牧山ひろえ
まきやまひろえ
選挙区(神奈川県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月26日 | 第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(牧山ひろえ君) この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました牧山ひろえでございます。 委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何と...全文を見る |
○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は七名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に石井正弘さん、大野泰正さん、末松信介さん、山下雄平さん、足立信也さん、難波奨二さん及び長沢広明さんを指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十九分散会 | ||
02月25日 | 第189回国会 参議院 憲法審査会 第1号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。 まずは、調査団の皆様方、お疲れさまでした。ありがとうございます。 御報告にもありましたけれども、ドイツの憲法に当たるドイツ連邦共和国基本法は、その柱となる憲法原則につきましては、あらゆる改正は認められないと明確に規定されております...全文を見る |
03月04日 | 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 外務省の方々にお伺いしたいんですけれども、先ほどODAですとか積極的平和主義のお話がありましたので、それらについてちょっと触れさせていただきたいんですけれども、現内閣では今までのODAの大綱を新たに開発協力大綱として改定されました。ODAの戦略的あるいは効果的な展...全文を見る |
○牧山ひろえ君 目的とかは十分理解できるんですけれども、どのように軍事転用の防止が担保されるのかということと、もう一つは、もし、目的がそうであって、目的とは違って結果的に軍事的な利用があった場合はどういう措置がとられるのかという、この二つの質問です。 | ||
03月26日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 平成二十五年の十二月に成立した生活困窮者自立支援法が四月から施行されます。生活困窮の影響が特に大きいのは、この国の将来を担う子供たちだと思います。大臣所信ではこう述べられております。「子供の将来が生まれ育った...全文を見る |
○牧山ひろえ君 先ほど私が申し上げたとおり、親が一人の世帯というのは半分以上の方々が貧困で苦しんでいるということですから、是非とも公的な経済支援の拡充、よろしくお願いいたします。 私の地元でもあります神奈川県の川崎市の多摩川河川敷で中学一年生の上村遼太君の刺殺体が見付かった事...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 いずれにしても、これだけたくさんの相談の機関があるということ。役割分担がうまくいっているかといったら、そんなに役割分担がうまくいっていないとも思いますし、また、私のお友達の間だけでも全然周知がなされていないというのが現状ですので、是非これを何とかしていただきたいと...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ちょっとレクで聞いたお話とは違いましたので。児童相談所というのはあくまでも主に虐待防止と聞いておりますので、大人が子供を虐待する、親が子供を虐待する、そういったふうに聞いておりましたので、上村君のような事件の場合は児童相談所に直接電話するのが適切かどうかというのは...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私が聞いた以上では、大人が子供を虐待した場合、それが重立った児童相談所の受ける問題だというふうに聞いておりますし、また児童相談所で受ける問題が一番ヘビーなものというふうにおっしゃっていましたけれども、ほかにもヘビーなものはたくさんあるので、それを一括して受け付ける...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 済みません、全く私の質問に答えてくださっていなかったのでもう一回申し上げますけれども、なぜ今まで十倍ぐらいの期間が掛かったのか、それがなぜ必要だったのか、その根拠とか、今までの期間とか審査は無駄だったのかどうかというのを聞いているんです。 大臣に聞いています。...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 急いでいる理由というのは分かりました。そういう事例があるというのは分かりました。でも、何でこんなにたくさん時間が要されていたのか、その時間は何に使われていたのか、それが無駄だったのかということは全く答えになっていなかったので、次の質問に行きます。 では、患者申...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 時間となりましたので、終わります。 | ||
04月15日 | 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山です。 一つ意見があるんですけれども、石川参考人の事前にいただいた資料を読ませていただきまして、その中で、ドイツのエネルギーヴェンデ、エネルギーの転換について勉強させていただきました。 現在、日本では太陽光を始めとした再生エネルギー導入のコスト...全文を見る |
○牧山ひろえ君 大変参考になりました。ありがとうございました。 | ||
04月22日 | 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 加藤参考人の資料を事前に読ませていただいたんですけれども、欧米の方では少子化対策のことを家族対策、家族政策というんですよね。非常に感銘を受けました。少子化という問題を家族という観点から見なくてはいけないという...全文を見る |
○牧山ひろえ君 ありがとうございました。 以上です。 | ||
04月23日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 今回の独立行政法人改革法案に関しまして、年金積立金管理運用独立行政法人、いわゆるGPIFに焦点を当てて質問させていただきたいと思います。 GPIFは、厚生年金と国民年金の積立金約百三十兆円以上を運用する大...全文を見る |
○牧山ひろえ君 大臣は、この御認識を基にして、当初、今国会においてGPIFのガバナンス強化のための法案の提出を目指すとされておりました。しかし、ガバナンス強化のためのGPIFの組織改革に関しては、法案化も含め今後の検討スケジュールは明らかになっていないんですね。民主党から事前の質...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 去年の十月には基本ポートフォリオの大幅な変更が行われました。そして年金財政のリスクが高まったとも言われております。しかし、今回の改正案では、理事の追加、それから法律上の主たる事務所の所在地の変更にとどまっております。 ガバナンス改革として極めて不十分で、一時し...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 では、今回の法改正を含む現行体制で十分ガバナンスは利くとお考えなんでしょうか。今大臣、プロセスというお言葉を言っておりましたけれども、大臣の現段階での御見解をお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○牧山ひろえ君 安倍政権はGPIFのガバナンスに関する新法を提出するかどうかを明確にしていないんですね。ガバナンス改革が行われるめどは立っておりません。当局は片方の車輪しか、車でどこまで走り続けるおつもりなのかということをすごく心配になっております。 とにかく、同一会期に同じ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 さっきのお話になりますけれども、何ででは整理してからにしないんでしょうか。議論中というふうにおっしゃっておりますけれども、そういったことが続くとなかなか決まらないと思いますし、決まらないというか、タイミングとしては、今整理中なんだ、何で整理してから提出しないんでし...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 この一月から理事兼CIOという要職に就かれた水野氏、この方は、衆議院の民主党厚労から再三の要請にもかかわらず国会に来ていただけていないんですね。百三十兆円もの国民の財産の運用責任者なんですから、少なくともCIOは厚労委員会に来ていただいて、自分の運用方針ですとか結...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 すごく厳しい、建前としての御答弁だったと思います。 先ほども申し上げたとおり、安倍首相は、ダボスの基調講演の中で、成長持続へGPIFを改革するですとか、ポートフォリオの見直しを行い、それが成長への投資に貢献するというふうにはっきりキーワードを言っちゃっているん...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 これ、皆さんの年金で、将来これで暮らすわけですから、どこまで国民がリスクを許容するのかという大事な問題がありますので、それを念頭によろしくお願いいたします。 質問を終わります。 | ||
