伊波洋一

いはよういち

選挙区(沖縄県)選出
沖縄の風
当選回数1回

伊波洋一の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○伊波洋一君 私は、沖縄の風の伊波洋一です。沖縄から参議院に出ております。  今日の四名の先生方のお話聞きまして、やはり私たちがしっかり備えておかなきゃならないのは、未来に対する日本の在り方ではないかと、このように思います。とりわけ、経済の動向を見ますと、これほどアジアが経済的...全文を見る
○伊波洋一君 榊原先生の方は、中国は日本にとっても一番の大事な輸出貿易パートナーだとおっしゃっておられますし、そういう意味でも、これからのやはり日本の発展には今の流れをどうより発展的につくっていくかということがとても大事だと思いますが、何か政治の場を見ますと、企業はそういうふうに...全文を見る
○伊波洋一君 今度、丹羽先生にお伺いしたいんですけれども、王毅外相が駐日大使の頃、しきりに日本の行政システムを中国に教えてほしいと、そういうことをお話をしておりました。それから、とにかく、ある意味で中国は日本の後を追いながら今の産業の進展をしておりますね、公害の問題とかですね。様...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  もう時間でありますので、馬田先生には質問できませんでしたが、RCEPもやはりとても大事だろうと思いますし、そういう意味では、日中国交四十五周年、そしてまた来年、平和友好条約のときに、日中が、やはりアジアにとって大事な二つの大きな国が新し...全文を見る
02月09日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。私は沖縄選出の議員でございます。  今日は、本当に専門的なお話をいろいろ聞かせていただきまして、ありがとうございます。  実は昨日も国際経済・外交に関する調査会がありまして、多くの参考人の方からお話を伺ったんですけれども、先ほど来あります...全文を見る
○伊波洋一君 今、日本の輸出、輸入合わせた最大は中国であると。また二万を超えるような企業が中国に進出をして、そういう意味では本当に日中間の貿易的な関係、しっかりしているわけですね。そういう中で、今南シナ海でそのドゥテルテ大統領のような現状凍結という提起を、例えば日本が中国に対して...全文を見る
○伊波洋一君 RCEPが要するに中国のイニシアチブで展開されるとなりますと、やはりここの安全保障環境も中国を含めた形で実現していくものと思われます。そういうことを含めて、渡邊参考人にお伺いしますけれども、TPPではなく、アメリカ抜きのRCEPの経済圏の確立というものがどういうこと...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  木村先生、酒井先生には質問できないんですけれども、時間がなくて、本当は中国と日本人はうまくやっていけるだろうかという質問をしたかったんですけれども、どうも、また次の機会にさせてください。  ありがとうございました。
02月15日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。  今日は、御三名の参考人のお話、とても私たちが知らないことをいっぱいお話をしていただいてありがとうございます。  まず最初に川端参考人にお伺いしたいと思いますけれども、沖縄は今でも、ジュネーブの人権委員会など、国連に行く機会があ...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  九九年のハーグ平和会議のときにはコフィー国連事務総長も来られて、それからツツ大主教などのノーベル平和受賞者も来られている会議もあって、その中で、NATOが爆撃をするというその時期に、今、先ほどの国連が思っている平和をつくるという意味はそう...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  ODAの場合は無償のODAというのもあるんですよね、たしか。それはどのくらいの額になっているんでしょうか。
○伊波洋一君 済みません、最後に、NGOの働き方。アフガニスタンで中村哲医師が運河を造って砂漠を緑の肥沃な土地にしているという、そういう事業がありますが、そういう取組に対して河東参考人はどのように評価されているんでしょうか。
○伊波洋一君 やはりあれは、見ていると政府が普通にやっているものよりも何か随分大きな影響を与えているような感じもするんですが、政府としての関与はああいったものにはないんでしょうかね、やはり。
○伊波洋一君 ありがとうございました。
○伊波洋一君 せっかくの機会ですので、藤崎参考人にお伺いしたいと思うんですが、今年は日中国交回復四十五周年、そして来年は平和友好条約四十年なんです。やはり日本にとって一番大きな課題は、今、中国との外交関係の正常化をどうしてつくっていくかということだと思うんですが、今日も本会議でも...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  二〇一四年の首脳会談の前に、日中はそれぞれの尖閣に関する認識を、主張していることを理解するという立場に変わりましたので、そういう意味では間合いは詰められてきていると思うんですね。ですから、私も今、現状凍結というのは国の所有を変えるという...全文を見る
03月09日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  沖縄県民を含め日本国民の生命を危険にさらす北朝鮮の弾道ミサイル発射訓練に対し、沖縄の風として抗議の意思を表明いたします。  今国会でも、主に沖縄の関係する問題を取り上げてまいります。  岸田外務大臣は所信で、「日中関係は最も重要な二...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  来年は日中友好条約締結四十周年です。今年と来年を大切にして、日中友好の動きを是非つくり出していただきたいと思います。  次に、日米首脳会談では、二月十日の共同声明がございます。その中に、「辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に普天間飛行場...全文を見る
○伊波洋一君 抑止力のために沖縄県民が危険にさらされてはならないと思いますし、普天間飛行場の危険性をそのまま放置してはならないと思います。  仲井眞前知事は、普天間の五年以内の運用停止を求め、政府も県民に約束をしていたはずです。その後の菅官房長官は、五年以内は、一四年二月から五...全文を見る
○伊波洋一君 翁長知事が協力しないから困難というようなことでは、できることは何でもやるというその所信には本当に反するのではないでしょうか。確かに沖縄県民が反対をしております。しかし、政府はまたこれを強行しております。私を含め多くの沖縄県民は辺野古新基地建設に断固反対であります。仮...全文を見る
○伊波洋一君 皆さんのお手元に資料を配付してございますが、米空軍関係資料によると、米空軍は一九七三年に、一九六八年から一九七二年までの滑走路から十海里以内で起こった大事故三百六十九件について分析を行い、その結果、七五%が滑走路上か滑走路周辺で発生していることが判明しました。このエ...全文を見る
○伊波洋一君 常に固定化を避ける云々と言っていますけれども、二十年も返還合意からこのような危険な状況を放置しています。本当はもっと前からなんですけれども。なぜそういうことが起こっているのか含めて、国交省にも伺います。  普天間飛行場は航空法に基づく飛行場ではないと承知しています...全文を見る
○伊波洋一君 今答弁がありましたように、実は普天間飛行場には航空法上の安全基準が適用されておりません。皆さんのお手元の資料にもありますけれども、このような鉄塔が滑走路の真正面にあっても、日本の政府はこれに対して何らの規制をすることができないわけであります。  そういう形で危険性...全文を見る
○伊波洋一君 まとめたいと思います。残りの方はまた引き続きやりますけれども。  普天間飛行場の返還合意は一九九六年十二月です。そのときに五年ないし七年以内の返還ということになりまして、最長でも二〇〇三年には返還されるはずだったんですね。私はその年に市長になりました。そのときに、...全文を見る
03月21日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  防衛省のPKO日報隠蔽問題については、防衛大臣も統幕長も責任を免れないと考えております。沖縄の風として、しかるべき段階での両者の辞任を求めます。  さて、沖縄で九六年のSACO合意による基地返還がいまだ実現しない中で、二〇〇五年、六年...全文を見る
○伊波洋一君 私の方からも付け足しますと、二〇一五年八月の補足的環境影響評価、これは皆さんのお手元の資料二枚目の方に国会図書館で作った資料がございます、は、グアム政府と連邦議会の反対を受けて、今申し上げた2プラス2共同発表で再編計画が調整されたことによって改めて環境影響評価が再評...全文を見る
○伊波洋一君 政府は、後で質問しますけど、当初司令部だけが移るんだと、このように説明をしておりました。実戦部隊は移らないんだと。  しかし、皆さんにNHKの映像資料の添付をしておりますけれども、米太平洋海兵隊司令部長期運用担当のスミス大佐は、グアムはアメリカと太平洋地域の多くの...全文を見る
○伊波洋一君 それでは、グアム移転の中身を見たいと思います。  沖縄からグアムに移転するのは、具体的にどの部隊で何名でしょうか。そして、それはどの文書に記載があるのでしょうか。
○伊波洋一君 それでは、グアムに行かなかった五千人は、どこへ、どの部隊が行くのでしょうか。
○伊波洋一君 部隊名を教えてください。
○伊波洋一君 こういう形で、具体的には分かっていないんですね。でも、グアムで造られるものが何であるかということを見れば分かると思います。  基本的に、先ほど、この最終環境影響評価書あるいは補足評価書というものがどういうふうになっているかというと、補足評価書は千五百ページほどのも...全文を見る
