宮沢洋一
みやざわよういち
選挙区(広島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月21日 | 第176回国会 参議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○宮沢洋一君 おはようございます。自民党の宮沢洋一でございます。参議院議員としても初めて質問させていただきますし、また野党としての質問も初めてなものですから、よろしくお願いをいたします。 内閣委員会、本当に仙谷長官始め有力、大変注目を浴びている大臣がいらっしゃる委員会でこうし...全文を見る |
○宮沢洋一君 発言の良かったのか悪かったのか、今実際の発言内容を教えていただいて、記事とは少しニュアンスが違うというのは分かりましたけれども、実は、私はこの間の予算委員会の例もあるものですから、長官のそのやり取り新聞で見て、これは新聞で見たまま質問したらまた怒られちゃうなと思って...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 委員長も恐らく副長官やられたんで御存じだと思いますけれども、記者発表といいますか、閣議の模様とか一方的にお話しになるものは出ているんですが、その後の質疑応答は残念ながら出てないんであります。ですから、今恐らく前向きな答弁をいただいたと思っておりますので、是非とも早急...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 ありがとうございました。 それでは、海江田大臣に質問をさせていただきます。 この総理の所信表明演説を読ませていただきました。景気が大変な状況になる、おとといですか、月例経済報告でも景気の判断少し変えられたということであります。この所信表明に書かれていることは...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それは、今年度それだけ押し上げると考えてよろしいんですか。 | ||
○宮沢洋一君 今第一段階、第二段階、第二段階は途中ということ、そして第三段階は基本的には一般歳出七十一兆ということで予算編成をされる。 正直言って、今の経済の景気の状況というものを見ますと、総理の意気込み、日本経済を本格的な成長軌道に乗せるという意気込みは分かるんですけれども...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 覚悟というか、総理は大ぶろしきだとかいう発言を一回されたと記憶しておりますけれども、正直、軌道に乗せると言うには、来年度の予算はまだ決まっていないとおっしゃっていても、大枠といいますか、大枠はもう決まったわけですね。ですから、要するに今の予算編成作業も組替えというの...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 デフレ脱却は。 | ||
○宮沢洋一君 なかなかお答えが難しい質問をいろいろさせていただいたわけですけれども、これから今後の、後日の委員会でゆっくりお話をさせていただきますが。 私、所信表明の演説を見ていまして、最初の方だったですよね、新成長戦略の本格実施第三段階と書かれたページがありまして、これに書...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 また答弁を求めますと長くなるので、投資について申し上げますと、私は投資は決して悪くないという大臣の認識は実は大間違いだと思っています。前年比でいえばプラスであることは間違いありません。しかし、前年比というのは、よく考えてみれば去年の今ごろ、リーマン・ショックから一年...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 どちらなのかがよく分からないものですから、私は。 | ||
○宮沢洋一君 慎重シナリオですと、そのままでは名目三%、実質二%の成長は無理と、こうシナリオには出ているので、この辺もまた、時間も今日は限られていますので、しっかりと議論させていただきますが、これは玄葉大臣になるのでしょうか、二〇一五年度プライマリーバランス半減という目標について...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 先ほど申し上げましたように、当然そういうことをやっていかなければいけないし、そのためにはやはり与党民主党はしっかりと自分の考えをおまとめいただくというのがまず最初になければいけないし、その後、当然与野党で協議をしっかりやっていって、しかも、先ほどの海江田大臣ではあり...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 大変心強い答弁をいただきました。本当にアクセルとブレーキ一緒に踏んではいけないわけであります。予算書が出てくれば、それを拝見すれば大体分かるわけでありますので、しっかりとチェックをして、だれか知恵のある役人にだまされないように頑張っていただきたいというふうに思います...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 端的に申し上げますけれども、スト権というものは与えるべきだと思っておられますか、与えない方がいいと思っておられますか。 | ||
