水岡俊一

みずおかしゅんいち

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

水岡俊一の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○水岡俊一君 おはようございます。民主党・新緑風会の水岡俊一でございます。  民主党・新緑風会という名前で予算委員会で質問するのは今日が最後でございます。その名に恥じないよう、しっかりと質問してまいりたいと思います。総理を始め閣僚の皆さん方には、国民に分かりやすい御答弁を是非お...全文を見る
○水岡俊一君 総理、そもそも奨学金という言葉なんですが、この奨学金という言葉はもうやめにしませんか。  というのは、奨学金というのは、普通返済義務がないものを奨学金と私は言うんだと思っているんです。ですから、英語で言うとスカラシップですね。これを聞いた外国人は、当然ながら返済義...全文を見る
○水岡俊一君 総理は、もちろん奨学金をお借りになったことはないんだろうと思います。そういったことからすると、受け止め方に随分ずれがあるかもしれません。  今回は、署名をたくさん持ってこられて総理にお渡しをしたい、三百一万三千八百五十一名の方がお書きになった署名、この箱、一箱に詰...全文を見る
○水岡俊一君 総理、私は、奨学金を借りて苦しみながらでも学校に行って、そして卒業して一生懸命働きながら返した、そういう経験をたくさんの人が持っているんですが、なかなか国会議員には分かってもらえない、そういう思いの方もたくさんいらっしゃるわけです。そういうことからしても、三百万人の...全文を見る
○水岡俊一君 もう一度聞きます。  今この三百万もの人が署名をした、何とか今の奨学金の改善を早期に図ってほしいと、こういう国民の声があったんだけれども、それを官邸で聞いてもらうことは無理ですか。もう一度聞きます。
○水岡俊一君 大変残念ですね。会えないなら会えない、会いたくないなら会いたくないと、そういうふうに言っていただかないと、これははっきりしませんね。  財源があるかないかという問題は、これは民主党政権のときも同じ問題抱えてきました。だから、財源がない中で何とか無利子の奨学金をつく...全文を見る
○水岡俊一君 馳大臣、馳大臣の姿勢といいますか、これまで一度も否定的に言ったことはないとおっしゃった、そこを私も理解をしているつもりであります。  そこで、問題なのは、いろんな政治の立場があって、今四点おっしゃって、そういったことを考えていかなきゃいけないということは分かります...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、ありがとうございました。  今日は時間がないので詳しくその実情を聞いてもらうことができないのでありますけれども、例えば何らかの事情でローンを、この奨学金の返済を続けていたけれども、何らかの事情でどうしてもできなくなった、病気になって仕事がなくなったという方も...全文を見る
○水岡俊一君 私が聞いたのは、この図の中でいうと日本はどういうところに持っていくべきだと総理はお考えなのか、それを聞きたいですというふうに申し上げたんです。もう一度聞きます。
○水岡俊一君 答える気がないとおっしゃった、このことについては大変私は憤りを覚えます。それは、私は安倍総理が答えてくれなかったから怒っているわけじゃないんです。それは、国としてそれでいいのかという、そういう思いがあるんです。  外務大臣に聞きます。  国際人権A規約第十三条(...全文を見る
○水岡俊一君 いや、条文については別に御説明いただかなくても、私も用意してまいりました、資料。  私は現状について御説明をいただきたいと、こういうふうに申し上げたんですね。だから、現状というのはどういうことかというと、留保をしてきた日本は留保を撤回したということを御存じないです...全文を見る
○水岡俊一君 総理、これは、今大臣は承知をしているとおっしゃいました。国として、これは二〇一二年九月十一日に閣議決定をして、国連事務総長にそういった返答をしているんです、留保を撤回しますと。つまり、今見ていただいている国際人権規約、社会権規約の第十三条、教育に対する権利については...全文を見る
○水岡俊一君 いや……(発言する者あり)後退はしない、何かそういう声が今聞こえてきましたけれども、これは、漸進的な導入により進めていくということがはっきりしているんだから、後退なんか絶対あり得ませんよ。それは許されないんですよ。  しかし、じゃ、一歩ずつ進めば何年掛かろうと、い...全文を見る
