牧山ひろえ

まきやまひろえ

選挙区(神奈川県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

牧山ひろえの2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○牧山ひろえ君 まず一点目、年頭所感に関して質問したいと思います。  この年頭所感では、時の総理大臣が推し進める政策やその理念が盛り込まれるものと認識しております。  昨年は、戦後生まれ初の内閣総理大臣であることを強調した安倍総理のもので、「美しい国、日本」をテーマとして掲げ...全文を見る
○牧山ひろえ君 限られた十分とはいえ、総理は拉致問題を私の手で解決したいと力説されたことですから、こういうふうに言っておられた以上はこれに触れてほしかったというのが私の正直な気持ちでございます。  さて、残念ながら昨年はこの件について大きな成果が得られなかったと認識しております...全文を見る
○牧山ひろえ君 時間の関係もありますので、別の機会に是非とも具体的な方策についてお伺いしたいと思います。  それでは、北朝鮮に関しての懸案課題について伺います。  核施設に関しては、二〇〇五年九月十九日の共同声明どおり、寧辺の三施設、老朽化した五メガワット実験炉、再処理工場、...全文を見る
○牧山ひろえ君 では次に、世論調査についてお聞きしたいと思います。  私は、前回十二月十三日、世論調査の結果を通じて、国民が給油新法案の衆議院再可決に反対しているのではないかと問題提起いたしました。これに対して官房長官は、大体八月から九月上中旬ぐらいまでは反対が多うございました...全文を見る
○牧山ひろえ君 前回もいろいろな調査があるのでという御発言がありましたけれども、これらは大体のメジャーな世論調査を集めたものの平均でございます。  では、これらの統計で給油活動再開に反対とする意見が賛成とする意見を上回った場合、政府としては反対意見の方々にそれでも給油活動が必要...全文を見る
○牧山ひろえ君 世論調査というのは結局国民の意見の表れですから、私は重んじる必要があると思いますし、決して無視してはいけないと思っております。  石破大臣にも同様に伺いたいと思います。  大臣は日ごろから、インド洋における給油活動は日本の国際貢献活動として重要であると各方面で...全文を見る
○牧山ひろえ君 石破大臣の地元で五分で説明が御理解いただけたのであれば、今まで十分な時間を費やして説明されたのではないでしょうか。いずれにしましても、国民の給油活動に対する意見は固まりつつあり、結論から申し上げれば、給油活動の再開にノーと国民は表明しております。過半数の国民はノー...全文を見る
○牧山ひろえ君 時間の関係上、TICADⅣ、横浜で開催されるTICADⅣに対する質問に移らせていただきます。  外務大臣、横浜で五月に開催されるTICADⅣへの御決意を手短にお願いいたします。
○牧山ひろえ君 続きまして、国際的なテロリズムの防止及び根絶のためのアフガニスタン復興支援等に関する特別措置法案、いわゆるテロ根絶法案について伺います。  アフガニスタン国内の情勢についてはるる各場面で報告がなされていますが、法案提出者としてアフガニスタンの現状認識とこの法案の...全文を見る
○牧山ひろえ君 では、法案にある停戦合意と抗争停止合意の違いについて、その違いを御説明いただきたいのですが、その際、抗争停止合意とはだれとだれの間の合意であるのかもお示しいただければと思います。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  今直ちにアフガニスタン復興支援のために人を出すことについてはいろいろな議論があると思います。法案提出者としても抗争停止合意の形成の可能性についても御意見があると思いますが、最後に一点質問させてください。  今回のテロ根絶法案について、...全文を見る
○牧山ひろえ君 時間となりましたので、これで質問を終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
01月11日第168回国会 参議院 本会議 第16号
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○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会・日本の牧山ひろえです。  私は、民主党・新緑風会・日本を代表し、政府提出のいわゆる新テロ特措法案については反対、民主党・新緑風会・日本提出のいわゆるテロ根絶法案については賛成の立場から討論をいたします。  民主党は、まず旧テロ特措法に基づいて...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○牧山ひろえ君 牧山ひろえです。  本日は三十数分間の質問時間をいただいておりますが、この三十数分間で実に七百四十人ぐらいのアフリカの子供たちが亡くなっていくのです。三秒に一人のペースで幼い子供たちがアフリカで亡くなっております。つまり、アフリカ支援は緊急を要する重要課題であり...全文を見る