○宮沢洋一君 いろいろなところで大臣は大変歯切れがいいんで、もしかしたらお答えいただけるのかなと思って今質問したんですけれども、要は、まあこの問題は皆さんに議論してもらって結論に従うと、こういうお考えだということですか。 | ||
○宮沢洋一君 この基本権につきましては、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に示し、その理解の下で云々措置するものとすると、こう書いてあるわけですね。全体像はまだ国民に示されていないですよね。 | ||
○宮沢洋一君 今まだ全体像は示されていない。そして示した後で国民の理解を得なければいけない。そして来年の通常国会に法案としてそれを含む法案を提出される。もちろん、拡大しなければ法律は要りませんから、それは五年以内に何らかの措置をすればいいわけですけれども、一応、恐らく民主党政権と...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 綱渡りにならないように最大限努力するといっても、常識でいいますと、年内に全体像をまとめても恐らく国民の理解を得る時間がないんですよね。国民の理解を得るのにどのくらいの期間が必要だと思われます。 | ||
○宮沢洋一君 今少し最後のところで分からなくなっちゃったんですけれども、国民の視点が大事だ。国民の視点だったら恐らく公務員にストなんかしてほしくないんですよね。そう思われませんか。 | ||
○宮沢洋一君 ちょっと話が変わって、長官にちょっと伺いたいんですけれども、今、国民の目線、視点というお話がありました。 つい最近なんですけれども、私、民主党の有力支援団体の幹部とちょっと話ししていまして直接伺ったんですけれども、要するに、国民目線の政治と国民のための政治は似て...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 まさにおっしゃるとおりだと私も思っておりまして、最後に質問すると言った大きな将来、二十年先、三十年の国家観、国家像といったものはまた次回ゆっくり聞かしていただくことにいたしまして、今日はこれで質問を終わらせていただきますが、冷静な答弁、ありがとうございました。 | ||
10月28日 | 第176回国会 参議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○宮沢洋一君 宮沢洋一でございます。先週に引き続いて質問させていただきます。今回三十分ということなんで、手短に答弁をしていただければ有り難いと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、蓮舫大臣、昨日から仕分第三弾ですか、始まったということで伺いたいんですけれども。...全文を見る |
○宮沢洋一君 民主党のマニフェストも念のために読み返しさせていただいたんですけれども、何となく、この顔からこの顔に替わった途端に若干ニュアンスがこれ違うんですよね。昨年の二〇〇九のマニフェストは、ゼロベースで見直し、必要不可欠なもの以外は廃止すると、ある意味では大変元気がいい。そ...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 幾つかの特会を一つにまとめる、これは我々の時代にもしたわけですけれども、またそれはある意味で経費の節減につながるといった意味はあると思いますし、また例えば、たしか社会資本整備特会ということでかなりまとめさせていただきましたけれども、あのときに農業関係だけはいろんな事...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 どうもチェックに余り自信がないような、珍しい答弁だったなと思っておりますけれども、ともかく性善説で各省がまじめにやってくれると思ってやったらば駄目だということはもうよくお分かりだと思うんです。しっかりと性悪説に立って、スタッフをしっかり集めてびしびしとやっていただか...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それで、実は今年度の予算にのっているわけですよね、大臣の肝いりで。しかも、自民党が反対した予算にのっている事業を、これは廃止とかそういう判断、最終的にはこれからだとおっしゃるんでしょうけれども、民主党の機関がそういうことを言うんであれば私はまだ分かるんです。しかし、...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 今の話はよく分からなくて、税金の使われ方というのは少なくとも、これ歳出ですよね、国の歳出。これが予算なんですよね。だから予算で決まっていることを、違うことをやるのとどこが違うんですか。 | ||
