水岡俊一

みずおかしゅんいち

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

水岡俊一の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。  本日は、予算委員会初めての質問に立たせていただきます。委員長始め関係者の皆さん、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、学校の安全対策について文部科学大臣にお尋ねをいたします。  昨日の委員会で、同僚議員である...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、二〇〇一年六月八日、何が起こったか覚えていらっしゃると思います。池田小事件、これをめぐって大変な論争も起きました。そして、国として、池田小で亡くなった八人の子供たちの遺族の方とお話をされたと聞いております。その中で、どのような遺族とのお話があったのか、どのよう...全文を見る
○水岡俊一君 いや、確かにそのとおりだと思いますが、その後に、合意文書の中には「再発防止策」として文部科学省が次のように考えているというくだりがあります。「このような学校防犯を含む学校安全施策について、対症療法的な一時的対策にとどまらず、組織的、継続的に対応する。」と、こういうふ...全文を見る
○水岡俊一君 そういったその通知、通達あるいはマニュアル、手引、そういうものを作ったら対策を練ったと、対策を行ったというふうに考えるのは私は間違いだと思っています。この間、この十年間を取ってみても通知、通達はたくさんなされています。そういった、まあこういった行政を通達行政と言うの...全文を見る
○水岡俊一君 それでは、続きは昼からの委員会でお願いしたいと思います。
○水岡俊一君 午前に引き続き、質問させていただきます。  文科大臣には、昨日の答弁とは違い、本日は学校の設置者のみならず国の責任もあるとの答弁をいただきました。それを受けて、国の責任としてどのような施策が行うべきか、続けてまいりたいと思います。  大臣の答弁に、御答弁にありま...全文を見る
○水岡俊一君 それではこれが一年半も掛かったという理由には私はならないというふうに思いますね。  更に言わしていただければ、亡くなった八人の子供たちの遺族の方とのお話合いがいつまとまったかというと、実は事件のあったその日から数えること二年の歳月がたっていると。なぜそのような時間...全文を見る
○水岡俊一君 いや、だから、だからどうするかですよね。今の御答弁聞いていると、寝屋川のこの小学校で対応した先生方は不審者かどうかを判断されて、その判断は間違っていたんですか。お願いします。
○水岡俊一君 この段階で、その状況を考えるに、不審者かどうかということで判断をするというのは難しかったと私も思います。  それではその次に、亡くなられた鴨崎先生は、それでも様子をうかがう中で、やはりこれは子供たちにとって良くないなという判断をしながらこの方を、この卒業生を外へ連...全文を見る
○水岡俊一君 いや、参考例には違いないけれども、そのように言われたんじゃこれは報われないですよ、鴨崎先生は。そして、今全国でこのマニュアルに従って学校を守ろうとしている教職員は一体どう考えればいいんですか。これは単なる参考例で決め手ではない、そういうふうに考えるべきなんでしょうか...全文を見る
○水岡俊一君 いや、私の質問に答えていただいていないように思いますね。今全国の学校に勤める職員は本当に悩んでいると思います。  お言葉ですが、私の考えをちょっと述べさせていただきます。  事件が起こった二月の十四日から四日後に通知が出ています。「学校の安全確保のための施策等に...全文を見る
○水岡俊一君 いや、ちょっと私、非常に残念ですね、今の回答は。  なぜかというと、この今私が読みました通知の下記に基づいてというのは、その一にこう書いてあります。「今回の事件において教職員が殺傷されたという点を踏まえ、教職員を対象とする防犯訓練等を当面集中的に実施すること。」と...全文を見る
○水岡俊一君 私、よく読みましたよ。その上で質問をさせていただいています。  私が言いたいのは、このようなマニュアルは本当に考えて作っていただいたと思うんですよ。だけれども、こういった問題、こういった事件にはマニュアル等ではなかなか対応し切れない様々な問題があるわけですよ。だか...全文を見る
○水岡俊一君 じゃ、お聞きをします。  鴨崎先生はどうすればよかったんですか。お願いします。
○水岡俊一君 犯人が悪かったというような声が今聞こえますが、御自分の、御自分の家族が、たとえ犯人が死罪になろうとも、何をしようとも、御自分の子供や身の回りの子供が、子供たちが殺されたらそれで済みますか。済まないでしょう。だから、どういうふうに対応すべきかをみんなで考えるべきだとい...全文を見る
