水岡俊一

みずおかしゅんいち

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

水岡俊一の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月07日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○水岡俊一君 立憲民主党の水岡俊一でございます。  質疑に入る前に、一言申し上げたいことがございます。  本日の委員会、一週間前にもう既に決定をしております委員会です。本日はほかにも委員会が開催予定で進行していたはずでありますけれども、突然衆議院の本会議が割り込んできて、この...全文を見る
○水岡俊一君 政府が大変強い権限を持っていらっしゃるので、衆議院に対して大きな圧力を掛けたのではないかと、私はそういうふうに思っておりますが、笑うところじゃないですよ。  さて、私の方からは、冒頭、赤池委員からも災害のことについて触れていただきましたので、私も災害のことについて...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、今回、九月の佐賀県を始め、台風十五号、十九号を始め、各地で水害あるいは風害、そういったものが発生をしておりますが、そういった中で、全国の学校でどれぐらいの学校が水没をしたりして機能できなくなったか、それをつかんでおられますか。どうでしょう。
○水岡俊一君 担当であれば、それぐらいのことは頭の中に入れとかなきゃ仕事できないでしょう。  大臣、昨年のことを申し上げたいんですが、岡山県の真備市、真備地域ですね、で大きな水害があったのを覚えておられますでしょうか。まだ記憶に新しいところですね。そこのお話をちょっとしたいと思...全文を見る
○水岡俊一君 これからね。遅いですよ。もう日本の国中で災害が起こっていて、至る所で水害起こっているじゃないですか。  国土交通省にお聞きをしたいと思います。  国土交通省として、原形復旧というものに対する考え方、そしてその考え方に基づいて事業を行った事例があれば御紹介をいただ...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  私が聞いているだけでも、例えば道が水害によって遮断をされてしまったり、もうここに道をまた造っても駄目じゃないかということでトンネルにしたとか、そういったことも国土交通省ではやっているわけですよ。そして、それに関わる法律はほとんど同じ文章...全文を見る
○水岡俊一君 大臣の指導力を是非発揮をしていただきたいと思います。  現に、千葉県を始め茨城県、神奈川県、長野県、栃木県、福島県、もう至る所で多くの学校が水害を受けております。それを、全部とは言いませんが、是非文科省はしっかりと見て、その復旧に、意味のある復旧をお願いをしたいと...全文を見る
○水岡俊一君 大臣から今法案のお話がございました。私は、法案も含めてですが、大臣が本気で働き方改革を推進していくのかというところに非常に大きな不安を持っています。大臣、本気ですか。もし本気だとしたら、具体的に何ができるんですか。それをおっしゃっていただきたい。
○水岡俊一君 働き方改革をどのように進めていくかで今大臣からお話あったのは、定員を増やしていきたい、ICTを利用して業務削減をしたいというようなお話がございました。  現場は、それをやってもらわないよりやってもらう方がいいですよ。だけど、根本的に業務削減にならないんですよ、なっ...全文を見る
○水岡俊一君 大臣が本気になってくれることを期待するんですが、本気になってもらうためにも、私は、是非現場の声を聞いてほしいと思います。大臣が視察をするところのそんたくをするような人間の話を聞いても仕方がないんです。突然抜き打ちで訪問して生の声を聞くぐらいの、そういった覚悟が欲しい...全文を見る
○水岡俊一君 今のお話、お言葉が大臣のお言葉なら私はうれしいんですけれどね。文科省の中の心ある方の顔が浮かびます、その文章を書いた方の。しかし、大臣がそういうふうに思っていただけるかどうか、私はこれから見ていきたいというふうに思いますが、そこで、今のお話、ちょっと深掘りをしたいと...全文を見る
