森まさこ

もりまさこ

選挙区(福島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

森まさこの2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○森国務大臣 小泉議員、昨日、福島県に自民党青年局で来ていただいて、ありがとうございます。  ちょうど一年前の昨日でしたね。小泉議員が福島に来ていただいて、そして、今御紹介のあったリンゴ農家の阿部さんのリンゴの木を、小泉議員と私で一緒に高圧洗浄機で除染をしました。  福島県は...全文を見る
○森国務大臣 肩書について聞いていただいて、ありがとうございました。  これは総理の強い思い入れがございまして、女性活力を生かして経済成長と復興をなし遂げていこうということ、それから、子育てについても、少子化問題をもっと前向きに、若い方々に子育ての喜びを実感していただく、また子...全文を見る
○森国務大臣 大西健介委員からの御質問にお答えをいたします。  徳田元政務官の辞任に関する事情については、私は承知しておりません。また、週刊誌の記事に対する感想というものも申し上げる場ではないと思います。
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○森国務大臣 増子化というネーミングが適切であるかはさておき、人口減少社会の危機意識は重徳委員と共有していると思っております。  かく言う私も、小学生と中学生を抱えながら、子育て現役で、国会に迷惑はかからないだろうか、内閣に迷惑はかからないだろうか、小さくなりながら仕事をしてき...全文を見る
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(森まさこ君) 自殺対策担当大臣として御答弁申し上げます。  松浦委員のこれまでの自殺問題に対するお取組に深い敬意を表したいと思います。    〔委員長退席、理事小川敏夫君着席〕  尾辻元大臣が超党派の議員連盟をつくられまして、私も松浦委員とそちらの方でお顔を合わ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) もちろん前倒しをしてまいります。  委員におかれましては、民主党政権下におきまして、GKB47という、いわゆるアイドルグループの名前をもじった自殺キャンペーンを行おうということが行われましたときに、自殺対策といった重い課題においてこのようなことが適当で...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(森まさこ君) 少子化担当大臣の私に、就任時に総理から御指示がございました。幼児教育の無償化を財源の確保をしながら取り組むことという御指示がございました。これは、公明党の公約にも自民党の公約にも、そして自公の連立政権合意に盛り込まれた重要な課題でございます。  そのよ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 犯罪被害者担当大臣として答弁を申し上げます。  アルジェリア、グアムで悲惨な事件がございました。海外等で犯罪に巻き込まれ、全く落ち度がないうちに命を落とされるという悲惨な事件でございます。これは従前からある問題でございまして、私も長年取り組んでまいりま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 森ゆうこ委員のこれまでの子育て政策に対する御貢献に深い敬意を表したいと思います。  委員のおっしゃるとおり、財源が少なかったということが深刻な問題であると思っております。是非これからも委員には応援をいただいて、子育て施策の財源確保に共に進んでまいりたい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 担当大臣は復興大臣でございますが、私、筆頭発議者という立場と、それから子供担当大臣でございますので御答弁させていただきたいと思いますけれども、この法律は、谷岡委員が原案をお書きになった被災者支援法、それから私が原案を書いた子ども救済法、その他阿部知子衆議...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お答えをいたします。  私が一ミリシーベルトということを国会審議の中で言ったことはございません。議論の中で、福島県の子供が含まれるかという議論が国会でございました。これが何ミリシーベルトで切ってしまうと、福島県の子供が入らない場合が考えられるんです。で...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(森まさこ君) ありがとうございます。  安倍総理が復興にも経済成長にも女性の活力なしにはなし得ないという強い思いで、女性活力担当大臣という新しいネーミングをいただいたところですけれども、官邸で若者・女性活躍推進フォーラム、これを開催して、山本委員にも与党代表として御...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) TPP交渉参加反対の鉢巻きでございます。
○国務大臣(森まさこ君) はい、参加いたしました。
○国務大臣(森まさこ君) 農業は国の礎であります。そして、文化、伝統、地域と環境を守る多面的な機能がございます。最も大事なことは、国民の命につながる食を守ってまいりました。そして、私は食の安心、安全を守る担当大臣でございます。  自民党は、その意味で、聖域なき関税撤廃を前提とす...全文を見る
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(森まさこ君) 国会事故調の報告書は厳粛に受け止めなければならないと考えます。  原発事故が起き、我が福島県民は、住みかを奪われ、ふるさとを追われ、人生を狂わされました。いわれのない差別や目に見えない風評被害に今日も苦しんでいます。  昭和三十九年、私が生まれた年で...全文を見る
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(森まさこ君) 就任直後に消費者の理解増進チームを立ち上げました。風評被害の払拭のためには、徹底した検査と検査結果の表示、それとともに検査をしたことに対する消費者の信頼というものが大事です。両方とも必要だと思います。  検査について言えば、例えば毎日食べるお米、福島県...全文を見る
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○森国務大臣 小熊委員と同じ福島県でございまして、きのうは本当に、お互いに胸の詰まる一日だったと思います。  風評被害が非常に厳しい中で、安倍内閣になりまして、初めて、食品の風評被害の担当ということを仰せつかりました。これは大変大きなことだと思っております。  そして、就任直...全文を見る
○森国務大臣 お答えします。  まさに県外の方に数字の意味を理解してもらうことが大切だと心得ております。その意味で、先ほど御説明しました消費者理解増進チームにおきまして、各地で説明会を開催することとしております。また、今回のこの調査結果を踏まえまして、また、補正予算でつけました...全文を見る
○森国務大臣 お答えいたします。  小宮山委員御指摘のように、待機児童の問題も被災地の子育てにもかかわってまいりますものですから、政府におきまして、被災地子ども・子育て懇談会というものを設置いたしまして、御指摘のありました母子避難の問題でありますとか、さまざまな問題に取り組んで...全文を見る
○森国務大臣 この若者・女性フォーラム、精力的に開催しておりまして、既に一度開催したんですけれども、産業競争力……(小宮山委員「被災地」と呼ぶ)被災地子ども・子育て会議の方でございますでしょうか。  この会議は、今月中に、遅くても四月初めを目途に設置をしたいと思っておりまして、...全文を見る
○森国務大臣 総理から指示がありますのは、女性が活躍すれば、今、M字カーブの生産年齢人口のところが上がる、それから、家計の出費の主導権を握っている女性の意見で消費が増大をする。または、新しい発想によるイノベーションを促していくなどの経済成長にも影響が大きいのではないかということを...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○森国務大臣 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  女性の力の活用や社会参画の促進は不可欠です。安倍内閣では、女性が活躍をし、子供を産み育てやすい国をつくっていくことも使命であるとし...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○森国務大臣 青山委員の園長先生としての子育て支援のお取り組み、また今までの施策へのさまざまな御紹介をいただきまして、本当にありがとうございます。  少子化対策については、今御指摘のとおり、一・五七ショックから二十年余り、エンゼルプラン、子ども・子育て応援プラン、子どもと家族を...全文を見る
○森国務大臣 実は、少子化の主な要因、政府がこれまで分析をしておりましたが、総合的、全般的に対策を講じていかなければならないと思います。  人の人生のステージで申し上げますと、結婚、妊娠、出産、育児、そして教育というふうに、それぞれの場面で、今さまざまな壁がございます。結婚で申...全文を見る
○森国務大臣 ありがとうございます。  おっしゃるとおり、第一次安倍内閣において、子どもと家族を応援する日本重点戦略というのが立てられております。これによって、仕事で活躍している女性も、家庭に専念している女性も支援していくということが決められておりましたので、このたびの安倍内閣...全文を見る
○森国務大臣 この子ども・被災者支援法、私が一昨年の八月に書いてから、六十回以上の議論を積み重ね、そのうち十二回は民主党さんとも協議をさせていただいて、若手の女性議員を中心につくってまいりましたが、最終段階で、それぞれの党の幹部の方にお出ましいただけないかなといったときに荒井議員...全文を見る
○森国務大臣 初めに申し上げておきますが、子ども・被災者支援法の基本方針というのは、それぞれの施策ごとに決めていくものでございます。  今御質問の何ミリシーベルトというのは、恐らく子ども・被災者支援法の後半部分の、被災者の避難の権利のところの基準だと思います。子供たちの部分は、...全文を見る
○森国務大臣 女性に対するだけでなく、男性に対する暴力、つまり異性に対する暴力というのは、人権に対する著しい侵害でございますので、政府において、その根絶に向けて取り組んでいきたいと思っております。  政府の方の統計ですと、相談のうちの一%程度が、やはり男性の被害者からの相談も寄...全文を見る
○森国務大臣 子育て現役ママの杉田水脈委員の質問に、子育て現役大臣としてお答えをしたいと思います。  少子化問題の現状でございますけれども、今の合計特殊出生率が一・三九。そのままずっと続いたと仮定をいたしますと、五十年後には十五歳から六十歳までの生産年齢人口が五〇%に落ち込んで...全文を見る
○森国務大臣 合計特殊出生率が現在一・三九、これを頑張って二まで戻したといたしますと、そこから四十年後になってやっと人口の減少が下げどまり、一億を切るんですけれども、九千万人台で推移する、そこで下げどまるというふうに推計をされております。  ですので、私がまず目指しているのは、...全文を見る
○森国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  ひのえうまショック、または平成元年の一・五七ショック、このころから社会的に認識をされ、国、政府におきましても施策が講じられてきたところでございます。  一九七〇年代のことをおっしゃいましたが、ちょうどやはり核家族が広まってきたと...全文を見る
○森国務大臣 私も杉田委員と認識を共有しております。  フランスやスウェーデンにおきましては、今御指摘のような、事実婚を含む結婚に関する多様な制度があると承知しておりますけれども、家族政策については、社会的、文化的な違いを考慮せずにそのまま施策を導入すればよいというものではなく...全文を見る
○森国務大臣 杉田委員、私の所信表明の中で少子化問題についてはしっかりと言及をしております。  今読み上げますと、「少子化問題は深刻な状況にあり、待ったなしの課題です。待機児童の解消や地域の子育て支援など、結婚、妊娠、出産、育児の全てのステージで課題が山積しています。」などなど...全文を見る
○森国務大臣 幼児期は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な時期でございますので、この時期に質の高い幼児教育を保障することは極めて重要と考えておりますので、委員が御提案をしてくださった経緯も含めて感謝を申し上げます。  自公民の三党合意に基づく子ども・子育て三法が成立した折の...全文を見る
○森国務大臣 子供の政策につきまして、民主党政権下で子ども手当がございました。私、正直に、そのときには、子供に焦点を当ててくださったこと、大変評価をしておりました。  ただ、民主党の当時の公約に、金額が三十一万二千円、年額一人当たり三十一万二千円の子ども手当を支給しますというこ...全文を見る
○森国務大臣 文部科学省の試算の御指摘がございました。  平成二十一年の五月に、同省で、仮に、幼稚園、保育園を通じ、三歳から五歳の全ての子供にかかる入園料及び保育料の平均的な金額について無償化した場合という条件をつけて、国と地方公共団体合わせて約七千九百億円と推計をされておりま...全文を見る
○森国務大臣 高校の無償化と比較いたしまして、幼児教育の場合には、親御さんたちが年齢が若いわけでございますので、その所得も比較的低くなる、そういう事情もあると思います。  そのようなさまざまな事情を勘案しながら、この与党・政府連絡協議会の中でしっかりと議論をして、所得制限を設け...全文を見る
○森国務大臣 ゼロ歳から二歳児までの支援もあわせてしっかり行っていきたいと思いますが、三党合意でつくられました子ども・子育て三法に基づく新制度が二十七年度からスタートいたしますけれども、その新制度の詳細な内容を決める子ども・子育て会議が四月からスタートいたします。その中で、主にゼ...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○森国務大臣 少子化の要因ですね。  結婚、妊娠、出産、育児、それぞれのステージで、国民の希望が満たされずに、未婚化や晩婚化と、夫婦が持つ子供の数が減少している。実は、国民の皆様、未婚の方で結婚したいと希望している方が九割いらっしゃって、結婚してから持ちたい子供の数が二人以上に...全文を見る
03月19日第183回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(森まさこ君) 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  女性の力の活用や社会参画の促進は不可欠です。安倍内閣では、女性が活躍をし、子供を産み育てやすい国をつくっていくことも使...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(森まさこ君) 男女共同参画会議の下にあります女性に対する暴力に関する専門調査会で昨年の十一月より配偶者暴力対策のフォローアップを行い、関係省庁や地方公共団体の実施状況などについてヒアリングを実施しております。  中でも、保護命令について今後の議論に取り上げることとな...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 第一次安倍内閣におきまして、先ほどの安倍官房長官時代のお話をいただきましたが、その後の第一次安倍内閣におきまして少子化社会対策会議を、会長を総理として全閣僚で構成して決定をいたしました。そして、子どもと家族を応援する重点戦略というのを持ちまして様々な施策...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今回の家族の法制に関する世論調査の結果については、確かに年代別、国民それぞれの立場によって様々な意見があることが示されたものと受け止めております。若い世代の方が選択的夫婦別氏制度導入を容認する割合が高いという委員の御指摘についても、様々な立場からの意見の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 社会のあらゆる分野において、指導的地位に占める女性の割合を二〇二〇年までに少なくとも三〇%程度とする、この政府目標は、福田康夫元総理大臣が男女共同参画担当大臣をなさっていたときに設定した目標だと伺っております。この政府目標の達成に向けた取組を推進すること...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御質問は、法律等でクオータ制を義務付けることについて聞いていらっしゃるのかもしれませんが、クオータ制については様々な方法がございます。  法律等で定めることにつきましては、民主党政権下の専門部会、これは正式名称が男女共同参画会議基本問題・影響調査専門調...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御存じのように、二〇二〇年までに三〇%という目標を、大目標を定めて、それに基づいて各業界ごとの小目標と申しますか、それを定めております。それについて毎年度検証をしながら各界に要請をしているというところでございます。そして、今年要請に行くに当たって、私ども...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 児童ポルノは、児童の性的搾取、性的虐待の記録であり、児童の権利を踏みにじる断じて許し難い行為でございます。  この表現の自由との関係で、民主党と自民党の間にも議論がございました。当時、私が法務部会長で取りまとめました児童ポルノ禁止法案も提出しましたし、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 性犯罪、性暴力被害者というのは、なかなか相談に行きにくい、そういう状況にございますので、ワンストップ支援センターの設置というのは大変重要な問題だと思っております。地域の実情に応じて、被害者に対する継ぎ目ない支援を確保し、ワンストップ支援センターの設置を促...全文を見る
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○森国務大臣 食品の分野については、私からお答えをさせていただきます。  消費者庁におきましては、今御指摘のポスター、リーフレット、それから冊子も配っておりまして、この冊子が「食品と放射能Q&A」、大変わかりやすいと評判で、五万冊出ております。先日も福島県新地町から、これは子育...全文を見る
○森国務大臣 風評被害の原因は、放射能、特に私は食品の方ですけれども、放射能と食品の安全性に対する消費者の理解が進んでいないということが原因だと思います。  放射能の数値でいいますと、例えば、先ほど一ミリシーベルトというお話がございました。被災者・子ども支援法、二十回ぐらい会議...全文を見る
○森国務大臣 現在も、全国の食品の数値につきましては、政府の方で毎日発表をしております。厚生労働省のホームページに、各県ごとの、各品目ごとのベクレル表示がしてありますので、そこで相対評価をすることができるようになっております。  小熊委員の今の御指摘については、根本復興大臣の指...全文を見る
○森国務大臣 通告を受けておりませんけれども、県民の思いは重々承知しておりますので、深く受けとめたいと思います。
04月04日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○森国務大臣 消費者担当大臣として所信の一端を述べさせていただきます。  消費者が安心して暮らせる社会を実現し、泣き寝入りをなくす、このため、国において、各省庁の縦割りを是正するとともに、地域において、消費者の苦情や相談に対応する身近な窓口を思い切って充実していく、これが初代の...全文を見る
○森国務大臣 消費者安全法第十三条第四項に基づき、平成二十四年二月、六月、平成二十五年二月に国会に提出しました消費者事故等に関する情報の集約及び分析の取りまとめ結果の報告につきまして、御説明申し上げます。  消費者安全法では、消費者の安全の確保に資するよう、消費者事故等に関する...全文を見る
04月05日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(森まさこ君) 消費者担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  消費者が安心して暮らせる社会を実現し、トラブルに遭っても泣き寝入りせずに済むようにする、このため、国において各省庁の縦割りの弊害を是正するとともに、地域において消費者の苦情や相談に対応する身近な窓口を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者安全法第十三条第四項に基づき平成二十五年二月に国会に提出しました消費者事故等に関する情報の集約及び分析の取りまとめ結果の報告につきまして、御説明申し上げます。  消費者安全法では、消費者の安全の確保に資するよう、消費者事故等に関する情報を消費者庁...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○森国務大臣 お答えいたします。  数値目標を決めて女性の参画を引き上げていくということは、大変重要なことと考えております。二〇二〇・三〇については、福田康夫総理がその前の男女共同参画大臣のときに決められた目標ということで、その後、政権交代があっても、ずっとその目標に向かって国...全文を見る
04月11日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○森国務大臣 ありがとうございます。  消費者庁は、消費者と生産者のウイン・ウインの関係を構築する、これが設立の趣旨でございまして、消費者を害するような悪質な企業者は市場から撤退していただき、良質な生産者と良質な消費者で適正な市場を構成する、そういう立場に立っておりますので、鬼...全文を見る
○森国務大臣 よろしくお願いします。  私も弁護士出身で、消費者分野を二十年近くずっとやってきた立場から、この国に消費者庁という役所がないという、先進国と比較して、日本が消費者保護の分野で五十年近く先進国の中でおくれをとっているという現状から、参議院選挙に初めて立候補したときに...全文を見る
○森国務大臣 よい質問をいただいてありがとうございます。ちなみに、労働法制とはまた別でございますので、その点は付言させていただきます。  消費者保護というのは、先生、ちょっと質問の中で大企業とおっしゃいましたけれども、大企業から守るということではなくて、悪質業者から消費者を守る...全文を見る
○森国務大臣 消費者安全調査委員会、いわゆる消費者事故調は大変重要な任務を背負っております。  さまざまな省庁の中に事故調というものがあるんですけれども、そこで必ずしも消費者目線の調査が行われてこなかったということで、シンドラー・エレベーター事故でありますとかコンニャクゼリー事...全文を見る
○森国務大臣 郡委員は、消費者庁の政務官として御活躍しておられたこと、そして目指す方向が同じであるということで、大変尊敬を申し上げております。  御質問の予算の点でございますけれども、概算要求で非常に挑戦的な交付金ということを要求しておられたこと、大変評価をしております。  ...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のとおり、基金は、今回延長したとしても二十五年度までの時限措置となります。地方自治体において自主財源化に向けて中長期的に取り組んでいただきたいというメッセージを出しておりますし、重要だと思っております。各自治体において消費者行政が定着するまでは、地域の取り組み...全文を見る
○森国務大臣 消費者相談員というのは、継続して長年やることでスキルアップしてきて、深刻な相談にも対応できるし、また後任者を指導できるという面がございます。しかし、残念ながら、いまだに消費生活相談員の雇いどめ問題が指摘をされております。  消費生活相談員の処遇改善については、地方...全文を見る
○森国務大臣 情報や交渉力等において事業者との間に構造的格差のある消費者を支えるのは、消費生活相談の現場にいる消費生活相談員です。その水準の確保と質の向上は、消費者の権利尊重及び自立の支援のために不可欠です。  一方、現状では、消費生活相談員資格の法律における位置づけが不明確で...全文を見る
○森国務大臣 地方自治体の特別の任用制度ですか。御通告がなかったので、今初めて聞きましたけれども、検討の一つにしたいと思います。  問題は、この問題は本当に古くて新しい問題ですけれども、相談員の資格は、今、三つございます。それぞれの相談員の団体がまとまっていないというか、それぞ...全文を見る
○森国務大臣 風評被害は大変深刻でございます。そして、福島県を初めとした風評被害を受けている幾つもの自治体、また生産者の方々がおっしゃるのは、直後よりも、三年目に入った今の方がきつい、事後は応援ということもございましたけれども、だんだん風化が進むとともに、風評の方のダメージが非常...全文を見る
○森国務大臣 私は、食品の風評被害の担当でございます。これは、就任の当日に、総理の指示書ではっきりと、食品と放射能に関するコミュニケーションの強化を進め、風評被害の防止を図るべし、そういう指示をいただいているところで、これは閣内でも共通認識でございます。そのもとに、先ほどの増進チ...全文を見る
○森国務大臣 突然の御質問でございますが、受けております。
○森国務大臣 質問していただいて大変ありがたいんですが、このインタビュー記事が不正確でございます。  私は、これが出た後に、記者さんがこうやって録音をしていたので、その録音したものを起こしたものを持ってきてくださいと言ったんですが、それは、その上に別のインタビューを録音してしま...全文を見る
○森国務大臣 松原大臣の御活躍を私もテレビで見て、やはり、消費者庁ができて、消費者大臣がこのように消費者目線で発言してくださるということで、本当によかったなというふうなことで、松原元大臣の指導力を率直に評価しております。  あの当時、三十二年ぶりの家庭用電気料金の認可申請という...全文を見る
○森国務大臣 レバーは好きでございます。
○森国務大臣 レバーの生食の禁止は、あのユッケの事件で小学生の男の子が死亡したり、五人死亡しました。それがきっかけでレバーの生食の方も禁止をされた。これは食品衛生法に基づき、昨年六月二十五日に決定されている。厚生労働省が決めたことでございますけれども、理由は、厚生労働省の方が言っ...全文を見る
○森国務大臣 これは、通告をいただいて調べたところ、平成二十二年の十月七日に、焼き肉メニュー表示の適正化についてということで、消費者庁が、ロース以外の部位の肉をロースというふうに、何々ロースというような感じで表示をすると消費者が誤認をするということで、景品表示法に違反するというこ...全文を見る
○森国務大臣 前政権下のことではございますが、立法の時間が長いか短いかということを申し上げますと、なかなかその判断基準はないと思います。  今、上西委員が、高齢者の悪質な被害について熱く語るのを見ていて、私は本当に頼もしく感じました。  同じような被害が何十年間もずっとこの国...全文を見る
○森国務大臣 改正特商法を厳正に執行してまいりたいと思います。  虚偽の説明等、販売方法に問題があるなどのいわゆる悪質商法は、消費者被害に遭ってしまった方のうち約四割の方が、誰にも相談せず、被害が回復されないまま、いわゆる泣き寝入りの状態となっています。こうした状況を受けて、消...全文を見る
○森国務大臣 今いろいろな悪質商法の事例が紹介されて、懐かしいなと思ってしまう私が本当に悲しい。つまり、同じ被害がずっと続いているということですね。高齢者のお年寄りに優しい紳士風の方が行くというのは、豊田商事という事件を思い出しますけれども、世間的に有名な大事件でございました。 ...全文を見る
○森国務大臣 風評被害というのはいろいろ原因があるんですけれども、福島の原発事故に起因する風評被害というのは、原子力発電所の事故による放射能の汚染が原因ですから、何か病気がはやったとか、毒が盛られたとかいうことではなくて、やはり国の責任が非常に重大であると思っております。  そ...全文を見る
○森国務大臣 私は多重債務担当の課長補佐だったんですけれども、貸金業法というのができまして、貸金業規制法を改正して貸金業法にしたときのたった一人の担当課長補佐であったわけでございます。ですので、多重債務者がさまざまな点で、例えば税金、公共料金も家賃も滞納している、それが役所の縦割...全文を見る
○森国務大臣 おっしゃるとおりであると思います。まず数字を把握して、人に注目した救済ができるように検討をしてみたいと思います。
○森国務大臣 地方自治体のトップが消費者問題の深刻さについて認識をもっと深めていただくということは、大変重要であると思っております。従来から思っております。国から基金なり交付金なりを地方自治体に支援しても、それがなかなか有効に使われなかったり、雇いどめ等の現状がなかなか解決しない...全文を見る
○森国務大臣 委員の配付資料を見て、大きな金額の差があることを知りました。  金額はやはり同じであるべきと思いますが、システムの都合でこうなっているんでしょうか。きのういただいた通告で、まだ担当省庁の方にその原因を聞いておりませんけれども、やはり私は同じの方がよいと思います。
○森国務大臣 消費者にとってわかりにくいと思います。議員御指摘の点は、国外取引には消費税が課税されないため、役務提供を行うものの、事業者の所在が国内か国外かによって課税の有無に差が生じることによって生じることでございます。  なお、消費税の課税のあり方は税務当局にお尋ねをいただ...全文を見る
○森国務大臣 米穀等農産品の価格は、その産品の市場の状況で決まってくるので一概には申し上げられないとは思いますが、電気料金が上昇した場合、それが小売価格に反映されることも考えられると思います。  個別物資の価格動向は所管省庁において適切に監視されているものと考えておりますが、価...全文を見る
○森国務大臣 自由化の部門は、当庁とエネ庁との協議対象外になっておりますので、なかなか答弁は難しいのでありますが、委員の御指摘を踏まえて、消費者に与える影響等をさらに真剣に検討してまいりたいと思います。
○森国務大臣 TPPについては、我が国として、守るべきものは守り、攻めるものは攻めていく、国益にかなう最善の道を追求していくと総理が表明されたとおりだと考えております。  先ほどの、食の安心、安全の基準を守るといった、これは自民党のJ—ファイルの公約でございますけれども、消費者...全文を見る
○森国務大臣 私の所管分野ですと遺伝子組み換え食品の表示ルールのところなんですけれども、それについては議論の対象となっていないということは承知しております。  いずれにしても、TPP交渉に参加した場合について、消費者庁は、以前から申し上げておりますとおり、食品表示を含め、消費者...全文を見る
○森国務大臣 御質問ありがとうございます。  今回の予防接種法改正を受けて定期接種の対象となったこれらのワクチンに関する危害計数、消費者庁に寄せられているものですけれども、今現在、事故情報データバンクに、子宮頸がんワクチンで三件寄せられておりまして、危害内容は、体がだるい、全身...全文を見る
○森国務大臣 消費者庁の事故情報データバンクに寄せられたカラーコンタクトレンズによる危害件数は以下のとおりです。平成二十一年七件、二十二年度五件、二十三年度八件、二十四年度九件でございます。  主な危害内容としては、レンズの装着で目に痛みを感じた、角膜に炎症を起こした、目の中で...全文を見る
○森国務大臣 消費者教育推進会議、これを法律に基づいて設置するのが、私、初仕事でございまして、委員も一生懸命、任命をいたしました。この会議において、今まで救済という方におもしがあったんですけれども、いよいよ、予防、防止、啓発ということで、消費者教育について基本的な方針を、法に基づ...全文を見る
○森国務大臣 携帯電話やスマートフォンが普及しておりまして、委員御指摘の、携帯電話等による課金の生じるゲームなどに関するトラブルを防止することは、極めて大切なことであると思っております。  今御指摘なさったマトリックス、見たことがありますけれども、大変すばらしいと思いまして、そ...全文を見る
○森国務大臣 円安等による原材料等価格の上昇により、燃料価格それから小麦等の価格が値上がりをしております。これがやはり家計を直撃してまいりますので、安倍政権のもとで、中間層や低所得者層に経済成長の恩恵が早く浸透するように、賃金値上げ等も頑張っているところではございますが、消費者庁...全文を見る
04月11日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(森まさこ君) 御質問ありがとうございます。御指摘のとおり、今日は午前中衆議院の消費者特がございまして、午後参議院と、一日に二つやるのは初めてだということで、頑張ってやってまいりたいと思いますが。  御指摘のとおり、郡委員に御答弁をいたしました。今の御質問に対しても全...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 対象の範囲については国会審議を尊重していきたいとは思うんですけれども、私、就任のときから、やはりこの対象については双方向からいろいろな御意見をいただいています。もっとたくさん入れるべきという意見と、いやいや、入れ過ぎた、そもそもの貴金属の趣旨と違うんじゃ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、間違いございません。
○国務大臣(森まさこ君) はい、代表者は私でございます。
○国務大臣(森まさこ君) はい、間違いございません。
○国務大臣(森まさこ君) はい、田原さん、岩崎さん、田村さんです。
○国務大臣(森まさこ君) はい、存じております。
○国務大臣(森まさこ君) はい、間違いございません。
○国務大臣(森まさこ君) ございません。
○国務大臣(森まさこ君) 大変大きな金額の寄附をいただいたと思っておりますが、勧誘等いたしておりませんので、不自然に思いませんかという質問には、いいえと答えさせていただきます。
○国務大臣(森まさこ君) いえ、ございません。
○国務大臣(森まさこ君) いえ、一切ございません。
○国務大臣(森まさこ君) 平成十九年に当選してから今日まで、御指摘の平成二十一年以外に前の年の平成二十年に献金を受けております。
○国務大臣(森まさこ君) 今、金子先生がお持ちでないという趣旨ですか。
○国務大臣(森まさこ君) そうですか。
○国務大臣(森まさこ君) そうですか。分かりました。それはもちろんすぐお見せいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 私は現在消費者担当大臣でございますから、消費者の利益を最大限擁護し増進する、裏返せば、消費者の負担をできる限り軽減するように努めてまいる立場にございます。  委員の指摘は、消費者の利益や負担を測る際の一つの指標として生産者支持推定量、PSEも活用すべき...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 詳しく通告をいただいておりませんが、今委員の質問を聞いておりまして私が思いますには、やはり財政負担でするのか、それとも消費者からの直接負担なのか、そこのバランスなんだと思います。そのバランスをどうするかということと、小規模の農業者がやっぱり日本の中で中山...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 円安等による原材料等価格の上昇により燃料価格等が上昇すること、小麦等が値上がりしつつあること、御指摘のとおりでございます。経済政策について所管外でございますが、価格の急激な高騰は国民生活に与える影響が大きいものでございますから、関係省庁と連携をして努めて...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御存じだと思いますが、消費者庁というのは物価の価格について政策をつくるところではございませんで、消費者が消費者取引をするときに損害を被る、だまされたとか、製品に損害が、瑕疵があったとか、それから生命、身体に対する安全性で問題、今の製品もそうですけれど...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 農産物の流通を促進するようなことに予算を付けるなどの政策をすべきでないかというような御指摘を受けましたので、現在、総合調整機能の方は移管されておりませんけれども、委員の御指摘を踏まえまして検討をしてみたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 物価の安定ということに対してしっかりと目配りをしていきたいと思います。  公共料金等の政策については消費者庁として意見を言えるわけでございますので、引き続き物価の安定のための政策ということをしっかりと注視をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 大河原雅子委員と同期でして、大河原雅子委員が消費者問題を携わるNPOの方から出てこられて、私は消費者弁護士から出てきて、お互いに、自民党が与党のとき、そして民主党が与党のとき、そしてまた自民党・公明党政権になったわけでございますが、その中でずっと消費者問...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、所信はもちろん私が書きました。  消費者の権利、当然のことでございます。三月十五日には、世界消費者権利デーがありましたけれども、このときにも私が自分で書きまして、消費者の権利を実現し、消費者の自立を支援するために消費者行政に全力を尽くすということ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) どんな権利をどのように守っていくかというのは、今お答えをしたわけでございますけれども、例えば、今一番から五番まで挙げました。ケネディのときは四つの権利でございましたが、私、五つにいたしましたけれども、消費者の安全を確保することということは消費者の取引法の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) いや、具体的に何をしていかれるのかという御質問だったのでそのお答えしているのでございますけれども、質問の趣旨に沿っていないようであれば、もう一回御質問していただければと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 消費者の権利を侵害されている事例というと、たくさん、たくさんたくさんございます。  例えば、私がさっき五つ述べたのはケネディのあの権利をかみ砕いたものでございますけれども、消費者が安全であるということで申し上げれば、先般、事故調、いわゆる事故調、消費者...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 就任当日に総理からの指示書で、食品と放射能に関するコミュニケーションの強化を進め、風評被害の防止を図ることというふうに具体的に指示されたことに基づいて、食品に関する風評被害の担当を消費者担当大臣と明確化をしていただいたことは大変有意義なことであると思って...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品と放射能の安全性に関することですから、まずは基準値がどこにあるか。福島県を始めとする被災地においてはこの基準値に大変敏感なんでございますが、実は基準値自体を御存じない遠隔地の消費地もございます。  基準値をまず理解していただく、そして基準値の持つ意...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 風評被害とは、安全なもの、消費者に被害を与えないものであるのに、消費者が安全ではない又は被害を被るというふうに思って商品を買わない等の事実であるというふうに認識しております。
○国務大臣(森まさこ君) 今、大河原委員がおっしゃったとおり、間違った情報、曖昧な情報、またもう一つ付け加えるならば、政府が発表している数値に対する不信感、そういったものを基に消費者が選択をしているということだと思います。  ですので、正しい情報を伝える。先ほど私が冒頭申し上げ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御質問は、現状の基準についての評価ということだと思いますが、基準は厚生労働省が定めております。基準を定めたときには前政権でございましたけれども、私は政府が定めた基準というものをしっかりと国民に認識をしていただくということで進めてまいりたいと思っています。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今委員おっしゃったとおり、選択をするためにまず知るという情報提供、そして選択をする機会、そしてその情報の意味を理解するための消費者教育というものを併せて行っていくために、今、実態把握を進めておりますので、一月から実態を把握をしてきて、四月に施策を取りまと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、国会に提出している食品表示法案の条文の文言のお話の質問でしょうか。  ここには、基本理念の中に、消費者の権利を尊重するとともに、消費者の自立を支援するということが書かれております。第三条に書かれております。消費者の権利であるということを緩めたという...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) TPPに関しては、当時、民主党政権下でのTPPの参加表明について、聖域を全く認めない形での参加表明は反対するという立場でございました。現在、我が国は安倍総理がTPP交渉への参加に向け調整を行っているところではございますが、私は、国民の食品の安心、安全、そ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) まさに私も現場から来て、大河原委員も現場から来て、現場の意見を国に届けたいなという思いで来ましたけれども、今は行政の立場に来まして現場の意見を毎日聞くということがなかなか難しく、弁護士のときは毎日毎日被害者と相対していたわけですから、そのときと同じような...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) そうですね、おっしゃるとおり、消費者大臣が十一人ということで、平均四か月、ちょうど私がその期間に当たりますので、今交代ということだと、自分がやりたい施策、チームをつくって今調査をしていることも実現できない、自分が予算を組んで要求することもできない、その予...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国民生活センターは、四十年以上にわたり、消費者行政の推進に当たって極めて重要な役割を果たしてきました。今後、同センターについては、その機能を更に充実強化させていくことが必要です。  民主党政権の三年半の間に国民生活センターの在り方について様々な検討がさ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 現在、有識者会議を開いておりまして、私が最初から最後まで参加をして議論をしているんでございますけれども、国へ移行した場合、国民生活センターが持つ現場の情報を政策に直結させるというこのすばらしい機能が、これが薄まるんではないかというような危惧がございます。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 大臣就任直後に、消費者庁内に食品と放射能に関する消費者理解増進チームを設置しまして、消費者庁、大変人員が少ないものでございますから、全員が兼務で頑張ってくれまして、一月に設置して、三月十一日に絶対出そう、三・一一の日にということで、二年後、事故後二年後の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 復興庁の根本大臣のところでパッケージが発表されました。これは私が実は提案したものでございます。一月に、就任直後にすぐ増進チームをつくりまして全国調査を実施していたんですが、私の担当は実は食品の風評被害のところだけでございまして、風評被害は観光の面もござい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今のところ何の予定も立っておりません。  済みません、先ほどの答弁を修正させていただきますが、復興対策本部と言ってしまいましたが、復興推進会議でございますので、訂正させていただきます。
○国務大臣(森まさこ君) 自公政権時代に麻生総理に地方消費者行政活性化基金を造成していただきました。公明党さんのもう多大な御協力をいただいて、ないものからつくるというのは本当に大きなエネルギーが要ったわけでございますが、当時の野田聖子大臣、大変頑張られてつくり上げました。この基金...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 弁護士時代に生活相談員さんの使うマニュアルを作ったりしておりましたけれども、そこで相談員さんと意見交換させていただいておりますと、その当時から今現在に至るまでやっぱり悩みはずっと一緒でして、どんなに勉強して、そしてどんなに相談を聞いてそれを業者の方にぶつ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、ちょっと一つ前の研修でございますけれども、大事でございまして、研修、いろんな方法、e―ラーニングもいいんですけど、やっぱり宿泊して、一晩語り合う中で経験のある方からいろんな話を聞いたりとか各地のネットワークができて、その後のネットワークにつながるんで...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国民生活センターは四十年以上にわたり消費者行政の推進に当たって極めて重要な役割を果たしてきたのは、先ほどの別の委員の質問に答えたところでございます。特に、消費者行政における中核的な実施機関として、センター・オブ・センターと私ども言ってまいりましたが、地方...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 川田委員と一緒に子ども・被災者支援法、作りました。本当にありがとうございます。  当時、子育て中のお父さん、お母さんの意見を聞いてくれる場がないということで、私たちが、議員が集まってお母さんたちの意見を聞き、この法律をまとめました。そのときに、どの範囲...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 復興庁が取りまとめた原子力災害による風評被害を含む影響への対策パッケージは、私が一月二十九日の官邸における復興推進会議において提案をいたしまして、根本大臣がそれを受けて三月二十一日に原子力災害による風評被害を含む影響への対策タスクフォースを開催いただき、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品の全量検査という御提案を確かに当時みんなの党さんからいただきました。それが理想であると私も思います。ただ、現実に全量検査をすることが非常に難しいですし、米などのように袋の上からピッと測って分かるならいいんですけれども、現在それ以外の農作物は全部細かく...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 大門委員も同じように厳しく追及していた記憶がありますが、マルチ商法問題。  実は、このマルチ商法問題、大門委員がおっしゃったとおり、被害者が加害者になるので自分から申告できなくなってしまうという点が一番表に出にくい、そして最後は自殺等の、命を落とすまで...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) マルチ商法に関する消費者相談は、現状、平成十七年度二万一千七百件あったものが、平成二十四年度で九千四百四十二件ということで、表に出ておる相談件数は大分減っております。  大門委員の御指摘を踏まえて、このような啓発パンフレット、チラシを作っております。「...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私、今答弁で、調べるために人を増やしますと言ったつもりでございます。大門委員と認識を共有しておるということをしっかり申し上げたいと思います。その上で、国民生活センターに保有している情報をしっかりこれは提供を受けたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 多重債務問題、一緒に取り組ませていただき、金融庁で、貸金業法改正の当初、ただ一人の課長補佐でございましたけど、それこそ多方面に働きかけて、だんだんと人員を増やし、仲間を増やし、実現をしたことを今思い出しました。消費者庁をつくったときも同じでございます。ま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私は、先ほど申し上げたことに尽きるんですけれども、消費者保護の立場から、この見直しのときにも、消費者に悪影響が生じない形で、消費者を守るという立場で全力を傾注してまいりたいと思っております。そのためにも、自殺数のことを申し上げましたけれども、貸金業法改正...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) その超党派議連の内容をちょっと存じ上げないのですが、一般的にカジノについては、ギャンブル依存症や多重債務に陥った方への対策や、治安とか青少年への影響といった負の側面ということをしっかりと認識、検討していく必要があると思います。
○国務大臣(森まさこ君) これまで、政府における事故を調査する仕組みはあっても、消費者の生命、身体に対する事故の原因を科学的に究明し、有効な再発防止につなげる仕組みは不十分でありました。その中で、例えば皆様御存じのシンドラー社エレベーター事故でありますとか、パロマガス瞬間湯沸器事...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 谷委員のいろいろな思いを伺いました。  現在は二十四名の有識者が任命をされているところでございますが、私が大臣になったときにまだ専門委員は任命されておりませんでしたので、そこからスタートして任命をして急いできたところでございます。また、どの案件を調査す...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 運用体制という御質問の趣旨が必ずしも分かりかねたので、もう少し質問していただけますか。
○国務大臣(森まさこ君) 消費者教育の推進に関する法律第九条において、政府は消費者教育の推進に関する基本的な方針を定めることとされており、その基本方針の案を文部科学大臣とともに作成することとされております。現在、その策定に向かって会議でやっているわけでございますが、具体的に申し上...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者庁に聞いても文部科学省に聞いても一貫した答えがそこで返ってくるということですね。先ほどの川田委員の復興政策でも同じことでございます。そうしたことを目指して、省庁間の連携を更に深めてまいりたいと思います。
04月12日第183回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(森まさこ君) 本法案において、具体的に規制の対象となる表示及び消費税の転嫁を阻害する表示を規制することの意義についてお尋ねがありました。  まず、本法案第八条の規制対象となる具体的な表示としては、消費税は転嫁しませんなどの、取引の相手に消費税を転嫁していない旨の表示...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特措法において禁止される表示の内容について、小売店の創意工夫による自由な宣伝行為を過度に阻害しないよう、ガイドライン等において明確かつ具体的に示すべきとのお尋ねがありました。  具体的にどのような表示を禁止するかということについては、消費税の転嫁を阻害...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 広告、宣伝の禁止はむしろ消費者の利益に反するのではないかとのお尋ねがありました。  消費税は、最終的に消費者が負担するという仕組みをとっている税であり、一般消費者が消費税の負担者ではない旨を示す表示は、それ自体が事実と異なる表示です。  かかる表示が...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○森国務大臣 御質問ありがとうございます。  人口減少の推計値は、前田委員御紹介のとおりなんですが、実は、それに加えて、人口の中の年齢別の構成比が、高齢者の割合がどんどん上がっていくということもプラスされます。例えば、二〇五五年には、現在の子供の数の半分になってしまうという推計...全文を見る
○森国務大臣 ありがとうございます。  実は、私、少子化対策大臣になりまして、今までの政府の政策を全て棚卸しをして、マトリックスをつくってみたんです。  なぜなら、第一次安倍内閣のときに、少子化対策基本法に基づいて、少子化社会対策会議、これは、官邸で、総理が会長で、全ての閣僚...全文を見る
○森国務大臣 人口規模等について具体的な構想やビジョンを打ち出すことは重要だと思っておりますので、委員と思いを同じくしております。  先般も、菅官房長官が、やはり具体的数値を持ってこの少子化という国家的な危機に立ち向かっていきたいという御意思を表明されたところでございます。これ...全文を見る
○森国務大臣 大変前向きな御提案をありがとうございます。  私は、少子化危機突破タスクフォースに、今までにない、初めての委員を一人入れたのでございます。これは人口学の先生です。今まで、人口学の学者が少子化対策の会議に入ったことはございません。人口学の観点から、冷静に、客観的に、...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○森国務大臣 お答えいたします。  処分情報の公表とウエブサイトへの掲載は、消費者にとって、類似被害の未然防止、拡大防止や、みずからが受けた被害の救済に資するものです。また、事業者にとっても、適法な事業活動を行っていく上で参考になるものです。  これらの情報のウエブサイトへの...全文を見る
○森国務大臣 お答え申し上げます。  賃貸住宅の経営に関して、入居者への転貸借を前提に事業者がオーナーから建物を一括借り上げするいわゆるサブリース契約については、一般論として申し上げれば、事業者間の契約というふうになります。  しかしながら、この一括借り上げ、サブリースの問題...全文を見る
○森国務大臣 個別の事案にはお答えできないんですが、一般的に申し上げますと、そういったサブリース契約をする際の当初の契約内容の説明に相手を欺罔するような行為があったり、また、相手の錯誤に乗じて契約をさせるということがあった場合には、民法上、詐欺による取り消し、または錯誤による無効...全文を見る
○森国務大臣 おっしゃることは理解はできるんですけれども、情報、知識、交渉力で弱い消費者を業者から保護、救済する、または、そういった消費者を教育して自立した消費者にしていく、これが消費者庁の役割でございますけれども、それは消費者という切り口で言っているのであって、前段の部分の、情...全文を見る
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(森まさこ君) 森まさこでございます。  私、第一子産んで、ゼロ歳の子供と私二人で留学をしたんですけれども、そのときに、世界各国から来た女性弁護士たちと机を並べましたが、痛感したのは、皆さん、自分の国のこと、歴史、地理、しっかりと話せるんですね。ですから、やはりまず国...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 山東議員が食育問題に長年熱心にお取り組みになり、食育基本法の制定を始めとして御貢献、中心的な役割を果たされてこられたことに心から敬意を表したいと思います。  長野県の取組でございますが、長寿日本一ですけれども、実は昭和四十年には脳卒中の死亡率が全国でワ...全文を見る
04月24日第183回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○森国務大臣 青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  日本の将来を担う青少年は、国の一番の宝です。青少年が、健やかに成長し、将来の結婚や家庭に夢を持ち、そして円滑な社会生活と幸せな家庭生活を営むことができるよう、環境を整備し、支援することは、...全文を見る
04月25日第183回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○森国務大臣 柚木委員の自殺問題へのお取り組み、評価をいたします。  若年者の自殺死亡率が減少しておりませんで、全体が下がっている中で、この問題は看過できないなと思っております。  自殺問題というのは、民主党政権時代に柚木委員を中心としてお取り組みをいただきましたが、実はその...全文を見る
○森国務大臣 三年の育休というのは、丸々三年間とるということではなくて、三年間、希望する方は、育児休業または時間短縮勤務などの多様な働き方をして、ゆっくり職場に復帰していく、ゆっくりお子さんから離れていくということも可能になるようにということで、誤解のないようにお願いしたいと思い...全文を見る
○森国務大臣 内閣府の大臣というのは、各省庁の役割に横串を通して、しっかりそれぞれの省庁の施策を実現させていくというところにあります。  横串を通すときの目線がいろいろありまして、少子化とか女性とか男女共同参画とかあるんですが、青少年育成という目線でもしっかり横串を通して各省庁...全文を見る
○森国務大臣 委員のおっしゃるとおり、青少年の健全育成という観点からは、子どもたちが、法や司法によってみずからの権利、自由が守られて、そして他者の権利、自由をひとしく尊重するという理念を体得することは大切なことだと思っておりますので、法やその基礎になっている価値を理解し、法的な考...全文を見る
○森国務大臣 私、青少年担当大臣でもありますが、あわせて犯罪被害者問題の担当大臣でもございます。犯罪被害者問題は弁護士時代から取り組んできたテーマでもございまして、成人において裁判に参加できることになったことは大変大きな一歩でございます。  少年事件につきましては、私が弁護士時...全文を見る
○森国務大臣 御質問の、法律という御趣旨が何法なのか、ちょっとわかりかねたんですけれども、性犯罪の被害から子どもを守るため、内閣府では、児童ポルノを根絶するための総合対策をまず行っております。  児童ポルノ禁止法案については、私が、自民党野党時代の影の法務大臣時代に、児童ポルノ...全文を見る
○森国務大臣 少子化対策については、同じ考えでございます。  先日、予算委員会で、自民党の前田委員に御答弁申し上げましたけれども、人口減少というところに着目して、育児支援という側面とはまた別のところに政策を打っていかないと効果が出ないと思っております。その中で、若者が安心して結...全文を見る
○森国務大臣 福島県はすばらしいスキー場がたくさんあります。ありがとうございます。  国立磐梯青年の家、猪苗代町にございます。集団宿泊体験などもやっておりますが、こういった教育旅行が今、風評被害で落ち込んでおりまして、放射線量が、この国会が大体〇・〇九ぐらい、それよりももっと低...全文を見る
○森国務大臣 政府では、国会における議論の推移も見守りつつ、内閣官房副長官を長とする年齢条項の見直しに関する検討委員会において、二十歳以上などの規定を有する関係法令について年齢条項見直しの検討を進めるとともに、消費者保護など、成年年齢の引き下げに向けた環境整備のための施策を積極的...全文を見る
○森国務大臣 発達障害につきましては、野党時代ですけれども、昨年の十二月二日に日本発達障害ネットワーク、JDDネットの第八次全国大会が行われまして、私、自民党代表で参加をさせていただきました。発達障害、脳機能の障害なんですが、言葉は大分広まってきたんですけれども、やはり周囲の無理...全文を見る
○森国務大臣 子どもの貧困、大変深刻な問題であると考えております。OECD諸国の中で、大人を含めた全体の貧困率は、日本は二十七位なんですけれども、子どもの貧困率は十九位なんですね。つまり、子どもの貧困率の方がとても高いということで、看過できない現状だと思っております。  総理も...全文を見る
○森国務大臣 子ども手当は、控除から手当へという考え方に沿って行われまして、民主党政権のもとで、今委員御指摘のような制度設計のもと、扶養控除の廃止により、結果的に手取り額が減少する世帯も生じたと承知しております。  私は、先ほどの自殺問題について、二度の政権交代を経てもずっと継...全文を見る
○森国務大臣 自由民主党初め各党において議員立法として子どもの貧困対策法案を検討しているということは伺っております。貧困の連鎖を断つために政治として何をすべきかということは、当然に考えていかなければならない課題であると思います。  御指摘の数値目標については、いろいろな御意見が...全文を見る
○森国務大臣 私自身も、中学を出てから、学費も食費も生活費も自分で稼いできましたので、本当に、体もぼろぼろになり、アルバイトとの両立も大変な思いをしておりました。  そのときに、私は大学の寮に入っておりましたので、寮に入っている同級生たちはやはり皆さん、一人親家庭の方や、それか...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、いじめ問題については、学校だけでなく、関係機関が緊密に連携して、子ども一人一人に対するきめ細かな支援を行うことが必要であります。  内閣府では、スクールカウンセラーや人権擁護機関の職員を初めとした連絡会議を開催しております。この青少年相談機関連...全文を見る
○森国務大臣 まさに、横串を通している私の方で、それぞれの機関の役割を認識しながら、一番大切なことは、子どもにとってよりよい結果が出るようにしていくことでございますので、御指摘のようなスクールカウンセラーさんの置かれた立場、環境を踏まえまして、人権擁護機関がしっかりとその機能を果...全文を見る
○森国務大臣 宮川委員の教師としての御経験に基づくお訴え、大変心に響きました。  子どもたちの幸せな人生を私たち大人がつくっていかなければならないと思っております。その中で、委員が御指摘のとおり、理想を現実に近づけるために、現状をしっかり的確に把握しなければならない、子どもたち...全文を見る
○森国務大臣 初めに、先ほど宮本委員と言い間違えて、申しわけございませんでした。宮川委員というふうに訂正をさせていただきます。  次世代を担う青少年を育成することは、我が国の将来にかかわることで、大切な重要課題であり、御指摘のように、社会全体の状況と密接に関連している問題でござ...全文を見る
○森国務大臣 私、常々いろいろな場所で申し上げているんですが、私も被災地福島県でございますけれども、子どもたち、大変強いです。元気いっぱいです。私たち大人の方が勇気をいただいているような感じがいたします。  危機的な状況に対面した、そういう経験をした人間というのは大変その後伸び...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(森まさこ君) 昨年の参議院の決算委員会では何度も質問をしておりますが、森林の件でということでしょうか。ちょっと御質問が分かりかねますが。
○国務大臣(森まさこ君) 御質問は、昨年の参議院の決算委員会での質問を覚えていらっしゃるでしょうかという質問でしたので。復興予算の流用でございましたら覚えております。
○国務大臣(森まさこ君) お答えいたします。  十三億円が被災地以外に、森林整備です、間伐などに使われているということです、福島県は県土の七割以上が森林でございますということで質問をさせていただきました。
○国務大臣(森まさこ君) 復興予算はまず被災地から使っていただきたいという考えに変わりはありません。
○国務大臣(森まさこ君) 民主党政権下で作られたこの予算が基金化され、そして執行された結果、そのような予算の使われ方になっているということ、私は大変残念に思います。  安倍政権になり、混乱を回避するために激変緩和を考慮しながら、復興地に、被災地に予算が優先して使われるように様々...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 蓮舫さんも大臣であられた野田内閣において作られた予算ではありますけれども、その執行によって被災地以外のところに大量に復興予算が使われたことによって、私ども福島県を始め被災地の人間は、その財源が使われたということだけではなくて、非常に心を傷つけられました。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) それをすぐ、今担当大臣ではございませんけれども、すぐ執行を停止するということによる影響も考慮しながら、安倍内閣において、補正予算そして当初予算によって福島を始めとした被災地に予算を執行できるように努めております。
○国務大臣(森まさこ君) 蓮舫大臣、今は森林整備の質問をされていたと思いますけれども、突然パチンコのことについての質問になりましたけれども、それは所管の大臣が適切に判断をしていくものだと思っております。被災地のために安倍内閣というのは仕事をしております。百の言葉よりも一つの結果を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 蓮舫議員も御存じのとおり、公設秘書から任意に寄附を受けることは合法でございます。  今まで秘書給与のことで問題になったのは、合法に寄附を受けているのに収支報告書に記載しない不記載が問題になっておりましたが、私は当選以来、有権者の皆様にお約束をしておりま...全文を見る
