松沢成文

まつざわしげふみ

選挙区(神奈川県)選出
日本維新の会
当選回数2回

松沢成文の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第196回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。  私たち希望の党は、憲法の在り方を様々議論をして、時代の要請に合わなくなった部分あるいは新たに付け加えるべき部分があったらそれを積極的に議論をし、そして国民の皆さんに改正すべき点を提案する、これは国会の責務であると考えておりまして、そうい...全文を見る
03月23日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○松沢成文君 希望の党の松沢でございます。  今日、私は、来年度の予算に関連して、大学教育について大臣の所見を伺いたいと思います。  通告の質問に入る前に、ちょっと基本認識として、大臣知っていたらお答えいただきたいのですが、大臣は日本の大学進学率、近年大体どれぐらいか御存じで...全文を見る
○松沢成文君 OECD諸国の中で、学士課程、四年制大学の進学率約五〇%、今三十一か国、二か国ぐらいあるんですか、OECD諸国、その中で二十三位ですよね、日本。大臣、これまだまだ低いと。例えばオーストラリアやアイルランドはみんな八〇%、九〇%あるわけですね。ですから、日本も先進国と...全文を見る
○松沢成文君 そうしますと、今、高等教育の無償化の議論がなされていまして、憲法から変えろという議論もあるぐらいなんですが、これ、高等教育が無償化されて、経済的な理由で大学に行けないという人がどんどんどんどん減ってくるでしょう。あるいは、究極的にはなくなってくるのかもしれません。そ...全文を見る
○松沢成文君 この大学進学率ですが、日本全体では五〇%なんですけれども、都道府県別のベストスリー、ワーストスリー、これ、急に聞いても分からないでしょうから、私ちょっと調べてきたんですが、ベストスリーは、東京都七二%、京都府六四%、山梨県が六〇%ですね。ワーストスリーというのが、大...全文を見る
○松沢成文君 そこで、昨今話題になっている地方大学振興法ですね。この法律で、二〇二〇年から、東京二十三区内の大学は定員を増やすことができないという枠をはめると。そして、その前の二〇一八年、来年二〇一九年のこの二年間も、文科省の特例によって、大学の設置基準を特例で少し変えて、東京二...全文を見る
○松沢成文君 私もいろんなデータ調べてみたんですけれども、地方の学生さんたちが東京に行っているのはそんな増えていないんですね。でも、東京の学生が増えているその最大の原因は、東京の周辺なんです。神奈川、埼玉、千葉、ここで高度経済成長期にがあっと住宅地が増えて、その子たちが十八歳ぐら...全文を見る
○松沢成文君 平成十七年の中央教育審議会の、我が国の高等教育の将来像というような答申があるんですね。これにおいて、高等教育に関する国の役割というのは、高等教育計画の策定と各種規制の時代から将来像の提示と政策誘導の時代へと移行をすべきだと、大きな方針転換があったんです。でも、その答...全文を見る
○松沢成文君 大臣、これ内閣府の梶山大臣の方の所管の法律だから、だからって。これちょっと、毎回言うんですけど、それは、二〇二〇年から法規制は、その法律は担当は内閣府なんですよ。でも、来年、再来年、二〇一八年、一九年は文科省の特例で規制するんですよ。文科省の問題ですよ、これ。だから...全文を見る
○松沢成文君 もう時間なのでまとめますけれども、実は、この法案を作るということが発表された九月二十九日の大臣の会見で、大臣は否定的な意見述べているんです。というのは、私はこれは正論だと思うんですけど、国政という立場になると、東京二十三区だけでなく、全国レベルでの政策がつくられるべ...全文を見る
○松沢成文君 はい。  日本は国際競争をやっていますからね。もう国際的な大学のイノベーションで勝っていかないと日本の発展はありませんので、こういう変な総量規制は是非とも考え直していただきたいと思いますので、また継続して質問させていただきます。  以上です。
03月29日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  大臣、長時間お疲れさまでございます。私が最後の質問者ですので、三十分間よろしくお願いいたします。  前回の予算の委嘱審査のときの私の質問は、大学教育問題。引き続き、今日この問題から質問させていただきたいと思います。  全国知...全文を見る
○松沢成文君 大臣、ちょっとここは事前通告していませんが、今の大学の教育の自由を逆方向から見てみると、これ、学生たちにとって、好きなところで好きな教科を学べる、選択できる、つまり学生の教育を受ける権利というのも私はあるというふうに思っています。それを侵害する方向になるんじゃないで...全文を見る
○松沢成文君 全国の多くの大学に行きたいという高校生というか、一般の方も含めて、やっぱり東京、首都圏の大学には行きたいという魅力があるから行きたいんですよね。でも、そこで抑制されちゃったら、これは究極的には学ぶ権利の侵害にも私はつながるというふうに思っています。  さあ、その中...全文を見る
○松沢成文君 その方向で是非ともお願いします。  さあ、こうやって地方の大学を振興するために、あるいは東京への人口の移動を防ぐために東京の大学にキャップを掛けるという方向は、私はどうしても理解できないんですが、やはり、さらにというか、もっともっと重要なのは、地方の大学をいかに振...全文を見る
○松沢成文君 魅力ある大学をつくれば学生は集まるんですね。これは東京だから有利だ、地方だから不利だと一概には言い切れないと思います。  そこで、よく例に出されるのが、例えば大分の立命館のアジア太平洋大学ですが、いや、ここはやっぱりすごいですよね、半分留学生ですよ。それで、日本語...全文を見る
○松沢成文君 内閣府から今日来ていただいていますけれども、この法案では、東京二十三区における大学等の定員抑制を十年間、時限措置で定めているわけであります。  そこで、平成四十年三月三十一日までの間に、地域における若者の修学及び就業の状況その他この法律の施行の状況について検討を加...全文を見る
○松沢成文君 林大臣、かつて工業等制限法というのがあって、あれ二、三十年続いた、三十年ぐらい続いたのかな。こうやって東京一極集中を阻止するために総量規制を掛けても、結局、東京一極集中というのは終わらなかったわけですね。今、ますますひどくなってきている。  かつてのその発想にまた...全文を見る
○松沢成文君 国立大学、公立大学、私立大学、それぞれの設立の目的もあるし、特色も違うわけですよね。これを一気に駄目な大学は優秀な大学に統合してもらうよということをやると、ハレーションも相当大きいと思いますよ。  だからこそ一般社団法人をつくって、その中で連携協力から始めましょう...全文を見る
