宮沢洋一

みやざわよういち

選挙区(広島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

宮沢洋一の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第189回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 電力改革をやり抜く決意についてお尋ねがありました。  電力システム改革は、電気料金の上昇など、直面するエネルギー制約を克服し、低廉で安定的な電力供給を実現するためのものであり、安倍政権の成長戦略の柱の一つであります。  一昨年に成立した第一弾の改正電...全文を見る
01月28日第189回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 中小企業・小規模事業者支援についてのお尋ねがありました。  アベノミクスの恩恵を全国津々浦々にお届けすることが重要であり、その観点から、予算による支援に加え、中小企業・小規模事業者が抱える経営課題への解決策を提示する支援体制を全国に整備するなど、あらゆ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 松山議員にお答えいたします。  再生可能エネルギーとエネルギーミックスについてのお尋ねがありました。  再生可能エネルギーについては、昨年四月に閣議決定したエネルギー基本計画に基づき、二〇一三年から三年程度、最大限の導入拡大を図り、その後も積極的に推...全文を見る
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○宮沢国務大臣 今委員御指摘のように、アベノミクスの成果がなかなか感じられないという中小企業の方が大変多くいらっしゃることは事実であります。そして、やはり、このアベノミクスの成果を全国津々浦々に、そして中小企業の方、また小規模事業者の方に感じていただくということが何より大事なこと...全文を見る
○宮沢国務大臣 現在、我が国のエネルギー自給率というのはわずか六%、九四%を輸入、化石燃料を輸入している、こういう状況でございます。  将来的に、やはり水素というものは我が国にとりまして大変大事なエネルギー源だと思っておりまして、ぜひ水素社会を早く実現するようなお手伝いを国とし...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員おっしゃいますように、中小企業の、特に商業、サービス関係の生産性向上というのは大変大事なことであります。中小企業者、全国三百八十五万社ですけれども、八割弱は商業、サービス業ということでありますので、この分野でのまさに生産性向上というのは、ある意味我が国経済の底...全文を見る
○宮沢国務大臣 同じ機関から複数名というのがあるかないかというのは私も正直言ってよくわかりませんが、人数が少ないというお話がありましたけれども、これはワーキンググループということでございますので、座長を含めて七名ということでやる方向で検討しております。
○宮沢国務大臣 いろいろ、これは答弁をしなければいけないお話をたくさんいただきました。  まず、長期エネルギー需給見通し小委員会の下部機関としまして、発電コスト検証ワーキンググループをあしたから動かします。そして、規定上は、これは小委員長の任命ということで座長等々が決まるわけで...全文を見る
○宮沢国務大臣 繰り返しになりますけれども、おっしゃったように、個々人の御経歴等々ということ、まさに能力というものを評価して委員に選ばせていただいたわけでございまして、私はこの七人の方でしっかりやっていけるものだと思っております。
○宮沢国務大臣 具体的な検討はまたワーキングでやっていただくことになるわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、前回の検証の経験者という方に相当数入っていただいておりますので、おっしゃった方向で検討されるものと思っております。
○宮沢国務大臣 私も、実は今これを見せていただいたんですけれども、先ほど総理が最初に答弁されましたように、安全神話に陥ってはいけないということは、我々は常に肝に銘じておかなければいけないことであります。  そして、この比較表でありますけれども、やはり、先ほども申し上げましたけれ...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん、最終的には委員がこれから議論されることになりますけれども、私は、申し上げましたように、一一年の検証と基本的な考え方が異なる方向には行かないと思っております。
○宮沢国務大臣 再生可能エネルギーの接続保留問題につきましては、昨年来、相当な議論になっておりまして、何とか接続を再開させたいという、なるべく早くという気持ちが実はございました。そういう中で、一月の九日までパブリックコメントをやっておりましたが、十三日に公布できればということで実...全文を見る
○宮沢国務大臣 行政手続法に明らかに違反するということではないかもしれませんが、やはり少し短過ぎたなと思っております。
○宮沢国務大臣 原発の新増設、リプレースにつきましては、現時点で想定していないということで、政府としてはそういうことであります。  そして、エネルギー基本計画においてベースロード電源というふうに書かれていることと矛盾していないかという御質問でありますけれども、エネルギー基本計画...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、太陽光発電の接続可能量の算定につきましては、恐らく一般の方はよくわかっていられない方がいるので、ちょっと御説明させていただきます。  まず、原子力発電、水力発電、地熱発電といった電源につきましては、各電力会社ごとに、震災前過去三十年間の平均稼働率に設備容量...全文を見る
○宮沢国務大臣 余力が生じた場合には当然それをふやすということで、その場合、どういうものから順につないだらいいのかということも、いろいろ今後検討していかなければいけないと思っております。  そして、では、どのぐらい頻繁かといいますと、やはり、常識的に言いますと、まだこれは今後検...全文を見る
○宮沢国務大臣 お話のように、本事業につきましては、二十四年度補正予算として一千五億円、基金としてつくりました。結果的に、二百三十五億円しか出ていないということでございまして、八百億近くを税外収入としてお返しをするということになって、恐らく来年度予算に計上される。  ことしの補...全文を見る
○宮沢国務大臣 基金でございます。
○宮沢国務大臣 私の方は若干勘違いでございまして、補正は、基金ではございません。
○宮沢国務大臣 年度内に使う努力をしてみます。
○宮沢国務大臣 電気自動車の普及が思ったよりおくれていたものですから、なかなか出なかったんですけれども、このところ普及が進んできておりまして、何とか年度内に予算を執行する努力をいたします。ばらまきにはいたしません。
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○宮沢国務大臣 本基金につきましては、臨時国会でもいろいろ委員から御質問をいただきました。  本基金につきましては、小さな団体等々という御指摘を前回受けたわけでありますけれども、選定についていえば問題はなかったと答弁をさせていただいたと思っております。  基金の活用については...全文を見る
○宮沢国務大臣 前回も同じような御指摘を受けました。申し上げましたのは、この基金の管理、執行については、別のオフィスをしっかり、独立したオフィスを借りて執行している。たしか、私、月額は忘れましたけれども、それなりの金額の家賃も払って執行している、こういうことを申し上げました。 ...全文を見る
○宮沢国務大臣 基金管理法人の選定に当たりましては、外部委員会に、外部委員にお任せしておりますけれども、事前にいろいろな介入があるかもしれない、また事後にいろいろなクレームがあるかもしれないということもありまして、従来より公表しておりません。
○宮沢国務大臣 審査委員の氏名及び評価の詳細は、情報公開法第五条一号及び六号柱書きに定める不開示情報に該当するため不開示にしている、こういうことでございます。
○宮沢国務大臣 これは委員御承知のことでありますけれども、基金設置法人というのはいわゆる金の出し入れをしっかりするところ、そして、別途、事務局というのがありまして、それぞれ高度な審査をしている、こういうシステムになっておりまして、事務局につきましてはそれなりに有名な研究所がやって...全文を見る
○宮沢国務大臣 一年間実績を積んできまして、基金設置法人自体の専門性というのが極めて高いものである必要はない、ある程度の専門性があるということであれば、事務局と連携して事業が進められるということがわかった結果であります。
○宮沢国務大臣 事務局は、公募によりまして、経産省で公募で決めているということで、この基金設置法人が決めるものではありません。
○宮沢国務大臣 福島の廃炉、汚染水の処理を進めているわけでありますけれども、いろいろ進めると、いろいろな装置とかいろいろな技術が徐々に必要になってまいります。それは、例えば燃料デブリ、溶けた燃料をどう取り出すか、また取り出す方法なんというのも、最近になってある程度見えてきて、どう...全文を見る
○宮沢国務大臣 基金管理団体、基金設置法人と事務局が分かれておりまして、まず、レンタルオフィスのようなというお話がありましたけれども、これは、しっかりとした個別のオフィスを持って執行をしております。  それから、基金設置法人と事務局の関係ですけれども、基金設置法人は、お金の管理...全文を見る
○宮沢国務大臣 昨年、内堀知事が当選されまして、すぐに東京に来られて、私もお目にかかりました。そのとき、直接、福島県内の東電の全基廃炉ということを御要望いただきました。  ただ、第二原発につきましては、これは事業者である東電が廃炉等々についての判断を行うものでありまして、今後、...全文を見る
○宮沢国務大臣 簡潔に御説明いたします。  中身が実は違っております。  補正でついた方は、地域人材コーディネート機関というのを四十七都道府県につくりまして、そこで、大企業のOBのシニアなどを中心に人材を発掘して、地域の中小企業と結びつけるという事業。そして、当初の方は、これ...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん、今年度内に最大限に使う努力はいたしますけれども、繰越明許をつけておりますので、来年度にも使うことがあろうかと思っております。
02月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(宮沢洋一君) まず消費税の価格転嫁の方から申し上げますと、実は、三%から五%に上がったのは九七年ですけれども、ちょうどアジアの金融危機が、直後に上がったりして、大変、特に大手の流通関係を中心に、下請、納入者たたきというのは大変ひどいことがありました。  当時はなかな...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 石上委員もかつてこの業界にいらしたわけですけれども、エレクトロニクス産業というのは、今百万人雇用、まだ日本の基幹産業であります。おっしゃりますように、二十年近く前は世界に冠たる産業であったわけですけれども、残念ながらこの二十年間でこの図のような状況になっ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 我が国は、いわゆるカイゼンというのが英語になったような、大変そういう活動を通じて物づくりは世界最高レベルになってきておりますけれども、おっしゃったようにそれだけでは済まないと思っておりまして、そのウエアラブルというのは、手が楽になったり、職人さんの能力に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今のその表を見ていただくと非常に分かりやすいんですけれども、まず製造品出荷額等というのは製造業のいわゆる付加価値プラス原材料費、そして地域内総生産というのは、全産業と言っていいと思いますけれども、経済活動全ての付加価値額ということですから、製造業だけに限...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 政策金融機関につきましては、随分昔から民業圧迫とか民業補完という観点からいろんな議論がされ、改革も行われたわけですけれども、あの二〇〇八年のリーマン・ショック、また二〇一一年の大震災、大変大きな経済変動がありましたけれども、政投銀にしても商工中金にしても...全文を見る
02月03日第189回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるとおり、エネルギーミックスについての議論が先週金曜日から始まっております。総合資源エネルギー調査会長期エネルギー需給見通し小委員会が、第一回が開催されまして、委員は各界の専門家、また消費者の代表等々でございますけれども、今後、各エネルギー源...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネルギーミックスというものは、エネルギー基本計画を踏まえまして実現可能性のある将来のエネルギー需給構造の姿の見通しであり、またあるべき姿、こういうことでありまして、電力の自由化と基本的に矛盾するものではないと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、七百四十四億の中身の方からお話をいたしますと、大きなものは電池とか蓄電池の関係でありまして、電力会社の系統に大型の蓄電池を導入する実証実験、これが三百億ちょっと。また、再エネ発電事業者に蓄電池の導入を促進するということに二百六十五億ということ。それ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ベンチャーの育成というのは、やはり成長戦略の中でも大変大きな柱だと思っております。なかなか日本はベンチャーが育ちにくい実は風土がありまして、若い人の大企業志望が多いとか、また起業家精神がやはり国際調査においても少し少ないというようなところがありますけれど...全文を見る
02月04日第189回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○宮沢国務大臣 風評被害につきましては、委員おっしゃるように、我々は、もうと思っておりましても、なかなか気持ちで理解していただけない厄介な話であります。  我々としては、なるべく早く風評被害がないような状況をつくるために、これからも政府を挙げて最大限努力をしていかなければいけな...全文を見る
○宮沢国務大臣 少し事情を御説明させていただきますと、恐らく、第一原発の五号、六号につきましては、昨年の九月に総理から要請をして、昨年十二月に廃炉を決定したというようなことが頭にあって、第二についてもという御意見を福島県知事もおっしゃっていました。  実は、第一と第二でかなり状...全文を見る
○宮沢国務大臣 もとの数字は、総務省、経済産業省が実施しました平成二十四年経済センサス活動調査によるものですけれども、大企業と中小企業、中小企業は、これは小規模企業も含んでという数字になりますが、数は、大企業が一万社、中小企業が三百八十五万社、そして中小企業のうちの小規模企業の企...全文を見る
○宮沢国務大臣 経済産業省におきまして、昨年十月に、中小企業・小規模事業者を対象として調査を実施いたしました。原材料、エネルギーコスト増加の商品、サービスの販売価格への反映状況についての調査ですけれども、ほとんど反映できていると回答した者が一四・八%、半分以上反映できていると回答...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、なかなか下請のことまで考えて行動してくださる経営者というのは少なかったわけでありますけれども、総理からもお話がありましたように、政労使の場でもそうですし、また、私は、経産大臣の新春というのは各業界の賀詞交歓会の挨拶回りみたいなものでございまして、...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、BツーCの話でありますけれども、まず消費税の方について申し上げますと、二年前の春に、転嫁に関する特別措置法というのを私どもの政権になってつくりました。実は私、税調の中心になってこの法律をつくりまして、ともかく九七年の二の舞は絶対だめだということで、徹底的に転...全文を見る
○宮沢国務大臣 申し上げました。
○宮沢国務大臣 上がる前にちょうど副総裁がいらっしゃいまして、自分は挨拶をする時間がないので、かわりに言っておいてくれ、こういう話でありました。
○宮沢国務大臣 私は、自民党の財務については全く存じ上げておりません。
02月05日第189回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(宮沢洋一君) まず、避難指示区域内の営業損害につきましては、東京電力が今年二月末を一旦の区切りとして、事故後四年間分の賠償に加え、逸失利益一年分を一括で賠償することなどを内容とする素案を昨年十二月に商工団体などに示したと承知しております。  また、避難指示区域外の風...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 区域外の農業の風評被害につきましては、現在は、価格の下落などで発生した損害について賠償請求をいただき、その都度賠償金をお支払いしていると、こういうことでございます。  この賠償金につきましては、その賠償の論理上の、いろいろ理論上の問題等々あって、現時点...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) このスキーム、復興の加速化と、それと費用回収の在り方につきましては、これは与党で実は集中的に議論をしていただきました。  自民党におきましては復興加速化本部、私も実は副本部長として参加をしておりまして、右下にあります中間貯蔵の一・一兆円というのをどうや...全文を見る
02月06日第189回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 秋野委員には、これまでも本当に「白嶺」について、熱水鉱床について大変力強く応援をしてきてくださいまして、ありがとうございます。  海底熱水鉱床というのは、恐らくテレビを見ている方はよく御存じないと思いますけれども、海底から噴出する熱水に含まれている金属...全文を見る
02月19日第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○宮沢国務大臣 まず、投資減税についてでありますけれども、投資減税は、二十五年度の改正で導入しまして、二十六年度でかなり深掘りをいたしました。大企業でも最大五%の税額控除、特に中小企業には配慮しておりまして、一般の中小企業で七%、また資本金三千万円以下の企業でありますと一〇%の税...全文を見る
○宮沢国務大臣 やはり、中小企業対策を成果を出すためには、それこそ全国津々浦々にあります商工会議所、商工会の役割というのは大変大事な役割だと思っております。  例えば、よろず支援拠点というものを昨年六月に各都道府県に整備をいたしまして、商工会議所、商工会、地域金融機関を初めとす...全文を見る
○宮沢国務大臣 最適の法人税率という話ですけれども、例えば酒とかたばこというのは、これは財政物資と言われておりまして、酒税、たばこ税というのは、基本的には、最大の税収を取れるような税率にするのがいいということで基本的に決まってまいりますけれども、法人税の場合は税収が多ければ多いほ...全文を見る
○宮沢国務大臣 手元にそのアンケートを持っておりませんものですから正確には申し上げられませんけれども、そういう報告を受けた記憶はございます。まさに、そういうふうにいってもらえれば大変ありがたいなと思っております。
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○宮沢国務大臣 今総理から御答弁ありましたように、最終処分の話につきましては、まさに次世代に先送りをすることなく、我々の世代で解決をしなければいけないことだと思っております。  それで、今、経産省の中でというお話ありましたけれども、まず、昨年四月のエネルギー基本計画におきまして...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど基本方針についてお話ししましたけれども、一方で、昨年十月から、放射性廃棄物ワーキンググループと地層処分技術ワーキンググループ合同で、まさに最終処分場の適地の提示に向けた専門家による検討を進めていただいておりまして、この専門家の検討の結果を受けて、私どもとして...全文を見る
○宮沢国務大臣 今申し上げましたように、現在審議会におきまして適地の提示、各自治体に示すことになろうかと思いますけれども、適地の提示に向けた専門家による基準等々について検討をいただいております。  それを受けて動きますけれども、おっしゃるように、ずっとやらないというわけではなく...全文を見る
○宮沢国務大臣 今総理から御答弁がありましたように、それぞれの立地で事情がいろいろ違うものですから、国が一律に決めるというわけにはいかないと思っておりまして、高浜につきましては、福井県の西川知事とよく相談しながら進めていきたいと思っております。
○宮沢国務大臣 まず一点、原子力発電所等々全て入っている、こういう話でございますけれども、固定価格買い取り制度というのは、基本的に今後二十年間の買い取り価格を約束するというものでありまして、そういう観点からしますと、過去三十年ぐらいの原発の稼働率等と掛けておりますけれども、やはり...全文を見る
○宮沢国務大臣 三十日以上の接続保留を可能にするのは、指定電気事業者制度という法律で決まった制度でありまして、今回大変切迫してしまいました中三社を除く電力会社につきましては、指定電力制度というものを、北海道はもう既にやっておりますけれども、導入いたしまして、接続保留ができるという...全文を見る
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○宮沢国務大臣 委員おっしゃるように、商品取引の歴史というのは、いろいろ問題が起こった歴史でありますし、今おっしゃったように、法人等々といったものが大変これから大きなウエートを占めてくるんだろうということは同じ考えでございます。  経産省といたしましても、総合取引所の実現につき...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、もう委員御承知のとおり、関係者がいろいろなことを懸念しているということは事実であります。  一方で、先ほど申し上げましたように、LNG、また電力の先物市場というものはどうしても必要なものであるし、育てていかなければいけないということでございますので、そういう...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員御承知のとおり、原発の安全性につきましては原子力規制委員会が判断するということになっております。  今、田中委員長がお話しになったわけでございますけれども、私どもとしては、規制委員会としては大変厳しい、世界最高水準の、新しい、新規制基準に基づいて、しっかりと...全文を見る
○宮沢国務大臣 これももちろん委員御承知のとおりでありますけれども、福島の原発の事故というものを受けまして新しい審査体制というものがつくられたわけでありますけれども、その中で、まさに新しい規制基準というものは規制委員会において策定するということでありまして、私どもから何か申し上げ...全文を見る
○宮沢国務大臣 再稼働に必要な、まさに新しい規制基準に適合しているかどうかということを判断する権限は、唯一、規制委員会であると思っております。
○宮沢国務大臣 これは、福島の事故を受けて、民主党政権時代でありますけれども、規制委員会という三条委員会、大変独立性の高い委員会を設けてそこで審査をする、こういうことになっておりまして、それが今の制度だろうと思いますし、それはいい制度ではないかと私は思っております。
○宮沢国務大臣 重ねて申し上げることになりますけれども、今の制度においては、まさに三条委員会である規制委員会が判断をする、こういうことであります。そういうお話があって、私どもは今の制度はいいと思っておりますけれども、唯一可能性がありますのは、新しい立法をするということしか恐らくな...全文を見る
○宮沢国務大臣 私どもといたしましては、まさに再稼働に求められる安全性というものについては規制委員会において判断をしていただく、そして、適合しているという判断が出たものについては再稼働を進めるというのが政府としての一貫した方針でございます。
02月26日第189回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 中小サービス事業者の生産性の向上についてのお尋ねがありました。  全国で二百九十五万社に及ぶ中小サービス事業者の生産性の向上は、我が国の経済成長の鍵となるものです。  平成二十五年度補正予算で実施したものづくり・商業・サービス革新補助金において、千九...全文を見る
02月26日第189回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○宮沢国務大臣 委員のお話にありましたように、四号機の使用済み燃料については、昨年十二月に取り出し作業が完了いたしました。そして、これは、これまでの使用済み燃料と違って、海水等の影響を大きく受けているというようなことで、当面の間は敷地内の共用プールで保管をしております。その後につ...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○宮沢国務大臣 資料にもお示しいただきましたけれども、自動車産業の出荷額は約五十兆円、全産業の二割でございます。そして、輸出額も全輸出額の約二割ということで、大変重要な産業でありますし、五百四十七万人に上る雇用を支えている、日本で一番大きな、重要な産業であります。  非常にその...全文を見る
03月02日第189回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○宮沢国務大臣 阿部委員がおっしゃるとおり、漁業者を初めとする地元の関係者との信頼関係というのは大変大事だと認識しております。そういうことで、今回の事態については、大変遺憾なことだと思っております。  少し経緯だけ御説明をさせていただきますと、昨年の二月の廃炉・汚染水対策現地調...全文を見る
○宮沢国務大臣 現在、二十五年六月に決めましたいわゆるロードマップに沿って作業をしております。  ロードマップの基本原則といたしまして、四つほどありますけれども、第一に、地域の皆様と作業員の安全確保を大前提にとさせていただいております。また、第二は、透明性を確保する等々が書いて...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、休廃業、解散件数がこの十年間で増加基調にあることは事実であります。この理由は、やはり、経営者の高齢化が進み、体調や事業の先行きに対する不安を感じる方がふえているということが、どうも原因のようでございます。  その事業環境がよくなりつつあるかとい...全文を見る
○宮沢国務大臣 経産省の行った調査でありますけれども、前年同期に比べて商売の引き合いが増加したと答えた企業から減少と答えた企業の割合を引いた数値、いわゆる引き合いDIというものがございます。二〇一二年の平均はマイナス一八・六でありましたものが、二〇一四年の平均はマイナス四・一と一...全文を見る
○宮沢国務大臣 今おっしゃいました自動車産業というのは、五百万人を超える雇用を確保している大変大事な産業であります。  まず、自動車産業の持続的な発展のためには、取引の各段階において原材料やエネルギーコストが適正に転嫁がなされるとともに、完成車メーカーと部品メーカーなどが一体と...全文を見る
○宮沢国務大臣 その辺の問題意識も私自身持っておりまして、トヨタ自動車と話したことがございます。  トヨタ自動車がそのとき私に言っていたことというのは、まさに、自分たちも乗り込んでいって、その会社の技術者と一緒に改善の努力をする、そして、その半分を取引価格の引き下げ、残りの半分...全文を見る
○宮沢国務大臣 下請中小企業振興法では、まず、親事業者と下請事業者との取引関係改善のための振興基準を定めております。この基準に実効性を持たせるためには効果的な普及啓発が極めて重要だと考えておりまして、本年度は全国で約百五十回の講習会、昨年十月には約七百四十五の業界団体に対し振興基...全文を見る
○宮沢国務大臣 今ちょっと御質問の意味がいま一つよくわからなかったんですけれども、末端から、ある意味では、必要なコストプラス適正利潤ということで積み上げていくということになりますと、納入される側の業者からいいますと、逆に言えば、そういう積み上げで一番安い業者さんを選ぶということを...全文を見る
03月03日第189回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○宮沢国務大臣 今総理から御答弁された趣旨は、港湾外においても告示濃度限度を調べておりまして、これにつきまして、先ほど総理からも御答弁ありましたように、IAEAから、WHOの飲料水ガイドラインの範囲内であり、公衆の安全は確保されているとの評価をいただいたということで、御答弁になっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、法令で定める告示濃度限度に比べ、十分低いというふうに聞いております。
○宮沢国務大臣 再生可能エネルギーは、エネルギーの安全保障の強化や地球温暖化対策の観点から、重要な電源であります。  一方、発電コストが相対的に高いという問題がありまして、再生可能エネルギー特別措置法に基づいて、固定価格買い取り制度により、投資回収にしっかりとした見通しを与える...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず一点、告示でというお話がありましたけれども、基本的に、再生可能エネルギー特別措置法に、接続を拒否できるということについて、経産省令で定める、こういうことが書いてありまして、それに基づいて省令を定めているということであります。  今の御質問でございますけれども...全文を見る
○宮沢国務大臣 接続可能量につきましては、委員おっしゃるように、これがまず第一弾ということでございますので、定期的に検証を行って、需要や電源構成の変化を当然反映させていかなければいけないと思っております。  そして、今接続連系についてもお話がございましたけれども、接続連系につき...全文を見る
○宮沢国務大臣 以前もこの委員会でたしか答弁したと思いますけれども、一年程度で見直していく。固定価格買い取り制度の価格も一年でございますから、一年程度でやはり見直していくのが適当かなというふうに思っております。  そして、解除につきましては、なかなかテレビを見られている方も指定...全文を見る
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○宮沢国務大臣 私は、オートバイというのは、普通免許を取るまで少し原付に乗ったぐらいで、それほど詳しくありませんけれども、まさに、日本におきましても、日常生活の足でありますし、また趣味で乗られている方も大変多いということで、委員おっしゃいましたように、今、六千万台を超える世界市場...全文を見る
○宮沢国務大臣 昨年五月に、先ほど申し上げましたように、二輪産業や関係自治体を中心にして、国内販売台数百万台への回復、さらに世界シェアの五〇%以上、さらに利用者のマナー向上という三つの目標を示しまして、二〇二〇年までに取り組むべき施策のロードマップをまとめました。  そのロード...全文を見る
03月06日第189回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○宮沢国務大臣 まさに、地元の理解を得るということは大変大事なことだと思っております。  法律上は合意ということは条件になっておりませんけれども、しっかりと地元の方の意見を聞きながら対応していかなければいけないと思っております。  ただ、それぞれの自治体のどこが合意をするかと...全文を見る
○宮沢国務大臣 今のお話につきましては、トリチウム水の取り扱いというのは、御承知のとおり……(足立委員「トリチウムじゃないですよ」と呼ぶ)トリチウムを含む水の扱いにつきましては、大変微妙な問題がございます。  正直に申し上げまして、規制委員会の方針が発表されたときに、私のところ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、原賠法の見直しにつきましては、私の権限というか文科省でございますけれども、これにつきましては、内閣で原子力賠償制度の見直しに関する副大臣等会合が開かれまして、ことしの一月でございますけれども、原子力委員会において検討することが適当との方針が決まり、原子力委員...全文を見る
○宮沢国務大臣 では、私の方から参るように。  エネルギーミックスにつきましては、できるだけ速やかに決定するということで、現在、審議会において検討していただいております。  そして、リプレースのお話ございましたけれども、政府としては、従来より申し上げてきておりますけれども、現...全文を見る
○宮沢国務大臣 二十一年度以降、分母を正確にしたということでありまして、官公需法においては、中小企業、小規模事業者の受注の可能性が想定されない契約まで受注機会の増大を図る義務を課すことは適切でないと考えまして、二十一年度以降、武器、航空機、大型船舶等、中小企業、小規模事業者の受注...全文を見る
○宮沢国務大臣 詳細には承知しておりません。
○宮沢国務大臣 正確に申し上げますと、規模、特殊性及び専門性等により、中小企業者の入札参加が明らかにないと考えるものは対象外とします。  例として、特許権等の権利に基づきまたは特殊な設備、技術の保有により、特定の者に履行が限定される機械設備等の製造、建設、修理請負契約、大規模な...全文を見る
○宮沢国務大臣 あくまでも、実際に中小企業から、落札といいますか、購入できる割合を高めるということが一番大事なことでありまして、例えば先ほどのお話ですと、防衛庁の関係が実は一番大きく減っておりまして、二十年から二十一年にかけて、官公需の総額が九兆から七兆九千億ぐらいに減っておりま...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○宮沢国務大臣 平成二十七年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  安倍内閣では、これまで三本の矢の経済政策を一体的に推進してまいりました。その結果、経済の好循環が確実に生まれつつあります。昨年の賃上げ率は、連合の集計によれば、二・〇七%と過去十五年で最高となり...全文を見る
○宮沢国務大臣 アベノミクスの第三弾、成長戦略というのは大変大事なことでありまして、まさに成長を実現していくことがデフレを克服する道だと思っております。  そして、私は、成長戦略というのは、日本の経済のエンジンをかえるような作業だと思っておりまして、薄利多売型のかつての経営から...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員のこの再生可能エネルギーについての大変な情熱、熱意を本当に感じながら、今伺っておりました。  固定価格買い取り制度を導入して、再生可能エネルギーの導入はかなり進んだわけでありますけれども、これまでの答弁にありましたように、やはり太陽光発電に大変偏ってきてしま...全文を見る
○宮沢国務大臣 幾つかの会社また業種が集まって投資事業を行うということは、いろいろな業界が集まったりということを考えますと、それなりに波及効果が高い案件はあるんだろうと思います。  ただ、まさにおっしゃるように、責任体制ということが大変大事でありまして、幾つかの会社が集まった場...全文を見る
○宮沢国務大臣 七年前のリーマン・ショック、また四年前の大震災ということで、大変大きな景気変動とか大きな自然災害を受けて、やはり、政投銀とか商工中金の役割というものが、政策金融機関全般を含めて、ある意味で見直されたのだろうと思っております。  そして一方で、今、政策金融公庫、信...全文を見る
○宮沢国務大臣 完全民営化を引き延ばしたいと思っているわけではありません。したがって、民間金融機関が危機対応業務を行う状況が実現するということが、早く実現していただきたいと思っているということであります。
○宮沢国務大臣 固定価格買い取り制度は民主党政権時代に入れていただいたわけですけれども、再生可能エネルギーを導入するといった意味では大変効果があったと思っております。  ただ一方で、今、第一ランナー、第二ランナーとおっしゃったわけですが、第一ランナーがかなり張り切っておりまして...全文を見る
○宮沢国務大臣 送配電インフラをつくろうということで予算措置等々やっておりますけれども、正直いろいろな問題があって進んでいないということがかなり大きなネックになっているというような認識は持っております。
○宮沢国務大臣 最初に申し上げましたように、やはり大規模な風力発電を推進していくということは大変大事な政策であります。したがって、今長官からもお話ししましたように、まさにこれから実需が出てくる、そしてその実需に見合う額はしっかりと確保するということはこれからもやってまいります。
○宮沢国務大臣 たしか千五百億円から二千億円と見込んでいると思います。
○宮沢国務大臣 民主党時代のポテンシャルとの違いにつきましては、これはもう委員御承知のとおりだと思いますけれども、対象が、今回のものは一般公募を経て採択された四事業者が開発されているポテンシャルを想定したということですから、民主党が考えられたものの一部を先取りしているという形でご...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど申し上げましたように、東北で二業者ですけれども、まず、これについて、用地取得が二十七年度から始まる等々といった問題がありまして、これをともかく成功裏に導くということが何よりまず第一だと思っておりますし、そして、その後のことということは、当然これで終わるもので...全文を見る
○宮沢国務大臣 当然、育成していくということ、また、うまくいったものについて横展開をしていくということは大変大事なことだと思っております。
○宮沢国務大臣 ことしの四月から広域的運営推進機関が発足するわけでありますけれども、この機関におきまして、広域運用の観点から設備増強計画を策定する予定でございます。  その際、広域的運営推進機関は、エネルギーミックス等、国の政策方針も踏まえ、当然ながら再生可能エネルギーの最大限...全文を見る
○宮沢国務大臣 今のやりとりを聞いて、またお話を聞きながら考えておりましたけれども、法律というものがあって、法律にのっとって行動するということは当然のことであります。  一方で、モラル云々ということについていいますと、私が聞いている限りは、新日鉄は、私有地については、平成二十六...全文を見る
○宮沢国務大臣 話を承っておりますと、国として何かを言うという話よりは、室蘭市がどう対応するのか、また室蘭市と新日鉄住金がどういう話をして、市民に対して対応するのかということが大変大事な話だと思います。
○宮沢国務大臣 まさに、市と事業者が話し合われた結果がそういうことなんだと思いますので、私の立場で何か申し上げる話ではないような気がいたします。
○宮沢国務大臣 この米国のスーパーファンドプログラムというのは初めて見させていただきました。勉強になりました。  ただ、見ていますと、これは、やはり英米法の国だからこういう法律ができたんだろうなと。実定法の国の日本の法律の枠組みだと、これは余りにもほかの法律との整合性がとれなく...全文を見る
○宮沢国務大臣 企業に社会的責任があるということは当然のことであります。株主に対する責任とか従業員に対する責任とかいろいろありますけれども、やはり社会的な責任を果たすということは企業にとっては大事なことでありまして、特にアメリカの企業等と比べますと、日本の企業は、そういった意味で...全文を見る
○宮沢国務大臣 それこそ、日本では教育というと読み書きそろばんとか言っていたわけで、まさに読む、書く、そろばん。仕事をするために必要なものを教えるということで言ったんだと思いますが、なかなかこの読み書きそろばんだけでは今の仕事というのは間に合わなくなってきている。それは全く事実だ...全文を見る
○宮沢国務大臣 使用済み燃料棒につきましては、今、糟谷対策監からいろいろ、るる説明いたしましたけれども、まだまだ、さらに技術進歩等々、これからやらなきゃいけないことがある中で、まさに住まわれていた方たち、また帰還をする予定の方たちに前広にいろいろな状況をお話しするということはやは...全文を見る
○宮沢国務大臣 たくさんの質問をいただいたわけですけれども。  まず、K排水路からの汚染水の問題につきましては、もう経緯は御説明をいたしませんけれども、十二月になって言ってきて、そして二月にああいう形で表に出たわけでありますが、ともかく、今おっしゃった話につながるんですけれども...全文を見る
○宮沢国務大臣 この制度自体、委員御指摘のとおり、まず認定という作業が経産省にありますけれども、これは極めて形式的なもので、制度上、接続するかしないかという最後のところで実は需給を調整するというシステムになっておりまして、若干その辺がよくわかっていない誤解があって、大変接続希望者...全文を見る
○宮沢国務大臣 自動車産業は、まさにおっしゃるように住宅産業と並んで日本経済を支えている産業であります。直接、間接の雇用でいいますと五百四十七万人。  そして、何よりもこの影響の大きさがわかったのはリーマン・ショックのときでありまして、二〇〇八年の秋にリーマン・ショックが起こっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員の地元の会社とか私の地元の会社は割合、内燃機関を重視している会社でありまして、一方で、ハイブリッド等々という新たな技術というのも大事でありますけれども、例えば、ヨーロッパにおきましては内燃機関のエンジンというのが大宗を占めているというような状況を考える、また、...全文を見る
○宮沢国務大臣 軽自動車につきましても、私は昨年の秋で立場が実はがらっと変わっておりまして、今は、軽自動車というのはまさに国民の足、特に地方に行くと、三台目、四台目は軽自動車ということで、大変大事なもので、やはりしっかりと育てていかなければいけないと思っております。  ただ一方...全文を見る
○宮沢国務大臣 コンパクトカーにつきましては、一昨年の秋の税制改正の手続の中で、実は割合衝撃的な資料が総務省から出されておりまして、ちょうど千ccから二千ccという、ある意味では世界戦略車の部分の国内における保有割合というのは極端に小さくなってきている、こういう資料があって、当初...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員が最初におっしゃいました、本当に、日本人の、長い間この国土に住んできた結果持っている感性というものは大変すばらしいものだと私も思っております。  そうした観点で、今、クールジャパンということをかなり力を入れて進めておりますけれども、私は、間違いなく、日本の伝...全文を見る
○宮沢国務大臣 もう時間もないようでございますので、原発についてはもう申し上げませんけれども、再生可能エネルギーを最大限導入していくという方針のもとに進めております。  一方で、固定価格買い取り制度の中で幾つか問題が出てきておりまして、やはり太陽光発電に偏り過ぎているという問題...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、販売動向でございますけれども、なるほど、十一月でマイナス一五とかマイナス二三という数字がございますけれども、一年前を見ますと、十一月、十二月というのは、実は駆け込みがかなり大きかったときでありまして、それだけ伸びたとき、前年に比べてでありますから、そんなに極...全文を見る
○宮沢国務大臣 YS11、私も、子供のときに、いよいよ日本がまた飛行機をつくり出すというので、大変期待をしていたことをよく思い出しますけれども、最初の飛行機納入後十年足らずで、合計百八十二機、ある意味で、しか売れなかった、こういうことでありまして、やはり事業責任の曖昧さ、また市場...全文を見る
○宮沢国務大臣 航空機産業というのは、我々はしっかりと育てていかなければいけない産業だと思っております。  今までは国際共同開発を中心とした形で参加してきましたけれども、今回はしっかりと国産ジェット機をつくるということですので、高いレベルでのシステム設計、開発への展開といったよ...全文を見る
○宮沢国務大臣 現在、名古屋における展示会場の整備につきましては、愛知県と名古屋市がそれぞれ構想を検討中ということでありますから、まずは、一緒になってどういうものにするかということを考えていただくのが大事だろうと思っております。  その上で、愛知県として、名古屋市、地元産業界の...全文を見る
○宮沢国務大臣 地方創生の中で国の機関の地方移転ということが書かれていることは、よく承知しております。  ただ、恐らく、特許庁そのものが行くようなイメージで、地方支分部局をふやすということではないんだろうなと。また、地方支分部局をふやすこと自体は、やはり行政改革等々の観点から、...全文を見る
○宮沢国務大臣 民主党政権時代の認識ですか。(島津分科員「そうです」と呼ぶ)  二十三年五月の民主党政権当時に、当時の海江田経済産業大臣が、津波に対する防護対策等が完了し、原子力安全・保安院の評価、確認を得るまでの間は浜岡原発について運転を停止するよう求める旨を要請し、これを受...全文を見る
○宮沢国務大臣 浜岡原発につきましては、今申し上げていましたように、今、規制委員会で審査中であります。そして、恐らく、委員がおっしゃったような点もいろいろ含めた上で審査をされているんだろうと思います。  その結果は、我々は予断を持っておりませんけれども、もしも再稼働に求められる...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、今、先ほども申し上げましたように、原子力規制委員会におきまして、申請を受けて、新規制基準に適合しているかどうかの審査中であります。したがって、今私の方から何か申し上げるということではありませんけれども、もし適合していると認められたとすれば、そういう仮定であれ...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは最初に御答弁したことと同じでありますけれども、原発については、その安全性について、関係法令に基づき、原子力規制委員会が新規制基準のもとで判断していくこととしております。  浜岡原発についても、このような法令上の手続に従って、他の原発と同様に、原子力規制委員...全文を見る
○宮沢国務大臣 固定価格買い取り制度は、結局、接続後二十年間固定価格で買い取るということをお約束するわけでありまして、これが、途中でやめていいということであれば制度としては違う制度になり得るわけですけれども、二十年間固定価格で買い取るということによって、再生可能エネルギーの導入を...全文を見る
○宮沢国務大臣 坂根委員長がどういう趣旨でこういうことをおっしゃったかどうかわかりませんけれども、ベストミックスを策定するときの考え方として当然のことながらおっしゃったわけであります。  そして、一方、今の固定価格買い取り制度の方につきましては、まさに固定価格買い取り制度という...全文を見る
○宮沢国務大臣 事故の前後で何が変わったかといいますと、それまでは、まさに電力についてはスリーEということを言ってまいりましたけれども、それを、一番大前提としてSがついたということだろうと思います。  そして、これは民主党政権時代にできた枠組みでありますけれども、原子力規制委員...全文を見る
○宮沢国務大臣 先日の予算委員会で馬淵委員から質問を受けまして、その質問は、事故の確率について、確率が大変低い見積もりをするのではないかというような質問であったものですから、私は、今回のコスト検証委員会において議論をお願いしているわけでありますけれども、メンバーもかなりの割合で前...全文を見る
○宮沢国務大臣 今は既存の原発のまさに再稼働というようなことで安全確認が進められているところでありますので、従来より申し上げておりますけれども、現段階において、新増設、リプレースは想定をしておりません。
○宮沢国務大臣 あくまで私が申し上げておりますのは、今検討していただくわけでございまして、私どもが結論を出すわけではないわけですが、少なくとも、メンバー選定においては相当の割合が前回の作業に携わった方でありますので、基本的な考え方に大きな相違はないのではないかと考えているというこ...全文を見る
○宮沢国務大臣 CfDという制度、私もたしか国会で質問を受けたことがありますけれども、審議会で、参考の資料としてイギリスにおける制度を紹介したことはあると聞いておりますけれども、それ以上の検討をしていることはないと思っております。
○宮沢国務大臣 これはおっしゃるとおり、どういう立場に立つ人間であっても、やはり省エネというものは本当に徹底的に進めていかなければいけないと思っております。  細かいそれぞれの政策については申し上げませんけれども、一昨日、自民党大会がありまして、名古屋大学の天野教授が短い講演を...全文を見る
○宮沢国務大臣 K排水路につきまして、雨天時には告示濃度限度よりも高い濃度が排水路出口付近において検出されており、現在、東京電力において、その対策や原因の調査を進めているところであります。  一方で、海洋のモニタリングにおいては、港湾外の放射性物質濃度が検出限界値未満か告示濃度...全文を見る
○宮沢国務大臣 港湾外でずっとモニタリングをしてきております。たしかK排水路の出口に一番近いところは百三十メートルほど離れた地点だと思っておりますけれども、それらの地点を含めて、告示濃度より高いものは検出されていないということで、汚染水の影響は港湾内でブロックされているということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 排水口から出たものは告示濃度より高かったことはございます。
○宮沢国務大臣 港湾外のモニタリングを、多数の、百三十六カ所ほどでやっておりますけれども、そこにおいて告示濃度限度額より高いものは出ておりませんので、こういうことを申し上げております。
○宮沢国務大臣 もちろん、希釈化ということは当然あると思っておりますけれども、IAEAからも、周辺海域や外洋では放射性物質濃度は上昇しておらず、WHOの飲料水ガイドラインの範囲内にあり、公衆の安全は確保されているということを言われております。
○宮沢国務大臣 私どもは、港湾外の、まさに百三十メートルのポストを含めてモニタリングをしているわけでございまして、そのモニタリングの結果から、告示濃度限度より高いものは出ていないわけでございます。
○宮沢国務大臣 東電がはかっているのは、出る直前で高かったわけですから、出たものは告示濃度限度よりは高かったわけでございます。
○宮沢国務大臣 汚染水の影響は港湾内でブロックされているという認識であります。
○宮沢国務大臣 もう一度申し上げますけれども、私どもは、モニタリングをずっと続けてきておりまして、モニタリングの結果は告示濃度限度よりは十分低い値でありますので、汚染水の影響は港湾内でブロックされていると認識しております。
○宮沢国務大臣 まず、イギリスにおいてどのような原子力発電所を建設するのかどうか、それを許可するのかどうかというのは、これはまさにイギリス当局が今後どう判断されるか、こういうことだろうと思います。  一方で、日立のBWRは、まだ原子力規制委員会で新規制基準への適合性が確認されて...全文を見る
○宮沢国務大臣 例えば、日立のこのABWRにつきましては、イギリスまたリトアニアなどからかなり強い関心が示されていると聞いております。  そうした意味では、まだ日本で日立の炉について再稼働が認められたわけではありませんけれども、この日立の炉につきましては、各国において、ある意味...全文を見る
○宮沢国務大臣 福島の経験を反映して、水密性の強化等の追加的安全策を講じる予定であると聞いております。
○宮沢国務大臣 やはり、各国からいいますと、日本が福島で経験した結果が、ある程度改良されているということについて、ある意味では改良型ということで、いろいろ興味があって注目を浴びているということで、それが日本でまだその適合性が認められていないということとは、恐らく直接には関係しない...全文を見る
○宮沢国務大臣 繰り返しになりますけれども、これはまさに、イギリスの規制当局においてしっかりと御判断いただくこと以外ないんだろうと思います。日立の、イギリスの例について言えば、そういうことだろうと思っております。
○宮沢国務大臣 営業秘密の保護の強化につきましては、今回の国会に法案を提案したいと思っております。今おっしゃったように、法定刑の引き上げですとか、賠償請求などの容易化とか、侵害品の譲渡、輸出入禁止とか、また、未遂行為を罰する、さらに情報の転売行為も罰するというようなことで、世界標...全文を見る
○宮沢国務大臣 極めて技術的なことでありますので、事務方から答弁をさせました。  聞いていて答えないというわけではなくて、たしかこれは与党の、自民党の質問だったよなと思いながら、少しあっけにとられていたものですから、事務方から答弁させました。
○宮沢国務大臣 今、委員おっしゃいますように、要するに、法律に根拠がないわけではなくて、しっかりとした根拠がある制度、法律にのっとり省令を定め、そして告示を行っている、こういう制度でありまして、当初と違うじゃないか、こういうお話があるわけですけれども、正直申し上げまして、この固定...全文を見る
○宮沢国務大臣 私が申し上げましたのは、指定の要件というのは、上限を超えて出力制御を行わなければ再生可能エネルギーの追加的な受け入れができなくなると見込まれるという指定の条件があるわけでございますので、この条件を満たさなくなるという状況になれば、これは当然指定の解除が行われること...全文を見る
○宮沢国務大臣 この固定価格買い取り制度は大変役に立った制度だったわけですけれども、一方で、これも何度か申し上げたと思いますけれども、法律の立て方が、まず認定という行為があって、これは経済産業省がやりますけれども、極めて形式的な行為。  そして一方で、量のコントロールは、当初か...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員おっしゃいますように、北海道で大型の風力発電所の整備を進めるということは、今後の再生可能エネルギーを最大限導入するという我が国の立場にとりましては大変大事なことでありまして、今ありましたように、送電網整備実証事業なども国の補助事業としてやってきているわけでござ...全文を見る
03月11日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○宮沢国務大臣 百八十九回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構担当)、原子力経済被害担当大臣、産業競争力担当大臣として、所信を申し述べます。  初...全文を見る
03月12日第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○宮沢国務大臣 委員が本当によく御承知だと思いますけれども、あのリーマン・ショックのときというのは、たしか直接金融市場が壊滅的になりまして、直接金融市場から調達していた大企業等々というのが間接金融にばあっと流れてきて、そして、最終的には中小企業なんか大変なことになったわけでありま...全文を見る
○宮沢国務大臣 固定価格買い取り制度でありますけれども、この制度は、まず、認定という行為が経済産業省によって行われます。これは極めて形式的な行為でありまして、その後、業者が接続を電力会社に求めて、そして、接続できる、できない、こういう話がありますが、実は、その接続のところで電力量...全文を見る
