牧山ひろえ

まきやまひろえ

選挙区(神奈川県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

牧山ひろえの2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第171回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。  ただいま議題となりました政府提出の平成二十年度一般会計補正予算(第2号)及び平成二十年度特別会計補正予算(特第2号)には反対、民主党・新緑風会・国民新・日本提出の平成二十年度一般会計補正予算(第2号)に対する修正案及び平成二十年度特別...全文を見る
03月11日第171回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。今日は予算委員会で初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず最初に私が取り上げたい課題としては、教育に関してのテーマでございます。  実は、私は昨年の六月と十二月、二回にわたりまして教育に関する質問主意書を提出し...全文を見る
○牧山ひろえ君 私の質問主意書に対する答弁、文部科学省が昨年の暮れ、十二月に公表した調査結果を配付資料としてお手元にお配りしております。配付資料二を御覧ください。  配付資料二で私が矢印で示した文章を読み上げますと、就学援助を受けている児童生徒の割合は、小中とも、A、B問題の別...全文を見る
○牧山ひろえ君 大臣、今プライバシーの問題がおありだとおっしゃっていましたけれども、これバランスの問題だと思うんですが、本当に緊急にこの調査をやっていただきたい。やはり苦しんでいる子供たちがたくさんおりますので、是非緊急にやっていただきたいんですけれども、どのぐらいの目標で、どの...全文を見る
○牧山ひろえ君 先日委員会でも取り上げられましたけれども、要保護及び準要保護の児童生徒数はこの十年で倍増しております。就学支援を受けている児童生徒は増加傾向にありますけれども、現状をお聞かせいただきたいと思います。大臣、お願いします。
○牧山ひろえ君 三位一体改革の結果、就学援助の事務作業が地方に移りました。最近では、厳しい財政状況から各自治体では認定基準のハードルを高くする傾向が見えております。文部科学大臣、この状況をどうお考えでしょうか、お聞かせください。
○牧山ひろえ君 私が大変心配しておりますのはそこなんです。地方にそういった基準が任されているわけですから、地方によってばらばらですよね。ですから、同じ親の所得であっても、その同じ所得が別の地域では認定基準に値しない、そういった、まちまちだということについて大変問題だと思います。そ...全文を見る
○牧山ひろえ君 どういった調査でしょうか。私は、地方でばらばらに決めているというのはもう決まっている事実なので調査は必要ないと思います。国としてリーダーシップを取って基準を設けて、最低これぐらいはという基準を国が決めるべきだと思うんです。調査は必要ないと思いますが、いかがでしょう...全文を見る
○牧山ひろえ君 調査はやはり要らないと思います。もう地方にゆだねられてまちまちなんですから、それはもう分かっていることなので、やはり国としてしっかりとした基準を設けて、不安を抱えている親御さんの悩みを解消してください。是非、御決意をお願いしたいと思います。
○牧山ひろえ君 私がお願いしたいのは、国としてリーダーシップを取って基準を設けると決意の表明をいただきたいということです。よろしくお願いいたします。
○牧山ひろえ君 是非直ちにやっていただきたいと思います。  また、先ほど申し上げましたけれども、就学援助を受けている子供たちには学力の低下が見られるという報告があるわけですから、就学援助の内容の見直しも必要なんではないかと思うんですけれども、こういった丁寧な調査も必要だと思いま...全文を見る
○牧山ひろえ君 これは本当に緊急な課題なので、いつごろまでにという目標だけでも言っていただけますでしょうか。お願いいたします。
○牧山ひろえ君 それでは、小学校一年生で大変不安を抱えた子供が小学校六年生まで待たなくてはいけないということでしょうか。大臣、お聞かせください。
○牧山ひろえ君 では大体、最低いつまでにということをお聞かせいただきたいと思います。この答えを待っているお子さんたくさんいらっしゃると思いますので、是非皆さんの不安を解消してください。
