水岡俊一

みずおかしゅんいち

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

水岡俊一の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第164回国会 参議院 本会議 第7号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一です。  私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  昨年は、東武伊勢崎線踏切事故、JR福知山線脱線事故、JR羽越線脱線事故、日本航空機の管制指...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。神本委員に続いて質問させていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  時間に余裕がございませんので、早速質問に入らせていただきます。  小坂文部科学大臣、当委員会で所信表明をいただきました。その中で大臣は、外国人児童生徒教...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。大臣から積極的に、条約のお話もいただきながら、国際人権規約あるいは子どもの権利条約、そういったことの中で保障されている外国人児童の教育を保障していきたいというお考えをいただきまして、本当に力強く感じているところであります。  そこで、現状をも...全文を見る
○水岡俊一君 今大臣の方からのお話をいただきまして、文科省として様々な事業を行っていただいている。次年度の予算案においても新規の事業を計画をいただいているわけでありますが、そこで一つ、現在の外国人児童生徒の就学状況ということについて少し御説明をいただきたいというふうに思っておりま...全文を見る
○水岡俊一君 外国人児童生徒、特に小学校、中学校、義務教育段階の子供たちが一体何人いるのかということについて、なかなか精査をすることは難しいという実態もあるというふうに思います。更に難しいのは、学校というところに行っているのか行っていないのか、これも調べるのは非常に難しいというこ...全文を見る
○水岡俊一君 現在のところ全国的な調査が行われていないという状況があるわけですが、この問題については、二〇〇七年では今の段階でよく分からないと言っていられると思いますが、これ二〇一〇年を超え出すと分からない状態にある子供たちが学校を卒業する年齢になるということで非常に人口も増える...全文を見る
○水岡俊一君 馳副大臣、全国調査については何かお考えございませんか。
○水岡俊一君 大臣それから副大臣ともに、外国人の児童生徒であっても日本の義務教育を受けさせるべきだと、こういうお考えをいただいて非常に安心をしているところですが、現実的には、日本の国籍がある子供と日本の国籍がない子供の間に大きな違いが出ているということが懸念される点ですね。  ...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。厚生労働省としては国籍のあるなしにかかわらず差別はしないと、こういう考え方をいただいているというふうに私も理解をさせていただきたいと思います。  そこで、話戻りまして、それでは、外国人児童生徒が実際に学校に行くことになるときどういう手続が行...全文を見る
○水岡俊一君 今お話をいただいた日韓外相覚書交換、これを機に在日韓国・朝鮮人の方々にも非常にきちっとした形で案内が行くようになったということでとらえておりますが、それ以前についてはやはり、資料をひもときますと、やはり文科省から、当時文部省からの通知、通達の中にはかなり差別的な扱い...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。明確なお答えをいただきました。  そこで、文科省にお尋ねをしたいんですが、子供たちが学校に入学をしたいという手続をするときに、教育委員会が許可をするという立場ですね。教育委員会は許可をするという立場の中において、一定の要件を満たす場合に許可を...全文を見る
○水岡俊一君 先ほど私述べましたように、かつて差別的な扱いがあったということを申し上げたところでありますが、今、一定の要件の中で、明確に申し上げると、外国人登録証明書の提示を求めているかどうか、この件についてはどうでしょう。
○水岡俊一君 非常に慎重におっしゃっていただいたんではないかというふうに私は思いますが、要は、法務省からのお答えもあったとおり、教育委員会事務局にはそういった権限は一切ないというのが実情でありますから、自らの提示というような言い方がありましたけれども、やはりこの線はしっかりと引い...全文を見る
○水岡俊一君 確かに不法滞在という問題は重要な問題でありますから、それに目をつぶってどうこうしろということでは私はないんです。ただ、子供には責任がないんですね。子供には責任がない。その子供たちが、これからの成長を見守る中で、是非学校に行かせてやってやりたい、こういうふうに皆さんも...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  母国語が理解できる教員配置というのは非常に早急に求められている課題だと思うんです。  二〇〇三年五月、千葉県のある小学校で五年生の女の子が校舎から落ちて大けがをしました。これは、この五年生の子供の親がほとんど日本語が理解できないという状...全文を見る
○水岡俊一君 委員長、一言だけ。  大臣、ドイツ、フランス、アメリカ、先進国どの国も国籍のあるなしにかかわらず子供の学習を受ける権利を保障しておりますので、是非とも日本もこれからそういった方向で積極的に取り組んでいただきたい。お願いいたします。  終わります。
03月28日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  今日は三人の参考人の方々の御意見、拝聴いたしまして、大変参考になりました。ありがとうございました。  私から幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、陰山参考人にお伺いをしたいと思います。  陰山参考人は、尼崎、そ...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  そういった指導をなされる中で、今、義務教育費国庫負担制度、非常に苦しい状況にありますよね。特に今年は、行政改革推進法案が出てくるという中において、教職員の数をもっと減らせという、こういった動きが出てくるわけですね。今、現場の学校を担当さ...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  それでは、穂坂参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  参考人は、著書の中で、日本は人材が唯一の資源と言うぐらいであるならもっとお金を出せと、こういうふうにお書きになっている。今現在、教育予算全体を見れば、GDP比にして三・五%...全文を見る
