三宅伸吾

みやけしんご

選挙区(香川県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

三宅伸吾の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第190回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○三宅伸吾君 自民党の三宅伸吾でございます。  四人の参考人の皆様、すばらしいお話をいただきまして、ありがとうございました。  まず、梅林参考人に一つ質問をさせていただきたいと思います。  この北東アジア非核兵器地帯、野心的な構想だと思います。ただし、ちょっと私、素朴な疑問...全文を見る
○三宅伸吾君 ちょっと中国の問題につきまして阿部参考人にお聞きしたいと思います。  中国の問題と申しますか、国際法の専門家として、軍事化という言葉があるかと思います。  例えば、昨年の九月の二十五日でございます、米中首脳会談がございまして、そのときに習主席は、南沙諸島で中国が...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。  本日は、質問の機会を賜りまして本当にありがとうございます。  八日の所信表明におきまして、岩城法務大臣は法務省の任務について、基本法制の維持及び整備、国民の権利擁護等と述べられました。基本法である民法でご...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  法令違憲の判断を最高裁がしたもの、主なもので十件あるわけでございます。そのうち、法務省所管のものですね、刑法、それから民法、それから実は戸籍法もございまして、法令違憲、主なもの十件のうち四件が実は法務省所管の基本法でございます。  刑法...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。この問題につきましては、機会を見てまた御議論をさせていただきたいと思います。  続きまして、継続審議扱いとなっております外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案、これ衆議院の方でございますけれども、成立すれば新たな認可法...全文を見る
○三宅伸吾君 以上で終わります。
03月22日第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。質問の機会をいただきまして、委員会の皆様、本当にありがとうございました。  さて、昨年の十二月、私、ベトナムのホーチミンに参りました。ベトナム軍の病院で最大級の一七五病院というのがホーチミンにございまして、その...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  少し質問の順番を変えまして、岸田外務大臣にまずお聞きをいたします。  社会福祉分野でのODAの事業につきまして、現在の基本的な政府方針、そして大臣としての今後の期待につきましてお知らせいただけないでしょうか。
○三宅伸吾君 ありがとうございます。是非、日本のノウハウをうまく移転をして、国際協力、太く太くしていただきたいと思います。  最後に、厚生労働省にお聞きをいたします。  我が国の介護保険制度や介護ノウハウに対し、先ほど申し上げましたけれども、中国やベトナムなどの国が強い関心を...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。是非、ベトナム、中国、タイに限らず、積極平和主義の一助となる社会福祉分野の国際貢献も更に展開していただきたいと思っております。  今日はありがとうございました。終わります。
04月14日第190回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。  本日は、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案につきまして質問の機会をいただきまして本当にありがとうございました。  司法制度改革審議会の意見書が出てから今年で十五年になります。その意見書で、民事そして刑事、...全文を見る
○三宅伸吾君 先ほど御紹介申し上げました郵便不正事件、村木事件とよく称されておられます。郵便不正事件は、これは検察の特捜案件でございましたので、今局長がおっしゃられたように、この可視化の対象になるわけでございます。ただ、今私が御紹介申し上げました志布志市の警察による選挙違反事件の...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  前法務大臣がおっしゃられました罪名を限定しないでというのは、実は私はとても大事だと思います。現に、今の運用では知的障害の方々、コミュニケーション能力に課題のある方につきましてきっちりと録画、録音しておくことは、私はとても大事ではなかろう...全文を見る
