください。もう今日はいいですけれども、国家公務員の総人件費の二割削減の根拠と書いてありますよ、ここに。なぜ二割じゃなきゃいけないのかということを私はお聞きしているんですよ。正確に答えてください。まあ聞き及んでないということな...全文を見る
○古川俊治君 この一・一兆円の削減にはやはり公務員の給与というものも考えなければいけないはずなんですけれども、当然のことでありますが、給与法改正案が出ていないのはなぜですか。
○古川俊治君 だから、いつまでに出すんでしょうか。
○古川俊治君 それはいつですか。いつまでですか。
○古川俊治君 地方への移管について何回も言及されていますけれども、しかしながら、国家公務員の給与が減ったとしても、その分結局地方公務員の人件費が増えるんであれば何も改革にならないんですね。  この点について、四月二十一日の衆議院の内閣総務連合審査会において原口大臣は、同様の趣旨...全文を見る
○古川俊治君 今のお答えですと、この間のは間違いということになりますね、一・一兆円削減するといえばそのとおりだとおっしゃっていますから、真水で。そうしたことは、要するに今のだと地方に押し付けるということがあるということじゃないですか。そうですね。
○古川俊治君 そうすると、ずっとこれから地方でやってもらう人については、これからはすなわち地方公務員として地方から給与を出させるという場合があるということですね。
○古川俊治君 埼玉県でいえば、各自治体それぞれが人員削減を行っているんですね、人件費削減を。上田知事も同じです。そうすると、お金が来るんであれば人は要りませんと、仕事とお金だけ下さいというのが地方の率直な感想なんですよ。だから別に、それで人が回ってきてその分を地方が見るということ...全文を見る
○古川俊治君 そうすると、今の論理でいくと、それは自然減に任せていて、人員削減で仕事だけ回しているんですね。仕事だけ地方に移管して、人件費は持たないということで結局人が辞めていくということになるんですね。そういうことですね。
○古川俊治君 一・一兆円が真水か真水じゃないか、仙谷大臣は地方へ移管するときには財源も当然見るというお話でしたから、そうすると真水じゃないじゃないかということを申し上げているんです。その点がいかがなんでしょうか。
○古川俊治君 そうすると、地方へ交付するお金というのは別であるというお考えですか。
○古川俊治君 じゃ、会計をもう一度調べていただいて、移管する部分も含めて真水で一・一兆円が減らせるかどうか、そのことについてしっかり後日答弁をしていただきたいと思います。  少なくとも、委員会、国会の中でお二人の国務大臣が全く正反対のことをお答えになっているということは、これは...全文を見る
○古川俊治君 退職金の水準についてはいかがですか。
○古川俊治君 民間と同じように、労使関係、自律的な労使交渉を通じて給与改定を、そういったことも今回の一・一兆円の削減の根拠の一つとして挙げられているわけですけれども、それでは、この労使交渉という問題について次にお伺いしますけれども、まず、労使交渉を通しては人件費というのは上がるこ...全文を見る
○古川俊治君 それは今、公務員の皆さんにお聞かせしたいですね。それは多分、私からすれば、こう言えばきっと同意するはずだという認識に基づいてお考えのようですけれども、これから労使交渉というのはまさに労使の話合いであって、仙谷大臣は、これは今使用者になられるんですかね、政府ですから。...全文を見る
○古川俊治君 国家戦略局長の、これを担当されている仙谷大臣からギリシャの話を聞くというのは大変背筋の寒くなる思いをするんですけれども、日本の財政がそうならないようにしっかりお考えいただきたいと思うんですね。そこまでいかないとなかなかもし公務員の皆さんに抑止力が掛からないとすれば、...全文を見る
○古川俊治君 ですから、法律を変えて制度を変えられるというふうに二十五年までにできるようにするんだと、制度を変えるのは恐らく総理大臣と与党でございますから、今の与党でもできるわけですから、それはお約束いただきたいというふうに思います。  ちょっと時間がないんで一つだけこれ後日の...全文を見る
○古川俊治君 これがないと、具体的にこの標準遂行能力の、これ秋までだと、残念ながらこれ御質問が十分できないんですよね。この点は非常に重要なんですよ。どういう評価がなされていて、私が言いたいのは、各省でばらばらじゃないかということなんです。水準に違いがあったら、一括プールしてどれか...全文を見る
○古川俊治君 部分的に出すことは可能だということですか。まず、どこまでに何人できるのか、三十万人にどのぐらい掛かるのか、私もちょっとにわかに分かりませんけれども。  基本的にそれがないと、どういう審議をしていいかという国会に情報がないんで、これ非常に重要な問題です。是非ともお願...全文を見る
○古川俊治君 是非最後にこれ仙谷大臣にお伝えしておきたかったんですけれども、先ほど医療従事者のお話がございまして、医官のお話がございました。医官が現場から離れて長くたっているというのはこれ事実なんですね。ですから、そうすると現場のことがよく分からなくてそごが出ているんじゃないか、...全文を見る
05月31日第174回国会 参議院 内閣委員会公聴会 第1号