○宮沢国務大臣 緊急的と申しますか、要するに、大変晴れていて風の強いというときには、太陽光及び風力が最大限発電をするというときで、最大限の発電量がある。それが需要の低いときに当たったときに、ある程度抑制をかけなければいけないということなわけですけれども、実は、それはある意味では短...全文を見る
○宮沢国務大臣 先日の予算委員会におきまして、たしか今井委員からの御質問だったわけですが、お答えいたしまして、上限を超えて出力制御を行わなければ再生可能エネルギーの追加的な受け入れができなくなると見込まれるという指定の要件が解消されたと明らかに認められた場合には、論理的には指定の...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん出力抑制をする前に電力会社にはいろいろやっていただかなきゃいけないわけでありまして、例えば、取引所取引を使うとか、また、ほかの電力会社と話し合いをしてほかの電力会社に流すとか、そういう努力はしていただいた上で、どうしても必要な場合に出力抑制をする、こういう...全文を見る
○宮沢国務大臣 今申し上げましたように、平常時におきまして、取引所の活用とか、またいろいろな融通というようなことをいろいろやっていただいた上でということでございますが、一方で、それを義務にするということになりますと、実はいろいろな問題が生じてまいります。  まさに義務にできるか...全文を見る
○宮沢国務大臣 この全国融通というのは、緊急時、極めての緊急時の話でありまして、優先給電ルールにおきまして、一般電気事業者に対して、可能な範囲で取引所を通じた取引の活用、また連系線を活用した取引といったものをまずやるという前提を置いております。そして、それでも大変なことになったと...全文を見る
○宮沢国務大臣 平時に相当程度まさに融通し合うということは、おっしゃるとおり、大事なことなんです。  したがって、四月から広域運用機関が発足しまして、そういう中で、その辺についても、もちろん検討していただくことになろうかと思います。
○宮沢国務大臣 消費税の転嫁につきましては、実は、転嫁対策の特別措置法を、私、自民党で中心になってつくりまして、相当幅広くいろいろな行為を規制いたしました。  それはどうしてかといいますと、やはり前回の引き上げ、九七年のときに、大手の流通チェーンを中心に相当ひどいことがありまし...全文を見る
○宮沢国務大臣 私どもの調査はああいう数字でございましたけれども、例えば商工会議所とか商工会、それぞれ調査しておりまして、それぞれ対象が違うということもあって、転嫁できている方、できていない方の割合が違うということはよくわかっておりまして、やはり、ともかく転嫁できていない方は相当...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは全国一律の審査基準でやっておりまして、最終的には全国商工会連合会また商工会議所の審査委員会で採択をしております。  そういった意味では、これだけばらつきが出てくるのはどういうことなのかなと私も不思議に思っておりますが、一般的には大都市は割合低目だということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員の事務所からいろいろ御連絡を受けて調査をいたしましたけれども、いただいた企業のリストと照合した結果、御指摘のとおり、二十一社に対して経済産業省から直接補助金を交付しております。
○宮沢国務大臣 政治資金規正法についての解釈については、所管ではございませんので、コメントする立場にはございません。
03月16日第189回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(宮沢洋一君) たしか三・七兆と試算していると思います。
○国務大臣(宮沢洋一君) 三つの基金につきまして、まず、円高・エネルギー制約対策のための設備投資等投資促進基金は二千億の予算額でございます。  中身もですか。
○国務大臣(宮沢洋一君) はい。ちょっと待ってくださいね。  最新の生産設備などの導入費用の補助であります。それから、次世代自動車充電インフラ整備の促進事業は、電気自動車とかプラグインハイブリッド自動車の充電インフラの購入費、工事費の補助であります。認定支援機関による経営改善計...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、円高・エネルギー関係につきましては、二十四年度末の執行率、いわゆる支払ベースは〇%、二十五年度末は一%、そして今年度末が、まあ九九%といいますか、九二%、見方によって違いますけれども、執行率の見込みでございます。  次世代自動車充電インフラにつき...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 二〇一一年以降、アメリカにおきまして反トラスト法の関係で三十社が罰金を受けておりまして、合計五十二名、うち日本人が五十一名起訴又は収監されております。  それで、この件につきましては、各社それぞれいろいろ事情がございますが、あえて一般的に申し上げますと...全文を見る
03月17日第189回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 政府としては特に行っておりません。
○国務大臣(宮沢洋一君) 港湾内につきましては、告示濃度限度以下ということではございません。以下ということではございません。告示濃度限度以下ということではございません。
○国務大臣(宮沢洋一君) 港湾内には汚染された水が排出されておりますから、汚染されております。
03月18日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○宮沢国務大臣 今思い出したんですけれども、私が小学校のときですか、当時は展示会というのは、有明も台場もないときですから、晴海にありまして、晴海の国際見本市というのに行って本当にびっくりした、世界のものがいろいろ来ていて大変感激したのを今思い出しておりまして、本当に展示会の整備と...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、震災直後に、当時の石破政調会長に呼ばれまして、復興基本法の原案をつくれということで、復興基本法の原案を自民党でつくりました。そして、最終的には、民主党と協議をして、我々の案が九五%ぐらい取り入れられた形で基本法をつくっていただきました。  本当に復興し、そ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、高レベル放射性廃棄物の最終処分の問題というのは、現世代の責任として解決すべき問題であると考えております。残念ながら、今に至るまで、処分地選定の最初の調査にも着手できていないという残念な状況であります。  こうした状況を反省いたしまして、一昨年の十二月に、...全文を見る
○宮沢国務大臣 富田委員におかれましては、昨年、一昨年と、スウェーデン、フィンランド、フランス、ドイツ、スイスと全部回られて、本当に敬意を表したいと思っております。また、きょうお話しいただいたことは、本当に、我々がこれからやらなければいけないことについての示唆に富んだお話をしてい...全文を見る
03月18日第189回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 高レベルの放射性廃棄物の最終処分につきましては、まさに現世代の責任として解決に向けて取り組んでいかなければいけないことだと思っております。そういう中で、まずそう遠くない、近々、基本方針の改定を行おうと思っております。  基本方針の改定は、国が前面に立っ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 原子力規制委員会で新しい規制基準を作っておりまして、その中に、地震、津波、火山といった自然条件の厳しさ等も勘案しているということでございます。そういうことで、原子力規制委員会の審査、適合していると認められたものについては再稼働をしていくというのが政府の方...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 御指摘の実証事業、高温超電導直流送電システムの実証事業でありますけれども、たしか私どもが政権に就いた二十四年度の補正で二十五億円、そして二十五年度の補正で十五億円手当てをして今進めているものでございまして、二十七年度、来年度までの予定で実施をしております...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私も御質問を受ける前までコミックマーケットって何かと知らなかったのですが、そう言われてみると、ワイドショーとかニュースで若い女性なんか来て本当に楽しそうにたくさんの人が集まっている場面見たなと思っておりました。  恐らく麻生大臣の方が答弁されるのに適当...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まだ仮定の話でございますので、仮に著作権法の改正の検討が行われるという場合には、コンテンツの権利保護と利用促進とのバランスを踏まえて総合的に判断される必要があると考えておりますので、そうした点も含めて、必要あれば文部科学省と適切に相談していきたいと思って...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私もTPPに関係する閣僚でありますけれども、TPPの交渉の中身については申し上げるわけにはまいりません。
○国務大臣(宮沢洋一君) 昨日も申し上げましたけれども、一〇〇%の安全ということはないわけでありまして、私ども決して安全神話に陥ってはいけないということを昨日も申し上げました。  そして、誰がリスクを引き受けるかということになりますと、IAEAの基本安全原則には、「安全の一義的...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) そのとおりであります。
○国務大臣(宮沢洋一君) それはまさに福島県で起こったように原発に近い地域が被害を受けることになります。
○国務大臣(宮沢洋一君) リスクを引き受けるのは事業者でありますけれども、例えば鹿児島の川内原発、再稼働の理解を得るために伊藤知事に事前にお目にかからせていただきました。  そのときに、知事からは、万が一事故が起こったとき国が前面に立ってほしいと、こういうお話がございまして、私...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私どもは、原子力規制委員会の新規制基準に適合すると認められた原発につきましては再稼働を進めるということにしております。それはまさに今のエネルギー安全保障、化石燃料の輸入が九四%、自給率六%というような状況、そして中東依存度が大変高くなっているというような...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、再稼働をするかどうかの判断というのは、これは事業会社であります。そして、先ほど申し上げましたようにIAEAの基準で、安全の一義的な責任は許認可取得者にあると、こういうふうになっております。  一方で、リスクというようなことにつきまして、例えば、経...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○宮沢国務大臣 辞任に至られたことは大変残念なことだと思っております。  一般的に申し上げて、やはり一人一人の政治家が、国民の信頼を得られるように、みずから襟を正し、そして説明責任を果たしていくということが大変大事なことだと思っております。
○宮沢国務大臣 まず、資料提出の件でございますけれども、これにつきましては、当委員会の理事会において与野党間で協議をされていると伺っておりますので、私からはコメントは差し控えさせていただきたいと思っております。  それから、小渕前大臣につきましては、司直の捜査に協力し、またこれ...全文を見る
○宮沢国務大臣 司直の手が入っていられるわけでありますし、相当な資料も押収されているということも伺いますので、果たそうにも果たせないというのが現状ではないかと思っております。
○宮沢国務大臣 もちろん、選挙で当選したから全てが終わるということではないわけでありまして、やはり資料などが戻ってきて説明できる状況になったときには説明責任を果たされるものと承知している、こういうふうに申し上げたわけであります。  一方で、経産大臣の後任ではありますけれども、何...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、ピケティの話ですけれども、私が最初その話を聞きましたのは、たしか昨年の五月の終わりか六月だったと思いますけれども、日本銀行の幹部から、今国際会議に行くとこの本の議論が大変多いんだという話を聞きまして、そこで三枚紙ぐらいで中身の説明を受けました。  そして、...全文を見る
○宮沢国務大臣 安倍政権におきましては、一昨年以来、政労使の会合などで、給与を上げてほしいということ、また、納入業者に対してもこれが均てんするような措置をしてほしいということを言ってまいりまして、昨年末の政労使会合でもそういう合意ができまして、その結果というだけではないかもしれま...全文を見る
○宮沢国務大臣 大変おもしろい表を見せていただいたと思っておりまして、私はこの表を見てふと思ったのが、欠損法人の割合が、中小企業で九〇年には五〇%だったものが今は七〇%になっている。一方で、経常利益率は九〇年の二・二に比べると上がっているわけですね、二・九と。これはどういうことな...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回の法人税改革につきましては、今委員は減税とおっしゃいましたけれども、基本的な発想は税収中立、要するに、最近イギリスで行われ、ドイツで行われ、課税ベースを広げる一方で、いわゆる表面税率を下げていくということでございますので、減税と言えるのは二年分の前倒しといった...全文を見る
○宮沢国務大臣 外形標準課税の拡大につきましては、たしか昨年の夏前、春だったと思いますけれども、政府税制調査会がいろいろな議論をした中で、中小企業も含めて外形標準課税を拡大しようというような報告がまとめられまして、その後、恐らく委員のところにも随分来られたと思いますし、私のところ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、今回の法人税改革の目的ですけれども、これは恐らく政府としてはかなり大きなをかじを切って変えたんだろうと私は思っております。  これまでの全般的な法人税制政策というのは、やはり政策誘導をどんどんしていくというようなこと、要するに、まさに傾斜生産方式から始まっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 世界的資本税というのは、もしもできたらば、それは大変すばらしいことだろうと私も思います。  ただ、我が国のようなある意味では相当進んだ社会においても、正直言って、資産の把握というのはほぼ全くできていない。固定資産については、住んでいる市町村は知っているけれども、...全文を見る
○宮沢国務大臣 はい、参りました。
○宮沢国務大臣 福島第一の中に入ったのは一度であります。外には二度ほど参りました。
○宮沢国務大臣 今おっしゃるように、我々が本当に、未来永劫に忘れてはいけない事故だと私自身も思っております。  私は広島の出身でありますけれども、原爆ドームというものがありまして、行くたびに、まさに、戦争はしてはいけない、平和というのは大事だということが常に頭をよぎるわけであり...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、サービス業が大事だというのは、まさにおっしゃるとおりだろうと思っております。  先ほどの近藤委員との質疑でも申し上げましたけれども、今回の税制改正で、表面税率を下げて、その他を上げるというようなことにしたのは、やはりサービス業等々ということをかなり意識して...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど、そういったことも含めて法人税改革を進めているという話を申し上げましたけれども、私も、恐らく委員と同じような感じを持っておりまして、小売、卸も含めて、サービス業に対する政策というものが政策的に余りなされてこなかったという反省はございまして、やはりサービス業の...全文を見る
○宮沢国務大臣 この表を拝見しながら、高知県の場合、石油、電気、ガスのお金が出ていく方が一番大きい、その後入ってくるのは、四国電力がある高松か何かに入っていくということなんですかね、これはきっとそういうことなんだと思うんですね。したがって、今のまさに九電力というような体制でやって...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、厚労省からの答弁を聞いておりまして、電気事業だけに限って、そういうものはほかの国にないというような話ですから、そういう認識を持っております。
○宮沢国務大臣 労政審の場で六回審議が行われて、スト規制法は現時点では存続ということでやむを得ないが、電力システム改革の進展状況とその影響を十分検証した上で、今後、スト規制法のあり方を再検討すべき、こういう指摘を受けているわけでございます。  今後、労働基本権に関することや労働...全文を見る
○宮沢国務大臣 この六ページの表を改めて見ておりまして、本当に重立った国で日本より下の国は恐らくないんだろうなと思って、愕然として実は見ておりました。  もちろん、昨年の日本再興戦略におきましても、「国際的な情報発信力の強化を図るべく、海外において発信力・影響力のある人の招へい...全文を見る
○宮沢国務大臣 この制度は、もう委員御承知のとおり、民主党政権時代につくられた制度でありまして、私どももいい制度だということで維持をしてきておりますが、恐らく委員の御指摘は、つくった当時と、あの当時は円高だったけれども、今円安になったんだから、もうけているんだから少し減免をまけた...全文を見る
○宮沢国務大臣 大変大事なことだと思っております。  我が国は、福島の第一原発の事故の経験から大変多くのものを既に学んでおりますし、これからも恐らく学ぶことになろうと思いますけれども、こういう我々の経験、知見といったものを世界各国にお知らせしていくということは我々の責務だろうと...全文を見る
○宮沢国務大臣 ODAの要請主義というのは恐らく崩せない原則でありますので、できれば中国から要請してもらえれば、我が国にとっても大変ありがたいなと思っております。
○宮沢国務大臣 中国との間では、一般財団法人石炭エネルギーセンターが中国電力企業連合会との間で合意書を締結しておりまして、二〇〇七年から、石炭火力の効率向上、環境対策に関する意見交換を実施してきております。  ただ、一方で、今のインフラ輸出との関連でいいますと、中国も実は輸出側...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、小渕前大臣が説明責任を果たしていないと申し上げたわけではなくて、果たそうにも果たせない状況にあると申し上げておりますので、そこは若干のニュアンスの違いがございますので、正確に言っていただければありがたいと思います。  その上で、国会の場でどういう弁明をされ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、最初に委員が自動車産業の重要性をおっしゃっておりましたけれども、全く同感でございます。  本当に、日本の今産業のリーダーであり、経済を引っ張っていただいている産業でありますし、リーマン・ショックのときに、ともかくあれだけ自動車産業の影響が大きいということは...全文を見る
○宮沢国務大臣 最近、随分高価な車が売れているようでございまして、それは間違いなくぜいたく品でありますけれども、一方で、私どもの地元広島県でも、一家に四台あって、最後はおじいちゃんの軽トラというようなことでありますから、必需品であります。  ただ、ぜいたく品だからかけるかどうか...全文を見る
○宮沢国務大臣 エコカー減税というのは、まさに政策減税そのものでありまして、燃費性能のいい、環境に優しい車に、ともかく需要をシフトしてもらう、それを促進するというために設けている制度であります。  一方で、今お話がございましたように、燃費基準といったものも五年に一回かえられてお...全文を見る
○宮沢国務大臣 私の方からいわゆる環境性能割についてお話をさせていただき、その後、抜本改革法七条については財務省、また、軽自動車のグリーン化特例については総務省から後で答弁をさせます。  環境性能割につきましては、私が税調の幹部をやっていた平成二十六年度の税制改正大綱におきまし...全文を見る
○宮沢国務大臣 御指摘のとおり、私の所信では、低廉で安定的な電力供給を実現すべく、三段階の電力システム改革の総仕上げを行うということを申し上げました。  この三段階の電力システム改革には、改革の第三弾として、送配電部門の法的分離を行い、送配電網の利用の公平性、中立性を向上させる...全文を見る
○宮沢国務大臣 外す、外さないということではなくて、総理の施政方針演説ですから、当然、閣僚である経産大臣を含めて全閣僚が、従うといいますか、そういう方針で内閣を挙げてやっていくという方向でございますから、当然、総理のおっしゃったことということは私の立場も全て縛っているわけでありま...全文を見る
○宮沢国務大臣 ちょっと質問の趣旨がいま一つわからなかったものですから、もう一回質問していただけますか。
○宮沢国務大臣 今回の三十日を超える出力抑制ということにつきましては、これまでいろいろ御質問を受けてまいりましたけれども、今の状況を申し上げますと、例えば九州電力でありますと、出力抑制を行わなければならない日というのが九十日を超えております、予想といたしまして。その中で、既に発電...全文を見る
○宮沢国務大臣 本当に、今おっしゃったことは大変大事なことだと思っておりますし、また、冨山さんとは私も何度かお話ししたことがあって、本自身は読んでいないんですけれども、随分その点を議論させていただいたことがあります。  まさに、生産性を向上させる、集約化とおっしゃいましたけれど...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、規制委員会自体は、あの原子力災害の後で、民主党政権ではありましたけれども、私どももいろいろ協議をしながらつくった委員会で、三条委員会ということで、まさに政治からは隔絶したところで仕事をしていただこうということでつくられたものであって、それはそれで私は一つの識...全文を見る
○宮沢国務大臣 低レベルの放射性廃棄物につきましては、発生者責任の原則のもとで、事業者が処分に向けた取り組みを進めることが基本であります。したがって、事業者におかれましては、処分場所の確保にしっかり取り組んでいただく必要がございます。  昨日、夕方ですか、廃炉を決められました関...全文を見る
○宮沢国務大臣 商業炉以前の話は私もつまびらかに存じ上げておりませんけれども、商業炉につきましては、先ほど申し上げましたように、事業者が処分に取り組むということでありますけれども、その処分の仕方につきましては、規制委員会の方でレベルごとに処分の仕方を決めていく。その方針に、そうい...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、成長戦略というのは、かつての薄利多売型から少量生産、高付加価値型に変えていくということだろうと思っていまして、まさにこれは、少量生産ということになれば、中小企業に相当大きな役割を担っていただかなければいけないと思っていますが、残念なことに、中小企業、中堅企業...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、原発依存度につきましては、可能な限り低減させるということが政府の方針であります。  そして、お尋ねのエネルギーミックスにつきましては、一月の末から審議会において、現在、具体的な検討を進めていただいております。  いわゆる発電価格といったものにつきましても...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、島根また大間というお話をされましたけれども、島根の三号機、それから大間、さらに東通につきましては、これは民主党政権時代から既に設置許可がおりておりましたので、既設扱いということで対処させていただいてきております。  また、さらに申し上げれば、リプレースではな...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、再稼働につきましては、また、先ほどありました島根とか大間の新しい炉を実際に稼働させるに当たりましては、まさに規制委員会におきまして新しい規制基準のもとで適合性を審査していただいて、先ほどおっしゃった安全性等々の確認をしていただく、そして、適合していると認めら...全文を見る
○宮沢国務大臣 予算委員会のやりとりをあのとき聞いていて、うろ覚えでございますけれども、たしか、委員長は既設と新設で少し分けた答弁をされていたような気がいたします。  この件について、私どもといたしましては、まさに規制委員会が新規制基準で判断するものと考えておりますが、複数原子...全文を見る
○宮沢国務大臣 情報隠しを見逃してきたわけではなくて、私どもに東電の方から、K排水路、これは濃度が高いということは二月の資料で出ていたわけでありますけれども、これについて、いろいろやってみるんだけれどもなかなか濃度が下がらないという報告があって、私どもの方からその時点でしっかり全...全文を見る
○宮沢国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、...全文を見る
03月23日第189回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 海外設備投資比率につきましては、資本金一億円以上の製造業につきまして、国内及び海外の設備投資の合計額に占める海外への設備投資額の比率を示すものでありまして、法人企業統計季報と海外現地法人四半期調査から機械的に算出しておるものでございます。
○国務大臣(宮沢洋一君) 実額としましては、民主党政権時代にやはり伸びておりましたものが安倍政権に替わりまして頭打ちになったと、こういう状況でございます。
○国務大臣(宮沢洋一君) 今さっき御説明したんですけれども、資本金一億円以上の製造業について、国内及び海外の設備投資の合計額に占める海外への設備投資額の比率を示すもの、したがって、国内投資、海外投資を分母として、海外投資を分子とするものであります。
○国務大臣(宮沢洋一君) 海外に工場を造るとか、そういうものでございます。
○国務大臣(宮沢洋一君) もちろん、海外に出る理由というのはいろいろございまして、例えば海外の需要が増えるというような中で消費地に近いところで生産をするという傾向がございますので、そういった面ももちろんあって、それは日本のものが出たということではありませんが、一方で、例えば大手自...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 第百八十九回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、産業競争力担当大臣、原子力経済被害担当大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として所信を申し述べます。  ...全文を見る
03月24日第189回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(宮沢洋一君) いわゆるトリチウム水の処理方法につきましては、現在様々な選択肢について検討を進めている段階でありまして、方針を決めているわけではございません。  そして、この処理につきましては、地元関係者を含めて社会的合意形成ということが大変大事だと思っておりまして、...全文を見る
03月25日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○宮沢国務大臣 AIIBにつきましては、これは財務省においていろいろ検討されていると思いますけれども、きのうも記者会見で私も聞かれました。  財務省の対応というのは、まずAIIB自体のガバナンスがしっかりしているかどうか、また、ちゃんと融資の審査ができて、それ以外の債権国に損害...全文を見る
○宮沢国務大臣 この制裁を決めました、平成二十五年四月に検討したわけでありますけれども、当時は、北朝鮮は、国際社会の強い反対にもかかわらず、先ほどおっしゃいました二十五年二月には核実験を強行するなど挑発行為を繰り返すとともに、拉致問題に関する具体的な進展も一切見られなかったという...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も広島の出身でございますけれども、日本政府としては、悲惨な惨禍をもたらす核兵器は二度と使用されることがあってはならない、こういう立場でございます。  交渉等々につきましては、今外務省から報告がありましたけれども、私と同じ広島出身の岸田外務大臣が適切に対応される...全文を見る
○宮沢国務大臣 この件につきましては、外務省を中心に、また内閣とも相談しながら、適切に対応されると思っております。
03月26日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 私も大臣になる前、自民党で税制の取りまとめをしておりましたけれども、中で幹部でよく話しておりましたのが、やはり、これまで、いわゆる法人成りと言っておりますけれども、個人から法人になるのを進める税制を含めた制度というものをやってきたわけであります。  そ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) このところ、物づくり、製造業の国内回帰というものが随分いろんな各社で報じられておりまして、大変いい傾向だなと思っております。  その原因は、まず、おっしゃるように、恐らく一番大きなものは、円安が定着してきたというふうに見た結果、例えばパナソニックなどは...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 国内への回帰の動きが多くなっていると先ほど申し上げましたけれども、例えば、おっしゃるように、東芝ですと新潟県の工場に移管するとか、キヤノンですと茨城県の取手工場とか滋賀県の長浜工場へ移管するというようなことでございまして、まさに製造業が帰ってきてくれます...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず一点目のエコカー減税の関係でありますけれども、まず、自動車産業の重要性ということにつきましては、たしか昨年の秋にも議論をさせていただきまして、本当に日本経済のエンジンそのものでありますから、これからもしっかり産業として伸びていっていただかなければいけ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 自動車取得税については、もちろん廃止が決まっているわけであります。  一方で、実は自動車重量税については、私も今の立場ではなくて税制調査会でやっていた立場で申し上げますと、二十五年度改正のときに、自動車重量税について、与党の税制改正大綱におきましては、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、エネルギーミックスの方から申し上げますと、一月から長期エネルギー需給見通し小委員会において、エネルギーミックスの検討をしていただいております。  その中で、各電源ごとのコストといったものも、民主党がつくられた二〇一一年の数字を、基本的な考え方は同...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、熱利用の拡大といったことでありますけれども、電力以外の、非電力のエネルギー消費が四分の三、電力が四分の一でございますので、この分野における省エネというのは大変大事なことだろうと思っております。そういう中で、熱損失の防止とか廃熱などの未利用エネルギー...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 経産省は、常々他省庁から、他省庁の仕事に口を挟み過ぎると文句を言われている嫌いがありますけれども、この点は少し突っ込んでいいのかなという思いで伺っておりました。
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、長期エネルギー需給見通し小委員会における議論につきましては、おっしゃるように、これから更に検討されるということでございます。  一方で、エネルギー基本計画におきましては、これまでのエネルギー基本計画を踏まえて示した水準、二〇三〇年の発電電力量の約...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 再生可能エネルギーにつきましては、FIT、固定価格買取り制度の導入によりまして、たしか導入前に比べて七割伸びているといったことで、非常に固定価格買取り制度、効果のある政策だったと思っておりますが、一方で、大変太陽光に偏ったという点がございまして、そういう...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに今、廃炉元年の年に今年はなったんだろうと思っております。  まず、廃炉に伴い発生する低レベル放射性廃棄物につきましては、これはまず発生者責任の下で、事業者自身が処分に向けて取組を進めることが第一でありますが、一方で、例えばL1につきましては規制基...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 母親でなければと申し上げたのは、保育所ではなくてといった意味で実は申し上げまして、母乳で育てる等々ということが頭にあったものですから母親という言葉を申し上げましたけれども、やはり父親というものを加えておくべきだったと反省をしております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 海外企業が日本に進出してきやすい環境をつくるということで方向を決めているわけでありますけれども、一方で、企業の側からしますと、税率だけではなくて、例えばそういう金目の話でも、社会保険料の負担といったものもありまして、そういう中で結論を出してくる、さらに、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) これは全く数字的な根拠のある話ではありませんけれども、私は、いわゆる開業率が低い理由の一つに、恐らく、日本は中小企業というものが非常にたくさんあり、しかも頑張っておられる。そういう企業がいわゆる第二の創業という形で新たな分野に入っていく、行かれている方、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 安倍総理も、これは一月二十七日の本会議の総理答弁でありますけれども、農業、雇用、医療、エネルギーなど、岩盤のような固い規制に対し、強い決意を持って改革してまいりますというふうにこのエネルギー、電力についても触れられておりますように、エネルギー産業を育て世...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネルギーミックスは、二〇三〇年のある意味では目標、二〇三〇年における見通しであり、あるべき姿と、こういうことを申し上げてきております。  見通しというのは、やはりある程度現実的なものでなければいけないということ。ただし、それだけではなくて、あるべき姿...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 日本は現在世界一のロボット大国と言っていいと思いますけれども、一方で、ほかの国も随分追い上げてきていると、こんな状況がございます。  その中で、先般、ロボット新戦略を策定をいたしました。東京オリンピック・パラリンピックが開催される二〇二〇年までをロボッ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに実際の社会に役立つロボットということでありますから、やはり女性の持つ感性とか、そういう女性らしさというようなものは恐らく大変大事な要素だろうと思っておりまして、おっしゃるような視点を含めて、女性の技術者に、育成であり、参加していただくようなことを是...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 商品先物取引につきましては、近年、取引高が本当に大幅に減少しております。一方で、今後のことを考えますと、例えば電力の卸売市場の整備とか、さらに、世界的に高止まりしていると言われているLNGにつきましても、やはり市場を設けてかなり価格を弾力的に引き下げられ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネルギーミックスにつきましては、将来のエネルギーの需給構造の見通しであり、あるべき姿ということを申し上げてきております。  見通しというのは、まさに現実的でなければ、まさにおっしゃるように社会が動いていく方向というものを見通さなければいけませんし、一...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるとおり、いわゆる賦課金の水準につきましては、単価でいいますと、二十六年度、本年度がキロワットアワー当たり〇・七五円が、来年度、二十七年度には約倍になります、一・五八円キロワットアワー当たり。そして、標準家庭の月額の負担額は、今年度が二百二十五円...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、おっしゃるように、再生可能エネルギーを最大限に導入を進めていくというのが政府の方針であります。  そして、導入水準につきましては、エネルギー基本計画におきまして、これまでのエネルギー基本計画を踏まえて示した水準、これは二〇三〇年の発電電力量の約二...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 固定価格買取り制度は、もう御承知のように、基本的には二十年にわたって固定した価格で電力を買い取るという制度でありまして、そうしたことを考えまして、例えば、まず原発の稼働率でいえば、長期にわたった稼働ということで三十年にわたった稼働率というものを使わせてい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この三枚目の資料の意味が私にはちょっといま一つ分からないので教えていただきたいんですけれども、ピーク時の需要というのはこれキロワットアワーですよね、量ですから。連系線の設備容量というのは恐らくキロワットだろうと思っていまして、この二つの関係というのが表に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、地域間の連系につきましては、それは大変大事なことでありまして、広域的運営推進機関が四月から発足しますので、そこでも、例えばそのきめ細かなルールで、今まで年度ごとに決めていたものを三十分置きにするとかいうことで、さらに小売事業者に加えまして発電設備設...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) アベノミクスにつきましては、第一弾、大変うまくいきました。また、第二弾も適宜、柔軟的に運用をしております。そして、問題は第三弾、成長戦略でありデフレの克服という段階でございます。  昨年について申し上げますと、四月の消費税引上げによりまして、当初から、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 再稼働、また原発の関係の審査につきましては、三条委員会であります規制委員会においてある意味じゃ独立して判断をするという制度、これは民主党政権時代でもありましたけれども、たしか自民党も加わっていろいろ修正をした上ででき上がった制度でございまして、そういう制...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 原子力発電所につきましては、まず原子力規制委員会におきまして世界最高水準の新規制基準に適合しているかどうかの審査が行われ、適合していると認められた場合には再稼働を進めるというのが政府の方針であります。  そして、なぜ再稼働を進める必要があるかと申し上げ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 陸側の遮水壁、いわゆる凍土壁につきましては若干工事が遅れております。それは、労働災害事故が起こった関係で二週間ほど作業ができなかったということで遅れておりますけれども、規制委員会の認可が得られれば、四月に凍結しにくい箇所、五月に山側全体の凍結を開始するこ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私が伺っておりますのは、たしか規制委員会の方は、建屋の中の水位と凍土壁の内側で建屋の外の水位といったものを大変気にしておられまして、建屋の中の水位の方が高いと外に出てくる可能性がある、その調整をしっかりできるかどうかというところをやられていて、凍土壁自体...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ITA交渉につきましては、委員おっしゃるとおり、大変大事なことだと私も思っております。現在交渉となっている情報通信機器の日本からの輸出額は、通信機器の約一・八兆円、半導体製造装置の約一・二兆を含めて九兆円に上っております。  昨年の十一月のAPECのと...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 機構の海外需要開拓委員会において案件が決定されているわけでありますけれども、おっしゃったように、委員と関係する会社に出資されていることは事実でありますが、その案件の審査のときには当該委員は審査に加わらないというような形で運営されていると聞いておりまして、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今申し上げましたように、審査には加わっていないわけでありますけれども、そういう疑念が持たれないような方策を何らか今後講じていくこともまた必要なのかなという気がいたします。
○国務大臣(宮沢洋一君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  ...全文を見る
03月27日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○宮沢国務大臣 地熱発電は、委員おっしゃったとおり、安定的な再生可能エネルギー、しかも、おっしゃるように我が国は世界第三位の潜在力があるということでありまして、大変大事なエネルギー源だと私も思っております。そういう観点から、事務方にはしばらく前から、地熱については徹底的に知恵を出...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、環境省の立場、自然公園を守るという立場がある一方で、やはり地球温暖化対策でしっかりとした日本としての目標を打ち出すという立場をお持ちですから、そういった意味では地熱発電というのは大変大事な発電だと環境省自身もお思いだと思っております。環境省の幹部と個人的に...全文を見る
○宮沢国務大臣 もう委員御承知のとおり、温泉発電というのは決して大きな規模ではないわけでありますけれども、ちりも積もれば山となるという言葉もありますから、やはり私はこれを推進していくことは大事だと思っておりまして、これまでも規制緩和を行ってきておりますけれども、この想定問答を読ん...全文を見る
○宮沢国務大臣 篠原委員とは、たしか篠原委員が農水省の現職のときに私の勉強会に来ていただきまして、エネルギーではなくて、食料の自給自足が大変大事だという話を、本当におもしろい例を挙げながら御説明いただいたのを今でも中身は克明に覚えております。ありがとうございました。  この御質...全文を見る
○宮沢国務大臣 世論調査をいたしますと、委員がおっしゃったように、再稼働反対という声が大変大きいということは承知をしております。それにつきましては、先ほどの答弁で申し上げましたような、本当の再稼働の必要性また原子力規制委員会の審査の厳しさといったものを、しっかり我々としても発信を...全文を見る
○宮沢国務大臣 我が国の原子力発電所建設の技術につきましては、いろいろな国から実は期待が寄せられております。具体的には、ベトナム、トルコといった、まさに新興国で電力需要が大変多くなっている国、それからイギリス、アメリカといった、これから地球温暖化対策の観点から新規の原発を建設しよ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、審議会、ワーキンググループで議論をしていただいているところでございますので、私から予断を持って申し上げるわけにはいかないと思っておりますけれども、昨日の議論、私自身は出席もできませんでしたし、正直、国会対応等々ありましてそのユーチューブ等も見ることができな...全文を見る
○宮沢国務大臣 原子力につきましては、先ほども言いましたようにベースロード電源として位置づけておりますし、また一方で、太陽光、風力につきましては、再生可能エネルギーとして最大限の導入をしていくということを位置づけておりますから、排他的な関係にあるとは思っておりません。
○宮沢国務大臣 恐らく、私も審議会等に出している資料は私自身がチェックすることはないわけで、きょう、こうやって見せていただきましたけれども、これは、ミスリーディングといえばミスリーディングかもしれませんが、ベースロードの電源として太陽光、風力を使った場合にはこういうことが起きます...全文を見る
○宮沢国務大臣 原子力の稼働率、七割弱ということを前提にいろいろ考えているわけでありますけれども、それをさらに意識的に下げて、太陽光、火力といったもの、火力のバックアップを含めて導入した場合にはこういうことになるということが、恐らく書かれていることではないかと思っております。 ...全文を見る
○宮沢国務大臣 審議会では、まずは、電源の導入に当たって、開発可能地域とか燃料確保等の一定の外的な制約条件が存在する地熱、水力、バイオマスについて、その制約の中で導入できると見込まれる量の試算を議論の材料として審議会に提出したと聞いておりまして、御指摘の太陽光、風力については今後...全文を見る
○宮沢国務大臣 今長官から答弁しましたように、委員もおっしゃいますように、これまでの揚水発電というのは、夜間に上に揚げて、そして需要の多いときに発電する、こういうことだけに使ってきたわけでございますけれども、今委員がおっしゃった点は大変大事な点だと思っておりまして、再生可能エネル...全文を見る
○宮沢国務大臣 蓄電池が大事だという政策につきましては、我々も、民主党政権時代の方針を大変すばらしい方針だと思って維持をしております。  そういう中で、平成二十四年度予備費を活用いたしまして、北海道、東北の電力会社の変電所に大型蓄電池を設置し、蓄電池の制御・運転技術などの確立に...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、二つの点があるんだろうと思います。  太陽光発電を初めとする再生可能エネルギーの接続の問題というのがございます、固定価格買い取り制度のもとで。これをどの程度接続することが実際可能かということにつきましては、これはまさに経産大臣の仕事そのものだと思っており...全文を見る
○宮沢国務大臣 菅長官も総理もまた私もこう申し上げてきております。汚染水の影響は港湾内に完全にブロックされているということ。そして、それは港湾外でモニタリングをずっとしてきております。例えば、今おっしゃったK排水路に近いところにもモニタリングをする場所がございますが、そこの数値に...全文を見る
○宮沢国務大臣 規制委員長の御発言、私も聞いておりましたけれども、私の印象といいますか受けとめ方は、サイト内の水、雨水の放射性物質濃度についておっしゃったと思っておりまして、当然、サイト内はまさに汚染をされているわけであります。そして、サイト外でありますけれども、港湾内というもの...全文を見る
○宮沢国務大臣 同じような事故がほかの国で起こって、そのときに日本の知見を活用するということは、これは恐らく大変大事なことだろうというふうに思います。  ただ、一方で、今の状況だけ見ますと、東電の所有のものを国の所有にかえても、今の状況が大きく変わるというわけでは恐らくないと思...全文を見る
○宮沢国務大臣 目ききという言葉は、私にとっては、お宝鑑定団じゃありませんけれども、古美術の目ききみたいなことだろうと思っておりましたのが、十年ぐらい前からでしょうか、まさに科学技術の分野で目ききが必要だ、アメリカは、目ききの人とベンチャーキャピタリストが組んで、大変いろいろな企...全文を見る
○宮沢国務大臣 経産省におきましては、NEDOにおきまして、内外の技術開発動向をしっかりと把握する、要するに、まさに新しいものはどういうものがあるかということをしっかり把握して戦略的に企画立案をするシンクタンク的なものとして、技術戦略センターを昨年四月にまず置きました。  また...全文を見る
○宮沢国務大臣 政府といたしましては、昨年五月に総合科学技術会議を改組いたしまして、総合科学技術・イノベーション会議ということで、これが政府全体、科学技術の司令塔として、重点分野の設定等を行っているわけであります。  そして、まさに目ききというのは、おっしゃったように、本当に少...全文を見る
○宮沢国務大臣 大蔵省、財務省の出身者として申し上げますと、随分よくなってきたな、昔はひどかったな、こういうのが印象でございます。
○宮沢国務大臣 法律に基づきまして、東京電力が原子力規制委員会にトラブル等につきましては報告をしております。そのほか、廃炉・汚染水対策現地調整会議などの場で、必要に応じて東京電力から報告を受けており、その資料は公表されているわけであります。  そして今、適切な公表というお話があ...全文を見る
○宮沢国務大臣 漏らさないという対策をさせなかったということではなくて、少し時系列で御説明をさせていただきますと、昨年二月の廃炉・汚染水対策現地調整会議において、K排水路の放射性物質濃度が高いということの資料が公表されました。  その後、東電におきましては、原子力規制委員会から...全文を見る
○宮沢国務大臣 しっかりと現地対策本部におきましても、当省の職員も参加いたしまして、まさに正面に立って廃炉・汚染水対策をやっているところであります。  一方で、このK排水路の排水口からの、水が漏れていたという件につきましては、やはり、港湾外のモニタリングを相当精密にやっておりま...全文を見る
○宮沢国務大臣 株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中小企業、小規模事業者は、全国に三百八十五万者を数え、それぞれの地域における多様なニーズに対応したさまざまな事業を行い、地域の経済、...全文を見る
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 国が実施している信用保証制度につきましては、県境を越えて事業を行う中小企業・小規模事業者であっても、事業者が支店や事務所を設置しているなどその県に事業実態があるということが確認できれば信用保証協会から信用保証を受けることができます。  合併の例としては...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員からは度々この件で御指摘を受けております。  信用保証協会につきましては、公的機関でございますから、透明性や公平性を確保するということが求められていると考えております。各信用保証協会の役員につきましても、こうした理念を踏まえ、適切なプロセスに基づい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員が今具体例としておっしゃったようなことを考えてこの制度を使っている企業はあるのかもしれませんけれども、まず、その繰越欠損制度というのは継続的に活動する企業にとって税負担の平準化を図るという制度でありまして、主要国全てこの制度がございます。日本の場合は...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) これは、御承知のとおり、地元自治体の同意というのは、法令上原発の再稼働の要件ではございません。  再稼働に当たっては、地元の理解を得ることは大変大事でありますけれども、その方法とかその範囲につきましては、各立地によって事情が様々であることでありますので...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 安全協定は、国ではなくて電力会社が自治体との間で締結しているものでございまして、たしか京都府におかれましても関西電力との間で安全協定を結ばれたというふうに聞いておりまして、それぞれの自治体と電力会社とよく相談していただくことが一番だと思います。
○国務大臣(宮沢洋一君) 原発につきましては、規制委員会におきまして、もちろん震災、大震災の対策とか火山の爆発対策も含めた世界最高水準の新規制基準に適合するかどうか審査していただいて、適合すると認められた場合にはその判断を尊重して再稼働を進めていくというのが政府の一貫した方針でご...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) いや、この判決、事前に質問が用意されたわけじゃないんですけれども、この判決は、まず一点は、これたしか関電との間の、関電に対する差止めだったと思いますので、直接の当事者じゃありませんのでコメントは差し控えますけれども、いずれにしても上告をしているはずであり...全文を見る
03月31日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 北朝鮮をめぐる拉致、核、ミサイルといった諸懸案に対して国会において累次の決議が行われており、今御質問にありましたように、今回の措置の直前の平成二十五年二月には三度目の核実験に対する抗議決議が行われております。  経産省としましては、これらの国会決議を踏...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 平成二十五年に本措置の延長を検討したときの状況というのは、今いろいろ御質問ございましたけれども、国際社会の強い反対にもかかわらず、その前年の平成二十四年四月及び十二月に北朝鮮はミサイルを発射し、さらに翌年の平成二十五年二月には核実験を強行すると、こんな状...全文を見る
04月01日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○宮沢国務大臣 今御質問がありましたように、二回民営化を先送りして、そして二回目の延長のときに今年度末までの検討期限というものが設けられまして、なぜ今かといえば、そういう検討期限があるということであります。  委員おっしゃいましたように政投銀と商工中金というのはほぼ同じような状...全文を見る
○宮沢国務大臣 結論をまず申し上げますと、従来から特別小口保険の対象としている小規模事業者につきましては、今回の改正を踏まえての見直しを行う予定はございません。引き続き一〇〇%保証として運用する考えでございます。
