森ゆうこ

もりゆうこ

選挙区(新潟県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

森ゆうこの2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  まず、私が通告しておりました質問をする前に、昨日、同僚委員の齋藤勁委員からありました劣化ウラン弾について、補充の御答弁を石破防衛庁長官からお願い申し上げます。
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  劣化ウラン弾の影響につきましては様々な御議論があったわけですけれども、私は一つ、素人なんですけれども、今の御説明でもちょっと安心できないなというのがあります。それは、劣化ウラン弾の問題というのは重金属なんですね。そのウラン弾が破裂した後...全文を見る
○森ゆうこ君 戦争にいい戦争も悪い戦争もないと思うんですけれども、武器にいい武器も悪い武器も基本的にはないんだと思いますが、特にこの劣化ウラン弾の使用について、非常に最悪なものだと思いますし、アメリカ軍がこれを使用したということについて我々はもっと批判的な立場を取るべきじゃないか...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほど川口大臣の御答弁にありました、なぜ自衛隊を送らなければいけないのか、なぜNGOでは駄目なのか。自衛隊が、早くNGO等が関与できるような形に、イラク復興に貢献しなければいけない、自衛隊じゃなければできないんだと。早くと言いながら、その一方で今のような状況があるわ...全文を見る
○森ゆうこ君 今日の新聞でも、地雷の問題等も含めて防衛庁の隠ぺい体質がとかね、ああいうふうな書かれ方をするというのは非常に私はまずいと思うんですね。  要するに、現場が混乱しているんじゃないか。現場というのはイラクじゃなくて、この霞が関がですね、混乱している状況では、外務省なん...全文を見る
○森ゆうこ君 とにかく、私どもはというか、私も今回のイラクへの自衛隊派遣については基本的に反対の立場です。しかし、正に今、陸自本隊がブーツ・オン・ザ・グラウンドということです。そのときに、その隊員の安全を確保する、しっかりやっていただく、そういう体制を整えるという責任を果たしてい...全文を見る
○森ゆうこ君 こういう御説明は何度もいろいろな場所でお聞きしているわけですけれども、もっとその工程が見えるように、このような状態になったら、民間も含めてもうチームができている、そういう状況になったらすぐにもう出せるんだと、こういうチームをということを明示した方がいいんじゃないか、...全文を見る
○森ゆうこ君 今の状態じゃなく、バランスを取るために先の工程表も具体的に示せということを申し上げましたが、同じ問題意識を長官持ってくださるということで、是非そのようにお願いいたします。  そこでなんですが、じゃ一体、いろいろな話がありましたが、どのような条件を満たせば自衛隊は任...全文を見る
○森ゆうこ君 難しいのはよく分かるんですが、プロジェクトというかタスクフォースというか、そういうものには必ず期限があると思うんですね。  特に私問題だと思っているのは、今この戦争の大義がそのものが揺らいでいる中、しかもイラク特措法という本当に綱渡りのような危うい法律で派遣される...全文を見る
○森ゆうこ君 きちんと出口を決めておかないと、本当に四年、八年、もっともっとということになるんじゃないかと。しかも、イラク特措法という危うい法律ですね、という問題点を重ねて指摘しておきたいと思いますが。  そのイラク特措法の基本的な問題点、それはもう長官が一番よく御存じだと思う...全文を見る
○森ゆうこ君 実はこの過失行為、正当防衛、過剰防衛、その際にそれぞれ、実際今行っている、現地に行っている隊員が何かそういうことを起こしてしまったときにどう処遇されるのだろうかと。物すごい精神的な負担だと思うんですね。これが解決されていないということが度々指摘されているわけなんです...全文を見る
○森ゆうこ君 まだまだ質問したいことはたくさんあったんですけれども、時間になりましたので同僚委員に替わりたいと思います。  本当に今回のイラクへの自衛隊派遣、私は正しい選択だと思っておりません。しかし、現実として、私は、現実、追認するという意味ではなく、現実、今もう既にイラクに...全文を見る
02月25日第159回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○森ゆうこ君 今日は三人の参考人の先生方、大変ありがとうございます。  まず、三田参考人にお聞きしたいんですけれども、昨年、支援費制度が発足しまして、障害者の皆さん、御家族の皆さんとも大変期待が大きかったと思うんですけれども、残念ながら予算の方が追い付かないということで、今年も...全文を見る
03月12日第159回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今ほども辻委員からいろいろ御質問がありました年金の問題について、厚生労働委員会で今後徹底的な審議をするということはさておきましても、まず今日は、根本的な改革なのか、それは厚生労働大臣はそう...全文を見る
○森ゆうこ君 度々今までも坂口大臣とは委員会でもそのようなお話をしてまいりました。やはり、グランドデザインをかくということが欠落していれば本当に改革という案はできないと思います。どんな制度を作っても、国民の信頼が得られなければ結局その制度は維持できないわけでして、そういう意味で、...全文を見る
○森ゆうこ君 一致するところも多かったわけですけれども、それならば、なぜ本当に国民が信頼できるような抜本的な改革、大胆な改革案が示せなかったのか、大変残念に思いますが、その点につきまして、細かいところは今後の議論をさせていただきたいと思います。  財務大臣にはこの件について私は...全文を見る