○水岡俊一君 しかし、学校現場ではそれがそうなっていないというか、暗にそれは校長が命令をしているということに基づいて職員は一生懸命、自分の健康も犠牲にしながら頑張っているということではないですか。  これまでは、明確に命令をしていないからそれは管理職の責任ではない、使用者の責任...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、異常な勤務状態というお言葉ありました。違法な勤務状態ではないんですか、どうでしょう。
○水岡俊一君 月に八時間ぐらいの残業があるということを考えた上で四%を払っている。しかし、実際には月に八十時間、あるいは人によっては百時間。そして、そういう勤務を続けている仲間の中に、悲しいことに命を落としていく方がたくさんいるということを考えたときに、直ちに違法とは言えないとか...全文を見る
○水岡俊一君 給特法の問題については参議院に給特法がやってきたときに詳しくしっかりやっていきたいと思うんですけど、せっかく今日も上野副大臣がいらっしゃっているので、私もちょっとお話を聞きたいと思うんですが、今回の給特法の改正案の肝というかポイントは何かというと、決め事は全部条例な...全文を見る
○水岡俊一君 時間が来ておりますので、終わります。  調査は、実際に見てくださいよ。学校に行くと、子供はいるのに担任がいない学校たくさんあるんですよ。本当に補充が利かないんですよ。人が見付かっていない。担任がいない学校って何なんですかね。それが一校や二校じゃないんです。そのこと...全文を見る
11月26日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○水岡俊一君 立憲・国民.新緑風会・社民の水岡俊一でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  大臣、私はこの夏までの三年間、浪人をしておりました。その時間、私は全国四十七都道府県を歩いて、学校を中心とした働く仲間からいろんなことを聞かせていただきました。大変貴重な経験を...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、可能な限り現場の状況を大臣の目で見て対応を考えていただきたいなと、こんなふうに思います。  また、もう一つ報告をすると、福岡県からこんなお話が来ました。二〇一九年度、臨時免許授与件数、小学校四百三十五件、中学校百十一件。この臨時免許というのは一回授与されると...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、教員免許更新制度が現職の教員に大きな負担になっているということは御理解いただいたと、御理解いただいていると。  私が今申し上げたかったのは、それにまた加えて、その免許更新制度があるからゆえに、免許を取得をして大学を出たけれども学校に行っていなかった、でも免許...全文を見る
○水岡俊一君 大臣はちょっと今あっさりと答えてくれましたけれども、当時は何を目指したか。実際には、じゃ、今回の、半世紀たった今回の改正案は何を目指すのか。そこの思いというのは私は大事じゃないかと思うんですね。  だから、今回の改正案の目指すところ、五十年前に目指したもの、どこに...全文を見る
○水岡俊一君 じゃ、大臣、聞き方を変えましょう。当時の教員の残業時間は大体何時間だったというふうに見ておられますか。
○水岡俊一君 それでは、現在はどの程度だと認識をされていますか。
○水岡俊一君 平均でその時間ですよね。過労死ラインを超える八十時間を超えている教員が、小学校では三割、中学校では六割という、そういう現実があるわけですね。だから、そういう現実、五十年前の成立当時の状況と今の状況と見たときに、この法律が大きくその思いを変えない限りは対応できないんじ...全文を見る
○水岡俊一君 では、先ほどの勝部さんの質問に対する答弁はおかしくありませんか。
○水岡俊一君 教職調整額が何を意味をするのかということは、これは大事なことだと思っています。  ややもすると、これが超勤手当見合い分だというようなお話がよく出てきます。でも、これは法律というものを極めて、あるいは文言というものを極めて重要視されている省庁の方々にとってみれば実に...全文を見る
○水岡俊一君 ここでは私は一時間半を例に取っているんですが、この一時間半というものをどういうふうに捉えていくかというのは、これは本当にこの給特法の中でも非常に重要な点だと私は思っているわけですね。  これが職員会議だったらどういう扱いになるのか。これが職員会議だったらどういう扱...全文を見る