○水岡俊一君 穂坂さんは二十五人程度学級というのを主張されて、随分御苦労なさってその実現をされたわけですが、実は私、中学校でありましたが、新任で赴任をしたときに二十五人のクラスでした。新人で非常に緊張する中で、クラスの前に立って、二十五人というのは非常に有り難かったです。あれが四...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  それでは、吉田参考人にお伺いをしたいんですが、先ほどの質問とダブるわけですが、日本の教育予算を増やすべきだというふうに私は考えるところでありますが、吉田参考人はグローバルな視点から見て各国の事情も御存じだと思いますので、そういった意味か...全文を見る
○水岡俊一君 それでは、最後にもう一度陰山参考人にお願いをしたいと思います。  教職員のモチベーションを高めるためにはどんなことが必要だと思われますか。そのことについて、一言だけお願いいたします。
○水岡俊一君 終わります。
○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  長時間になって恐縮でありますが、引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  今回の義務教育費国庫負担二分の一から三分の一への削減、多くの方々が疑問を呈し、そして反対の意見を述べられてきたわけです。今回のこの法案が日本の義務...全文を見る
○水岡俊一君 突然の質問にお答えをいただきましてありがとうございました。  教育現場、本当に厳しい状況にあるということを前提に義務教育費の確保策について質問を続けてまいりたいというふうに思います。  文部科学省の資料によりますと、二〇〇六年度において義務教育費国庫負担金を三分...全文を見る
○水岡俊一君 お答えをいただいたことに関連してなんですが、総務省も主張されておりますとおり、すべて交付税の算定に際して影響額を吸収していくと、だから問題ないんだと、こういうことでありますが、地方交付税の調整機能がいつまで働くかという点においては甚だ心もとないということを申し上げて...全文を見る
○水岡俊一君 それでは、次の問題に移りたいというふうに思いますが、これまでの委員会の中でも、文部科学省の方から、教職員給与費の全額を保障するんだという力強いお言葉を聞かせていただいているところなんですね。問題は、一般財源化の下で、最終的にあるいは現実的にどれだけ守っていけるのかと...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、ありがとうございました。  学校基本調査という調査資料があると思います。その中で非常勤職員の数というのは出てくるように思いますので、何とぞ文科省としてもきっちりと追跡をし、そういったことについての指導ができるならば是非ともお願いをしたいというふうに思っており...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  これから公務員、学校の教職員の削減、定数の削減ということを論議をする中で大変不安に感じているところでもありますので、学校にとって非常に重要なポジションを持つ職員の中に入っているわけですから、是非とも確保をしていただきたい、こういうお願いを...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、同じ内閣委員会で神本美恵子委員がこういうふうに質問をしております。せめて学校栄養職員を、全校配置が理想ですが、養護教諭でさえ全校配置、今まだできていない状況の中で、しかし栄養職員なり栄養教諭を学校、すべての学校に、巡回でも何校か掛け持ちでもいいですから、配置で...全文を見る
○水岡俊一君 今大臣の方から御紹介がありました学校栄養職員、そして栄養教諭、この配置については是非ともお願いをしたいんですが、栄養教諭に限ってみますと、二〇〇五年は十三人というふうに非常に少ない状態があるわけですね。それで、栄養教諭の法制化を進めていっていただいた文科省としては、...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  先ほどの臨時採用教職員の質問のときに申しておきたいことを忘れておりました。  そもそも、なぜ臨時採用教職員が増えるのか。これは公には言われないと思いますが、一つには、やはり給与費全般の削減が一方期されているからだというふうに思うところ...全文を見る
○水岡俊一君 それでは次の問題ですが、特区における市町村費負担教職員任用事業というのがございますね。この中で、常時勤務の任期なし雇用、二百二十人中二人なんですね。任期付きが二十四名、臨時的任用が百四十八名、非常勤が四十六名と、こういうふうな実態になっていようかと思います。  こ...全文を見る
○水岡俊一君 市町村費教職員の給与水準というのも、これは、同じ学校に働いて、そして子供のために同じ努力をしていただくという職員でありますので、給与等の処遇がやはり同じように確保していただきたいし、それはナショナルスタンダード、スタンダードの上にプラスされるものだという認識を今いた...全文を見る
○水岡俊一君 最後に一言。  最後におっしゃっていただいた公表の部分でありますが、私たちは、公表するというのは、ペーパーで公表するだけじゃなくて、学校の正門であるとか校舎にこの建物はどれぐらいの耐震強度があるんだということを掲げると、これは地域の方にもよく見えるし非常に安心でき...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  午前に引き続いて、佐藤理事の後を受けて質問をさせていただきたいと思います。  大臣、今日は三月三十日でありまして、学校は今、春休み中であります。無事に卒業式を終えて、学校は今、目下新学期の準備で大変忙しくしているところであります...全文を見る
○水岡俊一君 今、三つばかりお示しをいただいたと思いますが、その中の二つ目に、低学年の子供たちが上級生と一緒に帰れるように、集団下校できるようにということで対策を練っているんだというお話をいただきました。これは、ちなみに全国でどれぐらいの予算で、それは各県どれぐらいに割り当てられ...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  まあ、最初の年度だということで、まあなかなか数が進まないのはこれは仕方がないことだと思いますが、是非ともこういったことについて早急に各県あるいは各市町村に十分にそういった措置ができる、そういった取組を行うことのできるような考え方をこれから...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  学校の安全対策に向けて、人的な配置という観点からすると、今お話をいただいたスクールガードリーダーという点が非常にまた今年度は注目をされた部分だろうと思いますが、それについてもまだまだ予算面で厳しいところがあるんではないかというふうに思っ...全文を見る
○水岡俊一君 お答えをいただきました。その中で、私、誤解をなさらないでいただきたいと思うんですが、けちを付ける気は全くありません。ただ、PHSのお話がありました。学校に従事をしている教職員、そして子供の親、その立場に立つと、犯罪が起こったり事件が起こった後、どこに行っていたのかと...全文を見る