○牧山ひろえ君 この横浜宣言については、今大臣が答弁されたとおり、インフラ整備を通じた経済成長の加速化、平和と開発の両立による人間の安全の保障などの重要項目があると認識しておりますが、やはりMDGs、ミレニアム開発目標の達成が最大の関心事であると思います。  MDGsは、二〇〇...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。まさに、折り返し地点の今こそ、MDGsの目標を達成するための更なる努力が必要なものであると思います。  実は私はODA委員も務めておりまして、昨年の十二月にベトナムを訪問する機会がございました。ベトナム訪問の目的は、日本のODAで建設されて...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。せっかくですから、多くのアフリカ諸国の首脳に来ていただいて、活発な議論が展開できればと思います。  大臣、可能であれば、私自身もTICADⅣに参加して、かねてから実現したいと思っていた大きな形での人道支援活動に携わりたいと考えていますが、い...全文を見る
○牧山ひろえ君 TICADⅣに限らず、こうしたイベントは行政が主役となって開催される傾向にありますので、やはり大臣がおっしゃるとおり、市民レベルの参加ができるイベントとしてTICADⅣを盛り上げていければと思います。  また、同様に議員外交についても、この際活発な取組をしてみて...全文を見る
○牧山ひろえ君 さて、やや頭の痛い問題もあることも事実です。  資料二を御覧ください。我が国のODA予算の現状を示した図表です。政府ODA予算は平成二十年度の案で七千二億円と、過去十一年間で四割も減っています。また、特筆すべきは、資料の左下に示すほかの主要経費との比較です。御覧...全文を見る
○牧山ひろえ君 この予算については、大臣がおっしゃるとおり様々な御意見があるところですが、せっかくTICADⅣとサミットが開催される年でありますから、政府におかれましては、ODA予算の増額を契機に外交に注力することも良いのではないかと思います。  例えば、防衛装備品の水増し請求...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。是非、国民に分かりやすい形で無駄遣いの徹底的な根絶をよろしくお願いいたします。  ではここで、支援の中身に議論を進めていきたいと思います。  昨夜、外務省の担当者に対アフリカ向けの分野別の援助実績額を示していただきました。資料の三を御覧く...全文を見る
○牧山ひろえ君 では、一概にインフラが駄目でないということでありましたら、アフリカのインフラの内容をなるべく分かりやすく、詳しく納税者に納得がいく形でお示しいただければと思いますが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 では、次に、よろしくお願いいたします。  例えば、紛争が続くパレスチナ自治区全域で、日本の母子健康手帳をお手本にしたアラビア語の手帳が妊婦に配られている事例がございます。JICAなどが協力してパレスチナの保健庁が二年半前から準備してきたプロジェクトで、かかりつけ...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  アフリカ人は日本人に対して特別に良い印象を持っていると聞きます。また、欧米諸国がアフリカに行う支援は言わばチャリティー的な要素が高く、日本が行っている草の根的支援とは違うとの意見を聞くことがございます。恐らく、アフリカ諸国は日本に対して...全文を見る
○牧山ひろえ君 さて、今回のTICADⅣは横浜市で開催されますが、外務省は横浜市との緊密な連絡体制をしいていて、TICADⅣの成功に向けてどのような取組をしているのでしょうか。御担当の方で構いませんので、現在の取組とTICADⅣ開催に向けた問題点をお示しください。
○牧山ひろえ君 まだまだ国民に知られていない状況であると感じておりますので、是非よろしくお願いいたします。  質問を終わりたいと思います。
03月28日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○牧山ひろえ君 牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。  本日は、昨日の外交防衛委員会での質疑に続きまして、五月の二十八日から三十日まで横浜市で開催される第四回アフリカ開発会議、TICADⅣについて外務大臣に再度伺いたいと思います。高村大臣、本日もよろしくお願いいたします。...全文を見る
○牧山ひろえ君 それぞれの国のお立場や御要望もあると思いますけれども、毎日物すごいペースで人々が亡くなっているわけですから、是非この私の思いを多くの方に理解していただいて、いわゆるあしたにでも死にそうな方がもうたくさんいらっしゃる国、いわゆる弱い立場にある国の支援をバックアップし...全文を見る