○三宅伸吾君 一昨日の四月十二日に、法務委員会の皆様で都内の留置施設を視察をさせていただきました。恐らく私たちが訪問いたしました視察先は、最も録音・録画設備が整っている施設の一つではなかろうかと私は思ったわけでございます。  そこで、法務省と警察庁にそれぞれお聞きしたいわけです...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。しっかりと国民の期待に応えられるよう、ハードの充実を国としては応援しなきゃいかぬと私は思うわけです。  続いて、通信傍受のテーマに移りたいと思います。  合法的な盗聴というと言葉として何かおかしいんですけれども、一般的に傍受と言ってもよく...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  先日視察をしたときに、今回の通信傍受の制度に限らず、多分現在の通信傍受制度もそうだと思いますけれども、音声だけでなくメールも対象だというふうに理解をしております。  そこで質問なんでございますけれども、いわゆる通常のもしもしという音声...全文を見る
○三宅伸吾君 分かりました。  ネット電話でございますけれども、ネット電話のサービスを提供している事業者、有名なところはほとんど、ほとんどかどうか分かりませんけれども、有名な外資系企業が提供するネット電話が多いわけでございます。外資系企業が提供するネット電話でございますので、少...全文を見る
○三宅伸吾君 この通信傍受に関しましては、余りあってはいけないことでございますけれども、既に明らかになっているこれは盗聴行為があったわけであります。一九九七年でございますけれども、東京高裁は国と神奈川県に対し慰謝料二百万円を含む約二百二十九万円を盗聴された個人に支払うよう命じ、判...全文を見る
○三宅伸吾君 検察官役は弁護士がやるということでよろしいんですね。  この強制起訴の場合、検察官役は検察官ではない弁護士がやるということでございますので、検察が警察と全面戦争する必要はないということでございますので、新しい制度の趣旨が何となく分かったような気がするわけでございま...全文を見る
○三宅伸吾君 是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、協議・合意制度というものに移りたいと思います。  一定の経済犯罪、組織的犯罪において、被疑者ないし被告人が、特定犯罪に関する他人の刑事事件の犯罪事実を明らかにするために供述や証拠の提供など一定の協力をすることと...全文を見る
○三宅伸吾君 この協議・合意制度、様々な意見、議論があろうかと思いますけれども、批判をしている方の最大のポイントは、共犯者の供述には巻き込みの危険性とか、それから虚偽供述の危険性があるんじゃないかという懸念が聞かれるわけでございます。  巻き込みとか虚偽供述を排除するためにどの...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。虚偽供述罪を新設することが、一つの巻き込み、それから虚偽供述の防止策、排除策ということでございます。  私、昔、二十年ほど前、民事裁判に興味を持ったことがございまして、いろんな方にお話を伺うと、日本の民事裁判はうそつき放題だという指摘をする...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。偽証罪、実刑判決も出ているということでございます。  法務大臣は、検察官の事務に関し、検察官を一般に指揮監督することができると定められておられます。今後、偽証罪、虚偽供述罪の運用につきまして、法務大臣はどのようにお考えでございましょうか。
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  冒頭少し触れました二〇〇一年六月の司法制度改革審議会意見書でございます。これは約二年の時間を掛けまして、本当に各方面の有識者、様々な方から意見を聞いて日本の司法の在り方を考えた意見書でございます。多くの論点、指摘されているわけでございま...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。終わります。
04月19日第190回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  質問の少し順番を変えまして、今ずっと議論になっておりますこの定義と申しますか、この法律は第一条に目的書いてありまして、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の...全文を見る
