増子輝彦

ましこてるひこ

選挙区(福島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

増子輝彦の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○増子委員 開かれた民主党の増子輝彦でございます。  私も初めてこの憲法調査会に参加をさせていただきましたので、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。  先ほど渡海委員の方から、国のあり方、憲法の問題等がございました。私自身も、やはり国のあり方という観点からすれば、...全文を見る
○増子委員 自衛隊が派遣されたことによって起きる可能性というのは、自民党さんがおっしゃるとおり、テロ行為が起きるかもしれない、攻められる、攻撃されるかもしれないということ。と同時に、今自衛隊以外が行って何ができますかということに対してですが、しからば、調査団が行った、先遣隊が行っ...全文を見る
○増子委員 中谷委員に対してのお答えをちょっと申し上げたいと思います。  家の中で電話をしたりファクスをしたりメールでまさに復興支援や国際貢献は私もできないと思っておりますし、国際的社会の中で、小泉総理が言う名誉ある地位を築きながら、そして日本が国際的な形で発言力を持って国が成...全文を見る
○増子委員 しからば、イラク特措法によれば、自衛隊が派遣される地域は、安全で非戦闘地域のところに行くように法律はなっているんじゃないでしょうか。そうじゃないんでしょうか。私は、イラク特措法のいわゆる議決には参加いたしておりませんが、たしか、そのように理解してよろしいんでしょうか。...全文を見る
02月24日第159回国会 衆議院 外務委員会北朝鮮による拉致及び核開発問題等に関する小委員会 第2号
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○増子小委員 民主党の増子輝彦でございます。  本日は、当小委員会においでをいただきまして、本当にありがとうございます。心から、民主党を代表して御礼を申し上げたいと思います。  先ほど来、お二人のお話を聞いておりますと、本当に心が痛む思いがいたしております。私ども政治にかかわ...全文を見る
○増子小委員 ありがとうございます。  そこで、私ども先ほどお聞きいたしまして、情報の問題も出てまいりましたけれども、先ごろの二国間交渉につきましても、ファクス一枚で最初にその報告があったというふうにお聞きをいたしております。その後に薮中局長が御説明をされたということでございま...全文を見る
○増子小委員 先ほどもお話がございました対話と圧力、まさに対話という言葉は響きはいいですが、この拉致問題については、国家の主権の侵害と国民の基本的人権の侵害ということの、まさに国家のある意味では存亡にかかわる問題と認識をしなければなりません。  そういう意味で、この今帰国されて...全文を見る
○増子小委員 ありがとうございました。
○増子小委員 端的にお伺いしたいと思うんですが、国家としての対策本部を設置すべきだという蓮池さんのお話、まさに私もそのとおりだと思います。私どももこの国会において特別委員会の設置を強く要求してまいりましたけれども、なかなかそういうことに至らず、今回の小委員会の設置ということに相な...全文を見る
○増子小委員 ありがとうございます。
02月26日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○増子委員 私は、憲法七十九条の第二、第三項の件について申し上げたいと思います。  ここは余りにも形式論にすぎないのではないか、現実的に、国民の立場からすれば、裁判官の、衆議院選挙の際に行われる判断について、果たして適正にできるかということになれば、これは極めて疑問であるという...全文を見る
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○増子分科員 民主党・無所属クラブの増子輝彦でございます。  きょうは朝から、大臣、長時間御苦労さまでございます。私の最も敬愛する政治家の一人であります河村大臣ときょうこういう形で質疑ができることを、大変うれしく、また光栄に思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思いま...全文を見る
○増子分科員 そういう観点を理解できないわけではございませんが、私は、やはり六年制一本でいいのではないのかというふうに考えているところでございます。  ところで、現在、新たに開設を予定している薬科大学、薬学部はどのぐらいの数があるのか、そして、それについてどの程度認可申請の事前...全文を見る
○増子分科員 いずれにしても、薬学部あるいは薬科大学の申請がこれからさらにふえてくるものと予想されますけれども、私は、平成九年で何か薬剤師がピークになり、それ以降は薬剤師の皆さんがどんどんどんどん、職につけなくなって、大変な状況になってしまうという予測もあるわけであります。かつて...全文を見る
○増子分科員 実は大変なお金が補助金という形で出されているわけであります。この国民の税金が私立大学でどのように使われているか、まさに国民の血税でありますから、今後についても、文部省がしっかりとこの辺の使い道といいますか、まさに教育の観点から私はしっかりと指導していかなければならな...全文を見る
○増子分科員 三千二百億ですか。何か間違いじゃございませんか。
○増子分科員 やはり大変な四年間での補助金でございます。  平成十五年度は三億を超える補助金が出されるというふうにも聞き及んでおりますけれども、この学校法人東北文化学園大学の前理事長であった堀田正一郎氏が、ことしの一月二十日ごろ、二〇〇〇年度から三年間の理事長の個人所得分につい...全文を見る
○増子分科員 これは、私今申し上げましたとおり、仙台北税務署の任意調査を受けたというふうに聞き及んでおるわけでありますが、この辺は、極めて、法人に対しての調査でありますので、しっかりと確認を私はしていただきたいなと思っておりますので、この件について、ぜひお願いを申し上げたいと思い...全文を見る
○増子分科員 前理事長の堀田正一郎氏に対しては、文科省としては、この法人との関係も含めて、直接この件についてお会いになって話をされたという事実はあるんでしょうか。
○増子分科員 その副理事長さんはどなたさんですか、報告に見えられた副理事長は。