○宮沢洋一君 恐らく、大臣のおっしゃっていること、少しずれたことをおっしゃっているんじゃないかと思うんです。 予算をどう執行するか、執行段階においていろんな無駄がある、それはおっしゃるとおりなんですが、私が申し上げているのは、昨年の予算で、何て名前かは知りませんが、若年者の何...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それは二つ割合重要なことをおっしゃって、ですから最初に、政府というものは、内閣というものは法律をきっちりと執行する、そういう責務がありますねと申し上げたわけで、それが法律にのっとって設立された機関であろうがなかろうが、まさに大臣は政府の一員であり、この作業は政府が行...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 ちょっと話がずっとずれてるんですけれども、まさに、じゃ、廃止とされた事業も、少なくとも今のお話だと政府が正式に決めるまでは淡々と執行すると。淡々と執行すると。だから、シュリンクするな、ちゃんと予算で決まっている、国会で認められた予算の話なんだから淡々と執行するんだと...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 その後、政府が一度決めたら止まるということでいいのかと。 | ||
○宮沢洋一君 今言った話は、実は後で見れば、決算が出てくれば全部分かる話になるんですけれども、例えば今回廃止となった案件も、予算が付いたとおり淡々と年度中は執行される、それは間違いないわけですね。 | ||
○宮沢洋一君 基本的にはというのは、基本的でない場合はどういうときなんですか。 | ||
○宮沢洋一君 今の話は予算の執行にまた戻られているんですけれども、予算の私は付け方、項目の話として実は質問をしていたわけです。 ほかにも大臣、いろいろ質問がございますので、この話は、行政監視委員会でも私はどうも質問しなきゃいけないようですし、この委員会でもありますので、しっか...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 お立場はよく分かるわけですけれども、もうこれ以上答弁は求めませんが、要するに私が実は心配しておりますのは、法人税率が国際的に高い、大変競争力が劣ってマイナスになっている、これは全く事実であって、やはり国際競争の観点からは法人税の減税というものはやらざるを得ない。税率...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それは、計算をしてないということですか、それとも計算しても変わらなかったということですか。 | ||
○宮沢洋一君 この点につきましては、自民党もこれから予算の組替え動議等々というのを検討をしておりまして、我々の、じゃ組替えならばどの程度というようなことを計算をしなきゃいけないと思っております。〇・六より上がっていたら、これ超えるの大変だなと思っていたんですけれども、〇・六でとど...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 私自身は、道州制というのはある意味では永遠の課題ではないかと思っている方なんですけれども。 都道府県ということになりますと、少し時間があるので聞かせていただきますけれども、鳥取県、六十万弱ですか、六十万ちょっとですか、というような県と、また一方で横浜市のように三...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 そろそろ時間が来ましたので終わらせていただきますが、今のお話ですと、だれが事務の分配をするのかなという問題が残ったなと思いながら聞かせていただきました。 ありがとうございました。 | ||
11月11日 | 第176回国会 参議院 行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○宮沢洋一君 自民党の宮沢洋一でございます。行政監視委員会では初めて質問させていただきますが、よろしくお願いいたします。 蓮舫大臣とは内閣委員会で、もう二回ほど特会の仕分について質問をさせていただきましたが、今日はもうお一人で来ていただきまして、三十分間ゆっくりと仕分について...全文を見る |
