三宅伸吾

みやけしんご

選挙区(香川県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

三宅伸吾の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾でございます。  本日は、麻生大臣を始め閣僚の皆様、そして政府参考人の皆様、答弁のためにお集まりくださいまして本当にありがとうございます。また、山崎委員長を始め予算委員会委員の各位におかれましては、貴重な質問の機会をいただき本当にありがとうござ...全文を見る
○三宅伸吾君 法人税の引下げは中小企業にも影響が大きいということだと思います。  皆様御案内のように、日本の法人実効税率は表面上世界第二位でございます。一番重い課税を企業に課している国は米国のようでありますけれども、ただ、世界のIT産業を牽引しておりますアップル、グーグルなど米...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  細かなところはいろいろ議論があるようでございますけれども、実質の負担ベースで見ても日本の法人に対する課税は厳しいということでございます。企業に対して過酷な課税、つまり日本の企業が最も重たいセメント袋を背負って企業活動をしているということで...全文を見る
○三宅伸吾君 法人税率の引下げ競争は良くないというのは私も分かりますけれども、現実には、国際協調をしましょうと言いながら各国はどんどん引き下げていって、日本は一周遅れで引き下げていないという指摘もあろうかと思います。いずれにしましても、日本の企業が国際的に見て高い水準の重い課税を...全文を見る
○三宅伸吾君 財政赤字の下で法人課税改革を考える際の重要な視点と申しますか、視座を取り上げてみたいと思います。  私は、巨額の財政赤字を抱える日本において、法人課税改革に当たっての最も重要なポイントは中長期のトータルの税収の極大化策だと考えます。単年度の法人税収の極大化ではあり...全文を見る
○三宅伸吾君 麻生財務大臣に関連でお聞きいたします。  法人実効税率が一〇〇%そして〇%、それぞれの場合、法人税収並びに所得税や消費税収はどのようになりますでしょうか。
○三宅伸吾君 各国の事例を見てみますと、例えば法人税の分野だけを見た場合、法人実効税率を引き下げた場合でも、経済成長や課税ベースの拡大によって税収が増加する事例が現実にございます。もちろん、こうした税率引下げによる法人税の増収という現象が日本で必ず起きるとは断言できないと思います...全文を見る
○三宅伸吾君 私は、異次元の金融緩和、二年前に誰も現在のような状況を想定していなかったわけでございます。多くの学者が、大規模な金融緩和はとんでもないと言った人もいたわけでございますけれども、今はどこかへ行ってしまいまして、拍手をしている方が多いように私は認識をいたしております。是...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。以上で終わります。
03月18日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾でございます。  昨年十一月二十八日の本委員会におきまして、私は企業グループ内の資金融通を円滑化するために貸金業法の規制緩和を提案させていただきました。麻生大臣、そして金融庁におきましては、施行令の改正に向けて機動的な対応をいただきまして、本当...全文を見る
○三宅伸吾君 この六十・五兆円、六十八・六兆円、法人税、所得税、消費税などの内訳はどうなっておりますでしょうか。
○三宅伸吾君 トータルの税収の予測をしながら、所得税などの内訳は公表してこなかったということでございます。枝葉の細かな税収を聞いているわけではなくて、いわゆる太い幹の所得税、消費税、法人税などについては私は公表していただきたいと思います。予測でございますので、検証できないとなかな...全文を見る
○三宅伸吾君 税収弾性値とはどういうものかということにつきまして、もう少し詳しい定義をお聞かせいただけませんでしょうか。
○三宅伸吾君 税収弾性値が一の場合でありますけれども、名目GDPが一%伸びると税収も一%伸びるということかと思います。  この平成二十六年度の影響試算、翌々年度からは一・一を使っているという理解でよろしいでしょうか。
○三宅伸吾君 確認ですけれども、翌年度の税収見積り及びその税制改正の議論においては弾性値は使わないということですか。
○三宅伸吾君 関連で内閣府にお聞きいたします。  先ほど、冒頭話題にしました二〇一四年一月二十日の経済財政諮問会議提出の内閣府、中長期における経済財政に関する試算の経済再生シナリオでございます。二〇一四年度から名目GDP成長率が三%を上回り、二〇一六年度には名目GDP成長率三・...全文を見る
○三宅伸吾君 財務省の用いている弾性値でございます。古いバブル期前の弾性値の平均値と申しますか、実際には少し違うそうでございますけれども、一・一を使っていらっしゃるわけでございます。立場上、保守的で堅めであることは構わないと思いますけれども、景気回復期という今の経済状況を踏まえた...全文を見る
○三宅伸吾君 次に、財務省にお聞きというか、お願いをいたします。  政府税制調査会で法人税の改革議論がスタートをいたしました。今月十二日の法人課税ディスカッショングループ第一回会合で大田弘子座長が示した論点整理メモと申しますか、法人税改革の論点についてと題するペーパーを読み上げ...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  この今月十二日の第一回会合でございますけれども、法人実効税率引下げに反対する有識者の意見がもしございましたら、御紹介いただけますか。
