丸川珠代

まるかわたまよ

選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

丸川珠代の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。  震災後初めて質問をさせていただきます。  昨日で震災から丸一か月となりました。まだ、いまだに一万人以上の方が行方不明になっておられ、また避難所で生活をされている方が今十四万六千人もいらっしゃいます。被災された皆様方に改めてお...全文を見る
○丸川珠代君 法律を改正し、お願いすることも大事ですが、それが実際に、入れたお金が隅々に行き渡って生かされているかということについては目を光らせていただきたいというお願いでございます。  さて、政府は、未然にそうやって資本を増強する手段を用意していく一方で、金融検査、また監督の...全文を見る
○丸川珠代君 基本的な精神は同じだと思いますので、とにかく不安を与えないということがまず当座、数か月、一年程度にわたって本当に一番優先されることではないかと思いますが。  もう一点、その一時的という言葉が出ているところがございました。これについてもお伺いしたいんですが、被災地に...全文を見る
○丸川珠代君 金融機関の判断に委ねられるということになると、金融機関の心意気一つということにもなりかねないと思いますので、これは考え方としてでいいんですけれども、例えば震災から一定期間はもうとにかく間口を広く取って多くの人に手を差し伸べる、だけど、一定期間を区切って、そこから先は...全文を見る
○丸川珠代君 続いて、震災の復興の財源の議論をめぐって、今、日銀の国債引受けということが取りざたされておりますが、政府にお伺いしたいと思います。政府は市中の金利上昇を招かずに市中消化できる国債発行額というものを現時点でどの程度というふうに考えておられるんでしょうか。
○丸川珠代君 日銀白川総裁にもお伺いしたいと思いますが、日銀は市中の金利上昇を招かずに市中消化できる国債発行額を現時点でどの程度とお考えですか。
○丸川珠代君 震災の復興は一時的でなくては困りますし、一時的な財源を確保するためであれば、より迅速にそして十分な量を供給するために必要とあれば特別な判断をすることも必要であると思いますので、どの程度の財源が必要かということに制約が掛からない形で検討が進められるように希望いたします...全文を見る
○丸川珠代君 金融立国を掲げる政府でございますので、ルールは分かりやすくということをもう一度考え直していただけたらと思います。  以上でございます。
04月20日第177回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。  まず、冒頭、中野大臣のお話の中にもございましたが、この東日本大震災また津波の災害に際して、家族会そして救う会の皆様方からも、犠牲者への哀悼の言葉、思いと、そして被災者へのお見舞い、また被災者の支援の活動に参加をされる旨のメッセ...全文を見る
○丸川珠代君 政府、与党一体と伺っておりますので、是非政府、与党挙げて御努力をいただきたいと存じます。  さて、これは通告にはございませんけれども、本日、四月二十日付けの読売新聞の朝刊に、六か国協議の再開に向けて三段階構想というものを軸に関係諸国の駆け引きが激しくなっているとい...全文を見る
○丸川珠代君 詳細なやり取りはもちろんお話しできないとは思いますが、少なくともこの三段階構想というものについて日米韓で緊密に連携を取り合っている、このように理解してよろしいんでしょうか。
○丸川珠代君 もし日本の知らないところでこの話が進んでいるということになりますと、これはまた大きな問題になるかと思います。あわせまして、第二段階の米朝協議ということがこの三段階構想の中にございますけれども、北朝鮮が一番望んでいるのはこの米朝協議だと推測されるわけでありまして、この...全文を見る
○丸川珠代君 今、外務大臣のお話の中で、まず対話のための対話というものは認められない、それから北朝鮮側の意思、具体的行動があってこそ初めて対話が成り立つものだというお話がございました。  一方で、今日お話しいただきました、「北朝鮮をめぐる最近の状況について」でございますが、この...全文を見る
○丸川珠代君 あくまで圧力があって、そのおもしがあってこその対話が成り立つという相手でございますので、その点を重々承知の上でメッセージの発信をお願いしたいと存じます。  さて、私どもがこの委員会を前国会で開催してより、北朝鮮をめぐる情勢というのは非常に緊迫しております。  十...全文を見る
○丸川珠代君 この対処方針等政府が発信するメッセージというのは、その一つ一つの言葉は国内向けのみならず北朝鮮を含む国際社会に対するメッセージであることを重々承知をなさった上で、是非この全ての被害者の安全ということを声を大にして発信をしていただきたいと思います。  さて、この拉致...全文を見る
○丸川珠代君 政府がもし具体的な対応を考えているというのであれば、私どもは検討すべき法改正があるのではないかと考えております。既に我が自民党は、有事の際に、安全が確保されていなくても、邦人の避難のために必要な輸送やあるいは輸送のために必要な警護を外国の領域内を含めて可能にする自衛...全文を見る
○丸川珠代君 検討だけをしていたのでは前に進みませんので、まず私たちにできることから手を着けるということが重要ではないかと考えます。  中野拉致問題担当大臣にお伺いいたしますけれども、この法改正についての取組、大臣からも是非強力に推進をしていただきたいと思いますが、いかがでしょ...全文を見る
○丸川珠代君 外交交渉の前にできることがあるのではないかということを私は申し上げているのでありまして、まず国内でできることに取り組むというのは政府として当然のことだと私ども思っております。是非とも、自衛隊法の改正についてはむしろ閣法で出すぐらいの覚悟でやっていただきたいものだと思...全文を見る
○丸川珠代君 大臣御自身がよく分かっておられると思うんですね。不測の事態というのは、もう拉致問題があるんだと。拉致問題があって、それで高校無償化の支給が止まらないということ自体がおかしいんだということなわけですよ。であるにもかかわらず、お分かりになっているのに注意喚起でとどめては...全文を見る