○宮沢洋一君 そこのところがいつもうまく答弁をされているんですけれども、正直、今の話は要するに、予算の事項はいいんだけれども執行に問題があると、まさに例えば入札の仕方が悪いとか、今回の仕分でもねんきん特別便のところでもっと安くできるとかいろんな議論があって、執行が悪いというような...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 今のお答えも余り直接にはお答えいただいていないんですけれども、特に第三弾後半、これから始まる再仕分は事業そのものを見られると、こうおっしゃったわけです、第三者の目を通して見ると。第三者の目をですね、第三者としてやられるならいいんです。ただしこれは、政府の予算を使って...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 特会の話も大変問題があるわけですが、今回の再仕分は実はもっともっと問題があると思っているんです。 今いろいろ答弁されたことに関連するんですけれども、前回のこの委員会で、松村議員の質問に対してこう答弁されているんですね、その仕分の意義ということで。事業仕分の評価結...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 この事業仕分の結果についていろんな意見を申し上げますと、最終結果ではありませんと、政治の場できっちり判断するんですというようなことをおっしゃっているのが、理論的に言うと今読み上げたようなことなんだろうと思います。 昨年の第一弾の仕分、今回再仕分されるというわけで...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 もうちょっと細かくお話ししますと、要するに、前回の松村議員に対する答弁は非常にしっかりした答弁なんですよ。仕分というのは、まさに行政刷新会議というある意味では法的に認められた会議ではない、そしてその下にあるワーキンググループでやっている作業、ですから、一〇〇%実現で...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 内閣というのはやっぱりそれなりに法的な責任があると思っています。そして、反映されている、されてないというのは、恐らくそれは仕分をされた方の意見かもしれませんが、法律的には、さっきから申し上げているように、仕分というプロセスがあって、刷新会議があって、最終的にはこれは...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 もっと分かりやすく説明しますと、大臣の、だから前々任者仙谷大臣当時は行政刷新担当大臣がまさに昨年の秋の仕分の担当者ですよね。それで仕分をされた。そして、仙谷大臣は予算を作る最終段階、閣議でその予算を是としたわけです、是とした。仕分をした、そして仕分結果に反する予算が...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 たしか最初の方で、この第三弾の後半は執行というよりは事業そのものを見るんですという御答弁がたしかあったと思うんですけれども、まあそれは別にしておいて。 要するに、第一サイクルは仕分の過程としては完結しているんですよ。そのとおり、まさに蓮舫大臣が最後は法律ですと答...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 いろいろ質問したかったんであれですが、これ、また来週も予算委員会で質問に立てと言われておりますので、しっかりテレビの前でやらせていただきますけれども。 私も行政刷新会議の議事録というのをいろいろ見ました。大臣が先週、松村議員に対して答弁されたほど、そうするとこう...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 何か御意見があれば。 | ||
○宮沢洋一君 最後にしようと思っておりますけれども、大臣の答弁があったんで、最後に一言言わせていただきますけれども、ですから、私は最初に草野委員の発言を読ませていただいて、資料はいただいている、言いたいこともたくさんあるけれども、言い出したら止まらないから言いませんというんで、具...全文を見る | ||
11月18日 | 第176回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○宮沢洋一君 宮沢洋一でございます。自民党のラストバッターで質問させていただきます。 今、ジョブ・カードの話が出ておりましたので、少しそれを続けさせていただきますが、議事録をちょっと拝見していますと衆議院でもこの話が随分出ておりまして、細川大臣、随分苦しい答弁されていました。...全文を見る |
○宮沢洋一君 やるという趣旨だと伺いました。 ともかく、これ結構問題出ているんです。仕分というのは、今日かなり明らかになってきましたが、途中経過であって最終決定ではない。そういう中で、あたかも最終決定のような報道がたくさんされまして、このジョブ・カードの話は、実際は各地の商工...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 大変心強い答弁がございました。恐らくこれは野田大臣もしっかり耳に入ったと思いますので、予算の何か閣僚会議、しっかりと受け止めていただきたいというふうに思っております。 少し順番を変えまして、時の人である柳田大臣にまず質問をさせていただきます。誠実に、また真摯に答...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 指揮権を発揮しなければいけない、そういう事案が法務省の中で決まっていますよね。指揮権を発揮しなければいけない、あなたが指揮をしなければいけないということが決まっているのがこのまさに法務大臣訓令、処分請訓規程というものがあります。この内容を少し教えてください。 | ||