○増子分科員 この大学の役員構成を拝見いたしますと、かつて文部省に在籍をされていた方が副理事長としておられるというふうに確認をいたしておりますが、間違いございませんか。
○増子分科員 この方はかつて文部省の審議官を務められて、ワールドカップ招致のための室長もされた方だと認識をいたしております。あわせて、平成十年の参議院選挙比例区に自由民主党公認として出馬をされたというふうに聞き及んでおりますが、間違いございませんか。
○増子分科員 東北文化学園大学には、先ほども話がございましたとおり、経常費補助金として三億二千万を超える国民の税金が使われているわけであります。堀田前理事長の個人の容疑とはいえ、事実上のオーナーであり、法人との関係がまさに表裏一体、密接であります。法人のお金は自由になる立場にあっ...全文を見る
○増子分科員 この東北文化学園大学は、福島県郡山市に来年四月の薬学部新設を目指して、現在文科省と許可申請の事前協議中だと聞いておりますが、事実でしょうか。
○増子分科員 先ほど冒頭に大臣にお聞きをいたしました。今回の学校教育法の改正によって六年制の教育制度に移行していくということ、あわせて四年制も引き続きやるということであります。そして、既に八つの新しい申請が行われ、さらに、一部の方々から、関係者からお聞きすれば、既に十七に上る新た...全文を見る
○増子分科員 そうはおっしゃいますが、もう既に、土地は三十年無償提供、あわせて工事会社も決まっているような話、あるいは、先ほど申し上げたとおり、市民、県民の税金が十四億円とりあえずここに出されるということを含めれば、単なる事務的なものということだけで済ますものではないのではないか...全文を見る
○増子分科員 このような事実がある。大学側で依頼をするということの行為の中で、高校が断れない事情が何かあったんでしょうか。このようなことが行われるということは、私は、教育上の観点からいたしましても、まことに不見識である、教育にかかわる者として、断言すれば失格ではないかというふうに...全文を見る
○増子分科員 この件も、実は大学の副学長が記者会見で、少子化で受験が減ることを心配したとその依頼理由を述べているようであります。  受験倍率を上げなければならない理由は何なんだろう。まさに大学そのものの経営が大変なわけであります。ですから、憲法で私学に対しての公金を支出するとい...全文を見る
○増子分科員 では、最後に一つ。  今大臣からもお話がありましたとおり、私は何も恣意的な意味でこの話を質問させていただいているわけではございません。あくまでも税金の使い方、そして教育上の観点からも、ぜひ幾つかの問題のある大学についてはしっかりと指導していただき、それも余り悠長な...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○増子委員長代理 後ほど理事会で諮ります。
03月02日第159回国会 衆議院 外務委員会北朝鮮による拉致及び核開発問題等に関する小委員会 第3号
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○増子小委員 ありがとうございます。民主党の増子輝彦です。  きょうは、三人の参考人の皆さん、長い間ありがとうございました。心から感謝を申し上げたいと思います。  李在根さんにお尋ねをいたしたいと思います。  閉ざされた国の北朝鮮、そして限られた情報源の中で、李さんは、数多...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第2号
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○増子小委員 私は、代表民主制が基本であって、国家的な大きなことについては、やはり国民投票というものも取り入れるべきだと考えておるものであります。  ただ、今私が大変心配しているのは、この代表民主制という今の、例えば日本の国政選挙においても極めて投票率が低いということを大変心配...全文を見る
03月18日第159回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  大臣、お疲れのようですが、大丈夫ですか。もう少しですから頑張ってください。  実は、今回のこの児童ポルノあるいは売買、買春等に関する条約議定書のことや、あるいは武力紛争における児童の関与に関する児童の権利に関する条約の議定書につい...全文を見る
○増子委員 ここに書いていることは、「消費需要を減少させる」と書いてございますね。「消費需要を減少」という、この「消費需要」というのはどういう意味を指すんですか。その前のことの、根絶させるということとはまた別に、これは消費の、消費に値することなんですか。この言葉の、「消費需要を減...全文を見る
○増子委員 ちょっと答えになっていないと思います。  それでは、女性の立場から、外務大臣、この「消費需要を減少させる」ということは、まさにこの消費、コンシューマーという訳ということにあったとしても、女性の立場から、まさに今多くの社会問題、貧困、人権、あらゆる問題から、実は女性の...全文を見る
○増子委員 大臣、条約をよく読んでみなければわからないという御発言はちょっと問題じゃないですか。これはこの条約の議定書、これは大臣が趣旨説明をされたんでしょう。そして、これを国会で審議をするというんでしょう。それを、責任ある大臣がですよ、読んでいないという話、皆さん、納得できます...全文を見る
○増子委員 いずれにしても、私外務大臣からそのような解釈というか、話を聞くことは非常に残念でございます。女性の立場は極めて弱いんですよ。  昔、実は売春ということは、生活に困って、もうどうしようもないという状況の中で、隠れるように、生活を支え、家族を支えるということで実はこうい...全文を見る
○増子委員 わかりました。  やはり、日本はこの辺のところはきちんとやらないと、旅の恥はかき捨てではありませんけれども、まさに日本のそういうモラルが問われているわけでありますから、私どもは率先してこの問題を徹底的にやはりやっていかなきゃいけないと思っております。  あわせて、...全文を見る
○増子委員 暴力団も大変活動が狭められているという状況もあるようで、あの手この手と資金獲得のためにいろいろなことをやっているようでありますから、特にこの児童売買あるいはポルノ、こういったものについての徹底的な取り締まりをこれからもやっていただきたいと思っております。  実は、こ...全文を見る