○丸川珠代君 いつから菅内閣はそんな縦割りになったのかと、本当に悲しい思いがいたします。是非、御自身の身を賭して、この高校無償化の対象から外すという御努力を続けていただきたいと思います。  山谷先生にバトンを渡します。
05月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。  今日は四十五分間という時間をちょうだいしましたので、預金保険法の一部改正に関する法律案の前に少し震災に関連する質問をさせていただきたいと思います。  まず、二重ローンの問題についてでございますが、五月一日の参議院予算委員会で...全文を見る
○丸川珠代君 自見大臣は、政府で取り組むべきだというお話をされている一方で、金融庁の取組に関してはずっと同じことを繰り返しておられるので非常に残念なんですね。  銀行と債務者の間にこの話をとどめておいて本当に復興への資金というものが回っていくのか、届いていくのかということを論じ...全文を見る
○丸川珠代君 ありがとうございます。  まさに、買い取った後の負担、あるいは債権回収したら本当にそれが債務者を助けることになるのかどうかというような議論もあると思いますし、非常に難しい議論なのは私もよく分かって、我が党もよく分かっている上で、しかしながら前に進むために何が必要か...全文を見る
○丸川珠代君 今社債のお話をおっしゃいましたけれども、もしかすると少し先走ってお話しされたのかなと思うんですが、金融機関を含むステークホルダーというようなおっしゃり方をしたわけでありまして、金融機関以外にも当然ステークホルダー、株主であるとかいるわけでございますけれども、そういう...全文を見る
○丸川珠代君 人類の予想しない事態というのは、例えば宇宙人が襲来するとかそういうことなんでしょうか。具体的に教えていただけませんか。
○丸川珠代君 今、関東大震災のマグニチュードの三倍から四倍というお話あったんですが、今回の地震のマグニチュードはこれを超えていないんでしょうか。
○丸川珠代君 今の御答弁はすごくねじれていてよく分からないんですが、少なくともマグニチュードでいえば関東大震災の三倍、四倍なんていうものをはるかに超えているわけでありまして、この今の解釈は立法の趣旨に反する解釈だということになると思いますし、人類の予想しないような天変地異をそもそ...全文を見る
○丸川珠代君 正直言って、この賠償のスキームでも、それからこの原子力損害賠償制度の理解に関しても国の責任というものが余りにもはっきりしていないんですね。国に全く責任がなかったかといえば、菅総理大臣は既に国にも責任があったということをおっしゃっているわけで、これを賠償のスキームの中...全文を見る
○丸川珠代君 必要な支援というふうにおっしゃいましたけれども、これ最終的に政府が負担することはない仕組みですよね。
○丸川珠代君 今後の検討とおっしゃっているんですが、今日決まるものだというふうに伺っておりますので、これは非常に問題があるなというふうに理解をいたしました。  加えて、補償契約の措置千二百億円、これ一サイト当たり千二百億円、補償措置が出るという理解だと思いますけれども、福島の場...全文を見る
○丸川珠代君 千二百億円を一サイト当たり措置額が下回るという話は初めて聞いたんですが、そういうことはどこかに書かれているんでしょうか。  あともう一つ、この二千四百億円というのは予算措置はされているんでしょうか。どこかで手当てが、例えば補正に入っていたりするんですか。
○丸川珠代君 そうすると、その財源のめどというのはどうなっているんでしょうか。
○丸川珠代君 となりますと、これ二次補正を組まないうちに国会を閉じるなんというのはとんでもない話でありまして、これもどういう形であれ、もう早急にちゃんと国が手当てすべき部分は手当てできるという形を整えておかなければいけないということがよく分かりました。政府におかれましてはしっかり...全文を見る
○丸川珠代君 ごめんなさい、言っている意味がよく分からなかったんですが、株主の責任を問うんですか。
○丸川珠代君 一〇〇%否定するものではないけれども積極的に問うていくわけではないというふうに私は今理解しましたけれども、さきにおっしゃいました損害賠償の速やかな実施や事態の安定化、それから事故の影響についての支援、こういうものは経営者の責任を問うてもあるいは株主の責任を問うても実...全文を見る
○丸川珠代君 はい、結構でございます。ありがとうございました。
○丸川珠代君 今言った預金保険機構の中の住専勘定の金融安定化拠出基金、これはまさに住専処理のために設けられた基金でありますけれども、これ中身が出資分一千億円と運用分九千七十億円に分かれておりまして、出資分一千億円が丸々損失になるというか、その処理に使われるのは致し方ないだろうとい...全文を見る
○丸川珠代君 民間の御判断ではありますけれども、繰入れするには大臣のお認めが必要だというふうに法律を読んで理解をしておりますので、国が認めてやることだというふうに理解しておりますが、筋からいうと、この一般勘定というのは預金者の皆様の預金を守るための原資であって、住専の処理のために...全文を見る
○丸川珠代君 やはり、お互いに見通しが甘かった、ツケが最後まで残ってしまったのかなという印象になってしまいます。いつか何とかなるということが結局、最後まで行ってしまって、国民には分かりにくい形になってしまったことについてよくお考えになっていただきたいと思いますし、恐らく政治の側も...全文を見る
○丸川珠代君 恐らく運営委員会は皆さんが決めたとおりに議決するというふうなことで、もしかすると後で議論することになっているのかもしれませんが、国会議員としては、その議論の中身もきちんと聞いてこの処理がどうだったのかということを検証したいと思います。  時間でございますので、以上...全文を見る
06月06日第177回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。  今日は総務大臣にもおいでいただいておりますが、後半戦でお伺いをさせていただきたいと存じます。  まず、官房長官と原子力安全委員長にお話をお伺いしたいと存じます。本日は、お時間ちょうだいしまして、ありがとうございました。  ...全文を見る
○丸川珠代君 そのベントの理由というのはどのように説明をされていたんですか。
