松沢成文

まつざわしげふみ

選挙区(神奈川県)選出
日本維新の会
当選回数2回

松沢成文の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第129回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○松沢委員 新生党の松沢成文でございます。  前に質問した委員の皆さんと多少重複するところがありますけれども、少し角度を変えて質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、水道水源の水質保全というものを目指して、環境庁からはいわゆる特別措置法案、厚生省からい...全文を見る
○松沢委員 運用は一体化するということですけれども、環境庁、厚生省の両法案が独立した形で提出されていながら一体化するとしたことの趣旨はどの辺にあるのか、もう少しお聞かせいただきたいことと、それと、具体的にどのように一体化するのか、もう少しわかりやすく説明をいただければと思います。
○松沢委員 先を急ぎますけれども、次に、県域というか非常に広域的な、県域をまたがった水源地域の対策についてちょっと伺いたいのですけれども、中央環境審議会の答申の中にも、その水源が他県域に及ぶ場合には上流域との協力と調整が極めて重要であるというようなことが答申されています。ただ現状...全文を見る
○松沢委員 少し具体的なケースで質問させていただきたいのですが、私の出身県であります神奈川県、先般の環境基本法の質問のときにも取り上げさせていただいたのですが、相模湖、津久井湖という人工湖を県北に持っておりまして、その上流域、つまり山梨県から流れてくる水がかなり汚れているというこ...全文を見る
○松沢委員 もう少し追加をして聞かせていただきたいんですけれども、この中央環境審議会の十二月の答申、この中の十番目の項目にまさにこのことが書かれていて、「水質保全のための上下流の協力と調整」、その最後の部分に、国も広域的水質保全の協力に「財政措置を講ずることが有効」というふうに書...全文を見る
○松沢委員 ぜひとも御検討よろしくお願いをしたいと思います。  次に、先ほどから何度も例に挙げています中央環境審議会の「水道利用に配慮した公共用水域等の水質保全対策のあり方について」という答申が十二月の六日に広中環境庁長官に送られたわけですけれども、その内容を見てみますと、先ほ...全文を見る
○松沢委員 平成六年の一月十八日付の朝日新聞の記事に、先ほども議論がありました合併処理浄化槽の問題なんですが、「環境庁は」「合併処理浄化槽の設置を水源水域で義務化することを目指している。」というふうに書かれていたんですけれども、確かに単独槽よりも合併槽の方が全然すぐれているわけで...全文を見る
○松沢委員 その他、法案について幾つか具体的なことを確認をさせていただきたいのですけれども、先ほども県域にまたがる問題についての上流域に対する財政支援ということを聞かせていただきましたけれども、この八条あるいは十九条関係で、自治体の施策に関する国の財政的支援のことについて触れてお...全文を見る
○松沢委員 どうもありがとうございました。  今回、厚生省と環境庁、二法案が出て、私も勉強をしていてかなり混乱をいたしましたし、またおいしい水の確保のためには、トリハロメタン対策以外のさまざまな形で、今後法制化も含めて検討をいただかなければならないと思います。そういう意味で環境...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○松沢分科員 新生党の松沢成文と申します。  きょうは裁判所関係で質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  私は、もとより一年生議員でありまして、裁判所の行政がどんなふうに行われているのか、今まで本当に門外漢で知りませんで、今予算の説明がありましたけれども、きょう...全文を見る
○松沢分科員 三十八万というすごい数の裁判を処理しなければいけないということですが、これだけの事件があるからかもしれませんが、国民の方では、とにかく民事の裁判は遅いというか時間がかかる、これはかなり大きな批判になっていると思うのですね。迅速な裁判というか迅速な解決までなかなか進ん...全文を見る
○松沢分科員 もう一点の国民からの声として、民事裁判は時間がかかるというだけじゃなくて、それを利用する国民の方からしてみれば大変利用しにくいといいますか、利用の仕方がよくわからないという声を聞くのですけれども、その辺の理由というのはどの辺にあるというふうに認識されていますでしょう...全文を見る
○松沢分科員 法律に詳しくない一般の私たち国民にとって、裁判所を利用するというのは大変に難しいといいますか、違和感があるわけなんです けれども、そうした人が裁判所を訪れたときに、裁判所の人がどういうふうに対応をしているのか、できれば具体的にその辺のところを教えていただければと思...全文を見る
○松沢分科員 いろいろこれまでお話を伺ったのですけれども、民事訴訟において迅速で国民の利用しやすい裁判を実現するために裁判所としてはどんな工夫をされているのか、その辺についてもお伺いしたいと思います。
○松沢分科員 ちょっと耳なれないラウンドテーブル法廷ですか、これはもう日本の裁判所で施設として既にあって使っているわけなんですか、私知らなかったのですが。