○水岡俊一君 おかしいね、それは。勤務の割り振りという考え方が、文科省、ちゃんと示しているじゃないですか。何を言っているの、しっかりこれ答えないと。
○水岡俊一君 いいですか。いいですか。限定四項目等において超過勤務を命じた場合は勤務の割り振り等を行うと、文科省の出した通知や通達の中に書いてあるでしょう。ちょっと後ろのみんな、しっかりしなさいよ。
○水岡俊一君 いや、ちょっと予想外の返事だったんで、こっちが戸惑っちゃいましたよ。その話はちょっと調べていただきたい、どこにそういうことが書いてあるのか。  確かに、一か月単位の変形労働制の中でもっと大掛かりに認めていくというのは、それはもう当然だと思っているし、そういったこと...全文を見る
○水岡俊一君 最も適当な文書がちょっと今手元にないので、これ今、私、文部科学省が出した教員の職務についてという解説書です。これ、文科省の資料の中で見るんですが、この中に、勤務時間外の場合、つまり職務として位置付けて勤務時間外に行った場合に、解説がこう書いてあるんです。そもそも、教...全文を見る
○水岡俊一君 そんなことどこに書いてある。書いてあるやつを今すぐ調べて持ってきてほしいな。いやいや、もうこんなの話にならぬよ。この話については、それは絶対今の承服できないから、すぐさま調べて。僕の時間あと十分ぐらいだから、はい、調べてください。  それで、せっかくの時間だから、...全文を見る
○水岡俊一君 いや、全然分からないです。  私が問題意識を持っているのは、二種類の時間といって、結局、法を擦り抜けるような時間の設定を考えているんじゃないか、私はそこに問題意識持っているんですよ。でなかったら、二種類の時間なんていう、そんな詭弁が通用するはずないよ、これは。 ...全文を見る
○水岡俊一君 じゃ、この部活のときに事故が起こったら、これは誰の責任になるんでしょう、大臣。
○水岡俊一君 それでは、指導している教員が事故によって死亡した場合、公務災害になりますか。
○水岡俊一君 非常にここがおかしい話なんですよ。  指揮命令監督下にないのかあるのか、これをはっきりしましょうや。部活動は指揮命令監督下にあるんですか、ないんですか。
○水岡俊一君 いや、何かもっと端的に答えてほしいんですが、これ、校務であるけど職務でないって言っているんですよね、そういう話でしょう。  じゃ、厚生労働省の方にちょっとお聞きをしたいと思いますが、一般論で言えば、校務、職務、この違いはどこにあるかといったら、校務は公務災害の対象...全文を見る
○水岡俊一君 じゃ、この部活動の時間は一体何という時間になるんですかね。校務であるけれども職務ではなくて、そして公務災害の対象になるやらならぬやらよく分からない。そんなような時間が学校の中にずっと存在をしてきたこと自体おかしいじゃないですか。  今、労働界でいうと、日本の労働法...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、学校におけるこういった時間をどういうふうに扱うかというのは、これ本当に大事なことじゃないですか。局長が言うような二種類の時間だとか、校務だけれども、学校管理上あるいは学校運営上大切な業務だからと。じゃ、何なの、それは。そういうような明確なことがやっぱり得られな...全文を見る
○水岡俊一君 この意味を教えてください。つまり、超えて勤務させる場合は、法令で定める基準に従い条例で定める場合に限るものとするという意味合いを、大臣、教えてください。
○水岡俊一君 つまり、部活動、あるいは進路指導、丸付け、そういったものはどうなんですか。
○水岡俊一君 ということは、超過勤務命令出せない、超過勤務をさせてはいけないという判断がここにあると思いませんか。
○水岡俊一君 大臣、そこがおかしいんですよ。そこがおかしい。要するに、超過勤務命令を出さない、出せない、だから超勤手当は払わない。なのに、学校に必要だからといって、教員が働いていることを黙示していたら駄目じゃないですか。  今回の法律は、改めてそういう時間を文科省は黙認するんで...全文を見る