○松沢成文君 もうちょっと具体的に聞きますが、例えばグループ内の大学の経営が破綻したときには、他の大学が学生や教職員の受皿になるという役割も期待できるというふうに考えていいんでしょうか。それと、そうした場合には、健全な経営状況にある大学が経営不良の大学と一体運営を行うメリットが果...全文を見る
○松沢成文君 最後に、大学の情報公開について伺いたいと思うんです。  政府は、大学改革の一環として、大学に義務付けている情報公開項目を見直す方針を固めて、文科省の関係省令を改正して二〇二〇年度にも実施をすると考えているという報道がなされています。具体的には、例えば中退率や留年率...全文を見る
○松沢成文君 御検討よろしくお願いします。  以上で終わります。
04月10日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。  今日はオリパラの担当大臣、鈴木大臣にも来ていただいていますので、東京オリパラ大会のボランティアの問題について質問していきたいと思います。  先月の二十八日に、組織委員会は、大会期間中に活動するボランティアの募集要項案というのを公表いた...全文を見る
○松沢成文君 ボランティアというと、ちょっと一面的な理解が進んでいまして、無償で働く人というイメージがかなり日本では広まっちゃっているんですね。でも、これは、間違いというかちょっと誤解があって、ボランティアという英語の語源は自発的に奉仕活動に参加する人という意味が強くて、最初によ...全文を見る
○松沢成文君 オリパラ大臣、ちょっと時間がないので二問ほど飛ばしますけれども、この大会ボランティア約八万人、大変な数ですよね。それから、東京都が募集する都市ボランティア三万人、合わせて十一万。さらに、中高生ボランティアというのも募集していく。それから、地域の会場では都道府県、都以...全文を見る
○松沢成文君 そうしたら、是非とも国会の方でもこういう声が上がっているということをお知らせいただきたいんですね、組織委員会に。  これ、ボランティアに参加する人に全て研修会も説明会も自前で来い、毎日も自前で通ってこい、それで遠くの人は宿泊自前で取れ。それで、東京の大会のボランテ...全文を見る
○松沢成文君 組織委員会は、昨年末、大会経費バージョン2というのを発表していまして、収入約六千億あるわけです。六千億で何に使うかというと、ハード整備、これ仮設施設の整備とか、あるいはソフトの場合は警備とか様々な運営に使っていくわけですね。  それで、例えば、十万人のボランティア...全文を見る
○松沢成文君 ロンドン大会はボランティア七万八千人だったそうです。リオ大会は五万人だったそうです。ここは、ボランティアは全部無償でやってもらっていますね。ただ、いろいろやっぱりトラブルがあって、リオ大会は五万人のうち一万五千人がボランティアを辞退しちゃっているんですね。これ、余り...全文を見る
04月17日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○松沢成文君 ただいま議題となりました国際文化交流の祭典の実施の推進に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、世界には、美術のオリンピックとも称されるベネチア・ビエンナーレに代表されるように、国際的に大きな影響力を...全文を見る
05月15日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文と申します。  今日は、参考人の皆さんには、お忙しい中ありがとうございます。  私は、上野参考人に、これまで文化審議会等でもずっとこの著作権法の改正に学識の立場で携わってきたということなので、三点ほど質問をさせていただきたいと思います。  今...全文を見る
○松沢成文君 ただ、先生、これだけ法解釈の余地が残るわけですね。そうすると、訴訟は間違いなく、著作権法をめぐる訴訟というのは増えますよね、そう見ていいんじゃないでしょうか。その辺はどうですか。
○松沢成文君 次に、今日の議論でもいろいろ、著作権法、海外ではこういうふうになっているって、米国のフェアユース規定とか、あるいはイギリスのフェアディーリング規定ですか、方式みたいなものの議論がありました。また、先ほど高木先生の質問では、EU諸国なんかはどうなっているんでしょうかと...全文を見る
○松沢成文君 これ吉村参考人にも、じゃ、ちょっといいですかね、一点聞いて。  これ、中国との経済関係というのは様々難しい部分抱えています。日本の例えば企業が中国に入っていっても、かなり技術を、ある意味で盗まれてしまっているんじゃないかというのもありますけれども、産業活動における...全文を見る
○松沢成文君 マラケシュ条約の議論もありました。これは、先に、あれですよね、視覚障害者の情報アクセシビリティーをきちっと保障するために条約というのを作って、その後にそれに合わせて国内法を整備するという形なんですが、私、この著作権法についても、これだけインターネットで情報が広域化、...全文を見る
○松沢成文君 時間ですので、どうもありがとうございました。
05月17日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  大臣、長時間御苦労さまでございます。  私も、この著作権法の今回の改正案、その方向性は賛成なんですが、幾つか疑問を持っておりまして、今日は、他の委員の皆さんも質問が結構集中していましたけれども、教育現場における授業目的の公衆送...全文を見る
○松沢成文君 この補償金の徴収、分配システムでありますけれども、この補償金の額はどんなふうに決めていくんですか。これが全くちょっと予想ができないんですけれども。また、この団体が取り扱うこの補償金の総額は、年間大体どれぐらいになると予想しているんでしょうか。
○松沢成文君 これ、文化審議会とかいろいろ議論を経てやっていくということですけれども、学校設置者、だから学校で議論をする、それから教育委員会で議論をする。じゃ、この補償金制度に参加しないと判断した教育委員会と、比較的裕福で参加すると判断した教育委員会、ここでは教育内容の格差が生じ...全文を見る
○松沢成文君 この私的録音・録画補償金制度は、私も見ていてももう既に形骸化していて、これでは著作権者の権利が十分に保護されていないという状況に陥っているんですね。こうならないように教育の方の仕組みもつくっていただきたいと思います。  先ほどの質疑の中で私ちょっと気になったんです...全文を見る
○松沢成文君 その構成する団体の意見を聞きながらしっかりとしたものをつくると言いますが、JASRACのように、その団体自体に文科省のOBが天下っていますから、その人たちと連携してつくる団体にまた文科省OBが行かないように、大臣、しっかりとその辺りは監督をしながら人事を行っていただ...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 内閣委員会、文教科学委員会連合審査会 第1号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  今日は連合審査会ということで、私は、東京二十三区における大学等の定員抑制の問題に絞って両大臣に見解を伺っていきたいと思います。  私は、原則として東京二十三区内の大学の新学部設置や定員増加を認めないとするこの法律は、学問の自由...全文を見る