○伊波洋一君 今のファイナルの環境影響評価書は、まさに二〇一〇年のものなんです。その一〇年が、実戦部隊をきちんと書き、そして演習場の必要性、具体的な訓練のありよう、全部書いています。だからこそ、沖縄から海兵隊がグアムに行って、そこで抑止力が強化されると言っているんです。  それ...全文を見る
○伊波洋一君 国防総省のディフェンス・マンパワー・データ・センターというのがあります。それには在日海兵隊の総数が一万九千百三十七人と二〇一三年は書いています。しかし、岩国にも三千人いますから、沖縄にいるのは一万六千人ぐらいになるわけですね。そうすると、二千人ぐらい上増しされている...全文を見る
○伊波洋一君 日本政府は、辺野古に新基地建設をしたいがために、どうしても一万人の海兵隊が沖縄に残ると考えたいように見えています。また、訓練の海外移転にも取り組まず、放置し、かえって沖縄各地で訓練強化を許しています。  米軍再編の結果として、海兵隊は沖縄から移転されます。民主主義...全文を見る
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  沖縄の風を代表して、米軍再編特措法一部改正案に反対の討論をいたします。  本法律案は、二〇〇七年の米軍特措法の一部を改正し、期限を十年延長するものです。  在沖米軍のグアム等への移転は要員九千名とその家族を対象とされ、米軍による環境...全文を見る
03月22日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  沖縄からの米海兵隊のグアム移転ですが、二〇一二年四月の2プラス2共同発表で再編計画が調整され、日本政府の負担も、融資を含む計六十・九億ドルから融資を除く真水二十八億ドル、三千百六十四億円の直接財政支援に変更されました。このうち五億ドルは...全文を見る
○伊波洋一君 グアム移転は、二十八億ドル、三千百六十四億円もの国民の税金を支出する事業です。是非、二〇一〇年の当初計画と二〇一五年の補足的評価で示された計画との相違を具体的に明らかにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○伊波洋一君 ただいま答弁ありましたが、五千名のうち四千名が沖縄から行くわけでありますが、残りのものが不明であるということです。米軍の環境影響評価を分析すると判明することですが、当初計画と変更された現行の計画との相違、沖縄から移転する部隊名、規模、建設される施設等、国会に対して具...全文を見る
○伊波洋一君 昨日、資料として配付しました二〇〇九年十一月のグアム移転の当初の環境影響評価のドラフト、素案の第三巻、海兵隊移転、テニアンでの訓練では、「テニアンで計画されている訓練活動は、移転してくる海兵隊の個人から中隊レベルの維持訓練である。維持訓練とは、海兵隊の戦闘即応能力を...全文を見る
○伊波洋一君 日本政府のこれまでの公式的な見解はこんな感じですけれども、しかし、具体的に今グアムで行われている移転の施設建設、これは当初の計画どおりに行われております。そして、その当初の計画は、二〇一〇年最終環境影響評価書、決定書にあるように、もろもろの施設の建設を実現しています...全文を見る
○伊波洋一君 先ほど申し上げましたように、テニアンでの訓練の意味がどういうものであるかというのをお話をしましたけれども、要するに地上部隊はもうグアムに行っちゃっているんですね。それから、八千名、九千名になる部隊のうち、多くがハワイやあるいはペンドルトンに行っているんですね。ローテ...全文を見る
03月23日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  普天間飛行場の危険性除去について伺います。  三月九日の委員会質疑では、日米地位協定に伴う航空特例法により米軍飛行場には航空法第三十八条一項の適用がないことから、滑走路端安全区域、RESAを含む航空法上の安全基準が適用されないことが確...全文を見る
○伊波洋一君 皆さんのお手元に五・一五メモのコピーがございますが、一九七二年五月十五日に沖縄県民は念願の日本復帰を果たしたわけでありますけれども、残念ながら基地はそのまま存続されました。それらの基地は、一つ一つが本来の米軍の基準やあるいは安全基準などが考慮されて造られているわけで...全文を見る
○伊波洋一君 一つでも具体的に求償を行った事例があれば、もし紹介いただけたらと思います。今提供できなければ、是非委員会にお願いしたいと思います。ありますか。
○伊波洋一君 求償している例と、実際に払われたということの例とは別ですか。払われたものがありますか。
○伊波洋一君 それでは、ここで委員長に求めたいと思いますが、これまでの事例について、是非、委員会に提出を願いたいと思います。
○伊波洋一君 二〇〇四年八月十三日の沖縄国際大学への大型ヘリの墜落炎上事故は、本館ビルを含めて周辺に多くの被害を起こしました。奇跡的に住民の被害はありませんでしたが、日米は、その後、場周経路を設定して飛行を再開しました。防衛省の説明では、皆さんに配付しております資料のように、滑走...全文を見る
○伊波洋一君 配付した資料の十二と十三を見ると分かるんですけれども、飛行場の敷地とこの場周経路の位置というのは随分ずれているんですね。それで、一番最初の報告書は、今回の調査結果から、場周経路の飛行はおおむね守られていると、八割はそれを守っていないものにもそう書いてありますし、その...全文を見る
○伊波洋一君 やはり市民や県民が納得するような具体的な遵守を実現をしてもらいたいと、こう思います。このようなことが今の普天間飛行場の状況です。ですから、普天間飛行場での海兵隊機の住宅地上空飛行が一向になくならない、こういう状況があるということは是非理解していただきたい。  今は...全文を見る
○伊波洋一君 オスプレイ配備以降、一層苦情が本当に何百にもなっています。ですから、決して今の対応のような形ではこれは解決できないと思います。  昨年、本委員会でも紹介しましたが、二〇一五年六月二十三日の朝日新聞のインタビューで元米駐日大使マイケル・アマコスト氏は、普天間で事故が...全文を見る
○伊波洋一君 是非努力をしていただきたいと思います。  私たち沖縄県民は、辺野古新基地建設に反対すると同時に、普天間基地の危険性除去、安全対策、沖縄県と宜野湾市へ約束した二〇一九年二月を期限とする五年以内の運用停止を今後とも求めていくことを強調しまして、質問を終わります。
03月30日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  在外公館法案については、沖縄の風としても賛同いたします。  沖縄にも特命全権大使がいます。先月、二月二十五日、岸田外務大臣の主催で那覇において外務省沖縄事務所の開設二十周年式典が行われました。  外務省沖縄事務所の設置経緯、目的はど...全文を見る
○伊波洋一君 私も設置当時から歴代大使にお会いしてきました。米軍基地に対する沖縄県民の声を受けて、在沖米軍など米側へ改善すべきことを伝えて改善していくことが主要な目的の一つです。  一方、現状は沖縄事務所への米軍関係抗議件数が年々増えて、二〇一四年九十七件、一五年百五十二件、一...全文を見る
○伊波洋一君 是非、両会議、協議会共に沖縄の負担軽減のために早急に開催をして取り組んでいただきたいと思います。  さて、先週土曜日、三月二十五日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で三千五百名を超える県民が参加をして、違法な埋立工事の即時中止、辺野古新基地建設断念を求める...全文を見る
○伊波洋一君 沖縄県は、法令を、権限を濫用してこのようなことを行おうとしているわけでは決してないと思います。岩礁破砕許可にしても、それなりの手続を経て県として検討をし、そしてまた法律関係者の方々とも議論をしながら取り組むものだと、このように承知をしております。  ですから、認識...全文を見る
○伊波洋一君 辺野古新基地建設を強行し、米軍の基地負担を力で押し付けようとする安倍政権のやり方は、そもそも米国の、望まれないところには基地は置かないという米軍再編の基本方針に反しています。その結果、何年たっても実現できず、沖縄県民との溝を深めている大きな根本原因だと思います。また...全文を見る
04月12日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。  私は、沖縄から参議院に出ております。その中で、今日は御三名の方から貴重なお話承って、本当に有り難く思っております。  じゃ、少し質疑をさせていただきますが、サーラ参考人にまずお聞きしたいと思いますが、この政治財団というものは、...全文を見る
○伊波洋一君 ドイツにおいては、教育の場でいわゆる戦争中からの近代教育の時間が極めて多いというふうに聞いています。そういうようないわゆる関わりも、このような国内での政治教育の観点でいうと財団が関わることもあるんでしょうか。
○伊波洋一君 ありがとうございました。  菅原参考人に次にお聞きしたいんですけれども、今日はいろいろ提言もされていらっしゃいますが、日本の海外への取組としてはJICAなどが大きくあるわけですけれども、いわゆるここで提起されている民主化の支援とかあるいはそういう取組が、国内的には...全文を見る
○伊波洋一君 参考人の意見をとても私もそうだと思います。是非そういうのが実現できるようになればと思います。  最後に川口参考人に質問させていただきます。  私、沖縄からと申し上げましたが、私自身は沖縄はまだ戦後が終わっていないというような感じがしております。いわゆる戦争中の基...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。
04月13日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。  本日は、総理質疑も予定される中、沖縄の米軍基地問題も含めて質疑したいと思います。  ACSAは、一五年の新ガイドラインの求めに応じて強行された安保法制により、共同訓練や共同作戦が増加することを踏まえて制定されるものです。  ...全文を見る