○三宅伸吾君 今御説明いただきましたとおり、法人税率の引下げだけを性急にやるのはいかがなものかという意見が出たとは私も聞いておりますけれども、税率そのものの引下げにまずもって反対だという、大反対の有識者もいなかったというふうに私は聞いております。  内閣府にお聞きいたしますけれ...全文を見る
○三宅伸吾君 西村副大臣、ありがとうございます。  配付資料の六ページ目でございますけれども、今、所得税のラッファー・カーブの御紹介がございましたけれども、法人税率と法人税収についてもグローバル経済の中では同じようなことが起きているのではないかと私は思うわけであります。  そ...全文を見る
○三宅伸吾君 私たちは鎖国をしておりました江戸時代に住んでいるわけではないわけであります。皆さん御案内のように、グローバル経済というのは、人、物、金が一番居心地のいいところに向かって流れていくということであると思います。稼ぐ主体である企業が国を選ぶということが私はグローバル経済の...全文を見る
○三宅伸吾君 今、税率引下げ競争をやると各国とも疲弊するんじゃないかという、麻生大臣おっしゃるとおりなんでございますけれども、じゃ、日本のライバル国である、イギリスも今度引き下げますけれども、ライバル国の引下げを、じゃ日本国として止められるのかというところが一番大事でございまして...全文を見る
05月20日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。  議題となっております金融商品取引法等の一部を改正する法律案は、ファンド販売業者に対する規制を見直し、ファンド販売業者に対し、国内拠点及び国内における代...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  特例業務は、一般にプロ向けファンドと言われておりますけれども、中を見ますと、適格機関投資家以外の者は一般個人でも四十九人以下であれば誰でもよかったというわけでありまして、今回の見直し案は、企業や個人などの属性に着目してきめ細かく規律を掛け...全文を見る
○三宅伸吾君 大臣の御懸念は十分私も理解しております。  ただ、私が申し上げているのは、投資家保護の必要性が余りない本当のプロの企業が潜在的な投資家であって、なおかつその投資家が兄弟会社、親子会社、同一の企業集団に属する場合については、その属性に着目をして一段の規制緩和を考えて...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○三宅伸吾君 皆さん、おはようございます。自民党の三宅伸吾でございます。  本日は質問の機会を賜りまして、魚住委員長を始め委員の各位に心より御礼を申し上げます。よろしくお願い申し上げます。  まず、私、今日は裁判員制度についてお話をお聞きしたいと思っております。今国会では裁判...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。安心をいたしました。  裁判員制度は、司法制度改革審議会の深い幅広い議論を経まして、国民の司法参加、特に刑事事件における司法参加というところでそれを進めようということで導入されたわけでございます。大臣がたしか法務委員会の委員のときの御発言も私...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  一応、今、林局長がおっしゃったような整理があるのかもしれませんけれども、なかなか一般国民にはその説明では非常に分かりにくいような気がいたしております。海外の状況、まだ全てを調べたわけではございませんけれども、強姦と強盗につきまして、同等又...全文を見る
○三宅伸吾君 刑事裁判に国民が参加をする裁判員制度になって、強姦関連の罪に対する厳罰化と申しますか、量刑が重くなってきたとも受け取られるような統計があるということではないかと思います。事案が必ずしも全て同じだということはあり得ませんので、この統計をもって絶対的に厳罰化の方向だと言...全文を見る
○三宅伸吾君 是非、しっかりまず省内で御議論をいただいて、できる限り早めに法制審の刑法部会というのでございましょうか、立ち上げていただいて、国民が納得しやすいような刑法の制度整備をやっていただきたいと思います。  次のテーマに移りたいと思います。テーマは法の支配ということでござ...全文を見る
○三宅伸吾君 法の支配につきましては様々な定義がありますけれども、私の理解では、憲法を頂点とする広い意味の法律によって基本的人権が確保されているというのが、私は私にとっての法の支配の核心ではないかと思っておりまして、学者の方の御意見もそんなに大きく違ってはいないと思います。細かい...全文を見る
○三宅伸吾君 今の質問に関連いたしまして、もう少し突っ込んだ質問をしたいと思っております。  憲法理念を実現するためには、様々なことで被害を受けた方が司法手続を通じて救済をされるということが大事でございます。例えば、あってはならないことでございますけれども、違法な公権力の行使に...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  先ほど大臣は、法の支配、日本では一〇〇%実現していると思うけれども、日々検証して磨きを掛けていかなきゃいけないというような趣旨の御発言がございました。法の支配の実現度合いの物差しというのは実はないんですけれども、皮膚感覚では何となくは分か...全文を見る