伊波洋一

いはよういち

選挙区(沖縄県)選出
沖縄の風
当選回数1回

伊波洋一の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  自衛隊中東派遣について伺います。  米国トランプ政権が二〇一八年五月にイラン核合意からの一方的な離脱と経済制裁の再適用を宣言して以来、中東で緊張が高まっています。  トランプ政権は一九年七月に対イラン有志連合への参加を呼び...全文を見る
○伊波洋一君 トランプ大統領は、一九年九月、中東産原油は必要がなくなったと表明しています。一方、日本は中東地域のエネルギーに依存しており、地域の安定、航行の安全を求めるのであれば、同じく中東のエネルギーへの依存度の高い同じ立場にある中国や韓国、ASEAN諸国やインドなどと協力、協...全文を見る
○伊波洋一君 このように、技術検討会においては防衛省は新たな工法を提案しています。国土交通省の行政不服審査すらだますような極めて不当、不誠実なもので、行政不服審査制度を悪用し行政権を濫用するものであって、許されないと考えます。  また、こうした新たな工法の採用もあって、壁体や地...全文を見る
○伊波洋一君 第三回においては、軟弱地盤の埋立地の上に整備される滑走路沈下対策のための舗装構造、補修工法が検討されています。強度や平たん性など一定の性能を要する舗装構造及び補修工法の資料には、前例のないことを示す「事例なし」などの文言が散見されます。  防衛省は、国会答弁におい...全文を見る
○伊波洋一君 本日はこの程度にとどめますが、民意に背き、技術的にも不可能であり、税金の使い方としても不適切な辺野古新基地建設の早期の見直しを求めて、質問を終わります。
02月05日第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  本日から国際経済・外交に関する調査ということで、「海を通じて世界とともに生きる日本」、三年間経るわけですけれども、そのうちの「我が国の海洋政策」についてお伺いをいたします。  資料等をいただいておりますが、先ほどの説明でも、国土面積三...全文を見る
○伊波洋一君 浮体式というのも何か示されておりますが、浮体式というのはある意味でそういう浅くはないところでやるんでしょうけど、これの見通しはどうなっているんですか。
○伊波洋一君 陸上に風力を置くと音とか何かいろいろありまして、課題あると思いますけれども、洋上だとそれなりのことができると思いますので、是非取り組んでいただきたい。  あと一点、海底油田のお話なんですけれども、いわゆる日中中間線における海底油田の開発が中国においてはもう行われて...全文を見る
○伊波洋一君 今のところ、皆さんが見積もっている海底油田、海底ガス田の総量は幾らぐらい、日本の年間使用量の何年分ぐらいに当たるんですか。
○伊波洋一君 時間が来ましたので終わりますけれども、日中間のやはり共同開発等で、そういう形でそこにある資源はしっかり使うということを目指していただきたいと思います、これにもないものですからね。是非、それは大きな課題としてあると思いますので、しっかり海洋の産業利用の一つとして、この...全文を見る
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。  本日は、山田参考人、奥脇参考人、本当に貴重なお話ありがとうございます。  まず、山田参考人に海洋資源の件で質問させていただきたいと思います。  沖縄は、例えば海洋深層水など、かなり利用されております。例えば、海ブドウは沖縄で...全文を見る
○伊波洋一君 日中間の関係が冷えてからこの開発については話は止まっているわけで、二〇一八年に安倍総理が訪中をして、この件についても基本的には合意されていると思いますが、若干、どうもこういう実際の資源の量であるとか、一時的にはかなり有望だということで議論されたのに、日中の政治関係の...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  奥脇参考人にお伺いしたいと思います。  海洋秩序についての国際法の視点というのをお話しいただきまして、ありがとうございます。深海底機関、UNCLOSの創設についても、私も初めてお話を伺いました。  排他的経済水域におけるこういう海底...全文を見る
○伊波洋一君 時間になりましたのでまとめたいと思いますが、その意味では、そういう中間点というものが、いわゆる日中が共同開発すれば、それがある意味で既成事実化するという意味では一つの解決策かなと思いますし、尖閣も、ある意味で必ずしもアメリカが日本の領有を認めているわけではないという...全文を見る
02月12日第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  本日は、御三名の参考人の皆さんの貴重なお話、ありがとうございました。  最初に、片野参考人にお伺いいたします。  今日は本当に貴重な提言をいただきました。提言されたこの水産資源管理について、我が国の場合においては、魚種の話なんですけ...全文を見る
○伊波洋一君 こういう管理をするためには、どの程度のその資源があるかとか、あるいはその資源がどのように今推移しているかとか含めて調査が必要だと思いますが、現実には今のこの水産資源の管理のための調査というのは行われているんでしょうか。
○伊波洋一君 先ほど小松参考人からも補助金の話も出ていましたけれども、実際、その水産資源のため、あるいは漁業のための補助金というのはいっぱい出ているわけですね、お金はですね。その中から、やはり今おっしゃるような科学的な資源管理をするための方にシフトするべきだと考えますか、それとも...全文を見る
○伊波洋一君 資料でもそうですけど、ノルウェーの漁船といいますか、大きな、装備された大規模な船と比べて、日本の船は必ずしも、沿岸はもちろんそうなんですけれども、大きくないような感じがしますけれども、その違いというのは何か特にありますかね。
○伊波洋一君 それでは、次に小松参考人にお伺いします。  日本は国際捕鯨条約から脱退したために、条約で認められていた調査捕鯨ができなくなったということがよく分かりました。それで、日本はやはり再びこの条約に復帰するべきだという御意見だと思いますが、そのとおりでしょうか。  あと...全文を見る
○伊波洋一君 調査捕鯨を通していわゆる資源調査をすることができると、そういう役割が大きいと、広くですね。ありがとうございました。  最後に、さかなクン参考人にお伺いします。  私、沖縄で、もう島々の県ですから、全て海の中に、海に囲まれているんですね。何度か来られたこともあると...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  沖縄の宣伝もしていただきまして、ありがとうございました。終わります。
02月26日第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  三名の参考人の皆さん、本当にお話ありがとうございました。  最初に石田参考人にお伺いしたいと思います。  説明の中で、洋上風力環境アセスメントが一・三ギガキロワット分、二十五か所ですかね、現在進行しているということで、長期計画の見通...全文を見る
○伊波洋一君 焼却施設とかあるいは水の浄化施設のメーンの大きなものは大概中国等で造られて、装置が据え付けられると。日本のメーカーにしても多いんですね。  そういう意味では、ヨーロッパの方が進んでいて、それを持ってきても、エネルギー自給率、いわゆる一〇%にも満たない自給率というよ...全文を見る
○伊波洋一君 分かりました。  それじゃ、この一・三ギガのやはり洋上風力等をきちんとやれば、風力発電の、要するに火というのかな、スタートが、付くのじゃないかなと思うんですが、それと別の浮体式の方ですね、これは全部浮体式じゃないですよね、まず。浮体式の方の可能性というのはコストの...全文を見る
○伊波洋一君 海の風車と陸の風車というのは違うんでしょうかね。つまり、陸の風車はよく見ますよね、日本国内でも。日本国内の風車もほとんどやっぱり今、欧米からの輸入なんでしょうか。