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○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治の方から三人の先生方に御意見を伺いたいと思います。  本当にお忙しい中、貴重な御意見をおっしゃっていただきにここに来ていただきました。本当にありがとうございました。  私は、一番今関心を持っていることは、この国家公務員の改革というの...全文を見る
○古川俊治君 順番に。
○古川俊治君 時間の関係で余り質問数も多くできないと認識しております。重要な問題としまして、やはりこれから給与の方がどうしても今回、両案がありますが、いずれの法案についても給与の上下ということがかなり前提とされているという状況でありますね。もちろん、民間においても最近は能力主義、...全文を見る
○古川俊治君 三人ともです、はい。
○古川俊治君 はい。
○古川俊治君 はい、短く一つだけ。  ありがとうございました。  このほかにも聞きたいことはあったんですけれども、一言だけ、私の友人も出まして随分官僚になったんですが、私自身は、大学卒あるいは高校卒のその時点で一生公務員を原則的にやれかそうじゃないのかというような選択を迫るよ...全文を見る
10月28日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○古川俊治君 続きまして、自由民主党の古川俊治から質問させていただきます。財政金融委員会で初めて質問に立たせていただきます。  まず、冒頭申し上げたいんですけれども、本当は白川総裁に今日ここに来ていただきまして、白川総裁から直接御答弁をいただきたかったわけですけれども、財政金融...全文を見る
○古川俊治君 対症療法が中心だということをお認めになっているんですけれども、円高、特に円高・デフレ対応のための緊急経済対策ですね。これ即効性があるものを何かやってくれるかと期待するのが国民の普通のイメージだと思うんですが、これ名前とこの政策のメニューのギャップ、これは非常に問題が...全文を見る
○古川俊治君 そうですね、円高に対して即効性があるのは、これは介入が一番手っ取り早いわけですから、その点は十分認識をして今後考えていただきたいと思います。  次にデフレ、今日ちょっと為替については白川総裁にお聞きしたいことたくさんあったんですが、これは次回にさせていただきまして...全文を見る
○古川俊治君 需給ギャップの問題、大臣の認識、よく分かりましたけれども、今回の緊急対策においても、これ、デフレに対してやはり対応していかなきゃいけないという御認識だと思うんですけれども、同様に即効性を持つような、緊急対策と呼べるようなデフレ対策、そのメニューとして挙げられるものは...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  今雇用あるいは人材育成についてお話しいただきました。確かに、ステップ1では千七百五十億円、そしてステップ2では三千億が雇用、人材育成に充てられております。  ところが、現状を考えますと、幾ら職業訓練をしても求人ができなきゃこれ雇用が起こ...全文を見る
○古川俊治君 何ですか、それは。思うと今おっしゃいましたけれども、需要を喚起するような政策、具体的にお願いします。
○古川俊治君 人材育成とか、それから例えば子育て、これもやらなきゃいけないですよ、子育て対策やらなきゃいけないし、あるいは医療の助成、こういうこともお願いしなきゃいけない。そういうのがメニューに出てくるんですけれども、実際の子育て対策を今現にやっても、それ以上の投資は生まれてこな...全文を見る
○古川俊治君 医療の場合は、おっしゃるように人件費の割合がすごい高いんですよね。ですから、ほとんどが人件費になって消費されていくと。これはまだ、公共投資やったって同じことですよね、それって。公務員に給料を配ったって同じことですよ、逆に言えば。だって、彼らは消費しますから。  何...全文を見る
○古川俊治君 それ、何をおっしゃっておられるか。それは公務員を増やすこととどう違うんですか。そこに雇用がまさに生まれて、給料払いますから、彼ら使いますよ。どう違うんですか。
○古川俊治君 単なるイメージとしか思えないですね。それは本当に絵にかいたもちですよ。これ、医療の分野で、これはもちろん基盤つくっていくのは非常に大事です。ただ、これを本当に成長させようと思うと、それこそ株式会社、医療の株式会社化ですね、今本当に本質的に非営利ですから。それから、ま...全文を見る
○古川俊治君 答弁、ちょっと時間もなくなっていますので、短くお願いします。  それで、今お答えありましたけど、結局そうすると、新成長戦略というのはただの目標だからやる気はないというふうに考えられるんですけれども、どうなんでしょうか、この点は。大臣、お願いします。
○古川俊治君 それじゃ、慎重な成長見通しなんて書かないでくださいよ。成長戦略に基づいて整合性を取って成長させるというふうに書けばいいじゃないですか。その点ですね。  本当にこれ、もう一点、じゃ最後答弁お願いしたいんですが、こちらの方にも、新成長戦略で市場の予見性の拡大、投資の実...全文を見る
○古川俊治君 では、時間が来ましたので、これで終わりにいたします。