○松沢分科員 迅速な民事裁判というのを実現するには、簡単に考えれば裁判官の数をふやしていくというのが一つの解決方法だと思うのですね。やはり日本もかなり欧米に近いような訴訟社会にだんだんとなってきて、よくアメリカなんかと弁護士の数がこれだけ違うんだ、法律にかかわる人の人数が絶対的に...全文を見る
○松沢分科員 その増員の簡単な内訳等、細かい点はわかりますか。どういう部署でどういう人をふやすのかというのがわかったら教えていただきたいのですが。
○松沢分科員 迅速で利用しやすい民事裁判を実現するということですけれども、それには当然何らかの法的な処置というか、立法上の手当ても考える必要があると思うのですけれども、もうそうしたことも既に検討してやられているのでしょうか。
○松沢分科員 私たち市民の側からすると、本当に通常の、市民間の少額の金銭的なトラブルみたいなのがありますよね。そういう事件について、もっと簡単で便利な裁判のやり方みたいなのを日本でも考えていく必要があるのじゃないのかなというふうに思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょう...全文を見る
○松沢分科員 ありがとうございました。  ちょっと話の観点を変えて、東京都区内の簡易裁判所について、聞くところによりますと、近くこれを統合する計画があるというふうに聞いているのですけれども、恐らく十幾つ今まであったと思うのですよね。それを一つに統合ということになると、いろいろな...全文を見る
○松沢分科員 計画がもうそこまで進んでいるとはちょっと知らなかったのですけれども、確かに、そのスケールメリットを生かしてですか、一つにまとめることによって中身を充実していくということだと思うのですけれども、ただ、これを利用する一般国民の側から見て、身近に簡易裁判所があるということ...全文を見る
○松沢分科員 そうですね、そういう面も確かにあるかと思います。  そうしますと、新しい東京簡易裁判所で、せっかく新しくなるのですから、国民に対する司法サービスのあり方として、新しいところで何かこれまでにない工夫をされているのかどうか、その辺もお伺いしたいと思うのですが。
○松沢分科員 ありがとうございました。  日本の社会もだんだん欧米化してきて、これまでの日本の社会のよさというのは、余り争い事を表で争わずにというところが多かったのですが、ここまで都市化した社会になってくると、こうした裁判所のニーズというか、大変重要になってくると思うのですね。...全文を見る
10月21日第131回国会 衆議院 文教委員会 第1号
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○松沢委員 改革の松沢でございます。  私どもの改革のトップバッターでありますので、まず大臣にちょっと大局的な質問から始めさせていただきたいと思います。  ただいま大臣からごあいさつを冒頭いただいたわけでありますが、このごあいさつというのはやはり文部省の官僚の方が考えて、文部...全文を見る
○松沢委員 大臣の哲学に従ってしっかりと文部省並びに日本の教育をつかさどっていただきたい、そう思います。  次に、国旗・国歌、日の丸・君が代の問題で少しお伺いをさせていただきます。  今回、日本社会党が大きな一連の政策転換の中で、この日の丸と君が代についても認める、是認をする...全文を見る
○松沢委員 去る予算委員会でこの問題がテーマになりました。新学習指導要領では、学校の卒業式や入学式のイベントで国歌を歌い、国旗を掲げるというものを「指導するものとする。」という文言になっていますが、これが義務なのかという質問に対して大臣は義務であるというふうにお答えになったのに対...全文を見る
○松沢委員 統一見解の2と3のこと、あるいは大臣が言われたことと総理が言われたことに対して、政務次官が、大臣が言われたことは、校長や教員に対する方向性を言ったんだ、そして村山総理が言われたことは、それを受けとめる児童生徒の内心の問題を言ったんだ、だからこれは矛盾しないし、いいんじ...全文を見る
○松沢委員 今の大臣の言葉をかりますと、これに従わない先生は、本当はいけないわけですよね。  それで、ちょっとこれは、事務方の方で数字があるでしょうか。例えば、昨年度なりのデータで戒告処分だとか訓戒処分というのですか、この国旗・国歌問題におけるこういう処分を受けた先生というのは...全文を見る
○松沢委員 全国でそれだけの数字というのは極めて少ないですね、私の感覚からしてみると。  私の地元の話で恐縮ですが、神奈川県だけでも、私が知っている学校現場でもっともっと数字は多いぐらいに、結構強硬的な態度に出ている先生方が多いんですけれどもね。大臣も現場の話はよく聞いていると...全文を見る
○松沢委員 国旗・国歌については、もう社会党の皆さんも認めていただいた。その中で、学校現場で強制をする意味ではなくて、やはり入学式、卒業式には日の丸が掲げられる、君が代が歌えるという、こういう実態の中で子供たちは国旗・国歌に対して認識を持っていくと思うんですね。それが上げられない...全文を見る
○松沢委員 学校週五日制、週休二日制時代の社会のあり方について、私以前一度文教委員会でも言ったことがあるのですが、県議の時代からここ五年ぐらい推進をしてきた、要望してきた運動があるのですね。  それをぜひともちょっと大臣にも聞いていただいて、大臣の御所見をいただきたいのですが、...全文を見る