○牧山ひろえ君 是非、中間報告だけでも近々にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  それでは次の話題に移りたいと思います。  厳しい経済状況下にあって、今後も子供たちの教育格差がますます悪化していくような気がいたします。  私は、質問主意書で世代を超えた助け合いの仕組みを提案しております。配付資料の三を御覧ください...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  放課後プランでは人員不足が問題となっておりますが、この問題はどういった形で解消しようと考えておられますでしょうか。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  厚生労働大臣、いかがでしょうか、今のアイデアは。
○牧山ひろえ君 はい。
○牧山ひろえ君 せっかくですから、小渕大臣にもお伺いしたいと思います。  実は、小渕大臣とは同じ民放テレビ局の出身でもあり、また小さい子供を育てている母親としても共通する思いがたくさんあると思います。後ほど少子化についてもお伺いしたいと思うんですが、この仕組みについてまず御意見...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  それでは、少子化の問題に移りたいと思います。  私自身、二児の母親として子育てをしております。小渕大臣もお母様でいらっしゃいますから、私と同じような境遇であると思いますので、是非母親の立場としても率直な御意見をお聞かせいただければと思...全文を見る
○牧山ひろえ君 是非お願いします。  これちょっと通告はしていないんですが、小渕大臣は定額給付金を子育ての目的に使われるという御計画はないでしょうか。
○牧山ひろえ君 さて、めでたく保育園に入れたとしても、次に問題となるのが子供のけがや病気だと思うんです。大臣も御存じのとおり、子供というのはしょっちゅう熱を出したりけがをするものだと思います。保育所保育指針によれば、何かあれば保護者に連絡をすることとなっております。  資料五を...全文を見る
○牧山ひろえ君 現実的には、保育所というところは病後児保育所とセットで考えていかなくてはいけないことだと思うんですが、併設なども含めて国の認識を厚生労働大臣にお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○牧山ひろえ君 厚生労働大臣にもう一度お聞きしたいんですけど、病後児保育あるいは病児保育の収容人数というのは平均でどのぐらいなものなんでしょうか。
○牧山ひろえ君 私が自分の個人的に知る範囲では二人とか四人とか、非常に少ないんですね。ですから、是非病後児保育所、千五百とは言わずもっと増やしていただきたいんですけれども、もっと増やす計画はおありでしょうか。また、千五百を目標とされているということですけれども、いつごろまでに取り...全文を見る
○牧山ひろえ君 病児保育施設がなかなか増えないのはやはり小児科医の不足が背景にあるのではないか、それも一つの理由ではないかと思います。  国として小児科医の養成などあらゆる政策をしているのは理解できますけれども、短期的に見て、今何とかして小児科医の不足問題をクリアしていかなくて...全文を見る
○牧山ひろえ君 お一人お一人の医師に対して、医療機関ではなくて医師に対しての補助金ですか、それは十分だと思いますか。それで小児科が増えると思いますか。
○牧山ひろえ君 急激に小児科を増やすという意味においては、私はあっと驚くような思い切った政策が必要だと思うんですが。  ここで財務大臣にお伺いしたいんですが、例えば、非課税まではいかなくても、税制優遇をしてみるというのはいかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 やはり思い切った政策が必要だと思います。お金がすべてではないということは承知しておりますけれども、今まで前例がないとしても、税制優遇というのは考えられないでしょうか。
○牧山ひろえ君 是非、前例がなくても思い切った政策をお願いしたいと思います。  次に、時間の関係がありますので、定額給付金の問題に移りたいと思います。  最初に支給した自治体はどこでいつなのか、そして最後に支給する自治体はどこでいつなのか、お聞かせください。
○牧山ひろえ君 先ほどの質問へ戻りますけれども、最初にもらえる方と最後にもらえる方との開きはどのぐらいあるのでしょうか。
○牧山ひろえ君 支給時期においても公平でもないし、支給対象ということにおいても、住所がない方もたくさんいらっしゃるので、公平が保たれているというのは、私はそれは難しいと思います。  また、これ、七割、八割の方が反対をして、それを押し切って支給するわけですから、当然のことながら、...全文を見る