○森ゆうこ君 まあ、それは部分的な議論ですね。だから、私が言った、要するに国民負担率全体ということで考えて、どのようにかかわったんでしょうかということなんですよ。
○森ゆうこ君 国民負担率、税負担と保険料の負担のその全体の話にどのようにかかわったかということであって、今のお答えではちょっと納得できないんですけれども、私、次の問題がありますので、次に移らせていただきたいと思いますが、官房長官がいらっしゃらないんです。
○森ゆうこ君 記者会見、それは困った。  じゃ、別な問題に先に移らせていただきます。官房長官いらっしゃらないと質問できませんので。  それで、それでは先に臓器移植の問題について坂口大臣に伺いたいと思います。  本年一月より生体肝移植に関する医療保険の適用が拡大されました。こ...全文を見る
○森ゆうこ君 まだ質問していないところまでお答えいただきました。それで、私がちょっと分けて質問しようと思ったんですが、今お答えいただきました。  今医療費が高騰する中で、今回、生体肝移植、今保険が適用されないとお一人様千五百万掛かる。これが本当に患者の負担になっているという、家...全文を見る
○森ゆうこ君 まず、私、この今の経過ですね、保険適用された経過、調べました。これ、全然国会では関係ないんですね。課長通達、さっきの中医協の報告、報告されて、そして了解が得られたということで、課長通達。  私、この生体肝移植という非常に難しい様々な問題をはらんでいる、これの保険適...全文を見る
○森ゆうこ君 今回、与党の方で臓器移植法に関する改正案を御用意されているというふうに伺っております。この臓器移植法の賛否は別としまして、ここに、そもそも生体肝移植についてきちんとした規定がまずなされていないという問題点があるということは以前から指摘されたところでございますが、これ...全文を見る
○森ゆうこ君 都合のいいところだけ抜き出さないでください。  生きているドナーから肝臓を、例えば肝臓を取り出して今家族間でやり取りされていますけれども、生体からの移植は。そのようなことに関してきちんとした、死体からの臓器の提供について規定してあるほどきちんとした規定はないという...全文を見る
○森ゆうこ君 要するに、日本では脳死からの移植の件数が少ない一方で、生体肝移植が非常に多くなっているという現状があるんですが、大臣じゃなかったら参考人でいいですから、答えてください。
○森ゆうこ君 その一方で、家族間の生体肝移植が非常に多くなってきている。  ところで、そのドナーに保険は利くんですか。
○森ゆうこ君 この生体肝移植についての問題点、なかなか分かっていながらお答えにならないんですが、ドナーとなった当事者に問題だらけと言わしめる状況にあるということで、これは社会科学研究、細田先生の論文なんですけれども。  まず、生体から肝臓が切り取られて移植されて、そのドナーに対...全文を見る
○森ゆうこ君 そして、この問題点は、要するに自分の家族がもう移植でしか助からない、しかも死体からの臓器の提供が見込めない、結局、家族愛という、美談ということで、中には、本当は嫌なんだけれども結局拒否できなかった、そしてその家族愛の下に家族を助けるという、そういうことで非常に困難な...全文を見る
○森ゆうこ君 ですから、この生体肝移植の問題について、そういう様々な問題を解決していないままこの保険の適用拡大に踏み切りますと、やっぱり保険が適用されるということでますます症例が増えると思うんですね。悩みを抱える人も増える。  コーディネーターの不足、そしてドナー、家族の精神的...全文を見る
○森ゆうこ君 逆に、保険適用されたということで、生体肝移植、もうそれしか助かる道がないと言われたときに、家族が自分の臓器をもう提供しなければいけないという圧力が掛かる、それを精神的にサポートする体制が整っていない、そのことが問題だと申し上げているんですけれども、そのことについて問...全文を見る
○森ゆうこ君 まず、先ほども指摘しておきました、生体肝移植がきちっと臓器移植法の中の枠組みに規定がなされていないということが問題である、しかも、この臓器移植法も今、一足飛びに何やら改正の動きが出ているということに対して私は非常に危機感を持っております。いろんな問題がある、そして死...全文を見る
○森ゆうこ君 特に最近、感染者の低年齢化で、以前は特定の、ある特殊な方たちの間での感染増加だったわけですけれども、今は異性間の感染増加といった問題が深刻なんですが、教育現場等での正しい知識を普及する必要があると思いますが、来年度予算ではいかが反映されているでしょうか。
○森ゆうこ君 坂口大臣、先ごろ急逝されました沢たまき先生、ずっと厚生労働委員、理事が一緒でございまして、党は違いますけれども、この感染症の問題とエイズの問題、同じ危機感を共有しておりまして、特に最近若い人たちが誤った情報を、例えば雑誌やネット、もうすごいんですね、もう。表現の自由...全文を見る
○森ゆうこ君 はい、ありがとうございました。  エイズに感染しているかどうか、その検査代わりに輸血を使うと、献血、献血をするという人もいるわけで、そういう意味でもっと、敷居が高過ぎるのじゃないか、もっと気軽に検査ができるような体制を整えるべきと考えますが、その点についてもう一言...全文を見る
○森ゆうこ君 エイズの問題については、もっと国民全体で危機感を共有すべきだと思います。  本当は内閣官房長官がいらっしゃらないと残りの質問がなかなかできないんですけれども、せっかく外務大臣にもわざわざお越しいただいておりますので、官房長官いらっしゃいませんが、FTAの推進に向け...全文を見る
○森ゆうこ君 川口外務大臣も様々な課題で御苦労されていて、大変責められることが多いわけですけれども、政治にはやはりビジョンを示すということが大切であって、特にアジアの中心的な存在として日本が今後発展していくというメッセージを伝えていただきたいと思うんですけれども、しかし、このFT...全文を見る