○増子委員 これはぜひ、私はもっともっと重い刑罰を科することが必要だと思っておりますので、今後とも、私どももさらに法の改正をしながらやっていきたいと思っております。  児童ポルノの件について、一つお尋ねをしたいと思います。  児童ポルノの単純所持について、その線引きがちょっと...全文を見る
○増子委員 この線引きが非常に難しいような気がいたしております。今のようなケースは、私は児童ポルノの扱いにはならないと思っておりますので、この辺のところをしっかりと踏まえて、私ども対処していきたいと思っておるわけであります。  実は、条約の議定書に至るまで、約二年間、署名から期...全文を見る
○増子委員 いずれにしても、しっかりとこの条約議定書に基づいて子供たちの権利を守るということをやっていかなければならないと思っております。  実は、質問を変えさせていただきたいと思います。  間もなくイラク戦争が始まって一年になります。今、イラクには自衛隊が人道復興支援という...全文を見る
○増子委員 どうも日本の総理大臣や関係大臣の言葉が軽いような、あるいは無責任のような気が私はいたしているんです。  アメリカの場合、あるいはイギリスの場合、大量破壊兵器がいまだ見つからないことについての、信用が極めて失墜しているということが国民の世論調査を見ても明らかなわけであ...全文を見る
○増子委員 大統領選挙の結果が注目されるわけであります。その結果によっては、今大臣がおっしゃったケリーさんの言葉というものがどのように変わっていくのか。やはり私は個人的には大きな変化が、まさにケリー・ショックのような形が起きる可能性が極めて高いのではないのかというような気がいたし...全文を見る
04月08日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○増子委員 憲法はまさに国の基本を決めるものでありますから、この国が平和で独立して自由であることは当然のことであります。そういう意味で、今日、戦後日本がこのようなよき国家になったことは、まさにこの第一回目の会合でも申し上げましたけれども、戦争をしなかったということ、戦争がなかった...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  きょうは、私は、大学のあり方あるいは教育のあり方ということにつきまして、大臣初め関係の皆さんに御質問させていただきたいと思います。  先週、我が党の安住淳議員が、仙台にあります東北文化学園大学等についての質疑をさせていただきました...全文を見る
○増子委員 まさに大臣の御答弁のとおり、建学の精神に基づいて健全な教育機関としてあるべきことが、私は特に私学に求められている。これだけの血税が入るわけでありますから、非常に重要です。  大臣は、一部ではもっと税金を投入しろという声もあるということでありますから、なおのこと、不正...全文を見る
○増子委員 大臣、これを聞いていかがでしょうか。高等教育のあり方あるいは私学のあり方という観点からすれば、こんな大学が存在していいんでしょうか。これだけの文部省が先週来調査をした結果、とんでもない数字が出てまいりましたよね。これをごらんになって、大臣、どういうふうにお感じになるか...全文を見る
○増子委員 大臣、実は、私が予算分科会でも、税務調査を受けて、査察を受けているということで質問をさせていただきました。そのときに、実は、加茂川さんの方から、この脱税容疑についてもどのような状況になっているかということでの事実解明に努めたいという御答弁をいただいているんですね。 ...全文を見る
○増子委員 私は、これは徹底的に調べる必要があると思うんです。血税が入っているんです。ですから、そういう意味では、やはり税務当局と連携をとりながら、この虚偽の報告やいろいろな不正、偽装があるんですから、当然、理事長個人の問題ということではなくて、現実に理事長であったわけです、今も...全文を見る
○増子委員 おかしいですね。これは私は、実は事前に、この件についても質問をしますからお答えできればお答え願いますということをお願い申し上げておったんですよ。何でしょう、これは。おかしいんじゃないですか。もう一度お聞きします。いかがですか。
○増子委員 ちょっと加茂川さん、おかしいんじゃないですか。そんなことをやっているから、大学の管理監督ができないんですよ。私、ちゃんと言っているんですよ。そしてきのう、それなりの私に対する答えも実は返ってきておるんですよ。だから私は、事実を確認しているだけなんですよ。できないんです...全文を見る
○増子委員 何ですか、一体。おかしいじゃないですか、皆さん。こんな答弁をしていて質疑ができますか。ちょっと理事、諮ってください。
○増子委員 こういうことをやっているから、実はちゃんとしたことができないんじゃないですか。だって、先ほど大臣からも、教育行政のあり方、高等教育のあり方、それで私、申し上げましたが、一兆円をはるかに超える血税が実は投入されているんですよ、日本全体の私学の補助金として。加茂川さん、よ...全文を見る
○増子委員 調査団を、本日、職員六名を現地に派遣ということでの報告がございます。と同時に、この大学が独自に調査委員会を設置したというふうに報道もされております。これは間違いございませんね。  問題は、幾ら大学側が調査委員会をつくったとしても、そんなことに実は文部科学省があぐらを...全文を見る
○増子委員 文科省の調査団と同時に大学の調査、二つできるわけですが、これは徹底してできるだけ速やかに調査をしていただかなきゃならない。また、それを報告していただかなければなりません。  それで、委員長、ぜひ、私はこの堀田正一郎前理事長をこの委員会に証人あるいは参考人招致をして、...全文を見る
○増子委員 ありがとうございます。  それでは次に、先ほど来も問題になっております現物寄附あるいは現金寄附、このリストが申請時には出されているんですね。ところが、これはどうも不自然な点がたくさんあるというふうに思われるんですね。何か筆跡が同じような人がいっぱいいるとか、あるいは...全文を見る
○増子委員 それと、この申請者リストの中に、実は、同一人物かどうかはわからないんですが、宮城県の現職の県会議員さんあるいは現職の市会議員さん、当時の。同姓同名の方が実は二名いらっしゃるんです。そして、その金額も一千四百何十万、一千五百万という多額の実は現物寄附リストに挙がっている...全文を見る
○増子委員 時間があと五分ということでございますが、平野理事からの了解もいただき、また与党の皆さんにも御理解をいただきたいんですが、若干食い込むかもしれませんが、お願い申し上げたいと思います。  これについて、実は現物寄附についても、今回の売買における問題についても必ず、追及さ...全文を見る