○宮沢洋一君 今、検事総長が請訓しというふうにおっしゃいましたけれども、検事総長の請訓がなければ指揮権というのは発揮できないんですか。 | ||
○宮沢洋一君 処分請訓規程では請訓を受けてやると、こう書いてあります。しかし、その後の答弁で、処分請訓規程以外でも指揮権はもちろん発揮する場合があるとおっしゃった。そして、検事総長の請訓を受けて行うというふうに聞こえたものですから、その他の場合は請訓を受けなくてもできるんですね。 | ||
○宮沢洋一君 当然不当な制約を加えようと思われていなくて、当然正当な制約を加えられる場合の話をしております。 大臣訓令というのは、法律的にはこれはどういうものですか。 | ||
○宮沢洋一君 大臣訓令とは法律的にはどういう位置付けのものですかと聞いています。 | ||
○宮沢洋一君 それでは、処分請訓規程の少し具体的中身。先ほどちょっと先走って答えられたようですけれども、どういう場合に法務大臣は指揮権を発揮するんですか。 | ||
○宮沢洋一君 まさに、外交とか国家の主権とか国家の安全保障に関する罪についてはあなたが指揮をしなければいけない、こう書いてあるわけですね。 今、二番目に言われた外国の使節に対して犯した罪、これは外交官とかそういう方たちが犯罪に巻き込まれて被害者になったときと考えればいいんです...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 そうすると、例えば、中国大使館の参事官が何らかの犯罪に巻き込まれてしまった、被害者になった。そうすると、あなたがその事件の指揮を執るわけですね。 | ||
○宮沢洋一君 大臣はこの処分請訓規程、私も、この尖閣の問題が起こってすぐ、指揮権の話絡むなと思って勉強し始めたらすぐ出てきて、法務省から届けていただいて読んだんですけれども、この処分請訓規程というのはいつ知りました。大臣就任と同時にこれはレクチャーしてもらえるようなレベルの話だと...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 今回の尖閣の事件が起こる前にこの処分請訓規程の内容は知っていられた、熟知されていられたんですか。 | ||
○宮沢洋一君 釈放する前には御存じでしたか。 | ||
○宮沢洋一君 今、法務大臣から法令について伺ったんですけれども、やはり法律となりますと、これは仙谷長官にちょっとお話を聞かなければいけない。仙谷長官は、この処分請訓規程というものは、当然、この業界にいらした方ですから随分前から御存じだったんでしょうね。 | ||
○宮沢洋一君 今、先ほど法務大臣に確認しましたように、外国の使節、外交官、日本に駐在する外交官に対する罪であれば法務大臣が指揮を執るという規定がある。そういうときに、今回の話。 まさに、私は正直言って、日本に駐在する外交官が事件に巻き込まれた、被害者になった、法務大臣が指揮権...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 要するに、起訴又は不起訴の処分を行う場合にはあらかじめ法務大臣の指揮を受けると、こう書いてあるわけですね。今回、考えてみれば、起訴又は不起訴ではない。だったら、やられたらどうですか、これから。 | ||
○宮沢洋一君 法務大臣、答弁してください。 | ||
○宮沢洋一君 では、処分保留のときにやればよかったと思いますが、できなかったわけなんで、まだ起訴又は不起訴の処分を決めてないんだから、まだできるでしょうと、やりませんかと言っているんです。 | ||
○宮沢洋一君 何か新たな答弁のパターンが出てきたような感じもしますが。 要するに、検察の事務方のまさにアドバイスでやる話ではないんです。政治家としてのあなたが今の状況で、必要なときも必要ないときも何も、釈放しちゃって、いないんでしょう。新しい事実が出てくるわけでもないのかもし...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 答えの意味がよく分からないんですが、判断するのかしないのかと、指揮権を発揮するのか発揮しないのかということだけでいいんです。 | ||
○宮沢洋一君 いつまで考えるんですか。 | ||
○宮沢洋一君 最初に、ですから伺ったんです。事務方から上がってこなくても判断できるんでしょうと言ったら、そうだとおっしゃった。まさに政治家の判断なんですよ。何で事務方の、何を言ってくるんだ、事務方が。何を待っているんですか。判断するんですか、しないんですか。 | ||