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(森まさこ君) 少子化問題、大変に危機でございまして、国立の人口研究所の白書によりますと、三〇〇〇年には日本の人口がゼロになるというショッキングな統計が出されております。  そこで、私、少子化大臣をお預かりをして、今まで政府が立ててきた政策を全部マトリックスにしてみた...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(森まさこ君) 食は命に直結する問題でございます。御指摘のとおり、食料を無駄に食べ残すということがないように、消費者にも訴えてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 待機児童については平成二十一年に二万五千人を超えてから、過去三年間二万五千人を超える状態が続いてまいりました。平成二十四年四月一日でようやく二万五千人を割ったものの、まだ二万人を超える待機児童がいるという、依然として深刻な状況でございます。  そこで、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) おっしゃるとおりでございまして、待機児童の解消の問題は、保育所の数とそれから保育士さんの数を増やしていけばそれで解消するという問題ではないと思います。なぜ待機児童が増えているのか、その根本的な原因を分析し、それに対応する施策を打つことが大切だというふうに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お母さん方は、安全基準の面からも、また経済的な負担の面からも、認可保育園に入りたいという希望が多いわけでございます。そのために、保育士の数を満たさない無認可の保育園から認可に移転することができますように、今保育園で働いていて保育士の資格を持っていない方々...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、待機児童の解消のお話がございましたけれども、そのようにして待機児童の解消にしっかり取り組むと同時に、子ども・子育て新制度の法案ができたときに附帯決議で盛り込まれました幼児教育の無償化、これの実現のために、政府側の私、下村大臣、田村大臣と与党の関係者に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 望めば三年間の間いつでもということで、絶対三年間取ることということではないことを誤解をないように申し上げておきますけれども、三年間の間、望む期間育休が取れるように、そしてその後、必ず会社に復帰できるようにという申入れをしたことについては評価をしております...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 現実的に進ませなければいけないと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 比率を正確に申し上げますと、男性の育児休暇取得率が二・六三%、女性の育児休暇取得率は八七・八%です。
○国務大臣(森まさこ君) 資料要求が……
○国務大臣(森まさこ君) 平均育休期間ということでしてあるんでしょうか。私の方には上がっておりませんでした。(発言する者あり)
○国務大臣(森まさこ君) では、平均という資料が今ございませんけれども、実際に取っているので一番多い割合が三一・〇%の方が一年から一年半未満ということでグラフがあります。
○国務大臣(森まさこ君) 今現在一年ほどということはもちろん認識をしておりますけれども、正確に答えるために今資料を探しておりました。  今現在三年間取っているというようなことはないことはもちろん承知の上でございます。しかし、今現在取っている方は、お仕事をなさりながら育休を取って...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 経済的な理由、それから保育園に預ける、その保育園の空きの理由、様々な理由がございます。  安倍総理が、安倍政権が望めば三年までということを経済界に要請したのは、それと同時に若者の正規雇用の確保を若者・女性活躍推進フォーラムで進めて、そして、今おっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 蓮舫議員のおっしゃること、もっともな点が多くあると思います。それが今まで実現されなかったことが問題であると思います。  今おっしゃった子ども・子育て新制度、民主党政権のときに自民党も合意して成立しましたが、これが二十七年度からの取組でございます。これに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 女性手帳ということは何も決まっておりません。
○国務大臣(森まさこ君) できておりません。
○国務大臣(森まさこ君) タスクフォースの議論ではございません。政府の施策をお尋ねになるのでしたらば、政府の会議の議事録や取りまとめ、その報告書を基に御質問いただきたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) それでは、何を基に御質問しているんですか。
○国務大臣(森まさこ君) 少子化危機突破タスクフォースの下にサブチームがあります。そのサブチームが作った資料でございます。その資料は配付されておりますが、それによって何かが決まったとか取りまとめができたということはありません。
○国務大臣(森まさこ君) 取りまとめになると思いますといって、その根拠がよく分かりません。
○国務大臣(森まさこ君) 会議というものは、有識者の皆様がそれぞれの知見を持ち寄って議論をします。そこで最終的に取りまとめができますけれども、まだ取りまとめをする前に、取りまとめがされるものと思いますというふうに蓮舫委員がおっしゃることの意味は私は分かりません。この……(発言する...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) それを前提にして、やはり、高齢の妊娠が難しいということと高齢の出産が危険だということをやはり知識として国民の方に啓蒙することが必要だという議論が出ています。その議論の基になる資料でございます。
○国務大臣(森まさこ君) 取りまとめをされると思いますということについては違いますと言いました。まだ決まっていませんと言いました。だけど、議論はされているということは先ほどからお答えをしています。
○国務大臣(森まさこ君) そのような名称は出ておりません。
○国務大臣(森まさこ君) 冒頭には、議事録を見ていただけると分かるように、女性手帳とは何ですかという御質問がありました。女性手帳という名称は議論されておりませんし、決まっておりません。
○国務大臣(森まさこ君) 生命と女性の手帳(仮称)というものは、タスクフォースの下にある妊娠・出産についてのサブチームについて、高齢出産、高齢妊娠の難しさ、危険性について啓蒙する必要があるということで、一つの資料として出ております。
○国務大臣(森まさこ君) このタスクフォースは報道に公開をされています。その公開をされている議論を聞いて、聞いた記者さんが書いたらば、このような報道はされないと思います。  ですから、私は誤報の部分が多いと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 訂正をしていただきたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 今、蓮舫議員が質問で、全女性に配付するということだったら反対ですとおっしゃいました。  全女性に、つまり女性だけに、しかも手帳という形式も決まっておりませんし、配付するということも何も決まっておりませんし、その見ておられる資料にも、女性だけにとか全女性...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 小委員会も本会議も出席しております。ですから、そこで、公開の場で取材をきちっとしている記者さんに書いていただきたいと思うんです。その記者さんたちが書いたことを基に質問をするときは、これが真実ですか、どうですかというのを聞いてから質問していただきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 生殖のことについて女性が選択する権利です。選択をする前提に、知識がなければ本当の選択はできないのです。ですから、本当の生殖について世界で一番認識度が低い日本の男女がきちっと認識をした上で自分の人生を選択することが本当のリプロダクティブヘルス・ライツに資す...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 糸数委員の御提案の働きかけ、既に私、行わせていただきました。  政党をより強くするための女性のエンパワーメント・女性の政治参加促進のためのガイドブックという国連開発計画、UNDP作成の内閣府が訳を付けたものを各政党幹事長に、四月二十五日から始めまして、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 性同一性障害者の問題について担当大臣がいなくて、それぞれ各省庁に問題ごとに陳情に行ってきたという今までの現状を踏まえて、谷合委員が先日、公明党の担当者として私の大臣室に皆さんと一緒に来ていただきました。その思いをしっかりと受け止めて取り組んでまいりたいと...全文を見る
05月10日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○森国務大臣 近藤洋介委員に初めて御答弁を申し上げますが、御指摘の政府の「消費税の転嫁を阻害する表示に関する考え方」という文書は、これまでの本委員会での御審議を踏まえ、政府部内で、第八条の規定で禁止される表示についての考え方を整理し直したものでございます。
○森国務大臣 これまでの答弁に若干わかりにくい点があったことは確かだと思いますので、それを整理して、言い直したものでございます。
○森国務大臣 これまでの答弁の言い方をわかりやすく修正したものでございます。
○森国務大臣 今までの消費者庁菅久審議官の答弁ですと、三%還元セール、全商品三%値下げ、価格据え置きセールといった宣伝等では消費税という文言は用いていないが、このような表現を含む表示全体から見て、事実上、消費税と関連づけて値引き等の宣伝を行っていると判断される場合には禁止されると...全文を見る
○森国務大臣 八条で禁止する表示の考え方について、これまでの国会における事務方の答弁ぶりがあやふやだったと私も感じております。  考え方については、さっき読んだ審議官の答弁を文字に起こしてゆっくり読めばわかるんですが、それをやはり、こういう国会の場で国民の皆さんに対してわかりや...全文を見る
○森国務大臣 委員の今の御質問の中で、ゆっくり言えばわかるというふうに私が答弁したとおっしゃいましたが、ゆっくり読めばわかるというふうに先ほど答弁いたしました。  すなわち、こういったところで答弁するときに、国民に対してわかりやすく答弁しなかったということについては、私どもも反...全文を見る
○森国務大臣 今、委員が第八条三項とおっしゃいましたが、第八条の二号のことでよろしかったでしょうか。(近藤(洋)委員「二号、三号ですね」と呼ぶ)二号、三号のことでございますね。  第八条二号、三号は、例えば二号は、「取引の相手方が負担すべき消費税に相当する額の全部又は一部を対価...全文を見る
○森国務大臣 御通告がございませんでしたけれども、御通告いただいていたのは表示のガイドラインの部分だったと思うんですが、規制をすること自体がおかしいのではないかということで今御質問いただきましたので、お答えをいたします。  本法案は、消費税という文言が入って、その増税分を値引き...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの政府文書におきましては、本委員会での御審議を踏まえまして、政府部内において第八条で禁止される表示についての考え方を整理し直したものであり、わかりにくかったと思われる答弁を整理して、わかりやすく言い直したものでございます。
○森国務大臣 御指摘の文書は、本委員会の理事会の要請を踏まえまして、本法案の提出に当たり、閣議を共同請議した関係省庁の連名でお出ししております。  その趣旨は、この委員会におきまして、さまざまな関連省庁からの答弁があり、それが曖昧であったことから混乱を生じたということで、それは...全文を見る
○森国務大臣 この統一的な考え方を変えるつもりはございません。
○森国務大臣 仮定の質問に対してはお答えをいたしかねますが、この統一見解は、政府の統一の考え方であり、この八条の今後の解釈、そして執行に関しては、私、消費者大臣が責任を持つということをお答えしておきたいと思います。
○森国務大臣 消費税の転嫁を阻害する行為は、特に消費税率引き上げ時に集中的に生じることが懸念されるところでありまして、消費税率の引き上げがなされる時期の前後に限って特別の措置を講ずる、そういう政策目的でしたということでございます。(発言する者あり)
○森国務大臣 科学的な学術的な数字的な考察ということで、丸山委員らしい御指摘だなと思って伺っておりましたけれども、第八条の規定は、消費税の負担について消費者の誤認を防ぎ、納入業者の買いたたきや周辺の小売業者の転嫁が困難になることを防止するため、消費税分の値引き等の表示を禁止する目...全文を見る
○森国務大臣 委員会の外で発言があったということについては、麻生財務大臣の記者会見における御発言のことを御指摘なんでしょうか。  四月二十六日金曜日の麻生財務大臣の記者会見での発言は、定例の記者会見の際に、本法案八条の考え方について問われたため、関係省庁間で共有されていた本規定...全文を見る
○森国務大臣 ここで、個別の、今初めてお示しをいただいたことについてはっきりとお示しするのは控えておこうと思いますけれども、いずれにせよ、消費税という文言を用いている場合には禁止されます。そして、消費税という文言を用いていない場合は、全体的に消費税と関連づけて値引きの宣伝を行って...全文を見る
○森国務大臣 失礼いたしました。通告をいただいておりました。  四月になって価格上昇した分はポイント還元いたしますという御指摘の表現については、消費税といった文言を含んでおりませんので原則として禁止されませんが、もしも、それ以外の全体の表示で消費税分を値引きするという表示である...全文を見る
○森国務大臣 御通告がない具体的な文言については、この場で即答することは控えたいと思いますが、いずれにせよ、先ほど答弁をしたとおり、消費税といった文言を含む場合には禁止されますけれども、文言を含まない場合については原則として禁止されません。  ただし、全ての表示を、全体を客観的...全文を見る
○森国務大臣 委員は、法学部出身で弁護士でもあるということで、憲法問題を指摘されました。  事業者が広告等を行う自由、いわゆる営利的言論の自由は、憲法二十一条第一項で保障される表現の自由、あるいは憲法第二十二条第一項の保障する営業の自由として、保護されるものである。ただし、憲法...全文を見る
○森国務大臣 三谷委員が、一般的な憲法上の解釈だとおっしゃったんですけれども、私は違う見解を持っております。いろいろな見解があるものなのだと思います。  例えば、先ほど引用いたしました最高裁判例でございますが、この営利的言論の自由については最高裁判例が一つしかございませんけれど...全文を見る
○森国務大臣 本法案では、消費税の転嫁を阻害する表示に対して、消費者庁だけでなく、公正取引委員会、中小企業庁のほか、事業を所管する省庁においても調査や指導を行う権限を付与することとしており、関係省庁と連携して、政府一丸となって対処していくこととしております。  また、内閣総理大...全文を見る
○森国務大臣 四月十九日の答弁で、菅久審議官はこのように答弁しております。  三%還元セール、全商品三%値下げ、価格据え置きセールといった宣伝等では、消費税という文言は用いていないが、このような表示を含む表示全体から見て、事実上、消費税と関連づけて値引き等の宣伝を行っていると判...全文を見る
○森国務大臣 表示の規制を執行するときに、その文言だけを見て判断するということはできません。常に、執行するときにはその全体の表示を見て禁止するんです。  例えば、大きな広告チラシがあって、一番上に三%還元セールと書いてあったとしても、下の方に小さな字でほかのことが書いてあるかも...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの塩川委員の御指摘に誤りがありましたので、誤解しないように訂正しておきます。明らかにバツであるときには切り出したもので判断をしますが、マルかどうかということは全体の表示を見て判断するということ、消費者に誤解のないように今答弁をしておきたいと思います。  御指...全文を見る
○森国務大臣 塩川委員にお答えをいたします。  この景品表示法というのは、実際のものよりも著しく優良、有利と一般消費者に誤認される表示を不当表示として禁止するものであります。例えば、千円のものを五百円としますと書いてあるけれども、そもそも、もともと五百円だった。五百円のものが五...全文を見る
○森国務大臣 公取についての質問でございましょうか。(塩川委員「景品表示法の執行についての質問です」と呼ぶ)  公取が執行したかどうかについては、公取から今答弁をさせます。
○森国務大臣 通告がございませんけれども、当時執行をしております。
○森国務大臣 具体的に改善指導した例については把握しておりません。
○森国務大臣 景品表示法に係る事件記録の保存期間を既に満了しているため、記録がございませんでした。
○森国務大臣 御指摘の新聞記事については承知しておりますけれども、役所にこの記事に掲載された改善指導があったという記録がございません。  先ほどから答弁をしておりますとおり、景品表示法による表示は、他のものよりも有利であると誤認されるような表示でございますので、本法案の目的と異...全文を見る
○森国務大臣 過去の経緯については調べましたけれども、役所にはその記録が残っておりませんということを先ほど答弁いたしました。  この法案について、これからガイドラインをつくってまいります。さまざまな委員の先生から質問をされたような曖昧な表示についてどうなるのかということを一つ一...全文を見る
05月10日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○森国務大臣 御指摘のとおり、子供の数も減っておりますが、もうしばらくすると高齢者の数もあわせて減っていきますので、人口減少が非常に速いスピードで進み、三〇〇〇年には日本の人口がゼロになるという推計も出されているところでございます。  子供の少子化の予算というのは、現金の給付と...全文を見る
○森国務大臣 数字の設定も大事ですけれども、今までの政策を棚卸ししてみたんですね。そうしますと、男女の人生で、出会い、結婚、妊娠、出産、育児となったときに、エンゼルプランから今までのプランが、ほとんど全てが子育て支援の方に集中をしておりました。先ほどの、ずっと予算が上がってきて、...全文を見る
05月10日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(森まさこ君) 平成二十五年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明いたします。  まず、消費者庁の予算額については、一般会計に八十五億円、復興庁一括計上分を含め東日本大震災復興特別会計に七億五千万円、総額九十二億五千万円を計上しております。  主要...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、金子洋一委員が御指摘したとおりでございまして、平成十九年から平成二十四年のうち、平成十九年、平成二十二年、二十三年、二十四年は秘書から寄附を受けておりませんが、国会議員二年目となる平成二十年と三年目となる平成二十一年に御指摘のとおりの数字の寄附をいた...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、それはもちろん会計責任者が田村さんでありますので、田村さんから私に提出のときに報告がございますので、そのときに承知をしておりました。
○国務大臣(森まさこ君) いえ、全体の寄附をしている方のお名前とか金額の正確なものについて提出のときに全て把握したと、そういう趣旨でございます。
○国務大臣(森まさこ君) 私本人も寄附をしておりました。今ここに資料がございませんが、ちょっとうろ覚えですが、四百五十万円ぐらい私本人からは寄附をしていたと思います。さらに、私は銀行から借入れをしておりまして、それも月々の歳費の中から三十万円ずつほど、年にすると三百六十万円から四...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 田原さんと田村さんは今も秘書でございます。岩崎さんは、平成、ちょっとはっきりとした月まで分かりませんが、平成二十二年の末ぐらいまでだと記憶しております。
○国務大臣(森まさこ君) 当選してからすぐかどうかということについて、それからいつまでの雇用かについて、資料を出しますが、大まかに今、田原と田村は最初から、大体最初からおりまして、岩崎さんが途中から入ってきたという、弁護士会の紹介で途中から入ってきた方でございます。  私、委員...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、金子委員から、コストカットする場合の事業者の努力等についても配慮してという御要望をいただきました。  経産省と私、消費者大臣が協議をする際には、私はやはり消費者の立場で協議をしておりまして、消費者にとってみますと、やはり家計の中で公共料金が占める割...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費税に関連するような形で安売り等の表示がなされますと、消費者に消費税が転嫁されていないかのような誤認が生じるおそれがあります。また、大手の小売事業者が消費税に関連するような形で安売り等の表示をすることにより、周辺の小売事業者が追従を余儀なくされ、消費税...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 原産地表示又は産地偽装等、不適正な表示について御質問ありましたが、愛知県におきましても、中国産のアサリですか、これを愛知県というふうに偽装されたということが過去あったようでございます。こういったことについてはきちっと適正に表示違反について執行をしてまいり...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 現在、加工食品につきましては、JAS法に基づく加工食品品質表示基準で定められておりますが、消費者基本計画において、加工食品の原料原産地表示の義務付けを着実に拡大することとされておりますので、消費者庁において現行制度下での取組を進めているところでございます...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 遺伝子組換え食品の表示は食品を選択する際の重要な判断材料であり、消費者が求める情報が適切に表示され、安心して食品を購入できるようにすることが重要であります。  御指摘のTPP交渉においては、現在のところ、遺伝子組換え食品の表示ルールに係る提案はないと承...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者事件では、消費者と事業者との間の情報の質、量、それから交渉力における構造的な格差、そして訴訟に要する費用や労力のために被害者が被害回復を諦めてしまう、いわゆる泣き寝入りの状態になっていることが多いと考えられます。  本法案の意義は、相当多数の消費...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 閣議決定は遅れるとか遅れないということはございませんけれども、閣議決定の予定の日がどうであったかということではなくて、事実として、事業者も含めた様々な関係者から懸念が示されたということはございました。そこで私が、閣議決定に至るまでの間に、懸念を示されてい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) おっしゃるとおりでございまして、それに対して、これまで消費者庁としては、適格消費者団体に対する支援策として、消費者団体訴訟制度や団体の周知、普及に併せまして、団体間の連携強化、情報共有のため、適格消費者団体連絡協議会の開催や、会費、寄附による収入の増加に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 昨年施行された同法において、消費者教育について、幼児期から高齢期までの各段階に応じた体系的な実施、また地域、家庭、その他の様々な場の特性に応じた適切な方法による効果的な実施を基本理念としております。  現在、こうした基本理念に則し、まさに消費者教育推進...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、判断能力が欠けている状態にある高齢者や障害者の方を悪質業者の方がターゲットにするという許せない犯罪行為があるわけでございます。また、後見人がその身分を利用して不正行為を行うということは、もう言語道断でございます。  こういったことが...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 共生担当の大臣でもありますので、委員の御指摘を踏まえて適切に取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 高齢者からの被害ですね、財産的被害では金額はトップなんですね。そのほかに、安全の方も、生命を奪われるような事故も最近起きたばかりでございます。そのような意味では、高齢者の消費者被害をなくすためにやはり特に努力しなければならないということがございます。 ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 真山委員、政治記者だったということでよく御存じだと思いますが、この秘書給与については、任意に受けることは法律に触れません。ですので、私は法律に触れることは一切しておりません。後ろ指を指されるようなことは一切ないというふうに断言できます。  今まで、真山...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 寄附をいただいたときの心情についてという御質問でございましたが、それは、私はそれは本当に有り難いなというふうに思いました。それは、金子委員にお答えしたとおりでございます。田村秘書と私は最初から、今も地元の筆頭秘書として働いてくれておりますけれども、ずっと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) それは、正確なところは確認しておりませんが、私の知る限りはないと思います。
○国務大臣(森まさこ君) リコール情報の周知については、先日、強化に向けた具体的な取組を発表したところでございますので、しっかりと進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 阻害要因にはならないと考えております。  本制度は、今、次長から説明があったとおり、原告がまず限定している。それから、乱訴防止規定を設け、これに違反した場合は行政監督をされる、改善命令、認定の取消しの対象ともなります。そして、団体が受け取ることができる...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 与党の中ではしっかり経済界とも意見交換をした上で、自民党においては総務会まで了承いただき、公明党においても了承をいただいております。そして、その後、経済団体に私の方で、先ほどの三月二十五日の緊急提言を踏まえ、よく法案の中身を説明をして、理解をいただけたも...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 谷亮子委員、御質問ありがとうございます。  私は消費者大臣と同時に子育て支援担当大臣も仰せ付かっておりますので、子供の事故対策、しっかりと取り組んでまいりたいと思っているところでございます。  消費者庁では、関係機関、消費生活センター、医療機関等から...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者庁では、消費者安全法及び消費生活用製品安全法による事故情報の通知、報告に加え、独立行政法人製品評価技術基盤機構、各地の消費生活センター、医療機関等からの事故情報を一元的に集約をしておるところでございます。  この集約した事故情報を消費者安全課の中...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今日は子供の事故をずっと中心に御質問いただきまして、やはり、将来ある子供が事故によって、また命までも落とすような事故がございます。これは大変深刻なことで、また、大切に育ててきた我が子を事故で失うということは非常に切ないことでございます。  例えば、自転...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のような、団体内で名簿を作成をすることが必ずしも個人情報保護法により禁止されるものではございませんが、それを禁止をされているというふうに誤解をしているといういわゆる過剰反応の問題でございますけれども、個人情報の有用性と保護の適正なバランスを図るとい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、様々な食品の表示について御指摘がございましたけれども、食品の表示は、食品を選択する際の重要な判断材料であり、消費者が求める情報が適切に表示され、安心して食品を購入できるようにすることが重要でございますので、TPP交渉への参加に当たっては、消費者庁とし...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 設立当初の小さく産んで大きく育てるという趣旨に立ち返って、強い消費者庁を育ててまいりたいと思います。
05月14日第183回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました食品表示法案の趣旨を御説明申し上げます。  食品に関する表示は、消費者が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し、重要な役割を果たしております。  一方、現在、食品一般を対象とした表示制...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品表示法の意義と、審議に臨む基本姿勢についてお尋ねがありました。  現行の食品表示に関する制度は、食品衛生法、JAS法、健康増進法の、目的の異なる複数の法律により規定されているため、複雑でわかりにくいものとなっており、本法案によって、統一された目的に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 外食へのアレルギー表示の義務づけについて、期待される効果と現状における課題についてお尋ねがありました。  現在、外食にはアレルギー表示義務はありませんが、仮にこれを義務づけした場合、食物アレルギーをお持ちの方に安心して外食を利用していただけるという効果...全文を見る
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(森まさこ君) 障害者差別解消法案を提出をさせていただいたところでございますが、本法案の目的は、障害の有無にかかわらず社会に参加して共生できる社会を実現するために、障害を理由とする差別の解消を推進することでございます。  本法案においては、障害を理由とする差別の解消の...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(森まさこ君) 少子化、大変深刻でございますが、未婚、晩婚化が指摘されておりますところ、結婚や出産や、個人の選択の問題であることを踏まえながら、結婚したいという方、そして、子供を持ちたいというその希望の方の希望を実現させることが重要でありますので、様々、産科医不足とか待...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○森国務大臣 安藤委員に御答弁いたします。  本法案第八条の規定で禁止されている表示につきましては、経済産業委員会での御審議を踏まえまして、五月八日に、改めて政府としての考え方を文書として明らかにさせていただいたところでございます。  その内容は、本法案第八条の規定は消費税分...全文を見る
○森国務大臣 馬淵委員にお答えいたします。  本法案第八条の趣旨は、委員御指摘のとおりで間違いございません。
○森国務大臣 御指摘のとおり、必要かつ合理的である必要があると思います。
○森国務大臣 そもそも論から申し上げますと、客観的データがないということでございますが、小さい業者につきましては、情報収集力、立証力、交渉力が劣りますから、大手さんのようにきちんとしたデータが出せないということは申し上げておきたいと思います。  また、ヒアリングにつきましては、...全文を見る
○森国務大臣 政府・与党の場でヒアリングをいたしましたけれども、同じ業者からまた別途、消費者庁だけでヒアリングをするというようなことは無駄でございますので、しておりません。
○森国務大臣 本法案第八条の趣旨は、委員の一番最初の質問にお答えしたとおり、三つございますけれども、消費者に消費税が転嫁されていないかのような誤認を生じさせることの防止を第一義的な趣旨と理解しております。
○森国務大臣 表示の防止でございますので、実際に、誤認を生じさせるということが、個々の消費者に誤認を生じさせたかどうかということは必要とされておりませんが、本法案第八条の禁止行為には、消費者に消費税が転嫁されていないかのような誤認を生じさせるおそれがあるということが要件として含ま...全文を見る
○森国務大臣 もう一度誤解のないように答弁しますけれども、本法案八条の要件は、消費税が転嫁されていないかのような誤認を生じさせるおそれがあるということが要件でございます。
○森国務大臣 現在の法案で十分だと思っておりますが、馬淵委員がおっしゃっていたことの中で、やはり、国民にわかりやすくすることは大事だということは私も共感いたします。
○森国務大臣 今引用なさったのは、菅久審議官の、消費税という文言は用いていないが、このような表現を含む表示全体から見て、事実上、消費税と関連づけて値引き等の宣伝を行っていると判断される場合には禁止されることになる、そういう内容です。  先ほどの麻生副総理の記者会見は、消費税や税...全文を見る
○森国務大臣 それは、三角の持つ意味について見解の相違があったんだと思います。  私は、マルかバツか三角かという問い自体がわかりやすいかどうかということには大変疑問を感じておりますが、委員からの質問でございますので、マル、バツ、三角と言われればということで三角と答えております。...全文を見る
○森国務大臣 現時点でというのは、この三%還元セールという言葉が示された、その現時点では、それしか示されていないので、それに付随して、どういう全体の表示がなされるかわからないので、原則としてマルですが、全体としてバツになる場合はある、つまり三角ですというふうに答えたのでありますが...全文を見る
○森国務大臣 委員の御指摘のとおり、自由な経済活動に対する萎縮効果に対しては配慮をしなければならないと思います。  景品表示法と今回の転嫁法というのは、そもそもの立法趣旨が違いますので、記録が三年間ということで、記録自体もありませんでしたけれども、執行も、景品表示法の場合には、...全文を見る
○森国務大臣 総額表示義務の特例に関する規定は財務大臣の所管でございますけれども、どのような価格表示を行うかについては、各事業者において、消費者との関係も踏まえて判断されるものと考えますが、一般論として、税込み価格の表示の方が消費者にとってわかりやすいのではないかと考えております...全文を見る
○森国務大臣 原則マルでございまして、あとは表示の全体を見た上で禁止される場合もあるというふうに御答弁させていただきます。
○森国務大臣 マル、バツというのは、執行する瞬間にマルとバツを決めるものであって、事前にマル、バツだけで判断できないこと、法律の解釈では原則と例外があることは一般論でございます。  原則で申しますと、新年度の三%セール実施中と書いて、括弧消費税還元セールという表示は法律で禁止さ...全文を見る
○森国務大臣 違法であると認識しながら宣伝のためにわざわざその行為を行うということは、法律に違反するものとして行政庁から勧告を受け、さらに事業者名が公表されるということでございますので、私は、この制度自体で事業者一般に対して相当の抑止効果があるものというふうに考えておりまして、ま...全文を見る
○森国務大臣 まず、企業努力によって覚悟を決めて実施するセールということでございますが、そのことまでも禁止しているものではございません。消費税還元セールという文言を持っていた場合に禁止されるものでございます。その場合には勧告等の処分をしていくということでございます。  あやふや...全文を見る
○森国務大臣 表示方法の明確化ということについては、現在既に、事業者や業界団体に対して具体的な表示例に関するヒアリングを行って、事例を収集しているところでございます。  引き続き、事業者の意見を十分に聞いた上で、具体的な事例を含めたガイドラインを策定し、またそれを適切に執行に生...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○森国務大臣 ただいま議題となりました食品表示法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  食品に関する表示は、消費者が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し重要な役割を果たしております。  一方、現在、食品一般を対...全文を見る
05月21日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○森国務大臣 食品表示法案においては、食品を摂取する際の安全性及び自主的かつ合理的な食品選択の機会の確保を目的としており、この目的にふさわしい表示内容になるように、御指摘の今後の積み残された課題についても、なるべく早く検討会等を設置し、そして、消費者や事業者の方々などの意見を幅広...全文を見る
○森国務大臣 後藤委員が、当時、副大臣としてお取り組みになったことに深い敬意を表したいと思います。  消費者安全調査委員会の現在の審議状況ということでございますが、昨年十月に発足をしまして、発足から七カ月の間に、調査等の対象として、エレベーターの事故、ガス湯沸かし器の事故など五...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のとおり、マンパワーの点でさらに増強を図っていく必要があると思っております。
○森国務大臣 附則に三年以内と書いてあって、二十四年九月まで。というと、当時民主党政権の時代だと思いますけれども、当時の国民生活センターのことについての見直しが、独法改革の一環として、独法はとにかく統合再編するんだということが前提にありきで進められていたという経緯がございました。...全文を見る
○森国務大臣 後藤副大臣の当時からの消費者行政をよりよくするためのという御努力について、私も深い敬意を表したいところでございます。  民主党政権時代のさまざまな会議の中に出ていただきました、その同じ団体の同じ方々に来ていただいて、八月二十二日の報告書の御意見等についても改めて御...全文を見る
○森国務大臣 食の安心と安全については、消費者が、消費者にとって安全な食品を安心して選んで、そして食べることができるための取り組みというふうに理解しております。
○森国務大臣 食品表示法の制定により、複雑でわかりにくい三法の表示部分を一元化して体系を整備し、使われる用語や定義を統一することが可能となり、消費者、事業者双方にとってわかりやすい表示が実現すると思います。  具体的には、消費者にとっては、表示に対する理解を助け、自主的かつ合理...全文を見る
○森国務大臣 今、さまざまな御指摘をいただきました。  消費者庁を設立したときには、食品の安全を含む消費者の安全分野、それから取引分野、約三十の法律を消費者庁に一元化したわけでございます。そのときに、それぞれの法律は、もとの省庁の方で執行をしておりましたものを、執行体制を一部消...全文を見る
○森国務大臣 今、審議官からお答えしたとおり、消費者庁としては、これまでは消費者庁ホームページにおいて、三分の一ルールについては任意のものであるということを明確化してきたわけでございますけれども、適切な理解を深めるために、後藤委員の御指摘について検討してまいりたいと思います。
○森国務大臣 路上で売っているお弁当についての昨日の夕刊の記事というのはまだ見ておりませんので、ちょっと具体的な事例についての御答弁は控えさせていただきたいと思います。
○森国務大臣 重要な御指摘だと思いますので、検討いたします。
○森国務大臣 御質問の趣旨は、スーパーで買い物をしているかという、そういう御趣旨ですかね。  私、毎日、朝御飯と子供のお弁当をつくってから来ておりますので、帰りにスーパーに寄って、そして表示を見てから参ります。また、子供自身がアレルギーを持っているということもあって、表示は必ず...全文を見る
○森国務大臣 消費者基本法が制定された当時は、自民党の消費者問題PTは、座長が岸田文雄今の外務大臣でございましたけれども、岸田大臣は、消費者庁ができるときの準備段階の消費者担当大臣も務めておられました。  その当時の議論から、消費者は、従来、保護されるものとして位置づけられてい...全文を見る
○森国務大臣 食品表示については、委員御指摘のとおり、表示自体をわかりやすくしていくことと同時に、消費者の方の理解を深めていくために、消費者教育の一環として進めていくということが大事だと思います。  この点、昨年、消費者教育推進法が成立をいたしまして、そのもとに、消費者教育推進...全文を見る
○森国務大臣 食品表示は、消費者が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し、重要な役割を果たしております。食品表示法案では、第十二条により申し出制度が設けられており、何人も、食品表示法違反について、内閣総理大臣等に申し出を行うことが可能とな...全文を見る
○森国務大臣 石原代表が党首討論で触れましたけれども、食品の表示は、食品を選択する際の重要な判断材料であり、消費者が求める情報が適切に表示され、安心して食品を購入できるようにすることが重要でございます。  TPP交渉においては、現在のところ、遺伝子組み換え食品の表示ルールに係る...全文を見る
○森国務大臣 食というのは、食品をとりますと、それによって健康の増進も図られる一方で、委員御指摘のとおり危険性もあります。私自身、アレルギーを持つ子供の母親でございますので、やはり、そこは常に命との背中合わせという中で取り組んでいるところでございます。  そのような国民の生命に...全文を見る
○森国務大臣 今回、一元化された法案という御趣旨でしょうか。(伊東(信)委員「そうです」と呼ぶ)食品衛生法、JAS法、そして健康増進法でございます。
○森国務大臣 伊東委員の論文も拝見をさせていただきました。  食品安全委員会というのは科学的な知見に基づきリスク評価をするところでございますから、その委員の選定におきましては、その趣旨に沿った委員の選定をしているところでございますが、今後も委員の意見を尊重して努めてまいりたいと...全文を見る
○森国務大臣 前提をちょっと確認させていただきますと、現在の食品添加物の表示制度は、食品衛生法第十九条に基づく内閣府令等によって規定されておりますが、原則として、使用した全ての食品添加物を物質名で食品に表示することとしております。  しかし、例外として、保存料や着色料など、消費...全文を見る
○森国務大臣 議論はなかったものと承知しております。
○森国務大臣 通告をいただいていないのでありますが、恐らく、虚偽表示に当たらない、うそのことでなければつけ加えてもよいというふうに私の方では理解をしております。
○森国務大臣 委員の通告を正確に理解できずに申しわけございませんでした。  表示については、添加物も含め、もっともっと細かくしてほしい、詳しい情報を載せてほしいという御要望もございます。一方においては、細か過ぎて、もっと単純明快にしてほしいという御要望もございます。また、事業者...全文を見る
○森国務大臣 はい。しっかり頑張ってまいります。
○森国務大臣 食品表示一元化検討会の報告書において、今後、高齢化の進展などする中で、高齢者の方々でもきちんと読み取れる文字の大きさにすることが特に重要であり、文字を大きくすることの必要性は高いとされたところでございます。  それとやはり、委員のおっしゃるような、表示内容の量、質...全文を見る
○森国務大臣 御指摘の保存料とは、食品の微生物による腐敗、変敗を防止することにより、食品の保存性を向上させる目的で使用する添加物です。  一方、委員が今おっしゃいました日持ち向上剤については、長期の保存性を与えるものではなく、保存料とは性質が異なるため、日持ち向上剤を使用したか...全文を見る
○森国務大臣 加工食品の原料原産地表示は、JAS法に基づく加工食品品質表示基準で定められている表示基準の一つであり、消費者基本計画において加工食品の原料原産地表示の義務づけを着実に拡大することとされていることから、対象品目を追加する等、消費者庁において現行制度下での取り組みを進め...全文を見る
○森国務大臣 何件ぐらい登録されているかは、今、存じ上げておりません。
○森国務大臣 アレルギー表示の欠落等、安全性に係る表示事項の違反がありますと、深刻な健康被害を生じさせるということで、食品衛生法、現行では、反復継続性のない販売者も食品表示規制の対象となっております。これが今後一元化をされていくというのが本法案でございます。  本法案の小規模事...全文を見る
○森国務大臣 委員の御指摘は大変重要であると考えております。  消費者教育につきましては、消費者教育推進法が昨年成立いたしまして、それに基づき、消費者教育推進会議が設置をされまして、その中で、消費者教育の推進に関する基本方針、この案が今般策定をされまして、五月一日にパブリックコ...全文を見る
○森国務大臣 この法律は、三法を一元化して、それから基準を決めていく、そういうスケジュールになっておりまして、二年以内でしたかね、二年としっかり明確化しているかどうか、済みません、条文を見ないとわかりませんが、二年以内だったと思いますけれども……(小宮山委員「二年を超えない範囲」...全文を見る
○森国務大臣 食品の表示は食品を選択する際の重要な判断材料であり、消費者が求める情報が適切に表示され、安心して食品を購入できるようにすることが、委員の御指摘どおり大変大切でございます。  TPP交渉においては、現在のところ、遺伝子組み換え食品の表示ルールに係る提案はないと承知を...全文を見る
05月24日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○森国務大臣 ただいま議題となりました障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  障害者の権利に関する条約の発効等の障害者の権利の保護に関する国際的動向等を踏まえ、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられる...全文を見る
05月27日第183回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(森まさこ君) 本法案第八条の趣旨等についてお尋ねがありました。  本法案第八条は、消費税の負担について消費者の誤認を防ぎ、納入業者の買いたたきや周辺の小売業者の転嫁が困難になることを防止するため、消費税分を値引きする等の転嫁を阻害する安売りの宣伝や広告を禁止するもの...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 価格の表示に関する特別措置についてお尋ねがありました。  本法案第八条の修正の趣旨は、禁止される表示の範囲について明確化を図るものであると承知しています。  政府としては、どのような表示が禁止の対象となるかについて、できるだけ明確で分かりやすいガイド...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費税との文言を含まない表示であっても本法案第八条の規制対象となるのか否かについてお尋ねがありました。  本法案第八条の衆議院における修正の趣旨は、禁止される表示の範囲の明確化を図るためのものであると承知しています。したがって、消費税といった文言を含ま...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○森国務大臣 食品表示法案においては、消費者基本法の基本理念を踏まえ、表示制度の目的を統一しておりまして、その下で使われる用語や定義を統一すること等により、整合性のとれた表示基準の策定が可能となると考えております。  食品表示法に基づく新たな食品表示基準は、法律の成立後、速やか...全文を見る
○森国務大臣 永岡委員からさまざまな課題が今出されたところでございますけれども、執行機関を一元化すべきとの考え方については、消費者庁は地方組織を有していないため、地方出先機関を有する行政機関や都道府県、保健所と連携をして、効果的、効率的な執行体制に努めてまいりたいと思います。 ...全文を見る
○森国務大臣 現在は、ゼロ、ノン、レス等の栄養表示については、コーデックス委員会のガイドラインにおいて、一定の要件のもとに、含まない旨の表示、いわゆるゼロ表示を行うことができることとなっているところです。コーデックス委員会のガイドラインを踏まえ、我が国の栄養表示基準においては、例...全文を見る
○森国務大臣 景品表示法の調査について、個別の事案についてなかなか私から答弁をすることはできないのでございますけれども、一般的には、違反行為の内容、規模、一般消費者に与える影響等を考慮して、適切に判断をしてまいるということで、委員の御指摘も承ってまいりたいと思います。
○森国務大臣 私の子供は卵アレルギーでございまして、家庭では卵の調理はいたさないんですけれども、卵自体は、割と長くもつものであるけれども、短い期限が書いてあるなと思っております。
○森国務大臣 女性も男性も身近に感じていただきたいと思っておるところでございますが、加工食品の原料原産地表示は、JAS法に基づく加工食品品質表示基準で定められている表示基準の一つであり、消費者基本計画において、加工食品の原料原産地表示の義務づけを着実に拡大することとされております...全文を見る
○森国務大臣 消費者庁設立当時、消費者庁をつくるということ自体の理解を得るのがなかなか大変でございましたが、国会の先生方の御努力によりまして、小さく産んで大きく育てよう、そういう気持ちで発足したものであります。  それから、さまざま大臣の変遷等もあり、国民の信頼をなかなか得られ...全文を見る
○森国務大臣 食品の表示は食品を選択する際の重要な判断材料であり、消費者が求める情報が適切に表示され、安心して食品を購入することのできることが重要でございますので、TPP交渉においては、現在のところ、遺伝子組み換え食品の表示ルールに係る提案はないと承知をしておりますが、いずれにし...全文を見る
○森国務大臣 消費者教育とは、消費者教育の推進に関する法律、昨年できたんですけれども、ここによる定義は、消費者の自立を支援するために行われる消費生活に関する教育及びこれに準ずる啓発活動をいうと定義をされておりまして、また、消費者教育は、消費生活に関する知識を修得し、これを適切に結...全文を見る
○森国務大臣 スケジュール的に申し上げますと、本法案が成立し、二年以内に施行するに当たって、まず現行の三法に基づく表示基準を統合しまして、そこで新たな食品表示基準を作成してまいります。それとあわせて、本法案により栄養表示の義務化が可能となることから、義務化を円滑に進めていくための...全文を見る
○森国務大臣 食品の義務表示事項については、消費者が自主的かつ合理的に食品を選択できるようにという観点からは、もちろん、必要な情報、たくさん書いてあることが求められます。しかしながら、表示すべき事項について、さまざまな御意見もございます。特に、小規模の食品関連事業者は、大規模の事...全文を見る
○森国務大臣 どちらもでございます。  消費者庁というのは、消費者庁設立時の理念で、消費者の利益を追求いたしますとそれが事業者の利益にもなるということで、相反するものではない、対立するものではない、両立する、その場所を追求していくというところが設立当初の理念でございます。  ...全文を見る
○森国務大臣 地方における立入検査や指示、命令等については、消費者庁は地方組織を有しておりません。実は、消費者庁ができてから、数十の法律を所管しておりますけれども、それらについても、消費者庁は地方組織を有しておりませんから、今までも執行体制は地方出先機関を有する他省庁と連携して行...全文を見る
○森国務大臣 原産地及び原料の原産地に係る虚偽表示に対する直罰については現行のJAS法に規定されているところですけれども、この十九条は、産地偽装事件の頻発を受けて、平成二十一年に議員立法により改正されたものでございます。食品表示法案においても、その考え方を踏襲し、原産地及び原料の...全文を見る
○森国務大臣 表示の義務づけを行う食品表示基準は、WTOのTBT協定を踏まえれば、コーデックス委員会が定める国際規格を基礎として定める必要があります。  仮に、正当な根拠や理由なく、この国際規格を逸脱して食品表示基準を策定した場合には、非関税障壁として問題となる可能性があること...全文を見る
○森国務大臣 その四点を含む問題を解決するために設置されたと考えております。
○森国務大臣 消費生活相談窓口は、消費者からの相談に対し、適切な助言を行うとともに必要な情報の提供等を行い、また、事業者と消費者との間に生じた苦情、紛争について、専門的知見に基づき、あっせんによりその解決を図る。さらに、相談の中で得られた情報を活用することにより、消費者被害の未然...全文を見る
○森国務大臣 本法案が成立し、二年以内に施行するに当たって、まず、現行の三法に基づく表示基準を統合した、整合性のとれた、わかりやすい表示基準を策定することとしています。  それとあわせて、本法案により栄養表示の義務化が可能となることから、義務化を円滑に進めていくための環境整備を...全文を見る
○森国務大臣 平成二十三年七月の消費者基本計画改定において、食品に関する一元的な法律について、平成二十四年度中の法案提出を目指すこととされたのを受け、消費者庁が主導して、食品表示一元化に向けた検討を進めてまいりました。  具体的には、平成二十三年九月から平成二十四年八月にかけて...全文を見る
○森国務大臣 食品表示法案においては、一般消費者の商品選択上の判断に影響を及ぼす情報であれば表示の基準を策定できることとしているため、品質の差異にかかわらず、表示対象品目の選定を行うことができることになります。  したがって、食品表示法案の成立後においては、消費者や事業者の方々...全文を見る
○森国務大臣 委員の御指摘、重く受けとめまして、平成二十三年九月から平成二十四年八月にかけて消費者庁において行われた食品表示一元化検討会でございますけれども、その検討会の中で出た意見も謙虚に受けとめて、今後、しっかりとした基準をつくってまいりたいと思います。
○森国務大臣 食品安全委員会への評価依頼は、準備の状況にもよりますけれども、評価をしていただいて、速やかに指定手続を行いたいと思います。
○森国務大臣 委員の御指摘は、所管省庁の厚労大臣の方にしっかりと伝えてまいりたいと思います。  消費者庁としましては、申請がありましたら、食品安全委員会の方で、科学的知見に基づき、しっかりと評価をしてまいりたいと思います。
○森国務大臣 御指摘の報告は、一九九七年六月十二日の消費者問題等に関する特別委員会に設置された遺伝子組換え食品の表示等に関する小委員会の審議結果の報告であると承知しております。  当該小委員会は、消費者の遺伝子組み換え食品であるという表示が欲しいという要望から設置をされまして、...全文を見る
○森国務大臣 御指摘の事前協議文書については、日本のTPP交渉参加に関して日米間の協議がまとまり、本年四月十二日に、ワシントンにおいて、日米間の協議結果を確認する書簡の交換が行われたものであります。  現時点においては、当方よりその具体的な内容についての詳細に言及することは差し...全文を見る
○森国務大臣 先ほどお答えしましたとおり、具体的な内容について詳細に言及することは差し控えたいと思います。
○森国務大臣 TPPについて、交渉事でございますので、交渉の具体的な内容については言及を差し控えたいと思いますけれども、消費者庁としては、食品表示を含め、消費者の安全、安心に資するために全力を尽くしてまいりたいと思います。
○森国務大臣 御指摘のとおり、消費者教育は幼児期から高齢期まで、また、子供と一くくりに言っても、それぞれ学年ごとに、学校、地域、家庭、職域、さまざまな場に応じて適切な方法で行っていく必要があると思います。子供のころから食品の表示などに関する意識を、子供に身につけさせていくというこ...全文を見る
○森国務大臣 食品の義務表示事項については、そもそもの趣旨が、消費者が自主的に、かつ合理的に食品を選択できるようにする、表示から必要な情報を得られるようにするということでございます。  御指摘の点も含めて、表示義務の拡大も含めて検討してまいりたいというふうに思っております。
○森国務大臣 本法案の見直し規定でございますけれども、平成二十一年の三月の閣議決定、規制改革推進のための三カ年計画という閣議決定において、規制を新設する際に、原則五年経過後に規制の見直しを行う旨ということが決まっておりまして、本法案もそれを踏まえたものでございます。  一般論と...全文を見る
○森国務大臣 基準の策定に当たって、さまざまな御意見を聞くことが大変重要でございますので、委員の御指摘も踏まえまして、パブリックコメントの意見提出には十分な期間を設けること、それから消費者団体、事業者などと、さまざまな立場の方との意見交換会を開催するなど工夫をして、広く意見を伺い...全文を見る
○森国務大臣 TPP交渉においては、遺伝子組み換え食品の表示のルールに係る提案はないと承知しておりまして、いつも答弁させていただいておりますとおり、消費者庁としては、食品表示を含め、消費者の安全、安心に資するために全力を尽くしてまいります。  なお、今おっしゃった、今後のグロー...全文を見る
○森国務大臣 ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと思います。     —————————————
05月29日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○森国務大臣 障害者施策担当をさせていただいております森でございます。  まず初めに、この法案を御審議いただくに当たり、当事者、関係者の皆様のこれまでの御労苦に深く敬意を表しますと同時に、取りまとめに御苦労いただいた議員の皆様、特に公明党、高木美智代委員の今までの御尽力に深い敬...全文を見る
○森国務大臣 障害を理由とする差別の解消を効果的に推進するためには、国レベルでの施策に加え、障害者にとって身近な地域において、それぞれの地域の特性を踏まえた主体的な取り組みが推進されることが必要です。  そこで、本法案においては、御指摘のとおり、地域において障害者差別に関する相...全文を見る
○森国務大臣 委員のおっしゃるとおり、義務になっておりませんが、このような地域協議会が全国的に設置をされることが大変望ましいわけでございますので、三年後の施行までの期間に向けても、しっかりと地域協議会が各地方自治体に設置をされますように推進をし、また、関係者の皆様にお示しをするな...全文を見る
○森国務大臣 多くの関係者の皆様の御努力によって本法案が提出されました。障害のある方も障害のない方もともに社会で生きていけることを目指して、この法案を早期に成立させ、そして、その中身をしっかりと施行してまいりたいというふうに思います。
○森国務大臣 本法案においては、民間事業者における合理的配慮の提供については努力義務とした上で、主務大臣が定める指針により自発的な取り組みを促すこととしておりますが、その上で、主務大臣が特に必要があると認めるときは、報告の徴収、助言、指導、勧告といった措置を講ずることができること...全文を見る
○森国務大臣 本法案においては、障害者からの相談に応じ、または紛争の防止や解決を図るための体制について、行政肥大化防止等の観点から、新たな機関は設置せず、既存の機関等の活用、充実を図ることとしておりまして、本条では、既存の機関が障害を理由とする差別の解消に関する事項について適切に...全文を見る
○森国務大臣 障害者の皆様が身近な場所に相談に行きやすくする体制を整備することは非常に重要でございますので、予算の確保に向けてしっかりと頑張ってまいりたいと思います。
○森国務大臣 本法案は障害者基本法第四条の規定を具体化するものでありますから、本法案に基づく障害を理由とする差別の解消のための施策は、障害者基本法に基づく障害者施策の一つとして障害者基本計画に盛り込むことになります。  また、障害者政策委員会は、障害者基本法第三十二条第二項第三...全文を見る
○森国務大臣 本法案に基づく差別の解消に当たる取り組みが円滑に行われるためには、あらかじめ関係者の意見を十分に踏まえた上で基本方針や指針等を適切に定めるとともに、国民に対し、本法の趣旨や基本方針、指針等の内容を十分に周知しておくことが不可欠であります。このため、基本方針等の作成及...全文を見る
○森国務大臣 お答えいたします。  本法案は、障害者権利条約の締結に向けた必要な国内法の整備になっているというふうに理解をしております。  これまで政府は、障害者権利条約の締結に向けた必要な国内法の整備を初めとする我が国の障害者に係る制度の集中的な改革として、障害者基本法の改...全文を見る
○森国務大臣 本法案は、障害者基本法第四条に規定された差別の禁止の基本原則を具体化し、差別の禁止に関するより具体的な規定を示し、それが遵守されるような具体的な措置等を定めるものであります。  なお、本法案の名称につきましては、本法案が、差別を禁止するとともに、それを社会において...全文を見る
○森国務大臣 本法案における合理的配慮の提供については、国や地方公共団体などの公的な主体については、率先して差別の解消に取り組むことが要請されることから、法的義務を課している一方で、私立の保育園や学校を含めた事業者に対しては、障害者と相手方の関係はさまざまであり、求められる配慮も...全文を見る
○森国務大臣 本法案に基づく差別の解消に当たる取り組みが円滑に行われるためには、あらかじめ関係者の意見を十分に踏まえた上で、基本方針や指針等を適切に定めるとともに、国民に対し、本法の趣旨や基本方針、指針等の内容を十分に周知しておくことが不可欠であります。  本法案の検討に当たり...全文を見る
○森国務大臣 障害者政策委員会の差別禁止部会においては、平成二十四年九月十四日に御意見を取りまとめていただきまして、同月二十日に部会長から中川担当大臣に手渡していただきました。  本法案は、政府として、差別禁止部会のこの取りまとめの御意見に示されました基本的な考え方について現段...全文を見る
○森国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
05月31日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○森国務大臣 お答えいたします。  五月二十一日の消費者問題特別委員会で議論させていただきました問題でございますが、まず前提として、路上弁当のお話は、表示の問題ではなくて販売の問題で、行商を届け出するかしないかという問題であることを確認させていただいた上で、それでは、食品の表示...全文を見る
○森国務大臣 流通するものが食品以外にもございますけれども、そのようなものについても、地方自治体で特に条例を定めている例もございます。  食品について、特に消費者に混乱を生じさせるような事例があるとすれば、それはやはり本法の趣旨に照らして適当ではない場合もあるかと思いますので、...全文を見る
○森国務大臣 ありがとうございます。  少子化は、今、大変危機的な状況にございまして、現在の合計特殊出生率一・三九のままであると、日本の人口がゼロになる日、日本が絶滅する日、これは三〇〇〇年。国立の人口研究所が出している試算であります。しかし、最後の二人が二九〇〇年でありますか...全文を見る
○森国務大臣 先日、私のもとにある有識者会議である少子化危機突破タスクフォースにおいて、有識者の委員の皆様の意見が提案書に取りまとめられて、私の方に提出をしていただきました。  その中には、地方自治体の取り組みを支援するということがあります。少子化の現状が地域差が非常に大きくて...全文を見る
○森国務大臣 先ほどのタスクフォースでも、男女ともに、妊娠できる力、つまり妊孕力についての認識が先進国の中で最低であるという国際的な論文が報告をされまして、男女ともに妊孕力に対する知識の啓発をしていくべきだという意見が出されました。  それに対して、チームをつくって、これから啓...全文を見る
05月31日第183回国会 参議院 経済産業委員会、財政金融委員会、消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(森まさこ君) お答えいたします。  八条でございますけれども、消費税分を値引きする等の宣伝や広告は、消費税の負担について消費者の誤認を招き、納入業者等に対する買いたたきを生じさせたり、周辺小売業者等の転嫁を困難にするものでございます。そういった趣旨から、八条の規定は...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 第八条に、「事業者は、平成二十六年四月一日以後における自己の供給する商品又は役務の取引について、次に掲げる表示をしてはならない。」というふうになっておりますから、それについての広告であれば適用があると考えます。
○国務大臣(森まさこ君) 表示に対する罰則規定はございません。
○国務大臣(森まさこ君) 済みません、今質問をちょっと聞き漏らしておりまして、申し訳ございません。  御質問を確認させていただきますけれども、表示に、違反に対する罰則はございませんというふうに答弁した後、表示に対する違反があった場合ですね、はい、勧告等の行政指導を行います。
○国務大臣(森まさこ君) 違反行為をした事業者名を公表をすることが、国がその行為を宣伝してあげることだというふうにはとらえておりません。  法律に違反するものとして、行政庁から勧告等を受け事業者名を公表されるということは、事業者に対して相当の抑止効果もあり、事業者が消費税の転嫁...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費税というふうに表示していないものは、原則としてそれのみをもっては規制をされることがないということです。もちろん、表示というのは広告全体を見て判断するものでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 表示の規制は、御存じのとおりその表示のみによって規制するものですから、その文言を見て何を連想するのかというところまでもって規制することはできません。  この法律の目的は、消費者の方に消費税を御負担いただく、このことに誤認がないように、それから周辺の小売...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 同じです。