○森ゆうこ君 この北朝鮮の拉致問題について、私、当選して初めての予算委員会で川口大臣を質問したときのことをよく覚えております。あのときから比べると、政府の姿勢はまあかなり変わった、本当に良くなった。そして、その結果、様々な状況は変わってまいりました。  しかし、とにかく北朝鮮に...全文を見る
○森ゆうこ君 この問題に関してはまだまだ言いたいことはあるんですけれども、次の問題に移りたいと思います。  危機管理の対応について官房長官をお待ちしていたんですけれども、記者会見のようですのでほかの大臣に伺いたいと思いますが。  阪神大震災やオウム真理教の地下鉄サリン事件、そ...全文を見る
○森ゆうこ君 今の現状の問題点は、発生後の対応を自治体に任せているということが私は問題だと思うんですが、いかがですか。
○森ゆうこ君 今、鳥インフルエンザ、それからSARSもそうですが、国境や県境はないんですよ。ですから、ほかの大臣もいいでしょうか、発生後の対応を自治体に任せるんじゃなくて、危機管理というのは国が中心となってやらなければいけないと。  常に常設の危機管理の体制が国にあって、そして...全文を見る
○森ゆうこ君 坂口大臣、いかがですか。SARSとかでいろいろもう本当に苦い経験をお持ちだと思うんですけれども、今の体制でよろしいんでしょうか。
○森ゆうこ君 今の、大臣、坂口大臣の御答弁を聞かれて、いかがですか。
○森ゆうこ君 いやあ、官房長官、ちょうどいいところにお帰りになりました。  もう私の、早く終わりたいんでもう残り時間少ないんですけれども、危機管理の対応について大臣に質問していたんですけれども、どうもやっぱり、これじゃ危機管理ができるのかというもう疑問が、答弁していただけばして...全文を見る
○森ゆうこ君 何かほんわかしているなという感じで本当に残念なんですが、もう時間もないので、この問題について、私、今現時点で持っている問題意識として、家畜伝染予防法と感染症のすき間、これ人間と家畜、分けられている、ここにも問題があるということを指摘しておきたいと思います。  もう...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今国会は年金国会と言われているわけですけれども、私の政治参画の動機は、低成長の少子高齢、しかも人口減少社会、もう今までの古いシステムは役に立たない、新しいシステムに作り変えて、そしてこれか...全文を見る
○森ゆうこ君 そうすると、今回のタレントの保険料の未納という問題は広告代理店に責任があるというお考えですか。
○森ゆうこ君 保険料が納付されているか、されていないのか。国民全体もそうですけれども、そのことを把握するのが社会保険庁のお仕事ではないんでしょうか。  それで、広告料といいますか、このCMに使った費用は総額お幾らでしょうか。
○森ゆうこ君 プライバシーの保護ということになりますと、今の御答弁ですと、国民年金の未納者のその状況を把握するということそのものがプライバシーの保護に反するというような御趣旨にも聞こえますが、いかがですか。
○森ゆうこ君 当たり前のことじゃないんですか。年金の、国民年金の未納者が四割に達していると。で、「将来、泣いてもいいわけ?」というような過激なCMを作って年金の未納者に督促をすると。そのときに起用するタレントがそもそもちゃんと年金を払っているのかどうか。別にそんなに大騒ぎしなくて...全文を見る
○森ゆうこ君 坂口厚生労働大臣、いかがですか、今の社会保険庁の御答弁をお聞きになって。大臣は昨日、記者会見でいろいろ御発言されたようですけれども、まず、このことについて大臣の御見解をお願いいたします。
○森ゆうこ君 後段のその大臣の御見解に関しては私も同感でございます。やるべきことをやっていなかった、そもそもそういう認識さえもなかったんじゃないか。  ただし、私は、この問題、非常に重要な問題だと思うんです。これから、政府がお出しになった年金の改革案というものを順当に行けば議論...全文を見る
○森ゆうこ君 私は、どんな制度を作ろうとも、国民の信頼が得られない限り、その制度はもう作った途端に破綻に向かうと、そういうことだと思うんですね。  今、年金制度、これを抜本的に改革しなければならない。それはいろんな要因があります。経済成長が非常に鈍くなった、そして少子高齢化が思...全文を見る
○森ゆうこ君 大変な金額だと思います。しかも保険料。で、この結果。  このことについてきちんともう一度検証する、そのほかの、新しい制度の改革案なるものをこれから審議したりする前に、まず今きちんと、今の制度上、それぞれの担当部署で仕事をしているのか、どういう問題があるのか、洗いざ...全文を見る
○森ゆうこ君 それは、被害届受理数ということでよろしいんでしょうか。
○森ゆうこ君 その方に対する救済の内容はいかがでしょうか。
○森ゆうこ君 その後、本事件によって後遺症で苦しんでいる方は大変多いと聞いているんですけれども、その後遺症で苦しんでいる方の現在の数はどのように把握されているでしょうか。
○森ゆうこ君 そうすると、この地下鉄サリン事件による後遺症で苦しんでいる方は何人かという、今現在何人いらっしゃるんですかというふうな質問だったんですけれども、実数をもう一度お答えください。
○森ゆうこ君 どこか把握しているところはないんですか。
○森ゆうこ君 各省から来ていただいて何度かお聞きをしたんですけれども、どうも、これだけの大事件、これだけの被害者が出て、いまだに後遺症で苦しんでいる人がいる事件にもかかわらず、しかも生物化学兵器によるテロという意味での貴重なケーススタディーという位置付けもできるこの事件について、...全文を見る
○森ゆうこ君 今お答えいただいた二十八億という数字は、医療体制の整備に必要な経費及び被収容者の医療に必要な経費であり、人件費を除くという御回答をいただいているわけですが、というと、このほかに常勤の医師それから看護師等の人件費が入るということでよろしいんですか。
○森ゆうこ君 そうしますと、受刑者に対する医療関係予算ということは、普通に医療費と、一般で言う医療費というものはそういう医師の人件費等々を含めて医療費になると思うんですが、そういうことからすると、これはもっとかなりの額になるということでよろしいですね。