○伊波洋一君 私たち沖縄においては、過重な基地負担の中で新たなこのような英国軍隊が更に基地を使用することに対して大変懸念を持っております。さらに今回の答弁では日英共同訓練、ガーディアン・ノースはまたそれとは違う趣旨で行われたというふうに理解しているんですが、それについて少しお話し...全文を見る
○伊波洋一君 それでは次に入りますけれども、グアム移転等について伺います。  政府は、二十年以上前のSACO合意を理由に普天間基地の危険性除去についても辺野古が唯一と言っていますが、アメリカの連邦議会の議論は全く違います。沖縄の海兵隊を取り巻く状況は、兵力は移転できないとされた...全文を見る
○伊波洋一君 私は当時、宜野湾の市長をしておりまして、何度も政府要請もしたわけでありますけれども。  要するに、そもそも二〇〇六年の再編合意は、部隊が一体としてグアムへ移っていくというふうに書かれておりまして、本来ならば、そういう意味では、一体性を持ってですから、実戦部隊が当然...全文を見る
○伊波洋一君 これまでいろいろと決めたことというものがなかなか曖昧になっています。これはアメリカの中でも曖昧になっております。  この中に資料を、GAOの資料と、それから今さっき申し上げた議会調査局の報告書のセットになったコピーがあります。それの一番後ろ、後ろの方は、基本的にこ...全文を見る
○伊波洋一君 辺野古新基地建設が普天間代替施設であるとすれば、最低、二〇一二年2プラス2共同発表の九千人の海兵隊の要員がその家族とともに移転するということの合意に沿った内容でなければなりません。先ほど、四月五日の米国会計検査院報告には、今月のですね、沖縄から移転する海兵隊員は、グ...全文を見る
○伊波洋一君 政府は、やはり今回、今年度の予算を含めれば千五百一億円以上の財政がこのグアム移転に投じられているわけです。少なくとも、これは国民の税金であります。その意味で、それが具体的にどう使われているかということをきちんと精査をして報告をする義務があると思いますが、今の答弁のよ...全文を見る
○伊波洋一君 今の答弁は私は違っていると思いますね。  というのは、そもそも沖縄の距離が近いから、割と適地だというふうに、あるいは離れているからといいますけれども、むしろ、一九九七年の米国防委員会、連邦議会で設置された国防委員会の中で、二〇一〇年から二〇二〇年の間にミサイル部隊...全文を見る
○伊波洋一君 MAGTFが一つしかなかったのに、ある意味ではMEUが一つしかなかったのに、それが四つに整備されることになって、更に水陸機動団もできて、しかしそれでも沖縄の基地負担は減らないというのでは全く話にならないと、このように思います。  そこで、質問を続けますけれども、米...全文を見る
○伊波洋一君 具体的には国際連合ということを挙げて言っているわけでありますけれども、この十二オプションのうち、一つは沖縄であると書かれています。どこのことでしょうか。さらに、沖縄で新しい基地を建設したり、沖縄で新たな二千八百メートル級の滑走路を米軍に提供することはしないと約束して...全文を見る
○伊波洋一君 二〇〇六年のロードマップの基になった二〇〇五年の合意、日米同盟・未来への変革と再編では、島嶼侵略に対しては日本自身が防衛し対応すると書かれ、ACSAなど多国間の軍事協力を求めた二〇一五年の新ガイドラインでも、自衛隊は島嶼攻撃を阻止する第一義的な責任を有すると記載され...全文を見る
○伊波洋一君 エアシーバトル、オフショアコントロール、前方パートナーシップなどの議論が行われておりますが、これに対する質問はしません。  小野寺元防衛大臣は、今年一月二十六日の衆議院予算委員会で、この弾道ミサイルはアメリカに絶対撃ちませんから、日本だけですからといって、ある国が...全文を見る
○伊波洋一君 もう終わりますけれども、二〇一三年七月二十四日の米下院軍事委員会公聴会では、ゲイリー・ラフヘッド元海軍作戦部長が、尖閣諸島が最も不安定な状況にあり、認識の共有、緊張緩和の手段がないことが問題で、衝突があった場合、鎮静化させるメカニズムがないと証言し、日中間での戦術、...全文を見る
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  総理は、毎年六月二十三日、沖縄慰霊の日、沖縄戦の最後の戦場となった摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式に参列されています。  七十二年前の沖縄戦は、沖縄を本土防衛のための戦場と位置付け、徹底抗戦の方針により、沖縄県民を巻き込む三か...全文を見る
○伊波洋一君 沖縄防衛のためと称して南西諸島、沖縄に第三二軍を創設して本土防衛の捨て石にし、沖縄を戦場にしたことが二十万人を超える悲惨な犠牲を生みました、住民を含め。  今、沖縄県民は、安倍政権が進める辺野古新基地建設、高江オスプレイパッド建設、先島への陸自ミサイル部隊配備も、...全文を見る
○伊波洋一君 私は、今、安倍総理が進めていることが今のお言葉とは逆行するものではないかと考えております。安倍総理は、高江オスプレイパッド建設、辺野古新基地建設を、沖縄県民の声を無視して、反対する県民を排除するために全国から機動隊を動員してまで強行しています。  高江では、二〇〇...全文を見る
○伊波洋一君 総理のただいまの答弁は、私の質問には直接には答えておりません。  このような貴重な自然を守るということが米国の政策である、そして米軍はそれを守らなければならないという基準がきちんと作られている、そのことをなぜ日本政府が守らそうとしないのかということであります。私は...全文を見る
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  私は、沖縄の風を代表して、日米、日豪、日英ACSAの三協定に反対の立場から討論を行います。  今回の協定は、二〇一五年の日米新ガイドラインと安倍自公政権の強権的な審議により制定した安保法制に基づき物品、役務の相互協定を定めるもので、弾...全文を見る
04月19日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。  本日は、参考人の皆さんには貴重なお話とそれから資料等を提供いただきまして、ありがとうございます。  最初に、フクシマ参考人にお聞きしたいと思うんですが、米中関係についてですけれども、米中戦略対話など、本当に米中の間では頻繁な政...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  次に、伊藤参考人にお聞きしたいと思いますが、安全保障の備えというものが、いざというときにはこれは必要だということは冒頭からのお話で分かるんですけど、日本は独立して以来、一九五二年のサンフランシスコ条約で独立して以来、日米安保の下にありまし...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  あと少しだけありそうですので。  確かに今、中国の力による現状変更というものにおいて日本はかなり議論しているわけですけれども、戦後の世界を見ますと、やはり、これまでアメリカあるいはソ連、ロシア、イスラエル、この三者が一番武力を使って攻撃...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。終わります。
04月20日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  議題となります三条約ですが、今や日常生活に欠くことができない情報技術製品、ITAと拡大ITAの貿易の合計額では、日本にとって中国が、輸出の二五・四%、輸入の一七・九%を占めています。また、Eコマースの進展に係る郵便に関する二条約に関して...全文を見る
○伊波洋一君 お手元に資料も提示をしてございますが、緊急発進の対象となったロシア機及び中国機の飛行パターン例を見ると、二十八年度中に尖閣に接近したのはロシア軍機であり、中国機の飛行は尖閣までは及ばないコースでの訓練であり、挑発的な意図は希薄なようにも思われます。  しかし、米国...全文を見る
○伊波洋一君 この進展がなかなか目に見える形でないというのが現状ではないのかなという感じがしております。私は、やはり現在スクランブルの回数が極めて多くなっていること等を踏まえれば、このことを早く実現することはとても大事ではないかと思います。  防衛省にもう一度伺いますけれども、...全文を見る
○伊波洋一君 報道などを通してみますと、防衛省が発表している以上にこの緊張が高まる事例があり得るというふうな報道もされております。そういうことをやはり私たちは放置はできないと思います。  外務大臣は、この間、日中関係は最も重要な二国関係の一つと繰り返しておられます。伺いますが、...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  日本にとって中国の軍事活動は大きな問題ですけれども、同時に、中国との経済関係も極めて重要です。既に日中貿易は日米貿易の一・五倍になろうとしており、ASEAN各国との貿易も米国に匹敵するものであります。やはり、今後の日本の発展にとって中国や...全文を見る
04月25日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  質問に入る前に、本日午前中に辺野古で作業員が砕石をクレーン車で海中に投下したと報道されています。今後、石材を海中に積み上げて埋立区域を囲う護岸を造り、埋立てを開始しようとするものです。県民の民意を無視して工事を強行することに対し、沖縄の...全文を見る
○伊波洋一君 先ほど核シェルターの話もありましたけれども、例えば核シェルター、あるいは例えば防空ごう、例えば避難する手段の船舶、その一切は行われていません。予算措置もされていません。パターンを作りましょうと言うだけの話です。  それで、現実にいよいよあしたミサイルが飛んでくる、...全文を見る