○水岡俊一君 通常は労働時間として認める、つまり職務になってくるし、超過勤務手当を払わなきゃいけない対象と。超過勤務手当が払えないんだったら、払えないんだったら命じてはいけないわけです。そういうことわりがちゃんとできない限りは、この法案の審議というのは本当に無意味になると私は思っ...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○水岡俊一君 立憲・国民.新緑風会・社民の水岡俊一でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  前回の委員会で私が質問をした際、御答弁に私自身が少々戸惑いまして、丸山局長に対し失礼な言いぶりをいたしました。申し訳ないことであります。失礼をお許しください。  さて、前回の...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  一週間、学校においては三十八時間四十五分の割り振り、また四週間を単位とする変形労働制ということは、今、実際には各都道府県の条例に落とし込まれていて、実際、その都道府県ごとに運用されているという、そういったことは今回の法改正によって変わる...全文を見る
○水岡俊一君 大臣にお尋ねをしたいと思います。  この改正法が施行されることによって何がどう変わるかということをこれまで各委員から様々な質問がされて、そのことについての御答弁をいただいてきたわけですが、少し見方を変えて、この法律が施行された場合、一人の教員にとって何が変わるんで...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、大臣が今そうおっしゃったことについて、私も同感の部分もあるんですね。  しかし、私が一人の教員にとって何が変わるかということを考えなきゃいけないと思うのは、変形労働制を入れて、例えば四月に十時間の上乗せをする、勤務時間の上乗せをするということになったとしたと...全文を見る
○水岡俊一君 今大臣は、年休を行使する日数が減ることはあってはならないというか、望ましい方向ではないということをきっちりお述べになりましたけれども、これ、はっきりすると思いますよ、これから。年休を行使することが私は減ってくると思います。そういった実態を捉える中で改善策を考えていか...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、是非、萩生田大臣だからできたことということをやってほしいですね。お願いをしたいと思います。  今、長時間労働を減らしていく方策として、業務の削減だというふうに申し上げました。もう一つは定数改善ですね。定数の改善については、この法案審議の中でも様々な質問がなさ...全文を見る
○水岡俊一君 たらればの話をしても仕方がないんですが、私はやはり教員をやっていた頃は、大臣おっしゃるように、初任の頃は大変でした。やっぱり一時間の授業を組み立てるのに、ああでもないこうでもない、私は理科の教員でしたので、理科の実験の準備もしなきゃいけない、あるいは予備実験もしてみ...全文を見る
○水岡俊一君 優秀なるスタッフをお持ちの文科省ですから、いろいろとお考えになっていただいていると思います。  でも、私、最もよく分かるのは学校現場に行くことですよ。一年間学校で勤務をしてみる。文科省の中にもたくさん教員免許状お持ちの方があるはずですね。既にもう多くの人間を学校に...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、環境を変えるのは大臣ですよ。大臣のほかに誰が権限を持っています。大臣がやると言えばできますよ。是非お願いをしたいというふうに思っております。  さて、余り時間もありませんので、次の問題にいきたいと思います。  大臣、私はかねがね仲間といろんなことを話し合っ...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございます。  人事委員会ですね。人事委員会は、私が教員だった頃も、人事委員会というのは給与勧告をしてくれるところだというふうにしか理解がなかった自分があります。ですから、人事委員会が労働基準監督機能を持っているということを改めて認識しなきゃいけないと思...全文を見る
○水岡俊一君 この人事委員会の機能というのは、私たちの想像を超えるほど大きなものがあるというふうに思います。例えば、事業所に立ち入る、つまり学校ですね、学校に立ち入る、関係書類の提出を求める、あるいは質問をしたり、そういったことができるわけですよね。そういった機能を持っている、も...全文を見る