○水岡俊一君 大臣として慎重なお答えをいただいたんだというふうには思っております。ただ、子供の安全を求めるという気持ちは大臣も本当におありだなということは感じているところでありますので、今後の法整備については是非とも御検討をいただきたいと思うところであります。  その点について...全文を見る
○水岡俊一君 いや、長い答えありがとうございました。  要は、是正をされたかどうかということを聞きたかったんですね。ですけど、今のお答えによると、それは是正をされたという経緯はないと、こういうことですね。違いますか。短く答えてください。
○水岡俊一君 その問題は、要するに評価先から研究費や謝礼を受け取ることは評価委員としての適格性を疑わせることになると、これは好ましくないというふうに私は考えるんですが、この問題について意見が随分違うようですから、今後またお話をさせていただきたいというふうに思っております。財政金融...全文を見る
○水岡俊一君 特別支援教育──あっ、いいですか、お答えがありますか。
○水岡俊一君 失礼いたしました。  今お答えをいただきました国立特殊教育総合研究所においては特別支援教育の点で、そして国立国語研究所については日本語教育で本当に大きな役割を果たしてこられたんだと私は認識をしているところであります。このたびの法案の改正によって、これから研究事業の...全文を見る
○水岡俊一君 連日の審議でお疲れやと思いますが、是非ともひとつよろしくお願いいたします。  副大臣、お答えをいただいた部分、後半の部分は次の質問の先取りでありまして、まだ質問していなかったんでありますが。  要するに、文化関係予算、これをやはり欧米諸国並み、あるいはそれにも増...全文を見る
○水岡俊一君 先ほど答えていただきました身分の問題についてですが、研究部門あるいは展示部門というふうに業務を分けてみると、非常に大きな違いは出てくるように思います。しかし、とりわけ文化財の収集であるとか修復、それから保存、そういう研究部門というのは、特に私は業務の永続性という観点...全文を見る
○水岡俊一君 それではお聞きしますが、非公務員化をしたらどういうメリットがこの博物館そして美術館にはあるんでしょうか。
○水岡俊一君 大臣にお答えをいただきましたので、ちょっとお伺いをしたいんでありますが、その業務に対していろいろと公務員化をする方がいいのか非公務員化で対応するのがいいのかということを考える、そういう基本が私は必要じゃないかなというふうに思っているんですが、すべてを勘案した結果、結...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  私としては、文科省がそれぞれの法人について様々な角度から検討をいただいて、それぞれの運営交付金等を厳しく精査をしながら、主張すべきは主張すると、要求すべきは要求するということでこれからの運営に当たっていただきたいと、こういうふうに思って...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  質問を用意しておりまして、総務省の方にもおいでをいただきましたが、時間がなくなりましたので、どうか御勘弁をいただきたいと思います。  これで質問を終わります。
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○水岡俊一君 民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。  初めに、市場化テスト法案を中心に、公共サービスを受ける国民の立場、そして働く者の立場に立って質問をさせていただきたいと思います。  まず、行革担当大臣にお願いをしたいんですが、OECDは、一九九〇年代の半ばに当時の加盟...全文を見る
○水岡俊一君 私も改めてこれを読んで勉強してみたんですが、OECDは規制というものを経済的規制、そして社会的規制、そして官僚的形式主義と、こういう三つに分類をしている中で、経済的規制は撤廃をするんだと、こういう考え方を強く示しているわけですね。他方、社会的規制については引き続き規...全文を見る
○水岡俊一君 そういった意味で、第三条の部分が衆議院の方で修正をされて文言が挿入をされております。公共サービスによる利益を享受する国民の立場に立つという新しい文言が入っておりますが、このことについて大臣の見解を引き続きお願いしたいと思います。
○水岡俊一君 ありがとうございました。  安かろう悪かろうは困る、そして質の高いものを求めていくんだと、こういうことはよく分かったわけでございますが、公共サービスによる利益を享受する国民の立場に立つといったことはどういうことかと私もいろいろ考えてみたんですね。そういった中で、国...全文を見る
○水岡俊一君 OECDはさらに、「開かれた政府・市民社会との対話の促進」という出版物を出して、こういったことについて詳しく言及をしているわけでありますが、そういった中で、やはり市民への情報提供、市民と政府の双方向の協議、市民の政策決定過程への積極的な参加の重要性ということを述べて...全文を見る
○水岡俊一君 大臣のお答えの中に、やはり監理委員会の人選という問題も広く、幅広く求めていく中で意見を求めたいと、こういうお話もありました。それにとどまらず、市民との協議、あるいは市民、国民が参加をできる、そういった仕組みを具体的に是非とも考えていただきたい、こういうふうに強く要望...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  この会議において「分権化と民営化が自治体サービスに与える影響についての結論」というものが出されて、今日、委員長のお許しをいただいて資料としてお配りをさしていただいたものでありますが、翌年の二〇〇二年三月のILO理事会で採択をされたと私は...全文を見る
○水岡俊一君 そこまできちっとした形で理事会で確認をしたという内容であるわけですが、残念なことに、この採択をされた状態は英文であって、その英文を翻訳をしたものを日本国内で関係者のところに配付をするといったところまでされていなかったんではないかと、こういうふうに思うわけでありまして...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、ありがとうございます。  それでは大臣に、総務大臣にお伺いをしたいんですが、先ほどお配りをした文書は私どもの方が仮に和訳をしたものでありますので、必ずしも正確なものとは言えないかもしれませんが、大体中身としてはポイントを外していないというふうに思いますのでお...全文を見る
○水岡俊一君 その上で総務大臣にお聞きをしたいのは、公共サービス改革をやっていくんだという基本的な考え方の中でこの文書はいろんなことが書いてございますが、その中でも大切な点として、社会的対話であるとか、あるいはディーセントワーク、つまりは労働の尊厳といいましょうか、そういったこと...全文を見る
○水岡俊一君 大臣のお答えの中にも、雇用という問題、大事だと、こういうお話がありました。こういったことについてこの後少し質問を続けていきたいというふうに思いますが、委員長にお許しをいただければ、総務大臣の方に関する質問は終わりましたので、御退席いただいても結構でございますが。
