伊波洋一

いはよういち

選挙区(沖縄県)選出
沖縄の風
当選回数1回

伊波洋一の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月14日第191回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  九日の北朝鮮の核実験については、米軍基地が集中する沖縄の県民も強い懸念を有しております。沖縄の風として、朝鮮半島の非核化を求める本抗議決議に賛成をいたします。  現在、世界では非核兵器条約の締結が進展し、既に南半球の全てが非核地帯とな...全文を見る
○伊波洋一君 私が聞いておりますのは、窓口としての日本国政府当局、そして調整の有無、担当者、日時、内容でございます。今、防衛大臣がお答えしたのは日本としての取組と。この場合はあくまでJEGSに基づく日本としての米国との対応をどうしているかということを聞いておりますので、それを明確...全文を見る
○伊波洋一君 一般的な話をしておりません。北部訓練場の当該、今、防衛省がヘリパッドを建設していることについて、それについて自主アセスで既にノグチゲラの生息を二十九巣確認をしている場所について、日本政府として絶滅危惧種に関する計画を米軍に求めた事実があるかどうか、そして協議をしたこ...全文を見る
○伊波洋一君 その事実について、じゃ、お答えください。そして、当時に調整された事実があるならば、きちんと報告をしてください。
○伊波洋一君 答えにはなっていません。  委員長、この北部訓練場について、JEGSに基づくしかるべき日本国政府当局としての調整の有無、そして担当者、日時、内容等を日本政府全体の責任において明らかにされるようお取り計らい願いたいと思います。
○伊波洋一君 はい。
○伊波洋一君 外務大臣、今のお話を聞いていますと、この日米が2プラス2協議で高らかに宣言した環境原則の共同発表、こういうことが具体的には何も行われていない、このように思いますけれども、大臣としての御見解をお聞かせください。
○伊波洋一君 大臣、私が質問しているのは日米地位協定や環境補足協定のことではありません。このJEGSは、米国連邦議会が米軍に課した課題なんです。その課題について日米との間の協議をすることになっていて、JEGSというものに細かく明確に規定されています。ですから、日米地位協定の問題と...全文を見る
○伊波洋一君 きちんと対応していただきたいと思います。
10月20日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。  稲田大臣が触れた北部訓練場のオスプレイパッドの建設問題について伺います。  政府は参院選直後から県外機動隊を数百名動員してヘリパッド建設を強行しているが、十月十八日、高江で複数の県外機動隊員が反対する市民に、ぼけ、土人がとか、...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  沖縄の風は、沖縄県民に対する差別発言に強く抗議をいたします。現場の混乱は沖縄県の負担軽減を口実にオスプレイパッド建設を強行している防衛省の責任でもあり、県外機動隊の差別発言と防衛省が工事を強行する姿勢はつながっていると言わざるを得ません。...全文を見る
○伊波洋一君 高江の調査で、沖縄の政府出先機関の関係者から、高江北部訓練場は米軍基地ですから法律は適用されませんとの答えがありました。政府内部にも国民の間にもこのような誤解があります。本当は米軍基地であっても国内法が適用されておりますし、米軍人個々、軍属にも基地の中にいても国内法...全文を見る
○伊波洋一君 ただいま答弁のとおり、法律は適用されております。是非、政府内部においてもそのことをしっかり周知させていただくようお願いしたいと思います。  環境省は、資料のように、九月十五日、やんばる国立公園を指定し、二〇一八年の世界自然遺産登録を目指しています。北部訓練場はこれ...全文を見る
○伊波洋一君 今防衛省は、アセスを在日米軍司令部に出したということですが、アセスはヘリでアセスされているんですよ、ヘリで。米軍ヘリでアセスされているんですよ、全て。防衛省はオスプレイを前提にしていないんですよ、そのアセスも含めて。  防衛省がオスプレイを配備すると言ったのは二〇...全文を見る
○伊波洋一君 私はこの件については継続して話をしますけれども、今の答弁では納得できません。何といっても、普天間の周辺を見ればすぐ分かるんです。オスプレイ、CH53で九十まで行かない、八十台なのに、今は百超えるんですよ、その周辺の住宅で。いかに違うかということは現場で分かっています...全文を見る