○伊波洋一君 私も確認をしたんですけれども、予算措置は一円もされていません、全国で。要するに、国民保護法というのはあるけれども、逃げる取組というのは、あるいは保護する取組というのは本当は何も行われていない。ただ、パターンだけが作られている。  そういう中で、戦争をするんだという...全文を見る
○伊波洋一君 このキャンプ・ハンセン周辺での実弾による事故というのは平成二十年にも、あるいは平成十四年にも、十四年はシュワブから飛んできた、恩納村ですけれども、あります。しかし、これに対して本当に抜本的な対策が取られたのかどうかは確認されておりません。  そこで質問しますが、五...全文を見る
○伊波洋一君 やはり、周辺は住宅地区に囲まれていて、もう山向こうの恩納村は沖縄での有数な観光地区なんですね。そういうところにまで、畑の方まで飛んでくるような事態もあります。  そういう意味では、私はやはり、先ほど申し上げた、沖縄からの海兵隊の今回の移転、そしてグアムへの、千五百...全文を見る
○伊波洋一君 是非政府として対応していただきたいと思っております。  次に、質問は、時間限られていますけれども、あさってもありますが、そこへつなげていきますが、皆さんにお配りしている資料の中には、小学校の登校時に校門に米軍車両が誤って進入したりする、これ何度も同じ場所で起こって...全文を見る
04月26日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第6号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。沖縄から選出されております。  まず最初に、今日は、本当に三名の参考人の皆さん、いろいろ貴重なお話ありがとうございました。  李英和参考人に聞きたいんですけれども、今日は大変厳しい現実の話を聞かせていただきましたが、ただ、それが事実である...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  時間が限られていますので次に移りますけれども、平岩参考人にお伺いします。  北朝鮮が外交関係を樹立している国は結構多いわけで、マレーシアでの金正男事件というものは、マレーシアがいかに北朝鮮に観光客を送っていたかということが報道で知ること...全文を見る
○伊波洋一君 北朝鮮が望んだ直接米国との対話というのが今軍事的対話になって表れているわけですけれども、それも一つはそういう意味ではその結果だと思うんですが、今おっしゃるように、ここにも書いてありますように、金正恩体制にも行動原理がある、それから彼らなりの合理性があるということを考...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  あと、最後に小針参考人にお伺いしますけれども、沖縄には多分この五百万人の一割の韓国の方々が観光客で来るんですね。もう今二百万人を超えるようになりましたので、そういう意味では大変アジア、東アジアの平和というものは沖縄にとっても大事だと思う...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。終わります。
05月09日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  議題となっております四条約は、生物資源を守り適正に管理することを目指しており、賛同できるものです。  現在、沖縄県名護市辺野古崎では貴重な大浦湾の自然環境を破壊して新たな米軍基地建設が強行されようとしています。辺野古、大浦湾一帯は世界...全文を見る
○伊波洋一君 お手元の資料のように、邦訳もされておりまして、朝日新聞も報道いたしました。具体的に局長等の名前も出ております。そういう意味では、この詳細についてはそのとおりであっただろうと思います。  しかし、私たちはやはりこのようなことがあってはならないと思いますし、今アメリカ...全文を見る
○伊波洋一君 約で言っていますが、大型は二十三個ではありませんか。
○伊波洋一君 当初の約束では事業実施前に移植するということだったのではありませんか。
○伊波洋一君 サンゴ類に関する環境保全措置というのが平成二十七年四月に沖縄防衛局から出ております。それによりますと、大型というのは一メートルを超えるものが大型ということになっています。実数的にはおよそ百七十個ぐらいの大型ハマサンゴが確認されたようでありますけれども、その中の二十三...全文を見る
○伊波洋一君 サンゴ類の移植、移築はサンゴの採捕に当たります。沖縄県漁業調整規則では造礁サンゴ類の採捕が禁止されており、移植の実施に際しては沖縄県知事の特別採捕許可が必要です。  国としては、辺野古埋立てにおいてこの手続を取るのでしょうか、それとも無視するのでしょうか。
○伊波洋一君 サンゴ類に関する先ほど申し上げた環境保全措置を見ますと、先ほどの大型サンゴという定義を防衛省は一メートル以上としています。一メートル以上としているから二十三個なんですね。しかし、それ以下のものをある程度調査をしたものは百七十を超えます。その百七十の超えるサンゴは、十...全文を見る
○伊波洋一君 今年三月に海洋レッドリストというものができて、サンゴも指定されております。このような中で今のような作業が行われようとしているわけでありますが、貴重なサンゴ類はやはり本来はその場で保護されるべきです。海を殺すようなことがあってはならないと思います。  名古屋会議の議...全文を見る
○伊波洋一君 じゃ、次の機会にまたお願いいたします。
05月10日第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  従来、二元外交や多元外交は否定的な意味で使われてきました。冷戦期やその後の国際関係においては、日本政府、外務省による対米協調重視の一元外交に一定の合理性があったかもしれません。しかし、米国の後退と世界の多極化により、外務省による一元的な...全文を見る
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  米国の後退と世界の多極化により、アジア太平洋においては中国やインドが台頭しています。こうした国際関係に対応する新たな外交戦略が求められています。  安倍政権は、これまでどおりの対米協調重視を日本の国益と考え、総理自らが対中国包囲網を構...全文を見る
05月10日第193回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  本日は、参考人の皆様には貴重な御意見、特に御家族の皆様の悲痛な思いを直接に聞かせていただき、深く受け止めさせていただきました。ありがとうございます。皆様の思いを受け止めて、政府や国会が取り組むことが大切だと考えています。  私が最後の...全文を見る
○伊波洋一君 本日は、御家族の思いをしっかり受け止めさせていただきました。私たちも、委員会としてしっかり頑張ってまいりたいと思いました。  ありがとうございます。
05月11日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  昨晩、嘉手納基地では僅か四時間前の通告で空軍特殊部隊の夜間パラシュート降下訓練が行われ、周辺自治体首長や住民から怒りの声が上がっています。さらにまた、昨晩は、コロラド州の空軍基地からF16戦闘機十二機が嘉手納に飛来し訓練をするということ...全文を見る
○伊波洋一君 このFPS7というのは今あちこちで換装されています。それでは、そのそれぞれの地区でも同様にこのような大規模な局舎が造られているということでいいのでしょうか。
○伊波洋一君 現在、千代田カントリークラブ跡地に新たな陸上自衛隊を配備する計画が進められています。この新たに配備される部隊の構成はどのようになっていますか。
○伊波洋一君 大福牧場で予定していて千代田カントリークラブ跡地で施設配置案に含まれなかったものがございます。これらの施設については、今後、宮古島の島内の土地を取得し設置していく意向ですか。
○伊波洋一君 そうすると、今答弁ありましたように、実弾射撃場や、あるいはミサイル、弾薬保管をする火薬庫など、かなりそれぞれの保安基準もあるということを聞いておりますが、この宮古島にそういう場所があるんですか。
○伊波洋一君 先ほど地下司令部の話をしましたけれども、地下司令部についても別途に造るということで理解していいんですね。
○伊波洋一君 そうすると、地対空、地対艦ミサイル部隊の合同の司令部を造るという話が聞こえるんですけれども、それはそういうことではないということでいいんですか。
○伊波洋一君 では、地下司令部ではないけれども、司令部は造ると。つまり、地対空ミサイル部隊の司令部は造るということを伺っております。地対艦ミサイル部隊は奄美大島、沖縄にもあるでしょう、それから宮古島、石垣島ということになるわけですけれども、それを連携する司令部ができるということで...全文を見る
○伊波洋一君 では、造る予定ということですね。分かりました。  自衛隊は、専守防衛が原則ですから、もし有事が生じるとすれば、原理的には敵国の先制攻撃しかありません。敵の先制攻撃では、ゲリラ的攻撃とともに、軍事施設に対するいわゆる飽和攻撃と言われるようなミサイル攻撃が行われます。...全文を見る
○伊波洋一君 今の答弁にありますように、基本的に地対艦ミサイル部隊が活動するということになりますと、やはりそれが見付けられなくしなければ、ミサイルの攻撃があるわけですから、そういう意味では島内における隠れながらの移動ということも含めての考えだと。  当然、そうなりますと、島全体...全文を見る
○伊波洋一君 事態の認定というのを前提にしか防衛省は動かないですよね。そして、このいわゆる国民保護計画は、基本的には自治体の計画であると、このように主張しております。  そういう意味では、戦争の準備はするけれども住民保護の準備はしないという立場が今の防衛省なのではありませんか。
○伊波洋一君 パターンの作成とか机上の計画、あるいはいわゆる訓練計画というのはあると思いますけれども、ただ、具体的に、例えばシェルター造るとか、あるいは何らかの移動手段を確保するとかというような予算措置は一円もされていないと聞いておりますが、そのとおりですか。