○牧山ひろえ君 さて、実際にはODA予算は十一年で四割減っています。この減少は、骨太の方針二〇〇六のODAを今後五年間で二から四%ずつ毎年減らすという方針によるもので、厳しい財政状況の中、毎年マイナスシーリングされている結果なんです。  しかしながら、今日は詳しくは述べませんが...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  昨日の外交防衛委員会の場で木村副大臣から、四十四か国のアフリカ諸国の首脳がTICADⅣに参加するとの御答弁をいただきました。この四十四か国の首脳が日本で一堂に会する意義はとても深く、いろんな面で活発な意見が交換なされることを期待してやみ...全文を見る
○牧山ひろえ君 では続いて、日本版ノーベル賞とも言える野口賞についてお伺いしたいと思うんですが、このことを、この野口賞について御存じない方はたくさんいらっしゃると思うんですが、今後どのようにこの野口賞について周知徹底を図っていくんでしょうか、また認知度が今あるとお考えでしょうか、...全文を見る
○牧山ひろえ君 この野口賞に関してなんですが、残念ながら賞金となる民間からの寄附金が当初の目標に届かず結果として公金を投入する事態に陥るなど、制度面での問題も指摘したいところですが、広報面の課題もあるということを申し上げておきたいと思います。  次に参りますが、先ほど藤末先生の...全文を見る
○牧山ひろえ君 続いて、広報体制について伺います。  例えば外務省のホームページではTICADⅣとG8双方へのリンクが張られていますが、官邸のホームページにはG8のバナーしかございません。  先ほどの話題にも出ましたけれども、いろいろな場所でTICADⅣの話題を出すんですけれ...全文を見る
○牧山ひろえ君 引き続きお願いいたします。  時間となりましたので、終わらせていただきます。
04月21日第169回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。  今日は、東京国際空港、以後、羽田空港と言わせていただきます、羽田空港の再拡張、国際化に伴う国、国土交通省の認識や今後の方針について伺いたいと思います。冬柴大臣、どうぞよろしくお願いいたします。  さて、空港整備は世界各地で進んでいま...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  いずれにしても、やはり航空行政のみならず、政府、関係団体が一丸となって我が国の国際競争力の維持と向上を図るべく、今後も航空行政の御努力に期待したいと思います。  ところで、外資ファンドによる空港会社への参入が去年の十一月ごろ議論になっ...全文を見る
○牧山ひろえ君 分かりました。  羽田空港の敷地は国有地であるということが確認できました。つまり羽田空港内にある跡地も国有地でありますから、その敷地の有効的な活用方法については是非とも国がリーダーシップを発揮して、先ほども申し上げましたように国際交流の拡大や観光立国の推進、国際...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  では、ここで羽田空港の国際化について、訪日外客数の視点に立った議論に進みたいと思います。  御存じのとおり、好調なアジア経済、特に中国経済は猛烈な成長を遂げています。これに伴ってアジアから日本を訪れる外国人はますます増加していると、こ...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  では、冒頭でも議題となった観光立国のテーマについても伺いたいと思います。  経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇二年に基づき、外国人旅行者の訪日を促進するグローバル観光戦略が平成十四年十二月に発表され、その後、今お話にもありま...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  観光は日本の次なる主要な産業にもなり得る重要な産業ですから、是非とも目標の達成に向かって御努力いただきたいと思います。さらに、観光庁の設置も近いと思いますので、日本は欧米の諸国に見習って観光産業からの収入ももっと増やしていくべきであろう...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  次に、国際線の就航距離に関してお伺いしたいと思います。  羽田空港は国内線の、成田空港は国際線の拠点であることを基本としている政府の考え方は先ほどもお伺いしました。ですが、この羽田空港の再拡張後には、将来の国内航空需要に対応した発着枠...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  羽田空港の再拡張、国際化は、東京、神奈川のみならずEPA、経済連携協定などのことも視野に入れますと、まさに日本の国益に直結する重要なプロジェクトだと思います。視野を広げるならば、アジアにおいて日本がリーダーシップを発揮することができるか...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  いずれにしても、国際化に伴う必要なインフラ整備については早急に実現に移していかなくてはいけないと思いますが、その一例としてこの神奈川口構想は視野に入れていただいていると考えてもよろしいでしょうか。