05月19日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し質問させていただきたいと思います。 今回の法案というのは、国民健康保険にとどまらず、非常に広く医療保険、ひいては医療費全般...全文を見る |
○牧山ひろえ君 大臣、いろいろな過程があったというふうにおっしゃっていますけれども、その過程の中でも野党時代に御発言された内容とはリンクしていないですし、また、根幹に構造的な問題を抱えたまま、例えばどこまで現役世代の負担が増加するか全く不透明な状況なのに、そうおっしゃるのは非常に...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 その答弁では、私が心配したことが更に心配の種になってしまいます。 国保の都道府県移管に伴う保険料の引上げは患者の負担に更なる追い打ちを掛けることになりますので、しっかりとした見通しと、それに伴う対策をお願いしたいと思います。 さて、今回の改革では、持続可能...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私は大臣に聞いているのであって、それと、今答弁されたことは全然答えになっていませんので、被用者保険サイドの理解と納得を得られているかどうかと大臣にお伺いしているので、大臣、お願いします。 | ||
○牧山ひろえ君 大臣、あくまでもそれは大臣側の一方的な思いであって、相手が理解と納得をしているかということは別問題だと思います。 私たちもこの件について各保険者にヒアリングを行いました。本来国費で対応すべきものを保険料で肩代わりするものという批判が実際には根強くあるように感じ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 それは一方的な提案にすぎないと思います。 今回の法案は、元々被用者保険側の納得が得づらい内容になっているんですね。だからこそ、理解と納得が保険制度の基礎であることを十分御認識の上で、現役世代の拠出金負担に上限を設けるなど、負担構造改革を実施しなければならないと...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今回の改革に含まれている患者申出療養でもそうなんですけれども、現在の政府のスタンスというのは、自己の方針に異議がありそうな団体や関係者の声を聞く姿勢に乏しい印象を受けます。国民の声に真摯に耳を傾けることを要望したいと思います。ですから、そういったヒアリングの中で批...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今おっしゃったものでは到底不十分だと思います。そして実効性のある対策とは思えません。 例えば、まず、先ほど申し述べました、現在九割前後である国保保険料の徴収の強化をするとか、あるいはクロヨンと呼ばれる異なる所得間の所得捕捉の格差、こういった対策ですとか、保険料...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 本気で本腰を入れようというおつもりがあるんでしたら、私が例えば今例を挙げたようなものは実際にやるというお考えをお示しになったらいかがでしょうか。議論するというふうにおっしゃっていますけれども、私が今申し上げた例というのは実際に効果があると思いますので、これをベース...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 このような取組によって国保の体質を改善することが求められています。これらを十分にせずに外部からお金を入れても、結局体質は変わらず、問題は改善しないと思うんですね。このような中で、現在の医療費の伸びを前提に被用者保険に更なる負担を求めるの...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私が思うには、非正規雇用を増大させてきた当局の政策が国保の構造問題を深刻化させている一因ではないかと思うんですね。 少し本論から外れますけれども、それにもかかわらず、現在の安倍内閣が労働法制の改悪によって悪い意味での規制改革を進めようとしているのは極めて大きな...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 いろいろな要因があったにしても、非正規雇用を増大させているという問題は関係なくはないと思いますので、是非そのことも念頭に入れていただきたいと思います。 今回の総報酬割導入で最も重い負担を負うことになる健康保険組合において、高齢者医療への拠出金負担が義務的経費に...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今回の改正前の二〇一四年度においても、大企業の単独健保や中堅企業などの健保が業界単位で組織する健康保険組合連合会、健保連の八割が既に赤字となっているんですね。全体では、七年連続の赤字に実際には落ち込んでいるわけです。解散に追い込まれる組合も実際に出てきているのは事...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 もしこれが実施されれば、総報酬割が高い保険者は更に負担が大きくなりまして、高齢者医療への拠出金負担が多くを占めてしまうような状態に陥ると想定されます。これ以上の現役世代の負担につきましては、極めて慎重に取り組むべきではないかと考えております。 総報酬割の導入に...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 繰り返しになりますけれども、保険制度の維持のためには現役世代の十分な納得、また理解が必要だと思うんですね。現役世代に過度に依存する制度を構造的に見直さなければならないと思うんです。そのためには、今後、高齢者負担構造の改革を始めとして、医療保険制度全体の更なる改革が...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 政府案では、低所得者や難病また小児慢性特定疾病患者につきましては負担額は据え置かれることとされておりますけれども、ただし、指定難病に指定されない方々、そういった方々が長期で入院される場合はかなり負担が重くなると思うんですけれども、こうした方々には更なる配慮が必要と...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 少しずつ、百円ずつというのが実際に配慮に値するかどうかはちょっと疑問に思います。 今回の見直しは在宅療養との負担の公平性を図るためと今大臣おっしゃっていましたけれども、その一方で、生活や療養という面が強く出る高齢者の入院と、治療の一環として食事を取る側面が強い...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私は若年者に限ってという言葉は一言も言っておりません。若年者の入院の食事に関しましては再検討してもよいのではないかという指摘が出ているというふうに申し上げたので、若年者に限ってという言葉は一言も言っていませんので、お願いいたします。 入院時の食事は治療の一環と...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 救急などの場合には定額負担を求めないこととされていますけれども、具体的には法律制定後に検討されることになっています。夜間など大病院以外に受診できない場合、定額負担を避けるために低所得者が受診をためらうことがないように、定額負担を求めないケースをしっかり定める必要が...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 是非、例外などしっかりとお決めになっていただいて、国民に分かりやすく説明していただければと思います。 終わります。 | ||
05月26日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 患者申出療養についてお伺いしたいと思います。 今回の制度におきまして何よりも重要なのは、私の質問ですとか私の質問主意書に対して明確に御答弁いただきましたように、まず安全性と有効性が確保されているということ...全文を見る |