○水岡俊一君 いや、あのね私、じゃ言います。この今さっきの通知の二番目に、今大臣もおっしゃいました、「PTAや地域のボランティアなどの参加を得て、学校内外の巡回、学校の門や通学路等の要所での監視、万一事件や事故が起きた場合の避難場所の確保など、学校の安全確保のための地域との連携を...全文を見る
○水岡俊一君 それではお聞きをします。  ボランティアお願いをして学校を巡視していると、そういった業務の、業務というか、そういったことをお願いしている中で、このような事件が起きて命を落とされたら文科省は責任を取られるんですか。
○水岡俊一君 いや、そういう話の中で保険を取り出されたんじゃ、ちょっと本当に悲しい限りですね。  命の問題です。いや、幾ら金が掛かっても子供の命を守りたいということを文科大臣がおっしゃっていただきたいと私は思うんですよ。違いますか。私は、文科大臣として、予算のこともあるから安易...全文を見る
○水岡俊一君 亡くなられた鴨崎先生はマニュアルに従ってこの行動を行いました。目の前で子供が刺されるという状況の中で、割って入って先生が刺されて死んだわけではありません。このマニュアルに従って、外来者の対応として外へ連れ出そうとして刺されたわけですね。本来の教職員の職務としてこれは...全文を見る
○水岡俊一君 それではお聞きをいたします。学校の教諭は学校教育法によって、第二十八条の六に「教諭は、児童の教育をつかさどる。」と、こういうふうに明快に書いてあります。それ以外に外来者の対応、そして不審者への対応をしなければいけないということがどこかに書いてありますか、大臣。
○水岡俊一君 私が聞いたのは、明確に外来者への対応を職務だと書いているところがありますかと、こう聞いたんです。それは包括的に入っているという答えなんですか、どうですか。
○水岡俊一君 いや、だから私は言葉はちゃんと言っていますでしょう。子供の安全ということであれば非常に大きくなりますよね。だから、目の前で子供が傷付けられようとしているときに教員としてそれを止めないわけはありません。それは子供の安全を守ろうとすることです。しかし、今回は外来者の対応...全文を見る
○水岡俊一君 いや、私も机をたたいて申し訳なかったと思います、ちょっと興奮しましたので。  校長がその仕事に全面的に当たって全うできるなんて私も思っていません。しかし、教員の仕事ではないんです。だから、外来者の対応あるいは、まして不審者の対応は、学校保安要員なぞを擁して当たるべ...全文を見る
○水岡俊一君 いや、いろんな御意見はあろうとは思いますが、緊急避難とこういった対応のマニュアルとは違うんですよ。だから、目の前に傷付けられようとしている人がいたら、それは人間だれしも助けようとするでしょう。まして、子供を目の前にしている教員は体を張ってやります。池田小学校でもそう...全文を見る
○水岡俊一君 いや、学校の先生はそのように、子供たちを守るように日々一生懸命努力をしていると思います。  大阪では、大阪府、府下小中学校に来年度より警備員の配置が決められたそうです。あの大阪府で、厳しい財政の中で身を切る思いで警備員を配置するということが決められた。それを受けて...全文を見る
○水岡俊一君 それでは、質問を変えます。  小学校が今クローズアップされていますが、幼稚園、保育園、こういった事件が起きる可能性がありますし、既に起こっています。  幼稚園での対応をどのようにお考えか、保育園での対応をどのようにお考えか、関係大臣から御答弁をお願いします。
○水岡俊一君 設備等に掛けるお金というのもお話がありましたが、先ほどから私がしているのは、こういう不審者が侵入をしてきたときにどう対応するか、それは人的な問題としてどうなのかという問題を質問しているわけでありますから、そういった答弁しかないというのはちょっと私は残念で仕方がありま...全文を見る
○水岡俊一君 そもそもという話をすれば、教員もそもそもそういったことの仕事はないわけですから、こういった問題をこれからもお尋ねをし、明確にしていきたいというふうに思います。  それでは、文科大臣に返りまして、お尋ねをしたいと思います。  文科大臣、母校の小林中学校にお戻りにな...全文を見る
○水岡俊一君 一校当たりに一年、図書購入費は標準的な学校で、小学校は四十四万円、中学校は七十三万二千円措置をされているわけですが、こういったお金は地方交付税交付金の中に入っておりまして、各都道府県へ送られていると。しかし、私の提出しました資料の三枚目をごらんになっていただくと、今...全文を見る
○水岡俊一君 その図書費の問題は、今交付税化されていますので、ただ、これから教職員の給与費が交付税化をされるんではないかという、そういった懸念がある中で、地方に教職員給与費も交付税化をされたら、このようなグラフのようになったんでは日本の教育は守れないと私は思いますけれども、仮定の...全文を見る