○増子委員 実は、この大学は、今度の薬学部の改正の問題等も含めまして、新しい薬学部を郡山市に来年の四月に開学をしたいということで準備を進めているんです。これは予算委員会の分科会、あるいは安住議員、あるいは小野寺議員からも多分話があったと思います。  郡山市としましては、ここにま...全文を見る
○増子委員 大分時間も経過しましたので、最後に、再度お願いを申し上げたいと思いますが、やはり文部省OBの方々が、全国の私学関係にたくさんの方々が実は天下っているんですね。この天下っている方々が、大学のこういった申請については大変能力を発揮されるという事実はあるんでしょう。大学にど...全文を見る
○増子委員 ありがとうございました。  本当に、事実解明が何よりも大事であります。と同時に、今までの申請手続等の問題も含めまして、入り口は善意に基づいて優しく、あるいは時々厳しくということですが、問題は、やはり事後チェックという体制をこれからきちっとしていかなければならないと思...全文を見る
05月07日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○増子委員 質問の時間をちょうだいしまして、ありがとうございました。  しかし、何かちょっと気が抜けたような感じで、十二月の三十一日にクリスマスケーキをもらったような感じでございまして、いま一つぴりっとしないというのが本音でございます。  しかし、議員年金を含め、日本の年金制...全文を見る
○増子委員 まさに政治家が今問われているんだと私は思うんです。自己責任という言葉が、イラクの人質になった三人プラス二人の五人の方々にも実はいろいろな形で浴びせかけられました。私は、むしろ政治家そのものがこの自己責任というものをどのように果たすかということが、国民に対する政治の信頼...全文を見る
○増子委員 まさに社会保障全体の中でこの年金制度のあり方も考えていかなければならないということは当然のことであると思います。  きょうのこの限られた時間ですから、細かいことについては質問はさせていただかない予定でおります。全体的に、年金制度のあり方や今回の政府提出の年金制度改革...全文を見る
○増子委員 大臣がおっしゃるとおり、非常に重い改革だ。当然、それに合わせた審議の内容というものもなければならないわけであります。質、量とも、まさに大事な審議をしなければいけないというふうに私はずっと思って、実はこの委員会にも出席をさせていただきました。  しからば、なぜ今回の年...全文を見る
○増子委員 大臣、決して十分な時間ではないと私は思っております。予算委員会での、確かに、この年金問題についてのいろいろ質疑がございました。しかし、現実にこの厚生労働委員会に付託されてからの時間を見れば、内閣の方から提出された法案の中身を我々が精査する時間も含め、我々には実はなかな...全文を見る
○増子委員 まさに相互扶助だと私も思っているんです。  ということは、その前提として年金制度に対する信頼というものがなければ、私はそれすらなくなっていってしまうんだろうと。ということは、今、国民年金は四割近くが未納だということになれば、年金そのものに対する信頼がどんどん失われて...全文を見る
○増子委員 今大臣の御答弁の中にも、一元化が避けられないという話がございました。  まさに私は、今回のこの政府の年金制度改革案、与党の議員の皆さんから言わせれば、リフォームなんだ、リフォームだと盛んにおっしゃるんですね。これは、大臣、リフォームなんという状況では私はないと思うん...全文を見る
○増子委員 ありがとうございました。
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○増子分科員 大臣、きょうは朝から長時間、お疲れさまでございます。厚生労働省関係について私が最後でございますので、もうしばらくの間、御辛抱いただきたいと思います。  大臣、人間、本当に健康ということが何よりも一番幸せなことなんだろうなと、私もつくづく最近感じることが多いものでご...全文を見る
○増子分科員 これから日本の財政はますます厳しくなってくるわけでありますから、今大臣が御答弁の中で、ほぼ全国にこういう形でいくのではないかということでありますが、大臣の御答弁の中にもありましたとおり、この運営をどういうふうにしっかりとしていくか。やはり国の助成あるいは県の助成とい...全文を見る
○増子分科員 十分周知徹底がなされていないとおっしゃいますけれども、これは、十二年度、十三、十四、十五とずっと来ているんですね。これで周知徹底がされないということであれば、何かやはり問題があるんじゃないでしょうか。せっかくこれだけの予算化をしても、わずか一〇%強しか利用されていな...全文を見る
○増子分科員 大臣、本当に国民的運動が極めて重要だし、またそれをしっかりと国の対策としてやっていけばかなりの、予防医学という観点からして、医療費の引き下げというのは私は可能だと思っております。人工透析にかかる経費というのは大変な大きな金額になるわけでありますから、ぜひこの点を進め...全文を見る
○増子分科員 私もそのとおりだと考えておりまして、やはりやるべきときがそろそろ来ているのではないかというふうに思っておりますので、この件についてもさらに今後しっかりと、私も反対派の方も含めまして議論をしながら、いい形をこの国につくり上げていきたいと思っております。  次に、介護...全文を見る
○増子分科員 時間が参りましたけれども、ちょっとだけ、済みません。  今まさに、自立をさせて寝たきりを起こしていけば、これは医療費が結果的には少なくなっていくんですね。一人にかける医療費は短期間でかけても、長期的に全体的にグロスで見れば医療費というのは必ず下がってまいりますから...全文を見る
○増子分科員 はい。宿泊訓練所的なものを創設することによって、むしろグループホームがどんどん広がっていくのではないかというふうに思っているんです。  この辺のところは、これからまた詳しく厚生労働委員会でもやっていきたいと思いますが、この辺について、簡単で結構でございます、最後の...全文を見る
○増子分科員 ありがとうございます。
05月20日第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第4号
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○増子小委員 民主党の増子輝彦でございます。  きょうの参考人のお話を伺いながら、まさにこの国のあり方の大事な要点は統治機構のあり方だなということを改めて認識したわけでございます。  現在あるいは将来にわたる地方分権という形を考えましても、参考人の方からも話がありましたとおり...全文を見る