○伊波洋一君 エネルギー自給率の面では、陸の風車も含めて風車は一応カウントされているんですよね。それはどのくらいなんでしょうかね。
○伊波洋一君 ありがとうございました。  次に、浦辺参考人の方にお伺いしたいと思っております。  先ほどの資料の中で、再生エネルギーを使うときには金属が必要であるという。強力な磁石とか、そういうのにかなり希少な金属が必要だということがよく報じられますが、磁石やあるいは太陽光発...全文を見る
○伊波洋一君 海底の熱水鉱床とか、沖縄伊是名沖であるとか、あるいはごんどうサイトとか、何かごんどうサイトですか、沖縄に関する場所なので、沖縄の周辺の海底がそういう資源の海なんだなということを理解いたしましたけれども、実用化の見通しといいますか、大体いつ頃を目指しているんでしょうか...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  最後に、白石先生に一問だけ質問させていただいてよろしいでしょうか。  白石先生のお話で、今、アジアの経済がサプライチェーンも含めてかなり密接に結び付いているということがございますし、そういう中でデカップリングの、いわゆる切離しの問題が...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。
03月10日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  冒頭、新型コロナウイルス感染でお亡くなりになりました方々にお悔やみを申し上げます。あわせて、今治療しておられる方々にお見舞いを申し上げます。  沖縄県においても、コロナ感染によって観光産業やサービス産業など、県経済に大きな影...全文を見る
○伊波洋一君 現在の工法では、水深七十メートルまでしか地盤改良が行えません。C1護岸の直下であり、大浦湾で最も深い水深九十メートルまで軟弱地盤が広がるB27地点については、当時の岩屋防衛大臣は、B27の強度は検査していないと繰り返していました。しかし、昨年三月に防衛省が開示した一...全文を見る
○伊波洋一君 配付資料三枚目は、第四回技術検討会の資料と議事録です。資料には、施工中の粘性土地盤の強度を確認する動態観測の管理方法としてCPTを行うことが書かれています。議事録の中でも、委員は、「今回取得したCPTデータを初期値として、そこからの土の強度増加の過程をしっかり評価し...全文を見る
○伊波洋一君 技術検討会の初期値と言及されているCPTは使えると、使うという、CPTを使うということであるということですね。  我々国会議員は、これまで繰り返し防衛省に対してCPTによる非排水剪断強度データを開示してほしいと要求しているにもかかわらず、防衛省はデータを提供してい...全文を見る
○伊波洋一君 繰り返しますが、B27地点は滑走路延長上に位置するC1護岸の直下であり、大浦湾で最も深いところまで軟弱地盤が広がっています。辺野古新基地施工が可能かどうかを左右する最重要ポイントです、地点です。もし、防衛省の、ボーリングによって採取するサンプルを室内で試験することに...全文を見る
○伊波洋一君 二〇一七年二月から四月にかけて辺野古でCPTを実施したのは、スイスに本社のあるジオキップ・マリーン社で間違いありませんか。
○伊波洋一君 防衛省はCPTデータは信頼が低いと繰り返していますが、実際には、CPT試験で粘性土の非排水剪断強度を調べたこの海外事業者に求めれば、すぐにでもCPTデータの正確性が証明されるはずです。  お手元の資料にありますこれが、ポセイドンの状況を示す、これ外国の事業者ですけ...全文を見る
○伊波洋一君 資料の、先ほど申し上げた港湾の施設の技術上の基準という中に、測り方は決まっているんですね。この絵の中の⑤、この原位置ベーン剪断試験というのは、船の上でやっていけないんですよ、船の上ではやっていけない。ちゃんと、その何十メートル下のところにちゃんと刺して、それで回さな...全文を見る
○伊波洋一君 まとめますが、今回明らかになったCPT試験結果は非常に深刻であり、このまま工事を強行すれば、最悪、C1護岸は崩壊すると指摘されています。世界レベルでしっかりと……
○伊波洋一君 最新鋭の結果を尊重せずそういう判断をすることは、やはり許されないと思います。  以上です。
03月18日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  事業費として一兆円近い辺野古新基地建設について伺います。  今日は、港湾の施設の技術上の基準・同解説を監修された国交省の港湾局にお越しいただきました。  港湾の基準のサンプリングの項目に、サンプリング後の原地盤が応力解放に...全文を見る
○伊波洋一君 ただいまお話がありましたサンプリングの試料についての話は、あくまで地盤の、原地盤の話ではなくて、試料を持っていくことによってという意味で理解していいですか。
○伊波洋一君 国交省の港湾基準の粘性土の剪断強さの試験方法、電気式コーン貫入試験の項目に、応力解放による影響を考慮すべきとする記述はありますか。
○伊波洋一君 港湾基準の電気式コーン貫入試験の項目には、「近年では、ロータリー式ボーリングの機能を有する貫入機が開発され、礫や強固な地層にコーンが当たった場合には、ロータリー式ボーリングに迅速に切り替えて、貫入再開可能な深度まで掘り進める方法も実用化されている。」との記述、記載が...全文を見る
○伊波洋一君 サンプリング試料を採取した後、原地盤が応力解放によって影響を受けるということについて、国交省としては聞いたことがありましたか。
○伊波洋一君 国交省は退席いただいて結構です。
○伊波洋一君 防衛省に質問します。  防衛省は、三月十一日の第五回技術検討会で、コーン貫入試験の各種測定値は、土の採取時の応力解放を受けて原地盤の状態を正確に測定したものではないと主張していますが、根拠を示してください。
○伊波洋一君 一メートル、試料を取って、三メートル、コーン貫入試験するんですよね。直下というのはどの程度までですか。
○伊波洋一君 皆さんはこの技術検討会にこの資料を出しました、この資料を出しました。これは、実際のCPTデータの結果報告書ではありません。これはあくまで巻末に出された生資料みたいなものです。それにこのトルベーンやポケットペネトロメーターのイメージ図を出して、ここに印をして、あたかも...全文を見る
○伊波洋一君 それは基準がどういうふうに考えているか。つまり、ボーリングを取っても、土を取っても原地盤は影響ないから、適切な器具で乱れのないものを取ることができるとしているわけですよ。  先ほどの皆さんのCPTへの答弁は、その乱れが、一回取ってしまったら、その下はもう乱れるんだ...全文を見る
○伊波洋一君 先ほど国交省は、応力解放などということは原地盤で起きるということは聞いたことがないんだと言っているんですよ。だから、それが成り立つんです。要するに、乱れのないサンプルが取れるんですよ。原地盤、一応取って、空いているんですよ、それを取っている。でも、コーン貫入試験をし...全文を見る
○伊波洋一君 この報告書は、でも、これなんですよ。剪断強さ、非排水剪断強さが全部において報告されているんですよ、全部において。それを皆さんは検討会にも出そうとしない。  つまり、都合が悪いんでしょう。都合が悪くなったからこういうことになっている。実際、報告書は全て、軟らかいとい...全文を見る
○伊波洋一君 こういう資料も提出しないで終わらすのは……
○伊波洋一君 防衛省の責任です。
03月19日第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  新型コロナ汚染の影響は、多くの死亡者のみならず、世界各国の経済活動にも大きな影響を、停滞を生み出しています。観光産業など、沖縄の場合は、第三次産業を中心とするこの沖縄県経済にも極めて大きな被害が起きています。今後の政府の経済対...全文を見る
○伊波洋一君 国際的には、PFASのうちPFOSとPFOAについては、それぞれ二〇〇九年と二〇一九年にストックホルム条約で製造、販売、使用が禁じられました。国内においても、この間、PFOS、PFOA合わせて、今答弁のあったように、一リットル当たり五十ナノグラムが環境省、厚労省の暫...全文を見る