○水岡俊一君 現在のところは法律が違うということで、それはもう明快なことだと思いますが、こういったことで、からくりの中でもし義務教育費国庫負担制度が変わってしまうと大変なおそれがあると、こういうふうに私は思っております。今後もこの問題については考えていきたいというふうに思っており...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。高橋委員に引き続き、質問をいたします。  麻生大臣からは、今、義務教育費国庫負担制度のお話、御丁寧な御答弁がありまして、是非とも私も質疑をしたいんでありますが、それは次回に譲ることにしまして、今日はとりわけ定率減税のことにつ...全文を見る
○水岡俊一君 最後の方で家計調査報告という話が出ましたが、私は、総務省の家計調査報告においては総世帯ですべて明らかにマイナスの数字が出ていると私は了解をしておりましたが、その点についてはいかがでしょうか。
○水岡俊一君 私は、総務省の家計調査報告というのはそういう数字ではなかったと思うので、ちょっとまた後日お示しをいただきたいというふうに思っています。  今の答弁の中で日銀短観というお話も出ました。日銀短観あるいは内閣府の調査、あるいは総務省の調査、それからGDP統計といったその...全文を見る
○水岡俊一君 大局的に見てというお話がありました。衆議院の予算委員会あるいは総務委員会の議事録を見ても、そういった景況判断というのは見解の相違だというところに落ち着いてしまって、折り合うところはないんだろうと思っています。  そんな中で、景気をどういうふうに判断するのか。あるい...全文を見る
○水岡俊一君 消費がどのように上がっていくのかというところが決め手にはなると私も思います。だから、消費が上がるのか下がるのか、この判断が非常に難しいところだと思いますが。  私たちは、やっぱり定率減税が縮減をされる、やがてはなくなってしまうというマイナスのアナウンス効果というの...全文を見る
○水岡俊一君 税制の抜本改革をしていかなきゃいけない、そこが一番の問題だと私は思いますが、一方、ちょっと視点を変えてみますと、内閣府が発表した二〇〇二年度の県民経済計算、新聞にも出ておりました。  県民所得の地域間格差が拡大をしています。現在もその状況は更に厳しくなっているんで...全文を見る
○水岡俊一君 麻生総務大臣にお願いをしたいんですが、今、中央と地方の格差の拡大が進んでいるというふうに申し上げました。また、大企業、中小零細企業との格差も広がっている、あるいは高所得者と低所得者との格差が広がっていると。そういった中で、個人消費がほとんど増えないという中にあって、...全文を見る
○水岡俊一君 冷静な御判断を聞いて納得をし、そしてまた慎重な判断をこれからしていくべきだと私たちも思うところであります。  そこで、二分の一だけをやったと、あるいは二分の一だけでも様子を見ないかというようなお考えだろうとは思いますが、二分の一でも私たちはマイナスのアナウンス効果...全文を見る
○水岡俊一君 いや、詳しい説明をいただきましたが、要するに高所得者の最高税率を引き下げたのは、これは税制改革の先取りなんだと。低所得者、中程度の所得者に対する定率減税の問題は、多少あめ玉をなめさせておいてちょっと半分だけいただきますよと、そういうふうにしていけば影響が少ないでしょ...全文を見る
○水岡俊一君 いや、だから、そういったことを国民に対して説明ができるかと私は聞いているんですよ。今のようなお答えを、それこそ政府広報に出して全国に流してみてくださいよ。そんなの国民みんな怒りますよ。  だって、今課税最低限という問題がありますよね。日本は下げられました。今現在、...全文を見る
○水岡俊一君 終わります。
03月18日第162回国会 参議院 本会議 第8号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  まず、質問に入る前に一言申し上げます。  衆議院文部科学委...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。  先日十八日には本会議、代表質問をさせていただき、大臣からの御答弁もいただいたところではございますが、恐れながら申し上げるならば、私としては、そして民主党・新緑風会としては全く不十分な御答弁だったというふうに思います。 ...全文を見る
○水岡俊一君 子供たちというのは刻々と変化をしているわけですが、私は実は一九八〇年に教職に就きました。その時代を思い返しますと、やはりそれ以前は学力とか受験ということが非常に中心課題であって、その反面、落ちこぼれというものが世のキーワードになるような時代でありました。そういった中...全文を見る
○水岡俊一君 今、ここ十年ぐらいが随分変わってきたんではないかというふうにお感じになっているというお話ありましたが、確かにそうだというふうに思います。二〇〇〇年を迎えてから学校というのは特に大きく変わってきたといいますか、子供が変わってきたと言えるんではないかというふうに思います...全文を見る