○松沢成文君 間接的な影響というのは様々な学者からも指摘が出ていまして、早稲田大学の鎌田総長がこう言っているんですね。学生一人当たりの公財政支出額が、国立大学の二百十八万に対して私立大学は十七万という不合理な大きな格差の下に置かれている私たち私立大学においては、収入の大半を学生納...全文を見る
○松沢成文君 何度聞いても押し問答になると思いますが、ただ、こういうキャップを掛けることが大学の自主的なマネジメントを妨げる可能性があると言って、私学の皆さんはみんな反対なんです、東京二十三区内にある。  それで、東京都知事も、これは大学のイノベーションが進まなければ日本の国際...全文を見る
○松沢成文君 同じ考えだということは分かりましたが、それでは、具体的に、この二十三区内の大学の規制が、総量規制が進むとどの程度の地方大学が経営悪化で潰れて、どの程度の地域間の高等教育の格差が生じるであろうとお考えですか。
○松沢成文君 全く将来の推計なんかこれ分からないわけですよね。ですから、東京の大学のキャップをされれば地方の大学は良くなるだろうとかいうこの見込みとか期待で大学の自治や学問の自由を、これ憲法上の権利ですからね、それを規制するようなことをやってはいけないんですよ。もしそういう政策を...全文を見る
○松沢成文君 今回の法案によって、都道府県における大学進学率の格差を、じゃ、大臣は是正ができるというふうに考えておりますか。今回の法案以外に、またどういう対策が必要だと考えているんでしょうか。
○松沢成文君 大臣おっしゃるとおり、やっぱり教育格差の是正、これはやっぱり政策誘導で進めるべきです。キャップを掛けて規制をして、それでうまくいったためしありません。工場等規制法だってそうですよ。それで失敗だったんで、あれは廃止したんですね。今になってまた、東京一極集中が進んでいる...全文を見る
○松沢成文君 質問を終わります。ありがとうございました、どうも。
05月22日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。  まずもって、今日ちょっと事情がありまして質問順位が変更になりまして、委員の皆さんに御協力いただきまして、本当にありがとうございました。  さて、今日は一般質疑でありますので、私はスポーツの問題を取り上げたいと思います。  最近、スポ...全文を見る
○松沢成文君 林大臣、スポーツも担当する文科大臣でありますけれども、林大臣は、今回の世界卓球選手権の中で、こういう途中でルール変更が行われて、日本チームも相当なこれ影響を受けています。もっと言えば、もし統一コリアが突然できて、それと準決勝を戦った日本が負けたらどうなるんですか、こ...全文を見る
○松沢成文君 コメントは控えたいということですけれども、ただ、こういうことを野ざらしにして事なかれ主義でずっとやっていくことは、私はやっぱりスポーツの公平性、世界のスポーツの在り方というのを私は、何というのかな、変えてしまうんじゃないかと思って、大きな危惧を持っています。  も...全文を見る
○松沢成文君 IOCが決定したことが全て正しいんでしょうか。まず、この発想がおかしいと思うんですね。それはおかしいとJOCからIOCに抗議させるべきじゃないですか。これ、こういうことが常時起こっちゃうと、東京オリンピックにも影響を与えますよ。  というのは、今、東アジアは国際政...全文を見る
○松沢成文君 考えていないから何も行動しないというのでは、私は、東京オリンピックの運営についてもかなり難しいことが出てきたときに、日本はしっかり声を上げていないわけですから、それに対してそれはおかしいということを言えなくなってしまうというふうに思いますよ。これ、どう見てもオリンピ...全文を見る
○松沢成文君 このままではちょっと、世界スポーツの発展あるいは日本のスポーツの発展も私は大変厳しくなるというふうに危惧をしておりますので、是非とも、今後省内でも議論を重ねていただきたいというふうに思います。  私の質問は以上です。どうもありがとうございました。
05月24日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  デジタル教科書の導入については、同僚議員の皆さんから様々な質問出ていて私の質問することがなくなってしまったので、私はあえて既存の教科書の制度の問題点について、簡単に言いますと、通告の一番目、二番目飛ばして三番目から行きますので、...全文を見る
○松沢成文君 そうですね、四百三十二億円なんですが、このうち八五%が出版社へ、つまり出版社が教科書を作るお金として使われるわけですね。残りの一五%が何に使われているかというと、もうお分かりのとおり流通です。できた教科書を出版社から学校まで、もっと言えば子供たちまで届ける流通費で、...全文を見る
○松沢成文君 以前この問題で文科省に問い合わせたときに、これ法律上、教科書を学校まで供給する責任は発行者、出版社にあると。これは、教科書の発行に関する臨時措置法というのがあるんですね。国ではなくて教科書の発行者にその供給する責任があるから、発行者が民間業者に委託する契約の在り方に...全文を見る
○松沢成文君 発行者は、自分が教科書を作った取り分いただいちゃえば、あと幾ら流通でお金が掛かろうと、それ国庫が行くわけですから、全く競争原理働かないんですね。だから、これ法律少し変えて、供給、配送システムの方も競争原理を入れるようにしないと。古い人たちが全部既得権持ってコストを掛...全文を見る
○松沢成文君 私、宅配業を営んでいる会社に、教科書、これきちっと発行元から学校まで随時届けられるかと。もうそんなことは十分できますと。恐らく、今このシステムを見たら、半額以下でできるんじゃないかと言っていましたよ、私たちならば。  もっと言うと、転入生があったりして、三月の教科...全文を見る
○松沢成文君 是非とも改革お願いします。  以上です。
05月28日第196回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。  両大臣、御苦労さまでございます。  私は、まず第一点目、ゴルフ場利用税について、昨年のこの決算委員会でも質問させていただいて、その後、ちょっと動きがありましたので、まず文科省、スポーツ庁から質問を始めたいと思いますが。  私は、スポ...全文を見る
○松沢成文君 総務省はなぜこの案を受け入れることができなかったんでしょうか、その理由をお願いします。
○松沢成文君 さあ、困りました。スポーツ庁の案を総務省はこんな代替財源案受け入れられないというふうにぴしっと断られたわけですね。  ただ、東京オリンピック前に、もうこんなゴルフに税金掛けるような国は日本と韓国ぐらいですから。アメリカも一部の州でやっていますけどね。もうほかの国に...全文を見る