○牧山ひろえ君 五月に開催されるTICADⅣや洞爺湖サミットでも、神奈川口構想を含む国際化に不可欠なインフラ整備について政府が前向きである、是非実行に移したいと考えていることをアピールする必要性があると思いますが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  今日は、羽田空港の再拡張、国際化についての議題を通して、最初に申し上げましたように、国際交流の拡大や観光立国の推進、国際競争力の向上など多くのテーマを実施することが我が国の国益につながると主張してまいりました。  私はこれまで世界各国...全文を見る
05月12日第169回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえでございます。大臣、よろしくお願いいたします。  今日はぜんそくの問題を中心に議論したいと思います。特に、東京大気汚染訴訟の和解によって結果としてぜんそく治療に地域間格差が生まれつつあることを懸念する立場から、本来、医療格差の解消は国が音頭を取...全文を見る
○牧山ひろえ君 それでは大臣は、例えば大都市圏ではぜんそく患者が多く郊外ではぜんそく患者が少ない傾向にあるということを、実際の診療をおやりになって肌で感じたことはないんでしょうか。
○牧山ひろえ君 大臣、では、私が調べたところによりますと、平成十九年の文部科学省の学校保健統計調査でも明らかな数字が出ていますけれども、どうも人口密度が高く自動車が多い地域においてはぜんそくが多いという統計が明らかに出ております。それでもやっぱり全く自動車などの排気ガスとぜんそく...全文を見る
○牧山ひろえ君 私が見る限りでは、文部科学省の調査ではやはり人口密度が高く自動車が多い地域にぜんそくが多いということなので、これでやっぱり大気汚染とは因果関係がないというふうには言えないと思います。  さて、先日、笠議員が衆議院で東京大気汚染訴訟に関しての質問を行いましたが、大...全文を見る
○牧山ひろえ君 やはり、ぜんそくを持つ患者さんには均等に公平に国が面倒を見るべきだと思いますが、もとより、憲法の第二十五条では、国は、すべての生活部面について、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないと規定しています。ぜんそくの発症原因が問題なのではないと思います...全文を見る
○牧山ひろえ君 今調査というお話がありましたけれども、環境省は平成十七年度から、自動車やトラックの排出ガスによる呼吸器への影響をそらプロジェクトとして調べておられますけれども、そろそろ中間報告の時期だと思います。学童、幼児、成人の調査、どんなデータでも構いませんので、このそらプロ...全文を見る
○牧山ひろえ君 先日、調査には五年間必要だということでお伺いしましたけれども、今もう二年以上たっているということで、今の段階で分かっていることをやっぱり明らかにして、本来この調査は何のためにあるかということを考えていただきたいなと思います。今現にこの調査の結果をもし聞けばぜんそく...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございました。     ─────────────
05月13日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○牧山ひろえ君 牧山ひろえです。本日もよろしくお願いいたします。  さて、質問に先立ちまして、おとといの新聞にも掲載されましたアフリカ向けに母子手帳を普及させるとの内容につきましてお話をさせていただきたいと思います。  この母子手帳に関しまして、私は、三月二十七日の外交防衛委...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。母子手帳のような、日本が得意とする、また日本独自のアフリカ支援に大きな期待をしております。  TICADⅣの準備状況については各方面で情報をいただいておりますけれども、私が一点気になることが、各国要人の受入れ態勢でございます。  聞くとこ...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  さて次に、在外公館について質問したいと思います。  主要国の外務省の職員の数は、アメリカが二万二千人、フランスが一万一千人、そしてイギリス、ドイツ、中国、ロシアなどの七千人規模となっていますが、日本の外務省の職員数は、最近増加したもの...全文を見る
○牧山ひろえ君 是非積極的に採用をよろしくお願いいたします。  外務省が主要国と同程度の外交力を保持するために職員数を増やさなければならないという事情は理解できますが、せっかく職員数を増やすのであれば、もっと日本の国益に直結するように配慮すべきだと思います。  先日も、この場...全文を見る