05月25日第159回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  小泉総理の北朝鮮への再訪問について幾つかの質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。時間が余りございませんので、私の質問にも端的にお答えをいただきたいと思います。  今度の小泉再訪朝についての結果、何かすっきりしな...全文を見る
○増子委員 世論というのは私たち政治家とはちょっと違うのかなというのは、今回の小泉訪朝の結果の世論調査を見ても、ちょっと違うんですね。私は、今回の小泉再訪朝の最大の目的は一体何だったんだろうか、改めてこれは検証していかなければならないと思っているんです。  小泉首相は、出発前の...全文を見る
○増子委員 しかし、その割には、今回の結果というのは非常に不満なんですね。これから先、十名の皆さんや百名を超える方々が本当に明らかになっていくかというと、私は、ほぼ絶望的な思いを実は持っているんです。  そこで、外務省に幾つかの点をお尋ねいたします。簡単で結構でございますから、...全文を見る
○増子委員 そうすると、総理から直接、具体的に訪朝というものについて知らされて、その準備に入ったということでよろしいんですか。
○増子委員 その際に、具体的に今回の再訪朝の中で指示があったこと、例えば、拉致問題、核、ミサイル問題あるいは人道支援の問題、そういったことについての具体的な指示があり、そのための下交渉をしたんでしょうか。
○増子委員 その過程の中で、実は、山崎自民党前副総裁と平沢勝栄代議士がいろいろと北朝鮮側と接触をしたという事実がございますが、今回の再訪朝について、このお二人がどのような形でかかわっていたのか。外務省は、その件については認識をしながら、また、その事実を報告を受けていたんでしょうか...全文を見る
○増子委員 そうしますと、山崎前副総裁が、今度の訪朝結果については、いろいろと実は小泉訪朝後の記者会見等でも話をされているんですが、これは、そうすると、二元外交という形でとらえてよろしいんでしょうか。
○増子委員 しかし、薮中さん、それはおかしいんじゃないでしょうかね。山崎さんは随分この件については深くかかわっていたという事実が明らかになりつつあります。御本人も、今回の結果についての幾つかの問題について、具体的にさらに言及されているということ。  そうしますと、外務大臣、これ...全文を見る
○増子委員 しかし、今回、大臣の出番が全くと言っていいほどなかったんですね。訪朝後についても、昨日か一昨日ですか、NHKの番組にちょっと出られたのを夜遅くの再放送で拝見いたしましたけれども、私は、やはり日本の外交という点からいきますと、もう少し外務大臣がしっかりと最重要課題の案件...全文を見る
○増子委員 今回のこの小泉再訪朝の中身というのは、そんなに短時間でできるものではないと思うんですね。非常に濃密で、こちら側の要求を全部述べて、要求が受け入れられたということでは全くないと私は思うんですね。  たまたま二十二日の午後、私は、外務省のある大先輩の、OBで、いわゆる大...全文を見る
○増子委員 薮中局長、外交官としてすばらしい才能と実力を持っている方ですけれども、現場におられて、肌で感じて、交渉の場に本当におられたということになれば、今度の結果は、外交官として点数をつければ何点ぐらいですか。
○増子委員 それでは、拉致問題について質問させていただきたいと思います。  実は私、前回の質問のときにも薮中さんにおいでいただいたんですが、時間がなくてお尋ねすることができませんでしたけれども、改めてこの場でお聞きをしたいと思います。  日本の、五人帰ってこられた、蓮池さん、...全文を見る
○増子委員 白紙に戻してという言葉に、ある意味では我が国も救われたのかもしれませんね。  先ほどもちょっと話がありましたとおり、調整があったとか、あるいは交渉があったとか、そういう表現が今回はすべて白紙に戻ったというようなことを考えれば、日本の政府の方に、のどに刺さったとげもこ...全文を見る
○増子委員 そうしますと、日本側から既に出している百五十項目の質問は白紙に戻らないということの確認でよろしいんですね。
○増子委員 この中で、先ほども質問として出ましたけれども、新たな認定者と認知された方がいれば真相究明が必要である旨の伝達を実は相手側にしたということでありますが、改めてお聞きいたしますが、この新たな認定者というのはだれが決定をするんでしょうか。そして、だれがそれをきちっと相手に伝...全文を見る
○増子委員 大分時間がたっておりますので、これはできるだけ早く、期限をきちっと切る必要があると私は思うんです。ましてや十名の安否不明者についても、直ちにという言葉ではなくて、やはりいつまでという期限を切って調査をしていくことが何よりも肝要だと私は思っております。  これはやはり...全文を見る
○増子委員 期限を考えていないというところが、実は大臣、問題なんです。これは向こうのペースにずるずるずるずる乗せられていくんですね。直ちにとか速やかにとか早急にというのは日本語特有の本当に柔軟性のある言葉でありまして、なかなかそれでは進まないんですね。やはり私は、ある程度のきちっ...全文を見る
○増子委員 時間が参りましたので、最後に質問をもう一つだけさせていただきたいと思います。  経済制裁について、先ほど小泉首相は、本会議の答弁の中で、いわゆる経済制裁は特定船舶入港禁止とか外為法ではないという発言を実はされておりました。この場合の経済制裁というものは一体何なんでし...全文を見る
○増子委員 ありがとうございました。
05月28日第159回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○増子委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のためおくれますので、出席されるまで、委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣川口順子君...全文を見る
06月01日第159回国会 衆議院 外務委員会北朝鮮による拉致及び核開発問題等に関する小委員会 第4号