○松沢成文君 いや、理念的にそうしたいのって分かりますけれども、それ言ったって、総務省は駄目だと言っているわけです。代替財源、何か用意しろと。でも、交付税を使おうと思ったって、交付税だって厳しいんだと。臨財債もたまっているんだと。駄目だと言っているんですよね。  野田総務大臣、...全文を見る
○松沢成文君 地方団体は、まあ廃止してもいいですけど、その分代替の財源があればいいんですよと、こう来るわけですよ。これね、私も全国知事会にいましたけれども、全国知事会は、その税の正当性、時代的背景、こういう議論にならないんです。とにかく今、地方団体は財政厳しい、これは都道府県も市...全文を見る
○松沢成文君 文科大臣、今回、画期的だと言ったのは、たばこ税の税率の引上げがなされることにより、二〇二〇年東京オリパラに向けたスポーツによる健康増進や青少年による喫煙防止にも貢献するものと考えられるというのが見解なんですね、文科省の。としておりますけれども、具体的にどの程度の効果...全文を見る
○松沢成文君 そうなんですね、WHOの世界たばこ規制枠組条約、ここでも、たばこの値段を上げること、つまり、たばこの税をぐっと上げることによって、たばこが高くなりますから喫煙者は減っていきます。と同時に、税率は落ちないというか、税率を上げていますからね、税収も上がるということで、こ...全文を見る
○松沢成文君 野田総務大臣、これ、たばこ税ぐっと増税すると、たばこ税収が上がって、その半分は地方に来るわけですから、先ほど地方自治体の財政厳しい厳しいという話ありましたが、地方自治体にも恩恵があるわけですよ。  総務省としても、財務省に対してたばこ税の増税求めていったらどうです...全文を見る
○松沢成文君 文科大臣、最後に、実はたばこの自動販売機について、これ青少年の喫煙の問題にもつながりますので聞きたいんですが。  今、たばこ規制枠組条約できちっと自動販売機は全廃を目指すという方向が打ち出されているんで、欧米諸国、アジアの諸国も今たばこの自動販売機はほとんどありま...全文を見る
○松沢成文君 以上です。ありがとうございました。
05月29日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。  大臣、昨日は決算委員会で、またあさっても質問ありますから、週三回大臣とやるわけですが、これは国会のスケジュール上しようがないので、私がしつこいわけじゃないので、是非とも御理解いただきたいと思います。  大臣、ちょっと通告の質問に入る前...全文を見る
○松沢成文君 大臣はどんなお考えでしょうか。
○松沢成文君 例えば一日千円の交通費を八万人の方に出したとしても十日間やってもらって八億ですから、組織委員会の予算というのは五千億以上あるわけですから、私はそれぐらいのきちっと配慮はなされるべきだと思っていまして、是非とも、文科大臣も機会があられましたらそういう形で議論を進めてい...全文を見る
○松沢成文君 一昨年の十一月に、私、松野大臣に質問をした際には大臣こう答えているんですね。適切に国旗・国歌の問題に対応していただくように国立大学側へお願いをしたいと答えました。そこで、昨年の三月に改めて私は大臣に質問しました。十一月から三月までの間、この間、どのようなお願いを国立...全文を見る
○松沢成文君 私、この問題を初めて取り上げたときは三年前でした。そのとき、たしか予算委員会だったかな、安倍総理に質問した際に総理は、国立大学は税金によって賄われているということに鑑みれば、言わば新教育基本法の方針にのっとって正しく実施されるべきではないかというふうに答弁したんです...全文を見る
○松沢成文君 私もそう思います。  そこで、国旗・国歌については様々な議論がありました、政治の場でも。ただ、もうかなり国民の間に定着している、支持率も高いわけですね。それから、国旗・国歌法もたしか十数年前にできて、きちっと国旗と国歌が法律で位置付けられたわけですね。  それか...全文を見る
○松沢成文君 文科省は、法令に基づき、大学教育の振興に関する助言を行う権限を有しております。お願いを受けて大学側がどのように反応したのか、状況を把握しなければ逆に助言をすることはできないと思うんですね。  文科省として改めて実施状況を調査することで、状況を把握して、卒業式と入学...全文を見る
○松沢成文君 国立大学の運営について情報公開するということは、私は国民の知る権利に応えることだというふうに思っています。  国立大学の式典できちっと国旗・国歌の対応ができているか否かというのは、国立大学を受ける受験生やその保護者も結構知りたいところなんですね。というのは、私がこ...全文を見る
○松沢成文君 スポーツ庁、済みません、ちょっと時間なくなったので、また今度やります。  どうもありがとうございました。
05月31日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文です。  大臣、今週三回目の質疑になりますが、どうぞよろしくお願いをいたします。  文化財保護法の改正案に関連して、私はちょっと城郭の問題をまた取り上げたいと思うんです。何度もこの委員会でも質問してきましたが、私は、江戸城天守閣の復元運動、NP...全文を見る
○松沢成文君 多くの職人の皆さんに仕事がないと、どんどん減っちゃうんですね。ですから、文化財の修復だけじゃなくて、私は、文化財の復元という大きなビッグプロジェクトもやっていけば職人さんも集まってくるわけなんで、さあ、そこで、名古屋城です。  先般、伊藤委員の方からも質問がありま...全文を見る
○松沢成文君 なかなか難しいんだと思うんですね。ただ、これ、完全復元を実現するということと障害者の皆さんにも上に上れるような技術を、できればこれはもう両立するのが一番いいわけですよね。  さあ、そこで、河村市長もいろいろ努力していて、例えば超小型のエスカレーターみたいなのを開発...全文を見る
○松沢成文君 是非とも積極的に取り組むぐらいの意欲が欲しいんですね。  次に、江戸城天守閣の復元の問題なんですが、実は江戸城も建地割図という設計図が残っておりまして、これに忠実に木造で復元できれば将来重文や国宝になれるのではないかということで、NPOを始め今財団法人もできて様々...全文を見る
○松沢成文君 ここからが面白い質問だったんですが、時間が来てしまいましたので、また次やらせていただきますので、ひとつよろしくお願いします。  ありがとうございました。
06月01日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○松沢参議院議員 ただいま議題となりました国際文化交流の祭典の実施の推進に関する法律案につきまして、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、世界には、美術のオリンピックとも称されるベネチア・ビエンナーレに代表されるように、国際的に大きな影響力を有する文化芸術...全文を見る