○水岡俊一君 新しい子供にどのような施策が必要なのかということについては、これはもう様々な方が様々な議論をなさっていると思いますが、そんな中で文科省はそのような施策を行われてきた、そしてそれを現場からどのようなフィードバックを受け取って、そして新たな現在行おうとしている施策が出て...全文を見る
○水岡俊一君 先日の大臣の御答弁の中にも、そういった取り組まれてきた経過であるとか、あるいはフィードバックがどういうものであったのかとか、そういったことを盛り込んでいただければ、もっと現実的な教育にかかわる文科省の思いが反映できたんではないかと私は思うわけです。  今お聞きをし...全文を見る
○水岡俊一君 この論議は何日間やってても足りないという思いがしますのでこの辺でと思いますが、どうしても私は申し上げておきたいと思うのは、とにかく新しい子供たちに今変わっているわけですね。その新しい子供たちにどのような教育が必要なのかということについては、本当に力を入れて検討をし、...全文を見る
○水岡俊一君 いや、そこなんですよ。だから、要するにすべての子供たちに確かな学力を、それは、もうそれは有り難いんですよ。そのとおりやらなきゃいけないんですよ。だけど、今問題になっているのは、下位のこぶが大きくなっている、正規分布ではなくてフタコブラクダになってて下位が大きくなって...全文を見る
○水岡俊一君 モジュールのお話が今出ましたが、そういった工夫というのは、私は学校長の裁量の範囲、各学校の具体的な取組のその範囲だというふうに私は思います。  そういった意味では、文科省としてはもっと大きな視点に立って考えていくことが課題が私はあると思うので、これは引き続き検討を...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、やはり子供は、私たちはやっぱり子供らしくというふうに思います。だから、今大臣がお感じになって、子供たちが学校に来たときにはもっと余裕のある顔をして遊び回ったり校庭を駆けずり回ったり、そういった子供をこうやっぱり夢に描くという、そのことが私は多くの人たちの共通し...全文を見る
○水岡俊一君 私は具体的な話をちょっと聞きたいと思って再質問をしたんです。つまり、どんなところが学べるのか、そして、どんなところをこう取り入れているのか、それをお答えください。
○水岡俊一君 いや、本当に恐れながら申し上げるならば、どうしてそういう答弁になるんですかね。私がお聞きしたのは、フィンランドのどのような点に学ぼうとしているのかというお話をしているんですよ。  だから、今おっしゃったことを、じゃ日本で全部やるんですか。
○水岡俊一君 じゃ、聞き方を変えると、今度の中教審でどんなところを取り入れてほしいと思っておられるんですか。じゃ、大臣。大臣でも。
○水岡俊一君 いや、大臣から学んだというお話があったんで、もう少し具体的な話がぱしっとこう出てこないと、そういったあかしにはならないだろうというふうに思います。だから、もう少しそれは、フィンランドに学ぶという姿勢が本当ならば、しっかりと具現化をするようにお願いをしたいというふうに...全文を見る
○水岡俊一君 スクールカウンセラーの配置が行われているというお話が今出ました。実際、現在、全国で何人のスクールカウンセラーが実際に配置をされており、そしてどのような報告が上がって、どのような実態が報告をされ、そしてどのような課題があるというふうに今つかんでおられるんでしょうか、お...全文を見る
○水岡俊一君 スクールカウンセラーの配置、今四千十二というふうにおっしゃいました。まだまだ少ないですよね、本当に少ないと思います。これは、スクールカウンセラーとしてお仕事をしていただける資格を持っていらっしゃる方が地域にどれだけいらっしゃるかという、そういった問題点もある中で、必...全文を見る
○水岡俊一君 スクールカウンセラー、本当に有り難いお話だというふうに思いますが、一学校の教員としてどんなふうに感じるかと言わしてもらえば、やはり、スクールカウンセラーという名前はこれはアメリカから来たと思いますが、アメリカのスクールカウンセラーとは全く違うものであります。そういっ...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。前回の総務委員会でできなかった義務教育費国庫負担の問題、今日はやりたいというふうに思います。  去る三月の八日の予算委員会において、私の質問に対して麻生総務大臣お答えをいただきました。義務教育費国庫負担金制度が崩れると全国の...全文を見る
○水岡俊一君 例に挙がった三校は各県のそれぞれのトップの進学校であるというふうに思います。そういった意味では、県のそのプライドを懸けて優秀な生徒を世に送り出す、あるいは有名大学に進学をさせるという意味で競っているというふうに思います。そういった意味では、その各県のそれらの高校の優...全文を見る