○伊波洋一君 島嶼防衛では、離島が一旦戦場になってしまえば島民に悲惨な犠牲を強いることは明らかです。日本政府は、これが防衛政策だ、安全保障政策だと言いますが、安全保障とはそもそも国民の生命、財産を守るための政策のはずです。沖縄や南西諸島の住民の保護について考えず、島々を戦場にし、...全文を見る
○伊波洋一君 私が思いますのは、オフショアコントロールは論文であるという言い方ですけれども、これは、海幹校戦略研究など海上自衛隊幹部学校のコラムや様々な論文の中にもきちんと検証されております。まさにそのことが今南西諸島で起こっているわけです。  ですから、中澤一佐が、先ほど、自...全文を見る
○伊波洋一君 私は、先日、委員会の理事の皆様方と築城の基地に行きまして、そして初めて栄誉礼というのを受けたんですけれども……
○伊波洋一君 はい。  そのときに思ったのは、やはり私たち国会議員は自衛隊員を無駄死にさせてはならないと思います。そしてまた、国民を守っていかなきゃいけないだろうと思っております。是非そのことをこの委員会で取り組んでいきたいと思います。
05月15日第193回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  本日で、一九七二年五月十五日の沖縄の施政権返還からちょうど四十五年目です。米軍統治下から日本国憲法の下に帰り、この四十五年で、教育、社会保障制度、社会インフラが整備され、発展し、沖縄も大きく変わりました。  一方、この四十五年間、今も...全文を見る
○伊波洋一君 HACCPの導入については、施設設備の整備に多額の資金が必要とか、あるいはモニタリング、記録管理等の人的コスト等HACCP導入後の運用コストが大きいなど、中小企業を中心に支援を求める声も出されております。  政府としてHACCPの義務化や導入促進に向けて支援をすべ...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  HACCPを前提に、食肉処理施設が相手国から輸出認定を取得しなければなりません。沖縄でも、輸出認定に対応できる食肉処理施設を整備していく必要があります。  農水省は、強い農業づくり交付金や輸出インフラ整備プログラムなど、施設整備を支援し...全文を見る
○伊波洋一君 是非、沖縄県内においても施設整備、輸出認定が進むよう御支援をお願いしたいと思います。  課題は、まだまだ食肉の輸出相手国が限られているということです。現在、豚肉の輸出拡大については中国、タイと、それから牛肉の輸出拡大については台湾、韓国、中国、マレーシア、サウジア...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  特に中国、韓国は大きなマーケットです。カンボジアに輸出された和牛肉が中国に転売されているという報道もあります。是非、早期の輸出解禁に向け、一層の御尽力をお願いしたいと思います。  日本政府は地理的優位性を口実に沖縄に基地を押し付けていま...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  業界も、香港輸出等を通して、業界の協議会などもつくりながら、県も挙げてやっております。そういう意味では、政府としても沖縄の地理的優位性を、やはり日本経済全体の農産物の輸出にも貢献することですから、是非、大きく見てもらって、その流れをつくっ...全文を見る
05月16日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  議題の租税関連条約については、二重課税の除去あるいは租税回避防止を目的とするもので、賛同できるものであります。  さて、昨日、五月十五日は沖縄返還から四十五年になります。七十二年前の沖縄戦で占領された沖縄が、二十七年間米軍統治、いわゆ...全文を見る
○伊波洋一君 先月も、四月二十四日に二〇一一年以来のパラシュート降下訓練を米軍は行っております。そしてまた、今回このように行うと。毎月のような形で恒例化する懸念があるというのが県民の大きな懸念であります。  そういう意味で、この例外という表現でありますが、例外というものはどのよ...全文を見る
○伊波洋一君 伊江島でできないというのは風向きとかいろんなことがあるというふうに聞いてはおりますけれども、しかし、やはり私たちは、沖縄はいろんな形で米軍基地負担があるわけですから、やはり政府として、通告もなく行われるものに対しては毅然としてやはりこれはいけないということをきちんと...全文を見る
○伊波洋一君 二度にわたり米軍に対して政府から抗議し、日本政府のトップである防衛大臣が遺憾の意を表明しているにもかかわらず、その後の十二日には沖縄県の副知事が嘉手納基地の米第一八航空団のアムライン副司令官に抗議していますが、その際にアムライン副司令官は、日米合同委員会で調整済みだ...全文を見る
○伊波洋一君 先ほど申し上げましたように、アムライン副司令官が日米合同委員会で調整済みだと言ったと言っているんですね。そうすると、それは誤解であるのか、あるいはどういうことであるのか、やはりしっかりと確認する必要があると思います。そのことについてもっと御説明を願いたいと思います。
○伊波洋一君 先ほど申し上げましたように、昨日、復帰四十五周年であるわけでありますが、沖縄の基地問題というのは、解決するどころかますます混迷の中に入っているというふうに思います。  私は、これまでも委員会の中でも議論させていただきましたが、日本政府が三千億円以上のお金を掛けてグ...全文を見る
○伊波洋一君 防衛大臣として今後どのような対応をしていかれるのか、所見をお願いしたいと思います。  以上です。
05月18日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  先日の委員会に引き続き、宮古島への陸上自衛隊配備をめぐる問題について伺います。  当初は、大福牧場に複数の施設から成る駐屯地が整備され、千代田カントリークラブは訓練場として使用する計画でした。しかし、昨年九月に若宮副大臣は、大福牧場へ...全文を見る
○伊波洋一君 千代田カントリー跡地の駐屯地の隊庁舎には地対空ミサイル部隊の群本部、司令部が入るということですが、宮古、石垣、奄美の統合司令部という理解でよろしいでしょうか。
○伊波洋一君 地対艦ミサイル部隊の司令部は宮古島島内に置くのでしょうか。どこに設置することになるのでしょうか。
○伊波洋一君 前回、有事における誘導弾射撃については、市街地から十分隔離した場所において周囲の安全確保を努めた上で実施すると答弁されています。  市街地から離れた島内の集落周辺、あるいは民家、公共施設近くから射撃することもあり得るということでしょうか。
○伊波洋一君 中期防では、初動を担任する警備部隊の新編等により、南西地域の島嶼部の部隊の態勢を強化すると明記されております。  千代田カントリークラブに配置される陸自のうち警備部隊は三百六十名とのことですが、三百六十名の警備部隊の規模、装備はこれで十分なのでしょうか。そしてまた...全文を見る
○伊波洋一君 災害のために三百六十名置くことになるということは、今までもいなかったわけですから、そういうのは一つの理由にしかすぎないと思いますが、エアシーバトル構想やオフショアコントロール戦略では、初動において敵の飽和攻撃や着上陸戦闘にひたすら耐え抜くということが設定されておりま...全文を見る
○伊波洋一君 いずれにせよ、ミサイル部隊をトンネルや掩体を掘って隠匿することは当然考えられるとおっしゃっていたわけで、施設部隊の駐留が必要になるはずです。  二〇一六年二月には地対空誘導弾PAC3が海上自衛隊の輸送艦で運ばれ、島内の公園に搬入、設置されました。新たに配備されるミ...全文を見る
○伊波洋一君 今、宮古島の平良港は国土交通省の官民連携による国際クルーズ拠点に選定され、大型クルーズ船の寄港による観光客の増加が期待されております。しかし、これまでもPAC3を積んだ海上自衛隊の輸送艦や地対艦ミサイル部隊を積んだ民間旅客船などが平良港を利用してきました。千代田カン...全文を見る
○伊波洋一君 安倍政権が進める南西シフト、南西諸島の陸自配備は、中国軍の太平洋進出を食い止める海上限定戦争を南西諸島で行うために宮古島の島民を巻き込んで島全体を要塞化しようとするものと考えています。弾薬庫や訓練場が駐屯地とパッケージでそろっていない自衛隊配備などはあり得ません。一...全文を見る
○伊波洋一君 是非説明会をしっかりしていただきたいと思いますし、私は、昨日ですかね、ニュースを見て驚いたんですが、米国に行かれている前防衛大臣あるいは元防衛大臣が、この北朝鮮問題に絡んで一番脅威なのは何かということに対する問いの答えとして、中国が脅威なんだということを共通して答え...全文を見る
05月23日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  防衛省設置法等の一部改正案は、陸上自衛隊の迅速、柔軟な全国的運用を可能にする陸上総隊の新編、島嶼防衛を目的とする水陸機動団の新編、南西航空混成団の改編、水陸機動団が運用する水陸両用車AAV7の船舶安全法等の適用除外などが内容であり、南西...全文を見る
○伊波洋一君 世間的には、このような大綱、中期防の南西地域の防衛態勢の強化は中国の脅威に備えるものと理解されています。防衛大臣もそのように認識されておりますか。
○伊波洋一君 今月、五月一日、ワシントンの戦略国際問題研究所CSISで、トランプ政権への日本の戦略というテーマで、日本から中谷元前防衛大臣、小野寺五典元防衛大臣、長島昭久元防衛政務官が参加してシンポジウムが行われました。三氏とも北朝鮮の核兵器と弾道ミサイルの開発が脅威であると述べ...全文を見る
○伊波洋一君 ただいまの答弁、確認をしますけれども、防衛省として中国を脅威として位置付けているわけではないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○伊波洋一君 分かりました。  連日の北朝鮮のミサイル発射は日本にとっても大きな脅威であることは明らかです。北朝鮮は、米本土とともに在日米軍基地を核兵器を含む攻撃の照準にするとしています。  二十一日に安倍首相は、北朝鮮による弾道ミサイル発射について、中国やロシアとも連携をし...全文を見る