○丸川珠代君 それでは、官房長官にお伺いしますが、御存じの範囲で結構です。  原子力安全委員会の総理に対するベントについての説明、アドバイスというのはどういうふうに理解をされておられましたか。
○丸川珠代君 ベントというのはどういうものだというふうに理解されていましたか。
○丸川珠代君 危険なものだという認識はありましたか。
○丸川珠代君 その危険について具体的にどのような説明を受けられましたか。
○丸川珠代君 ベントを、危機管理センターに班目委員長着いたときからその話をされていたということでありますけれども、国会の御答弁では、総理大臣も何度も、ベントを何回も指示したんだけれどもベントが行われなかったとおっしゃいました。  ベントは何時ごろから何回ぐらい、その指示を出され...全文を見る
○丸川珠代君 そうしますと、ベントの指示をするたびに安全委員会から何かアドバイスを得ていらっしゃったんですかね。零時ごろにして、一時半には政府から正式にベントをやりなさいということで、東電から説明を受けて総理大臣が了承したという話ですけれども。
○丸川珠代君 そうしますと、避難についての指示も原子力安全委員会にアドバイスを得たと、こういうことでよろしいですか。
○丸川珠代君 その場面で東京電力からの原子炉についての状況というのは、あるいは原子炉の状態に対する対処の状況については、どのような形で原子力安全委員会と共有をされておられたんでしょうか。
○丸川珠代君 保安院や、主に保安院ですね、保安院に入ってきている東京電力の情報というのは随時入ってくるようになっておりましたでしょうか。
○丸川珠代君 ありがとうございます。  それでは、原子力安全委員会は、東京電力の状況については政府と同じように把握をしていたと、このように考えてよろしいでしょうか、委員長。
○丸川珠代君 それでは、班目委員長にお伺いしますが、東京電力がベントを決行します、もういよいよこれをやりますということを聞いたのはいつですか。
○丸川珠代君 すると、ずっとベントをいつやるか分からない状況だったと委員長はおっしゃるわけですか。
○丸川珠代君 では、何時何分ではなくて、大体いつごろになりそうだというめどはお聞きになりましたか。
○丸川珠代君 委員長にお伺いしますが、通常、ベントをやりますということで、こういう災害時しかベントは基本的にやらないものですけれども、全電源喪失を仮定の外に置いて、電源がある状態でベントをやろうと思いますと、どのくらいの時間でできるものですか。
○丸川珠代君 ベントが危険な行為であって、禁止をされている行為だというお話が今、班目委員長からありました。  枝野官房長官の夜中の会見を伺っていますと、ベントがそれほど危険なものだということは私どもには伝わってまいらなかったのですが、どうして、ベントは禁止されている危険な行為で...全文を見る
○丸川珠代君 三時十二分からの会見では、残念ながら危険ですという言葉は一つも出てこなくて、むしろ安全です、皆さんの健康には影響がありません、そういうお話ばかりでございました。  今、班目委員長から伺った話によると、ベントは非常に危険な行為で禁止されているというお話ですね。こうい...全文を見る
○丸川珠代君 その総理の原発視察の是非については、どのような場で協議をされましたか。
○丸川珠代君 協議にはどなたがおいででしたか。
○丸川珠代君 官房長官、事故調査委員会にもそのように御答弁なさるつもりですか。
○丸川珠代君 ということは、官房長官自身の記憶ではたどれないということは、その場にいた全ての人に事故調査委員会は話を聴ける状況になっているということですね。
○丸川珠代君 ゆめゆめ圧力を掛けたり口裏を合わせたりするようなことが絶対にないようにしていただきたいと思います。  その協議の場にどなたがおいでになったか分からないけれども、総理大臣とお話をされた。官房長官は総理大臣にどのようなお話をされたんですか。
○丸川珠代君 後々政治的に非難されることが問題なのではなくて、結果的にこの判断が間違ったことになる可能性についてもっと深く検討するべきであったと思いますし、一国の総理大臣を、もうすぐベントをする、もうすぐベントをすると言っているその煙突の先に持っていこうという、そういう意識を官房...全文を見る
○丸川珠代君 東京電力がどういうふうに答えるか、東京電力が現場として総理の視察をどう考えるかということについて思いをはせましたか。
○丸川珠代君 非常に恐ろしいことを枝野さんはずっとおっしゃっているんですけれども、ある意味、総理大臣がたとえ軽微であっても放射能を浴びるかもしれない、なおかつ、総理大臣は御答弁でおっしゃっていますけれども、格納容器が損傷している可能性があるかもしれない、いろんな核種がどれだけの量...全文を見る
○丸川珠代君 総理大臣が説明聞いたかじゃなくて、危機管理の責任者としてあなたが大丈夫なんですかという確認をすべきであったということを申し上げているんです。だから資格がないと言っているんです。  あなたはまだ国会で一度もなぜ防護服を着せずに総理大臣を出発させたか説明していませんよ...全文を見る
○丸川珠代君 どうも今の枝野官房長官のお話は総理大臣の御答弁とかみ合いません。格納容器が損傷している可能性があるかもしれないという覚悟を持ちながら出ていったんだと、そのように総理大臣はおっしゃっておりました。ところが、今官房長官はそのような想定がなかったとおっしゃっておりまして、...全文を見る
○丸川珠代君 助言をしていないということについて危機感を覚えられませんでしたか。
○丸川珠代君 今、総理大臣の視察は、つまり技術的な助言はなしに行われたということをおっしゃっていただいたかと思うんですが、防護服に関してはいかがですか。班目委員長自身も着ていらっしゃらなかったですけれども。
○丸川珠代君 出発前にベントのことは頭よぎりませんでしたか。
○丸川珠代君 なるほど。ベントが行われた場合に、放射能のプルームが自分が通っていく方向に飛んでくるという危険は感じませんでしたか。
○丸川珠代君 風向きと安全性については総理大臣にちゃんと御説明なさいましたか。
○丸川珠代君 危機的な事態の中で相当アップセットされておられたんだろうなと思うんですが、一番班目委員長に期待されていたのはそういうときではなかったのかなというふうに思いますと非常に残念でなりませんし、その後、二十三日まで沈黙貫かれたのもいろいろ悔しい思いをされたからだと思いますけ...全文を見る