○牧山ひろえ君 私もいろいろなところで今伺っているんですけれども、せっかくこの国際協力活動に精通した若者たちが三十代で安定した就職ができないということでその志を断念してしまうということは余りにも残念なので、積極的に、彼らが安定した職場を得られるように、よろしく御検討いただければと...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  いわゆる国家が運営主体となり自国の言語の普及活動を海外で行う、そういったスクールの機関が増えております。報道によりますと、中国が展開する孔子学院は全世界に百八十八か所、イギリスのブリティッシュカウンシルは百二十六か所、ドイツのゲーテ・イ...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  在外公館の使命として、日本の文化を現地に広めることも重要であると考えております。  フランスやカナダ大使館では自国の文化を広める活動を積極的に展開しておりますし、幅広い文化の紹介をしていると認識しております。在外公館を核として日本の文...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  次に、外務省の情報ネットワークについてお伺いしたいと思います。  どの省庁も限られた予算を有効に活用していると思いますけれども、特に外務省は海外との通信費がほかの省庁に比べて飛び抜けて多いと思います。  東京霞が関の外務省と海外の在...全文を見る
○牧山ひろえ君 最後に、コンパクト公館についてお話をお伺いしたいと思います。  日本の外交力を強化する上で、大使館、領事館と続く拠点を増やすことは良いことだと思いますが、しかし、その反面、一人当たりの仕事量が増え、職員のメンタル面でのケアが必要となろうかと思います。効率的な外交...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございました。  時間となりましたので、終わらせていただきます。
06月06日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第9号
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○牧山ひろえ君 牧山ひろえです。高村大臣、よろしくお願いいたします。  質問に先立ちまして、今日の私の質疑に関連して、日本の母子手帳の八か国語版、それとパレスチナとインドネシアの現地版母子手帳をお回しさせていただきますので御覧ください。そして、今回、今日お配りしますこの資料は私...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  私も機会がありまして、ザンビアの大臣とカメルーンの大臣にもこの母子手帳を手渡してまいりました。この私が手にしておりますのが日本の母子健康手帳ですが、これは母子保健事業団の方からお借りしてまいりましたものですけれども、日本にいらっしゃる外...全文を見る
○牧山ひろえ君 大臣、この説明というプロセスも組み入れる必要があると思いますが、今のお話を受けて御意見を伺わせていただきたいと思います。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  次は、保健医療システム、医療機関の充実です。  先ほども少し触れられておりましたけれども、まさに病院があり、医師、看護師がおり、そして医療機器がそろっていてこそ母子健康手帳を活用できるのだと思います。  二十八日の総理のスピーチでも...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  加えて申し上げさせていただけますならば、母子保健の中での予防接種として、例えばワクチンを接種するためのワクチンそのもの、またワクチンを注射できる人材が必要だと思います。予防接種の観点からJICAとしての御意見を伺えればと思います。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  ではもう一点ですが、識字率に関して伺いたいと思います。  一人の人間を育てるという大きな仕事の中で母子手帳はその指南書ですから、母子健康手帳を持つことにより母親が字を読もうとする意欲を持つかもしれませんし、今まで教育を受ける機会がなか...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  TICADⅣが成功だったと言えるように、政府は積極的に横浜宣言で確認された母子保健手帳の充実を実現していただきたいと思います。日本独自の母子手帳ですから、アフリカに是非普及させていくべきだと思います。  母子手帳と環境整備については卵...全文を見る
○牧山ひろえ君 是非お願いいたします。  先ほども申し上げましたとおり、私自身、TICAD開催中に多くのアフリカ諸国の要人と意見交換をする機会をいただきました。最初に申し上げましたとおり、私がTICADで出会ったアフリカの要人が皆さん声をそろえておっしゃっていたのは、やはり円借...全文を見る
○牧山ひろえ君 時間となりましたので、質問を終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
10月28日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。  まず、冒頭に一言申し上げたいと思います。  一部報道では、この新テロ特措法改正案について、民主党がさも賛成しているかのような内容が伝えられていますが、それは全くの誤認でございます。私たちは、この改正案に対し...全文を見る