○宮沢洋一君 委員長、しっかりどうせ指揮されるのであれば指揮してください。 これは政治家が判断する話だということを答弁されたわけです。下から上がってくる話ではない、自分で判断する話なんだという答弁があったから聞いているのに、何か下から上がってくるような、それが適切な時期だとい...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 なかなかまだ勉強が足りないんだろうと思うんですけれども、要するに、先ほどから申し上げているように、今回の事件で処分請訓規程が当てはまるとは申し上げていないんです。しかし、日本の外交とか主権とか領土に関する問題については指揮権を発動しなければならないと書いてあるわけで...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 またこれは十分前に戻るんですけれども、時期が来たらというのはいつになるんですか、どういう時期ですか。 | ||
○宮沢洋一君 やっと私は柳田大臣が何が分かっていないかが分かりましたよ。指揮権発動する意味というのが分かっていないんですよ。下から上がってきたやつをいい悪い言うのが指揮権じゃないんです。捜査の指揮をすることを指揮権というんです。だから、起訴とか何とかのその前にやるんですよ。あらか...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 指揮権というのがまだ全然分かっておられなくてずっと答弁されてたんですか。 | ||
○宮沢洋一君 処分請訓規程を、まあ中身を詰めたりいろいろ随分やってきたんですけれども、ここに来てよく分かったことは、大臣が指揮権というものが何だか分かってないんじゃないのかなという思いがしまして、大臣、指揮権とは、法務大臣の指揮権とは何ですか。 | ||
○宮沢洋一君 処分請訓規程は、ある意味では指揮権をどう使うかということが書いてあるわけですね。そして、幾つかの、まさに外交等の罪に関してはあらかじめ検事長の、まさに検事正とか現場の検事はあらかじめ検事長の指揮を受けなければならない、こう書いてあるわけです。そして、検事長もあらかじ...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 まさに、その処分請訓規程に直接当たる話ではないけれども、あえて言えば処分請訓規程の対象よりも重い、この中の幾つかのやつよりは重い可能性がある、そういうまさに我々国民にとって大事な話。だから、まさに今の話聞いていると、粛々と事務方がやってくれるでしょうと、上がってきて...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それでは、今指揮権を発動する気はないと、そういうことでよろしいですね。 | ||
○宮沢洋一君 何の判断というのがよく分からなかったんですが、何の判断ですか。 | ||
○宮沢洋一君 指揮権を発動しないとおっしゃったわけですね。もっと早くそれを言っていただければもう中断しなくてもよくて、それで、私は菅総理に伺いたかったんですから。 総理、この処分請訓規程、今のやり取りを随分聞かれたと思うんですね。まさに、外国の使節に対して犯した罪、これは何で...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 何か今、検察の判断は、外交的判断はしないというようなところがちらっと答弁されたように聞こえたんですけど、もう一回読んでみてください。(発言する者あり) | ||
○宮沢洋一君 いや、先ほどの答弁の中で、外交的判断はしないと、検察は外交的判断をしないとおっしゃったように聞こえたものですから、そこだけもう一回ちょっと読んでいただけます。 | ||
○宮沢洋一君 今のは割合ちょっと、もう一回聞いて、やっぱりそうだったのかと思ってびっくりしているんですけれども。 外交的判断をするものじゃないとおっしゃって、那覇地検の次席検事、何て言ったかって、勾留したまま捜査を継続した場合の我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮いたしま...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 だから、先ほどの答弁がおかしいじゃないかと申し上げているんですよ。外交的判断、政治的、外交的判断をしない、大好きな法と証拠ですよ。大臣、自分で答弁していても何か恥ずかしくないですか、これ。 総理、先ほど処分請訓規程の質問をした途端に法務大臣が出てきて、少しわき道...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それじゃ、個別具体的な例示で申し上げますけれども、東京にいる中国大使館の外交官が、例えば交通事故でもいいんです、業務上過失致死傷というような被害に遭った。そうすると、これは、この規程をそのままいきますと、法務大臣が指揮権の下で指揮するわけです。 一方で、今回のよ...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 私は、総理はこの私の質問に立ってからずっと起きていられたとばかり思っていたんですけれども、どうも全部聞かれていなかったような。 