○丸川珠代君 それでは、そういう助言組織がありながら、どうして汚染水の処理方法について我々は知見を持ち合わせていないと、こういうことになるんでしょうか。
○丸川珠代君 やはり、IAEAの報告書がアドバイスをしているように、調査団の報告概要ですけれども、規制当局というものが独立性を持たなきゃいけないのはもちろんですけれども、やはり専門家集団として、事前の審査の段階から事後の危機に対応する場面まで含めて、もっと大きい組織できっちりとし...全文を見る
○丸川珠代君 それでは、十二日の五時四十四分、これ十キロですよね。これは何で十キロなんですか。
○丸川珠代君 これは、二十キロじゃなくて十キロでいいという判断は何を根拠になさったんですか。
○丸川珠代君 科学的、技術的根拠は何もないということでしょうか。
○丸川珠代君 本当に班目委員長、残念なんですけれども、そのときにSPEEDIちゃんと届いていましたね、原子力安全委員会に。そういうものを見て判断した結果、やっぱり二十キロの方がいいですよということ、あるいは三十キロまでやっておいた方がいいですよ、危機管理上と。こういうことは委員長...全文を見る
○丸川珠代君 別に会見者の前に立ってくれとは言ってないので邪魔にならないと思うんですが、どうしてなんですか。ワイプを切ってもワイプを大きく入れればいいだけの話なんですが。ワイプを切るというのは、画面をぴっと半分別の画像をラインで入れるということですけれども。
○丸川珠代君 つまり、テレビ局側の都合でツーショットでは映らないとかいうことですか。
○丸川珠代君 インターネットで見られないところにおられる人たちのことも含めて今配慮してくださいという話をしているので、今の答弁はいかがなものかと思いますけれども。  どういう事情かというのは大体、私、元職ですので、元職というのは元テレビ局で勤務をしておりましたので大体想像が付く...全文を見る
○丸川珠代君 丁寧な情報提供というと、すぐデジタルで文字放送をもっとというふうなお話になるかと思うんですが、四月の二十二日に障害者基本法が閣議決定されまして、官房長官もわざわざ会見で触れている内容があるんですね。  この障害者基本法改正案における情報アクセス、すなわち障害者の知...全文を見る
○丸川珠代君 官房長官がわざわざ、手話を言語として初めてとらえたと、こういうふうにこの改正案のことをおっしゃったんですね。  一方で、総務大臣、今、公共放送あるいは普通の民間放送を含めてですけれども、この聴覚障害者の方向けにある目標というのはどういう目標でしょうか。今の目標で十...全文を見る
○丸川珠代君 総務省は、平成十九年から平成二十九年まで、字幕放送については十年間の普及目標を立てております。手話についても番組作成の助成等は設けておりますけれども、手話の目標は設けておりません。今回、こうして手話が言語として位置付けられたと官房長官がおっしゃるような障害者基本法を...全文を見る
○丸川珠代君 是非お取り組みをお願いいたします。  今、NHKの定時ニュース、手話付けられるんじゃないのかなという話をしたんですが、「可能な限り、」というのが法律に書いてありまして、一体この「可能な限り、」をどう判断するのかという点についてもよく国会でも議論をさせていただきたい...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。東京都選出でございます。  まず、通告させていただきました質問の前に、一つお伺いをしたいと思います。  野田財務大臣、今朝の新聞にはあなたが総理大臣後継者のナンバーワンの候補だというふうに出ておりましたが、感想はいかがですか。御...全文を見る
○丸川珠代君 菅総理大臣は、野田財務大臣が候補ナンバーワンというふうに評価されていることについてどう思いますか。
○丸川珠代君 野田財務大臣だけが候補ではないという話でございましたけれども、私たちは財務大臣と政策合意ができるのかどうかということをこれからじっくり見極めさせていただきたいと思います。  鹿野さんにはまたの機会に聞きたいと思います。  それでは、通告いたしました……(発言する...全文を見る
○丸川珠代君 鹿野大臣は、総理の後継候補として名前が挙がっていることについてどのように受け止めておられますか。
○丸川珠代君 それでは、早速その農業に関する問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。  通告とは順序が逆になりますが、お茶の暫定規制値の問題です。  昨日、静岡県の本山茶の製茶、製品になっているお茶から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたとして出荷自粛が要請...全文を見る
○丸川珠代君 私の質問に全く答えていただいておりませんので、総理大臣お答えください。この決定は総理大臣のところでなされたものであります。お願いします。
○丸川珠代君 菅総理大臣もこれは飲めるのか飲めないのか知らないということですか、鹿野農水大臣も。いや、もう結構です。  この地域のお茶を煎じたものは一キロ六ベクレルでございました。いいですか、一キロ当たり六百七十九ベクレルの製品のお茶を煮出してお茶にしたら一キロ当たり六ベクレル...全文を見る
○丸川珠代君 例えば、荒茶を製茶にしてもほとんど重さは変わりません。その製茶を粉末にすると抹茶になりますね。この抹茶をお茶の教室の先生が一年間にどのくらい使うか。一キロも使わないんですよ。  一回に飲む量、全く考慮されていない、全く合理性を欠いている基準なんですが、なぜ総理大臣...全文を見る
○丸川珠代君 済みません、じゃ、一回にどのくらい食べるんですか、お茶を。
○丸川珠代君 それでは、お茶を食べることが否定できないケースは、一回にどのくらいの量を摂取してそれがどういうふうに基準値を上回ると想定したのか、教えてください。
○丸川珠代君 政府はお茶のふりかけを一キロ食べる人がいると思っているんですか。今説明伺ったら、誰もまともに説明できないじゃないですか。これ結局、それぞれが決めるのが怖いから責任を押し付け合っているだけなんじゃないんですか。官僚同士で決められなくて政治家のところに上がってきて、誰も...全文を見る
○丸川珠代君 安全でないケースなんてあるんですか。  もし本当に今出回っているお茶が危ないというぐらいに濃いセシウムが付いているとしたら、今出ている数値の何十倍もセシウム付いていないとおかしいんですよ。そんなお茶、出ていないじゃないですか。全く安全なものを安全ではないと、さも安...全文を見る