○水岡俊一君 それでは、中馬大臣にもお聞きをしたいと思いますが、同じ内容でありまして、中馬大臣には、市場化テスト法案を今論議をしているという観点において、この社会的対話の仕組み、そしてディーセントワークという、こういった点について視点が乏しいというふうに感じている中で、このILO...全文を見る
○水岡俊一君 しっかりと認識をいただいているということでありますが、そういったことを法案の中でどういうふうに生かしていくかということは最終的に重要なポイントではないかというふうに思っております。  そこで、官民競争入札あるいは民間の競争入札、その目的は国民が享受するサービスの利...全文を見る
○水岡俊一君 その辺り、私、まあお言葉ですが、非常にそれは不確かなことではないかなというふうに思っております。  この市場化テストという問題がこれから進んでいくと仮に仮定をいたしますと、例えば官の仕事が民へ移った、しかし、それからまた民の仕事をまた入札をして官に戻るという可能性...全文を見る
○水岡俊一君 それでは、ちょっと一つ大臣にお聞きをしたいんですが、今私が説明したように、期限付の雇用というものが持つリスクというのはありますよね。これについて、サービスを受ける国民の立場に立ってみると、質が低下をするんではないかというその不安がありますが、この件について、つまり期...全文を見る
○水岡俊一君 ということは、事業者を選定する入札制度の中にそういった雇用の問題をきちっとカバーをするという考え方を入れ込むと、こういうふうに理解してよろしいですか。
○水岡俊一君 それでは、そのことについて確認をし、これから進めていただくということで承知してよろしいですね、はい。  それでは、去る十二日の委員会で中馬大臣がこういうことを御答弁をされております。官の潜在的な能力を生かし、努力して入札で官が選ばれるのは市場化テストの本来の姿だと...全文を見る
○水岡俊一君 柳澤光美委員がその点について先日の委員会で、当委員会で質問をしておりまして、インディアナポリスの事例はそこの場でお話をいただいたことだというふうに思いますが、一つのそういった例を取り上げる中で、官が選ばれるというような仕組みを何か考えているのかと、例えば何年間の猶予...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  少し視点を変えまして、衆議院の行革特別委員会において政府は、当初の契約期間終了時に随意契約に移行するものではないことから一円入札というものは行われない、想定し難いという、こういう説明がございましたので、このことについて若干質問をしたいとい...全文を見る
○水岡俊一君 複数年にわたってと、こういうお話でありました。でも、それは体力の勝負じゃないでしょうか。体力があれば幾らでも、五年でも十年でもやろうと思えばやれるということの問題でありますから、そういった視点はもう少しきちっととらえ直してこれは生かしていくべきじゃないかというふうに...全文を見る
○水岡俊一君 私、ちょっと不勉強であれですけども、この市場化テスト法案の中にその低入札価格制度というものがきちっと盛り込まれているということだったんでしょうか。
○水岡俊一君 この法律ではなくてほかの法律によって縛られていると、こういう理解でいいんですね。もういいです、いいです。  私は、そういった意味からすると、適正な契約を確保するために法令によって厳しく律していくということがどうしても必要じゃないかなというふうに観点を持っているわけ...全文を見る
○水岡俊一君 今の点については分かりました。しかしながら、そのルールというのはきちっと明確にすべきだという点で、またこれからも私もちょっと研究をしてみたいというふうに思っております。  それでは、小坂文部大臣、大変お待たせをいたしました。教育の問題で若干質問をさせていただきたい...全文を見る
○水岡俊一君 児童生徒の減少に見合う数を上回る数の純減という問題については、大変悩ましい問題であるというふうには私は思っております。  そういった中で、文科大臣が様々な工夫をしながらトータルとして人件費を削減していくんだと、こういうお考えを述べられたところでありますが、私は、今...全文を見る
○水岡俊一君 この問題については論議をすれば非常に深い問題でありますので時間が掛かりますが、一つ申し上げておきたいなと思うのは、小坂大臣はかねがね学校給食の問題、非常に重要視をされてこられたし、栄養指導、給食指導ということの学校教育における重要性、そのことを指摘をされてきた大臣で...全文を見る
○水岡俊一君 五月の八日に鈴木委員が大臣に質問をさせていただいたときに、行革推進法の第五十五条あるいは五十六条によって見直しを考えていくんだと、こういう条項について質問をしております。それに大臣は、教育の質の向上が強く求められる中での教職員の職務と責任の特殊性に十分配慮をしていく...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  午前から質疑が続いておりまして、委員各位、また大臣始め政府側の皆さんもお疲れだと思いますが、どうかひとつよろしくお願いを申し上げます。  私も今日はたくさん質問を用意をしてまいったんですが、就園奨励費補助ですね、この問題も是非と...全文を見る
○水岡俊一君 私は思い切った答弁をとお願いをしたのは、大臣、今日一日の答弁を見ても、両省のかかわり合いで非常に不合理な点が多いということを痛感をしておられると思うんですね。そういった中にあって、これから幼保を一元化をしていくという、そういう課題に向かって文科省としてのきちっとした...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  文科省そして厚労省で御担当をいただくということについて、これからやはり多くの皆さんが改善をしていかなきゃいけない、一本化をしていかなきゃいけないという点で共通な思いを持っていると思いますので、是非ともこれから勇気を持ってその点については...全文を見る
○水岡俊一君 大臣にお願いをしておったんですが、残念であります。  幼児に対する教育という意味におきまして、幼稚園児そして保育児等に区別なく教育基本法の精神に基づいて行われるべきだと、こういうふうに考えますが、それでよろしいでしょうか、お願いします。
○水岡俊一君 ありがとうございます。  それでは、話を教職員の配置基準の問題について移していきたいというふうに思います。  現在、公立、私立の幼稚園、保育園それぞれが特色を生かした教育実践をしておるところでございます。公立幼稚園は保育に欠ける子、欠けない子を問わず預かって、約...全文を見る
○水岡俊一君 様々な環境、状況によって私立、公立の職員の勤務年数が変わっているという、そういうお話でした。  ただ、教育の問題を語るときにいつもそうなんですが、子供には何らそんなことは関係ないわけですよね。教育を受ける子供にとっては何の選択権もないわけですから、そういった意味で...全文を見る
○水岡俊一君 適切に対処していきたいというのは、積極的に受け入れていくということでよろしいんでしょうか、文科省。
○水岡俊一君 厚生労働省としてはどうでしょうか。