○牧山ひろえ君 そもそもこの格差社会というのをつくったきっかけというのは、今の自公の責任ではないでしょうか。強い者はどんどん強くなり、そして弱い者はどんどん弱くなるという、そういう社会をつくってしまったことを真剣に考えていただきたいと思います。  そろそろ昼食の時間ですので、テ...全文を見る
○牧山ひろえ君 そんなにしないですよ。
○牧山ひろえ君 定価は百七十円ぐらいです。今年に入ってから値上げをされましたけれども、昨年までは百五十五円、そしてその前には百四十円でした。今やカップラーメンは二百円を迫ろうとしているんです。本当に高い食べ物になろうとしているところでございます。  収入は伸びずに食品が値上がり...全文を見る
○牧山ひろえ君 総理が、竹島問題や東シナ海のガス田など、日本にとってとても重要な課題に正面から取り組むのかと私は期待しておりましたし、また、中国製のギョーザですとかインゲン、粉ミルクと続く食の安全問題でも大きな不安が国民の間で生じておりますから、もっと具体的な成果が見られると思っ...全文を見る
○牧山ひろえ君 総理、御覧のとおり、国民の世論は大きく分かれております。そして、昨年の参議院選挙で私たち、参議院が勝つことによって、今まで議論されていなかったことがたくさんの時間を費やされて、そして年末には反対という意見が上回ったわけですね。最近では決めかねている方も多いと思いま...全文を見る
○牧山ひろえ君 具体的なお話を、これから景気対策についてまた後ほど聞くチャンスがあったら聞きたいと思いますけれども、とにかく、できることはできる、できないことはできないという素直な政治を国民は求めているんだと思います。  何かと話題になるねんきん特別便ですが、たしか政府は今年の...全文を見る
○牧山ひろえ君 三分の二を使うということについての……
○牧山ひろえ君 いや、関係ないわけじゃなくて、三分の二を使うということです。
○牧山ひろえ君 そろそろ時間となりましたので、また後ほど再開したいと思います。
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。引き続き、よろしくお願いいたします。  さて、午前中、日経平均が一時七千円を切りましたけれども、総理の耳に入っていますでしょうか。日本は比較的傷が浅いと総理はおっしゃっていましたけれども、それは本当でしょうか。
○牧山ひろえ君 では、午前中の積み残しについて質問したいと思います。  さきのASEM会議では竹島問題について触れなかったそうですけれども、外務大臣を経験されていらっしゃる総理の竹島問題についての御認識をお示しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○牧山ひろえ君 それでは、外務大臣にお聞きしたいんですけれども、竹島問題について認識をお聞きしたいと思います。
○牧山ひろえ君 もう一点、テレビ中継が切れましたので、もう一度御意見を伺いたいと思います。  このパネル三についてです。(資料提示)総理は、このパネルを御覧になって、全く関係ないと言われていましたけれども、このデータは、衆議院による三分の二の再可決が正しいと思うかどうかというも...全文を見る
○牧山ひろえ君 ガソリン暫定税率のときに聞いただけであって、そのときに国民は三分の二による衆議院の再可決を正しいと思うかどうかという、そういう直近の民意でございます。こういう直近の民意を、やっぱり総理、耳を傾けていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 国民の世論調査というのは大変重要な資料だと思います。私たちもこういった国民世論調査は本当に真摯に受け止めて、これから慎重にこういった国民の世論を見ながら対応していった方がよろしいと思います。  さて、魔の三十代問題という言葉がございます。これは、海外におけるボラ...全文を見る
○牧山ひろえ君 繰り返し申し上げますけれども、命を奪うような又は命を奪う可能性のあるような、そういうことに、そういう活動に加担するのではなくて、命を守り、あるいは命をはぐくむような、そういう支援に日本の国際貢献はしていくべきだと私は思いますし、そういうことが大切だと思います。必ず...全文を見る
○牧山ひろえ君 はい、そうです。
○牧山ひろえ君 実は、今朝の部会でもこういったところに給油する合理性について伺った委員がおりましたけれども、その部会でのお役人さんの回答は、他国が給油しているのでした方がいいという、日本もした方がいいという、そういう回答でした。  日本の外交力は、私はもっと緊張感が必要だと思い...全文を見る
○牧山ひろえ君 この防衛省の不祥事は、二十四万人の自衛官、二万人の事務官のほんの一部に起きたことであることと認識しております。しかしながら、一人の尊い命がなくなってしまったんです。組織として問題があるのであれば、責任者が最後まで改革を見届けるべきであったと思いますが、いかがでしょ...全文を見る
○牧山ひろえ君 私は、もうこの選挙管理内閣は終わりにして、そろそろ国民の信を問うべきだと思います。やはり委員会は徹底審議を繰り広げる場だと思います。論戦内閣として徹底的な議論を行えないのであれば、一刻も早く国民の審判を受けてみるべきだと思います。海の向こうでは、経済対策と大統領選...全文を見る