○牧山ひろえ君 そもそも従来の先進医療はどうなのかというと、これは事前に厚労省に問合せをしたんですけれども、死に至るまたは生命を脅かすレベルの医療事故とも言える事態となったケースは今までにないということだったんですね。これは現在の保険外療養制度がいかに慎重に取り扱われているかとい...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 このように質問を重ねてまいりましても、苦しい状況から抜け出したいとわらにもすがる思いの患者側が過重な責任を負わされる可能性が否定し切れないと思うんですね。 先ほども副大臣もおっしゃっていましたし、また今朝大臣もおっしゃっていましたけれども、事前に取決めを交わす...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 大臣がおっしゃるとおり、署名していただくというのも非常に大事だと思いますけれども、それ以前の、署名の前の前提としては、やはり患者が十分に理解したということが大前提となることを申し添えておきます。 今回の法案に関し、先日、厚労委員会で視察に参りました。その際、国...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 そういう事例は少数だと信じておりますけれども、企業や企業と不適切な関係にある医師による宣伝ですとか販売促進活動が薬害を発生、拡大させてきた歴史があります。また最近も、医師が製薬会社から多額の講演料などを受け取った事例の中に不適切なケースがあったという報道もありまし...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 準備も大変だと思いますけれども、十分に理解いただけて、そして十分な説明と納得の上で実施していただきますようお願い申し上げます。 先ほども述べましたように、患者申出療養において将来の保険収載につなげていくこと、これは私のライフテーマでもあります国民皆保険の堅持の...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今大臣から除外について少し説明がありましたけれども、ペナルティーとして患者申出療養から除外という場合、その治療法や薬品自体を今後は患者申出療養の対象から外すという意味なのか。つまり、ほかの病院からの申請も認めないということなのか、それとも、そうではなくて、同じ医療...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 今申し上げましたけれども、患者申出療養については、将来の保険収載との関係性が非常に重要なポイントとなってまいります。この関係性についてお伺いしたいんですが、将来の保険収載を目指せばよしとするのか、あるいは将来的な保険収載につながる、すな...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 では、患者申出療養のうち、どの程度の比率の保険収載が必要と想定されておられますでしょうか。津田議員からの同様の質問に対し唐澤局長は、先進医療の比率を上回っていくという気持ちで臨んでまいりたいというふうに過去に答弁されていますけれども、申し訳ないんですけれども、これ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 先ほど私の質問に対しては、保険収載を前提とするというふうにおっしゃっていましたけれども、もし比率を問わないということであれば、保険収載を目指しさえすればいいということになるかと思うんですね。当局が断念した昨年の選択療養との根本的な違いが、将来の保険収載が前提である...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 繰り返しになりますけれども、困難な病気と闘う患者がより迅速に必要な治療を受けられるという、こういった点におきましては大いに賛成しておりますけれども、今回の質疑で明らかになりましたように、懸念事項が大変多く、制度としましてはまだ詰めなければならないたくさんの事項があ...全文を見る | ||
05月27日 | 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 参考人の皆様、とても有益な御教示をいただきましてありがとうございました。 本日のテーマであります経済連携の取組につきましては、日本が貿易立国として今後ますます発展していくためには高いレベルの経済連携を推進...全文を見る |
○牧山ひろえ君 澁谷審議官にもう一つお聞きしたいんですが、経済連携には、先ほども申し上げましたようにプラスの影響とマイナスの影響の双方があります。ですので、経済連携協定の締結によって得られる国益、また失う国益の双方をしっかり比較して交渉していただいていると信じております。 経...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 時間になりましたので、終わります。 | ||
05月27日 | 第189回国会 参議院 本会議 第21号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会の牧山ひろえです。 私は、会派を代表して、ただいま議題となりました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。 我が国は、国民皆保険制度の下、五十年以上も、誰もが安心して...全文を見る |
06月05日 | 第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、溝手顕正さんが委員を辞任され、その補欠として羽生田俊さんが選任されました。 ───────────── |
○委員長(牧山ひろえ君) この際、高市総務大臣、二之湯総務副大臣及びあかま総務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。高市総務大臣。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 二之湯総務副大臣。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) あかま総務大臣政務官。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「...全文を見る | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 ───────────── | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査を議題といたします。 昨年十二月に行われました第四十七回衆議院議員総選挙の執行状況及び選挙違反取締り状況につきまして、順次政府から報告を聴取いたします。高市総務大臣。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 三浦警察庁刑事局長。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 以上で報告の聴取は終わりました。 ───────────── | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 次に、公職選挙法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 発議者衆議院議員武正公一さんから趣旨説明を聴取いたします。衆議院議員武正公一さん。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。 ───────────── | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 公職選挙法等の一部を改正する法律案の審査のため、来る十日午後一時に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認めます。 なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時九分散会 | ||
06月10日 | 第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、羽生田俊さん、福岡資麿さん及び森屋宏さんが委員を辞任され、その補欠として溝手顕正さん、滝波宏文さん及び宮本周司さんが選任...全文を見る |
○委員長(牧山ひろえ君) 公職選挙法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、参考人として神奈川県教育委員会教育長桐谷次郎さん、立命館宇治中学校・高等学校教諭杉浦真理さん、松山市選挙管理委員会事務局長竹村奉文さん及び特定非営利活動法人YouthC...全文を見る | ||
○委員長(牧山ひろえ君) ありがとうございました。 次に、杉浦参考人にお願いいたします。杉浦参考人。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) ありがとうございました。 次に、竹村参考人にお願いいたします。竹村参考人。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) ありがとうございました。 次に、原田参考人にお願いいたします。原田参考人。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) ありがとうございました。 以上で参考人の皆様の意見陳述は終わりました。 これより参考人に対する質疑を行います。 質疑の際は、どの参考人の方に対して質疑を行うかを明らかにしていただくようお願いいたします。 また、各質疑者の持ち時間はそれぞれ...全文を見る | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 恐縮ですが、時間の関係もございますので、答弁は簡潔にお願いいたします。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 時間が限られておりますので、簡潔にお願いいたします。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。 参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。 本日は、長時間にわたり大変貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 本日はこれにて散...全文を見る | ||