○水岡俊一君 そうすれば、気持ちはあるけれども何かが付いてこないということになってしまっては、それは空約束になりますから、制度的に職員をどのように配置をしていくのか、あるいはそのことについてどのような補助体制を組んでいくのか、そういったことを早急に検討していただきたいと、こういう...全文を見る
○水岡俊一君 実際に、小学校、中学校における外国人の子供さんの教育について、今の学校教育法の中では十分カバーできない部分もあるけれども、国際条約等のその趣旨も踏まえて適切に対処をしたいという大臣の御答弁もかつてありましたので、そういった意味では是非ともこの件についてもその環境整備...全文を見る
○水岡俊一君 お考えはよく分かりました。  私、先ほど教育、保育という文言のことについて少しお伺いをして、幼児の教育ということについて分け隔てなくそれを施す必要があるんだと、それは教育基本法に掲げてあるそういう精神というのが必要であるというふうにお答えをいただいたところでありま...全文を見る
○水岡俊一君 それは、通達とか指導とかそういうことではなくて、連絡ということですか。
○水岡俊一君 それでは、そういった通知の中でこの人的配置についても十分な配慮をするようにというようなことを盛り込んでいただきたい、そういうふうに思うところであります。  ちょっと話を広げ過ぎました。いろんな職員のことに今話を持っていきましたが、ちょっと戻しまして、教諭の問題とし...全文を見る
○水岡俊一君 小坂大臣ね、私、今質問をしたのは、要するに、幼稚園では三十五人に教諭が一人、それから保育所では三歳児の場合は二十人に一人、四歳、五歳では三十人に一人と、こういうふうに基準が違っていると、これから幼児の教育という観点においては、その差を余り考えないんだという観点からす...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  厚労省の方はいかにお考えでしょうか。
○水岡俊一君 ありがとうございます。  不登校の話をしましたが、不登校だけじゃなくて、学級崩壊という深刻な問題も今の小学校の中にも非常に多くあります。そういったことを含めて、みんながいろんなことを考えながら、子供たちをはぐくむ、その手段、そして知恵を寄せ集めて教育に当たるべきだ...全文を見る
○水岡俊一君 この件について、外務省としてはどういうふうに受け止めておられるでしょうか。
○水岡俊一君 ありがとうございました。  今、外務省の方からもお答えをいただいたんですが、この火災は放火であるということが言われて、現地の新聞でも報道がされました。時間があればそういったことを詳しくお聞きをしたいんですが、時間もありませんので私が申し上げると、つまりは、この放火...全文を見る
○水岡俊一君 なぜこのような話をするかということで少し説明をしたいんですが、海外の日本人学校というのはほとんどの学校が校地、校舎を借りております。その借りるお金を日本の政府から援助していただいているというのが通例なんでありますね。ところが、このニューヨーク日本人学校グリニッジ校と...全文を見る
○水岡俊一君 今お答えをいただいて更に明らかですが、売却価格は幾らというふうに承知をされているでしょうか。
○水岡俊一君 日本の政府としては、ローンの支払分をこれまでに八百三十万ドル援助をしてきたと。この学校は、当時は二千三百万ドルで経費が要ったが、今回二千万ドルというようなことで、実際には日本政府が約十億円ですか、八百三十万ドルということは、そうですね、約九億数千万円のお金をつぎ込ん...全文を見る
○水岡俊一君 私は、国費が多額に投入をされて、そのことが邦人、日本の子供たちあるいは日本人学校に学ぶ子供たちのために使われて、有効な使い道であれば私はいいと思うんですが、このたびそういう売却問題が生じてきて、多額のお金が動いて、そして、実はニューヨークというのは今非常にすごい土地...全文を見る
○水岡俊一君 今、ニューヨーク州当局、特に最後まで残っておりますのはニューヨークの最高裁というふうに聞いております。ニューヨークの最高裁が事実上今待ったを掛けているという状態であるというふうに聞いておりますので、そういったことについては注視をしていただいて、今後の対応を是非とも、...全文を見る
○水岡俊一君 いや、だから、保護者の側のそういった意見をどういうふうに取り入れていくのかということが学校運営上非常に重要ではないかということを私は申し上げたかったんですね。だから、そのことを文科省としてもきちっととらえていただきたいというふうに思うんですが、時間がございませんので...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  是非大臣にお願いしたいのは、私が調べましたところ、校長は審議会に出席をしておりますが、オブザーバーということで議決権がないそうです。ですから、今回の売却問題等様々な問題について、重要な案件について賛否を問うときは退席を命じられるそうです。...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  そういったことで、子供たち、あらゆる立場にいる子供たちの教育を私たちは見守り、チェックをし、そしてはぐくむことに力を注いでまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。  以上で私の質問を終わります。
09月28日第165回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○水岡俊一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月09日第165回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  大臣のお隣の県、兵庫県選出の者でございますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。  先ほどから各委員からいろんな御指摘がありました。視察の報告あるいは大臣の御発言の中にも、教員の子供に対する観察力や指導力が乏しくなっているの...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  教員がいかにその子供たちと向き合っていくのか、日々その中で力を蓄えていって子供たちをはぐくむという視点で頑張っていきたいと、多くの全国の仲間がそういうふうに思っているというふうに信じております。  今回、私も滝川市に参りまして、いろんな...全文を見る
○水岡俊一君 隠さないこと、そして早く見付けること、そのとおりだというふうに私思います。  そういった中で、私、また振り返ってみると、子供たちがサインを出している。そのサインを見付けることができるのかできないのか、ここがポイントだというのは、正にそのとおりだと思うんですね。 ...全文を見る
○水岡俊一君 私は、数々そういう経験をする中で感じていたのは、恐らくそういう子供と話をすることができるのは昼休みだろうというふうに思います、朝見付けても。そうすると、もう子供から、子供が発しようとしていたサインの何十%かはもう欠落してしまうんです。そして、そのことが多くのほかの子...全文を見る