○牧山ひろえ君 先ほどの議題に戻りますけれども、国際貢献に関してですが、私はやはり命を奪う又は奪う可能性のあるような行動に加担する、そういった国際貢献は私は日本人には合っていないと思います。日本人はやはり平和を好む民族として、命を守るあるいははぐくむ事業だったら多くの皆さんが納得...全文を見る
○牧山ひろえ君 今の同じ質問について、外務大臣はいかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 給油に関して言えば、たくさんの方々、世論調査でもお分かりのように多くの方々がこれについて反対です。そして、九条も拡大解釈しているのではないかという意見も多数ございます。そういった意見について耳を傾けるべきだと思いますが、総理はいかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 私は、最近の世論調査を見ても、例えば八割方、九割方の方が賛成と言っているわけではない、大体半分ぐらいの人が反対している、そんな中でそういう意見を無視するのはいかがなものかと思います。そして、先ほどのガソリン税のときの世論調査ではございますけれども、衆議院の三分の二...全文を見る
○牧山ひろえ君 先ほども申し上げましたけれども、少なくとも二十年度の予算では、二十一億円分の油を諸外国の艦船に無償で譲渡するために、我が国の補給艦などはその倍以上の四十三億円分の燃料を使うという、本当に本末転倒な状況なんです。これを不合理だと感じませんか。
○牧山ひろえ君 時間となりましたので、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月17日第170回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○牧山ひろえ君 牧山ひろえです。よろしくお願い申し上げます。  十二日、十一月十二日発売のニューズウイークの記事で読んだんですが、この記事の中には、アフリカの飢餓の問題について記事が書いてありました。今、世界では約九億人が飢えに苦しんでいるそうです。そして、一日に何と二万五千人...全文を見る
○牧山ひろえ君 質問通告の際に、ある職員のこんな証言がございました。  決済に際しては、それぞれの部署が持つ予算を合算して、ODA以外にいろんな部署がございますが、全部ひっくるめて合算して、各部署で働く人の数で頭割りをして、その金額に見合う経費があれば部署を問わずその経費を適当...全文を見る
○牧山ひろえ君 ODAの安定を目指す以前に、今申し上げたずさんな経理について、この長年にわたる非常に大まかなずさんな経理について、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 将来のことではなくて、過去のこの何十年にもわたる非常にずさんな経理について、大臣の率直な御意見をお伺いしたいんですが。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  少ない予算を効率的に運用していくことは大変重要なテーマだと思っております。  私は、各委員会で母子保健の向上を図るということを訴え続けております。例えば、アフリカでは三秒に一人の尊い命、小さい子供が亡くなっております。母子手帳の普及な...全文を見る
○牧山ひろえ君 JICAには、苦しんでいる方、困っている方を助けたい、そういった高い志をお持ちの方が多く働いておられますし、また当然ながら、世界各国で展開する専門的な活動は各国から高い評価を受けておられます。新JICAには大きな期待を持つ次第でございます。ありがとうございます。 ...全文を見る
○牧山ひろえ君 では、ODAに関係する仕事を各省が独自のルートでばらばらに行っている場合は、やはり合理化していくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 ODA予算は今現在、各省の予算に計上されておりますが、その個々の使い道を把握されておりますでしょうか。  農水副大臣、国交副大臣、順番にお答えいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
○牧山ひろえ君 では、再度質問します。  ODAが幾らの予算で、何人の担当者で、どんなプロジェクトをして、今回のような無駄と思われることがあるのか、具体的に教えてください。よろしくお願いいたします。
○牧山ひろえ君 両副大臣に。
○牧山ひろえ君 把握されていらっしゃるということだったので、お願いします。──では、どちらでも結構ですので、お答えください。
○牧山ひろえ君 では、先ほどの経理の実態、ずさんな経理については御存じだったんでしょうか。
○牧山ひろえ君 国土交通副大臣と農水副大臣、お願いいたします。
○牧山ひろえ君 今回の一連の私の調査によって、こうした会計方法はずっと続いてきた、何十年もの歴史だと思うという職員からの率直な御意見が発せられました。つまり、ODA予算と称しているODA予算が、実際にはODAとは何の関係もないところで使われ、本来であれば、海の向こうの苦しんでいる...全文を見る