○伊波洋一君 天然記念物の鳥というのは十種しかありません。日本全体で六百種ある鳥のうち、十種だけです。タンチョウヅルだとかそういうものと一緒なんです。だから、極めて貴重です。  この調査するに当たって、外務省はやはり、県がもしそれを求めれば、北部訓練場内に立ち入って調査すること...全文を見る
○伊波洋一君 まとめますが、残りの質問等についてはまた次回の委員会で継続していきたいと思います。
10月25日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  パリ協定の審議の遅れは、米中が協調し、EUが特別措置で批准するという事態を想定し得なかった外交失態にほかなりません。  では、幾つか伺います。  在日米軍及び米軍基地から排出される温室効果ガスは、パリ協定上、我が国の排出量の内数に含...全文を見る
○伊波洋一君 パリ協定などに見られるように、環境は人類共通の財産、言わばグローバルコモンズであり、多国間の条約で規制していこうというのが国際的な流れであります。生物多様性の保全もその一つであります。  前回、当委員会で私から、日本環境管理基準、JEGS十三章の規定に基づいて沖縄...全文を見る
○伊波洋一君 私、前回、委員会でも指摘をしましたが、米軍の要求に従ってヘリパッドが造られているというふうにアセスではきちんと書いております。今、深山局長がお話ししておりますのは、やはり米軍に対して、ここはとても重要な環境だから、二つ造る要求に対して一つにしたり、あるいは七十五メー...全文を見る
○伊波洋一君 はっきりはしないんですよね、答弁を聞いても。一体どういう図書が向こうに渡ったのか、どういう説明をしたのか、その答弁の中で明らかではありません。  JEGSには、自然資源管理計画の作成に当たり、しかるべき日本政府当局と調整を行うと書いてあります。文化庁は、しかるべき...全文を見る
○伊波洋一君 前回確認したように、米軍オスプレイパッド建設等、オスプレイ訓練によって、沖縄県の調査で、個体数が三百二十羽から三百九十羽と言われる特別天然記念物ノグチゲラが少なくとも五羽、バードストライクで死亡しています。  二〇一四年十月二十九日の沖縄タイムスと琉球新報の報道に...全文を見る
○伊波洋一君 自主アセスでは建設の際はCH53ヘリの運用を前提にしておりますが、実際に運用されているのはオスプレイです。  今回、資料として配付しております資料、オスプレイの実際の騒音が百デシベルやあるいは九十九デシベルなど、そしてまた、熱排気の資料等が添付してありますが、併せ...全文を見る
○伊波洋一君 まとめますが、私の質問は、深山さん、46に比較して、これと比較しましてもオスプレイの騒音はおおむね低くなっているということでございますという答弁に対するその根拠を示してくださいということです。  ですから、そのことについて答弁をいただいて、午後につないでいきたいと...全文を見る
○伊波洋一君 引き続き、午後、続けます。  ありがとうございました。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。午前中に引き続き、質疑いたします。  午前中、深山局長はCH46の騒音について米軍の資料等を説明していたようですけれども、何か、なかなか明瞭ではありませんでした。  今お手元に資料を今日提出をしておりますが、このオスプレイの記事の...全文を見る
○伊波洋一君 さらに、今申し上げましたように、高熱排気の問題もあります。そういう意味では、単純にヘリでやったからオスプレイでいいというふうにはならないわけです。ところが、前回の委員会ではそのことを、CH46よりも、比較してもオスプレイの騒音はおおむね低くなっているということだから...全文を見る
○伊波洋一君 ただいま四十デシベルなどというような音が出ているようですが、どこで測ったのか分かりませんね。そもそもオスプレイは直下であれば百デシベル近くの音が出るわけです。そういうことも含めて、いずれ資料は提供いただきたいと思いますけれども。  文化庁は、このようなオスプレイが...全文を見る
○伊波洋一君 今、文化庁の方から答弁ありましたけれども、モニタリング調査と、そして沖縄県教育委員会との連携とを防衛省としてはやっていく考えですか。
○伊波洋一君 今提供されているN4というのは昔から近くで運用されていたものですね、ヘリパッドが。ところが今、皆さんもう一つの資料がありますけれども、今新たに空けられているのは、この下にあるように、全く何もなかったところに大きなヘリパッドが造られているところです。実際、七十五メート...全文を見る