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○増子小委員 民主党の増子輝彦でございます。きょうは、お二人の参考人の方に心から御礼を申し上げたいと思います。  まず、荒木参考人にお聞きをいたしたいと思います。  今回の小泉再訪朝の結果、五人の方は帰ってこられたということで、私も、一定の成果はあったというふうに評価はいたし...全文を見る
○増子小委員 と同時に、小泉総理は大変罪な方だなと私は実は思っているんです。なぜならば、今回五人の方がお帰りになったこと、先ほど申し上げたとおり、大変よかったんですね。もちろん、曽我さんについては、これからどこかでジェンキンスさん初め御家族の方とお会いになって、その帰国のためのこ...全文を見る
○増子小委員 我々は、真剣に家族会の皆さんを支えていかなきゃいけない責任があると思うのです。  このような日本の国内状況は北朝鮮に当然もう伝わっているのですね。まさに北朝鮮の思うつぼだと思います。国内が二分されている、日本はこういう国内事情だぞ、やり方によってはもっともっと、米...全文を見る
○増子小委員 ありがとうございました。
○増子小委員 小此木参考人にお伺いをいたしたいと思います。  先般、中国の帰路、列車事故が北朝鮮でございましたけれども、一説には北朝鮮内のテロではないかというような動きも報じられている部分もありますが、そのような動きが果たして北朝鮮の中にあるのかどうか。  いや、やはり金正日...全文を見る
06月03日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  一院制か二院制かの件について、私の考えを申し上げたいと思います。  結論から申し上げますと、私は二院制度であるべきだというふうに考えております。先ほど来、二院制に対する弊害あるいは国民の批判等も出ているということでございますけれど...全文を見る
06月10日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  きょうまでのこの憲法調査会、中山会長の御努力に敬意を表したいと思います。  私も、この憲法調査会、初めて参加をさせていただきましたけれども、きょうはまとめということでございますので、総論的なことを申し上げたいと思います。  一つ...全文を見る
06月11日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第26号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  きょうは、同僚議員の御好意によりまして再度質問の機会をちょうだいしたことに、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。  まず初めに、先日、大変不幸な出来事が起きてしまいました。長崎県佐世保における小学校六年生の女子児童による同...全文を見る
○増子委員 事実確認、当然必要なことではございますが、またそれ以上に、こういった事件がやはり再び起きないようにすることも、より重要だと私は思っているわけであります。  過去にも、中学生、小学生児童による殺傷事件が多々起きているわけであります。平成九年から数えますと、今回を含めて...全文を見る
○増子委員 まさにショッキングな事件であります。児童たちの心の傷というようなものは私たちが想像する以上に大変大きなものがあるんだと思うんです。子供たちが深く負ったその傷、中には登校ができなくなった子供もいるというふうにも聞いております。先生の中にも一部そういう先生がおられるという...全文を見る
○増子委員 カウンセラーを配置された、そういう対策も非常に大事なことだと思います。  しかし、やはり現場の先生方という方々が、より自信を持って子供たちに接すること。とかく今の教師の方々は、できるだけ難しいことあるいは大変なことはやらない。それは、何かちょっとやりますと、すぐ親が...全文を見る
○増子委員 ぜひ積極的にお願いを申し上げたいと思います。  大臣、先ほどちょっと申し上げましたけれども、携帯電話とかインターネット、これについて、子供に対して規制をかけるということ、今すぐ即答というわけにはまいらないと思いますが、十分その余地はあると思うのですが、いかがでしょう...全文を見る
○増子委員 よろしくお願いをいたしたいと思います。  この事件、本当に不幸でなおかつ忌まわしい事件でございますし、心の傷というものは非常に大きいものがございます。どうぞ文部科学省におきましても、ぜひ、今度のこの事件を一時的なものとしてとらえることなく、今後こういう事件が起きない...全文を見る
○増子委員 ぜひ、積極的にこの支援体制をおとりいただきたいと、強く改めてお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、先般来、当委員会でも非常に大きな問題となっておりますし、また、さまざまな方々から質問が出ておると思います。私も、過去二度、この問題について質問をさせていただい...全文を見る
○増子委員 当初、この問題について予算委員会の分科会で私は御質問をさせていただきました。あれからずっと時間が経過してまいりましたが、部長、まさかこういう実態だということは想像もつかなかったんだと思うんですね。極めて、実は内容のすさまじさに驚くばかりなんですね。  そういう意味で...全文を見る
○増子委員 ぜひ、子供たちの、学生の修学機会というものについて積極的に文科省としても対処願いたいと思っております。  しかし、本当に、前理事長の脱税問題あるいは不正大量受験肩がわりとか、さまざまな問題が、今言ったようなことが発端として出てまいりました。やはりこの大学に対して、先...全文を見る
○増子委員 と同様に、大臣が記者会見で毅然とお答えになったということで、大変私、さすが大臣、有言実行だ、委員会で答弁されたことをそのまま毅然とした態度で記者会見をされたということで非常に高く評価をしているわけですが、補助金の問題についてでございます。  補助金の返還を求めるとい...全文を見る
○増子委員 やはり血税でございます。これは国のレベルでの補助金、あるいは都道府県単位あるいは市町村と、各レベルでそれぞれ私学には補助金が交付されているわけでありますから、やはり血税を投入するからには、きちっとした正しい運営がなされていなければ返還を求めることは当たり前でございます...全文を見る
○増子委員 同時に、実は福島県郡山市に来年四月一日、薬学部開設計画があったわけであります。しかし、残念ながら、これは今回の不正により白紙撤回されました。そして、その際に郡山市が、進出のための協定を結びながら、十四億円というやはり補助金を出すということがありました。校舎用地として三...全文を見る