○水岡俊一君 数字はいろいろあると思うんですよ。努力している度合いもいろいろあると思います。漸進的といっても、どれぐらい進む度合いを考えるのか、それもあるでしょう。だけれども、方向性ははっきりしている。  だから、このマトリックス、先ほど御覧になっていただいたマトリックスの中で...全文を見る
○水岡俊一君 私どもの政権のことをいろいろ解説をいただいて恐縮でございます。私たちにもできたこともあったし、できなかったこともあったわけでありますけれども、それは、お互いに政治家として日本をどういう方向に持っていきたいのか、それを議論することぐらいやっぱりやらないと。だから、公的...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  総理、災害あるいはテロ、そういったことに対する危機管理体制については、総理もこれまでから気持ちを入れながら対処をしていただいたと私は思っております。  昨年の一月の二十七日に衆議院の本会議で、赤羽議員からの御質問に対し、総理はこういう...全文を見る
○水岡俊一君 この最終報告でありますけれども、中身を詳しく御紹介をする時間がありませんので、私なりにどういう理解をしているかというと、この報告については、一つは自然災害、大規模な火事、事故等、二つ目には原子力災害、三つ目には新型インフルエンザ等、あるいは四つ目、武力攻撃事態等と、...全文を見る
○水岡俊一君 それでは、不断の見直しと、そういうふうにおっしゃいましたけれども、今この最終報告をアップ・ツー・デートする喫緊の予定はないということでよろしいですか。
○水岡俊一君 災害対策ということも含めますと自衛隊の皆様方に大変お世話になることになるわけでありますし、また安全保障の関連においても、いろいろと昨年はございましたけれども、法律に基づいて対処をしていくということで、いずれにしても、国民の平和と安全を守るために事前の準備が重要だ、訓...全文を見る
○水岡俊一君 分かりました。  私は、疑問に思うことがあるので、ここでお尋ねをしたいと思っています。  災害の対策あるいはテロに対する対策、そういったものについては不断の見直しを行うことはそれはもちろんだけれども、現在の法律によってしっかりそれは対応していく、対応できると、こ...全文を見る
○水岡俊一君 内閣総理大臣として、現体制そして現在の法律で最大限、最善の取組をするんだということ、これはもう当然のことだろうというふうに思っております。  その上で、憲法のお話は内閣の長として答えるべき話ではないというふうにおっしゃるけれども、その問題について今後どういうふうに...全文を見る
04月14日第190回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○水岡俊一君 おはようございます。民進党・新緑風会の水岡でございます。本日は五十四分の時間をいただいて質疑をさせていただきたいと存じます。  まず最初に、大臣、質問に入る前に、三月二十五日の参議院予算委員会で、私は奨学金制度について、安倍総理また馳文科大臣に御質問いたしました。...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、ありがとうございます。  今大臣、様々な観点で、高等教育をどのように支援をしていくか、そういった次代を、次の時代を担っていく若者にどのような支援の方法があるのか検討をいただいているという、そういったお答えだったというふうに思っております。  そういう中で、...全文を見る
○水岡俊一君 なかなか言いにくいことだとは思うんですね。しかしながら、検討を始められたと。  それが本当であるならば、検討を始めて、検討の様子、あるいは検討の結果をどこかで我々にも示していただかないと、それが本当に進んでいるのかどうか分からないというふうに思うんですね。私は、疑...全文を見る
○水岡俊一君 是非、馳大臣には、関係大臣、関係省庁を説得をしていただいて、是非とも馳大臣のときに奨学金制度、大きな改善の方向性が示されたと、こういったことで、五月の発表を期待をしたいというふうに思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、質問に入ってまいりたいと思...全文を見る
○水岡俊一君 前回の委員会だったと思いますが、那谷屋委員の質問に対して大臣は、教職員が「せっかく子供たちに向き合って元気よく授業したり校務分掌しなければいけないのに、それができないと。その繰り返し繰り返しが更に疲労の蓄積となって、過労が慢性化してきて、それこそ子供たちにとって良い...全文を見る
○水岡俊一君 大臣は、学校における教職員のそういったメンタルヘルス、特殊的な要素をしっかりと捉えていただいているんだなと、そういう感想を持ったところであります。そういった特殊性の問題もありますが、文科省としてどういう課題があるのか、これはいろいろと捉えられていると思うんですね。 ...全文を見る