○三宅伸吾君 私の次の質問までお答えいただきまして、ありがとうございました。  私が次にお聞きしようとしたのは、この専らから告知するなど、これが典型例だと、要するにここの部分は誰がどう考えてもけしからぬヘイトスピーチの表現行為だろうということを確認をさせていただいた上で、この典...全文を見る
○三宅伸吾君 まさに今、矢倉委員がおっしゃったとおりだと思うんですね。ここに「専ら」と入れて典型例だというふうに書いておけば、典型例以外のものも極めて例外的には差別的言動に当たると、こう読めるわけでございますので、禁止規定がないからといってお墨付きを与えているわけではないというふ...全文を見る
○三宅伸吾君 次に、第四条から七条についてお聞きをしたいと思います。  四条以下は国と地方公共団体について定めたものでありますけれども、国につきましては、第四条一項で、最後の文末のところですけれども、「措置を講ずる責務を有する。」と書いてございます。第五条を読みますと、「必要な...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  私は、この法案は、ヘイトスピーチに対する我が国、そして国民の取組を加速する貴重なリーガル・イノベーションの一歩だというふうに高く評価をしたいと思います。  最後に、ヘイトスピーチをめぐって様々な裁判例等が過去もあったと思いますけれども...全文を見る
○三宅伸吾君 遺憾でなかったら困るわけでございます。遺憾であるだけでとどまって、果たして司法改革をしようとずっと二十年近くやってきたこの日本国政府はこれでいいと思っているのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思うのでございます。  ちょっと法務省にお聞きいたしますけれども、法廷等の...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  ヘイトスピーチの対策関連法を含めても、その法律を作りました、しかし、最後一番大事なのは、その運用、それから執行、最後は司法救済でございますけれども、その司法救済の司法判断が無視されるようなことではそもそも良くないのではないかということで...全文を見る
○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾です。  四人の参考人の皆様、貴重なお話を賜りまして、本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。  今お話を伺っていまして、四人の皆様とも、できる限り可視化の対象事件は幅広い方が望ましい、かつ全面可視化するのが望ましいという点で...全文を見る
○三宅伸吾君 桜井参考人に確認と質問をさせていただきます。  ちょっと私、聞き間違いかもしれませんけれども、先ほど、警察、ポリスですね、警察の取調べを全面録画していれば、検察ですね、検察の方の可視化は一部でもいいかもという趣旨の御発言があったような記憶があるんですが、それが正し...全文を見る
○三宅伸吾君 その理由は何でございましょうか。
○三宅伸吾君 小池参考人から頂戴いたしました法と民主主義二〇一六年四月号にこういう記述がございます。  元々、取調べの録音、録画が公訴事実を直接証明するための実質証拠として採用されることには疑問があった。そのため、通常、証拠申請する自白調書の任意性立証のための証拠とされてきた。...全文を見る
○三宅伸吾君 河津様、大澤様、小池様、そして桜井様、貴重な御意見ありがとうございました。  終わります。
04月21日第190回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○三宅伸吾君 おはようございます。一昨日に続きまして刑事訴訟法等の一部を改正する法律案につきまして質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  今日は、可視化の問題を中心にお話をお聞きしたいと思っております。  法律案の詳細に入る前に、録音と録画の一般論について少し議...全文を見る
○三宅伸吾君 たしか、和歌山カレー殺人事件の被疑者でございましたかね、法廷での様子を勝手に雑誌記者が、カメラマンが撮影をして、それを雑誌に載せたという事件の最高裁判決の御紹介があったんではなかろうかと思います。社会的地位が高ければ、勝手に顔を撮られても、声を録音されても、民事上の...全文を見る