○水岡俊一君 社会には数々の制約がある、あるいはバランスというものがあるというのはごもっともだというふうに思いますが、今、学校の中で最も大切にしなきゃいけないのは命であるということを全国の人が今感じているわけですね。そういった意味からして、数々の制約があるけれども、まずは子供の命...全文を見る
○水岡俊一君 実はこの未履修問題については、一九九九年にも三校で発覚をして、その後、二〇〇一年、二〇〇二年、私の出身の兵庫県においてもそういった問題があるということが報道されたところであります。  そういったことの中で、今文科省としては認識を深くしていなかった、感度が鈍かったと...全文を見る
○水岡俊一君 かつてからそういった兆候がいろんなセクションで感知をされていた、にもかかわらず連絡が行き届かなかったということを、大臣も責任を、文科省としての責任をお感じになっているということはよく分かりました。  しかしながら、私が思うのは、そういった状況にある中で引き続き未履...全文を見る
○水岡俊一君 実際は、公立高校の中では、教育委員会からかどうかは分かりませんが、数値目標をやはり求められている、あるいは、国公立あるいは有名私大の合格者数によってその学校の評価が決まる、そういった中でこういった問題も起きているということは、これはもう明らかな事実ではないかなという...全文を見る
○水岡俊一君 市民という言葉をとらえての話が少しありましたが、私はどこどこ市民という意味で申し上げたんではなくて、シチズンという考え方で、広く国民というふうに言っても差し支えない意味でございますので誤解のないようにお願いをしたいというふうに思います。  大臣のお考えで、高校教育...全文を見る
○水岡俊一君 問題意識を持ってということで、私もそういうふうに思います。  今、大学進学率の問題が高校の評価ということに結び付きやすいというお話を申し上げましたが、そのことは中学の卒業生にとっても重要な問題なんですね。ですから、中学校の教員あるいは小学校の教員にとっても、大学進...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。
11月22日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第1号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。兵庫県選出、そして元中学校の教員であります。  某新聞によりますと、自民党では、この教育特において要注意、日教組五人組、指名手配というようなことで、御丁寧に顔写真、プロファイル入りで印刷をいただいたと、こういうようなお話がございました...全文を見る
○水岡俊一君 民主党案には、先ほど鈴木議員からも説明があったように、教育振興法、それから新地教行法なるものを作り上げる中で、国の責任というものを明確にしているという立場があると私は感じます。大臣のお考えは分かりました。  それでは、早速いじめの問題に入ってまいりたいというふうに...全文を見る
○水岡俊一君 総理にお伺いをしたいんですが、今の同じ問題ですけれども、実際、私たちも考えるところ、大臣がよく言われる子供の家庭というところに目を向けてみると、随分昔とは違って核家族、核家族化になっていて、あるいはお父さん、お母さんも働きに出ておられる、そういうような家庭の変化とい...全文を見る
○水岡俊一君 いじめの、そして自殺に至った事件を調査する中で、学校の教員が不適切な対応であったというような事実も若干報告をされる中で、大変残念に私も思いますし、反省もしなけりゃいけない部分もあろうかというふうに思っております。  しかしながら、先日の文教科学委員会でも私申し上げ...全文を見る
○水岡俊一君 官民一体となってという話の中で、官でできることをとにかくやろうではないかという部分は非常に大切だというふうに思います。  その中で私思うのは、ちょっと、どなたでもいいんですが、人権擁護局が行っている子ども人権一一〇番という、これ政府がかかわってやっている電話相談だ...全文を見る
○水岡俊一君 はい、結構です。はい、どうぞ。
○水岡俊一君 ありがとうございました。  私もラジオでそのカードを今配ろうとしているんだという話を聞いたところであります。  総理、そこで私は思うのは、実は私も兵庫県にいるときに子供の電話相談を受け付けるという、そういった取組をしたことが、教職員の仲間としたことがございます。...全文を見る
○水岡俊一君 私は今緊急性が求められているんではないかなと私は思うんですね。ですから、地方の法務局、それは一生懸命頑張っていただきたいと思いますが、これは政府でこのときとばかりリーダーシップを発揮していただいて、子供を救うためのこのチャイルドラインといいますか電話相談を政府でとに...全文を見る
○水岡俊一君 総理からここで方法、時期、いろいろあるけれどもとにかくやろうと、こういうポーズを、そういう姿勢を示していただいたら本当に有り難いなというふうに思うんですが、総理、もう一度お願いします。
○水岡俊一君 やらせのタウンミーティングに掛けるお金がどうだこうだと、こういう話とこの話とは並べたくはないんですが、政府としてやはりその姿勢を示す、子供たちにどう対面していくのか、その姿勢を是非とも政府一丸となって示していく中で子供たちを救っていきたい、ともに頑張りたい、こういう...全文を見る
○水岡俊一君 いじめられる側だけじゃなくて、いじめる側にいる子供たちに目を向けなきゃいけないということは、僕はそのとおりだというふうに思うわけですね。  子供というのは、今、家庭の中で親の目を気にしているんです。親に嫌われたくない。そして学校に行くと勉強でも置いてきぼりにされた...全文を見る
○水岡俊一君 本日の質疑の中でも、実際には県当局が、首長が教育内容についての国の考え方とは違う部分については厳しく対応しなきゃいけないというような意味の御発言もありました。今私が指摘を申し上げた点は、まあ奨励という、あるいは難関校へ進んで、そしてそれが県に帰ってきていただいて県の...全文を見る
○水岡俊一君 総理、実は文科委員会の中で私、大臣に質問をいたしまして、今の問題についても若干質疑をさせていただいたところなんですね。それで、教育界にいる多くの人間が、いろんな問題の中で、この大学進学という問題、大学入試制度という問題、ここを何とか変えないと今の教育界に蔓延している...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  大学資格試験というような制度をアメリカでもそしてヨーロッパでも導入をされているという事例もありますので、今大臣がおっしゃった習熟度をどういうふうにして図るのかということが大学の入学試験制度に生かされるような、そういう方向性が私は望ましいし...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  連日委員会審議が続いておりまして、委員長を始め委員の皆さん、また政府の皆さん、そして事務局の皆さん、大変御苦労さまでございます。貴重な時間を私も本日与えていただきましたので、早速質問に入ってまいりたいというふうに思います。  ま...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  今、私、冒頭に申し上げた言葉は、明治大の山脇啓造教授がおっしゃっている言葉でもありまして、この山脇教授がこの研究会の座長をなさったというふうにお聞きをしているわけですね。非常に私もプログラムの内容を読ませていただいて、精力的に今の課題に...全文を見る