○伊波洋一君 政府の立場は外交青書など、あるいはいろんな形で承知はしておりますけれども、現実の対応として世間に流布しておりますのは中国脅威論です。政府として、中国脅威論をそのまま放置しながら、現実には、今先ほどの議論もありましたように、南西諸島への基地の建設、そしてまた、対中国を...全文を見る
○伊波洋一君 前向きの答弁ありがとうございます。  やはり今年の四十五周年、来年の四十周年というのは極めて大きな節目であります。今回の審議、あさってもありますが、あさっては是非そこら辺も含めて質疑をさせていただきたいと思います。  終わります。
05月25日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  前回確認させていただいたとおり、本法案は南西地域の防衛態勢の強化、いわゆる南西シフトを自衛隊の組織の観点から強化するものです。二〇〇五年の日米合意、「日米同盟 未来のための変革と再編」では、島嶼侵略に対しては日本自身が防衛し対応する、と...全文を見る
○伊波洋一君 米国の東アジア戦略であるエアシーバトル構想やオフショアコントロール戦略のシナリオでは、初期段階でいずれも中国からのミサイル攻撃を日本の自衛隊や在日米軍が受け止めることが想定されています。つまり、自衛隊員や南西諸島の住民は、飽和攻撃と言われるような圧倒的なミサイル爆撃...全文を見る
○伊波洋一君 野党時代には、稲田大臣自らが、米軍が策定中のエアシーバトル構想、日本の外務大臣だったらこれをきちんと認識しなきゃいけないんですと力説されております。  こういう状況が現実に今来ているわけでございますね。そういう意味で、二〇一五年十二月には、「南西諸島を軍事拠点化す...全文を見る
○伊波洋一君 軍事面での評価はおくとしても、現在中国は世界第一位の座をうかがう経済的超大国に成長しています。日本との経済関係も二十年前と比較して大きく成長しています。  お手元には国立国会図書館を通して調査をしてもらった資料が届けてございます。  二十年前に七・六兆円だった日...全文を見る
○伊波洋一君 確かに日米関係というのは大きな基軸です。それはとても大事なことだと思います。しかし同時に、今資料でお示ししましたように、今成長している中国、その中国と世界は結んでおります。その中で、私たち日本が、目の前にある中国、奈良の時代から付き合っている中国が、軍事的な日米同盟...全文を見る
○伊波洋一君 私は、沖縄の風を代表し、防衛省設置法等一部改正案に反対の討論を行います。  本法案は、大綱、中期防に基づく南西地域の防衛態勢の強化、いわゆる南西シフトを組織面で実現するものです。  中国脅威論に乗っかった南西シフトに基づき毎年離島奪還訓練が繰り返され、住民の抗議...全文を見る
05月30日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  参考人の皆さんには、貴重な御意見ありがとうございます。時間も限りありますから全員には質問できないと思いますが、鈴木参考人にお伺いします。  今回の日印協定の一番の問題点は、やはりNPT体制の中にないインドで、なおかつもう既に核兵器もひ...全文を見る
○伊波洋一君 一応、公文などはあっても、本当にインドが核実験を行ったときにというような条件の中にも、あるいはパキスタンとの関係であるとか安全保障上の問題であるとかというのを考慮をするような一文になっておりまして、先ほど伊藤参考人がお話ありましたように、インドはそういう制約されてや...全文を見る
○伊波洋一君 先ほどからの各参考人のお話を聞いておりますと、まさにインドという大国ではありますけれども、その周辺ではパキスタンや中国、まさに核をめぐる緊張がある中に、我が国政府がこういう協定を作り、それで積極的に原発を輸出するという流れをつくる中で、同時に、核兵器への転換とかある...全文を見る
○伊波洋一君 今回の協定ができ上がっていく背景の中には、いわゆるアメリカからの原発輸出に伴う日本の部品の必要ということもあるというふうに理解しておりますけれども、違う形の協定の在り方だってあったのではないかというふうに鈴木参考人はお考えでしょうか。
○伊波洋一君 じゃ、次に川崎参考人にお伺いします。  今、日本はいわゆる北朝鮮のミサイルあるいは核ミサイルの脅威の下にあると言ってもいいと思いますが、その中で、日米中含めて、朝鮮半島の非核化というものを提起しながら、いわゆる核ミサイルの問題も処理を、解決をしていく流れを国、政府...全文を見る
○伊波洋一君 最後に、伊藤参考人にお伺いします。  やはり、今インドは大国になるということはもう確実視されておりますし、ある意味で、今一帯一路など中国との関係や、かなりこれから十年、二十年、三十年と大きく日本も関わる場所になるんだろうと思いますが、この原子力協定そのものが大きな...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。時間ですので、終わります。
06月01日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  まず、北朝鮮のミサイル発射に関連して一点質疑いたします。  米海兵隊のネラー総司令官は、五月二十四日の米上院歳出委員会の小委員会で、最近のニュースに見られるように戦略的な情勢は変わった、敵国の能力が力学を変えたと述べ、さらに、私は、ハ...全文を見る
○伊波洋一君 関連については次期の委員会にまた延ばします。  日印原子力協定について質疑します。  これまでも日本政府はインドに対し、非核兵器国として、NPTへの早期加入、CTBTの早期署名、批准等を求めるとの我が国の立場は変わりはないと繰り返してきました。どのような理由でし...全文を見る
○伊波洋一君 現在、国連は、核兵器禁止条約を七月にも制定する予定だと言われています。しかし、我が国は唯一の戦争被爆国であり、非核三原則を有する非核保有国にもかかわらず、核保有国、米ロ中や英仏とともに日本政府はこの核兵器禁止条約に反対し、一連の会議には参加していません。北朝鮮が弾道...全文を見る
○伊波洋一君 CTBTについても、米国、中国、エジプト、イラン、イスラエルは署名済みで未批准国と、北朝鮮、インド、パキスタンは未署名で未批准国です。我が国はこれまで、国際原子力機関の保障措置と並び、核兵器不拡散条約を中核とする核不拡散・核軍縮体制の不可欠の柱と捉えて、CTBTの早...全文を見る
○伊波洋一君 日本政府は、〇八年九月の原子力供給グループ、NSG第二回臨時総会において、ぎりぎりの判断としてコンセンサスに加わった、その際、我が国は、仮にインドによる核実験モラトリアムが維持されない場合には、NSGとして例外化措置を失効ないし停止すべきであること、また、NSG参加...全文を見る
○伊波洋一君 その協定の中でも、安全保障の問題を含めて様々な留保事項がある中で、このNSGの件については、先ほど〇八年の報告にありますように、日本がそういう立場であるということを述べているわけですが、今、日本政府がインドのNSG加盟を支援することと、日印協定後に核実験を行ったイン...全文を見る
○伊波洋一君 コンセンサス合意という中で、NSG加盟という問題がやっぱり矛盾を生じると思いますね。  政府のNSG加盟支援は、インドが仮に核実験をしても、例外化措置や他国の原子力協力に影響を与えないような抜け道を用意するものであり、インドが核実験をしたら原子力協力を停止するとい...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  まず、防衛省へ質疑いたします。  五月二十四日にネラー米海兵隊司令官が、北朝鮮の核問題などを念頭に、在沖米海兵隊のグアム移転計画を見直す可能性を米議会で証言し、米軍再編計画の不透明性が高まっています。  我が国は北朝鮮の弾道ミサイル...全文を見る
○伊波洋一君 もう既にアメリカ自身が大陸間弾道弾に向けた北朝鮮の核ミサイル開発等を懸念している中で、私たちがやはりノドンだけを想定して沖縄などは入らないなどというような認識ではいけないんだと思います。既にグアムへの到達もあり得るということを前提に米軍は考えているようであります。 ...全文を見る
○伊波洋一君 台湾海峡有事については、中国、台湾、それぞれのやはり話合いということですので、そういう方向を是非実現していただきたいと思います。  今、核抑止力の問題が言及されました。しかし、今日アメリカでも既に核はもう使わないものということが一定、ある程度でき上がっている。どう...全文を見る
○伊波洋一君 今、むしろ沖縄がということですけれども、さらに台湾有事の話まで出たんですけれども、実は、日米ではグアム移転協定が合意されていまして、九千人の海兵隊がグアムに移転するわけであります。それが、いわゆる実戦部隊が移転をするということになりまして、今防衛大臣がおっしゃるよう...全文を見る
○伊波洋一君 そこら辺のことはこれからまた議論させていただきますけれども、続けたいと思います。  一九九七年、配付してございます「統合エア・シー・バトル構想の背景と目的」の三ページの方にその抜粋書いておりますが、一九九七年の米国議会の決定によって設置された国防委員会が、「前方展...全文を見る
○伊波洋一君 確かに、辺野古新基地建設を日本政府のお金で日本政府がやることについてアメリカは文句は言っておりませんし、それをそのまま造らすという考えです。ところが、そこへ移るべき普天間の部隊は、もう既に二〇一二年に合意しておりますように、グアムやハワイやオーストラリア、この沖縄も...全文を見る
○伊波洋一君 まさに防衛大臣がおっしゃるように、中国の大国化、そして軍備の増強というのは進んでいきます、今後も進んでいきます。アメリカも経済的には追い抜くでありましょう、もうドルベースでも追い抜くでありましょう。私たちはその隣にいるんですね。そして、その中で日米同盟が一体化して、...全文を見る
○伊波洋一君 日本が原子力協力を行うとすれば、核軍拡につながらない、核拡散、核関連物質や技術の流出につながらないということは大前提だと思います。しかし、インドの軍事用施設についてはIAEA保障措置も我が国の査察や検認なども及びません。  質問です。  軍事用施設において、日本...全文を見る
