森まさこ

もりまさこ

選挙区(福島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

森まさこの2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第180回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○森まさこ君 先般行われました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。  去る一月十七日及び十八日の二日間、法務及び司法行政等に関する実情調査のため、宮城県及び福島県を訪れました。派遣委員は、西田委員長、松野理事、中村理事、魚住委員、井上委員及び私、森の六名でござい...全文を見る
02月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  小川大臣、御就任おめでとうございます。  先ほどから当然のようにこの法案の質問がなされていましたけれども、これ、おかしいんですね。この国会中継をインターネットで御覧になっている国民の皆様に申し上げたいんですけれども、これは非常に...全文を見る
○森まさこ君 六人目でいらっしゃいますね。平岡大臣のときにも、民主党政権になって二年ちょっとで五人。計算すると、お一人の就任期間が半年にも満たないということで、私は平岡大臣に、半年と仮定いたしましても、就任してから所信表明するまで二か月もたっていたら遅いじゃないですかということを...全文を見る
○森まさこ君 一月十三日からもう一か月半がたっているんです。今日ここで所信表明に対する質問ができなくて、一体あといつになるのか、三月なのか、四月なのか。やはり私は大変そのことについては大きな苦言を呈して、民主党のこの国会運営に対しても猛省を促したいと思います。  そこで、小川大...全文を見る
○森まさこ君 大臣、今日は私の大臣に対する初めての質問でございます。聞いたことにきちんと答えていただきたいと思います。今何も答えていらっしゃらない。私は、弁護士報酬の契約書があるかないかを聞いたんです。訴額が幾らだとか仕事があったとか、そんなことは聞いていないんです。契約書があっ...全文を見る
○森まさこ君 いや、ないということだと思いますが、弁護士の世界では極めて異例ですし、大変不自然だということを申し上げておきます。  先ほど、検察官、裁判官、弁護士の全てを歴任した逸材だというふうな民主党さんのお話がありましたけれど、常識をちょっと欠けるようなお仕事ぶりで、この問...全文を見る
○森まさこ君 模範答弁、ありがとうございます。  次の質問に行きたいと思いますけれども、民主党マニフェストとの関係を質問したいと思います。  民主党は二〇〇九年の衆議院議員選挙マニフェストにおいて国家公務員の総人件費の二割削減を掲げていますけれども、この二割削減するとした国家...全文を見る
○森まさこ君 そうしますと、大臣、マニフェスト達成のために裁判官、検察官の人件費を削減する、そうなると、人件費を削減すると、方法としては人数を減らすか、それとも一人一人の単価を下げるかということになります。  しかし、まず人数の方については、裁判官、検察官の数については、司法制...全文を見る
○森まさこ君 他方、それではこの一人当たりの単価ということを考えますと、裁判官、検察官の報酬、俸給は憲法や法律により減額に一定の制限が課せられています。  こういう状況を踏まえた上で、政府としては、裁判官、検察官の増員とそれから人件費の削減ということを二つ掲げておられますけれど...全文を見る
○森まさこ君 それでは、大臣、その二割を削減していく、裁判官、検察官も含めて。法務大臣の所管では裁判官、検察官を特に人件費を削減する。増員ということを含めると一人一人の減給をしていくということになりますけれども、それをしていく理由は何ですか。
○森まさこ君 それでは、全てを含めて二割とおっしゃいました。二割でなくても、今回はこれで減給措置をとるわけですね。裁判官と検察官も減給措置をとる、その理由は何ですか。
○森まさこ君 なかなか納得ができないまま時間が参りましたので、あとの質問は同僚の丸山議員に譲らしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月22日第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  小川法務大臣に質問をさせていただきます。  小川法務大臣の大臣所信を先日お伺いいたしました。それに対する質疑を本日三月二十二日にさせていただきますが、小川大臣の御就任が一月十三日ですから、それから二か月以上がたっての質問でござい...全文を見る
○森まさこ君 一年が経過をいたしました。今月十一日には、一周年の追悼式が福島県でも各地で行われましたけれども、津波被害による瓦れきは今なおそのままの有様でございます。また、突然日常を奪われて亡くなられた方の御無念と御遺族の悲しみを思いますと胸が痛みますが、この法務省のお仕事であら...全文を見る
○森まさこ君 大臣が臨時出張所をお出しになったというふうに述べられておりましたけれども、法テラスの臨時出張所は今どちらにありますか。
○森まさこ君 なぜ福島県にないのですか。
○森まさこ君 これから必要度を検討するというのでは到底納得がいきませんね。もう一年もたったんですけれども、福島県は必要がないと考えていたということですか。
○森まさこ君 それでは、宮城県弁護士会、岩手県弁護士会に比べて福島弁護士会の協力がなかったということなんですか。
○森まさこ君 私はこの法務委員会で何回も質問をさせていただいて、今日も質問をさせていただきたいと思っておりますが、毎回答弁が曖昧なので、最後まで私、追及したいと思っているのは、被災直後に、原発爆発直後に、避難地域にも指定もされていない相馬市、いわき市、これは浜通りでございます、津...全文を見る
○森まさこ君 関係機関との協議がまとまらないのはリーダーシップがないからじゃないですか。でも、宮城と岩手は関係機関の協議がまとまっているんでしょう。何でそれを、必要な法的サービスがある、国民の目線に立って、国民生活のために、関係機関がごちゃごちゃ言っていてもまとめて、法務大臣がつ...全文を見る
○森まさこ君 先ほど私が言いました戸籍の整備、それから土地の再生等についてはどのようにお考えですか。
○森まさこ君 それでは次に、福島地検が震災直後、三月に原発が爆発した直後、退避した問題について質問をさせていただきます。  この問題については、私、何度もこちらの委員会で、大臣が何回も替わりましたけれども、質問をさせていただいております。前の大臣の平岡大臣にも二回質問させていた...全文を見る
○森まさこ君 私、それ、紙でいただいたんですよ。検察長官会同という会議で、全国の検察長官が集まる会議ですね。これが一年に一回か二回開かれているということです。その平成二十三年九月二十八日の会議で今大臣がおっしゃったように述べているんですが、その中のどこに、この福島県の相馬支部とい...全文を見る
○森まさこ君 大臣、本当にそれでいいと思うんですか。この訓示は何のためにしたんですか。
○森まさこ君 記録に残さないようにという、究極の隠蔽体質の表れだと思いますけれども、大臣、この訓示を後から入ってきた検事さんが読んで、非常時の危機管理に万全を期すように、まあ当たり前のことだなと思って、それで終わりなんじゃないですか。あの福島原発の爆発のときに、ああ、うちの検察が...全文を見る
○森まさこ君 大臣の答弁は一々納得できません。だって、これを言われてあの事件のことを思い出す人いませんよ。そして、これをいただいて、検察長官が各地に戻って自分の検察庁で訓示をしたって、何にも伝わらないじゃないですか、現場の検事に何にも伝わらないじゃないですか。  どうやって現場...全文を見る
○森まさこ君 大変ずるいやり方ですね。自分たちの役所の文書には載せない。私が質問として言った議事録だけ載せていますから、後世には残りませんよ、記録が。議事録で、野党の議員が質問しただけじゃないですか。どうしてこれ記録に残さないんですか、どうして現場の検事に周知しないんですか。私は...全文を見る
○森まさこ君 常識外れです。  たしか、大臣就任の後の二月二十八日の質問で民主党の田城議員が、小川法務大臣、大臣の御就任、大変おめでとうございますと述べた後に、大臣は、裁判官、検察官そして弁護士と法曹三者全てを経験されております類いまれな国会議員であり大臣であるというふうに思っ...全文を見る
○森まさこ君 大臣、語るに落ちています。私は、仕事量が分からないとおっしゃいましたねと聞いただけです。それを言えばいいんですよ。  仕事量が分からないのはどの事件も全部一緒です。弁護士なんて、事件が来たときに仕事量分かるわけないじゃないですか、別に占い師じゃあるまいし。どんな仕...全文を見る
○森まさこ君 この法務委員会をインターネットで御覧になっている方がたくさんいらっしゃいますので、分かりやすく私質問しているんですけどね。  今まで柴山議員や稲田議員が事実関係をずっと詰めてきました。何でああいうふうに詰めてきたかというと、すべてがおかしいんです。だって、弁護士が...全文を見る
○森まさこ君 利益相反ではないんですか。
○森まさこ君 御自分の弁護士費用についても、破産管財人あてにそういった公正証書を作って強制執行を掛けている。そして、御自分の依頼者の取引先の代理人としてもやっている。御自分との関係でも利益相反じゃないんですか。
○森まさこ君 私は二重に利益相反だと思っています。ただ、依頼者の同意があればいいんだという形式上のことを大臣述べておられますが、依頼者の同意があったとしても、これは債権者のところに割って入っていってその財産をこちらに取るというものですから、依頼者と相手方だけの世界であれば問題ない...全文を見る
○森まさこ君 弁護士法の一条には、弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする、そして、その二項に、弁護士はその使命に基づき、誠実にその職務を行い、社会秩序の維持及び法律制度の改善に努力しなければならない。私どもは弁護士修習のときにこの一条を大事に心に秘めて弁...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いします。  福島再生法でございますが、早くこれを審議してくれという声が政府から、そして福島県から寄せられてきました。私も早く審議をし成立をさせたいと思います。しかし、中身はいかがでしょうか。中身が百点ならば私ももちろん早...全文を見る
○森まさこ君 今大臣が二つのことをおっしゃいました。一つは福島県全体の地域のこと、もう一つが避難解除区域のことでございます。  避難解除区域については確かに新規の課税優遇措置が二つ入りました。しかし、避難解除区域って限られております。それ以外の市町村についてはどうだったのか。ま...全文を見る