○三宅伸吾君 確認でございますけれども、任意の捜査の場合に、嫌疑の内容、それから撮影した手段との関係もあるでしょうけれども、一切事前の同意のない録音、録画が許されないということはないということでよろしいわけですね。ちょっと私が二重否定を使いましたのでもう一度言い直しますけれども、...全文を見る
○三宅伸吾君 今までの話は録音、録画する行為そのものについてお話を伺ったわけでございますけれども、じゃ、そのような形で撮られた録音・録画データについて、法廷に提出をしてそれを有罪にするための証拠として使えるのかどうかというところをちょっとお聞きしたいんでございますけれども、例えば...全文を見る
○三宅伸吾君 ちょっと警察庁にお聞きしたいんですけれども、ある方がパチンコをしていた、パチンコ店も本人も同意も得ずにパチンコをしている例えば強盗殺人犯を隠し撮りをしたと、その画像データも証拠に使えるという場合があるんですか。
○三宅伸吾君 ちょっと確認ですけれども、任意捜査で、パチンコ店の許可を当然得ていないと思いますけれども、それでパチンコ店内で強盗殺人か何かの嫌疑を掛けている人を撮影をして、それを証拠として提出できるんですか。
○三宅伸吾君 本委員会で、可視化の一部録音の論点に関しまして、任意性それから信用性、そして判決の前提となる事実の関係についていろいろ議論があったかと思いますけれども、任意性と信用性とそれから事実認定との関係をちょっと分かりやすく御説明をいただけますか。
○三宅伸吾君 一昨日の参考人の方が配付された論文にも引用がございましたけれども、去年の二月十二日、次長検事伊丹俊彦様から検事長殿、検事正殿という宛名で、取調べの録音、録画を行った場合の供述証拠による立証の在り方等についてという依命通知というものが出ているそうでございます。これを読...全文を見る
○三宅伸吾君 公判廷での被告人の供述内容と、これから実質証拠としてどんどん積極的に位置付けていこうという被疑者段階での録音、録画の内容とが食い違っていることもあるかと思うんですけれども、その場合は録音、録画された方を検察としては前面に打ち出して主張をしていこうと、こういう理解でよ...全文を見る
○三宅伸吾君 先ほど街頭でのデモの話をいたしましたけれども、最近いろんなところに防犯カメラというのがあって、場合によったら音声も拾う機能を持ったものも増えているように思います。  ちょっと警察の交番についてお聞きしたいんですけれども、交番に入ってきた方の個別的、明示的な事前同意...全文を見る
○三宅伸吾君 例えば、例え話ですけれども、交番に飛び込んできた方が殺人をしましたと自白を始めて、その様子が備付けの交番の監視カメラ、そして録画機器に声と映像がデジタルデータとして記録されたと。その後の捜査においてやっぱりこの方が犯人だということになりまして逮捕、起訴されたとしまし...全文を見る
○三宅伸吾君 音声と画像の話をずっとしてきたわけでございますけれども、新聞紙上で、去年だったと思いますけれども、判決が出ていたような気がしますけれども、最近は位置情報というのがこれ手軽に記録できるわけでございます。GPSですね。GPSによる位置情報の探知器というか、小さな端末を本...全文を見る
○三宅伸吾君 一部ちょっとこれまでの質問とダブりますけれども、念のためにもう一度確認をしてお聞きします。  参考人、被疑者、被告人について、本人の個別的、明示的な同意のないまま音声そして顔が識別できるような内容で捜査機関が管理する建物の外で録音、録画した場合、そのデータは裁判の...全文を見る
○三宅伸吾君 これまでちょっとしつこいぐらいにこの音声と画像、そして裁判の証拠としての関係についていろいろ質問をさせていただきました。結局、現行法においても、参考人とか様々な方の供述について、隠し撮り等をしても証拠になる場合があるということだと思います。  最後にここでお聞きし...全文を見る
○三宅伸吾君 本委員会でも度々論点というか、野党の委員の方から指摘をされている点をちょっと質問と確認をしたいんでございます。別件の被告人ではあるけれども可視化義務対象の身柄拘束被疑者にまでまだなっていない方の問題でございます。  本法案成立後、可視化の義務対象外の罪で起訴されて...全文を見る
○三宅伸吾君 義務付けされないのであれば、別件の被告人が、その後可視化の義務対象の犯罪の容疑で逮捕され身柄拘束される被疑者にならなければ、それまでの間は検察には録音、録画の義務がないと、こういうことでございます。  そうであれば、自白を何らかの方法で強要し自白する状態に追い込ん...全文を見る
○三宅伸吾君 ちょっと質問の順番を変えまして、可視化義務付け対象の取調べについて、録音、録画をしなかった場合のサンクションというか制裁規定が本法案にはないような気がするんですけれども、ないのであれば、ない理由を教えてください。