○牧山ひろえ君 時間となりましたので終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月17日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。  今日は、日本の寄附税制について財務大臣にお伺いしたいと思います。  この御時世でなぜ寄附の話題と思う方もこの中にいらっしゃるかもしれませんが、この経済状況だからこそ社会で助けを求めている人々のためにNPOや...全文を見る
○牧山ひろえ君 大臣にお願いします。
○牧山ひろえ君 では、納税者の立場を考えて、どちらの方が自ら納めている税の意識を高める効果があるとお考えでしょうか。
○牧山ひろえ君 私も大臣と同じ考えで、やはり自ら納めている税の意識を高める効果としては確定申告の方が望ましいと思います。  数字を確認したいのですが、確定申告をする人は二千三百六十万人と聞きますけれども、確定申告と年末調整の比率はどれぐらいでしょうか。参考人の方で結構です。
○牧山ひろえ君 後ほどその点についてはお伺いしたいと思います。  より多くの人が確定申告をするようになれば、自分が納めている税の使われ方に関心を持ち、更なる民主主義の発展に寄与することにもなると思いますけれども、いかがでしょうか、大臣。
○牧山ひろえ君 釈迦に説法だと思いますけれども、非常に便利になりました。納税者にとっては、確定申告を大臣がおっしゃっていた理由で望まないという声も確かにあることはありますけれども、例えば医療費控除の足切り額十万円を見直すことや今日議論させていただきます寄附金の税制の見直しを行えば...全文を見る
○牧山ひろえ君 私は、隣の方々また周りの人々を思いやる気持ちとか、そういう気持ちというのは日本人ならではの、本当にだれにも、どの国にも負けない気持ちを日本人は持っていると思います。  私は、文化というのは、ある意味制度でつくるものだと思っております。  例えば、アメリカを例に...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  では、寄附金に関する税制に関しての国際的な比較について、資料三を御覧ください。  この資料の下の表では、各国の優遇団体数が掲載されています。アメリカでは、約百十三万団体が寄附金控除を受けられる団体であることが分かります。その一方で、日...全文を見る
○牧山ひろえ君 私は、なかなか認定団体が増えないというのは、苦労してせっかく優遇団体になったのに期待しているほど寄附金が集まらないという、そういうことも考えられるのではないかと思います。  私は、国税庁として、こういった方々がどういう活動をしているか、どういう団体があるのかとい...全文を見る
○牧山ひろえ君 では、増加傾向になるというわけですね。ある方によりますとe―Taxは単なる入力システムとのことでしたけれども、入力されたデータは国税をつかさどるホストコンピューターに集積されるのでしょうから、結果としては電子処理がなされていることにつながると思うんです。要するに、...全文を見る
○牧山ひろえ君 大臣にお願いします。
○牧山ひろえ君 ここまでの検討を基に、日本の寄附税制を、では今後どのようにしていくべきなのかということを議論していきたいと思います。  まず、寄附金控除の計算方法です。寄附金控除は優遇団体への寄附総額から五千円を差し引いて、個人の場合ですと総所得の四割を限度に認められることにな...全文を見る
○牧山ひろえ君 今の御答弁を聞いてとても残念に思いました。少額の寄附だと戻りが少なくなるとおっしゃいましたけれども、例えば五千円で五%の戻りですと二百五十円ですよ。二百五十円でパン一斤、おいしいパン一斤買えるんですよ。私は、あと金額の、戻りの金額のものだけじゃないと思います。その...全文を見る
○牧山ひろえ君 事務に関してはこれからお話ししたいと思います。  私は毎年確定申告をしているから分かりますけれども、資料の四、右側のとおり、確定申告の用紙には肝心な項目である課税される所得金額の欄に下三けたがゼロ、ゼロ、ゼロと三つ並んでいます。要するに千円単位での計算となるわけ...全文を見る
○牧山ひろえ君 時間もないのでちょっと次に行きたいと思います。  アメリカで私が実際に経験した事例を紹介したいと思います。資料五を御覧ください。  これはニューヨークのオペラ座での寄附の話です。こんなところでも寄附控除が受けられるんです。オペラ座の運営、維持を支えることをしな...全文を見る
○牧山ひろえ君 本当でしたらハンガリーでのパーセント法もここで、こういうのを導入して納税者が所得税の一、二%相当の使い道を国民が選ぶ、納税者が選ぶという方法も皆さんに御紹介して、大臣にお伺いしたかったんですが、時間となりましたので、こちらで終わらせていただきたいと思います。
03月24日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。  前回に引き続き、確定申告のお話からさせていただきたいと思います。  先日、大臣は、自分で申告用紙を書いた方が自分と国とのつながりを感じると御答弁をされました。この点につきまして私と大臣は意見が一致しておりま...全文を見る