○伊波洋一君 前回の外務省との質問、答弁ででも、米軍基地にも国内法が適用されるということであります。さらに、その意味では、ある意味で米軍自身がJEGSの中で絶滅危惧種の保存を義務付けているということであります。そういう意味では、私たち政府の取組こそが米軍基地内の絶滅危惧種の保全と...全文を見る
○伊波洋一君 確かにそうですね。しかし、米軍自身も様々な形で基地内における絶滅危惧種の保護をJEGSで規定しています。義務付けています。ですから、そういう意味では、そのアクションを日本政府が起こすことは極めて合理的な話だと思います。  ですから、そのことについて、やはり政府とし...全文を見る
○伊波洋一君 まず、外務大臣はヘリパッド建設は防衛省の問題だと、それから防衛大臣は承知していると言うけど、実際は承知されていないんです。ですから、実際に提供したら運用は米軍がやるんですけれども、米軍自身に自然資源管理計画がないという現状があるということで……
○伊波洋一君 是非これからも引き続き質疑をしたいと思います。  以上で終わります。
10月27日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  パリ協定は、主要排出国を含む全ての国々が削減目標を持って参加する画期的な気候変動枠組条約です。離島を含む島々から成り、気候変動の大きな影響を受ける沖縄県民として、沖縄の風としてもパリ協定の批准に賛成いたします。  沖縄県米軍北部訓練場...全文を見る
○伊波洋一君 騒音、低周波、熱風など、CH46やCH53よりオスプレイの環境被害が上回ることは、沖縄県民の被害実態だけでなく数値上からも明らかです。  特に、普天間の評価書で低周波の物的影響が出ていることは営巣内を含めて森のあらゆるものが激しく振動するということであり、オスプレ...全文を見る
○伊波洋一君 特別天然記念物を保護するという文化庁がモニタリング調査を評価する視点というのはどのようなものでしょうか。  例えば、建設予定地のそれぞれのノグチゲラの個体がどのような影響を受けていたのか、あるいは個体の総数が増えたのか減ったのか、モニタリング調査で明らかにすること...全文を見る
○伊波洋一君 今日資料として配付してございますように、この地域は本当に生物多様性に富んでいます。それらの森が全て振動が伝播をして揺れていくと、こういうことでありますので、この件について引き続きまた質疑をさせていただきます。  ありがとうございました。
11月22日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  沖縄米軍北部訓練場へのオスプレイパッド建設工事について伺います。  世界自然遺産級の貴重なやんばるの森を壊して今防衛省が行っているオスプレイパッド建設が、多くの沖縄県民の怒りを増幅させています。  沖縄防衛局は十月二十八日に県に対し...全文を見る
○伊波洋一君 私は、この歩行訓練ルートのアセスの開示を求めましたところ、防衛省は十一月三十日まで開示できないと文書で回答しています。同時に、この中で、貴重な動物種の確認地点があることも認めています。しかし、このようなことがこの国会の場で議論できない、チェックできないということにつ...全文を見る
○伊波洋一君 それでは、平成十九年に行えば、あとは防衛省がどういうことをやっても文化庁は何ら関心を示していないということでしょうか。
○伊波洋一君 当初はこの歩行ルートは手作業で工事をする、しかし今回は重機も入れて工事をする、そのために幅三メートルまで拡大をして一・何メートルかの歩道を確保すると、完全に違う工事になっています。このようなことに対して、やはりこのような態度では私たちはこの貴重な自然は決して守れない...全文を見る
○伊波洋一君 防衛省は、二〇一二年六月のオスプレイレビューに基づく防衛省パンフレットでも、ホバリング時やエンジンテスト時にはCH53ヘリよりオスプレイの方が騒音が大きいということを認めています。また、この防衛省パンフレットは、従来のヘリコプターとの違いとして、オスプレイは下降気流...全文を見る
○伊波洋一君 文化庁は、防衛省のモニタリング調査の結果を踏まえて対応を検討すると繰り返しています。  では、〇七年のアセスの水準と比較対照すると理解してよいのですね。その上で、〇七年アセスより天然記念物等の確認数が減っている場合は、文化庁としては、天然記念物保護の観点から、北部...全文を見る
○伊波洋一君 もう時間ですから終わりますが、モニタリングの結果がどうなるかということは改めてまた質問させていただきます。