○森まさこ君 私の理解では変わっていないというふうに思いますけれども、今、後ろで官僚の方が一生懸命調べておりますので、次の質問を先にさせていただきたいと思います。  そして、特区法では、先ほどの福島県の一般的な避難解除区域以外の市町村のことでございますけれど、何が特区法に比べて...全文を見る
○森まさこ君 ということなんですね。結局、避難解除区域のところが重点的にされている。重点的といっても、二つの新規の課税優遇措置があって、それ選択的で、どっちか一つしか選べないんですね。それ以外の地域についてはほとんど特区法のときと変わりがないということで、私は大変残念に思っている...全文を見る
○森まさこ君 姿勢の問題と言われますと、私たち大変疑心暗鬼になってしまいます。姿勢の問題が大変福島県でも問題視されているわけでございますけれども、なぜ福島復興再生特別意見書は福島県知事のみが提出できることにしたんでしょうか。先ほどの特区法は市町村も提出できるんです。ところが、福島...全文を見る
○森まさこ君 実際問題、市町村の首長さんは、なかなか福島県に意見が通らない、国の方が良い予算を立てても県のところで詰まっちゃう、昨日もある首長さんが陳情に来て、そういうことをおっしゃっていました。  その問題点、きっと平野大臣はお耳に入っていると思いますが、今回の福島再生法で知...全文を見る
○森まさこ君 一年たって、福島県、本当に復興が進んでない現状にあります。被災三県の中でも本当に一番元気がない状況です。そのような中で、やはり私はこの福島再生法が本当に一縷の望みでございました。ですから、先ほど申しましたように、例えば企業に対しては、一〇〇%全ての税金を免除するよ、...全文を見る
○森まさこ君 今日は福島再生法の会議です。原発が収束しなければ再生なんかあり得ないんですよ。  私、作業員さんから電話が来たんです、このニュースが出たときに。あそこの現場で作業をしているのは福島県民なんですよ、ほとんどが。福島県の若い二十代、三十代の作業員です。政府が収束宣言を...全文を見る
○森まさこ君 全く把握されていませんね。作業員さんたちは、収束宣言をされた後、危険手当が切られているんです。つまり、お金が安くなっているんです。  細野大臣、今、お金がちゃんと払われるのかという懸念がありますと。懸念じゃないんですよ、現実なんです。そして、それを東電に指示してい...全文を見る
○森まさこ君 今のこの附帯決議の趣旨、修正者から説明がありましたけれども、大臣の方はこれに対して取り組む決意をお聞かせいただきたいと思います。
○森まさこ君 中小企業庁のお話出ましたけれども、今日は時間ないので質問しませんが、グループ補助金、中小企業庁の経営支援課がやっていますけれども、福島県の認定が非常に少ないので、是非もっと頑張っていただきたいと思います。  次の質問ですけれども、二十九条に除染のことが書いてありま...全文を見る
○森まさこ君 ありがとうございます。  次に、六十八条の質問をしたいと思いますが、子供の医療費、これについて与党の先生からも質問がありました、衆議院でもありましたので。ただ、聞いている人は分からないと思います、非常に分かりにくいシステムを使っているから。  十八歳以下の福島県...全文を見る
○森まさこ君 今の理由では全く納得ができません。何で県がやらなきゃいけないのか。広島、長崎の被爆者援護法では国が医療費を免除しているんです。  今回、福島県の基金でやるということで、前の九百六十二億とさらに二百五十億で、健康調査も含めですから、医療費の免除をしていくと四、五年で...全文を見る
○森まさこ君 東電に求償して払うわけがございません。今だって、指針に載っているものだって大変な事態なんです。  こういった医療訴訟というのは、私も弁護士でございまして、被害者側の立場で長年やってまいりましたけれども、医療訴訟というものはほとんど勝てないんです。最後、マスコミが騒...全文を見る
○森まさこ君 当時の御発言について、真実は語ってくれましたが、謝罪がございませんでした。  私、昨日、鈴木市郎院長とお話もしているんですが、この自衛隊の方には会わせていただけないし、どうして帰ってこなかったかという説明も一切今までないということを伺っております。今後、しっかりと...全文を見る
○森まさこ君 県の農業大会に出られたということでした。私もあれに出て、その足で汚染稲わらを見てきたんですよ。見てきたんでしょうか。ビニールに覆われているだけのもの、手付かずでございます。  つまり、福島県のものは全く手付かずなんです。福島県は、手付かずのもの、たくさんありますよ...全文を見る
○森まさこ君 全く現場からの情報が上がっていないことが分かりました。  私、この質問をするに当たって、随分前から財務省の担当官の方に来ていただいて、実際の病院の数字で示しているんですよ。もう必要経費についていろんな配慮していますと言ったって、経費が掛かってないんですよ、人もいな...全文を見る
○森まさこ君 現場の例を申し上げます。  いろんな企業さんが行っているんです。グループ補助金だってもちろん申し込んでいます。でも、全然通らないんです。そこで、この二重ローンで何とか、オールドローンを機構に買い取ってもらって、そしてニューローンを借りて、そして新たにやろう、一生懸...全文を見る
○森まさこ君 次の質問ですが、資料の二枚目です。これ、JR東日本にいただいたんですけど、常磐線です。南相馬の原ノ町から仙台まで通勤する方も通学する方もたくさんいるんです。ところが、この震災で鉄道が、ここの図にかいてありますように、相馬—亘理間が不通になっています。現在行こうと思っ...全文を見る
○森まさこ君 今国交大臣にお答えいただきましたけど、そんなに金額の高い話でもないですし、復興庁が入ってこんなことはすぐ簡単にできると思ったのが、できないんです。先ほど言ったとおり、県、今自治体と大臣はおっしゃいましたけど、自治体が何を意味しているのか。県と国でやっているとこういう...全文を見る
○森まさこ君 全く納得できませんが、時間ですので、終わります。
03月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  まず、福島県における警戒区域の財産的損害についてお伺いをしたいと思います。  小川大臣、この件について、前大臣、平岡大臣から引継ぎを受けられましたか。
○森まさこ君 全く分かりません。総合的な引継ぎの中に入っていたという意味を説明してください。
○森まさこ君 引継ぎがなかったということだと思います。大臣、時間が少ないので簡潔に、引継ぎがないなら引継ぎないと答えていただければ結構です。  それではお伺いいたしますけれども、今年二月末までの一年間、三・一一から二月末まで警戒区域内で空き巣被害がどの程度あったか、数字を御存じ...全文を見る
○森まさこ君 そのとおりです。警察庁のまとめによりますと、三月十一日から今年二月末までの約一年間の空き巣被害件数は、前年と比べて約七割増えています。被害が千百九十三件ということでございます。特に、浪江町や富岡町などの警戒区域を管轄に持つ三警察署の管内では、民家への空き巣被害が前年...全文を見る
○森まさこ君 その御答弁は、前の大臣と前の前の大臣と全く同じでございます。官僚が書いたペーパーを読んでいるだけなんではないかと思うんですよ。やはり、法務大臣がもう六人目で、ころころころころころころ替わっているんです。そのときに引継ぎもきちんとされてない。在任期間も平均すれば半年を...全文を見る
○森まさこ君 では、どうして大臣所信の中に入っていないんですか。
○森まさこ君 前回、法テラスの出張所がないことでも申し上げましたけれども、大臣の所信表明の中には被災地のことは何にも入っていないんですよ。東日本大震災に関する法務行政をしっかり取り組むというような項目もないんです。だから、総合的なものの中に入っていると言われても納得ができません。...全文を見る
○森まさこ君 具体例を挙げて細かく指摘したいんですが、時間もありませんので、私が見ている震災孤児の御家庭で大変苦労しております。しっかりと取り組んでいただきたいということを御要望申し上げまして、次の質問に移らせていただきたいと思います。  次の質問は法務大臣、今裁判所に質問して...全文を見る
○森まさこ君 競馬を趣味で持っていること自体を全く否定するものではございません。馬も大変かわいい生き物でございます。  しかし、大臣が、国会の議事堂の中の委員会室で委員会がこれから始まろうというときに、大臣の席に座って携帯で競馬のサイトを見ているということがおかしいんじゃないか...全文を見る
○森まさこ君 謝罪をしないということですか。
○森まさこ君 一切謝罪をしないということがよく分かりました。  何でそんなに気になるのか。大臣の資産公開では馬を二頭お持ちであるということが公開されていますが、今まで何頭お持ちになったことがあるんでしょうか。
○森まさこ君 過去六十八頭の馬を持っておられた。そして、賞金総額はお幾らになりますか。
○森まさこ君 賞金総額は七億三千七百八十六万円となっております。すばらしい御趣味だと思います。  世耕議員が大臣規範の趣旨に照らして馬を持つのをおやめになったらというふうにおっしゃいましたけれど、大臣はそれはやめないというふうにお答えになりました。なぜですか。
○森まさこ君 趣味のことというふうにおっしゃっておりますが、確定申告をしておられますね。お答えください。
○森まさこ君 そうしますと、それは事業として行っているということだと思います。つまり、収入も申告し、そして損金も申告しているということですから、大臣規範の趣旨からして私はやめるべきだと思います。  そもそも法務大臣、大臣規範の兼業禁止のこの趣旨はどこにあると思っていらっしゃるん...全文を見る
○森まさこ君 大臣の地位を利用して利得に走ることがあってはならないというのも一つ趣旨でしょう。  しかし、大臣の地位を利用して利得に走ったらどうなるんですか。つまり、国民が大臣に対する信頼を失うんですよ。大臣がしっかりと仕事をしていない、大臣がきちっと法務行政を行っていないとい...全文を見る
○森まさこ君 私、今まで質問していることで大臣がお答えになっていることで、仕事をちゃんとしていると思ったことありませんよ。法テラスのこともそう、今日の空き巣被害のこともそうです。仕事をちゃんとしているって自信を持ってお答えになるのが私には信じられませんけれども、まあ仕事をしている...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○森まさこ君 私は、ただいま可決されました福島復興再生特別措置法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、みんなの党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、国民新党及び新党改革の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします...全文を見る