○牧山ひろえ君 私も、やはりこの制度を悪用する方は避けなくてはいけない、そういう方がもしいらっしゃるとしたら悪用されないように気を付けなくてはいけない、高い認定基準をこれからも保ち続けなくてはいけないという思いは大臣と一致すると思います。  また、大臣は前回、日本の寄附制度は文...全文を見る
○牧山ひろえ君 私も大臣と同じ考えですが、文化的な面もありますけれども、税制面では是非大臣に検討していただきたいと思います。  まず、制度面についてお話を進ませていただきたいと思います。資料二を御覧ください。  私は、先日、個人が寄附をするときに五千円の足切り、五千円の壁によ...全文を見る
○牧山ひろえ君 寄附される側の負担というお話についても後ほどお話をさせていただきたいと思いますが、やはり多くの方々に寄附をしたいという気持ちがある方に参加していただくためにはやはり五千円という数字はとてもハードルが高いと思います。そして、先日お話にもありましたように電子化が今進ん...全文を見る
○牧山ひろえ君 今いただいた情報、インセンティブについてですが、これで急激に利用者が増えるかどうか、これも検討する必要があると思います。賛否両論あると思うんですが、電子申告をする場合、寄附金控除額の算出時には、現行の寄附総額から五千円を引く仕組みではなく例えば千円を引くとか、民主...全文を見る
○牧山ひろえ君 コンピューターがうまく触れない方もたくさんいらっしゃると思います。そのためには、やはり税務署でそういった方が入力作業、電子入力作業ができるように、電子申告を進めるためにももっとスタッフや税理士の人が必要だと思うんですけれども、そういった意味でもそういう状況をいろん...全文を見る
○牧山ひろえ君 私が申し上げているのは、NPOでも本当に人の命を助けるですとか高い公益性がある、そのようなNPOを指しているわけであって、そういった高い基準を満たしている、そういうNPOは支えるべき、私は応援するべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 是非、高い公益性のあるNPOは積極的に応援していただきたいと思います。  先ほど参考人の方から、寄附を受ける側の領収書の発行ですとか、そういった事務的な手続の懸念のお話がありましたけれども、これは具体的にどの団体から言われたことなんでしょうか。具体的な例があった...全文を見る
○牧山ひろえ君 具体的な例がないのにそういうことをおっしゃるというお話を伺うと、何かとても消極的なお話を伺っているような感じがして残念なんですが、是非、そういった声がない限りは、少額の寄附でも受け入れてくれる、有り難く受け入れるNPOはたくさんあると思いますので、そういった方々を...全文を見る
○牧山ひろえ君 そんな大げさな問題ではないと思います。せめてリンクを張るということは容易なことです。それによって、各ホームページはそれぞれの団体が管理しておりますから、そんなに大げさに考えなくても大丈夫だと思います。  さて、時間の関係から前回御紹介できなかったハンガリーの事例...全文を見る
○牧山ひろえ君 参考までに、パーセント法は九六年にハンガリーで導入されて以来、ほかにもスロバキアですとかリトアニア、ポーランド、ルーマニアなどに広まっています。国によっては税務当局が振り込み手数料を負担するなど、そういった興味深い内容になっております。ハンガリーの例は寄附金ではな...全文を見る
○牧山ひろえ君 資料五の私の試案で示すように、やはり選択納税についての検討をする価値があると思います。今、そういった国々だけのお話みたいなようなお話ですけれども、実はアメリカにもタックス・チェックオフという制度が連邦と州の双方にあって、納税申告時に税や寄附などの選択ができる仕組み...全文を見る
○牧山ひろえ君 私の案はたたき台にしていただければと思います。  時間となりましたので終わらせていただきたいと思います。
06月02日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。どうぞよろしくお願いいたします。  まず冒頭、昨夜、連邦破産法十一条の適用を受け破産申請したゼネラル・モーターズの件についてお伺いしたいと思います。谷合経済産業政務官、今日は御足労ありがとうございます。  さて、民間の調査会社によります...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。是非、日本国内で自動車産業に従事する方を始めとする各産業の方々、国民の雇用と生活を守るために万全な対策を講じていただきたくお願い申し上げます。  谷合政務官、御足労ありがとうございます。