06月07日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  文科省設置法の改正案について、これまで先輩、同僚議員からかなり具体的な質問も出ましたので、私は、あえてこの今回の文化庁の京都移転を日本の将来の再生につなげられないかという、ちょっと大上段に構えてかなり政治的な質問をしますので、大...全文を見る
○松沢成文君 大臣、日本の伝統文化の中心には私は皇室の存在があると考えていますけれども、大臣はいかが御認識でしょうか。
○松沢成文君 皇室の行う神事、祭事なんというのも私は日本文化のルーツだと思っていまして、また歌会ですとか雅楽ですとか、あと蹴まりですとかあるいはカモ猟とか、こういう伝統行事も今でも残っているわけですね。また、大臣御指摘のように、皇室ゆかりの様々な美術品等々は、正倉院ですとか三の丸...全文を見る
○松沢成文君 まあそういう答弁になってしまうと思うんですが、私は、結構以前から、この京都遷宮構想というのをもっと議論していいんじゃないかと考えているんですね。幾つか理由がありますので、大臣に聞いていただいて、是非とも感想を聞きたいんですけれども。  まず、歴史的にも日本が誇るべ...全文を見る
○松沢成文君 はい。じゃ、私の質問は終わります。最後に、大臣、御感想があれば一言お願いします。  以上です。
06月12日第196回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  今日は、東京オリパラ組織委員会の副事務総長の布村様にお越しいただきまして、お忙しい中、ありがとうございます。古巣に戻ったという感じですよね。この委員会でも随分御活躍だったと思いますので、今日は自由闊達に、でも、かつ簡便に御答弁い...全文を見る
○松沢成文君 私、この委員会でも、ボランティアというのは決して無償で働いてもらう、無償の労働という意味ではないと。やはり、自発的な意思を持って奉仕活動をやってもらうというものが本来のボランティアであると。そういう意味では、最低限の必要経費はきちっと保障してあげないとお金のある人し...全文を見る
○松沢成文君 交通費も、もちろん自宅からあるいは宿泊している先から会場までというのもありますが、これ何度か研修に行かなきゃいけないんですね。それも遠隔地から、九州から、北海道から東京でのリーダーシップ研修とか、来なきゃいけない。これも全部自前となったらかなりの交通費を負担できる人...全文を見る
○松沢成文君 宿泊場所の提供等の支援は何らかの形でということで、是非ともお願いします。  私が心配しているのは、組織委員会で八万人、それから東京都なんかほかも入れると十一万、それ以上のボランティアを集めるわけですよね。実は、平昌でもリオでもやはりボランティアが相当、途中で対応が...全文を見る
○松沢成文君 私は、オリンピック憲章違反だと思いますね。もちろん平和の祭典で平和を目指すのは当たり前の話ですが、途中でルールを変える、こんなことをやっていたらスポーツになりませんので、是非とも、森会長はよくバッハ会長と仲いいと御自慢されていますが、仲いいのであれば言うべきことは言...全文を見る
○松沢成文君 最後にお聞きしますが、じゃ、この暑さ指数を勘案して、あと、競技連盟なんかとも相談して、じゃ、この暑さによって屋外競技が中断ということもあり得るんですね。その最終決断は組織委員会がするんですね。その二つだけ教えてください。
○松沢成文君 どうも参考人、ありがとうございました。  以上です。
06月18日第196回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  通告の質問に入る前に、今朝の大阪北部地震について、ちょっと総理の今後の考え方を伺いたいんです。  今回の地震で非常に私、特徴的だったなと思うのは、三名の方がこれまで確認されたところで亡くなっているんですが、そのうちのお二人が、...全文を見る
○松沢成文君 よろしくお願いしたいと思います。  総理、もう一点、通告にないんですが、最近の事故について。  先週末の九日に、新幹線の中に刃物を持った男が乗客三人を襲いまして、何と二人の女性が刺されたと。それを助けようとした男性が、まあ実名出して恐縮ですが、梅田耕太郎さん、本...全文を見る
○松沢成文君 新幹線事故が最近相次いでいます。もう日本の新幹線は世界一安全で安心で正確で技術もすごい、これが日本の自慢だったわけですが、この九日の殺傷事件もありましたけれども、十四日には人身事故が起きて、そのまま三時間走り続けてしまったということもありましたし、あるいは、半年前に...全文を見る
○松沢成文君 それでは、ここから通告の質問に入りますが、森友学園において、やっぱり財務大臣の、私、行動、責任について質問したいと思うんですが、財務省は調査報告書を発表して、その中で今回の前代未聞の一大不祥事の責任はあるということで、それぞれ処分も発表して、財務大臣は自らの閣僚給与...全文を見る
○松沢成文君 私は、この亡くなられた方というのは、今回の財務省の不祥事の最大の犠牲者じゃないかと思って、本当につらい思いなんですね。  麻生大臣が、この森友問題、ほかの加計問題も含めて、本当に責任を感じているんだろうかと多くの国民の皆さん思っているんですよ。記者会見やっても弁解...全文を見る
○松沢成文君 最後に、総理、受動喫煙防止、たばこ対策について伺いますが、今回、加藤大臣の下で出てきた受動喫煙防止対策、総理の方針とはえらい違うんですよ。総理は、本会議の場でも、そして、一昨年、予算委員会の場でも私の質問に答えて、受動喫煙防止対策を徹底すると言っているんですね。徹底...全文を見る
○松沢成文君 時間ですので、終わります。     ─────────────
07月05日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○委員以外の議員(松沢成文君) ただいま議題となりました健康増進法の一部を改正する法律案につきまして、日本維新の会及び希望の党を代表し、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十五年の健康増進法の施行により、多数の者が利用する施設における受動喫煙防止措置の努力...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 神奈川県は百平米以下の飲食店を対象から外して努力義務にしてきたことを大失敗だというふうに思っています。やっぱり面積規制というのは不平等を生みますし、一番望ましいのは全部禁煙にすることなんですね。  百平米というのは余りにも広過ぎる。もっと厳格に、...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 薬師寺委員から御質問いただきまして、ありがとうございます。  