○森まさこ君 ただいま議題となりました平成二十三年東京電力原子力事故による被害からの子どもの保護の推進に関する法律案につきまして、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、みんなの党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び新党改革を代表し、その提案の理由及び内容の概要を御説明...全文を見る
04月13日第180回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  昨年の三月十一日、本委員会の開催中に東日本大震災が起こりました。改めまして、お亡くなりになった方と被災者の皆様方にお悔やみを申し上げます。そして、一年たってなお一向に進んでいない復旧復興の現状を見て、政府には猛省を促したいと思いま...全文を見る
○森まさこ君 今般は、大震災という不測の災害が発生したために経営環境が急転した金融機関を支援するために、それをもってまた企業さんたちを救うために公的資金が投入されているわけですが、その一方で、過去には、我が国の金融機能を維持するために、経営を失敗した金融機関に対しても公的資金が投...全文を見る
○森まさこ君 今大臣おっしゃったように、国民からすれば潰れそうな銀行を助けるために国民の税金を入れたということですので、そういった国民の意思に反することがないように今大臣の御判断をお願いしていきたいと思います。  さて、先ほども申しましたように、被災金融機関を助けるために公的資...全文を見る
○森まさこ君 つまり、こういうことだと思うんですね。私どもがこの二重ローン救済法を震災直後に国会に提出しました。七月のことでした。三か月後に提出したんです。それはもう本当に、避難している方のあの体育館に行ったら、企業者の方がみんな心配していたからです。ローンどうしよう、返済できな...全文を見る
○森まさこ君 よく分かりませんが、こういうことだと思うんです。  資料二を御覧ください。  私、先ほど、十時にレクを受けて、十二時にもう一回来てくださいよと言ったら、復興庁の方が、いやいや、来れませんと言うので、じゃ窓口を所管している経産省さんと一緒に来てくださいと言って、来...全文を見る
○森まさこ君 今、中小企業庁の方が現場に職員を派遣して研修をしてきたとおっしゃいました。私のところにレクに来た方もそうおっしゃっていたんです。私が、自分が足を運んで現場を見ています、職員を研修しています。私、このレクの内容を録音して全部字に起こしたんですよ。ですから、詳しくこれ覚...全文を見る
○森まさこ君 今、やはり聞き捨てならない発言があったんですよ。民主党議員さんから、場外から、福島県知事を呼べ、福島県知事に答弁させろ、そういう話がありました。こういう認識なんです。  私は県知事とお話をしました。国の官僚を呼ぶと、県が悪い。県知事とお話ししましたけど、県庁の職員...全文を見る
○森まさこ君 それでは、最後になりましたが、財務大臣の方に御質問させていただきたいと思いますけれども、特別会計における剰余金等について御質問したいと思います。  特別会計については、これまで様々な問題が指摘されて、今日の審議の中でもございましたけれども、自民党、公明党は特別会計...全文を見る
○森まさこ君 ここの検査結果報告書において会計検査院が指摘をしておりますとおり、今大臣おっしゃった六特別会計九勘定、予算執行の過程で不用見込額を把握しているにもかかわらず、一般会計からの繰入額を反映させているんですね。  このことについて会計検査院が指摘を行っています。厚労省、...全文を見る
○森まさこ君 今、会計検査院が一定の措置がとられたとおっしゃったんですけれども、例えば、農水省が所管している食料安定供給特別会計の農業経営安定勘定においては、指摘された一般会計からの繰入れについて会計検査院の趣旨に沿った方策の検討を行っておらず、二十二年度においても九百六億円もの...全文を見る
○森まさこ君 ありがとうございます。  それでは、今の点で最後にお伺いしたいんですけれども、更に切り込んでいきたいと言われることですけど、具体的にお伺いすると、特定財源等である電源開発促進税と石油石炭税の税収、それぞれ一般会計を経由して必要額がエネルギー対策特別会計に繰り入れら...全文を見る
○森まさこ君 財務大臣としてのお考えはいかがですか。
○森まさこ君 財務大臣、議論していただければいいと思いますという御答弁なので、最後にもう一回聞きたいんですけれども、財務大臣として何か検討をしているということはないんですか。
○森まさこ君 政府全体又は国民全体に向けて投げかけた御答弁で、大変残念であるということを申し上げまして、ちょっと時間早いですけれども、終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。     ─────────────
06月14日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○森まさこ君 ただいま議題となりました東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律案の草案について、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  東京電力福島第一原子力発電所の事故は、広い範...全文を見る
○森まさこ君 佐藤委員の質問にお答えします。  与党の被災者生活の支援と、それから野党側から出した子どもの被害を救済する法案が、これが一つになりました。私ども野党の方が子どもの救済、考え出したのが昨年の夏でございます。原子力事故があってから五か月後の八月に原案ができました。 ...全文を見る
○森まさこ君 この法案の最も大切なものは、私ども野党の方の部分では、やはり先ほどの子どもの医療費、ここを免除をしていこうというところから始まったものですから、そこに一番重きを置いております。条文で言うと十三条の三項になります。  ここは共通解釈ですと、大人になっても継続して減免...全文を見る
○森まさこ君 この医療費に限って子どもを手厚く保護する理由は、子どもが放射線による健康への影響を大人よりも濃く受けやすいということ、それから、子どもが心身の成長の過程にあり、次代の社会を担う存在であることから、重点的に施策を講じるべきであると考えることからです。ただ、これで十分だ...全文を見る
○森まさこ君 今、佐藤委員が言ったことについても、遡及的な支援ということについても副大臣に働きかけていく、その根拠にこの法律もなっていくという理解をしております。  さらに、例えば今福島県内では十八歳までの子どもたちは医療費が無料でございます。しかし、今年十九歳の子どもはどうか...全文を見る
○森まさこ君 残念ながら、このような差別を受けている、いじめを受けているという声が多く寄せられております。特に県外に避難している方から声が寄せられております。このような差別をなくしていくためには、放射線に関する正しい理解を深めることができるように、例えば学校教育における放射線に関...全文を見る
○森まさこ君 佐藤委員のおっしゃるとおりでありまして、このような議論が議事録に残ること自体が私は大変重要なことだと思っております。  今後の課題という御質問でしたけれども、ここが一番大切なところで、法律ができましたら、その趣旨を結果に出せるように、各施策の具体化やその財源の確保...全文を見る
○森まさこ君 まさにこの十三条三項というのが、私ども野党の最初に出した子ども救済法の最も重要なところなんです。つまり、お母さん方が一番心配している子どもに将来万が一のことがあったらどうするか。その答えは、健康調査をして早期発見します、早期発見したら必ず治すんです、最先端治療を国が...全文を見る
06月19日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○森(ま)参議院議員 吉野正芳委員の質問にお答えいたします。  御指摘のとおり、この法案の検討に当たっては、チェルノブイリ法を参考にいたしました。住民に、移住を希望する方には移住の費用、それから移住先での住宅の確保、雇用の支援、これを受けることができますよ。また、残ることを選択...全文を見る
○森(ま)参議院議員 これについては、ほかにも質問が同様のものが出ておりましたけれども、本法案はプログラム規定でございますので、数字については条文上規定をされておりません。  具体的にどの地域を支援対象地域に設定するかにつきましては、今般の原子力発電所の事故に係る放射性物質によ...全文を見る
○森(ま)参議院議員 提案者の一人であります私個人の意見でございますけれども、福島県は全地域含まれるという考えでございます。  さらには、福島県の外、他県につきましても、放射線の非常に濃い地域もございますし、さまざまな状況を勘案して含まれていくべきという希望を持っております。
○森(ま)参議院議員 私のもとへも、双葉町村会と浪江町長から同様の要望が届いております。  また、本日と昨日の朝日新聞の一面に、アメリカのモニタリングによる実測値の汚染地図が当時、避難民に示されなかったという記事が載っております。つまり、第一原発の北西方向、浪江町や飯舘村を含む...全文を見る
○森(ま)参議院議員 この点が、私たち野党案の一番こだわった点でございます。自民党を初めとした野党の子ども救済法と民主党さんの被災者支援法が合体してできたこの法案でございますが、野党の子ども救済法で絶対譲りたくない、十三条の立証責任の部分でございます。  これは、立証責任を国に...全文を見る
○森(ま)参議院議員 私たち立法者の意図としては、対象から外れるものがあるとは思っておりません。全く同じであるというふうに考えております。
○森(ま)参議院議員 立法者の意図としては、福島県の免除、これを後退させることはあり得ないと考えております。ですので、福島県外の方の医療費で減額される場合もある、そういう意味でございます。
○森(ま)参議院議員 まさに、病院の経営が成り立たないと、病院が潰れてしまう。そうしますと、帰還をしても医療の支援を受けることができないわけですから、病院の経営支援ということも視野に入っております。  相双地域を含む被災病院の協議会から、悲痛な要望が来ております。東電からの賠償...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  ただいま民主党の委員から大臣に対して質問がございましたけれども、私、大変な違和感を感じましたので、冒頭一言申し上げさせていただきます。  今日はたしか大臣が新しく就任なさった大臣所信に対する質問の日だったと思います。それに七十分...全文を見る