○増子委員 先ほども申し上げましたとおり、当初考えていた状況から、極めて深刻な状況にこの大学の問題については進展をしてきたということがございます。そういう意味で、私は、大学の認可のあり方について、今後十分精査をしていかなければならないのではないだろうかというふうに思っているわけで...全文を見る
○増子委員 時間が参りましたので、最後に一つだけお願いを申し上げたいと思います。  現在、私学、大学関係に文部省からかなりの方が多分天下り、通称天下りをされていると思うんです。こういう方々は、その豊かな経験と実績を踏まえて、高等教育官として日本の教育進展のために大いに頑張ってい...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  きょうは、外務省の機構改革について、そして国連改革と安保理について、中心に質問させていただきたいと思います。時間が限られておりますので、どうぞ簡略にお答えをお願い申し上げたいと思います。  まず初めに、外務大臣も今回の機構改革につ...全文を見る
○増子委員 そうしますと、今度の機構改革によって、日本外交を進めるに当たり、今回の外務省改革が現実的に行われるのかどうかということを私は非常に心配をいたしているわけであります。一連の不祥事を受けて、今回、この機構改革につながったと思いますが、ある意味では、局レベルの改革は十一年ぶ...全文を見る
○増子委員 今、具体的な変更というものを大臣おっしゃられました。結果的には、人はかわっていないわけですから、名称が変わった、あるいは看板のかけかえに終わったというようなことになってはいけないと私は思っているんですね。やはり、同じ人たちがそれぞれの組織・機構改革の中で同じ活動をして...全文を見る
○増子委員 それでは、もう一つお聞きいたしたいと思います。  国際情報局が、いわば格下げのような形の中で、局長級が就任をするといっても、国際情報統括官という形の中でこのように今回変わりました。先ほど大臣もおっしゃったとおり、非常に、国際的なテロやさまざまな問題が今世界にはあり、...全文を見る
○増子委員 これは私は大変重要な問題だと思っておりますから、国際的な問題を含めて、ぜひこの点には、格下げのようなイメージがあるにしても、実質的には私は最も重要な部門だと思っておりますので、しっかりと対応していただきたいと思っております。  ところで、大臣、今回のこの機構改革につ...全文を見る
○増子委員 そういう延長線の中で、大臣、もう一つ具体的にお聞きしたいと思うんですが、特に問題となりましたいわゆる機密費の問題でありますけれども、二〇〇一年に松尾元室長の機密費流用事件を発端に、公金プール制問題を初め、さまざまな不祥事が発覚をしてきたわけです。これは、一部には、外務...全文を見る
○増子委員 この問題は、やはりしっかりとしていただかないとなりません。これは外務省だけの問題かなという私は疑問も持っておるわけでありますが、いずれにしても、外務省としては、非常に重要な問題であったわけでありますから、今後とも十分この点についてはしっかりとした対策を講じていただきた...全文を見る
○増子委員 これもあえてお聞きする必要はないのかもしれませんが、あえて国会の場でもう一度再確認をしておきたいと思います。  これらの大使の皆さんの役割はどのようなものがあるのか。これも官房長ですか。
○増子委員 いわば日本政府を代表して、日本国民を代表しての役割、責任があるわけであります。  この大使、特命全権大使という、いわゆる拝命をされているんでしょう。そのほかには、大臣、大使という方が別にいらっしゃいますね。国内にもおられるんでしょうし。そういう方々は何人いらっしゃる...全文を見る
○増子委員 その中で、特命全権大使でありますけれども、先ほど申し上げたとおり、日本外交を政府と一体となって進めていく重要な役割を持っておられるわけでありますが、その任期は平均どのぐらいになるんでしょう。
○増子委員 三年をめど、主要国は特にそのようでありますけれども。  私も何度か外国にお邪魔しまして、また大使の皆さんともお会いをさせていただくことがございます。今回も、イギリスの折田大使ともお会いをさせていただく機会がございました。ようやく任地でそれぞれの任国の方々と交流ができ...全文を見る
○増子委員 日本の大臣も本当に一年以内でころころころころかわってしまうということになると、これは全く外国からの信用もありませんし、また本当の意味の大臣としての役割を果たすことができないと思っております。それと同様に、今川口大臣おっしゃったように、やはり特命全権大使ですから、適材適...全文を見る
○増子委員 私は必ずしもそうではないと思っているんですね。その時間的な問題は幾らでも私は解消できると思っているんです。  ですから、これはやはり日本外交を進めていく特命全権大使ですから、政府と一体となって、国会とある意味では一体となってしっかりやっていく必要があると思いますから...全文を見る
○増子委員 大臣、百二十の特命全権大使が各国に派遣されているわけですから、百二十名の大使の皆さんの代弁者として、大変優秀であられる大臣あるいは副大臣、そういう方がすべて代弁するということに私は、幾ら万能であってもそれはなかなか難しいのではないかと思っておりますし、むしろ、国民に開...全文を見る
○増子委員 公の場で触れることではないとおっしゃいますが、やはりこれが、公のところでなくとも、そういう新聞情報等が早く出てきてしまって、私たちは全く知らない、先ほどの国会承認ということにも実はつながってくるわけでありますけれども。  私は野上さんという方はよく存じ上げませんが、...全文を見る
○増子委員 時間が参りましたので、最後に一つだけこの問題について。  国際貢献の中で、さらに具体的に申し上げますが、常任理事国になれば、国連の軍事的措置への参加が義務づけられていくんでしょうか。多国籍軍の参加の問題も含めてでございますが、ここの国連平和維持活動、あるいはこれも当...全文を見る
○増子委員 安保理事国になれば、多国籍軍への参加の義務はないというふうにおっしゃられましたが、本当にそうなんでしょうか。  これは小泉総理の言われている、指揮権は全く、今回の多国籍軍の問題についても我が国へは及ばないというようなことに類似するんでしょうが、私は、安保理事国に入れ...全文を見る
○増子委員長代理 次に、東門美津子君。
○増子委員長代理 次回は、明五日木曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時十六分散会