○宮沢国務大臣 我が国の生産の七割は中小企業、こういうことでありまして、我が国経済において大変ウエートの高いのが中小企業。ただ一方で、一言で中小企業、中堅、小規模と言っても、いろいろな種類の、まさにこれから大きな企業になって発展していくようなところもあれば、大企業の下請のようなと...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回、NPO法人につきまして信用保証の対象とする法律案を御審議いただいているわけでございますけれども、これは、やはりNPOの地域における活動というのは大変大事であるということ、それから、融資が受けにくいという状況があるものの、例えば政策金融公庫とかまた信用金庫協会...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにおっしゃるとおりでありまして、今部長からも御説明しましたように、危機対応業務を民間でもやっていただくように努力はしていかなければいけませんが、残念ながら、現時点においてはそういう動きはないということ、また、今の円安による原材料高等々によって中小企業が大変厳し...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、成長戦略の見える化をしようということで、事務方に指示を出しております。先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、やはり成長戦略の大きな担い手は中小企業だろうと思っておりまして、そういう、成功例、失敗例を含めて、いろいろな知恵の泉みたいなものを出して、中小企業の方...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく幾つか理由があってだろうと。大体基本は二年で仕事がかわる。私自身も、一年でかわることもあれば、二年続けたこともある。三年やったことはたしかなかったと思います。  恐らく一番の理由は、いわゆる今で言う総合職、我々のころは上級職と言っておりましたけれども、事務...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、論理的には、例えば、法人税率であれば国際水準を目指す云々というようなことがあって、それは企業が国際的に活動しているわけでありますから理屈としてはありますけれども、では、開業率、廃業率を高くする、ある意味では新陳代謝をしていくということが日本経済にとって大事...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん教育だけで全てが解決するというわけではありませんけれども、小さいときからの教育といったものが大変大事だろうと思います。  ベンチャーもそうなんですけれども、金融についての教育というのが恐らくそのもっと基本にあって、どう考えても、例えば〇・〇一%の金利で相...全文を見る
○宮沢国務大臣 二〇〇八年の中小企業白書では、開業と廃業について高い相関関係があるということを言っております。相関関係があることは間違いありませんけれども、例えば、では、その地域に同業の人が入ってきて大変競争が厳しくなって廃業するとか、その地域にある業種がなくなったので開業すると...全文を見る
○宮沢国務大臣 開業率。開業、廃業といいますけれども、開業というのは政策的にも大変応援しやすいわけであります。一方、廃業というのは、私は、廃業ができる環境を整えるということは政策的にやっていかなければいけないし、大変大事なことだと思いますけれども、まだやりたい方にやめろよというこ...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も財務省におりましたけれども、財務大臣ではないものですから、なかなか、振り向けますとも言える立場ではありませんが、今のお話を承っておりまして、やはり、ラストリゾートといいますか、特に零細企業にとって、信用保証の果たしている役割というのは大変大きいんだろうというふ...全文を見る
○宮沢国務大臣 先日の予算委員会でも御質問があって、私、ちょっと具体的な数は持っておりませんけれども、各県で相当数の方が県から天下りをされて、しかも、長い方は四十年とか何か勤められているという数字を拝見いたしました。そこまではいいですか。  その十二年の附帯決議を踏まえての対応...全文を見る
○宮沢国務大臣 今おっしゃったような、無駄な予算がついているとすれば、それはしっかりとチェックをしていくつもりでありますし、していかなければいけないと思っております。  一方で、教育投資についての重要性というものも重々承知をしております。
○宮沢国務大臣 民主党政権時代にNPOというものを大変重視されまして、例えば税制上の措置等々を改善された。大変すばらしいことだと思っておりまして、私どもとしましても、これを継続して支援していきたい、こういうつもりでございます。  そして、NPO法人からは、NPO法人のソーシャル...全文を見る
○宮沢国務大臣 マクロで申し上げて、日本経済の状況というのは、やはり緩やかに回復をしてきているという状況であることは間違いないと思っております。中小企業につきましても、全体で見ますと、今、表にありましたように、昨年十月から十二月期の中小企業の売上高及び経常利益はともに全体として改...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど渡辺委員からも実は同じ質問を受けたわけでございますが、実際に、民間といいますか、政策金融公庫、また信用金庫における状況というのは私どもも把握をしておりまして、政策金融公庫につきましては、これは二十五年度でありますけれども、合計で約五十九億円。これは徐々に、徐...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは政投銀及び商工中金の二つですけれども、平成十七年に完全民営化の方針が決まって、十九年に法律が成立した。そして、その後リーマン・ショックが起こって、これは我々の前政権のときの最後ですけれども、麻生政権のときに一回完全民営化を延長した。そして、その後大震災が起こ...全文を見る
○宮沢国務大臣 たしか平成十七年に方針を閣議決定したわけでありますけれども、実はその少し前から、自民党とか与党の中ではそういう方向の議論が二、三年にわたってされておりました。  そして、そのときに何が起こったかといいますと、政投銀について言えば、本当に民になるつもりになって、い...全文を見る
○宮沢国務大臣 当然のことながら、経産省の事務方でも相当な検討はしてきたはずであります。一方で、これは政投銀とも絡むということで、内閣府におきまして成長資金の供給促進に関する検討会というものが設けられまして、そこでも検討していただきました。また、自民党でも公明党でも御検討していた...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、設立の趣旨も業務の実態も非常に違うわけであります。  まさに、政投銀というのは、かつて開銀と言われて、日本の戦後の復興、高度成長等々を支えてきた銀行。一方、商工中金というのは、まさに、中小企業の中でやはり組合活動というのは大変大事だという視点か...全文を見る
○宮沢国務大臣 いずれにしても、財務省なり金融庁なりで今後いろいろ検討していただくことになるわけでありますけれども、まず、二回延期したときには五年から七年というようなことがめどになっていたわけですが、今回はそうではないということ、それなりに時間がかかるだろうということを思っている...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど申し上げましたように、五年から七年でめどがつくというふうに、前二回の改正のときに我々も民主党政権も思っていたわけです。ただ、なかなかそういうわけにはいかないだろうな、かなり難しい仕事だなという認識があります。  では、当分の間というのはいつかと言われますと...全文を見る
○宮沢国務大臣 なぜ株式保有についての年限を明示しないかということになりますと、今の状況を申し上げますと、たしか資料もお持ちのようでございますけれども、政府保有株式を減らしていく方向、減らしていきます云々ということによって、商工中金自体の格付というものが下がるだろうということを言...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も実は役所におりましたときに、商工中金と国民公庫、中小公庫を担当しておりました。  政策金融公庫と商工中金は機能においてかなり違っておりまして、いわゆる国民公庫の流れをくむ政策金融公庫の融資というのは、それほど大きくない額を融資するということ、それから、中小公...全文を見る
○宮沢国務大臣 午後またいろいろ質問を受けるわけでありますけれども、やはりこういうものはやめて民間にもっと近づけろという御意見も持たれている党はあるし、また一方で、商工中金はがちがちの政策金融機関としてもう少しはっきりしろ、こういう御意見もあるわけです。私どもは、したがって、二十...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん、法律で一律に禁止すると書いてあって、それを省令で禁止を除外するということは、これは法律論としてはあり得ないわけでありますけれども、商品先物取引法におきましては、不招請勧誘の禁止の対象とされている勧誘行為のうち、「委託者等の保護に欠け、又は取引の公正を害す...全文を見る
○宮沢国務大臣 商品先物取引、商品先物市場につきましては、これから非常に大事になってくると私ども思っております。  と申しますのも、電力の卸売市場をしっかりと整備しなければいけないとか、また、世界に先駆けてLNGの先物市場といったものを整備して、LNGというのは値段がかなり高ど...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、最初からお話がありました、法律的に問題ではないかという話につきましては、申し上げたとおり、しっかりと内閣法制局で審査を受けておりまして、法律的な問題は一切ないということは申し上げられると思っております。  そして一方で、重層的な委託者保護でも漏れはあるじゃ...全文を見る
○宮沢国務大臣 商工中金は株式会社でありまして、民の保有株式比率が五四%ということでありますので、まさに多数は民間の方が持たれている株主が選ばれた結果、こういうふうになったんだろうと思っておりますし、一方で、当然のことながら、私どもはあっせんということは許されておりませんので、あ...全文を見る
○宮沢国務大臣 四六%というのは、結果としてこうなったということでありまして、この数字を目指してやったとかいうことではなくて、国及び組合及びその構成員という方が出資する権限といいますか、出資することができるわけでありますけれども、一方で、民間の方も、中小が多いとなると、なかなか、...全文を見る
○宮沢国務大臣 二〇〇七年に、今の政投銀と商工中金について方針を規定した法律が成立したわけであります。そして、一年後、正確には一年半後にリーマン・ショックが起こって、二年後に、当時は麻生政権でありましたけれども、期限を延期して、その上で五年から七年をめどに株式を売る、こういうこと...全文を見る
○宮沢国務大臣 今申し上げましたように、二〇〇九年以降、そういう方針のもとでやってまいりましたけれども、残念ながら大変難しい状況がいろいろあるということがわかったわけであります。もちろん、前回同様、五年、七年というようなことに、何年以降五年、七年というようなことにするということは...全文を見る
○宮沢国務大臣 今の状況については、ここでも何度も申し上げましたけれども、マクロ全般としては緩やかな回復をしてきていることは間違いないわけであります。一方で、地域地域、業種業種、または企業の大小等々でいろいろ異なる状況が出てきております。  特に中小企業につきましては、円安とい...全文を見る
○宮沢国務大臣 やはり、小泉内閣のころから行政改革ということに大変熱心に取り組んできておりまして、その中で、政策金融につきましてもいろいろ議論が行われました。私自身も随分参加をしておりました。  そういう中で、やはり官から民へという大きな流れの中で、政策金融の見直しを図るという...全文を見る
○宮沢国務大臣 なぜ危機対応業務を義務づけたのかという御質問だと思いますけれども、現在の法律では、株式会社日本政策金融公庫法に基づきまして、商工中金は、申請手続を行わずとも危機対応業務を実施する指定金融機関として、みなし指定されております。一方、公庫法二十五条に基づきまして、届け...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、商工中金で議論しております危機対応というのは、これは借り手の方の危機でありまして、震災とかリーマン・ショックによって世界経済が冷え込むといったようなことで、借り手の側に大変危機が起こったときの対応ということであります。  バブルがはじけたときは、正確に言いま...全文を見る
○宮沢国務大臣 リーマン・ショックのときは、私、ちょうどリーマン・ショックが起こったときに、与謝野大臣のもとで内閣府の副大臣をしておりました。  二〇〇八年の秋にリーマン・ショックが起こったわけですが、実は当初は、我々、大臣も含めて、かなり軽く考えておりました。といいますのも、...全文を見る
○宮沢国務大臣 これまでの制度的なことがあって、いわゆる大企業でも組合員になれば株主になれる、また、組合員になれば融資を受けられる、こういう状況がこれまで法律的に認められてきたということは確かであります。  ただ一方で、まず融資を受けられるということにつきましては、やはり、おっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは、私が答弁した後、金融庁にまた確認していただければありがたいんですが、恐らく、金融庁の今リスク対応をせよと言っている話というのは、やはりこれまでの民間金融機関、特に地銀以下と言っていいんでしょうけれども、の対応というのが、やはり担保とか保証とか、そういうもの...全文を見る
○宮沢国務大臣 資本注入の話は先ほど申し上げた話で、金融機関に対する資本注入と危機対応業務のように借り手の側に対する対応とではかなり性格が異なっているというふうに思っております。  そして、危機対応業務というのは、結局、リーマン・ショックのときに何が起こったかといえば、極めてわ...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは、もちろん金融庁なりが判断する話だと思いますけれども、銀行法を改正して危機対応業務をできるようにするでは恐らくやらないので、やらなければいけないというふうにした場合に、それに対応する相当巨額なお金をいつどういうふうに国が民間金融機関に出すかという問題があるし...全文を見る
○宮沢国務大臣 二度の延長の結果、昨年度末が検討期限だったわけでありますけれども、政府また与党の検討におきまして、中小企業団体などの声も踏まえて検討いたしましたけれども、大規模な景気変動や自然災害の際における金融支援は、現時点では民間金融機関による対応が事実上困難であり、政府系金...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、郵政民営化のときには、与謝野政調会長のもとで郵政民営化合同委員会の事務局長をしたり、また、まさにリーマン・ショックのときには、与謝野大臣のもとで副大臣をしておりまして、随分教えを請うた立場であります。  おっしゃる国会答弁を読ませていただきました。そこでは...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは、先ほど御答弁したこととかなり近いことになるわけでございますけれども、私どもは、やはり二〇〇五年当時の方向づけ、まさに官から民へという大きな方向は大事なことだと思っております。そういう観点から、将来的な完全民営化の方針は堅持することとしております。また、現時...全文を見る
○宮沢国務大臣 本制度の趣旨といたしましては、まさにセーフティーネットという名称にもありますように、外的要因によって一時的に業況が悪化している業種を指定して、その業種に属する事業者を支援するという制度でありまして、個々の事業者の状況に応じて支援するものではございません。  一方...全文を見る
○宮沢国務大臣 NPO法人につきましては、今長官から答弁いたしましたように、まさにやっと融資が民間金融機関で始まっておりますけれども、まだ一部にとどまっておりまして、しっかり融資審査を整えている金融機関ばかりではないというようなこと、さらに、NPO法人はいわゆる三十四業種の収益事...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん、条文の解釈等々というものにつきまして、立法者の意思というものも一つの要素ではあります。  だから、そういうことを考えますと、私が今、引き続き一〇〇%保証として運用する考えであるということは、それなりに重い答弁をさせていただいたと思っております。
○宮沢国務大臣 今、二〇〇二年の十一月の委員会の答弁を長官が読み上げましたけれども、私の手元にある答弁書では委員御指摘の場所と違うところに線が引いてありまして、「諸外国では部分保証制度がとられていることも踏まえまして、金融機関との適正なリスク分担を図る観点から、中長期的には、我が...全文を見る
04月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 民主党政権時代は、産業界は六重苦とか五重苦とかということをよく言っておりまして、過度な円高、また法人税率が高い、さらに温暖化対策で現実的でない温暖化対策の方針が出てくる、さらに電力料金等が高止まりしている、さらにTPP等が遅れていると、こんなことで、産業...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) これは前回も御説明いたしましたけれども、海外設備投資比率というのは、国内設備投資の額プラス海外投資の額を分母といたしまして、分子に海外設備投資額を設けるものでありますけれども、この二枚目の資料でございますね、二〇一三年以降下がってきている、半ば以降下がっ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 設備投資というのは、企業において検討するわけでありますけれども、政策が変わったからすぐにということではなくて、恐らく一年前後は間違いなく時差があると、こういうことだろうと思っておりまして、こういう説明をしております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 先ほど申し上げましたように、政策が変更されてから実際に設備投資が行われるまで一年程度の時差があるということを考えますと、やはり海外設備投資というものは頭打ちになり、一方で国内設備投資というものはかなり多くなっている、これは事実だろうと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 水素は、まず様々なエネルギー源から製造することが可能でありますし、また利用段階ではCO2を出さないということで、エネルギーセキュリティーの向上や環境負荷の低減につながる将来の有力なエネルギー源、エネルギーの一つであると認識をしております。  先般、昨年...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 水素社会を実現するためには、やはり水素をどうやって製造するかというのは大変大事な問題であります。その中で、今委員御指摘のように、再生可能エネルギー由来の電気を用いて水素を製造するということにつきましては、まさに製造段階を含めてCO2を排出しないエネルギー...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるとおり、メタンハイドレートというのは大変我が国にとって希望が持てる資源でありまして、私も一度白いシャーベットみたいなのが本当に燃えるところを見て感激した思いがございます。  砂層型につきましては、日本周辺には相当量存在するということがもう...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 砂層型につきましては、先ほど申し上げましたように相当量が確認されているわけでありますけれども、表層型につきましては、まず今、資源量の把握ということをやっておりまして、平成二十五年度から三年間程度掛けて資源量の調査を集中的に行っております。資源量調査の結果...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 原子力発電所につきましては、再稼働の申請を事業者が規制委員会にするわけでありますけれども、規制委員会におきまして世界最高水準の新しい規制基準に適合すると認められた発電所については再稼働を進めていくというのが政府の方針であります。  もちろん、おっしゃい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 経産省としては、従来より対北朝鮮輸出入の禁止措置を実施してきております。二年前の四月十三日から二年間ということで禁輸措置を延長しておりましたが、これにつきまして国会承認が必要でありましたけれども、先月、御承認をいただきました。その承認を求める提案理由にお...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) お答えする前に、先日委員から、執筆されました冊子、「動的日本列島と原子力利用」というのをいただきまして、ありがとうございました。まだ序章しか読めておりませんけれども、あの震災の日当日何をされていたかから始まって今に至る思いが書かれている。これから週末にで...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 具体的なスケジュールについては定まっておりません。
○国務大臣(宮沢洋一君) 計画につきましては電気事業者が作るわけでありますけれども、今の時点で、電気事業連合会としましては、十六から十八というものは変えないけれども、二〇一五というのは、これは少し変えなければいけない、これは当然のことだと思いますけれども。したがって、今検討中だろ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、現在、プルサーマル計画を有する原発九基について、規制委員会におきまして新規制基準への適合性の確認が行われております。適合すると認められたときには再稼働を進めていく、プルサーマルについても再稼働を進めていくということになります。このようにプルサーマル...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 平成二十七年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  安倍内閣では、これまで三本の矢の経済政策を一体的に推進してまいりました。その結果、経済の好循環が確実に生まれつつあります。昨年の企業の経常利益は、法人企業統計で過去最高水準となりました...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今委員がおっしゃったように、日本再興戦略におきましてもKPIを設けまして中小企業を応援していくという体制を取っております。KPIの達成については、おっしゃったように全国三百八十五万の中小企業・小規模事業者の経営を支援する体制というものが大変重要だと思って...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 事業承継というのは大変大事なことでありまして、順調にいっている企業が、なかなかこれまでのように親族間の承継というものが、このお手元の資料にもありますように少なくなっている。一方で、いわゆる番頭さん的な方に承継するといっても限度があるということで、残された...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 電力各社におきましては、最大需要電力に常に対応し得るよう、供給力というものをしっかり確保しておかなければいけないわけであります。  そして、なぜ未定となっているかということは、長官からも少し話がありましたけれども、原子力発電の再稼働が見通せる状況ではな...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるように、岩井政務官も説明したように、原子力の再稼働ができていないという状況の中で、古い火力発電所を動かしたりということで、電力の需給につきましては引き続き予断を許さない状況であるということは事実であろうと思っております。  ただ、一方で、自由...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるように、再稼働につきましては、規制委員会におきまして新たな規制基準の適合性を審査していただきまして、適合している、合格したと認められた炉につきましては再稼働を進めていくというのが政府の方針であります。  じゃ、なぜそういう状況で再稼働に求...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるように、第二弾の改正におきまして、送配電事業者に対してその区域の安定供給義務を課すと、こういう仕組みを導入しております。そして、この四月に広域的運営推進機関が創設され、今業務を始めたところであります。  広域的機関につきましては、電気事業法に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 長官から答弁しましたように、そのスマートメーターの導入ということについては、メリットはあるわけでありますけれども、おっしゃるように、いろんなデメリットというか問題点が生じることも確かであります。今委員おっしゃった点は大変大事でありまして、従来現場に出向い...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるとおり、原子力小委員会において検討が行われておりまして、昨年末には中間的な整理が行われまして、技術、人材の確保の観点からというようなことも記載をされております。  この点につきまして、エネルギーミックスの検討の中でどのように受け止めていく...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 政府といたしましては、先ほども申し上げましたけれども、まず再稼働につきましては、規制委員会で新規制基準に適合しているかどうかの判断をいただいて、適合していると認められた炉については再稼働を進めていくということ、また廃炉と決まったものについては、廃炉をしっ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 核燃料サイクルにつきましては、資源の有効利用という観点、また高レベル放射性廃棄物の減容化、また有毒度低減等に資するものでありまして、長期的なエネルギーセキュリティーの観点からも非常に重要だと考えております。
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、今朝の閣議後の記者会見におきまして、記者の方から、環境省が外部の機関に委託していろいろ将来の再エネの導入量について調査したものをホームページで発表しているようでありますけれども、これについてどうかという質問がありまして、私の方からは、まず、委託した...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 地方創生、また成長戦略といったことは、安倍内閣にとって大変重要な政策であります。  成長戦略について申し上げますと、私は、成長戦略というのは、ある意味じゃ日本のビジネスモデルを変えていくような話、これまで薄利多売といったビジネスモデルから、高付加価値、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 商店街というのは、私の地元でもそうですし、恐らく委員の地元でもそうだと思いますけれども、一部元気なところはまだ残っているかもしれませんけれども、いろんな施策を講じてはきておりますけれども、正直言って衰退してきているところの方が多い。それは、いろんな理由が...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさにプレミアム商品券は、これはプレミアムを付けることによってそれぞれの地域での消費を喚起していただくと、こういう政策であります。  一方で、商店街の振興策というのは、それぞれの商店街におきまして、もちろん委員おっしゃるように、リーダーが出て引っ張って...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、商品先物についてでありますけれども、商品先物につきましては、私どもの立場でいいますと、今後、電力の卸売市場の整備とか、またLNGというものが大変国際的には高止まりしていると言っていい状況の中で、LNGのやはり卸売市場といったものを整備することは大変...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 商品先物市場にそのまま当てはまるかどうか分かりませんけれども、例えば株式等々の先物取引等々ということについてもいろんな議論が行われてきておりますけれども、その中で、やはり法人だけだと判断がかなり一方に偏る、個人というものが入って市場というものは安定すると...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) たまたま先ほど時間があったものですから、先週読もうと思って読んでいなかった日経ビジネスを読みまして、ちょうど今AIの話、また特異点を超えるというようなことをおっしゃっている方がいるというようなところを読んだばかりでありました。  まず、ロボットにつきま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 経産省といたしましては、将来人口が減る中、労働力が減る中でどの分野の労働力が実はかなり減ることによって痛手を受けるというようなシミュレーションはしておりますけれども、逆にロボット等によって余剰人員が出てきてというようなことは今のところやっておりません。
○国務大臣(宮沢洋一君) 最初に念のために申し上げておきますけれども、各紙が再生可能エネルギーとか原子力のパーセントをいろいろ報道されていることについて、事務方から取材してということではなくて、各紙がそれぞれ想像たくましくされてやられたものだということを申し上げました。  それ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、東電につきましては、今回、K排水路につきましても、私どもにも八か月、九か月ですか、報告がないといったようなことがあり、また、公表してこなかったという問題点が発覚しまして、やはり、委員おっしゃるように、随分変わってきたとは言われましても、まだ企業風土...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回、電力だけではなくて、ガス、また熱供給を一体改革することとしております。  当然のことながら、電力、ガスの間の相互参入も当然もう既にいろいろ動きがありますし、また新たな新規参入ということも大いに期待をしております。そして、そういう中に、例えば今委員...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネファームは、おっしゃるように、大変、今後更に更に導入を促進していく必要のあるものだというふうに思っておりますが、実はエネファームを使ってどの程度その使用料といいますかコストが安くなるかというのはきっちりした試算が実はなくて、あるガス会社が先生のところ...全文を見る
04月08日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○宮沢国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
04月08日第189回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 四年前、大震災が起きまして、その後、五十四基ありました原子力発電所が全て今止まっているという状況の中で、我が国は大変厳しいエネルギーの制約がございます。中東を中心とした化石燃料に対する依存度が増加しているということ、また原発停止によって燃料費の増加が起こ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今お示しいただきました表の上の三つは、これは総括原価に含まれて、最終的には電力料金に乗るということになります。  一方で、除染の費用につきましては、これは最終的に廃炉機構、賠償機構が持っております株を売却して充てる予定でございますから総括原価にはなりま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今総理からも答弁がございましたけれども、福島県がまさに復興の柱の一つに再生可能エネルギーの一〇〇%導入というものを掲げておりまして、我々としても、もうともかく全力で支援をしていかなければいけないと思っております。  そういう中で、福島県知事が会長を務め...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 手短にお答えいたしますけれども、まず国の権限の明確化につきましては、現在、原子力委員会が検討を進めるということになっておりますので、有識者の参加を得た上で検討していきたいと思っております。  それから、原発を再稼働させるための条件なりプロセスの明確化と...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) たくさん質問があるものでございますから。  ということで、専門的、科学的に規制委員会で検討されたことに政治的判断を上乗せする必要はないと考えております。  最終処分につきましても、全国の自治体の、強制する法的責任、協力義務を課すということは、文献調査...全文を見る
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 過日の経産委員会での議論を私は聞いておりました。廣瀬社長からいろいろ、アレバ社の件についても大変緊急事態の中で役に立ったというような答弁があったと思います。  ともかく四年前の状況を考えてみますと、ともかく汚染水対策、原発の処理といったものについて、国...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃった高レベル放射性廃棄物の最終処分というのは大変大事な問題でありまして、何とか我々の世代のうちに解決をしなければいけない問題だと思っております。  おっしゃいますように、処分方法につきましては四十年にわたり研究、評価を行ってきたところであります...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 地震後でございますけれども、学術会議とか原子力委員会また原子力学会がそれぞれ提言を出されていることは承知しております。それぞれ違う点もありますけれども、処分方法としてなぜ地層処分が適当なのか、多様な分野の科学者間の十分な認識共有や国民との対話を図るととも...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) みなし仮設住宅の家賃に関する東京電力への求償については、今お話のありました、現在、内閣府と東京電力が協議中であり、経産省としてはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。
04月14日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(宮沢洋一君) おはようございます。  官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国経済の持続的な成長を実現するためには、成長戦略を確実に実行して経済の好循環を確かなもの...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○宮沢国務大臣 政策金融につきましては、私も、もう三十年ぐらい前でしょうか、当時、今は政策金融公庫ですけれども、中小公庫とか国民公庫の予算を二年ほど担当いたしました。ちょうど金利の自由化が進んできて、また、都銀を含めて中小企業金融に民間が乗り出してくる時代、ある意味では政策金融を...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員が配られたこの表を見ながら、小規模事業者、全体としては中小企業にも利益というものは上がるような状況が出てきているわけですけれども、やはり大変厳しい方がいらっしゃるんだろうなと。特に、実は私は、昨年消費税が上がったときに心配しておりましたのが、消費税が上がる、そ...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も、三年ぐらい前ですか、久しぶりに車を石垣にぶつけて、そしてディーラーに持っていって、どうしようかと相談したら、それは保険を使った方が得ですよと言われて、保険で直した記憶がありますけれども、一方で、ここ三年ぐらい、事故のせいだけではなくて、随分保険料率が高くなっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 自民党の原子力政策・需給問題等調査会におきまして、十数回にわたる議論を行った上でこの提言が取りまとめられまして、そして、四月七日でございますか、私のところにも額賀調査会長等、関係者の方が来られまして、申し入れをいただいたところであります。  この提言をもとに今後...全文を見る
○宮沢国務大臣 自民党の提言も、六割にせよと書いてあるわけではなくて、各国で現状六割以上となっているベースロード電源ということを書いた上で、我が国において国際的に遜色のない水準を確保するということでありますから、六割というものが決め打ちではないと思っております。  そういう中で...全文を見る
○宮沢国務大臣 今審議会でお願いをしているところでありますから、当然のことながら、我々が予断を持って何かを念頭に置いているというわけではありません。  また、いただいた議事概要を見ておりますと、一ポツのところで上から二つ目に六割以上と書いてありますが、下から二つ目は「福島の事故...全文を見る
○宮沢国務大臣 審議会に今審議をお願いしております立場の大臣として、全く予断を持っていないということを申し上げます。
○宮沢国務大臣 そういう発言を、閣議後、いたしました。環境省試算という性格ではないと承知しておりまして、委託先であります三菱総研が再生可能エネルギー導入のポテンシャルを試算したものということで整理をされております。  そして、記者会見で私が申し上げたような幾つかの問題点があると...全文を見る
○宮沢国務大臣 今作業をしておりますエネルギーミックスにおける算定の基礎として用いることはできないという趣旨で申し上げております。
○宮沢国務大臣 私の手元にある資料ですと、私の発言は、組み込むものではないということではなくて、エネルギーミックスの基礎として用いるということはなかなかできないものだろうと思っています、こう答えております。  したがって、もちろん、この試算を前提にエネルギーミックスを計算すると...全文を見る
○宮沢国務大臣 概要の説明は受けました。
○宮沢国務大臣 いろいろな問題点がこの試算にはあると考えておりまして、固定価格買い取り制度において、既に契約で、五百キロワット以上で三十日以内の出力抑制をするというような方がいらっしゃるわけですけれども、そういうものがない方も当然いらっしゃって、そういう方についても、既契約分を含...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、西村副大臣から説明がありましたように、最終局面に来ていることは事実であります。  ただ、逆に言えば、最終局面まで解決できなかった問題が残っているということでありまして、決して簡単な作業ではないわけでありますけれども、何とか決着に向けて努力をしていきたいと思っ...全文を見る
○宮沢国務大臣 最初に、昨日の判決についての話がありましたので一言申し上げます。  まず、これは我々当事者ではございませんので、その判決についてコメントは差し控えますが、きょうの新聞を読みますと、新聞各紙、全国紙もいろいろ反応が複雑でありまして、日経は「福井地裁の高浜原発差し止...全文を見る
○宮沢国務大臣 国の立場で申し上げますと、恐らく、福井県からそういう計画が上がってこなかったという結果、四本になったんだろうと思います。  そして、どちらがどう負担するかというのは、なかなかこれは難しいところだろうと思いますけれども、ただ、結論的に言いますと、電促税という形で電...全文を見る
○宮沢国務大臣 ちょっと質問の趣旨がいま一つわからなかったんですけれども、今回、こういういろいろな御希望を持たれている、西川知事からも私はいろいろ聞きました。  ただし、恐らくこれは二十四年度、民主党政権の時代ですけれども、から始まっている事業でありまして、その初めにおいてそう...全文を見る
○宮沢国務大臣 私が申し上げましたのは、二十四年度当初予算にのっているわけでありますけれども、その前の年の予算編成過程で、福井県が、再稼働が今の時分ある等々ということは余り念頭になかったのではないかといった意味で使わせていただいたわけであります。  そして、福井県といたしまして...全文を見る
○宮沢国務大臣 再稼働かどうかにかかわらず、まさに立地促進のための交付金でございまして、立地促進のために国がお金を出しているという構造はずっとあり、今も続いております。
○宮沢国務大臣 この新聞を読んだだけで、「事故制圧体制の充実強化」と書いてあるものが、この道路に関するものかどうかというのは私にはわからないんですが、そこは一度教えていただきたいと思っておりますが。もちろん、福井県から、この道路をともかくやってもらわないと再稼働はしないよという話...全文を見る
○宮沢国務大臣 これも委員が最初におっしゃったことでありますけれども、もちろん、この県の事業につきまして、私どもがこういう道路をつくれということを言ったわけではなくて、まさに福井県からそういう要望や要請が来たということに応えたもの、したがって、今のようなものが必要であるという住民...全文を見る
04月16日第189回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま議題となりました電気事業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  東日本大震災を契機として、戦後六十年以上続いてきたエネルギーの供給体制を抜本的に見直し、国家戦略として責任あるエネルギー政策を構築することが求...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 田中議員にお答えいたします。  エネルギーシステム改革への決意についてお尋ねがありました。  今般の改革においては、電気、ガス、熱供給を一体的に改革してまいります。これにより、これまで縦割りだったエネルギー市場の垣根を越えて、エネルギー間の相互参入や...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 田嶋議員にお答えいたします。  石炭、LNG火力の位置づけについてお尋ねがありました。  ベースロード電源とは、コストが低廉で、安定的に発電することができ、昼夜を問わず継続的に稼働できる電源のことと整理されており、具体的には、我が国では、原子力、石炭...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 鈴木議員にお答えいたします。  発送電分離のメリット、デメリットの検証についてお尋ねがありました。  今回の法案においては、発送電分離の実施前及び実施後に、法施行の状況等について政府として検証を行うこととしています。  具体的には、電気事業法を所管...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 國重議員にお答えいたします。  中小規模の都市ガス事業者とLPガス事業者についてお尋ねがありました。  今回の改正により、小売が全面自由化され、総括原価方式に基づく規制料金によらないサービスの提供が可能となります。それによって、既存の都市ガス事業者や...全文を見る
04月16日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 幾つかのデータがあるということは承知をしておりまして、私は極力国会等で答弁するときには、やはり中小企業も入っているということで、連合の数字を極力使わせていただくこととしております。  そうした意味で、連合でもまだまだ五%しかカバーしていない、ほかのもの...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 多岐にわたる御質問だったわけですけれども、まず、中小企業にも、まさに大企業、特に円安でかなり利益が上がっている大企業の利益を回すということは大変大事でございまして、御指摘がありましたように、政労使におきましても、たしか昨年の暮れにそういう方向で努力してほ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) たしか、私も税の担当を大臣になる前はやっておりましたので、約七割強がたしか赤字の企業だったと思います。
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、ここ二年ちょっと、安倍内閣になってからの動きだけをまず申し上げますと、結局、円安にこれだけ振れた結果、ドルベースでの人件費というものは格段に低くなってきている、二%、三%の賃上げを大きくのみ込むようなベースで下がってきていると、こういうことだろう...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 一九七四年というのは大変よく覚えておりまして、私自身が七四年の四月に大蔵省に入りました。ちょうどその前に、七三年にオイルショックがあって、あのとてつもない物価上昇と、それこそトイレットペーパーがなくなるというようなものがあった結果、たしか四月に入ったとき...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 公共事業の分野につきましては、今お話ありましたように、いわゆる品確法、また入札契約適正化法に基づいて価格及び品質が総合的に優れた内容の契約を行う必要があるため、発注の際には一定の工事実績が求められていると承知しております。  ただし、発注仕様書におきま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この国会で、中小企業と同様に事業を行うNPO法人をいわゆる信用保険の対象にするという中小企業信用保険法の改正案を提出をしております。  この法案を作る過程で、NPOなど新たな事業・雇用の担い手に関する研究会を開催いたしまして、NPO法人の代表を含む有識...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) はい。  国は訴訟の当事者ではもちろんありません。また、仮処分、仮の処分ということでありますので、政府として、また経産大臣として、コメントは差し控えさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) やはり、新しい新規の中小企業者にとっては、販路の拡大というのが大変難しい問題であります。民間において実績がない等々で販路の拡大ができないという中で、官公需において実績をつくっていただいて、さらにそれを民に広げていくというような販路の拡大をする必要があると...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ある意味では試行錯誤を始めるということでもありますけれども、やはり、例えば随意契約で相みつを取る場合に、そういう十年未満の中小企業をなるべく入れるというようなことを方針とする場合には、やはり発注者側にそういう企業の情報がないとできないわけ、国又は地方公共...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 少なくとも、データベースに載っているものが創業十年未満であるということは分かるわけですから、発注者としては、そのデータベースを使うことはかなり便利だろうというふうに思います。
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるとおり、中小企業全体で官公需の受注機会を増やしていく、受注を増やしていくということは大変大事なことでありまして、これまでもそういうことでやってきたわけですが、今回は特に新規中小企業者を殊更に取り上げたわけでありますけれども、新規中小企業者につき...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 官公需自体がやはりかつての高度成長の時代等々から比べますと小さくなってきているということ、特に公共事業などはかなり縮小してきているという状況の中でありまして、なかなか絶対額で伸びていくということは難しいわけですけれども、これなりのパーセント、五〇%を超え...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 人件費等々が出ないような価格で落札するという競争があったわけですけれども、かなり現在は状況が変わってきていると思っておりまして、大震災の復興また東京オリンピックといったようなことで、少なくとも私の地元では、仕事はあるけれども人が集まらないと、こういう状況...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) あくまでも仮定の話として、最高裁まで行って確定した場合には当然そういうことになりますが、そうならないように期待をしております。
○国務大臣(宮沢洋一君) ちょっと質問の趣旨がよく分からなかったんですけれども、そうなった場合というのは、最高裁まで行って確定した場合ということなんでしょうか。
○国務大臣(宮沢洋一君) そこまでの仮定の話にはなかなかコメントし難いと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、その質問は私が答えられる質問ではなくて、独立した三条委員会である規制委員会の方が答える質問だろうと思いますけれども。昨日の新聞、主要各紙はそれぞれ論説を書いてあります。朝日は「司法の警告に耳を傾けよ」、毎日は「司法が発した重い警告」、そして日経は...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この裁判自体は、国が当事者ではなくて関西電力が当事者でありますので、私どもとして裁判の中身等々についてコメントする立場ではありませんけれども、一方で、先ほど申し上げましたように、規制委員会でしっかりとした新しい基準で審査をしていただいて、そして適合してい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ベンチャーという定義はなかなか正直言って難しいところがあるわけでありますけれども、今回、新規中小企業者の定義を創業十年未満としたわけでありますけれども、これは、創業間もない企業を支援する中小企業新事業活動促進法や、またいわゆるエンジェル税制の対象が創業十...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさにおっしゃるとおりでありまして、国等の契約の基本方針におきまして、中小企業・小規模事業者向けの契約目標、これまでやっている目標とは別に新規中小企業者向け契約目標を設定することを考えております。  現在、官公需、総額約八兆円のうち、新規中小企業者との...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 電力関係者等の間では、大飯の判決を下した裁判官なので、こういう結論の可能性は高いのではないかというようなことが言われていたことは事実であります。  国が当事者の判決であればそれなりに何らかのことを我々言う必要があるのかもしれませんけれども、私どもが当事...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 企業収益は中小企業を含めて史上最高水準にあると、こういう状況でございます。そういう中で、いわゆる中小企業のDIを調べましても、貸出態度、資金繰り判断のDIもかなり高水準になっておりますし、また、資金繰りのDIも昨年の消費税増税の直後ちょっと下がりましたけ...全文を見る
04月17日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○宮沢国務大臣 電気事業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  東日本大震災を契機として、戦後六十年以上続いてきたエネルギーの供給体制を抜本的に見直し、国家戦略として責任あるエネルギー政策を構築することが求められております。低廉...全文を見る
04月22日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○宮沢国務大臣 委員は、たしか政務官として、まさに第三弾の法案を御審議いただいているわけですが、生みの親であるプログラム法の作成にかかわってこられたわけでありまして、全てを御存じの上での御質問だろうと思っております。  今この表を見ておりまして、自由化すると格付が下がる、逆に言...全文を見る
○宮沢国務大臣 御審議いただいているこの法案におきましては、政府が検証するということになっているわけでありますけれども、一方で、今委員御指摘のように、与党の検討プロセスの中で、政府のみに任せるのではなく、与党としてもしっかり検証していくという御発言があったことは承知をしております...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員御指摘のとおり、政府といたしましては、再生可能エネルギーの最大限の導入を進めていくということが基本方針でございます。今お話がありましたように、エネルギー基本計画を踏まえて示した水準をさらに上回る水準の導入ということを、昨年決めましたエネルギー基本計画で決めてい...全文を見る
○宮沢国務大臣 もうこれは委員も全くそういうお考えだろうと思いますけれども、やはり、四年前の震災以来、我が国のエネルギーをめぐる状況というのは大変厳しいものがあると考えております。  結局、今、エネルギー自給率は六%。九四%を海外から化石燃料を輸入している。しかも、極力低下させ...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、長期エネルギー需給見通し小委員会におきまして、一月の末スタートで、精力的に御審議をいただいているところであります。そして、あわせて並行しまして、専門家によるワーキンググループにおきまして発電コストの検証についても議論をいただいております。一方で、自民党また公明...全文を見る
○宮沢国務大臣 例えば電気とガスがどの程度の割合でなければいけないということについては、これは政府として方針を決めているわけではなくて、例えば、東京では余り感じませんけれども、関西に行きますと、関西電力と大阪ガスというのはかなり自由化された部門で熾烈な競争をしておりまして、その結...全文を見る
○宮沢国務大臣 電気とガスといったもののそれぞれのプレーヤーがどの程度の、電気がどのぐらい、ガスがどのぐらいというわけには、これは先ほども申し上げたようになかなかいかないわけであります。  一方で、エネルギーミックスというものについて申し上げますと、これは今のところ二〇三〇年と...全文を見る
○宮沢国務大臣 大震災以降、本当に、あの当時を考えますと、会館の、地下一階のあの電気で動くものもとまっているとか、エレベーターホールが暗くてというのを思い出しまして、それに比べると、かなり節電がいかなくなっているというか、生活がしやすくなっているというか、そういう状況にあることは...全文を見る
○宮沢国務大臣 実は、先ほどの答弁の中で、私は、エネルギーミックスというものは、電源やエネルギー源の将来の見通しであり、あるべき姿と申し上げたのは、エネルギーミックスは、電源の話ばかり報道されるんですけれども、エネルギー全体の見通しも当然つくっていくこととしております。  最終...全文を見る