○森まさこ君 大臣、大臣の所信表明、お聞きをいたしました。しかし、その大臣の所信表明は、これまでの歴代の大臣所信表明とほとんどというか、全く同じなんです。  大臣、大臣は、少なくとも前任の小川大臣の所信表明と自分の所信表明、読み比べなさいましたか。
○森まさこ君 具体的に述べておりませんけれども考えていましたでは伝わらないんですよ。具体的に述べたらいかがですか。小川大臣の下で副大臣としてお務めになっておられたんですから、小川大臣の所信表明、御存じですよね。全く一言一句、同じ項目がたくさんあるんですよ。これだけ、私作りました、...全文を見る
○森まさこ君 震災後の法務大臣は四人目です。滝大臣、あなたで四人目です。  初代の大臣のときから、私、あの津波のところの、土地が流されたところの境界線、どうするのか。倒されてなくなった建物の滅失登記どうするのか、これ全部法務行政ですよ。震災関係でも法務行政全く進んでないんです。...全文を見る
○森まさこ君 小川大臣の考え方を引き継ぐということは、小川大臣が就任なさった大臣所信をそのまま引き継ぐということなんですか。その後のこの法務委員会の質疑は全く無視なんですか。その所信に対して私たちが質問しているんでしょう。その質問に対して大臣が答えて、あっ、それはそのとおりですね...全文を見る
○森まさこ君 やはり私の今の指摘と大臣の答弁を併せ考えると、民主党政権は法務大臣を軽く見ているとしか思えません。初代の大臣から全く変わらない大臣所信をそのまま書き連ねているだけです。しかも七人目です。一人一人の在任期間も半年に満たない。ころころころころ替えて、言うことの中身は同じ...全文を見る
○森まさこ君 大臣、御存じないようですから、後ろに控えている官僚の方にお聞きになって、もう一度正確にお答えください。
○森まさこ君 私の質問は、福島県に何か所、どこにあるかという質問です。
○森まさこ君 大臣はお答えになっていただけませんけれども、福島県の中には出張所をつくっておりません。つくっていただいていないんです。  小川大臣が就任したときにもそのことを指摘もしました。小川大臣が就任したときに、もう被災から一年以上がたっていました。宮城県と岩手県には法テラス...全文を見る
○森まさこ君 その答弁は小川大臣の答弁と全く同じです。三月二十二日の答弁です。それから、今六月十九日でしょう、三か月がたって何にも進んでいないということじゃないですか。だから、大臣がころころ替わって同じ大臣所信をしていて、私はそのことを指摘しているんですよ。形式だけを指摘している...全文を見る
○森まさこ君 私たち野党は、そこで、被曝をしたおそれがある子供たちを守るために子ども救済法というのを提案し、委員長提案で子ども被災者支援法として参議院を通りました。今日衆議院で審議が行われています。  それに対して、この浪江町長と双葉町村会から、この地域に限っては大人も物すごく...全文を見る
○森まさこ君 今、滝大臣は原発事故が国の責任であると端的にはお認めになりませんでした。大変残念です。やはり国が、政権が、閣僚の一人がきちっとその責任を認めていく、そのことから被災地の復旧復興は出発するのだと思っております。  先ほども小沢一郎さんの質問がずっと七十分間行われてお...全文を見る
○森まさこ君 紙を渡さなくても言えるじゃないですか。後ろの方、反省してくださいよ。子供じゃないんですから、子供扱いしてそうやって一言一句書いてあげるから仕事をしないんです。政治主導ってどういうことなんですか。書かれた大臣所信そのまま一言一句読んで、福島県に出張所がないことも知らな...全文を見る
○森まさこ君 千葉景子大臣は、平成二十二年の参議院選で大臣でいらっしゃいましたけれども落選をされました。当選、落選の問題ではないと思います。その落選をした後、民間大臣と指摘されながら四十九日間在任をされましたけれども、次の内閣改造でお替わりになりました。  私が問題だと思ってい...全文を見る
○森まさこ君 不適切な発言とは何ですか。
○森まさこ君 柳田大臣が何と言ったかというと、法務大臣とは二つだけ覚えておけばいいんです、個別の事案についてはお答えを差し控えます、分からなかったらこれを言う。あとは、法と証拠に基づいて適切にやっております、この二つなんですというふうにおっしゃったと。そのことを指摘されまして、こ...全文を見る
○森まさこ君 ショートリリーフにしては長いですね。五十四日間、二か月間いらっしゃいました。仙谷大臣は、あの尖閣諸島の問題で我が同僚の丸山和也議員との電話のやり取りも指摘をされました。自衛隊は暴力装置という御発言もございました。そこで、自民党、みんなの党とともに参議院で問責決議案が...全文を見る
○森まさこ君 江田大臣は辞める理由もなく、次の内閣発足に従って次の大臣に替わったということなんでしょうか。人材をころころころころ替えて、何かたくさんの人に大臣やらせてあげよう、そういうことなんでしょうか。
○森まさこ君 江田大臣がなられたときに震災がありまして、私、その盗難の問題を指摘させていただいたんですけれども、当初、そのようなことはございませんという答弁でありまして、その次の委員会があったときにお認めになったんですけれども、それほど問題にしたものを次の平岡大臣には引継ぎをされ...全文を見る
○森まさこ君 平岡大臣は、前科を有する人物を大臣秘書官に起用をしていたという問題が指摘されておりました。また、さらには少年法との関係でテレビ出演した際に、殺された被害者のお母さんに対して、加害者を死刑にして死の恐怖を味わわせて幸せですかというような発言をして、それが暴言だというこ...全文を見る
○森まさこ君 御本人を目の前にして心当たりがございませんと言うしかないのかもしれませんけれども、法務委員会の議事録を見ていただければ、インターネットで見ていただいている方もお分かりになると思いますけれども、競馬サイトを第一委員会室で見ておられたという問題が指摘されておりましたり、...全文を見る
○森まさこ君 地元の意見をよく聞くというのは、そんなのは言い訳なんですよ。法テラスの出張所だけの問題じゃないんです。仮置場もそうです。中間処理施設もそうです。県内で自主避難している人たちに対する財政支援もそうです。全部政府は地元の意見を聞いているから進めませんと言う。地元の意見を...全文を見る
○森まさこ君 先ほど、民主党政権における法務大臣六名は、今までの六名は平均在任期間が百六十六日だと申し上げました。滝大臣、滝大臣は引退表明をなさっていますね。
○森まさこ君 それでは、次の国会議員としての任期が終わったら、もう議員はなさるつもりがない、そういうことですね。
○森まさこ君 滝大臣は副大臣時代にもう引退表明をなさっておられました。こんなにも短期間で短命で、ころころ替わった法務大臣のこの職に、引退表明をなさっている方を任命した野田総理の気が知れません。今度こそは腰を据えてやっていただきたい。私が今一生懸命に質問をしてきたことも、解散総選挙...全文を見る
○森まさこ君 福島県の中にも統廃合のターゲットになっている出張所がございます。この法務委員会でも私、質問しているんですよ、議事録読んでいらっしゃらないと思いますけれども。福島地方法務局の二本松出張所、須賀川出張所の統廃合の話です。これが大震災後もまだ統廃合すると言っています。それ...全文を見る
○森まさこ君 震災後、住民や司法書士、土地家屋調査士等の意向を確認しましたか。
○森まさこ君 時間になりましたので終わりますけれども、先ほども指摘しましたけれども、被災地に寄り添っていただきたい。被災地は今、統廃合なんかする場合じゃありません。建物だって、中通り、いっぱい壊れているんですよ。滅失登記どうするんですか。その中で統廃合の話を平気で持ってくる政府の...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。本日はよろしくお願いします。  私、福島県選出でございますが、明日は十一日、震災から一年四か月がたちます。総理、私は今日、福島の復興政策について質問させていただきます。  先ほどの質疑を見ておりますと、指名されていない大臣が答えるこ...全文を見る
○森まさこ君 半年ぶりでございます。半年間、福島県にいらしてくださらなくて、そして大飯原発を再稼働させた直後に何で来るのか、そういう県民の声がございました。  福島県議会から意見書が出ています。目を通されましたか。
○森まさこ君 総理が福島県に来る七月七日、その三日前の七月四日に出されております。複数項目にわたりますが、その一番最初に、一番上に、大飯原発の再稼働は、避難計画も作られておらず、被災県として遺憾であると書いてあるんですよ。先ほど、避難計画があるとかないとかいう質疑がございましたが...全文を見る
○森まさこ君 野田総理、教えてさしあげます。  野田総理が一月に来てから七月七日に福島県に来るまでにやったことは、年末に来て、原発事故の収束宣言をして、福島県の子供たちの、十八歳以下の医療費を免除することは国がしないと断り、そして、あとは年が明けてから増税の仕事をして、そして大...全文を見る
○森まさこ君 井戸川町長、ありがとうございました。  総理、井戸川町長に最後に会われたのはいつですか。
○森まさこ君 今回の大飯原発の避難計画は作られていませんが、避難計画を作るために、井戸川町長に当時の避難のありよう、これについて伺ったことはありますか。
○森まさこ君 指名されていない大臣は答弁しないでください。とにかく今、総理は答えられなかった。会っていないし、避難の状況について聞いていないからじゃないですか。それを平野大臣が出てきて、結局聞いていないということを答弁する。  双葉町長、井戸川町長、どうですか。避難について政府...全文を見る
○森まさこ君 要するに、今回、福島県に視察に行かれたときにも双葉町長にはお会いになっていない。これまでも避難のことについて聞いていない。事故が起きたんですから、原発が爆発したんですから、それで先ほどのアメリカの実測値のこともありましたけれども、一番大変なところにいて、被曝をしたか...全文を見る
○森まさこ君 私、国会質問のとき毎回申し上げていますが、自民党政権も非常に重い責任があると思います。その十字架を背負っていかなければならないといつも申し上げています。だからこそ、あのときの事故で被災した原因と対策をきちっとして、今、首長が話聞いてもらっていないと言っているじゃない...全文を見る
○森まさこ君 井戸川町長、ありがとうございました。  今、政府の機関には何も話を聞いていただいていない、賠償が進んでいない現状をお話しいただきました。  ここで、復興予算について見てみたいと思います。  パネルの四、そして資料の四を御覧ください。(資料提示)二重ローン、グル...全文を見る