06月04日第183回国会 衆議院 本会議 第30号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  消費者の市場に対する信頼を通じた消費の拡大は、経済の成長を促すものであり、消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案の目的規定についてお尋ねがありました。  本法案の制度を活用することにより、消費者の財産的被害を適切に回復し、消費者の利益の擁護を図ることは、消費者と事業者の双方の関係を良好にして、消費の活性化、健全な事業者の発展や公正な競争をもたらすものである...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 現行の消費者団体訴訟制度の問題についてお尋ねがありました。  適格消費者団体における被害回復の仕組みを有しない現行制度のもとでは、消費者と事業者との間の情報の質、量並びに交渉力の格差や、消費者が受けた被害額とみずから訴えてこれを回復するために要する費用...全文を見る
06月07日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第9号
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○森国務大臣 ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  消費者の市場に対する信頼を通じた消費の拡大は、経済の成長を促すものであり、消費者の利益の擁護を図り、もって...全文を見る
06月12日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(森まさこ君) いえ、御質問がいつからいらっしゃったかということでございましたので、当選当初からおりましたけれども、公設秘書になったのが二十年四月からということで、特に食い違いはございません。
○国務大臣(森まさこ君) はい、そうでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 直ちにではないと思います。
○国務大臣(森まさこ君) そうだと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 金子洋一委員が今おっしゃったように、勘ぐった考えであるというふうに思います。
○国務大臣(森まさこ君) 消費税の円滑かつ適正な転嫁等に関する対策推進本部第二回の議事要旨に、甘利大臣の司会進行の下、議事が進められたとありまして、公共料金については、基本的な考え方を整理し、五月を目途に公表する方向で検討を進めることを確認したと記載されるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 基本的な考え方についてはできるだけ早く公表すべきではありますが、一方でその整理に当たっては実態をよく踏まえるべきであると考えます。公共料金の消費税転嫁については、前回消費税引上げ時と比べて、今回は、消費税の引上げ方、IT技術等に関し状況が異なっている点が...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 基本的な考え方は各公共料金に共通するものとされているため、各公共料金分野における事業者の消費税転嫁に向けた状況を十分に把握する必要がございます。こうした観点から、現在、事業者の状況をよく踏まえるべく、内閣官房や各公共料金を所管する省庁とともに検討を重ねて...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 基本的な考え方について今中身を言及することはできませんけれども、今委員の御指摘の状況を含めた様々な状況を判断をして適切に対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、物価の安定は国民生活に深く関係し、消費者庁としても重要な政策課題であると認識をしておりまして、各種調査や統計資料等により物価の動向を注視しているところであります。  御指摘の物価担当官会議の開催も検討をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 例えば、国民生活安定緊急措置法において、一般物価水準が高騰し又は高騰するおそれがある場合において、国民生活との関連性が高い物資又は国民経済上重要な物資、生活関連物資等の価格が著しく上昇し又は上昇するおそれがあるときには、当該物資を特に価格の安定を図るべき...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私は、消費者の安全性の確保が第一であるということを発言してまいりました。その結果、この成長戦略の発表の中にも消費者の安全性を確保しつつという言葉が入りましたので、消費者庁としては、消費者の安全性を確保するしっかりしたルール作りに全力を傾けてまいりたいと思...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 医薬品の安全性の確保、確認については厚生労働省の所管でありますので、その必要な予算の確保について私からも御意見申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) この全量検査については、川田委員とも以前また同じ議論をさせていただいたんですけれども、現在、福島県における米については全量検査をしております。また、相馬港の小さい小魚、相馬港でモデル的に実施を、漁を開始をしたんですけれども、小さい小魚については全量検査を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 学校給食への地場産品の利用については、現在少しまた戻ってきているところではございますが、お母さんたちの不安にこたえる形でどのように対応できるかということを今後もお母さんたちとの対話を通して検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 子ども・被災者支援法の施行された日でしょうか。
○国務大臣(森まさこ君) 子ども・被災者支援法の基本方針については、私が策定に携わったときには福島県全域は原則として含まれるという、私本人はそういう認識でございました。それに加えて、福島県以外の地域の方々が大変苦しんでいるということで、そこにも救済の手を差し伸べていくべきだという...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 済みません。というものが設置をされてきておりまして、今朝もその施策については大きな評価の声をいただいてきたところでございます。  いずれにせよ、引き続き基本方針の早急な策定に向けて努力をしてまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 防腐剤や食品添加物でございますけれども、それはもちろん安全性の高いものを使用していただかなくてはならないわけでございます。また、賞味期限を設定する場合には、安全性確保の観点から、科学的根拠に基づく期限に一以下の安全係数を掛け合わせるように求めているんです...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者庁としては先ほどの取組をいたしまして、私からも記者会見を通じて消費者に同様のメッセージを出したところですけれども、今、委員の御質問を通じて、各省庁で連携をして取り組んでいかなければならないなという思いを強くいたしましたので、警察庁、金融庁、厚労省そ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました食品表示法案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  食品に関する表示は、消費者が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し重要な役割を果たしております。  一方、現在、...全文を見る
06月12日第183回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました食品表示法案の趣旨を御説明申し上げます。  食品に関する表示は、消費者が食品を摂取する際の安全性の確保及び自主的かつ合理的な食品の選択の機会の確保に関し、重要な役割を果たしております。  一方、現在、食品一般を対象とした表示制...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品表示における消費者の権利の尊重及び消費者の自立の支援についてお尋ねがありました。  本法案において、基本理念に消費者の権利の尊重と自立の支援を明記した趣旨は、食品表示制度が、基本的に、消費者が必要な情報に基づき、自ら安全を確保して合理的に選択できる...全文を見る
06月13日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○森国務大臣 私、少額被害者を集めて、集団訴訟をたくさん起こしておりました弁護士でございます。  これは物すごく大変でございます。しかも、一一〇番をやっても、一日や二日の一一〇番で、日本全国にいらっしゃる被害者の方に気づいていただけません。まず、一一〇番をやりますということを新...全文を見る
○森国務大臣 これは議論があったところでございますけれども、届け出をしなかった方にまで判決効を及ぼすという、予測可能性が低いところまで判決効を及ぼすかどうかという議論があると思います。ですので、この法律の五年間の施行状況を踏まえて検討課題を設定することとなるものと考えますので、そ...全文を見る
○森国務大臣 法テラスの基準は個人の依頼者に対するもので、集団的に弁護士が弁護団をつくるときは、法テラスの基準よりももっと低い報酬しかいただかないのが通例ではございますが、法テラスの弁護士報酬基準等も参考にしながら、弁護士会の皆様、そして事業者の皆様、消費者団体の皆様、そして委員...全文を見る
○森国務大臣 いわゆる拡大損害や個人情報流出事案についてでございますけれども、現在の法案については対象とならないこととされております。  そして、本法律案附則第三条に基づく検討課題は、この法律の五年間の施行状況を踏まえて設定することとなっております。委員の御指摘の平成二十三年八...全文を見る
○森国務大臣 本制度では、確かに、個々の消費者は、共通義務の訴えで敗訴した場合には個別に訴えを提起できますけれども、もともと本制度は、個々の消費者が訴えを提起するのが難しい、この現状を踏まえて創設するものでございまして、第一段階目で敗訴したからといって、消費者が急に専門的知識、経...全文を見る
○森国務大臣 委任をそれぞれさせるということは、手間をかけさせるということです。  そもそも、本法案が出された現状というのは、消費者が泣き寝入りをしないように、泣き寝入りをしている理由は、費用もありますけれども、手間がかかる、それから専門的知識がない、そういうさまざまな原因で消...全文を見る
○森国務大臣 適格消費者団体に対する支援としては、これまで、消費者団体訴訟制度の周知、普及、会費、寄附による収入の増加につなげるため、寄附金について税制優遇措置が受けられる認定NPO法人制度の活用の促進などを実施してきております。  さらに、適格消費者団体は差しとめ請求関係業務...全文を見る
○森国務大臣 今の御質問の中に、二つの意味があると思います。消費者契約というものが何か、一般の消費者の方にはわかりにくいものとなっているということと、対象を消費者契約による金銭請求に限るかどうか、二つの論点があると思います。  消費者契約が何かわかりづらいという御指摘はもっとも...全文を見る
○森国務大臣 本制度では、一段階目の手続の判決が出された後、二段階目の手続に消費者が加入することが必要であり、消費者が実際に参加しないことには被害回復は進みませんので、この制度が機能するためには、消費者に手続の加入を促すことが重要です。  一段階目の手続の判決の内容を広く周知す...全文を見る
○森国務大臣 二段階目の手続に加入しなかった対象消費者について、本制度は、それらの消費者が本制度以外の方法によって個別に被害救済を図ることを妨げるものではございませんので、個別訴訟や裁判外紛争解決手続、消費生活センターのあっせんを活用すること等によって救済を図ることが可能です。 ...全文を見る
○森国務大臣 はい。その方法は考えられると思います。
○森国務大臣 個々の消費者が事業者に対して裁判をするというのは非常に困難なんです。委員のおっしゃるとおりなんです。  そこで、現状よりも多くの方が救済されるようにということでこの制度を設けましたので、まずはこの周知をしっかりと努めてまいりたいと思いますが、そこで届け出をしなかっ...全文を見る
○森国務大臣 委員が御指摘のとおり、最近の消費者被害は、全国の消費生活センター等に寄せられる消費生活相談の件数が平成二十四年度で約八十五万件、高い水準で推移しております。同様の被害が拡散的に多発するという特徴がございます。一方、消費者と事業者との情報の質、量、並びに交渉力の格差や...全文を見る
○森国務大臣 消費者団体訴訟制度は、平成十九年六月の制度運用開始以降、十一団体が適格消費者団体として認定されまして、訴えが提起されたのは御指摘の三十件。このほか、訴訟には至らなくても、二百件を超える裁判外の申し入れが行われ、これにより、事業者が任意に改善をして解決をした例もありま...全文を見る
○森国務大臣 そもそも、これで訴えられるような事案は、もう消費生活センターの窓口に相談が行ったり弁護士会の相談窓口に来ているんですよ。そのときに、もう弁護士や相談員から会社に問い合わせが行っているんです。良心のある業者は、大体そこで業務改善してくれています。  ただし、御心配が...全文を見る
○森国務大臣 御質問ありがとうございます。  国民生活センターの、それぞれの内閣の中で翻弄されてきたかわいそうな歴史を今披瀝していただきましたけれども、私も弁護士時代、この国民生活センターで働いていたこともございまして、この国民生活センターの直接相談機能というのがいつも要らない...全文を見る
○森国務大臣 上西委員の応援の質問であると理解をさせていただきます。  上西委員も国会議員でございますので、国会のシステムはよく御存じのことでございましょうけれども、私は、消費者大臣として、この法案の成立を心から願っておりますし、それに向けて全力を尽くしてまいりました。四月十九...全文を見る
○森国務大臣 椎名委員のような企業側の弁護士の方に、ぜひ消費者特委のメンバーになっていただきたいなと思いながら聞いておりました。私も法務委員会にもおりましたけれども、消費者特委にもおりました。ぜひ、この法案審議、ずっと一貫して参加をしていただければ、この法案の趣旨もよく御理解いた...全文を見る
○森国務大臣 議事録に残ってしまいますので、先ほどの委員の御指摘を、民主党政権のときのことではございますが、私、訂正をさせていただきます。  委員の数、少ないとおっしゃったけれども、これは、民主党政権下の会でございますけれども、この法案をつくるための調査会ですよ、経済団体の方を...全文を見る
○森国務大臣 本制度では、一段階目の手続の判決において特定適格消費者団体が勝訴した場合のみ、二段階目の手続が開始され、裁判所に届け出をした消費者に対して、一段階目の手続の判決の効力が及ぶこととしております。  しかしながら、本制度では、当事者ではなかった他の特定適格消費者団体に...全文を見る
○森国務大臣 制度というものが、一度つくられたら、当初の目的を超えた利用の仕方をされたりするということは、どの制度も全て同じでございます。ですので、これは、もちろん、社会情勢の変化等を見て、不断に見直しをしていかなければならないと思います。  企業界は、集団訴訟というものを基本...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりでございます。
○森国務大臣 御指摘のとおり、仮差し押さえに当たっては、通常の仮差し押さえと同様、裁判所の決定があれば担保を立てなければなりませんが、なかなかやはりその金額を準備するのが困難な場合もあろうかと思います。  今まで、適格消費者団体に対する支援としては、消費者団体訴訟制度の周知、普...全文を見る
○森国務大臣 二次被害について御質問をいただきました。  特定適格消費者団体が対象消費者の個人情報を取得した場合に、当該情報を適正に保管することが必要で、被害回復関係業務の目的の達成に必要な範囲内で利用しなければならないこと、こう条文でもなっております。  ただし、やはり、こ...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  障害者の権利に関する条約(仮称)の発効等の障害者の権利の保護に関する国際的動向等を踏まえ、全ての国民が、障害の有無に...全文を見る
06月14日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(森まさこ君) 食品表示法案の制定により、三法の表示に関する規定を統合して食品の表示に関する包括的かつ一元的な制度を創設することで、使われる用語や定義を統一することが可能となり、消費者、事業者双方によって分かりやすい表示が実現をするというふうなことを目標にしております。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 検討については速やかに着手をいたします。その中で様々な方々の御意見を聞いてより良いものにしていきたいと思いますので、委員の御指摘をしっかり踏まえてやっていきたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 大変難しい論点だと思います。確かに食品の表示法案に基づく食品表示基準というのは重要なものでございます。国民の皆様の口に入り、そして人の健康や命に影響する食品の、それを表示する基準でございますから、重要な問題でございます。  一方で、国民の食生活の変化に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、この食品表示基準の策定に当たっては、先ほど御説明したとおりの、厚生労働省、農林水産省及び財務省との協議のほか、消費者委員会からの意見を聴くということが法定をされております。また、この食品表示基準は、内閣府令による制定又は改廃に当たって...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 必ずしも、表示項目を増やすことでは事業者負担が増えるのではないかという御懸念から御質問をいただきました。  食品の義務表示事項については、消費者が自主的かつ合理的に食品を選択することができるよう、表示から必要な情報を得られるようにすることが求められます...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 誰のためにという御質問がございましたけど、消費者のためでございます。  本法案により、三法の表示に関する規定を統合して、食品の表示に関する包括的かつ一元的な制度を創設することにより、消費者、そして消費者に食品を製造、販売、提供している事業者にとっても分...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品の義務表示事項については、消費者が自主的かつ合理的に食品を選択できること、表示から必要な情報を得られるようにすることが重要でございます。しかしながら、表示すべき事項について様々な意見があることに加えまして、食品表示基準を策定する対象を判断するに当たっ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品の容器包装への表示については、より詳細にしていくときに表示スペースの問題などもあり限界がございますので、委員御指摘のようなQRコードなどのITを活用した代替的手段というものを活用することが重要であるというふうに考えます。  一方で、注意しなければな...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案に基づき、整合性の取れた分かりやすい表示基準を策定し、消費者、事業者にとってメリットがある食品表示制度としていくことが重要でございます。また、本法案により栄養表示の義務化が可能となることから、対象となる栄養成分等、必要な表示基準の検討を早期に行って...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者庁の業務は、JAS法、特定商取引法等、従来他省庁が所管してきた業務を消費者行政として一元化をして行っております。その扱う範囲は広く、専門性も高いものであります。  ノーリターンルール、御指摘の趣旨も十分私理解をいたしておりますが、この専門性の高い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 何とかのポストは何とか省から出すなどというルールがあるわけではございませんが、委員御指摘のとおり、硬直化した人事がないように目配りをしていく必要があると思いますので、私の下での人事は適切な人物を配置するという視点から、また消費者の視点を育成するという視点...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) いわゆるくず米と言われるふるい下米のうち、ふるい目幅が一・七ミリ以上のものは主食用としても販売をされており、一般消費者向け精米及びおにぎり等の加工品に利用される業務用米に含まれていると承知をしております。
○国務大臣(森まさこ君) 現在、一般消費者に販売される袋詰め精米においては、農産物検査を受けた場合に限り、品種、産年の表示ができることとされております。これは、精米の品質が品種、産年により大きく異なることから、品種等が精米を選択する際の決定的な事項であり、その内容についてより確実...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど、山田委員が私の答弁に対して驚きであると、そんなものは要らないと、規制強化になるとやばいというふうにおっしゃいましたが、私の答弁はそのようには申し上げておりませんので、訂正をお願いしたいと思います。私は、この法案の趣旨にのっとって、消費者又は事業者...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 議事録を精査の上、御訂正願いたいと思います。  ふるいをしてふるいの網の目から下に落ちたもの、そのふるいの目幅が一・七ミリ未満のものは、基本的にふるいの上に残ったものが基本的に主食用として一般消費者に、ふるいの目一・七ミリ未満のものは下に落ちますから、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お米の玄米のうちにふるいに掛けまして、ふるいの目幅が一・七ミリ以上のものはふるいの上に残りますので、それが主食用として販売をされておりまして、ふるいの目から落ちた小さい粒のものは業務用等で販売をされている、そういう論点でございます。このことが消費者の食の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 政府としては、得られた情報については内閣官房TPP政府対策本部を中心に、相手国との信頼関係に配慮しつつ、分かりやすく正確な情報提供を行うべく努力してきておりまして、これまでもできるだけ多くの情報を官邸や内閣官房のホームページに掲載をしてきているところでご...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) いつごろという御質問でございますけれども、先ほど御答弁したとおり、TPPについては政府一体となって内閣官房にTPP政府対策本部を設置し、同本部を中心に情報提供を行っていくこととしております。  消費者庁といたしましては、食品の安心、安全をしっかり守って...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 我が国においては、遺伝子組換え食品は、作物の品種ごとに科学的な評価を行い、安全性が確認されたものだけが輸入や流通等できる仕組みとなっておりまして、現在、大豆、トウモロコシなど八種類の遺伝子組換え作物の国内販売が認められております。遺伝子組換え食品の表示は...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員の御質問は虚偽表示の問題でございましょうか、ちょっとその、消費者側の要望が先送りになったというものの中身は、不当な表示の禁止の部分が入っていないということ……
○国務大臣(森まさこ君) 全体ですか。全体的にですね。分かりました。  食品表示の問題は、委員御指摘のとおり、長年指摘されてきた問題でもございます。そして、それが、一つには、やはり省庁をまたがっていろいろな法律、またそれにかかわる様々な府令、省令に、下位法令にもまたがっていると...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 優先順位を付けてやっていかなければならないと思っております。全てが重要な課題でございますが、まずこの基準を作っていくということを最優先されると思っております。しかし、その他の課題も重要なものばかりでございますので、速やかに着手をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 消費者庁はマンパワーの問題がございますが、それは私が頑張って人員を増員をしなければならないと思っております。今年度、一人の正規職員の予定だったところを私が五人にいたしましたけれども、まだまだ足りないところでございます。その足りない部分を、今委員が御指摘い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私も子供がアレルギーを持っておりますから、常に恐怖を抱きながら、外食等に行くときはですね、いるわけでございますけれども、そういうやはり子供の命に直結する問題でございますので、様々な御要望をしっかりと検討してまいりたいなというふうに思っております。  今...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○国務大臣(森まさこ君) ありがとうございます。  私も、私の母が、地域で特に障害を持った子供の子育てをしているお母さんがなかなかお仕事をすることができないということで、私の母が営んでいる縫製工場に来ていただきまして、そのお子様たちと一緒に私も子供時代を過ごしたものでございます...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 女性や子供に対して障害を持っているということで更に差別的な取扱いがされることは看過できない事態でございますので、これにつきましては十分な取組をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、基本方針、対応要領、対応指針は、社会の変化や国民の障害者に対する理解の深まりなどに伴って内容を充実させていくべきものと考えます。そのため、本法案においても国内外の情報収集等を行うこととしておりまして、障害を理由とする差別やその解消のた...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案が施行された暁には、各地方公共団体が国とも協力しながら差別解消支援地域協議会の設置を進め、差別に関する相談や紛争解決が速やかに行われる体制の整備が進められるものと期待しております。その際に、どの程度の業務量が発生し、人的配置等がどの程度必要になるか...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、この地域協議会が実効性のあるものとなるためには人員も必要です。財政支援の必要性があるということは重々認識しておりますので、前向きに検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 大変重要な問題であると思っておりますので、関係省庁ともしっかりと協議をしていく中で私も頑張ってまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 委員の御指摘、大変貴重な御提案であるというふうに考えております。  この地域協議会については、それぞれの地域の実情に応じて積極的にお取組をいただきたいと思っているところでございますけれども、初の試みでございますので、これが真に機能するものとするためにも...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) しっかりと検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 地域協議会の試みが真に機能して、障害者の皆様の差別がそれぞれの地域の実情に応じて解消されていくために、先行モデルの実施について頑張ってまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 福山委員も政府におられて、本当にしっかりやられておられたお姿を私も今振り返っておりますけれども、私もこの立場になったからには、障害者の皆様のために、先行モデルの実施も含めて、効果的な施策についてはしっかりと予算要求も含めて頑張ってまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 平成二十三年の改正後の障害者基本法においては、その第一条において、障害者が障害者でない者と同様に基本的人権の享有主体であることを確認するため、全ての国民が、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有する個人として尊重される旨を新たに規定し、そのような...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 基本方針は、本法案における障害を理由とする不当な差別的取扱いや社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮についての基本的な考え等を示すものでありますから、障害者権利条約や同条約を踏まえて改正された障害者基本法等を踏まえたものとなるというふうに考...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 対応要領は、その具体的な内容としては、例えば障害を理由とする差別の基本的考え方や当該機関等における障害を理由とする不当な差別的取扱いになり得る行為の具体例、当該機関等における社会的障壁の除去についての必要かつ合理的な配慮として考えられる好事例等が考えられ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 地域協議会においては、地域において障害者差別に関する相談や紛争の防止、解決を推進するためのネットワークを構築し、協議会の構成機関等の間で障害を理由とする差別に関する事案の情報を共有するとともに、それぞれの機関等における経験や専門的知識を持ち寄って障害者か...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 山谷委員におかれましては、自民党の内閣部会長として、また障害者問題を担当する政務官であられた御経験を踏まえて、本法案のお取りまとめに多大な御尽力をいただきましたことに感謝を申し上げます。  障害者施策に関しては、平成十八年に国連において障害者の権利に関...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおり、障害を理由とする差別の解消は、雇用、教育、医療、公共交通など障害者の自立と社会参加にかかわるあらゆる分野にまたがる課題でありまして、施策の推進に当たっては、関係省庁間の連携を確保することが非常に重要だと考えております。  そのため、本法...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 安倍内閣は、全ての人々が生きがいを感じ、チャンスを与えられる社会、国民一人一人の能力と個性が最大限に生かせる社会の実現を目指しておりますので、障害者の皆様の能力と個性が最大限に生かせるよう、障害者差別の解消に取り組んでまいりたいと思います。  本法案は...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案が目的とする、障害の有無によって分け隔てられることなく共生する社会の実現のためには、本法案に基づく取組と併せて従来より実施している障害者基本法等に基づく障害者の自立と社会参加の支援等のための施策の充実を図ることが重要でありますので、本法案の成立後の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 我が国におきましては、これまで関係団体からの御要望に基づきまして、障害者権利条約の締結に向けた必要な国内法の整備を始めとする我が国の障害者に係る制度の集中的な改革として、平成二十三年の障害者基本法の改正、平成二十四年の障害者総合支援法の制定等に取り組んで...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 障害者の政治参加につきましては、障害者の権利に関する条約第二十九条において、「政治的及び公的活動への参加」として規定をされているところであります。また、我が国においても、先ほどの平成二十三年の改正障害者基本法の中で、障害者の自立及び社会参加の支援等のため...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 資格制度の取得要件について、障害者に係る法定上の欠格条項の見直しにつきまして、平成十一年に障害者施策推進本部において「障害者に係る欠格条項の見直しについて」を決定いたしまして、障害者に係る欠格条項が真に必要であるか否かを検討し、必要性の薄いものについては...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 失礼いたしました。  障害者基本法の第二十八条、先ほども申し上げました、「国及び地方公共団体は、法律又は条例の定めるところにより行われる選挙、国民審査又は投票において、障害者が円滑に投票できるようにするため、投票所の施設又は設備の整備その他必要な施策を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 障害を理由とする差別の解消を効果的に推進していくためには、国民各層の関心を高めまして、その理解と協力の下に推進していくことが重要であることから、本法案においても、第十五条において、国及び地方公共団体が必要な啓発活動を行う旨規定しております。  本規定を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これまで政府は、障害者権利条約の締結に向け、必要な国内法の整備を始めとする我が国の障害者に係る制度の集中的な改革として、先ほどの江口委員の御質問にも御答弁したとおり、二十三年の障害者基本法、それから平成二十四年の障害者総合支援法の制定に取り組んでまいりま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案における紛争の防止や解決を図るための体制でございますけれども、これについては、新たな機関は設置せず、既存の機関等の活用、充実を図ることとしております。そして、その体制の整備については、施行までに図っていくということを目標にしております。  そして...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 平成十九年七月に、本委員会において、障害を理由とする差別を禁止する法制度の整備の促進を求める決議が全会一致で採択され、当時の高市大臣より、その趣旨を十分に尊重して障害者施策の推進に努めてまいりますと発言していることについて、承知をしております。  それ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 是非映画を見に行きたいと思います。  私、弁護士時代に、弁護士会の子どもの権利委員会に所属しておりまして、そこで障害を持ったお子さんの問題を取り組んでまいりました。施設等にいるお子さん、それから御家庭で育てているお子さん、どの親御さんもやはり同じように...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおりでございまして、条約の趣旨を踏まえて、そして基本法において基本原則として差別の禁止が規定され、それを具体化した本法案でございますので、職場、教育、地域等で現実に起きている差別を解消するためのものでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のような議論の推移があったこと、重々承知をしているんでございますが、この差別とは何かという定義については、本法案ではあらかじめ一律に定めることはしませんでした。そして、具体的にどのような行為が差別に当たり得るのかについては、対応要領や対応指針に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員の御指摘、大変重要な御指摘だと思います。  本法においては、施行後において、各主務大臣における対応要領や対応指針の運用状況又は国や地方公共団体による支援措置の実施状況等を府省横断的に把握することを考えております。さらに、差別に関する具体的な相談事例...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案は、委員の今御指摘のとおり、様々な関係者の御努力の中で、また一方では様々な御意見がいろいろある中で、何とか成立をさせて条約の批准に向けて前に踏み出したいということで、障害者差別解消法案として出されたものでありまして、その中で差別についての定義につい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 基本方針、対応要領、対応指針は、社会の変化や国民の障害に対する理解の深まりなどに伴って内容を充実させていくべきものでございますので、委員御指摘のとおり、適宜必要な見直しを行っていく考えでございます。  なお、検討規定において施行後三年後の見直しが規定さ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 基本方針については障害者政策委員会の意見を聴くことにしておりまして、障害者政策委員会の中に弁護士も含めた様々な有識者の方が入っていらっしゃることは委員も御存じのとおりでございます。  具体的に、さらにどのように関係者の意見を反映させるかについても今後し...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 合理的配慮の提供に関しては、この法的義務と民間の努力義務ということについては様々な御指摘がございますので、見直しのときには、委員等の御指摘も踏まえながらしっかりと検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 確かに、学校など子供たちにとっては平等な環境が提供されなければなりませんので、今回はやはり民間事業者、特に小規模の事業者にとっては様々な事業規模に伴ってコスト等も掛かるという問題点もあり、努力義務といたしたわけでございますけれども、見直しに向けてそうした...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これは、地域協議会については、障害を理由とする差別に関する相談、紛争の防止、解決を推進するためのネットワークを形成するという趣旨から組織をするものとしておりまして、自ら調停を行うことは想定をしておりません。また、行政措置の権限を有する行政機関等に橋渡しを...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい。本法案の施行後についても、引き続き国際的な動向を踏まえて取組を進めることは重要と考えておりますので、十六条に基づき、条約をめぐる動向も含め、障害を理由とする差別に関する国際的な動きに係る情報を収集しつつ、国際的な水準を踏まえた運用を図ってまいります...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
06月19日第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(森まさこ君) 先ほど申し上げましたとおり、平成二十三年度から二十四年度にかけて消費者庁において実施した全国の実態調査においては、約千人のアレルギー専門医の協力を得て約三千例の食物アレルギー症例の報告がありまして、またこのうちアナフィラキシーショック症状を呈した症例は三...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 全ての症例を把握するということはもちろん困難でございます。それは、医師のところに来ている症例を、さらにそれを全部義務を掛けていかないと出てこないものですが、今しているものは御協力をお願いして出してもらったものということになりますが、その範囲内で、委員御指...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 先送りをすることは本当に許されない、喫緊の課題だというふうに認識をしております。アレルギーを持つお子様とアレルギーを持つ方の命にかかわる問題です。  本法案が成立し、施行するに当たっては、現行の三法に基づく表示基準を統合した新たな食品表示基準を作成をし...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、可能性表示についてもお答えをしたつもりだったんですけれど、済みません、よく、説明が不十分で申し訳ございません。  この可能性表示についても様々な御意見がございます。消費者の側の中でも可能性表示について様々な御意見がございますので、その皆様の御意見を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品の表示について様々なお声がある中で、それをきちっと検討の場の中で聞いてまいりたいと思います。  中食、外食についてでは、素早く調理をして出す中で混入の可能性がどうしてもあるということを書いていただいた方がいいという御意見と、それはそのようにするとや...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今まで、この三本を一緒にするということで、新たな基準を作る、それをまずやります、その後にそれぞれの課題をこなしていきますという方針でしたけれども、委員を始めとした皆様の御意見を伺って、また消費者団体や皆様方の協力も得ながら、三本を一緒にする基準の作成と並...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 速記録ができ上がってまいりました。山田太郎委員の発言が次のようになっております。実は今の大臣の発言は非常に驚きなんですね、次を略しますが、国民の側に寄っているはずの消費者庁が、いや、規制強化につながるからそんなものは要らないんだというふうに、業務用につい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 米の生産現場では、生産者が販売戦略等の観点から、ふるいの目幅一・八ミリから一・九ミリ程度のふるいでふるいまして、その上に残った米を主食用として出荷していることが多いと認識しております。ふるいの下に落ちましたいわゆるふるい下米のうち、主に一・七ミリ以上のも...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) くず米の混入の実態でございますけれども、これについては今御答弁したとおりのことでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁しましたとおり、複数原料米にも利用されているというふうに御答弁をしたとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) ふるい下米の混入については、確かに消費者の方からもそのようなお声が出ております。これについて、消費者のお声を広くまたお聞きした上で検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の米トレーサビリティー法は、事業者に対して取引の記録とそれから産地情報の伝達を目的としております。現在は、議員の御提案のような、品種とか産年の記録は義務付けられていないわけでございますけれども、議員が前回から御指摘のように、袋詰めの精米と、それから...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) JAS法の中の今回本法案にまとめられます表示の部分は、消費者が、食品の安全性、また自分で食品を選択するための権利ということで、それが法の目的になっておりますけれども、トレーサビリティー法の場合は、米等の譲受け、譲渡しに係る情報の記録、それから産地情報の伝...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 現在、中食、外食等についてはアレルギー表示の義務がないわけでございますので、その部分については、事故を防ぐためアレルギー表示をどのように行っていくかということを、本法案の、三法を一緒にした食品表示基準を作成する過程の中で、実態調査等を実施しながら可能な限...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私からは導入についてでございますけれども、現在は、確かに行政の監視の目が行き届かない面、消費者による表示内容のチェックということでございますけれども、現在も消費者庁における行政の執行の端緒に消費者等から広く提供される情報を活用しているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおりでございまして、また付け加えさせていただくならば、景品表示法にも違反することになる場合が多いと思うんですね。その場合には、景品表示法で不当表示に該当すれば、措置命令が発出されれば、その内容が即公表されるわけでございますので、そうした観点から...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと思います。
06月20日第183回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第11号
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○森国務大臣 本制度の導入により、消費者は、特定適格消費者団体による一段階目の訴訟追行の結果を踏まえて、二段階目の手続に加入することができます。そして、実際の二段階目の手続は、特定適格消費者団体に授権をして行うことになります。また、この授権の機会は、消費者に通知、公告がなされます...全文を見る
○森国務大臣 経済団体、七団体からの御提言をいただきましたし、そのほかにも個別に強力にいろいろな御意見もいただきましたけれども、基本的には、その内容は、本制度における不適切な訴え提起または濫訴のおそれ、それからもう一つは、日本経済への影響がマイナスではないか、そういう御懸念を示さ...全文を見る
○森国務大臣 本制度は、既存の制度では消費者がその権利を行使して被害を回復することが困難であることに鑑みまして、その権利行使の実効性を確保するという観点から創設されるものでありますから、そもそも法遵守を徹底し適法な事業を行っている良質な事業者においては、本制度が導入されたとしても...全文を見る
○森国務大臣 我が国においては、個人みずからが被害救済を求める制度に関しては、通常の民事訴訟制度、少額訴訟のほか、平成二十一年には、国民生活センターに和解の仲介または仲裁を行う裁判外紛争解決制度、これを整備したところです。消費者への制度の周知や、消費者がみずから利用するに当たって...全文を見る
○森国務大臣 諸外国でも、多数の消費者の被害回復を図るための訴訟制度が導入されておりますが、どのような位置づけになるかという難しい御質問ですけれども、例えば米国では、いわゆるオプトアウト式のクラスアクション、これが幅広い分野で認められております。また、欧州諸国においても、フランス...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおりでございまして、本法案の適用を受けるか受けないかにかかわらず、個々の個別事案で民事上の請求権が立つか立たないかというのは古くからある問題でございます。  これについて、悪質な事案について消費者契約法等の民事実体法で適用できるように過去ずっと見直し...全文を見る
○森国務大臣 大変難しい御質問だなと思います。  通常の訴訟手続などの消費者の被害回復を図るための既存の制度はそのままにしておきながら、それに加える形で、本法案ができたわけでございます。  訴訟手続を二段階として、二段階目で加入した消費者に一段階目の判決の効力を及ぼすというこ...全文を見る
○森国務大臣 特定適格消費者団体に対しては、その認定段階で一定の経理的基礎を求めております。この経理的基礎をもとにして自立した活動をしていただくということが基本になります。  また、認定NPO法人制度の活用による寄附金の受け入れを進めることや、新たな訴訟制度に関する業務で消費者...全文を見る
○森国務大臣 訴訟資金提供ビジネスですけれども、それは排斥をされます。  本制度について、特定適格消費者団体が、いわゆる訴訟ファンドでありますとか高金利の貸付業者でありますとか、そういうところから訴訟資金の提供を受けたり、そういうビジネスを利用することは、報酬規制、認定要件であ...全文を見る
○森国務大臣 現在の検討状況でございますけれども、閣議決定された規制改革実施計画においては、米国のダイエタリーサプリメントの表示制度を参考にいたしまして、食品の機能性の表示を容認する新たな方策を検討することとしたところでございます。  これは、食品の機能性の表示について、特保の...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のとおり、規制改革会議の議論の中で、食品の機能性評価について第三者認証制度を設けてはどうかという御提案もありました。  食品の機能性評価は、決まった規格に当てはめて個々の製品を評価するものではなく内容がさまざまである、論文等を広く集めまして、また、各論文の質...全文を見る
○森国務大臣 重要な御指摘だと思います。  なお、本法案の財産的被害というのは、だまされたりとかそういうことでございますので、価格の安い、高いというのとは異なります。  そもそも、やはり消費者庁設立の趣旨は、消費者と事業者のウイン・ウインの関係を構築することであり、消費者と事...全文を見る
○森国務大臣 本法案の目的は、消費者が泣き寝入りをしないように、消費者と事業者との間の情報の質、量、交渉力の格差などをなくして、被害を回復していくというところでございます。  一方、経済界が懸念している濫訴をどう防いでいくのかということに関しましては、本制度では、手続の主体を内...全文を見る
○森国務大臣 今の審議官の答弁を補足させていただきますと、通知、公告もそうなんですけれども、この制度自体を広く国民の皆様に御理解をいただくような説明をしっかりして、風評被害の防止に努めてまいりたいと思います。  また、二点目ですけれども、企業の潰し合いに利用される、そういうおそ...全文を見る
○森国務大臣 私はPIO—NETがない時代から消費者弁護士をしておりますけれども、そのときは紙でやっておりまして、前近代的でありましたけれども、PIO—NETができて、大分、その時代よりは進みました。またさらに、それが行政機関からのぞけない時代もあったんですね。私は金融庁におりま...全文を見る
○森国務大臣 通常は同時期である場合が多いとは思いますが、お尋ねのような、施行前に契約が締結をされ、そして施行後に加害行為が行われた場合、その場合は、その加害行為は施行後に行われておりますので、不法行為に基づく損害賠償請求権が立ちますので、それについては本制度が適用されるというこ...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりでございます。
○森国務大臣 私は、応諾が進むというふうに思っております。  良質な事業者さんの場合は現在でもADRの応諾はしていただいております。問題は悪質な事業者さんの場合でして、ADRは御存じのとおり当事者の合意がなければ成立しないわけでございますので、こちらの方にそもそも出てこないとい...全文を見る
○森国務大臣 仮差し押さえ制度は、債務名義を取得したときにはもう財産が散逸してしまっていた、それで被害の回復が図れないということを避けるために、一般的に、既に民事保全法によって、我が国の民事訴訟制度において認められているものです。  本制度においても、同じような必要性、目的のた...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○森国務大臣 平成二十一年度から二十三年度における消費者庁歳出決算の概要を御説明申し上げます。  平成二十一年度の歳出予算現額は四十三億四千六百六十一万円余でありまして、これを支出済み歳出額二十七億二千七百二十九万円余に比較いたしました差額十六億一千九百三十二万円余が不用額とな...全文を見る
○森国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、まことに遺憾に存じております。  御指摘を受けた事項につきましては、直ちに是正の措置を講じたところであり、再発防止に万全を期してまいる所存であります。
06月25日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○森国務大臣 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、緊急時に迅速に安全な避難場所の確保、そして、その後の加害者から離れたところで新しい生活を始めるための居所の確保、ともに重要でございまして、この点に関して、民間支援者または民間シェルターの皆様の役割は大変大きいものがございま...全文を見る
○森国務大臣 DVについては、やはり、経験のある相談員が被害者の最初の保護から自立支援まで切れ目のない相談を行っていくということが大変重要になります。  そのような中で、現状では、地方自治体によっては、非常勤職員の相談員のいわゆる雇いどめのような実態がございます。これにつきまし...全文を見る
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○森国務大臣 行政機関による恣意を排除しなければならないという御質問がありました。  まず前提として、今検討中の法案でございますけれども、特定秘密は、従来から秘密として扱われている情報のうち、安全保障、テロ、スパイ活動など特に秘匿を要するものを指定するということを想定しているも...全文を見る
○森国務大臣 塩崎委員、よく質問してくださいました。  私は、安定政権のもとで国家の大きな課題に取り組まなければならないとすれば、少子高齢化の社会への対応こそが国家の大きな課題だと思っております。これこそが構造の大転換をしなければならない。予算、税制も、今までの日本は、やはり予...全文を見る
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(森まさこ君) 文科省、厚労省と連携して少子化大臣として取り組んでいるところでございますが、なぜ待機児童が生じるのか、その根本的な原因を考えることが大切だと思って調査を掛けることにいたしました。  一つには、ゼロ歳児のうちは家庭でしっかり育てたいと思っていても一歳にな...全文を見る
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(森まさこ君) お答え申し上げます。  提出する予定の法文の案の中に、例えば外交に関する事項ですと、別表の中に、二、外交に関する事項というふうに項目立てをした上で、そして安全保障に関して入手する情報ということで言っております。ですので、安全保障のために入手した特定の情...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 情報については現在も各省に秘密としてあるものがございます。例えば、極秘とか秘とか取扱注意などというふうにしてありますけれども、それぞれの基準についても、省庁によって、全て政府で統一をされているわけではございません。そのような、今持っている秘密の中で特定の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お答え申し上げます。  先ほど答弁をしたとおり、それぞれの省庁に今秘密というものがあり、その指定の基準とともに、その取扱いの基準、そして倫理規程と委員おっしゃいましたけれども、セキュリティーポリシーなるものが各省庁にばらばらにございます。その情報の取扱...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御質問の政府中枢や当局内部の違法行為、重大な失態というものについては、そもそもその違法行為や重大な失態というのでは特定秘密の対象たり得ないものでございますので、特定秘密に指定されることがないものというふうに考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 今御指摘になった過去の事件等は特定秘密に指定されるかどうかというのは今お答えできませんので。特定秘密にそもそも指定をされるものは、しっかりと有識者会議の御意見を聴いて基準を決めていく、そして、秘密の中でも本当に僅かな、安全保障にかかわるものでございます。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 公益通報者保護制度も、特定秘密については、そのような秘密を外部に持っていく場合に、その内部告発をするときに、それが、法律に書いてありますけれども、違法な行為や、そういった行為を公益のために持ち出す行為でございますので、違法な行為であれば、今の、前ほどの議...全文を見る
10月29日第185回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(森まさこ君) 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  日本を再び成長の軌道に乗せていく上で女性の活躍は不可欠です。女性にとって働きやすい環境を整え、女性の就業機会や活動の場...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○森国務大臣 百貨店で購入した場合には、本法律の三条三項に被告とする者が記載されておりますけれども、販売契約の相手方でございますので、百貨店が債務不履行または不法行為に基づく損害賠償請求の対象となり得るということになっておりまして、製造会社は対象となりません。
○森国務大臣 そのとおりでございます。それについては三条に書いてありますけれども、請求できないものが二項に書いてありまして、例えば代金以外の治療費でございますとか、治療に要した交通費、休業補償、慰謝料などは本制度の対象とはなりません。ただ、これは本制度によって対象とならないという...全文を見る
○森国務大臣 宮崎議員、私と同期の弁護士でございまして、先ほど、かかわっておられたKKCとかオレンジ共済とか、ココ山岡とかも私も一緒にやっていた事件ではございますけれども。  これまでの消費者事件に関する御尽力に敬意を表しますけれども、その中の御経験から今出た質問だと思いますが...全文を見る
○森国務大臣 この特定適格消費者団体が弁護士に報酬を払うことになるわけですけれども、それは、実際問題として、団体が消費者から得た報酬費用から充てられるものになりますと考えられますから、これについてガイドラインをつくっていきますというふうにお答えをいたしました。そこで、弁護士報酬が...全文を見る
○森国務大臣 消費者庁設立から四年が経過をいたしました。  実は、自民党から民主党に政権が移行するその直前に、ねじれ国会の中で消費者庁ができ上がりました。ねじれ国会の悪い点ばかりが指摘をされておりますが、党利党略にとらわれずに、ねじれた中でも消費者庁が与野党の協力の中で生まれた...全文を見る
○森国務大臣 濫訴のおそれがないように、しっかりと、委員御指摘のとおり、特定適格消費者団体の要件もきっちり定めておりますので、私も濫訴のおそれはないと思います。このことを多くの企業の皆様、経済界の皆様に御理解いただくように周知をしてまいりたいと思います。  そして、先生がおっし...全文を見る
○森国務大臣 泉元政務官の御尽力に敬意を表したいと思います。  今、弁護士としての心に残る事案ということでございますが、それはたくさんあるんですが、実は私も個人的に同じような目に遭ったことがありまして、アメリカにこの消費者問題のために留学したときに、ゼロ歳の長女を連れて母子留学...全文を見る
○森国務大臣 上西委員の御質問を聞いて、本当に怒りが込み上げてくるような思いがいたします。  通告を受けまして、私も、事務方を呼びつけまして、どういうことであったのかということで問いただしましたところ、これは最初は、上西事務所から消費者庁の方に、どこの消費生活センターに行けばい...全文を見る
○森国務大臣 一段階目の訴えを提起する際も、相当多数いるということが見込まれなければもちろん却下されますし、一段階目が立ちまして、それから二段階目に行った場合も、原告が集まらなくて多数にならなかった場合には訴訟自体が成立いたしません。
○森国務大臣 それがイコール泣き寝入りということにはならないと思います。この集団的被害訴訟制度にはなりませんということで、もちろん個々の訴訟はできますので。  そういう意味で、ネットワークビジネスというのは昔から大変救済が難しい事件だと言われておりますけれども、この訴訟制度で原...全文を見る
○森国務大臣 先ほどの答弁を修正させていただきます。  ネットワークビジネスの御質問でございましたけれども、二段階目の手続で原告がいない場合、成立しないというふうに答弁いたしましたが、訂正をいたします。裁判は成立をいたしますけれども、原告がゼロの場合、手続が終結をいたします。
○森国務大臣 これはそもそも、重徳委員が冒頭おっしゃっていたとおり、筋論からいえば、通常、原則的には、新しい法律ができたときには、施行日以降に要件が整っていれば、契約日が前であっても適用されるんです。これまで、全ての法律がそうでありました。だから、これは遡及の問題でも何でもないん...全文を見る
○森国務大臣 個々の裁判によって、契約による債務不履行の損害賠償請求が立てられている場合には、問題とならないと思いますし、不法行為によって争われている場合には、不法行為の要件が問題になると思っております。
○森国務大臣 答弁の訂正を申し上げます。  加害行為、故意によると申し上げましたけれども、故意または過失によるというふうに訂正します。
○森国務大臣 今、三谷委員から午前の参考人質疑のことについてさまざま御意見を伺いましたけれども、午前は、私、内閣委員会の方がございましたが、しっかりと事務方から参考人の皆様の御意見も伺っております。  安倍内閣においては、成長戦略を実行していくと消費がふえ、新たな投資を誘発する...全文を見る
○森国務大臣 済みません、もう一度御質問をお願いできますか。
○森国務大臣 それは、それだけであれば濫訴に当たらないと思いますが、先ほどの答弁で、負けるかもしれないということが明らかであり、それが容易に見込まれる場合であるにもかかわらず、不当な目的、ですから、先ほど前段で御指摘をいたしました、単なる嫌がらせ目的とか、相手方の社会的信用を低下...全文を見る
○森国務大臣 濫訴が起きないようにするあらゆる手だてを講じていくべきというふうに私も思いまして、本法案で、手続の追行主体も限定しました、対象事案も限定しました。これは、アメリカのクラスアクションなどと比較しますと、かなり限定を加えている、狭い入り口でございます。  このような中...全文を見る
○森国務大臣 一段階目の手続で授権が必要ではないかというような御質問の趣旨だと思いますけれども、本制度で一段階目の手続に消費者の授権を要しない制度設計としたのは、そもそもこの法案の立法趣旨にかかわるところですけれども、訴訟の帰趨が不明な段階では、消費者の方に必要な費用、時間及び労...全文を見る
○森国務大臣 授権のときは、先ほど言ったのは、数ではなくて、そもそも何でこの集団的な訴訟制度が必要か、全世界的に言われてきたかと申しますと、一消費者は大変弱くて、資力もない、そして知識もない、情報もないということで、一旦消費者被害に陥った場合は、その回復が自分一人だけでは非常に困...全文を見る
○森国務大臣 例えば、契約締結上の過失のように、まだ契約は成立していないという段階で不法行為が成立する場合もございます。そのような場合を想定しております。
○森国務大臣 三谷委員にほくそ笑まれてしまったんですが、故意だけではなく過失も含むんです。ただ、今の委員の御質問は、故意、過失の問題ではなくて、作為、不作為の問題でございますよね。  それを分けて御答弁をいたしますと、不作為ですけれども、不法行為に基づく損害賠償請求について、加...全文を見る
○森国務大臣 メーカーに対しての訴訟はないと理解しております。
○森国務大臣 本法案の特定適格消費者団体の前段階の適格消費者団体について御質問いただきましたけれども、これは消費者契約法の改正法、平成十九年六月に運用が開始をされました。  現在、空白地域がございまして、それで、空白地域の解消に向けたアクションということで、私、大臣になりまして...全文を見る
○森国務大臣 仮差し押さえについて御質問ありましたけれども、私ども消費者弁護士が、仮差し押さえ、今まで、このような弁護団になるような事件をやっているときは、通常の原則に従って仮差し押さえをかけますから、一人一人全部疎明しなければならない。Aさん五十万、Bさん八十万、Cさん百万、そ...全文を見る
○森国務大臣 設立当初の理念に立ち戻って、消費者の安心、安全のために全力を尽くしてまいります。
10月30日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○森国務大臣 女性活力・子育て支援担当大臣、食品安全、少子化対策及び男女共同参画等を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  日本を再び成長の軌道に乗せていく上で、女性の活躍は不可欠です。安倍内閣では、女性の活躍を我が国の成長戦略の中核として位置づけ、女性...全文を見る
10月30日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(森まさこ君) 消費者担当大臣として、御挨拶を申し述べます。  安倍内閣において、成長戦略を実行し、消費が増え、新たな投資を誘発するという好循環を実現するためには、消費者の安全を確保するとともに、その不安を払拭し、健全で活気と厚みのある消費市場を構築することが不可欠で...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者安全法第十三条第四項に基づき平成二十五年六月に国会に提出しました消費者事故等に関する情報の集約及び分析の取りまとめ結果の報告につきまして、御説明申し上げます。  消費者安全法では、消費者の安全の確保に資するよう、消費者事故等に関する情報を消費者庁...全文を見る
