松沢成文
まつざわしげふみ
選挙区(神奈川県)選出
日本維新の会
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
02月21日 | 第140回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 まず質問の前に、昨日、中国の鄧小平氏がお亡くなりになったという情報が入りまして、今大使館の方では弔問も受け付けているということでありますけれども、中国の国家建設、特に近代化路線、改革・開放路線を貫いて中国の国家建設に大きな貢献のあっ...全文を見る |
○松沢委員 わかりました。 次に、沖縄の駐留軍用地の問題についてお伺いをしたいのですけれども、ことしの五月十四日に、現在政府が駐留軍用地特措法に基づいて使用している土地、十二施設、三千八十五名、延べ面積三十六・三ヘクタールの土地の使用期限が切れるということであります。 政...全文を見る | ||
○松沢委員 ほぼ間に合わないのが確実なのですが、とにかく円滑に進めていただきたい、こういうことですね。 政府は一方、現在、米軍用地特措法を改正して、土地収用委員会の審理中は自動的に継続の使用が認められるような新たな特措法改正を考えている、これはもう内外に明らかになっているとこ...全文を見る | ||
○松沢委員 決めたか決めていないかという質問ではなくて、もし緊急使用の手続を申請すれば、その結論が出るまでは新たなる法改正はできないのではないかと思うのですがいかが、こういう質問であります。 | ||
○松沢委員 なかなか質問が進みませんけれども、例えば、新聞情報ですけれども、二月十九日の毎日新聞においては、「緊急使用は申し立てず」ということで、法改正の方向でいくというような政府内での検討があるという記事が出ているわけですね。一方、二月十九日のこれは産経新聞だと思うのですけれど...全文を見る | ||
○松沢委員 外務大臣、お座りでありますから、ちょっと政治家の立場で、政治判断というのが必要だと思う件なのでお聞きしたいのですけれども、五月十五日までにこれは裁決はもうほぼ間に合わない、収用委員会の皆さんも悲観的な意見を出されている、よほどのことが沖縄に、県民をあっと言わせるような...全文を見る | ||
○松沢委員 これ以上質問してもなかなか進展がないと思いますので、次の問題に入ります。 先ほども話題になっておりましたSACOの最終報告の中に、普天間基地の返還、それとその代替施設として、東海岸というのでしょうか、キャンプ・シュワブ沖の海上施設案というのが示されておりますけれど...全文を見る | ||
○松沢委員 私、よく想像できないのですが、ヘリポートですから、ヘリポートというかヘリコプター用の滑走路ということなんですけれども、どれくらいの大きさで、いろいろ方式があるようですが、大体どれくらい建設費というのは見込まれるものなのか、これは大まかなことしか言えないと思います、これ...全文を見る | ||
○松沢委員 先日我が党の沖縄問題調査団というのが沖縄に参りまして、地元の皆さんとお会いしてきた。市町村の皆さんあるいは漁業組合の皆さんとお会いしてきてお話を聞いたそうなんですが、ここは台風銀座とも言われる非常に自然条件の厳しいところでありますね。海上浮体施設という大きなものをつく...全文を見る | ||
○松沢委員 この浮体施設をつくるには、恐らく期間も相当かかると思うのですね。それで、地元市町村との交渉も全く進んでいない、提案してもとんでもない話だということで、今は断られているという状況で、県もなかなか、ほとんど動いていませんね。こういう状況で交渉あるいは建設に、もしやるとして...全文を見る | ||
○松沢委員 SACOの報告で普天間飛行場の返還、それでこの海上浮体施設案という方向にいきなり結論が来てしまっているんですけれども、普天間飛行場を返還するのであれば、沖縄の海兵隊の必要性ということを考えれば、沖縄の中でどこか代替の施設を探さなければいけない、残念ながらそういう方向で...全文を見る | ||
○松沢委員 SACOの中でそういう幾つかの候補地の比較検討をされたということですが、その比較検討の資料は出せますでしょうか。 | ||
○松沢委員 この沖縄の基地問題を沖縄県民の理解を得て、解決というのは難しいと思いますが、いい方向に進展させるには、やはり沖縄の海兵隊をできる限り今後とも削減、縮小するという議論も私はしていかなければいけないと思うのです。もちろん日米安全保障条約の重要性は私はわかっていると思います...全文を見る | ||