○丸川珠代君 総理、今出回っているお茶は飲んでも安全ですね。そう宣言してください。
○丸川珠代君 だと言うならば、自分でも説明ができない、合理性を欠いたこの政府方針を一刻も早く、お辞めになる前に撤回されることをお勧めします。  総理大臣、もう一回聞きます。  では、この製茶五百ベクレル・パー・キログラムあるいは荒茶五百ベクレル・パー・キログラム、この基準値は...全文を見る
○丸川珠代君 飲料にしたらとにかく何十分の一になるんだということが全くお分かりになっていないようでありますので、この非常に矛盾に満ちた規制、そして政府がつくった風評被害に対して我々は徹底的に引き続き追及を続けさせていただきます。  続いて、ベントについてお伺いします。  ベン...全文を見る
○丸川珠代君 エアで駆動する弁、圧縮空気で駆動する弁と、それからモーターで駆動する弁と、これはどちらを先に開けても危険ではないですね。
○丸川珠代君 それでは、そのエア駆動の弁、これには電磁弁が付いておりますけれども、この電磁弁はどういう電流によって開くものでしょうか。
○丸川珠代君 交流電源以外では全く開きませんか。
○丸川珠代君 お答えいただけないですかね。直流電源でも開きますか。
○丸川珠代君 実は、この開けようとした弁は二つありました。最初に開けようとしたエア駆動の弁は直流電源で開くものでありました。直流電源は生きていましたか。
○丸川珠代君 最初に開けようとしたエア駆動の弁は直流電源で開くものでした。だからこそ、東京電力は最初にこの弁を開けようとしたわけであります。直流電源で電磁弁が開いてベントが開くということは、つまり操作室で電気信号を送れば開く、こういう弁であります。ボタン一つで弁が開くというのであ...全文を見る
○丸川珠代君 今おっしゃっていただいたように、六時三十分の段階では、モーター駆動の弁、これは交流電源がないと開きませんから、現場で開けましょうということを確認された。それから、エア駆動の弁、これは直流電源で電磁弁が開くということで、中央操作室から操作をすることになっておりました。...全文を見る
○丸川珠代君 確定しないでどうやってベントを開けたんですか。
○丸川珠代君 ちょっと待ってください。ベントは危険なもので禁止されていると班目委員長がおっしゃっていましたよ。その危険なベントを避難が確認できていない段階で実行したんですか。
○丸川珠代君 つまり、住民の避難が済んだかどうか分からないうちに危険なベントをやったと、こういうことですか。官房長官、教えてください。
○丸川珠代君 今まで一度も、住民の避難を確認しないでベントをやったということは政府はおっしゃっていませんでした。どういうことですか、総理大臣。住民の安全を確認しないで放射能を放出したんですか。しかも、政府はその事実を隠していたんですか。総理、お答えください、どういうことですか。(...全文を見る
○丸川珠代君 じゃ、どなたが住民の避難を確認しなくてもベントをしていいという判断をしたんですか。総理大臣、お答えください。
○丸川珠代君 三か月近くも住民を危険にさらしたかもしれないことを黙っていて、なおかつ、それが明らかになったら、誰が判断したのか、それも答えられない。責任逃れじゃないですか。本部長ですよね、災害対策本部の。誰が判断したんですか。
○丸川珠代君 三キロの退避と十キロまでの屋内退避は、午前一時四十五分には確認されています。政府の方で確認なさっています。いいですか。その後、五時四十四分に避難の命令が出たんですよ。ですから、それから皆さんは慌てて家から出て、三キロから十キロの人たちは家から出て、十キロの外に向かっ...全文を見る
○丸川珠代君 実は私、このことを質問しようと思って答弁を調べておりました。  五月の十二日の厚生労働委員会で経済産業省の中西審議官が、三キロ、十キロの退避についてこのように御答弁をなさっています。三キロについては、原子炉のうち一つが冷却できない、そういう状態が続くことになった場...全文を見る
○丸川珠代君 内閣官房長官が政府の答弁を私は知りませんがと言って否定するって、それはないでしょう。政府として答弁していることですよ。それは無責任過ぎます。  そして、本当は十キロ避難しなければいけなかったのに三キロだと。今になって、十キロでできていなかったので答弁を否定して、ま...全文を見る
○丸川珠代君 自分が官房長官会見でホットスポットという言葉を言ったかどうかは分からないけれども、放射能濃度が一部分高くなっているところがあるので、避難計画を立て避難をすることも考えている。それをどこか言わないというのは本当に不安を与えることですし、もしそれを口にするのであれば、ま...全文を見る
○丸川珠代君 武藤さんの御答弁でございますが、どうも選択的に交流電流でしか開かないような弁のことばかりおっしゃっているようでございますので、本当に直流電源で開く弁がなかったのかどうか、もう一度よく御確認をいただきたいと思います。  私の質問は以上です。
07月25日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。  野田財務大臣は、今の御答弁の中でもございましたけれども、この二次補正予算について、復旧に万全を期すという性格付けの中で総理から指示されたものだとおっしゃっているんですが、全然復旧を万全に期すような予算になっていないということは...全文を見る
○丸川珠代君 櫻井副大臣でないことは申し上げておきますけれども。ですから、その復旧に万全を期すということ自体がそもそもかなっていない予算だということをよく自覚してくださいということを申し上げているんですね。  まず、この予算の予備費をもし予算立てしなければ、そもそも私たちの今議...全文を見る
○丸川珠代君 想定されていて既に出費が必要なことがたくさんある中で、どうして想定されない八千億円を用意する必要があるのかという説明に今のは全くなっていないんですね。  一次の執行が遅れていることに関しても、結局、復興会議に丸投げしましたと、で、六月末に出たんだけれども復興の基本...全文を見る
○丸川珠代君 ですから、ないよりもあった方がいいというような中途半端な予算を組んでいる段階ではないということをおっしゃっていただきたかったわけです。二次補正予算には確かに必要なものも組まれていますが、それも結局のところ半分以下の金額に収まっているわけですから、そのこともよく自覚を...全文を見る