○牧山ひろえ君 与謝野大臣、通告はしておりませんが、GMとの取引関係がある国内企業について政府が金融面などから支援するということも考えられるかと思いますが、いかがでしょうか。コメントがございましたらよろしくお願いいたします。
○牧山ひろえ君 是非大きな混乱が起きないようにしっかりよろしくお願いいたします。  まず、本題に入ります前に、確定申告を推進する観点から寄附税制について以前議論させていただきましたが、前回の積み残しとしてこの話題に少し触れておきたいと思います。  私は、去年六月、我が国の寄附...全文を見る
○牧山ひろえ君 是非引き続き、大臣、御検討のほどよろしくお願いいたします。  NPOの中でも公益性の高いところは寄附金控除額の上限を緩和していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 是非、いろんなNPOがあると思いますけれども、公益性の高いと明らかに皆が認めるようなところについては寄附金控除額の上限あるいは足切りについて緩和していただきたいとお願い申し上げます。  いずれにしても、寄附金控除の五千円のハードルを下げることを検討していただけれ...全文を見る
○牧山ひろえ君 参考までにですが、平成十九年度では確定申告をした方が二千四百万人いらっしゃいます。そのうち七百七十七万人が四千百六十二億円を納税しております。少なくとも、その七百七十七万人が納税の際に、そのときの情勢に応じて必要とされる政策に税の行き先を決めることができたら、私は...全文を見る
○牧山ひろえ君 私は、政治情勢というのはもうその都度変わるわけで、そしてそのときの課題というのは毎回変わるわけで、郵政に賛成したからといってさきの補正予算にすべて賛成だったとは私は思えません。やはり国民の意思を尊重するべきだと思います。  では、もう一つだけ、医療費控除の十万円...全文を見る
○牧山ひろえ君 大臣は他の人の負担とおっしゃっていましたけれども、人間だったらだれだって、いつけがするか病気するか分からない、健康な人でもいつでもそういう可能性を持っていると思うんです。そういった意味では、私、医療費に関してはだれもが認めるような、そういったものだと思うんです。そ...全文を見る
○牧山ひろえ君 また後ほど格付についてお伺いしたいんですが、私は、かねてからGPIFの年金基金の運用について関心を持っております。  今日はお忙しい中、大村厚生労働副大臣、おいでいただきましてありがとうございます。  GPIFの市場運用実績は、二〇〇八年四月から十二月期の利回...全文を見る
○牧山ひろえ君 やはり、でも実績というか成績が悪いわけですから、今までの月に一回ベースの委員会の集まりですとか運用体制、しっかりと改善していただきたく、大幅に改善するべきだと思います。よろしくお願いいたします。  格付についてまた質問を続けたいと思います。  先ほど格付機関に...全文を見る
○牧山ひろえ君 格付を依頼する企業が格付機関に手数料、つまりお金を払って格付依頼をする、いわゆる利益相反関係にあること自体公平性に欠くと思いますし、結果として甘い格付になる傾向があるとの意見もありますけれども、大臣はいかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 話題を変えます。  既に、一般会計予算では三十三兆円を超える国債発行を行い、補正予算では十兆円を超える新規国債を発行いたしました。財政の健全化どころか、もしかすると今年度は税収を超える額の国債で予算を編成するというまさに本末転倒の姿であり、違和感すら感じます。 ...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございました。  終わります。
06月19日第171回国会 参議院 本会議 第31号
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○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会・国民新・日本の牧山ひろえです。  私は、政府提出の租税特別措置法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  国民の麻生内閣への支持率は急速に低下し、今や一〇%台を切ろうとしています。国民の信を問わずに総理大臣を替え続けたツケがこ...全文を見る
06月25日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第24号
