三宅伸吾

みやけしんご

選挙区(香川県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

三宅伸吾の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第189回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○三宅伸吾君 おはようございます。  自由民主党の三宅伸吾でございます。  本日は、訟務、裁判に関する訟務機能につきましてお話を伺いたいと思います。  来年度予算案に訟務局を新設すると書いてございます。また、先日の大臣の所信表明におきまして、訟務機能の充実強化に取り組むとい...全文を見る
○三宅伸吾君 ここ数年、国内では規制緩和を通じた事後監視型社会への転換、そしてグローバルに目を向けますと、日本の名誉と信頼を守るためにきっちりと我が国の主張を伝えていくというような二つの視点で訟務機能の強化が求められていると思います。そういった意味で、大臣の所信表明はおっしゃると...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  最近、国の利害に関する大型の訴訟が私、大変増えているように思う次第であります。例えば、連日新聞で記事が報じられております一票の格差をめぐる憲法訴訟があろうかと思います。また、最近ですと、アスベストの被害防止について国の不作為責任が問われた...全文を見る
○三宅伸吾君 条約等によって裁判は勝ったわけでございますけれども、反対尋問等をせずに事実関係を争わなかったその結果、相手側の事実関係に関する事実だけが判決文に記載をされて、それが引用されて、我が国の名誉と信頼が毀損されるような事態が現に様々なところで起きているわけでございます。 ...全文を見る
○三宅伸吾君 是非しっかりとその方向でお取組をいただきたいと思います。  この慰安婦をめぐる訴訟では、また今後も米国などで損害賠償を求める動きが出ているようでございます。また、慰安婦の碑とか像には必ずしも立証されていない事実、不正確な記述で日本のイメージが下がるような文言が刻ま...全文を見る
04月06日第189回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。本日は質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。  さて、この土日、菅官房長官が沖縄を訪問されました。沖縄の振興は、地元の住民、自治体そして国が一丸となって取り組むべき課題だと考えております。しか...全文を見る
○三宅伸吾君 次に、普天間飛行場の代替施設をめぐる対立についてでございますけれども、その前に一般論として総務省にお聞きいたします。時間の関係で少し質問を飛ばしまして、行政不服審査法上の執行停止決定をめぐる手続についてお聞きをいたします。  自治体がなした処分に対して国などから執...全文を見る
○三宅伸吾君 ないということであります。  それでは次に、行政事件訴訟法について法務省にお伺いをいたします。  処分庁である自治体が既になした許可の内容に反する行為の差止めを自治体が求めることは、行政事件訴訟法で可能なのか。可能であれば、具体的な手続と勝訴するために必要な条件...全文を見る
○三宅伸吾君 一般論で言えば、原則、自治体が財産権の主体でなければなかなか訴えは難しいというようなことだと理解をいたしました。  そこで、水産庁にお聞きをいたします。  水産資源は、自治体の財産権の主体として自己の財産上の権利利益に該当いたしますか。
○三宅伸吾君 水産資源は自治体のものではないということでございます。  次に、少し話題を変えまして、元の行政不服審査法の審査請求手続についてお聞きをいたします。  国は、裁決までの処理期間につき、何らかの標準処理期間又は一応の目安を設けているんでしょうか。
○三宅伸吾君 現行の行政不服審査法では、標準処理期間を定める義務はないということでございますが、義務がなくてもそれぞれの行政庁が国民の権利義務を守るために内部的に標準期間を設けることまで排除はしていないと思うのであります。  そこで、お聞きをいたします。農水省は、独自に何らかの...全文を見る
○三宅伸吾君 一件当たり三百七十七日、一年以上掛かっているということでございます。裁判の迅速化法という法律がございますけれども、裁判でも目安として二年以内に一審判決を出しましょうということになっていると私は記憶をいたしております。  総括をいたしますと、行政不服審査法の手続の中...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。
04月16日第189回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○三宅伸吾君 おはようございます。  本日は、議題となっておりますのは、刑務所などにもっと多くのお医者さんに働いていただいて、そういう体制をしくための規制緩和のための法案でございます。  矯正医療につきましては、八世紀に養老律令というのがございましたけれども、その養老令の中に...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  矯正医官の働く場所でございますけれども、刑務所、拘置所、少年院、少年鑑別所、それから婦人補導院という施設があるわけであります。昭和五十年頃から直近まで、全体の収容者の推移、矯正医官の定員等につきまして、概要をお知らせください。