○丸川珠代君 今地域医療再生基金のことをおっしゃいましたけれども、被災三県って申請の締切りは十一月ですよね。そうすると交付が年明けになるのではないかと思いますが、その時期まで待てというのであればなおのこと、福祉医療機構の貸付けについては地域の医療ニーズというものを十分踏まえた上で...全文を見る
○丸川珠代君 ということは、最終的にその交付国債を発行した分は国の負担になるということですか。つまり、国民の負担になるということでしょうか。
○丸川珠代君 国民の負担になるという理解をいたしますと、既に国は国民に負担してもらうことを念頭に今回の予算の中で二兆円の交付国債について予定をしていると。なおかつ、出資金七十億円を機構に出すわけであります。この機構のスキームを考えますと、東京電力が一体どれだけ今後、賠償を支払った...全文を見る
○丸川珠代君 この東京電力と汚染水処理システムの運営をしている会社との契約が仮に成果に対しての支払ではなくてその作業ごとに積み上げていくような契約になっていた場合には、当然のことながら、作業が長引けば長引くほど、つまりもうけが大きいというインセンティブも働くわけですね。ですから、...全文を見る
○丸川珠代君 済みません、全然円高のことは答えになっていないので、ちゃんと分かるメッセージを世界に対して発信をしてください。  それから、税のことはこの復興債とのセットでお話しになるということですけれども……
○丸川珠代君 少なくともマニフェストに書いたような、特別租税というものがありますね、特別措置法で見ている例えば研究開発に対する特別な税制等について、もう一度よくマニフェストに、去年の考えを改めていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。  菅総理大臣は今朝の閣僚懇で、三十日にも内閣総辞職の方向であるので引継ぎをするようにというお話をなさったということが報道されております。二十六日にも恐らく子ども手当であるとか再生可能エネルギーの法案であるとか、あるいはこの特例公...全文を見る
○丸川珠代君 申し訳ないんですけど、このチラシ、よく見ていただきますと、左の肩はきちんと子どもに対する手当制度を存続することを合意しましたと書いてあるんですよ。だけど、大きい見出しはわざわざ子ども手当存続しますになっています。あなた方、確信犯で使い分けているんですよ。ある部分は突...全文を見る
○丸川珠代君 小宮山さんは今内閣に入られているわけで、党の人間ではないんですから、私は党の代表に聞いているんですから、余計な発言しないでいただきたい。  事実関係を確認しますが、子ども手当は九月末で廃止になるのでしょうか。いいえ、廃止になりませんね。それでは、子ども手当はいつ廃...全文を見る
○丸川珠代君 質問します。  チラシの最初の質問を御覧ください。子ども手当は九月末で廃止になるでしょうかと書いてあります。いいえ、廃止になりませんと。それでは、子ども手当はいつ廃止になるのですかと聞いております。
○丸川珠代君 それでは、このチラシの二つ目にある質問です。来年度も子ども手当は続くのでしょうか。
○丸川珠代君 つまり、このチラシに書いてある「はい、そうです。」というのはうそですね。(発言する者あり)
○丸川珠代君 あなたが幾らうそを言って申し訳ないと言ったとしても、これはもう民主党の議員がこれ持って配って歩いているわけですから、それをどうやって訂正するのかということをきっちり私たちにお約束いただかなければ、私たちは納得がいきません。  それから、平成二十四年度以降の見直しに...全文を見る
○丸川珠代君 今までの子ども手当も、制度的には児童手当の上に子ども手当が乗っていたんですよ。その乗っている子ども手当がなくなるんですから、児童手当に戻るんですよ。まだこの期に及んでそういう言い訳をするようでは、我々は全くもって納得はできませんし、それから、このプレス民主は、これ訂...全文を見る
○丸川珠代君 公党の代表として、党のことを知っている人に答弁してもらって、あなたが知っていなかったらあなたの党のガバナンスはどうなっているんですか、という話でありますし、相変わらず児童手当と子ども手当の理念が違うということ、したがって、この理念が変わるんだということも全く理解され...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。久しぶりに厚生労働委員会で質問に立たせていただきます。  小宮山大臣におかれましては、本当に大変なときに厚生労働大臣という大役を担われまして、御苦労いかばかりかと思いますけれども、今まさに本当に私たちの社会保障が転換点にある中で、...全文を見る
○丸川珠代君 そういたしますと、大臣、これ、今まで飲料水一リットル当たり、例えばセシウムですと一リットル当たり二百ベクレルが安全だということで皆さんはお水を飲んでおられたと。ところが、暫定から本規制値になったら、実は一リットル当たり百ベクレルが安全ですと言われたときに、この本規制...全文を見る
○丸川珠代君 今まで国民にそのような説明がきっちりない中でもしこれ本規制値ということになると、大変な騒ぎになりますよ。  このセシウム、例えば飲料水一リットル当たり二百ベクレル、牛乳、乳製品一キロ当たり二百ベクレル、その他食品五百ベクレルというのはどういう規制値ですか、大臣。
○丸川珠代君 この定められた規制値は、この値になったら議論を始めなさいという規制値なわけですね。御理解いただいていますか。この値になったら危険だというんじゃなくて、この値になったら議論を始めなさいという規制値で、そういう意味でいえば、まさに今大臣がおっしゃったように、これも安全な...全文を見る
○丸川珠代君 非常に難しい要求をしていることは分かっているんですが、しかし、国民の納得を得られなければどんな規制値も信用されません。ですから、ここが安全なんですということをはっきりまず、今の暫定規制値で安全なんですということをはっきりまずお示しをいただきたいと思います。そこから議...全文を見る
○丸川珠代君 正直申し上げて、本当にその理念の部分ですり合わせるのが恐らく一番難しいのではないかなと。これまで二年間近くにわたって子ども手当の議論を経て、その内容を見るにつけ、この理念というのが本当に違う。ここについて是非大臣、はっきりと理念が変わっていくということについて御見解...全文を見る