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○牧山ひろえ君 牧山ひろえです。  まず、質問に先立ちまして新聞報道について与謝野大臣に一つお聞かせいただきたいんですが、大臣は昨日、この件について委員会などで説明されていましたけれども、今日までに事務所スタッフを含めて何らかの捜査あるいは問い合わせはございましたでしょうか。
○牧山ひろえ君 昨日の報道についてですけれども、政治団体駿山会の平成十七年分の収支報告によりますと、駿山会は政経政策研究会から二百五十万円の寄附を受けています。この件についての報道でございます。これについて大臣は、昨日、この件について委員会などの場で説明されておりましたけれども、...全文を見る
○牧山ひろえ君 済みません、今お聞きしたのは、事務所スタッフを含めて何らかの捜査あるいは質問は、問い合わせはございましたでしょうかということです。お願いいたします。
○牧山ひろえ君 昨日の時点では報道があっただけですけれども、今の時点で事務所スタッフや御家族を含めて、何らかの捜査、検察の捜査とかあるいは問い合わせはございましたでしょうかということです。
○牧山ひろえ君 では、早速本題に入らせていただきたいと思います。  特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入制度については、各方面から廃止を求める声が上がっております。この平成十八年度改正によりまして導入された本制度の目的について、適用対象の不明確さを指摘する意見が多いことは周知...全文を見る
○牧山ひろえ君 オーナー課税制度の導入によりまして影響を受ける法人数について、財務省は当初五万から六万社と主張しておられましたけれども、実際には二倍もの中小企業に課税が及んでおります。政府は、これらの企業のすべてが節税目的の法人と評価しているのでしょうか。お答えください。
○牧山ひろえ君 サンプル調査は三月期決算の企業を対象としておりまして、ほかの月の決算の企業を対象としていません。また、三月期決算の企業については比較的規模が大きい中小企業が多いとされていることから、サンプル調査の方法自体に疑問が持たれています。このサンプル調査だけでは実際に一人オ...全文を見る
○牧山ひろえ君 サンプル調査ではなくて、税務署調査などを行って実態把握に努めるのが本来の姿であると考えています。  より現実的には、確定申告によって判明した所得を追跡すれば対象企業が分かるはずですから、まずはこうした調査を行うべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 節税目的ではない健全な中小企業への課税の可能性があるとしたら、このサンプル調査自体に疑問があるのだと思います。  本制度は、会社法改正によっていわゆる一円起業が乱立し、結果、節税目的の会社が多く出現していくことへの対応策だったことも事実だと思います。政府の節税目...全文を見る
○牧山ひろえ君 では、ここで民主党に伺いたいと思います。  現政権の税制改正プロセスは非常に複雑で不透明であるとの声を各方面から聞いております。このオーナー課税制度についても、平成十八年度改正において言わば抜き打ち的に出てきたとの印象がございます。  こうした現政権の税制改正...全文を見る
○牧山ひろえ君 税制改正プロセスを透明化する必要があると今のお話でも考えますけれども、民主党はどのような税制改正プロセスを取るおつもりなのか、お答えください。
○牧山ひろえ君 このオーナー課税制度のように、為政者の視点から税制改正を行うことに対して国民の不満が高まっていると感じます。納税者の視点を担保するためにも納税者権利憲章の制定が必要であると民主党では考えていますが、その点についてもお答えください。
○牧山ひろえ君 もう一つお伺いしたいんですが、個人事業者と法人間の課税の公平性も重要だと思いますけれども、やはりサラリーマンとの間の公平性も重要な問題であると考えております。この点につきまして民主党はどのような改革をお考えなのか、最後にお答えください。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  税制に関して政府に伺いたいと思います。  オーナー課税制度については、御存じのとおり、税理士会など多方面から、租税理論を無視した制度であるとか、我が国の租税体系との整合性に問題があるとの批判が出ております。大臣も十分に御承知のことだと...全文を見る
○牧山ひろえ君 次に、前回の私の質問の積み残しとして、寄附税制について質問したいと思います。  まず、大前提として大臣に伺いたいと思いますが、認定NPO法人はすべて高いレベルの公益性がある、だからこそ認定基準をクリアしているんだということで間違いないでしょうか。