委員御指摘のとおり、FCTCやそれに基づくガイドラインにのっとって、私は、我が国も屋内空間の完全禁煙、これを目指すべきだというふうに思っています。ただ、それをなかなか一挙にやるのは現下...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) いろいろ原因があると思うんですが、まず一つに、やっぱりたばこと健康の問題に対する国民の理解と意識改革が日本は若干進んでいない、遅れているのかなというふうに感じています。  二つ目に、これは私ずっと研究してきたんですが、日本特有のたばこを取り巻く利...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 政府案が不十分だと思う点は、挙げれば切りがありません。  ただ、大きな理由の第一として、やっぱり受動喫煙の防止をして国民の健康を守るには、できる限り実効性の高い法律にしなければ意味がないということですね。加えて言うならば、日本はオリパラ開催予定国...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 昨年三月に厚労省が公表した基本的な考え方の案の内容は、受動喫煙対策として、私は現下の政治状況の中ではやっぱりぎりぎりの線でオーケーかなと思っておりました。  今回、私たちも三十平米以下という面積基準にした。厚労省の基本的考え方もそうでした。東京都...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 私どもの法案では、国会及び裁判所の施設も含めて官公庁施設を第二種施設として位置付けておりまして、屋内における喫煙専用室の設置は認めないほか、屋外については管理権原者による区画や表示、掲示等の措置がとられた特定屋外喫煙場所においてのみ喫煙できるという...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 神奈川県条例の飲食店における面積要件を客席面積百平米以下にしたことに、実は明確な科学的な根拠があったわけではありません。当時、世界各国の事例を調査する中で、スペインが百平米以下としていたものを調査して参考にしたというものでございます。  しかし、...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) まず、罰則を設けた以上、行政の勧告や命令を受けても法令を遵守しない確信的な施設管理者や喫煙者にはしっかりと罰則を適用すべきであると考えています。罰則があってもおとがめなしという状況では、法律の実効性と抑止力が失われてしまいます。そのために、地方自治...全文を見る
07月09日第196回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第6号
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○委員以外の議員(松沢成文君) ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  参議院議員の選挙制度については、平成二十七年に成立した四県二合区を含む十増十減を行うための公職選挙法改正法附則第七条において、平...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 行田委員の御質問にお答えをいたします。  自民党案の問題点と対案を出すに至った理由ということであります。  幾つもあるんですけれども、まず、自民党案が出てきたこのプロセス、経過というのが非常に納得ができないということであります。やはり、選挙制度...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 参議院の都道府県を基調とする制度の中で合区をつくるということに対しては、特に地方から、その都道府県の民意を国政に反映できないじゃないかといったような批判があることは存じております。ただ、サイレントマジョリティーといいますか、今、大都市の有権者は一票...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 何をもって抜本的改革と判断するかというのは非常に難しい問題だと思います。確かに、選挙制度を抜本的に変えるという議論をするには、参議院の在り方そのものをどういうものにしていくかという議論から始めなければいけません。ですから、今の選挙区と比例代表が合わ...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 自民党の案、国民民主党の案は、選挙区においては一番人口の多い埼玉県を二増やすだけなんですね。ですから、これでいきますと、国勢調査の下に計算しますと二・九八五倍までしか下がらないと。しかし、我々立憲・希望案では、埼玉県を増やすと同時に合区で福井県と石...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 行田委員から大変重要な御指摘いただいたと思います。  国民がすごく期待して人気のある人に思い切って票を入れたら、その人が当選せずに、全く政党が用意した知らない人がどんどんどんどん当選していくと。非常に国民に分かりにくいですね。ですから、これは民意...全文を見る
07月10日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○委員以外の議員(松沢成文君) 質問ありがとうございます。  前回の委員会でも、私は、神奈川県で条例を作ったときに、百平米という面積の基準で、それより小さなお店は努力義務ということにせざるを得なかったんですね。というのは、そうしないと議会が通らなかったという非常に難しい政治状況...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 超党派の議員連盟についてのお尋ねをいただきました。  WHOのたばこ規制枠組条約の締約国として、そして五輪開催国として、国際基準の受動喫煙防止対策を確立しようと超党派の議員連盟を二〇一四年に設立し、私は幹事長を務めてまいりました。  この四年間...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 私自身は、そもそも論として、全ての飲食店を全面禁煙にするしか完全な受動喫煙防止対策はないと思っておりますが、現下の政治状況の中で一挙にそこに行くのは難しいということで、受動喫煙防止対策を徹底するという本法案の趣旨からすれば、特例の対象となる店舗は必...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 東京都の条例が、従業員を一人でも雇っているところは全部駄目ですというふうになって、これは画期的なことだったと思うんですが、私どもはそこまで発想が至りませんでしたけれども、特例の対象となる飲食店では、お客さん以上に従業員が長時間にわたり受動喫煙を受け...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) WHOは、メガイベントをたばこフリーにするためのガイドというのを発行しているんです。このメガイベントというのは、オリンピック、サッカーワールドカップ、ラグビーワールドカップのことを言っているんですね。これによれば、イベントの開催都市を選択するための...全文を見る