○水岡俊一君 もう先取りをされてしまいまして、小中の方に話が答弁の中でありましたが、私が申し上げたいのは、一部の代表校を比較するということで、県、それぞれの県が教育に対してどれぐらいの意欲を持っていて、どれぐらいの費用を掛けているのかということの比較をするには少し難しいということ...全文を見る
○水岡俊一君 二十一県もの県で実数が下回っているということですが、それは例えばどれくらい下回っている数字なんでしょうか。その点についてお答えください。
○水岡俊一君 ありがとうございました。  それでは小中に話を移しまして、小中の学校における定員の充足率というのも同じ時期に調査をされたというふうに思いますので、それについて全国の実態を示していただきたいと思います。
○水岡俊一君 小中の方の配置ができていないところ、充足していないところ、一〇〇%に達していないところは幾つ、今四十三とおっしゃったから四つですね。四つの県で足らないわけですが、その乖離幅といいますか、どれぐらい足りないのか、最大でどれぐらいなんでしょうか。
○水岡俊一君 お聞きのとおり、高等学校と小中学校の定員がどれぐらい充足をしているのかという実態の中で、やはり高校と小中と随分差があります。高校は二十一県足りていない。それから、それも乖離幅も三%を超える数値である。小中では四県にとどまっていて、乖離幅も一%台である、こういうふうな...全文を見る
○水岡俊一君 私もそういうふうに思います。  そんな中で、今、教職員の給与費、もう最後のとりでとなりました義務教育費国庫負担制度の、その制度が今崩れていこうとしているわけであります。  十八年度にはすべて一般財源化という案がある中で、実際それが仮に進んだとすれば、義務教育段階...全文を見る
○水岡俊一君 そこで、文部科学省にお尋ねをしたいんですが、今やはり国庫負担制度があるからこそ守られてきたという、そういうお考えに立って、しかし現実的には秋の中教審の結論を待ってというお話がある。  文科省としては、その辺り何かもう少し意欲といいますか、何としてもこれを守りたいと...全文を見る
○水岡俊一君 いや、だからね、しっかりフォローしていくというのはどういうことかというと、今私がやり取りをさせていただいた、こういった実態をあらゆる場で大臣がきちっと答弁をして、だから心配なんだと、だから不安なんだと、こういうふうに義務教育は守っていかないかぬのやということをもっと...全文を見る
○水岡俊一君 そういった気持ちを是非、大臣の言葉であらゆる場で示していただきたい。目の色を変えて、握りこぶしでも握って、強く訴えていただきたいということを要望しておきたいと思います。  そういった中で、総務大臣、今の話を聞かれていてどんなふうにお感じになっているんでしょうか。
○水岡俊一君 いや、二県じゃないですか。
○水岡俊一君 まあ、数字の問題をどのように分析をするかというのは非常に難しい話だというふうに思いますが、今九千人というお話がありました。全国的に考えてみると一・五六%の増だというふうに考えられる中で、縛りに縛ってやはり四県で充足していないという県がある。これはやっぱりきちっと考え...全文を見る
○水岡俊一君 私は、法律によって教材費をしっかりと確保してほしいという立場であります。しかしながら、そういった実態に今はないわけでありまして、法律で縛られている教職員の定数でさえも小中で四県ではありますが下回っているところも出てきているという実態の中でこういった教職員の給与費が一...全文を見る
○水岡俊一君 実際にはこういった中央から地方への財源移譲という論議の中で、財政論から見た義務教育の将来像というのは非常に見えにくくなっていると私は今感じております。  そういった中で、今枠をきちっと決める中で、地方にお金が回るわけだから地方の裁量の中でより良い教育を目指して地方...全文を見る
○水岡俊一君 これは推計の数字ですから、なかなか詳しいところは出てこないと思いますが、やはり子供の数が減ったからといって教職員の数が減っていくんだろう、こういうふうに短絡的に考えられないというのが現実としてあるわけですね。その辺りは文科省としてもっと大きな声で主張しないと私は駄目...全文を見る
○水岡俊一君 最後に、今、苅谷先生のお話が出ましたが、苅谷先生が算出をされるまでに文科省としてもっと早く出さないかぬのじゃないですか。だから、今後十年、十五年に退職手当が大変な額になるよ、それから年配の先生が辞めて若い先生が入ってくるから給与費は下がるんだといっても、その下がる分...全文を見る
04月07日第162回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。内藤議員に引き続き、質問をさせていただきます。  まず、質問に先立ち、これまで少なからず国民の皆さんが困っている携帯電話による悪質な振り込め詐欺を防止する法案を非常に短期間でお作りをいただいた提案者の皆さんに敬意を表する次第...全文を見る