といいますのは、今この処分請訓規程は、最初は私は柳田大臣に中身の説明を求めて、柳田大臣が答弁されたわけです。私が勝手に申し上げているわ...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 民間の投資、大変厳しい状況です。それはいろんなところで本当に、大手の企業から地元の中小企業まで、前向きの新しい投資をするという話はほとんど聞こえてこない。リーマン・ショックから二年たって、まだぐんと下がった去年の水準といいところを行っている。私も数字見てびっくりしま...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 いやいや、大臣じゃなくて前任者と申し上げた。 | ||
○宮沢洋一君 野田大臣ではなくて、前任者と申し上げました。 | ||
○宮沢洋一君 前々任者。 | ||
○宮沢洋一君 この問題、これ以上議論していると時間がどんどんなくなるんで。 経団連の会長が、そんな法人税率の引下げだったらば、まさに輸出企業、国際的に競争している企業にとってはトータルマイナスになるからそんなもの要らないよと言うのは本当によく分かるわけであります。本当によく分...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 いや、言葉からは意欲を感じるお言葉で、大畠大臣、大変本当に信用はしているんですが、しかし閣内の力学でいったら全然駄目ですね。何にも投資が入っていない。悪いけど、今の経済状況で投資について一言も触れない、こんな政策はあり得ないんです。それだけ申し上げておきます。(発言...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 いや、総理が突然手を挙げられたので、私は読み落としたのかと思って一瞬心配しましたけど、総理、これ自分で作られた文章でしょう。これ、パラグラフ一というのが総論なんですよ。次から第一段階、第二段階、第三段階、ホップ・ステップ・ジャンプ、そのステップのところに書いてあるだ...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 書いてある。その辺もしっかりとこれから議論させていただきます。 終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
11月22日 | 第176回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○宮沢洋一君 自民党の宮沢洋一でございます。先週の木曜日に引き続いてまた質疑をさせていただきます。 本来でありますと、先週木曜日、随分時間を費やしました柳田大臣に対するいろいろ法令上のことについてもう少し質問をしたかったわけでございますが、急遽、今朝辞任されるということでござ...全文を見る |
○宮沢洋一君 要するに、自分は辞めろとは何も言っていないけれども、勝手に辞めると柳田さんが言ったと。 昨日までいろんなことをおっしゃっていたけれども、あれは外向きの話で、自分としては悩まれていたんだろうと、想像するとそういう御答弁をされたような気がしますけれども、本当に続けて...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 まだ総理には何か柳田大臣に未練があるような、こんな答弁でございますけれども、それは質疑を通じて、立った立場の私とか、また自民党の議員、野党の議員からすれば、なかなか任に堪えられる方ではないなというのが率直な気持ちですし、また、恐らくそれが国民の世論でございます。 ...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それでは、野田財務大臣に少し質問させていただきます。 少し税の細かい手続にまで入らせていただきますが、恐らく国税庁の次長なりの答弁の方がいいのかなと思いましたけれども、菅内閣においては執行職と政務職というのが分かれているというようなこと、私自身、この政府の世界と...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 今ちょっと分かりにくかったんですけれども、延滞税は当然掛かりますけれども、加算税も自動的に掛かるんですか。(発言する者あり) | ||
○宮沢洋一君 加算税若しくは、また悪質だった場合は重加算というものがあるはずでございますけれども、加算税とはどういう性格の税、また重加算税とはどういう性格の税でありますか。 | ||
○宮沢洋一君 今、加算税、重加算税、それぞれの性格、御説明いただいたわけですけれども、本当に最も悪質だった場合は、その修正申告をしても告発、要するに検察に告発するということも可能性としてはゼロではないわけですね。一般論でございます。 | ||