07月12日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○委員以外の議員(松沢成文君) 私、この委員会の答弁で何度も、神奈川県の条例を作ったけれども、反省点が多いと、失敗の部分も多かったと。その一つが、罰則を規定しながら、結局現場がちゅうちょしたりしてしまって、毎年千件ぐらい、あそこ違反しているよと通報来るんですが、なかなか摘発まで行...全文を見る
○委員以外の議員(松沢成文君) 薬師寺委員には、私どもの法案に対しても積極的に御質問いただいて、心から感謝を申し上げます。  受動喫煙を防止するという私どもの法案の政策目的を実現するためには、まず法案内容の周知徹底を図った上で、個人が喫煙禁止場所で喫煙をしないこと、あるいは特定...全文を見る
11月15日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文と申します。  柴山大臣、この度は大臣御就任おめでとうございます。プロフィールを見させていただくと、大臣は、自民党の衆議院の補欠選挙に公募で自ら手を挙げて、そして当選されて大臣まで上り詰めたと。日本の政治も開かれたものになってきたなというふうに感...全文を見る
○松沢成文君 そこで、認可が少なかったと私は指摘しましたが、皆さんにお配りしたこの資料を見ていただきたいのですが、これ専門職大学に認可を与えるかどうかですね、これ大学も含めてですけど、審議会があるわけですね。そこの下にまた分科会というのもあるんです。このメンバーがここに載っており...全文を見る
○松沢成文君 新しい専門職大学の認可専門の分科会をつくるということには、今大臣、否定的だったですけれども、そうであるのであれば、このアンバランスは少し正していただいて、専門学校のことをよく分かっている委員もやっぱりこの中に増やしていただかないと公平な議論にならないと思いますので、...全文を見る
○松沢成文君 確かに専門職大学の設置基準、少し緩和されている部分もあるんですね。ただ、それよりも追加されている部分の方が大きいんで、私は、どう見ても専門職大学の方が厳しい設置基準になっているというふうに思います。  一つ例を出します。ちょっと質問の順番、五番目を先にやりますけれ...全文を見る
○松沢成文君 是非とも、専門職大学の設置基準は、私は緩和の方向で見直していただきたいということを要望しておきます。  それから、これ、来年の四月から開校予定の学校の申請が、設置基準ができたのが昨年の九月で、十一月の申請締切りですよ。僅か三か月でこれだけの資料を用意できますか。こ...全文を見る
○松沢成文君 しっかりやっていただきたいと思います。  ちょっと次のテーマに行きます。  日本語教師の公的資格について伺います。  新聞報道と、あと大臣も会見でもおっしゃられていましたけれども、政府として、外国人労働者の受入れを拡大するこの入管難民法改正案の提出と合わせて外...全文を見る
○松沢成文君 これは、外国人労働者の受入れを拡大する法案の提出に合わせてきちっと方針を出す政策じゃないんですか。これから文化審議会にかけて、これ、どれぐらい掛かるんですか。結局、来年から政府は法案をスタートさせて外国人労働者を入れたいと。そうであれば、外国人労働者も入ってくるし、...全文を見る
○松沢成文君 来年から制度をスタートさせたいと、外国人の労働者、日本に入ってきていただいて頑張っていただく。それなのに、この日本語教育については三十一年まで時間掛けてやりたい。こんなちぐはぐなことやっているから、逆に法案についての疑問がどんどんどんどん噴出するんじゃないですか。 ...全文を見る
○松沢成文君 時間ですので終わりますが、これボランティアにも相当頼っているんですね、日本語教育というのは。これやっぱり教えるボランティアの皆さんにも研修制度ぐらいはきちっとつくらないと、私は日本語教育の資質向上できないと思いますので、その検討もお願いします。  ありがとうござい...全文を見る
11月27日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  私は、貸与型奨学金の超過回収問題について、今日は伺っていきたいと思います。  日本学生支援機構が未返還の奨学金の支払を保証人へ請求する際に、半額の支払義務しかないにもかかわらず全額の返還を請求し、応じなければ法的措置をとる旨を...全文を見る
○松沢成文君 時間がないので一つ飛ばして三問目に行きますけれども、報道によりますと、機構と返済計画を合意して返還中の保証人にのみ二分の一の減額を認め、返還中であっても裁判や和解で確定している場合や返還が完了している場合には一切減額は認めないというふうに言われておりますけれども、こ...全文を見る
○松沢成文君 昨日文科省からいただいたデータで、機構と返還計画を合意している保証人は三十六件で約三千五百万円、また裁判や和解で返還が確定した保証人は二百六十六件で約四億一千万円という数字をいただきました。  これ、減額が認められる機構と返還計画を合意している保証人よりも、減額が...全文を見る
○松沢成文君 それでは、請求した保証人に対してこれまで分別の利益を認めた件数はどれほどでしょうか、また、それにより減額された額の合計はいかほどでしょうか。
○松沢成文君 私も分別の利益になっちゃいますから、二分の一になります。  分別の利益を知っていてこれを主張した人というのは八百二十五人中三十一人ですよ、僅か四%弱です。大半の七百九十四人は、九六%の人は分別の利益があり自分が支払わなきゃいけない額が半額になるということを全く知ら...全文を見る
○松沢成文君 何か他人事ですよね。やっぱり、文科省傘下の独立行政法人ですよ。そのやり方でもう本当に不平等があって、苦しんでいる人がたくさんいるわけですよ。それを政治のリーダーである文科大臣はきちっと指導をして改善させる、これは私は大臣の大きな責務だと思いますよ。  ここに、ちょ...全文を見る
○松沢成文君 機構に丁寧な対応をお願いしますというのではなくて、やはりこれ、文科省の大臣として、こんなやり方は改善せよと命令しなきゃ駄目ですよ。  もう一つ言いますけれども、私は、保証人全員に今まで取り過ぎた分を返還するぐらいの政治決断があってもいいと思いますよ。機構と返還計画...全文を見る
○松沢成文君 最後に、私ちょっと制度の改善案の提案があるんです。これ、大臣、通告していませんから、大臣のちょっと私の提案に対する感想を聞かせていただきたいんですが。  人的保証制度である連帯保証人と保証人を共に立てるという仕組みは、これ政府系や民間の金融機関ではもうほとんど例が...全文を見る