○丸川珠代君 所得制限があるということは全ての子供ではないと思うんですね。もしそれが全ての子供だとおっしゃるのであれば、今税制上の措置、財政上の措置とおっしゃいました。子ども手当になる前は児童手当でなおかつ年少扶養控除が存在しておりましたので、そういう意味でいいますと全ての子供に...全文を見る
○丸川珠代君 姿を変えたという言葉でごまかさないでいただきたいんですが、既に三党合意の中で、民主党は、税の控除も含めて、つまり税制上の措置、財政上の措置も含めて、高額所得者、つまり年少扶養控除がなくなった世帯に対して何らかの手当てをするということになっておりまして、つまり、実際に...全文を見る
○丸川珠代君 過去に長年にわたって小宮山大臣はこの子ども手当というものに対して深くかかわっておられますけれど、過去からの経緯でいえば、配偶者控除もなくすと、年少扶養控除もなくすと、いわゆる控除というものを全部なくするんだというところからスタートして、実際にマニフェストにもそういう...全文を見る
○丸川珠代君 大臣、申し訳ないんですけれども、姿は変えても理念は変わらないって、いや、理念を反映するからこそ制度というものがつくられているわけですよ。制度には一つ一つ理念が反映されているんです。どんな形になっても理念は変わりません。そんなものはあり得ません。不可能です。  にこ...全文を見る
○丸川珠代君 理念は変えていないとおっしゃいましたね、今。民主党としてはずっと理念は変えておられないと。なるほど。  私はそのようには理解しておりませんで、過去に民主党さんが出された法案についてちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、民主党さんは過去、平成十一年と十八年...全文を見る
○丸川珠代君 さすが制度に理念が反映されるという、そういう考え方で政治をやっておられない方の発言だなと思います。  政治というのはいろんなやり方があると思いますけれども、少なくとも私たちは、我々の社会のありよう、家族のありよう、生き方、こういうものを制度に反映させる、そのために...全文を見る
○丸川珠代君 これは制度の根幹にかかわるものであり、皆さんの政治姿勢にかかわる部分でありますから、そんな御答弁で本当によろしいんですかね、政治家として。  私は、あのマニフェストを、民主党さんのマニフェストも見させていただいて、これはまさに民主党の考え方を反映しているんだという...全文を見る
○丸川珠代君 大臣、その今の御答弁、本当ですかね。  資料の六を御覧いただきたいんですけれども、これは平成二十二年に発刊されました大臣の御著書、「私の政治の歩き方③政権交代編」ということで、政権交代に伴って自分たちの政策を小宮山大臣が解説をされているわけでございますけれども、そ...全文を見る
○丸川珠代君 丸山は弁護士ですので、御注意ください。  だとするならば、家庭という言葉は、やはり児童手当の法文にあるまま大事に守られるべきではないでしょうか。今、家庭が子供を育てる力というものが本当に弱まって危機的な状況にある、だからこそ家庭を応援することによって子供は幸せに生...全文を見る
○丸川珠代君 児童養護施設にいる子供たちは、もちろん児童手当のとき配慮が足りなかったのはありますけれども、これ、私たちが指摘したのでお付けになったということをお忘れにならないようにしていただきたいんです、最初から付いていなかったわけですから。  それで、今、申し上げておきますけ...全文を見る
○丸川珠代君 私ども、家庭で育てるということの意味には経済的にも家族がしっかりと責任を持つということを意味しておりまして、親の責任において子供を食べさせるというのは一番基本の、一番親が責任を持って行うべきであり、それこそが家庭で親が子を育てる、扶養する、監護するということのベース...全文を見る
○丸川珠代君 大沢教授とは二十年来のお付き合いということでございますけれども、くれぐれもこうした思想に感化されることのないように、児童手当の第一条というものこそが私どもが守るべきだと思いますし、是非この二〇〇〇年の民主党さんがおっしゃっていること、子育ては、母親のみの責任で行うも...全文を見る
○丸川珠代君 それでは最後に質問しますが、この資料の最後に、蓮舫大臣は、酒代、たばこ代に消えてもいいと思っている、あるいは、お母さんの洋服代に替えようが構わないと、そのお母さんがそれによって余裕が出てくれば子供に対する接し方が変わってきます、だから子ども手当いいんですという趣旨な...全文を見る
○丸川珠代君 広い意味でやる分だけ無駄も増えるということでございまして、この厳しい予算の中でそんな無駄をつくっていいのかということを最後申し上げて、質問を終わらせていただきます。
12月06日第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代でございます。  本日、どうしてもちょっと体の都合で座って質問させていただくことをお許しいただきたいと存じます。申し訳ございません。よろしくお願い申し上げます。  まず、この国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案に対する、ま...全文を見る
○丸川珠代君 基金余っているじゃないかと、二十三年度末の時点でというようなことを言わせないように、もうこれは本当に必要な事業だというふうに思いますので、是非期限の延長とそして修学期間全期間にわたっての支援というものを勝ち取っていただきたいと思います。そこはしっかり応援をさせていた...全文を見る
○丸川珠代君 修正の意義は前向きに御理解をいただいているようでやや安心しましたけれども、これから検討するということの中には、つまり、来年その消費税引上げの法案がどういう形で出てくるかということにもかかわりますしというふうなことだと思いますけれども、可能性によってはそれはつまり含ま...全文を見る
○丸川珠代君 消費税を引き上げなければならないのでよろしくお願いしますと言う前に聞くべきことがあるんじゃないかと私たちは思っているわけですね。財政健全化法に三回も審議に乗らなかったわけですから、まずその点についての反省を聞いてからじゃないと私たちはなかなか議論に乗れないなと思って...全文を見る