○松沢委員 アメリカがこういう形で兵力削減の検討をしている。私は、我が日本も、アメリカがつくる兵力の計画、アメリカがつくったんだからこれに従うというだけではなくて、日本側もアメリカのようにこういう専門家委員会をつくって、極東における安全保障体制を維持するにはアメリカの兵力はどれく...全文を見る | ||
○松沢委員 我が党が沖縄に行きました中で、もう一つ提案をさせていただいているのですが、これは沖縄の基地問題、いろいろもめていますけれども、その解決に向けて、例えば沖縄県の知事や副知事がアメリカに行って陳情する、あるいは日本の政府に来て陳情する、こういうような沖縄から出ていって陳情...全文を見る | ||
○松沢委員 次の質問に行きたいと思うのですけれども、北朝鮮の黄長燁というんでしょうか黄長燁書記の亡命事件並びに北朝鮮と日本の問題についてお聞きしたいと思うのですけれども、政府のこれまでにない極めて大物の方の亡命ということでありますけれども、この貴書記は北京で亡命されたわけですが、...全文を見る | ||
○松沢委員 外務大臣、この貴書記、大物政治家が亡命に至った背景というのでしょうか、大きな質問ですけれども、北朝鮮の中でどういう様相があってこの貴書記の亡命に至ったか、その辺は外務省はどんなふうに推測をされておりますか。 | ||
○松沢委員 今外務大臣のお言葉の中にも少しニュアンスがありましたけれども、北朝鮮の権力中枢における権力闘争、これに敗れて、もうこれ以上いることはできないという判断で亡命された。貴書記の手記というんですか、お手紙にも少しあらわれておりますけれども、大臣は、この北朝鮮の権力中枢におけ...全文を見る | ||
○松沢委員 もうちょっと視点を変えて言いますと、この前の金正日さんの五十五歳の誕生日の二月十五日の祝賀報告会ですか、この中の発表文の中に、軍隊がまさに人民であり国家であり党だという、非常に軍の強調ぶりというか特筆ぶりが目立ったんですね。それで、貴書記も手記の中にそういう表現をされ...全文を見る | ||
○松沢委員 そういう中で、先ほども話題になっておりましたけれども、北朝鮮の食糧事情が大変厳しい、報道によると飢餓で亡くなる方も出ているという状況の中で、昨年に引き続き、WFPの食糧援助をやってほしいという要請が出ているわけですね。そこで、先ほど、アメリカから一千万ドル、韓国からは...全文を見る | ||
○松沢委員 日本人妻の方はわかりますか。 | ||
○松沢委員 確かに、私は、北朝鮮をソフトランディングさせて、できるだけ極端なことが起きないように導くというのは大変重要だと思いますし、それには、今大変食糧難で困っているわけですから、国際社会ができる限りのことをしてあげるという人道目的の援助、これに反対するわけじゃないのですけれど...全文を見る | ||
○松沢委員 問題なのは、北朝鮮がまだこういう事実を認めていないというところだと思うのですね。 そこで、私も、もちろん米の問題とこの問題を絡ませるというのはよくないことだと思います。しかし、日本の国民の税金として、お金で北朝鮮を援助するわけですから、やはり日本の国民の人権が守ら...全文を見る | ||
○松沢委員 今回の米支援の条件と言ってはいけませんけれども、米支援を出す前に、このことを正式にもう一度申し入れるという方向は可能じゃないですか、日本側から。 | ||
○松沢委員 最後に、国連等の国際機関、人権問題等担当しているところもありますね。こういう機関から、北朝鮮に対して拉致事件等の調査をしていただく、こういう方向は考えられませんか。 | ||
○松沢委員 質問を終わります。 | ||
04月02日 | 第140回国会 衆議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 きょう付託されておりますアジア=太平洋郵便連合憲章の問題に関連してまず幾つかお伺いをしたいと思います。 このアジア=太平洋郵便連合、APPUというのは万国郵便連合の中に位置づけられた限定連合ということでありますけれども、万国郵便...全文を見る |
○松沢委員 日本の場合は陸続きの国家ではないので、船便が既定になるということで、それは少ないということなのですが。 もう一つ、百十八条の継ぎ越し料の規定についても伺いたいのです。 継ぎ越し料というのは、郵便物が第三国を経由して送達される際、その第三国に支払う料金ということ...全文を見る | ||
○松沢委員 加盟国の何カ国中何カ国がこういうことをやっている、やっていないという御説明も今あったのですけれども、そうしますと、一般規則で低減料金の適用だとか継ぎ越し料の原則無料、こういうものが規定されているけれども、ほとんどの加盟国では、ほとんどというか半数近く行われていないとい...全文を見る | ||