○三宅伸吾君 人事評価にバッテンが付くというサンクションがある場合もあると、こういう御答弁だったかと思います。  可視化をすると自白しなくなる場合があると、こういうふうに警察も検察も主張されているわけでございます。今回の法案でも例外規定で、可視化義務対象の取調べを可視化しなくて...全文を見る
○三宅伸吾君 最後の質問を法務省だけにさせていただきます。  昨日、東京地方検察庁で、取調べ室で最新鋭の録音・録画機器を見せていただきました。スーツケースに入って持ち運べるようなものでございましたけれども、将来、参考人の自宅とか、重体で病院に入院中の参考人等の供述も録音、録画す...全文を見る
○三宅伸吾君 以上です。ありがとうございました。
04月26日第190回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅でございます。  本日は、四人の参考人の皆様、有意義なお話をいただきましてありがとうございました。  まず、浜田参考人からお聞きをしたいと思います。  先ほど御意見の中で、有罪を前提にして謝罪追求型の取調べをされて、やっただろうやっただろうと、...全文を見る
○三宅伸吾君 最後のところをもう少しお聞きしたいんですけれども、有罪前提じゃない可能性があるということを頭にもう一度置いて逆の裏付け捜査をしたらどうかとか御提案されたそうでございますけれども、もう少し具体的に、どういう反応が警察学校であったのか、それから、司法研修所での講義のとき...全文を見る
○三宅伸吾君 恐らく浜田参考人は、全ての、任意の段階も含めまして可視化をした方がいいというふうに多分お考えだと思うんですけれども、仮に、じゃ、捜査官と参考人というか、まだ被疑者になる前の段階の例えば全てのコミュニケーションを可視化していた場合に、そもそもうその自白は、無力感に追い...全文を見る
○三宅伸吾君 川出参考人にお聞きしたいんでございますけれども、今回の改正法案、対象犯罪も広がるということでございます。  ただ、可視化義務付けの対象犯罪であっても、例外規定に該当すれば捜査機関はその義務付けの義務を負わないということになるわけでございます。ただ、これは義務を負わ...全文を見る
○三宅伸吾君 もう一つ、川出参考人にお聞きをいたします。  東京大学法科大学院ローレビュー二〇一五年の十一月号に参考人はこのようにお書きになられていらっしゃる。「立会いには、人の目があることにより、捜査機関が違法行為を行いにくくなるという事実上の効果があり、立会いを廃止すること...全文を見る
○三宅伸吾君 西村参考人にお聞きしたいんですけれども、様々な弁護を通じて通信傍受の必要性を訴えられたわけでございます。  非常にその思いはよく分かるんでございますけれども、その上でお聞きしますけれども、違法な盗聴のリスクがゼロとは僕はやっぱり言えないと思うんです。ないことが望ま...全文を見る
○三宅伸吾君 終わります。ありがとうございました。
04月28日第190回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾でございます。  本日は、三人の参考人の方、本当にすばらしいお話をいただきましてありがとうございました。  まず、小木曽参考人にお聞きしたいと思います。  二人の、豊崎様、原田様がお話しされているときにとても一生懸命メモを取られていらっしゃ...全文を見る
○三宅伸吾君 是非、一番反論したいと思われてメモを取ったところをお知らせいただけますか。
○三宅伸吾君 原田参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど、別件逮捕は良くないと警察の幹部のときに思っていらっしゃったという御発言がございました。御本を引用したところを読んでおりますと、警察が公表している検挙率は余罪で支えられている、つまり、逮捕した被疑者を勾留中に取り調べて...全文を見る
○三宅伸吾君 他の県警に出向されたときに選挙違反事件の捜査も担当されたとおっしゃいました。  有名な鹿児島の志布志市公職選挙法違反事件、冤罪だったわけでございますけれども、ああいう事件がなくなるようにするのが一つの刑事訴訟法の改革の狙いだと思うんですけれども、そもそも選挙違反事...全文を見る
○三宅伸吾君 小木曽参考人にちょっともう一問だけお聞きしたいんですけれども、今回、協議・合意制度というのが制度化をされるわけでございます。  それにつきまして二点お聞きしたいんですけれども、公然の秘密として事実上の司法取引がなされてきているというのがあるかと思います。これまでな...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  最後、豊崎参考人にお聞きしたいと思います。  るる現在の取調べの現場の弊害につきまして御説明がございました。私は人質司法という言葉をこの委員会で使ったことがあるんですけれども、豊崎参考人は人質司法という表現はお使いになりませんでした。ア...全文を見る