06月15日 | 第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十二日までに、滝波宏文さん、宮本周司さん、山東昭子さん、武見敬三さん、中川雅治さん、溝手顕正さん、丸山和也さん、江口克彦さん、室...全文を見る |
○委員長(牧山ひろえ君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 公職選挙法等の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 ...全文を見る | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 ───────────── | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 公職選挙法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 時間を過ぎておりますので、おまとめください。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 時間を過ぎておりますので、おまとめください。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 時間の関係もございますので、答弁はそれぞれ簡潔にお願いします。(発言する者あり) もう時間になりましたので、済みません。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。 これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。 公職選挙法等の一部を改正する法律案に賛成の方の起立を願います。 〔賛成者起立〕 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 この際、石井さんから発言を求められておりますので、これを許します。石井正弘さん。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) ただいま石井さんから提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。 本附帯決議案に賛成の方の起立を願います。 〔賛成者起立〕 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 全会一致と認めます。よって、石井さん提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。 ただいまの決議に対し、高市総務大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。高市総務大臣。 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時七分散会 | ||
06月16日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 本日の議題でありますいわゆる漏れた年金問題、日本年金機構から年金加入者の氏名や基礎年金番号など百二十五万件もの個人情報が流出した事件につきまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、年金に関する国民...全文を見る |
○牧山ひろえ君 大臣がおっしゃるとおり、捜査の必要性は理解するんですけれども、真相究明ですとか二次被害防止のための積極的な情報開示という要請もあります。捜査に関わるではなく、捜査の害となること以外は全て公表する、こういったようなある程度基準を立てるべきだと思うんですね。何でもかん...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私は納得いきません。厚労省、年金機構に検証委員会、このどれもが身内の組織だらけなんですね。不祥事を起こした組織自体が自分に都合の悪い情報を、何の強制力や外部からの監視もない中で、果たして積極的に公表するでしょうか。それはよくお考えになっていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございました。 民主党政権時代に設置された年金業務を監視する外部の第三者機関の必要性を非常に分かりやすく御説明いただきました。ありがとうございます。 厚労省は、極力情報を出さずに嵐が過ぎ去るのを待っている印象を受けます。本来は適切に情報を公表して...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 サイバー攻撃はますます巧妙化、複雑化しています。その中で、情報流出を何度も起こしている政府関係機関がマイナンバーを外部に漏れないように管理できるのかという懸念がございます。それに加えて、責任を問われている組織自体が情報を公表しないと判断できる体制では個人情報侵害の...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 よく厚労省は組織として対応しているというふうに毎日繰り返しおっしゃっていますけれども、それは事実関係を知る担当者がいても表に出さないという隠蔽体質のように感じるんですね。 実際、この係長の業務に関連する業務メールの開示を求めた際には、担当係長の上司に当たる課長...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今の副大臣のお答えはメールがほとんどだったということだったんですけれども、では、六月三日の衆議院厚生労働委員会での玉木委員の質疑の中で、五月八日の年金局からの指示に関し、水島理事長は明確にこう言っています。電話により指示を受けておりますと明らかに答弁しております。...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 主にという言葉ですけれども、非常に曖昧なので、電話が例えば五割でメールが五割でも主にということになりますし、電話も頻繁にあったんではないかと想像いたしますが、もう既に電話により指示を受けておりますというふうに、主にメールでというふうなことが事実であれば、主にメール...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 どうやって上司の人が部下の仕事の内容を知ることができるんでしょうか。日報を書面で付けていなければ、上司は、どこの職場においても普通は部下がやっている仕事の内容を把握していない職場なんて聞いたことがないんですけれども、厚労省は特別なんでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 日報が書面で出されていなかったということであれば、警察沙汰になっているような事案というのは上司に言わなくてもいいような体制なんでしょうか。副大臣。 | ||
○牧山ひろえ君 ならば、事柄の性質上、当然上司に言う内容ではないでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 不自然極まりないと思います。 係長ならば、国会等、公の場での出席要求や説明要求も拒否できますし、上層部まで責任が波及することも食い止められます。ですから、今回の経緯を見ておりますと、ノンキャリアの係長一人にみんなが責任を押し付けているような気がしてならないんで...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 それぞれのポジションに応じてやらなければならない業務、つまり、それぞれの役割をきちんと教え、正しく認識させる、まさに組織の役割で、それがしっかりできていないのはやはり厚生労働省の問題だと思います。そして責任だと思います。 今まで、塩崎大臣も樽見年金管理審議官も...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 会うかどうかだけでいいんです、会うかどうかだけ。 | ||
○牧山ひろえ君 全国の皆さんが大臣の係長にお会いしますというお返事を待っていると思います。ですから、この問題について本当に真剣にお考えになっていて本当にこの原因の究明をしたいと思うのであれば、係長に会うことが何でそんなに難しいんでしょうか。何で今私の質問に対してはぐらかすようなお...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 大臣がおっしゃるとおり、原因の究明をみんな待っていますし、本当に被害に遭わないということを皆さん望んでいると思います。大臣が一番のキーパーソンに会わない、そのために会って究明するべきだと思うんですが、会わないというのであれば、本当に誠意がないとしか言いようがありま...全文を見る | ||
06月17日 | 第189回国会 参議院 本会議 第27号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 ただいま議題となりました法律案につきまして、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律附則第三項の規定により必要な措置を講ずることとされている事項...全文を見る |