10月31日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○森国務大臣 アベノミクスの三本の矢の三本目の成長戦略、これを実行するためにこそ必要だというふうに安倍内閣は認識をしています。それだからこそ、安倍内閣において本法案を提出させていただきました。  消費がふえ、新たな投資を誘発するという好循環を実現するためには、消費者の安全を確保...全文を見る
○森国務大臣 消費者の信頼を損なうような表示が起こったということはゆゆしき事態であります。  そして、今、委員が、誤表示で済んでしまうのであれば消費者はたまったものじゃないというような御指摘ありましたけれども、たとえ誤表示であったとしても、これは景品表示法の違反に当たります。つ...全文を見る
○森国務大臣 こういったことが次々と起こっているということを大変遺憾に感じておりますけれども、消費者にとっても大変ショックな話であると同時に、真面目にやっているホテルにとっても、これはもう正当な競争になっていないわけですから、そういう意味でも、しっかりと表示をしていってもらいたい...全文を見る
○森国務大臣 国民生活センターのあり方については、今まで大きな紆余曲折がありまして、国民生活センターは時代の中で翻弄されてきたわけでございます。  民主党政権になりまして、独法の改革というのがありまして、平成二十二年十二月七日に、国民生活センターの直接相談は廃止、そして、国民生...全文を見る
○森国務大臣 今、誤解があったようでございますが、この研修センター、復活に向けて私の方で申し出ているというふうに言いました。まだ復活をしておりません。なぜなら、閣議決定を民主党政権のときにされてしまっておりまして、その結果、研修施設は今使えない状態となっておりますが、ここを売ろう...全文を見る
○森国務大臣 まず、法案の提出がなぜおくれたのかと。先ほどの質問で一生懸命事務方が言っていましたが、民主党政権時代のことでございまして、私はわかりません。ただ、安倍内閣になりまして、政治主導ということで、事務方の説明はありますけれども、その当時の政権がどう判断したかということは私...全文を見る
○森国務大臣 確かにこのような御意見をいただきました。各方面からいろいろいただきました。先ほど言ったように、法案の骨格が出た段階で、これはまだ細目が出る前でございますけれども、経済団体からもこのような御意見、また、消費者団体からもまだまだ不十分じゃないかというような御意見はいっぱ...全文を見る
○森国務大臣 本法律案では、施行後五年を経過した場合において、この法律の施行の状況について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとしております。その検討課題は、本法律の五年間の施行状況を踏まえて設定することになるというふうに考えますけれども...全文を見る
○森国務大臣 全く抜け穴だとは思っておりません。  先ほどの質問も、ぺらぺらぺらぺらとしゃべって、委員の皆様が議論に参加できないような議論になっておりますけれども、きのうも言われたんです。弁護士同士で空中戦をやっていて、よくわからない。消費者の皆様、それから国会審議を見ていらっ...全文を見る
○森国務大臣 椎名委員の企業側のゼロリスクをあくまでも徹底的に追求するという立ち位置は、大変立派なものだと思います。  安倍政権は、誤解ないように申し上げておきますけれども、デフレ脱却を目指しております。企業の、経済界の発展を目指しております。そのために必要だと思ってこの制度を...全文を見る
○森国務大臣 九月にフランスに行ってまいりまして、OECD、それからフランスの消費者担当大臣と面談をさせていただきました。  フランスで検討されているグループ訴訟制度は、日本の制度と大変類似をしておりまして、二段階型のオプトインの制度をとっております。認可された消費者団体だけが...全文を見る
○森国務大臣 現在、双方審議中でありますので、先に向こうが施行されていれば、その施行後の状況等から学ぶところもあると思うんですけれども、私は、向こうの大臣と話したのは、消費者団体それから業界団体、双方からいろいろな御意見が来ておりますけれども、フランスはどうですかと言いましたら、...全文を見る
○森国務大臣 あるというふうにおっしゃっておりました。
○森国務大臣 まだフランスもこの法案は成立しておりませんので、グループ訴訟制度による濫訴というものが起こったということはございませんけれども、経済界からは、そういった不当な目的による訴訟提起が起きたときにどうするのかというような御懸念がアモン大臣の方にも寄せられている。アモン大臣...全文を見る
○森国務大臣 悪徳商法に対して無力だとは思っておりません。悪徳商法こそ、この法案の対象なんです。良質な企業は対象にしていないんです。ただ、悪徳商法の根絶がこの法案だけでできるとも思っておりません。大変困難だと思っております。  私自身、悪徳商法と二十年余りずっと戦ってきた弁護士...全文を見る
○森国務大臣 中小企業のことを言っていただいて、ありがとうございます。  アベノミクスでデフレ脱却、経済成長していく上で、安倍内閣では、過去の反省にも基づきまして、経済成長したときのその果実は、地域に、地方に、中小企業に、そして額に汗して働く方々の手に行き渡るような仕組みをあわ...全文を見る
○森国務大臣 御指摘の悪質事業者による財産の隠匿または散逸の防止のための方策としましては、二十五年六月に取りまとめをしたんですけれども、消費者の財産被害に係る行政手法研究会の報告書が、この六月ですけれども、出まして、財産の保全・凍結命令制度や行政庁による破産手続開始申し立て制度な...全文を見る
○森国務大臣 委員の問題意識は、本当に全くそのとおりなんでございます。この通知、公告を誰が費用を負担するかという大変難しい問題なんですけれども、これはさまざま法案を検討する中で、このように決めて法案を提出しております。その理由については政務官から説明があったところでございます。し...全文を見る
○森国務大臣 消費生活センターの充実については、大臣になってすぐ、基金を今までよりも多く積んでおります。そして、基金はずっと補正で積まれてきて、補正でも積んで、次、当初でも初めて積んでいますからね。そして、しかも裏負担なしのものを入れて、地方消費者行政の充実、今まで、消費者の相談...全文を見る
○森国務大臣 いや、国センについては、今見直しの会議を始めたんですよ。国センがなくなる、廃止されるという決定を凍結して、今見直しをしているわけでございます。そのことをしっかりと御説明させていただいた上で、今の御質問に答えさせていただきたいと思いますけれども、一年間でしっかりと結論...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(森まさこ君) 子ども・子育て支援についてのお尋ねがありました。  安倍内閣では、子供を産み育てやすい国づくりを進めることを内閣の基本方針に定めており、また、今般提出した法案についても、「少子化対策を全ての世代に夢や希望を与える日本社会の未来への投資であると認識し、幅...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 子ども・子育て支援についてのお尋ねがありました。  昨年八月に成立した子ども・子育て関連三法に基づき、早ければ平成二十七年四月からの本格施行に向けて、現在、子ども・子育て支援新制度の実施に必要な各種基準などについて、鋭意検討、準備を進めております。 ...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(森まさこ君) 今、三権分立のお尋ねがありましたけれども、三権分立には反していないと考えております。  現状、議員の御指摘の国政調査権について国会法第百四条で書いてあるわけでございますけれども、百四条では、第一項で行政機関はこの求めに応じなければならないとしつつ、一方...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、子供の貧困対策は極めて重要であると考えております。  六月十九日に厚生労働委員会の方で成立した本法案でございますが、幅広い省庁にまたがる問題でございますので、内閣府の私のところで今施行の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘の事項は附帯決議でも、当事者、そして有識者、関係者の意見も幅広く聞くようにというふうにされたところでございます。  スケジュール的には、大綱は、法律の施行後に設置される子どもの貧困対策会議、これは会長を内閣総理大臣といたしておりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 相対的剥奪指標ということは初めて聞きました。
○国務大臣(森まさこ君) この本法律の中に、子供の貧困に関する指標、これを大綱で定めなければならないとしておりますので、この指標の内容につきましては、今の委員の御意見も伺った上で、様々な有識者の意見を幅広く聞いて、より有効な対策が立てられるような指標を定めてまいりたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) インターネット環境整備法を受けまして基本計画を策定をして、平成二十四年の七月には第二次改定がされておりますけれども、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備に努めているところです。しかし、今の審議にもありましたとおり、一つの類型が取り締...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品の基準値につきましては厚生労働大臣が担当でございますけれども、御質問でございますので、食品の安全について申し上げますと、食品の安全については、国民の健康の保護が最も重要であると認識の下、科学的な知見に基づき必要な措置が講じられなければならないと思って...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 原発事故に関する情報は特定秘密になりません。  他方、例えば、警察による原発の警備の実施状況に関する情報については、別表第四号イに規定するテロリズムの防止のための措置に関する情報として特定秘密に指定されるものもあります。
○国務大臣(森まさこ君) 地方との打合せはしておりません。
○国務大臣(森まさこ君) 国内でテロが発生した場合についてお尋ねかと思いますけれども、都道府県知事が行う住民の避難措置のために不可欠な情報でございますが、住民の避難の措置のためのこの情報は特定秘密にそもそも該当いたしませんので、これはすぐに警察から都道府県知事に当然に提供されるこ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 住民の避難に関する情報は特定秘密に該当いたしませんので、警察からすぐ知事に提供されることになります。そのことについて御懸念をお持ちだということでございますけれども、別表に該当いたしませんし、今後また有識者の皆様の御意見を聞いていく上で、委員御指摘のような...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 議論がかみ合っていないような気がいたしますけれども、そもそも住民の避難に関する情報は特定秘密の対象になりませんので特定秘密に指定をされておりません。ですから、公務員の方がその避難に関する情報の提供、例えば警察が知事に提供を拒むということはあり得ないものと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御質問の趣旨が必ずしも明確ではございませんが、住民の避難に関する情報は特定秘密ではございませんので、通常、警察から知事に提供されるということです。特定秘密ではありませんので、知事の方が例えばその取扱者になるとかならないとかいう議論も生じないものと考えてお...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員の御説明の趣旨は、特定秘密にならないということを認識した上での御説明であるということでございますので、特定秘密でない住民の避難に関する情報を提供しなかった場合には、もちろんそれは責任は生じますでしょうけれども、本法の、特定秘密保護法の上での問題ではな...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 当然、悪用されないようにしていく措置は必要なものと考えておりますので、基準を明確にしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 安倍内閣が三本の矢を強力に推進する中で、成長戦略の目指す、消費が増え新たな投資を誘発するという好循環の実現には、健全で活気と厚みのある消費市場の構築が不可欠でございます。  委員御指摘のように、地方の消費者行政の活性化もその中でまた不可欠でございます。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国家公務員の登用について、女性が人事担当課長に登用された例は既に数件ございますけれども、政府としては指導的地位に占める女性の割合を二〇二〇年までに三〇%程度とする目標を定めておりますところ、依然としてまだその登用の女性の割合は低いわけでございますので、委...全文を見る
11月06日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(森まさこ君) 御質問ありがとうございます。  安倍内閣の三本の矢の成長戦略の実現のためにも、消費者政策をしっかりと推し進めていくことが不可欠であると考えておりますので、今御質問の消費者安心戦略、消費者庁では打ち出したところでございます。  その具体的内容としては、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) まず、どのような対応をしているかという御質問でございますけれども、報道のあったホテルにおけるメニュー表記については、現在、景品表示法に違反する事実があったかどうかということについて当事者等からよく話を聞くなどして必要な調査を進め、違反する事実に対しては厳...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 高齢者の消費者被害は、今国民生活センターが取りまとめている被害の中で被害額がトップでございます。これから高齢化社会になっておりますので、高齢者等の消費者被害に遭いやすい方への被害を効果的に防止するための施策が大変重要になってきますけれども、それぞれのリス...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者安全調査委員会というのは、シンドラーのエレベーター事故やパロマのあのガス湯沸器事故などが契機となりまして、他省庁にある産業側の目線の調査委員会では消費者側からの調査がなされてこないという反省に基づいて、関係団体の皆様の御苦労によりつくられたわけでご...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) パブリックコメントに寄せられた御意見については、真摯に耳を傾けて政策に生かしていきたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 食品表示法公布の日である平成二十五年六月二十八日から二年を超えない範囲において政令で定める日から施行することとされておりまして、同法に基づく食品表示基準は同法の施行までに策定する必要がございます。  現在の進行状況でございますけれども、食品表示基準の策...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者物価は、昨年同月比で九月に一・一%上昇し、四か月連続の上昇となっております。その主な要因としては、円安等に伴うエネルギー価格や生鮮食品価格の上昇が挙げられるほか、それを除いた基調としても底堅さが見られるということであると思います。  私としては、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) おっしゃるとおり、生活者の立場からすると、こういったエネルギー関連、また生鮮食品を理由とします安易な物価の上昇というものが生活の方にしわ寄せが来ると、委員の御指摘どおりでございます。ですので、安定的な賃金、それからサービスの価格が上昇していくということも...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 誤表示であれ偽装表示であれ、消費者の信頼を失わせるものは同じであるという委員の御指摘どおりでございまして、景品表示法も、故意であれ過失であれ、これは問わないということで、消費者に著しく優良であると誤認を与える表示というものを禁止をしているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおり、消費者相談員、処遇等も大変不安定なものでございますけれども、この基金を造成した中で相談員さんの処遇の改善については少しずつ金額も上がってきている実績もありますが、一方でやはり法的位置付けが不明確で、三種類ございますけれども、それぞれ縦割り...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この国民生活センターについては、独立行政法人であるということから、前政権において、独立行政法人改革ということで、独法であるということをもって残念ながら廃止の方向で検討され、三回の検討会、類似のものが行われておりますが、結局、三回とも廃止の方向、最終の検討...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) まず、報道等で確認をいたしております件数が約五十件でございます。また、調査をしている件数につきましては、まだ調査中でございますので、お答えを控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 景品表示法に違反をする場合がございます。この場合は故意、過失を問いません。その他の法令については、様々ございますけれども、その個別の案件によって、例えば詐欺罪等が考えられると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 景品表示法においては、事実に反する表示をしたと、今の御指摘どおりであれば、事実に反する表示をしておりますので、優良であると誤認をさせるものであると思いますので、適用があると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 阪急阪神ホテルズグループ、たくさんございまして、こちらの方の、今の御質問ですと外食の表示に関する相談が五件ございますが、そのうち原材料の偽装に関する相談はございませんでした。
○国務大臣(森まさこ君) PIO—NETの情報、年間九十万件寄せられているわけでございますが、年ごとに一件ずつございました。  このような表示の問題につきましては、消費者庁では業界団体の研修に相談員を派遣するなどして表示についての適正化の指導をしてきているところでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 阪急阪神ホテルズの原材料の偽装に関する情報がなかったということをお答えした趣旨であるというふうに受け止めております。
○国務大臣(森まさこ君) 委員の問題意識、大変重要な御意見だと思っております。一年に一件、そして計五件ではございますけれども、しっかりと目を光らせていかなければいけないと思います。  現状について御説明をいたしますと、国民生活センターの方では、消費生活センターから寄せられた年間...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これについては、まず一つは、しっかりとこの法律の違反事項があるかどうか調査をして、違反事項がある場合には迅速に厳正に処分をするようにという指示をいたしました。もう一つは、その調査が全て終わるのを待たずに、その前に、このような事象が広がっていることを踏まえ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私は消費者委員会も消費者庁の方も両方見ている大臣でございますけれど、まず消費者庁についてお尋ねですので事実関係を御答弁いたしますと、この建議がありました際に、消費者庁は、法制面、実効面の双方から慎重に検討していく必要があると考えているというふうに考え方を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、山田委員、同じ消費者庁の中でというふうにおっしゃったと思いますが、そこのところを御説明させていただきますと、消費者委員会は、消費者庁の外にございまして、独立して消費者庁に対して建議をすることができる権利を持っております。  この消費者委員会と消費者...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 現在、係争中の事件、そして個別の事案についてはお答えすることができないんですけれども、一般的に消費者庁は、それが内部告発を端緒とするものであれ、それ以外のPIO—NET等に来る情報を端緒とするものであれ、適正に調査をして、そして景品表示法に違反するという...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 大門委員の問題意識は重々承知しておりますが、係争中の事件についてはお答えすることができかねます。
○国務大臣(森まさこ君) 福島委員が消費者担当大臣在任中にこの問題について指示をして、そして消費者庁内で関係省庁、関係者からヒアリングを行ってきたという報告を受けております。  このネオニコチノイドの農薬の問題は様々な論点を有しておりますけれども、消費者を守る立場から、残留農薬...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 残留農薬等に係る安全基準の設定については、科学的な根拠に基づいた議論が非常に重要でございますので担当省庁の方で基準を設定をしていただいておりますが、消費者庁としては、消費者の安全を第一とする観点から、しっかりとその観点を守っていただくように担当省庁に意見...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) EUにおきましては、このネオニコチノイド系農薬について、人体への影響についてどのような検証をしたかということを私はまだ不勉強でございますが、ミツバチに対しては、人体ではなくてミツバチに対して一定の影響があるという認定をいたしまして、このネオニコチノイド系...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御指摘の数値については、私まだ把握しておりませんので、しっかりと調査をして検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) このネオニコチノイド系農薬の問題が消費者の安全、安心にどういった影響を与えるのかという観点からしっかりと対処をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 私も消費者弁護士を約二十年間やってまいりまして、その当初、福島委員がテレビ等で華々しく活躍している姿を尊敬しながら見ておりましたが、この消費者事故調ができるときにも御一緒に、今おっしゃった消費者被害者の方々と一緒に設置に向けて頑張ってきたことを今思い出し...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 実は、私、金融庁で検査官をやっていた経験から、これを見ておりましたら、当時の、この事故調ができた当時の制度設計で、この委員の皆様が申出があった件数を選定をするところも委員がやる。そして、選定をし終わって、これは申し訳ございませんが調査をいたしませんという...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 物価の安定は国民生活に深く関係し、重要な政策課題であると認識しております。  消費者庁としては、物価モニター調査を二か月に一度程度実施をいたしまして、生活関連物資などの物価動向を注視しております。また、物価モニター調査の結果については速やかに公表し、消...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) おっしゃるとおり、消費税率の引上げに伴い、その税率よりも高い値上げが行われましたら便乗値上げというふうに推定されるわけでございますが、このような便乗値上げが発生した場合、国民生活に好ましくない影響を与えることは当然でございますので、消費者庁としては、今般...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今回の消費者庁における物価モニター調査は、このモニターさんを全国から選びまして物価をモニターするということになっておりまして、地方の状況もモニターできるように配慮をしているところでございます。さらに、その情報を地方自治体に迅速に提供するようにしております...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 地方自治体としてこの物価モニター制度に関与するということは制度上なっておりませんので、消費者庁が実施しております物価モニターのその情報を地方自治体に提供するという関係になっております。
11月06日第185回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  消費者の市場に対する信頼を通じた消費の拡大は、経済の成長を促すものであり、消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 森本議員にお答えをいたします。  消費者被害の防止の経済効果についてのお尋ねがありました。  御指摘のとおり、本法案に基づく消費者被害の回復や防止の取組も活用しつつ、健全で活気と厚みのある消費市場を構築することは、安倍内閣が成長戦略、日本再興戦略で目...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第8号
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○森国務大臣 ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、国際情勢の複雑化に伴い、我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴い、その漏え...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重大性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の指定に関する規定についてのお尋ねがありました。  特定秘密は、法律の別表に限定列挙された事項に該当するものに限って、大臣等の行政機関の長が指定するものであり、かつ、その指定は、外部の有識者の意見を反映させた基準に基づいて行われることになります...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価についてのお尋ねがありました。  本法案においては、評価対象者は、適性評価について、苦情の申し出をすることができる旨規定し、行政機関の長は、苦情の申し出を受けたときは、これを誠実に処理すること等を定めています。  誠実に処理するとは、例えば、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 原子力発電所事故に関する情報が特定秘密に該当するかについてのお尋ねがありました。  原発事故に関する情報や核廃棄物処分場の交渉及び原子力発電所の設計図は、特定秘密の保護に関する法律案の別表のいずれの事項にも該当せず、特定秘密の指定の対象とはなりません。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 有識者会議の透明性を図るための具体策についてのお尋ねがありました。  特定秘密の指定は、有識者会議の意見を反映させた運用基準に基づいて行うこととしており、御指摘のとおり、運用基準について議論される有識者会議の透明性を確保することは、特定秘密の適正な指定...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 内部告発についてのお尋ねがありました。  違法行為を告発する行為や公益通報の通報対象事実を通報する行為が本法案の処罰対象となることはありません。  また、犯罪行為等、公益通報者保護法の通報対象事実について内部告発が行われた場合には、公益通報者保護法に...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○森国務大臣 私も、九・一一の直前までニューヨークにいたわけでありまして、一年間、ゼロ歳の長女と私の二人で留学をしておりました。いつ帰国するかということだったんですが、早めて帰国したんですが、その直後に九・一一がございまして、夜、テレビを見ているときにその映像を見て、本当にとうと...全文を見る
○森国務大臣 今、前半で御指摘されたとおり、戦争への御指摘がきのうも本会議でございましたけれども、決してそういうことではなく、防衛のためにということを改めて強調しておきたいというふうに思います。  そして、今御質問の、情報漏えいの危険性の高まりということでございます。  これ...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のとおり、秘密の範囲を限定しております。  特定秘密は、国家公務員法等において秘密とされる情報、その別表に、四角の箱がありますが、そのうち、さらに、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるもののうちから指定をするということで、従来の秘密の...全文を見る
○森国務大臣 私、福島県出身でございますけれども、当時、原発事故情報であるSPEEDIの情報が知らされませんで、適切な避難ができなかったということを、この国会でも何回も質問させていただきました。当時、民主党政権下でありましたけれども、浪江町の子供たちを含む皆さんが、すぐ近くで、二...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりでございます。TPPに関する情報は、別表のいずれにも該当しませんから、特定秘密の指定になることはありません。
○森国務大臣 特定秘密は、国民の生命、国家の安全のために指定をするものでありますが、やはり行政の恣意というものはしっかり排除していかなければならないと思っています。  そのための仕組みでございますけれども、特定秘密は、法律の別表に限定列挙された事項に該当するものに限って、大臣等...全文を見る
○森国務大臣 私、報道と取材について書き込んだ原案を御提示し、その上で、公明党さん、そして自民党の御審議を経て、国民の知る権利、これを条文上、恐らく初めて規定をさせていただきました。  この国民の知る権利というのは、憲法上、明文の規定が設けられているわけではございませんけれども...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のような取材行為は、通常の取材行為でありますので、処罰対象となるものではございません。  このことは、最高裁決定であります、報道機関が公務員に対し根気強く執拗に説得ないし要請を続けることは、それが真に報道の目的から出たものであり、その手段、方法が法秩序全体の...全文を見る
○森国務大臣 防衛秘密制度は自衛隊のものについて定められておりまして、また、MDA秘密保護法は米国から供与された装備品等を特別防衛秘密として保護するものでありまして、いずれも、防衛以外の安全保障に関する事項は定められておりません。  また、国家公務員法上の守秘義務については、一...全文を見る
○森国務大臣 委員のおっしゃるとおりであるというふうに考えます。  特定秘密は、大臣等の行政機関の長が、法律の別表に限定列挙された事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要である...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、五年でずっと延々いってしまうんじゃないかというような御指摘も受けておりまして、五年ごとも、もちろん、原則、そこで満了するわけでございますが、さらに、三十年のときには、ここで有効期間は終わるという原則を置きました。その基本的考えのもと、それを延長し...全文を見る
○森国務大臣 五年以内でございますので、何でもかんでも五年ということではなく、その事柄の性質に応じて、四年もあれば三年もあれば、さまざまなことがあると思いますので、それについては、有識者会議の中でしっかりと運用基準を定めてまいりたいと思います。
○森国務大臣 言うまでもなく、国会は、国権の最高機関でございます。他の機関に対しては、「提供」ではなく「提示」となっておりまして、また持ち帰ります。国会に、秘密会に対しては、「提供」でございまして、そのまま置いていきます。そこで、その置いていった特定秘密をどのように保護するのか、...全文を見る
○森国務大臣 一点目でございますけれども、委員御指摘のとおりでございます。一部報道でそういう報道があったことは承知しておりますけれども、機関紙による取材行為も、広く不特定多数の方に客観事実を事実として知らせるものでございますので、これは報道等に該当するものと原則として考えておりま...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、国民の知る権利に資する報道、取材の自由をしっかり尊重してまいるということを条文にも規定したわけでございますので、報道機関のオフィス等にガサ入れが入るというようなことはないというふうにお答えをいたします。
○森国務大臣 NSCができて、その目的に沿うようにしっかりと運用がなされなければならないと思っております。  そして、秘密保全に関する法制を整備することも喫緊の課題であると認識しておりますが、御指摘のとおり、秘密保全に関する法制が整備されますと、外国との情報共有がより円滑に進む...全文を見る
○森国務大臣 おっしゃるとおり、この基本方針に基づいて、あとは各省でばらばらに決められているわけでございまして、政府全体に共通するルール、明確なルールというものはございませんでした。しかも、それは省庁間の申し合わせ事項にすぎませんで、法律で定められた、法定されたものではないんです...全文を見る
○森国務大臣 三権分立でありますから、また国会は国権の最高機関でありますから、しっかりそこを確保しながら、秘密会に提供する場合には、その知得者の範囲を決めてくださいよと。つまり、誰が知るんですかということを国会が決めてくださいということ。それから、当該業務以外に、つまり目的外の使...全文を見る
○森国務大臣 国民の知る権利については、憲法上、明文の規定が設けられているわけではございません。しかし、私も、憲法第二十一条の保障する表現の自由と結びついたものとして十分尊重されるものというふうに思っております。  総務省行政管理局の出している「詳解 情報公開法」には、憲法二十...全文を見る
○森国務大臣 知る権利については、憲法二十一条の保障する表現の自由と結びついたものとして理解をしておりますので、しっかり保障する、そういう考えのもと、この条文に書き込ませていただきました。
○森国務大臣 そのような御懸念はないものと答えます。  この法案をつくるそもそもの趣旨ですけれども、国民の生命、国家の安全を守るためのものであります。それが今まさに脅かされようとしている有事またはグレーゾーンのときに、国民にそれを知らせなくて、どうやって守れるのか、どうやって逃...全文を見る
11月11日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○森国務大臣 委員御指摘のようなことが罰されることはありません。一般の方が、特定秘密と知らずに情報に接したり、その内容を知ろうとしたとしても、それは一切処罰の対象になりません。
○森国務大臣 指定される秘密の内容についてお尋ねだと思います。  有識者会議においては、秘密の指定の内容だけではなく、その後の有効期間とか、指定の手続、それから、延長の仕方、有効期間の間でも解除することなど、細かく定めていくつもりではございます。  一つ、最初の御質問の、指定...全文を見る
○森国務大臣 私は、この法案を担当大臣としてお預かりするときに、秘密の指定はどうしてもやはり国家の安全と国民の安全のために必要、しかし、やはり行政の恣意は可能な限り排除しなければならない、それによって国民の知る権利を担保しなければならない、そのバランスをどうするかということを大変...全文を見る
○森国務大臣 三十年たったら全部廃棄されてしまうのではないか、特定秘密にされていたものが公開される前に闇に葬り去られてしまうのではないかというような御懸念が私のもとにも寄せられておりますけれども、特定秘密が記録されている文書について保存期間が満了した場合には、他の行政文書と同様に...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、可能な限り公開するとの立場で不断にチェックをしていかなければならないと思います。  そのため、本法案では、有効期間を一たん指定いたしますが、その期間内であっても、別表該当性、非公知性などの三つの要件、その要件を失った場合には、速やかに解除すべき...全文を見る
○森国務大臣 有識者会議は、権威のある会議にしてまいりたいと思います。
○森国務大臣 紙に記録されていなくても情報でございます。
○森国務大臣 三条でございますけれども、先ほど委員がお読みになった、「特定秘密である情報を記録する文書、図画、電磁的記録」と書いてありますけれども、二号の方も、「前号に掲げる措置によることが困難である場合」というものもありまして、落とし込まなくても情報でございます。
○森国務大臣 会議については、通常、会議録に落とし込んだもの、つまり文書に落とし込んだものが特定秘密になると思いますけれども、本法案で、事前に、まだ落とし込む前の段階で情報が特定秘密になる場合としては、このような場合があります。  例えば、自衛隊の装備品の製造業者に性能等に関す...全文を見る
○森国務大臣 三条の二項の二号に指定してある「前号に掲げる措置によることが困難である場合」ということで限定的になっていますが、そのような場合は事前に指定を行うことが可能でございますが、一号で措置をすることが困難である場合に限ります。
○森国務大臣 非公知性の要件を失った場合の判断基準ですけれども、当該情報が不特定多数の人に知られていない状態にあるか否かにより判断をするものです。  お尋ねの具体事例においては、総合判断だとは思いますけれども、同一の情報が不特定多数に知られた場合には、それは非公知性を失うという...全文を見る
○森国務大臣 報道のスクープにおいても同じだと思います。  特定秘密に指定されている情報と同一の情報が不特定多数の者に明らかになった時点で、非公知性が失われると考えます。
○森国務大臣 特定秘密と同一の情報であるかどうかの判断は、行政機関の長が判断するものだと思います。
○森国務大臣 特定秘密を取り扱う民間事業者の従業員の適性評価は、適性評価自体は民間事業者が行うものではございませんで、行政機関の長が行います。民間事業者にはその結果のみ、または、同意をしなかった場合には同意をしなかった旨のみが知らされます。その結果と、同意をしなかったということで...全文を見る
○森国務大臣 これは、本法案上、十六条二項において、通知された適性評価の結果または適性評価の実施に同意しなかったことを民間事業者が特定秘密の保護以外の目的のために利用または提供することができないということで禁止をしておりますので、そのことをもって担保しているということでございます...全文を見る
○森国務大臣 委員の今の御質問の趣旨は、相手方というのは事業者のことでしょうか。(渡辺(周)委員「そうです」と呼ぶ)はい。  この法案に禁止をされていることを、委員の御指摘もありますので、しっかりと徹底してまいりたいと思います。
○森国務大臣 政府はさまざまな情報を持っていると思います。個人に関する情報もあれば、国の安全に関する情報、他国との信頼関係に関する情報、公共の安全と秩序の維持に関する情報など、さまざまな情報を保有しておりますが、これらの情報のうち、特に、非公知の事実であって、実質的にそれを秘密と...全文を見る
○森国務大臣 この委員会でも繰り返し述べていることなんですけれども、国民の生命、国民の財産の安全と、国家の存立のために秘密にする必要があるものでございます。それを、例えばということで別表に規定をいたしましたけれども、別表に規定したもの、さらに国家安全保障上必要であるもの、それから...全文を見る
○森国務大臣 これから明らかにされていくという御指摘でございましたけれども、別表で明らかにされていき、先ほどのような非公知性の要件も加わっていますが、今さまざまな具体例を挙げて御質問、御懸念が寄せられておりますので、有識者の御意見を聞いてさらに細目、具体化していくということでござ...全文を見る
○森国務大臣 その基準のとおりに指定をしていくのは、行政機関の長が責任を持って指定をしていくわけでございます。さらに情報公開法の適用もございまして、それは、不服申し立てをした場合に、インカメラ手続もございます。刑事訴訟法、民事訴訟法上のインカメラ手続もございます。また公文書管理法...全文を見る
○森国務大臣 有効期間はその特定秘密の性質に応じて決められますので、五年以内でございますので、全ての文書が五年ごとに一斉に来るというわけではございません。
○森国務大臣 立法事実でございますけれども、今御指摘になったのは漏えいの防止の方でございまして、もう一つ、情報共有、つまり情報の入手の方もございます。  まず、漏えいの防止の方について申し上げますと、近年、今御指摘のように、国際情勢が複雑化をしておりまして、国家間の関係が多様化...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密に指定される範囲でございますが、これは、もう必要最小限に限定されなければならないことは当然のことです。そこで、本法におきまして、別表該当性、非公知性、そしてさらに国の安全保障に特に必要なことということで、三要件で限定をしているわけでございます。  この別表...全文を見る
○森国務大臣 定義を明確化していくという委員の御指摘を重く受けとめたいと思います。  ここで、私どもの安全保障に関する定義を申し上げますと、安全保障とは、一般に、外部からの侵略等の脅威に対して国家及び国民の安全を保障することということで、先ほど御指摘の菅官房長官の御答弁と変わり...全文を見る
○森国務大臣 国内のテロリズムについては、別表の中に含まれる場合もあると考えております。
○森国務大臣 特定秘密の範囲がいたずらに拡大しないようにすることは当然のことだと思いますけれども、本法案の目的が、国民の生命財産、そして国家の存立にかかわるものでございますので、国としての基本的な秩序が平穏に維持されている状態を脅かすということになる場合には、我が国及び国民の安全...全文を見る
○森国務大臣 かつての治安維持法についての御指摘がございましたけれども、本法案は現体制を否定する運動を取り締まるといったようなものではございませんので、治安維持法とは全く性質が異なることは確認をさせていただきたいと思います。  その上で、特定秘密にどこまで含めるか、国家機密とし...全文を見る
○森国務大臣 安全保障の定義ですね。他の法律との関係も考えながら、国民にわかりやすく明確化していくという桜内委員の建設的な御意見については、前向きに検討させていただきたいと思います。
○森国務大臣 本法案の別表第二号についてのお尋ねでございますが、安全保障に関する外国の政府との交渉について規定をしておりますけれども、外部からの侵略に対する我が国の防衛のほか、外国の情報機関が我が国の政府が管理する情報等を不当に入手する場合や、大規模な破壊を伴うテロや、政府高官の...全文を見る
○森国務大臣 桜内委員の問題意識はよく理解できます。  まず、特定秘密の対象の事項が明確ではないんじゃないかということとあわせて、指定する主体が全ての行政機関の長になっているということで、あわせて拡大してしまう懸念を引き起こしているのではないかというような御指摘だと思います。 ...全文を見る
○森国務大臣 本法案におきましては、別表該当性、そして非公知性、それに必要性ということで、三つの絞りをかけておりますので、現状よりも少なくなるというふうに認識をしております。  二条について、行政機関を全て主体というふうにしているところについて、限定すべきではないかというような...全文を見る
○森国務大臣 委員の御指摘の問題意識はわかるんですが、先ほど御説明申し上げたとおり、私としては、全てに共通ルールをかけていくという考え方から、現法案を維持させていただきたいというふうに思っています。  現行では、特別管理秘密が相当広い範囲で指定をされていると思いますので、本法案...全文を見る
○森国務大臣 はい、そうです。
○森国務大臣 本委員会において何度か答弁をさせていただいておる国会の秘密会との関係でございますけれども、この十条一項一号というのは、国会以外も、刑訴法、民訴法、情報公開法とありますが、特にイの国会との関係においては、これまでも答弁させていただいているとおり、国会が保護措置を講じた...全文を見る
○森国務大臣 そもそも、特定秘密というのは、それが漏れたときは、我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすものなんです。およそ特定秘密とはそういうものなんです。  しかし、一たび国権の最高機関である国会からその提出を求められた場合には、機微にわたる情報であったとしても、国会がその特定...全文を見る
○森国務大臣 保護措置がしっかり講じられれば、原則として要件を満たしているというふうに考えますが、余りないこととは思いますが、サードパーティールールというふうに言われるんですけれども、外国から提供を受けるときに、その提供する外国が、これはもう本当に国会にも出してはいけないというよ...全文を見る
○森国務大臣 御質問の趣旨は前回と同じということでしょうか。ちょっと今、質問が長くて、質問の趣旨がはっきりと明確にわからなかったんですが、申しわけございません。  本会議と同じような御趣旨ということで御答弁させていただきますと、そもそも、特定秘密には違法な情報または犯罪行為を指...全文を見る
○森国務大臣 もちろん謙虚に解釈をしておるつもりなんですけれども、行政機関の長が責任を持って、別表に該当するもの、そして、非公知性その他特別秘密にする必要性を勘案して指定するものであり、犯罪行為等を指定するということは要件に入っておりませんので、もし万が一、そういった犯罪行為を特...全文を見る
○森国務大臣 秘密については、外形立証という方法ですけれども、その秘密の中身をそのまま明らかにするとまさにそれは皆さんに公にされてしまうので、その秘密を、中身を明らかにしないままで、その秘密の文書の立案、策定過程や秘指定を相当とする具体的理由を明らかにするという外形立証で、実質的...全文を見る
○森国務大臣 刑事裁判においての立証方法について、私が述べるべきではないと思いますけれども、現行の刑事訴訟法におきましては、特定秘密に限らず、秘とされている文書については外形立証するというような慣習になっております。
○森国務大臣 特定秘密の内容を明らかにする、つまり、特定秘密を提供する場合については、十条に書かれている場合に限られておりますので、刑事裁判についても、そこに記載をされている証拠開示のインカメラ手続に限るということになります。
○森国務大臣 御質問の趣旨が必ずしも明らかではないんですが、インカメラ手続について、裁判官に文書を提示いたします。特定秘密の内容をお見せします。その場合は、裁判官だけが見られるわけでございまして、その他の者は見ることができません。ですので、特定秘密を解除する場合とイコールではござ...全文を見る
○森国務大臣 裁判を闘っていくときに、証拠を開示しないでずっと闘っていくというふうに認識をしているんですが、それでよろしいでしょうかというような御質問でございますが、私は、この法案の中にインカメラ手続が組み込まれておりますので、そのインカメラ手続をした暁に証拠開示命令が出されるこ...全文を見る
○森国務大臣 繰り返しの御答弁になりますが、インカメラ手続というのは、刑事訴訟法手続において、証拠を開示するか開示しないかの判断を裁判官がするものです。これは、できる規定であっても、できるんですから、それをする可能性はあるわけです。そして、その裁判官が開示命令を出した場合には開示...全文を見る
○森国務大臣 今委員の御質問に対しては、ノーと答えます。  つまり、インカメラで裁判官が見た後の話を私は先ほども答弁しているんです。インカメラというのは、証拠を開示するか開示しないかを裁判官が秘密を見て判断して、その場合に、そのときに、裁判官の判断、それさえも信じられないと言わ...全文を見る
○森国務大臣 国家安全保障会議において、特定秘密が提供されて、そこで意思疎通を図れるということが一つあると思います。
○森国務大臣 はい、そのとおりです。
○森国務大臣 民主党政権下、平成二十三年八月八日に出された報告書について各省からいただいた御意見につきましては、法案の検討中であったところから、情報公開法の第五条五号により、行政機関内部における検討に関する情報であって、公にすることにより、意思決定の中立性等が不当に損なわれるおそ...全文を見る
○森国務大臣 それは開示をできるというふうに思います。
○森国務大臣 開示を前提にしていくということは当然でございます。個人情報等と言いましたので、本当に個人情報とか開示できないものを除いては、原則すぐに開示をすべきものと思っております。
○森国務大臣 委員の御指摘の第一条のところ、情報の漏えいも御指摘いただきましたが、その前の部分のところに、外国との情報共有についても書いてあるわけです。つまり、漏えいを防止するとともに、今の複雑化した国際情勢の中では、我が国及び国民の安全にかかわる情報も入手して、未然に事態を防止...全文を見る
○森国務大臣 諸外国におきましても、各国の国内法や大統領令等により、秘密指定の対象の範囲、指定権者、セキュリティークリアランス及び罰則等を規定し、国家にとって重要な秘密をしかるべく保全しているものであります。  外国との情報共有は、先ほども申し上げましたとおり、各国においてしっ...全文を見る
○森国務大臣 この要件は三条の指定の要件でございます。  三条で、特定秘密の指定について、別表該当性、そして非公知性、そして特に秘匿することが必要であるということを挙げておりますので、この要件を欠くに至った場合には速やかに解除するということを定めております。
○森国務大臣 はい。特定秘密が記録されている文書についても、他の行政文書と同様に公文書管理法の適用を受けておりますので、例えば、保存期間が満了した場合については、歴史公文書等については国立公文書館に移管されることになります。
11月12日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○森国務大臣 はい、承知しておりました。
○森国務大臣 本法案では、行政機関の長は、例えば自衛隊の装備品の製造や修理を行う防衛産業の企業等、物件の製造または役務の提供を業とする者で、特定秘密の保護のために必要な施設設備を設置している等、一定の基準に適合する適合事業者に対し、特定秘密を提供することができるとしておりますから...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密の指定、更新、解除等の本法案の実施状況について、件数とかその他参考となる事項を定期的に公表することを検討しておりますが、これを定期的に開かれます有識者会議にしっかりと報告をして、御意見を伺いたいと考えておりますので、定期的に有識者会議を開催してまいります。 ...全文を見る
○森国務大臣 まず、条文上申し上げますと、十条一項の一号イでございますが、こちらは秘密会の条文を引いておりますので、議員個人ということはここからは読み込めないのでございますけれども、柱書きのところに、準ずる業務において利用する場合というふうに書いてありますので、公益上特に必要があ...全文を見る
○森国務大臣 御指摘の事項は、全て当たりません。
○森国務大臣 過去十年間、外国の情報機関の職員等から工作を受けた事例でございますが、在日中国大使館駐在武官の工作を受けた元自衛官が防衛関連資料を交付した国防協会事件、在日ロシア大使館書記官の工作を受けた内閣情報調査室職員が職務に関して知った情報を提供した情報漏えい事件の計二件を承...全文を見る
○森国務大臣 情報官につきましては、国家公務員法第二条に規定される特別職でございまして、俸給については特別職の職員の給与に関する法律の第三条及び別表第一に規定されている額が支給をされておりまして、内閣官房においては内閣官房副長官補、内閣広報官等と同等ということになっておりますけれ...全文を見る
○森国務大臣 牧島委員がワシントンDC郊外にいたことを初めて知りましたが、私、実は、九・一一の直前に帰国したんですが、また行きまして、ワシントンDCにその後二年間おりました。二〇〇四年までおりましたので、きっと同じ時期にワシントンDC郊外にいたんじゃないかなと思います。  あの...全文を見る
○森国務大臣 この場合、弁護人は罪に問われません。二重の点で、当たりません。  まず、条文に書いてあるのは、正犯、つまり漏らす者に教唆をした場合でありまして、この場合は取得した方に聞くということで、いわゆる又聞きのような状態ですけれども、これは処罰されませんし、そもそも、弁護人...全文を見る
○森国務大臣 委員の御指摘の外国との情報共有ももちろん実質的な目的の一つですし、もう一つは、やはり高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴う、その漏えいの危険性を防止するということも目的に入っております。
○森国務大臣 安全保障に関する情報をお互いに外国と我が国との間で共有するには、やはり双方にそういった情報に関する保全体制がしっかりと整備をされているということが前提になりますので、本法案が成立をいたしますと、諸外国並みの保全が講ぜられることになると思いますので、機微な情報も、より...全文を見る
○森国務大臣 過去の事案についてどうだったかということを述べるつもりはございませんが、今後、もしも海外で邦人がいるときに国際テロ等が起こったとき、そういう意味でアルジェリアの事件を例に挙げております。
○森国務大臣 過去の事案について、本法案がその当時あったからということを仮定で適用することはできませんけれども、今後、アルジェリアの事件と同様の、海外に邦人がいた場合にそこで国際テロ等が起きたときに、諸外国と緊密に情報をやりとりして、迅速に、我が国民またはその他の方々の命を守ると...全文を見る
○森国務大臣 自民党のQアンドAに書いてありますように、「万が一、在アルジェリア邦人に対するテロ事件のような事件が将来発生した場合に、」ということで、そういった国際テロ事件があって、そのときに日本人が巻き込まれるおそれがあるというような、そういった類似、同様の事案があった場合に、...全文を見る
○森国務大臣 各国からの提案があるかどうかについては、お答えできません。
○森国務大臣 この法案の第一条の解釈で、これまで当委員会でも私が答弁をしているとおり、情報漏えいの危険性が高まっている中で、一たび漏えいが起これば、高度情報通信ネットワークの中で、漏えいをされた場合の被害が甚大であるということ、それからもう一つは、やはり各国と秘匿度の高い情報を共...全文を見る
○森国務大臣 各国から要請されているかどうかではなく、政府において必要性を感じたから本法案を提出しているということでございます。  なお、2プラス2等で、歓迎する旨の言及はございますけれども、他国に要請されたからやるということではございません。
○森国務大臣 情報漏えいのおそれについては、各国から見た場合、日本政府は一体のものでございますが、政府の中で情報共有をするときに、しっかりとした保全体制がとられていないといけないわけでございます。  そういう意味で、各国との間においても、情報の漏えいのおそれがないということをし...全文を見る
○森国務大臣 ですから、御説明しておりますとおり、情報共有をするためには、情報漏えいのおそれがない、情報漏えいのための法制度がしっかりと整備をされているということが前提なんです。  ですから、情報共有のためにも、情報漏えいをしないような制度をつくるということが大事だからこの法案...全文を見る
○森国務大臣 情報共有の前提には、情報漏えいのおそれに対する保全制度を整備しないと情報共有できない、その前提として必要だということが御理解いただけないのは大変残念でございますけれども、情報共有の必要性というのはそういうことでございます。
○森国務大臣 先ほどから防衛情報についてのお話がございましたけれども、防衛に関するものだけではなく、安全保障上ということで、別表に掲げるものについて政府内共通のルールを定めることにしたわけでございます。  その中で、どのぐらいの刑罰にするかということは、民主党政権下の有識者会議...全文を見る
○森国務大臣 お尋ねの点については、二〇〇〇年以降ということでございましたけれども、現在、照会をして入手できた数字を申し上げますと、平成二十二年一月から平成二十五年九月までの間、情報の不適切な取り扱いにより、国家公務員法の規定に基づき懲戒処分を受けた例として、八件が把握されており...全文を見る
○森国務大臣 その前に、委員が懲戒処分をもっとしっかりするべきではないかと御提言いただきまして、私もそれはしっかりと運用していくべきだと思いますが、先ほどから申し上げているとおり、法制度がきちっと諸外国と同等のものがあるということが諸外国との情報共有の前提でございますので、今、現...全文を見る
○森国務大臣 カウンターインテリジェンスの機能強化に関する基本方針、これはもちろん一つでございます。それにのっとって、それに矛盾しない形で各省ごとに運用基準が定められておりますが、その内容は必ずしも同一ではございません。
○森国務大臣 御通告がございませんでしたので、各省ごとの細かな差異までは今持ち合わせておりませんけれども、各省全て同一の基準を使っているわけではございません。
○森国務大臣 それは、各省ごとに定められてあるものであって、同一ではないという説明を受けております。
○森国務大臣 各省ごとの位置づけは、事務方が確認したところ、全く同一ではないということです。
○森国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○森国務大臣 MDAについては、日米相互防衛援助協定等に基づく必要な措置ということで、供与された装備品についての特別な協定がございますので、本法案の特定秘密と性格を異にしております。  その性格を異にしておるという意味は、そもそも論なんですけれども、先ほど申し上げましたけれども...全文を見る
○森国務大臣 先ほどから申し上げているとおり、現行法で不十分な理由をわかりやすく説明せよという委員の御質問でございますけれども、現行の特別管理秘密制度は、カウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針に基づいて、各省の単なる申し合わせ事項にすぎません。  一方、諸外国に目...全文を見る
○森国務大臣 二〇〇〇年以降でというふうにおっしゃいましたけれども、有罪になった事件は、執行猶予を除きますと、実刑を除きますと、一件ございます。
○森国務大臣 五件以外については承知をしておりません。
○森国務大臣 今、外国から言われたのでやるのでないということと諸外国に法制を合わせるということが、違うことをおっしゃっていると言っておりますけれども、それは全く矛盾いたしません。諸外国に言われたからやるのではないんです。ただ、諸外国と同等の法整備をしないと情報共有ができない、国民...全文を見る
○森国務大臣 私は、公務員の情報漏えい事件が五件もあったということは憂慮すべき事態であると思っております。
○森国務大臣 他国との比較は、委員からお尋ねがあってから、正確な件数も出しておりませんし、諸外国と比較をするというよりは、我が国において五件、これは起訴猶予になったものもございますけれども、この五件は、私としては大変遺憾なことだというふうに思っております。
○森国務大臣 後藤委員は最初から全く理解をしていただけていないので大変残念なんですけれども、ほかの国で件数が多いからとか、その比較だからということで……(発言する者あり)
○森国務大臣 この法律を定めたのではないのです。これから起こるべき事態を想定して、さまざまなことに対応して、事前に、国民の生命と財産、そして国家の存立を守っていくために、各国との情報共有をするために、各国が、日本が同じような法制度、つまり情報を保全しているということを認識していた...全文を見る
○森国務大臣 法案の中に、保護措置等の部分、記載がされております。そして、その保護管理につきましては、今後、有識者の御意見を聞くなどして、しっかりと保全体制をつくってまいります。  これについて、現行でどこが足りないのかという先ほど来からの御質問でございますが、これについても基...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のとおり、報告書が出ております。それにのっとって始まっております。しかし、その中でも、先ほど自民党の委員から御質問のあったような事例も出ております。これは安全保障に関する秘密ではございませんでしたよ。だけれども、これから特定秘密というものを定めていく中で、特に...全文を見る
○森国務大臣 御指摘の点について、この基準に法的根拠がないから情報漏えいが起こったかどうかということは、それは評価でございますけれども、過去に公務員による情報漏えい事件があったことは事実でございまして、それに対して、私は大変憂慮すべき事態だと思っております。
○森国務大臣 御質問の質問立てが、過去の事例が法的根拠がなかったから生じたのか、法的根拠があれば防げたのかというような御質問だと思いますけれども、そういった因果関係についてはお答えすることは困難だと思いますよ、過去については。  しかし、現実に、過去に公務員による情報漏えい事案...全文を見る
○森国務大臣 いえいえ、後藤委員はこうおっしゃいましたよ。過去の公務員の漏えい事件について、現行体制で、必要でないことがあるんだったらばお示しくださいと。その御通告ももちろんいただいています。それに対して、事務方は答弁を書いていますけれども、私、事務方が書いたとおりに答えないで、...全文を見る
○森国務大臣 いいえ、ですから、後藤委員は、過去の事例でそれが問題になったかとおっしゃったんです。過去、例えば犯歴を今照会できませんよ。犯歴を照会できないんです。しかし、犯歴があった者が犯したから過去の事件が生じたかというと、そういうことではございませんので、過去の公務員の漏えい...全文を見る
○森国務大臣 ワッセナー・アレンジメントについては、御通告をいただいておりませんので、詳細をしっかり確認いたしますけれども、通常、通商交渉については、本法案の対象になりません。
○森国務大臣 私の答弁は、公明党の大口委員の御質問に対する答弁でございます。  大口委員の御質問は、第二十一条を引いた上で、こちらの、著しく不当な方法によると認められない、そういう場合は報道機関のオフィスに捜索、差し押さえに入ることはないですかというような御質問でございました。...全文を見る
○森国務大臣 完成をしているということは言えないと思いますけれども、実行をしてきております。  情報漏えいの手法というものが、刻々、技術の進歩に従って変わってまいりますので、それは、現時点をもって完成したということは言えませんが、その報告書に従って、計画をつくり、実行に着手をし...全文を見る
○森国務大臣 先ほどもお答えいたしましたが、これは既に実行しております。ただ、それは技術の進展との追いかけっこなので、完全ではないけれども、さらにどんどんと見直しをしていくということを申し上げただけであって、例えば現在、このような措置をしております。  今御指摘のあったような電...全文を見る
○森国務大臣 本法案では漏えいを罰しておりますけれども、行政機関の長が特定秘密の指定をした場合には、記録する電磁的記録の場合もしっかりとその措置を講ずるというふうにしておりますので、刑罰は漏えいにかかっておりますけれども、保護措置のところに、おっしゃるとおり、改ざんをしたりとか、...全文を見る
○森国務大臣 それは、システム的に改ざんをした場合には跡が残るとか、改ざんをした場合に上司がちゃんとチェックできるシステムなどの保護措置を行政機関の長がしていくことを義務づけております。
○森国務大臣 保護措置を講ずることを規定しておりますが、刑罰については、漏えいまたは取得というふうにしております。
○森国務大臣 秘密を保護するという観点では両方とも重要であるという委員の御指摘は重く受けとめさせていただきたいと思いますが、本法案は、漏えいの危険を防止するということ、それから先ほど御指摘があって、情報共有といっても同盟国であれば情報はくれるだろうというような御指摘もございました...全文を見る
○森国務大臣 改ざんや破壊というものは、もちろん、本来許されないものでございますけれども、本法案によっては、その目的が漏えいの防止でありますから、刑罰になっていないということでございます。
○森国務大臣 委員の御指摘は重く受けとめさせていただきたいというふうに思いますが、本法案の状況を申し上げましたのは、目的のところに、漏えいのおそれということで目的を掲げましたので、刑罰についても、漏えいについて罰しております。  ただ、漏えいでも破壊でも、秘密を保全するという目...全文を見る
○森国務大臣 過去の事案については通常お答えをしておりませんけれども、本法案の特定秘密に当たるかどうかということであれば、尖閣諸島沖で起きた事件の映像については、特定秘密に該当しないというふうに考えております。
○森国務大臣 過去の事案でございまして、国家公務員法の担当ではございませんので、私からお答えすることは控えさせていただきたいと思います。
○森国務大臣 今来たペーパーは、過去の五件の、通常使われているペーパーでございまして、その当時の政府の判断は書いてあります。でも、現政府が今どう判断するかということでございますので、担当大臣ではございませんし、過去の事件でございますので、お答えは控えさせていただきたいと思います。
○森国務大臣 御指定の過去の事件については、これまでも答弁をいたしておりません。
○森国務大臣 原発の事故情報については、特定秘密になりません。
○森国務大臣 例えば、テロが行われるという情報があったとします。それが、ある特定の原発を狙っているというような情報があったとします。それに対する警備の計画であるとか配置であるとかいうことになりますと、別表に該当する場合もあるというふうに考えております。
○森国務大臣 定義についてはコンメンタール等で明らかにしていきますけれども、重要な施設というのは、社会的、経済的に重要な施設でございます。  そして、審議官が御説明申し上げましたのは、この十二条二項におきまして目的と対象を書き分けておりますので、目的のところで二つ書いてあります...全文を見る
○森国務大臣 はい。公開をすることを考えております。
○森国務大臣 行政機関の長が適切に判断をすることになります。
○森国務大臣 三十年たった場合には、内閣の承認を得て延長をできるということで、チェック機能を設けております。