○三宅伸吾君 終わります。
05月19日第190回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○三宅伸吾君 自由民主党を代表し、議題となっている本法律案に賛成の立場から討論をいたします。  本法案は、政府が国民の一層の安全、安心を実現しようと国会提出したものです。ただ、本委員会の審議では、本法案の内容では取調べ・訴追機関の運用次第で新たな冤罪を生むとの懸念が示されました...全文を見る
05月24日第190回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾です。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  議題となっております法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、判事の員数を増加することなどを目的としたものでございます。  まず、下級裁判所...全文を見る
○三宅伸吾君 開廷場所の指定及び裁判の公開性につきまして、その違法性と違憲性について調査報告書はどのような結論を出しておりますか。
○三宅伸吾君 この報告書には有識者委員会の意見が添付されております。有識者委員会の指摘を、最高裁判所事務総局の見解との違いを中心に御説明いただけますか。
○三宅伸吾君 毎年、憲法記念日の前になりますと最高裁長官が記者会見をされます。本件に関し、今年の記者会見で最高裁の寺田長官は、特別法廷が憲法の法の下の平等に反すると有識者に指摘されたにもかかわらず最高裁事務総局の報告書でこの点を認めなかったことに関し、違法と結論付けたので、それ以...全文を見る
○三宅伸吾君 有識者委員会の結論に対しまして、長官はこのように述べたそうでございます。純粋に法律的な観点を離れて結論を出されたと理解していると、このように長官は述べたそうでございます。  有識者委員はほぼ全員が私は法律家ではなかったのかと記憶しているんですが、この点お聞きしたい...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  有識者委員会が、憲法問題を含めて法律判断を下すに当たって、リーガルマインドがなかったのではないかというふうに受け取られるような報道を私は目にしたわけでございます。今の御説明ですと、いや、そうではないんだと、有識者として高い見地から法的事...全文を見る
○三宅伸吾君 有識者委員会は、その意見をこのように結んでおります。「今回の問題は、ひとり最高裁判所・司法府の責任を問えば済むものではない。検事、弁護士等の法曹、法学研究者等法学界の人権感覚と責任が厳しく問われていることも強調しておきたい。」と、このようにして有識者委員会は意見を結...全文を見る
05月26日第190回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾でございます。  議題となっております法律案は、日本司法支援センターの業務を拡大し、ストーカー等被害者に対する援助を拡充することなどを内容としております。  まず、法務省にお聞きします。ストーカー等被害者に対する援助という...全文を見る
○三宅伸吾君 連日痛ましい事件、事故が新聞をにぎわせているわけでございます。沖縄でも本当に痛恨の極みの事件がございました。そして、都内でも先日、アイドル活動をされておられました女子学生が男性ファンに刺されて重体になるという痛ましい事件がございました。  これ報道によりますと、事...全文を見る
○三宅伸吾君 本件では、この被害者の母親が電話で容疑者の自宅のある京都府警右京署に相談をしていたそうでございます。また、本人も、被害者ですけれども、警視庁武蔵野署を訪れて、加害者の氏名、住所を告げ相談をしていたとのことでございます。同署は、事件前日に女子学生に電話を掛け安否は確認...全文を見る
○三宅伸吾君 すばらしいことだと思うんですけれども、余り法律の素養のない方がストーカー規制法の中身とか理解をして警察に相談するとしても、なかなか警察官に言いくるめられる可能性もあるかもしれないと思うのであります。できれば、一緒に同行して被害の内容、それから法律上の論点等を同伴して...全文を見る
○三宅伸吾君 是非よろしくお願い申し上げたいと思います。  この日本司法支援センターでございますけれども、スタッフ弁護士がいるというのは私知っているのでございますけれども、弁護士以外の隣接法律職種の方、司法書士さんとか行政書士さんとか、様々な隣接の方がいらっしゃるわけですけれど...全文を見る