○松沢委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
10月25日第131回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○松沢委員 改革の松沢でございます。今回の自衛隊法の一部を改正する法律案、海外で何か緊急事態が起きた場合に、邦人を救出する、そのときに政府専用機も含む自衛隊機を使えるようにするというのが重立った趣旨だと思うのです。私、この件について急に質問することになりまして第一に疑問に思ったこ...全文を見る
○松沢委員 確認をしておきたいのですけれども、それはほとんどその国の軍用機を使って救出をしているというふうに判断してよろしいのですか。
○松沢委員 先ほど小沢委員の質問の中に、日本の国がこれまで海外の邦人を政府救援機で、これはチャーターの飛行機で救った事例というのが報告がありました。千人以上の方をこれまで救出させた実績があるそうですが、そこで伺いたいのですけれども、過去の緊急事態に際して、在外邦人輸送に自衛隊機が...全文を見る
○松沢委員 ちょっと質問を変えますけれども、前の案では、前の案というか旧政府案といったらいいのかな、その案では、自衛隊機の派遣には国会や内閣の承認は要せず外務大臣の要請で実施できることになっていたと思います。この点、今回 の案では、派遣には、必要に応じてとありますが、閣議決定を...全文を見る
○松沢委員 今外務大臣の答弁で、おおむね外務大臣と防衛庁長官の協議で迅速に対応できる方向になっているということでありました。そうなると、閣議決定の文にも書いてありますけれども、航空機の安全が確保されない場合には、輸送を実施しないということですね。そうなると、安全か否かという判断、...全文を見る
○松沢委員 ここ数年間の時間を費やしてしまったわけですけれども、国の安全保障、特に海外にいる日本人の生命を守るというために、この自衛隊法改正を私は以前から当然速やかにやるべきだと思っておりましたが、ここ数年の政局の混乱にも乗ってしまって、なかなか決定ができなかったということであり...全文を見る
12月08日第131回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○松沢委員 改革の松沢成文でございます。  これまでいじめの現場の実態についてはさまざまな先生から質問がありました。まず、一番基本的な問題でありますけれども、大臣にお伺いしますが、昨今のいじめの多発、それによる悲惨な事件が相次いでいますけれども、いじめがなぜここまで多発してしま...全文を見る
○松沢委員 今大臣のお話を私も基本的に理解をするところでありますけれども、先ほど青山委員の方からも質問がありましたが、私は、このいじめ問題、何か原因を一つ挙げるとすれば、複雑に絡み合っていて難しいのですけれども、やはり今の学校現場の教師がその実態を監督できない、あるいは見つけても...全文を見る
○松沢委員 そこで、非常に能力のあるいい先生をつくるということが大変重要で、それができれば、いじめの問題も解決に向けての新たな展開があると思うのです。  そこで、文部省としては、教員の育成の基本的な理念、どういう理念で教員を育成していこうとなされているか、それについてお願いしま...全文を見る
○松沢委員 私は神奈川県なんですけれども、神奈川県で今この教員をめぐる環境の悪循環があると私は思っているのです。例えば、いろいろ問題が起きて評判の悪い学校がある。そこにはなかなかいい先生が行きたがらないのですね。それでまた教師の方で、その学校に行くのは絶対嫌だとなったら拒否ができ...全文を見る
○松沢委員 初任者研修については今後とも充実されて続けていっていただきたいのですが、私は、今の若い教員の方を見ていると、それだけでも不足なような気がするのですね。やはり教師というのは本当に同じ学校の塀の中で暮らす極めて閉鎖的な世界におりますので、ほとんど民間、広い社会の経験がない...全文を見る
○松沢委員 次に、教員の人事の方針について文部省はどうお考えか伺いたいんですが、確かに現場をよく知っている校長先生が適材適所、その学校の中で配置をしていくということは大変重要であって、その意味では学校に分権されて校長先生が先生方の適材適所、主任制等もありますから、やっていくのがい...全文を見る
○松沢委員 続いて、先生の選考の基準、より有能な方が教師になっていただくのが一番いいわけですけれども、一つ大きな問題は、教員になりたいと、そういう試験を受ける方の年齢の上限ですね、選考資格年齢というんですか、これがほとんどの都道府県で一般教員は三十から三十五ぐらいなんですね。要す...全文を見る
○松沢委員 ぜひともお願いいたします。  先ほどから申し上げていますが、やはりどんな組織でもどんな世界でも、競争、頑張った者が報われるという競争原理というのは、活性化には絶対必要だと思うんです。その意味で、教師の世界も同じだと思うんですね。  以前、主任制についての論争があり...全文を見る
○松沢委員 最後に、ちょっと大臣に感想を伺いたいと思うのですが、私は教員の資質向上がいじめの問題を初めとする学校の諸問題の解決の基本にあるというふうに考えております。その中で、例えば初任者研修も充実させよう、民間研修も導入したらどうか、あるいは一般教員の選考資格年齢をもっと下げて...全文を見る
○松沢委員 ありがとうございました。