○宮沢洋一君 今、一般論で贈与税の無申告の場合の修正申告をした場合にどうなるかということを伺ったわけであります。 修正申告をして、調査をする必要があるかどうかということを確認し、しないということであればそれで是認ということになる。調査をして、そしていろいろ問題があれば加算税と...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 個別具体的な事件には、柳田大臣の得意なフレーズですけれども、答弁されない、こういうことでありますね。 | ||
○宮沢洋一君 それでは、先ほど一般論で伺った修正申告を受けた後の調査というものは行われているんでしょうか。 | ||
○宮沢洋一君 ほとんど時を同じゅうして中内正さんという方が贈与税のまさに脱税ということで起訴され、そして判決まで至っています。たしか金額的に言いますと五億五千万の贈与ですから、まあ半分、脱税額も、修正申告か脱税かは別にしても、税額も二億七千万と、こういうことであります。 お二...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 もちろん、個別の事案ですから事情はいろいろ違うんだろうと思います。しかし、一方が十一億を超えて、一方は五億五千万、脱税額といいますか税を逃れた額も倍近くあるというときに、その鳩山前総理について何にも行われていない、何にも発表できないということについて、大変有権者、国...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 私は個別の事案をここでお話しになれと言っているわけではないんです。調査を早く終わらせたらどうだと、指示されたらどうだと言っているんです。 | ||
○宮沢洋一君 今、野田大臣、いろいろおっしゃいました。個別の案件、話ができない。しかし、この鳩山前総理の問題というのは、もうある意味では政権が替わるぐらい大きな問題であります。国民注視の問題であります。そして、税務側、財務省側からは一切答弁できないということになりますと、これはや...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 今までの一般論としてのやり取りを聞いていただいたと思います。鳩山前総理の場合には修正申告をされたというところまでなんです。重加算税が課されるのか、そして告発まで行くのか、可能性としてはあるわけであります。財務大臣も否定されなかった。そういう中で、すべてが終わったとい...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 なかなか御理解いただけないようでありますけれども、ともかく……(発言する者あり) | ||
○宮沢洋一君 ともかくその認識を改めていただかなければなりません。 それは、税に詳しい地元の人からこの間聞かれました。鳩山さん、議員辞職やめられたようだけど、やはり調査が残っている間は議員辞められないんじゃないでしょうかねというようなことまで実は思っている人がいるんです。そし...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 それでは、少し政策的な話もやりますけれども、まず為替について少し財務大臣に伺いたいと思います。 円高という状況になってもう随分たっています。そして、日本の輸出企業を中心に相当な悲鳴が上がってきている。一方で、為替の状況全般を見ますと、しばらく前とはかなり状況が違...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 総論としてはそれでいいし、御同意いただいたわけでありますが、実は私は、野田大臣、ある意味で大変民主党政権の中で期待をしておりまして、最も真っ当な大臣ではないかなと、こう陰ながら期待をしておりますのですが、しかし一つ残念なことがあります。 というのも、実はこういう...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 いろんな通信手段、発達していますから、そんな御答弁かと思いますけれども、こういう時代になっても、まさにフェース・ツー・フェースということ、個人的な関係というのは大変大事なんです。電話を通じて、しかも通訳が入ってということでは、正直何のコミュニケーションも取れません。...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 いやいや、もっと私はもう猛烈に怒っていられるのかと思ったんですけれども、何か何となく認めてしまって、本当にそれでいいんですか。 というのは、民主党の昨年の衆議院選挙のマニフェスト、先生はそれを掲げて当選されたわけですよね、私は落選しましたけれども。そこにはこう書...全文を見る | ||
○宮沢洋一君 何をおっしゃっているか一つ分からないんですけれども、ともかく独法をこれを基本的になくせと。民にするか、必要なものは国に吸い上げろというマニフェストであなたは戦ってきたわけです。玄葉政審会長、このマニフェストが生きているはずですけれども、そういうマニフェストがありなが...全文を見る |