○宮沢国務大臣 哲学といいますか、まさに目的でありますけれども、おっしゃいましたように、天然ガスの安定供給を確保しつつ、ガス料金の最大の抑制を図る。抑制と申し上げておりますのは、まさに天然ガス自体の値段が国際相場なものですから、その時々の相場によって変化をする中で、常に安くなるわ...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、山際副大臣からお話ししましたように、事あるたびに私も働きかけを行ってきております。  正直、LNGについては幾つか問題がありまして、一つの問題は、実は仕向け地条項というのがございまして、おろせるところが一カ所しかないということで大変困っております。これについ...全文を見る
○宮沢国務大臣 コージェネレーションの普及促進とか燃料の地産地消といったことは大変大事なことだと思っております。それぞれは小さな話かもしれませんけれども、まさにそういうものがたくさん起こることによって、やはり日本全体のエネルギー構造としては大変すばらしいことになると思いますので、...全文を見る
○宮沢国務大臣 今部長がお答えしましたように、導管網がないようなところに導管を整備して、逆に言えば、LPガスの業者さんじゃなくて天然ガスにかえるということではなくて、やはり日本全体、東京ガスがあり、大阪ガスがあり、そして東邦ガスがあるという中で、ネットワークができていないことは確...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員おっしゃるとおり、現場を支える人材確保、育成は、まさに安定供給また災害対応の上で大変大事な課題だと思っております。  今回の法案では、災害発生時のみならず、通常時も含めて、全てのガス事業者が保安に関し連携協力する努力義務を課しております。これにあわせまして、...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに委員おっしゃいますように、現場を支える方々が安心して働ける環境の整備ということは、ガスの安定供給確保や災害対応の上で極めて重要だと思っております。  このため、導管事業については、引き続き地域独占と総括原価方式による料金制度によって、導管網の整備や保守、管...全文を見る
○宮沢国務大臣 電力はプログラム法がありまして、かなり時間をかけてやってきた。その過程において、ガス会社自身も、例えば電力会社の配送電部門の分離を強く求めた議論をするといったような過程もあったわけであります。  そういう中で、ガスについては、今回の法律で自由化と導管の法的分離を...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、エネルギーミックスの策定時期のお話があったわけですけれども、これはもう委員御承知のとおり、一昨年成立いたしました法律、その中にプログラム規定がございまして、これは民主党にも御賛同いただいたわけでございますけれども、それに基づいて、今回、第三段階、最終章という...全文を見る
○宮沢国務大臣 当時、私どもは野党だったわけですけれども、中曽根科技庁長官が当時決められたあの法律について、民主党内で、政権内でいろいろな議論があるというのを拝見しておりまして、これは経産省と財務省の引っ張り合いっこ、どっちが勝つのかなと実は外から見ておりまして、結果を聞いたとき...全文を見る
○宮沢国務大臣 無限責任、国際的に見ても例がない、こういうお話でありました。  ドイツ、スイスというのは無限責任でありますけれども一方で原発からの撤退を決めているということで、原子力発電を継続する国で無限責任をとっている、有限責任でないのは我が国だけであるということは事実であり...全文を見る
○宮沢国務大臣 昨年四月に決定いたしましたエネルギー基本計画に基づいて、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度低減や、資源の有効利用等に資する核燃料サイクルについて、これまでの経緯なども十分に考慮し、関係自治体や国際社会の理解を得つつ推進していく方針を既に確立しておりますし、それに...全文を見る
○宮沢国務大臣 昨年決定しましたエネルギー基本計画におきましては、国は、電力システム改革によって競争が進展した環境下においても、原子力事業者が円滑な廃炉や安全対策、安定供給などの課題に対応できるよう、事業環境のあり方について検討を行うこととされております。  これを受けまして、...全文を見る
○宮沢国務大臣 原子力小委員会では認可法人にするというような意見があったことは確かでありまして、中間報告に記載をされております。ただ、一方で、どのような事業主体にすべきかについては、まだ現時点において、省内を含め、具体的な方向性が固まっているわけではございません。  一方、タイ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、経済産業省として既に決めたことにつきましては、これも審議会の議論を踏まえてでございますけれども、この三月に政省令改正を行いまして、制度の導入後、当分の間は小売部門の規制料金によって費用を回収するということにしております。規制料金が残る間は、規制料金に乗っける...全文を見る
○宮沢国務大臣 環境整備がされていないという委員の御意見と、それなりにされているという私どもの意見に違いはあるわけでありますけれども、七十四条一項に基づいて、当然、今御指摘のあったようなことについても検討はすることになろうと思います。  そして、それではそれがどういう影響を与え...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、この話は少し、短期的な話と中長期の話で分けて考えなきゃいけないんだろうと思っております。  短期的に言えば、間違いなく、先日、私は、この夏の電気の需給状況、各電力会社ごとの需給状況というものの説明を受けて、対策を指示したところでありまして、需給面での不安が...全文を見る
○宮沢国務大臣 広域的運営推進機関につきましては、電源の広域的な活用に必要な送電インフラの整備を進めるとともに、また、おっしゃいましたような、全国大で平常時、緊急時の需給調整機能を強化するというために、電力制度改革第一弾で成立させていただいて、四月一日にスタートいたしました。私自...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほどもお答えをしたところでありますけれども、先日お答えしたように、一月の終わりから長期エネルギー需給見通し小委員会において専門家による議論を今お願いしているところでございます。また、発電コストにつきましてもワーキンググループを立ち上げて、各電源ごとの発電コストの...全文を見る
○宮沢国務大臣 電力に関して申し上げますと、今回御提案して御審議いただいている法案は第三弾でありまして、一昨年成立いたしました第一弾におきましていわゆるプログラム規定が置かれております。そして、三段階目に法的分離を行うというプログラム規定が置かれているわけでございまして、それに基...全文を見る
○宮沢国務大臣 幾つかの業種におきまして、個別法で外資規制をしている場合がございます。一方で、電力につきましては外為法ということで、今申し上げました。  個別法で規制する場合は上限規制でありまして、上限を決めている、それ以上は買い増せない、こういうことになっているわけです。一般...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、昼のニュースでそういうニュースを聞きました。総理がいらっしゃらないときに落ちてくるというのはどういうことなのかなと実は思っておりましたのですけれども、たしかアメリカのホワイトハウスでも同じような話がそう遠くないときにあったと思います。  一方で、原発につき...全文を見る
○宮沢国務大臣 新規制基準につきましては、規制委員会の方から詳しく説明しなければいけない話だと思いますけれども、福島第一原発の事故を踏まえて新しい規制基準が決まっておりまして、まさにあの事故の経験を基準の中に取り込むとともに、それだけではなくて、アメリカとかフランスとか、その他の...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、今後のプロセスといいますか、流れについて少し御説明をいたしますと、まず、十二月にパリでCOP21が開かれまして、そして、次期の温暖化目標についての議論が国際会議で行われる。こういう中で、六月の初めに、先ほど申し上げましたようにG7が開かれる。  こういう中...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、林業の森林吸収源対策ということにつきましては、これは私どもの役所の仕事ではないわけでありますけれども、私も前に税制調査会の取りまとめ役をやっておりましたので、毎年末議論になりますのが、いわゆる新たな税を上げるなりつくるなりして森林吸収源対策にお金を回してほし...全文を見る
○宮沢国務大臣 国民の方々、個人であり産業界の方であり、どういう負担が行われることになるかということは、今後、先ほど申し上げましたように、各電源ごとのコストといったものが、専門家に今検討していただいておりますから、出てまいります。恐らくこれが単価であります。  そして、電源につ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、小委員会で検討中ということを申し上げましたけれども、その場に、事務方の方から、主要国のベースロード電源比率というものをお示しいたしました。それが六割より多いものが実は多い、こういうことをお示ししたところ、我が国は六割だと書いた記事がたしかあったんですが、これ...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、委員は、ベースロードといったようなものがどの程度要るのかという御質問だったと思うんですけれども、結局、ベースロード電源というのは、安定的に供給されて、しかも安価な電源ということでありますから、閉ざされた世界におきましては、ベースロード電源が多ければ多いほど...全文を見る
○宮沢国務大臣 卸取引所の活性化というのは、委員おっしゃるように大変大事なことであります。  今、政府参考人の方から答弁がありましたけれども、正直今の状況でいいますと、安価で安定した電源というのは大変不足をしておりまして、取引所に出せるような状況ではないということは確かでありま...全文を見る
○宮沢国務大臣 小売の全面自由化後、現在の一般電気事業者に対しまして一定の規制をかけることとしております。それは、競争が十分に行われ、消費者保護の観点から問題がないと確認できるまでの間、その間につきましては、いろいろ自由料金の掲示ももちろんできますけれども、少なくとも需要者、使う...全文を見る
○宮沢国務大臣 一昨年の九州電力の値上げに際しまして、公聴会を開催して、役員報酬のカット、燃料調達の効率化などについて大変厳しい御意見をいただいたと伺っております。  こうした意見を踏まえつつ、専門家や消費者代表などから構成されている電気料金審査専門委員会において厳正な審査を行...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、一般電気事業者の小売料金についてでございますが、小売自由化後も、当分の間、経過措置として料金規制が講じられますので、この発電の原価情報についても、これまでと同様に、審査過程を通じて情報公開が行われることとなります。  また一方、総括原価ということで託送料金...全文を見る
○宮沢国務大臣 私がこの表を見ておりまして思いましたことは、先ほど来、委員が大変心配されていた、小売部門を自由化すると、まさに規制なき独占ということで、どんどん値上げが来るんじゃないか、まさに電力の消費者は大変な被害をこうむる可能性があるということをいろいろ御質問されたわけですけ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、小売料金が自由化された後、適正料金になることは大変大事なことでありまして、そのためには競争がともかく行われている状況があるということが何よりも大事だと思っております。  したがって、委員会におきましては、新規に参入する事業者も含めまして、電気事業者に対す...全文を見る
○宮沢国務大臣 審議会でいろいろ議論をしていただいたわけでございますけれども、そういうような開示を義務づけるべきとの意見と、法的規制にせず、電源構成を消費者にアピールしたい業者の創意工夫に委ねるべきとの両方の意見があったと承知しております。  昨年成立いたしました第二弾の改正電...全文を見る
○宮沢国務大臣 昨年の四月にまとめましたエネルギー基本計画におきましては、「今後増えていく古い原子力発電所の廃炉を安全かつ円滑に進めていくためにも、高いレベルの原子力技術・人材を維持・発展することが必要である。」とされておりますし、また、アメリカを初めとして諸外国からも、日本の技...全文を見る
○宮沢国務大臣 検証につきましては、まさにエネルギー基本計画に載っているものについては検証してまいりますので、しっかり検証をして、何か対応が必要なことがあれば対応してまいりたいと考えております。
○宮沢国務大臣 これまでのところ、例えばトルコの原子力にしましても、実現を目指して今動いているのはいわゆる重電メーカーなわけですけれども、当然のことながら、プラントメーカーも含めて、プラント関連の会社も含めて、これから誕生する総合エネルギー企業といったものを含めて、日本連合みたい...全文を見る
04月23日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 委員がおっしゃるように、国は八兆円ですけれども、地方は、これ人口十万以上の都市でございますが、十四・四兆と大きくて、やはり地方における取組というのは大変大事だと思っております。  そういうことから、経産省としては、毎年度、人口十万人以上の地方公共団体に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるように、各省が連携していくということは大変大事でありまして、この連携を更に充実していかなければいけないと思っております。そのため、農水省、国交省、また国交省の中でも観光庁などの関係省庁と緊密な連携を図ることで、まさに事業者の視点から地方支分...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 御質問にお答えする前に、月曜日でございますか、私も日本商工会議所、また商工会、さらに中小企業団体連合会、さらに商店街の代表の方にお目にかかりまして、賃上げ及びそれなりの規模のある中小企業については下請業者、納入業者に対する配慮をしていただきたいということ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員がおっしゃるように、今大変時代が大きく変わろうとしているということは確かだろうと思っております。インターネットが発達したことに加えて、クラウド等々でビッグデータというものが収集できるようになってきた。これをいろんなものに活用していくということがアメリ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私は今、久しぶりに日本が世界で再評価されているなという感じがしておりまして、そういった意味からも、例えばふるさと名物という観点からも、かなりチャンスが来ているんじゃないかなという気がしております。  と申しますのも、たしか昨日か何か読んだものですと、三...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 世界に先駆けて水素社会を実現するということは、まさに海外に資源を依存しております、エネルギーを依存しております日本としては大変大事なことだと思っております。そういう中で、水素・燃料電池戦略ロードマップを取りまとめまして、官民一体になって今取り組んでいると...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) これは私どもが主体でやるわけではなくて、やはり民間の判断、私も先日、芝公園に都心で初めてできました水素ステーションの開所式に行ってまいりましたけれども、それはしっかり民間の方と詰めていただくことが第一でありますし、また、なかなかこのFCV自体が生産能力に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 官公需適格組合につきましては、この法律、官公需法は昭和四十一年に制定されましたけれども、昭和四十二年の国等の契約の方針におきまして、中小企業による共同受注の促進を目的として、官公需においては共同受注体制の整備された組合を活用する旨が定められました。これに...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員御地元の京都は文化財の宝庫で、世界からたくさん人が集まってこられる。一方で、恐らく、私も時々参りますけれども、お土産物屋にしても食べるところにしても、本当にその文化財でまさに暮らしておられる中小企業・小規模事業者の方、たくさんいらっしゃるんだろうと思...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今、日給の目安が二万七千円のところ、現実には一万二千円、一万四千円というのは、これは本当にかわいそうだなと思って伺っておりましたんですが、一方で、私もこの辺のことはよく知らないものですから、国宝の場合、発注者が誰なのかなと実は思っておりまして、やっぱり発...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 文化財の補修等々に国費としてどれだけ入れた方がいいかというのは経産大臣の立場としてはなかなかお答えしにくいわけでありますけれども、例えば今回のふるさと名物といったもの、文化財を中心としたふるさと名物といったものを地域ぐるみで応援していただくということは、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) はい。  随意契約等々というのは結局WTOの枠内で活用できるものはしっかり活用していくと、こういうことだろうと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 官公需法によりまして官公需への参入を促進するに当たって、競争入札に参加しやすくなるように、規模の小さい事業者にも入札参加を認める、過去の実績を過度に求めないようにするというようなことを国等の契約の基本方針に盛り込むことを検討しておりますけれども、これは当...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 先ほど申し上げましたように、電気についても対象になっております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 結局、この新規の、十年未満の新規創業の中小企業につきましては、これは随意契約のときの相見積りをそういう方からもできるだけ取れということでございますが、電力ということになりますと金額的に随意契約の中には少し入らないんだろうと思います。  一方で、競争入札...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 総合評価でやるというのは、これは当然やらなければいけないことだと思いますけれども、その中の要素について、今御提案があったようなものが取り入れられるかどうか、要素自体は極めて合理的なものでなければいけないと思いますので、その辺も検討させていただきます。
○国務大臣(宮沢洋一君) お答えをする前に、今いろいろ委員からの御質問を聞いておりまして、さすがに事業をしっかり始められて立派な企業を育てられた方の視点は違うんだなと思って実は感心をしておりまして、是非いろんな提案を私どもにしていただいて、それを取り入れながらやれたらいいなと思っ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この調査は、委員おっしゃいましたように、法施行、これは平成十九年度でございますけれども、十九年度から平成二十三年度までに認定した会社が三百五十四社ございます。この三百五十四社を対象といたしまして二十五年度に実施しましたけれども、それぞれの会社は認定されて...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに、販路の開拓というのは特に中小企業・小規模事業者にとりましては最も大事な点であります。このために、先ほど少し申し上げましたけれども、地域ぐるみの取組による地域ブランド力の向上や小売業者等との連携推進によって販売力の強化を図っていくことといたしており...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 大変大事なことを御質問されたと思っておりまして、実は、今回の法改正でも、地域資源を活用した商品のブランド力を向上させるため、地域を越えて販路開拓を支援する一般社団などを地域産業資源活用支援事業者として認定する作業があります。これを通じて資金面などの支援を...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の法改正におきましても、地域資源を活用した事業活動を効果的かつ効率的に支援するため、総務省を始めとして、関係省庁との連携を更に充実していく必要があると思っております。特に総務省につきましては、今回の法改正の目的の一つが市区町村の積極的な関与ということ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 日本も、やはりここ十年、二十年、そういった意味ではかなり変わってきたのかなと思っておりますのは、例えば寄附とかボランティアといった話、日本はなかなか寄附文化がないと言っておりますけれども、正直、それはある意味では致し方がないことがあって、アメリカとかヨー...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
04月24日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○宮沢国務大臣 今回提案している法案につきましては、発送電の法的分離という中身を含ませていただいているわけでありますけれども、二年前に電力改革のまさに第一弾の法案を成立させていただきました。その中に、プログラム法ということで、送配電部門の法的分離ということも書かせていただいており...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員おっしゃるとおり、日本は本当に停電がなく、安定的に電力が供給されている、しかも、その電力の質も極めて高い電力が供給されているという大変長所を持っております。  一方で、先ほど申し上げましたように、電力料金の自由化ということと送配電部門を中立的にするということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、委員が持っている問題意識と同じような意識を持って、この広域的運営推進機関というものを設立いたしました。  これまでであれば、各電力会社がそれぞれバイでお互いに話し合って、どの程度の融通をしていくか、どの程度夏季に不足しそうだからこのぐらいもらうよ、こんな...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も、ドイツの発送電分離が再生可能エネルギーの推進と裏腹というところまでは知識はありませんが、再生可能エネルギーにつきましては、まさに固定価格買い取り制度を設けまして、これは大変効果が出たと思っております。この制度を入れる前の七割以上、再生可能エネルギーが導入され...全文を見る
○宮沢国務大臣 まだ調整中でございます。
○宮沢国務大臣 エネルギーミックスの中身についてはまだ調整中でございまして、コメントする立場にはございませんけれども、政府の立場といたしまして、まさに、法律にのっとって四十年を超えて運転する、そうすると特別検査をした上で規制委員会に延長のお願いと同時に再稼働の申請を事業者がする、...全文を見る
○宮沢国務大臣 四十年を超えて稼働したいと事業者が言っている炉について、委員おっしゃるように規制委員会で審査が始まっているわけでございますけれども、審査の見通し、内容等々については私どもは全く知らないわけであります。ただ、一般論として申し上げれば、審査が厳格かつ効率的に行われるこ...全文を見る
○宮沢国務大臣 現時点で想定していないものですから、将来の状況云々と言われてもなかなかお答えしにくいわけでございます。
○宮沢国務大臣 審査の状況によって、現時点で想定していないという対応が変わるとは考えておりません。
○宮沢国務大臣 これは何度お尋ねされても同じ答えでございまして、ともかく、現段階、現時点で新増設、リプレースについては想定していないということでございまして、今後審査がどうなる云々ということについては、正直、私どもの手を離れているわけでございまして、その内容を、だからどうだという...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も審議会をずっとフォローできるわけではありませんが、委員の意見としてそういうものがあったということだろうと思っておりまして、私どもとしては、先ほど申し上げましたように、現段階で新増設、リプレースは想定していないという立場に変更はございません。
○宮沢国務大臣 まさにおっしゃるように規制委員会で審査中でありまして、まさに三条機関の中での審査でございます。中身については私は承知をしておりませんので、全く予見は一切持っておりません。
○宮沢国務大臣 まさにこれは言葉の問題でして、一定程度というのがどの程度かということも正直言ってわかりませんが、少なくとも、きょう、あすに出てくる問題でないという認識は持っております。
○宮沢国務大臣 東電自身は基本的に数土会長以下で今経営をしていただいておりまして、私どもがその経営を手とり足とり指導しているわけではございません。ある意味ではしっかりとした民の目で経営をしていただいているという中で、日本原電の筆頭株主としての立場を全うされているんだろうというふう...全文を見る
○宮沢国務大臣 発電事業者が、将来的な新増設、リプレースといったものをいろいろ希望されたり検討されているということは、例えば、私の地元の中国電力でも、上関について、将来あそこは新設としたいという気持ちを持っておることはよく知っております。  そうした意味で、それぞれの事業者がい...全文を見る
○宮沢国務大臣 いただいた資料にはまさに「増設実現のための方策を関係者の皆さまと検討し、具体化を図ります。」と書いてあるわけですが、関係者というものに東電なり、おっしゃるような間接的な役割で国というものが入ってくるということであれば、国としては現段階ではそういうものは想定しておら...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに現時点で、新増設、リプレースは想定していないという考え方で、今後、審査がいろいろなことで行われていくわけでしょうけれども、我々としては厳正かつ効率的な審査が行われることを期待しているわけであります。そして、審査の結果がどうなるかということについては、我々が予...全文を見る
○宮沢国務大臣 大変微妙な問題でございますので、現時点で、将来どういう判断を私どもがするか、状況自体が把握できていないわけでございますので、この場で答弁するのは適切ではないと考えております。
○宮沢国務大臣 まさに、三月三十日に東電は、情報公開のルールや、運用実績などにつきまして定期的に外部から監視、評価を受けることを含む、情報公開に関する新たな方針を示されたわけであります。  それに私どもが関与していくかどうかということですけれども、直接まだそれに関与するというこ...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、新・総合特別事業計画において、責任と競争、こういうことが書かれておりまして、責任についてはディスクロージャー等々いろいろ不備はありますけれども、必死に汚染水・廃炉対策をしていることは事実だと思っております。  また、競争といったことにつきまして...全文を見る
○宮沢国務大臣 きのう、貴重な提言をいただきまして、ありがとうございます。私、まだ詳細を読んでいるわけではございませんけれども、御説明をいただいて、省エネ等々といったことについて、私どもとしてもぜひやっていかなければいけないことについての貴重な提言をいただいたと思っております。 ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにおっしゃるとおりでありまして、この改革によって、電気とかガスとか熱といったそれぞれの分野で、それぞれがその中で仕事をするのではなくて、まさに業界横断的な、総合的なエネルギー産業といったものを生み出していく、そして、そういう中で、おっしゃるようなイノベーション...全文を見る
○宮沢国務大臣 通信、まさにNTTが誕生したとき、私は、当時の大蔵省で、理財局というところで財政投融資の担当をしておりまして、横の係でまさにNTTの株の売却等々といった議論をしておりました。正直言って、そのとき同時に行われておりましたのが昭和天皇の在位六十周年の十万円金貨を出すと...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も残念ながら文科系人間でございまして、どういう技術が可能性があるかということについて知識があるわけではありませんけれども、例えばLPGというものと今ガスが競争しております。そして、LPGは、もちろん大きなLPGの会社から中小、小さいところまであるわけですけれども...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、その理由は恐らくただ一つでございまして、やはり、福島の第一原発の事故ということは、私どもにこれまでの常識を変えていかなければいけないという大変大きなメッセージがあったんだろうと思います。そして、恐らくその受けとめ方が民主党と自民党で少し違っているということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 これはもう委員御承知のとおりでありますけれども、私ども政府におきましては、規制委員会で新基準に基づいて審査をしていただいて、適合していると認められた原発については再稼働をしていくという方針を持っております。  では、なぜ再稼働が必要か、そういう審査を通った原発に...全文を見る
○宮沢国務大臣 やはり私ども政権を預かる立場としては、現実に常に立脚して、現実の上に立って、それは、ある程度、まさに希望みたいなものは若干入るかもしれませんけれども、絶対にできないというようなこと、まさに現実の、今の現状からすれば、申し上げられないことはなかなか言いにくくて、やは...全文を見る
○宮沢国務大臣 ネガワットというような、需要側でいろいろする、これは今の委員の御質問には入っていないわけですか。(田嶋(要)委員「いや、入っていると思います」と呼ぶ)入っていますね。  今ちょっと資料を持っておりませんけれども、ネガワットというのは大変大事な要素だと思っておりま...全文を見る
○宮沢国務大臣 石炭につきましては、エネルギー基本計画におきましてはベースロード電源と位置づけております。そして、なぜベースロード電源と位置づけているかといいますと、まず価格面、今委員はいろいろ長期的な試算をおっしゃいましたけれども、価格面において低いということ。そして、安定的に...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギーミックスの中で石油をどう取り扱うかということは、まさに今調整中でございますので、この場でお答えできる話ではございません。  やはり石油につきましては、私自身もそういう技術の専門家ではありませんのであれですけれども、やはりLNGに比べても石油の方がレスポ...全文を見る
○宮沢国務大臣 大手三社の法的分離ということを聞いておりましたけれども、INPEX、JAPEXといったそういうところにそういうルートがあるということは、実は、私も今初めて伺っておりました。  ただ一方で、今回の制度改正によりまして、タンクにつきましては、ほかから要請があった場合...全文を見る
○宮沢国務大臣 午前中の委員のお話を聞いておりまして、送電網にしても導管網にしても、まさにネットワークというものを公共的なものと位置づけて、それを中心にしてエネルギーといったものを動かしていく、そのとおりだなと実は思って承っておりました。まさにそういうことによって、電力、ガス、熱...全文を見る
○宮沢国務大臣 今いろいろ議論を伺っておりまして、まず、証券取引との比較でいいますと、証券取引というのは、国内だけでもとてつもない数の取引が実は行われている。一方、電力ガス取引というのは、それに比べれば極めて小さい契約、契約といいますか、取引。  そういう中で、非常勤で済むもの...全文を見る
○宮沢国務大臣 二〇一一年十二月に、民主党政権時代に計算されたものにつきましては、まさに高木副大臣の申し上げたとおりであります。  現在、恐らくそんなに遠くないときに、今計算をしておりますので、これをお見せすることになろうかと思いますけれども、これも原子力だけではなくて、例えば...全文を見る
○宮沢国務大臣 ベースロード電源というのは、エネルギー基本計画で決めておりますけれども、定性的なものでありまして、石炭ですとか原子力ですとか水力ですとか地熱というものをベースロードと位置づけておりまして、それは、低廉で安定的に供給できる電源ということで位置づけをしております。そう...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、節電という言葉と電力消費を少なくすることも含めた省エネという言葉が実はちょっと違っております。  節電というのは、震災の後もありましたし、また夏季の需給が大変厳しいというときにお願いしたこともありますけれども、やはり、一定の期間を見て需要と供給を予想して...全文を見る
○宮沢国務大臣 現在、国際連系線につきましては、民間の事業者間で事業性の検討、フィージビリティーの検討が行われている段階と承知しております。実際、役所としても関係者から話を伺ったことがございます。送電網の敷設コストを勘案してもなお事業性を有するかどうかといったことにつきまして、引...全文を見る
○宮沢国務大臣 三条委員会、八条委員会の話というのはいろいろ御質問を受けているわけでありますけれども、いろいろ私どもも考えましたけれども、エネルギー政策全般と全く切り離した形で独自に判断をする三条委員会では、我が国のエネルギー政策全般の安定性はやはりとれないんだろうという判断をい...全文を見る
○宮沢国務大臣 直流送電というのを一部研究が始められているというのは聞いております。  また、五十ヘルツ、六十ヘルツという話も古くから、いろいろこの問題を乗り越えるべきという議論があったことも確かであります。  五十ヘルツ、六十ヘルツの問題というのは、私が若いころは、音楽プレ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに先駆けとしまして、東京電力は、今回、送配電部門の法的分離をお願いしているわけでございますけれども、ホールディングス制というようなことに移行しておりますし、また一方で、燃料部門、調達部門、また火力発電部門につきまして、中部電力とのアライアンスという形で一歩進ん...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、ガスシステム改革の検討を始めまして、そのプロセスの中で、法的分離などの論点について事業者からいろいろと昨年夏以来、御懸念が示され、さまざまな議論がございました。  そして、審議会におきましても、二十一回議論いたしましたけれども、六回は法的分離を集中的に議...全文を見る
05月12日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中小企業・小規模事業者は、全国に三百八十五万者を数え、それぞれの地域における多様なニーズに対応した様々な事業を行い、地域の...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○宮沢国務大臣 委員御承知のとおり、電気事業法においては外資規制は行っておりません。ただ一方で、従来から外為法の規制がございまして、上場企業の株式、上場企業の場合は一〇%以上を取得する場合、また非上場の場合は全てでありますけれども、その場合には国が個別に審査するということになって...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、LNGは我が国にとって大変重要なエネルギー源であります。一方で、アメリカとかヨーロッパはまさにガスそのもの、生のガスを使っておりますけれども、日本の場合は、まさに地理的な制約で、液化してから持ってこなければいけないということで、大変高いものについ...全文を見る
○宮沢国務大臣 小売の自由化ということについて言いますと、電力の消費者に対していろいろな事業者、小売業者から多様な提案が行われて、そして、その中から消費者が自分に合ったものを選ぶということがどうしても必要になってくるわけでありまして、その場合、やはり消費者に対して適切な情報がしっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 どのように感じられているかとおっしゃられても、私も報道を読んだだけでございますので、それ以上のコメントはなかなか難しいと思っております。
○宮沢国務大臣 まず、一般論として申し上げれば、政治活動については、一人一人の政治家が、国民の信頼を得られるよう、みずから襟を正し、説明責任を果たすということは大変重要なことだと思っております。  この委員会でも何度か御質問を受けましたけれども、そのときには、小渕前大臣は説明責...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほども答弁させていただきましたけれども、小渕さん御自身は不起訴だったとしても、小渕さんのかかわる団体に関係する案件についてはまだ司法の手続が進んでいる状況だと思っております。そういう状況等々も踏まえながら、小渕前大臣がしかるべきときに説明責任を果たされるものと私...全文を見る
○宮沢国務大臣 今いろいろやりとりを伺っていて、恐らく安定供給の安定といった意味が、二つの意味があって、それが同じようなところで使われて議論されているのかなと実は思っておりました。  当然、自由化が進む、また電力改革が進むことによって、電力の安定供給というものはしっかりとした基...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回の新たな措置の後は、経産省と台湾当局とまだ接触がありませんけれども、ここに至る過程におきまして、そういう規制強化の動きがあるということがあったものですから、事務レベル、局長クラスで、台湾に行ったときなどにいろいろ抗議をし、こちらの現状をしっかりと説明してきてお...全文を見る
○宮沢国務大臣 経産省はいろいろなものの生産、輸出入等々を所管しておりますけれども、設置法上、残念ながら、飲食料品については輸出入を含めて農水省ということに実はなっております。  そういう中で、これから農水省に答弁していただくと思いますけれども、しっかりと農水省の応援をしていき...全文を見る
○宮沢国務大臣 台湾との関係でありますので、なかなか閣僚レベルの交渉というのは難しいわけでありますけれども、事務レベルでこれまでも何度も接触をしてきておりまして、正直、貿易担当の方の役所は若干困っているというのが今の実情であります。彼らとしても最大限努力するということを言うんです...全文を見る
○宮沢国務大臣 残念ながら、存じておりません。
○宮沢国務大臣 まず、今の状況を御説明いたしますと、二十八日に骨子案が示され、座長一任ということで了承されたわけであります。  そして、今後の手続でありますけれども、報告書案というものをまとめて、そして、報告書案をパブリックコメントにかけて最終的な報告書にするということと同時に...全文を見る
○宮沢国務大臣 経産省としては、政府としてはということでいいんだと思いますけれども、現時点におきまして新増設、リプレースは想定していないという立場にいささかの変更もございません。そして、今回のエネルギーミックスにつきましても、新増設、リプレースを想定はしておりません。そういう中で...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員にはそれぞれ、逆の立場の方もいらっしゃるわけでございまして、私どもが坂根委員長と今後の委員会の進め方等々を御相談し、最終的には坂根委員長の御判断になると思いますけれども、俎上に上げるという考えは、現時点ではございません。
○宮沢国務大臣 まさにおっしゃったように、諮問機関でありますから、諮問していないことについて御議論していただくことは自由ではあります一方で、諮問していないことは、俎上にのっていないということだと私は思っております。
○宮沢国務大臣 私が、私の役所の事務方の発言の中身まで、正直言って、真意まで推しはかるというわけにはなかなかいかないわけでありますけれども、少なくとも、エネルギー基本計画におきまして、電力システム改革によって競争が進展した環境下においても、原子力事業者が円滑な廃炉や安全対策、安定...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、ほかの電源と比べまして低廉である、民主党時代も一番低廉だったわけで、それと同じ姿になっていると思っております。
○宮沢国務大臣 完全に自由化された後ということを考えますと、やはり原子力発電を持っている発電事業者は有利な立場にあるということは言えると思います。
○宮沢国務大臣 FITのような対応策というものは一切考えておりません。
○宮沢国務大臣 まず、CfDにつきましては、審議会で昨年八月にこういう御紹介はいたしました。  それは、やはり原子力につきまして、一どきに事故が起こった場合の対応というものは大変厳しい対応が起こる等々というようなことから、例えば、アメリカでは債務保証しているとかいうようなことが...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほどから、俎上に上がっている、意見があった云々、こういうお話がありますけれども、まず、議論があったということと俎上に上っているということは私は少し違うと思っておりまして、やはり論点として皆さんに議論していただくということになれば、それはまさに俎上に上がっているわ...全文を見る
○宮沢国務大臣 なかなか、最後のところでどういう意見を言ったらいいのか、いま一つよくわからなかったわけでございますけれども、やはり現実から目を離すわけにはいかないと思っておりまして、しっかり現実を国民にお伝えしながら、そしていろいろな意見を賜りながら鋭意政策を進めていかなければい...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギーミックスにつきましては、二〇三〇年のエネルギーであり、電源構成の見通しであり、あるべき姿ということを申し上げてまいりました。見通しというのは、ある意味では自然体の話でしょうし、あるべき姿というのは、それに政策的な配慮を加えていかなければいけないということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 午前中、馬淵委員にもお答えいたしましたけれども、今回、ベストミックスを策定するに当たりまして、新増設、リプレースといったものは想定しておりません。
○宮沢国務大臣 私どもは、法令に従いまして、四十年を超えて、二十年以内の延長を申請して、規制委員会によって審査基準に適合していると認められた原子炉につきましては、四十年を超えて稼働をさせるという方針でありまして、このエネルギーミックスを作成するに当たっても、そういう方針のもとにつ...全文を見る
○宮沢国務大臣 安倍政権といたしましては、原発の新増設、リプレースにつきましては、現時点では想定していないということであります。
○宮沢国務大臣 現時点においては、まさに再稼働を今進めているところでありまして、新増設、リプレースについては想定をしていない、それ以上でも、それ以下でもございません。
○宮沢国務大臣 なぜ明確にしないかというお話でありますけれども、やはり、今やっと川内の一号機、二号機、それから高浜の三号機、四号機につきまして、規制委員会の審査が終わって、適合していると認められたわけでありまして、これらにつきまして、地元の御理解を得ながら、早く再稼働を進めなけれ...全文を見る
○宮沢国務大臣 近藤委員はお詳しいわけですから、よくわかった上でおっしゃっていると思うんですけれども、今回御審議している電事法の改正、また、これまでの第一弾、第二弾と行ってきた改正と、では原子力発電がゼロだったらばこの中身が変わる、ゼロでなければ違うふうになるという法改正を御審議...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回規定しております規制は、今部長から御説明いたしましたように、従業員の兼職に関する規制でありまして、法律上罰則つきで従業員の異動、再就職を禁止するものではございません。
○宮沢国務大臣 まず、現行法に基づいて、経産省と公正取引委員会の共同のガイドラインというものがございます。適正な電力取引についての指針というものでございますけれども、その中で、望ましい行為という記述がございまして、望ましい行為として、託送供給の業務を行う部門と発電部門、営業部門と...全文を見る
○宮沢国務大臣 今の答えだとなかなかおわかりにならなかっただろうと思うんですけれども、要するに、コストという計算をいたしました。そして、それがどういうことで大事かといいますと、この小委員会でエネルギーミックスを御検討いただくに当たりまして、三つの条件というか、前提というか、目標と...全文を見る
○宮沢国務大臣 自給型の熱供給といいますか電力供給というのは、大変ありがたい、すばらしいことでありますが、なかなか完全に自給型というのは難しいという中で、系統につながなきゃいけない。その辺をしっかり応援していくということ。また、熱供給につきましても、おっしゃるように、無駄遣い、捨...全文を見る
○宮沢国務大臣 スケジュールにつきましては、まさに、おっしゃったように、骨子というものが今決まっているという状況、そして、今後、審議会において報告書案を作成していただいて、そしてそれをパブリックコメントにかけて、その後、正式の報告書という形で御提出いただく。その間に与党プロセスと...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギーミックスにつきましては、私は、二〇三〇年のエネルギー構成また電源構成の見通しであり、あるべき姿、こういうふうに申し上げてまいりました。  今の御質問との関係でいえば、恐らく、見通しということは、ある意味では自然体でそういくという見通しです。一方で、ある...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギーミックスとの関係で申し上げますと、骨子案が今のところ決まっているわけでありますが、例えば原発につきましては、先ほども答弁させていただいておりますけれども、二〇三〇年というエネルギーミックスの期間において、新増設、リプレースといったものはカウントされていな...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、原発の比率は二〇から二二というものでありますけれども、これにつきましてこれまでも答弁してまいりましたけれども、まず、大前提といたしまして、エネルギーの自給率をおおむね二五%程度は確保しなければならないだろう、それから電力コストにつきましては現在よりも引き下げ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに見通しであり、あるべき姿でありまして、おっしゃるような電力自由化の中の状況、また原子力発電所の再稼働をめぐる状況、制度といったものを考えますと、ともかく一〇〇%我々が努力をしてこれが実現できるということは私自身としても言い切れないと思っておりますが、先ほど申...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにおっしゃるとおりでありまして、今回が三段階目になりますが、一段階目からの電力改革というのは、まさに電気料金を最大限抑制する、さらに、需要家の選択肢や事業者の事業機会を拡大する、当然のことながら、その前提として安定供給を確保するということを目的として行われてい...全文を見る
○宮沢国務大臣 基本的なことを申し上げますと、やはり、この委員会は、ある程度独立性を確保しなければいけないし、権限も相当強いものでなければいけない一方で、エネルギーの安定供給等々という、エネルギー政策と切り離してはなかなか考えられない、仕事ができない委員会だということでありまして...全文を見る
○宮沢国務大臣 例えば、再生可能エネルギーを最大限導入するというような、まさにこれはエネルギーミックスの点に絡むことでありますけれども、そういうことについても、しっかり政策的な意味で判断をしていただかなければいけないと考えております。
○宮沢国務大臣 委員につきましては、その職務について、公正かつ中立的な判断をすることができる者であるということを任命の要件にしております。  したがって、今御質問がありましたように、電力会社に在籍する役職員を委員に任命することはないと考えております。また、籍を外れた場合であって...全文を見る
○宮沢国務大臣 個別のことについて、何が何だからということはなかなか申し上げにくいわけでありますし、また、私もかつては財務省、大蔵省におりましたけれども、財務省、大蔵省のOBでも決して組織にシンパシーがある人たちだけではありませんから、いろいろな方がいらして、そういう中で中立的に...全文を見る
○宮沢国務大臣 当然、今法案を御審議いただいている段階でありますから、どういう方が候補であるというようなことは一切考えていないわけであります。したがって、そういった意味で、今後しっかりとした委員を、まさに最初が肝心でありますから、見つけていかなければいけない。  ただ、そういう...全文を見る
○宮沢国務大臣 三権分立の中でのまさに行政と国会の関係ということだろうと思いますけれども、一省庁の委員会が、その業務について国会に報告をするという法制度は日本においては恐らくないんだろうという感じがいたしまして、まさに三権分立の中でしっかりと国会のチェック機能を発揮していただくと...全文を見る
○宮沢国務大臣 御質問にお答えする前に、私は大蔵省の出身でありますが、私自身がシンパシーを感じていないと言ったわけではなくて、感じていない方も結構いらっしゃるということを申し上げたかったことだけ付言させていただきます。  先ほど今井委員と随分長くこの話をさせていただきましたけれ...全文を見る
○宮沢国務大臣 なかなか御質問の意味がいま一つ、まだぴんときていないんでございますけれども。  政策的措置を講じていくということも、先ほどるる御説明しましたけれども、いろいろな意味であるわけでありまして、例えば、先ほどお話ししました広域的運営推進機関が行う電源建設者の募集の仕組...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、法律の趣旨からしますと、電源が何であるからこの法律の自由化が損なわれることになるとか、そういうものでは、電源とこの法律というものは切り離してまず考えた方がいいんだろうというふうに思っております。  そして、一方で、では、FITといったものが、おっしゃるよう...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、昨年、二十六年度は賦課金額が六千五百億円、それがことしは一兆三千二百億円、一年で倍になる。そして、エネルギーミックスの見通しではたしか二〇三〇年には四兆円近い額、こういうものになってくる。  四兆円といいますと、消費税二%分ぐらいで、二%とは言...全文を見る
○宮沢国務大臣 結局、エネルギーミックスを今回策定するに当たって三つの大前提がございました。一つは、エネルギーの自給率につきまして、現在六%ほどになってしまったものを二五%程度には回復する。それから二つ目が、大変電力料金が上がって、家庭用、産業用、大変悲鳴が聞こえてきているわけで...全文を見る
○宮沢国務大臣 二〇三〇年という時点において、日本の経済状況等々、また温暖化対応等々、またエネルギーの自給率等々ということを勘案し、可能な限り依存度を低減させた数字がこういうものだということであります。
○宮沢国務大臣 先ほど、大前提といたしまして、自給率を二五%程度、また、電力価格を現在よりも引き下げる、そして、地球環境対応もしっかりやっていくということを大前提といたしましたが、原子力が多ければ多いほど自給率は上がります。そして、価格も下がります。そして、温暖化に対してもプラス...全文を見る
○宮沢国務大臣 先日、この四月二十二日の私の答弁について委員からいろいろ御指摘があったということがあって、私自身も、議事録を読み返しておりまして、間違えた発言をしていたということを率直におわびしなければいけないと思っております。  あの流れでは、内部補填が行われていないというこ...全文を見る
○宮沢国務大臣 四月二十二日の議論を思い返してみますと、委員が、まさに自由化部門において、自由化されたけれども寡占的なものがあって、非常に自由化の効果が出ていないではないか、こういう御質問をされていたときに、私がこの表を見て、自由化部門の利益が低くなっているということは、まさに規...全文を見る
○宮沢国務大臣 私有地における需要家所有の老朽ガス管、いわゆる経年内管につきましては、不特定多数が利用する地下街、大規模商業施設などの、ガス事故が発生した場合に影響が大きい建物を保安上重要な建物と位置づけ、優先して対策を推進してまいりました。具体的には、取りかえに伴う需要家負担費...全文を見る