07月09日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 本日は、いわゆる漏れた年金情報問題、日本年金機構から年金加入者の氏名や基礎年金番号など百二十五万件もの個人情報が流出した事件を中心に質問をさせていただきたいと思います。 報道などで御存じかとは思いますけれ...全文を見る |
○牧山ひろえ君 本当に、このようなことが起きて残念です。 それから、先ほどのリスト、これ今朝入手したんですけれども、これを見て、大臣、どう思われますでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 機構は、この大きなミスを公表せずに、同月の二十七日から一週間掛けて誤った説明をした人たちを個別訪問して謝罪したと説明しておられます。この回答ミスの原因につきましてですが、人為的なミス、すなわちヒューマンエラーなのか、それともシステム的エラーなのかも含めて原因は不明...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私の質問に答えていなかったと思うんですけれども、ヒューマンエラーではなく機械処理システムのエラーでしか考えられないと思うんですけれどもいかがでしょうかと聞いたんです。 | ||
○牧山ひろえ君 全然答えていただけない。 私がもう三つの裏付けを申し上げましたけれども、どう考えても、ヒューマンエラーだったら二十二日以降だって調べられるわけですよね。でも、二十二日前の話だということとか、あと、一人一人調べる性質のものではないということだけでも、それだけでも...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 済みません、さっきの質問ですけれども、私の質問に全く答えていないんですけれども、答えてください。さっきの、機械処理上のシステムエラーとしか考えられないということ。 | ||
○牧山ひろえ君 それから、先ほどの、現在の段階でまだ説明が済んでいない方は何名でしょうかという質問に対して調査中というふうにおっしゃっていましたけれども、いつまでに調査していただけますか。 | ||
○牧山ひろえ君 済みません、質問に答えていないです。いつまでに調査していただけますかと聞いたので。 | ||
○牧山ひろえ君 火曜日までにお願いします。 個別訪問先のリストを作っていないんでしょうか。質問に対して調査中という答えが本当に多過ぎると思うんですが、このような誤った回答をしてしまったケースは本当に二千四百四十九名で打ち止めでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 なぜ原因不明とおっしゃっているのにこれで打ち止めのようなことを言うんでしょうか。原因が分からないと打ち止めか否かは判断できないと思うんですけれども、本当は原因に見当が付いているんじゃないでしょうかね。 続いて、記者会見についてお伺いしたいと思います。 年金...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私が申し上げているのは、ミスがあった人たちへの謝罪、これは訪問しているということですけれども、それとは別に、税金を使ってコールセンターを開いていて、そしてこのコールセンターにミスがあった。その謝罪は、そのミスがあった人たち以外に説明や記者会見という形で広く周知する...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 エネルギーを費やすとおっしゃっていても、並行してやれるはずなんですね、記者会見。記者会見、五分でも十分でも開けるわけですから。それをやらないんですか。 | ||
○牧山ひろえ君 ミスがあったということが明らかになっているはずです。そして、謝罪するのに全ての原因判明を待たなければならないというのも非常に疑問です。それで、何で並行してできないのか。五分の記者会見が何でミスが起きた人たちへの謝りと同時にできないのか。それはやっぱり誠意がないから...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 全然お答えになっていらっしゃらないので、答えてください。なぜ厚労省にも報告せず、単独で処理しようとしたんでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 本当に答えになっていないです。 この報告状況について、大臣はどのような所感を持たれますでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 何か、厳しくしていくとおっしゃるんですけれども、それは何か他人事のように聞こえるんですけれども、日本年金機構の監督責任は厚労省、とりわけ大臣にあるんですね。ですから、厳しく言うというのは、ちょっと。御自身に厳しくしてください。 厚労省は、監督官庁として機能して...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 たくさん人がいて、機構から厚労省に常駐しているスタッフさんも結構いるようなんですね。しかし、重要な情報が伝わらず連携が全然できていない。お互いの人員派遣、この意味が全くないわけですね。 今回、機構は、報道されるまで回答ミスについて公表していません。言わば、こっ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 いや、毎月の、月々のじゃなくて、このことがあったということをいつ報告、発表するつもりだったんですかと聞いているんです。この質問に答えてください。 | ||
○牧山ひろえ君 済みません、答えていないんですけれども。 止めてください。 | ||
○牧山ひろえ君 そもそも、お客様への対応優先といっても、一巡目の個別訪問は七月三日頃に終わっているんですよね。七月三日には公表していないじゃないですか。それでも公表していないんですから、できれば公表しないで済ませたかったのが本音なんじゃないでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 七月末に公表するつもりだったとおっしゃっていましたけれども、もう一巡しているんですね、個別訪問も。そして、世の中に全く知らせないで、ずっと末まで取っておく。これはやっぱり、誰が決めたんですか、この公表しないということを、こんな重大なことを。 | ||
○牧山ひろえ君 では、今後も同じようなことが起こった場合、やはり先々まで隠し通す、又はばれちゃってから一か月後に言うはずだったというふうにおっしゃるんでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 では、今回のは例外だったんですか。 | ||
○牧山ひろえ君 ルールを具体的に説明してください。 | ||
○牧山ひろえ君 明らかに定例の報告でやる内容ではないということを申し上げて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。 | ||
07月14日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 前回の私の質問に対する答弁中に虚偽の内容が含まれていましたため、再登壇させていただくことになりました。 〔委員長退席、理事羽生田俊君着席〕 冒頭に水島理事長が発言されましたけれども、この発言には、...全文を見る |
○牧山ひろえ君 べきだったではなくて、内規違反だったか、イエスかノー、そして、虚偽答弁だったか、イエスかノー、それだけで結構です。 | ||
○牧山ひろえ君 本当は、内規違反、イエスかノー、虚偽答弁、イエスかノーと聞いているので、もうそれだけ答えていただきたかったんですが。 私がお伺いしているところでは、先日開かれた理事懇の中で、樽見年金管理審議官が虚偽答弁であることを明確にお認めになられた、そして、そのため委員会...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 後ほど外注先の部分を、外注先を御教示くださいと言ったので、後ほどで結構ですので、私のところに持ってきてください。 〔理事羽生田俊君退席、委員長着席〕 それから、先ほど……(発言する者あり)はい、お願いします。 | ||
○牧山ひろえ君 先ほど、小池委員の質問に対する御答弁の中で、この付加誤りの修正に着手したのは六月十四日で、その日に修正処理を終了したというふうに御答弁されていました。そして、レクの中でもそういうふうに確認しておりますが、これでよろしいですね。 | ||
○牧山ひろえ君 前回の委員会で、私の質問に対し大臣はこういうふうにおっしゃっています。一日も早く、なぜ起きたのかということも含めて真相解明をしていきたい。そして今度は、理事長はこういうふうにおっしゃっています。まさに原因は現在究明をしているところ、いろいろな推定はできるかと思いま...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 認識が誤っていたということは、そういうふうにおっしゃりますけれども、それじゃ済まされないと思います。 私が聞いた質問に対して原因究明中とおっしゃっているのに、もう一か月前に処理済みだったんですね、九九%以上。それって原因究明中と言えるんでしょうか。分かっていな...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 虚偽ではないとおっしゃるんでしょうか。すごく無理がありますよ、九九%以上もう分かっていて処理しているわけですから。幾ら理事長が認識がなかったと言っても、もう処理しちゃっているんですね。それがもう事実なんです。 七月九日にはまだ解明されていなくて、私が質問した日...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 どの部分が新たな部分でしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 今回、このエラーに起因する回答ミスは二千四百四十九件ですが、入力エラー自体は実に十万二百八十六件も起こっているんですね。実に十人に一名ミスが生じている状態なんです。 なぜこのようなエラーが生じたんでしょうか。そもそも、このような作業の際、ダブルチェックどころか...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 内規の話に戻りますが、厚労省や厚労大臣はこの内規の存在を御存じだったんでしょうか。そして、今回の非公表の措置が内規に違反することに気付いていたんでしょうか。この二つについてイエスかノーで端的にお答えください。 | ||