○森国務大臣 この特定秘密の有効期限は、行政機関の長が五年以内で設定することになっております。有効期限が満了したときには、更新するかどうかを行政機関の長が判断をしていくことになるわけでございます。  そのときに、特定の個人が、同一人物が同じ立場にいるかどうかはわからないわけでご...全文を見る
○森国務大臣 現行法においては単なる申し合わせ事項の運用指針でございますが、本法案においては、行政機関の長にも刑罰もかかってまいります。そのようなしっかりとした法制度のもとで、行政機関の長が責任を持って指定をし、また更新のときにもチェックをするものと思っております。  さらに言...全文を見る
○森国務大臣 委員の御指摘のとおり、国民のための情報でございますから、国民になるべく明らかにしていくということを検討していくことは重要であるというふうに考えます。  そのような視点から、有識者会議の基準等の、また重層的なチェックシステムを設けてまいりましたけれども、委員の、行政...全文を見る
○森国務大臣 尖閣諸島の衝突事件については、個別具体的な事件ですので言及できませんけれども、一般的に、本法案の十条一項一号について申し上げますと、その秘密の、秘密にすべき重要性と、国会で審議する必要があるということで、今おっしゃったように、保護措置をしっかりと定めていただければ、...全文を見る
○森国務大臣 前にもこの委員会でお答えしましたとおり、国会につきましては、国会の自律権を尊重いたしまして、保護措置がしっかりと講じられているときには、我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがないというふうに認められると思います。さらなる要件は必要ではないというふうに考えており...全文を見る
○森国務大臣 おっしゃるとおりでございますけれども、三権分立の中で、特定秘密を提供することができると書いた場合ですけれども、では、ぎりぎりいって提供できない場合があるのかという御質問でございました。  私、前にも答弁をしたんですけれども、サードパーティールールのようなものが適用...全文を見る
○森国務大臣 国家公務員が情報を漏えいした場合、その公務員が正犯でございます。それに関与していた報道機関についての捜査というのは、原則として、二十一条に書いてありますとおり、報道の自由に配慮して抑制的でなければならないと思います。  個別具体的な事案については私は申し上げること...全文を見る
○森国務大臣 重ねて申し上げますが、個別具体的な事案について申し上げたものではございません。大口委員の質問に対して答弁をいたしました。  大口委員の御質問は、二十一条に書いてあります、著しく不当な方法によるものと認められない限りは、そういった捜索、差し押さえ等がなされないんです...全文を見る
○森国務大臣 答弁が行き過ぎているという御指摘でございますけれども、個別具体的なことに対して答弁をいたしておりませんので、答弁が行き過ぎていることはございませんし、ほかの大臣とも食い違っておりません。政府の統一見解でございます。
○森国務大臣 個別具体的なことについては、私がこの場でお答えをすることができないのは当然のことでございます。大臣が個別具体的な案件について、全てそれをここでお答えすることになったら、それこそ捜査権や準司法的な権限に対する侵害になると思います。  ですので、私は個別具体的な案件に...全文を見る
○森国務大臣 二十一条というのは、この法の適用に関しての解釈指針であるというふうに申し上げました。ですので、私は大口委員に対して一般的な解釈を申し上げたところでございます。  どの法律も、その法律をつくったときに、全ての事案について、さまざまな事情、事案がある中で、全ての結果を...全文を見る
○森国務大臣 大原則として、刑事裁判における手続は、被告人の防御権、これを侵すことのない形で進められるべきものというふうに考えております。  その上で、これまでも、秘密漏えい事件の刑事裁判においては、特定秘密というのは、本法案が成立する前でございますので、一般的に、立証責任を全...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密を指定するのは、大臣などの行政機関の長でございます。ただ、それが共通のルールでなければいけないのではないかというような御質問の趣旨だというふうに思われます。  この指定をする要件については、本法案にも別表等あり、さらに、有識者の御意見を聞いて基準を定めます...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密自体は、行政機関の長が指定し、そこにおいて管理をされていくということになっております。
○森国務大臣 特定秘密が、必要な手続を経て国家安全保障会議に出されまして、そこの会議の議題になるということはあり得ると思いますけれども、例えば、今、公開とおっしゃいましたけれども、国会に提供するとかそういう場合については、十条に書いてあるような保護措置がとられれば、それは提供する...全文を見る
○森国務大臣 いいえ。指定に関して、その指定をするかどうかということについて議論をするものではないと思っています。指定をされた特定秘密というものがあり、それを適切な手続を経て国家安全保障会議の議論の対象になるということはもちろんありますけれども、それはまた、国家安全保障のために方...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密保護法案の担当大臣として、法案を、内容を作成して、国会に提出するようにという御指示でございました。
○森国務大臣 持っておりません。
○森国務大臣 国会において、法案のことについて答弁をすることでございます。
○森国務大臣 御指摘の本は、私、見ていないのでございますけれども、その非公知性を失ったかどうかということの判断は、これまでも当委員会で答弁を申し上げておりますとおり、行政機関の長がすることになっております。
○森国務大臣 著しい支障とは、例えば、その情報が漏えいすることにより、安全保障のために我が国が実施する措置について、その間隙をついたり対抗措置を講じたりして、我が国が効果的な措置を講じることができなくなる場合などが想定されます。
○森国務大臣 この「その他の重要な情報」というのは、「防衛に関し収集した」というところが修飾語として係っております。  その上で申し上げますと、一般の国民が取得する場合には、それが特定秘密であることを認識した上で故意に取得した場合しか処罰されませんので、偶然にその電波情報が別の...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密については、別表に記載してある事項を、有識者の皆様を選任し、その御意見を聞いた上で具体的な基準を定めてまいります。そして、その基準は公表をいたしますので、特定秘密にはどういうものが指定されるかということはわかります。  ただ、個別具体的な情報が特定秘密だと...全文を見る
○森国務大臣 有効期間中であっても解除する場合の、要件を欠くに至った場合についての要件でございますけれども、これは指定のところに書いております三要件に当たります。つまり、別表該当性、非公知性、そして特に秘匿する必要性でございます。
○森国務大臣 特定秘密の指定を解除された場合には、その文書保管期間が満了した場合には、公文書管理法の適用に従って適切に処理をされます。
○森国務大臣 八年目に、その要件を欠くに至ったというふうに行政機関の長が判断して特定秘密を解除した場合には、その文書の保存期間が満了した場合には、公文書管理法に従って、他の行政文書と同じように、歴史的な価値があるものは公文書館に移管されますし、そうでない場合には、内閣総理大臣の同...全文を見る
○森国務大臣 これは、情報公開法の書きぶりと一緒でございますけれども、政府はその諸活動を国民に説明する責務を有していることを踏まえ、特定秘密の指定が長期間にわたって継続している場合には、その指定をした行政機関の長の判断だけに係らしめるのではなく、原則として解除をするんですけれども...全文を見る
○森国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、政府の有するその諸活動を国民に説明する責務という、情報公開法と同じような趣旨から、解除をして公にする、その延長をするときには、三十年というときの、高位の内閣の承認を経るということにしたのは大変重い意味があるということで、なおそれ...全文を見る
11月13日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(森まさこ君) 国家安全保障局局長の位置付けについて御質問をいただきました。  国家安全保障局は、本法案に言う行政機関には該当せず、国家安全保障局局長は行政機関の長には該当いたさないことになります。つまり、内閣官房の中に位置付けられます国家安全保障局の中の局長というこ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁申し上げましたとおり、本法案に言う行政機関には該当しないということです。つまり、第二条におきましてこの法律における行政機関を定義付けております。その行政機関には当たらないということです。
○国務大臣(森まさこ君) 国家安全保障局が所属しております内閣官房が第六条によって提供を受けることになります。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密に当たる重要な情報ですね、特定秘密の指定は各行政機関の長が責任を持って指定します。なぜならば、そのつかさつかさの行政機関の専門的な知識と技術によって特定秘密を指定するからです。それは、縦割りの弊害ではなく、その行政機関の役割であると思います。そこ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今のお話ですけれども、あぜ道がもちろんきちっと定められていないからこそ、共通のルールを決めて、特定秘密を指定するわけです。現状では、各行政機関が各々運用指針に従って設定しているという状況であるので、それであると行政機関同士の情報共有が迅速に、円滑にいかな...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 官房長官は総理の指揮下にあると考えます。
○国務大臣(森まさこ君) いえ、官房長官は内閣官房の中で情報を共有できます。
○国務大臣(森まさこ君) お答えをいたします。  御質問の、内閣総理大臣は行政機関の長かという御質問に対しては、内閣総理大臣は内閣官房の長であり、この法律に言うところの行政機関の長であります。官房長官は内閣官房の中の一機関でございます。
○国務大臣(森まさこ君) それは違うと思います。内閣総理大臣というのは、憲法に書いてありますとおり、内閣の首長であると同時に、内閣府の長でもあり、そして内閣官房の長でもあるわけです。ですから、内閣官房の長としては第六条として情報を受け取ることになります。
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁したとおり、内閣総理大臣が同列なんですかという御質問に答えて、同列ではない、それは憲法に書いてあるとおり内閣の首長であり、指揮監督権を持っているわけですから。そうではなくて、本法案によって情報が行き来をするときには、それは総理に渡すといっても、実...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この特定秘密を指定する話と情報が集まる話はまた別でございまして、内閣総理大臣は内閣府の首長、つまり首と書いて首長でございますけれども、首長でございますから、それは情報が提供されるわけでございます。それで、情報がもらえなくなりますよというその御質問の根拠自...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 六条以外の場合に情報が提供できる場合があるのかというお尋ねでございますけれども、情報の提供自体は六条に書いてあります。そして、総理大臣が内閣の首長であるということはもう憲法で定められた当然のことでございますので、内閣総理大臣に情報が提供されるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 総理大臣の個人としてのことを、個人というか、総理大臣一人のことをおっしゃっておられるのか、それとも行政機関の長、先ほど申し上げました内閣官房の長としておっしゃっているのか分かりませんが、内閣官房の長として受け取るときには、それは当然六条の保護措置がなされ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 予算委員会において小野次郎委員から、情報活動における行動規範、倫理規範について定めるべきではないのかというお尋ねがございました。  私は、現行上もこれは行動規範というものがありますけれども、それに、委員の御指摘に応じて、それを更に見直していく、そういう...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 予算委員会で、私は答弁で、検討すべき課題として受け止めさせていただくというふうに御答弁をいたしましたから、しっかりと検討をすべき課題であるというふうに認識をしております。
○国務大臣(森まさこ君) 私は、小野委員の警察としての御経験に基づく御指摘は謙虚に受け止めて、検討すべき課題だというふうに認識をしております。  ただ、今の外国人のことについて申し上げれば、これは、第二条において、利害関係者とはということで、外国政府若しくは国際機関を除くと書い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この規程は国家公務員が飲食接待する等のときの規程でありますので、お尋ねの情報活動についての規程ではないというふうに思いますけれども、私は、小野委員が飲食をしながらの情報活動というものもあり得るというような御趣旨で御質問しているのであるとすれば、この倫理規...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案を提出した目的は、情報漏えいに関する脅威が高まり、一旦国民の生命や国家の安全に関する情報が漏えいされますと高度な情報社会の中で一瞬にしてその情報が露呈されるという脅威が高まっている中で、その漏えいを防止することとともに、外国と情報を共有する上で我が...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 二十三条ですか、はい。  私の記者会見の答弁を引用されましたけれども、私は今読んでいただいたのと同様、「西山事件の判例に匹敵するような行為だと考えております。」というふうに言いましたので、個別具体的な事件について違法性阻却事由でありますとか構成要件該当...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁を申し上げましたとおり、西山事件の判例に匹敵する行為というふうに申し上げました。つまり、判例法理の部分をこの二十一条の解釈基準というふうに私が申し上げたわけでございまして、西山事件そのもの、個別の事案そのものに言及をいたしておりませんし、その構成...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 管理を侵害する行為とは、例えば、鍵を掛けていない部屋であっても、そこに権利もないのに入っていって、そこで見付けたという場合もあると思います。ですので、全て、いつも管理を害さないで取得をするのかというような御指摘は当たらないと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 施設の侵入が規定されているとおっしゃいましたけれども、住居の侵入に当たらない場合で管理を侵害する行為ということです。例えば、施設内部の特定秘密が記録された文書を施設外から、それが特定秘密であるということを知りながら望遠レンズで写真を撮影したり、面談中、中...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) それは、例えば、当たらない場合として、会議中ドアに耳を付けたり、ドアが開いているところに足を入れて聞いていたなどの行為が質問されておりますが、そういった通常の取材のときにされているような行為は管理を侵害する行為ではないというふうにしています。
○国務大臣(森まさこ君) 廃棄をするときに内閣総理大臣の同意だけで廃棄をできるというような御指摘がございましたけれども、これは通常の公文書でも同じでございます。公文書管理法に基づいて、特定秘密の文書であっても、その秘密の指定が解除されたとき、保存期間が満了いたしましたら、それは通...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お尋ねのツワネ原則でございますが、オープンソサエティー財団が本年六月に発表した国家安全保障と情報への権利に関する国際原則をいうものと承知しております。  公の機関ではございませんけれども、今様々御指摘のあった点がございますけれども、本法案では、国民の知...全文を見る
11月14日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○森国務大臣 この法案を成立させる必要性というのは、私は誰よりも強く認識をしているところでございます。国民の生命と国家の安全を守るために必要であると考えております。  他方、国民の知る権利等に対する報道機関の皆様や国民の皆様からの御懸念には真摯に耳を傾けて、丁寧に説明を尽くして...全文を見る
○森国務大臣 まず、国家公務員法や自衛隊法で既に規定されているじゃないかというような御指摘に対しては、国家公務員法上の守秘義務は、現在は一般職の公務員を対象にするものです。ですので、特別職の公務員や民間の契約業者には及んでおりませんので、これを対象にする必要があるということです。...全文を見る
○森国務大臣 有効期限を五年以内に決めまして、それは五年以内でございますので、一年の場合も二年の場合も事項によってあると思いますけれども、その有効期限が満了する前に、先ほどの三要件、特定秘密の要件を欠くこととなったときには速やかにそれを解除すべきことというふうにこの法案で定めてお...全文を見る
○森国務大臣 二つの問題があると思います。  十八条は、特定秘密の指定をするときの基準、それから解除をするときの基準、また、さまざまな、特定秘密の件数やそういったものを公表する時期とか、そういったものを定める運用基準でございます。これについては、有識者の御意見を取り入れて決めて...全文を見る
○森国務大臣 過去十五年間で、公務員による主要な情報漏えい事件を五件把握しておりますが、このような漏えい事件が発生していること自体、大変遺憾なことであると思っております。  何件ぐらいあったのかというお尋ねですけれども……(野中委員「公務員の情報漏えいが何件と、それが当時特定秘...全文を見る
○森国務大臣 これは、特段の秘匿の必要性が、四項目プラス五番目の項目であるということではございません。つまり、広がるものではございません。逆に、狭めるものでございます。限定するものでございます。  つまり、第三条に特定秘密の範囲が記載されておりますが、そこに、私がいつも御答弁申...全文を見る
○森国務大臣 はい、五項目めではございません。  第三条の条文の書きぶりをごらんになっていただければわかるとおり、別表に掲げる事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、特に秘匿することが必要であるものというふうになっておりますので、かつで結ばれているというふうに御理...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密の指定をした場合に、本法案第三条第二項により、行政機関の長は、指定に関する記録を作成するものとされております。この記録には、指定番号、指定年月日、情報の内容、該当する別表の号といった、指定に関する事項を記録することを検討しておりますので、御指摘の別表四号のイ...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおりでございます。  外国との情報共有は、情報保全が確立されていることが前提です。また、政府部内の情報共有も同じでございまして、政府部内であっても、これは相手方の信頼のもとに入手した情報、相手が保護措置をしっかり定めていなければ、また共通のルールが法...全文を見る
○森国務大臣 現在、政府においては、特別管理秘密制度、特管秘と呼ばれておりますけれども、その制度に基づく人的及び物的管理の措置を初め、さまざまな情報漏えい防止措置が講じられておりますが、本法案による特定秘密の保護に関し、議員御指摘のとおり、省庁間での統一ルールの制定やシステムの保...全文を見る
○森国務大臣 本法案第二十一条第一項は、本法案の拡張解釈を禁止し、また国民の知る権利の保障に資する報道または取材の自由に十分配慮しなければならないことを、第二項は、取材行為は法令違反等と認められない限りは正当な業務行為とすることをそれぞれ規定しております。  これは、本法案によ...全文を見る
○森国務大臣 私の一昨日の答弁のとおりでございます。私、一昨日、山田委員から御質問を受けて、行政内部の第三者機関につきましては、山田委員の御意見を謙虚に受けとめ検討させていただきたい旨、申し上げました。今お読みになった議事録にもそのように書いてあると思います。  ですから、私は...全文を見る
○森国務大臣 今、デモクラシーとシークレシーとおっしゃいましたけれども、私は、デモクラシーは全てに及ぶべきだとは思っているんです。  守らなければならない国家機密も、究極を言えば、これは国民のものだと思います。国民の情報だと思います。それを、国民のためだからこそ秘密にするという...全文を見る
○森国務大臣 九・一一テロの直後は、大変緊張状態が高まって、同じような事態が我が国内でも起きるおそれというのは大きかったと思いますし、私は、九・一一の後、ワシントンDCのすぐ近く、郊外におりましたけれども、そこに住んでおる日本人は、常に大使館から、テロ危険レベル、これがホワイトか...全文を見る
○森国務大臣 秘密指定というのは限定列挙をしております。それが法律にまず規定をされております。そして、その規定に、さらに有識者の御意見を聞いて基準を定めていきます。そして、その基準は国民に明らかにされます。  そのような中で、しっかりと、秘密が不用意に拡大しないように、秘密を少...全文を見る
○森国務大臣 それは、秘密を指定する行政機関の長が判断することになります。
○森国務大臣 基準の見直しについても、有識者の会議においてすることを予定しております。そして、有識者の会議は定期的に開かれまして、その内容も定期的に国民に公表することを予定しております。
○森国務大臣 はい、そのとおりでございます。
○森国務大臣 アメリカの制度を御指摘いただきましたけれども、この省庁間上訴委員会というものは、関係行政機関の長が指名した者によって構成され、委員長は大統領が指名する者となっておると承知をしております。  この秘密の指定というものは、やはり専門的な、行政的な見地から定めることが要...全文を見る
○森国務大臣 米国におけるそういったシステムは行政機関内部のものと承知しておりますけれども、本法案も、これまで工夫もしてきておりましたのは、米国においては、原則十年、そして例外的には二十五年という有効期限になっておりますが、本法案においては五年という短い期限にいたしまして、そのた...全文を見る
○森国務大臣 これについては、これまでも御答弁をさせていただいておりますが、国会に対しては、十条の一項一号のイに書いてありまして、通常、国会内で保護措置を講じていただきましたら、原則として提供するものと解釈をしております。それは、サードパーティールールなどの極めて例外的な場合を除...全文を見る
○森国務大臣 これまで国会答弁で、国会については、国会の最高機関としての地位に配慮して、これは求めがあれば原則として提供する旨、答弁をしておりますので、そのように解釈、運用されるものと思っております。
○森国務大臣 今までの答弁でも、そこの部分も御答弁させていただいておりますが、保護措置を定めたときには、原則として御提供をするというふうに解釈をしております。  先ほども申し上げましたとおり、原則としてというふうに述べているのは、サードパーティールールのような、第三者にこれは提...全文を見る
○森国務大臣 今るる述べられたことについては、誠実に御答弁を申し上げたつもりでございますので、また議事録等を御確認いただきたいというふうに思います。  まず、外国との情報共有、また政府内部での情報共有の必要性については御理解いただけるということで今言っていただきましたが、それに...全文を見る
○森国務大臣 公務所等に問い合わせができる、または民間業者にクリアランスができるというもののほかに、どのような根拠があるかというような御質問でございますけれども、今ほど御答弁を申し上げたとおり、法制度が共通のルールになっていくということ、それが諸外国並みの罰則をもってしっかりと示...全文を見る
○森国務大臣 それにつきましても、先ほど御答弁を申し上げましたとおり、諸外国並みの刑罰がありませんと、情報を提供しようとする側ですが、これが、まさに提供した後、漏えいをする危険というものに鑑みまして、情報提供をちゅうちょするということがございます。また、海外と情報共有する場合には...全文を見る
○森国務大臣 これは前回の委員会でも御答弁を申し上げましたけれども、諸外国から言われてこの法案をつくるわけではございません。必要性に鑑みて、政府としてこの法案を提出するわけでございます。  諸外国からは、この法案について歓迎する旨の言及をしていただいてはおりますけれども、これに...全文を見る
○森国務大臣 前回の委員会で、私は後藤委員の御質問に答えまして、カウンターインテリジェンスの機能強化基本方針に基づく各省のガイドラインでありますとか、そのような基準について、各省庁ばらばらであるというふうに申し上げました。  そのばらばらの内容は、後藤委員の事務所にお届けをした...全文を見る
○森国務大臣 前回の委員会では、調査項目ではなく、私は、各省庁がばらばらであるということを申し上げて、その資料はお届けをいたしました。  調査項目については、今回御通告をいただきましたけれども、きょうお示しをいただいている資料にありますとおり、「特異な言動」というところが異なっ...全文を見る
○森国務大臣 各省庁の調査項目も、省庁ごとに異なっておりますけれども、一部異なる点がありますが、おおむね同様でございます。
○森国務大臣 調査項目については今回御通告をいただきましたけれども、調査項目については、一部異なっているところもございますけれども、その詳細については、この基本指針に含まれるものとなっております。  細かい点につきましては、公開できるかどうかについて、現在、検討をしているところ...全文を見る
○森国務大臣 ほとんど同じでございますが、詳細については異なっている部分もございます。  前回、私がばらばらであるというふうに申し上げましたのは、先ほどのように、管理責任者でありますとか適性評価をする担当者がばらばらになっております。そういったものを統一することが今回必要である...全文を見る
○森国務大臣 はい。拝見をさせていただきました。
○森国務大臣 同じ内容のものが大量に寄せられておりました。その内容は、今配っていただいているような内容でございます。  例えば、賛成の立場からの御意見としては、我が国の安全保障のために秘密を守ることは必要である等々の御意見でございましたし、反対の立場からの御意見については、国民...全文を見る
○森国務大臣 国会に関する御意見については、私が見たときには気がつきませんでした。
○森国務大臣 パブリックコメントの九万件の全ての中から、国会の意見について見落としてしまったことについては本当に申しわけございませんが、同じような、事務方が取りまとめたものは見ておりますし、同様の国会との関係に対する御意見はさまざま寄せられておりますので、それに対して対処をしたつ...全文を見る
○森国務大臣 国会に対する御意見については、パブリックコメントに寄せられていたかどうかを精査の上、また委員にお答えをいたしたいと思いますが、私は、パブリックコメントだけではなく、大臣室において日弁連の方とも意見交換をさせていただきましたし、報道機関の代表の方とも意見交換をさせてい...全文を見る
○森国務大臣 保護措置のことをおっしゃっておられると思いますけれども、保護措置については国会の御判断にお任せしたいと思っております。
○森国務大臣 これはこれまでもこの委員会で御答弁をさせていただいておりますけれども、政令に定める事項というのは、必要最小限のことを定めさせていただきたい。例えば、秘密を知る者の範囲、ここに、柱書きのところに書いてありますけれども、秘密を知る者がどの者とどの者か、その範囲を制限して...全文を見る
○森国務大臣 携帯電話の内容を不法に傍受したときには、本法第二十三条に規定する特定秘密を保有する者の管理を侵害する行為に該当し、処罰対象となり得るものと考えております。  ただし、特定秘密については、携帯電話を使って伝達するということは想定をしておりませんので、それは申し添えさ...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密につきましては、行政機関の長がそれを指定しましたときに、その伝達方法も含めて保護措置として定めますので、携帯電話を用いてそれを伝達することがないようにということは定められるものと承知しております。(発言する者あり)
○森国務大臣 保護措置の中で、その特定秘密の伝達方法を定めるものと承知しております。その中で、携帯電話を使わないということを定めるものと想定しております。
○森国務大臣 外国人が国外において本法に違反する行為をした場合には、適用があります。
○森国務大臣 不正競争防止法やマイナンバー法におきましても、管理を害する行為に携帯電話の行為が含まれますので、同様の理解で規定しております。
○森国務大臣 解除されない限りは、そうなります。
○森国務大臣 指定を解除する際にとる手続として、特定秘密という表示の抹消のほか、特定秘密でなくなった旨、関係者へ周知することを検討しております。
○森国務大臣 その周知の方法については今後検討してまいりたいと思いますけれども、本などで明らかにしたいと思われる方は問い合わせ等もしてくるだろうというふうに思います。  いずれにしても、今の国家公務員法でも同様の課題はあるわけでございますけれども、特に特定秘密の場合には重い荷物...全文を見る
○森国務大臣 問い合わせをするということも含めてその周知方法を検討してまいりたいと思いますが、問い合わせ等をするということに決まった場合には、もちろんその問い合わせ先についてもしっかりと周知をしてまいりたいと思います。
○森国務大臣 適性評価の結果等でございますけれども、これは、各行政機関の適性評価を実施する部署で、必要な期間、適切に保管することとしてまいりたいと思います。その保管のルールについては、有識者等の御意見も伺った上で、今後定める基準の中で明らかにしてまいりたいと思います。
○森国務大臣 まず、一点目の御質問でございますが、適性評価の結果をいつまで保管するか、その保管期間については、今後、有識者の御意見等も伺った上で、適切な期間というものの基準を定めてまいりたいというふうに思います。  二点目の御質問でございますけれども、信用状況が変わった場合でご...全文を見る
○森国務大臣 この福島県議会の意見書でございますけれども、SPEEDIの情報等についての懸念が示されております。この法案の内容についてお問い合わせをいただかないままに決議をされてから私の手元に参りましたので、私としては、やはり説明が不足であったということを真摯に反省し、御説明を申...全文を見る
○森国務大臣 小熊委員の御指摘、もっともであると思います。  テロ情報というものが拡大解釈をされないということ、そして、住民の避難が最大の目的でございまして、住民を犠牲にすることはないということをしっかりと、あらゆる機会を捉えて説明を丁寧にしてまいりたいと思います。
○森国務大臣 今、小熊委員と私の出会いからるる御披露いただきましたけれども、同じ福島県出身ということで、しっかりと、国民の知る権利、住民の命を守る権利というものをどうバランスをとっていくかということを真剣に考えたいと思います。  御指摘の山田委員からの御質問に対して、私がこのよ...全文を見る
○森国務大臣 修正協議につきましては、政党間の協議でございますので、私としてはそこにお任せをして、誠実に対処してまいりたいと思います。
○森国務大臣 今、文書がこの瞬間にも廃棄されているというお話がございました。今、行政文書は、公文書管理法に基づいて、廃棄する場合には内閣総理大臣の同意を得て廃棄をされておりますものですけれども、防衛秘だけは別でございます。防衛秘だけは、公文書管理法の適用がなく、これまでは防衛大臣...全文を見る
○森国務大臣 福島県議会の意見書は国会審議の前に出されたものと承知しておりますので、この国会審議を通じて、私も、誠実に、丁寧に、本法案の趣旨そして制度の内容も御説明をさせていただきました。  そして、各委員からの御指摘についても、謙虚に受けとめさせていただきたいと思います。修正...全文を見る
○森国務大臣 私は、この法案を提出した担当大臣でありますので、この法案が一番いいと思ってお示しをしたわけでございます。  ただ、国会審議の中でいろいろと御意見をいただいたことについては、謙虚に受けとめさせていただいて、検討すると申し上げました。その結果、今修正協議に入っておりま...全文を見る
○森国務大臣 私は、今ほど申し上げましたとおり、国民の命と国家の存立を守らなければならないというその目的と、それから国民の知る権利を守らなければならないその目的を、どうバランスをとっていくかということを突き詰めていかなければならないという認識は共有できていると思っています。  ...全文を見る
○森国務大臣 TPP交渉に関しては、特定秘密の保護に関する法律案の別表のいずれにも該当せず、これに関する情報は特定秘密にはなりません。
○森国務大臣 私は、公明党の大口委員が御質問したことに対して御答弁をしたのでございますけれども、大口委員はこのように質問をされております。法令違反でない、また著しく不当な方法でない、そういう場合については、報道機関のオフィスにガサ入れが入るというような、その捜査の対象にならないと...全文を見る
○森国務大臣 私も、今し方答弁した中で、個別具体的な事案については申し上げられないというふうに答弁しておりますので、谷垣大臣の御答弁と全く同じでございます。
○森国務大臣 もし本法案の規定がなければどうなるのかということから考えますと、国会法百四条によって声明を出すことになると思います。なぜなら、特定秘密というのは、やはり国家の安全の面で秘匿しなければならないという理由があるわけですから、百四条の声明をすぐさま出すということになってく...全文を見る
○森国務大臣 有効期間の三十年でございますけれども、私、この委員会で繰り返し御答弁申し上げているとおり、有効期間は三十年が原則であるとの基本的な考え方のもと、延長する場合には内閣の承認を要することとしております。  三十年を迎えたときに全て解除するという御提案が今ございましたけ...全文を見る
○森国務大臣 失礼いたしました。  保存期間が満了した場合でございますけれども、これは、通常の行政文書と同じように、公文書管理法のそもそもの趣旨に照らして、歴史的な価値があるものは移管をいたします。  ですから、これは、歴史的な価値があるものは全て移管するわけでございますが、...全文を見る
○森国務大臣 山田委員からの御質問に対して、私が御答弁をいたしました。行政機関内部に第三者チェック機関を設けるべきという御提案に対して、それに対しては真摯に受けとめさせていただきまして、検討してまいりたいというような答弁を申し上げました。  その上で、現在、修正協議が行われてい...全文を見る
○森国務大臣 目的についてでございますけれども、本法案では、我が国及び国民の安全を害す、その行為を、漏えいまたは取得行為を罰することを規定することでその特定秘密を保全するものでございますので、目的いかんにかかわらず、これはその趣旨を害する場合があるわけでございますので、目的につい...全文を見る
○森国務大臣 早期の法案自体の成立も目指しておりますし、この基準についても早期にできるように努めてまいりたいと思います。
○森国務大臣 まず、既存の法律の方から申し上げます。  まず、その前提として、情報共有が、外国との間、そして政府内での間で促進されるためには、秘密保護に関する共通ルールの確立が不可欠であります。  そういう視点から見てまいりますと、まず、国家公務員法については、一般職の国家公...全文を見る
○森国務大臣 裁判についてのお尋ねでございますけれども、十条に規定してありますとおり、刑事裁判、民事裁判の手続の中で適切に明らかにされていくものと思っております。
○森国務大臣 特定秘密が解除されない以上は、義務を負っております。
○森国務大臣 はい。負うことになります。
11月15日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
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○森国務大臣 軍機保護法と本法案というのは全く違いますので、そのことを国民の皆様に対し丁寧に御説明をしなければならないと思います。  違いについて申し上げますと、秘密の指定でございますけれども、本法案においては、行政機関の長が、三つの要件、つまり別表に該当すること、そして非公知...全文を見る
○森国務大臣 私は、憲法の免責特権は大変重いものだと思っております。議員の意見は伺いました。
○森国務大臣 寺田委員から、さまざまな励ましのお言葉、ありがとうございます。  九・一一の直前まで、私、ニューヨーク大学で学んでおりまして、現場のすぐ近くなんです。また、マンハッタンの中にゼロ歳の長女と二人だけで住んでおりましたので、そういう意味で、知人もたくさんおりましたし、...全文を見る
○森国務大臣 インターネット上のさまざまな技術的なことを御質問されて、私、得意ではないものですから、ちょっとわからなかったんですけれども、私がここで申し上げたいのは、一般人の方が通常行っていること、それから、今、取材の中または報道機関の方が行っていること、取材や報道を今行っている...全文を見る
○森国務大臣 学者の皆様とも意見交換をさせていただいたところでございますけれども、共同声明等で指摘をされております秘密の範囲についても、先ほど答弁をしたとおり、限定しております。これは、諸外国の同じような秘密保全法制の中でも、より限定して限定列挙をしております。  さらに、処罰...全文を見る
○森国務大臣 今、日本を取り巻く国際情勢は日々刻々と複雑化しているわけでございます。今までと違った国が大きな力を持ってきたり、また、今までと違った、情報が駆けめぐる体制が高度インターネット社会の進展により進んできているという現実があるわけです。  それに対して、やはり日本の安全...全文を見る
○森国務大臣 本法案の必要性でございますけれども、津島委員のおっしゃるとおりであると思います。  我が国を取り巻く安全保障環境ということでいえば、やはりここ数年の間に、我が国領土各地において、国民の皆様を不安にさせるような状況が立て続けに起こっているという現実から目をそらしては...全文を見る
○森国務大臣 今、現行法では、特別管理秘密、いわゆる特管秘ということで、運用基準ということで各省がばらばらに定めているわけでございますが、本法案においては、特別秘密の指定や解除等を統一的に政府で定めようとしておりまして、安全保障に関する情報の保護や情報公開、公文書管理の分野の有識...全文を見る
○森国務大臣 私、先ほども申し上げたんですけれども、あの九・一一の直前までニューヨーク・マンハッタンに住んでいたということから、やはり安全保障に対する問題を大変身近に考え始めたわけでございます。  その後、ワシントンDCの方に移りまして、二年間生活をいたしましたけれども、もう本...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のとおり、特定秘密の文書も、保存期間が満了すれば、指定が解除をされた場合ですけれども、普通の行政文書と全く同じになりますので、移管するか、それか総理の同意を得て廃棄されるか。  それで、廃棄をされるような文書はどんな文書があるんですかということでございますけ...全文を見る
○森国務大臣 この有識者会議でございますけれども、委員御指摘のとおり、その実施状況についても、行政機関の長のときもあるし、それから、三十年を超えた場合には内閣の場合もございますし、そこからきちっと報告を受けて、それをまたチェックするということになりますので、特定秘密の指定状況、更...全文を見る
○森国務大臣 今審議官から説明があったとおり、点数というのは複写等も含めた数ということでございますので、特別管理秘密の件数というのは、各省庁の件数を足したもので答えさせていただいております。防衛省の方で、点数というのが他省庁の件数に当たるという御説明があったということでございます...全文を見る
○森国務大臣 特別管理秘密、いわゆる特管秘には複写は含まれませんので、この三十一万八千八百八十六件というのは複写は含まれておりませんし、先ほどの防衛省のものは別のものであって、ここに、約四万八千件だと思いますけれども、それを合わせた総数が約四十二万件ということになっております。
○森国務大臣 十条一項については、国会において特定秘密を保護するために必要な措置を講じており、かつ、我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがないと認めたときに、国会に特定秘密を提供することができるというふうに定めております。
○森国務大臣 これは、行政府が立法府よりも上位に存するという趣旨で定めたものではございませんで、通常、例えば自衛隊法にも、このような規定がございません。  ですので、国会法によって、理由を疎明し、その理由が受け入れられないときは声明を出して、そして提出しないという手続になってし...全文を見る
○森国務大臣 これは、知得者としての五年以下の刑に付すことになります。
○森国務大臣 この法案によって、免責特権や不逮捕特権が害されるということはございません。ですので、通常の刑法規定と同じということになります。
○森国務大臣 国会で特にその他何か規定をすべきということであれば、それは国会で御議論されるものと思いますけれども、これは一般的な刑法規定と同じで、国会議員が刑法その他刑罰規定に違反する行為、それを犯す行為をした場合には、一般的にはそれが適用されるわけです。  ただ、国会内での活...全文を見る
○森国務大臣 それは違います。  政党職員が入るか入らないか、秘書が入るか入らないかまで政令で定めることは予定しておりません。その点については、この委員会でもこれまで御答弁をさせていただきました。  政令では、どの程度の人までが知得者となるのか、知る者となるのか、その範囲を定...全文を見る
○森国務大臣 この法律で処罰をされるということはないわけでございます。
○森国務大臣 公文書管理法、たしか福田総理のときに肝いりでなされておりまして、私ちょうど、消費者庁を設置すべきということを同じく福田総理にお願いしてやっていただいていたので、大変記憶に残っておるんです、私がちょうど一年生議員のときでございましたけれども。そのときに公文書管理法がで...全文を見る
○森国務大臣 行政文書の管理については、各行政機関の業務内容等を考慮して、当該行政機関における文書管理の実効性を確保するため、各省庁によって管理規則が定められているのはおっしゃるとおりでございます。  この管理規則は、行政文書ガイドラインの内容を踏まえる必要があり、また、その制...全文を見る
○森国務大臣 委員の問題意識と私も全く同じ問題意識を持っておりまして、公文書管理法があるのに、防衛省においては例外といったことになっておりました。これは、自衛隊法の先ほど御指摘の条文があるということで、公文書管理法における、他に定めがある場合にはというものの解釈で、防衛大臣の判断...全文を見る
○森国務大臣 本法案では、特定秘密の性質ごとに、五年以内の有効期限の中でその長さをどの程度にするかということを有識者の御意見を聞いて基準を定めることとしておりますので、目に触れさせたくないからその期間を長くするなどということが起こらないようにしております。  また、この指定の件...全文を見る
○森国務大臣 全く同じ質問をこの委員会でも以前受けまして、御答弁申し上げましたけれども、この条文の「目的で」というところの前と後が、かつでつながっております。  つまり、条文の書き方でいうと、まず、目的がこういうものである、目的が二つ挙げてありまして、それが「又は」でつながって...全文を見る
○森国務大臣 これは刑法法規の定め方でございますが、まず目的が書いてあって、その後に行為態様が書いてございますので、例えばそれぞれの行為態様がかつで結ばれている場合には、かつと書くこともありますでしょうけれども、目的と行為でございますので、これは別々の構成要件ということで、「目的...全文を見る
○森国務大臣 適性評価は、あらかじめ、調査を行う旨を評価対象者に対し告知した上で、その同意を得て実施するものであります。  家族や同居人については、氏名、生年月日、住所及び国籍に限って調査を行いますが、この点についても、評価対象者の同意を得た上で実施することとなっております。 ...全文を見る
○森国務大臣 そのとおりでございます。
○森国務大臣 適性評価は、本法案第十二条第二項の第一号から第七号までに掲げる事項についての調査結果を総合して判断するものであって、お尋ねのように、配偶者の国籍のみをもって特定秘密を漏らすおそれの有無を判断するわけではございません。
○森国務大臣 安全保障の定義でございますが、この法案の第一条、「我が国の安全保障」というふうにしておりまして、NSC法案の国家安全保障と同等の内容と理解しております。  これを防衛に関連するもの等に限定をいたしますと、特定有害活動の防止やテロリズムの防止といった事項に該当する情...全文を見る
○森国務大臣 御指摘の新聞記事とは、どの記事でしょうか。
○森国務大臣 例えば、文化庁の長官が特定秘密をたくさん指定して、その範囲が広がるのではないかというような御懸念に対しては、特定秘密の指定が、省庁ごとに、どの別表の事項ごとに何件あったかということは、定期的に公表し、また、有識者会議にも報告をすることになっております。  他方、さ...全文を見る
○森国務大臣 国家公務員法、そして国家公務員倫理規程等によってルールが定められております。  なお、現行でも、法律ではございませんが、特別管理秘密、いわゆる特管秘というものがございまして、これは、カウンターインテリジェンスに関する基本方針というものが、運用指針のようなことで、各...全文を見る
○森国務大臣 先般、山田委員の御質問に対して御答弁をさせていただきました。その点について、他の委員からも何回も御質問を受けておりますが、毎回同じ答弁をしております。それ以上でもそれ以下でもない答弁をしております。  そのときの答弁で私申し上げましたのは、委員の御指摘のとおり、国...全文を見る
○森国務大臣 はい。私は今でも検討をしております。
○森国務大臣 御存じのとおり、毎日国会答弁に立っております。  私は、委員も御承知の上でおっしゃっておられるのだと思いますけれども、今修正協議をしているときに、私が何かしらの所見を申し上げるということは、かえって修正協議の進行を妨げる、また、多大な影響を与えるものと思います。 ...全文を見る
○森国務大臣 はい。この委員会でも答弁をさせていただいたとおり、理由は示されます。
○森国務大臣 まさに、五年ごとの延長、それがずっと繰り返されていくのではないかという御懸念を受けまして、私が、三十年原則ということで定めさせていただきました。ですから、三十年が原則、ここで有効期間が終わるわけでございます。  しかし、他国もそうでございます、米国もそうでございま...全文を見る
○森国務大臣 これは他の行政文書も同じでございますが、内閣総理大臣に協議、そしてその同意を得た上で廃棄されます。
○森国務大臣 現行で、防衛費、これは公文書管理法の適用を受けませんで、防衛大臣の判断だけで廃棄をできることになっております。これが本法案に移ってくる暁には、公文書管理法の適用を受けるわけでございます。  そうなると、特定秘密の指定が解除された後でございますが、他の行政文書と同じ...全文を見る
○森国務大臣 先ほど石原代表もおっしゃっておられましたが、為政者の能力、そして為政者のまた規範意識と申しますか、そういったものが不十分であった場合の行政の恣意を排除するための仕組みが必要だというところまでは、私も認識を共有しております。  その仕組みをどうするかということでござ...全文を見る
○森国務大臣 私も、過去、野党だったときに、さまざま悔しい思いもいたしました。  しかし、一つ例を挙げて言いますれば、私は福島県でございますが、福島県において原発事故があったときに、SPEEDIの情報が公開をされませんでした。しかしそれは、今、特別秘密という制度はありませんが、...全文を見る
○森国務大臣 私も歴史の検証を受けるべきだと思います。だからこそ三十年というのを定めさせていただきました。三十年原則でございます。ここで、歴史的な文書については公文書館に移管をされて、国民はそれを閲覧することができます。  これを、歴史的な公文書ということですが、特定秘密の場合...全文を見る
○森国務大臣 問題意識は全く同じだと思います。  私は、三十年の期限が来たときに、内閣の承認というのは、これは総理だけじゃないですから、内閣全員ですから、全ての大臣に見られます。閣議で見られます。  これは、私がいつも閣議をやっていて、あの閣議の会議で、閣議のテーブルに自分の...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密は五年以内の有効期限を定めることとなっておりまして、五年以内といっても全部五年じゃないんです。  だから、きょうから三十年後に全ての特定秘密が一気に有効期限が来るわけじゃなくて、五年で終わるものもあれば、もしかしたら四年かも、三年かも、二年かもということで...全文を見る
○森国務大臣 延長されるものだけが閣議にのります。  ただし、有識者会議の方に、延長するものとか、指定したとき、更新したとき、その件数というものがのりますので、今度の三十年後にこの何件かぐらいが来るなというのは皆様にはわかっていると思います。
○森国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、三十年をたって延長されないものは、私は、通常は歴史的価値があると思いますから、公文書館に移管されて、国民の閲覧に付されるものと思っております。
○森国務大臣 先ほどから御答弁を申し上げておりますので、そこの繰り返しになりますけれども、歴史的価値があるものは移管をされますし、そうではないものは、総理と協議の上、同意を得て廃棄をされます。ただ、先ほども、その後、委員と議論したと思いますけれども、私は、それは、三十年も保管をし...全文を見る
○森国務大臣 三十年たってからの廃棄をするかどうかということと、山田委員が前回私の方に御質問になった、秘密の指定に関してチェックする行政機関の内部の第三者的な機関というのは違うと思いますけれども、同じという意味で御質問なさっているかどうか、ちょっと私、今理解できなかったんですけれ...全文を見る
○森国務大臣 適性評価の結果等の情報は、各行政機関の適性評価を実施する部署で管理責任者を定め、適切に保管し、保存期間経過後は確実に廃棄することが必要であります。具体的な運用については、運用基準において規定することを今後検討してまいりたいと思います。
○森国務大臣 処罰を重く定めている理由についてお尋ねがありました。  特定秘密の漏えいの防止を図るという意味で、他の法令であります、特別防衛秘密の漏えいや、営業秘密を不正に開示する行為、窃盗罪の法定刑が懲役十年以下とされていることと比べ、国の安全保障に関する特定秘密の漏えいが国...全文を見る
○森国務大臣 国と国民の安全に関する情報を諸外国と共有する上で、諸外国からそのような特定秘密に当たるような情報を入手する場合がございます。その場合に、諸外国と同等の保全体制がとられていなければ、適切な時期に効果的な情報を交換、共有することができません。今回、そういう意味もあってこ...全文を見る
11月18日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案が成立することにより政府内で共通の特定秘密に関する保全体制ができますことから、その情報共有がより迅速に、より的確になされるものと承知しておりますので、国家安全保障会議の議論にも資するものと考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 私は、この特定秘密保護法案は国家の存立と国民の安全に必要であると思っております。また、国家安全保障会議の議論にも資するものと思っておりますので、早期の成立をお願いしているところでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 具体的な御通告がございませんでしたが、その議事録を詳細に見なければ、どういう質問に対してそうお答えしたかでありますけれども、私としては、常に答弁しているのは、この特定秘密保護法案が成立をいたしまして、その特定秘密に対する保全体制を運用する中で、またさらに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) いえ、私は、一〇〇%のものであると思って提出しております。そのことを衆議院の審議の中でも何回も述べています。  その中で、様々な委員の方々から御質問又は御提案がございました。私はそれに対して、政府案は一〇〇%のものと思って、もちろん諸事情を、今までの現...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今議事録が手元に届きましたけれども、城内委員が八十点とおっしゃっておりましたが、私はそれに対して、はいそうですね、八十点ですと申し上げておりません。私は、この法案を成立させる必要性というのは、私は誰よりも強く認識をしているところでございますと答弁をしてお...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) それは少し言い過ぎかと思います。  私は、これを読み上げますと、この法案を成立させる必要性というのは、私は誰よりも強く認識をしているところでございます。国民の生命と国家の安全を守るために必要であると考えております。他方、国民の知る権利等に対する報道機関...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 十一月十一日、ちょうど先週に日本外国特派員協会がお出しになった声明だと承知しております。この中身を見ますと、報道の自由が政府の配慮の対象にすぎないのではないかとか、第二十一条第二項の著しく不当な方法が拡大解釈されるのではないかなどの御懸念が示されていると...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お会いをしておりません。
○国務大臣(森まさこ君) 禁錮につきましては漏えい罪のみでございますので、当たらないということを御丁寧に御説明申し上げていきたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 私の答弁は変わったことはございません。これは議事録等を確認をしていただければ分かることです。また、委員会の答弁については全て動画で御覧いただけますので、変わっていないことを確認をいただければと思いますが、いずれにせよ、御懸念をお持ちの方については政府とし...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) まだ面談のお申出を受けておりませんけれども、様々な手段を尽くして御説明を尽くしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 概要についてがございます。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案では、第十一条において、特定秘密の取扱いの業務は、原則として適性評価において特定秘密を漏らすおそれがないと認められた者でなければ行ってはならないと規定する一方で、例外がございまして、行政機関の長、国務大臣、内閣官房副長官、内閣総理大臣補佐官、副大臣...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁した例外に当たる例えば大臣等が国会議員である場合にはもちろん受けなくてもよいのですけれども、その他の国会議員は受ける必要がございます。
○国務大臣(森まさこ君) 二つの論点がございまして、取扱者となることができるかということと適性評価を受ける必要があるかという二つございまして、最初、審議官の方は、適性評価を受ける必要がどこかということでお答えを申し上げました。  民間人の大臣の場合は、適性評価を受ける必要はなく...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私はやはり、ほとんど多くの者が秘密、特定秘密に触れるわけですので、そういう意味では、職員のほとんどの者が対象になると思いますけれども、ここで全て全員というふうに申し上げることができるかというと、それは様々な職種がございますので全員とお答えしなかったと思い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案の第十二条に規定してありますとおり、適性評価の調査事項はこの十二条に規定する七つの調査事項に限られておりますので、それ以外に広がることはございません。
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価は本人の同意を得た上で行っていくものとされております。また、十六条で、適性評価の結果や適性評価の実施に同意しなかったことを目的外に使用することを禁止しております。
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価の実施によりプライバシーが侵害されないように、適切に運用されていく必要があります。  なお、本法案上、特定秘密の取扱いを行う民間事業者の従業者の適性評価でございますけれども、この適性評価を行うのは民間事業者ではなく行政機関の長でございます。そし...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 外国の政府とは、関係国の政府ということです。
○国務大臣(森まさこ君) 行政機関の長が必要と認めた相手国ということになります。
○国務大臣(森まさこ君) 条文の規定のとおり、行政機関の長が必要だと認めたときにその相手国に提供するようになります。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密については、外国には何でも、どこにでも、いつでも見せるわけではございませんで、行政機関の長が必要があると認めたときに、この条文上の措置を講じている場合に提供するというふうになっております。  なお、誤解がないように申し上げておきますと、SPEE...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 行政機関の長が必要があると認めたときには、その保全措置を講じてある国に渡すわけです。それは特定の国に限ったわけではなく、その行政機関の長が必要と認めた相手国が同様の保全措置を講じていれば渡すことができるとしてあります。
○国務大臣(森まさこ君) はい。秘密指定の途中では廃棄はできません。
○国務大臣(森まさこ君) 誤解のないように申し上げておきますが、これは特別秘密の文書についての数字ではございません。また、現行法の特管秘に関する数字でもございません。全ての行政文書に関する数字でございまして、全ての行政文書については、保管期間が満了した場合には、内閣総理大臣の承認...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の漏えい等の共謀罪は、二人以上の者が漏えい行為等の実行を具体的に計画して合意したときに成立をします。  取得行為の共謀については、通常の行為は処罰対象となるものではございません。犯罪行為等の行為体系の場合にだけ処罰されることになっております。
○国務大臣(森まさこ君) 日本の法律については珍しくという御指摘でございますが、陰謀罪又は共謀罪は、刑法、自衛隊法、国家公務員法等、合計十九の条文がございます。  共謀については、先ほど申し上げたとおり、二人以上の者がその実行を具体的に計画して合意したときに成立をいたします。秘...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 逮捕状、捜索令状等が出るかどうかは、それは具体的事案によると思われますけれども、その場合には、そこに要求される具体性を備えた特定秘密についての記載がなされるものと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) ただいま申し上げましたとおり、強制捜査としての逮捕や捜索、差押えが必ずなされるものではございません。それがなされるかどうかについては具体的な事案によるものと思われますが、仮にそうしたものが行われる場合には、その場その場によって要求される具体性を備えた要件...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ただ話しただけで共謀とされることはございません。
○国務大臣(森まさこ君) 先ほどから申し上げましているとおり、刑事訴訟法上の秘密の立証というのは外形立証で足りるとされております。  例えば、その秘密文書の立案、作成過程、秘密指定を相当とする具体的理由等々を明らかにすることにより、実質秘性を立証する方法が取られております。
○国務大臣(森まさこ君) 刑事事件の立証については、先ほど申し上げましたとおり、実質秘性の立証は外形立証で足りるとされておりますけれども、インカメラ等の要求があったときに、それは裁判官の御判断によることになります。
○国務大臣(森まさこ君) 福島委員御存じのとおり、証拠採用するかどうか、証拠開示するかどうかを判断するために裁判官が見るわけでございます。その上で裁判官が証拠開示を選択する場合もございます。
○国務大臣(森まさこ君) 被告人の防御権を侵すことのない形で刑事裁判の手続は進められるべきものであります。その観点に立って、裁判官がインカメラで証拠開示をするかどうかを判断するわけです。そのときに、裁判官が証拠を見て、つまり秘密の中身を見て、それを証拠として開示するかどうかを判断...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第15号
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○森国務大臣 はい、そのとおりでございます。
○森国務大臣 取材源の秘匿については、本法二十一条の趣旨に照らして、尊重すべきだと思っております。
○森国務大臣 二十一条の趣旨に照らして適切に捜査が行われるものと考えております。
○森国務大臣 本法案二十一条二項の著しく不当な方法とは、取材の手段、方法が一般の刑罰法令に触れないものであっても、取材対象者の個人としての人格の尊厳を著しくじゅうりんするなど法秩序全体の精神に照らし社会観念上是認することができない態様のものである場合を指しますので、捜査機関が、こ...全文を見る
○森国務大臣 記者が捜査の直接の対象になるかどうかというお尋ねでございますけれども、捜査の内容、方法についてはあくまで個別具体の事例に即して判断する必要がございますので、一概にお答えすることは困難でありますけれども、あくまでも、捜査機関は、二十一条の精神に照らして、国民の知る権利...全文を見る
○森国務大臣 漏えいが行われた場合に、漏えいをした正犯である国家公務員等については捜査の対象となるというふうに思われますけれども、それに報道機関の方が関与しているような場合にあって、そこが捜査の対象となるかどうかというのは、個別具体的な事案に即して、捜査機関が二十一条の精神に照ら...全文を見る
○森国務大臣 この条文は、原案が出された後に、各方面からさまざまな御意見をいただいたことによって、報道の自由または取材の自由に配慮する、そういう趣旨で特に規定をしたものでありまして、その逆に解釈されるようなことはあってはならないものと考えます。  この二十一条には、この法律の適...全文を見る
○森国務大臣 報道機関による通常の取材行為は、処罰対象となるものではございません。  このことは、報道機関が公務員に対し根気強く執拗に説得ないし要請を続けることは、それが真に報道の目的から出たものであり、その手段、方法が法秩序全体の精神に照らし相当なものとして社会観念上是認され...全文を見る
○森国務大臣 原発事故に関する情報は、特定秘密にそもそも当たりません。
○森国務大臣 通常の警備の情報も特定秘密に当たりません。
○森国務大臣 辻元委員、議事録を正確にお読みになっていただきたいと思いますけれども、テロ等の警備に当たる場合ということで、別表にテロというふうに書いてあるところの、別表に該当する場合にはなりますというふうにお答えしたんです。
○森国務大臣 まず、特定秘密に当たるかどうかでございますけれども、テロ等に対する警備の状態については、特定秘密に当たります。通常の警備について例えばスクープしたりしたことは、特定秘密にそもそも当たりません。  テロ等に対する警備の状況についてということでありましたら、次の行為態...全文を見る
○森国務大臣 はい。違法な行為を隠すために特定秘密にすることはあってはならないことと考えております。
○森国務大臣 まず、前提でございますけれども、御指摘の事案については注意レベルの文書ということでございますので、これが特定秘密になることはございません。  また、その不開示の理由については、情報公開法上の理由があった。つまり、人命がかかっていたということでございますので、特定秘...全文を見る
○森国務大臣 そもそも前提が違っていると思いますけれども、違法な行為を特定秘密に指定したということ、私はないと思いますけれども、それが、そういう違法な行為……(辻元委員「あるじゃないか」と呼ぶ)それは特定秘密ではございませんで、注意文書でございます。それに、そこは情報公開法上の不...全文を見る
○森国務大臣 私は、消費者庁で特管秘を指定したことはございません。
○森国務大臣 御質問の趣旨がわかりませんけれども、防衛秘を取り扱うに当たってというのは、どういうような御質問でしょうか。
○森国務大臣 ございます。
○森国務大臣 現在の特別管理秘密は、法律ではございませんで、運用基準になっております。省庁間で、基本方針に従って、それぞれ別個に基準を定めております。それがばらばらであること、その他さまざまな問題点がございます。
○森国務大臣 先ほど審議官がお答えしたとおりでございます。
○森国務大臣 委員御指摘の諸外国の例でございますが、イギリス、ドイツ、フランスは、大臣を対象外としております。イギリスは、政務次官も対象外としております。  諸外国はそのような状況ですけれども、我が国においては、大臣等を諸外国と同様に対象外にした理由は、トートロジーではないと私...全文を見る