○伊波洋一君 北谷浄水場の水源である比謝川、長田川、嘉手納井戸群及び天願川から、平成三十年度の取水量は日量六万立方メートルです。これは、北谷浄水場の取水量の約四〇%、企業局総取水量の約一四%に当たります。県では、水事情を考慮しながら、河川や県ダムなどの他の県水源を優先的に活用する...全文を見る
○伊波洋一君 このようにPFOS汚染が明らかになって以来、多くの市民団体などが参加して結成された有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会は、三月二日、沖縄県庁で記者会見し、汚染されている河川や井戸群からの取水を停止し、水源を北部のダムに切り替えることなどを提案し...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。早速、私としても、県等にも連絡をして、是非協議を進めてほしいとお願いしたいと思います。  特に、この米軍基地に絡む問題なんですけれども、米軍基地としての問題にすると解決ができない問題でございまして、これはやはり国が今所管しております国ダムを...全文を見る
03月26日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  在外公館の名称位置給与法については、外交政策上必要な改正案であり、異論はありません。  関連して、米軍辺野古新基地建設についてお聞きします。  三月十一日の第五回技術検討会で、配付資料二枚目のように、防衛省は、コーン貫入試...全文を見る
○伊波洋一君 防衛省は、配付資料二枚目のように、サンプリング後の原地盤は応力解放の影響を受けるため、これらの三成分は不正確だと主張していますが、前回確認したとおり、配付資料二枚目の裏の議事録のように、国交省港湾局によれば、港湾の基準にはそのような記述はありません。国交省も聞いたこ...全文を見る
○伊波洋一君 この国交省の様々な基準等の資料においては、この応力解放というのは、サンプリングの際の、サンプリングしたものに対して応力解放が起こるというふうに書かれているんです。原地盤について応力解放があって、それが調査には支障を来すなどということは、一言も、どこにも書いてございま...全文を見る
○伊波洋一君 第五回技術検討会で議論されたのは、この報告書の巻末資料としてジオキップ・マリーン社が添付した非排水剪断強さの曲線グラフです。配付資料五枚目の裏にあります。  しかし、報告書本文には別の日本の地質会社が作成したCPTデータを解析した非排水剪断強度のグラフが掲載され、...全文を見る
○伊波洋一君 全くでたらめな答弁をしていますね。  つまり、そもそも、皆さんの契約は、先ほど基準に示したような形で係数を求めて、当然、このグラフを、CPTデータを解析することが前提になっているんです。それを、あたかもそうでないかのように今言いましたけれども、そういうことでは納得...全文を見る
○伊波洋一君 防衛省は、B27地点が軟弱でC1護岸の建設に耐えられないという不都合なCPTデータを否定するために、以前はコーン係数が適切に設定されていないからと言っていました。今は、原地盤が応力解放で影響を受けるから、三成分、CPTデータ自体も不正確だと言い始めています。一方、土...全文を見る
04月13日第201回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  コロナ対策では、国民の命と暮らしを守るために、国と地方の役割分担の実効性が問われています。  沖縄でも、四月十二日現在で六十五名の感染が確認されています。沖縄県内の指定医療機関の感染症病床数は二十四床、協力医療機関と合わせて...全文を見る
○伊波洋一君 急がれております。さらにまた、都道府県に負担が来ないように是非していただきたいと思います。  沖縄での感染拡大の要因の一つが、無症状者患者の入域ではないかと言われており、これに対し、沖縄県は、入域客の体温測定のため、四月九日から那覇空港の到着口にサーモグラフィーを...全文を見る
○伊波洋一君 是非早急にやっていただきたいと思います。  それから、国としては搭乗を止めることはできませんけれども、各航空会社はそれぞれの基準に沿って搭乗を止めることができるので、これがやはり拡大を広げないものだと思います。  今回のコロナによる休業要請や自粛を受けて、生活に...全文を見る
○伊波洋一君 いかれるものというよりは、国が率先して取り組まなきゃいけない課題だと思います。  総務省は、四月十日に全国で統一した支給基準を発表し、大きく報道されました。要件を簡素化しようという意欲は感じられますが、依然として二つのパターンの間に不公平感が残るなど、要件が複雑な...全文を見る
○伊波洋一君 いずれにせよ、国は実際はその対応機関ではないわけで、県や自治体がそれを実際に対応することになります。本当に、七都府県の緊急事態宣言後の対応にしても、国がブレーキを掛けているのではないかというような印象がとても強いです。是非、これらの課題についても補正をしなければでき...全文を見る
○伊波洋一君 病床の不足も含めて、現場は大変、もう今、いつも目の前が、次がどうなるかというのが見えてこない状況なんですね。今、二つのことが一緒になっちゃっているんだけど、つまり給付とこの現場の感染拡大をどう阻止するかということがごちゃごちゃになっていまして、やはりそこはめり張りを...全文を見る
04月13日第201回国会 参議院 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第1号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  さきの委員会に引き続き、新型コロナウイルス対策における国と地方の役割分担について伺います。  沖縄県での新型コロナウイルス感染拡大を受けて、那覇市医師会は四月九日に那覇市医療の緊急事態宣言を発表しました。お手元配付の資料にご...全文を見る
○伊波洋一君 医療機関向けマスクの費用は、これまでのところ、前年度の予備費で約百四十四億円。一方で、全世帯への布製マスクの配布は補正予算で二百三十三億円、加えて今年度予備費で二百三十三億円、トータルで四百六十六億円の支出が予定され、既に予備費で発注されているようです。布製マスクの...全文を見る
○伊波洋一君 家庭でも簡単に作ることができる布製マスク配布を四百六十六億円も掛けて行うことに多くの疑問が寄せられています。  先ほど、那覇市医療の緊急事態宣言にもあるとおり、一番大事な医療現場にはマスクが十分に届いていない状況です。全国で重大な院内感染が発生しています。緊急に必...全文を見る
○伊波洋一君 今国が配布しようとしているのは、ウイルス、感染している人ではないんです。特に弱い人たちにやっている。  特に指摘したいのは、先ほど説明もありましたが、四月七日の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策についての閣議決定です。その中で、Ⅰ、感染拡大防止策として、また、Ⅰ...全文を見る
○伊波洋一君 まとめます。  今、ここらのマスクもみんな不織布製マスクですね。これが基準なんです。そういう中で、かもしれないというようなことで四百六十六億円も掛けてやるよりも、どうしてそういうマスクを入手しないんですか。医療現場にしっかり入手していくことこそが厚生労働省の役割じ...全文を見る
04月16日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  法案に関連して、普天間基地のPFOS漏出事故について伺います。    〔委員長退席、理事宇都隆史君着席〕  四月十日、沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地から、有機フッ素化合物PFOSを含む消火剤が、ドラム缶千百三十五本分、二十...全文を見る
○伊波洋一君 二枚目の資料、このように泡が、これは翌日なんですね、翌日までこのような泡が地域を漂っている、こういう状況であります。    〔理事宇都隆史君退席、委員長着席〕  PFOSについて、日本環境管理基準でも規制されています。配付資料の二〇一五年の環境補足協定でも第三条...全文を見る