○牧山ひろえ君 本当は大臣がお答えするべきだと思うんですね。本人が知っていたかどうかということなので、何でほかの人が答えるのか、すごく不思議です。これ、お答えできますよね。 御存じでしたか、この内規。内規に違反することに気付いていたんでしょうか。御自身のことなので、それは御自...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 何か不思議に感じるんですけれども、前回は、私は早く会見をするべきだと言いました。私だけではなくて山井議員、そして私以外にも西村議員、再三みんなで記者会見をする必要性を大臣に申し上げました。それに対して大臣がどういうふうにおっしゃっていたか、覚えていらっしゃいますか...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 先日の私の質問に対して水島理事長の虚偽答弁が何度も繰り返されたにもかかわらず、同じ答弁席にいながら全く大臣は指摘や答弁修正を行っていないではないでしょうか。これは完全な監督義務違反なのではないかと思うんですね。監督義務違反だと御認識か否か、大臣の御所見を端的にお聞...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 いや、同時並行にできるはずです。謝る人間と公表して会見する人間は違いますから、別々に並行してできるはずなんですけれども、それを止めて、会見をすることを止めて、そして個別訪問して謝ることを優先したわけじゃないですか。私の会見をしてくださいということは否定していますよ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 けじめを付けるのだったら、記者会見をするおつもりはございますでしょうか。お願いします。 | ||
○牧山ひろえ君 監督責任を果たせなかったという、そういう記者会見をするべきだと思います。いかがでしょうか。謝罪をするべきだと思います。いかがでしょうか。 | ||
08月04日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 派遣法の改正案について質問させていただきます。 派遣労働には、派遣先の会社が派遣元の会社と契約を打ち切ることで事実上の解雇がしやすいということ、それから、業務内容が同じなのに賃金格差があり、長くは働き続けられないという不安定さが特徴だと思います。したがいまして...全文を見る |
○牧山ひろえ君 今の御答弁ですと、直接雇用が増加するというふうな現実性は感じないんですね。現に衆議院の議論でも、派遣先への調査で一・七%しか派遣労働者を正社員に採用されたケースがないという指摘もございました。 更に問題なのは、派遣元が派遣先に対して直接雇用を依頼さえすればよい...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 全く私は逆だと思います。同じようなシチュエーションではないから問題にしているわけです。 単純な話なんですけど、改正によって派遣先に対して派遣労働者の直接雇用を義務付ける規定が存在しなくなったとすると、派遣労働者の雇用の安定にとって不利な改正ですよね。現行法でも...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 では、その判断基準はどのようなものなんでしょうか。例えば、通勤時間が片道二時間を超える場合などは合理的な条件に当たるんでしょうか。また、以前と類似の負担と難易度の業務で報酬が二割下がる業務の場合は合理的な条件に当たるんでしょうか。これらに関する具体的な基準をお示し...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 私の質問に全然答えていないです。具体的な基準をお示しくださいと申しました。著しく長くなるですとか大幅とか、そういう言葉ではなくて、私は具体的に聞いています。 例えば報酬が二割下がる場合はどうなのかと、同じ難易度だった場合、同じ仕事の業務の内容だった場合。あるい...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 全然答えていません。何か今、能力とか個別具体的なとかおっしゃっていましたけれども、例えば単純な勤務時間ですとか報酬というのは計算できるものだと思います。ですから、具体的に答えてください。 | ||
○牧山ひろえ君 じゃ、どうやって分かるんですか、それが合理的かどうかというのは。 | ||
○牧山ひろえ君 全然答えていないです。能力に照らしてとかそういうことではなくて、単純な通勤時間とか、同じ仕事だった場合、職種だった場合の報酬が二割下がる、それは合理的だと言えるでしょうか、言えないでしょうか。ちゃんと答えてください。 | ||
○牧山ひろえ君 そういう御答弁ですと、全国の労働局で混乱が起きると思います。あるところでは一・五時間では大丈夫、二・五時間では大丈夫じゃない、いろんな判断によってあちこちで混乱が起きると思います。それでよろしいんでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 具体的な基準をお示しください。今のだと不十分です、今の答弁ですと。 | ||
○牧山ひろえ君 合理的な基準を聞いているんですね、合理的な条件を。例えば通勤時間なんかはすごく単純なお話ですので、そういったことも基準があるはずなので、お答えいただければと思います。 | ||
○牧山ひろえ君 今のような御答弁ですと、ほとんどの場合、自己判断なわけですね。だとすると、先ほどお伺いした合理的か否かの判断基準をなおさらしっかり事前に固めておかなければならないと思います。そうでないと、不合理な条件を押し付けることになりますから。 次に行きます。 派遣元...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 派遣労働者が積極的に働きたいというモチベーションが湧きづらい微妙な派遣先を紹介して、例えば居住地を変えなくても二時間ぐらい掛かるところとか、バスを降りてから寒い中をずっと一時間ぐらい歩かなきゃいけないとか、それをもって義務履行完了とする危険性があるんではないかと心...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 紹介先が見付からない場合、賃金を保障するということは今伺いましたけれども、これ、やっぱり労働者の方々にも周知しなくてはいけないし、そういう権利があるということ、それから派遣元にもしっかりとそのお話は周知徹底しなくてはいけないと思います。 続きまして、派遣元での...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 そういった内容は法律にきちんと書き込まなくてはいけないと思います。 雇用安定措置にも、現行法の第三十条ですね、これにも派遣元での無期雇用の規定があります。同規定に基づいて、派遣元で無期雇用された労働者は何%いて、どのような職種に就いているのか、現在の状況を御教...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今御答弁にもありましたとおり、一応の調査はされているようですけれども、調査対象となった派遣労働者の母数も不明ですし、どのような職種に無期転換されているのかも分からないということです。 新しい制度を試みる前に、まずは現行の制度がどの程度機能しているのか、それから...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 派遣元での無期雇用も義務としていない、この項目が安定化措置に入っていても、雇用安定のセーフティーネットとしてはほとんど機能しないに等しいと思うんですね、この数字を見ても。とても雇用の安心材料にはなり得ないと思うんです。 そもそも、雇用安定措置を義務付けると言い...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 インターネットで周知するだけでは、とても効果が生まれるとは思いません。厚労省がおっしゃる厳しい指導監督には、その前提として、明確で分かりやすい基準が必要だと思います。 この雇用安定措置に関し、派遣元の義務規定への違反に対しては、許可の取消しも含め、厳しく指導す...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 その繰り返しの意味を教えていただきたいんです。二回でしょうか、三回でしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 総合的な判断ですとか、さっきも合理的な基準とか、いろいろ、何というんですか、広く取っておいて、何にも基準がないというのは、もう中身すかすかということと同じだと思いますが、いかがでしょうか、大臣。 | ||