○松沢委員 この一九九五年のシンガポール大会議というのでは、将来的に各国の協力計画を行う際の財源として任意拠出を受け入れるための受け皿、特別活動基金というものの設置が決議されているのですね。ところが、この決議から既に一年半たっているわけですけれども、現在のところ具体的な計画も拠出...全文を見る | ||
○松沢委員 そこで、少し話を広げて、APPUだけじゃなくて、万国郵便連合、世界全体の郵便業務の協調、発展のための連合ですけれども、ここにちょっと話を持っていきたいと思うのですが、今世界各国で郵便事業を行っている事業主体、経営形態というのはさまざまですね。恐らく途上国においては国営...全文を見る | ||
○松沢委員 次に、リメーリングの問題についてお伺いをしたいのですけれども、国と国が行き交う郵便物の共通のルールを定めているのが万国郵便条約、これは明治十年に施行された最も古い条約らしいのですが、この第二十五条に「外国における通常郵便物の差出し」という条文がありまして、簡単に言うと...全文を見る | ||
○松沢委員 日本から海外に向けて発送される郵便物数、これは差し出し物数というのですか、それと海外から日本に届く郵便物数、これは到着物数ですね。私の調べでは、二十年前ぐらいから十年前ぐらいまではずっと同数で来ていた。ところが、この十年間ぐらいは海外から日本に到着する郵便物がどんどん...全文を見る | ||
○松沢委員 日本の郵便物の個人と法人企業の割合、これは約八割近くが企業関係の郵便物だと聞いているのですけれども、今言うダイレクトメールなんかが最近非常に多くなってきた。このリメーリングが日本でふえている実態、恐らく正確な数字はないかもしれませんが、その背景には、端的に言うと一日本...全文を見る | ||
○松沢委員 欧米諸国との比較でしたけれども、香港と比較するとこの数字はまた合っていると思いますから、香港を利用したリメーリングというのは多分私はあるのだとは思います。 そこで、やはりこの企業郵便のリメーリングがどんどんふえてしまいますと、国際郵便の方が国内郵便より安ければ、半...全文を見る | ||
○松沢委員 日本の郵便料金ができるだけ低く抑えられるということは消費者にとってもメリットですし、また国際化の時代の中で、こういう国際郵便の発展のためにも大変必要なことだと思いますので、郵政省におかれましては、ぜひとも今後そういう形が実現できるように御努力をいただきたいと思います。...全文を見る | ||
○松沢委員 橋本総理はこの訪問の際に、日本のASEAN重視の方針を裏づける具体的な提案として、日本・ASEAN間の定期首脳協議開催というのを提案しました。そして先日、三月二十六日ですか、マハティール・マレーシア首相が日本を訪問した。橋本総理との会談で、日本とマレーシアはこの提案を...全文を見る | ||
○松沢委員 これからだということですけれども、現在、アジアあるいはアジア太平洋地域にさまざまな国際的な枠組みが既にあるわけですね。例えば、アジア太平洋を全体としてAPECの存在、あるいは先ほどのアジア欧州会議、ASEM、それからASEANの会合をやるときには必ずASEAN拡大外相...全文を見る | ||
○松沢委員 今の御発言、理解はできるのですけれども、東南アジアあるいは東アジアの平和、安定あるいは発展ということを考えますと、やはりこの地域において政治、経済、軍事、すべての面で今大国となりつつある中国、この中国の存在をどう考えるかということも大変重要だと思うのですね。 私は...全文を見る | ||
○松沢委員 最後に、ちょっと外務大臣の見解を伺いたいと思うのですが、日本とアジア諸国、さまざまな交渉の場がありますけれども、最近よく言われているのが、アジアの価値観と欧米の価値観のある意味での対立があると思うのですね。マハティール首相なんかもそういうことを言われます。 確かに...全文を見る | ||
○松沢委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
04月18日 | 第140回国会 衆議院 外務委員会 第10号 議事録を見る | ○松沢委員 新進党の松沢成文でございます。 私は、北朝鮮による日本人の拉致疑惑の関連について、政府並びに外務大臣の考え方を質問させていただきたいと思います。 まず、二月に我が党の西村眞悟議員が、政府に対して質問主意書という形で、横田めぐみさんを含んだ拉致疑惑について政府の...全文を見る |
○松沢委員 横田めぐみさんの事件については、北朝鮮の元工作員が韓国に亡命して、そこでいろいろなことをしゃべった、その中に日本人のこういう人がいたということで明らかになったのですけれども、韓国政府から何回か、そういうことがあったけれども日本政府として把握されていますかというような照...全文を見る | ||