○森まさこ君 では次に、グループ補助金については、経産省、被災三県の中で一番事業費が少ないのは何県ですか。
○森まさこ君 採択の件数が多くても、それはグループの中に何件でも入れるから比較の対象にならないんですよ。金額だけ答えてくださいって言ったでしょう。ちゃんと事実を答えてください。福島県が最低の金額ということが分かりました。  それでは、国土交通省、復旧事業の件数、公共事業、平成二...全文を見る
○森まさこ君 福島県の件数が百九十七件で一番少ない。宮城県は四百四十六件となっております。  それでは、復興交付金を復興庁に聞きましょう。一番少ないのは何県ですか。
○森まさこ君 福島県が最低なんですよ。宮城県が三千億円あるのに福島県は九百七十四億円しかないんです。今お分かりのように、二重ローンの買取り決定も福島県が最低、グループ補助金の金額も福島県が最低、復旧事業の公共事業の件数も福島県が最低、復興交付金の金額も福島県が最低なんです、総理。...全文を見る
○森まさこ君 結果が数字に表れているんです。今の立地補助金については後からまたお話ししますけどね。三県の、調べていますよ、それを足してもこの中で福島県は最低です。  福島県の地元では誰も復旧復興の実感がないんですよ。それが今、この数字を見て、表れているんですよ。どんなに担当大臣...全文を見る
○森まさこ君 後回しにしても遅いんですよ。人が亡くなった後に予算を付けたって、企業が倒産した後に予算を付けたって遅いんです。復興はスピードが命なんですよ。  今どんな状況にあるのか。復興庁、震災関連死、自殺者の数を答えてください。
○森まさこ君 今言ったように、人が亡くなってから、企業が潰れてから、そこに一兆円余らせた復興予算を付けたって意味ないんです。何で立地補助金で、今福島県に立地しましょうというふうに手を挙げてきた企業さんを断るようなことをするんですか。  総理、総理は七月七日に福島県に行きましたね...全文を見る
○森まさこ君 私、九月に総理が就任したときも、福島の再生なくして日本の再生なしと言ったから、一面記事ぐらい見てくださいねと、そのときも見ていないとおっしゃった。少なくとも福島県に入ったんですから、次の日、自分がどのような反応を受けたかぐらいは見てくださいよ。駆け足で行って、パフォ...全文を見る
○森まさこ君 午後に質問を回したいと思います。
○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  パネルにありますとおり、午前中の質疑で、復興予算の割当てはどれも被災三県のうち福島県が最低であるということを指摘させていただきました。地震、津波に加え原発被害があるのに、総理、これでは余りにも福島県をないがしろにしてはいませんか。
○森まさこ君 その立地補助金ですけれども、一千億円が不足しているんです。総理、立地補助金を増額してください。
○森まさこ君 補助金の効率化とおっしゃいました。総理が福島県に来た七月七日の翌日の七月八日の新聞の一面トップに書いてある、あの補助率の減額のことですか。  総理に答えていただきたいと思います。
○森まさこ君 総理です。
○森まさこ君 総理、答えていません。新聞の一面に載ったことですかと聞いているんです。質問に答えていません。地元紙の一面トップに載ったことですかと聞いているんです。
○森まさこ君 地元紙の一面トップに、三分の二の補助率を三分の一にするとか、三分の二の補助率を土地とそれから福利厚生施設については六分の一、大企業については今度は半分と、その二か所を私読み上げましたけど、両方書いてあるんですよ。  これについて、経産省、答えてください。昨日、私の...全文を見る
○森まさこ君 経産省に、経産省の事務方に聞いています。昨日、レクに……
○森まさこ君 質問権の侵害です。昨日、私の部屋にレクに来た人に聞いています。
○森まさこ君 きちんと通告をしまして、昨日、レクで私は、これが事実ですかと言ったら、経産省の人が、補助率の減額については事実です、私たちが言いましたと言うから、あなた、予算委員会に来て答えなさいねと言ってあるんですよ。  どうして、これ、出さないんですか、事務方を。
○森まさこ君 昨日、立地補助金の経産省の担当の方が私の部屋に来て、この補助率の減額については数字まで示して福島県に提案したということでございました。私は、その方に、ここに来て、それをテレビの前で、福島県民が見ている前で、国民の前で答弁をしていただきたいと言ったんです。そうしたら、...全文を見る
○森まさこ君 それでは、中小企業庁の長官に答弁していただきたいと思います。
○森まさこ君 この予算委員会の場で事実が明らかにされないことは大変遺憾でございますが、今、枝野大臣がお答えになったとおり、補助率の減額について一定の提案をしているというところまではお認めになりました。これは断じて許されないことです。  立地補助金は、この福島県に、風評被害がある...全文を見る
○森まさこ君 立地をしてもらうという目的を損なうものではないという答弁がございました。そう思いますか、総理。
○森まさこ君 最初三分の二と言って、後から削られて、やめてしまうじゃないですか。今、残り、手を挙げている、一千億の、待っている、保留の人たちももうやめてしまいますよ。自己資金が手当てできなくて、これ、予定していた事業を休止せざるを得ないケースだって続出するでしょう。そのように県が...全文を見る
○森まさこ君 総理を指名しています。総理、お願いします。(発言する者あり)
○森まさこ君 いかにも冷たい御判断でございます。福島県は怒っています。立地補助金の増額どころか補助率の削減ですか。  今度の基本方針に何を書くおつもりですか。立地補助金について記載するんですか、お答えください。
○森まさこ君 うわさは本当でした。復興予算は見せ金である、新聞にいいことが載る、大きな予算額が載る、被災地以外の国民は、ああ、被災地では復興が進んでいると思わせる。ところが、いざとなると財務省が召し上げる。  復興予算も執行率がゼロ、復興予算の残ったお金も一兆円あるのに、どうし...全文を見る
○森まさこ君 昨日、私、総理のお部屋の方にレクに来ていただいて、こういうことを言われると思ったからツイッターにもすぐ写真を載せて出しましたよ。覚えていませんとか、そんなことを総理に言わせないでください。九月二十八日の予算委員会で総理にこの被曝の汚染情報のことについて質問して、総理...全文を見る
○森まさこ君 文科省のモニタリングだけではございません。私は、SPEEDIのことがあったから、これ以上何も隠していませんねという質問主意書も出しています。それに対しては無回答。そして、総理に予算委員会で九月と十一月に二回も質問をしているんです。総理は、一回目に、いずれにしても、あ...全文を見る
○森まさこ君 双葉町長、今の総理の答弁を聞いてどう思われますか。
○森まさこ君 ありがとうございました。  野田総理の先ほどの立地補助金のことにしても、今の放射能の実測値隠しの検証していなかったことについても、福島の再生なくして日本の再生なしという言葉は、今や空証文だったと断ぜざるを得ません。  私たちは、野田総理はあの福島の再生なしで福島...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  まず、国土交通大臣に御質問をしたいと思います。鉄道施設の災害復旧等についてお尋ねをしたいと思います。  平成二十三年の三月十一日に起きた東日本大震災、そして、その後の豪雨災害等、被災地における鉄道施設の復旧等は急務であります。福...全文を見る
○森まさこ君 今、沿岸部について御説明いただきましたけれども、福島県内では、平成二十三年七月の新潟・福島豪雨によって、JR只見線の一部区間についても運休中でございます。鉄道における落橋は三本、そして土砂崩れによる線路崩壊等、かつてないほどの甚大な被害が出ております。この区間におい...全文を見る
○森まさこ君 冬季前の復旧を目指してというお言葉がありました。ありがとうございます。  この区間は、雪が深くて冬季の道路の通行が困難になるこの地域の重要な交通手段であります。また、新潟県から県境を越えて福島県立只見高校に通っている高校生たちの通学手段にもなっておりまして、一日も...全文を見る
○森まさこ君 河川計画の方は県で行うものだと思います。それから、鉄道の復旧は基本的に民間会社であるJRという、原則論を踏まえての御答弁だと思いますが、東日本大震災、そして、その後の全国的な各地の豪雨災害等によって、JR、鉄道も全国各地でいろんな不通区間が生じております。一民間会社...全文を見る
○森まさこ君 なかなか法律の改正まで踏み込めない御答弁で残念でございます。  震災が起きまして、復旧復興のスピードが遅い遅いということは指摘をされているとおりだと思います。野田総理からもそれを認めるような御答弁が先日ございました。それは、私ずっと指摘しておりますが、現行法の運用...全文を見る
○森まさこ君 今、JR常磐線の不通区間のうち北側の部分ですね、相馬—亘理間について御答弁をいただきました。約三年間掛かるという見通しがされておりますが、大臣のリーダーシップでスピードアップをお願いしたいと思いますので、御決意をお述べいただきたいと思います。
○森まさこ君 そして、問題は、南側の不通区間、原ノ町—広野間です。ここは警戒区域内に掛かっております。  ここの放射線量、これは現在どのくらいというふうに認識しておりますか、お答えください。
○森まさこ君 最近、調査の結果が出たのではないですか。
○森まさこ君 それ以外の部分についてはどのような認識でございますか。
○森まさこ君 一日も早い開通をお願いしたいと思うんですね。  現在、飯舘村の中を通って私たちはその区間まで行っているわけでございますが、長泥地区等は最近また通行止めになりましたけれども、相対的に高い放射線量がある中を私たち行っております。ですから、現在、今調査中で分からないと言...全文を見る
○森まさこ君 一年四か月もたって、現在もまだ調査中ということが我々は納得ができないわけでございます。もし、全線開通が長期間にわたって困難な場合には、一部区間において放射線の影響を最小限に抑えつつ暫定的に通行可能とするような何らかの対策を講じることはできないものでございましょうか。...全文を見る
○森まさこ君 シェルター等を造るなど、そういった工法も検討していただきたいんですが、いつまでも検討が続くような、いつも同じ答弁の繰り返しで、我々大変待てない気持ちであることをお伝えをしたいと思います。  次に、復興予算の執行における問題点についてお尋ねをしたいと思います。  ...全文を見る
○森まさこ君 今、大臣、質問に真正面からお答えいただけなかったと思うんですけれども、私の質問は、復興予算の使い残しが存在しているという現状は問題ではないかというふうにお尋ねしたわけで、今後頑張りますというのでは困る。一旦予算に付けたものが使い残しで、次の年度に繰り越してまた頑張り...全文を見る