○宮沢国務大臣 電力、電源の状況というのは、世界でやはり随分状況が違っているんだろうというふうに思っております。  例えば、我が国の場合は島国でありまして、ヨーロッパはヨーロッパ全体が一つのネットワークがつくられている、また、アメリカ、カナダは大変大きな国という意味で、大変小さ...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 政策金融について少し翻らせていただきますと、政策金融というのは、戦後の復興期また高度成長期には大変大きな役割を果たしてきたわけであります。そして、恐らく最初の転換期というのが、昭和五十年代の終わり、六十年前後にかなり民間金融というものが進んできて、一方で...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 全国銀行協会、全銀協や全国地方銀行協会からは、危機対応は通常のリスク、リターンの分析では測り切れないこと、全国一律での対応が必要とされていること、危機対応業務に必要なシステムを構築し、常時稼働させておかなければならず、コストが掛かることというような理由で...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) もちろん、今まで長官等から御答弁してまいりましたように、まさに完全民営化になる株式を売り始めるということになる段階の状況というのは、全国的にいわゆる指定金融機関というものがしっかり整備されていると、こういう状況の上でなされるわけであります。  御心配の...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 民営化後の話ということでよろしいわけですね。  商工中金は、恐らく委員の御地元でもそうだと思いますけれども、やはり各地域それぞれいろんな組合があって、組合のまさに幹部の方と日常的に接せられていて、たしか中金会というような会が各地にあって、そして組合の幹...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私も今いろいろやり取りを承っておりました。五年、七年という話について随分議論がございましたけれども、私どもが前、政権にあったときに五年、七年と、あれはいつからでしたっけね、二〇〇八年を起算点としておおむね五年、七年。そして、民主党政権で、大震災を受けて二...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この法律につきましては、平成十七年に完全民営化の方針が政府において決定されまして、平成十九年に両機関の完全民営化を定めた株式会社日本政策投資銀行法及び株式会社商工組合中央金庫法が成立したわけであります。  そして、その後、二〇〇八年の秋にリーマン・ショ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員御指摘のとおり、NPOの役割というのは、まさに年々役割の重要性が増してきていると思っております。そして、NPOの中でも、地域的な様々な社会的課題に対して事業活動的な手法を用いながら身近なサービスを提供するというNPO法人というものも増えてきていると聞...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 関西電力からは二回目の値上げの申請がございまして、役所におきましていろんな方の意見も聞きながら中身の査定を厳しくいたしまして、先ほどおっしゃった八%ちょっとの値上げ、一方で、夏場が大変電気を使うものですから、夏場につきましては今年の四か月間につきましては...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) お答えする前に、先ほど関電の料金の件で若干事実を間違えてお伝えしたものですから。正確には、今週の月曜日に消費者庁との協議を了し、今週火曜日に方針を発表いたしました。そして、認可につきましては、近々、物価閣僚会議を経て認可を行うこととなると、こういうことで...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この全額保証というのは、全額が保証の対象であって、一〇〇%保証ではなくて八〇%保証の分も含まれている分というふうに理解した上で御答弁させていただきますが。  先日、OECDの事務総長が私の部屋に来られました。ちょうど対日審査の報告書を持ってこられまして...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 衆議院でも真島委員からたしかそのような御質問をいただきまして、従来からの特別小口保険の対象となっている小規模事業者について変更はないのかというお尋ねでございまして、私の方から引き続き一〇〇%保証を継続していくということを申し上げて、そして何で保証されるの...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私も諸外国の例をつまびらかにしているわけではありませんけれども、今お話を伺っておりまして、例えばCPを発行できるような中小企業というのは諸外国においてもかなり大きな中小企業であって、一〇〇%の信用保証が必要な小規模事業者といったような同じような企業、事業...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 当初、平成十七年に方針を閣議決定したわけでありますけれども、その当時の、やはり民ができるものは民にということは私は大事なことだというふうに思っております。そうした意味で、将来的な完全民営化の方針は堅持するということにさせていただいております。  一方で...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 当然、政府は効率的でなければならないということであります。そして、そういう効率的な運営の中でしっかりと政策目的を達成できるような体制をつくるということが非常に大事なんだというふうに思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) やはりリーマン・ショック、また東北の大震災といったものを経験しまして、危機対応業務の重要性というものを再度我々は強く認識をしたわけでありまして、そういう中で、一方で、当初の目的というものはまさによく理解をしているものですから、完全民営化の道というものは当...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) これ、当初は、二〇〇八年を起算点としておおむね五年から七年後、一回目の改正で二〇一二年四月を起算点としておおむね五年から七年後、そして、二回目の改正で二〇一五年四月を起算点としておおむね五年から七年後をめどに完全民営化と、こういうふうに変わってきているわ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 個別の案件ですので詳しくは申し上げられませんけれども、制度がどういう中身なのかという問合せだというふうに聞いております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 全く私どもから働きかけた結果ではございません。
○国務大臣(宮沢洋一君) 私自身詳しく聞いておりませんので、モチベーションを聞いたということ、恐らくモチベーションはおっしゃらなかったんだろうと思います。
○国務大臣(宮沢洋一君) これは、基本的にこの制度につきまして、財務省の方が担当でありまして、私どもとして民間の方に働きかけてきたことはこれまでのところございません。
○国務大臣(宮沢洋一君) リーマン・ショックが起きたときに起こったことを思い出しますと、まさにリーマン・ショックが起こって、いわゆる社債市場が日本においても壊滅的な打撃を受けた。そして、特にCP等々も発行できなくなったという中で、それまで短期又は中長期の社債で運営していた大企業が...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 担当外のことでございまして余り率直に申し上げると問題が恐らく起こるんだろうと思いますが、日本政府といたしましては、公正なガバナンスが確立できるのか、債務の持続可能性を無視した貸付けを行うことによりほかの債権者にも損害を与えることにならないかといった点を含...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 石炭火力発電につきましては、安定供給性や経済性に優れた重要なベースロード電源と位置付けておりまして、高効率化発電技術の有効利用などによりまして環境負荷を低減しつつ活用していくということは大変大事だと思っております。  我が国の技術は、まさに磯子にある電...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 当面、民営化をしないという、当面というところが、これがどのぐらいの長さかというところのいろいろ解釈が、違いが恐らくあるんでしょうけれども、少なくとも今回お願いをしている法案におきましては、民間において危機対応業務といったものが全国規模でできるようになるま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員からの御提案、今いろいろ聞いて勉強させていただきました。  内閣府の方からいいますとなかなか腰は重いようでありますが、災害救助法以外の考え方というのもあり得るのかなというのが正直言って印象でございます。ただ、私の立場からしますと、まさに避難指示の解...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○宮沢国務大臣 先ほど実は総理が少し御答弁をされたわけですけれども、まず、現在想定し得る、ある程度現実性のある将来ということで、今回、二〇三〇年という姿を想定してエネルギーミックスをつくらせていただきました。  一方で、今、先ほど総理から御答弁がありましたように、エネルギーの状...全文を見る
○宮沢国務大臣 今お話があった点につきましては、決めたというわけではなくて、関連する研究開発施設の誘致が複数の団体、日本学術会議などから提言がされておりますものですから、本日午後に予定されている審議会、ワーキンググループにおきまして一つの例として紹介をさせていただくということで、...全文を見る
○宮沢国務大臣 事実関係だけ、まず私から御説明させていただきます。  電力システム改革につきましては、東日本大震災とこれに伴う原子力事故を契機にいたしまして、まさに抜本的な改革が急務となりました。  これに対しまして、ガスシステムにつきましては、一昨年十一月から審議会での検討...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほどもちょっとお話をいたしましたけれども、まさに今回の法案と同じことをおっしゃったのは松村委員だけということは事実でありますけれども、一方で、法的分離の実施時期がおくれることのないよう明確化すべきということについては、多くの委員の意見は一致していたものと承知をし...全文を見る
○宮沢国務大臣 特に社会的に使われている施設において、老朽管というものを早くかえなければいけないということはまさにそのとおりでありまして、補助事業として行ってきているわけであります。  ただ一方で、今回の改正案との関係で申し上げますと、ガス設備につきましては、これまで培ってきた...全文を見る
○宮沢国務大臣 一緒にするというお話を委員はずっとされているわけでありますけれども、INPEXにつきましては、豪州、インドネシア、アブダビ、JAPEXは、国内、イラク、カナダに強みがあって、ある意味では切磋琢磨しているという状況だと私は考えております。  そして、この両社ともに...全文を見る
○宮沢国務大臣 総理がこの後、御発言になると思いますけれども、エネルギーミックスにつきましては、まず、当然、安全性を大前提とした上で、三つの目標をクリアしたいということで目標を立てております。  そして、その目標は、自給率をおおむね二五%程度まで改善する、そして、電力コストは現...全文を見る
○宮沢国務大臣 いろいろこれから費用がかかるではないか、ひげがついているという御指摘でありますけれども、正直、例えば賠償といったものについては、二〇一一年に比べて、二〇一五年現在ですから、相当ふえてきて、そういうものは織り込んでおりますけれども、では、最終的に幾ら賠償がかかるかと...全文を見る
○宮沢国務大臣 現在の制度は御承知のとおりでありますけれども、これは、事故の後、民主党政権時代につくられた制度でありまして、恐らく、まさに規制委員会というところで、純粋、科学的、技術的な見地から判断をしてもらうということが、政治家が政治的判断を加えるのではなくて、科学的、技術的判...全文を見る
○宮沢国務大臣 再エネの最大限の導入を図るということは、安倍政権のまさに大事な課題、重要課題であります。  ただ、一方で、再エネといいましてもいろいろな種類の電源がありまして、世界的に言えば、やはり水力、風力、そして太陽光が大きな電源であります。  そして、日本のケースを考え...全文を見る
○宮沢国務大臣 電力・ガス取引監視等委員会の、まさにおっしゃるとおり、中立性、独立性というものはしっかり担保をしていかなければいけないと考えております。  一点、独立性といった意味では、八条委員会という御議論もございましたけれども、私どもは、やはり、エネルギー政策の枠組みから離...全文を見る
○宮沢国務大臣 事実関係だけ、まず私の方からお答えさせていただきます。  まさに、審査中二十四原発プラス新設扱い二、こういうことで計算されていますが、恐らく違いは、震災前、日本に原発は五十四基ございました、動いていますものが。そして、東京電力福島第一の六基は廃炉が決めてありまし...全文を見る
○宮沢国務大臣 私はこれまで、エネルギーミックスにつきましては、将来、二〇三〇年のエネルギー及び電源の構成の見通しであり、あるべき姿ということを申し上げてまいりました。  そして、見通しというのはやはり非現実的なものであってはならない、達成可能なものでなければならないということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員おっしゃるとおり、私も、地熱に関しては本当に最大限導入しなければいけないということで、事務方の尻をたたいてきたわけであります。  当然のことながら、今回のエネルギーミックスというのは、経産省だけではなくて、環境省も了解しているものでありまして、御承知のとおり...全文を見る
○宮沢国務大臣 省エネルギーということは我が国にとって大変大事なことでありまして、かつて第一次オイルショックがあったときに、大変、燃料価格の高騰によって我が国の経済は打撃を受けたわけでありますけれども、まさに省エネルギーということを徹底的に進めた結果、これを乗り越えてきたという過...全文を見る
○宮沢国務大臣 総合資源エネルギー調査会の電力システム改革小委員会制度設計ワーキンググループで今回の制度について御議論をいただいたわけでありますけれども、その中では、開示を義務づけるべきという意見ももちろんございました。一方で、法的に規制せずに電源構成を消費者にアピールしたい事業...全文を見る
○宮沢国務大臣 この国会で何度かINPEX、JAPEXの話が取り上げられて、ずっと聞いてきております。  そして、認可料金、また認可料金ではないという話については、地域独占が認められているかどうかといったところで、認められていない会社であるのでと、こういう答弁は非常にわかりやす...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回の法案では、まさに来年から小売の全面自由化をするという中で、両輪としての法的分離を実施するということでございますので、あくまでも送配電やガス導管部門の中立性が確保されるということが一番大事なことだと思っております。  持ち株会社方式でも、発電・小売親会社方式...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、その中立性、公平性というものが疑われるようなことがあってはならないわけでありまして、委員の任命につきましては、相当注意をして任命をしていかなければいけないということを思っております。  その上で、委員は独立してその職権を行うということを法律に規定しておりま...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろんあってはならないことではありますけれども、いろいろな問題がもし生じてきたというときには、やはりそれなりの制度の手直しをしていくというのは、不磨の大典ではございませんから、当然のことだろうと思います。
○宮沢国務大臣 茂木大臣とどういうやりとりをされたか私は存じ上げませんけれども、恐らくそのときには、送配電部門から発電所に指令を行うためのルールの整備に大体一年、システム設計に同じように一年、実際のシステムの開発に三年から五年かかるというようなことを考えると、一八年から二〇年、こ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにその法的分離が実際に行われる二〇二〇年四月までの間の中立性をしっかり維持していくということは大変大事なところでございまして、このため、実施前でも、二〇二〇年の四月一日よりも前でも、まず、送配電事業者に対し特定の発電及び小売電気事業者を差別的に取り扱うことを禁...全文を見る
○宮沢国務大臣 実施時期の延期については、全く想定をしておりません。  附則に検証規定がございます。検証規定に基づき検証を行った結果、課題や懸念があれば、それを解消するための環境整備に全力を尽くすという意味で検証規定が置かれているものでありまして、実施時期の見直しは想定をしてお...全文を見る
○宮沢国務大臣 再稼働をするかどうかということについて、まず一義的には電気事業者が判断をするわけでありますけれども、現在までのところ、再稼働をしたいということで判断をしたというのがこの原発二十四基ということでありまして、それ以外の原発について、再稼動をしないという判断をしたものは...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん、この委員会で何度も申し上げてきておりますけれども、法律上、四十年を超える場合に、二十年を限度に延長することができる。そのためには、これも規制委員会において、そういう炉であるということと再稼働をするという両方の審査を越えなければいけないわけでありますけれど...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、この条文がなくても必要な措置というのはとれるだろうというふうに思います。法的、例えば新法をつくるというようなことも含めて、この条文がなくても必要な措置は講ずることができるわけでありまして、逆に、私は質問の意味がいま一つぴんときておりません。
○宮沢国務大臣 まさに御質問の趣旨がまだそれでも実はよくわかっていないのでございますけれども、「原子力政策をはじめとするエネルギー政策の変更その他のエネルギーをめぐる諸情勢の著しい変化に伴って特定の電気の小売業を営む者又は」云々ということで、最後に、いろいろな「措置等について検討...全文を見る
○宮沢国務大臣 それは、新しい法律を国会に提案するということは当然できるわけでございます。
○宮沢国務大臣 まだ恐らく委員と私においては共通の認識の土台ができていないんだろうと思いますけれども、まず申し上げなければならないのは、この「必要な措置」というものについては、恐らく幅広いものが含まれております。そういう中で、では、新しい立法が必要ということになったときには、この...全文を見る
○宮沢国務大臣 繰り返しになりますけれども、まさにここに書いてあるとおりでございまして、   政府は、前項の検証の結果を踏まえ、必要があると認めるときは、原子力政策をはじめとするエネルギー政策の変更その他のエネルギーをめぐる諸情勢の著しい変化に伴って特定の電気の小売業を営む者又...全文を見る
○宮沢国務大臣 例えば、政府であり、経済産業省もしくは経済産業大臣が、既にある法律に基づいて授権されていることについて言えば、もちろんできるということであります。
05月18日第189回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 今伺いながらちょっと考えておりましたのは、日本の企業の強みと言われておりますのは、やはりオン・ザ・ジョブ・トレーニング、OJTが大変優れていて、そして日本のまさに物づくりの基礎になっていると、こういうことがずっと言われてきたわけですけれども、ちょっと今考...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 経産省は成長戦略の大きな部分担っているわけでありますけれども、私は成長戦略というのは経済とか企業の質を変えるようなことだと思っておりまして、簡単に言いますと、薄利多売型から少量生産、高付加価値型の企業であり経済に変えていくと、こういうことだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 固定価格買取り制度というのは、これは民主党政権時代に導入された制度でありますけれども、再生可能エネルギーの促進に当たっては大変大きな意義のある制度だったと思います。  ただ、一方で、当初想定されているよりは、やはり太陽光に偏って導入が進むとか、また大変...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 正確な数字につきましては後で事務方から話をさせますけれども、もちろん申込みされた方それぞれの事情というのはかなり異なっていると思いますけれども、たしか接続申請を申込みをされた事業者の約六割弱ぐらいが事業を実現しよう、継続しようという意思を持たれているとい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 先ほど御答弁いたしましたように、このFITの制度というのは大変効果があった、導入前に比べて八割増加、再生可能エネルギー増加しておりますので、大変効果がありましたけれども、一方で国民負担の増大とか系統制約の顕在化というような問題点が生じております。  そ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに政府の経済見通しを基に年率一・七%というものを使わせていただきました。そして、まさにこの一七%の省電力というものは積み上げでやっておりまして、例えば産業部門ではIoTを活用したエネルギー管理の実施率を現在の四%から二三%に増やすとか、また、トップラ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回のエネルギーミックスにつきましては、安全性というものは当然大前提でありますけれども、それを確保した上で三つの具体的な目標を達成しなければいけないと思って作成をいたしました。  三つの目標というのは、一点は自給率、今六%まで下がってしまっているエネル...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるように、エネルギー政策基本法におきまして、エネルギー基本計画につきましては少なくとも三年ごとに検討を行う、こういうこと、そして必要があれば見直すということが書かれておりますので、そういう法律にのっとって今後エネルギー基本計画の見直し作業というも...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今、成長戦略というものを何とか成功させなければいけないということでやっておりますけれども、私は、成長戦略の中で最も大事なことは、日本の企業であり経済のある意味じゃその中身をがらっと変えるということだと思っておりまして、これまでも、簡単に言えば大量生産で付...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この連休に私、インドに行ってまいりましてスズキの工場を見せていただいたんですけれども、現地に進出している中小企業の責任者の方たちとも昼食を共にしていろんな御苦労の話を聞いてまいりました。  それで、おっしゃるとおり、まさにそのグローバル人材といったもの...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるとおり、大阪中小企業振興協同組合に対しては、認可行政庁であります大阪府が指導を行っているところでございます。自治事務といたしまして大阪府が知事の権限で行っている指導であることから、私どもとして詳細状況について申し上げる立場にはございませんけ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今、話を承りながら、私、実は大蔵省におりますときに商工中金の予算を担当したことがございました。当時は、国からも産投から出資を出していまして、それと民間からの出資というのが実はリンクをしておりまして、逆に言うと、民間からの出資が大変集めにくかったというのが...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 会計検査院からそのような指摘を受けたわけでありますけれども、実は東京電力につきましては、指摘を受ける前から新・総合特別事業計画というものを作っておりまして、その中で、国が東電に対して支援した資金の負担金の納付を通じた確実な回収と、除染費用相当分の回収に充...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私の地元にもシャープの工場がございます。  シャープは、先週十四日に中期経営計画を発表しましたけれども、個社の経営に関することでございまして、その内容について政府としてコメントする立場にはございませんが、ただ、一般論として申し上げますと、エレクトロニク...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 正確に申し上げますと、記者会見におきまして記者から問われまして、一億円以下の資本金にして中小企業施策を利用するというような報道がありますけれども、それは何となくこういうものに使うには若干企業再生としては違和感があることは事実でありますけれども、それらにつ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに、原発の立地自治体の皆様には、長年にわたって国の原子力・エネルギー政策に多大なる御協力をいただいたものと強く認識をしております。一方、原発の稼働停止やその長期化などにより、原発立地地域では経済的な影響が生じていることもこれまた事実であります。  ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃいますとおり、原発の再稼働につきましては、法令上認められております運転期間の延長というものを含めましてまず事業者が判断をし、そして規制委員会で新規制基準に基づいて審査が行われ、適合されていると認められたものについては延長を含めて再稼働を行っていく...全文を見る
05月19日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
05月20日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○宮沢国務大臣 本法案におきましては、送配電事業者の法的分離の施行時期を二〇二〇年四月一日としております。  御指摘のありました附則の検証規定につきましては、この検証規定に基づいて検証を行った結果、課題や懸念があれば、それを解消するための環境整備に全力を尽くすということが検証規...全文を見る
○宮沢国務大臣 議員立法につきましては政府として極力コメントすべきでないと思っておりますが、御質問でございますので、お答えをさせていただきます。  修正案のポイントは、ガス導管事業の法的分離に係る規定を今回の法案から削除した上で、ガス導管事業の中立性確保措置を法的分離の方式を前...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに昨年八月の審議会において、CfDについて、各国において直面している課題や制度制定時の考え方の参考ということで、公聴会をいたしました。  そして、先日の質疑がございまして、私の方からは、現時点で具体的な制度の導入に向けた検討を行っているわけではないということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 廃炉・汚染水対策というのは、これはどうしても成功させなければいけない、まさに我が国にとって最も大事な政策の一つだと思っております。  そうした意味では、まさにおっしゃるような、三者を本当に密に協力させるということは大変大事なことでありまして、正直、株云々という話...全文を見る
○宮沢国務大臣 再生可能エネルギーの最大限の導入を進めていくということは、私どもの方針でございます。  その観点から、系統運用のあり方については、本年四月に設立されました広域的運営推進機関が策定した地域間連系線の利用ルールにおきまして、これまでは年度ごとでありましたものを、地域...全文を見る
○宮沢国務大臣 きっちり対応してまいります。
○宮沢国務大臣 まず、主要な系統インフラ、地域間連系線及び地域内での基幹送電線でありますけれども、これにつきましては、広域的運営推進機関におきまして、広域運用の観点から、設備増強計画を策定する予定でございます。この際、広域的運営推進機関は、エネルギーミックスなど、国の政策方針を踏...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回の再生可能エネルギー最大限導入という点からいたしますと、制度としては大変すばらしい制度ができたわけでありますけれども、太陽光に偏ってしまったという点が残念なことだったと思います。  一方で、我々といたしましては、例えば大型風力というのは、ヨーロッパ、アメリカ...全文を見る
○宮沢国務大臣 将来の予算のことをこの段階で申し上げるわけにはいかないわけですけれども、当然、新たな事業がふえてくると、ではどこを減らせということを恐らく向こう側は言ってくる。そういう中で我々として、今使っているお金の中でどこが減らせるのかどうかという検討を恐らくやった上でこうい...全文を見る
○宮沢国務大臣 ディマンドレスポンスということは、私ども大変重要なことだと思っております。直近の省エネ法改正でも、電気事業者から消費者への情報提供を求めることとしております。  さらに、欧米で実施されているような、エネルギー供給事業者が家庭部門の省エネに取り組むことに対しインセ...全文を見る
○宮沢国務大臣 新聞各紙、それぞれいろいろな立場がありまして、その立場によって、若干報道されている内容が違っているように感じております。  国民的議論というのは、おっしゃるとおり大変大事でありまして、例えば、立地自治体の首長さんからもそういう要請を受けてきております。  そう...全文を見る
○宮沢国務大臣 そのホームページはもちろん承知はしておりませんけれども、まず、事実誤認がございますのは、小売の自由化というものは、第二弾で決めていただきましたけれども、一六年中ということでありまして、一六年四月一日と決まっているわけでは実はございません。  法的分離につきまして...全文を見る
○宮沢国務大臣 お答えする前に、一点、ちょっと修正をさせていただきたいんですが、小売料金の全面自由化につきまして、二〇一六年中にと申し上げたんですけれども、正確に言いますと、公布の日から二年六カ月ということでありまして、公布が平成二十六年六月十八日でございますので、正式に申し上げ...全文を見る
○宮沢国務大臣 東電の、まず社債につきましては、利回りが高いというのを伺いまして、投資家がそれだけリスクを高く評価しているんだなということが利回りにあらわれているんだろうと思います。  そうした意味で、リスクが高い東電でありますけれども、やはりしっかりと東電を再生させていくとい...全文を見る
○宮沢国務大臣 審議会で長く議論をしていただきまして、最終的には一般電気事業者を含めて納得をしていただいたということでありますから、受け入れられる範囲の分離と言われれば、そのとおりだろうと思います。
○宮沢国務大臣 御指摘の公取委員会の報告書は、競争政策の観点から電力市場についての考え方を整理したものと承知しております。その大部分は、今回の電力改革システムの中で具体化されていると思っております。  一方、公取の報告書におきましては、「発電・卸売部門と小売部門が、少なくとも法...全文を見る
○宮沢国務大臣 所有権分離につきましては、もちろん検討はしたわけでありますけれども、幾つかの問題点があった。特に、既存の株主の財産権といった問題がございまして、とらないこととしたわけでありまして、その考え方に将来変わるかといえば、変わらないと考えております。
○宮沢国務大臣 今回のシステム改革におきましては、これはエネルギー基本計画の中でもお示ししているところですけれども、電力、ガス、熱供給を一体的に改革することで、これまで縦割りだったエネルギー市場の垣根を越えて、多様な主体がエネルギー供給構造に参加できるようになると考えております。...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、熱供給という点につきましては、私は、熱供給というのは大変大事な位置づけだろうと思っております。  例えば、私の地元の中小企業ですけれども、昔、屋根の上につけていた、ヒートポンプじゃないですけれども、屋根の上で温めるというようなものにつきまして、かなり新しい...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員がおっしゃるように、災害等の発生時に迅速な復旧や安定供給が損なわれることがあってはならない。そういった意味で、おっしゃいましたような現場のカルチャーといったものをしっかり残していくということが大変大事だと思っております。  その観点から、まず、第二弾の電気事...全文を見る
○宮沢国務大臣 衆議院議員鈴木義弘君提出の電気事業法等の一部を改正する等の法律案に対する修正案につきましては、政府といたしましては反対でございます。     —————————————
○宮沢国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
05月22日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○宮沢国務大臣 先ほど関政務官から少しお話をいたしましたけれども、成長戦略の見える化という作業を、私、大臣になってから指示をいたしまして進めております。  それはどういうことかといいますと、やはり、成長戦略の大きな中身の一つが、かつての薄利多売型から高付加価値、少量生産に、日本...全文を見る
○宮沢国務大臣 小規模のものにつきましては、委員おっしゃるとおり、これから規制するという方向で今検討を始めようとしているところでございます。  そして、石炭火力全体、それ以外のものについて見解をということでありますけれども、まず、エネルギー基本計画におきまして、石炭火力につきま...全文を見る
○宮沢国務大臣 私どもは、石炭をベースロード電源と位置づけておりまして、一方で、LNGはまさにミドル電源という位置づけにしております。  そして、それはもちろんコストの面もありますけれども、それに加えて、やはり石炭というのは、オーストラリアを中心に今輸入してきておりますけれども...全文を見る
○宮沢国務大臣 総理がたしか「アジアの未来」という日経が主催されるセミナーでお話しになったことだと思いますが、実は私はまだ、日経を朝読む時間がなくて、総理の御発言自体をつまびらかに存じ上げているわけではありませんけれども、やはり今おっしゃるように、石炭火力でなければなかなか難しい...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員は御承知だと思うんですけれども、今、若干国際的に問題になっている点がございまして、OECDにおきまして、アメリカを中心としてヨーロッパの一部が、要するに、石炭火力に対する輸出信用といった公的信用につきまして、相当制限を加えるべきだということを主張しております。...全文を見る
○宮沢国務大臣 まだ与党手続が終わったわけではないと承知をしております。  そして、今回、基準年につきましては、一三年度比を中心に説明を行う、一方で、一三年度と二〇〇五年度の両方を登録するということにしております。  特に、一九九〇年比ということは、EUを中心にして主張されて...全文を見る
○宮沢国務大臣 前回、いろいろお話をさせていただきました。  一方で、商中法等の審議におきましては、共産党の皆さんからは、一〇〇%保証でなければ、特別小口はずっと続くのか続かないのかというふうなことで、やはり一〇〇%保証が大変大事だという議論をずっとしていただいたこともこれまた...全文を見る
○宮沢国務大臣 本質的な理由はと言われても、いろいろあるんだろうと思いますけれども、私まだそういう調査は見ておりませんけれども、例えば、政府は温暖化目標で一三年比二六%という目標を立てているけれどもこれが十分かというような設問があった場合に、不十分でもっと上げろという方の方が恐ら...全文を見る
○宮沢国務大臣 当時、私もマスコミ報道でいろいろな状況を聞いておりました。  そして、その後、政府事故調におきましては、本店に乗り込まれたことにつきましては、「情報アクセスの改善という面では積極的に評価をすることも可能であるが、政府の対応に必要な情報は必ずしも東京電力に係る情報...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、一一年の事故をまさに教訓といたしまして、今回いろいろな対応策がとられたわけでありますけれども、この原子力災害マニュアルの策定も二十四年十月ということでありますから、民主党政権下で基本的に枠組みをつくられたものを我々が継承しているという状況で、民主党政権下にお...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギー政策に責任を持つ大臣といたしまして、一般的に申し上げますと、今、エネルギーの自給率は六%に下がっている、九四%、化石燃料が海外から輸入されている、そして、低下させてまいりました中東依存度というものも逆に大変上がっている。  こういう状況の中で、原油、ま...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、エネルギー基本計画におきましては、「我が国は、海外からの資源に対する依存度が高いことから、資源調達における交渉力の限界等の課題や、資源調達国やシーレーンにおける情勢変化の影響による、供給不安に直面するリスクを常に抱えており、エネルギー安全保障の確保は、我が国...全文を見る
○宮沢国務大臣 いろいろな被害がいろいろな局面で出てきているわけでありますけれども、例えば、東京電力の事故のように原因者がはっきりしている場合は、基本的に原因者が損害賠償に応じますが、今回の例のように大変大きな額ということになったときには、政府においてもそれなりのシステムをつくっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるとおり、まさに中小のサービス業をどれだけ生産性の高い産業に仕上げていくかということは、恐らく成長戦略という観点からも地方創生という観点からも大変大事なことなんだろうと思います。  そうした意味も含めて、例えばものづくり補助金であったものをものづくり・サ...全文を見る
○宮沢国務大臣 大阪都構想のアンケート結果みたいなのがどうつながるのかなと思って伺っておりましたけれども、御老人が元気だというところにつながるということで、よくわかりました。  おっしゃるように、まさに高齢者にしっかり仕事をしていただくということは、今後の日本のことを考えますと...全文を見る
○宮沢国務大臣 防衛装備移転三原則につきましては、二十五年の十二月十七日に閣議決定されました国家安全保障戦略において「武器等の海外移転に関し、新たな安全保障環境に適合する明確な原則を定める」とされ、それに基づきまして二十六年四月一日に閣議決定されたものと承知しておりまして、私も、...全文を見る
○宮沢国務大臣 基本的には、個別の賃金や労働条件は労働契約で定められるものでありますので、個別具体的な賃金水準に国が立ち入る性格のものではないと思っております。  ただ、まさに福島の件でございます。福島第一原子力発電所の労務費割り増し分の増額については、作業員に確実に行き渡るこ...全文を見る
○宮沢国務大臣 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  グローバル競争が激化する中、我が国のイノベーションを促進するためには、研究者の研究開発活動に対するインセンティブの確保と、企業の競争力強化をともに実現するための環境整備が重...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○宮沢国務大臣 長らく弁護士としてまさに実務に携われた宮崎委員から今法律論的な御質問をいただいて、やはり弁護士さんだなと思いながら話を承っておりました。  今御説明がありました。これからの日本の経済とか産業を考えますと、サービス業を含めていかに生産性を向上させていくかということ...全文を見る
○宮沢国務大臣 成長戦略のまさに主役は中小企業であり中堅企業だと私は思っておりまして、そのためにも、中小企業においてイノベーションをどんどん進めてもらうということが大変大事であります。  一方で、まさに御質問のとおり、中小企業の中には職務発明規程を有していない企業が多々あるとい...全文を見る
○宮沢国務大臣 特許法の前回の大きな改正が十六年ですから、十年近くぶりの改正ということになるわけでありますけれども、この間、グローバル化というのはますます進展をしております。また、いろいろな生産研究についてオープンイノベーションといったこともかなり進展をしてきておりまして、やはり...全文を見る
○宮沢国務大臣 相当な利益の中身自体につきましては、これはやはり、会社側と従業員側、発明に携わる方たちの間で具体的なことを決めていただかなければいけないわけでありますけれども、一方で、今回の法改正におきましては、その決め方、デュープロセスを経て決めてほしいということを法律に書きま...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず申し上げておかなければいけないことは、職務発明制度につきましては国によってそれぞれ異なっておりまして、各国国内制度を共通化しようという動きは一切ございません。  そして、アメリカについてお話がございました。  アメリカにおきましては、職務発明の特許を受ける...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、事実関係をお話しさせていただきますと、知財の国際収支自体は、これは国際収支統計ですけれども、二〇〇六年が五千三百五十九億円のプラス、その後、七千億、七千億と来て、二〇〇九年に、リーマンの結果だと思いますけれども、四千五百億ぐらいのプラスに落ちておりますが、そ...全文を見る
○宮沢国務大臣 企業、特に株式を公開している企業からしますと、大勝軒のように利益を度外視してという行動はとりにくいわけでありますけれども、いろいろな企業の戦略があると思っております。  まず、いわゆる技術にしろ、特許的なものが社内で発明されたときに、これをどういうふうに使ってい...全文を見る
○宮沢国務大臣 相当の利益については、これは基本的に、会社側と研究者なり労働者側、従業員側とで話し合ってその中身を決めていただかなければいけないわけでありますけれども、今回、まさにその決め方につきましてガイドラインを発出するということを法律で規定させていただいております。  中...全文を見る
○宮沢国務大臣 ちょっと今手元に答弁がないんですけれども、先ほど篠原委員から御質問を受けまして、知財の収支についてどうだ、そして、特に企業内の分を除いた部分でどうだ、こういう御質問がありまして、たしか知財の収支が二〇一三年で一兆三千億ちょっと、そして、企業内のものを除いた収支がた...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も今、配付資料を初めて拝見したわけですけれども、ここに至る議論をつまびらかに存じ上げているわけではありませんけれども、今回の法改正においては、契約とか職務発明規程といったものに定められていれば、従業員ではなく会社側に権利が帰属するということでありまして、その裏返...全文を見る
○宮沢国務大臣 藤野委員のお話を聞いていると、不自然かなという気もしないわけでもないわけですが、恐らく、全体を読んでみると自然の成り行きだったのではないのかなと思っております。
○宮沢国務大臣 先ほどから、これまでの職務発明に対する相当な対価、相当な利益のレベル以上のものを云々、こういうお話が時々御質問の中で出ておりましたけれども、そもそも、対価であり、利益であり、それぞれの会社ごとに恐らく相当違っているんだろうと思うんですね。それを、それまでの水準以上...全文を見る
○宮沢国務大臣 ガイドラインにおきまして、従業者との協議を行わなければいけないとか、また、相当の利益の内容について従業者からの意見を聴取する、こういうことを定める予定でございまして、そういう手続をしっかりやることによって、現行法より従業者、研究者の意見が反映されやすいものになると...全文を見る
○宮沢国務大臣 企業の方も、特別変わった企業があるのかもしれませんが、一般的には、職務発明について相当な対価を出すということは当然考えているわけで、そうでなければいい研究者が来ないという状況であります。  そういう中で、まさに企業であり、また従業者、特に、例えば組合ということに...全文を見る
05月28日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 福島の事故につきましては、まさにあってはならないことが起こってしまったわけでございます。大きな、そして多くの反省がございます。そしてまた、今なおいわゆる原発の被災地からだけで八万人に近い方が避難生活を余儀なくされているということは、本当に申し訳なく思って...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ともかく早くトイレを造らなければいけないということは間違いないわけでございまして、そういう観点から、二〇〇〇年に最終処分法が施行されましたけれども、残念なことに処分地選定の最初のプロセスであります文献調査にも着手できていないというのが今の状況でございます...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 四月の二十八日の審議会におきまして、エネルギーミックスの骨子がまとめられました。そして、その後でありますけれども、まず与党の手続というものは昨日で終了をいたしております。一方で、報告書案というものを審議会で取りまとめていただく作業を今しているところでござ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、四十二基というお話がございましたけれども、私どもの計算では、震災前に五十四基ございまして、そのうち福島第一の六基を除きますと四十八基になり、そしてその後、関電等で廃炉の方向を決めた炉が五基ございますので、四十三基ということが考えております。  そ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、四十年を超えて延長するかどうかを決めるのは事業者ということになるわけでございますけれども、事業者がそれぞれの判断で、例えば関電は判断を既にしたわけでありますけれども、判断で延長を希望し、そしてそれを規制委員会に審査をお願いするというのは法律上書かれ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員と私の恐らく一番の立場の違いはそこだろうと思っておりますけれども、私どもの政権におきましては、四十年を超える炉も含めて、規制委員会で適合と認められた炉については再稼働を進めていくというのが私ども政府としての方針でありますし、また、そういうことを衆議院...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、今回再稼働を進めていくということと今お話しになったことはかなり時間的な違いがあって、すぐにその制約を再稼働が受けるというものではないと思っておりますが、長い将来を見たときに、まず中間貯蔵につきましても、その場所をしっかり確保を更に進めなければいけな...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 先ほど御答弁申し上げましたように、二〇〇〇年に最終処分法が施行されて、おっしゃるように十五年たつわけですけれども、ほとんど進んでいないということは事実でございます。  そして、その間、手を挙げかかった地域もあったわけですけれども、なかなか中がまとまらな...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まだその処分計画の変更について検討を始めたわけではないわけでございますので、なかなか中身については申し上げにくいわけですけれども、やはりこれまでの流れというものは当然ございます。  そして一方で、この原子力災害を経験して、当然のことながら、先ほどもおっ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 当然そういうことになると思います。
○国務大臣(宮沢洋一君) 私は、これまでこの委員会でも度々お話をさせていただいておりますけれども、いわゆる成長戦略の一つの肝は、薄利多売型の企業、経済から高付加価値、少量生産型に変わっていくということだと思っておりまして、そういう意味で、中小企業また小規模事業者の役割、少量生産で...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この減免制度につきましては、固定価格買取り制度が導入されたときに、国会における修正、要するに議員立法で、国会で修正を行って法律においてその仕組みが決まっており、元々の政府案にあったものではなかったということであります。  そして、その背景といたしまして...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 一般的には、やはり大きいのは電炉関係がかなり大口でございまして、今おっしゃったところが私どういうところかよく存じ上げませんけれども、やはりこの制度を使っている大宗はいわゆる電炉とか鋳物とかそういう企業だろうと思っておりまして、そういうところではなかなか太...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 浄水場、株式会社がやっている浄水場でございますか。(発言する者あり)
○国務大臣(宮沢洋一君) 逆に言えば、そういう、これは今の法律でできるかどうかは承知しておりませんけれども、自治体などは外してもいいのかなという気は大変強く持ちました。
○国務大臣(宮沢洋一君) 今後につきましては、まさに来年度以降の予算編成の過程で決めていくことになりますけれども、予算以外の方法があるかどうかも含めて検討しなければいけないと考えております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 川内方式とおっしゃいましたけれども、まだ方式が固まっているわけではございませんで、それぞれのまさに立地自治体の事情が様々であることから、国が一方的に一律に決めるのではなく、各地とよく相談して対応するという方針で臨んでおりまして、伊方原発につきましても、当...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 中国の原子力発電計画については、いろいろ報道はございますけれども、世界原子力協会によりますと、現在二十三基が運転中、二十六基が建設中、そして四十五基が計画中ということであると承知しております。  東芝の子会社でありますウェスチングハウス社も、最新炉型で...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 経済産業省といたしましては、まさに廃炉・汚染水対策、また福島の復興、更に言いますと避難指示解除といったところが私どもの仕事でありますけれども、それらも含めて、除染も含めて、この五年間といいますか、四年ちょっとといったものについてやはりしっかりとした総括と...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○宮沢国務大臣 神山委員のお父様というのは、私よりまだわずかに上ぐらいの世代かなと思いながら伺っておりましたけれども、恐らく団塊の世代前後のお生まれで、まさに企業戦士として日本を支えてきてくださった、そういう世代の方。そういう世代の技術者が今の日本をつくってくれたということで、私...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほどの答弁と少し重なる部分がありますけれども、まさにこの十年でグローバル化がさらにさらに進展した、またオープンイノベーションというような形が進展してきたということを背景に、知財戦略といったものがやはり企業にとって大変大事になってきているというような中で、先ほど申...全文を見る
○宮沢国務大臣 もちろん、そういう二重譲渡をするようなことについてはきっちり取り締まっていかなければいけないということで不正競争防止法等々といったものがありますし、契約をこう結ぶといったようなものもあるんだろうと思いますが、そういうことがあっても、本当は違法であるとか悪意のある申...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回の改正につきましては、発明の奨励を目的といたしまして、従業員に対する発明のインセンティブを決定する手続に関するガイドラインを法定するということにしておりまして、まさに、それを通じて企業及び発明者の双方の納得感を高め、予見可能性を向上させる、こういうことを目的と...全文を見る
○宮沢国務大臣 今質問を承りながら、極めて論理的に質問をされる篠原委員にしては少し論理がぐるぐる回っていたなと実は思っておりました。  日本は団結心が強く、そして会社人間が多い、アメリカとは違うんだ、こういうお話から始まったので、だからアメリカと違う制度にすべき、こういうところ...全文を見る
○宮沢国務大臣 契約や規則で帰属や報酬を決めれば、こういう話であります。  これは先ほど神山委員にもお話ししたことでございますけれども、契約や規則でその旨決めてあったとしても、その契約や規則を守ればいいわけですけれども、守らない場合というものも当然考えられて、その場合に、まさに...全文を見る
○宮沢国務大臣 医療機器含めて医薬品の産業というものは、本当に委員おっしゃるとおり、我が国にとって大変大事な産業であります。  今、表を拝見しておりまして、輸出のところがかなり落ちているという数字でしたけれども、たしか、しばらく前はかなり大きくて、ちょうど日本の医薬品の大きな商...全文を見る
○宮沢国務大臣 自由発明を承継することをあらかじめ定めておくことはできない、こういうことでありますけれども、企業に属する人がどういう発明をするか、これは正直わからないわけですが、発明者、従業員の立場からいいますと、会社と仕事と関係ない、とてつもない発明をしたときに、これをあらかじ...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃることは、まさにそんなにがちがちに決めておかなくても、いい発明が起こったときに適宜対応すればというお話なんだろうと思いますけれども、一方で、十六年以前に億単位、億を超える訴訟というものが多数あったということを考えますと、やはり事前に一定のルールを設けておく...全文を見る
○宮沢国務大臣 今御質問のあった件を私なりに少し整理して考えますと、まず、特許を獲得した後、特許権を取った後ということになりますと、契約上、例えば企業にその特許が属している、発明者は別にいるといって、その会社では大した利益が見込めないけれども、別の会社なら見込めるというときには、...全文を見る
○宮沢国務大臣 特許法第二十九条第一項におきまして、発明一般について、その特許を受ける権利が発明者自身に属することとまずしております。  これに対しまして、三十五条におきまして、発明のうち、職務発明について定めておりますけれども、三十五条の第一項で、職務発明については、企業に無...全文を見る
○宮沢国務大臣 現行特許法第三十五条三項におきましては、従業者が職務発明に係る特許を受ける権利を企業に承継した場合、「相当の対価の支払を受ける権利を有する。」ということが規定されております。  改正法の三十五条四項では、現行法三十五条第三項の「相当の対価」を金銭以外のインセンテ...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、たしか最初の質問で発明者帰属の原則は変わっていないかというお話があって、法律的には変わっていないと申し上げたわけでありまして、最初の質問と今の質問と、少し趣旨が違う質問を受けたなというふうに思っております。  やはり、この十年間に、まさにグローバル化が進む、...全文を見る
○宮沢国務大臣 そういうことは、少なくとも私は承知しておりません。
○宮沢国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