11月24日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  沖縄の風は、防衛省の職員の給与等に関する改正法案につきましては賛成の立場でございます。  前回に引き続き、沖縄米軍北部訓練場、オスプレイパッド建設工事について伺います。  天然記念物を含む希少な生物種の保護について、藤江文化財部長は...全文を見る
○伊波洋一君 提供されているオスプレイパッド、完成したものは七年間のブランクがあります。二〇〇七年に調査をした後、その間工事が行われる段階で、いろんな形でずっと使われてこなかった経過もありますので、必ずしも今のことで問題が解決しているというふうには理解しておりません。  二〇一...全文を見る
○伊波洋一君 環境レビューを読んでみますと、防衛のアセスと米軍のオスプレイ運用のアセスは違うということが分かります。  今お配りしているアセスの資料ですけれども、一ページ目に普天間飛行場のアセスの資料がありますが、ここにあるのはクリアゾーンの指定です。普天間飛行場のクリアゾーン...全文を見る
○伊波洋一君 これらのゾーンは今既存の北部訓練場の主要なヘリ着陸帯にあります。そうしますと、今私たちが議論している七十五メートルの範囲でその影響の問題について議論していますけれども、しかし、渡してしまえば、それは米軍がいかようにも広げていく可能性があります。このことについて我が国...全文を見る
12月07日第192回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  拉致された沖縄関係者は、認定拉致被害者はいないものの、警察庁リストでは二十六名いらっしゃいます。政府の取組による一日も早い解決を望みます。  沖縄の風は、九月に決議された北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議を共同提案いたしました...全文を見る
○伊波洋一君 政府は、北朝鮮のミサイル対応を理由に、高高度防衛ミサイル、THAADミサイルの配備調査費を含む二十八年度第三次補正予算案を編成すると報道されています。THAADミサイルについては、韓国配備に中国、ロシアが反発するなど、北だけに向けたものとは理解されておらず、日本での...全文を見る
○伊波洋一君 中国は二〇〇〇年代からアクセス阻止、エリア拒否能力を高め、米国はそれに対抗してエアシーバトル構想を検討してきました。エアシーバトル構想は二〇一〇年の四年ごとの国防見直しで公式に言及され、二〇一五年にJAM—GCと名称変更されています。  エアシーバトル構想というの...全文を見る
○伊波洋一君 日米同盟を掲げる日本の防衛政策が米国のアジア太平洋地域の作戦構想と無関係であるわけはないでしょう。  エアシーバトル構想では、台湾有事に際して、沖縄と日本本土が戦場となり、初期段階では中国の弾道ミサイル、巡航ミサイルの攻撃に対して在沖米軍などの前方展開兵力は一時ミ...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。特に中国との関係は、是非信頼醸成措置をしっかりつくっていただき、平和友好条約を生かすようにしていただきたいと思います。  ありがとうございました。
12月08日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  本日は、七十五年前に沖縄戦につながる日米戦争が始まった日でもあります。七十一年前の沖縄戦では、米軍は、沖縄県民を収容所に隔離している間にその土地を取り上げて、普天間飛行場など次々と基地を建設をいたしました。その後、サンフランシスコ条約で...全文を見る
○伊波洋一君 ハーグ陸戦規定違反という問題をなかなか認めていただけませんけれども、また、日米地位協定による提供というのは、これは日本政府の提供でありまして、これらの土地が米軍に取られた事実、そしてまたその後も返されなかった事実はずっと続いているわけです。沖縄においては、沖縄戦その...全文を見る
○伊波洋一君 是非それを実現をしていただきたい。きちんとした知見が得られているのに、そのことが伝わっていない。だからこそ、このような、希少種が本当にいっぱいいるということが明らかになっているところで、そこに穴が空けられて、そこでオスプレイが運用していくようになるんです。この間、三...全文を見る
○伊波洋一君 皆さんの資料にもう一枚、アマコスト元駐日大使の去年六月二十三日のインタビューがあります。  その中で、アマコスト元大使は何と言っているかといいますと、「この二十年、普天間という二流の基地の問題が日米の大きな懸案となっていることに当惑を禁じ得ません。もし事故が起きた...全文を見る
○伊波洋一君 終わります。