○三宅伸吾君 今回の法律案で、認知の問題、認知機能が十分でないために自己の権利の実現が妨げられているおそれがある国民等を特定援助対象者として新たに援助の対象とするというふうになっております。後見制度とかそういう分野では司法書士の方々も多大なる貢献をされているわけでございますけれど...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。終わります。
05月31日第190回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾です。  多くの方が待ち望んでおりました再婚禁止期間に関する民法の改正法案が成立の見込みとなった気がいたしております。改正法案の附則に、公布の日から施行するとあります。仮に、あした六月一日の参議院本会議で本法案が可決、成立し...全文を見る
○三宅伸吾君 改正法案の施行により婚姻届の実務が実際に変わるのはどのような場合があるのか、お聞きしたいと思います。  改正法案では、百日規定のほかに、離婚等のときに懐胎していなかった場合には百日を待たず結婚できるなどとございます。具体的にはどのような証明書類を出せば即結婚できる...全文を見る
○三宅伸吾君 現行の民法七百三十三条につきまして、昨年十二月の最高裁が違憲判決を出す以前においても、同条の通常の言葉の用法から読み取れる内容とは異なる取扱いを法務局でしていたケースがあると聞いております。どのようなケースがありましょうか。
○三宅伸吾君 嫡出子の推定が重複する可能性がないと、そういうことでかねてから例外的な取扱いがあったと理解をしております。  そこで、素朴な疑問なんでございますけれども、前婚の男性に生殖機能がない場合も嫡出子の推定が、期間が重なるようなことはないと思うんですけれども、このような場...全文を見る
○三宅伸吾君 時間の関係で一つ質問を飛ばしまして、先般開かれましたG7サミットでございますけれども、参加国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ、そして日本でございます。この中で、英米法諸国、イギリス、カナダ、そして一部の州を除く米国は、そもそも再婚禁止規定がな...全文を見る
○三宅伸吾君 私は本法案に賛成でございますけれども、念のために、さきの最高裁判決の読み方をお聞きしたいと、勉強したいと思っております。  最高裁判決は、百日の再婚禁止期間を設けることについて、百日以内のやつですけれども、合理的な立法裁量の範囲を超えるものではなく、子の身分関係の...全文を見る
○三宅伸吾君 終わります。
10月27日第192回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾でございます。本日は質問の機会をいただきまして、委員長、そして理事、委員各位に心より御礼を申し上げたいと思います。  今年の夏でございますけれども、東京駅近くのオフィス街、大手町のど真ん中に日本旅館がオープンをいたしました。日本旅館ですから、当...全文を見る
○三宅伸吾君 次に、ちょっと話題を変えまして、内部留保と法人税制改革についてお話をしたいと思っております。  二〇一四年の三月七日の参議院予算委員会におきまして、私は、財政再建のための法人税改革と題し質問をさせていただきました。その際、私の方から麻生大臣にこのようにお聞きしまし...全文を見る
○三宅伸吾君 日本にございます特定同族会社、いわゆる非公開のオーナー企業でございますけれども、オーナーが自由に会社の経営も、それから財務も支配できるわけでございますので、自分のポケットに配当として持ってくるといろいろ課税されるわけでございますけれども、自分のポケット代わりに会社の...全文を見る
○三宅伸吾君 終わります。
11月14日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾でございます。  本日は質問の機会を賜りまして、林委員長を始め理事、委員の各位の皆様に心より御礼を申し上げます。総理始め政府関係者の皆様にはどうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、安倍総理に二点お聞きしたいと思います。(資料提示)  ...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  国論を二分する経済関連の話題と申しますと、今年の夏でございましたけれども、イギリスで欧州連合から離脱すべきか残留すべきかという国民投票がございました。こちらも僅差で離脱するという国民投票の結果が出たわけであります。  ただ、国民投票の結...全文を見る