○牧山ひろえ君 要するに、基準がないということですね。 | ||
○牧山ひろえ君 要するに、基準がないということは非常によく分かりました。 今回の修正案ですと、派遣先の同一組織単位での継続就業期間が三年見込みの労働者に対しては、法案第三十条に定める雇用安定措置を講じなければならないとされています。いわゆる義務規定ですね。また、派遣期間が三年...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 大臣がおっしゃるとおりにするのであれば、まず基準から決めていただければと思います。 石橋議員の前回の質問からも明らかなように、今回の改正法案が成立した場合、派遣元や派遣先は、同一組織への派遣期間について三年見込みの義務規定の適用にならないように調整すると思いま...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 大臣、今、何人の方々が努力義務に違反したか、人数を把握すると言いながらも、どういうものが努力義務に違反するかというのは非常に分かりづらいというふうに一方でおっしゃっていたり、非常に曖昧なものだなとつくづく思いました。 今回の法案について、非正規化の進行を食い止...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今キャリアを見詰め直すというお言葉をいただきましたけれども、なぜ派遣社員だけが強制的に自分のキャリアを見詰め直さなければならないんでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 今回の改正案は、派遣労働は臨時的、一時的な働き方とする日本の労働制度の根幹を実質的に脅かすような根本的な内容が含まれていると思います。すなわち、派遣労働を固定した雇用形態とし、企業が派遣労働者を一層使いやすくするものだと思います。したがって、全体として労働者保護の...全文を見る | ||
08月18日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会の牧山ひろえです。 白委員に引き続きまして、労働者の職務に応じた待遇の確保等のための施策の推進に関する法律案、いわゆる同一労働同一賃金法案について質問させていただければと思います。 冒頭で、まず、非正規雇用労働者の待遇の現状について厚生労働...全文を見る |
○牧山ひろえ君 大臣はヨーロッパの事例をいろいろ研究、勉強していかなくてはいけないというふうにおっしゃいましたけれども、これは、やはり先ほど例示したようなヨーロッパ主要国には同一労働同一賃金原則が確立していることが大きいと思うんですね。EUでは、パートタイム労働指令ですとか有期労...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 議論するだけではなくて、方向性としてどういう形を取っていくという方針でしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 大臣、今均衡というお言葉を使われましたけれども、後ほどそれについてはお伺いしたいと思います。 ヨーロッパでは、均等待遇ですとか同一労働同一賃金に向けて、不利益取扱い禁止の立法措置ですとか協約賃金、職務評価などが行われております。同一労働同一賃金の前提となるこれ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 特定最低賃金制度は、地域別最低賃金の補完的役割を果たすものだと思います。業界全体の賃金底上げをする機能もあると思うんですね。日本より格差の縮小に成功しているヨーロッパの例を見ますと、協約賃金が果たしている機能からして均等待遇へのプラス効果は十分に期待できるかと思う...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 大臣、日本の実態にそぐわないというふうにおっしゃってしまうと、批准に向けて精力的に努力することと規定している参議院の厚労委員会の附帯決議を軽く見ておられる印象があるんですね。批准に向けた具体的なアクションを是非お願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 是非、批准に向けて具体的なアクションをお願いしたいと思います。 現行の雇用形態に関する均等・均衡待遇規定の整備状況についてお伺いしたいと思います。 現在、パートタイム労働法、労働契約法、労働者派遣法、これらにそれぞれパート、有期、派遣労働者の均等・均衡待遇...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今また均衡という言葉が出ましたので、後ほどまたそれについてお伺いしたいと思います。 有期雇用者に関しては、労働契約法第二十条に、労働条件の相違は不合理と認められるものであってはならないというふうに規定されています。この有期、無期契約労働者間の不合理な労働条件の...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 是非そうであっていただきたいと思います。 短時間雇用に関しましては、パートタイム労働法第九条で差別的取扱いをしてはならないというふうに規定されています。職務の内容及び配置の変更の範囲などの就労の実態が基準となります。それらが通常の労働者と同じ短時間労働者につい...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 是非、実際にそうなるようにお願いいたします。 具体的に、パートタイム労働に関し格差を生じさせる理由についてお伺いしたいと思います。 お配りしております資料の五枚目を御覧ください。 厚生労働省の平成二十三年パートタイム労働者総合実態調査によりますと、正社...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 具体的な事例に即してお伺いいたしたいと思います。 まず、正規と非正規の待遇格差の分かりやすい例として、通勤手当の支給について確認させていただきたいと思います。 比較対象となるいわゆる正社員が通勤手当の支給を受けている場合において...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 今副大臣がおっしゃった数字を見ても、やはり正社員と非正規労働者の方々には、通勤手当一つ取ってみても待遇の格差が非常にあるということが分かります。 発議者にお伺いしますけれども、同じ企業の正社員には通勤手当が支給されている場合において、パート、有期、派遣などの非...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 派遣も期待してもよろしいでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 では、期待していいということでよろしいですね。 修正案の内容について発議者にお伺いします。 提出時の原案では、第二条第二号などに、正規労働者、いわゆる正社員の定義が入っていました。それによりますと、正規労働者とは、期間の定めのない労働契約を締結している労働...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 正社員に関しましては是非定義を決めていただかないと、非常に混乱を招きますし、これまでの議論も成り立たなくなっちゃうと思いますね。後で質疑録をいろんな部分で読み返したんですけれども、それによって意味が本当に不明になってしまいますし、また、目指すべき方向が見えないと思...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ということは、より今まで以上に高いレベルの保護を約束されるという意味で捉えてもよろしいでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 今まで以上の高いレベルの保護が期待されるということでよろしいでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 給料が高くなるかどうかということを聞いておりますので、明確にお答えいただければと思います。 | ||
○牧山ひろえ君 是非、期待ではなくて、実際に上がるというふうに明言していただければと思います。 | ||
○牧山ひろえ君 是非そのように期待したいと思います。 同じく六条二項について、「均等」の前段が「職務に応じた」から「業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度その他の事情に応じた」というふうに置き換わっています。職務には客観性がありますが、責任ですとか事情は主観的な要素が入り込む...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 もうちょっと具体的に説明していただければと思います。 | ||