○森まさこ君 それでは次に、出先機関改革の問題点について質問をしたいと思います。  平成二十二年十二月二十八日、政府は、出先機関の原則廃止に向けてというアクションプランを閣議決定をいたしております。出先機関単位で全ての事務・権限を地方に移譲するということを想定をしているものでご...全文を見る
○森まさこ君 途中までは私もうなずいていたんですけれども、震災で福島県でも整備局、本当に頑張っていただきました。整備局が地域に寄り添ってきたという御見解は私も同意しますが、最後に大臣が積極的に検討していくとおっしゃったのは、これ何を積極的に検討するんでしょうか。
○森まさこ君 もう少し具体的に説明していただきたいと思います。  積極的に検討していくというのは、どちらの方向に向けて、整備局の広域移譲に向けて前向きに行くということなのか、それとも、今市長会が反対している方向に大臣が賛成なのか、どちらなんですか。
○森まさこ君 大臣が誰に対して伝えるんですか。
○森まさこ君 是非よろしくお願いしたいと思いますが、もう少し突っ込みたいと思うんですけれどもね。整備局が地域に寄り添ったということはそのとおりなんです。ただ、この問題はもっと根が深いと思っているんですよね。  これ、広域連合に国の権限を移すというふうになっていますが、広域連合、...全文を見る
○森まさこ君 大臣、質問に答えていただいていないんですよ。整備局が果たしている役割を伝えるだけではなくて、基礎自治体が果たしている役割についてどうお考えかということなんですよね。  広域連合にその出先の権限と財源を移すというときに、じゃ、広域連合のトップはどのようにして決めるの...全文を見る
○森まさこ君 大臣はこれ以上答弁ができないということなんでしょうか。  この問題は、新たに中三階をつくることになり、屋上屋をつくるだけだと私は思っています。またさらに、希望するブロックから移管するということも非常に無責任な話であると思います。市長会が言っているように、十分な議論...全文を見る
○森まさこ君 そのとおりですね。平成二十二年に十六か所、平成二十三年の震災のあった年にも十一件、二十四年も既に二件が整理統合され、次は福島県の二本松と須賀川を廃止するということが申し渡されているところでございます。  もう当初立てた目標をクリアしたのに、なぜ今になって、今もなお...全文を見る
○森まさこ君 おかしな話なんです。この話、二十二年度にも私質問をしております、法務委員会で。そのときに御答弁をいただいたんですけれども、当時の法務大臣に、これは民事行政審議会の答申の基準に基づいて進めているんだと、目標を達した後もその基準に当てはまっていれば統廃合していくんだとい...全文を見る
○森まさこ君 少し私の方で補足させていただきますと、この基準二つございまして、一つが登記件数が年間で一万五千件未満、そしてもう一つは、隣接登記所への所要時間がおおむね三十分以内ということで、それで私、二十二年に、ちょっと待ってください、須賀川は一万五千件未満になっていないじゃない...全文を見る
○森まさこ君 今、大臣が交通事情は三十分ちょっとぐらいじゃないかと言いましたけれども、須賀川出張所に入っている天栄村は郡山まで五十二分、石川町、役場があるところからですよ、一番端だったらもっとあるんですよ。天栄村五十二分、石川町一時間、玉川村は四十三分、平田村は五十五分、浅川町は...全文を見る
○森まさこ君 今、国家公安委員長が一生懸命やってきましたというような答弁をしていただいたわけですが、結果を見ますと、この九九八%という甚大な被害が生じているわけでございます。  そして、これは被害届があった、認知された件数だけであって、水面下の潜在的な犯罪はもっとあるということ...全文を見る
○森まさこ君 これは通告しておりませんでしたけれども、私が、ある方、これは高価なものを盗まれた方ですけれども、盗まれて届け出てから現場検証まで一年掛かっております。一年後に現場検証したって何も出てきませんよ。そういう状態ですから、そういったことを皆様方が漏れ聞いて、もう警察にも届...全文を見る
○森まさこ君 今の御答弁では、警戒区域内の方はとても安心することができないと思います。  これに対して、法務大臣に私、今日御質問したいと思いましたのは、実際に空き巣被害に遭ったその損害賠償、これは誰に対してすべきものだとお考えになりますか。
○森まさこ君 いや、そんなことはないと思いますよ、法務大臣。  通常、窃盗をされたら、民法上ですよ、その損害賠償請求は誰に対してするんですか。
○森まさこ君 そういうことなんですね。犯人に対して損害賠償を請求するしかないんです。でも犯人はほとんど今捕まっていない。そして、これほどの甚大な被害が出ています。  これ、そもそも先ほど三つの要件を私申し上げました。窃盗犯が出るための三つの要件を申し上げました。それは、そのうち...全文を見る
○森まさこ君 阪神大震災は自然災害なんです。しかし、今回のこれは原発事故であります。  この間、国会事故調で人災という言葉も使われました。そのように、事故の原因が自然災害ではないということと、もう一つは国の規制で避難をしているということ、そして国家公安委員長が一生懸命やっている...全文を見る
○森まさこ君 是非、縦割りではなく、このような複合的な問題については、法務大臣も、そして国家公安委員長も復興大臣の方に御提言をしていただいて、閣議で検討をしていただきたいというふうに思います。  つい最近、警戒区域内の財物の補償について経産大臣から発表がされました。なぜ経産大臣...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  昨日、決算委員会で法務大臣に質問させていただきましたが、引き続き本日もよろしくお願いいたします。  まず最初に、東京電力の刑事責任について御質問をしたいと思います。  東京電力の第一原発事故、昨年の三月の事故でございますが、こ...全文を見る
○森まさこ君 福島地検及び東京地検で告訴、告発受理していない、その判断を留保しているということですけれども、告訴、告発がなされたのにそれを受理しない理由は何ですか。
○森まさこ君 形式的な面で不備がございましたら、それは訂正して、例えば提出先が書いていないとか、そういうことでしたらば訂正をすればいいと思うんですけれども、基本的に告訴、告発がなされましたらそれを受理して、内容については捜査をしていけばいいのであって、こんなに長い間受理しないとい...全文を見る
○森まさこ君 事件の特定性というのは具体的に言うとどういうことですか。
○森まさこ君 掌握しかねることを答弁なさっていただきたくないと思うんですけれども、今、一般的なことで御質問しております。滝法務大臣、よろしいですか。  告訴、告発がなされたときに、形式面を審査してそれを受理するということでございました。今回のことと関係なく、一般的に事件の特定性...全文を見る
○森まさこ君 分かりません。今の御答弁では、聞いていらっしゃる国民の方が分からないと思います。説明をできない理由で受理をしていないのではないかと思われても仕方がないと思います。  どうあれ、形式面の是正をさせているということでありますから、昨年から出されているものが複数あるわけ...全文を見る
○森まさこ君 報道によりますと、検察幹部の一人が、受理をしない理由として、政府や国会の事故調査委員会による検証が続いているため、最終結果を待ち、捜査を進められるかどうか見極めると言っているとあります。政府も国会の事故調もその後報告書は出ましたけれども、この報告書が出ていないからと...全文を見る
○森まさこ君 それでは、大臣に、大臣の御見解をお伺いしますけれども、告訴、告発を受理しない理由が政府や国会の事故調査委員会による検証であると、だとしたら、それはおかしなことですね。いかがですか。
○森まさこ君 ありがとうございます。  今回の告訴・告発状の提出は、これまでの刑事告発と違って、告訴人全員が原発事故の発生当時県内に住んでいて、原発事故の被害を受けた当事者であります。先日、野田総理が大飯原発の再稼働を表明するなど、被害を受けた福島県民の民意について何も示されな...全文を見る
○森まさこ君 先日、私、予算委員会でも取り上げさせていただきましたけれども、アメリカ軍が原発事故直後に軍用機を飛ばして汚染状況の実測値を測っていた。日本国ではSPEEDIが予測値を出しておりまして、この予測値さえも住民に知らされなかったということについては、政府の事故調査委員会で...全文を見る
○森まさこ君 そのとおりです。平成十九年の末までに四百七十六か所に削減されましたから、当初の五百か所の目標は既に達成されております。  このように当初見込んでいた縮減規模が既に達成されたにもかかわらず、法務省は引き続き統廃合を強力に推し進めておりますけれども、その理由は何ですか...全文を見る
○森まさこ君 今大臣からお答えがあったことをまとめますと、当初の目標は達成されたけれども、当初定めた基準、これを満たすものについては更に整理統合をすべきであると、そういうお考えであるということですね。  目標を達成したけれども基準を満たすものを統合しなければいけない、その理由は...全文を見る
○森まさこ君 基準を満たすものについては目標が達成された後もやることが合理化に沿うのだ、予算を削減できるのだ、そういう御答弁でございました。しかし、基準を満たしていないものまで削減しようとしているのではないですか。  私、平成二十二年にもこの法務委員会で質問をしましたけれども、...全文を見る
○森まさこ君 大臣は、基準の片方だけを満たせばよい、そしてその所要時間は今ある登記所から移管する登記所までの所要時間であるとおっしゃいました。そのように当時の民事行政審議会の答申に書かれておりますか。
○森まさこ君 いずれにせよ、今回は基準を両方満たしておりませんし、審議会の基準に書かれていないものを法務省が、又は政府が行財政改革のその数値を上げるためだけに勝手に運用してきたという疑問を持たざるを得ません。  当時の民事行政審議会の基準が書かれている答申のその他の部分を読みま...全文を見る
○森まさこ君 御答弁不十分ですので補足をさせていただきますと、福島県の中通りは、地震の被害、地震による家屋倒壊、それから土地の境界のずれ、これが非常に甚大な場所でございます。ですから、今、登記業務というものが非常に大切になっている、そのニーズも高まっているところです。  福島県...全文を見る
○森まさこ君 大臣、もう一度お尋ねしますけれど、大臣は民主党政権になって何人目の法務大臣でいらっしゃいますか。
○森まさこ君 ずっと福島県と協議をしてきたと今おっしゃいましたけれども、それは役所の方に吹き込まれたことではないですか。私は、二十二年にこの話が持ち上がって、法務委員会でも質問させていただきました。そのときに基準を満たしていないじゃないかということを私が言ったらその後延期をされた...全文を見る