05月29日第189回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま議題となりました電気事業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  東日本大震災を契機として、戦後六十年以上続いてきたエネルギーの供給体制を抜本的に見直し、国家戦略として責任あるエネルギー政策を構築することが求...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 磯崎議員にお答えいたします。  一体的な改革の必要性と目的についてお尋ねがありました。  今回の法案は、電力、ガス、熱供給を一体的に改革することで、これまで縦割りだったエネルギー市場の垣根を越えた総合エネルギー市場の創設を目指すものであります。これに...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 小林議員にお答えいたします。  労働災害を防ぐための事業者間の協調・連携体制についてお尋ねがありました。  今回の法案により、法的分離を実施するに当たっては、ネットワーク事業者や発電事業者やLNG基地事業者などの関係事業者が適切に連携できるようにする...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 河野議員にお答えいたします。  広域的運営推進機関の実効力の向上についてお尋ねがありました。  広域的運営推進機関は、電源の広域的な活用に必要な送電インフラの整備を進めるとともに、全国大で需給状況の監視を行う大変重要な機関であります。また、需給の状況...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 東議員にお答えいたします。  卸電力市場の活用についてお尋ねがありました。  卸電力市場の活性化は、電力システム改革において極めて重要な課題と認識しております。現状では、取引量は十分とは言い難い水準にあります。  このため、既存の電力会社が余剰電力...全文を見る
06月02日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 電気事業法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  東日本大震災を契機として、戦後六十年以上続いてきたエネルギーの供給体制を抜本的に見直し、国家戦略として責任あるエネルギー政策を構築することが求められており...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今デンマークで風力五〇%を目標というお話がありましたけれども、再生可能エネルギー、特に風力及び太陽光につきましては、それぞれの国でかなり事情が違っていると思っております。北米、またヨーロッパの北の方、デンマークも含めて、におきましては、まさに広大な平原が...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、放射性廃棄物につきましては、それを発生させた事業者が適切に処理処分する責任を負うとする、いわゆる発生者責任の原則が基本であると考えております。廃炉に係る放射性廃棄物についても、この原則の下で、事業者が定め、そして原子力規制委員会が認可した計画に従っ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今、廃炉の話をおっしゃいました。  恐らく使用済燃料の中間貯蔵の件もそういうことだろうと思っておりますけれども、やはり地域がなかなか納得を得られないという現状があるわけでありまして、先ほど申し上げましたように、地域の理解を得ていくために国としても政策上...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 地方創生につきましては、今長官が説明しましたように、価格やサービス面での消費者へのメリットをもたらすとともに、産業競争力の強化ということが今回目的になるわけでございますけれども、こういうことが地方の産業や国民にも広く行き渡ることが重要だと考えております。...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、エネルギーミックスの策定の前提についてお話しいたしますと、結局、太陽光等々が系統に接続できないというのには二つの制約があって、一つは需要と供給で、需要が少なくて供給が上回ってしまう場合に制限しなければいけない。そしてもう一つは、送電の能力がありまし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネルギーミックスの算定においては、送電の、まさに送電能力が少ないから例えば北海道から東北に動かさせないということは一切関知していなくて、全国大の需要と供給で計算していると、こういうことでありまして、前提としては、送電線がまさにフルに再生エネルギーを導入...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回、エネルギーミックスを決める、決めるというか、検討している途中で直嶋委員にも経産大臣室に来ていただきまして、省エネとか再エネの導入についていろいろといい提言をいただきまして、私ども、それを参考にしながら今回作業をしましたし、これからも行政の参考にさせ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネファームを含みますコージェネレーションにつきましては、まさに発電時に生じた排熱を有効活用することでエネルギーを効率的に活用するということが可能でありまして、今般のエネルギーミックスにおきましても、二〇三〇年時点で現在の二倍以上となります千百九十億キロ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) いわゆる存立危機事態云々という話は私自身が判断するわけにはまいりませんけれども、まず石油製品につきましては、今御指摘にありましたように、我が国が輸入する原油の八割がホルムズ海峡を通過しております。これが途絶えるということになりますと、まさに生活の足である...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、手だてが広域的機関にあるのは、将来の発電能力が不足した場合に、それを入札に掛けて新たな発電所を建設するということはここにあるわけでありますけれども、これは数年、十年、十五年掛かる話でありましょうから、恐らく余りにも先過ぎて間に合わないということに...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 広域機関にはできません。
○国務大臣(宮沢洋一君) それは、今ある法律ではできないことを判断するわけでありますから、いわゆる超法規という世界の中で判断することが、過去超法規で判断した例というのは、こういうことではありませんけど、別にあったわけでありますが、そういう種類の判断をするかしないかという極めて重い...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに中東依存度というものは高くなっておりますし、またホルムズ海峡が運航不能になった場合には大変大きな影響が、日本の経済、国民生活に影響があるという状況は間違いないわけでございますので、ホルムズ海峡の外に位置する産油国からの原油取引量とかLNGの取引量の...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 結局、例えばLNGの場合ですと、スポットでも相当購入をしておりますけれども、緊急事態のときにスポットで取引ができるかどうかというのは極めて難しい状況を生じる可能性はかなりあると思っております。そうした意味には、それ以外に、じゃ、緊急時には日本に特別にこう...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネルギーの中東依存度を下げるというのは何十年来の我が国政府の方針でございまして、それをやってきましたところが、原発が全基停止するということで、今大変中東依存度が逆に増えてしまったと。原油においては御指摘のように八〇を超え、LNGにおいても約四分の一、ホ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 再生可能エネルギーの中でも地熱とかバイオマス、あと水力といったものは常に発電が見込まれる安定的な電源でございまして、これについては相当野心的な導入計画を作って二〇三〇年を目指しているところでございます。  一方で、太陽光、風力につきましては、日が照らな...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさにデフレから脱却をして成長戦略の軌道に乗せるためには、民間のダイナミックなイノベーションというものがどうしても必要だろうと思っております。  生産性を向上させる、イノベーションを進める、そういう観点から、電力、ガス、熱供給を一体的に改革することで、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに我が国のエネルギー関連の技術の高さというものについては、途上国だけではなくて先進国も大変興味を示しております。  磯子にあります電源開発の石炭火力発電所は、本当に世界中から引きも切らさずに見学者が来るというような状況でありますし、また、私もいろい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 電力に関しましては、今回、第三弾の法案、法改正の御審議をお願いしているわけでございますけれども、第一弾、第二弾、そして今回の第三弾と、それぞれに再生可能エネルギーの導入促進策が盛り込んでございます。  まず、第一弾につきましては、広域運営推進機関をつく...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今部長が申し上げましたように、みずほ情報総研ですか、研究所ですか、におきまして、手続について明確な問題があったと認められない、にもかかわらず実際には金が出ていってしまっていて、しかも補助金違反といったようなことで実体がないというところが一番の問題でありま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 熱供給について申し上げる前に、先ほど証券取引等監視委員会等との比較で御議論があったわけでありますけれども、証券取引と今回とかなり違いますのは、証券取引というのはやはり不特定多数が参加する市場というものがあって、それを監視しなければいけないということと、今...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、一九九〇年比で物足りないというお話がございましたけれども、一九九〇年というのは二十五年前、四半世紀前でありまして、これだけ大きく世界が動く中で九〇年比を使っているということ自体、少し私は、余りにも保守的だなと、まあヨーロッパにとっては恐らく大変都合...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、再稼働につきましては、まず事業者自身が判断をした上で規制委員会において厳正な審査が行われるということでありますので、私どもが何らかの、前もってこうあるべき、こうなるだろうということを考えているわけではありませんが、一方で、既に関西電力は四十年を超え...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この二六%というのは、まさにエネルギーミックスと同じでありまして、見通しであり、あるべき姿だと考えております。  そして、今の御質問に対するお答えとしましては、二〇一三年比温暖化目標マイナス二六というのは、これは国際的にこれから約束することになろうと思...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 前段で原発の再稼働はすべきでない、延長もすべきでないというお話があり、後段で、今、石炭火力の問題点を御質問受けているわけでありますけれども、正直言って、ならばどうしたらいいのかなと実は思っておりました。  自給率はともかく二五%程度確保したい、電力コス...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) アメリカでも、これ二〇一二年の数字ですけれども、石炭火力の割合は三八%、ドイツは四六%ありまして、我が国について言えばかなり低い水準。しかも、状況がかなり違っております。アメリカにおきましては、まさにシェールガス、シェールオイルが発見されてからがらっと態...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 結論から申し上げまして、間違いないと思っております。  まさに、ガスを含めて小売を全面自由化する、そして送電業を別の会社にするといったことにおいて、発電部門で競争が起こり、そして小売でも全面自由化で競争が起こり、そして電力業界を超えたいろんな提携が、ガ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 突然新規参入をという、何が大事かということになりますと、送配電というものが自由に使えるということがやはり一番大事なことだろうと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 東電は大変苦しい状況にあるわけですけれども、それ以外の、沖電除いて八電力と言っていいんでしょうか、につきましても、おっしゃるように、そんなに有利な条件で社債がばんばん発行できるような市場環境には実はないと思っております、一点。  そして、今おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、専門家で今御検討いただいているという話ですけれども、それだけ大きな爆発についての専門家という方がそうたくさんはいらっしゃらないのかなと。私どもとしても、まさに福島を経験をしておりますから、常にリスクといったものを考えて行動しなければいけないという...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 御質問のとおり、エネルギーミックスは、二〇三〇年の電源構成及びエネルギー源構成の見通しであり、あるべき姿とずっと言ってまいりました。あるべき姿でありますから、やはり政策的にそういうものに誘導していくということはやっていかなければいけない。ただ、おっしゃる...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃりますとおり、昨年四月に決定されましたいわゆるエネルギー基本計画におきましては、天然ガスについて、その役割を拡大していく重要なエネルギー源と位置付けた上で、コージェネレーションなどの地域における電源の分散化や水素源としての利用など利用形態の多...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 再稼働ということになりますと、各党いろんな御意見がある、各政治家それぞれ御意見があるわけですけれども、使用済核燃料が現実にこれだけ日本国内にあるという現実の中では、やはり最終処分というものを何らかの形にしなければいけないということについては、その方向はあ...全文を見る
06月03日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○宮沢国務大臣 不正競争防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  経済のグローバル化が進展し、企業間の国際的な競争が激化する中、知的財産の公開、秘匿、権利化を一体的な戦略のもと使い分けて効果的に活用する、オープン・クローズ戦略の重要...全文を見る
06月04日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 今、電力・ガス部と言っておりますけれども、かつては公益事業部と言っておりまして、まさに電力、ガスにつきましては国民生活、また国民経済の礎でございまして、公益的性格がもちろんあるわけでございます。  そういった点で、今回は、ダイナミックなエネルギー市場を...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 電力改革につきましては、三段階ということで、今回三段目を御審議いただいているわけでありますけれども、元々、民主党政権時代に検討されていた流れを、私どももこれは大事なことだということで受け継がせていただいたわけであります。  ガスにつきましては、今回、三...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員も価格の抑制、料金の抑制とおっしゃっていただきましたけれども、なかなか引下げと言えないのは、やはり資源価格の動向とか、また再生可能エネルギーの賦課金の設定などによって動く場合がございますので抑制という表現を使わせていただいておりますけれども、今回の改...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、ヨーロッパの話が最初ございましたけれども、ヨーロッパにおきましては、小売の全面自由化後、ヨーロッパで取れるいわゆる国産のガス生産が減ってきたということで、遠くから長いパイプラインでガスを輸入するということ等から小売料金が上昇した時期もございましたが...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 地域の中小のガス会社というのは、やはり大変信用力、名門企業である場合が結構ございまして、私の地元の福山市もそうですけれども、やっぱりそういう地域において信用がある企業、そして地域に根差した営業力もあるということでございますので、こういう企業がこれからどう...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 平成二十四年に取りまとめられました審議会の報告書においては、広域的な幹線導管網の整備について、国が全体最適的な整備方針を策定した上で、それに基づいて民間事業者が整備をすることを提言しております。  法案が成立いたしますれば、例えば事業報酬率の設定など導...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私の立場から申し上げますと、理事長は専門家でいらっしゃいますから、理事長が出席して答えていただくにこしたことはないわけでございますけれども、今の経緯は知らずにおりました。今後は、しっかり理事長に国会の場で説明をしていただきたいと思っております。  その...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) しっかりと指示を出させていただきます。
○国務大臣(宮沢洋一君) 経緯をまずお話しいたしますと、有識者を交えました委員会、総合資源エネルギー調査会の電力システム改革小委員会制度設計ワーキンググループにおきまして、常時から備えておくべき事項、緊急時における事業者間協調の在り方、さらに緊急時対応を円滑に行うための訓練といっ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃいますように、第二段階、第三段階の改革の実施するに当たっても、この仕組み、今、先ほど申し上げたような仕組みに従って必要な見直しを行っていくわけであります。  まず、来年、第二段階の改革実施に向けまして、認可の基準の改定を行って、広域機関はこれに...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私も実は中身を詳しく存じ上げているわけではございませんけれども、可能なものはやはりしっかりお示しをして、いろんな知恵を皆さんからいただくということは大変大事なことだろうと思っておりますので、努力をさせていただきます。
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるように、審議会におきましては、送配電事業の中立性を確保する観点から、役職員について、兼業規制のみならず一定の人事異動の制限を行うべきとの議論がございました。具体的には、送配電事業者とグループの発電小売事業者やその親会社との間で、例えば二年間とい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この点は衆議院でも随分議論をさせていただきましたけれども、まず、競合する小売事業者の競争情報を知り得るような立場にある送配電事業者の従業員がグループ会社の小売電気事業に従事した場合、中立性に疑義が生じるおそれはなしとはしないと思います。そのために、人事異...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) そういう点も含めまして、これから関係者の御意見を聞きながら、どういう対応が、まさに憲法上の職業の選択の自由といった点は大変大事でございます。ただ一方で、まさに中立性を客観的に確保できると関係者が思えるような運営ということも大事でありますので、それこそ労働...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 抽象的で広範なものはやはり問題があるということは事実でありますので、具体的で狭い範囲ということになるんだろうと思いますが、先ほど答弁で申し上げましたけれども、事後的な監視で十分か否かを含めということは、恐らくかなり委員の問題意識に近いことも答弁させていた...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の検証規定につきましては、課題や懸念があればそれを解消するための環境整備に取り組むことで、電力システム改革を最後までやり遂げるという趣旨で設けたものでございます。したがいまして、法的分離の実施が困難になるような安定供給上の課題があれば、これを克服する...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の法案におきましては、イギリスで起こったことなどを勘案をいたしまして、小売全面自由化後、旧一般電気事業者に対して経過措置として小売料金規制を掛けることとしておりますけれども、競争の状況に応じておっしゃるように解除することとしております。  実際に解...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回お願いしております改正は、電気については第三弾、ガスについては一遍で全部と、こういうことで長年続いてきております仕組みを大きく変えるということでございまして、様々な課題を検証し克服しながら進めていくことが必要であると考えております。  そういった観...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるとおり、ガスの小売、卸売に参入するためには、しっかりとタンクにガスを持っていなければいけないというようなことで、LNGのまさにタンクに第三者のガスを入れるということは大変大事な政策になるわけですが、御質問にあったとおり、残念ながらこれまでの...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに、例えば太陽光発電が、一天曇って雨が降ってきて、突然太陽光の電力が使えないといったときにバックアップが必要になるわけですが、私もいろいろ勉強させていただきまして、かつて我々小学生の頃は石炭をたいただるまストーブでやっておりまして、その後、ガスストー...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、いただいた資料についてちょっと質問しますと倉林委員から嫌われるんですけれども、この数字自体がどの程度正直言って信憑性があるかということについては、相当これは検証してみなければいけないなという気がいたします。  例えば、風力についてこんなに安くでき...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、止まっている原発で随分お金が掛かっているという話がありますけれども、これは、各電力会社が、原発が稼働停止しても発電所を安全に維持管理するための費用として必要な費用を計上しているものでありまして、減価償却費、人件費、修繕費などであります。各電力会社は...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今、雇用の話がありまして、何の雇用かがいま一つ分からなかったんですけれども、太陽光等々、雇用が多いということは、雇用といった面ではいいわけでしょうけれども、一方で、恐らくコストといった意味では全国民に多大なコストが掛かるということになるわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ちょっと今の御質問の趣旨がいま一つ分からなかったものですから、教えていただけますでしょうか。
○国務大臣(宮沢洋一君) 原子力発電につきましては、アメリカにおきましても、またイギリスにおきましても新たな原子力発電所を造るという計画が進んできておりまして、世界が脱原発だということは認識として私どもは持っておりません。  また、再生可能エネルギーにつきましても、例えば、先ほ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の、第一弾、第二弾、第三弾ということで電力改革お願いしておりますけれども、まさに第一弾改革におきまして所有権分離でという方向性を出した上で今回法案をお願いしているわけであります。そして、まさに所有権分離にした方がいいだろうと我々が考えた理由というのは...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 先ほど、安定供給確保のために法的分離が適当であると申し上げましたのは、資金調達といった意味ももちろんございますけれども、先ほど小林委員と随分議論をさせていただきましたけれども、今後の緊急時等々の対応についてでも、やはり法的分離の方がそういう緊急時の対応が...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) やんわりとお答えしたつもりでおりましたのですが、やはり法的分離というのが最終目標であることは変わりはないと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回のエネルギーミックスを検討するに際しましては、当然安全性を大前提にした上で、自給率はおおむね二五%程度を目指す、また電力コストは現状よりも引き下げる、そして欧米に遜色のない温暖化ガス削減目標を掲げるという三つをクリアするような、達成するようなエネルギ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 日本のまずコストの方から申し上げますと、これは専門家に御検討いただいたわけでありまして、基本的に民主党政権時代に、二〇一一年に使った計算方法とほぼ踏襲をして計算をしております。そして、それらの中には、当然、追加的安全対策費とか廃炉についての費用、原子力事...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 昨年の四月の消費税増税の影響が、私ども政府が思っていたよりは少し長引いたということは事実であります。四—六で大体終わって、七—九はかなり消費も回復してくるだろうと期待しておりましたけれども、もちろん増税の影響もあるし、また天候等々の要素もありましたけれど...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、エネファームにつきましては、今回のエネルギーミックスにおきましても省エネの観点から相当導入促進を図らなければいけないと思っておりまして、たしか現状十数万台のものを五百万台以上に二〇三〇年には導入するということを目標としておりますので、この導入の促進...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、今おっしゃったお話承りながら、やはりこれからいろんな点で技術がまさに進歩してもらわなければいけない。例えばエネファームにつきましても、小型なものはあるわけですけれども、なかなか大型なものがないというような話、それから、例えば太陽光を屋根の上に付け...全文を見る
06月05日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号
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○宮沢国務大臣 まず、原油についてお話しいたしますと、今、原油につきましては、全体として一次エネルギー供給の約四割を占めておりますけれども、その約八割がホルムズ海峡を通過して調達されております。そして、委員御指摘のとおり、備蓄については、官民合わせて百六十九日分の備蓄が行われてお...全文を見る
06月05日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○宮沢国務大臣 まさに委員おっしゃるとおりでございまして、今例に出されました新日鉄住金、また東芝、大変高額の損害賠償請求がなされ、または高額の金額で和解がなされているということに見られますように、製造ノウハウや顧客名簿といった営業秘密は、他社商品、サービスとの差別化を通じた競争の...全文を見る
○宮沢国務大臣 我が国は、特にものづくりの分野では世界の最先進国と言っていいと思っております。そういう中で、いろいろな技術、特許が開発を常にされているわけでありますけれども、おっしゃるように、従来であれば特許を取るというような形で処理したものが、オープン・クローズ戦略の中で営業秘...全文を見る
○宮沢国務大臣 やはり日本の社会というのは、これはいいことなのかもしれませんけれども、性善説によって成り立ってきたところがこれまで多々あったと思っております。ただ、残念ながら、それだけではとてもいかないのが国際社会でありまして、法制面だけではなくて、企業自身において必要な対策を行...全文を見る
○宮沢国務大臣 外国政府そのものとか外国政府の機関というのは基本的にこの法律の対象ではなくて、外交ルートということで対応していくことになろうと思いますが、一方で、国営企業を含む外国企業につきまして、この法律で、営業秘密を国外で使用したり漏えいする行為に加え、窃取する行為についても...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、TPP交渉の現状等でございますけれども、知財分野におきましては、新技術や、日本でつくられた高付加価値製品、コンテンツを海外で適切に保護していくということは大変重要なことでございまして、TPPの関係におきましても、我が省所管分野では特許権、商標権、意匠権などの...全文を見る
○宮沢国務大臣 産業競争保護法だと、今の法律よりは語感として若干狭くなるのかなという気がいたします。なるべく、この略語は使わないようにしていきたいと思っております。
○宮沢国務大臣 年金情報について、きのうの夕方、委員の御質問を見て、ああ、関係しているんだなと思って、さすがの御質問だと私も思っておりました。  今のお答えにつきましては、本件につきましては中身を承知しているわけではございませんので一般論でお答えをさせていただきます。  まず...全文を見る
○宮沢国務大臣 民事と刑事を分けて考えなければいけないと思っておりまして、非親告罪化するというのは刑事の世界であります。  そして、民事の場合は、まさに今回は挙証責任の転換というようなことでありまして、ですから、非親告罪化するということで、当該年金機構のような実際に損失が生じて...全文を見る
○宮沢国務大臣 今回、おっしゃいますように、一千億円程度の高額の賠償請求で、海外に技術流出事案が続発するといったようなことで、営業秘密侵害の懸念が増大しているということで、罰金の引き上げを行いました。おっしゃいますように、一千万円を二千万円に引き上げるとともに、海外の場合はさらに...全文を見る
○宮沢国務大臣 もっと早くできれば、それはよかったんでしょうけれども、この法律は、中身において、挙証責任を変えるとか、まさに全額没収するとか、非親告罪にするとか、実は、産業界、経済界に与える影響というのはかなり大きなものがございました。  そういう中で、ある意味では、皆さん、関...全文を見る
○宮沢国務大臣 きょうの議論、まさに中小企業にこそ知財戦略が必要であるということが多くの委員から指摘をされまして、そのとおりだと思います。  一方で、中小企業の七割はサービス業でありますから、おっしゃるように、顧客名簿といったようなものがかなり中小企業にとっては大切なものである...全文を見る
○宮沢国務大臣 なかなかこれは難しい御質問でございまして、恐らく、実際に裁判の判例を積み上げていかないとなかなか出てこない問題だろうと思います。  まず、理論的に言いますと、刑事裁判、刑事訴訟と民事訴訟が両方行われている、そして刑事訴訟が例えば先に結審をした、確定判決となったと...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど田嶋委員ともいろいろ議論をさせていただきましたけれども、やはり中小企業がこの分野でかなりおくれている。しかも、中小企業においてはサービス産業の割合が大変高い。例えば顧客情報といったものも大変重要なものであるという中で、中小企業につきまして、やはり相当まさに意...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、今回の法律におきましては、まさに営業秘密というものを営業秘密として取り扱わなければならない、こういう点がまず第一歩でありますが、中小企業におきましては、なかなかそれがしっかりいっていない。  例えば先ほどの顧客についても、みんなが見られるような状況にあると...全文を見る
○宮沢国務大臣 我が国において相当なビジネス、事業を行っている外国企業の場合は、そういう事業を我が国でやっている関係がありますので、日本の国内で訴訟を起こすということが恐らく可能になってくると思います。  ただ、そうでない場合は、これは正直言ってなかなか厄介でございまして、特許...全文を見る
○宮沢国務大臣 伺っておりまして、オープン・クローズ作戦ですけれども、オープンにしてあるものの保護というのは割合やりやすいわけですけれども、クローズしているものは、実際に何が存在しているかということを国自身も知らないわけでありまして、正直言ってなかなか難しい御質問をされたなと思っ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、恐らく、個人情報、ベネッセのような例でいいますと、やはりベネッセはしっかり親告したわけで、親告罪ということでやったわけですけれども、なかなか重い腰を上げない、そして、被害を受けるのは情報を載せられた個人であるというようなことを考えますと、やはり非親告罪にする...全文を見る
○宮沢国務大臣 現行法上、刑事罰の対象は、犯人に、不正の利益を得る目的、または企業などの営業秘密保有者に損害を加える目的がある場合に限定されております。労働者の正当な権利行使や公益通報を目的とする営業秘密の開示といった行為を刑事罰の対象とはしておりません。  本法案においても、...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるとおり、営業秘密漏えい事件の多くは中途退職者によるものであります。そして、中途退職の理由も、純粋に、単純に金銭を目的とする者もいるわけでありますけれども、おっしゃるように、企業と社員の信頼関係が失われたことが背景にある人、また解雇された人など、いろいろな...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるとおりでありまして、まさにこういう秘密を守るということについて言いますと、当然、今回お願いしておりますような法整備というものも必要になりますが、その中でやはり企業の行動というものも大変大事でありますし、また官における体制整備ということも大事でありますし、...全文を見る
06月08日第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○宮沢国務大臣 商工中金につきましては、これは委員御存じだと思いますけれども、国の持ち株比率は過半ではございません。民間が五四%持ち株を持っているという株式会社でございます。  まず、役員の選定のプロセスでございますけれども、中小企業の代表者及び社外取締役によって構成されます人...全文を見る
○宮沢国務大臣 民営化を目指すということは間違いないわけでありますけれども、一方で、現状において、民間の金融機関が危機対応業務というものを担ってこなかったということも事実でありまして、商工中金につきましては、当分の間は危機対応業務というものを一生懸命やってもらわなきゃいけないとい...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○宮沢国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
○宮沢国務大臣 秋田県が北海道と同様に大型風力発電の大変な候補地になっていること、また、秋田県が大変熱心に取り組まれているということは、先日、佐竹知事も大臣室に来られまして、るる御説明を受けまして、大変強く認識をしております。  そして、今のお話でありますけれども、まさに、こと...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず風力発電につきましては、委員御指摘のとおり、特に大型風力発電について言えば、コスト的にまさに火力に匹敵し得るというようなコストまで見込まれるものでございますので、しっかり導入をしていかなければいけないと考えております。  御指摘のとおり、その適地が限られてい...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も実は、先週の土曜日、地元で広島カープの試合を見に行っておりまして、予想に反して最下位にいるんですけれども、大入り満員でございましたし、残念ながら負けた試合でしたけれども、最後の最後まで観客はほとんど帰らない。そして、カープ女子といって東京からも応援に来てくれる...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギーミックスは、これまでも申し上げてきておりますように、二〇三〇年の電源構成であり、エネルギー構成の見通しであり、あるべき姿、こういうふうに申し上げてまいりました。  そして、前回も議員から、二二から二〇といったことについて、いろいろな角度から御質問をいた...全文を見る
○宮沢国務大臣 そのとおりでございます。
○宮沢国務大臣 個別にどこの原発がということは、これからのまさに事業者の判断、規制委員会の判断でございますから、私の方からもちろん申し上げる立場にはございませんけれども、二〇から二二というものを達成するためには、三十基台半ばの原発が稼働しているということが必要かと思っております。
○宮沢国務大臣 委員がおっしゃるように、決して易しい話ではないと思っておりますけれども、一方で、原子力規制委員長におかれても、四十年未満のものに比べればもちろん高いハードルということでありますけれども、それをパスする可能性を否定されているわけではもちろんございません。また、私ども...全文を見る
○宮沢国務大臣 現段階におきまして、原発につきまして、新増設、リプレースは想定していないという立場に変更は一切ございません。
○宮沢国務大臣 なかなか仮定の御質問にはお答えできないんですけれども、一般論で申し上げますと、三年ごとにエネルギー基本計画を見直すということにしております。そして、基本計画を見直した結果、エネルギーミックスを変更せざるを得ないという場合には、エネルギーミックスというものも変更され...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、委員の発言につきましては、別にその委員の発言によって報告書が変わったということではなくて、ある意味では委員会の中で御自由に発言されているということで、我々を一切縛るものでは当然ありません。  そして、先ほど申し上げましたように、一般論として申し上げれば、エ...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も委員ももともと厚生労働関係が長かったわけでございまして、私も野党の終わりぐらいからこの厚生年金基金の問題はやってまいりまして、ちょうど、与党になって、当時同じメンバーだった田村大臣が担当大臣になられたということで、それまで自民党で温めてきていた改正を田村大臣の...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も、その報道、一兆円という数字は承知しておりませんけれども、一兆円というのが中小企業だけだったら、とてつもないすごい数字だなという気がいたしました。ただ一方で、少なくとも私の地元からはそういう声が、中小企業を含めて、コストがかかって大変だというのは今のところ入っ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず申し上げておかなければいけないことは、経産省として、中小企業に対する外形標準課税を強化する、広げるということを主張したことは一回もございません。  二十七年度、今年度の税制改正におきましては、外形標準課税につきまして、地域経済、企業経営への影響を踏まえながら...全文を見る
○宮沢国務大臣 現在、エネルギーの自給率がわずか六%まで下がってきております。そして、委員が先ほど御指摘のように、日本のエネルギーの状況というのは大変リスクにさらされている状況であることは間違いないということも考えまして、今回、エネルギーミックスを検討するに際しては、自給率を欧米...全文を見る
○宮沢国務大臣 バターにつきましては、本当に昨年来大変不足しておりまして、女房からも、スーパーに行ってバターがあったら、あなた、買ってきてよねといつも言われておりますが、一個しか売りませんなんて書いてあるというのはよく承知しております。  バターにつきまして、産業用を中心に大変...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、物によって少し違ってくるんだろうと思っておりまして、今例に出された鋳物の関係、まさに電力料金が上がって大変苦労をしている業界でありますが、一方、例えば特殊鋼を使う鋳物等々といったところは、日本のまさに技術の中心のようなところもございます。私の地元にも、鋳物...全文を見る
○宮沢国務大臣 たしか、大阪の米の先物というのが世界で最も早い、江戸時代にあった先物だというような話があるように、決して、先物というのが昔はなかったわけではないわけであります。  今の現状の御質問ですけれども、ちょうど私が大蔵省におりましたときに、八〇年代終わりから九〇年代にか...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに今、二十年近いデフレの結果、我が国というのが本当にあらゆる物価が大変低い国になってきているということは、ある意味では、ほかの国はめちゃくちゃ高いんだということで、本当に物価が安くてという実感をもう少し国民に持っていただければ実はありがたいと思っているところは...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど、鉱山で大型のトラックを運転している技師の話がございましたけれども、たしか今、オーストラリアとかブラジルのそういう鉱山の運転手さんというのは、逆に引き抜き合戦で、ブラジルの人がオーストラリアに引き抜かれたりというような状況が起こっているようでございまして、そ...全文を見る
○宮沢国務大臣 御承知のとおり、避難計画また地域防災計画については私の担当ではございませんけれども、まさにおっしゃるように、この川内地域につきましても、内閣府が中心となって、関係省庁と関係自治体が参画する地域原子力防災協議会を設置して、避難計画等についての支援をしてまいったところ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、台風のようなルールが原発に適用できないことは明らかなわけでありますし、また、おっしゃるように、まさに事故が起こったときに、誰が被災者になるのか、また救護に当たるのかということがあらかじめなかなかわからないというところもまた事実でありますし、また、おっしゃい...全文を見る
06月11日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 法律が通ってしまえば全てが内閣が決めていいというわけではないと思っておりまして、与党を含めまして政省令の内容につきましてしっかり事前に御説明をして、また御意見をいただく機会をつくっていきたいと考えております。
○国務大臣(宮沢洋一君) この委員会につきましては、当然のことながら、独立性、中立性を確保することは非常に大事でございます。そのため、例えば委員について言えば、その職務について公正かつ中立的な判断をすることができる者であることを任命要件として法律に明記をしているほか、委員は独立し...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃいましたとおり、第一弾の改正におきまして、各段階において当該改革を行うに当たっての課題について十分な検証を行い、その結果に基づいて課題を克服するために必要な措置を講じつつ改革を行うということが規定されております。  そのため、政府におきまして、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 再稼働につきましては、まさにこれまで申し上げてきたとおり、規制委員会に事業者が再稼働を申請し、規制委員会において新規制基準に適合すると認められた炉につきましては再稼働を進めていくということでございまして、現在までのところ、鹿児島の川内の二基、そして関電の...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 七十四条におきまして、エネルギー基本計画に基づく施策の実施状況などについて検証を行うものとされております。  これは、エネルギー基本計画の一部として位置付けられている電力システム改革については、エネルギー政策全体を進めていく中で、改革だけを進めるのでは...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この法案の検証規定とは直接には関係せずに、エネルギー基本計画については、エネルギー基本法におきまして三年に一度見直すということにされております。  したがって、私どもはこれから、昨年エネルギー基本計画をまとめましたので、二年後にはエネルギー基本計画の見...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 先ほど岩井政務官からお話しいたしましたけれども、今回の改革につきましては、安定供給の確保ということを前提にして、電気料金の最大限の抑制、そして需要家の選択肢や事業者の事業機会の拡大といったことを目的としているものでございます。  そして、世界の他国でも...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) これまでも何度か答弁してまいりましたけれども、まさにその検証を行った結果、課題や懸念があればそれを解消するための環境整備に政府として全力を尽くすということが趣旨でありまして、課題が解決しない場合という状況は想定はしていないわけであります。  ただし、全...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 現在想定できるある程度の範囲であれば、万策が尽きるということはないと考えております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 何度も申し上げますけれども、現在ある程度想定されるようなことにつきましては、何とか私ども対処できると考えております。  ただし、最初の答弁で申し上げたような、本当に、例えば東日本の大震災のような想定外のことが起こったときには、法理論的には新たな立法をも...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、エネルギー基本計画を受けまして、審議会、原子力小委員会におきまして検討を行っておりまして、昨年の末に中間的な議論の整理を行いました。その結果、既に本年三月に、競争が進展した環境下においても円滑に廃炉判断を行うことのできるように、会計関連制度の整備を...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 大阪市がまさに物を言う株主として、関電に対しまして、競争入札による調達価格の適正化等々を提案されたということは、大変私はいいことだろうと思っております。  もちろん、経営側の判断はいろいろあると思いますけれども、そういう提案のいいものは、是非関西電力に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 自由化後の料金ということになりますと、まさに自由に決められるということになるわけでありますけれども、私どもも、これまでずっと申し上げてきておりますように、まさに料金を抑制していくと、こういうことが大変大事だと思っておりまして、そのためには、何よりも大事な...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、この今回の電力システム改革におきましては、おっしゃるようにまだ小さな卸売電力市場を育てていくということは大変大事なことであります。この活性化をまさに通じまして、改革目的の一つである電力料金の最大限の抑制を目指していきたいと考えております。  一方...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今申し上げましたように、一部転売益等々を出している新電力からしますと、経営云々という問題はあるかもしれませんけれども、一方で、それはまさに需要家の負担において得られた費用であるということはしっかり認識をしていただきたいと思っております。そして、今後まさに...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 揚水発電につきましては、資料のとおり、発電実績というものが、二十五年度、これは確報でございますが二・九四%、そして暫定値の二十六年度が二・二といったような数字であることは事実であります。  一方で、まさに現状において、いろいろ接続をするときに契約に条件...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 加藤委員から、今回の法律で政省令にいろいろ委任されていると、今の段階で想定していることについては政府委員から御答弁したわけでありますけれども、実際に決めるときにどの程度前に知らせてもらえるかというようなお話があって、私は、こういうことについては、やはり事...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) このスキームにつきまして、昨年の通常国会で当時の茂木大臣等々と随分議論をされたということは伺っております。  正直、今軽くできると思いますとおっしゃった部分が本当にできるのかなというのが一番の疑問点でありまして、例えば送配電部門から生じるお金で廃炉等々...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私といたしましては、まさに現在のスキーム、これは民主党政権時代に提案されて自民党も賛成してつくった枠組みでございますけれども、いろいろ難しい問題を抱えながらもそれなりに機能しているんだろうと思っておりますので、この方式でともかくいかなければいけないと思っ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今、決して易しくない道を進んでいるということは私自身も意識をしておりますけれども、まさに企業価値を高めて株価を上げるということを東電自身やってもらわなければいけない一方で、まさに実施主体として廃炉・汚染水対策をやっていくということ。  それから、賠償に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今、質問の前段を伺いながら、ちょっと一つ教えていただかなきゃいけないなと思っておりましたのは、まさに法的整理をした場合には、当然、担保権を持っている方、一般担保の方が先に権利を有して、その資産、純資産から返済を受ける。そして、恐らく賠償を受けられる方、賠...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ともかく国有化して、東電任せではなくて国が前面に立つ。一方で、国というのはまさに公務員でありますから、公務員というのは効率的でないといってみんなの党の皆様からいつも怒られていたわけですけれども、それよりも東電の方が更に効率的でないというのは、東電というの...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) なかなか、この表を見ただけで私は全てが理解できているわけではなくて、総理にこの表を説明するほどの能力が実はないと思っておりますので、委員におかれまして、機会を見付けて総理に是非この点を質問していただければいいのではないかと思います。
○国務大臣(宮沢洋一君) 今御質問にありましたように、検証規定の趣旨は、検証を行った結果、課題や懸念があれば、それを解消するための環境整備に全力を尽くすということでありまして、実施時期の見直しを想定しているわけではありません。  一方で、御指摘がありましたように、いろいろ課題を...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 質問を伺いながら、私は、東京の家は都市ガスでありますし、地元も小さいながら都市ガスでありますが、長野の山荘はこれはプロパンガスでありますけれども、たしか建築業者に紹介された業者にそのまま来てもらって、その後、正直言って、自動引き落としで落ちているものです...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の法改正におきまして電気、ガス、熱供給を一体的に改革することによりまして、これまで縦割りだったエネルギー市場の垣根を越えて、御指摘のような電気とガスのセット販売を行う業者や、またポイント制など多様なサービスを提供する事業者が現れることが想定されており...全文を見る
06月12日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○宮沢国務大臣 貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  日本経済の持続的な成長を実現していくためには、日本企業の国際展開を支援することで、新興国のインフラ整備など、海外の旺盛な需要を獲得していかなければ...全文を見る
06月16日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○国務大臣(宮沢洋一君) これは規制委員会の話でありますけれども、まず今回は、新しい規制基準、大変世界最高水準と言われている厳しい規制基準を設けて審査をしているということに加えまして、バックフィットといって、その後、規制基準が変わったときには、既存の炉についてもその新しい基準を適...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、衆議院における馬淵議員とのやり取りでありますけれども、イギリスにおきまして、CfDといって原子力発電のある意味ではコストを保証するような制度がございまして、これにつきましてエネルギー審議会で一回制度の説明を実はしたことがございます。それをもって我が...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 現時点では全く想定をしておりません。