○森国務大臣 本法案において大臣等を適性評価の対象外にした理由は、今御説明したとおり、国務大臣等は、その職務の性格から、特定秘密の取り扱いの業務を行うことが当然の前提とされる。そして現行法でも、特別管理秘密、いわゆる特管秘というものを指定したり取り扱ったりしているわけでございます...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密の指定においても、行政機関の長が責任を持って指定、そして、取扱者の範囲等の保護措置を定めていく段階において、行政のリーダーシップ、政治主導というものが適切に発揮されるべきであるものと考えております。
○森国務大臣 総理大臣は、憲法によって、行政の指揮監督を行う立場でございますから、当然に、特定秘密の運用についてもリーダーシップを発揮していくものと考えております。  また、本法におきましては、政府が有識者の意見を反映して運用基準を作成することになっておりますので、内閣で統一に...全文を見る
○森国務大臣 特定秘密に関するさまざまな運用基準は、また有識者の皆様の御意見を聞いて定めていくものでございますけれども、委員の御指摘もございますので、情報収集活動に従事する者に対する規範の整備につきましては、今後、情報機能強化のあり方を検討していく中で、情報収集活動の適正の確保が...全文を見る
○森国務大臣 現行法においては、各省申し合わせということで、基本方針に基づいて各省庁それぞれに基準を定めておりますが、本法案においては、これを法定し、行政機関の長が責任を持って指定をする仕組みにしたところでございます。
11月19日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(森まさこ君) 民間からの登用が妨げられる事態にはならないというふうに考えております。  国家安全保障会議の、国家安全保障局の職員が特定秘密の取扱者となる場合には適性評価を受けることが前提となっております。民間から登用をされたのかそうでないのかにかかわらず、適性評価は...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密を取り扱う場合には、これは国の安全保障にかかわる重大な秘密でございますので特定秘密に指定されるわけでございます。それを取り扱う者は適性評価を受けるということになっております。そのことによって特定秘密が保全されるんです。そのような特定秘密を取り扱っ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、ベストな法律だと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 政府の出してある法案について真摯な御審議をいただきたいと思っています。
○国務大臣(森まさこ君) 避難措置の指示自体は特定秘密に当たりませんけれども、御指摘のような国家安全保障会議で特定秘密に該当する情報が取り扱われ、そうした情報に基づいて対策本部長が避難措置の指示を出したような場合においてでございますけれども、対策本部長が避難指示を出す際に避難措置...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 矛盾しているとは考えておりません。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案第十条におきまして、必要がある場合には都道府県知事に対しても特定秘密を提供をすることができるようになっております。
○国務大臣(森まさこ君) 現行法でも特別管理秘密というものがございまして、これを地方公共団体に提供するときにはやはりそれを解除しなければならない。いざというときが来たときに、どうやってスムーズに地方公共団体に提供して、テロなどからの攻撃から住民の命、安全を守るかというのは大きな課...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案の具体的な内容について米国と協議を行ったことはございません。なお、日米両政府間において、情報保全体制に対する共通の信頼を増進することを目的として、二〇一〇年三月に情報の保全についての日米協議を設置し、政府横断的なセキュリティークリアランス...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) まず、SPEEDIや燃料プールなどの原発事故の情報は特定秘密の対象にならないということを今申し上げておきます。  それから、外形立証についてのお尋ねがございました。通常、秘密の漏えいに対する罪についての立証については、その秘密の作成経過、作成年月日、又...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 秘密は形式秘でなく実質秘でなくてはならないとされております。それは、形式秘というのは行政機関の長が特定秘密に指定したという形式的なところであって、中身が要件を備えた実質秘でなければならないとされています。  そのことを立証する立証方法の問題でございます...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これまでも秘密漏えい事件の刑事裁判においては、立証責任を全うしつつ、かつ秘密の内容が明らかになることを防止するために、秘密の内容そのものではなく、秘密の種類、性質等のほか、秘密にする実質的理由として、当該秘密文書等の立案、作成過程、秘指定を相当とする具体...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これは、委員も御存じのとおり、国会の最高機関性に配慮をして十条の一項第一号が規定されたわけでございます。そして、できるという規定ぶりについての御意見でございますけれども、本法案というか、特定秘密保護法は刑罰法規でございますので、行政機関の長又は取扱者が漏...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第16号
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○森国務大臣 私、あらゆる場面で十分に御説明を尽くしてまいりましたが、改めまして、この法案を提出した趣旨について申し上げます。  我が国の国民の生命、身体、財産の安全そして国家の存立を確保するために安全保障は重要であることは言うまでもありませんが、最近のこの我が国を取り巻く安全...全文を見る
○森国務大臣 長島委員が冒頭おっしゃってくださいました、本法案の、長年の宿題であるという点、そして、諸外国に比べておくれているので必要性、重要性は認識しているという御理解、本当にありがとうございます。  政府としても、その点を認識して、この法案は必要であるということで御提案をさ...全文を見る
○森国務大臣 修正協議等は政党間同士で行われることでございますので、それに対するコメントは差し控えたいというふうに思います。  また、民主党案についても、今ほど説明をいただいたばかりでございまして、条文は、私、御党のホームページにあるものを入手してまいりましたが、これだけの量が...全文を見る
○森国務大臣 まず、国会の監視機能をきちっと及ぼして行政の恣意を排除しなければならないという目的自体は、長島委員と認識を共有しております。  その上で、本法案十条でございますけれども、今まで御答弁してきましたとおり、国会の最高機関性を侵害するものではございません。  御存じの...全文を見る
○森国務大臣 審議官がお答えしたとおりでございます。
○森国務大臣 修正協議にかかわらないところについて私は誠実に答弁しておりますことを前提として、申し上げさせていただきたいと思います。  その上で、修正協議が政党間で行われているときに、大臣である私が具体的な内容にまで言及をいたしますと、政党間の信頼で行われている修正協議に影響を...全文を見る
○森国務大臣 御党の山田委員から御質問をいただいたときに、御指摘のような答弁をいたしました。今もその考えに変わりはありません。  検討のスケジュールについて申し上げるのは控えたいと思います。
○森国務大臣 私は、山田委員の御質問にお答えして、行政内部に第三者的な機関を設けることが必要だという御指摘については、真摯に受けとめさせていただいて、検討してまいりたいというふうに御答弁を申し上げました。  そのそもそもの趣旨は、やはり、行政機関の長が秘密を指定または解除すると...全文を見る
○森国務大臣 それは政党間の修正協議の内容でございますので、私から申し上げると影響を与えますので、それは控えたいと思います。
○森国務大臣 委員の御質問は、みんなの党という政党名を挙げて修正内容を御提示いただきましたので、誤解も与えると思いますし、修正協議の内容にかかわる部分でございますので、言及を控えたいというふうに思います。
○森国務大臣 私は、山田委員に対しては、行政内部に第三者的な機関を設置するというふうに申し上げました。それについて、具体的な内容については今まだ検討中でございます。  御質問のことについては、修正協議の内容と同じ言葉が入っておりますので、誤解を与えたり影響を与えたりすることがあ...全文を見る
○森国務大臣 御質問については前と同じ御答弁でございますけれども、御党の山田委員から御提案をいただきました事柄については、御党と与党との間で修正協議が行われているというふうに承知をしております。それ以外の党とはまた別個に、維新の会と与党との間で修正協議が行われていると承知しており...全文を見る
○森国務大臣 丸山委員の御質問が、修正協議と離れてということでございますが、御質問の始まりが修正協議の御提示から始まっておりますので、これはやはり誤解を与えると思いますし、修正協議にかかわる内容になりますので、この点については修正協議の方にお任せをして、政党間のことでございますの...全文を見る
○森国務大臣 私は、山田委員が第三者機関とおっしゃったんですが、私が答弁したときの第三者機関というのは、そもそもの趣旨が、行政機関の長が特定秘密を指定いたします、また有効期間も決めます、そして解除もいたします、そのことが恣意的に行われるのではないかというような国民の皆様からの御懸...全文を見る
○森国務大臣 はい。特定秘密を指定する行政機関の長と違うメンバーを想定しておりました。
○森国務大臣 ただいま御答弁申し上げましたとおり、本法案において特定秘密を指定する行政機関の長、それと異なる第三者機関というふうに考えております。
○森国務大臣 私は、先ほど丸山委員の御質問が修正協議の内容から始まりましたので、修正協議の内容に出ている事項については、修正協議に重大な影響を与えますので、お答えは差し控えさせていただきたいというふうに思います。
○森国務大臣 第三者機関については、私は、山田委員から御指摘をいただきまして検討しておりますけれども、さまざまな形態が考えられると思います。  そもそもの御提案いただきました趣旨は、やはり特定秘密の指定、有効期間の設定、解除というものが恣意的に行われるのではないかという御懸念に...全文を見る
○森国務大臣 先ほどお答えをしましたとおり、山田委員から御提案をいただきまして、第三者的な機関について、私は、謙虚に受けとめて検討しますと言ったその第三者機関は、特定秘密を指定する行政機関の長と異なるメンバーを想定しております。
○森国務大臣 特定秘密の指定の仕組みを考えたときに、特定秘密は、行政機関の長が、具体的事項について、一つ一つの事項について指定をし、有効期間を定め、解除をしたりするわけなんでございますが、その特定秘密を指定する行政機関の長と別のメンバーというふうに考えております。
○森国務大臣 秘密の範囲が際限なく広がるのではないかという御懸念を、この委員会を通じても、また、広く国民の皆様からもいただいてまいりました。中山委員が先ほどおっしゃっていたように、国民の皆様にしっかり御理解をいただく形でこの法案を成立させていただきたいと思っております。  この...全文を見る
○森国務大臣 国会においてチェックする仕組みという御質問でございますが、例えば米国では、一九八〇年代にそのようなことが制度化されて、情報委員会の設置等が行われたというふうに承知をしております。  検討中の本法案では、十条におきまして、国会に特定秘密を提供する仕組みを盛り込んでお...全文を見る
○森国務大臣 委員のおっしゃっている仕組みは、国会の中に新たな委員会を設置するということでございますが、これは、政府が決めることではなくて、国会の自律権を尊重しなければいけませんので、国会の方でこの委員会をつくるということを決定していくんだと思います。  そして、その委員会があ...全文を見る
○森国務大臣 お尋ねの事案はちょっと事実関係がわかりませんけれども、国家公務員は倫理規範というのがございますから、国家公務員倫理規範、これに基づいてしっかりと職務を行うことは当然のことであります。それに反するようなことが行われたとするならば、これはしっかりと指導していかなければな...全文を見る
○森国務大臣 本法案における特定秘密の取扱者に対する倫理規範または行動規範というものは、先ほど御答弁しましたとおり、具体的に定めていくことを検討しております。  そして、それをしっかりと周知徹底させるべきという委員の御指摘、そのとおりであると思いますので、しっかりと、規範、法律...全文を見る
○森国務大臣 現時点では、自衛隊の装備品の製造や修理を行う防衛産業の企業、情報収集衛星を製造する企業などが適合事業者となり得るのではないかというふうに想定をしております。
○森国務大臣 お尋ねの件でございますが、十一月十一日に開催されました委員会において、赤嶺委員から、有識者会議報告書に関する関係省庁との意見交換に関する文書、これを開示するか否かについてお尋ねがありました。私から、原則開示すべきと御答弁を申し上げました。  これを受けて、現在、担...全文を見る
○森国務大臣 お尋ねの点は、現行における特別管理秘密の他省庁との情報共有について、特に、委員が先ほどから御質問されている電子的な情報の取り扱いについてだと思うんですけれども、この特別管理秘密制度は、現在、カウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針等の政府統一基準に基づき...全文を見る
○森国務大臣 私がこの委員会の冒頭申し上げたのは、現行のカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針は、それぞれ各行政機関においてばらばらであります。このことは、委員が今おっしゃった電子的な情報の取り扱いの保全措置に関するものだけではないんです。  例えば、秘密を指定す...全文を見る
11月20日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(森まさこ君) 場合によっては含まれる場合もあり得ます。
○国務大臣(森まさこ君) まず、特定秘密の解除や管理の手続が書かれていないという御指摘ですけれども、条文の中に書かれておりますことを御理解ください。  特定秘密保護法案におきましては、この特定秘密というのは国家の安全保障、つまり国民の生命や国家の存立、これを守るため、その漏えい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御説明しましたとおり、法律に限定列挙をしてある事項しか指定できないという仕組みになっております。それ以外のものを特定秘密に指定しても、その指定は無効であります。そういったことを上司が部下に指示をしたときにどうなるのかという御質問でございますから、これは...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 行政機関において、違法な行為を行政権の発動としてしないことは当然のことでございます。本法案では、特定秘密の範囲を限定するために、諸外国の法令に比べてでも一番限定的に事項を列挙しております。  そして、福山委員が今ほど何もチェックする仕組みがないとおっし...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 行政権の行使である特定秘密の指定について、違法な条項を指定することを予定しておりませんということを申し上げました。  本法案の目的は、諸外国とトップシークレットの漏えいについて同様の保全システムを設けて、この複雑な国際情勢の中で国家の存立と国民の命を守...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 小野委員の警察の御経験等を踏まえた様々な建設的な御議論に感謝を申し上げます。  御指摘の違法な情報収集による情報でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、違法な情報収集によって得られた情報でございましても、それは違法なものというふうになりますの...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この特定秘密については、有識者会議に特定秘密の件数や有効期限、そして解除の件数というものを定期的に報告することになっています。ですので、政権交代が行われたり大臣が替わったときにもその報告というのはしなければなりませんので、当然に大臣やその時々の内閣がチェ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 小野委員と先日御議論した第六条のことをおっしゃっているんだと思いますけれども、第六条は、行政機関同士が特定秘密を共有するためにそれぞれ保全措置をもって提供するというふうになっています。  その行政機関、それぞれ組織がございますが、この六条は、並列のとき...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 事実関係だけ御説明申し上げます。  今、仁比委員が飲酒についての節度や精神疾患などのプライバシーに関する条項も調査の対象に入るという御指摘がございましたが、これは取扱者本人だけでございます。家族等については……(発言する者あり)ええ、住所等の、ここに限...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御指摘の事項は特定秘密に指定されません。
○国務大臣(森まさこ君) 出版又は報道の業務に従事する者とは、不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせることや、これに基づいて意見又は見解を述べることを職業その他社会生活上の地位に基づき継続して行う者をいいます。具体的には、放送機関、新聞社、通信社、雑誌社の記者に限...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 仁比委員が今御指摘をした議事録のとおり、私は、原発の状況につきましては、テロの警備状況については別表に該当する場合があると一貫して答弁しております。  先ほどの御質問ですと、原発の状況等が特定秘密になりますかというような御質問でございましたので、私は、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案が成立し施行されたとしても、情報公開法の適用はございますので、情報公開法の手続にのっとって公開請求をしていただきます。  その際に、不開示事由が示されて不開示とされた場合には不服申立てをすることができます。審議会のインカメラ手続を経るこ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国会における特定秘密の提供についても十条で規定をされておりまして、所定の要件が満たされた場合には国会に提供する、つまり開示されることになります。
○国務大臣(森まさこ君) 国会における保護措置の内容については、国会の自律権を尊重して国会でお決めになることというふうに考えますけれども、漏えい行為等に関しては、憲法の国会議員の免責特権、不逮捕特権が及びます。
○国務大臣(森まさこ君) 国会における特定秘密の保護措置の内容は、国会において定められるものと承知をしております。
11月21日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第17号
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○森国務大臣 はい、そのとおりでございます。
○森国務大臣 修正協議の内容を尊重したいと思います。
○森国務大臣 適切な内容だと思います。
○森国務大臣 はい、そのとおりでございます。
○森国務大臣 これは、これまでも答弁をいたしてきましたとおり、保護措置の具体的内容については国会の自律権に委ねるべきだと考えております。  政府としては、情報の保有者の立場からお願いしなければならない事項について、一般的かつ必要最小限度のものをお願いする、規定をするということに...全文を見る
○森国務大臣 国会で定める措置について、どうしても定めるということではなく、国会と並べて、それ以外の機関に提供する場合、または地方自治体に提供する場合も、全て同列に一般的にというふうにかけてありますので、国会については、今ほど申し上げましたとおり、国会の自律権を最大限尊重したいと...全文を見る
○森国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございます。
○森国務大臣 秘密保全法制については、民主党政権以前から検討を行ってきたところ、民主党政権であります菅内閣当時の平成二十二年十二月以降、内閣官房長官を委員長とする政府における情報保全に関する検討委員会のもとで検討が行われ、検討会議のもとの有識者会議において、平成二十三年八月に報告...全文を見る
○森国務大臣 私は、九月十七日に本法案の担当になりました。  本法案の作成過程において、九月十七日に私が本法案の担当になってからも、特定秘密の指定の有効期間を三十年を超えて延長しようとする場合には内閣の承認を得なければならないこととする、また、特定秘密の指定、解除や適性評価の実...全文を見る
○森国務大臣 私は、民主党案については大きな疑問がございまして、秘密を保護する必要性とそれから知る権利の保障のバランスを図ろうとする、そこを追求しようというところは同じだと思うんですけれども、秘密を保護する必要性の中に、特に取得行為については、通常の取材行為を罰することはございま...全文を見る
○森国務大臣 現行法は特別管理秘密、そしてこの法案は特定秘密でございます。国家公務員法の秘密が広くある中で、また一般の行政文書がある中で、特別管理秘密という、今、現行法の特管秘というのはその中の一部分です。さらに、その中に特定秘密というものがあります。つまり、国家の安全保障にかか...全文を見る
○森国務大臣 現行の特別管理秘密では、各行政機関の権限のみによって指定や有効期間が決められておりました。その適正を確保するために、内閣の首長である内閣総理大臣がどのような役割を果たすことができるのか検討することは重要であるというふうに考えております。  秘密の指定及び解除等にお...全文を見る
○森国務大臣 三谷先生も弁護士でございますけれども、今おっしゃった、特定秘密の中を見ることができなければ別表のイからニまで全部反証しなければならないというのは違うと思います。  起訴状に公訴事実を書くときに、もちろん、ある程度の明確性、法の要求にのっとったものを書きますね。この...全文を見る
○森国務大臣 それは可能にはなりません。適性評価の評価の事項は、条文に記載をされておりますとおり、十二条に書いてある七つの事項に限られます。思想、信条については調査されません。
○森国務大臣 建築確認のような業務において、特定秘密の提供をする必要があるかどうかということは、通常は余り考えられないと思いますが、建築確認に限らず、一般的に地方公共団体に特定秘密を提供する場合について申し上げれば、十条第一項に規定がございます。
○森国務大臣 今、修正協議がなされていると思いますが、私は、防衛秘密について除外されているので、安全保障にかかわる一番重要な部分の防衛秘密が、民主党の案ですと、適性評価を除いて、第三者機関のチェックも適用されない、それから、報道の権利、取材の自由というところもかかっていかないわけ...全文を見る
11月22日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(森まさこ君) これまで官房長官が御答弁なされてきたことと同じでございますけれども、従来の安全保障会議においては、審議内容が機微であることや関係閣僚の闊達な意見交換を確保する必要があることなどから議事録は作成していないものと承知しております。ただし、安全保障会議の審議の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、当たるものと考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 国家安全保障会議は行政機関に該当します。国家安全保障局は、これは事務局でございますので行政機関に該当いたしません。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案二条第一号に規定する行政機関について御答弁しております。
○国務大臣(森まさこ君) 国家安全保障会議については、その長は合議体である国家安全保障会議そのものというふうになっております。
○国務大臣(森まさこ君) 委員のお尋ねは、行政機関の中の一組織も行政機関ではないかというような御質問だと思いますけれども、この特定秘密保護法案に言う行政機関というのは、第三条において特定秘密を指定する行政機関の長というところの行政機関というものを指しております。ですので、国家安全...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁したとおりです。議事録を後でお読みいただければと思いますが。  第三条に行政機関の長と書いてあります。行政機関の長が特定秘密を指定するのでございます。その行政機関の長と言う場合の行政機関というのは何かということをその前の第二条で述べているのです...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 事務局の会議体という御質問でございますが……
○国務大臣(森まさこ君) 会議体そのものですか。  国家安全保障会議、会議体そのものは行政機関でございますので、特定秘密が提供されます。
○国務大臣(森まさこ君) それは、行政機関に提供される場合の秘密を取り扱う者というものは保護措置によって定められることになりまして、国家安全保障局も当然取り扱う者に指定されると思いますので、そちらの方に特定秘密が提供されると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 今御説明したとおり、特定秘密が提供されることになります。
○国務大臣(森まさこ君) 国家安全保障会議がここに言う行政機関に当たりますから、そこにまず提供されますが、そこにおいて、この条文の中に書いてありますけれども、取扱者というのが保護措置で決められます。そこに当然入ってくるものと思われますので、もちろん特定秘密を取り扱うことになります...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 当然、特定秘密が提供されて、それを取り扱うことになるわけです。
○国務大臣(森まさこ君) 先ほどから御答弁しておりますとおり、提供されるその行政機関の中の取扱者というのに事務局も入ります。ですから、そこには必ずその特定秘密が、会議体に提供された特定秘密が行くことになるわけです。この法案において提供するというのは行政機関に提供するという意味で書...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) そのとおり先ほどから御答弁しております。
○国務大臣(森まさこ君) 安全保障とは、一般に、外部からの侵略等の脅威に対して国家及び国民の安全を保障することを意味します。特定秘密保護法案の我が国の安全保障もこのような意味でございます。
○国務大臣(森まさこ君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案では、特定秘密は、法律の別表に限定列挙された事項に関するものに限って要件を満たしたものを大臣等の行政機関の長が指定するものでありまして、かつ、その指定は外部の有識者の意見を反映させた基準に基づいて行われることから、先ほど申し上げたとおり、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、行政機関の長が漏えいした場合にもこの法案で処罰の対象になります。
○国務大臣(森まさこ君) 大臣等は特定秘密の指定と解除について責任を有しておりまして、新たに就任した大臣などが特定秘密の指定の状況及び指定の要件を満たしているか否かを確認をすることはあり得るというふうにお答えを申し上げてまいりました。政治のリーダーシップに基づくこのような確認は不...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 秘密指定でございますけれども、違法に収集した情報が特定秘密に指定されたとしても、それが無効でございますので、それを例えば漏えいしたとしてもこの法律で処罰されることはございませんし、それを取得したことによっても処罰されることはございません。  大切なこと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の指定と解除について責任を持ってしていく仕組みをこの法案の中にビルトインをしているわけでございます。  そして、先ほどから御指摘のそこにもし違法なことがあったらどうするのかということについても、これは、それが違法であって無効でございますので、そ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案十条第一項第一号は、特定秘密の提供を受ける者が公益上特に必要があると認められる業務において当該特定秘密を一時的に利用する場合の提供について規定しております。本号では、このような業務として国会の秘密会及び刑事手続を明記するとともに、公益上特に必要があ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 衆議院の委員会で御答弁をしたとおり、公明党の大口先生の御質問で、正当業務の行為に当たる場合には報道機関に捜索、差押えが入ることはないですねという御質問に対して、正当業務に当たる場合にそのようなことはないですというふうにお答えをいたしました。
○国務大臣(森まさこ君) 二十一条に規定してありますとおり、出版又は報道の業務に従事する者の取材行為につきましては、専ら公益を図る目的を有し、かつ、法令違反又は著しく不当な方法によるものと認められない限りは、これを正当な業務による行為とするというふうに規定をしております。ですので...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案におきましては、別表に掲げるものを特定秘密というふうにいたしまして、それを漏えいする行為又は取得する行為を処罰することによって国民の命又は国家の安全を守ることを目的としております。  この別表の中に、特定有害活動、テロリズムの防止に関する事項とい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 新聞報道ではなく、議事録を見て正確に質問をしていただきたいと思います。  先ほどの二十一条の大口委員に対する答弁も、大口委員の質問に答えて答弁をしております。質問は、この二十一条二項の正当な業務行為によるものについて質問しているから、ガサ入れという言葉...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 民間業者については、防衛産業等の一部の場合に限って、その特定秘密を取り扱う者に限って適性評価をいたします。行政機関の長が責任を持ってその調査をする者を決めまして、そして行政機関の長が責任を持って調査をしてまいります。(発言する者あり)
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁申し上げております。議事録を正確に起こしていただければ分かりますが、不規則発言で聞こえなかったのだと思いますけれども、行政機関の長が適性評価をする者を決め、その者が適性評価をいたしますというふうに述べました。十二条にその旨規定してあります。
○国務大臣(森まさこ君) ですから、御答弁申し上げているとおり、十二条の四項に規定をしてあります。「行政機関の長は、第二項の調査を行うため必要な範囲内において、当該行政機関の職員に評価対象者若しくは評価対象者の知人その他の関係者に質問させ、若しくは評価対象者に対し資料の提出を求め...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 条文は分かっているというふうに言われましたが、ここに行政機関の職員にと、今読み上げたとおりですね、行政機関の職員がやるわけでございます。
11月22日第185回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(森まさこ君) 北朝鮮による拉致関連情報と特定秘密の指定についてのお尋ねがありました。  これに関する特定秘密の指定については、対象となる情報について、特定秘密の保護に関する法律案第三条第一項に規定する要件を満たすかどうかを個別具体的な状況に即して判断する必要があり、...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の三つの秘密のうち、特別管理秘密においては法律の規定がございません。これは省庁間の申合せによって各省ばらばらの基準で指定され、管理され、有効期間も定めがない、解除の定めもございません。こういったものを統一してしっかりと法律の規定にしていく、諸外国と...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御説明しましたとおり、特別管理秘密には法律の規定がございません。これの漏えいについての処罰は、一般の国家公務員法の守秘義務違反によるしかないわけです。また、適性調査についても、民間の方や公務所等への問合せがございませんので、不十分であると考えております...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) その保全体制、守られている体制が不十分であると考えております。
○国務大臣(森まさこ君) これまで、公務員による情報漏えい事件が、刑事事件になったものが五件ございます。刑事事件にならず懲戒になった事案もございます。また、元公務員の事案も含めると八件ございます。
○国務大臣(森まさこ君) 私は、漏えいが起きること自体ゆゆしき事態だと思っておりますが、お尋ねの海外からのクレームということでいえば、例えばイージスシステムに係る情報漏えい事件などで海外からの御意見があった場合がございます。
○国務大臣(森まさこ君) 通告がございませんのでつぶさに確認をしておりませんが、海外にかかわる、海外からいただいた情報が我が国において漏えいをした場合にはそれはそれなりの御指摘があろうかと思いますが、この法案を提出するのは、海外からクレームが来るからではないんです。我が国の国民の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 防衛秘密が民主党政権時代に三万件廃棄をされていた問題が指摘されておりますが、これについて廃棄をされないように公文書管理法に入れたということです。しかし、政府案と違うところはこの防衛秘のところが一番違うんです。防衛秘のところが民主党では公文書管理法には入っ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 第三者機関については、法案の原案が私のところに参りましてから、有識者会議の御意見を聞いて基準を定め、有効期間又は指定期間、指定件数について定期的に報告をし、その御意見を聞いてまた運用を変えていくという、そういう仕組みにいたしました。さらに、みんなの党、維...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 修正協議の内容については私の方から申し上げることは控えますけれども、修正協議が調った暁には、それをしっかりと受け止めて適切に対応してまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 今修正協議の途中ですので、私からその詳細について言及をすることはできませんけれども、私はこの第三者の目でしっかりチェックをして行政の恣意を排除していくことが必要であるということは当初から申し上げてまいりました。  政府案の中にもインカメラ制度などしっか...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 諸外国の制度を見ていただければ分かるように、独立した第三者機関については、国会で任命をするという仕組みを取っているところはどの国にもございません。なぜなら、国家機密というものは、防衛やその機微な情報というのは行政機関がその専門的な目でしっかりと選定をしな...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密に指定をする内容は違法な内容は指定をすることができませんので、もし仮に蓮舫委員の御指摘のように指定をされた場合には、それが無効になります。それを通報した国家公務員は保護されます。
○国務大臣(森まさこ君) 公益通報者保護法によって、違法な情報を通告した国家公務員、公務員は保護されることになっております。
11月25日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(森まさこ君) 日弁連の皆様とは大臣室においてその意見書を出された後に意見交換をさせていただきました。また、報道機関の代表の皆様とも意見交換を直接させていただいて、私からも御説明を申し上げたところでございます。  御懸念が示されております国民の知る権利、そして知る権利...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これまでの審議を通じて丁寧に御説明を申し上げてまいりましたし、また記者会見、そのほかの意見交換等の機会を通じて御説明を申し上げてまいりました。また、今御指摘の国連人権高等弁務官事務所の特別報告者の御意見についてプレスリリースが発出されましたけれども、ここ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 告発した公務員については、公益通報者保護法によってこれは保護をされております。  また、二十一条の二項でございますけれども、専ら公益を図る目的を有し、かつ、法令違反又は著しく不当な方法によるものと認められない限りは、出版又は報道の業務に従事する者の取材...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 公務員の場合は、公益通報者保護法によって保護をされております。
○国務大臣(森まさこ君) 個別具体的な案件についてはお答えを差し控えますが、一般的なことで申し上げますと、外国との間で情報交換が行われる際に、外国において適正に情報収集活動が行われることを前提として提供を受け、その情報の保護を図ってまいります。  仮に、想像し難い事態でございま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 中山恭子委員が拉致問題担当補佐官としてお務めになったときのことを後輩として常日ごろ聞かされておりましたけれども、どこにいても盗聴されているんじゃないかという緊張感の中でお仕事をされてきたこと、そして絶対連れ戻すまでは帰らないという覚悟で長期滞在の荷物を持...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ツワネ原則については、公式な機関ではないと承知しておりますし、その指摘事項が、パブリックコメントに付されたときの原案を見てなのか、現在の法案なのか、審議を通じたもの以降についての御意見なのか必ずしもはっきりをいたしませんけれども、今るる御指摘されたことに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特別報告官からの申入れの書面が今届いているかどうか私の方は承知をしておりませんが、外務省において、それが届き次第、申入れの内容を精査して早急に対応する予定になっております。
○国務大臣(森まさこ君) ツワネ原則のうち、例えば秘密指定は無期限ではあってはならないとの御指摘については、本法案では特定秘密の指定に当たって有効期間を上限五年といたしておりまして、さらにその有効期間が三十年たった場合には内閣の承認を要することとしております。また、諸外国について...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お尋ねの原発輸出に関する情報は、特定秘密の保護に関する法律案の別表のいずれの事項に関する情報とも言えませんので、特定秘密の指定の対象とはなりません。
○国務大臣(森まさこ君) されません。
○国務大臣(森まさこ君) 現行の情報公開法と特定秘密保護法案は別のものでございます。情報公開法は、そこに規定してある要件に基づいて開示、不開示を決定しております。
11月26日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第19号
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○森国務大臣 行政の長が恣意的に特定秘密を指定できるかのような御指摘については、全く違いますというふうにお答えをさせていただきます。  本法案では、法律の別表に限定列挙された事柄のみでございます。さらに、別表に加えて、非公知性、そして、特に秘匿する必要性という要件も加わって、三...全文を見る
○森国務大臣 まず、防衛関連だけに限定するという御意見については、外交に関する事項や、それから特定有害活動、スパイ等の防止、それからテロリズムの防止、こういった観点からも、やはり漏えいの脅威にさらされているわけでございますので、我が国及び国民の生命の安全を確保する観点から、本法案...全文を見る
○森国務大臣 過去の事件については、言及をすることは控えさせていただいております。  また、一部の報道について、町村委員からも配慮のあるお言葉をいただきましたけれども、やはり、報道機関の皆様は、取材、報道の自由が脅かされるのではないか、そういう御懸念が強いのだと思います。それで...全文を見る
○森国務大臣 まず、この第三者機関、附則に書いてあるものは、準備室をつくって、迅速にその中身をどういうものにするか検討していきます。  その内容は、米国の省庁間上訴委員会や情報保全委員会などを参考に、第三者機関がしっかりと行政の恣意のないようにチェックする仕組みにしてまいりたい...全文を見る
○森国務大臣 今、福島県のことをおっしゃいましたけれども、私ども福島県は、当時やはりSPEEDIの情報が出なかったこと、本当に心に重くのしかかっております。しかし、あれは秘密文書でも何でもなかったんです。  現在でも秘密文書というものが政府の中にあります。しかし、その秘密文書に...全文を見る
○森国務大臣 附則に書いてありますとおり、山田委員の御指摘どおり、この附則の最後の方の文言でございますけれども、「必要な方策について検討し、その結果に基づいて所要の措置を講ずる」というふうに書いてありますから、私は、その方向に向けてしっかりと準備をしてまいりたいと思っております。
○森国務大臣 この米国の省庁間上訴委員会や情報保全監督局というのは、行政の恣意的な作用を抑止するために効果的に作用しているというふうに伺っておりますので、私も、総理の方に、こういった機関を参考としていただいて、今後設置していただくようにお願いしているところでございます。
○森国務大臣 廃棄ルールというのは、廃棄されないことを定めたルールという意味でございます。  廃棄がどうなるのかというのをしっかりルールとして明確化してはどうかというような御意見が審議の中でありましたので、それをルール化して、秘密指定が解除されたものは全て公文書館に移管するとい...全文を見る
○森国務大臣 三十年を超えない場合については、これまでどおりと同様の解釈だと思われます。内閣の承認を得ないものでございますので、秘密指定が解除された場合には通常の行政文書になります。
○森国務大臣 いえ、基本的に廃棄というのは違います。  通常の行政文書においては保存期間が定められておりまして、保存期間が満了した場合には、公文書館に移管するか、それとも廃棄するかというのを総理大臣の同意を得て決めるということになっております。
○森国務大臣 委員の御指摘、重要な御指摘だというふうに思います。  これについては、有識者の御意見を聞いて、秘密の指定のあり方、解除のあり方等を決めていく中で、しっかりとルールを明確化していきたいと思います。
○森国務大臣 別表に規定されている事項は限定をされておりまして、現行の特別管理秘密、いわゆる特管秘よりもさらに限定をしております。これは、諸外国の同様の保全体制の中でも相当限定をされた規定でございます。そしてさらに、そこに詳細に記載されている事項一つ一つについても、有識者会議の御...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  消費者の市場に対する信頼を通じた消費の拡大は、経済の成長を促すものであり、消費者の利益の擁護を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 猪口元大臣の消費者問題に対する日ごろの御尽力に感謝を申し上げます。  そして、本法案の大変な重要性、今、猪口委員からも御指摘いただきましたけれども、本日この法案を御審議いただくことに対して、寺田委員長及び理事の皆様方、そして各党の委員の皆様に感謝を申し...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ありがとうございます。  当時の猪口大臣の御尽力により、この制度ができたんです。消費者団体訴訟制度でございます。私、ちょうど弁護士をやって十数年たったところでございました。それまではこの制度さえもなかったということで、消費者が本当にどこに頼っていいかと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 猪口大臣がおっしゃったように、一つの改正をして、そこに附帯決議が付く、その後の運用を見ながら、社会情勢の変化に対応しながら、また新たな課題を解決すべく法改正を重ねていくことがとても重要だと思っておりますので、今事務方が述べたようなことがまさに課題となって...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 諸外国、様々ありまして、オプトイン型とオプトアウト型。オプトアウト型というのは授権とか届出を要せずに、一人の人がほかの消費者を、被害者を代表して裁判を起こしたら、その方のその以外の方にこれは裁判の結果が有利にも不利にも及ぶということで、そこから除外したい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 適格消費者団体の支援についてですけれども、当初予算で地方消費者行政活性化基金、この基金は補正予算でしか今まで積まれてこなかったんですが、私になりまして、何とか頑張って当初予算に付けまして、これを裏負担なしというふうにしまして、地方自治体がインセンティブを...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私も、企業の現場が分かる方に来ていただいて、現場の現状もそれは教えていただかないといけませんし、逆に企業の方にも消費者目線を身に付けていただくという点でも重要だと思っておりまして、現在、弁護士も十六名いるんですが、民間企業の方も十六名ということで採用をし...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 消費者被害の防止、大変重要であると思っております。これは様々な施策を組み合わせて対応していく必要があると思っております。  まず一つには、適格消費者団体による差止め請求でございますけれども、これまで特定商取引法の訪問購入に関する一定の不当な行為及び食品...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおり、悪質事業者による財産の隠匿、散逸、これを防止するために行政機関が行う財産保全策、これが必要ではないかという御意見がございまして、消費者庁の下に置かれた消費者の財産被害に係る行政手法研究会が報告書を取りまとめております。財産の保全・凍結命令...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) おっしゃるとおり、本制度の対象となる事案として認められるための要件、多様性、共通性、支配性等でございますけれども、この解釈を事業者の皆様にも分かりやすくパブリックコメント等に対する回答としてこれまでも示してきましたけれども、今後、国会での御審議、また委員...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 例えば特定適格消費者団体の認定、監督の指針、ガイドラインを策定してまいりますが、その際に、有識者により構成される検討会を開催します。そこに事業者の方に入っていただく、特に中小企業関係者に入っていただくことを考えております。また、パブリックコメントを行う等...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本制度においては、二段階目の手続が開始された場合、団体が一段階目の判決の内容等の事項を公告するものとされております。また、内閣総理大臣も、インターネットの利用等の方法により、速やかに一段階目の確定判決の概要等の事項を公表するものとしています。さらに、消費...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定適格消費者団体に対しては、その認定要件として一定の経理的基礎を求めておりまして、この経理的基礎を基にして自立した活動をすることが基本になります。  消費者庁においては、適格消費者団体に対し、認定NPO法人制度の活用による寄附金の受入れ促進、地方自治...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) スケジュール的なことについては、施行までにはしっかりと見通しを示してまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 社会人への消費者教育ですけれども、消費者教育推進法に基づいて、六月に消費者教育の推進に関する基本方針というのを閣議決定をいたしました。その中で、消費者教育をする対象者として、子供だけではなく大人もということで、若者、成人一般、高齢者ということで社会人への...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本制度においては、特定適格消費者団体が二段階目の手続が開始されたときに団体に授権をするために必要な情報を知れている対象消費者に対して書面等により個別に通知をすることとしていることに加えまして、インターネットのウエブサイトなど、これインターネットだけではな...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 重要な御指摘だと思います。  本当にこれ、業者さんが名簿を捨てちゃったりすると大変なんですよね。ああ、これはやられるなんと思ってシュレッダーに掛けちゃったり、大変なんですけれども、この文書の保管については、業法によっては、業務の適正な運営の確保などの観...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今の附則第三条の説明をしていただきました趣旨のとおり、認定、監督の指針、すなわちガイドラインを策定をいたしまして、その内容を明確化するということを考えております。具体的には、法律の成立後速やかに検討の場を設けたいと思います。そして、そこには消費者団体関係...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) できる限り速やかに検討の場を設置をいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 今の修正の趣旨をしっかりと踏まえまして、特定適格消費者団体に必要な支援について、法案成立後速やかに、法律家、それから会計の専門家、事業者、消費者団体等の有識者の意見を聞きながら検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 今の附則七条の趣旨にありますとおり、消費者に理解をしてもらうとともに、事業者等に対しても十分な周知をすることが重要だと考えております。  そのため、施行までの間において、例えば、一般消費者、事業者を対象としたシンポジウムを開催するほか、消費者庁職員が全...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおり、一段階目の判決の内容など、必要な情報を消費者に周知をすることは重要でございます。そこで本法では、一段階目の判決の概要や団体及び相手方の事業者の名称等を公表する業務を国民生活センターに行わせることができるというふうにしております。さらに、国...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、本制度は消費者被害を回復するために創設をする制度でおりまして、そうした観点からはできる限り早期に施行することが望ましいと考えます。  もっとも、本法案に基づく政令、内閣府令、それから認定、監督の指針、つまりガイドラインの策定に当たっ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今申し上げましたとおり、政令、内閣府令、そしてガイドラインの制定と同時に、裁判手続に関する最高裁判所規則の制定、それから裁判所、適格消費者団体、弁護士会との間において制度の運用に関する実務的な協議、調整などが必要となってまいりまして、これはある一定程度の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この法案については、私の方も大変重要な法案というふうに思っておりまして、早期の成立を目指してまいりました。そして、国会での審議についても、私の方から迅速な審議をしてくださいということを各所にお願いをしてまいったところでございます。  国会での審議の在り...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私、担当が消費者だけではございませんで、消費者以外にも男女共同参画また共生の問題も共に担当しております。任命をするのは総理でございますので、任命された職務をしっかりと全うしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 民主党政権の下で独立行政法人における天下りやわたり、予算の無駄があるという観点で独立行政法人改革が行われ、国民生活センターについても平成二十二年十二月の閣議決定で法人を廃止することを含めた検討が決定をされました。しかし、昨年末に自公政権になりまして、独立...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この検討会、あっ、意見交換会でございます、中間整理を出した、私の下で設置しました消費者行政の体制整備のための意見交換会でございますが、フルオープンで行っておりまして、議論の内容は傍聴者の方にも全て御覧をいただいているところでございますし、私、大臣になりま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 天下りはさせないようにいたしたいと思います。  実際に、見かけが形式的に官僚OBの方がいなくても、実は、報道等でも大分騒ぎになりましたけれども、別の形を使って入っていたということがありました。そのようなこともあってはならないと思います。逆に、私が一時弁...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この国民生活センターの在り方、この在り方だけではないんですが、在り方を含めた消費者行政の体制整備について意見交換会、ずっと行ってまいりまして、だんだん方向性が見えてきて、記者さんもいる中でフルオープンでやる中でもお話をしていただいているところでございます...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この委員会におきまして、本法案だけでなく、食品表示一元化法など幾つか法案も成立をさせていただきました。この本法案も是非皆様の御協力を得て成立をさせてまいりたいと思います。  施行に向けては、しっかりと皆様に周知をして、しっかりワークできるような仕組みに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本日、様々な皆様の御意見もいただきました。事業者の皆さんの不安も払拭しなければいけません。そして、消費者の皆さんも制度を周知していかなければなりません。それから、特定適格消費者団体の皆様の御支援の制度もしっかり検討してまいりたい。そういったことをしっかり...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおり、全国に十一の適格消費者団体がありますが、東北、北陸、四国にありませんで、地域格差が存在しております。  そうしたことに対する対策としまして、私の方で、地方消費者行政活性化基金、これが今までは補正で積み増しをされてきたんですけれども、補正...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私が説明したものは基金でございまして、地方自治体の方に行きますが、その受け取った地方自治体が適格消費者団体に補助金支出することはできるとなっております。  また詳しくは事務方から補足させます。
○国務大臣(森まさこ君) 本制度は、既存の制度では消費者がその権利を行使して被害を回復することが困難であることに鑑み、その権利行使の実効性を確保する観点から創設するものでありますから、そもそも法遵守を徹底し適法な事業を行っている良質な事業者においては、本制度が導入されたとしても特...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 元消費者大臣である福島みずほ先生に、野党筆頭時代、同じような質問をしたような記憶がございますけれども。国会での審議の在り方については、国会の御判断によりなされているものと承知をしておりますが、私は、これまで泣き寝入りをしてきた消費者の被害の回復を可能とす...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、消費者は事業者に比べて情報の質、量等が劣っている中で、やはり被害に遭ったときに裁判ができなくて泣き寝入りをするということが指摘されてまいりました。そういった消費者を一人でも少なくするためにこの法案は大変大切だと思いますので、成立に向け...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員の御指摘を受けて勉強させていただきました。  厚生労働省に確認したところ、残留農薬の基準の設定は、毎日一生涯にわたって摂取し続けても健康への悪影響はないと推定される一日当たりの摂取量、ADIでございますけど、これを食品安全委員会が設定し、ADIを超...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、分かりました。  そこで、日本と諸外国の基準のどちらが厳しいと一概に、あっ、失礼いたしました、ミカンやホウレンソウはEUより厳しくなっております。したがって、そのどちらが厳しいと一概に言うことは難しいわけでございますけれども、消費者庁としては、現...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本制度は相当多数の消費者に被害が生じている等の要件を満たすものについて特定適格消費者団体により訴訟が提起されるものであり、現時点で訴訟の件数を見積もることは非常に困難であります。差止め請求訴訟と比較してどちらが多くなるか予測することも困難であります。 ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本制度のそもそもの趣旨から、多数の消費者の被害を救済していくということから、二条四号において消費者が相当多数存在することというふうに訴訟要件を定めておりますので、被害金額が高額であることをもって直ちに本制度の活用が、審理の効率化に資するという本制度の目的...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおり、それぞれ訴えを提起することができます。その一方で、特定適格消費者団体が相互に連携をすることで御指摘のように被害回復業務の適切性をより高めることもできますので、被害回復関係業務について他の特定適格消費者団体と相互に連携を図りながら協力するよ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定適格消費者団体の前提となる適格消費者団体でございますが、私も幾つかの団体を存じ上げておりますが、消費者の救済、これがインセンティブでございまして、消費者の利益の擁護を図るための活動を行うことを主たる目的としておりまして、現にその活動を相当期間にわたり...全文を見る
11月27日第185回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君)(続) 目的とするものであります。  次に、この法律案の内容について、その趣旨を御説明いたします。  第一に、行政機関の長は、当該行政機関の所掌事務に係る別表に掲げる事項に関する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私の答弁と与党コメントについてのお尋ねがありました。  本法案は、我が国及び国民の安全を確保するために我が国が主体的な判断に基づいて整備するものであり、法案の提出は米国を含む外国政府から言われてやるわけではないということを私はこれまで御答弁申し上げてま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 過失を処罰する趣旨についてのお尋ねがありました。  特定秘密の取扱いの業務に従事する者等は、業務上正当に特定秘密を知得する以上、その秘密が漏えいすることを防止すべき注意義務を負っているのであって、この義務を怠るときは過失の責任を免れないと考えます。なお...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 報道の自由と知る権利についてお尋ねがありました。  本法案では、国民の知る権利に資する報道又は取材の自由に十分配慮しなければならないことを明記しております。  また、本法案第二十二条第二項では、出版又は報道の業務に従事する者の通常の取材行為については...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(森まさこ君) ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員御指摘のとおり、我が国を取り巻く安全保障環境は近日一層厳しさを増しているというふうに考えております。そのような中で、国際テロ、今御指摘のような国境をまたいだ国際テロ、そういうものの中で、日本人が犠牲になるおそれも非常に高まっていると思います。また、大...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 諸外国がどうなっているかと申しますと、米国では、合衆国法典、大統領命令等、秘密情報へのアクセスに関する背景調査基準がございまして、厳しい適性評価……(発言する者あり)はい、アメリカ以外の国を挙げてほしいという、御通告ございませんでしたので、今。  英国...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) まず最初の行政内部のことでございますが、まず最初の指定の段階から非常に限定をしてあるということでございます。これは諸外国の、先ほど委員がお聞きになった諸外国の法令の中でも我が国が最も限定をしております。  つまり、大きく分けて、外交、防衛、特定有害活動...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 次に、最終段階で、その公開をされるというところで国民のチェックがあるというふうな委員の御指摘でございました。  まず、五年ごとの有効期間があり、それが三十年原則、三十年になりましたら、三十年を超えて有効期間を延長する場合には内閣の承認を得なければならな...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 衆議院で御答弁をさせていただきましたとおり、検討を進め必要なことが確認をされましたら法的措置を講じるということを申し上げました。
○国務大臣(森まさこ君) 附則九条にありますように、政府は、行政機関の長による特定秘密の指定及びその解除に関する基準が真に安全保障に資するものであるかを独立した公正な立場において検証し、及び監察することのできる新たな機関の設置その他の特定秘密の指定及び解除の適正を確保するために必...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) そうです。福山委員も今条文をお読みになりましたけれども、独立した公正な立場において検証していく機関ということです。
○国務大臣(森まさこ君) 衆議院のときの議事録を詳細に読んでいただきたいと思いますが、これは検討しというふうに書いてありまして、準備室を設けて検討いたします。その検討の結果、法的措置が必要とするものが生じましたら、それはきちっと法的措置を講じていきますというふうに申し上げておりま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 防衛秘密について適性評価が必要となるニーズですか。(発言する者あり)
○国務大臣(森まさこ君) 今回の法案についてですね。済みません、ちょっとよく聞こえなかったもので、申し訳ございません。  今回の法案について適性評価が必要となるニーズでございますが、現行法では、先ほど自民党の委員の質問にもお答えしましたとおり、防衛秘以外のものについて、適性評価...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 仮定の御質問ではございますけれども、特定秘密保護法ではその取扱者が決められておりますので、そのような、今委員が御指摘のような仮の部隊というものが特定秘密の取扱者に指定されることはありませんので、これは法律の処罰に当たるのかという質問に対しては、違いますと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価を受けた者であれば取扱者になることはできますけれども、それは、実際に行政機関の長が取扱者に任命をしなければなりません。それはきちんと記録に残されます。  さらに、その取扱者がそれぞれ特定秘密を保有する場合には、どの文書、どの情報を特定秘密にする...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御質問が、一旦適法な手段で我が国が入手し保有をしている情報、これが特定秘密に適正に指定をされ、それの取扱者がどのような手段であれ漏えいをしたということであれば、それは処罰の対象になります。