○森ゆうこ君 そして、これは施設内での医療費、整備費等々ということで、この施設で行えない医療ということは、行えないと、体制が整っていないという、その治療については外部に対して医療を行ってもらうというふうにお聞きしたんですが、それでよろしいですか。
○森ゆうこ君 坂口厚生労働大臣にお聞きしたいんですけれども、今御説明ありましたとおり、犯罪を犯した人、加害者、受刑者についての医療的ケアというのはかなり充実してきている。まだ御不満という方もいらっしゃるようですけれども、かなり充実している。しかも、施設の中で行えない医療については...全文を見る
○森ゆうこ君 だからそれが現状なんですね。どこにお聞きしても、この犯罪被害者について十分、特に今日は地下鉄サリン事件についてお聞きしたわけですけれども、どなたもきちんと把握していらっしゃらない。こんなことでいいんでしょうか。  それぞれ法務副大臣、警察庁にもお聞きしたいんですが...全文を見る
○森ゆうこ君 そうしますと、それぞれはそれぞれの立場で今できることはやってくださるということなんですが、例えば、今後このような事件起きてほしくはないんですが、例えば地下鉄サリン事件のような事件がまた起きたと。そのときに、どこかが責任を持って、その被害者、そして被害者のその後のフォ...全文を見る
○森ゆうこ君 今後のことにつきましては、今前向きな御答弁をいただきましたが、坂口厚生労働大臣、今この地下鉄サリン事件の後遺症で苦しんでいる人たちに対する支援、もう一度きちんと見直して、窓口等もしっかりとして、まあ先般いろいろ通知を出されたやに聞いておりますけれども、もう一度体制を...全文を見る
○森ゆうこ君 要するに、その制度から漏れた人が問題になっているんで、そのことについてなかなか回答をどなたも答えてくださらないんで、大臣から前向きの御答弁をいただいたと、大臣の方からお声掛けいただいて、ほかの省庁に働き掛けていただくというふうに受け止めてよろしいでしょうか。
○森ゆうこ君 まず、取り組んでいただきたいと思います。  私は、基本的には、みんなそれぞれ国民一人一人が自立して、自分の力で生活していくということだと思うんです。しかし、その自分の力ではどうしようもないこと、自分の責任ではどうしようもないこと、こういうことを解決するのがやはり国...全文を見る
○森ゆうこ君 数値目標を含めということだと思うんですけれども、間もなく検討会で出される中間取りまとめには明示されるんでしょうか。
○森ゆうこ君 それで、数字を一つ確認しておきたいんですけれども、昨年は七万二千人の社会的入院の解消ということで出されました。この数値目標に変更はございませんね。    〔理事武見敬三君退席、委員長着席〕
○森ゆうこ君 それは、先ほど大臣から早急にと御回答いただきました年次計画の数値目標、数値目標を含めた年次計画を明示するという中で七万二千人という数値目標は変わらないということでよろしいですね。
○森ゆうこ君 という今の御答弁ですと、その結果出てくると、何か数字が随分違っているという可能性があるような気がするんですけれども、よろしいですか。はっきりさせてください。
○森ゆうこ君 この数値目標というのは非常に重要でして、きちんとした数値目標を示してそれに向かってきちんと進めるということがないと、そういう基盤を作るということが進まないということがございます。どうもはっきりとした御回答が得られないんですけれども、私の時間はこれで終わりですので、ま...全文を見る
03月25日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○森ゆうこ君 おはようございます。民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  まず、この児童福祉法等の改正案についての質疑に入る前に、昨日、東京地方裁判所において判決が出ました学生無年金障害者についての裁判、その東京地裁の判決を受けて、坂口厚生労働大臣に御見解を伺いたいと思いま...全文を見る
○森ゆうこ君 昨日の判決は、昭和六十年から約二十年間、十九年間にわたって違憲状態が放置されたということで、そういう厳しい内容、違憲判決という厳しい内容でございました。  まず、端的に伺いたいんですけれども、私はこの判決については国は控訴を断念すべきだと考えますが、大臣、いかがで...全文を見る
○森ゆうこ君 ほかのものでしたらいざ知らず、今、先ほど厚生労働大臣もお答えになりましたように、この当委員会におきまして、私が初当選して初めてこの委員会に参加したときに、たしか亡くなられた今井澄議員からもこの無年金障害者の問題、黒岩議員からの引継ぎということでまず質問がありまして、...全文を見る
○森ゆうこ君 今御説明いただきましたけれども、要するに坂口試案なるものも出されたのに現実的に対応策が取られてこなかった。しかも、これは今始まったことではなくて、昨日の判決では、昭和六十年から十九年間放置してきた、この立法府としての怠慢、行政としての怠慢を厳しく違憲と、違憲であると...全文を見る
○森ゆうこ君 小泉内閣はハンセン症に関する裁判について英断を下されたわけです。小泉内閣、小泉総理にきちんとした政治哲学があって、政治理念があって、その上であのような英断を下されたのであるとするならば、当然、今回のこの判決についても直ちに国の控訴断念ということが発表されるべきと考え...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、もうその熟慮を重ねた時期はとうにもう過ぎたんじゃないでしょうか。  少なくとも、昨日判決が下されたものは、これは平成六十年、主婦が国民年金に強制加入となったその以前も同じことを厚生労働省はおっしゃっていたわけでして、そしてその平成元年には学生が強制加入になっ...全文を見る