○伊波洋一君 協定が成立すれば、日本から原発の輸出が可能になります。かつては輸出される原発の安全確認は原子力保安院が行っていました。保安院は経産省の下に置かれ、規制庁としての中立性が担保されなかったという福島原発事故の反省から、新たに専門的知見を有する独立した行政機関である原子力...全文を見る
○伊波洋一君 検討会議は一応内部機関だということなんですね。批判はあるものの、国内原発に関して専門性を持った原子力規制委員会が、規制基準に照らして一つ一つ事業について全て公開で審査を行っています。検討会議もやはり一般公開をすべきではありませんか。
○伊波洋一君 検討会議の実施要綱では、事業ごとの特性に即した確認を行うのではなく、相手国が原子力安全条約などの加入や加入意思を有しているのか、あるいはIAEA総合規制評価サービスの受入れを行っているかなどを表面的に確認するようです。検討会議は事業の特性や内容に即した具体的な確認を...全文を見る
○伊波洋一君 原子力安全条約を締結し、IRRSを受け入れていた我が国においても福島第一原発事故が起きました。国内向けには厳しい審査を行う一方、輸出については形式的な確認とIRRSだけで十分とするのは輸出国として極めて無責任と言わざるを得ません。  現在、原発輸出への融資に関し、...全文を見る
○伊波洋一君 唯一の戦争被爆国であり、また東電福島第一原発事故を経験した日本として、輸出する際には、是非JBIC、NEXI、それぞれ今申し上げたような厳しい環境社会配慮ガイドラインを作り、そして日本としてのその役割を果たしていただくようお願いして、終わりたいと思います。
○伊波洋一君 私は、沖縄の風を代表して、日印原子力協定に反対の立場から討論を行います。  協定は、国際原子力機関の保障措置に過度に依存しており、日本独自の査察も実施されません。現在、保障措置の対象はインドの二十二の民生用施設だけであり、八つの原発を含むその他の施設は保障措置が適...全文を見る
06月07日第193回国会 参議院 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会 第2号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  ハイサイ、グスーヨーチューウガナビラ、沖縄の挨拶で、こんにちは、皆様お目にかかりますの意味です。  私たち参議院会派沖縄の風は、代表の糸数慶子参議院議員とともに、沖縄の未来と県民の尊厳、日本の民主主義を守ることを強く訴えています。今回...全文を見る
○伊波洋一君 今回の御退位は先例になるということを確認いたしました。  それでは、最後にお聞きいたしますが、沖縄の風として、女性・女系天皇、女性宮家を実現すべきことを訴えてまいりましたが、どうなっているでしょうか。
○伊波洋一君 憲法には天皇の地位は男性に限るとの規定はなく、歴史的にも女性天皇は存在し、明治の旧皇室典範の制定過程や自由民権運動の民間憲法草案、一九四六年の臨時法制調査会においても女性天皇の容認論がありました。  明治以来の男系男子による継承は、何ら自明の日本の伝統などではあり...全文を見る
06月08日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  投資協定の審議に先立って、辺野古新基地問題に関連してお聞きします。  日本政府は、平成二十五年四月の沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画に基づいて、普天間基地の返還時期は二〇二二年度又はその後と繰り返しています。お手元の資料...全文を見る
○伊波洋一君 辺野古新基地が普天間の危険性除去の唯一の解決策というところで日米政府は思考停止をしているのではありませんか。今朝も八十名の市民が辺野古のシュワブでは反対の座込みをしております。これがずっと続いているわけですね。  仮に二〇二六年まで、あるいは二〇三〇年まで掛かると...全文を見る
○伊波洋一君 よく菅官房長官が指摘をするSACO合意は一九九六年です。先ほどの、この資料にもありますけれども、二〇二六年に航空施設が完成するという話になりますと、三十年掛けてこの危険性を除去するということになります。  沖縄の異民族支配と言われた米軍統治も二十七年です。私たちは...全文を見る
○伊波洋一君 二〇〇四年には大型ヘリが沖縄国際大学に墜落をいたしました。昨年十二月には安部海岸にオスプレイが墜落をいたしました。  実際に飛行しているのは、海兵隊の飛行部隊は主に陸地でございます。陸地の上で飛んでいるものが落ちる可能性は極めて大きい、そのことが指摘されているわけ...全文を見る
○伊波洋一君 この資料によりますと、ハワイ等への移転も含めて二〇三〇年頃がもう最後の計画となっております。そうすると、二〇三〇年というのは、現在によると、米国と日本のGDPより中国のGDPが増えているということがほぼ確実であろうと、こう言われている時代なんですね。もう随分、戦略環...全文を見る
○伊波洋一君 入植地ビジネスは違法であるというのが政府の見解ですが、この見解をイスラエルへ投資を検討する日本の民間企業にどのように徹底していくのでしょうか。また、入植地ビジネスを行うイスラエルや第三国の企業に本協定の恩恵が及ぶ危険性はないのでしょうか。
○伊波洋一君 協定上の企業とは、第一条(e)の(2)で領域における実質的な事業活動を行っていると規定されておりますが、サブステンシャル・ビジネス・アクティビティーという用語に解釈の余地を生じ、抜け道になる可能性があるのではないでしょうか。  二〇一三年二月の国連人権理事会でのイ...全文を見る
○伊波洋一君 国際法違反を追認するような本協定は、日本政府の外交におけるソフトパワーを著しく毀損するものではないかと指摘して、質問を終わります。
○伊波洋一君 私は、沖縄の風を代表して、日本とイスラエルの投資協定に反対の立場から討論を行います。  本協定は、イスラエルに対する投資環境を整備するものです。日本政府は、占領地、入植地はジュネーブ諸条約や国連決議など国際法に違反することを表明しており、本協定のイスラエル国の領域...全文を見る
06月09日第193回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。本日は、参議院改革協議会と重なり、本委員会に遅れましたことを申し訳なく思います。  去る五月十日には、当委員会において、北朝鮮による拉致被害者家族の皆様、家族会、救う会の方から貴重な御意見をお聞かせいただきました。解決の糸口が見えない御家族...全文を見る
○伊波洋一君 今後とも、拉致被害者を念頭に、それぞれの国との連携を取っていただきたいと思います。  五月十九日には、沖縄県議会の文教厚生委員会に、北朝鮮による拉致の可能性が捨て切れない失踪者の早期救出と真相解明を求める家族会の皆様が出席されて参考人質疑が行われました。家族会の皆...全文を見る
○伊波洋一君 この県議会の参考人の皆様の訴えを拝見しますと、個別の失踪者に対する具体的な進展がなくても定期的に情報が欲しい、国や県、誰にどうお聞きすればよいか分からないというお気持ちのようです。  例えば、政府対策本部から定期的に各都道府県に赴いて、御家族の皆様に対して面談した...全文を見る
○伊波洋一君 国と県の関係でいえば、拉致被害者支援の最終的な責務は国にあるというのが拉致被害者支援法の規定です。最終的には国が責任を持って対応するにしても、御家族、関係者の皆様に身近な都道府県の担当窓口がきちんと機能して御家族と国との間をつなぐことは大変重要だと思います。  沖...全文を見る
○伊波洋一君 私が申し上げたいのは、都道府県に窓口をやはり確実に確立していくためには、何らかの国側からの働きかけが必要なのではないか。例えば、私たちは国会で、外務省から拉致問題に関する解決その他北朝鮮当局による人権侵害への対処に関する政府の取組についての報告というのを年一度もらっ...全文を見る
06月15日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第27号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  昨日から今朝にかけての本会議で、共謀罪審議における委員会の質疑を打ち切り、本会議への中間報告、採決は、法案の中身そのものが戦前の治安維持法のような権力の濫用の危険があるだけでなく、与党による極めて恣意的な権限濫用による参院のルール違反の...全文を見る
○伊波洋一君 今後、ジュゴンの在り方についても質疑をしていきたいと思いますが、工事用石材の投下に伴い、海が白濁し、粉じんが舞い、巻き上がっていることから、石材について実施すべき洗浄が実施されていないのではないかという疑惑が地元マスコミでも大きく取り上げられています。  自然環境...全文を見る
○伊波洋一君 確かにそのとおりですね。  それに加えて、これらについて、平成二十五年十二月二十七日の公有水面埋立てに関する承認書の留意事項においても、工事中の環境保全対策の実施について万全を期すことが確認されております。また、平成二十七年九月十五日、同十一月十一日の発注者、受注...全文を見る
○伊波洋一君 ただいまのお答えはやっているということですね。やっていないならば承認の留意事項違反になるということでよろしいでしょうか。
○伊波洋一君 留意事項ですから、これに関する今のマスコミ等の報道等でやはり県や関係市町村が関心を持っております。県や関係市町村が確認したいと思えば石材の洗浄現場の視察なども受け入れることはできますか。
○伊波洋一君 最初の、これは工事施工の中で施設内での洗浄が、再度行う、もう本来洗浄されたものを再度洗浄するということになっているわけでありまして、元々の留意事項は採石場内における洗浄というふうに理解をしております。そういう意味では採石場の視察等もできますかということで問いたいと思...全文を見る
○伊波洋一君 それでは、ただいま答弁ありました第一次洗浄あるいは二次洗浄の実施の詳細を明らかにしてください。