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁しましたとおり、取扱者が特定秘密に指定をされた情報を漏えいした場合には処罰の対象になります。
○国務大臣(森まさこ君) お答え申し上げます。  修正案の中の安全保障の定義は、国の存立にかかわる外部からの侵略等に対して国家及び国民の安全を保障することを言います。
○国務大臣(森まさこ君) この修正案における定義は、衆議院で各党の修正協議の中で御提案をいただき、入ったものでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 私、衆議院のときには、安全保障とは、一般に外部からの侵略等の……(発言する者あり)あっ、失礼いたしました。委員の御質問に対しては、安全保障とは、一般に、外部からの侵略等の脅威に対して国家及び国民の安全を保障することを意味すると、特定秘密保護法案の我が国の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員もよく御存じだと思いますけれども、修正協議中は、その修正案についてはまだ政府は申し上げることができません。  最初に政府の方で御答弁を申し上げたのが当時の政府見解でございますが、このようなことを申し上げて、衆議院の中で議論する中で各党が定義をこのよ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国会における修正については、私が何か申し上げることはできません。これは国会の自律権にかかわることでございますので、衆議院によって与野党が、先生も出られていたということでございますが、与野党の修正協議の中で決まったものであるというふうに承知をしております。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) アメリカの制度の中での国会との関係でということでございますけれども、御通告がございませんでしたので、詳細は調べてお答えをしたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) はい、そのとおりでございまして、国会法百四条の場合よりも狭くなりますので、この声明を出すことなく国会の求めに応じ秘密会に特定秘密を提供することになるということです。
○国務大臣(森まさこ君) 原則としては、国会から求めがあれば、国会における保護措置は当然国会の中で講ぜられることになっていると思いますので、国会から求めがあれば秘密会に提供をすることになります。今回の修正案ではそのように提供をするものとするというふうにもなって、その趣旨が明確化さ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 修正案が出てきたときに見せていただきました。
○国務大臣(森まさこ君) 協議内容でございますけれども、修正案とともにその協議内容についても報告を受けております。
○国務大臣(森まさこ君) 政党と政党の間の修正協議については、政党間で協議されているものでありますので、そこからお示しをするように私からも要請をしてまいります。
○国務大臣(森まさこ君) それは、特定秘密を指定する行政機関の長になるかどうかという御質問であると思いますけれども、例えば食品の安全等にかかわる場合は、場合によっては、例えばテロ対策ということで扱う場合もあり得ると思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 食品の安全については、消費者行政とはまた別に食品の安全ということを担当させていただいておりますけれども、その分野について、例えば食品の中にテロが何か毒物を入れるとか、そういうようなおそれのある情報がもし入手をされたときに、それを取り扱うということもあるか...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) そういうことでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 成立から施行までの間の担当を指示されております。
○国務大臣(森まさこ君) それは総理がお決めになることだと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 総理がなられます。
○国務大臣(森まさこ君) はい、そうです。
○国務大臣(森まさこ君) 総理でございます。
○国務大臣(森まさこ君) 内閣官房が持っております。
○国務大臣(森まさこ君) はい、ございました。
○国務大臣(森まさこ君) 九月でございますが、ちょっと正確な日付は今確認をしております。通告がございませんでしたので、今間違えないように確認をしておりますが、九月の、今調べてお答えをいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 閣議でこの特定秘密法案の担当とするということを命じられました。
○国務大臣(森まさこ君) まず、九月十七日において、我が国の安全保障に関する情報のうち、特に秘匿することが必要であるものについて、これを適確に保護する体制を確立するため、関係大臣と協力して新たな法案の次期国会への提出と早期成立を図ることを命じられました。また、昨日、成立以後の施行...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 法案審議の答弁だけでなく、法案の作成、それから成立後の施行までも指示を受けております。
○国務大臣(森まさこ君) 情報収集活動をするに当たっての適正な遂行を図るためのガイドライン等の整備については、小野次郎委員からかねてから御質問をいただいてきたところでございます。そして、私は検討するというふうに申し上げましたので、検討の結果、これは早期に作成をすることとさせていた...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 施行日が公布後一年以内となっておりますが、なるべく法律の施行までに整備できるようにしっかりと準備してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 小野委員御指摘のとおりだと思いますので、御指摘の点についても今後検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 確かに、この特定秘密、外国から入手をするということがあるわけでございますので、外国政府等との接触に関する倫理規程も整備してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の漏えいを防止するために必要な事項について何らかの規範を設けることは重要だと考えておりますので、様々な観点から検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 倫理規程とはまた別に、必要なガイドラインについてもしっかりと、議員御指摘がございましたので、法の施行までに準備できるように検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) これも何度も御指摘をいただいている事項ではございますけれども、本法案では、特定秘密では、法律の別表に限定列挙された事項に関するものに限って大臣等の行政機関が指定するものであり、かつ外部の有識者の意見を反映させた基準に基づいて行われ、また、それも公表されて...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価を要しない政令で定める者とは、職務の特性等を勘案して政令で定める職としては、合議制の機関を構成する職であって、就任について国会の両院の議決又は同意によることを必要とする職を定めることを想定しております。また、就任について国会の両院の議決又は同意に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員今御指摘の、前政権の例等挙げられましたけれども、内閣官房参与についておっしゃっているのであれば、それは適性評価の対象外とすることは考えておりません。また、そのような任命行為がしっかりとなされている者という基準等について、有識者会議の御意見を諮って、し...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員の方からも何回も御質問いただいている事項でございますけれども、政権交代の折には特定秘密の指定と解除、これをその政権の大臣等がしっかりとチェックをしていくという責任があるというふうに思います。そして、国会の方に先ほどの有識者会議で報告するのと同じ事項等...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これは政治上の責任としてしっかりと、そこは大臣の責任においてなされるものと、またなされるべきものというふうに思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 小野委員の御指摘の趣旨は、やはり政権交代、また大臣が交代をしたときにしっかりとその中身をチェックすべきだということであると思いますけれど、そもそもこの法案、本法案で五年未満の、五年以内の有効期間ということになっておりまして、それを大臣がチェックをし、延長...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 公聴会が終わる前のインタビューでございましたけれども、私のお話しした趣旨は、SPEEDI等の原発事故の情報が住民に示されなかったことに対する不安に対しては、これは特定秘密になりませんということをしっかりインタビューの中でも申し上げました。特定秘密になって...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 維新の会の皆様の修正協議等に関する御努力に感謝を申し上げます。  衆議院における採決や緊急上程をなされなければならない理由等についての御質問でございますけれども、国会の運営に関する事項であるというふうに心得ております。  政府としましては、国民の皆様...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 過去に緊急上程がなされた法案については、国会の運営に関する事項であり、お答えする立場にないものと心得ております。
○国務大臣(森まさこ君) 安倍総理が御党の山田委員の質問に答えて答弁させていただきましたとおり、特定秘密に指定されたものはその歴史的な価値があるというふうに通常考えられますので、特定秘密の指定期間が三十年未満の文書であっても、特定秘密とされていたその歴史資料としての価値を踏まえ、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ただいま御答弁をしましたとおり、特定秘密として指定をされたものについて、その歴史資料としての価値を踏まえて検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 全ての特定秘密を公文書館等へ移管をするということについて、総理が御答弁をしたとおり、その歴史資料としての価値を踏まえて、国立公文書館等への移管が適切に行われるかどうかというルール作りを検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 具体的なイメージという御質問でございますけれども、内閣官房に準備室を設置して検討するその第三者機関の具体的なイメージは、有識者の御意見を伺うとともに、諸外国の制度、特に米国の省庁間上訴委員会や情報保全監督局を参考にしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) そうですね、規模も含めて検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) これは、先ほど他の委員の御質問にもお答えをしましたとおり、本法案の施行までに設置ができるように努力をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 設置の時期に関しましては、ただいまお答えをしましたとおり、施行までに設置をできるように準備をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) アルジェリア邦人人質事件が発生する前の状況についてお尋ねがございました。  このような事件がその当時なかったということでございます。今現在は、これが今後起こるおそれがあるというふうに思っています。なぜならば、日本国を取り巻く安全保障状況が非常に難しい、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今回は都道府県県警も対象になっております。
○国務大臣(森まさこ君) その後の民主党政権時代の秘密保全体制についての報告書においても独立行政法人が対象となっておりましたけれども、今回は対象外にいたしました。独立行政法人については、特定秘密を国から独立して保有するということがなかなか想定をされないためにということと、なるべく...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、将来もなりません。
○国務大臣(森まさこ君) これは対象となることはございません。
○国務大臣(森まさこ君) 該当しません。
○国務大臣(森まさこ君) なりません。
○国務大臣(森まさこ君) そのとおりです。それぞれの行政機関の長が行います。
○国務大臣(森まさこ君) 御通告がございませんでしたので、ちょっと遅れて申し訳ございませんでした。  適性評価の対象となる人数でございますけれども、現時点において確たる数を明確に申し上げることは困難でございますが、例えば内閣情報調査室について申し上げますと、情報収集衛星に関する...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 民間企業の職員については、内閣情報調査室や防衛省がそういった防衛産業等に携わっている方であって特定秘密の取扱いをするような想定をする対象だけを考えております。ですので、そこについてはしっかりとした人員を準備していきたいと思います。  また、後半の御質問...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) それは行政機関の長が行います。適性評価の手続については現在も……
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の内容によって指定をしている行政機関の長がその職員に命じてさせますので、例えば内閣官房の場合は内調がやりますし、防衛省の場合は防衛大臣が職員に命じてさせるというふうになります。
○国務大臣(森まさこ君) 経産省において民間事業者に特定秘密を取り扱わせるかどうかは分かりませんけれども、仮にそういう場合がある場合には、経産大臣が経産省の職員に命じてさせるということになります。
○国務大臣(森まさこ君) 必要な法定されている事項について、まずは本人から書類に記載をして申告をしていただきますが、その上で必要がある場合には公務所等への問合せやその知人への問合せをすることもございますが、それは調査に必要な最低限度の範囲で行うものにしております。
○国務大臣(森まさこ君) 適性調査については、本人の同意を得て、このような調査を行いますということを通知をした上で行いますので、その隣人等、隣人ではない、知人でございますけれども、知人、これは職場の上司とか同僚を想定しておりますが、そういうところにお問合せが行くということは本人も...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価の保存期間は、その特定秘密の有効期間その他の状況に照らして適切な期間を考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 今、現行法上も秘密漏えいの罪があるわけでございます。例えば、国家公務員法の守秘義務違反でございますけれども、こういった秘密漏えい事件の刑事裁判において立証責任を全うしつつ、かつ、これは秘密でございますので、その秘密を明らかにしないでこれを防止をする、秘密...全文を見る
11月29日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(森まさこ君) はい、そのとおりでありまして、現行の特別管理秘密、その一部を特定秘密とすることで、現行の秘密の範囲が広がるものではございません。
○国務大臣(森まさこ君) 今お話をしたとおり、今特別管理秘密にされている秘密の、そのうちの一部が特定秘密となるわけでございますので、知り得る範囲の秘密、これが知ることができないようになるということはございません。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密は、特定秘密であることを知っていた場合にしか罪にはなりませんので、一般国民が知らない間に処罰をされるということはありません。
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のような行動は通常の取材行為でございますので、処罰されることはありません。
○国務大臣(森まさこ君) 現行法は、自衛隊法や国家公務員法において防衛秘密の漏えい行為の教唆や扇動の処罰規定がございます。これらの規定の解釈については本法案と今の現行法の規定と異なるところはございませんので、先ほど述べたとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 私は、これから、これまでも委員会の審議は答弁を変えたことはございません。議事録を全部読んでいただきたいと思います。記者会見も議事録に残っておりますし、国民の皆様はインターネットでこの委員会の審議を御覧になることができます。昨日の審議もインターネットで御覧...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 小野次郎委員からこの件について従前から御質問をいただいているときにも御答弁申し上げているとおり、これは様々な観点については、有識者等の皆様から御意見を伺いをして、そして検討をしてまいりたいと思います。  それは、小野次郎委員から御提案のありました、その...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 衆議院についての発言を今御指摘なさいましたけれども、もう少し詳しく言っていただけますか。
○国務大臣(森まさこ君) 修正も含めて協議を進めてまいりますというふうに答弁したという御指摘でございましょうか。  私は、衆議院のときは修正をしておりましたので、修正協議の内容を見守り、そして修正がなされましたら、しっかりとそれを受け止めてまいりますというふうに申し上げました。
○国務大臣(森まさこ君) 私は、一般論として、どの法律も成立の後、それは運用を見極めて必要な、それは様々な運用がなされると、そういうことを申し上げたわけでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 日米両政府間においては、情報保全体制に対する共通の信頼を増進することを目的として二〇一〇年三月に情報保全についての日米協議を設置し、政府横断的なセキュリティークリアランスの導入やカウンターインテリジェンスに関する措置の向上を含む情報保全の更なる改善に向け...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ただいま御答弁を申し上げましたとおり、福山委員が米国から歓迎をされている例を挙げてくださいということで、例を挙げさせていただきました。  このような取組を米国等から評価、歓迎をされているという事実はございますけれども、この法制度を整備をするために法案を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 他国からの要請に基づいて提出したものではございません。評価をされているという事実はあります。
○国務大臣(森まさこ君) イギリスにおいても評価をされた発言をいただいております。
○国務大臣(森まさこ君) 具体的な例については通告をいただいていませんので、今ちょっと調べますのでお待ちください。
○国務大臣(森まさこ君) はい、そうです。
○国務大臣(森まさこ君) 例えば、規定の制定形式でございますが、内閣官房では大臣決定となっておりますけれども、内閣法制局では訓令となっております。また、この管理責任者でございますけれども、内閣法制局では部長級でございますが、警察庁では局長級、それから、そのほか長官が行っている省庁...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のように、平成十九年八月九日に、カウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針というものがつくられております。これは単なる省庁間の申合せでございます。先ほどの答弁で私が御指摘をさせていただきましたとおり、管理責任者も適格性の確認を行う者もばら...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 平成十九年のカウンターインテリジェンスの機能の強化に関する基本方針に基づいて、政府統一基準という言葉で基準が定められておりますが、その実態は、各省ごとに、指定権者、管理責任者、適格性の確認を行う者が、そのレベルが異なっております。これでは統一の基準という...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ただいま御答弁をさせていただきましたとおり、統一基準という、それは文書はあると思います、名称があると思います。  しかし、それに従って各省で行われていることは、その管理責任者のランクも違う、適格性の確認を行う者も違うわけでございます。そういった実態の中...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 統一基準という名称の文書があったとしても、その中身が統一でない場合にはそれをやはり直していく、そのことによって情報共有が促進されると思います。  特別管理秘密、いわゆる特管秘のその管理責任者のランクもばらばらでございます。先ほど申し上げたように、部長級...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど福山委員が引用なさったその議事録で述べておるとおり、ばらばらに管理をされておるというところもきちんと例示を挙げて、管理責任者や適格性の確認を行う者、そういうところのそれぞれがばらばらになっているということを申し上げているわけでございます。文書の名前...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) その統一基準について、統一基準という文書に基づいて、各省でまた基準を持っていますが、それが先ほど言ったように、管理責任者とか適格性の確認を行う者がばらばらのランクになっているということでございます。
○国務大臣(森まさこ君) それは、統一基準というその文書はございます。これは、民主党政権のときも、それに基づいて運用がなされていたと思います。しかし、各省それぞれ、それに基づいたばらばらの基準があるんでございます。そのことを申し上げたんでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 福山委員よく御存じだと思いますが、統一基準という文書がございます。それに基づいて各省ごとにこの特別管理秘密についての基準があります。これが、それぞればらばらになっておりまして、指定の形式も別ですし、それから指定一つをもっても、しっかりと基準も書いて、指定...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私も今手元に持っておりますが、この基本指針というその……(発言する者あり)文書、文書があります、そういう統一。これはカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針という題名でございます。しかし、それに基づいて各省ごとのまたこの特定秘密の管理について...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 先ほどから御答弁を申し上げておりますとおり、福山委員が御指摘のカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針という題名の文書がございます。それに基づいて各省で特管秘のための基準を作っておりますが、それが先ほど御指摘したような事項がばらばらになってお...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 済みません、この委員が今お手元にお持ちのカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針、これの中に、第二部、政府統一基準というふうに書いてあります。しかし、ここで特別管理秘密に係る基準については、政府機関の情報セキュリティ対策のための統一管理基準等...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員がお持ちのカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針の中の第二部、政府統一基準の一、特別管理秘密に係る基準というものがございます。しかし、そこによって今言ったように各省ごとに基準を作ることになっておりますので、各省ごと基準を作ってそれを持っ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 第二部というところに政府統一基準というふうに書いてあります。(発言する者あり)はい。そういう文書で書いてありますが、第二部、政府統一基準の中の一、特別管理秘密に係る基準については、情報セキュリティー、つまりインターネットとかそういう部分について以外の部分...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私は、申し上げましているとおり、このカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針の中の第二部の中の一の特定管理秘密に関する記載の中で、各省にこれは基準を委任をしておりまして、一部の情報セキュリティーの部分だけしかこれは統一基準がございません。です...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今までしっかり御説明を申し上げておりますし、これからもしっかり御説明をしたいと思います。しっかりと議事録等、それから当時のインターネットの審議も御覧をいただきたいというふうに思います。
○国務大臣(森まさこ君) 済みません。  先ほどから御説明を申し上げておりますとおり、このカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針という文書、今委員がお手持ちにありますが、その中の特管秘の部分は、統一的な基準がインターネット等の情報セキュリティーのところの一部でござ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 福山委員が今読んでいただきましたこの人的管理としての秘密取扱者適格性確認制度、管理責任体制、秘密保全研修制度等を導入してということで、その後に書いてあるモデル基準はございますけれども、それは各省がそれをモデルに各省の基準を持っております。例えば、内閣官房...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) いえ、私は、しっかりと御説明を誠実に行ってきております。  そして、各省で別々の基準を持っておりまして、それにばらつきが見られるわけでございますので、これは、統一基準という言葉はあって、そしてそれなりのものがあっても、実際に、実際に各省が持っている基準...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) このカウンターインテリジェンス機能の強化に関する基本方針はカウンターインテリジェンス推進会議によって決定をされたものでございますけれども、その中の特別管理秘密に関する基準については各省で基準が定められており、そのことについて私が今まで御説明を申し上げてき...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この基本方針の中の第二部に政府統一基準というのがありますけれども、第二部の中の一、特別管理秘密に係る基準については、その最初に記載されているものを各省が基準を定めておりまして、その内容がばらつきがございます。  やはり趣旨は、この基本方針というのは特管...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 各党の修正協議の結果、修正案における定義は、国の存立にかかわる外部からの侵略等に対して国家及び国民の安全を保障することというふうに定められました。
○国務大臣(森まさこ君) 定義は入っておりませんでした。
○国務大臣(森まさこ君) このとき、答弁をしたときにはまだ衆議院で修正案が成立しておりません。このときの特定秘密保護法の安全保障の定義については、政府としては、一般に、外部からの侵略等の脅威に対して国家及び国民の安全を保障することというふうに定義付けをしておりました。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の指定、まず指定をするときに別表で限定をし、そして三要件、つまり別表に当たり、そして非公知性があり、そして特に秘匿する必要があるというふうに限定をしております。  そのほかに、有効期限を諸外国の中でも最も短い五年以内というふうにいたしまして、そ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、よろしいです。
○国務大臣(森まさこ君) はい、よろしいです。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の定義においてそのような縛りがあります。そして、それを提供するときに保全措置が講じられた場合には提供ができます。国会においては、これは国会において保全措置を定めていただきますので、これは原則として我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがないと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) おっしゃるとおりでございますが、国会の場合には、原則として、我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがあるというふうに認められる場合は原則としてないと考えております。  ただし、例外としてこれまで挙げさせていただいているのは、サードパーティールールと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これは、まず行政機関の長が判断をすることになります。
○国務大臣(森まさこ君) アメリカが大統領制であるということで違いはありますけれども、やはり三権分立の中でしっかりとチェック・アンド・バランス、これが行われていくということは必要であるというふうに思います。  特定秘密について、行政の恣意がないようにその重層的な仕組みを設けさせ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 我が法案の立て付けは、別表に、ポジティブリストの形でこれは指定をする条項が記載されてあります。法技術的に、通常そのようにリストがあるときにはリスト以外のものを指定することができないことは明らかでございますので、それをした場合には違法でございます。  し...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 違法な事実を特定秘密に指定したことについての処罰規定は本法案には書いてありません。
○国務大臣(森まさこ君) 我が国の安全保障環境が日々厳しくなっていく中でこの法案の必要性がありますけれども、一方で、やはり国民の皆様から、今御指摘のような知る権利を害されてしまうのではないかというような御懸念が寄せられていたところでございます。また、知る権利に資する報道の自由、取...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これは当たることはございません。佐々木委員も弁護士でいらっしゃって、教唆の定義、御存じのとおり、犯罪を実行させる目的を持って人に対してその行為を実行する決意を新たに生じさせるに足りる行為を行ったときでございまして、一般の市民の方が公務員に対して特定秘密に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、委員御指摘のとおりでございます。また、修正案によって、いわゆるスパイ行為という外国を利する目的というものが規定をされまして、よりその点が明確化にされたというふうに思います。  また、この二十二条には、公明党様の御指摘によりまして、国民の基本的人権...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 修正については、国会においてその協議調いまして、それを御提案いただきましたら、それが成立いたしましたら、政府としてはしっかりと受け止めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案の運用を不断に見直し改善をしていくということは、他の法令でも同様にこれは当然のことであり、重要なことでございます。本法案の施行後も、国民の皆様の御意見に耳を傾け、そして有識者会議の御意見等を踏まえ必要な対応を行ってまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 国民の知る権利については、御指摘のとおり、憲法二十一条の表現の自由と結び付いたものとして十分尊重される重要な権利でございます。情報の公開は、そういった意味でも、行政が国民に対し説明する責務を果たすために重要なものと認識をしております。  本法案では、国...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 修正案が出ましてこの二十一条が二十二条に変わっておりますけれども、二十二条の正当な取材活動でございますけれども、これは、報道機関が公務員に対し根気強く執拗に説得ないし要請を続けることは、それが真に報道の目的から出たものであり、その手段、方法が法秩序全体の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 団体の機関誌それから学術研究については、報道の機関と同様に、正当な取材行為である限り、正当な行為である限り処罰されることはございません。
○国務大臣(森まさこ君) 個人のブログでありますとかそれから同人誌についても、一般的に、それが客観的事実を事実として不特定多数の方に知らせるというようなことを社会生活上の地位に基づいて行っている、通常の場合は、これは処罰の対象にはなりません。  そして、今様々な御懸念があるとい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど申し上げましたとおり、不特定多数の方に、事実、客観的事実を事実として知らせるというようなことを社会生活上の地位に基づいて行っている場合にはなりませんけれども、これについてもしっかりと基準も作って明確化してまいりたいと思いますし、その後、こういう場合...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これについては、この社会生活上の地位に基づきというのは、定義としては日常生活上の活動を除くという趣旨でございまして、報道の業務に従事する者がどういうものかということでございますので、しっかりとそこは明確化をしてまいりたいと思います。修正案の二十二条でござ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 公益通報者保護法の適用がございますので、これが不当な行為、違法な行為だということで、それを通報する方はこの公益通報者保護法によって保護されます。
○国務大臣(森まさこ君) 公益通報者保護法では、事業者の内部で通報する場合、それから監督している行政機関に通報する場合、そして外部に通報する場合と様々なケースが規定されておりますので、その内容をしっかり周知をして、この特定秘密についても違法行為が行われた場合にそれを公益通報する者...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 真山委員の御指摘を重く受け止めまして、成立後に有識者会議で定められる基準等にしっかりと盛り込めるように検討をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価の対象となる公務員の数ということでございますが、現行の特別管理秘密がございまして、特定秘密はこの現行の特別管理秘密よりも狭くなるというふうに思いますけれども、参考のために現行の数を申し上げますと、現行では政府全体で六万四千五百人となっております。
○国務大臣(森まさこ君) そのとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 今申し上げました数字、六万四千五百人、これが現行の特管秘の取り扱うことができるとされている職員の数でございますので、これよりも狭くなると思いますので、特定秘密については推定の数字になりますけれども、本法案で、それ以外は、都道府県警察の職員、それから特定秘...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 行政機関の長が行政機関の職員に命じてさせることになっております。
○国務大臣(森まさこ君) 民間業者の方でございますけれども、防衛産業等、特定秘密を取り扱うことを契約をしている業者の、その中でも特定秘密を取り扱うことを予定される職員の方に限られます。  例えば、現行の特別管理秘密で申し上げますと、内閣官房においては二十社の会社がございます。そ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) プライバシーの侵害がないように不利益的取扱いについては条文の中で禁止をしておりますし、この運用についても、有識者の基準でも明確化をし、さらにその契約業者さん、そして国民の皆様、民間の業者の皆様にもしっかりと御説明をして、こういったことで萎縮効果や人権侵害...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 有効期限は、まず五年以内にしておりまして、そして三十年のときに、原則として最長で三十年といたしました。  この三十年の理由でございますけれども、公文書管理法において、行政文書の保存期間が、当初の設定期間は原則として最長で三十年とするというふうにされてい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密はこの法案の別表に該当するもので、非公知性、そして特に秘匿する必要性があれば外務大臣が指定をすることができますが、現行の特定管理秘密、その中でというふうに考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 過去の文書についても、今申し上げましたような要件を備えた場合には指定をすることができます。
○国務大臣(森まさこ君) はい、そうです。
○国務大臣(森まさこ君) 二十四条の取得罪については目的犯となっております。二十五条についてはなっておりませんので、一般の国民の行為が二十四条によっては目的犯というふうになっておりますので、処罰の対象についてはその行為等によって変わってくると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 捜査令状の記載内容でございますけれども、例えば、何々に関する特定秘密が記録された文書を漏らしというように、その特定秘密がどのような内容の特定秘密かということを別表等で指摘をして明らかにするということが考えられると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 私が平成二十二年十一月二十六日の参議院本会議においてそのような発言をしたのは事実でございます。また、本件についての政府としての見解は、本年十一月十二日付け質問主意書に対する答弁書でお答えしたとおりと承知をしております。  当時、私は自民党における独自調...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 政治介入があったのかどうかというような情報は特定秘密に当たりません。
○国務大臣(森まさこ君) 委員長の御指名がございましたので、御質問に御答弁させていただきます。  御指摘のいわゆる密約問題等については、外務省において徹底した調査を行い、その結果及び多数の関連文書を平成二十二年に既に公表済みであります。(発言する者あり)
○国務大臣(森まさこ君) その前提で言えば、それぞれの事案は、当時我が国が置かれた状況や我が国を取り巻く国際情勢の中で考えられるべきものであり、現在の情勢を前提として提案された本法案における特定秘密に該当するか否かを明確にお答えするのは困難であると考えます。  今後、本法案が施...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ちょっと前半の部分が聞き取れなかったんですが、もう一度お願いいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 個別の事項については調べてお答えをいたしますが、いずれにせよ、別表に該当するものに限って行政機関の長が指定をするということになります。
○国務大臣(森まさこ君) 個別具体的な特定秘密の指定については対象となる事項について個別具体的に判断する必要がありますが、これはいずれにせよ、別表に該当するかどうか、要件を満たすかどうかを行政機関の長が判断をして指定することになります。
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のいわゆる密約問題等については、外務省において徹底した調査を行い、その結果及び多数の関連文書を平成二十二年に既に公表済みでございますが、それぞれの事案につきましては、いずれにせよ、その別表に限定された事項に該当するものかどうかを行政機関の長が判断を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 情報収集衛星によって撮影された写真によっては、別表に該当する場合もございます。
○国務大臣(森まさこ君) 今、前半の御指摘でございますけれども、別表に該当して、当時特管秘になっていたということでございますが、これが本法案になって特定秘密になった場合には、現行の特管秘、そして現行の防衛秘のその中の一部がこの特定秘密に入っていきますので、現行特管秘になっているも...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) SPEEDIの情報等はなりませんけれども、情報衛星で撮影をした場合には別表に該当し、また、行政機関の長が特に秘匿する必要性というのを、必要であるというふうに判断をした場合になりますが、住民の避難に必要な場合にはこの特に秘匿することの必要性というものに当た...全文を見る
12月02日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(森まさこ君) それでは……(発言する者あり)本法案の定義だけ……(発言する者あり)
○国務大臣(森まさこ君) まず前提として、テロの定義が広がったのではないかという御指摘でございますけれども、これは自衛隊法のテロリズムの定義と全く同じでございまして、これまでの定義を広げたものではございません。また、今までも御説明を申し上げていますとおり、前段の目的を持って人を殺...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) いえ、これ官房長官の答弁書でございませんで、自衛隊法の条文でございますけれども、自衛隊法の八十一条の二に記載してありますとおり、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で多数の人を殺傷し、又...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) テロの、テロリズムの定義としては、これまでも私が国会、委員会等で御説明を申し上げてきましたとおり、先ほどの条文に書いてある二つの目的、そしてその後に書いてある、人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動、この目的を持って人を殺傷し、以下、又...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これまで国会審議等、記者会見等の中で、デモ行為についてはどうですかという御質問をいただいたときにも、私は、これはテロリズムに当たりませんというふうに明快に答えてきております。また、国民の皆様に御不安をお与えしないようにしっかりと説明をしてまいりたいと思い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これは、既存の法律である自衛隊法に書いてあるものを使っているわけでございますから、これまでの解釈を拡大したものではございません。そして、今まで回答をしている解釈についても拡大をしたということはございません。
○国務大臣(森まさこ君) 本法におけるテロリズムの定義は、ここでお示しをしているとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 私は、この本法案におけるテロリズムの定義として今お示しをしている定義、これは変わりはございません。
○国務大臣(森まさこ君) 法律に規定をしてあるテロリズムの定義を拡大するものではございません。今までの政府による説明と違いはございません。これは法律に規定する、つまり自衛隊でも法律に規定をしています、本法案でも法律に規定をします。条文に記載するに当たってよりその意味を厳密に記載し...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 済みません、御質問の、様々とおっしゃいましたか。
○国務大臣(森まさこ君) これは、条文に記載する場合には、例えば特定の主義主張に基づきという、その特定のというのは何かということをより厳密に書くために、政治上その他の主義主張というふうに書いております。
○国務大臣(森まさこ君) 例えば、国会の今までの答弁でも、今私は平成十三年の参議院の外交防衛委員会の答弁を見ておりますけれども、自衛隊の八十一条の二を引用しまして、このような定義でございますというふうに述べておりますので、これが今までの政府答弁を拡大したということではございません...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この英訳については、この部分のものは当時からございます、ございました。
○国務大臣(森まさこ君) 事務的な連絡については承知いたしておりませんが、当時からこのポンチ絵の英文はございますので、先生のお手元に迅速に届かなかったことはおわびを申し上げますが、当時からこのポンチ絵はございます。
○国務大臣(森まさこ君) 英訳の、その概要の英訳はございました。もちろん、条文の全訳はございません。そのように答弁を申し上げております。
○国務大臣(森まさこ君) はい、概訳です。概訳は当時からございます。
○国務大臣(森まさこ君) 藤田委員のお問合せにしっかりと対応できなかったことはしっかりと注意をしておきますけれど、私の方で藤田委員からのそのお問合せについても承知をしておりませんでしたけれども、当時から概要はございました。
○国務大臣(森まさこ君) 十月の中旬ぐらいからございまして、それから修正案を反映したものを随時リニューアルをしております。
○国務大臣(森まさこ君) 当時からございまして、それに修正案を入れたものを随時リニューアルをしておりましたので、最終案ができていなかったのかもしれませんけれども、当時はございましたので、迅速に藤田委員のお手元に届かなかったことは厳重に注意をしておきます。(発言する者あり)
○国務大臣(森まさこ君) 事実関係を確認をしてお答えをしたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 午前中に調べてお答えをしたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 私の方に報告がございませんでしたので、事実関係を調べてお答えをしたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) まずは英訳から着手をしておりますけれども、その他言語についても検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 英語以外の他の言語についても事実関係を確認をしてお答えをいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 全訳については、法案が成立をいたしましたら、これを作成をし公表するつもりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 礒崎補佐官の御発言の詳細について確認をしておりませんが、政府としては、行政機関の内部であっても、この条文に書いてありますように、独立した立場で、公正な立場で監察する、そういう機関を想定をしております。
○国務大臣(森まさこ君) 米国においても省庁間上訴委員会などの行政機関の内部で独立した立場で公正に監督をしている機関があると承知をしておりますので、そういった機関を参考にして設置を検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 特別管理秘密はございません。
○国務大臣(森まさこ君) 小野次郎委員に対する答弁を引用なさっていると思いますが、そのときにも御説明申し上げましたけど、消費者行政と食品の安全は担当大臣、別でございますので、私もそのときにも申し上げましたが、消費者行政とはまた別にということで御説明をさせていただいた後に、食品の安...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 藤田委員御存じかと思いますが、消費者行政は食品の表示については担当しておりますけれども、食品の安全は別でございまして、私、内閣府特命担当大臣として食品の安全担当大臣も行っております。そこで、消費者行政の方でいえば、今特別管理秘密はゼロであるということを申...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 食品の安全について言えば、別表に該当する場合には、このテロの関係でございますけれども、特別管理秘密になると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 今現在あるかないかということで申し上げれば、今現在はございませんけれども、食品の安全に関しては、これは現行の特別管理秘密でも食品の安全についてはテロの危険がある場合には指定をされることになっております。
○国務大臣(森まさこ君) いえ、そうではございません。現行の特別管理秘密、つまり特管秘、現行の特管秘でも食品の安全については、これはテロのおそれを常にはらんでおりますので、これは該当する可能性がございますので、それ以上に特定秘密が広がるということはございません。現行の特管秘のその...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 石破幹事長の御発言については政府としてコメントをする立場にはございませんし、いずれにせよ、本法案においてテロリズムの定義は今までの既存の法律の定義を拡大をしてはおりません。また、現行の特別管理秘密を拡大をするものでもございません。
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど官房長官からも御答弁申し上げたとおり、今回のこの法案のテロの定義は今までの政府の答弁のテロの定義と違うところはございません。法律の条文に規定するに当たって、それをより厳密に規定をしたということであり、何ら拡大もしておりません。また、例示についても拡...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これは、今までの定義をより厳密に説明をしているだけであって、拡大をしているわけではございません。
○国務大臣(森まさこ君) 今までの政府の答弁を法律に規定するに当たって厳密に記載をしたということで、何も拡大はしておりません。
○国務大臣(森まさこ君) いえ、拡大をしておりません。
○国務大臣(森まさこ君) 公文書管理法の適用を特定秘密が記録された文書についても受けますので、保存期間が満了するまで保存をしなければならないというふうにされております。そして、そのことは保存期間を記載した記録にされまして、例えば文書管理課などの各省にあるところにファイル名、それか...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) そのような記載はございません。
○国務大臣(森まさこ君) 大野委員の御指摘ですと、その保存期間が一年未満である場合に、例示で、写し等の場合には総理大臣の同意を得ずに廃棄ができる、そういう場合があるではないかというような御指摘でございましたけれども、特定秘密は、その原本は廃棄をされないと思いますし、それ以外の場合...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 訂正をいたします。原本は廃棄されないと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 外務省が一般的な行政文書について御説明を申し上げたと承知しておりますが、特定秘密に指定をされるものがその保存期間が一年未満であり、さらにそれが原本であって、写しは廃棄される可能性がありますが、原本であっても廃棄をされるということはないというふうに承知をし...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密が記録された文書についても、公文書管理法の適用を受けることは他の行政文書と同じでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 外務省の御説明は、まず、歴史公文書に該当する場合は一年以上の保存期間になりますというふうに答えたというふうに承知をしております。特定秘密に指定するものは歴史的な価値があるというふうに総理の方もこれまで御答弁を申し上げてきたところでございますので、その保存...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私、今まで御答弁しましたとおり、ここのその廃棄について、特に特定秘密について、別に法律に規定はございません。しかし、私が答弁をしましたとおり、特定秘密に指定されるものが、それが歴史公文書でないとしまして、保存期間が一年未満になるというような例が、それはそ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) その秘密が行政機関の長によって特定秘密に指定をされて、その後、緊急な処理のためにそれを提供しなければならない場合には、速やかに解除をして提供することになります。
○国務大臣(森まさこ君) はい、速やかに解除をして提供することになりますが、これは解除をできるような状況にない場合も考えられます、例えば大臣に連絡が付かないなどですね、その指定権者に。その場合には緊急避難の法理が適用されるというふうに思います。
○国務大臣(森まさこ君) 今、大野委員は外に出すと言いましたけれども、それは外向けに公表するという意味ではございませんで、私が申し上げたのは、緊急に処理しなければならない場合というふうに大野委員がおっしゃいました。この特定秘密というのは指定権者が解除をすることになりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) お尋ねの意見募集については、平成二十五年九月三日から九月十七日の間までに実施をして、合計九万四百八十件の御意見が寄せられました。その内容としては、秘密を守ることは必要であるとの賛成の立場からの御意見のほか、反対の立場からの御意見としては、特定秘密の指定が...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今ほどの、パブリックコメントの方が全く反映されていないとの御指摘でしたけれども、原案をお示しをしてパブリックコメントの御意見をいただいてから、その原案に知る権利の条文、それから有識者会議の条文を新たに加えて御提案をしておりますので、御理解いただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 衆議院では四十五時間以上の審議をして丁寧に御説明を申し上げてまいりました。民主党の委員の先生からも大変建設的な御質問をいただいて議論をしてまいったというふうに思っております。  そして、参議院におきましても、国会運営は国会の方でお決めになることでござい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 有識者会議の第三者性をいかに担保するかというような御質問でございましたけれども、この有識者会議は、国民の皆様のこの特定秘密が行政の恣意によって行われるのではないのかという御懸念におこたえする大切な会議でございますので、ここには報道機関の関係者の皆様、それ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 会議の議事要旨は会議終了後速やかに公開をすること、そして、会議における配付資料も原則として公開をすることといった方策を講じることを検討しておりまして、これらにより透明性を確保してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案では、その行政の恣意を防ぐために様々な重層的な仕組みを設けておりまして、その中にも、例えば国会の秘密会への提供等もございます。さらに、本法案の附則九条で、政府は、行政機関の長による指定が真に安全保障に資するものであるかどうかを独立した公正な立場にお...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案は、別表に限定列挙をしておりますので、限定列挙をされた事項以外のものは、これは指定すると違反であることが明白でございますので、法令違反等に関する情報を指定禁止するということを法定をすることは考えておりません。  また、本法案では、特定秘密は法律の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ペナルティーについては、先ほど答弁の最後に申し上げておりますけれども、そこについても考えていないということを申し上げました。  恣意的なことについては、先ほど申し上げましたように、様々な重層的な仕組みを設けております。最初の別表でございますが、無限な範...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密を指定した後に当該指定の妥当性に疑義が生じることがあった場合ですけれども、必要に応じて検討が行われ、最終的に指定が適当でないと判断に至れば、速やかに指定を解除することになります。
○国務大臣(森まさこ君) 秘密指定の異議を申し立てやすいようにする制度をという御質問でございますけれども、これについては、しっかりと行政機関の中で異議の申立てをした者には不利益な取扱い等はされないようにされているものというふうに考えております。  第三者機関の設置につきましては...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 附則第九条の第三者機関については設置をいたします。この時期でございますが、施行までに設置ができるようにしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 今、私が御答弁をしたとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 第三者機関の設置をすることは、今答弁をしたとおり、設置をいたしてまいります。そして、施行までにという設置期間についても御答弁をしたとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 今、附則に書いてあるとおりでございまして、それについて設置をするということでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案の立案過程におきましては、御指摘のあったアメリカの諸制度を始め、諸外国の秘密保全制度の検証を行いまして、各国との情報共有が促進されるよう、また我が国の法体系やこれまでの秘密保全体制に適した形の法律となるように努めてまいりました。  例えば本法案に...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 条文の明確性、これは担保されることが必要であるというふうに考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の事件が発生した当時、本法案は存在をしませんのでこの取扱者というものの概念はございませんけれども、例えば中国潜水艦の動向に係る情報漏えい事件については現行の防衛秘密が漏えいした事件でありまして、漏えいをいたしました一等空佐は漏えいした防衛秘密の取扱...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、自衛隊法では取扱者が規定をされております。
○国務大臣(森まさこ君) なぜ漏えいが起こったかは個々の事件によって様々な状況があると承知をしておりますが、本法案を提出したその背景には、こういった漏えい事件が起こったこと自体遺憾でありますので、漏えいが起こらないようにしっかりとその取扱いの保全措置を定め、そしてそれに罰則を科し...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 保管をしている本人から漏れた場合以外も、そういった情報が保管をすべき場所以外のところにあり、他者が入手をできたというその状況自体が遺憾なことと考えておりますので、しっかりとした保全措置を法律で定めることは必要であると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案におきましても、その取扱者が漏えいをしたことについて罰則を科すということのほかに、この保管についての記録を作成したり、それから様々な表示、それから通知等の保全管理体制についても定めているところでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 保存期間が満了した場合には、これは他の行政文書と同様になりまして、特定秘密の指定が解除をされておりましたら、歴史的公文書等については国立公文書館等に移管をされ、それ以外の文書については、廃棄するに際し内閣総理大臣に協議し、その同意を得ることになります。
○国務大臣(森まさこ君) これは、私、公文書管理法の担当ではございませんけれども、破棄をしないものと承知しております。
○国務大臣(森まさこ君) 個人情報等については公開しないことがあると承知しております。
○国務大臣(森まさこ君) その点も含めまして、運用基準で明らかにしてまいるよう検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 総理の御答弁も踏まえまして、今後、運用基準に盛り込んでいきたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 秘密の保全というのは、国民の生命と国家の存立を守るためのものであり、究極的には国民のためでございます。国民の知る権利も、国民がその行政行為によって何が行われているかを知る権利ということで、国民のためでございます。  両方とも国民のためでございますので、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今回、情報公開法、これは、この特定秘密保全法に適用があります。また、公文書管理法も適用があります。その二つの現行法をしっかりと運用をしていくということであります。さらに、この特定秘密保護法案の中で、国民の知る権利について規定をいたしました。全ての条文の解...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員の御指摘の点については、しっかりと運用基準に規定をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 総理は、この十八条のリーダーシップを発揮をしていくために、指定の内容、それから期間、更新、解除等について、これは全体的に有識者会議の報告も受けながらリーダーシップを発揮をしていく、そして、これは改善すべき点があるというふうに考えれば改善の指示も出していく...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) それは当然ございます。
○国務大臣(森まさこ君) 総理の指揮監督の方法については、有識者会議の御意見も聴きながらしっかりと定めてまいりたいと思います。委員の御意見もまた尊重してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 第三者機関の内容については、米国の省庁間上訴委員会や情報保全監督局を参考にしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 米国の省庁間上訴委員会は、行政機関からの自動秘密指定解除の適用免除についての申請に対し、その認容、棄却等を行っているものと承知をしております。また、情報保全監督局は、秘密指定の実施等が適切に行われているかについて監査等を行っているものと承知をしております...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これについても、これまでもほかにも御質問いただいたところでございますが、その内容がどうなるか検討した上、その内容によって法的措置が必要か否かについても併せて検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) その数については、調査の上、お答えをいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 国会の方でどのような委員会を設置するかについては、国会で決められるものというふうに承知をしております。