○森まさこ君 つまり、須賀川の市役所は全壊で今ないんです。ため池も決壊して津波と同じように人がお亡くなりになりました。津波と同じ状況の被害です。ところが、そういったところへの手当てが不十分なんです。復興交付金の手当てが全くされていない中で、法務局の統廃合だけが物すごいスピードで進...全文を見る
○森まさこ君 全く御理解いただいていないということが分かりました。  年末まで話を中断するって、年末まで話合いなんかできる状態でも何でもないんです。そして、年明けの新年会でですよ、新年会で、土地家屋調査士政治連盟の新年会、司法書士政治連盟の新年会で、それぞれ会長がこの法務局の統...全文を見る
○森まさこ君 では、大臣、今までずっとこの問題について大臣と私の考えは平行線です。昨日の決算委員会でも平行線でした。  そこで、一つ御提案をしますが、大臣、もう一度だけ地元の首長さんたちと、それから司法書士会の会長さん、土地家屋調査士会の会長さんと会っていただけませんか。そして...全文を見る
○森まさこ君 お約束をしていただけたものと信じたいと思います。  次の質問に移りたいと思います。残り時間少ないですけれども、法テラス出張所の設置についてお伺いをしたいと思います。  被災が起きまして、この法テラス、現在ある事務所以外の出張所を政府がつくってきたけれども、被災三...全文を見る
○森まさこ君 時間もあと一分ということなので、私の思いを述べさせていただいて終わりますけれども、やっていることが逆なんです。中通りの登記所を奪い、浜通りには法テラスつくらない。福島県の法テラスは、そもそもの法テラス事務所は福島と会津にあるんです。中通りと会津にあって、浜通りに元々...全文を見る
08月03日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いいたします。  東日本大震災、そして東京電力原子力発電所事故から既に一年四か月が経過いたしましたが、被災者を始め福島県民にはいまだに復興への道筋が見えず、時間だけが経過をしています。特に、原発事故の影響は大きく、県内外で...全文を見る
○森まさこ君 ありがとうございます。  国会のこの場で事実無根であるということをはっきり御答弁いただいたということで、福島県民はほっとしていると思います。中間貯蔵施設の設置と企業立地補助金の問題は全く別の問題で、それぞれが本当に重要な課題でございますので、しっかりとそれぞれ取り...全文を見る
○森まさこ君 うれしい悲鳴というお言葉が非常に違和感があります。保留にされた企業は切実な悲鳴を上げております。  経産大臣にお金の算段ができないのであれば、財務副大臣にお伺いします。一千億、何で出せないんですか。復興予算を六兆円も余して、一兆円を不用にしているんでしょう。その十...全文を見る
○森まさこ君 全く納得のできない両副大臣の答弁でございました。  他県の何倍付けているかというような声が聞こえてきますけれども、我が県は四十年廃炉を背負って生き抜いていかなければならないんです。私たちの、この福島県の人口はどんどん減っています。この度、政府が全国一律で緊急雇用対...全文を見る
○森まさこ君 委員長。
○森まさこ君 委員長、復興交付金について質問しています。質問について答えていただくようにお願いいたします。
○森まさこ君 関連じゃありません。復興交付金ですよ。
○森まさこ君 質問しておりません。
○森まさこ君 質問時間が少ないので。質問権の侵害です。
○森まさこ君 委員長。適切な議事運営をお願いいたします。
○森まさこ君 速記を止めてください。
○森まさこ君 質問時間が少ないので、質問したことにだけ簡潔に答えていただくように大臣にお願いします。  避難地域の境界線と補助制度適用の関係についてお伺いをいたします。  資料の二を御覧ください。三十キロで切られた避難地域、三十キロプラス一部飯舘村など後から指定された避難区域...全文を見る
○森まさこ君 あのときに、原発が爆発した翌日、南相馬市に私入りましたけれども、三十キロの線でタンクローリーが引き返したんじゃないんです。南相馬市の直前まで来ると、ガソリンがもう入らない、コンビニも開いてない、郵便物も届かない、そういう状況でございました。そのように同じ苦労をし、同...全文を見る
○森まさこ君 今大臣がおっしゃられたとおりなんです。福島県においては、特にこの復興住宅の問題は、あの原発地域の財物補償の問題ともリンクしているし、それから、いわゆる仮の町と言われている今後の、戻れるまでの間の仮のニュータウン、そういうものともリンクをしている中で、なかなか進まない...全文を見る
○森まさこ君 意向調査もしっかりしていただきたいんですが、迅速に、スピードアップということもお願いしたいと思います。意向をいつまでも聞いていますと、いろんな意向の方がいらっしゃってなかなか決まりませんので、そうしますと、みんなで一緒に決まらないということで不利益を被っていってしま...全文を見る
○森まさこ君 次に、財物補償、今のと関連して経産副大臣に聞きたいんですけれども、この地域の財物補償について、先日、経産大臣が記者会見をしたところですけれども、今まで文科省の紛争審査会で賠償基準が定められておりましたけれども、なぜ経産省がこの部分については決めたのかということをお伺...全文を見る
○森まさこ君 柳澤副大臣、とてもいいことをおっしゃっていただきました。東電任せにするのではなく、国が一歩前に踏み出して、この地域の被災者の生活再建考えてくださる。一年四か月前に言っていただきたかったなというふうに思います。  このことについて、今、柳澤副大臣がおっしゃったとおり...全文を見る
○森まさこ君 是非、経産省の方にこの財物補償、金額の見直しを重ねてお願いをいたします。  そして、このような特殊事情下に鑑みて、復興大臣、災害公営住宅、復興住宅の家賃が低額とはいえ有料になっておりますが、特別に無料にするというお考えはございませんか。
○森まさこ君 今日一番最後の質問に入っているいわゆる二重ローン救済法の執行状況ですけれども、これもここの問題とリンクしておりまして、双葉地方、警戒区域に掛かる部分の企業さん、中小企業の皆さんですけれども、二重ローン救済法もそうですし、あらゆる支援制度、補助金がなかなか適用されない...全文を見る
○森まさこ君 大臣から大変前向きな御答弁をいただいて力強い限りですけれども、四十七都道府県の中でただ一つだけ原発事故が起きておりますので、是非力強いリーダーシップで実現をしていただくように強くお願いをしたいと思います。  次に、賠償金への課税について質問をしたいと思います。原発...全文を見る
○森まさこ君 平時であればその理屈は通るんです。ところが、賠償金の場合は、普通の企業が企業活動、それから事業活動と同じように決まった時期に、また見込まれる時期に収入があるわけではないんです。東電とずうっと交渉していって、足下を見られたいろいろな意地悪をされて、オーケーと言ったとき...全文を見る
○森まさこ君 がっかりいたしました。  最近、民主党さんの方に陳情に行った病院関係者、事務員さんの女性の二名から、絶望的なメールをいただいているんですよ。せっかくわざわざこちらに来て本当に困った事情を訴えても、今みたいな通り一遍の答弁で、県と協力して様々な取組をしている。どんな...全文を見る
○森まさこ君 国立病院からの派遣は、南相馬市の看護師が何名ですか。
○森まさこ君 たった一名でやったなんて言わないでくださいよ。足りない、足りないって要望しているじゃないですか。たった一名から来ていないって、ずっと前から何回も言っているじゃないですか。数も言わないで、答弁で、国立病院からの派遣ですがやっております。私は、そのような不誠実な、無責任...全文を見る
○森まさこ君 では、終わります。
08月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  まず、東日本大震災に伴う裁判所の人的体制整備のことについてお伺いをしたいと思います。  本法案で裁判官の人数は増やすということでございますが、東日本大震災に対する人的な整備を今後どのようにしていくかということについて伺いたいと思...全文を見る
○森まさこ君 今、予測したほどは事件数が増えていないとおっしゃいました。それはなぜであるというふうにお考えでしょうか。被災地の法テラスでは法律相談が急増し、震災前の十倍を上回る地域もあると報道されております。法テラスや弁護士会との情報交換をするというふうに昨年御答弁いただきました...全文を見る
○森まさこ君 質問に答えていただけませんでした。私は、昨年御答弁をいただいたときに、法テラス、弁護士会と情報交換をするとおっしゃったので、その情報交換の中身について伺ったんですけれども、先ほどと同じような答弁で、結局、裁判所の、件数が増えていないというその事実だけを受け止めている...全文を見る
○森まさこ君 先ほどおっしゃられませんでしたけど、今質問しましたら、現時点で検討を始めているということです。  具体的にその検討の内容を教えていただきたいと思います。
○森まさこ君 優先的に配置をするということですので、是非よろしくお願いいたしたいと思います。  裁判官の資質、能力の向上についても問われ直されるようなこの大震災でございました。私が数度この委員会で指摘をさせていただきましたように、震災直後に、避難命令が出ていない地域から、福島県...全文を見る
○森まさこ君 是非、前向きにお取り組みをいただきたいと思います。  最後の質問に移らせていただきたいと思います。  法務大臣に御質問をしたいと思います。  七月三十一日の法務委員会で質問をさせていただきました法務局の統廃合のことについて、その質問の中で御答弁をいただいたこと...全文を見る
○森まさこ君 それでは困るんですね。  震災の前に確かに件数は少なかったかもしれませんけれども、震災で受けた傷は同じです。大都市の方だけ交付金が国から来て、はい、直してください、法務局も統合して大きくなりました。そこは立ち直れるかもしれないけれども、震災で打撃を被った田舎の方の...全文を見る
○森まさこ君 終わります。
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。よろしくお願いします。  冒頭、枝野大臣に、通告していないんですけれども、週末、福島県民にとって気になるニュースがありましたので、事実関係だけ御確認させていただきたいと思います。  第一原発の冷却水の注水量が低下をしたということが三...全文を見る
○森まさこ君 大臣、ありがとうございました。  原子炉の水量につきましては汚染水漏れなど何回もトラブルがありまして、現地では大変心配をしたりほっとしたりの繰り返しであります。また、最近、帰還区域が発表されたこともありまして、今回のニュースで、こんなところに帰還させるのかと、とて...全文を見る