11月12日第161回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○増子委員 民主党の増子輝彦でございます。  きょうは質問をさせていただきます。よろしくお願いします。  町村外務大臣、御就任まことにおめでとうございます。就任以来、なかなか直接お祝いを申し上げることができませんでした。この委員会でも三度ほど会っておりますが、なかなか直接お目...全文を見る
○増子委員 まさに、私がこれからお聞きしたいと思ったことは、安倍外交の件もあわせてございます。かつて私も安倍先生の御指導をいただき、また町村外務大臣の御指導もいただいてまいりました。今は立場は違いますが、基本的な政治に対する志は共有するものがあると思っております。  安倍外交は...全文を見る
○増子委員 私も実は大臣と同じような考えを持っているわけであります。  先ほど赤羽委員の方からも、対中国との関係、経済問題を含めてございました。もちろん、日米関係は基軸であります。と同時に、世界の中で日本が果たす役割は非常に大きいわけでありますが、やはり中国というものを私たちは...全文を見る
○増子委員 そうしますと、これだけのチャンス、機会があるということであるならば、やはり私は、日中の首脳が相互に訪問できないということはまことに不幸なことではないだろうかというふうに思っているわけであります。  先ほど赤羽委員からもこの面については指摘がございましたけれども、今お...全文を見る
○増子委員 とうとい命を失われた多くの英霊の皆さん、私たちも全くそれは、追悼するということは一緒だと思います。多分、中国の皆さんも、それは同じような死生観を持っていると思うんですね。  だけれども、問題は、大臣がおっしゃったように靖国が大きな問題になっているという場合に、その靖...全文を見る
○増子委員 外務大臣として靖国神社を公式参拝したことはございますか。
○増子委員 死生観、あるいは英霊を敬う、あらゆる面で私どもは多分共有の認識を持っていると思います。  外務大臣として、今後、靖国神社を公式参拝する予定はございますか。
○増子委員 そうしますと、外務大臣が慎重に考えていきたいということになれば、我が国を代表する総理大臣は慎重に考えなくてよろしいんでしょうか。
○増子委員 それは総理大臣は総理大臣の考えとおっしゃいますが、大臣、先ほど大臣は、日中関係がこのような状況になっている一番の問題は靖国参拝問題だということをおっしゃられましたね。靖国神社に参拝をするということが問題なんだと思うんです。  しからば、靖国神社に参拝をするということ...全文を見る
○増子委員 そうしますと、中曽根元総理が一度参拝をされました。大変な批判が国の内外から出てまいりました。その後、中曽根元総理は、自分の信条とは別に、一国の総理大臣として、指導者として、国際的な関係をおかしくしてはいけないという高度なる政治判断、一国の首相として判断をされたゆえに、...全文を見る
○増子委員 私は、それではやはり外務大臣の志ある外交というものにはなり得ないと思うんです。私は靖国神社を否定しておりません。私も参拝をいたします。先ほど申し上げたとおり、英霊に対する思いも私は強く持っております。  しかし、総理大臣の判断にお任せをするということで、日中関係が殊...全文を見る
○増子委員 そうしますと、今の外務大臣の御答弁だと、何か日中首脳相互訪問ができないのは中国に問題があるような受けとめ方ができるんですけれども、それは外務大臣としてそのような認識なんでしょうか。私はやはり、靖国神社をだれも否定しない。私ももちろん、先ほど申し上げたとおり、やります。...全文を見る
○増子委員 そうしますと、お互いがお互いの考えを主張し合って平行線のままでいけば、結局、不幸な関係が続くということになると思うんです、政治ですから。ましてや、中国の存在というのは、日本にとっても町村外交にとっても極めて重要な位置づけにあるわけですから、どこかでやはり話し合いをきち...全文を見る
○増子委員 今、隣で同僚議員が言っておりますが、総理の判断だからいたし方がないということですべての物事が進んだのでは、この国はどういう方向に行くか心配になります。すばらしい見識を持ち、お考えを持って、道徳心を持つ総理大臣だけならばそれはそれでいいのかもしれませんけれども、やはりそ...全文を見る
○増子委員 これは政教分離、信教の自由とは全く関係のないことだと思います。大臣がそうおっしゃることは、政治的な大きな波紋を及ぼす可能性があるということではないんでしょうか。私はそういうふうに認識をいたしております。  いずれにしても、この靖国神社問題、我が国が抱える日中関係ある...全文を見る
○増子委員 公式に中国の潜水艦だったということが明らかになれば、ぜひこれは強く抗議をしていただきたいと思っております。  日中関係の中でもう一つ実は大事な点がございまして、ODAの関係であります。  この夏に参議院が、参議院政府ODA調査ということで中国に行ってこられた、立派...全文を見る
○増子委員 実は、この中に中国のことがかなり割いてあります。これまで中国にはどのぐらい、累計として幾らのODAがなされたか、認識しておりますか。
○増子委員 大変大きな金額が実はODA援助としてなされているわけであります。この使い方に若干問題があるのではないかという報告書がなされておるわけであります。これも、まだ報告書は見たけれども中身は精査をしていないということでよろしいですね。  この中にいろいろ実は書いてございます...全文を見る
○増子委員 参議院のODAの報告書によりますと、幾つかのことがあると申し上げましたが、今中国は国防費がGDPの伸びを上回って増強していることはもちろん御存じだと思うんです。このことや、第三国への経済援助を行っていることもこの中で指摘をされております。日本が中国に多額のODA援助を...全文を見る
○増子委員 ありがとうございました。  大臣、ぜひODAを含めまして、日中関係、これだけの大きな交流があるわけでありますから、先ほどの相互訪問の問題、靖国神社問題を含めまして、どうぞ志ある外交で、お師匠さんでありました安倍外交を見習いながらこれから頑張っていただきたいと思います...全文を見る
○増子委員長代理 では、速記をとめてください。     〔速記中止〕
○増子委員長代理 速記を起こしてください。  町村外務大臣。
○増子委員長代理 次に、今野東君。
○増子委員長代理 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時八分散会