○森ゆうこ君 前に出された大英断と同じ理念で、ここはきちっと控訴断念ということをすぐに私は大臣の方から言われるべきだと思いますが、小泉総理に対してそのように進言する、具申されるおつもりはおありでしょうか、大臣。
○森ゆうこ君 今いきなり出てきた問題であれば、よく判決文を読んでとかそういうお話も理解できないわけではございませんが、この無年金障害、学生無年金障害者の問題というのはこの委員会でもずっと何度も各委員から指摘があり、大臣も前向きに検討されてきた。しかし、それが放置されてきた。そのこ...全文を見る
○森ゆうこ君 もうお聞きしても同じ御答弁しか返ってこないんじゃないかと思いますが、大臣、それは官僚の答弁じゃないんですか。今求められているのは、政治家として、大臣としてこの判決を受けてどう決断するかということじゃないんでしょうか。今のような御答弁をされるんでしたら、私は政治家とい...全文を見る
○森ゆうこ君 だから、その合意を進める議論の進み具合が遅過ぎるんじゃないんですかと言っているんです。そのことについて、こういう状況を放置してきたことについて厳しい判決が下ったものと、私は厳しく受け止めるべきだと思いますが。  副大臣、せっかくですから、このことについて、厚生の副...全文を見る
○森ゆうこ君 いつまでやってもこれはお答えが出ないようでございますが、私ども立法府、立法不作為ということは、私ども立法府の責任も追及されたということだというふうに私は重く受け止めております。国が控訴を直ちに断念して、これら十九年間違憲状態を放置してきたということを深く反省し、直ち...全文を見る
○森ゆうこ君 そのように総務省は当然評価されているんだと思いますが、であるならば、なぜ地方から自由度が高まって本当に良かったというような感想、私一度も聞いたことないんですが、地元に戻ると、とんでもないと、地方切捨てだという反応しか返ってこないんですけれども、それはなぜでしょう。
○森ゆうこ君 この点については予算委員会でも度々議論になりまして、総務省さんの方もよく御存じだと思います。要は、片山前総務大臣が予算委員会でも度々この問題については御自分が答弁なさりたいようでございまして、要するに地方交付税切り過ぎたんだと、とんでもない話だと、地方切捨てだという...全文を見る
○森ゆうこ君 こういう今状況になっているわけですね。  今、三月議会で地方自治体で予算についての審議が行われていて、まあ来年度は何とか予算が組めても次は組めないのではないかという危機感を持っている自治体も多くございます。  それで、今回の国庫補助負担金の見直しについて、その過...全文を見る
○森ゆうこ君 それでは、保育所運営費について少し伺いたいと思うんですけれども、保育所につきましては、児童福祉法の規定により、市町村は保育に欠ける児童について保育を実施する責任があるということになっております。  保育の実施責任は、公立の保育所であれ民間の保育所であれ、変わりがな...全文を見る
○森ゆうこ君 通告の順番が違うか、若しくははっきりと……
○森ゆうこ君 その点についてまたもう一回後でお聞きしたいんですけれども、今回この公立の保育所運営費の一般財源化に関して一番現場で危惧されていることは、一般財源化の後でも公立保育所における保育の質が担保されるのかということでありますが、これまでは保育を実施するに当たっての最低基準を...全文を見る
○森ゆうこ君 でしたらね、何で今まで国がその補助金を出していたんですか。もう元々地方に任せれば良かったものを今ごろ、なぜ今まで国がやっていたんですか。もうそもそももっと早く地方に任せれば良かったんじゃないですか。
○森ゆうこ君 いや、だからね、もう地方ができるって思っていらしたわけですよね。何でもっと早く地方に任せなかったんですか。なぜ今この段階になって地方に全部やれということになったんですか。それをお聞きしているんですけれども。
○森ゆうこ君 要するに、お金がなくなったので、まあ地方に投げちゃった、結果的に私はそういうことだと思います。そのことが非常に現場でも混乱を生んでおりますし、子育て支援の環境がこれで整うんだということであればいいわけですけれども、まあ私はそのように考えておりますが、大臣の方は違う御...全文を見る
○森ゆうこ君 今、そのいずみこども園の中で、例えば物を買うときにしても、今までは幼稚園の方の補助金、それでこちらは保育園の方の補助金と分けていたのが、そういうことはしなくてもよくなるという話。  今、定員の問題がありますね。例えばいずみこども園で保育園の園児という形でその定員の...全文を見る
○森ゆうこ君 全然自由度が高まるという話に聞こえてきませんよね。例えば、いずみこども園の中で物を買うのがそれぞれ、保育園の補助金です、幼稚園の補助金ですと分けなくていいというぐらいなもので、肝心かなめのそういう、今求められているそういう施設を、縦割りの文部科学省だ厚生労働省だとい...全文を見る
○森ゆうこ君 権限は国が相変わらず握ったまま、しかしお金がなくなったから地方でやってくれと。これじゃ全然地方の自由度は高まらないし、今、大臣、十七年度からとおっしゃいましたけれども、同時にやればいいじゃないですか。これだけもう、国はできない、地方に任せるというんだったら、権限も移...全文を見る
○森ゆうこ君 それは霞が関の理論ですよ。私は全然理解できません。今求められているのは、子育て支援のことでいえば、その地方の実態に合った子育て支援の環境がどう整備できるか、そしてそのことに地方の自由度、当然地方に任せられるわけですからね、地方の実態に合った、ちゃんと地方の実態に合っ...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほどの問題と一緒で、何度やり取りしてもしようがないんですけれども、要するに、相変わらず、中央から地方へと言いながら中央集権、国が権限を握っていたい、厚生労働省は厚生労働省で握っていたい、そして文部科学省は文部科学省で握っていたい、そこから全然離れてないんですよ。そ...全文を見る