○森まさこ君 その総合的な考え方が避難者に対して示されていないと思います。  それぞれ、財物補償は財物補償で示されておりますし、それ以外の賠償といっても、例えば所得に対する賠償であるとか、精神的損害に対する慰謝料というものであろうと思いますが、家、住宅というものに注目した場合、...全文を見る
○森まさこ君 迅速性ということを優先して、それぞれ個々の政策を示していただくことはやむを得ないと思います。ただ、それを一つ一つ実行していった結果、最終的にとんでもない状況になったと。結局、家族ばらばらで、財物補償もこれだけで、それ以外の総合的なプランも示されず、あるいは示されたと...全文を見る
○森まさこ君 ありがとうございます。  今一番足りないのは希望です。先が見えないものですから、人生の目標が立てられないでいるんです。私ども福島県民も決して無理な要求をしようと思っているわけではありませんが、全く先の見えない状況で心までも被災をしているような状況でございます。 ...全文を見る
○森まさこ君 そうですね、やり方が乱暴であるという意見が多い、私もそう思うということを申し上げておきます。  次の質問に移らせていただきます。  森林除染の話です。これについてですが、八月三日に私、復興特で質問をしました。結果、八月二十九日に環境回復検討会で地元のヒアリングを...全文を見る
○森まさこ君 細野大臣、では追加で質問しますけれども、今御答弁なさって、長期戦になりますが森林除染には取り組んでいきますと御答弁いただきました。それは、環境省の除染ガイドラインにその旨を追加すると、そういう意味でしょうか。そして、追加するとしたら、その時期は、環境回復検討会の中間...全文を見る
○森まさこ君 それでは、その中間取りまとめ、いつごろになる見通しでしょうか。
○森まさこ君 時間がないんですが、大事なところですのでもう一問この関係で質問したいんですが、一年半たって今ごろこの森林の除染やるのかやらないか、それも、これからまた中間報告いつ出るか分からないという状態なんですが、先日の復興特でも農水大臣と議論したんですけれども、農水大臣はこの必...全文を見る
○森まさこ君 それでは、次の質問ですけれども、復興予算の執行の遅れに対する措置要求決議への対応について平野大臣にお伺いします。  私は、先般の七月三十日の省庁別審査で、二十三年度の復興予算に多額の使い残しがあったという問題を指摘し、改善を求めました。特に、一兆円もの不用残があっ...全文を見る
○森まさこ君 先般、復興委員会でも私、全体のテーマとして御指摘させていただいたのがこの復興予算の使い残し。これは、一言で言えば、被災自治体の、特に基礎自治体である市町村が必要としている予算又は復興計画と、国の方が、政府が考えている復興計画とその予算又はその執行、それがミスマッチで...全文を見る
○森まさこ君 何か官僚が書いた優等生答弁を読んでいただいたんですけれど、私の質問は、その答弁を超えて、それで本当に十分なんですかということを、私、この週末も地元で聞いてきたんですけれども、原材料は砕石とか砂利とかですよね。これは今までずっと、原発、震災前ですよ、震災前は需要がどん...全文を見る
○森まさこ君 時間ですので終わります。
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○森まさこ君 自民党の森まさこでございます。  本日は、復興予算の流用問題という重要な問題でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  蓮舫議員から一言なかったのですが、本日のこの重要な質疑、冒頭、蓮舫議員、民主党筆頭理事ただ一人が遅刻してこられて開始時間が遅れました。衆...全文を見る
○森まさこ君 全く空虚に響きます。被災地は見捨てられたというふうに感じております。  自民党ではかねてより、この復旧復興予算における多額の繰越し、不用の問題や復興予算の執行の適正をこの委員会で、他の委員会でも取り上げてきました。私が質問してまいりました。覚えていらっしゃいますか...全文を見る
○森まさこ君 質問に答えておりませんが、答えられないんでしょう。この決算委員会の決議に対応した復興予算の使途について調査は行われていなかったというふうに受け止めたいと思います。マスコミに報道がされてから、いかがなものかと発言すること自体、非常に私たち被災地の感情を逆なでしておりま...全文を見る
○森まさこ君 うそつかないでくださいよ。福島県に直轄河川は存在します。河口が他県にあるだけじゃないですか。福島県の中流れているんですよ。福島市を始めとして、この河川整備、予算がなくて度々陳情をしております。復興交付金で手当てをされているというお話ですが、復興交付金は津波地域にほと...全文を見る
○森まさこ君 十三億円が被災地以外に、森林整備です、間伐などに使われているということです。  福島県は県土の七割以上が森林でございます。ここが大きな範囲が放射能で汚染をされました。森林業者はいまだに森林に立入りできない。そして、除染も一向に進まない中、住民が自力で除染をしますね...全文を見る
○森まさこ君 文科省の後ろに座っている人、大臣に教えてさしあげたらどうですか。これ、物すごいゆゆしき問題じゃないですか。もう六月から文科省には情報が入っているでしょう。そういうふうに書かれておりますよ。後ろの二人は知らない。大臣の後ろの二人は動いていません。夕方の五時二十一分に来...全文を見る
○森まさこ君 大臣は、この流用問題があって調査をなさっていないということです。(発言する者あり)復興予算の流用問題というふうに先ほど申し上げました。  文科省で復興予算が別のものに使われていないか、目的と違ったものがなされていないか。これは、報道でも出されているものがありますね...全文を見る
○森まさこ君 当初、十九兆のうちどのくらいを全国防災で使う御予定だったんですか。
○森まさこ君 本日私がお配りしている資料を御覧になりますと、最初の二枚でございますけれども、二十三年度の補正と二十四年度で合わせて約一兆になっております。しかし、資料一を見ますと、二十五年度の要求額も更にプラス一兆ということで、これでは当初予定していた額を大幅に超えてしまうと思う...全文を見る
○森まさこ君 やっとお待ちしておりました官房長官がおいでになったので早速質問をさせていただきたいんですけれども、官房長官、よろしいですか。  復興予算が被災地と関係ないもの、復興と関係ないものに使われているのではないかということで今質問をしております。それに対して民主党政権では...全文を見る
○森まさこ君 官房長官、私の質問を聞いていらっしゃらなかったんでしょうか。やはり行政刷新会議はやるということで、行政刷新会議が原因となって行われた今回の復興予算横流しについてまた行政刷新会議を行うと。自作自演、パフォーマンスの繰り返し、そんなものにはもう国民はだまされませんし、被...全文を見る
○森まさこ君 今、枝野大臣がくそもみそも一緒にした議論はやめていただきたいとおっしゃいましたけれども、私の質問を精査をしていただいて、後刻、適切な謝罪のお言葉をいただきたいと思います。  私は、質問の中で数字を示しただけでございます。この数字は、省庁に出していただいた数字でござ...全文を見る
○森まさこ君 福島県の方々が今の御発言をしっかりと聞いていたと思います。福島県の復旧復興が進んでいない、そして被災三県の中でも非常に遅れているという、そういう実感を得ております。  相双地区、双葉地区の事業者に二重ローンの救済法が適用されておりませんが、何も警戒地域に帰ってやり...全文を見る
○森まさこ君 それではお伺いしますけれども、政府は、まず予算を作るとき、そしてそれを執行するときにチェックをしないんですか。
○森まさこ君 政府が自ら作った予算、チェックできていなかったということ自体が自らの政権担当能力の不十分さを認めていることだと思いますが、朝日新聞の社説をお読みになったでしょうか。政府が今回の復興予算の流用問題について行政刷新会議でチェックをする、もう信頼できません、国会でチェック...全文を見る
○森まさこ君 法律に根拠がないのですからどういうことかと、私は首をかしげさせていただきますが。  先ほどの企業立地補助金で、経済産業大臣が前向きに検討をしているというお答えをいただきました。ところが、こういうことがあったんです。  福島県では、子供たちの医療費が今無料です。十...全文を見る
○森まさこ君 全く分からない御答弁でしたけれども。  この子供たちの医療費については、実は、私たち参議院の超党派の議員が、私が筆頭発議者で、子ども・被災者支援法というのを提出をいたしまして、全会一致で二十四年の六月に成立して公布されました。しかし、この法律に基づく施策を実施する...全文を見る
○森まさこ君 平野大臣、本当に一生懸命にしていただいているんですが、全く結果が出ませんので、本当に私たち被災地は残念に思っております。もっと結果を出していただきたい。被災地、被災者はそれを待ち望んでおります。  この子ども・被災者支援法について、環境大臣が御答弁なさると聞いてお...全文を見る
○森まさこ君 長浜大臣、環境大臣が替わりまして、福島県民、大変不安に思っておりますけれども、しっかりと引継ぎがなされているんですか。今、直轄地域の除染、なかなか進まず、私いつもそれ質問されるんです。  直轄地域、どことどこだか御存じですか。
○森まさこ君 おっしゃれないということで、覚えていらっしゃらないということで、いいです。  それが心配なんですよ。福島県は、環境大臣、というのは、除染が今全く進んでいないんです。これが、もうお母さんたちが、濃いところに子供もいて、自分たちの事情で避難したくても避難できない。また...全文を見る
○森まさこ君 今、福島県でもう本当にトップ記事になるぐらい有名な環境回復検討会議でございますけれども、ここで森林の除染が必要ないと言われたからもう大問題になっているんですよ。それを細野大臣がやると言って、その後、直後替わったからどのような引継ぎがされているかなと思ったけれども、今...全文を見る
○森まさこ君 答えていませんけど、森林の除染について前向きに進めていただけますか。
○森まさこ君 除染とおっしゃいましたけど、森林の除染とそれ以外のところの除染がありますからね、森林の除染についてあえてお伺いしたんです。そこが今まで物すごく問題だったんです、環境省対農水省で。それですからお伺いをしたわけなんです。きちっとそこのところを、どんなトラブルになってきた...全文を見る
○森まさこ君 違うと思いますね。まず執行する段階からきちっと目的どおり使えと、まずそこの部分を官房長官、言ってほしかった。そして、それが不十分だったことを謝ってほしかった。今日、各大臣から謝罪の言葉が一つもありません。復興予算が不適正に使われていた、目的外に使われていた。そうじゃ...全文を見る