○水岡俊一君 各都道府県のことだということですので、なかなか総務省として及ばないということがあるかもしれません。  しかし、学校現場で過労死あるいはもう学校に出勤することができない、そういった状況に陥る教職員が後を絶たないという現状を見る限り、私は、労働基準監督機能を発揮してい...全文を見る
○水岡俊一君 再び総務省にお聞きをします。  総務省自体がそのお仕事をされているわけでありませんが、公務災害のときにその認定をする機関がございますね。そんな中で、非常に今、過労死をした遺族の方が御苦労されています。どういう意味で苦労しているかというと、認定がなかなかなされない。...全文を見る
○水岡俊一君 ありがとうございました。  最後に、大臣にお聞きをしたいと思います。  今次のこの改正によって、学校における長時間労働、過重な時間外勤務、そういったことにストップが掛けられるかどうか、そして、働きがい、やりがいを持って学校の教職員がその仕事に従事できるか、大きく...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、ありがとうございます。大臣の今のお言葉を信じたい、私はそういうふうに思っております。  今次の改正案については、問題がまだまだ多いということで、大変残念ですが賛成はできませんけれども、大臣の言葉を信じて、これからも頑張って学校の子供たちのためにいろいろと議論...全文を見る
○水岡俊一君 私は、ただいま可決されました公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
12月05日第200回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○水岡俊一君 立憲・国民.新緑風会・社民の水岡俊一でございます。  委員会冒頭から、三名の委員から重要な問題点の指摘がありました。極めてこの記述式の問題を導入するということについて大きな問題があって、これは是非中止、延期を考えていただきたいという立場から質問をしてまいりたいと思...全文を見る
○水岡俊一君 じゃ、局長、高等教育局の官僚の皆さん方、どれぐらい、何割ぐらいの方がこのプレテストを御自分で解かれて、御自分で採点をされたことがあると局長は思われますか。
○水岡俊一君 局長、それはちょっと甘過ぎるんじゃないですか。ここまで問題が衆参の委員会で指摘をされ、そして委員会以外でも真摯な議論が続いている中で、高等教育局の人間がどれぐらいこの問題を自分で解いてみて、問題点の指摘がある、自己採点が難しいというようなことについて、でもお互いのコ...全文を見る
○水岡俊一君 今、石川さんからは数学の問題で具体的に示されましたね。せっかくですから、今日は国語、木村参考人がおっしゃって指摘をいただいた国語の問題、少しだけちょっと御紹介をして問題点共有できたらなというふうに思っております。  国語の問題は、このときのテストは三問ございました...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、そのとおりだと思います。だから、五十数万人の答案を、一度にできるだけ正確に公平に採点をしておこうと思うからこういうことになるんだと思いますね。こういうことになるんだったら、そもそも記述式の問題を入れるということの本質的な目的から外れているわけですよ。だから、こ...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、この大学入試というのは、例えば、これまでの例でいえば、通年、大体一月の中旬ちょっと過ぎぐらいに大学の入試センター試験ありますね、一月の十八日とか十九日。これが行われたら、翌日には受験者本人が自己採点をするんですよ。自己採点できます、なぜならば新聞に全部解答が出...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、提案があるんです。自己採点ができないということをどういうふうに解決をしていくか、いろいろ検討されるというお話がありましたが、答案返せばいいんですよ、採点をして。明らかでしょう、aなのかbなのかcなのかdなのか、採点が付いていて返ってくる。一発じゃないですか。や...全文を見る
○水岡俊一君 私はできない理由なんか聞いてないんですよ。大臣は検討されると言った。だから、検討してくださいよ。  神奈川県は、高校入試で生徒の答案のコピーを合格発表と同時に送りますよ。いかに公正な公平な判断をしているかということを受験生にしっかりと伝えるために、合格発表と同時に...全文を見る