○森ゆうこ君 昨年、次世代育成支援法等もできたわけですから、児童福祉法をこの際私は改正すべきだと考えます。  この要件があるがために、保育園に入れる場合に、幼稚園に入れたいと思っても保育園しかないという地域もあるわけで、そのときに例えば就労していないお母さんはどういうことをする...全文を見る
○森ゆうこ君 本当にそうなんですね。実際に子育てを担ったことのない方には分からないのかもしれませんけれども、やっぱり子供って一人では育てられないんです。なぜ自分の産んだ子供をというふうにお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、様々な、何というんですか、支援があって子供を育て...全文を見る
○森ゆうこ君 この計算について、どうも地方での理解がなかなか進んでいない。それで、私もなかなか説明をお聞きしても分からない部分があるということなんですが。  それで、通告していなかったかもしれないんですけれども、総務省さんにもう一点だけこのことについて。今の、国の今まで負担して...全文を見る
○森ゆうこ君 計算上はそうだということで、今声も上がっておりますが、しかし、お金に色が付いていないということで、地方自治体のこの厳しい財政状況の中、公立保育所運営費が一般財源化された結果、自治体が保育料を引き上げることにつながらないかということで、新聞報道によりましても、今回の一...全文を見る
○森ゆうこ君 今ほど、わざわざ随分強調して、構造上というふうなお答えがございました。ただし、実態はどうなるか、その限りではないということですね。  それで、待機児童ゼロ作戦というものを打ち出されてきたわけでございますが、構造上はちゃんと確保されるんだと答弁されておりますが、大変...全文を見る
○森ゆうこ君 今回の三位一体の改革において、少なくとも子育て支援の環境の更なる整備ということは結果として進んでいかなければならないと私は考えております。  それで、多様な保育サービスの提供への取組に対する影響というものについて心配をいたしているわけですけれども、今回の三位一体の...全文を見る
○森ゆうこ君 いろいろこの保育の問題についてお聞きしてきたわけでございますが、少子化が一層進展していく中で、次世代の育成支援対策が国の大変重要な政策であると、このような視点に基づいて、昨年は次世代育成支援法、そして少子化対策基本法、これが成立したわけでございますが、私、理解に苦し...全文を見る
○森ゆうこ君 保育の問題につきましてはこれぐらいにいたしまして、次、介護保険の事務費交付金の廃止についても一つだけ伺っておきたいと思います。  今回、介護保険事務費交付金が、法施行事務費でありますけれども、地方公共団体の事務として同化、定着、定型化しているということが、その要件...全文を見る
○森ゆうこ君 今、介護保険と障害者の支援費制度等、統合一元化等々の話題も出ているわけでございます。  今の介護認定の問題点として指摘されていることが、要支援それから要介護一といった比較的軽い方の認定の仕方が地域差が大きく、二倍以上の格差があると。果たしてこの要介護認定というもの...全文を見る
○森ゆうこ君 時間ですのでこれで私の質問は終わりますけれども、来年この介護保険のそのものの見直しを控えた今、これをほうり投げるということは私はいかがなものかということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。いいです、別に。
04月06日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  まず、児童虐待防止法の改正案の審議に入る前に、通告はしていないんですけれども、三月二十四日に判決が出ました無年金障害者の問題、そしていよいよ明日が控訴期限でございます。今日は傍聴席に無年金障害者の原告団の皆さんが見えてい...全文を見る
○森ゆうこ君 なぜお会いにならないのかということをお聞き申し上げました。お会いになって原告団の声に耳を傾けるべきと私は考えます。  それで、先般の判決は、立法不作為、違憲、そして過失という大変厳しい判決でございました。今、大臣御答弁になりました与党の年金制度改革協議会、今朝から...全文を見る
○森ゆうこ君 救済策については与党がもう合意されているということでございますが、それであれば、まずは控訴は断念されるべきと考えますが、ここでその控訴断念ということを御答弁いただけないでしょうか。
○森ゆうこ君 控訴されるおつもりなんでしょうか。私は、大臣が控訴をされないということを信じたいと思います。控訴をする一方で、また救済策を与党の方で出される、非常に矛盾していると思います。  原告団の願いは、まずは控訴を断念すること、しかる後、救済策を講じること、この点に尽きてい...全文を見る
○森ゆうこ君 無年金障害者を支援する議員連盟の決議、そして私ども民主党の方でも決定いたしましたことは、年金保険料、年金の資金を財源に無年金障害者を救っていくということでございます。拠出型の年金ということにその考え方は合致しないわけではありません。  私は、年金福祉施設等々で年金...全文を見る
○森ゆうこ君 私は、坂口厚生労働大臣、大臣としては控訴はしたくない、そして坂口試案出していらっしゃいました。そして、この参議院の厚生労働委員会でも度々この問題の解決について熱意を示してくださいました。  是非、大臣の政治家としての決断をもって控訴を断念していただきたい、そしてそ...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。その件につきましては、後ほどもう一度、法務省等にもお伺いしたいと思いますが。  児童虐待に関する死亡事例の検証と虐待防止対策を厚生労働省がまとめられたとのことですが、これを踏まえまして各自治体にどのように周知させられたのか、確認させていただ...全文を見る