○伊波洋一君 今JEGSでの説明もありましたが、JEGSでは「有害物質の取り扱い区域は、適切に管理される。」と、このようにされております。必要に応じて流出を回収するために、受皿、吸収材を置く。取扱区域は排水升、雨水の排水溝から離れた場所とする、と明確に規定されています。したがって...全文を見る
○伊波洋一君 配付資料の最後のページにあるとおり、米国防総省の格納庫に関する統一施設基準では、PFOSを含む泡消火剤は、AFFFといいますけど、の放出物が格納庫区画から自動的に地下拡散防止設備へ排出されるように導く、と規定されています。JEGSや米軍統一基準が普天間基地で守られて...全文を見る
○伊波洋一君 事故は何年も前からずっとずっと起きているわけです。そのたびに今のような答弁をただ繰り返して、ただ米軍の報告を待つというだけではやっぱりおかしいんですね。度重ねて起きているこの泡消火剤流出事故の報告書を防衛省が求めていたら、今回のような排出事故は防止できたことではない...全文を見る
○伊波洋一君 二〇一五年の環境補足協定は、日米が合意した環境原則に関する共同発表と、在日米軍が守ることを義務付けられている日本環境管理基準、JEGSを実行するというものです。しかし、補足協定から五年たつのに、一度としてその補足協定が目指す環境の問題としての立入りは行われていません...全文を見る
○伊波洋一君 米軍自身はJEGSを守る義務があるんです。でも、だから、米軍が、情報公開等で明らかになって、そのことが明らかになると守らなきゃならなくなる。でも、日本政府がそれをし切れていない、現場にも行こうとしていない。  だから、是非、今回は何としても実現をして、これ、米軍と...全文を見る
○伊波洋一君 もう時間参りましたけれども、政府として意思を示すこと、これが大事だと思います。対米の調査もそうです。ですから、私が求めているのは、政府としての意思を示していただきたいということであります。  以上で終わります。
○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  防衛省設置法改正案に反対の討論を行います。  本法案は、宇宙領域、サイバー領域、警戒監視の体制強化と中央機関の体制を強化するものです。共同交戦能力、CECなど、自衛隊と米軍の情報共有を進めるもので、米軍による武力行使と一体化...全文を見る
05月12日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  今回の投資関連協定案については異論はありません。  本日は、在沖米海兵隊普天間基地における有機フッ素化合物、PFASを含む泡消火剤の大量漏出事故について伺います。  四月十日午後四時頃、米海兵隊普天間基地の南東にある格納庫...全文を見る
○伊波洋一君 昨年十二月の漏出事故では、情報公開で米国、米軍による調査報告書が開示されています。これが、ジョン・ミッチェル氏が情報公開した資料でございます。前回の質疑では、防衛省は、これまで米側から調査報告書を受け取ったことはないと答弁され、大変驚きました。  二〇〇〇年の環境...全文を見る
○伊波洋一君 委員長、防衛省において、米軍から入手する、これまでの泡消火剤漏出事故の報告書について、入手後速やかに委員会に御提出をいただきますよう、お願いいたします。
○伊波洋一君 米軍は、定期的に嘉手納基地や普天間基地でピットトレーニングと称する大規模な航空火災の消火訓練を行っています。お手元の配付資料の三枚目に最近の新聞資料が載っております。二〇一九年一月二十四日には、深夜十一時から翌日午前四時まで普天間基地内で大きな火柱が七本も上がり、周...全文を見る
○伊波洋一君 二〇一九年七月に、米国防総省は、米軍のPFASの調査と除去などを目的にPFASタスクフォースを設置し、二〇年三月には中間報告を公表しました。タスクフォースがまさに検討している中で、普天間基地でPFAS漏出事故が繰り返されました。現段階ではタスクフォースは米国内の米軍...全文を見る
○伊波洋一君 今回のPFAS基地外流出事故では、二〇〇〇年の環境原則の共同発表の日米合意や二〇一五年の環境補足協定の合意にもかかわらず基地内立入調査ができずにいる中で、初めて立入りが実現をいたしました。ところが、実質的な調査が本当にできるかというのが大きな課題です。  と申しま...全文を見る
05月25日第201回国会 参議院 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第2号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  本日は、国と地方の行政の役割分担に関連し、新型コロナウイルス対策について、医療法が国と地方公共団体に適切な医療を効率的に確保することを義務付けていることに鑑み、質問します。  新型コロナウイルス対策については、新規の感染者数...全文を見る
○伊波洋一君 今後、予想される感染拡大の第二波に向けて備えなければならないと思います。  GMISのお話ししておりますけれども、現在六千ほどつながっているようですが、八千あるいは一万ぐらいの医療施設。毎日、じゃ三十三万枚ぐらい送っているんでしょうか。それでも一か所だって三十枚ぐ...全文を見る
○伊波洋一君 ゴールとしてはワクチンでしょうけれども、当分の間は、それができない以上、ウイズコロナの時代が続くというふうになると思います。  しかし、我が国の状況というのは、どうしてこんなに少なくて済んだのかということも含めて明らかにされておりません。検査による感染の全体像把握...全文を見る
○伊波洋一君 いや、外国の方からの報道では、日本の、科学がなく行われているのではないかという指摘もありますので、やはりその解明はどうしても必要だと思います。あっという間に二波が来て……
○伊波洋一君 同じようにならないように、是非よろしくお願いしたいと思います。  以上です。
05月26日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  租税六条約については、二重課税の回避、脱税の防止のための条約であり、異論ありません。  租税は主権の行使と深く結び付いています。関連して、在日米軍の活動に関して伺います。  配付資料四枚目のように、二〇一六年十月二十日の本...全文を見る
○伊波洋一君 ただいまの外務省の答弁を念頭に、防衛省に質疑いたします。  現在、沖縄の伊江島補助飛行場では、配付資料一から三枚目のように、米海兵隊による大規模な改修工事が進められており、千六百メートル滑走路の舗装をし直すほか、一辺約百八十三メートルの正方形の垂直離着陸帯などが整...全文を見る
○伊波洋一君 防衛省の担当者からこの根拠について文書をいただいておりまして、滞在目的の範囲で行う公務については、受入れ国の法令の執行や裁判権から免除されると承知していますというような趣旨で回答がありました。  そもそも、国内における在日米軍に日本の主権が及ばないのは、米軍として...全文を見る
○伊波洋一君 先ほど答弁していただいた、平成二十八年十月二十日のこの外防委員会での当時の外務省の答弁の続きがあります。「さらに、個人としての米軍人軍属、その家族の行動に対しては、施設・区域の内外を問わず、日米地位協定上適用除外が認められる場合を除き、我が国の法令が適用されるという...全文を見る
○伊波洋一君 先日の本委員会で、米海兵隊の普天間基地から有害物質PFASの漏出事故に関して確認をさせていただきました。  二〇〇〇年の日米環境原則に関する共同発表、日本環境管理基準、JEGS、そしてまた日米環境補足協定と、この間、環境問題については日米両政府間で、日米の関連法令...全文を見る
○伊波洋一君 いや、そんな言い方をしたら、そもそも日米環境原則に関する共同発表の趣旨ですよ、何て書いてあるかというと、米軍基地の周辺には何の迷惑も掛けない米軍基地にするんだという合意がこの二〇〇〇年の日米環境原則に関する共同発表の細かい表現なんです。まさにそれを実現するために、環...全文を見る
○伊波洋一君 防衛省は、沖縄でもいつもそう言います。だけど、何も守らせていないんですよ、実際は。  今回の場合だって、守らせている事実はないですよ。ただそういうことを聞いているという話で、あるいは自分たちが思っているという話です。  そういうことでは環境は守れないし、ましてや...全文を見る