○丸川珠代君 その四十四兆円の枠にこの二・六兆円が入るのかどうかというようなことを今まさに問題にしているのでありまして、その守る中に入るのか入らないのか。これは、我々がまだ見通しが見えない中で認めろというのはなかなか厳しい話だなと、正直申し上げて。ここで判断しろというのはその今御...全文を見る
○丸川珠代君 平成です。
○丸川珠代君 今御説明いただいたとおりでございまして、平成二年のときには、この公債の発行と同時に臨時の増税の法案を国会において成立をさせております。それから、平成六年からの減税特例公債に関しては、国債整理基金の特別会計への繰入れの特例を規定しまして、通常の定率の繰入れ六十分の一に...全文を見る
○丸川珠代君 とすると、これは消費税を引き上げる時期というものもしっかりと明示をした上で発行することになると、こう理解していいわけですね。
○丸川珠代君 分かりました。  非常に厳しい財政の状況の中で、ヨーロッパの財政不安が非常に大きな問題になっております。我が国にもそのような影響が及ばないように、是非ここのところはしっかりとけじめとして、つなぎであるならばつなぎなりの償還の期間あるいは償還の財源というものを示した...全文を見る
○丸川珠代君 実際に起こり得る可能性、全く起こらないということはあり得ないわけで、その可能性についても備えていただかなければ全く政府として体を成していないと思うんですが、もう一度お伺いしますけれども、仮に臨時の公債を発行することになったとして、それがそのときの市場の状況で信認を得...全文を見る
○丸川珠代君 年金の積立金を取り崩しなさいということを考える可能性はございますか。
○丸川珠代君 積立金に手を付けるというのは、正直申し上げて、これは絶対に私たちは反対でございます。厚生労働大臣も大きくうなずいておられますけれども、厚生労働大臣、もしお考えがございましたら是非おっしゃってください。
○丸川珠代君 もし消費税の引上げがかなわず、積立金を取り崩すというようなことになりますと、これは、我が国一国の、何も年金の制度の問題のみならず、我が国の政治に対する信用、あるいは国債に対する信用、この借金に対して担保されている何らかのものに対する信用を失うわけでありまして、その点...全文を見る
○丸川珠代君 財務省内でよくその点について深い検討をしていただいて将来に備えていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  さて、それでは厚生労働大臣にお話をお伺いします。  これまでの財務省との議論を聞いていただいた上で改めてお伺いしたいんですが、この附則...全文を見る
○丸川珠代君 国民の理解を得るために一つ重要なポイントがございまして、そのことについてはこの修正の中にも含意として入っていると、つまりある意図としてここの修正に含まれているというふうに私は理解しているんですが、この税制上の措置を講じた上で国庫の負担とする、一つの意味は、財務副大臣...全文を見る
○丸川珠代君 その理由を教えてください。
○丸川珠代君 何も二・六兆円全部見付けなくてもいいんだと思うんですね。一兆円でもあるいは五千億円でも、もし削減努力によってそこに財源が見付かるのであれば、少しでも上げる税金というのは少ない方がいいんじゃないですかと。ここ何年かの厳しいであろう、厳しいと予測される経済状況の中で、何...全文を見る
○丸川珠代君 大変残念ですが、おわびじゃ済まないんですね。うそついて票を集めましたということにもなりかねないわけでございますので、これはやはり国民にきちんと信を問うていただきたい内容だと思います。  どうも解せないのは、今後無駄を削減することを諦めたかのようなことにも聞こえるん...全文を見る
○丸川珠代君 およそ納得し難い御答弁なんですが、これ、安定的な財源を確保しなければいけないというのは我々が言っていたことでありまして、民主党が何と言って政権交代をしたかといえば、十六・八兆円無駄が削れるので、少なくとも四年間消費税を上げる必要はないんですと、そういう話でございまし...全文を見る
○丸川珠代君 法律が通った後、そこには施行期日が書き込まれるわけですから、その前にこれは解散しても意味がないわけで、つまり、いつ実施するということはもう書き込まれた法案が通ってから国民に信を問うても意味がないわけで、そういうことをやるつもりですよということを掲げてやるのが選挙であ...全文を見る
○丸川珠代君 今、五十嵐副大臣が衆議院での議論と違う御答弁をなさったので確認をしたいんですけれども、つまり、平成二十三年度は特定年度に至らなかったのでということで鉄建公団等の埋蔵金を活用したということでございます。ということは、来年度以降も、このように法律には書いてあるけれども、...全文を見る
○丸川珠代君 どうして道を閉ざす必要があるのかというのがいま一つ理解できないんですが。  マニフェストを諦めたわけでないのであれば、例えば公務員の人件費二割削減、これはマニフェスト期間のうちに実施することが不可能ではないんだろうというふうに思いますね。しかも、これは人勧とも関係...全文を見る
○丸川珠代君 人数の方で一割にしても幾らかの埋蔵金は出せるわけでありますので、その点、小宮山大臣、もう一度お願いしたいんですが、これ、やっぱり埋蔵金を使えるという道を閉ざすべきではないんじゃないですか。これは是非厚生労働省として、これ、非常に厳しい戦いになるとは思うんですけれども...全文を見る
○丸川珠代君 結局、そういうことを伺っておりますと、マニフェストではまだできることがあるんだと、諦めていないんだと言いながら、現実的にそれは不可能だという理解を持って、これは財源には充てられないと言っているのとほとんど同じに聞こえるんですよ。財源に充てられるのであれば、まず、皆さ...全文を見る
○丸川珠代君 よしんば復興債という話を認めたとするならば、この五%という消費税の引上げの中に確実にこの分の財源は盛り込まれていなければならないわけでございます。  厚生労働大臣にお伺いしますけれども、このつなぎの分の財源というものは五%の消費税の引上げの中に、二分の一の引上げの...全文を見る
○丸川珠代君 米印だとほとんど事項要求みたいなもので、本当に予算を獲得できるんですかというレベルの話なんですね。ここをきっちり明らかにしないと、やっぱり今の財政に対する信頼と同じ話で、本当に厚生労働省はこれをきちんと財務省から勝ち取れるのかどうかというところが不安ですね、非常に。...全文を見る