○水岡俊一君 はい。
○水岡俊一君 ありがとうございました。  法律が成立した後についての運用、また様々な対策について、総務省としての取組をお願いをしたいと思うところであります。  それでは、提案者にお聞きをしたいと思います。  本法律案が成立をすることによりどれぐらい犯罪抑止効果が期待をされる...全文を見る
○水岡俊一君 警察庁に重ねてお伺いをしたいと思いますが、まあ繰り返しになりますけれども、こういった振り込め詐欺が近年横行している。この手の犯罪を防止あるいは捜査を進めていく上でやはり難しい点というのは一体どこにあったのか、改めてお伺いをしたいと思います。
○水岡俊一君 そのような各点においては、今回の法律案が成立をすればかなりの効果が期待されると私も思うところであります。  そういった中で、法律をどのように運用していくかということについて総務省にお伺いをしたいと思うところであります。  法律案では、第十二条そして十五条に示され...全文を見る
○水岡俊一君 全国各地、津々浦々といいましょうか、そういう媒介業者がたくさんございまして、そこにいかに徹底をするかがこの法律がうまく機能するかどうかに懸かっていると私は思っています。そういった意味で、総務省の方の省令については詳しく決めていただいて、実効あるものにしていただきたい...全文を見る
○水岡俊一君 こういった実効的な手段が決められるわけですから、あとは捜査ですね、早急な捜査といいますか、時間を置かないで厳しい捜査をしていただく中で犯罪を少しでも少なくしていただきたいとお願いをしたいところであります。  さて、それでは話を変えまして、レンタル業についてちょっと...全文を見る
○水岡俊一君 今回の法律の趣旨を生かしていくためにも、実際、レンタル業者に対する規制がある程度私は必要ではないかなと考えているところであります。  そこで、もう一度提案者にお聞きをしたいというふうに思います。  この法律案において第十条に匿名貸与営業の禁止として規定されている...全文を見る
○水岡俊一君 分かりました。ありがとうございます。  そうお聞きをする私としては、誠に素人的な考えで恐縮なんですけれども、悪質な犯罪が後を絶たないという現状の中においていろいろと心配になることがあるんですね。  例えば、これはちょっと総務省にお聞きをしたいと思っているんですが...全文を見る
○水岡俊一君 分かりました。  心配事があるということで重ねてちょっとお尋ねをしたいと思いますが、警察庁にお願いをします。  これまで様々な勧誘の手口として、インターネットであったりあるいはチラシであったり、そういったところに連絡先を、番号を提示する中で、携帯電話がほとんどで...全文を見る
○水岡俊一君 まあそれを聞いて少し安心をいたしました。  ただ、心配は次々に起こってくるわけでありまして、インターネットの世界でも非常にウイルスの温床になっているのは海外の様々なところにあるコンピューターであります。つまりは、電話の転送のような形で次々に国を渡って通信が行われる...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  繰り返しになりますけれども、携帯電話が非常に普及をしたこの時代に合わせまして、犯罪の手口もそれに伴って巧妙になってきているということは、もう皆さん疑う余地のないところだというふうに思っております。  この法案が成立をすることによってかな...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。  特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案に関する質問に立たせていただくわけでありますが、緊急災害時に大変大切である災害医療ネットワーク等が迷惑メール等の攻撃によりダウンをしていたとすると非常に重大...全文を見る
○水岡俊一君 阪神地域におけるそういった協定によって無駄のない連携を行っていただいたと、こういうことでありますが、この阪神地域を越えた広い範囲において多くの緊急消防援助隊が駆け付けたということも聞いております。その出動の経過、そして現地ではどのような指揮体制の下に活動をいただいた...全文を見る
○水岡俊一君 私も現地でいろいろなことについて調査をいたしましたが、そういった中で、事故が起こった尼崎市、非常に大変な事故であるということから、当の尼崎消防局は指揮命令をつかさどるという状態にはないということで、すぐさまこの阪神消防応援協定によって近隣の市による応援指揮体制が取ら...全文を見る
○水岡俊一君 いかなる場合もそういった協力体制というのは、だれが言わなくても取っていただくことはもう、これはもう当然のことでありますが、今回のように指揮命令系統がきちっと直後に立ち上げられたというところは非常に大きな成果ではなかったかというふうに思いますので、そういった部分、全国...全文を見る