○水岡俊一君 さらに、詳しくお聞きをしたい部分もございますが、またの機会にお願いをしたいというふうに思います。  官房長官には大変長らくお待たせをいたしましたが、是非御登場いただきたいと思いまして、官房長官にお尋ねをしたいと思います。  実は、このプログラムの中にこういうくだ...全文を見る
○水岡俊一君 省庁横断的という言葉がありましたので、そういった意味では総務省だけにとどまらず政府全体での取組課題というのはこれから更にたくさん明確になってくるし、積極的にその課題に取り組んでいかなきゃいけないと、こういうふうに思うわけですね。  それで、今御答弁の中に、地域で、...全文を見る
○水岡俊一君 適法かそうでなかったかという問題も、これは政府側としてはきちっととらえておくべき問題だろうというふうに私も理解はします。  ただ、これまでから、文教科学委員会の方で審議、論議をしてきた中で私たちも申し上げていたのは、適法か適法でないかというのは、これは親といいます...全文を見る
○水岡俊一君 これは入っていますね。
○水岡俊一君 大臣ね、私いろいろ調べてみますと、我が国は一九七九年に社会権規約、通称社会権規約、詳しく言いますと経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約というのを先ほどから引用されておりますので、その国際人権規約というものを批准をしております。  その中で、十三条において、...全文を見る
○水岡俊一君 じゃないですか。いや、そういうようなお考えの中で、必ずしも条約は誠心誠意履行しなきゃいけないものではないというかのような御答弁があったように聞こえたんですが、それはどうなんでしょう。
○水岡俊一君 大臣、そこで、先ほどの下田委員の質問は高等教育の問題、これは日本は留保をしているという状況にありますね。今私が説明を申し上げたのは、留保はしていないんです。つまり、これはやっぱり誠心誠意、日本の国としてそれに向けての努力をしなきゃいけないというふうに私は感じるところ...全文を見る
○水岡俊一君 その件については、人道的あるいは人類愛にあふれた大臣のことですから、それはもう積極的に取り組む姿勢を示していただけるものと期待をするところですが、問題は、そういう細かいところまで行かなくて、もっと手前の問題で、国際人権規約ではこれは無償のものとするというふうな形で積...全文を見る
○水岡俊一君 もう一度伺います。  今のこのお互いにお話をさせていただいている問題について、政府案の中には書いているくだりがあるんでしょうか。
○水岡俊一君 つまり、書いてないということだろうというふうに思います。  それで、昨日の審議の中だったかと思うんですが、教育というものをどういうふうにとらえるのかという論議の中で、この教育基本法、政府案が日本の教育を要するに表しているというふうなお話があったように思うんですね。...全文を見る
○水岡俊一君 大臣としてそうおっしゃられる気持ちは私なりには理解はできるんですが、実は外国人児童生徒の教育をどうするのかということにかかわっての法律は私はないように思います、今の日本には。ですから、今の立法の一つの体系の中でとらえていくというのは現時点では難しいというふうに思いま...全文を見る
○水岡俊一君 教育基本法の政府案についてやっぱりしっかりと論議をしていきたいという思いから、今日は私、こういうお話をしたんですが、政府案の中には、提案理由を説明いただいた中で国際化という言葉はちゃんと入っているんですね。しかしながら、条文の中にはそういうことがない。それから、それ...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、正確な数字というのは私も持ち合わせてはおりませんが、例えば、外国人の児童生徒は一体、じゃどれぐらいいるのかという問題を調べてみると、私の知るところによると、昨年の集計によると全国に十二万三千人ばかりいるんじゃないかと、こういうお話があるわけですね。  しかし...全文を見る
○水岡俊一君 はい。  それでは、せっかくの機会でありますので、今論議をしてまいりました学ぶ権利でありますとか、あるいはその学校教育をどういうふうにどういった形でとらえていくのか、第二条、第三条、第四条、第七条、いろいろとありますけれども、できましたら我が同僚の鈴木寛議員にお願...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  民主党案では、何人もという主語を使う、そして、日本に居住する外国人という言葉も使いながら、日本がこれから取るべき姿、方針を一生懸命表しているというふうに御理解をいただきたいというふうに思います。  そこで、今、不就学のお話を申し上げま...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、最後に、私一つ勉強してきた中で分かったことは、憲法第二十五条に「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と、こう書いてあって、すべて国民はということに対象がなっているということはここからもよく分かるんですね。ところが、憲法三十条に「国民...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第8号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。連日の特別委員会の審議、大変お疲れさまでございます。  昨日は四か所で地方公聴会も開かれました。大変短い時間ではありましたけれども、地方の識者の皆さんが大変貴重な意見を述べていただきました。  最初に、大臣、その地方公聴会の報告につ...全文を見る
○水岡俊一君 はい。
○水岡俊一君 本来であれば、地方公聴会の後に委員会が開かれる、その冒頭に団長からの報告を受けて、それを基に審議も進めていくというのが本来の姿ではないのかなと私は思うところであります。  そういった意味からすると、非常に特別委員会の審議日程が立て込んでおるというか、厳しい日程にな...全文を見る
○水岡俊一君 各党の理事の皆さん、大変御苦労いただいておりまして、報告も間もなく出るんではないかというふうに思いますが、大変短い時間ですので御苦労いただいているんではないかというふうに思っております。  これは委員長、そしてまた理事の皆さんにもお願いをしたいんでありますが、後ほ...全文を見る
○水岡俊一君 今、国連総会が開かれておって、そこで論議をされている障害者の権利に関する条約、このことについて今大臣は述べていただいたというふうに思うんですが、これは今総会で採択をされると見込まれているわけですが、当然日本はその採択に応じると思うんですが、政府閣僚のお一人として、そ...全文を見る