○松沢委員 私が調べたところによりますと、韓国から照会があって、それが横田めぐみさんの事件だというふうにわかるのが、大分ここで時間がたってしまっているのですね。これが一つ、私は好ましい状況をつくっていないというふうに思うのです。 また、もう一点、日本の警察当局がこの亡命した北...全文を見る | ||
○松沢委員 それでは、政府の方が確認したこの六組、九人の中に横田めぐみさんの事件は、今集まっている情報ではほぼ北朝鮮による拉致の可能性が強いというふうに思われますけれども、この六組、九人に含まれていないんですが、拉致疑惑事件として、この六組、九人に含めるだけのもう情報はそろってい...全文を見る | ||
○松沢委員 私の得ました情報では、この幾つかの政府が確認している拉致疑惑事件の中に、事件の現場に日本で製造されていないロープというのが遺留されていて、その後の調査で、これは北朝鮮で製造、使用されているものだというふうに韓国側からの発表があったというふうに聞いておりますけれども、そ...全文を見る | ||
○松沢委員 もう一点お聞きしたいんですが、私の得た情報では、昭和六十二、三年ごろ、兵庫県警で、恐らく対日の工作員であると思われるある男が、これはスパイとして逮捕されて捜査をされたのではないかという情報が入っているんです。この捜査結果によって、日本国内に北朝鮮のスパイ組織というか、...全文を見る | ||
○松沢委員 他にも幾つか対日工作員と思われるような事件があったと思うんですけれども、警察当局は、北朝鮮による日本人拉致事件に絡む北朝鮮の日本での工作員活動の実態、私はかなり活発に行われているんではないかと推測をしますけれども、警察当局では、この工作員の活動実態というのはどのように...全文を見る | ||
○松沢委員 確かにこれ、いろいろ捜査がずっと継続しますから、大変言いにくい部分だと思いますが、例えば一つの提案として、韓国には北から相当亡命者がいるわけですね。その中には元工作員であったという方もたくさんおられるわけで、日本として日本人の安全、人命を守るというのは政府の一番大きな...全文を見る | ||
○松沢委員 先月、この拉致疑惑日本人の当事者の御家族の皆さんが被害者家族連絡会というのをつくりまして、発足以来、その会のもとに私の家族も拉致されたのではないかとか、こういう情報もかなり寄せられているらしいんですね。それで、家族の多くが地方に住んでいて、いろいろとそういう問題を訴え...全文を見る | ||
○松沢委員 今まで警察当局の御答弁で、日本にもかなりの対日工作機関あるいはスパイ組織というものがあった可能性は強いと私は思いますし、また、警察当局では鋭意それを捜査しているということであります。 そこで、外務大臣並びに外務省の方にお尋ねをしたいのですけれども、北朝鮮による日本...全文を見る | ||
○松沢委員 幾つかの事件を追っかけてみますと、まず動機の一つと思われるのは、やはり日本人を拉致して北朝鮮に連れていって、その人の戸籍だとかパスポートを使って、その日本人に成り済まして日本国内でスパイ活動をする、あるいは朝鮮にも韓国にも出入りが自由になりますから、そういう形でスパイ...全文を見る | ||
○松沢委員 外務大臣の答弁の趣旨はわかりますけれども、そういう疑惑があって、もしそれが本当であったとしたらやはり政府として迅速に対応していかないと、最悪の事態を迎えるということも私は想定ができると思うんですよ。万が一、今後北朝鮮が、近隣国の努力もむなしく最悪の事態として崩壊のよう...全文を見る | ||
○松沢委員 疑惑事件であります、まだ事件ではありません、疑惑事件でありますが、ただ、その疑惑がある以上、それを解明していかなければいけない。日本国内での捜査も大変重要でありますけれども、当然これ北朝鮮に対して、どうなんだということを聞いていくことも一つの方法だと思います。そして、...全文を見る | ||
○松沢委員 先ほども申し上げましたけれども、今国連の人道問題局あるいはWFPの方からも北朝鮮の食糧難、飢餓に対して国際社会が援助をしてほしいという要請を出しております。この局面でこの日本人の拉致疑惑の問題も日本国内では大きくなってきているわけなんですけれども、二、三日前にアジア局...全文を見る | ||
○松沢委員 米韓が、この四者協議に北朝鮮を引き出す、出席させたいという思惑を持っていて、その中で、人道支援ではありますけれども、この食糧援助に積極的に応じている。私は、確かにこれは人道援助でありますけれども、ある意味で四者協議の席に着かせるという戦略的な意図を持った援助であると見...全文を見る | ||