○松沢成文君 できれば全て機関保証に持っていくぐらいの改革を行っていただきたい、そのことを要望して、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月29日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文と申します。  四人の参考人の皆さん、今日は大変貴重な御意見ありがとうございます。  まず、鎌田参考人に東電の無限責任についてお伺いしたいんですが、今回の法改正では原発事業者の無限責任ということが継続されたわけですけれども、でも足りなければ国が...全文を見る
○松沢成文君 もう一点、鎌田参考人にお聞きしたいんですけれども、今日、ほかの参考人の皆さんは、今回の法改正は全く抜本的な改正になっていないと。それに対して鎌田参考人は、いろいろ御意見はあるけれども、押さえるポイントは押さえて法律は法改正まで来たんだと、こういう御意見だったと思うん...全文を見る
○松沢成文君 次に、満田参考人にお伺いしたいんですけれども、今回の法改正で千二百億の賠償措置額も全く増やされなかったとあります。一方、この東電の営業成績を見てみると、二〇一七年度では千三百二十八億円もの巨額の当期純利益を計上しているわけですね。ですから、これを、比べちゃいけないの...全文を見る
○松沢成文君 時間がありませんので、最後、免責規定についてお伺いしますが、原賠法の第三条の一項のただし書に、異常に巨大な天変地異や社会的動乱が起きたときは免責されるとなっているんですよね。  ただ、今回の東北の大震災、津波含めて、もうあれがあった以上、想定できない天変地異なんか...全文を見る
○松沢成文君 ありがとうございました。
12月04日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  私は、まず、東電の賠償責任の強化についてお伺いをしたいと思います。  これは政府参考人の方にですけれども、賠償措置額、この千二百億円の引上げが見送られました。このことと関連して、東電の方は二〇一七年度末で千三百二十八億円もの巨...全文を見る
○松沢成文君 単年度で千三百億を超える利益を上げている東電が賠償措置額の千二百億円を超える純利益を上げている、その東電の責任の強化というのが法案に盛り込まれてないというのは、私は国民には理解は得られないというふうに思っています。  そこで、村瀬部長、ちょっとこれ今日の新聞報道に...全文を見る
○松沢成文君 日本のインフラ輸出戦略の目玉の一つがこの原発のインフラ輸出なんですね。  ただ、これまで、ベトナムで頓挫し、リトアニアで頓挫し、トルコももう相当厳しくなってきている。これ、最後に残ったのが今ブレグジットで混乱しているイギリスなんですよ。日立製作所がイギリスと組んで...全文を見る
○松沢成文君 イギリスの原発の建設について、この安全対策費も含めてばあっと事業費が大きくなっちゃっているんですよ。  その負担は、実はイギリス政府と日立、それから現場の事業者、更に日本政府もそれに加わるというスキームになっているんですね。これは日本の政府系金融機関の融資でありま...全文を見る
○松沢成文君 日本は原発事業者の無限責任ということになっていますが、そのつじつま合わせを政府系の機構が融資して埋めているわけですよね。ですから、責任がはっきりしていないんです。こういうことをやっているから、海外の原発でもまあ日本政府が最後面倒見てくれるんじゃないかって誤解も生むこ...全文を見る
○松沢成文君 株主と金融機関の責任の明確化というのをしっかり答えていただかないと。それ前段だと思うんですね、多分。
○松沢成文君 とはいえ、株主は株式を売却することで資金を回収することができるんですよね。それから、銀行は貸付金が生み出す多額の利息収入を得続けていることには変わりはないわけです。とりわけ、銀行大手三行、原発事業についての一切のリスクを負担せずに、利息収入による恩恵にあずかっている...全文を見る
○松沢成文君 私の手元にある資料では、二〇一一年三月から二〇一六年六月までに大手銀行に払った利息、千九百九十三億円ですよね。いや、すごい額であります。銀行にしてみれば貸倒れないわけです。最後、政府が穴埋めしてくれますから、こんな楽な融資ないですよ。それで、もうこの四年間で、五年間...全文を見る
○松沢成文君 以上です。ありがとうございました。
12月06日第197回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○松沢成文君 希望の党の松沢成文でございます。  まず、私、今日は、大学医学部の不正入試についてお伺いしたいと思います。  大臣、今日の読売新聞の一面見ました。順天堂大学で女子差別認定、あと浪人生も敬遠していたと。これ第三者委員会が発表して、来週には大学が発表するそうでありま...全文を見る
○松沢成文君 これまで不正を公表した大学は、東京医大、昭和大、神戸大、そして今回の順天堂大ですね。大臣は、複数の大学で不正があったともう公表しているわけですよ。じゃ、この四校以外にも文科省の今までの調査で不正をやっていると疑われる大学はあるんですね。そうであれば、それが早く公表さ...全文を見る
○松沢成文君 一方、不正は一切ありませんと公表している大学があるんです。これは慶応大学ですね。それから、ある大学は、不正がないのは当たり前だから公表なんかする必要ないと、こう開き直っちゃっている大学もあるんですよ。ある大学にしてみると、ほかの大学もいろんな意見があって、公表すると...全文を見る
○松沢成文君 やったことがあるということで。  実は私、オリンピックの会場の問題で、霞ケ関カンツリー倶楽部はもう余りにも問題が多過ぎると、なぜこんなところでやるのかと訴え続けてきたんですね。  今日、オリパラ大臣も見えていますので、もう一回ちょっと復習したいと思うんですが、霞...全文を見る
○松沢成文君 オリパラ大臣、環境省もいろいろ調査しているんですね。それで、オリンピックやる期間、二年連続、その同じ期間で調査しています。私もずっと個人的にもやっています。気温でいうと、霞ケ関、平均三十六度ですよ、この期間。一方、東京湾にある若洲カントリー、三十一度。五度違います。...全文を見る
○松沢成文君 本当に最も暑い会場のゴルフを暑さ対策の検討に加えないで、マラソンだとかラグビーだとか、そういうのばっかりやっているんですよ。時間ずらせばいいと言われちゃうけれども、遠いから時間なんか全然ずらせないんです。ゴルフって、五、六時間掛かるんです。五十度になるんです、グリー...全文を見る
○松沢成文君 時間ですので終わりますが、いつ決断するんですか。もう私、四年間言い続けているんですよ。オリンピック来ちゃいますよ。やっぱり政治家としてトップになったらきちっとリーダーシップを示さないと、また、いつかそんな大臣がいたなという思い出の世界になっちゃいますよ。  私は、...全文を見る