伊波洋一

いはよういち

選挙区(沖縄県)選出
沖縄の風
当選回数1回

伊波洋一の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月17日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
議事録を見る
○伊波参考人 皆さん、こんにちは。沖縄県宜野湾市長の伊波洋一でございます。  本日は、衆議院安全保障委員会での意見陳述の機会を与えていただき、木村太郎委員長並びに委員各位の皆さんに感謝申し上げます。  早速、本題に入らせてもらいます。  お手元の一枚のレジュメと、この四年間...全文を見る
○伊波参考人 日米同盟の重要性についての御質問でございますが、現状のことについて言いますならば、沖縄にとって日米同盟は沖縄に大変犠牲を強いるものである、このように思っております。現在の日米同盟によって、沖縄は戦争中の占領の形態をそのまま今日まで維持されたのでありまして、先ほど申し...全文を見る
○伊波参考人 ただいま、安全保障を抑止力の観点で、例えば普天間であれ、あるいは岩国であれ、基地の負担を受け入れることによって日本国民の安全が守られているんだという議論でございますが、今日、米軍の戦略は、世界にグローバルに展開するという戦略であります。韓国へ派遣するストライカー部隊...全文を見る
○伊波参考人 十一年前のSACO合意については、すべてが県内移設という前提の基地の返還でございました。当時、十万人アジア駐留体制、ヨーロッパもそうでございますが、そういう中で行われた合意だ、このように理解をしております。しかし、そのことがゆえに、やはり狭い沖縄に新たな基地をまたつ...全文を見る
○伊波参考人 お答えをいたします。  先ほど申し上げましたように、普天間の現状は放置できないものであるという共通の認識をぜひ実現していきたい。きょう意見陳述をしたのもその趣旨でございます。つまり、九万人の市民が毎日悲鳴のような声を上げて暮らしているような現状を、米国のパートナー...全文を見る
○伊波参考人 意見陳述の中でも述べましたように、やはり沖縄の中には、六十二年前の戦争の中で二十万人が亡くなっていった中で、自衛隊ではありませんけれども、かつての日本軍との関係も含めて本当にさまざまな記憶がございます。そういう意味で、自衛隊に対する容認の部分は広がってはおりますけれ...全文を見る
○伊波参考人 お答え申し上げます。  やはり、沖縄の基地は、先ほど意見陳述で申し上げましたように、占領という中で生まれた基地でございます。普天間にしても、戦争のさなかにつくられた基地である。このことが戦後六十二年にもなってまだそのまま継続されているということがやはり問題である、...全文を見る
○伊波参考人 お答えいたします。  普天間のタッチ・アンド・ゴー、旋回飛行訓練については運用の問題であるので承知をしていないというお答えだったということでございますが、そこに我が国の米軍基地をめぐる問題の一番の根幹がある、このように思います。つまり、米軍の運用について国が物を言...全文を見る