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、CfD的ないわゆる総括原価方式的なものについては全く導入を考えておりません。  ただ一方で、電事連の会長等々からいろんな御希望があることも確かでありまして、どういう形で応援できるかということはまた考えていかなければいけない側面もあろうかと思ってお...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 石炭火力につきましては、まず数で言いますと、十一・二五万キロワットの、いわゆるアセスが必要ないものが数的にはかなりあるようでございまして、なかなかそれ自体どれだけあるか我々としても把握できていないというのが正直なところであります。これらにつきましては、ま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネルギーミックスというのは、先ほども直嶋委員にお話しいたしましたけれども、二〇三〇年の電源構成、またエネルギー源構成の見通しであり、あるべき姿、まさに見通しということは、ある程度現実的でなければならない、しかし、あるべき姿ということで、まさに政策的な方...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるように、石油火力につきましては、その燃料費が高い、またCO2の排出量も石炭に次いで高いということでデメリットがございます。  ただ一方で、まさに今おっしゃったように、ピーク電源としての位置付けでありまして、一点目としましては、たき増しを急にす...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさにおっしゃるように、電気料金の抑制と、それからまさに地球温暖化目標に二〇一三年比マイナス二六%という欧米と遜色ない目標を立てたわけで、これを実現するということをやっていかなければならない。そういう中で、今回エネルギーミックスを策定いたしましたが、三つ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 高くなる費用とおっしゃいますけれども、エネルギーミックスの検討過程で、各電源ごとの費用をかつての民主党がやられた方式とほぼ同じような方式でやっておりまして、その結果といたしまして、当然、原子力につきましては十・一円、これは安全対策、また廃炉等々についても...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今の話につきましては、まさに今、原子力委員会の下で原賠法についての検討が行われておりまして、早く、早期に結論を出していただいて、それに沿って対応していくということになろうかと思います。  一方で、今の各社の対応につきましては、まさに今、原賠機構の下でス...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) いわゆるFIT制が導入されて三年たつわけでありますけれども、まさに再生可能エネルギーを導入するといった見地からしますと大変効果のある制度でありました。たしか水力を除きで八割以上導入前に比べて再生可能エネルギーの量が増えているというような状況でありますが、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 電気につきましてもガスにつきましても、小売の全面自由化後におきましても、まさに国民生活や経済社会における電気事業、ガス事業の重要性、また公共的な色彩があるというところは変わらないと思っております。そうした意味で、総論的に申し上げますと、需要家保護、電気、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 天然ガス、LNGにつきましては、アメリカとかヨーロッパの国は、生といいますかガスそのものが使えるというのに比べて、日本等アジアの国はLNGという形で輸入をしてくるということで、価格的にかなり差を付けられている。一方で、LNG価格自体も高止まりをしていると...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の法案によりまして小売料金規制が撤廃されれば、事業者は需要家のニーズに応じたきめ細かいサービスを柔軟に展開することができるようになります。これによりまして、地方の中小ガス会社や公営事業者も、これまで培ってきた営業力や信用力を生かし、地域の実情にきめ細...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) はい。  端的に申し上げますが、現在の厳しい需給状況の下で、今すぐに安価で安定した電源を十分に市場に出せる状況にはないと考えられますが、今後、需給状況の緩和に応じまして、既存の事業者の電源を卸売市場に供出することが市場の活性化につながることを踏まえまし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 御指摘の環境大臣意見につきましては、電力業界全体の二酸化炭素排出削減に関する枠組みが構築されていない状態では国の削減目標等との整合性が判断できないため、現段階において是認し難い、このため、早急に枠組みが構築されることが必要不可欠であるという意見でありまし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 業界の側からいたしますと、エネルギーミックスそして国全体としての温暖化目標が固まっていないという状況で業界としての目標や取組についてなかなか検討しにくかったという点はあったんだろうと思います。全体の枠組みが見えてきていないと。今年の一月から審議会において...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 宇部の石炭火力発電所は、もう委員御承知のとおり、超超臨界の効率的なものであります。先ほど東委員とも議論をさせていただきましたけれども、やはり国内の石炭火力の半分は古い形、超超臨界ではないという状況を考えますと、古い形のものを使わなくして新しく超超臨界を、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、三十基台半ばということについて御説明いたしますと、先日、馬淵議員と衆議院で議論をしておりまして、馬淵議員が稼働率七〇%台を前提とするような御議論をされておりまして、その場合には、安全を見ると三十基台半ばというような答弁をいたしました。一方で、稼働率...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) はい。  なかなか端的にお答えしにくい質問なんですが、まず、第一原発について安倍総理から廃炉を要請して東電が廃炉を決定したという経緯があるので、福島県において第二についてもというお声があることは承知をしております。ただ一方で、第一原発につきましては、原...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回のエネルギーのそれぞれの電源ごとのコストにつきましては、これは二〇一一年に民主党政権時代に第一回を行っておりますけれども、基本的にその方式を踏襲して、専門家に計算していただいております。委員九名のうち六名は前回も議論に参加していただいた方でございます...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) どのような方がどういう形で計算されたものか私自身承知していないものですから、軽々にコメントすべきではないと考えております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 脱炭素社会ということで、例えば車であれば燃料電池車といったような新しい、水素を燃料として走る車、また船であればもう既に原子力の船はたくさんあるわけでございます。一方で、航空機につきましては、石油以外の代替燃料が限られておりまして、微細藻類由来を含むバイオ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 現在の制度は、委員おっしゃるように、外為法の規制でございまして、上場会社の発行済株式の一〇%以上を取得する場合や、非上場の場合は全てでありますけれども、届け出ることを義務付けております。  そして一方で、おっしゃいますように、放送法とか航空法等々、外国...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 六月十一日のこの委員会でもこの点について委員と議論をさせていただきまして、私の方から、標準的な価格を設定することはなかなか難しいということは事実でありますけれども、トラブルが続くようであれば、地域をどの程度細分化するかという難しい話があろうかと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
06月17日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○宮沢国務大臣 岡下委員とは初めてこうやって議論をさせていただきますけれども、たしかお母様が衆議院で私の同期当選でありますし、また、お父様は大蔵省の先輩で、たしか、私が若かったころに東京税関の成田支署長として辣腕を振るわれていたのを今思い出しておりまして、これからもよろしくお願い...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、インド等アジア、また中近東等、新興国におきましてインフラ整備というものは非常に進んできております。我が国の企業が海外の旺盛な需要を獲得していくに際しては、輸出や海外向け投融資に伴い生じ得るカントリーリスクや相手方のリスクが大きな障害となるため、こうしたリスクを...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も五月の初めにインドに参りまして、モディ首相ともお目にかかってまいりまして、日本の新幹線というのが五十年を超えて重大事故を一回も起こしていない、そして千キロの距離を走って一分おくれることの方が珍しいというようなことを宣伝してまいりましたけれども、まさにインフラ輸...全文を見る
○宮沢国務大臣 お答えをする前に、中根委員におかれましては、昨今、各方面で御活躍の御様子でございますが、ぜひともこの経産委員会におきましても、貿易保険法の成立に御支援をいただければと思って、心からお願いを申し上げます。  そして、経産省におきましては、従来より、中小企業の情報セ...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、役員の選任方法につきましては、法律上は、株主総会による決定の後、経産大臣の認可を得ることとされております。そして、その認可に当たりましては、これは平成二十二年でございますから民主党政権時代の閣議決定がございまして、特殊会社の役員選任については、第...全文を見る
○宮沢国務大臣 航空機の販売につきましては、近年、リース方式というものが大変活用が進んでおります。今回の法改正によりまして、国内のリース会社の力を生かし、輸出保険を含むファイナンスのスキームを海外の航空会社に提案することが可能となりますので、航空機販売の基盤というものが整備される...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギーにとって画期的な年、なかなか思い当たりません。教えてください。
○宮沢国務大臣 レアアースにつきましては、二〇一〇年、本当に中国がいろいろな措置を講ずるということで、かなり社会的問題になったことは記憶しておりますけれども、民主党政権下で、こんな一千億の予算でこういう対策を講じられていたのを実はきのう初めて知りまして、対策としてはまさにPDCA...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに二〇一〇年度の補正の予算措置に加えまして、米国、欧州と連携したWTO提訴など、官民一体となった取り組みを行った結果、本年一月、中国は輸出制限措置を撤廃したわけであります。  現在、おっしゃるように、レアアースの話というのは余り巷間に上ってこないという状況。...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに税金をいただいて使っている補助金でありますから、それが制度の趣旨にのっとってしっかり使われているということは大事なことでありまして、その確認作業ということもこれから我々を含めてやっていかなければいけない。  特に、ここのところ、ある程度の制限は加えられてお...全文を見る
○宮沢国務大臣 基金の場合、今おっしゃったような形態が多いわけでございまして、基金設置法人と事務局とが違って、事務局は大体、多いのは何とか総合研究所といったところが多いわけでありますけれども、実務、そういう審査を事務局が担って、そして、基金設置法人はある意味ではお金の管理をすると...全文を見る
○宮沢国務大臣 できるかどうかということであれば、できるわけでありまして、現状におきましても、JAPEX等は、枯渇ガス田を活用して天然ガスの地下貯蔵というものをやっております。ただし、これは、備蓄というよりは、生産量の季節間の調整のために一定程度活用している、こういうことのようで...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃいますように、LNGの輸入先の多様化ということは、これまでも努力をしてきておりまして、昨年からパプアニューギニアからの輸入が開始されております。また、おっしゃいますように、ことしから豪州からの輸入が拡大をしております。また、来年以降、順次、米国からシェール...全文を見る
○宮沢国務大臣 戦前の話は今初めて伺いましたけれども、戦後、貿易保険につきましては、一九五〇年でございますから私が生まれた年、ちょうど朝鮮動乱直前だと思いますが、制度が創設されまして、当初は、おっしゃいますように、戦争、テロ、外貨送金停止などのいわゆるポリティカルリスクを填補する...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、民でできるものは民でやってもらうというのは基本的な方向でありますけれども、一方で、民間の損保のやっております貿易保険類似の保険というのは、まさに短期、一年であるということ、また、引き受けの金額が大き過ぎるものも小さ過ぎるものもなかなか対象に入ってこない、あ...全文を見る
○宮沢国務大臣 役所というものは基本的には保守的でありまして、現状維持を好むものでありますので、まさに、安倍内閣におきましては、今国会を改革断行国会ということで、役所の尻をたたきながら改革を進めているところであります。  そしてまた、貿易保険について言えば、もともと国の業務とし...全文を見る
○宮沢国務大臣 国庫納付については当然規定がないわけでありまして、新しいNEXIは株式会社でありますから、恐らく、配当をするかしないかという判断で、一〇〇%株式を持っている国庫にある程度貢献するかどうかという判断は、株式会社でありますから、全く禁止されているわけではないんだろうと...全文を見る
○宮沢国務大臣 その辺は財務省、財政当局との引っ張り合いというのが常にある話でありまして、もちろん、七年前にどういう趣旨でそういうことが書かれたかは別ですけれども、少なくとも、先ほど申し上げました、前の自民党、公明党の政権のときに特殊会社として、そして民主党政権においてもその方針...全文を見る
○宮沢国務大臣 株主の主張としてそういうことはあり得ると思いますけれども、まさに株主提案として出されてくれば別でありますけれども、取締役等々につきましては最終的に経産大臣の認可ということになっておりますので、私どもの方としてそういうことを提案する気は毛頭ございません。
○宮沢国務大臣 委員、まさに大変難しいお話をされているわけでありまして、例えば銀行であればBIS規制というのがあって、最近は国債についてどうかみたいな議論をしておりますけれども、ある程度過去の経験を踏んで、株式の変動率とかマーケットリスク等々といったいろいろなリスクを換算して、リ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、原発輸出に付保するということを今決めているわけではないということは、前提で申し上げなければいけないと思っております。  我が国は、四年前の福島第一原発の事故、大変大きな災害で、まだ復旧途上にあるわけでありますけれども、一方で、原発事故から得られた教訓という...全文を見る
○宮沢国務大臣 現行のNEXIは今、特別会計予算というものを背景にして限度額が抑えられているわけであります。  今後の話といたしましては、大きな方向性については政府が決める、そして、まさにNEXIに機動的に運営をしていただく。個別案件は基本的にはNEXIが判断いたしますが、一方...全文を見る
○宮沢国務大臣 財務面で優遇されるということをおっしゃっているわけでありますけれども、NEXIの場合は、基本的に保険料をいただいて、そして保険事業を営むということでありまして、国費が入る予定というものでなくて、通常はまさに保険料をいただいて事業を行っていくということでございますか...全文を見る
○宮沢国務大臣 やはり各会社側からすれば、まさに企業戦略の一つでありますので、名前を出してほしくないという意向というのは恐らくあるんだろうと思っておりまして、独法であれ、また株式会社であれ、なかなかそこまでお示しするわけにはいかないんだろうというふうに思います。
○宮沢国務大臣 どんな検証を、もしもやっていたとすれば後ほど事務方から答えさせますけれども、基本的に、行政改革の流れの中で、特別会計というものは必要最小限にすべきだ、こういう流れの中でここ十年、二十年、いろいろな作業が進んできておりました。  そういう中で、今回、NEXI自体で...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど政府参考人から答弁がございましたように、企業数でいいますと中小企業が半分使っているということでありまして、また今後につきましても、中小企業にまさに輸出の主役になっていただくといった意味でいろいろ政策的な支援をしていくということでありまして、大企業に偏ったとい...全文を見る
○宮沢国務大臣 現状を申し上げますと、これまでのこの委員会の議論にありましたように、全てについて再保険を掛けているということでありますから、ある意味では一挙手一投足を国がチェックするような、こういう体制であったわけであります。  そして、今回の改正におきまして、まさに機動性を高...全文を見る
06月17日第189回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま議題となりました特許法等の一部を改正する法律案及び不正競争防止法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  グローバル競争が激化する...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 宮本議員にお答えいたします。  特許出願件数の減少傾向に対する認識と今般の法改正の位置付けについてお尋ねがありました。  御指摘のとおり、我が国における特許出願件数は二〇〇六年以降減少傾向にある一方で、出願年別の特許登録件数は二〇〇六年以降も増加傾向...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 礒崎議員にお答えいたします。  平成十六年改正特許法の検証結果及び改正理由についてお尋ねがありました。  平成十六年改正以降、職務発明の対価をめぐる訴訟は四件あり、いずれも社内の職務発明規程の整備の在り方が争点の一つとなりました。その中で、一億円を超...全文を見る
06月18日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○国務大臣(宮沢洋一君) おはようございます。  特許法等の一部を改正する法律案及び不正競争防止法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  グローバル競...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 知的財産を取り巻く環境につきましては、経済のグローバル化やオープンイノベーションの進展などを背景にこの十年で大きく変化し、ますます知的戦略の重要性が増してきております。特に近年、製品の高度化、複雑化により、一製品が数百、数千の特許から構成されるようになっ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 加藤委員御指摘のとおり、平成十六年、二〇〇四年の特許法の改正以降、職務発明の対価をめぐる訴訟の件数は減少いたしました。予見可能性というのは一定程度高まったものということを認識をしております。  一方で、今産業界の意見としておっしゃいましたけれども、グロ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) なかなかお答えしにくい御質問だったわけですけれども、訴訟が少ない日本は社会でありますけれども、一方で二〇〇四年以前においては訴訟が起きたりというようなことがある。一方で、企業の中ということになりますと、これは恐らく痛しかゆしじゃないかと。ガイドライン作り...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の法案につきましては、まさに法改正をしまして、まさに侵害が起こった後にこういうことができるということを改正をお願いをしているわけでありますけれども、おっしゃるように、起こらないように抑止力があるということがまず大変大事なことでありまして、したがって、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 知的財産を取り巻く環境は、経済のグローバル化やオープンイノベーションの進展などを背景に、この十年で大きく変化し、知財戦略の重要性が増してきております。特に、近年、製品の高度化、複雑化により、一つの製品が数百また数千の特許から構成されるようになっており、適...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 経産省といたしましては、これは昨年の春、二〇一四年の春に、世界最速・最高品質の特許審査の実現というものを目標に掲げております。そして具体的には、二〇一二年時点の平均の権利化までの期間が三十か月程度でありましたけれども、二〇二三年度までに世界最高水準である...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるように、いわゆる企業だけではなくて、その他の幅広い団体にも、また、企業の社員だけではなくて、その団体の職員等にも適用される可能性のある法律でございますので、おっしゃるように周知を徹底するということは大変大事であります。  一方で、この法律はま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに委員がお示しいただきましたように、我が国の審査官というものがほかの国に比べまして大変ハードワークになっているということは確かでございまして、我々としては、ともかく恒常的な審査官また任期付き含めて増員を本当に図っていただきたいと切に思っているところで...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今いろいろ伺っておりましたけれども、まさにイギリスなどと違って原始的に法人に帰属するというふうにしていなくて、まさに当事者間の決定で職務発明規則、契約等によってどういう形で帰属するかということを今回の法律では決められるようにしたということでありまして、大...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに中村先生の訴訟等々を受けまして二〇〇四年に法律改正をいたしまして、相当の対価等々という新たな規定が設けられた結果、その後、二〇〇四年以降ですからまだこれから更に訴訟が出てくることはあるのかもしれませんけれども、その後、たしか四件の訴訟、しかも高額な...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) やはりそれも、改正以来十年以上たちまして、まさにグローバル化の進展、またイノベーションの進展、さらに共同研究の進展等々ということがありまして、知的財産をめぐる環境というものも大きく変わってきております。  そういう中で、まさに産業界から最初に話があった...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 他国企業から受け取る特許料というものも実は二種類ございまして、要するに、他国に子会社等々、合弁等々を設置して、そこで生産をして、そこから企業間でもらうような特許料と、それからまた全く純粋に外国から受け取るものと、大きく分けて二つあるわけでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) これから役所も人事の季節に入りますけれども、人事異動が終わった後で、自分は厚遇、思ったよりいい境遇が与えられた、大変優遇されていると考える人は大体五%前後、二五%ぐらいが実力どおりと考え、七割ぐらいは不満を持つそうでありまして、そういうことを考えますと、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) そういうまさにインセンティブにつきましては民民で基本的に決めていただくわけですけれども、やはりおっしゃるように、例えば私も本会議の場でもストックオプションとか留学といったものを挙げさせていただきましたけれども、恐らくそれはアンド、オアだろうと思うんです。...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、まさに特許法ができたときには、秘匿化するということについてはそれほど多くの企業が関心を持ったわけではない。  ただ、例えばコカ・コーラのもとみたいな話は当然あるわけでありますけれども、それがやはり徐々に、特許の例えば問題点といったようなもの、出...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) サイバー攻撃につきましては、経産省といたしましても、当省及び所管独法などにおける攻撃の有無などの点検、また重要情報の適切な管理に係る対応等に努めておるところでございます。重要インフラを含めた民間事業者のサイバーセキュリティー対策についても、当省所管であり...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員御指摘のとおり、大企業に比べまして中小企業、特に小さな企業になればなるほど対策が講じられていないという傾向は否定できません。企業努力の結果獲得した営業秘密は、ライバル企業との差別化を通じた競争力の源泉であります。その漏えい防止についての現状については...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 二点目の、職務発明の議論の中心は、誰に帰属するかということではなく、発明者がやる気を出して仕事をし、その成果を世の中に役立たせてもらうためにはどのようなルールが最善かという観点だと思う、これは全く異論がございません。  ただ、一方で、まず、職務発明につ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) その二周遅れという御発言がいつの時点であったか存じ上げませんけれども、今回の法改正が実現した暁には、二周遅れは間違いなく解消できるというふうに思っております。  例えば、処罰の範囲につきまして、米国やドイツなどにおいては未遂行為を処罰対象としているのに...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに営業秘密の保護ということが大変大事な法目的なので、新法を制定すべきという御意見があることは知っております。ただ一方で、現在の不正競争防止法にはいろんなものが対象となっておりまして、周知な商品等表示の混同惹起とか、著名な商品等表示の冒用とか、他人の商...全文を見る
06月19日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第24号
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○宮沢国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
○宮沢国務大臣 まさに委員がおっしゃいますように、貿易立国であり知財立国ということは、我が国にとって大変大事な方向であります。  残念ながら、貿易収支といったものが大震災以降赤字が続いている中で、やはり知財分野、また、いわゆる過去の投資による収益といったものが、今、我が国の経常...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員が傾斜生産方式からお話を始められたわけですけれども、傾斜生産方式以降、経産省というよりは通産省は、まさに、海外からノートリアスMITIと言われるように、ある意味では徹底した産業政策をしてきていたわけであります。  ただ一方で、MITIからMETIになる前であ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにおっしゃるように、IoTという言葉が、ここ一年ぐらい、特に最近、大変よく使われるようになってまいりました。まさにIT社会が新しい次元に入る、ドイツ流に言えば第四次産業革命、こういうことになる予兆というものが大変出てきております。  今おっしゃいました、例え...全文を見る
○宮沢国務大臣 ドイツにおいてそこまで業種を超えてというところまでいっているかどうかは正直言って定かではありませんけれども、やはり、例えばドイツにおきますと、日本とかなり構造が違っておりますのは、自動車という観点でいいますと、日本はいわゆる部品メーカー等々というのがメーカーの系列...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、まさにおっしゃるように、強みであり弱みで、規格自体はJIS規格等々でございますから違うわけではありませんけれども、系列色というものがかなり強いということで、考える人が一番川上のところに集中してきているというようなことは確かでありまして、やはり途中の部品メー...全文を見る
○宮沢国務大臣 今般のエネルギーミックスにつきましては、まず安全性を大前提とした上で、今おっしゃいましたように、自給率はおおむね二五%まで改善すること、コストは現状よりも引き下げること、そして欧米に遜色ない温暖化ガス削減目標を掲げること、こういう三つの目標を達成しなければいけない...全文を見る
○宮沢国務大臣 エネルギーミックスにしましても、温暖化CO2削減目標にしましても、今まさにパブリックコメントをしているところでございまして、まだ最終的に決まったものではございませんが、やはり、例えばG7サミットの場で基本的な方向について安倍総理からお話しいただいたということで、国...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに委員から毎回このようなお話をいただくわけでありますけれども、まず基本的に、先ほど私どもが申し上げた、今回のエネルギーミックスの目標としている、電力コストを現状より引き下げるということにつきまして、まさに委員御提案の中で、コストがどの程度になるかということはや...全文を見る
○宮沢国務大臣 分散型の再生可能エネルギーの導入につきましては、エネルギー基本計画におきましても、地域に新しい産業を起こし、地域活性化、地方創生につながるものであるとともに、緊急時の非常用電源としても利用可能であり、政府として、小規模な再生可能エネルギーを組み合わせた分散型エネル...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに回避可能費用につきまして、現状において若干の問題点が生じておりまして、卸電力市場の価格に比べてこれが低いということで、ある意味では利ざや稼ぎをしている新電力がいる、そして結果的には消費者の負担になっているという点がある一方で、今後、まさに総括原価といったもの...全文を見る
○宮沢国務大臣 前回の委員会におきまして、田嶋委員からレアアースについて御質問いただきまして、民主党政権時代に一千億円の予算で相当な対策を打っていただいて、それはかなり効果を上げているということは私自身も学ばせていただきました。  そして、今おっしゃいますように、依然として供給...全文を見る
○宮沢国務大臣 今お話ありましたように、中国とは、昨年の十一月のAPECの会議に際しまして、私自身、高虎城商務部長やミャオウェイ工業情報化部長と会談を行いました。  一方で、韓国とも、五月のAPEC貿易大臣会合がフィリピンでございまして、尹相直産業通商資源部長官と会談を行ってま...全文を見る
○宮沢国務大臣 それこそ随分前でありますけれども、小糸・ピケンズなんていう事件がありまして、小糸製作所に、ピケンズという投資家が大量の株式を買って、いろいろ物議を醸して、あのころに比べますと、日本の金融機関を台湾でも買うというようなことが行われているわけで、少し環境的にはよくなっ...全文を見る
○宮沢国務大臣 先日の、馬淵委員がいろいろ数字を示された中で、三十基台半ばということを申し上げました。  もう少し厳密に申し上げさせていただきますと、七〇%の稼働率ということを前提にして一定の仮定を置くとそういう話でありますが、一方で、例えば、八〇%、そして大型の原発が動くとい...全文を見る
○宮沢国務大臣 どちらが原則で、どちらが例外ということではなくて、一項、二項まとめて読むというのが恐らく法律解釈としては私は正しいんだろうと思っております。  そして、委員のおっしゃるように例外だったとしても、まさに法律に書いてある条文にのっとって事業者がそのような申請を行った...全文を見る
○宮沢国務大臣 炉規法の精神ということであれば、それは一項も二項も炉規法の条文でありまして、二項に基づいて申請がされる、また委員会の審査を経て再稼働がされるというのは、炉規法の精神にもとるといいますか反するものではないと私は思っております。
○宮沢国務大臣 まさに、二〇三〇年につきまして、やっと見通しであり、あるべき姿ということで、エネルギーミックスを、まだ最終的にはまとまっておりませんけれども、まとまった段階でありまして、では、二〇五〇年八〇%削減の中身がどうだというところまで、正直、頭がいっていないということがご...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど申し上げましたように、二〇五〇年の姿というものは、具体的に、では見通しだといって、経産大臣がこの場で原発がどうなるかというようなことを申し上げるよりもはるかに先の話でありまして、恐らく、二十三基しか二〇五〇年に動いていないんだから、新増設、リプレースといった...全文を見る
○宮沢国務大臣 八〇%という目標は大変厳しいものだと思っておりまして、では、再エネが本当に主要な部分を果たすとしたら、今の技術では恐らく果たせないわけでありまして、太陽光等につきまして相当な技術のブレークスルーがあるとか、また、地熱につきまして、さらにそれこそマグマだまり等々とい...全文を見る
○宮沢国務大臣 自主的枠組みにつきましては、本年三月に、電気事業連合会といわゆる新電力の有志におきまして、温室効果ガスの抑制に向けた自主的な枠組みを検討する場というものを立ち上げました。  環境省の立場であれば、なかなかこれまで言ってきたけれども進まなかったということは間違いな...全文を見る
○宮沢国務大臣 枠組みについては、委員おっしゃるように、我々が主導してきっちりしたものをつくらせます。  一方で、いつまでという話になりますと、恐らく既存の古い火力を持っている人たちはその既得権を主張する、しかし、新しい人にも入ってきてもらわなきゃいけない。その辺の調整をやはり...全文を見る
○宮沢国務大臣 そもそも日本はリスクマネーの供給ということにつきまして、アメリカだけではなくて、世界各国と比較しまして圧倒的に少ないという状況の中で、これまでこの委員会でもいろいろ議論してまいりましたけれども、ベンチャーを初めとして新しい事業を創出していくという必要性を考えますと...全文を見る
○宮沢国務大臣 平成二十五年度決算検査報告におきまして、おっしゃるように、経産省につきましては十六件、三百六十一億円の指摘を受けております。  そして、その大部分が実は二つの項目でありまして、一点目、百九十一億円につきましては、日本政策金融公庫が政府出資金により実施する証券化支...全文を見る
○宮沢国務大臣 標準化ということにつきまして、先ほど目標が達成できたという話をいたしましたけれども、標準化を日本がその中でリーダーシップをとっていくということは、やはり大変大事なことであることは間違いないと思っております。  ただ、委員がおっしゃっているようないろいろな懸念があ...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど御答弁いたしましたように、標準化というのは日本の戦略にとって今後大変大事なものだと考えております。  そして、おっしゃるように、人材というものが大変大事でありまして、人材といった側面からしますと二つございまして、一つは、今、委員がおっしゃったような話につな...全文を見る
○宮沢国務大臣 官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国経済の持続的な成長を実現するためには、成長戦略を確実に実行して経済の好循環を確かなものとし、景気回復の実感を全国津々浦々に...全文を見る
06月22日第189回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 汚染水対策それ自体は原子力規制委員会の担当ということになりますが、経産省といたしましても、東電が所管ということで、汚染水対策、廃炉に当たっているところでございます。  少し事実関係を申し述べさせていただきますと、いわゆるK排水路の問題につきましては、放...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 日本の企業が被害者になる情報の不正取得の話が随分出てきております。漫画みたいな話ですけれども、韓国の製鉄メーカーが中国のメーカーにノウハウを盗まれたといって訴訟を起こしたら、その訴訟の途中でその情報は日本から盗んだものだということが分かったというようなこ...全文を見る
06月29日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第15号
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○宮沢国務大臣 中谷大臣からの御答弁にもありましたけれども、現状では、石油の八割、そしてLNGの二五%がホルムズを通ってきております。したがって、現在、ホルムズ海峡が通れないような状況が起こったとしますと、当然のことながら、自動車がどうなるか、また、物流が停滞する、さらに、都市ガ...全文を見る
06月29日第189回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(宮沢洋一君) ただいまの国庫補助金等を活用して導入した再生可能エネルギー発電設備の稼働状況等についての審査措置要求決議につきまして、適切に対処いたしますとともに、福島第一原子力発電所からの汚染水流出に関する不適切な対応等についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ...全文を見る
06月30日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第20号
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○国務大臣(宮沢洋一君) イノベーション自体を法律的に定義したものはないんですけれども、イノベーションの創出ということにつきましては、これ平成二十年の法律ですけれども、研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律という中で、「この...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるとおりだと思っております。これからの日本の将来を考えますと、特許だけではなくて著作権等々も含めて、知的財産で生きていくような社会ということを常に念頭に入れていろんな制度をつくっていかなければいけない。  そういう中で、特に特許に比べて著作...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回、重大な過失で営業秘密が不正使用されたものを購買をしたり、また他社に商社的に売るといったような行為が差止め訴訟等々の対象になってくるわけであります。  したがって、具体的に言えば、例えば日本の鉄鋼メーカーから韓国の鉄鋼メーカーが不正取得した営業秘密...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まずは少し渋いことをお答えしなければいけないわけでありますけれども、やはり特許庁と同じような機能を持つ地方支部を関西に設けるということは、今の行政改革等々の観点からいうと困難だと思っております。  ただ一方で、地方のイノベーションを促進していくことは地...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 現行法におきましては、まさに証拠の偏在の問題、すなわち民事訴訟法上は被害企業が加害者による技術の使用の事実を立証する必要があるということとなっておりまして、その証拠が実際には加害者にのみ存在するため、大変困難な状況が実はございます。  東芝の件が和解し...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この点は倉林委員と全く意見を同じにしておりまして、まさに企業自身の対策というのは大変大事であります。  そして、今おっしゃいましたように、これは二十四年度の経産省の委託調査でありますけれども、情報漏えい者の上位の比率では、断然一番で中途退職者によるもの...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 職務発明というのは、やはり恐らく近代になってからの、しかもかなり最近の概念だろうと思います。  松田委員もそうでしょうけれども、我々歴史を学ぶと、産業革命以降、発明者誰々というのが必ず出てきて、それを覚えていないと試験で点が取れないと。こういう個人の名...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 最後はメタンハイドレートでしたっけね。
○国務大臣(宮沢洋一君) レアメタル。  まず、海底熱水鉱床でありますけれども、これはもう三十年前に私はJOGMECの前身の金属鉱業事業団というものの予算を大蔵省で見ておりましたけれども、そのときからまさにハワイの沖合まで行って実は調査をして、そういう予算を付けた記憶がありまし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 成長戦略を実現していくためには、やはりベンチャーであり中小企業の第二の創業といったものが大変大事だと思っております。やはり高付加価値の生産性の高い新しい企業、また第二の創業を進めていくということがこれからの日本の経済にとっては大変本当に成長戦略の鍵を握っ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 中野委員おっしゃるとおり、我が国の企業におきまして、もちろん一部大変この問題に前向きに取り組んでいる企業もございますけれども、残念ながら、そういう企業は決して多くないということは確かであります。  そういう観点から、企業における情報セキュリティー向上は...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今政府参考人から御答弁しましたWIPOの件につきましては、まさに途上国において経済的な負担が困難であることから製薬企業などに適切な開発インセンティブが付与されない、要するに、マラリアといったものについては先進国にはほとんどないわけでありまして、開発途上国...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 要するに、今回お願いしている職務発明ということになりますと、まさに職務でございますから、ある意味では組織の中で発明が行われるということになるわけで、組織の代表者が、顕彰するといったようなことはそういうことなのかなというふうに思いますけれども、ただ、この全...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) はい。  やはり、大正漢方胃腸薬が大正和方胃腸薬よりは皆さんが知っていていいのかなと思っております。  いずれ和方と呼ばれる時代が来るかもしれませんので、是非委員におかれて商標登録をしておいていただいて、政府に使わせていただければ有り難いと思っており...全文を見る
07月01日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第25号
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○宮沢国務大臣 党の非公式の会合での話のようでございますので、政府の一員としてコメントするのは差し控えた方がいいと思っておりますけれども、今の御質問ということであれば、やはり報道の自由といったものが、今御質問にありましたように、民主主義にとってはまさに必要不可欠、大変大事なもので...全文を見る
○宮沢国務大臣 党で行われたことでございまして、私は、どうして行われたかという理由についてはつまびらかにしておりません。
○宮沢国務大臣 私は、自民党の役職には当然ついておりませんが、自民党員ではございます。そして、自民党は今御質問になりましたような党ではないということはよく知っております。  また、青年会議所云々というお話がございましたけれども、マスコミの報道というものが常に正しいわけではない。...全文を見る
○宮沢国務大臣 アンケート調査をしても、その結果を我が省としてどう使うかということがなかなか頭に浮かばないものでございますから、アンケート調査はしない方がいいんだろうと思っております。
○宮沢国務大臣 今お話にありましたように、今は公共事業関係のお話が主だったわけですけれども、やはり地域の、まさに中小・小規模事業者を育てていくということはいろいろな意味で大変大事でありまして、特に公共事業関係でありますと、例えば災害が起こったときの、防災協定を結んでしっかり対応し...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに今回、法改正をお願いしているわけですけれども、官公需に参加するということは、それで事業が獲得できるということに加えて、信用力がアップするといった意味で、大変大事だと思っております。  そして、今御提案でありますけれども、まさに業ごとにそれぞれの省が持ってお...全文を見る
○宮沢国務大臣 私も、二十五年近く前に、中小企業金融関係の予算を大蔵省で担当しておりましたけれども、やはりその当時からそうだったわけですが、中小企業政策のまさに一番大きな部分は金融だと思っております。  予算的にも、補正予算を含めて圧倒的に金融関係が多いわけでありますけれども、...全文を見る
○宮沢国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
07月02日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第21号
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○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
07月03日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第26号
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○宮沢国務大臣 私も、その概要版にエネルギー、環境が全く入っていないというところは全く気がついておりませんでしたが、当然のことながら、まさに電力、ガス改革、エネルギー市場の改革というのは成長戦略の大変大きな柱でございます。  そして、一方で、何で書いていないかということになりま...全文を見る
○宮沢国務大臣 新エネをつくっている中の……(田嶋(要)委員「再生可能エネです」と呼ぶ)再生可能エネ。電力会社の割合は、三割とか四割とかいうんじゃなかったか、違いましたかね。
○宮沢国務大臣 委員からの御質問で、十一・二五未満については至急に検討をして、ある意味では制限する措置を導入しなければいけないということを申し上げました。  そして、実は、総合資源エネルギー調査会省エネルギー小委員会のもとに有識者から成る火力発電に係る判断基準ワーキンググループ...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、やった者勝ち、早い者勝ちと言われればそうかもしれませんけれども、全体として、やはり小さいものでも計画段階からでき上がるまで二、三年はかかるということを考えますと、ある意味では、その二、三年前に予定された人がぎりぎりのところで間に合うか間に合わないか、こうい...全文を見る
○宮沢国務大臣 これからの制度の仕組み方になろうかと思いますけれども、省エネ法をどういうふうに使っていくかということでありますので、新たにつくるところが間に合わなかった方は、そこである程度設計変更等々をしなければいけないという状況は出てくる可能性はあると思っております。
○宮沢国務大臣 まず、今おっしゃったような環境アセスのもともと対象となっている十一・二五以上のものにつきましては、全体的な取り組みを通じて高効率化を促進していくということだろうと思っておりまして、現段階、何より大事なのは、国の地球温暖化対策の計画目標の策定とあわせて、その目標と整...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに今伺っていて、ああ、リースだと日本の予算制度の中でも柔軟に対応できるのかなという思いをしておりました。  私の立場から申し上げますと、まさにこの委員会などでは、省エネ目標の中で、産業用、家庭用ともに、二〇三〇年にはLEDが一〇〇%になっているという前提でい...全文を見る
○宮沢国務大臣 今長官から御答弁しましたように、経産省、中小企業庁としましても、まさに金融面から、被害を受けられている業者の方についてはしっかりとした対応をしていきたいと思っております。  ただ、新しい仕組みとおっしゃいますと、福島の場合には完全に新しい仕組み、特に東電という、...全文を見る
○宮沢国務大臣 私は、留学と勤務でアメリカに結構長くおりまして、サマータイムというのは実は大変いい制度だと。仕事が終わった後、日が長いですから、ゴルフですらできるようなところがありまして、いい制度だと思っております。  一方で、サマータイムにつきましては、戦後すぐに導入されて、...全文を見る
○宮沢国務大臣 革命といった言葉、今御説明がありましたけれども、恐らく、中国からの流れの革命とフランス革命の流れの革命、こういうことであるんだろうと思います。そして、この我々が使ったまさに革命、生産性革命は、どちらかというと恐らくさっき解説をされたような意味合いで使っております。...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、長期保有の安定株主がいるということは、経営的には中長期の判断ができる、また、ストックオプションを付与された経営者というものは、短期的なまさに株価を上げることについつい専念してしまうといったような弊害はあるんだろうと思っております。  一方で、長...全文を見る
○宮沢国務大臣 私どもが政権に戻りました二十四年の暮れからですから、二十五年度税制改正が一月にすぐありました。そこでまず設備投資減税の頭出しをさせていただきまして、そして、二十六年度の改正で設備投資減税、しっかりしたものを導入したという経緯の中で、これはかなり使われてきております...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにこれから人口が減っていく、労働人口がさらに減るという状況の中で、外国人の方の労働力、それはいろいろな現場での労働力という意味もありますし、おっしゃるような高度人材といった意味もあって、大変大事なことだと思っております。  ただ、五千人が高過ぎるか低過ぎるか...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、中小企業、地方にはまだまだアベノミクスの効果が行き渡っていないところがある一方、地域によっては、例えば私の地元の広島県などは、マツダがあるせいもありますけれども、かなり中小企業に至るまで景気が、景況感はいいと言っている方が多いというような状況も起こってきて...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、株式につきましては、日本の株式はかなり堅調に来ているわけであります。そして、その水準については政府が申し上げるわけにはいかないわけでありますけれども、いろいろな報道等がなされておりまして、日本の中の金融緩和というよりは、やはり外国人の買いが今の上昇を支えてい...全文を見る
○宮沢国務大臣 もともと、地元で聞いておりますと、コンビニというのは結構オーナーが大変で、まさに小規模の店と同じで、オーナーが先頭に立って家族でやらないとなかなかできないというのが、人手不足以前の話としてあった話であります。  一方で、おっしゃるように、コンビニというのは、私も...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにこれは民民でございますので、実際、コンビニのロイヤリティーを払って、やられている方からすれば、この契約内容で納得されて契約しているわけでありますので、私の方から、おかしいとかおかしくないとかというような話ではないような気がいたします。
○宮沢国務大臣 頑張れば頑張るほど生活が厳しくなるというようなことであれば、恐らく、それぞれのお店は頑張らなくなって、全体として、そのチェーン全体の元気がなくなるということだと思いますから、そういうことにはなっていないんだろうなというふうに思います。
○宮沢国務大臣 コンビニの勤務なりオーナーなりが大変だということもよくわかりますが、一方で、例えば私の地元を見ていますと、商店街はもっともっときついところがたくさんあるわけでありまして、どちらかというとコンビニは全体としては恵まれている方ではないかと私自身は正直思っております。 ...全文を見る
○宮沢国務大臣 中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  全国三百八十五万者の中小企業、小規模事業者は、さまざまな事業分野において特色ある事業活動を行い、多くの就業機会を提供するなど、雇用の...全文を見る
07月07日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第22号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 貿易保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  日本経済の持続的な成長を実現していくためには、日本企業の国際展開を支援することで、新興国のインフラ整備など、海外の旺盛な需要を獲得してい...全文を見る