○三宅伸吾君 矯正医官の定員の統計の関係から、平成十五年以降の実際に働いている矯正医官一人当たりの収容者数というのをちょっと割り算をしてみました。最も少ないのが平成二十三年の二百五十人であります。そして、最大が平成十八年、十九年の二百九十人でありまして、平成二十五年まで、十五年か...全文を見る
○三宅伸吾君 給与の格差是正を図るのが狙いではないという説明でしたけれども、ただ、具体的には矯正医官の勤務時間の単位当たりの時間、そこを兼業すると、多分、より時間当たりの報酬の高い民間の病院で働いてその給料をもらうわけですからトータルの報酬は増えると、その効果によって、通常の勤務...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  本日議題となっております法案、是非早く、早期に実施すべきだと思いますけれども、この法律案を補完する形で矯正医官の不足対策のために、今後、任期付公務員制度を活用していいのではないかと私、考える次第でございますけれども、上川法務大臣、どのよう...全文を見る
○三宅伸吾君 この法律案だけではなくて、全ての手段を尽くして矯正医療現場の医療体制の充実に向けて更なる御尽力をいただけるよう切にお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月22日第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾でございます。今日はすばらしいお話をいただきまして、本当にありがとうございました。  まず、加藤参考人と佐藤参考人にお聞きしたいと思っております。  私は、これほど急速に進む日本の人口減少を本当に今すぐ歯止めを掛けたいのであれば、なすべき方策...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  あと一問、柴田参考人にお聞きしたいんであります。  資料の五ページの一番最後の行でありますけれども、攻めの農業、平地の田畑には通用するけれども、中山間地とは分けてという御指摘ではないかと思います。私も香川県の家の中に田んぼがあるような...全文を見る
○三宅伸吾君 終わります。
04月23日第189回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。質問の機会をいただきましてありがとうございます。  船主責任制限法改正案の中身に入る前に、少し古い話をいたしたいと思います。  百三年前でございます。一九一二年四月の深夜の出来事であります。英国からニューヨー...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  ちょっと質問の順番を変えまして、今の答弁の関連で、もし誰も想定できなかったような、例えば隕石が落ちてきて、商船にぶつかって沈没したと、その場合の賠償責任がどうなるかというのがまず一点。  もう一点は、韓国でセウォル号という悲惨な事故が...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  国土交通省と金融庁にそれぞれお聞きをします。  海上輸送事故による賠償責任について、国交省所管の法律で何か特別の制度がありますでしょうか、これ国交省に。  そして、金融庁にお聞きします。海上輸送事故対応としてどのような保険がよく使われ...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  深山局長にちょっと確認でございますけれども、大型商船、旅客船で死亡事故が起きた場合は、今議題となっております改正法案によって責任限度額が抑えられることがあるのかどうかを念のために確認をしたいと思います。  あともう一点、日本はずっと、つ...全文を見る
○三宅伸吾君 最後に、金融庁にお聞きします。  限度額が一・五一倍、五割も上がると、保険の料率も上がるんでしょうか。
○三宅伸吾君 これで質問を終わります。     ─────────────
05月14日第189回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  本日は、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案でございます。この狙いにつきまして、一昨日、上川法務大臣より、下級裁判所の事件を適正かつ迅速に処理するためというふうに御説明がござ...全文を見る
○三宅伸吾君 おおむね迅速化が進んでいるということは確認できたわけであります。  複雑専門訴訟、今、医療と行政とそれから知財と御紹介ありました。その行政事件の中で租税関係訴訟というのがございます。お手元に配付いたしております二ページ目に租税関係訴訟の状況というのがございます。一...全文を見る
○三宅伸吾君 先日のこの委員会で、税務訴訟の場合、長引きますと、国が利子を付けて納税者にお金を、還付加算金でございましたか、返さなきゃいけないものですから、余りにもずさんな、単に早いだけでは意味がございませんけれども、できる限り、負けそうな裁判だと思われれば早めに判決を受けて利子...全文を見る