○水岡俊一君 阪神・淡路大震災を経験した私にとっても、負傷者が一度に一つの病院に集中をするといった悲惨な状態は本当に避けなければいけない、可能な限り避けなければいけないというふうに私は感じてきました。そういった意味では、この広域災害・救急医療情報システムというようなネットワークが...全文を見る
○水岡俊一君 大臣からお答えをいただいた中に民間のお話がありました。  実は、日本スピンドルという会社にも私は知人がいまして、そしてそこの代表者、社長の方は阪神・淡路大震災のときに瓦れきの中から周りの人たちに助け出されたと、そういう経験がある。そのことが今回に、事故の対応に会社...全文を見る
○水岡俊一君 今回の悲しい事故でありますけれども、そういったことをまた一つ糧として、今後起きるかもしれない災害あるいは大規模な事故に各県が対応できるように、また総務省の方としてもお力をいただきたいと、こういうふうに思います。  それでは、本題である特定電子メールの送信の適正化等...全文を見る
○水岡俊一君 迷惑メールというものの定義、非常に難しいわけでありますが、かなり悪質な犯罪が増えている状況の中で、ウイルスであるとかあるいは更にほかのものも含めてこの対策を考えていかなきゃいけないと私は感じています。  近ごろ、悪質なものとして、第三者のコンピューターに不正に侵入...全文を見る
○水岡俊一君 この法律によって罰則規定を強める、そのことによってその犯罪、迷惑メールを減らしていくということに期待をするわけですが、お答えをいただいたとおり、海外が増えてきているということで、発信元を追及すると、それを非常に高度なテクニックでもって追及をしていくといったことが求め...全文を見る
○水岡俊一君 更に踏み込んだフィッシングについて若干ちょっとお話し、質問したいと思うんですが、昨年、JCBが五月から六月に九件、ビザ・インターナショナルが十一月以降約二百件、このほかヤフーで主なフィッシングメールが確認をされています。十一月にもヤフーでもフィッシング被害が発生して...全文を見る
○水岡俊一君 この法案では難しいということで、それは分かりました。しかし、大きな被害が起こる前に、あるいは被害が広がる前にしっかりとした対策を早急に実施をしていく必要が本当に求められていると思いますが、そういった意味では、経済産業省としてはどのような取組をなさっているのか、この際...全文を見る
○水岡俊一君 それでは、引き続いて経済産業省にお聞きをしたいと思います。  経済産業省の昨年の第二回調査で明らかになった迷惑メール対策の実施状況とその効果、これについてこの際、具体的にお教えをいただきたいと思います。
○水岡俊一君 今のお答えの中でも示されていると思いますが、携帯電話に比べてPCでは迷惑メール対策の効果がなかなか進まないといった状況にあるように思います。  よくあるパターンですが、総務省、そして経済産業省が迷惑メールの対応の在り方に関する研究会、あるいは通信販売の新たな課題に...全文を見る
○水岡俊一君 それぞれの省庁での取組は、こういった私たちのこれまでの経験にない新たな犯罪、新たな問題に対応するためには是非とも協力をいただいて取り組んでいただきたいと、こういうふうに思うところであります。  今法案で守るべしは国民の生活であるし、また電気通信事業者等でもあるわけ...全文を見る
○水岡俊一君 かつて日本は、IT革命といいますか、ITをどの程度、日本の社会の中に引き入れてきたかということにおいては世界に随分後れを取った時代がありました。インターネットの普及率を見ても非常に諸外国に比べて低いのではないかと、こういうような指摘がされる中で日本は多くの取組が行わ...全文を見る
08月04日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第14号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。  我が会派、本日は四番バッターとして質問に立たせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。  国民のための郵政民営化と、こう言われてきておりますが、私たちはどうしても理解できないことが多いわけでございます。連日のこの...全文を見る
○水岡俊一君 そもそも、この郵便局の方々を動かしたものは一体何だったんだろうと私なりに振り返ってみますと、これは大きく二つの要因があると思うわけです。  一つは、郵便に携わる者としての使命感、地域に溶け込んでいる郵便局員としての人々との結び付き、公務員として国民のために力を尽く...全文を見る
○水岡俊一君 ということは、この災害対策基本法のこの削除は、削除する前と削除後はほぼ変わらないという意味なんでしょうか、大臣。