07月09日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第23号
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○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃるように、インフラ輸出、順調に伸びてきております。実績が増加した主な要因といたしましては、日本企業による電力分野への投資事業、また石油、ガスプラントの新たな受注などが要因として挙げられております。これまでの官民一体の努力の成果だと評価をしていると...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 貿易引受基準につきましては、本法が成立した後、当省において作成していくことになりますけれども、成長戦略に掲げられたインフラ輸出、資源確保、中小企業の海外展開支援などに資するものを重点的に引き受けるべきということとしたいと考えております。  インフラ輸出...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私も、中国の問題につきましてはまだ報道ベースでしか状況を把握をしておりませんが、今週の株価というものは実はかなり注視をしておりました。ギリシャの問題が起こって、直後に開かれる最初の世界的な市場が日本ということで、たしか五百円弱株価が下落して、一時六百円近...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、独立行政法人という制度からお答えした方がいいと思っておりますけれども、独立行政法人というのは二〇〇一年から動き始めましたけれども、イギリスのたしかサッチャー改革だったと思いますけれども、エージェンシーというものができて、非効率だったイギリスの政府が...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに最初の御答弁で申し上げましたように、今回の法改正の目的というのは、経営の自由度、効率性、機動性を確保するということがあるわけでありまして、これはしっかり自由度を持たせていかなければいけないと考えておりますが、一方で、まさに貿易保険というのは政府とし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 貿易保険課自体の業務というものは例えば引受基準の策定等々ということで当然残るわけでありますけれども、特会が廃止されるということでございますので、特会に係る業務をしている職員につきましては、その仕事が法律が施行されればなくなってしまうと、こういうことになる...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 二〇一〇年五月の閣議決定に沿って今後対応するということになろうかと思っておりますが、まず、平成二十九年四月に特殊会社になりますけれども、現在の役員が引き続き役員になるということではなくて、新たに当然、会社の取締役を選んでいかなければいけないと。  その...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃいますように、今後、老朽化して廃止を決定していく原発というものは増えていくわけでありまして、これらの原発を安全に廃炉にするということは、これは国際的に見ても大変重い課題だと思っております。  ただ一方で、インフラ輸出の一環という観点から申し...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 法律用語で廃炉という言葉があるかといいますと、法律用語ではないようでございます。原子炉等規制法におきまして原子炉の廃止措置というふうに書かれておりまして、そういうところから恐らく廃炉という言葉が、通常、国会においても、また政府においても、またマスコミ等に...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさにおっしゃるとおりでございまして、貿易保険というのは貿易立国を支える大変大きな手段の一つであります。そして、テロ、戦争等々の大きな危険に国が保険をしてそれに備えるということは先進国どの国でもやっていることであります。  一方で、まさにイラク、イラン...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員がおっしゃいますように、インフラ輸出というものは我が国のまさに今後の成長にとっても大変大事なものでありますし、その中で貿易保険といったものの果たす役割というものも大変大きなものがございます。  そこで、前回の改正、昨年の十月一日に委員がおっしゃいま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 経産省といたしましても、女性の力を最大限発揮できるようにということで経営者の意識改革や女性の起業、会社を起こすことに重点的に取り組んできております。  そして、今委員御指摘のとおり、ダイバーシティ経営企業百選というものやなでしこ銘柄というものを二十四年...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 貿易保険制度自体は一九五〇年にできた制度でございますから、私と同じ年ですから六十五年たつわけでございますが、その間やはり世界の状況というのは大きく変わってきておりまして、グローバル化が進むという中で、日本企業の国際的に活躍する、中小企業含めて、企業が多数...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 日本の原子力発電の技術につきましては、従来より高い評価を国際的に得ていたわけでありますし、また、ある意味で福島の経験といったものがそれにプラスアルファされているということもあって、開発途上国だけではなくて、アメリカやイギリスからもその技術について期待をさ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今の現行制度におきましては、NEXIが保険を引き受けたものを国が全て再保険をするということでありますので、NEXIの保険引受けによりまして特別会計の負担が増加する仕組みであったために、引受けに一定の上限を予算書上で設けております。  ただ、上限といいま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、このいただいた資料につきましては、中身が正直言ってよく分からないものですから、なかなかコメントしようがないわけでありますけれども。  まず石炭火力の話につきましては、この委員会でも倉林委員と何度かお話をしてきたと思っております。  そして、日本...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員がおっしゃるような世界水準というものがあるとは私は承知をしておりません。もちろん、今OECDの場で石炭火力発電に対する公的信用を制限するかどうかという議論は行われております。ただ、やはり一番熱心な米国というものは、状況ががらっとこの二、三年変わってき...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、我々が中国から何を学ぶかというよりは、中国が我々の経験から実は学んでおいてほしかったなと思っております。  何を学ぶかということは、正直、今の状況ではこれからどういうふうに推移していくかということも分からないわけでありまして、何を学ばなければい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) トルコの原発につきまして、日本企業が関心を有しているということは確かでありますが、一方で、日本企業だけで恐らく参加するのではなくて他国も参加するという中で、どういう形になるのか、また、特に具体的なファイナンススキームについてはまだ決まっていないというふう...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の御紹介にありました法二十九条ですけれども、現行ではNEXIは独立行政法人通則法に従って投資等は行ってきておりまして、それとの比較で申し上げますと、この四号といったもの、経済産業省令で定める方法といったものが新たに追加されたものであります。  そし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) NEXIとして、貿易保険としてどう対応するかという御質問だと思いますけれども、御指摘のとおり、エネルギーセキュリティーの確保は日本のエネルギー政策の根幹でありまして、供給源や資源輸送を多角化しようとする日本企業の取組を支援していくため、特殊会社化後もNE...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私、委員がお話しになられた新聞記事を読んでいないものですから、今承りながら二つのことを御説明しなければいけないと思っております。  まず一つは、電源構成の公表を義務付けるかどうかという点であります。これにつきましては、総合資源エネルギー調査会で議論をし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 公的医療保険の対象につきましてはまさに厚労省が担当でありまして、財務省といろいろ折衝しながら決めていくということでございますので、経済産業省としての立場からは申し上げる話ではございませんが、御質問ではあるんですが、経済産業省の立場は、保険が適用外の漢方は...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
07月10日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第27号
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○宮沢国務大臣 なかなか私も、地元でいろいろな方、中小企業の方にお目にかかりますけれども、調子のいい方は余りしゃべらずに、ぐあいの悪い方の声がたくさん入ってくるというのが一般的でありまして、声だけで全体を判断するのはなかなか難しいわけです。  やはり全体としては、間違いなく、昨...全文を見る
○宮沢国務大臣 この話につきましては、この委員会でも委員と何回かやりとりがあったと思っております。そして、恐らく箱根が初めてではなくて、例えば阿蘇の噴火等々、制限が加えられると、やはり、阿蘇の観光業の方というのは、これまで大変大きな損害があったという事例は恐らく幾つかあるんだろう...全文を見る
○宮沢国務大臣 今コストの話があったわけですけれども、保険料と、また保険金に対する措置が税制上講じられていますけれども、これはある意味でコストという意識は正直言って余りなくて、サラリーマンの場合も、厚生年金、また企業年金といったところでほぼ同様の制度があるわけでありまして、退職金...全文を見る
○宮沢国務大臣 御質問にありました経営者保証に関するガイドライン、昨年の二月から運用されておりますけれども、これ自体も効果は出ておりまして、昨年の二月から本年の五月末までに、これは政策金融公庫及び商工中金でございますけれども、合計約六万四千件、二兆九千億円の実績を上げてきておりま...全文を見る
○宮沢国務大臣 個人保証につきましては、先ほど中根委員に申し上げたように、少なくする方向で今いろいろ政策をしているわけですけれども、一方で、個人保証があるからやっと借りられるということもあるわけでありまして、また、これを全部なくすというのはなかなか難しいんだろうなという気がいたし...全文を見る
○宮沢国務大臣 今、これは私の立場というよりは恐らく金融庁の方から答弁されるべきだと思いますけれども、個人的に申し上げれば、おっしゃるように基本は個人保証なしということが私は筋だろうというふうに思っております。
○宮沢国務大臣 私は、ことし一月から制度が少し改善されたわけですけれども、この制度を入れるときは自民党の税調の方で取りまとめ役をやっておりました。  経産省の方からの希望、また私自身のところにもいろいろな今の状況が問題があるという話がある一方で、この納税猶予の制度というのは、あ...全文を見る
○宮沢国務大臣 私が今の立場にいる限りは、その努力をしていきたいと思っております。
○宮沢国務大臣 今伺っておりまして、メッキ業は大変厳しい状況にあるという中で、無税か有税かといいますと、繰越欠損等々あると、余り法人税を払っておられない企業の方が多いとなると、これは有税でも無税でも割合関係ないよなと実は思って伺っておりましたが、メッキ業は大変厳しい状況にあるし、...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは価値観の話なので、大臣としてというよりは、恐らく個人的なということだろうと思いますけれども。  やはり、かつては、我が国においては、子供は親の面倒を見るもの、そして、親の職業をなるべく憧れを持って継ぎたい、それはサラリーマンであっても、同じような企業に入り...全文を見る
○宮沢国務大臣 商店街についてお答えする前に、中小企業の新規事業参入といったことにつきましては、私が大臣に就任したときから、まさに成長戦略の担い手は中小企業だろう、そして、中小企業にまさに第二の創業に挑んでいただいて、そして成長戦略の中核になるような施策を講じなければいけないとい...全文を見る
○宮沢国務大臣 原産地の規則というのは、これは緩過ぎると迂回輸出のようなものが出てくる、そして厳し過ぎると、自由度が奪われて域外からの部品調達に支障が生じるといったところで、大変大事なものであります。  交渉の中身については、これまでも申し上げておりましたように交渉中でございま...全文を見る
○宮沢国務大臣 先ほど篠原委員とも議論をしておりましたように、篠原委員は、やはり本来であれば子供が親の跡を継ぐべきだ、こういうお考えでありました。  私も、その質問に対しまして、子供が親の職業、事業に憧れを持つということは大変いいことだろうということを申し上げたわけでありますけ...全文を見る
○宮沢国務大臣 御指摘の地域中小企業応援ファンドにつきましては、中小機構が都道府県に無利子貸し付けを行い、地域金融機関などによる拠出分を合わせて財団法人などに基金を造成して、その運用益による助成事業によりまして地域中小企業の新事業を支援するために平成十九年度に創設されたものでござ...全文を見る
○宮沢国務大臣 今ふと思っておりましたのが、最近、家具屋さんでいろいろあって、経営者は一緒にやっていても親族間で仲がいいばかりじゃなくて、番頭さんの方が仲がいいというケースもいろいろあるんだろうなと実は思って聞いていたわけですけれども。  基本的に、今回の改正は、事業承継がやり...全文を見る
○宮沢国務大臣 いろいろな施策をしてきております。昨年の四月からは後継者人材バンクといったことをやったり、その前からは、事業引き継ぎ支援事業といったものは二十三年度からやっておりまして、こういうものがあるよということをしっかり広報はしてまいります。  ただ、もう一つ、やはり恐ら...全文を見る
○宮沢国務大臣 大変高度な御質問をいただきました。  恐らく、一定水準の所得が望ましいという考え方は、少なくとも資本主義の国においては当然とられているわけではなくて、一方、現在、ある意味では修正資本主義的な考えのもとで、最低賃金といったものを決めて、そして、最低は保障するという...全文を見る
○宮沢国務大臣 結果の平等か機会の平等かと言われますと、基本的には、これは機会の平等というものが大事なわけであります。では、全ての結果の不平等が望ましいかと言われますと、やはり、社会的に見ますとある程度の是正はしていかざるを得ないという中で、税制が決まり、政治が動いてきている。 ...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らくこのハイエクさんの時代にはなかった要素というのが、社会保険料の要素がありまして、所得税の累進税率と社会保険料の負担といったものを足し合わせると、このところ間違いなく所得の多い人の方が負担割合が減ってきているということは事実でありまして、そういうことも含めて私...全文を見る
○宮沢国務大臣 なかなか、真島委員とはこれまで意見が一致するところは少なかったということは事実でございますが、この点については全くおっしゃるとおりだと思っております。  まず、事業の持続的な発展につきましては、規模の拡大を意味する成長発展のみならず、地方で雇用を維持して頑張る小...全文を見る
○宮沢国務大臣 全商連は、私もかつて税務署長をしておりまして、余り良好な関係とは言いがたかったわけでありますけれども、今のお話を聞きまして、正直、大変頼もしいと思いました。やはり、先ほど篠原委員とも議論させていただきましたけれども、親の仕事に誇りを持つ、そして親を尊重するというの...全文を見る
○宮沢国務大臣 御指摘の休業補償の導入の可否につきましては、中小企業政策審議会において平成十年に審議され、報告が出ております。そして、休業時の資金需要に対応するため、民間保険商品の利用が既に進んでいること、休業の要件認定などにおいて実務上多大な困難が伴うことなどの理由によりまして...全文を見る
○宮沢国務大臣 税につきましては、なかなか、中小企業の中で小規模事業者だけを取り上げてということは正直言って難しいので、所得に関する税についてはそういうものはないわけですけれども、一方で、消費税につきましては、これはフランスの例にもありましたけれども、売り上げ一千万円以下の事業者...全文を見る
○宮沢国務大臣 日本の金融は、伝統的に物的担保、人的担保に頼って行われてきたわけであります。これは、ある意味では物的担保、人的担保、特に物的担保がそうですけれども、があればお金を貸してくれるということで、特に資本金の小さな企業、中小企業にとっては意味があったということも恐らく正し...全文を見る
07月29日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第28号
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○宮沢国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
○宮沢国務大臣 今委員の御質問にもありましたけれども、東シナ海において中国が資源開発を活発化させております。地理的中間線の中国側でございますけれども、二〇一三年六月以降で新たに十二基、それから、それ以前に確認したものを含めると十六基の構造物を確認しております。  一方的な開発を...全文を見る
○宮沢国務大臣 当然報告は受けてきておりますけれども、極めて機密性の高いことでございますので、いつということは申し上げられない、御勘弁いただきたいと思っております。
○宮沢国務大臣 昨年の就任した後、秋に、暮れに近い方ですけれども、産総研に私は行ってまいりまして、鉱物資源というものは我が省の担当で大事なものでございまして、そういうセクションがあるということは知っておりました。
○宮沢国務大臣 産総研のまさにこの分野の研究の過去の経緯を全て知っているわけではありませんけれども、産総研でこういうことをやっているというのは、当然のことながら、まさに、おっしゃったような鉱物資源であり地熱等々、ビジネスの観点からこういう研究を産総研としてしてきている、こういうこ...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、取得税の廃止につきましては、平成二十五年度税制改正大綱、当時私はこれを書く側におりましたけれども、におきまして、消費税率一〇%への引き上げ時に廃止するということが決定されておりますので、当然のことながら取得税の廃止が着実に実施されるように、引き続きしっかりと...全文を見る
○宮沢国務大臣 現在、国内の原発の敷地には、全体で一万四千トンの使用済み燃料が貯蔵されております。一方で、各原発の貯蔵容量は全体で二万一千トンとなっておりまして、したがって、能力の約三分の二が貯蔵されているということでありますので、一定の貯蔵余地が確保されているということは事実で...全文を見る
○宮沢国務大臣 最終処分につきましては説明会を開いてきておりまして、実は二種類の説明会がございまして、一般の方を対象にするものと自治体を対象にするものというもので、同じ説明をしてきております。一般の方を対象にしている場合には完全にフルオープンでやっておりますが、自治体の方を対象に...全文を見る
○宮沢国務大臣 今おっしゃいましたように、電源三法交付金制度というものがございまして、文献調査段階では年間最大十億円、期間最大二十億円、概要調査段階では年間二十億円、期間最大七十億円という予算制度というものは持っておりますけれども、残念ながら、これを今まで使用したことはないわけで...全文を見る
○宮沢国務大臣 地質学の専門家の意見は篠原委員とは少し違っているようでございまして、七〇年代から地層処分について研究が行われてきておりますけれども、地層処分に必要な条件を満たす地質環境が我が国に広く存在するという結論が得られていると聞いております。  まさに、火山や断層活動など...全文を見る
○宮沢国務大臣 サービス産業につきましては、まさに委員がおっしゃるように、GDP、また雇用で約七割を占めている、特に地域の中小企業というのはほとんどがサービス産業、こういう中で、世界に比べてもサービス産業の生産性が低いというのが日本の状況でありまして、残念ながら、この部分について...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃいますように、ことしの通商白書におきまして、日系企業の顧客数の減少と産業集積の低下を投資先としての日本のデメリットであると指摘する外資系企業の声を書いたことは事実でございますが、一方、同じ通商白書のアンケート調査では、七割以上の外資系企業は、産業集積の度合...全文を見る
○宮沢国務大臣 恐らく、委員の御質問と私の考えは若干違うんだろうと思っておりますが、私はこれまでこの委員会でも申し上げてまいりましたけれども、やはり、まさに高度成長期から一九九〇年ぐらいまでの日本というのは大量生産、低付加価値、薄利多売であったもの、それをこれからまさに少量生産、...全文を見る
○宮沢国務大臣 おっしゃるように、クールジャパンというものにつきまして、何でこういうものが出てきたかといいますと、やはり一番の基本は、韓国がかなり、まさにKポップなどと言われるように、音楽を初めとして国を挙げて文化の、カルチャーの輸出をしようということで、大変成功をしてきたという...全文を見る
○宮沢国務大臣 川内原発につきましては、昨年の九月に設置変更許可が規制委員会からおりまして、私も、大臣に就任して、十一月の初めでありましたけれども、鹿児島県を訪問いたしまして、伊藤知事や岩切薩摩川内市長とお話をさせていただきまして、国の考え方につきまして丁寧に御説明をさせていただ...全文を見る
○宮沢国務大臣 日本をめぐるエネルギーの状況も含めて、やはり住民の方、国民の方にさらに理解をしていただく努力を続けていかなければいけないというふうに考えております。
○宮沢国務大臣 先ほど長官から答弁をいたしましたように、当然のことながら、九州電力には住民の方の理解を得るために最大限努力する責務があると考えておりますが、一方で、公開の住民説明会にするのか、どういう形にするのかということは、当然、九州電力において判断をしていただかなければいけな...全文を見る
○宮沢国務大臣 九州電力に対して、さらに地元の理解を得られるように努力をしろということは申し上げますが、その方法につきましては、私企業でございますので、九州電力に任せたいと考えております。
○宮沢国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、...全文を見る
07月29日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 福島第一原発の事故につきましては、一言で申し上げれば、政府及び原子力事業者がいわゆる安全神話に陥っていて、結果として想定外の事故につながったということだと思っております。  国会の事故調、また政府の事故調においてもいろいろ指摘がされておりますが、国会の...全文を見る
07月31日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第29号
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○宮沢国務大臣 まさに委員のおっしゃるとおりだと思って伺っておりました。  正直、経産省だけでできる分野というのはそう多くないと思っておりますけれども、まさに外務省を中心として政府一丸となって、国際的な包囲網をつくる努力といったものをやっていかなければいけないと考えております。
○宮沢国務大臣 やはりイランをめぐる状況というのはかなり切迫したものがあったわけでありまして、今回の合意につきましては、私としては高く評価をしたいと考えております。
○宮沢国務大臣 私はその雑誌というものを読んだことはございませんけれども、今話を承りまして、私は、少なくとも、核兵器を将来的につくる能力を維持する観点から再稼働を進めるというようなことは一切考えておりません。
○宮沢国務大臣 まさに岸田外務大臣の発言については、全く心から同感をしております。  一方で、北朝鮮が、核兵器は抑止力だ、こう言っていること自体若干おかしいなと思っておりますのは、抑止力というのは攻撃された後の話。抑止力で、核を持っているということで相手に対して大きな損害を与え...全文を見る
08月03日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 九年間同級生だった藤巻委員といつ議論ができるかと思っておりましたけれども、今日は楽しみに参りました。  ホルムズ海峡の内側からホルムズ海峡の外側に向けて二本のパイプラインがございます。一本は今おっしゃられたUAE、アブダビにあるものでございます。もう一...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 他国に我が国がパイプラインを引いたということは今まで政府としてはないわけでございまして、当然、民間がその必要があるといったときに、民間がほかの中東の国の了解を得て共同開発などをして、そして、それに対して政府として輸出信用等々ということでお手伝いするという...全文を見る
08月04日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第24号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  全国三百八十五万者の中小企業・小規模事業者は、様々な事業分野において特色ある事業活動を行い、多くの就業機会を提供するなど、...全文を見る
08月05日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 委員御指摘のとおり、中国につきましては、現在四万社を超える我が国企業が進出をしております。また、貿易面におきましても、輸出先といたしましては米国に次いで二番目、輸入先といたしましては一位ということでありまして、貿易総額におきましても米国をはるかに抜いて一...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 将来戦争状態に入るかどうかという判断は経産大臣の立場としてはなかなか申し上げにくいわけでありますけれども、今の経済の結び付きの強さというもの、そして将来更に強くなるということを考えますと、まさに大事な市場であるという位置付けは変わらないと思っております。
08月06日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第25号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 非上場株式の評価というものは、かねてからいろいろ問題になってきたわけであります。  当初は純資産方式で、全ての純資産計算するというところから始まっているわけですけれども、やはり事業の継続性、また中小企業の特性等々ということで累次見直しが行われて、最近で...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私は、この廃業率を高める政策目標と事業承継というのはある意味では車の両輪だと思っております。  委員は金融にお強いわけですけれども、金融庁がこのところ少し金融機関に対する対応を変えてきておりまして、これまでは、しっかり担保を取れ、焦げ付くなと、こう言っ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 日本でなかなかベンチャーが育ってこないというのはいろんな理由があって、例えば大企業志向が強いとか、またベンチャーマインドが割合少ないといったような点が多々あるわけでございますけれども、正直言って、じゃ、ベンチャーマインドがある若手を増やしていくということ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさにそこはなかなか難しいといいますか、先ほども申し上げましたように、恐らく一番企業の状況を客観的に見ているのは地域の金融機関、もちろんメーンバンクがメガというところもありますけれども、地方においてはほとんど地域の金融機関がメーンバンクでありますから、そ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 親族以外の例えば番頭さんにしても、それからまた第三者にしても、事業を承継するときにはそれに対応する対価を当然払うわけでございますので、どこからどこをMアンドAというかというのは正直なかなか難しい点があろうかと思います。  昨年の暮れでありますが、大阪の...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに事業承継と同じ種類の出口としてMアンドAというものが大変大事な役割を果たしていくということは、これから大事なことだろうと思います。  恐らくMアンドAの定義次第でいろいろ広がってまいりますけれども、番頭さんなんかがお金を出したやつはある意味じゃ企...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃいますように、後継者難から廃業する中堅企業、中小企業また小規模事業者が多いわけでありますし、また、経営者の平均年齢が六十超えているというようなことでありますから、やはり今後十年間に経営交代をしなければいけない企業というもの、事業者というものも格段...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、公務員の再就職につきましては、再就職のあっせんなどの禁止のルールが定められておりまして、経産省としても厳正にこれに基づいて対処をしてきております。  一方で、独立行政法人の理事長の人事につきましては、例えば国家公務員出身者の後任は公募などにより候...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) おっしゃいますように、三年間で中小企業全体で三十五万者減少、うち、小規模事業者は約三十二万者減少しております。  原因については様々な原因があると思いますけれども、一つは、小規模事業者が小売業、宿泊、飲食サービス業など経済社会構造の変化の影響を受けやす...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず最初に申し上げておかなければいけないのは、これまでもやり取りをさせていただいておりますけれども、私どもとしては、廃業そのものを悪いことだというふうに思っているわけではありません。開業率、廃業率を欧米並みにということでありまして、やはり産業の新陳代謝と...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 法案の具体的中身につきましては担当大臣ではございませんのでこの場で答弁するのは差し控えさせていただきますけれども、やはり核兵器の廃絶に向けての努力ということは大変大事なことだと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 例えば、法人では株主の保護の必要があるため、定款に定めた事業内容の変更に当たって株主総会決議を要するなど、自由度は相対的に低い。一方で、個人事業主はこのような制約がないわけでございまして、自由度が高く柔軟な運営が可能となるといったところ。  また、信用...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、税制の面も含めて過去の戦後の歴史というのは、株式会社化を進める方向、株式会社じゃなければ個人事業主であっても青色申告を進めていくという方向でずっとやられてきていたわけであります。そういう中で、それこそトーゴーサンとかクロヨンとかいうような、まさに...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 御指摘のとおり、NPO法人につきましては、現行法上、加入者となることができません。  先般審議をお願いいたしました中小企業信用保険法の改正では中小企業信用保険の対象に一定のNPO法人を追加することといたしましたが、これはNPO法人の御希望もあり、実態等...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) この二十五年度改正につきましては、私は税制を自民党でまとめる側におりまして経緯をよく承知しておりますけれども、かなり渋い財務省が、始まって四年の制度にしてはかなり大胆に直したなと、了解したなというのがそのときの印象でございます。  したがって、今年の一...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○宮沢国務大臣 原子力発電所の再稼働に当たりましては、住民の方の理解を得るということは大変大事なことだと思っております。  私は、昨年の十一月に鹿児島県を訪れまして、伊藤知事また岩切薩摩川内市長とお話をいたしまして、政府の方針等々についてお話をいたしました。そのこともあって、県...全文を見る
○宮沢国務大臣 国が主催する説明会というものはこれまで開かれておりませんが、県等が主催する住民説明会に担当者が出て説明をしたりしてきております。
○宮沢国務大臣 私どもといたしましては、九州電力に対しまして、住民の理解を得るように努力をするという指導はしてきておりますが、一方で、どういう形で住民の理解を得る活動をするかということ自体は、個々の事業者にお任せしております。  そういう中で、先ほども申し上げましたように、九州...全文を見る
○宮沢国務大臣 公開の説明会というものにつきまして、私も、これまで共産党の議員の方からいろいろ御質問を受けましたけれども、いろいろ評価があるということは事実でありまして、ある意味ではフェース・ツー・フェースのコミュニケーションの方がすぐれた部分もあるという中で九州電力がこういう方...全文を見る
08月10日第189回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 最低賃金の引上げによる影響でございますけれども、厚生労働省の調査によりますと、引上げによる影響を受ける労働者は、全体に占める割合では三・六%、雇用数を掛けて推計いたしますと約百九十万人となっております。また、小規模事業所のうち七・三%に影響があるとされて...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 個別の刑事告訴、告発に関することについてはコメントは差し控えさせていただきますが、今後、司法手続の中で検討されていくことになろうと思っております。  一方で、今回、原子力規制委員会によって世界最高水準の新規制基準が定められ、そして、それに適合されるとい...全文を見る
08月27日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第26号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 伊原局長を始め外務省もなかなかやりにくい相手と交渉をされているんだなということ、また日本側の努力にもかかわらず一年以上たった今も拉致被害者の帰国が実現していないということは大変遺憾でございます。  その上で、今回お願いしておりますように、経産省といたし...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 当然、北朝鮮に対する輸出入禁止措置は厳格に実施してまいりますけれども、今お話がありましたように、第三国を通じて抜け道といったものも当然出てくる可能性がございまして、そういうことにつきましても外務省とよく連携を取りながらきっちり把握をできる限りしていきたい...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私もおっしゃるとおりだろうと思っておりまして、まさに政府を挙げて対話と圧力の方針の下で本措置についても承認をお願いしているわけでありますけれども、テーブルに着いてやはり話合いをするということは何より大事なことでありまして、少なくとも日朝間では一応テーブル...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私も、委員会のお許しを得て参加をさせていただきました。核兵器は二度と使用されることがあってはならないという大変強い意思というものをしっかり表明をしていかなければいけないと考えております。  今の、広島平和宣言で述べられている決意でありますけれども、それ...全文を見る
08月28日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第30号
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○宮沢国務大臣 委員御指摘のとおり、八月十一日に福島漁連からサブドレーンの運用に係る要望書を受け取りました。また一方で、先週でございますか、全漁連からも、岸会長からも同趣旨の要望がございまして、私がお目にかかって承りました。  そして、そのときに私から岸会長に申し上げたのは、東...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさにそのとおりでございます。
○宮沢国務大臣 恐らく、これは規制委員会の方に直接聞いていただいた方が本来いいのかもしれませんが、まさに処理した汚染水を第一原発の中に今貯蔵しているわけでありますけれども、これがどこかで満杯になったときのことといったことは、かなり規制委員会の中で心配をされているということは事実で...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、過去に例のない作業を私どもやっているわけでありまして、おっしゃるように、できない、成功しない可能性といったものを全く排除して、安全神話のようなものに陥ってはいけないわけでありまして、ともかく目を光らせながら、何とかこれは成功してほしいと思っておりますけれど...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、亡くなられた三名の方の御冥福をお祈りしなければいけないわけでございます。  それで、八月八日に発生した死亡災害につきましては、作業起因のものであり、再発防止の徹底や作業環境の改善を東電に対して強く指導してまいりましたし、これからもしていかなきゃいけないと思...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、法律的に東電の責任をはっきりさせるということは、福島の第一原発だけを特記して法律をつくるということは、なかなかこれは正直言って難しい話だろうと思っております。  ただ一方で、昨年からことしにかけて、第一原発のサイト内で、水がしみ込まないようにいろいろ舗装し...全文を見る
○宮沢国務大臣 一月の事故のときにも、東電を呼んで、たしか副大臣から注意をしたわけでありますけれども、残念なことに、八月八日にもそういうまさに業務に基づく事故が起こったということでありまして、しっかりと東電を指導してきたつもりでありますけれども、なかなかそれがまだ行き渡っていない...全文を見る
○宮沢国務大臣 電力システム改革の目的につきましては、これは法律にも書かせていただいておりますけれども、電気の安定供給の確保、電気料金の最大限の抑制並びに電気の使用者の選択の機会の拡大及び電気事業における事業機会の拡大を実現するということでございます。
○宮沢国務大臣 FITの制度を利用しない、例えば太陽光発電を行っている方について言えば、まさにクリーンな電気という表示をしていただいていいわけでありますけれども、FITの制度につきましては、事業者がある意味では身を削ってということではなくて、電力の需要者、個人であり会社でありが広...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、電源構成の開示の義務化につきましては、今審議会でいろいろ議論していただいております。これまで、開示を義務づけるべきという意見とか、また、法的に規制せずに電源構成を消費者にアピールしたい事業者の創意工夫に委ねるべきと、両方の意見がございまして、さらに検討が必要...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず、原子力発電についての安全といった意味では、一般的には原子力発電施設等の安全性を指すものと考えられまして、例えば原子力規制委員会によりまして世界最高水準の新規制基準が定められ、それに基づいて審査が行われ、そして、それに適合すると認められるということが恐らく安全...全文を見る
○宮沢国務大臣 委員の配付された資料にありますように、エネルギー基本計画におきまして、「いかなる事情よりも安全性を全てに優先させ、国民の懸念の解消に全力を挙げる前提の下、」ということで、最終的に再稼働を進めるというところにつながっているわけでございます。  今回の川内原発につき...全文を見る
○宮沢国務大臣 まず最初に、委員から、福島以前と同じではないか、こういうお話があったわけでありますけれども、かなり状況は変わってきていると私は思っております。  福島以前であれば、原子力発電の電力というのは、ある意味では理想の電力だったわけです。経済性にもいいし、また一方で、国...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに、これまでの国会の質問でも、廃炉の時代に入ったという趣旨で質問を受けたこともありますけれども、廃炉というものが現在、大変大事なことになっているということは確かでございまして、そうした意味で、今回の補助金を予算要求しているわけでございます。  そういうことで...全文を見る
○宮沢国務大臣 まさに出発点が委員と私とは全く違うわけでございまして、私どもは、先ほど申し上げましたように、規制委員会の基準に適合していると認められた原子力発電所については再稼働を進めるということであり、二〇三〇年のエネルギーミックスにおいて原子力発電の割合が二〇から二二%程度必...全文を見る
○宮沢国務大臣 廃炉を進めていくということは、当然のことながら、大変大事な政策であります。したがって、原子力発電施設立地地域基盤整備支援事業交付金として本年度から新設をいたしましたけれども、今般の要求においては、これは、再稼働だけではなくて、廃炉の進展を踏まえて必要な額を要求する...全文を見る
○宮沢国務大臣 実際に、例えば福島県の修学旅行が減っているとか、また物が売れないということが起きているわけであります。特に、例えば福島県の小学校の給食でも、地元産は使わないでくれという父兄がたくさんいてなかなか地元産が使えない、こういう状況があって、やはり風評被害というものがかな...全文を見る
○宮沢国務大臣 原因物質といったものが恐らく最終的に除去されるのは、廃炉が完成するということになりますと三十年、四十年先ということであります。ただ一方で、既に福島県のほとんどの地域におきましては、生活においてもまた営農するにおいても何ら問題がないわけでございまして、そういうことを...全文を見る
○宮沢国務大臣 第一原発の五号機、六号機につきまして、ある意味では安倍総理から要請した結果、事業者が廃炉を決断したということがあったので、第二原発も、こういうお話があることは私も知事からも伺っておりまして承知をしております。  ただ、第一原発につきましては、原子力災害対策特別措...全文を見る
○宮沢国務大臣 申し上げましたのはまさに、最大の株主は国でありますが、国といいますか原子力賠償機構でありますけれども、一方で、まさに五〇%近い民間の株主、当然外国人もいらっしゃいますけれども、そういう方の憲法上の財産権といった問題があるということを申し上げております。
○宮沢国務大臣 正確に申し上げますと、私も新聞報道を見て知ったということでございます。
○宮沢国務大臣 ベネズエラの件が最近こういうことになったわけでありますけれども、もともと制度の趣旨といたしまして、当然リスクがあるから輸出保険を掛けるわけでありまして、運営としては、先ほど局長から答弁しましたように、非常に防御的な運営を最近やってきておりましたけれども、やはり、ま...全文を見る
○宮沢国務大臣 昨年の四月に閣議決定いたしましたエネルギー基本計画におきましては、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度低減、資源の有効利用などに資する核燃料サイクルについて、引き続き関係自治体や国際社会の理解を得つつ取り組むこととし、再処理やプルサーマル等を推進することとしており...全文を見る
○宮沢国務大臣 これは正確には内閣府の方から答弁していただいた方がいいと思うんですけれども、そういうふうに附則で定められているのに基づいて、現在、原子力委員会において検討が行われていると承知をしております。
○宮沢国務大臣 我々は今、事故の起こった後で、民主党政権時代につくられた法的枠組みの中で仕事をしておりまして、これ自体、私としてはよくできたスキームだろうと思っております。  ただ一方で、完全無欠というわけではございませんので、こういうような提案をいただいて、いろいろ将来にわた...全文を見る
09月03日第189回国会 参議院 経済産業委員会 第27号
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○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らくこれから幾つか質問が行われるんだと思いますけれども、今、直嶋委員のお話を聞いておりまして、基本的には私も同じ認識だなと思いながら伺っておりました。まさにリーマン・ショックのときは私は与謝野大臣の下の副大臣でございまして、状況はよく分かっております。...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに、私も記者会見等々で聞かれましてリーマンのとき起こったことをよく言っているわけでありますけれども、あのときはまさに金融の問題と思っておりました。そして、日本の銀行は世界の銀行の中で唯一傷ついていない銀行ということで、大したことないだろうと思っており...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに、先ほど申し上げましたように、今それほど大きな影響が既に出ているということではないわけでありますので、いろんな可能性を常に頭に入れながら状況をしっかり把握するということが何よりだろうと思っております。  そして、今の状態で、じゃ日本の自動車の輸出...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らく、アメリカの利上げがどうなるかということは私どももよく分かっているわけではありませんけれども、為替市場を見ておりますと、百二十四円前後であったものが、いっとき百十六円まで、十五円台まで入りましたけれども、今百二十円前後で推移しているということは、ま...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、前提となります企業業績というものは中小企業も含めて史上最高益を出しているという中で、私どもも政労使会議等々で、まさに賃上げであり、一方で納入業者にもその恩恵を均てんさせてくれと、こういうことを二年ほど続けてきているわけであります。結果的に春闘の賃上...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 私どもとしましては、アベノミクスというものは総体的にまさに好循環が生まれつつあるというふうに考えております。  例えば、この賃金のところの民間平均月給、統計の不整合があるという話でありましたけれども、やはり間違いなく今年の春闘におきましてもたしか二・二...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今の質問を伺いながら、言いたいことはたくさんあるけれどももうすぐ時間だなと思いながら承っておりましたけれども。  かなり私も同じようなことを考えているところがございまして、やはり日本の産業の中で特にサービス産業というのは、いろんな種類のサービス産業があ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 御質問にありましたように、電気主任技術者というのはまさに電気保安の要となる大変大事な存在であります。二十六年度末時点で累計三十万人以上の方が免状を受けておりまして、このところでいいますと、二十三年、二十四年というのは四千人、四千五百人弱でありましたけれど...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 七月十九日に西伊豆で感電死傷事故があったわけでありますけれども、今回の電気柵につきましては、まさに今捜査中でありますけれども、当省の職員が現地で確認した限りにおいては電気事業法の技術基準で求めている安全対策が適切に講じられなかった可能性が高いと考えており...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 委員おっしゃるように、まさにエネルギーの自給率を高めていくということは大変大事な政策であります。残念ながら、震災後自給率が低くなってきておりまして、現在六%まで下がってしまっている。これを、今般決めましたエネルギーミックスにおきましては、二〇三〇年時点で...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 産業界におきます温暖化対策につきましては、これまで国が規制的な手法により各社のCO2排出削減目標やその達成のための計画を、直接管理するのではなくて、民間の創意工夫を引き出し、目標への参加者が自ら状況に応じて適切な措置を講じていくということで対応してきたわ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) エネルギーミックスにおきましては石炭火力については二〇三〇年時点で二六%という数字になっておりますが、これにつきましては経産省も環境省も納得している数字でございまして、この数字をいかにして実現するのか。経産省といたしましても二六%を超えて石炭火力が必要だ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 楢葉町につきましては、町や町議会とも協議して、延べ二十回にわたる住民懇談会や戸別訪問などを通じて、避難指示解除の意義などを丁寧に説明してまいりました。また、この間、住民懇談会などの場でいただいた御意見も踏まえて、精神的損害賠償の追加、自立支援施策の拡充、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今まで事務方から御答弁いたしましたけれども、まさに今回、閣議決定を踏まえて、商工業等の営業損害賠償については年間逸失利益の二倍相当額を支払うこととしており、その後は、あり得ないとおっしゃっていますけれども、相当因果関係のある損害に対して個別の事情を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まず、第一原発につきましては、一部遅れや課題はあることは事実でありますけれども、タンク内の汚染水の浄化が本年五月までに一旦完了し、三号機の使用済燃料プール内の最大の瓦れきの取り出しについても本年八月に完了するなど、全体として着実に進捗していると考えており...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 第二原発につきまして廃炉にすべきという御意見、内堀知事からもいただいております。そのときに、第一原発とは法的な置かれている立場が、位置が違うということを申し上げておりますが、第二原発につきましてはまさに事業者自身が判断しなければいけないことだと私は思って...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今いろいろやり取りを伺っておりましたけれども、まさに権利関係等々についてやはり少し気配りができていなかったということは事実だと思っておりまして、当然これまでも特許庁と文科省というのはいろんな仕事の重なり合いがあって人的交流等々もありますけれども、しっかり...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 恐らくこれは、規制委員会であり規制庁の方が所管でございますので、規制委員会等々が答弁するのが正しいと思っておりますけれども、IAEAにつきましては、あの発災当初から緊密な連絡を取らせていただいておりまして、いろいろアドバイスをいただきながらこれまで対応し...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) まさに、例えば新たな技術が開発されるとか、また新たなこれまで考えてなかったような天災等々が生じるというようなことがあったときに、規制委員会において適時適切に対応していくということは、これは当然のことだろうというふうに考えております。
○国務大臣(宮沢洋一君) ただいまの経済の状況につきましては、午前中、直嶋委員と随分議論をさせていただきました。  世界的に株式市場は乱高下を続けているわけでありますけれども、一方で、日本経済のファンダメンタルズはしっかりしておりまして、全体としては景気回復の基調が続いている、...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 今回の事件をマスコミ等々で拝聴しておりまして、まず、言葉だけではなくて図柄でネットで検索ができる時代になっているというのは私にとっては大変驚きでございました。一方で、今回の起こったことを見ておりますと、やはり知的財産権に対する意識というものが少し希薄であ...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 万が一事故が起こった場合でございますけれども、鹿児島の伊藤知事からもそういうお話がありまして、まさに政府が先頭に立って責任を果たしていくということを申し上げました。  まさに、一義的には事業者であるということでありますけれども、万が一事故が起こった場合...全文を見る
○国務大臣(宮沢洋一君) 消費者契約法また特定商取引法の見直しの検討がされていて、事業者側に相当な懸念があるということは私も聞いております。今日いろいろな御指摘があったわけでございますので、しっかりとそういう懸念が払拭される形で立法がされるよう努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(宮沢洋一君) 先日、公明党の経産部会の幹部の方、大臣室にいらっしゃいまして、この地方版政労使会議の実現を含む御提言をいただいたところでございます。  また、八月十日の参議院予算委員会におきまして、御党の谷合議員の質問に対しまして安倍総理から、都道府県において、地域ぐ...全文を見る