○水岡俊一君 条約の中をずっと見てみますと、第二十四条に、あらゆる段階におけるインクルーシブな教育、インクルーシブな生涯学習を確保するということにかかわって書いてございます。  少し詳しく見てみますと、その締約国が教育について障害のある人の権利を認めていくと、この権利を差別なし...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、税負担の問題はいろいろ考え方はあろうと思いますが、今納税をしていただいているその升の中でどういうふうにその予算を振り分けていくかということも大きな問題だと思いますので、新たに税負担だけが方法ではないというふうに私は思っております。  話は戻りまして、そこで政...全文を見る
○水岡俊一君 大臣のお言葉の中にインクルーシブ教育を決して忘れないということは、法律の提案者としてそのことは十分に胸の中に入っているんだと、こういうお話ですね。  そこで、今、日本では医学モデルという言葉と社会モデルという言葉がございます。つまり、障害というものをこれから治療し...全文を見る
○水岡俊一君 医学モデルとしての考え方だけでは今のインクルーシブ教育というのは克服できないというか、それを実現することは難しいという観点から、この社会モデルというものを社会全般がとらえて障害者とともに歩んでいくということが必要だろうと思うし、そういった意味からすると、私はこういっ...全文を見る
○水岡俊一君 インクルーシブ教育ということで今注目をしておるわけですけれども、これは教育の分野だけじゃなくて、社会として障害のある方々をそれを理由として差別することのないように、政府のあらゆる機関でそういったことに取り組んでいただきたいと、そういうことをお願いをしたいというふうに...全文を見る
○水岡俊一君 そうですか。私も読んでみました。そこで安倍総理が書いておられるのは、教育の分野でイギリスのサッチャー首相の教育改革を絶賛をしておられると。そして、その同様な改革を日本で行いたいというような意欲がそこに示されていたんではないかというふうに思いますが、その点については伊...全文を見る
○水岡俊一君 イギリスのサッチャーによる改革の中で、教育改革というところに視点を置きますと、それはいろんな学者がいろんな意見を述べているとは思いますが、私は、やはり競争原理主義がその中心にあって、その主義を通してイギリスの教育を改革していこうという取組がなされたんだろうというふう...全文を見る
○水岡俊一君 血税をいかに効率的に活用していくかという点については非常に重大なことでありますし、そのことがサッチャー政権の中でうまく効果を発揮したという部分が、それはあるというふうに思います。  まあ百歩譲って、それが教育の世界でもあったんだというふうに理解をいたしますが、しか...全文を見る
○水岡俊一君 競争原理を導入せざるを得ないという考え方については、大臣がそうお考えになっているということはよく分かりました。  しかし、あくまでもこれは子供の立場に立って考えますと、子供一人一人の教育を受ける権利というのは等しいわけでありますから、教育の施策として、政府の施策と...全文を見る
○水岡俊一君 教育のお金を国が負担をするという考え方は、これは要するに、言い換えてみれば教育条件整備を国がやっていくんだ、そのことにほかならないというふうに思うんですね。その面において、文科大臣、そして文部省としてもそれをできることならば拡大をしていきたいという考えはまず間違いな...全文を見る
○水岡俊一君 時間があればその点についてもう少しお話もしたいんでありますが、最後に、愛国心そして国を愛する態度を評価できるのかできないのかという問題については、もうこれまで議論もされてきました。大臣としては、そういったものは評価できないんだというふうなお考えを述べられました。 ...全文を見る
○水岡俊一君 最後に……
○水岡俊一君 はい。  この問題は、やはりまだ引き続いて論議をしなきゃいけないように私は感じました。また次回の質問のときにお願いをいたします。  終わります。
○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  公述人の皆様方には、公私ともに大変お忙しい中を御協力いただきました。私も委員の一人として心から御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。  さて、教育は国家百年の大計というふうに申されます。この教育基本法は日本の...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  時間がなくなりましたので、あとお二方に短くお答えをいただきたいと思うんですが、森本さんと桂さんにお願いをしたいと思います。  今お話にも出ておりました教育条件整備という観点からすると、内外人平等の精神が必要ではないかというふうに森本さ...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。大変参考になりました。  終わります。
12月07日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○水岡俊一君 民主党の水岡俊一でございます。  本日は、公述人の皆さん、公私ともに大変お忙しい中を御協力をいただきました。私も委員の一人として、改めて心から御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。  さて、貴重な時間でありますので早速質問に入ってまいりたいん...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  黒沢さんに重ねてお伺いをしたいんでありますが、この政府案の教育基本法については、政府側の答弁としては、これからの日本の教育の姿をここに表していると、こういう見解なんですね。  ところが、私たちは果たしてそうだろうかという思いを持って審...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  それでは、喜多先生にお伺いをしたいんでありますが、やはり教育基本法という法律においては日本における教育の条件整備をしっかりとしていくことを明記をして、国のスタンスをはっきりさせるべきだというふうに私は考えているんですが、そういった意味で...全文を見る
○水岡俊一君 喜多さんにもう一度お伺いしたいんですが、ちょっと別な件で。  先ほどのお話の中で、子供の声がこの審議にも生かされていないというお話がありました。学校という社会の中で子供の意見を生かしていくということを第一に考えるとすればどんな方法があるかということになると思うんで...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  私は終わります。
12月15日第165回国会 参議院 本会議 第20号
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○水岡俊一君 私は、民主党の水岡俊一でございます。     文部科学大臣伊吹文明君問責決議案   本院は、文部科学大臣伊吹文明君を問責する。    右決議する。  私は、民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合、国民新党を代表して、伊吹文部科学大臣に対する問責決...全文を見る