○伊波洋一君 いや、沖縄県に届けたのは随分後です。  そして、海兵隊は、伊江村に対しては議員を中に入れて、要するにどうなっているのかということを見せただけの話です。実際上は、政府もこれに対して具体的に、工事の概要やらもろもろのことについて届けを知っているわけではないんですよね。...全文を見る
○伊波洋一君 本件改修工事は、伊江島補助飛行場を利用するオスプレイや垂直離着陸戦闘機F35の着陸パッドを整備することが目的であると指摘されています。  この件で、F35の岩国基地配備については、大統領令第一二一一四号に基づき米海兵隊の環境レビューの対象となるはずです。CV22オ...全文を見る
○伊波洋一君 この環境レビューが行われたということを表明している環境会社がございます。地元の考古学調査会社と協力して文化資源の調査を実施したとも書かれております。また、翻訳の監督も業務に含まれているということであります。  防衛省として、この環境レビューを入手して公表すべきと考...全文を見る
○伊波洋一君 時間が来ましたので終わりますけれども、環境問題については、日米法令のうち、より厳しい基準を適用するという日米合意があります。このことを防衛省が率先して守ることこそが今求められているということを指摘して、終わりたいと思います。
06月02日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  社会保障二協定については、保険料の二重負担の解消等を目的とするものであり、異論はありません。  日本国憲法は生存権を保障していますが、基地周辺住民、とりわけ沖縄県民は過重な基地負担によって生存権を脅かされています。  新型...全文を見る
○伊波洋一君 お手元資料の二ページの方を見ていただくと分かるんですけれども、宜野湾市の基地被害一一〇番の騒音苦情は、安倍政権下の平成二十五年二百三件から平成三十年六百二十八件と三倍に増えています。  このように、私たちのこの今の状況は、日本政府が日本国民の生命と健康を守る責務を...全文を見る
○伊波洋一君 配付資料六のように、二〇〇〇年九月十一日の日米環境原則に関する共同発表では、環境保護及び安全のための在日米軍による取組は、日米関係法令のうちより厳しい基準を選択するとの基本的考えの下で作成される日本環境管理基準に従って行われると規定し、日本環境管理基準、JEGSが策...全文を見る
○伊波洋一君 現在、沖縄県赤土等流出防止条例はJEGSに反映されていますか。
○伊波洋一君 反映されていないというのはどういう理由でしょうか。
○伊波洋一君 ただいま環境省は、JEGSを根拠に反映していない状況というのを説明されました。  ところが、JEGSは、その要旨で明らかにしているように、米国の国防省環境司令官が策定する文書です。日本政府、環境省にはJEGSの文言を解釈する権能はないはずです。やはり、環境省は、現...全文を見る
○伊波洋一君 現状で、沖縄県赤土等流出防止条例がJEGSに反映されていないことが理解できました。そして、その根拠として、いわゆる米側が定めるJEGSが理由として挙げられることには納得できません。  と申しますのも、本来根拠にされるべきは、お手元資料六番目にあります環境原則に関す...全文を見る
○伊波洋一君 環境省は先ほど、何度も述べておりますけれども、沖縄県赤土等流出防止条例が環境に関する国内法令であることは認めているのですから、JEGSに反映されていないのならJEGSに反映されるよう提起するのが役割です。  本日のやり取りで、環境省水・大気環境局が法的根拠の疑わし...全文を見る
06月03日第201回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  本日は、御三名の参考人の皆様、お話ありがとうございました。  私の頭の中には、まだ世界一の大型タンカーとか、あといわゆるLNG船、最新のというイメージがある中で、今日お話を聞いて物すごく、ああ、随分変わったんだなというのを思いますけど...全文を見る
○伊波洋一君 日本郵船とかあるいは明治海運とか、いろいろありますでしょう。そういう会社はどこの船を使っているんですか。
○伊波洋一君 最後に、国の方に望むこと、要するに、私たちも国会議員なんですけれども、国の方に望むことを簡潔に幾つか、再度お願いします。
○伊波洋一君 ありがとうございます。  次に、藤本参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど、流れに沿った補助という、いろんな、これからのことなんですけど、ある意味で、いわゆる海洋大国あるいは貿易大国という意味で、日本にとっては船は是非とも必要な、様々な意味で必要だということ...全文を見る
○伊波洋一君 これまでのお話で、造船業が極めてこの日本にとってとても大切な産業であるということ、あわせて、伝統的な、そういう守るべき産業であるということは理解をすることができました。是非頑張っていただきたいと思います。  最後に、舞鶴市長の多々見参考人にお伺いします。  参考...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございました。  御三名の貴重な御意見、しっかり受け止めて頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  今回の調査会は「海を通じて世界とともに生きる日本」というテーマで続けてまいりましたが、本日の、特に我が国の造船業の今日的状況を知ることができ、そしてまた、改めて我が国が四方を海に囲まれた海洋国家だということを感じました。  沖縄のこと...全文を見る
06月12日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  質問に先立って、沖縄防衛局が辺野古新基地建設工事を本日から再開したことに強く抗議いたします。工事海域では、直近の防衛局調査でジュゴンの鳴き声が二か月続けて確認されており、また、昨年二月の県民投票でも七二%が新基地建設に反対し、...全文を見る
○伊波洋一君 日米環境原則に関する共同発表は、二〇〇〇年でありますが、環境に関する関連法令のうちより厳しい基準を選択するとの基本的な考えの下、JEGSは作成される、と明記されています。しかし、実際は、環境省が国の法令に限定されると環境規制を狭く解釈して、県赤土条例の情報提供は拒ん...全文を見る
○伊波洋一君 今、承知していると言いますけれども、実際何を承知しているかというのは明らかではありません。  つまり、本来ならば、赤土等流出防止条例は雨水に対する措置なんです。それならば、その規定の中で、日米が協議をして沖縄地域における赤土の流出による自然破壊をやっぱり社会全体と...全文を見る
○伊波洋一君 それでは、その際に、沖縄県においてこの赤土等流出防止条例が施行されていると、それについては自衛隊も含めて国内の様々全ての事業において守られていると、基地内における工事もそれで規制されているということをしっかりと提起をすべきではありませんか。
○伊波洋一君 いや、それはおかしいですよ。そもそも、その規制の中にある話と、具体的に雨水の際のこういう措置というのは基準としてあるんですから。確認はしていませんよね。  しかし、まあほかにもいろいろ聞きますから時間ないけれども、でも、その解釈そのものが私たちは間違っていると思っ...全文を見る
○伊波洋一君 全く適切ではないんです、いろんな環境の問題が起こっているのが現実ですから。ですから、それは入手してください。是非、それを取り組んでいただくようにお願いします。  また、これまで日本政府は、米軍施設・区域の環境はJEGSに基づいて適切に管理をされていると承知している...全文を見る
○伊波洋一君 是非、今要望したことも含めて是非お願いしたいと思います。  以上です。終わります。
06月19日第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  本日は何点か質問いたします。  最初に、沖縄本島中部の北谷浄水場におけるPFOS、PFOA汚染水問題について伺います。  沖縄県の北谷浄水場が取水する河川等から有害物質PFOS、PFOAが検出され、大きな問題となっています...全文を見る