○森ゆうこ君 今ほど御報告のありました検証と今後の虐待防止対策について読ませていただきました。その中で、検証の段階で関係機関の連携の不十分ということが言われておるわけですけれども、この児童虐待に接した機関、関係機関の中で保健医療機関のウエートが高いという指摘があるわけですけれども...全文を見る
○森ゆうこ君 改めて、医療機関、保健医療機関でのということでございますので、進めていただきたいと思いますが。  次に、大臣にお伺いしたいんですけれども、昨日から産経新聞で連載が始まりました「声なき叫び」、これは性的虐待についての調査でございます。  私の友人も地元で、DV、ド...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  性的虐待は、特に魂の殺人とも言われるわけでございます。  私、「凍りついた瞳」という本があるんですけれども、これは椎名篤子さんという方で、女性漫画誌に児童虐待をテーマにした漫画を連載して大変世論を喚起した方で、その方が、児童虐待の現状...全文を見る
○森ゆうこ君 次に予定しておりました質問は少し後に回させていただきまして、法案提案者に伺いたいと思います。  改正案の第五条、「児童虐待の早期発見」の規定におきまして、「学校、児童福祉施設、病院その他児童の福祉に業務上関係のある団体」とありますが、この「その他」に該当する者をこ...全文を見る
○森ゆうこ君 その「その他」、もう少し具体的に幾つか例示していただければ、厚生労働省の方でその機関に対して啓発活動も行われるかと思いますので、具体的な例示をできるだけお願いいたします。
○森ゆうこ君 どうぞ。
○森ゆうこ君 はい。
○森ゆうこ君 今ほどお答えいただきました。ほかにもいろいろあるかと思います。この法案の成立後、厚生労働省の方からそのような関係するところへの意識の啓発というものを行っていただきたいと思います。  続いて、提案者に伺います。  現在の法案の附則には、この法律の施行後三年以内に、...全文を見る
○森ゆうこ君 それでは、同じ件につきまして法務省に伺いたいと思いますが、虐待を未然に防止する観点から、子供の安全を確認することを目的に、裁判所を関与させた上で立入りを認めるという手法について、法務省としての見解をお願いいたします。
○森ゆうこ君 附則にこの立入りということの更なる検討ということが盛り込まれているわけですから、法務省としては今の段階でもう少し突っ込んだ私は回答がいただきたかったと思うんですが、いかがですか。
○森ゆうこ君 緊急性を要するということで、そのハードルがあったために救えなかったという事例もございますので、早急にもう少し検討を法務省のお立場でも進めていただきたいと要望したいと思います。  それでは、次の質問ですが、法案提案者に伺います。  親権の喪失と制度の在り方について...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  同じ問題につきまして法務省に見解を伺いたいと思いますが、緊急に手術を必要とする際に医療機関から保護者に同意を得ることが求められることもありますが、その虐待をする親から同意を求めることは非常に、同意を得ることは難しいという現実がございます...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほどと同じ問題ですが、次回に向けて早急に更に法務省でも検討していただきたいと申し上げておきたいと思いますが。  さて、この児童虐待防止法が平成十二年十一月二十日から施行したその後も、この虐待の事例、増加の一途をたどっております。死亡例も、厚生労働省が十五年の六月...全文を見る
○森ゆうこ君 地方自治体の役割の増大ということもありますし、先ほど御紹介しました本の中に、児童養護施設の役割の変化、まあ乳児院も同じなんですけれども、現在は、何といっても、子供虐待の急増によって、親から保護された子供への対応が課題であると。著しく低い自己評価、自殺を思い詰める気持...全文を見る
○森ゆうこ君 私の質問の時間がこれで終わりでございますが、先般、私が無年金障害者の判決を受けて先回の委員会で質問いたしましたときには、冷静に対応しなければいけないというふうに大臣は御答弁になったわけでございます。私は、確かに、政治を判断するときに、政治家が決断を下すときには理性的...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○森ゆうこ君 私は、ただいま可決されました独立行政法人医薬基盤研究所法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派並びに各派に属しない議員西川きよし君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人医薬基盤研究所法案に対す...全文を見る
04月22日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○森ゆうこ君 私は、ただいま可決されました結核予防法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員西川きよし君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     ...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  今ほどお二人の先生方から今回の法改正についての意義というような、まず基本的なお話がありました。私の方は、まず、先ほど藤井委員の方からもお話がありました医療事故に関連いたしまして、まず薬物相互作用ということで、一九九三年の...全文を見る
○森ゆうこ君 これらの事件の原因、なぜそのような誤った併用がなされたのかというものを見ますと、使用の注意書きをそもそも見落としていた等々、いろいろあるわけですけれども。  続いてもう一つ、医薬品そのものによる副作用ということで、例えばスティーブンス・ジョンソン症候群などの重篤な...全文を見る