○牧山ひろえ君 では、お答えいただいたように高いレベルの公益性があるということを前提に質問を続けたいと思いますが、前回の委員会でも私が述べましたように、認定NPO法人を対象にアンケート調査を行いました。その結果がこの資料一でございます。国内の認定NPO九十三法人にこのアンケートを...全文を見る
○牧山ひろえ君 こちらのアンケートの結果を御覧いただければ一目瞭然ですが、ホームページについてはリンクしてほしいと言っていますし、また、少額の寄附でも、前回御回答いただいたのは事務負担があるんじゃないかというお答えでしたけれども、少額でも問題ないと言っているわけですね。ですから、...全文を見る
○牧山ひろえ君 それから、資料の右側を見ていただきたいんですが、日本の寄附制度の制度面から改正、改善して、個人が寄附しやすい文化を整えば、寄附の文化が広まり、結果としてNPOの活動を活性化できるのではないかと前回問い合わせしました。すると、ほとんどのNPOからこの質問に対してそう...全文を見る
○牧山ひろえ君 高い基準で認定されているということですので、是非御検討をよろしくお願いいたします。  質問を終わります。
07月01日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。  私は、昨年の夏、横浜で開催されましたTICADⅣにおいてアフリカ諸国の要人と会談を重ねまして、日本発祥の母子健康手帳をアフリカ諸国に普及させることができれば、例えばサブサハラ・アフリカでいまだに千人当たり百六...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。今お伺いしましたお話では、それではセネガルの一部地域ですばらしい日本の支援がなされているということが分かりました。  さて、私は、たとえ母子手帳が現地の宗教と言語に合わせた内容であっても、保健衛生に携わるスタッフ、そして電気、水道などの母子...全文を見る
○牧山ひろえ君 それでは、インフラ整備がある程度整っている、あるいは整いつつあるセネガルのような国で母子手帳を是非普及していただきたい。強いて言えば、来年の予算に母子手帳を入れていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○牧山ひろえ君 乳幼児の死亡率をぐんと下げた実績のある母子手帳ですから、先ほどのお話でもパレスチナやインドネシアでそういった事例がありますので、いいことずくめの母子手帳ですから、迷いなく来年の予算に入れていただきたくお願い申し上げます。  もう一度お願いします。
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。  将来的にこの母子手帳の実効性が高まれば、人種や宗教が似ている隣国からも是非我が国でも欲しいという要望が、要請が起きるでしょうし、何よりも母子保健の向上にかかわるスタッフの移動が隣国間で活発になり、オン・ザ・ジョブ・トレーニングも活性化す...全文を見る
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。質問を終わります。
11月18日第173回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第1号
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○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。  今日は、病後児保育、その話をお聞きしたいと思います。中川副大臣それから細川副大臣、よろしくお願いいたします。  今年三月十一日に予算委員会において、私は、保育所の整備だけではなくて病後児保育所の整備もセット...全文を見る
○牧山ひろえ君 これも中川副大臣と細川副大臣、両副大臣にお伺いしたいんですけれども、小児科と保育所が一体あるいは隣接していれば、子供の体調が急変しても比較的安心だと思うんです。また、搬送する必要がなくなると思います。  保育所に隣接して小児科あるいは病院を新設、移設する場合、又...全文を見る
○牧山ひろえ君 小児科と保育所が一体又は隣接していれば一番いいんですけれども、今ほとんどの場合はそうではないので、子供が三十七・五度以上の熱になった場合に保護者がしょっちゅう迎えに行くというのは大変困難だということを先ほど申し上げました。  そういった場合、救急車まではいかない...全文を見る
○牧山ひろえ君 今の私の質問で言葉足らずだったかもしれませんけれども、三十七・五度、まあ三十七度台の熱といいますか、軽度な病状の場合もそうなんでしょうか。そういった場合も、何か搬送する、親が急には迎えに来られなかったからということではなくて、その程度の場合だったら搬送してくれるよ...全文を見る
○牧山ひろえ君 時間となりましたので、質問を終わらせていただきます。