○伊波洋一君 環境省は、五月二十六日に、PFOS、PFOAについて、一リットル当たり合計五十ナノグラムという暫定指針値を決定しました。  ところが、六月十一日に同省が発表した二〇一九年度の全国調査では、北谷浄水場が取水する沖縄市の大工廻川で指針値の約三十倍の一リットル当たり千五...全文を見る
○伊波洋一君 計画あるいは振興法の改定並びに計画の策定に向けての検討については、コロナ問題もあって若干遅れもあるようでございますが、今、全国的にも、コロナウイルスの影響により大きな経済の停滞が起こっていますが、沖縄でも、年間一千万人を超えていた県観光入域客が約九割減少、年間三百万...全文を見る
○伊波洋一君 現行の特措法、振計では、内閣府が法改正の前年の平成二十三年九月に新たな沖縄振興策の検討の基本方向についてを決定し、現在の地方分権の在り方を先取りするような発想で、県が策定主体となって沖縄振興計画が作られています。これは極めて先進的な取組だったと思います。  二十七...全文を見る
○伊波洋一君 昨年十月三十一日、まあ今回の振興についてもあれですけれども、今後はコロナの問題を避けて通ることはできないと思います。大臣のおっしゃるとおり、ウイズコロナとかアフターコロナを見据えたときに、これまでの振興特措法、振興計画の単純な延長では足りないと思います。是非コロナに...全文を見る
○伊波洋一君 県は四月二十四日に首里城復興基本方針を策定し、正殿の復元にとどまらない、首里城公園の更なる魅力の向上や、新首里杜構想による歴史まちづくりの推進などを掲げています。これに関しては、特に龍潭の周辺の中城御殿などの整備を求める意見が有識者から出されています。  県や那覇...全文を見る
○伊波洋一君 大臣、ありがとうございます。  琉球は、かつては四百五十年という琉球王国の時代、さらにその前の七十年近く、三山の時代もございます。その間、様々な大陸との歴史的な連携をしながら行ってきた様々な文書もございますし、そういう歴史の詰まったところです。そういう歴史も含めて...全文を見る
○伊波洋一君 ありがとうございます。  日本全体として国際観光を、海外からの観光を大きな目玉としてこの間のお取組が行われております。沖縄の場合、先ほど申し上げましたように、全体で一千万人、これがゴー・ツー・キャンペーンで国内的に回復することを願っていますが、海外からは三百万人来...全文を見る
07月09日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  イージス・アショアについては、ブースターの民間地落下やコスト、そして導入期間、何よりも県民の反対の声を受けて白紙撤回した防衛大臣の判断は歓迎したいと思います。  沖縄から見ると違和感もあります。今回のイージス・アショア白紙撤...全文を見る
○伊波洋一君 まあ条件が違うと言っているようですけれども、いずれにせよ、この二つとも安定性に欠けているというのが今回の辺野古調査団の皆さんからの指摘です。  大浦湾、皆さんお示しのように、黄色いところが軟弱地盤、深さ九十メートルまで軟弱地盤。しかし、地盤改良できるのは七十メート...全文を見る
○伊波洋一君 配付資料の九ですが、この資料三及び図六は、このソフトを使って水平震度を〇・〇一ごとに増やして、C1―1―1の作用耐力比を求め、グラフにしたものです。この作用耐力比一を超える水平震度について部分的に拡大したものが下の図です。その中で、震度一というのは水平震度〇・九ガル...全文を見る
○伊波洋一君 港湾基準では、地盤のすべり破壊については地震などのない永続状態の性能しか求められていないことは承知しています。  皆さん、配付している十四の図にあるように、この図の中の青い部分、いわゆるケーソン、あるいは支持力、回転、すべりなんですけれども、この部分だけが部分的に...全文を見る
○伊波洋一君 いや、完成後に震度二程度で護岸が崩壊する、ほとんど崩壊するというような、そういう完成時安定解析結果は、ブースターの落下どころではないんです。そのことを皆さんはしっかり受け止めるべきだと思います。  ですから、これ、なぜそういうことが今行われていないか、その震動に対...全文を見る
○伊波洋一君 引き続きこのことを追及していきますが、次に、ジュゴンの鳴き声が確認されたことについて伺います。  ジュゴンが何度も今回鳴き声が確認をされております。そして、現実に辺野古の深い海にやはりきちんと生息しているのではないか、そしてそこで餌を食べているのではないか、そのこ...全文を見る
○伊波洋一君 これまでの調査のエリアが、深さが限られている、それから方法も限られているということがあったと思います。五月の同委員会では、委員から、「ジュゴンが大浦湾の中を生息場としている可能性も考えられる」という指摘もあります。大浦湾をジュゴンの生息地として認定して、環境保全図書...全文を見る
○伊波洋一君 時間が参りましたので終わりますけれども、是非、防衛大臣においては、今の、先ほど指摘した極めて危険な状況を是非解決していただくことをお願いして、終わりたいと思います。
11月17日第203回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  本日は、高良鉄美議員に代わって質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  上川大臣、法務大臣就任おめでとうございます。法務大臣としては三度目ということですが、安定という評価が与野党からございましたが、加えて、誠実な答...全文を見る
○伊波洋一君 死刑制度を持ち、死刑を執行している国は、今や例外的な存在です。アムネスティ・インターナショナルによると、昨年末現在で法律上と事実上の死刑廃止国は百四十二か国に上り、昨年死刑を執行したのは僅か二十か国と言われています。  二〇一八年十二月の国連総会で、死刑の廃止を視...全文を見る
○伊波洋一君 作業部会が見解を出すに当たっては、通報の内容や弁護団からの情報提供だけではなく、それに対する政府からの回答も聞いていると承知しています。日本の状況をよくよく把握した上でこのような意見が出ており、人権理事会の理事国である日本にとって非常に重大な指摘だと思います。  ...全文を見る
○伊波洋一君 作業部会の意見が発表されて一か月以上経過していますが、これまでどのような対応をされてきたのでしょうか。
○伊波洋一君 ただいまの答弁は、何かこう日本がやっていることは正しいんだという言いぶりなんですけれども、この恣意的拘禁作業部会の勧告の百一から百六までですか、で、いわゆる具体的に、先ほど答弁したように指摘があったんですけれども、つまり、日本が当たり前に見ているものが実は国際的には...全文を見る
○伊波洋一君 是非、国際社会にもやはり理解できる対処が我が国で行われるよう求めて、終わりたいと思います。  次に、民事基本法の見直しと訟務機能の充実強化について伺います。  上川大臣は、民事法制の見直しについて、子供の最善の利益を図るチルドレンファーストの観点から検討すると述...全文を見る
○伊波洋一君 ただいま上川大臣は、その事実婚がなかなか共同親権になれない理由の根拠を申し上げておりましたけれども、一番の大きな原因は、事実婚がなぜ存在しているかということなんですが、それは選択的夫婦別姓が実現していないからなんですね。いわゆるその選択的夫婦別姓が法制化されれば事実...全文を見る
○伊波洋一君 二〇一五年五月二十七日、国の利害に関係のある争訟への対応に関する関係府省庁連絡会議が開催され、具体的に取り組まれていると思いますが、訟務機能の強化とは何を目指してどういうことをするのか、伺います。  大臣、よろしくお願いします。
○伊波洋一君 いわゆる夫婦別姓では、原告が法制審議会の答申理由を主張し、答申を受ける立場の法務大臣が法改正に後ろ向きに発言をされています。答申内容が立法化されていれば、訴訟をする必要はなかったはずです。法務省が率先して訴訟や紛争を未然に防止する、それこそが訟務機能の強化だと思いま...全文を見る