○水岡俊一君 いや、ちょっともう少し具体的に、誰の認識不足だと、こう言っているんですか、それをお答えください。
○水岡俊一君 誰がという意味では、学校においては管理職、そして教育現場に関わる教育委員会、そういったところが関係法令等の認識不足、これって、大臣、許されることですかね。どうでしょう。
○水岡俊一君 確かに、当局としてこのような文書を出さなきゃいけないというそのつらい気持ち、それはそれとして私も理解をするところですが、しかし、それで許されるのかという問題ですよね。関係法令の認識不足だなんて、よくも恥ずかしくもなくそんなことを文書に書いて出せるなという批判の声も大...全文を見る
○水岡俊一君 いやいや、それだけですか。もっと明確にこれってあるんじゃないですか。
○水岡俊一君 教職員も労働者ですから、労働者に関わる法律として基本中の基本は労働基準法ですよね。とりわけ、こういうメンタルヘルスだとかそういったことに関わっては労働安全衛生法ということはもう言うまでもないことだと思います。そういった、また学校特殊的な法律も含めて管理職もちゃんと認...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  じゃ、それらの書類を保存していない、百九条に違反した場合、これは罰則規定というのはあるんでしょうか。
○水岡俊一君 ありがとうございました。  馳大臣、このように、労働基準法第百九条の中には「労働関係に関する重要な書類」という記述があって、その中には、今厚労省からも御説明あったとおり、勤務時間に関する記録、そういったものが入るということのお話だったと思うんですね。ですから、それ...全文を見る
○水岡俊一君 それで、やはり今のお話からいくと、実はもう前回の委員会あるいは前々回のときもその教職員の問題について、勤務時間の問題についても言及があって、那谷屋さんからも参考資料を出していただいた、それと同じものですが、ちょっとリニューアルされていますので、今年の二月の速報の数値...全文を見る
○水岡俊一君 タイムカードがベストかどうか、それは私も分かりません。しかし、管理職が職員の出退勤をちゃんと目視するというか、ちゃんと見て認識をするということは非常に基本的な話ですよね。大臣のように朝早く出て夜遅く帰られたら、その管理職がその場にいないということもあるかもしれません...全文を見る
○水岡俊一君 大臣の率直な感想としてそういうふうに捉えられているということを私自身も受け止めたいというふうに思っています。  その上で申し上げると、労働基準法も労働安全衛生法も、本当に基本中の基本を言っているんですよね。だから、その基本中の基本ができていないのをいつまでほったら...全文を見る
○水岡俊一君 もうこれは今日に始まったわけではなくて、この長い歴史の中でずっと言われてきた問題だと思うので、今更ということにもなりますけれども、どこかで誰かが、どの大臣かが、きっちりとこれはやっぱり考え直そう、法律を遵守するんだという考え方に立とうというふうにしないと、これはもう...全文を見る
○水岡俊一君 ここで議論をしていてもそれが即座に解決できるわけではないので、是非文科省としても御努力をいただきたいと思いますが、やはりここは大きく発想の転換をしながら、法律を守るんだということが大原則ならば、法律を守れるような仕組みを考えるという方法があるでしょう。しかし、このこ...全文を見る
○水岡俊一君 先ほど私が申し上げた、やむを得ず例えば昼休みのシフトをするとかいうことは、別にそれがベストだと言っているわけじゃないんで、誤解があったらまずいのでそれは御理解をいただきたいと思いますが、やはり昼休み等は誰か職員の交代要員をつくるなり方法はあると思うんですよ。そういっ...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、ありがとうございます。  外部の人が客観的に今の問題を捉えたときに例えばどういうことを指摘するかと考えたら、例えば文部科学省内に今の労働安全衛生体制について専門的に関わっている職員がいますか、全国から調査をしてそれを今集約できていますか、そういうことを聞くの...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  教職員、生徒のために頑張りたい、そして自分たちの一緒に共通した目標のために頑張りたい、そういう思いが仕事に物すごく活力を与えていると思うんですよね。しかし、そのことによって残業時間が長くなる。残業時間がずっと長くなってたまっていくと、や...全文を見る