○三宅伸吾君 知財高裁、十年たちまして評価が実は分かれているように私は思っております。今日は時間の関係で詳細には入りませんけれども、一つ今日お取り上げしたいのは損害賠償額でございます。  お手元に配付しております最初の紙に、特許権侵害訴訟における損害賠償額の日米比較というのがご...全文を見る
○三宅伸吾君 損害賠償額の日米の差がその仕組み、制度の違いから来るというところは当然あろうかと思います。問題は、日本の現行の制度は妥当かどうかという点でございますけれども、時間の関係で、今後の機会に譲りたいと思います。  今日はありがとうございました。
05月28日第189回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○三宅伸吾君 自由民主党、三宅伸吾でございます。  本日は、小木曽様、小沢様、泉澤様、貴重なお時間を割いていただき、すばらしいお話を賜りまして、本当にありがとうございました。  まず最初に、小木曽参考人と泉澤参考人にちょっとお話を伺いたいと思います。  小沢参考人から、胸の...全文を見る
○三宅伸吾君 小沢参考人にお聞きをいたします。  お話の中で、やっぱり市民感覚の意義、市民感覚という言葉がやっぱりキーワードだと思っております。裁判員裁判は、いわゆる一般の国民が裁判官と一緒に議論をして刑の重さ、量刑を決めるわけであります。  ただ、最近、高等裁判所とか最高裁...全文を見る
○三宅伸吾君 この点に関しまして、今年に入って三件、最高裁におきまして、一審の死刑判決を無期懲役に変えた高裁判決を支持する最高裁の決定が出ております。その判決の中に、こういう補足意見の表現がございます。裁判員裁判は刑事裁判に国民の良識を反映させるという趣旨で導入されたはずであるの...全文を見る
○三宅伸吾君 今回の法案は、長期間の場合等にベンチトライアル、裁判員裁判ではない職業裁判官だけにする例外規定を追加するということであります。現行法でも、裁判員法第二条三項に、争いがない事件等については、裁判員四人、裁判官一人、こういう例外の小さな裁判体を予定しているわけでございま...全文を見る
○三宅伸吾君 終わります。
06月04日第189回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党、三宅伸吾でございます。  裁判員法によりますと、職業裁判官一人、一般からの裁判員四人という小規模な合議体でもって裁判員裁判をやることも想定をされております。これまでに、六年余りでございますけれども、この小規模な合議体による裁判員裁判...全文を見る
○三宅伸吾君 ゼロ件となった事情、背景につきまして、裁判所はどのように理解、受け止めていらっしゃるんでしょうか。
○三宅伸吾君 裁判員法は内閣提出法案でございました。どのような経緯でこの小規模な合議体が法定されたのか、法務省にお聞きしたいと思います。
○三宅伸吾君 この小規模な合議体、一体何を狙って法定をしたんでございましょうか。葉梨法務副大臣にお聞きしたいと思います。
○三宅伸吾君 今回の法案の柱の一つが、著しく長期化が予想される場合においては裁判員裁判の対象から外し、国民の負担を軽減するということであろうと思います。  昨年末までの六年間で、約七千人以上の被告人が裁判員裁判で裁かれていると理解しております。この新しい刑事手続のために、延べ二...全文を見る
08月05日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第8号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。  質問の機会をいただきまして、鴻池委員長を始め理事、委員の皆様、また答弁のためにお集まりを賜りました大臣、法制局長官の皆様、心より御礼を申し上げます。  これまでの審議で明らかになったこと、安全保障環境が悪...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  少し、今から百年ほど前の話をしたいと思います。  第一次世界大戦の際、日英同盟が結ばれておりました。地中海のドイツ巡洋艦に対抗するため、一九一四年の開戦直後、イギリスから日本に対し艦船の派遣要請がございました。当初、加藤高明外務大臣は...全文を見る
○三宅伸吾君 岸田大臣、ありがとうございました。  本法案が国民の理解を得て成立するためのもう一つの大事な条件でございます、憲法の議論に移りたいと思います。  憲法九条と自衛権の関係に関しまして、憲法の制定論議の当時から今日に至るまでの政府見解の大まかな流れを御説明いただけま...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  ただ、憲法の文言は制定時から全く変わっていないのに、国の方針が変わってきたかのように一見見えるわけでございます。そこで、国民の中で、一体どうなっているのかという疑問を持っている方もいるわけであります。話が難しくなってくれば、これはやはり...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  最後に、砂川事件最高裁大法廷判決に記載されました田中耕太郎長官の補足意見の一部を御紹介申し上げ、私の質問を終わりたいと思います。  自衛は国家の最も本源的な任務と機能の一つである、防衛力の規模及び充実の程度やいかなる方策を選ぶかの判断...全文を見る