○伊波洋一君 選択的夫婦別姓については、上川大臣が、過去の答弁でも、国民の意見は分かれているとして前向きな答弁をされませんでした。法制審議会は国民の意見を聞かないで答申したのでしょうか。法制審議会は世論を十分に聞いた上で、今よりも反対が多かったけれども答申したと思います。なぜだと...全文を見る
○伊波洋一君 今、法務省からるる説明がございました。  上川大臣、選択的夫婦別姓導入の民法改正を求める請願が最初に提出されたのは一九七五年、昭和五十年で、それから四十五年も出され続けています。請願権は憲法に基本的人権として保障されています。これも国民の切実な声です。上川大臣は様...全文を見る
11月19日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  安全保障政策について伺います。  岸防衛大臣は所信挨拶で、日米安全保障条約が六十年を迎えたとし、日米同盟の強化を述べましたが、今日の日米同盟がどのようなものであるかを確認することが必要です。  沖縄の基地負担はますます厳し...全文を見る
○伊波洋一君 ただいま説明がございましたのは、皆さんに配付しております一ページ目のこの資料の報告と一致をしておりますが、海洋圧力戦略は、九州から沖縄、台湾、フィリピンを結ぶ第一列島線に配備された自衛隊の地対艦・地対空ミサイル部隊や電子戦システムなどインサイド部隊と、第一列島線と本...全文を見る
○伊波洋一君 ただいま私が申し上げましたのは、皆さんのお手元に配付してある海洋圧力戦略の、これは防衛省からの資料ですけれども、一番下のページ、域外戦力、アウトサイドフォースとして海空戦力が第一列島線以遠から域内戦力を支援をするという、こういう仕組みなんですね。  ただいま答弁さ...全文を見る
○伊波洋一君 ただいまの御説明のありましたLOCEやEABOといった作戦構想に必要とされるのは、在日米海兵隊基地のような中国に近過ぎる基地ではなく、中国から十分距離の離れた機動的拠点です。第一列島線は、そもそもそこが活用される場所であって、この点からも、私はやはり、辺野古新基地は...全文を見る
○伊波洋一君 この伊江島での訓練等で懸念するのは、これ我が国の領土です、確かに基地ではありますけれども。しかし、そこから発射、射程三百キロですから、HIMARSは、そこから発射をするという訓練が日常的に行われるようになるということに対して大変な懸念を私は持っているわけですね。同時...全文を見る
○伊波洋一君 茂木大臣、是非そういう方向で前向きで考えていただきたいと、このように思っております。  最後に、この最後の方のページにあります二〇一八年の合意事項、このファクトシート、安倍総理訪中の成果のファクトシートございますけれども、ここでも防衛大臣、国防部長との相互訪問やそ...全文を見る
○伊波洋一君 まとめさせていただきますけれども、今日、この委員会の理事会では、東アジア地域包括経済連携の署名、合意ということが報告されました。こういう経済連携、沖縄、日本の貿易総量の五〇%を持っているわけでございますが、それを実際に実行するには平和が必要です。そういう意味では日本...全文を見る
11月19日第203回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  本日も、高良鉄美議員に代わって質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  山本委員長を始め理事各位には、質疑に際し参考人をお認めいただき感謝申し上げます。  早速質問に入ります。  まず、本法案の発議者に伺います。...全文を見る
○伊波洋一君 今回の民法の特例に関する法律案は卵子提供を可能にするものですが、不妊治療の該当者は必ずしも懐妊可能でない場合もあるでしょう。  第三条の、これにより懐胎及び出産をすることになる女性の健康の保護が図られなければならないは、第三者の懐胎も想定したものでしょうか。いわゆ...全文を見る
○伊波洋一君 生殖補助医療のときに第三者が懐胎することもあり得るかということ、問いでしたけれども、これまでの答弁では、附則第三条の三の三で、第三章の規定の特例として、代理懐胎で第九条の出産をした女性が母とする規定の特例を設けることも含め法制上の措置が講ぜられることとするということ...全文を見る
○伊波洋一君 次に、本日、柘植あづみ参考人をお招きしておりますので、伺います。  まず、生殖補助医療の問題に詳しい柘植参考人はどのような研究をされているのか、まず自己紹介をお願いいたします。
○伊波洋一君 これまでのインタビュー等で実際この生殖医療あるいは生殖補助医療でお生まれになった方、あるいは家族、そのことについて、いわゆるどういうことを今まで感じてこられたんでしょうか、この方々のインタビューについては。
○伊波洋一君 ただいま参考人の方からは、現在の条文を読む限りにおいてこの基本理念がつかみ切れないと。つまり、更にそれをどのようにやろうとしているのかについて分からないというようなお話でございました。もちろん、先ほど来からの質疑の中でも、ずっと後に、あと二年間の間にという話で整理さ...全文を見る
○伊波洋一君 今の御答弁、お話、参考人のお話によると、かなり厳しい生殖医療の現場というのがあるようなんですけれども、では、生殖補助医療をより良いものにするには何が必要だとお考えですか。
○伊波洋一君 今回はこの第三章に親子関係に関する民法の特例が入っております。やはり、本委員会は法務委員会ですので、それはとても重要な課題になっています。この法案のこの特例についての御意見をお聞かせください。
○伊波洋一君 もう時間来ておりますのでまとめますけれども、本日は柘植参考人、ありがとうございました。先ほどの参考人も含めてですね、やはり大きな課題があるということは分かりました。  予定されている本法律案に対する附帯決議議案でも、大項目で十四、細目を加えると二十八項目に及ぶ多く...全文を見る
11月26日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  給与法案については、人勧に準拠するものであり、異論はありません。  去る十一月十九日、一年二か月ぶりに普天間飛行場負担軽減推進会議作業部会が開かれました。国と県の主張は平行線をたどりました。これまで日本政府は、普天間の負担軽...全文を見る
○伊波洋一君 配付資料の三ページにありますように、普通交付額につきましては算定式があります。赤線の部分で書いてございますが、そこを読むと飛行回数が分かります。平成二十七年度は一万九千五百回から二万六千回未満、平成二十八年度は三万二千五百回から三万九千回未満、平成二十九年度は五万二...全文を見る
○伊波洋一君 ただいまの答弁は、私が先ほど指摘した回数を認めるものでした。  つまり、今、普天間飛行場は目視でずっと調査をしています。それだけの回数があるにもかかわらず、先ほど申し上げたように、二倍になっても一千万しか増えない仕組みなんですね、この普通交付額というのは、普通交付...全文を見る
○伊波洋一君 ただいまの質問は、辺野古への政府の姿勢を聞いているわけではないんです。要するに、それだけのことをやったけれども、現実には、飛行回数は倍になり、調整交付金は結局四億も払わなきゃならない事態になっている、そういうことを聞いている。つまり、それは、飛行回数が絶対数が増えて...全文を見る
○伊波洋一君 前に、ここでも、委員会でもやりましたけれども、訓練移転した期間、別の飛行機が来て訓練しているんですよ。だから、回数も減らないし、さらに、それは多数のジェットエンジン戦闘機や輸送機なんです。FA18、F15、F22、F35、P8、KC135。P8などは一か月に百回近く...全文を見る
○伊波洋一君 時間来たのでまとめますけれども、次回に、外務大臣も含めて、二〇〇〇年の環境原則の共同発表、2プラス2協議並びに、普天間飛行場がいかに米軍飛行場としては欠陥だらけである、危険であるかということを含めて質疑をし、そして、外来機を禁止させるということを是非政府に求めていき...全文を見る