○松沢委員 時間ですので、終わります。 | ||
06月10日 | 第140回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○松沢委員 新進党の松沢成文と申します。 長官、初めまして。きょうはよろしくお願いします。昼食の時間で、皆さん相当おなかがすいていると思いますが、私、四十分間でありまして、本会議もありますので、きちっと最後は終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。 私はきょう、今...全文を見る |
○松沢委員 それでは、一つ一つ質問させていただきたいのですが、まず、今政府がやっている公営企業ですね、土光臨調で民営化が提案されて行われて、それまでは三公社五現業という言葉がありましたけれども、基本的なことですが、三公社五現業というのはどこを指すのか。また、土光臨調、中曽根内閣以...全文を見る | ||
○松沢委員 それで、その後聞いた質問は、そのうち民営化されたのはどこだということを聞いたのですが、それは国鉄、電電、たばこですね、この三つが民営化されてきたのです。 それでは、ちょっとそれぞれについて民営化後の状況についてお伺いをしたいのですけれども、まず国鉄。国鉄は、JR七...全文を見る | ||
○松沢委員 ありがとうございました。 長期債務、国鉄清算事業団の中にたくさん残っていて、これが大きな問題ではありますが、民営化によって、お互いのJR各社の競争もあるでしょう、私鉄との競争もあるでしょう、そこでサービスもよくなり、運賃改定も少なくなって、また収益も上がり、税金も...全文を見る | ||
○松沢委員 ついでにと言っては失礼ですけれども、もう一つの専売公社の変貌もちょっとお聞きしたいのです。たばこ自体、禁煙ブームで消費量を伸ばすのは大変難しいと思うのですが、公社の時代とまた民営化された現在、収益にはどういう変化があるのか。あるいは納税額。それと、JTの場合はいろいろ...全文を見る | ||
○松沢委員 ただいま三つの公社の民営化後の変貌について、いろいろ数字を出して御説明をいただきました。 繰り返しになりますけれども、民営化によって競争することによってサービスもよくなり、料金も下がり、そしてまた、民営化によって株を売却することによってそれが国家財政にもつながる。...全文を見る | ||
○松沢委員 メリットが多かったという御判断ですけれども、今、三公社を民営化してきたわけですね、そうしますと、あと五現業という大きな現業分野が残っている。民営化によってメリットが大きいじゃないかとするならば、次の五現業についても、できる限り民間でやれるところは民間に任せていく、こう...全文を見る | ||
○松沢委員 基本的な方向としてということですけれども、民営化を進めていくべきだ、こういう御答弁でありました。 そこで、その五現業の一つであります郵政三事業の問題を少しお聞きしたいと思うのです。 郵政三事業、郵便の事業と、郵便貯金の金融事業と、簡易保険の保険事業、この三つで...全文を見る | ||
○松沢委員 民間が参入してくる前は取扱量が三・三億、それが現在では十八億ですか、物すごい需要が大きくなっているのですね。これはやはり国営で一社が独占でやっているよりも、民間も入ってきて数社で競争して、いいサービスを提供して、料金も安くなって、需要がどんどんふえてきているのですね。...全文を見る | ||
○松沢委員 積極的な、前向きな御答弁で、やはり競争によって料金を下げ、サービスの競争をするということは重要な視点だというお答えでした。 さて、郵政省の方にお伺いしたいのですけれども、郵便法五条で信書の配達は国家独占でやっているわけなんですが、これは五条を改正して信書の分野も民...全文を見る | ||
○松沢委員 聞いているとだんだん説得されてしまう説明なんですけれども、それでは、例えば政府が規制として郵便の市場には条件を課す、一つは、全国都道府県でサービスをしなければいけない、もう一つは、基本的に全国一律料金でやらなければいけない、この二つのユニバーサルサービスとしての大変重...全文を見る | ||
○松沢委員 ありがとうございました。 最後に、行政改革会議で、郵政三事業についても恐らく民営化なり、独立政府系法人というのですか、今の国直営から少し民間の活力を利用した形に、民間に任せていこうという方向を打ち出すと思うのですけれども、橋本内閣の一員として、長官、こういう方向性...全文を見る | ||
○松沢委員 どうもありがとうございました。 |