伊波洋一

いはよういち

選挙区(沖縄県)選出
沖縄の風
当選回数1回

伊波洋一の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○伊波参考人 おはようございます。沖縄県宜野湾市長の伊波洋一でございます。  衆議院外務委員会に付されている第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国との間の協定の締結についての承認の審議において、日米政府間の長年の懸案...全文を見る
○伊波参考人 グアムへの八千名の部隊の移転、そして家族九千名の移転について、私は、その資料にも載せてございますけれども、沖縄の今の実員数はおよそ一万二千人から三千人だと理解しております。そして、家族は八千名前後である。そうしますと、八千名の家族から九千名移るとなりますと、みんな家...全文を見る
○伊波参考人 普天間飛行場については、九六年に全面返還が合意されて以来、市としても、この跡利用に細かく取り組んでまいりました。  具体的に、基本方針も含めて、今、具体的な基本計画の策定に向けて、個別行動計画をつくって、県とともに行っているところでございます。しかし、やはり返還の...全文を見る
○伊波参考人 普天間飛行場の危険性については、先ほども申し上げましたように、小学校が本当に基地のすぐそばにありまして、すぐ横を毎日のようにジェット戦闘機や空中給油機が飛行しているわけです。また、ヘリコプターは住宅地上空を毎日のように深夜まで飛行しております。  そういう意味では...全文を見る
○伊波参考人 訪米を三回しておりますが、やはり普天間飛行場の写真を見せますと、米軍関係者あるいは米政府関係者はみんな驚きます。どうしてかといいますと、米国においては、海兵隊の航空基地であのようにすぐフェンス近くまで住宅が密集しているところはないわけであります。というのは、アメリカ...全文を見る
○伊波参考人 私も委員長の方からそのお話を聞きまして、大変驚きました。というのは、ここに普天間飛行場のマスタープランがございます。このマスタープランの中にはクリアゾーンのこともきちんと書いてあります。ですから、基地のフェンスの中では、米軍はそれをきちんと制度にのっとってやっており...全文を見る
○伊波参考人 率直に申し上げまして、要するに、米軍基地については提供施設として管理権も含めて米軍に渡しているので、米軍がどのように使っても基本的には文句を言わないというのが沖縄の基地の実態であります。  ですから、沖縄防衛局、当時は那覇防衛施設局長などがインタビューに答えて、米...全文を見る
○伊波参考人 普天間に関しては、一九九六年三月に騒音防止の措置というものが日米合同委員会で合意されております。主要なものとしては、夜十時以降の飛行をしないというふうな措置であります。あわせて、住宅地あるいは学校、病院等の上をできるだけ飛行しないというふうになっておりますが、ほとん...全文を見る
○伊波参考人 率直なところ、嘉手納に関して、嘉手納のジェット戦闘機は宜野湾の上空も飛ぶわけでありますが、かなり頻繁な飛行回数になってきているというふうに感じております。これは地元紙でもよく報じられますけれども、嘉手納への外来機の飛来がとても多くなっておりますし、いわゆる米軍再編の...全文を見る
○伊波参考人 米軍の沖縄からのグアム移転に関しては、先ほど申し上げましたように、グアム統合軍事計画書というのがございます。そして、今、お手元の資料の八の見出しの方に掲げてございますけれども、これが二〇〇八年九月十五日に海軍長官から米国下院軍事委員会議長への資料でございますが、細か...全文を見る
○伊波参考人 三千人減っても、減った分、負担は軽減になるんじゃないかという御指摘でございますが、御承知のように、那覇軍港、キャンプ瑞慶覧あるいは普天間飛行場、キャンプ・キンザーと、大きな海兵隊基地が返還されることであります。そうしますと、残った部隊はどこへ集約されるのか。当然、北...全文を見る
○伊波参考人 米軍再編の流れというのはトランスフォーメーションの考え方のもとで行われておりますが、トランスフォーメーション局でそういう案を練った方が、日本国内の、日経新聞だったと思います、セミナーに来て、二〇〇二年か二〇〇三年ごろに発言したのを覚えているんですけれども、SACO合...全文を見る
○伊波参考人 やはり地域経済の中で米軍基地が占めている割合も一定ありますので、それが返還されるということがある、今それから利益を得ている皆さんにとってはマイナスになるであろうことは確かだと思います。従業員もいますので。ただ、やはりそれが跡利用を通して、町になり、そして利用されるこ...全文を見る
○伊波参考人 普天間飛行場のおよそ九二%の土地は個人有地でございます。戦争前はそこに村役場があり、小学校があり、幾つもの集落があったわけであります。今委員御指摘のように、沖縄の基地というのは、このような形で占領を通して米軍基地が形成された経緯がございます。そういう意味で、本市の立...全文を見る
○伊波参考人 宜野湾市としては、普天間飛行場を抱えて行政をしておりまして、そして、私もそこに住んでおりますが、先ほどから申し上げておりますように、本当に米軍基地はほとんどの規制がなくて、深夜までの飛行、そして生活が妨害されております。  今回の辺野古への移設にしても、シュワブに...全文を見る
○伊波参考人 私はそういう話は初耳でございまして、そもそも、当然、駐留であれば駐留の数なりが日米で合意されているものだというふうに思っておりました。  海兵隊については、およそ一万六千というのが普通に言われてきた数字でございますので、当然一万六千人というのがあっての沖縄駐留だと...全文を見る
○伊波参考人 宜野湾市民の多くは、普天間飛行場を辺野古に持っていけばいいというふうには考えていないと思います。沖縄世論全体としても、調査をしてみましても、辺野古やむなしというのは二割以下ぐらいになっていて、やはり県外への移設というのが七割はいつもコンスタントにあると思いますので、...全文を見る
○伊波参考人 基本的に普天間の訓練というのはそういうタッチ・アンド・ゴーのような訓練なんです。というのは、演習場じゃございませんので、専らそういう基礎的な、飛行回数を一時間あるいは二時間、五分に一回、回りながら、着陸するような形でおりて、そしてまた上がっていく。これはKC130も...全文を見る
○伊波参考人 当然そのように私たちは考えております。  そこで、それが発表されたときに、防衛大臣等との懇談の場もありまして、やはりタッチ・アンド・ゴーというものが頻繁に繰り返されているのが普天間飛行場でございますということで、それは着陸だけじゃなくて、着陸と同時に離陸をするとい...全文を見る
○伊波参考人 現状だとそういうことになるわけですが、そこで、先ほど来指摘しているのは、日米間では二〇〇〇年の九月十一日に環境原則に関する共同発表なども行って、より厳しい基準で基地周辺への影響を少なくすると言っているわけですから、実効的にJEGS、日本環境管理基準なども含めて具体的...全文を見る