11月30日第203回国会 参議院 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会 第1号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  国と地方の行政の役割分担に関連して伺います。  国の新型コロナ対策はほぼ全てが実施主体は地方自治体であり、厚労省などの国の施策を自治体が実施するという構図です。このような制度設計と実施の役割分担の結果、国の施策メニューが自治...全文を見る
○伊波洋一君 是非、一人親世帯の実態把握等をしっかりして、本当に九十六万で済んでいるのか含めて、やはりなお一層努力してもらいたいと思います。  今、第三波と言われる新型コロナの感染拡大が全国で生じています。非正規を中心に非常に厳しい雇用情勢が続く中で、一人親世帯の生活の困難は長...全文を見る
○伊波洋一君 是非、再度の支給を御検討し、そして実現をしていただくよう、この場でお願いを申し上げます。  コロナ禍でエッセンシャルワーカーが注目されていますが、困難を抱える方を支える側である労働者の生活の安定を図ることは、結果として支援の効果を高めることにつながります。  一...全文を見る
○伊波洋一君 先ほど申し上げましたように、自治体採用職員については、任用職員については、会計年度任用職員制度というものが実施されております。そういう意味で、やはり一番厳しい方々を支える方々の仕事が身分が不安定では、やはりそれを支える力にならないんだと思うんですね。  今の答弁の...全文を見る
○伊波洋一君 よろしくお願いいたします。  この一人親世帯の充実のためには、国の支援メニューは極めて多くあります。そしてまた、それはただ、自治体が実施をしなければそれが実現できないものでもあります。そういう意味では、やはり制度があっても活用されなければ十分な支援にはなっていない...全文を見る
○伊波洋一君 本日は一人親世帯支援を取り上げましたが、効果的な支援のためには、施策の実施主体である自治体への制度の周知と自治体からのフィードバックが必要です。こうしたフィードバックを調査、把握し、情報公開して国民的な議論が展開され、制度の改善につなげていくことが重要だと思います。...全文を見る
12月01日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  政府は、米軍普天間飛行場の負担軽減のためにできることは全てやるとの考えで、前回の委員会でも防衛大臣が繰り返し強調されているように、空中給油機の県外移転、訓練移転、緊急時航空機受入れ機能の移転などに取り組んできました。その一方で...全文を見る
○伊波洋一君 先ほどの回数の資料、あるいは苦情の様子を見ても分かりますけれども、市当局は、何度も沖縄防衛局や、あるいは直接防衛省まで行って、この外来機の飛来を少なくするよう、止めるよう言ってきているんですね。それにもかかわらず、ずっと放置されているわけです。  結果的に、その移...全文を見る
○伊波洋一君 いや、事実なのは、その飛行機が別のところ行ったというだけなんですよ。回数も、全部計算されて、ちゃんとチェックされていますから、回数も増えているし、新たな飛行機が来ていますし、そういうことをもうちょっとしっかりと認めなきゃいけないと思います。それで自分たちで調べていか...全文を見る
○伊波洋一君 実際の飛行回数自体は一万六千回ぐらいなんですね。でも、今この算定しているものは、急降下とかあるいは低空飛行とか、もろもろの飛行形態まで全部加味しているというふうな説明を受けております。それについての総数については、これは言及できないという話ではございますけれども、つ...全文を見る
○伊波洋一君 一方、外来機については、状況はより深刻です。外来機については日米合意で規制するという根拠がないということが前回の質疑で分かりますが、このこと自体が普天間の危険性を高めています。宜野湾市民を非常に危険な状況に置いています。  二〇〇三年十一月、当時のラムズフェルド米...全文を見る
○伊波洋一君 二〇一二年四月のオスプレイ環境レビュー、先ほど示させていただきましたが、では、「事故の可能性が高く、土地利用に制限がある地域に該当するクリアゾーン、」、「全ての固定翼の使用滑走路に必要とされる大きなクリアゾーンは、」、今普天間飛行場の両端に広がっていますと明記されて...全文を見る
12月03日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  日英EPA承認案に関連していますが、現在、英国では国内市場法案が審議されています。英国国内市場法案はEU離脱協定に反する内容を含むことから、英国は国際法を破るものだとしてEUに、欧州司法裁判所に提訴されています。下院では可決さ...全文を見る
○伊波洋一君 この間、防衛省には説明しておりますが、オスプレイは余りにも爆音がひどいので、普天間飛行場周辺では訓練しません。一日だけ訓練したことがありますが、そのときに周辺の地域住民では物すごい被害が起きました。それ以来、那覇や南部地域を広く回って周回をしております。    〔...全文を見る
○伊波洋一君 今日の配付資料にもございますけれども、固定翼機が増えている、それから、この間の何度もお示しをした、皆さん自身がその調査をした訓練移転期間中の回数、これも増えています。  ですから、その上で、これまでの委員会でも強く明らかにした九条交付金、物すごく増えていますね。そ...全文を見る
○伊波洋一君 いや、増えているか増えていないかということを聞いているわけです。
○伊波洋一君 もう一つの運用の態様の変更に係る額もゼロ円から四億円まで増加しました。増加の要因は何でしょうか。
○伊波洋一君 それでは、防衛大臣に伺います。  防衛大臣、普天間飛行場がこの間ゼロ円から四億円へと大幅にアップされた、その運用の態様の変更に係る原因というのは何でしょうか。
○伊波洋一君 総合的にということは、トータルに負担が重くなっているからこそ四億円も払うことになっているというふうに言っていると思います。  皆さんのお手元の資料にもありますように、普天間の現状というのはますますひどくなっているんですね。とうとう小学校には、そこにありますように、...全文を見る
○伊波洋一君 それでは、日本政府として、普天間飛行場には、米国連邦航空法、米軍統一施設基準に求められるクリアゾーンが存在しないということは認めますか。
○伊波洋一君 有権的に解釈はしなくても、米軍が言ったら皆さんはちゃんとやっているんですよ。これまでにも、普天間飛行場の固定翼機のクリアゾーンを前提に、クリアゾーン内にあった、その基地の中の話なんですけれども、第三ゲートの有人詰所を離れた場所に移すことを一九九二年のマスタープランで...全文を見る
○伊波洋一君 固定翼機が使用する飛行場に求められる、米軍飛行場に求められるクリアゾーンが整備されていない現状で外来機、中でも固定翼機が飛来することは、普天間周辺の宜野湾市民、沖縄県民の生命、財産をより一層危険にさらすものになります。  外来機については、夜間飛行のように、規制す...全文を見る
○伊波洋一君 このように、平成二十九年に二百三十六回だったものが、今や二千六百七十八回まで去年は増えているんですね。  ですから、このような意味で、米軍統一施設基準、UFCで、クリアゾーンの目的は飛行の安全と地上の人々の安全の確保であるとされているにもかかわらず、こういうふうに...全文を見る
○伊波洋一君 ついでに付け加えるならば、普天間飛行場は飛行場じゃないんですよ、国内法的にも米国連邦法的にも。本当に飛行場でない施設を、ただ、どうぞ使ってくださいと言っているのが今の現状なんですよね。そういうことをきちんと理解していなきゃいけないんだろうと思います。  そもそも、...全文を見る
○伊波洋一君 最善の努力を尽くしていると承知していますなんて言えますか。ずっといろんなことを毎回言葉では言っているかもしれないけれども、今、平成二十九年二百三十六回だったのが、令和元年には二千六百七十八回になっているんですよ。さらに、周辺の地域住民の苦情は年々増えているんですよ。...全文を見る
○伊波洋一君 時間来ましたのでまとめますけれども、今までみたいな申入れだけじゃ解決しませんよ。協議を強く求めて、約束を守らせるということが必要ですよ。日米合意というのは条約みたいなものなんです。ちゃんとこちらが、当局者が、国が主権を持って申し入れれば、相手は受けなきゃならない。そ...全文を見る