○三宅伸吾君 今年の四月でございましたが、イギリスの財務省がEUから離脱になった場合の影響の分析をしております。離脱交渉のいわゆる悪いシナリオによりますと、GDPが七・五%減り、税収も約四百五十億ポンド、日本円で申しますと六兆円弱減るとの試算をイギリスの財務省が今年の春の段階で発...全文を見る
○三宅伸吾君 これから少し各論に本当に入りたいと思います。まずは電子商取引でございます。これは余り国会で議論されておりませんけれども、極めて私は大事だと思います。  十九世紀の半ばでございます。ドイツの宰相ビスマルク、彼はこのように言いました。鉄は国家なり。日本もずっと数十年前...全文を見る
○三宅伸吾君 世界の主要国の集まりでありますG20、G20参加国のアジアの国の中でインドと中国がこのTPPの交渉に参加をしておりません。  そこで、世耕経済産業大臣にお聞きしたいと思います。  TPP協定の発効後、この協定に加盟していない国は電子商取引分野の競争でどのような不...全文を見る
○三宅伸吾君 中国等のインターネット関連企業が真にグローバルの企業として飛躍しようとするならば、TPPに加盟するか、又はTPPが規定する電子商取引に関する規定と同じ内容を持つ行動をしないと、世界の新しい潮流には乗れないということではなかろうかと思います。  そこで、もう一つ、余...全文を見る
○三宅伸吾君 中国の素材産業、ほとんどが国有企業でございまして、特に鉄鋼も当然国有企業でございます。中国では、鉄鋼産業で国有企業の過剰生産能力が世界的にかねて問題になっていると聞いております。  具体的にはどのようなことが問題というか、日本から見ると課題だと思われるのか、世耕経...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございます。  TPP協定の交渉に参加していない大国、小さい国でも構いませんけれども、交渉に参加していない国が、TPP協定が発効して、参加しないと電子商取引分野で損になると考えて、入りたいといったときに、その国がTPP協定の国有企業に関する章の履行を果た...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  様々なことをいろいろ仕込んで、このTPP協定というのは十二か国で議論を尽くして基本合意したということでございます。  話題をちょっと変えまして、TPPの安全保障面での意義についてちょっと議論をしたいと思っております。  平和はいろん...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。  TPP協定、これを、電子商取引分野においてはデータの適正、公正な利活用を図り、そしてまた、物の方では関税の大幅な引下げなどにより貿易を促進するわけでございます。また、協定の国有企業の章、それから透明性及び腐敗行為の防止といった他の規定も...全文を見る
○三宅伸吾君 総理、すばらしい御答弁、本当にありがとうございました。  市場経済そして自由貿易により国を最も豊かにした国、これはもうアメリカが一番だと思います。日本も当然その恩恵を大いに受けてまいりました。市場経済、自由貿易は、消費者の声を大事にするという意味で経済の民主主義で...全文を見る
○三宅伸吾君 総理、ありがとうございました。  残り僅かでございますので、ごく簡単に二つ質問をしたいとは思っております。  内閣法制局長官が来られておられます。TPP協定の知的財産分野について、少し専門的なところにはなりますけれども、どうしてもお聞きしたいので、よろしくお願い...全文を見る
○三宅伸吾君 最後に、世耕経済産業大臣にお聞きをしたいと思います。  いわゆるメード・イン・TPPというやつでございます。新しい協定では、TPP加盟国の中でいろいろ融通を利かせれば、関税がゼロになって輸出ができるということになりますけれども、この協定の規定と、どうもTPPは中小...全文を見る
○三宅伸吾君 ありがとうございました。終わります。
12月09日第192回国会 参議院 本会議 第17号
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○三宅伸吾君 自由民主党の三宅伸吾です。  私は、自由民主党と公明党を代表し、議題となっております環太平洋パートナーシップ協定及び関連法案に対し、賛成の立場から討論をします。  初めに、参議院のTPP特別委員会では、六十時間以上にわたり審査を行いました。うち、集中審議を五回、...全文を見る
○三宅伸吾君(続) 中国の南シナ海における一方的な海洋進出、これらはアジア太平洋諸国にとって重大な脅威であり、大きな摩擦を引き起こしております。  一方、TPP協定が目指す透明、公正なルールによる自由貿易は、言論の自由を基盤とする民主主義や基本的人権の尊重、法の支配といった普遍...全文を見る