○伊波洋一君 私も事務方からその旨説明を受けましたが、その具体的な資料をということを求めましたら、そこは現場の方でしかないということですので、一次、二次洗浄を適切に実施していることを証明する資料を提供願いたいと思いますが、いかがですか。
○伊波洋一君 委員長、ただいまのことは理事会で確認をしていただきたいと思います。
○伊波洋一君 資料としてお配りしましたもの、これは五月二十五日の琉球朝日放送のQプラスリポート、辺野古護岸工事着工から一カ月というタイトルの資料でございます。事前に十分に洗い終わっているはずの石材から濁りが発生している様子を映像ではっきり捉えております。一ページの方の上の方のもの...全文を見る
○伊波洋一君 今の答弁は全く納得できませんね。水が、要するに、これぐらいの濁りが出るはずはないんですよ。というのは、皆さんが示している資料、要するに、これは福島みずほ議員の照会等に関する答弁がありますけれども、採石場では百五十秒洗浄をしている、そして、その洗浄水の透明度が元の掛け...全文を見る
○伊波洋一君 調査を毎日行ってこういう状況だったというんだったら、まさにこの調査自体が節穴みたいなものだと思います。  これは、今の辺野古に来ている石材は、今、百台ぐらい来るようですけれども、これは国頭の採石場から来ているんですね。この国頭の採石場は、その中を、横を村道が通って...全文を見る
○伊波洋一君 いや、これだけ質問しても、やはり調査をするぐらいの覚悟がないといけないと思いますよ。  是非、県民の民意を踏みにじって今貴重な自然を破壊しているわけですから、工事そのものは皆さんが約束したとおりやってもらわないとこれはおかしなことになることを指摘して、終わりたいと...全文を見る
08月30日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  今回のミサイル発射は、事前の通告もなく我が国の上空を通過したもので、沖縄の風としても、八月二十九日の北朝鮮による弾道ミサイル発射に厳重に抗議をいたします。  ミサイル質疑に入る前に、昨日午後六時半過ぎ、普天間基地所属米軍オスプレイの大...全文を見る
○伊波洋一君 オスプレイの事故の問題については引き続き質問していきますが、しかし、映像を見ますと、火が出ているわけです、機体からですね、そういったことが全国民に見えたと思います。  次に、辺野古ゲートの前で抗議する市民に沖縄防衛局職員が、日本語分かりますかという発言をしていたこ...全文を見る
○伊波洋一君 答えにはなっていないと思いますね。  私は、やはり、日本語分かりますかということを沖縄防衛局職員が話したこと、これは以前にもそういう言葉はあるわけです。つまり、沖縄の県民に対してそういう言葉を掛けること自体が差別的であるという思いが私たち県民にはあるわけです。その...全文を見る
○伊波洋一君 是非そのようにしていただきたいと思います。  次に、今回のミサイル発射について、総理は会見で、政府としてはミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握していると発言をされています。しかし、官邸対策室の発表でも、昨日六時二十九分に、ミサイルは三つに分離したとの総括...全文を見る
○伊波洋一君 Jアラートやエムネットは、国民に警戒を呼びかける情報提供をしておりますが、一千キロメートル先に落下後、国内には落下しないとか、あるいはもう危険はないという正しい情報は伝えられていません。本来、落下を確認したのならば、直後に国民にきちんと正しい結論、情報を伝えて安心を...全文を見る
○伊波洋一君 そういう事実に即した情報というのが、必ずしももう安全ですよということには伝わっていないんですね。ですから、そういう意味では、自治体においては、わざわざ拡声機といいますか、そういうもので三十分後に同様なことをまた、どうぞ隠れてくださいということを伝えたところもあると聞...全文を見る
○伊波洋一君 はい。     ─────────────
09月05日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第3号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  八月二十九日の北朝鮮の事前の通告のない我が国上空を通過する弾道ミサイル発射に続いて、北朝鮮が国連決議を無視して九月三日に六回目の大規模な核実験を実施したことは、東アジアのみならず国際社会への挑戦であり、沖縄の風としても九月三日の北朝鮮に...全文を見る
○伊波洋一君 我が国は唯一の被爆国として、国際社会において、核抑止力への依存ではなく核兵器の廃絶を訴え続けることが重要ではないでしょうか。  三月に安倍総理も確認しているとおり、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずという非核三原則が我が国の国是です。政府は核兵器禁止条約について...全文を見る
○伊波洋一君 いずれにしろ、核兵器禁止条約を批准したそれぞれの国々が、我が国に対する信頼を失われないように頑張っていただきたいと思います。  北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて日本政府は、八月二十九日の官房長官声明でも米国、韓国、中国及びロシアと連携を強化しと、中国との連携...全文を見る
○伊波洋一君 是非、今年、来年、大変大事な節目を生かしていただきたいと思います。  報道では、米国のあらゆる選択肢の中に軍事的オプションが含まれているとされています。一方で、北朝鮮と米国は水面下で外交交渉を継続しているとされ、今後北朝鮮が米国に直接の脅威となっているICBM技術...全文を見る
○伊波洋一君 アメリカは、この北朝鮮との関係、時間がそんなにないと考えている節があります。つまり、その中のオプションの軍事的オプションというのは、北朝鮮からではなくてアメリカから行われる可能性もある。  その際に、先ほど申し上げたようなことが我が国内で起こってくるということを考...全文を見る
12月05日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  沖縄を二度と戦場にさせないことが私の活動の原点です。そのためにも、日本を戦場にしない安全保障を求めて質問をいたします。  沖縄は、七十二年前の沖縄戦以来、いまだに新たな基地建設を含めて、各地で戦争のために米軍基地が存在し、住民生活を圧...全文を見る
○伊波洋一君 五月十一日の外交防衛委員会でも指摘した中澤剛一等陸佐の「米国のアジア太平洋戦略と我が国防衛」、「陸戦研究」二十六年二月号ですが、は、米国オフショアコントロール戦略を紹介した上で、中国は、「南西諸島に展開する地対艦ミサイル・対空ミサイル及び九州から南西諸島の航空自衛隊...全文を見る
○伊波洋一君 九月には岩田清文元陸幕長が、米国スティムソン・センターでのディスカッションで安全保障環境の変化についてこう答えています。  我が同盟国アメリカの戦略の変化の兆しがあるということであります。第三のオフセット戦略、エアシーバトルの中のJOACという考え方の中で、この対...全文を見る
○伊波洋一君 皆さんに提出してある資料に「統合エア・シー・バトル構想の背景と目的」という論文がございます。  この二ページを読みますと、かつて、一九九七年に米連邦議会の国防委員会が出した提言がありまして、前方展開基地に対する脅威は今後ほぼ確実に増大し、二〇一〇年から二〇二〇年の...全文を見る
○伊波洋一君 今防衛大臣が申し上げた様々な、日本が今南西諸島にシフトしていることはアメリカの防衛戦略と全く合致しているんですね。このような米軍戦略は、米国の太平洋における覇権を維持するという米国の国益には合致しても、自衛隊員の命を含めた日本国民の命あるいは財産を犠牲にするものであ...全文を見る
○伊波洋一君 この資料の一番後ろにあります米中パワーバランスの東進イメージというのがありますが、冷戦前は米中の軍事均衡点というのは朝鮮半島、韓国であると。これが今日どこに行っているかというと、グアムに行っている。  つまり、その前のページをちょっと見ていただければ分かるんですけ...全文を見る
12月07日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  議題の給与法改正案は人事院勧告に沿ったものであり、沖縄の風も異存ありません。  自衛隊の敵基地攻撃能力論の背景には、自衛隊は盾、米軍は矛で、米軍が敵を攻撃するという従来の日米安保の役割分担はもはや対中国では成り立っていないのではないか...全文を見る
○伊波洋一君 河野大臣は、年内訪中の意欲も報じられる中、昨日は日中両政府が尖閣諸島などでの偶発的衝突を回避する海空連絡メカニズム設置案について大筋合意したと報じられました。二〇一四年の十一月に協議を合意していたことです。このような動きが広がることを期待をしております。  そこで...全文を見る
○伊波洋一君 是非、安倍首相の訪中やあるいは習主席の訪日が実現するよう、そしてまた、尖閣問題を含む日中の課題解決が展望できる年にしていただけるよう、日中関係、関係好転の流れを取り戻していただく年にしていただきたいと思います。  我が国は、今最強硬の自主防衛論から、あるいは安倍政...全文を見る
12月21日第195回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。  今年は確認されている北朝鮮による拉致が発生してから四十年、それから日朝の交渉で北朝鮮が拉致を認めてから十五年、そして五名の方々が帰ってこられましたが、その後の進展がほとんどないという中で、拉致被害者の家族の皆さんが今年に懸けた思...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  今日のお話の中でも、超党派の取組含めて多くの課題、国会にもあったと思います。  私は沖縄から出ておりまして、沖縄の風という会派をつくっておりますが、沖縄も米軍基地という問題を、国と国との問題を抱えておりまして、なかなか解決ができません。...全文を見る