○牧山ひろえ君 ちょっと不明な部分というか、余りはっきりとした回答ではないと思います、正直。 是非、責任ですとか事情に関しては基準を決めていただきたいんですが、いかがでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 ちょっと説明が足りないと思います。 今回の修正によって、均等待遇法案が均衡待遇法案に変わったと評されています。均等待遇はイコールを求めるのに対し、均衡待遇は比較対象となる労働者の待遇とのバランスを考慮するにとどまると一般的には言われています。 では、何をも...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ちょっと意味が不明というか、非常に曖昧という印象しか持てないんですね。さっきの責任とか事情のような言葉と同じで、それではちょっと困ります。そもそも均衡概念自体、日本独特の概念で、国際標準じゃないんですね。目指すべき基準としては不明確ではないでしょうか。 原案で...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 何をもって三年にしたのか、具体的な理由が全然伝わってこないです。単に先延ばししたというふうにしか思えません。三年というのは、今の現状を見ても時間を掛け過ぎだと思います。 法制上の措置を含む必要な措置というのは何を想定しているんでしょうか。御説明ください。 | ||
○牧山ひろえ君 わざわざ法案に書き込まなくても、それでは原案のままでもやれるということですし、上位法規であります立法措置が明記されている以上、行政規制の一種として当然やるべきだと思うんですね。それをわざわざ法制上の措置を含む必要な措置と変更したのは、法制上の措置をやらなくても済む...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 結果として必ずしも実効性が期待できる法律の制定によらなくてもいい、法的に規制する必要がなくなったということになってしまうと思うんですね。 あえて言ってしまえば、厚生労働省内部のやったふりのアリバイの仕事で済ませることができてしまうということではないでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 私は、やっぱりこれはやったふりで済ませることができてしまうだけになってしまうと思います。 原案発議者にお伺いしますが、元々の原案と修正案、どちらが本来今回の新法を制定されようとした趣旨にかなっているとお考えですか。端的にお答えください。 | ||
○牧山ひろえ君 今の議論の中で私が思ったのは、残念ながら正規と非正規間の格差改善につながらない骨抜き法案となってしまっていることがこの議論で明らかになったと思います。 修正内容については心からの遺憾の意を表明し、質問を終わらせていただきたいと思います。 | ||
08月19日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会の牧山ひろえでございます。 参考人の皆様方、暑い中、大変お忙しい中、非常にためになるお話をありがとうございました。 私も、イケア・ジャパン株式会社の泉川参考人にお伺いしたいと思います。 先ほど御講演いただきましたように、イケア・ジャパン...全文を見る |
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 お話を伺いますと、イケアさんでは、子育て中、育休が取りやすかったり、あるいはペースを落として働くオプションがあったりというふうに聞いております。そういった意味で、女性がとても働きやすい、働き続けやすい印象を受けるんですが。 ですが、...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 別の御質問をお聞きしたいと思うんですが、全従業員の正社員化に際してどのような困難があり、また、どのように克服されたんでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 報道発表では、ワーク・ライフ・バランスの社内浸透ですとかダイバーシティーに基づいた多様な働き方を一層進めて、あわせて平等な機会創出のための仕組みづくりを進めるといったような導入の理由が述べられておりますが、当然、そのような理念に基づいていらっしゃるとは思うんですけ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 続きまして、中野参考人にお伺いしたいと思います。 お話の中で、正規と非正規の格差拡大のみならず、雇用形態ごとにも男女の格差が生じているという御指摘を非常に興味深くお伺いいたしました。ですけれども、当局が非正規の格差問題を男女問題とし...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 はい。 | ||
08月27日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第30号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会の牧山ひろえです。 八月四日に引き続きまして、派遣法の改正案について質問させていただければと思います。 日本では、民主党政権下の二〇一二年度改正で、違法派遣の場合の労働契約申込みみなし規定が創設されました。御承知のとおり、今年の十月一日より...全文を見る |
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 だとすると、この通達で示している行政解釈は、派遣労働者の保護と雇用の安定を図る目的で解釈されるべきであるということで、この理解でよろしいでしょうか。 | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 みなし制度が労働者派遣法の一部である以上、みなし制度も派遣労働者の保護と雇用の安定を図る目的、これを運用や解釈の基礎とすべきと考えます。 労働契約申込みみなし制度の対象となる違法行為の四つ目の類型として、いわゆる偽装請負等が挙げられ...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 ありがとうございます。 是非、派遣労働者の保護と雇用の安定を図る目的でなされるべきこの法の趣旨を根本に据えて運用を行っていただきたいと思います。 通達では、みなし制度の適用によって成立した労働契約の雇止めに関し、その効力が争われた場合、当該効力の有無につい...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 派遣先との労働契約が成立しても、派遣元との契約の属性が継承されなければ雇い止めされてしまうことになりかねないと思うんですね。これでは、この制度の適用によってかえって派遣労働者の雇用の安定を損なうことになる、そして、この制度の趣旨に反すると思うんですね。やはり、この...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 どういうことがあり得るかという大臣の御答弁ですけれども、もう通知するしかないと思います。やっぱり丁寧にお知らせしてあげる、それがもう検討しなくても分かると思いますので、是非指針に入れていただきたいと思います。もし通知することが義務とされないようですと、本制度が適用...全文を見る | ||
○牧山ひろえ君 是非フェアな方向で御検討いただければと思います。 今回の改正法案は、派遣労働者の雇用安定や処遇改善につながらないと思います。そして、低処遇を放置したまま、世界に例のないような間接雇用法制を実質的に導入しようとしています。結果として、我が国の雇用の在り方を大きく...全文を見る | ||
09月07日 | 第189回国会 参議院 憲法審査会 第4号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。 ここのところ、参議院改革については、平成元年、十年、十九年、二十二年、二十四年と参議院で野党が過半数の議席を獲得し、衆参の間で与野党の多数派が異なった結果生じた、いわゆるねじれ現象の発生とその問題解決が大きなテーマとなってきました。 ...全文を見る |
09月08日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号 議事録を見る | ○牧山ひろえ君 私は、ただいま可決されました労働者の職務に応じた待遇の確保等のための施策の推進に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本を元気にする会・無所属会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたしま...全文を見る |
09月25日 | 第189回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、松沢成文さん、儀間光男さん、小林正夫さん、上月良祐さん、豊田俊郎さん、大沼みずほさん、高野光二郎さん及び三木亨さんが委員...全文を見る |
○委員長(牧山ひろえ君) これより請願の審査を行います。 第二六六号政党助成金の廃止に関する請願外六十五件を議題といたします。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることといたしました。 以上のとおり決定することに御異議ございませんで...全文を見る | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ───────────── | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」...全文を見る | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十七分散会 |