○水岡俊一君 検討に向けた努力というんではちょっと、ちょっと遠過ぎますね、大臣。
○水岡俊一君 仕事を行うという意味で、やはり期限というのもあるし、それに向けた準備あるいは準備体制、そういったものがあるので、一概に、何というか、解決できるとは言えないと思いますけれども、でも、何を一番大事にするかということを考えていただいて検討いただきたいと思います。  更に...全文を見る
○水岡俊一君 ちょっと細かいことはなかなか分かりませんが、問題は、仕様書にそういうところまで書いていないというのはこれ問題じゃないのかなというふうに思うんですが、センターとしてはどうでしょう。今御説明になったことというのは、センターがこれまで蓄積されたノウハウに基づいてセンターが...全文を見る
○水岡俊一君 最大限の努力をしてもらうと思いますけど、これ、契約でしょう。これ、同じ国として別の機関が担っているという、そういう話ではなくて、民間の企業に契約で委託しているわけでしょう。それが、今はちょっと最低限のことだけだから、あとはまた協議してやりますというのは、それはちょっ...全文を見る
○水岡俊一君 そんなことは当たり前ですよ。私が聞いているのは、そうなったときに賠償責任が発生するけど、その責任どう取るのかということは具体的に書いてあるのかと聞いているんです。
○水岡俊一君 問題ですね。問題ですよ。  それで、今センターとしてなかなか答えにくいことかもしれないけれども答えていただいているという状況があります。これ、学力評価研究機構、問題があるから、これちょっとここに来て説明してくれないかと、これ言えるんですかね。これ、局長、どうでしょ...全文を見る
○水岡俊一君 局長そういうふうにおっしゃるんで、私は学力評価研究機構の方々をお招きをしてここで議論をしたいというふうに思いますが、それはまた委員会でお諮りをいただきたいと思いますので、委員長、御検討ください。
○水岡俊一君 それで、そういう契約内容それから仕様書ということになると、ちょっとそれって甘過ぎるんじゃないのかなと、こういう考え方できると思うんですよね。  気になって、ここの間、ヒアリング、文科省の方々にお願いをしていろいろ聞いてきました。そこで驚くべきことが分かってきました...全文を見る
○水岡俊一君 いや、これすごい話だと思いませんか。これ、リーガルチェックを受けていない。国が民間企業に発注をする、大学入試センターが発注をしたとしてもそれは文科省が発注した、つまり、日本の国が発注をするという六十一億円の契約が弁護士のチェックを受けていないということ。これ、大臣、...全文を見る
○水岡俊一君 いや、これまでの蓄積、あるいはこれまでのやり方、これまでの基準に従ってやっているから問題ないということではないでしょう。  もし、要するに、例えば今の契約書だとか今の仕様書のお話を聞く限りにおいては、とても法務担当者が熟読をして、これでいいといった内容では私はない...全文を見る
○水岡俊一君 ある会社がある会社と契約をするときに、相手の会社が何人いる会社なのかということを知らずに、そんな契約できますか。ペーパーカンパニーだという可能性もあるじゃないですか。それが何かの秘匿しなきゃいけない情報ですか、そんなはずないでしょう。
○水岡俊一君 文科省は、相手の会社が一体何人働いていらっしゃるかが分からない会社と契約を、六十一億の契約をするんですかと聞いているんですよ。
○水岡俊一君 大臣、相手の会社、契約をする会社の構成人員が何名であるかということは契約に必要ないと、要するに契約の判断に必要ないと入試センターはおっしゃっていますが、大臣はどうお考えですか。
○水岡俊一君 大臣はそういうふうにおっしゃいますが、それを真に受けるとどういうことになるかというと、結局、ベネッセと契約するのはちょっと問題があるから学力評価研究機構というペーパーカンパニーと契約をしたことにして、その実績はベネッセが実際に請け負っていた内容だからそれは問題ないで...全文を見る
○水岡俊一君 大臣、これは本当に、別に私はベネッセが憎くて言っているわけでも何でもないんですよ。これは、国のお金六十一億円を投じて、全国五十数万人の単年度当たり挑戦する高校生の人生が懸かっている。そんなことの中でもっともっとチェックする必要があるんじゃないかと。それは文科省として...全文を見る