○水岡俊一君 いや、改めて内閣総理大臣が指名をすると、指定をするということで変わらないんだというような御趣旨かと思うんですが、実際のところ、今例示のありました日本通運株式会社と同等になるという意味ではまたないんだろうというふうに思うわけですね。  同等になるんですか、大臣。
○水岡俊一君 いや、でも、それは大きな問題じゃないですか。災害時にどのように対応していくのか。これまでと大きく変わらない形で災害対策にかかわっていただきたいと、こういうことがあるんであれば、それは法律としてきちっと担保しなきゃいけない内容じゃないかと私は思うんですがね。  特に...全文を見る
○水岡俊一君 はい。
○水岡俊一君 郵便事業株式会社、郵便局株式会社、郵便貯金銀行、郵便保険会社、この四つの形態の中で今ある日本郵政公社防災業務計画を幾ら書き直しても、根本的に違う問題だと私は思うんですね。  ですから、今、単なる例示から外れたというだけで、後で指定をすれば変わりはないんだというお答...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、お言葉でありますが、去る六月の二十八日に衆議院の郵政特の公聴会開かれておりまして、この中で郵便局の現職の職員の方の意見が述べられています。  それをちょっと読みますと、今回の震災による経験から、地域の人に愛され親しまれる郵便局、地域の役に立つ郵便局としてこれ...全文を見る
○水岡俊一君 民間の方も、金融機関にしろ運送関係者にしろ本当に頑張られたというふうに私は思っています。  しかし、先ほど、冒頭に大臣が述べられたように、郵便局の局員の方のその努力はこれはもう本当に想像の域を超えたというか、筆舌に尽くし難いほど多くの被災民の助けになった、こういう...全文を見る
○水岡俊一君 いや、いろいろと今お話をいただきましたが、私、冒頭に申し上げたとおり、国民の不安という視点からお尋ねをしているわけですね。ですから、今のお答えをもしもあしたの新聞に書いていただいたとして、国民の皆さんがその不安をぬぐい去れることができるかと、やっぱり難しいんじゃない...全文を見る
○水岡俊一君 大臣室。
○水岡俊一君 私が聞いたことをちょっと述べたいというふうに思います。もし間違いがあったら訂正をしていただきたいと思いますが。  昨年の九月に政府が郵政民営化の基本方針を閣議決定する前段から、再三にわたって組合側は会見を申し入れていた。にもかかわらず、ナシのつぶてだったと私は聞い...全文を見る
○水岡俊一君 いや、最後のところ、ちょっと私も承服しかねるところですから、私も調べてみます。  いずれにしても、大臣はその山根議員の質問に対してこうも答えられているんですね。まだまだもっともっとそういうことは機会を増やしたいというふうに思っておりますけれども、今までもそのような...全文を見る
○水岡俊一君 いや、ちょっとよく分からないですね。  要は、私が聞いたのは、政府が直接の責任、説明責任を負うべきものであるかどうかをお尋ねしたんですが、大臣、もう一度お願いします。
○水岡俊一君 それでは、生田総裁にお聞きをしたいと思います。  郵政民営化にかかわる身分とかそれから雇用など労働関係については、これまでどのように組合側と話合いを行ってこられたのか、あるいは行ってこなかったのか。その説明責任は政府にあると私は考えていますが、総裁はどのように思っ...全文を見る
○水岡俊一君 生田総裁からのお話によると、キックオフの件については政府がやっていただくべきではないかというお話がありました。大臣からは、私の責任としてという部分は果たさなければいけないというふうにおっしゃったので、その形をもっと明確にしていただきたいと要望しながら、さらに具体的な...全文を見る
○水岡俊一君 はい。
○水岡俊一君 いや、これはですね、今、生田総裁の方で御準備をというお話がありましたが、これ、仮にの話ですから、仮定の話は私も嫌なんですが、可決をされたとして、じゃ、民営化に係る交渉はこの間生田総裁とすればいいんですか、その設立するまでは、大臣。
○水岡俊一君 いや、これは法律で、じゃ日本郵政株式会社が設立された後は交渉相手はそこだと。じゃ、それまでの間は交渉相手はないという、空白じゃないですか、これ。これはおかしな問題じゃないですか。これ、生田総裁、どういうふうにお考えになるか、ちょっとお考え聞かせてください。
○水岡俊一君 いや、生田総裁の誠意は私は十分こう感じるところがあるんですけれども、これはやはり労働組合として、じゃだれを対象として交渉するのかという、これはもう労働基準の、労働権の基本的なところだと私は思うんですね。そういった意味では大臣、これもう一度しっかりとお答えをいただきた...全文を見る
○水岡俊一君 では、それでは、先ほど大臣がお答えになったとおり、これからもきちっと議論をしていきたい、それから政府としての責任、大臣としての責任もお感じになっているということですから、じゃこの空白の間は政府がその相手役となるというふうに私はなるんではないかというふうに思いますが、...全文を見る