○国務大臣(森まさこ君) 十八条に規定をしております有識者会議についての御質問だと思いますけれども、これについては、基準又は指定の件数、それから解除の件数、それから秘密の期間等をチェックをすることを想定をしておりまして、秘密の内容までは見ることを想定をしておりません。
○国務大臣(森まさこ君) これは、第三条の「公になっていないもの」、つまり非公知性の要件を欠くと思われますので、一度開示したものはならないと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 今まで発表していた文書については特定秘密になることはありません。
○国務大臣(森まさこ君) 間違って特定秘密に指定してしまった場合には、直ちに解除することになります。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密を不正に取得した罪に問われる場合には、取得者は自らが取得したものが特定秘密であることを認識していなければなりません。  一般に、故意は犯罪事実が実現されることが確定的なものと表象しておりますが、犯罪事実の発生そのものを不確実なものとして表象しつ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 未必の故意も故意でございますので、もちろん認識はなくてはいけませんけれども、未必の故意というのは通常の故意に含まれますので、これはあり得るということです。
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のように、虚偽の発言をした場合は、特定秘密の取扱いの業務に従事する者は、本法案により処罰規定はございませんけれども、状況に応じ、国家公務員法の信用失墜行為をしたものとして処分されることがあるものと考えます。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密の取扱者に対する倫理規程については規定をしていく方向で検討しておりますので、委員御指摘のことについてもしっかりと検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 例えば、インカメラ審査を経た後、証拠開示命令が出された場合には、証拠として開示をされることになります。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密は、国民の生命と国家の存立のために公開することが困難であるということで特定秘密に指定されているわけでございますので、公開の法廷に出すということが非常に難しい中で、裁判官がインカメラ審査をして、裁判官がまず秘密の中を見て、そして証拠を開示するかどう...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法における適性評価の項目については条文に記載された事項に限られますし、その内容については有識者会議でしっかりと基準を決めて公表をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価につきましては、法に記載されてあります事項を調査をいたしますけれども、その手法は次のように予定をしております。まず、本人に対して同意を取った上で質問用紙に記載をしていただく、そして、その記載をしていただく事項につきましては、有識者会議に諮って細目...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 自衛隊の調査については承知をしておりませんけれども、例えば本人に提出をさせる資料としてはパスポート等を想定をしておりまして、それ以外のことについては、プライバシーの侵害にならない範囲でするように、有識者会議にお諮りをした上で細目を決定し、それを公表した上...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 飲酒の節度については、それをもって特定秘密を漏らすおそれがあるかということに関して必要な限度で調査をいたします。その知人というのは、具体的には同僚や上司を想定をしております。
○国務大臣(森まさこ君) 過去の自発的な情報漏えい事案には経済的な事情を動機とするものがあったことに鑑みますと、一般的な、住宅とか車両の購入といった一般的な目的とは異なる目的で不相応に多額の債務を抱えている状況を、またほかの状況とも総合的に考慮をする必要があるということで調査の対...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国の行政機関は含まれます。
○国務大臣(森まさこ君) 家族については、条文に記載をしております氏名、生年月日、国籍、住所のみでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 家族や同居人については、今申し上げました四項目以外については調査をしませんし、公務所等への問合せもいたしません。  なぜこの四つの人定事項について調査をするのかというお尋ねでございますけれども、評価対象者の直近の家族や同居人は評価対象者と密接な関係があ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 評価対象者の調査については七項目がございますけれども、これらについての調査を行うため必要な範囲において、第四項で、評価対象者に、本人に質問をしたり、知人に質問をしたり、また資料の提出を求めさせたり、公務所等に報告を求めることとしております。なお、これは評...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この評価対象者の家族の氏名、生年月日、国籍及び住所については、通常の人事管理者の管理事項として本人から申請をさせるものでございますので、それ以上の調査をすることを予定しておりません。
○国務大臣(森まさこ君) それは、評価対象者について働きかけがあるかどうかということは調査をいたしますけれども、家族についてはここに書いてある四つの事項以外は調査をいたしません。
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど来御答弁をしているとおりでございまして、本人については、本人に質問をしたり知人その他の関係者に質問をさせる等々、四項の調査を予定しておりますが、家族については、氏名、生年月日、国籍及び住所以上のことを調査をする予定にはなっておりません。
○国務大臣(森まさこ君) この適性評価の運用がしっかりとプライバシーに配慮して行われるように、有識者会議等の御意見を聴いて基準をしっかり定め、それを公表してまいります。そして、十八条によりまして、内閣総理大臣は、その適性評価の実施の状況に関し、適正を確保するため、行政各部を指揮監...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 自衛隊については承知をしておりませんけれども、本法案につきましては、調査を実施するために必要な範囲内で本人又はその上司、同僚等の関係者に質問をすることを予定しております。これは全て本人にその手続の内容も説明をした上で、同意を得た上で行ってまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価は、調査対象者の本人の同意を得た上で、まず評価対象者に調査事項が記載された質問票を提出をしていただきます。その内容について、必要な範囲内において公務所又は公私の団体等へ照会をしていくということをするわけでございます。ですので、その質問票に記載をさ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密については、国民の生命と国家の存立を守るために特に秘匿する必要のある秘密、その特定秘密を保全するために、本人の同意を得て、そして、かつ、この条文に規定をされている七つの事項に限って調査をするわけでございます。また、その調査方法等については、本人の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい。適性評価で得た情報の管理、保存期間を満了した上での適切な取扱い等についても私の下で検討してまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 例えば、特定秘密を指定した際に作成する記録でございますが、条文に規定してあります事項以外の細目、特定秘密の保護に関して必要な事項、また適性評価の、今御質問の適性評価の運用の指針、また特定秘密の指定等に関する統一的な基準の内容、基準の公開、策定スケジュール...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これまでも御答弁させていただきましたとおり、秘密漏えいに対する罪、これは現行法でも国家公務員法、自衛隊法等がございますが、これに対する例えば刑事訴訟の裁判については、これは秘密でございますので、これを明らかにすることが難しいという一つの秘密保全の要請、そ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 廃棄についても、有識者会議の御意見を伺った上で検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) はい、そうです。
○国務大臣(森まさこ君) 別表の指定については、定義が明確化をしたということでございますので、当初のとおり、別表の指定が変わるということはございませんが、より明確化をされたというふうに理解しております。
○国務大臣(森まさこ君) 安全保障の定義がより明確化をされたというふうに思っておりますが、それに従って別表該当性を確認をしていくということになると思います。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案における安全保障については、条文に記載されているとおりでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 原子力保護法についての安全保障の定義は、確認をしてお答えします。(発言する者あり)原子力基本法です。済みません、言い間違えました。原子力基本法についての定義については、確認をしてお答えをいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 過去の事件についてはお答えをしておりません。  具体的な事案につきましては、別表に該当する場合に行政機関の長が指定をすることになります。
○国務大臣(森まさこ君) 違法な事項を特定秘密として指定することがあるんではないかという御指摘でございました。  この法案には、別表に該当するものに限り行政機関の長が特定秘密指定をするということにしてありますので、それ以外の事項を指定した場合には違法になります。そして、その違法...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 違法な事項があれもこれも勝手に特定秘密にされてしまうのではないかというような御懸念でございますけれども、指定された件数、それから別表の何番で指定されているかということ、それからその有効期間、保存期間、それから解除の件数、そういったことが定期的に有識者会議...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密であることを認識した上で取得をするということを計画して共謀した場合でありますし、また、取得罪にも目的が付いておりますので、記載してあるような目的を持って取得をする、そのことを認識をして共謀をしたときにだけ成立をいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 適正な手続を経て国会の秘密会への提供を要請をするということは犯罪に当たりません。  この取扱者が特定秘密を持っている、特定秘密を保有しているということを認識をして、それを法に反して漏えいをさせる、その犯罪を実行する決意を具体的に計画をして、それに足りる...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 単に打合せをしただけではその犯罪行為の具体的な共謀をしたということにもなりませんし、国政調査権はそもそも適法な行為でございますので、犯罪には当たりません。
○国務大臣(森まさこ君) 国会議員が特定秘密の取扱者に対して、それを犯罪行為たる漏えい行為を、それを教唆するようなことを行ったということになれば、それは構成要件上は該当すると思いますけれども、不逮捕特権、免責特権があることは言うまでもありません。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密かもしれないということで問合せをして、特定秘密であるというふうに回答がされまして、それでも犯罪行為を行った場合には、それは構成要件には該当すると思いますけれども、通常、国会議員が問合せをするとか打合せをするとかいうことが犯罪態様に当たるとは思えま...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 秘密保全に関する法制については、様々政府内におきまして検討してきたわけでございますけれども、平成二十五年十月二十五日に閣議決定に至ったわけでございます。それまでの間、国民の知る権利や取材の自由というものに十分に尊重しつつ、また法案概要に対するパブリックコ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 行政機関の種類にもよると思いますけれども、多くの特別管理秘密を保有している省庁も現行でもございます。そのような場合には、大臣が全ての、多数の特定秘密の内容に一つ一つ全て目を通すということはなかなか現実的には難しいというふうに思います。その場合については、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 第三者機関の設置はいたします。施行までに設置をするよう迅速に準備を進めてまいります。  具体的には、本法案成立後、内閣官房に準備室を設置をいたしまして、附則第九条に書いてあるとおりに、独立した公正な立場において検証そして監察することのできる機関というも...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 第九条における第三者機関は独立した公正な立場にあるものというふうに理解をしておりまして、法案の十八条に記載をしております総理大臣の指揮監督権とはまた別のものというふうに考えております。
○国務大臣(森まさこ君) この第三者機関の設置の在り方につきましては、先ほど申し上げましたとおり、米国の省庁間上訴委員会や情報保全監督局を参考としてまいりたいと思っておりますので、そのような機関にしてまいりたいというふうに思っております。  また、その詳細な内容については、また...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) よくこの問題が、十八条と混同したような質問がいただくことがございますけれども、はっきり申し上げておきたいのは、十八条と附則九条は別だということです。  そして、先ほどから申し上げているとおり、九条の機関の在り方については、それが行政機関の内部かどうかと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この第三者機関の設置は行政機関の内部か外部かも含めて検討をしてまいりたいと思いますけれども、維新の会から御提案があったときも、行政機関の内部に、例えば米国の制度のように行政機関の内部に設置したとしても、それは独立性を担保し公正な立場で監察をするという機能...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私は、報道機関の報道の自由を制限することがあってはならないというふうに思っております。小野次郎委員からはかねてより、情報収集をする場合の倫理規程について、全般的にそういった規範を整備すべきだというふうに御質問をいただいておりました。それに対して私は、一般...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 著しく不当な方法とは、最高裁決定で指摘されております、取材対象者の個人としての人格を著しくじゅうりんするような態様のものがこれに当たるものというふうに考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 具体的な事案につきましてはコンメンタール等で明らかにする方法を検討したいと思います。  いずれにせよ、先ほどの倫理規程もそうですけれども、その規定をするというふうに私答弁したら、それが規制する方に、つまり規制を掛ける方に規定するんじゃないかというふうに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘のとおり、一部の場合を除いて原則として提供することになります。
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の点については、担当大臣にもしっかり伝え、政府全体として検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど御答弁申し上げましたとおり、有識者会議の議事要旨は会議終了後速やかに公開をすることを予定しておりますが、議事録についての荒木委員の御指摘を踏まえ、更なる検討をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) はい。政府は修正提案者の皆様の言ったのと同じ意見でございまして、独立した公正な観点の機関を設置をいたしてまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 行政機関の長は、特定秘密の指定をした場合、その範囲を明らかにするため、御指摘の第三条二項に基づいて特定秘密である旨の表示又は通知を行うことになります。  具体的な表示、通知の態様については今後定めていくこととしておりますけれども、特定秘密が文書、図画、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、それで間違いございません。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密が行政機関の長によって指定をされ、取扱者はそれが特定秘密であることを知らされます。その認識の上において、漏えいをした場合に、それが処罰されるというふうになっております。  したがって、本法案におきましては、特定秘密の漏えい等の犯罪とこれに対する...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案の漏えい罪につきましては、特定秘密を漏えいをした場合に罪となります。この特定秘密については、例えば自衛隊法の防衛秘密と同じように行政機関の長が指定をしますが、それについては取扱者に知らされて、それを認識をしております。ですので、これが明確になってお...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御質問の趣旨は、この件でというと、本法案ではなくて自衛隊法でということでございますか。  自衛隊法については、お調べをして回答をしたいと思います。
12月03日第185回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○森国務大臣 御質問ありがとうございます。  榎参考人は、御指摘の御発言の前提として、食の多様性とか豊かさというのは一面ではあるということもおっしゃっておられたというふうに思います。  我が国は、世界的に見ても多様な食生活の伝統がございますので、私は、こうした多様性、我が国の...全文を見る
○森国務大臣 委員の御出身の福岡でありますが、私のところのインターンが最近司法試験に受かりまして、福岡修習になりまして、先週かな、福岡に一年行ってまいりますと来たので、おいしいめんたいこを買ってきてくださいというふうにお願いをしたところでございます。  その地その地で、やはり御...全文を見る
○森国務大臣 正しく表示をすることの重要性ということでございますが、前段でデフレの問題点について触れていただきまして、安倍内閣としましては、デフレ脱却を目標として掲げているわけでございます。そのための日本再興戦略といういわゆる成長戦略の中で、消費がふえて新たな投資を誘発するという...全文を見る
○森国務大臣 消費者教育推進法というのが成立をされて、それに基づいて、消費者教育の推進に関する基本的な方針、これがことしの六月に閣議決定をされました。これにおいて、さまざまな経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てるような消費者教育を...全文を見る
○森国務大臣 この一連の食品表示偽装でございますけれども、十月二十二日にホテル側の発表がございましてから、消費者庁の方で調査その他さまざま取り組んできたところでございますが、その中で各党からもお申し入れをいただいております。公明党からは十一月二十二日に申し入れをいただきまして、食...全文を見る
○森国務大臣 今般の食品表示等の問題については、非常に悪質でございまして、それが全国的に広がりを見せております。  そこで、私の方で、業界団体の代表に大臣室に来ていただきまして、内容の調査それからその対策についてまとめて報告をしていただくように要請をいたしました。十一月中に出し...全文を見る
○森国務大臣 さきの国会で成立をいただきました食品表示一元化法、この審議の中でも御指摘をいただいてまいりました課題でございます、外食におけるアレルギー表示でございます。  食品のアレルギー表示は、一般的に、食品衛生法に基づいて容器包装入りの加工食品に義務づけをしているんですが、...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、食品偽装問題はゆゆしき事態であると認識をしております。  消費者が商品やサービスを選択し、購入するに当たって、表示は極めて重要なものであり、それら商品やサービスを提供する事業者にあっては、正しい表示を行うことが強く求められるものでございます。 ...全文を見る
○森国務大臣 もちろん、個別事案があるというのは事実としてあるとは思いますけれども、これをやはりホテル業界がしっかりと業界として検証し、指導していくということを、役割を果たしていただきたいというふうに思います。
○森国務大臣 今般のホテルや百貨店等における食品等の表示偽装については、消費者の信頼を損ねるとともに、正しく表示を行って適切な取引を行っている事業者の活動も阻害をするものでございます。  この行為が業界全体のものではないかという委員の御指摘でございます。  消費者庁は、この間...全文を見る
○森国務大臣 十月二十二日にホテルの会見がございました。それを踏まえ、すぐ、消費者庁として、この会見をされた個別事案としての調査を本格的に開始いたしました。私の方で指示をいたしました。  その後、続々と類似の案件が発覚をしてまいりましたので、十月二十九日に私が記者会見の場で、こ...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおりに、ふだんの業務において納品書を保存しているというふうに思います。ですから、これから、私、業界団体の十一月末に出してきた報告書を踏まえて、業界内部の適正化についてルールをつくっていこうと思います。それの中に、委員の御指摘も検討させてまいりたいという...全文を見る
○森国務大臣 おっしゃるとおり、食品表示に係るこれまでの違反事例は、これまでも関係法令規範集等にもありますが、今回、業界団体にお示しするために取りまとめたものを見ても、これは毎年のように起きております。これが繰り返されております。これに対して個別の事案の厳正な措置もいたしますけれ...全文を見る
○森国務大臣 自主規制だけで防げるとは思っておりません。さまざまな観点から対策を講じていくことが必要だと思っております。  現在、個別事案に対する厳正な措置を、これまでのスピードをさらに迅速化させて素早く行政処分を出していくこと、さらに、今御指摘のありました関係業界における表示...全文を見る
○森国務大臣 まず、私の所管は十一ありますけれども、全てについて全力で取り組んでおります。  どの政権でも、内閣府特命担当大臣は複数の所掌を持ってやっているわけです。前国会におきましても、四つ以上の法案を持ち、それぞれまた別の委員会において、昼間は審議をしながら、そして夕方、大...全文を見る
○森国務大臣 委員は、法律で義務づけをしたらどうかというような先ほど来の御提案でございましたが、フランスにおいては法律で義務づけをされているわけではないというような今の御説明でございました。  そのあたりをよく私も参考にしながら、業界のガイドライン、そして法規制でどこまで規制を...全文を見る
○森国務大臣 JAS法に基づく品質表示基準では、外食については、提供される料理の種類が多く、使用される原材料も日々頻繁に変わるということから、事業者の取扱数量の多少にかかわらず表示の切りかえが困難であるということ、さらに、営業形態が対面販売でありますので、消費者が店員に料理の内容...全文を見る
○森国務大臣 原産地の表示につきましては、JAS法で生鮮食品の産地については義務づけております。さらに、加工食品についてどうかと申しますと、加工食品のうち、輸入品については原産国の表示を義務づけております。そして、輸入品以外については、加工食品の原料の原産地については品目によって...全文を見る
○森国務大臣 加工食品に使用される原材料は、原料調達の多様化、グローバル化が進んだこと、複数の国で生産されたものが使われていること、生産状況に応じて輸入先が変わることなどがあり、多様な産地情報を伝達することが困難でございます。  このため、現行の加工食品の原料原産地表示は五〇%...全文を見る
○森国務大臣 JAS法の品質表示基準では、原料原産地表示について表示を義務づけておりまして、さらに、都道府県より詳細な市町村名、その他一般に知られている地名まで記載することができます。また、産地名を示す用語であって産地名の意味を誤認させるような表示を禁じておりまして、産地偽装につ...全文を見る
○森国務大臣 確かに、委員御指摘のように、不当表示というのは、消費者庁ができてからも、今統計を見ておりますが、毎年毎年起こっております。これについて、厳罰を処すようにという委員の御意見、真摯に受けとめてまいりたいと思います。  今、現行法におきますと、先ほど来から指摘をされてい...全文を見る
○森国務大臣 これは、民主党が二〇〇八年に提出をされましたいわゆる食品トレーサビリティー法でございますけれども、民主党政権の時代には提出をされていないようではございますが、いずれにせよ、今の委員の御指摘のとおり、やはり消費者の信頼を確保するということが重要でございます。  外食...全文を見る
○森国務大臣 篠原委員が政府として提案をしてはどうかというような御意見でございましたので、過去に政府として御提案をしたことがないのではないかということを申し上げるために言ったところでございまして、真摯に御答弁を申し上げているところでございます。  また、今の御質問でございますけ...全文を見る
○森国務大臣 全国民に奉仕する義務と承知しております。
○森国務大臣 国会が開かれるかどうかについては、国会の方の運営の問題だというふうに心得ております。  私は、国会の場では常に真摯に御答弁を申し上げておりますし、ここに書いてあります以外にも、このほかにも、さまざまな指示をしたり、さまざまな御意見に対応しております。  例えば、...全文を見る
○森国務大臣 国会等の対応についても、歴代消費者大臣の中で最も長い時間、最も多い回数、国会において御答弁を申し上げております。消費者問題についてでございます。  消費者問題に対する対応についてもしっかりと取り組んできておりまして、予算等についても実績を上げておりますし、一つ一つ...全文を見る
○森国務大臣 国会の運営に関しては、国会の方がお決めになるものと承知しております。
○森国務大臣 食品の偽装表示については、消費者庁が発足してから、毎年のように、一件だけではなく、偽装の事件が起きてきております。  私は、就任をしてから、食品表示の法案、これに取り組みまして、提出をし、国会の皆様方の御協力を得て、その成立をしてまいりました。そのような表示の問題...全文を見る
○森国務大臣 消費者庁ができましてから四年目になります。食品の表示の偽装の問題は毎年のように起きておりました。これに対して、その当時の消費者庁は、現行法を使って行政処分をするということを繰り返してきたわけです。  そして、今回の問題が起きましたので、どのような取り組みをしたのか...全文を見る
○森国務大臣 内閣府の大臣は、総理そして官房長官のもとで、それぞれの所掌事務を行っております。  そして、私は、その中で、消費者問題も、男女共同参画問題も、障害者の問題も、そして特定秘密保護法の問題も行っているわけでございます。それら全てを、総理と官房長官のもとで、内閣府の大臣...全文を見る
○森国務大臣 消費者庁ができまして、私で十二代目の大臣でございますが、これまでの消費者庁の取り組みをしっかり私も受け継ぎながら、この食品表示問題についてさらなる改善をしてまいったつもりでございます。
○森国務大臣 いいえ、それは違いまして、私、先ほど申し上げましたとおり、内閣府の大臣でございまして、官房長官のもとで消費者行政をしております。何事も官房長官に御報告をして、相談の上、しておりますので、これについても逐次官房長官に御報告を申し上げ、対応を検討してまいったということで...全文を見る
○森国務大臣 中根委員御存じだと思いますけれども、個別事案の行政処分の立ち入りについては、これは、調査中の段階で言及することはできません。これは……(発言する者あり)今一番最初に御指摘になったことですよ。  私の前に十人の民主党の消費者大臣がおられましたけれども、措置命令を出す...全文を見る
○森国務大臣 ガイドラインについて今御指摘がございましたけれども、平成十七年の、これは農水省のガイドラインでございますが、委員御存じだと思いますけれども、景表法について記載がございません。  これについて、私は、農水省の方にこのガイドラインも改定を要請しておりますが、いずれにし...全文を見る
○森国務大臣 消費者が商品やサービスを選択し、購入する、それに当たって、表示は極めて重要なものでございますので、正しい表示が行われているということが大前提だというふうに思っております。  ホテル、百貨店や高級レストランにおける今回の事件でございますけれども、委員が御指摘のように...全文を見る
○森国務大臣 景品表示法におきましては、消費者に著しく優良であると誤認させる表示を規制しておりますので、これは、どのような場所であれ、その表示が実際のものと比べて著しく優良であると誤認させるものであれば、それは許されないものであると考えております。
○森国務大臣 料理人であれば区別はできるものと考えております。
○森国務大臣 個別の事案を一件一件調べておりますが、全てがそうかどうかわかりませんけれども、料理人の方と、それからメニューをつくる方、また仕入れをする方がそれぞれ別のラインで、そこの相互連絡がうまく行われていないという例が散見されます。  仕入れと料理人が別であっても、今委員御...全文を見る
○森国務大臣 景品表示法の改正も視野に入れて、現行法令の強化を念頭に置いております。
○森国務大臣 詐欺ではないかという御指摘がございまして、詐欺に該当する場合もあると思いますが、詐欺罪を適用するときの悩みは、これは刑事罰でありまして、故意の立証をしていかなければならないということと、これが法人に対しては科せないので、個人に対する罪であるということでございます。 ...全文を見る
○森国務大臣 諸外国でも、課徴金の効果として、今のようなやり得を防ぐという効果、それから、消費者が損害を立証できない場合がございまして、レシート等を持っていない場合ですね、そういうときに、業者から返金をさせて、また、国によっては消費者に簡易な立証手続で返金をする手続をとっていると...全文を見る
○森国務大臣 コンプライアンスについては、先ほど来お示しをしております、食品表示等のルールの明確化ということで、ガイドライン等を作成し、周知をしてまいりたいと思っておりますが、もう一つ、事業者の内部における表示のチェック、管理体制の強化ということを一つ考えております。場合によって...全文を見る
○森国務大臣 この集団的訴訟法案、三谷委員からも委員会の中で御質問をいただいて、審議をさせていただきました。そして、午前中、参議院で可決をいただきました。委員長を初め理事の皆様、委員の皆様に改めて感謝を申し上げたいと思います。  参議院本会議で採決をされ、法律が成立をしました後...全文を見る
○森国務大臣 この集団的訴訟の対象となるには共通義務確認がなされなければいけないんですけれども、これは、高級レストランか安い飲食店かという事業の規模ではなくて、虚偽表示の対象となった産地とかブランド、これが、契約の内容となっており、契約締結の判断において重要な要素となっている、そ...全文を見る
○森国務大臣 濫訴のおそれについては、先ほど御答弁させていただいたところでございますけれども、どのようなものが偽装となるのか、どのようなものがこの集団的訴訟法で訴えられるのかということについては、しっかりとガイドライン、それからコンメンタール等でお示しをしてまいりたいと思います。...全文を見る
○森国務大臣 まず、食品表示等の適正化と訴訟法の話は厳密に言えば別であるということを前提とした上で御答弁をさせていただきたいと思いますけれども、食品表示等の適正化対策については、週明けに対策パッケージをお示しするということで、今、関係省庁間で調整をしております。その中でも、ガイド...全文を見る
○森国務大臣 偽装の問題は、根が深いものだと思っております。同様、類似の案件が、消費者庁が設立してからもですけれども、その前からもずっと行われているわけでございます。また、景表法ができるその前からも、これはあるわけでございます。  こういったものに対処すべく、さまざまな制度の改...全文を見る
○森国務大臣 消費生活センターにつきましては、地方消費者行政活性化基金を通じまして、その事業を支援しているところでございます。  今般の偽装表示の問題についても、地域の消費生活センターが担う役割は重いというふうに思います。また、期待も高いというふうに思いますので、委員の御指摘を...全文を見る
○森国務大臣 青木委員から常々御指摘をいただいております食品ロスの問題でございますけれども、日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品が年間約五百から八百万トンと試算されており、大変もったいない状況が生じております。食品ロスの削減に向けて、事業者の努力だけでなく、御指摘のように、...全文を見る
○森国務大臣 福島県を初めとする被災地産品に対する風評被害は、震災後二年九カ月近くを経た今もなお、大きな課題であると認識しております。  消費者庁としてはさまざまな対策に取り組んでおりますが、例えば、食品中の放射性物質に関するリスクコミュニケーションを、本年度、既に六十四回開催...全文を見る
○森国務大臣 委員の御指摘を踏まえ、関係省庁連携会議でも私が司会をして、省庁間にしっかりと消費者の目線で取り組みを指示してまいりますので、さらに委員の御指摘を踏まえてしっかりと取り組んでまいることをお約束させていただきたいと思います。
12月03日第185回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(森まさこ君) 故意、過失の有無、これは景品表示法では問うておりませんので、いわゆる誤表示であっても、これは景品表示法で禁止されている不当表示に該当をいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 適正な食品表示が行われることは、消費者が商品やサービスを選択していく前提となるものでございますから、消費者の自主的かつ合理的な選択を妨げるような不当表示に該当する行為が行われる事案に対しては、景品表示法に基づき厳正に対処してまいる方針でございます。この一...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 十月二十二日に、阪急阪神ホテルズがメニュー表示と異なった食材を使用して料理を提供していたことを発表いたしました。それを受けて、私からも事務方に指示をいたしまして、事務方の方ではこういったことのウオッチ、調査、そして消費者庁長官等の対応は行っておりました。...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御指摘の事案は、本制度のスキームで対応できるものもあるというふうに考えております。  例えば、レストランにおいて、料理に使用する食材の産地やブランド等においてメニューに虚偽の表示をしていたという事案や、百貨店に入っていたテナントにおいて、総菜やお節料理...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 二段階目の手続では、消費者からの授権を受けて特定適格消費者団体が裁判所に債権届出を行い、事業者が認否を行いますけれども、そこで認めた場合には消費者は立証する必要はございません。  しかし、事業者の方が認めなかった場合でございますけれども、この場合は立証...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今回の食品偽装問題は、事業者の方が認めている場合があるわけでございますが、認めている場合はその証明の問題は生じなくなりますけれども、例えば、仮に認めなかった場合ですね、やはり裁判手続においても先ほどのような書証で証明ができなかった場合、事業者にやり得が残...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 前国会では四つ、五つかな、法案を皆様の御協力を得て成立をさせていただきました。食品表示法というのも成立をしていただいておりますので、消費者の利益にかなうような今後のやはり制度の検討というのを前向きに進めてまいりたいと思っております。  現在、この報告書...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 重要な御指摘だと思います。  国民生活センター紛争解決委員会においても、現在でも地方の案件に対応できるように、例えば申請人が高齢者や障害者である場合には、当事者双方が同一地域に所在している場合などは、その所在地に担当委員又は事務局職員が赴き現地で手続を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 情報や交渉力等において、事業者との間に消費者というのは構造的に格差がございますので、この相談員が頼りでございます。相談員の水準の確保と向上、これが消費者行政の基礎を成すというふうに心得ております。  このため、国民生活センターにおいては、消費生活相談員...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この雇い止めの問題、ずっと昔からありまして、相談員の資質というのは、長年相談実務に携わることによってスキルが向上するんです。ところが、長い方をどんどんどんどん切っていってしまうという消費者の要請と反対のことが行われておりまして、そこで、私は今回ちょっと工...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) そうですね、事業者の自主的な対応で消費者の被害が実際に填補をされて、被害が填補されていない消費者が相当多数存在するということはなくなったということであれば、もはや共通義務を確認する意味はない、この訴訟、お訴えする意味はなくなっていることでございますので、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) リコールを行った場合にあえて提訴するということは考え難いと思っておりますし、訴えを提起しても、相当多数の要件を欠くとして却下をされることになるものというふうに考えてはおりますけれども、山田委員の御指摘もございますので、これは監督指針で示すことを考えてまい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 確かにその点、御指摘をいただきました。  共通義務確認訴訟は、対象消費者について、個別事情がない限り金銭支払義務を負うべきことを確認をするものでありまして、実際に瑕疵ある商品を購入していない消費者は損害賠償請求をなし得ないので、実際に瑕疵ある商品を購入...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本制度の趣旨から、個別訴訟より本制度を活用した方が審理の効率化が図られる程度の多数であるということが必要であるため、個別訴訟よりも本制度の方がよいと、そういうことが必要であるため、対象消費者が相当多数存在することを訴訟要件としております。  そして、対...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) このPIO—NETの端末を適格消費者団体が利用できるようにできないかということは検討を進めてきたところでございますけれども、様々な両方向からの御意見がございまして、地方の消費生活相談の現場からは、やはり今御指摘の個人情報が流出するリスクがあるでありますと...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国民生活センター業務方法書第三条第一号及び第二号には、国民生活センターが収集した情報について、国民生活の安定及び向上を図るために必要と認める場合には、国民生活センターがその結果を公表することが規定をされております。共通義務確認訴訟の判決情報についても、こ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 確かに、この法案成立をいたしまして、それがきちんと運用をされますように、そのために必要な場合であるというふうに思いました場合には、国民生活センターの業務についても、御指摘の業務方法書の規定、こちらの方の改正も含めまして、検討を進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) 国民生活センターの事務事業の在り方について、独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針及び独立行政法人整理合理化計画に基づき毎年フォローアップを実施し、不断の見直しを行っているところでございますが、さらに平成二十五年三月の中期目標期間終了時に業務全般につ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 大門委員の御指摘を重く受け止めましてまいりたいと思います。まずは、この法案、成立し、そして施行に向けてしっかりと対応し、そして様々なそういったこの委員会で御指摘をされた課題につきましてもしっかりと検討をして、その運用を見極めて、見直すべきときには見直して...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 施行を三年以内にということでございますが、委員御指摘のとおり、消費者被害を回復又は未然に防ぐためにも、この制度、できる限り早期に施行することが重要だというふうに心得ております。  そして、そのスケジュール感でございますけれども、まず、これまでになかった...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 簡易確定決定に対して特定適格消費者団体が異議の申立てをすることができますが、異議の申立てがあった場合には訴訟に移行いたします。そのため、届出債権については訴訟の中で解決することができます。異議後の訴訟は消費者が自ら追行することもできますが、特定適格消費者...全文を見る
12月04日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(森まさこ君) 私がこの法案の担当大臣でございます。
○国務大臣(森まさこ君) 特別機密、特別保護法の法案の担当大臣は私でございますけれども、法律が成立した後は内閣総理大臣が所管の大臣となります。
○国務大臣(森まさこ君) 内閣総理大臣の下で実際に担務を行う大臣は、成立から施行までは私が任命を受けております。施行の後はまだ決まっておりません。
○国務大臣(森まさこ君) 御通告ございませんので、正確な日付を今調べてお答えをいたします。
○国務大臣(森まさこ君) まず、法案を提出し、成立させるまでの担当大臣であることは指示を受けております。今調べましたけど、それは九月の十七日でございます。前政権のときにも、成立するまでその成立の後の大臣が決まっていないことはありました。  この法案を御審議いただいて、この法律の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御指摘になりました衆議院の議事録も、それから前回の福山委員の議事録も、国民の皆様、よく御覧になっていただければと思います。インターネットでも御覧になれます。  私、衆議院の当初から民主党の後藤委員等に御質問をいただいて御説明をしているのは、この今パネ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この法案の提出に当たっていろいろな皆様から御意見をいただきました。私も大臣室で報道機関の皆様やその他の皆様にお会いをしました。そのときに、国民の知る権利に奉仕をする報道の自由、取材の自由、これはどうなるんですかという、それは御懸念があったんです。ですから...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国民の皆様から、必要な情報が隠されてしまうんではないかでありますとか、行政機関が恣意的に必要ではない情報を特定秘密と指定してしまうんではないかというような御懸念が寄せられております。  それに対応して、この法律では、諸外国の中でも最も限定をした別表で事...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案では、特定秘密を取り扱う公務員、これが漏えいをした場合をまず処罰をしておりまして、それ以外の場合は、それが特定秘密であること、これを認識した上で、それはスパイなどの外国の利益を利する目的でありますとか、その目的を持って犯罪行為を行った場合に処罰をさ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案では、まず有効期間を五年以内というふうにいたしました。諸外国の制度では、一番短くても米国の十年でございます。それを我が国では五年という期間にしたことによって、そのときに大臣が、同じ方が大臣ということはほとんどないわけでございますから、そこで秘密の指...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 大変よい御指摘であると思いますので、それぞれの延長の場合に、この十八条の有識者会議、それから附則九条の第三者機関のチェックがしっかりと行き届くようにしてまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) およそ行政機関は違法な行為を行ってならないことは当然のことであります。また、この法案におきましては指定をできる事項を限定列挙しておりますので、法技術的に、限定列挙した以外のものを指定するとそれは違法であり、無効でございます。このことが明白でございますので...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価については、特定秘密を取り扱う者に限って、その同意を得た上で、法律に限定をされている七つの事項に限って行うことでございます。それについては適正な管理をしていくことはもちろんのことでございますが、しっかりと運用基準の中で明確化してまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 第十条でできることになっております。
○国務大臣(森まさこ君) それは、治安出動の要請があったときではございません。行政機関の長に連絡が付かないときでございます。
○国務大臣(森まさこ君) 秘密の指定権者です。
○国務大臣(森まさこ君) 住民の避難に必要なとき、これは解除して渡すという話をしていたわけです。あれは前提として、外交官が別の外国からあなた限りと言われて、それはテロリスト等の情報を渡されたときというような前提の話でございました。そのときに特定秘密になるのかという話でした。それは...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この法案は、国家の存立と国民の生命に関する法律を別表で規定して特定秘密にしております。その特定秘密については有識者会議で基準をチェックしますし、それを総理大臣がしっかり中身を見て確認をするようにいたします。これは基準をしっかり定めておりますので、実は、特...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 条文の事実関係だけ御説明をいたしますけれども、今六十年のことをおっしゃいましたけれども、これから新しくもちろん法が施行されましたら、過去のものをまたこれで別表に該当する場合には指定をいたしますけれども、今までのその保存期間ももちろん考慮をしてそれは指定を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今までの答弁について御指摘がございましたけれども、十八条と附則九条は全く別物でございます。十八条については、今ほど御説明したとおり、情報保全諮問会議でございまして、そして附則九条については、附則九条の条文にございますとおり、独立した公正な立場において検証...全文を見る
12月05日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(森まさこ君) 国会の運営については国会の方で御判断なさるということを承知しております。いずれにしても、政府としては、皆様の意見を真摯に受け止め、しっかりと御説明をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(森まさこ君) 例えば、この法案について、特定秘密になる内容が、範囲が広範ではないかというような御懸念が寄せられておりました。それに対しては、別表において限定をしているということ、この別表の事項は諸外国の類似の法令に比べても非常に限定をされており、さらにそれを有識者会議...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 藤田委員の御指摘を受けて御説明に上がらせたというふうに承知をしております。(発言する者あり)
○国務大臣(森まさこ君) これにつきましては、十八条及び附則九条、それぞれ別々の組織をつくるということをこれまでも答弁の中で御説明をしてまいりました。その具体的な内容はどうなるのか等の御質問もいただいてまいりました。これについて、米国の情報保全監督局、それから省庁間上訴委員会等を...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 十八条に基づいて設置をいたします有識者会議と、附則九条に基づいて設置をいたします独立した公正な立場の第三者機関は別のものでございます。
○国務大臣(森まさこ君) それぞれの関係というお尋ねでございますけれども、十八条については、有識者会議を設置をいたしまして、ここで特定秘密の指定の基準、それから運用状況等をしっかりと定めていき、さらにその内容を定期的に国民、それからまた国会にも報告をするというものでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 石破幹事長につきましては、防衛の分野でこれまでも御経験を積まれてきたというふうに承知をしております。
○国務大臣(森まさこ君) 与党の幹部の御発言について政府からコメントすることはございません。  なお、本法案のテロリズムの定義は、「政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で」というふうに記載をしておりますので、これ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 当時、私が民主党の仙谷由人元官房長官に対してそのような発言をしたことは事実であります。
○国務大臣(森まさこ君) 私は、当時の民主党の仙谷由人元官房長官が自衛隊を暴力装置というふうに発言をしたことについて、私がそのような発言をしたということは事実でございますが、石破幹事長の発言については承知しておりません。
○国務大臣(森まさこ君) それは全く違います。本法案はまだ施行されておりませんので、現在特定秘密に入っているとか入っていないということはありません。そして、特定秘密保護法案が成立をした後は別表に該当するものが対応、該当していくわけでございます。  食品にテロが毒物等を混入すると...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) テロリズムに該当することでございますので、それはもちろん、国民の生命と国家の存立のために、テロリズムの危険から国家の安全保障上特に秘匿する必要性があるというこの条文に該当する場合は入ることもあるということでございます。
○国務大臣(森まさこ君) いえ、今まで入っていなかった情報が入るのではなくて、新たにテロリズムに対する警備の情報、これを、該当する場合には入るということです。  私がこれまで繰り返し御答弁をしてきたのは、原発の事故に関する情報は入りませんと言ってきました。ただ、この特定秘密とい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) テロリストに狙われているという情報があれば、今まで入っていなかった情報も入るのかという御質問でございますが、そうではございません。テロリストが来るという情報、それが特定秘密になったり、テロリストが来るということで新たにテロリストのための警備の警備計画を作...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 警察が持っている以外のものについては、別途、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律というのがございまして、原子力事業者等、つまり例えば東京電力が特定核燃料物質の防護に関する秘密については厳格な管理を行うことになっているわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 民間業者の中に秘密取扱者がいた場合に、その秘密取扱者と一緒に仕事をしているアルバイトの方が秘密取扱者でなかった場合の御質問だというふうに承知をいたしますけれども、秘密取扱者でない者の漏えいは本法では処罰をされませんので、その秘密取扱者でない者にお話を聞い...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今お答えをしたとおり、秘密取扱者に対して、それが特定秘密だということを認識して取得行為をする場合にのみ処罰の対象になりますので、それ以外の場合には対象にはなりません。
○国務大臣(森まさこ君) 捜査の一環ということでございますけれども、例えば被疑者としてお話を聞くということはないというふうに思います。
○国務大臣(森まさこ君) 個別の捜査の方法については私お答えすることはできませんけれども、それは、捜査というのは強制捜査という意味であれば、強制捜査はないというふうに思います。
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価により収集した情報は、適性評価を実施する部署、つまり行政機関内部において管理責任者を定め、適切に保管をし、保存期間経過後、確実に廃棄をしてまいります。  また、民間企業にはこの適性評価の結果については通知をいたしますけれども、その内容については...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 評価した内容につきましては、もちろん本人には言いますけれども、民間業者の方には、業者の長に対してはこれを通知をされることはございません。結果を通知をいたします。
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁をしましたとおり、行政機関の内部にその情報ですね、行政機関の内部に管理責任者をお定めして適切に保管し、保存経過後、確実に廃棄をしてまいります。
○国務大臣(森まさこ君) 適性評価の結果について、不利益な取扱いをしてはいけないことを条文の中に規定をしております。
○国務大臣(森まさこ君) この法案が成立をいたしましたら、適性評価をしてまいる民間事業者又は事業者団体の皆様にこの法案の内容、また、適性評価によって不利益な取扱いをしてはいけない旨をしっかりと周知を徹底してまいりたいと思います。もし万が一不利益な取扱い等が出た場合には、その事業者...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) この適性評価の結果について不利益な取扱いをできないということは、条文に書いてあるだけではなく、これから有識者会議で決めていく適性評価の運用基準について定めていくということになっておりますので、これまでも審議の中でも答弁をしてまいりましたけれども、そこでも...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 米軍基地でございますけれども、これは、そこで働く方が適性評価の対象になることはございません。適性評価は、例えば自衛隊の装備品等の製造業者の従業員の方等を想定しておりまして、米軍基地の中にある情報はそもそも特定秘密になり得ないわけでございますし、適性評価の...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 処罰の対象になりません。意図せずに取得した場合には、特定秘密であるということを認識をしていないことになりますので、これを他人に漏らしてしまったとしても処罰の対象にはなりません。
○国務大臣(森まさこ君) そのとおりであると思います。  本法案では、国民の知る権利の保障に資する報道又は取材の自由に十分配慮しなければならないと規定をいたしまして、本来報道されるべき情報が隠されたり、報道機関の正当な活動が制限されることがないように、本法案の解釈や運用には慎重...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案の解釈適用に当たる当事者の全てが、取材源の秘匿を含めて報道の自由に配慮がされているかどうか、一つ一つ条文の適用、また一つ一つの態様に対してしっかりと配慮をするものというふうに考えております。
○国務大臣(森まさこ君) 本法案では、政権交代時というものは明確に規定はされませんでしたけれども、大臣がそれぞれ指定権者として適切にチェックをし、さらにそれを内閣総理大臣が指揮監督し、また附則九条の第三者機関についてもチェックする等の仕組みが入っております。  御指摘のような政...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私は、これは不断にしていくべきものと考えております。有識者会議を、本法案成立後、組織をさせていただくことになるわけでございますが、そのような中で有識者の皆様の御意見を聴いて、運用基準の中に御指摘の面も取り入れてまいりたい、そのことを検討してまいりたいとい...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 国会における委員会については、国会の御判断でなされるものというふうに承知をしております。
○国務大臣(森まさこ君) 今審議官の方でお答えをさせていただいたとおりでございますけれども、五年以内のものが三十年、三十年で原則公文書館に移管、そしてその後の六十年の場合の七項目でございますけれども、これはしっかりと内閣の承認を得てまいりますので、例外が恣意的に拡大解釈されるおそ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 修正案によりまして、内閣総理大臣が、有識者会議の意見を聴いて、政令で定める行政機関の長には特定秘密の指定権限を付与しない、そういうこともできるという仕組みを設けることになりました。指定権限を有する行政機関をできる限り限定すべきという御意見を踏まえまして、...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 御答弁したことをしっかりと守ってまいりたいと思います。
○国務大臣(森まさこ君) はい、該当いたします。
○国務大臣(森まさこ君) 特定秘密保護法案につきましては、適性評価につきましては、評価対象者の同意を得まして、条文に書いてある事項のみを調査することになっております。それによって、まず評価対象者からこの七つの事項について質問票に記載をしていただき、それにのっとって調査をすることに...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 委員が御指摘のこの資料による調査については、私の方は担当ではございません。今国家公安委員長が御答弁したとおりだというふうに思います。  本法案については、適性評価の事項については適性評価対象者の事項に限って、この七つの事項のみを対象するというふうになっ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今御答弁をしましたとおり、御指摘の資料は、この秘密保護法案の適性評価についての調査ではございません。この法案につきましては、ここの法案に書いてある事項のみを、適性評価の対象者に限ってこの書いてある事項だけを調査をする、その中で必要な部分があれば公務所に問...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 先ほど来お答えをしましているとおり、この特定秘密保護法案による適性評価については、本人の同意を得た上で法定事項に限ってその適性評価者の事項を調査をするということで、限定をしております。さらに、そのことによって不利益な取扱いをしないこと、又はこの法案によっ...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) ピレイ人権高等弁務官に対しましては、当方から十二月三日に御説明をいたしました。これに対して先方からは、衆議院での審議について、法案に憲法との整合性を持たせるべく修正が施され、国会がチェック・アンド・バランスの役割を果たしていることを評価するということを言...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 当方の法案の内容そして修正案の内容について御説明をし、今御答弁をいたしましたとおりの御発言をいただいたところでございます。  その上で、ピレイ人権高等弁務官が国連の方に報告をするものだと思いますけれども、その内容についてはまたしっかりと情報をいただいて...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 本法案成立後速やかに内閣官房に準備室を設置をいたします。そして、この第三者機関については、施行までに、統一基準の原案作成等の本法案の施行準備とともに設置をしたいというふうに考えております。
○国務大臣(森まさこ君) まず、配付いただきました資料の何ページかを御指摘いただくと分かりやすいので、よろしくお願いします。  まず、一番目の薬物に関しての御質問でございますけれども、薬物の乱用及び影響に関する事項を適性評価に当たって評価対象者について調査をすることになっており...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 資料の情報のそれは提示要求があれば、それは真摯に対応してまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(森まさこ君) 福島委員から請求がございましたことについては、これまでも可能な限り御対応をしてまいりました。検討過程の全ての資料を直ちに公開をできないということは御理解をいただきたいというふうに思いますけれども、可能な限り御対応してまいりましたし、これからもしっかりと対...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) まず、原発事故後のSPEEDIの情報については特定秘密にはなりません。また、衛星写真についても、衛星写真そのものの、生のものはそのまま国民に提示してもこれは分からないものでございますが、この解像度を変えまして分かるように地図に落とし込んだものは、これは特...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 私は、教唆に該当すれば、それは構成要件に当たるでしょうと言いました。しかし、出せ出せと迫ることが教唆になるとは思いません。  教唆というのは、福島委員も法律家でいらっしゃるのでよく御存じだと思いますけれども、正犯に犯罪行為を実現するということを、その決...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) 今、福島委員がお読みになったその逐条解説のとおり、私も先ほど御答弁を申し上げました。つまり、犯罪を実行させる決意を抱かせる程度の行為をすれば教唆に当たるんです。そこまでいって教唆に当たる場合は、これは国会議員といえども処罰の対象にしてあると、教唆犯に当た...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) はい、それは当然、この法律も公文書として通常の行政文書と同じですからできます。
○国務大臣(森まさこ君) 正当な理由で内部告発した場合でございますが、それはそもそも特定秘密に指定されたものが違法な情報であるなど要件を満たさないものでございますので、処罰をされないのは明白でございます。
○国務大臣(森まさこ君) 今御指摘があったような、一般市民の方がオスプレイが二機飛んでいきましたということを書いただけで逮捕されるとか、処罰されるとかいったことはありません。  また、原発の事故情報については、これは避難民に適切に開示をされます。開示をされなければならないんです...全文を見る
○国務大臣(森まさこ君) これまでも誤解に基づく御指摘があったときには、記者会見等で御説明をしてまいりました。また、国会審議の中でも御説明してまいりましたが、委員の御指摘を踏まえまして、法案成立しましたら、分かりやすい資料で、またコンメンタール等でしっかりと御説明をしてまいりたい...全文を見る