○森ゆうこ君 それは先回の薬事法の改正に基づいての新たな報告ですか。
○森ゆうこ君 その中で、薬剤師等からの情報提供により被害を防止又は軽減し得たと思われる件数についてはどの程度報告されているのでしょうか。
○森ゆうこ君 私、今参照しようと思った資料が見当たらなくなってしまったんですけれども、報告によりますと、平成十年から十四年度というようなこの期間の中で九百五十例、こういう一般医薬品の副作用についての報告があり、そのうち百十例を超えるものが薬剤師等からの情報提供により被害を防止又は...全文を見る
○森ゆうこ君 これは、私は問題点をここで一つ指摘しておきたいと思うんです。  今、医薬品の販売形態というのは、例えば配置薬というのもありますね。それから薬剤師の配置基準が決められている薬局、それから薬局よりも一つ基準の緩い薬種商、そして、これから規制緩和を進めていくということで...全文を見る
○森ゆうこ君 例えばドラッグストア等、薬局には薬剤師の配置基準を厳しくしておいて、片方で野放しということでは非常にバランスを欠くと思うわけです。科学的な根拠に基づいて薬剤師の配置基準を決めていく。そのためにはやはり、医薬品の販売形態によって、医薬品のそういう副作用、要するに薬剤師...全文を見る
○森ゆうこ君 今のところの報告ということだと思うんですけれども、私、これはNHKだったと思うんですね、「クローズアップ現代」でしたか、たまたまこの薬物依存についての報告を見たわけですが、私、その番組を見て大変残念だったと思うんですが、私の意見を述べる前に大臣に伺いたいんですが、私...全文を見る
○森ゆうこ君 私、大臣が安定剤飲んでいらっしゃるとは気が付きませんでした。何か質問しにくくなってしまったんですけれども。  安定剤、抗うつ剤等々、精神に作用するような薬がとかく薬物依存を招きやすいということで、あのとき報告されていたのは、かなりの大量なそういう薬を長期にわたって...全文を見る
○森ゆうこ君 永田町では、多かれ少なかれどの先生方もいろいろストレスがかなり掛かっているのではないかと思います。私自身も、別にマスクドディプレッションというわけじゃないと思うんですけれども、地元に戻っている間は平気ですけれども、こっちへ来ますとやっぱり神経過敏になるんで、早朝覚せ...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、今の数字でございますけれども、それで疑義照会は十分に行われているというふうに考えていらっしゃるのか。その意味におきましても、今法案は果たして十分なのか。  報告によりますと、薬剤師が医師に対して疑義照会に踏み切りにくい現状があるという報告もございます。先ほ...全文を見る
○森ゆうこ君 資質の向上には本法案はかなり貢献するものと私も考えておりますが、それだけでは私は今あるこの身分格差の問題は解消しないというふうに思っております。気持ちの問題かもしれませんが、具体的にも医療の担い手としての薬剤師の資質の向上を図るのと同時に、やっぱり社会的に薬剤師の地...全文を見る
○森ゆうこ君 是非そのような取組をお願いしたいと思います。  先ほども質問がありましたけれども、医療事故への対策と薬剤師の役割について、薬剤師の資質が向上し、そして薬剤師が、実際に大変優秀な薬剤師さんが多く育ったとしても、薬剤師が関与する機会が与えられなければ結局そういう医療事...全文を見る
○森ゆうこ君 ですけれども、病院等々での薬剤師の配置基準等について、むしろ逆のことをやっているんじゃないですか、厚生労働省は。違いますか。
○森ゆうこ君 改善するということで、もう一度確認させていただきます。
○森ゆうこ君 なかなかはっきりとした御答弁ではないわけですけれども、確かに今、日本の医療費、年々高まる医療費の問題というのは、一方でとにかく質の向上のためにどんどん診療報酬が上がるような方向に持っていけばいいと、ただそれだけでいいという話ではないわけでございまして、一方で経費を削...全文を見る
○森ゆうこ君 政府参考人、伺いますが、世界に比べますと、どういうふうなものでございましょうか。お願いいたします。
○森ゆうこ君 その問題につきまして、医薬工業協会調べの数字ですと、これは二〇〇三年の資料でございますが、アメリカは五二、ドイツ五四、イギリス五二、フランスが一二・〇、日本は、これ九九年のシェアですが、一〇・八ということでかなり後れております。  もしこれが日本でもっとアメリカ、...全文を見る
○森ゆうこ君 財政効果についてはもう二年前の予算委員会で、草川委員の質問の中で四品目で六百億円という数字が二年前にも既に出ているわけですので、やる気がないのかなと、今の御答弁を聞いていますと。私は具体的に、何か、何品目で幾らとかちょっと計算してくださいよというふうに私はオーダーを...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、それはもう、まだ議論はされていないなんて、やる気がないんでしょうとさっき言ったんですけれども、もうちょっとまじめに取り組んでください。一方で医療費がもう高騰してしようがないと言っていて、一方でジェネリックを使えばそれは非常に財政効果があるというのがもうとっくの...全文を見る
05月12日第159回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号
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○森ゆうこ君 共生の感覚の育成について、まず私の意見を述べさせていただきたいと思います。  日常感の欠如が偏見やそして差別を生むということを、私は子供のときに、たしか国語の教科書だったと思うんですけれども、そういうことを学びました。障害のある人もない人も、常に普通に一緒にともに...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。  一つ、私の方で問題点といいますか、疑問な点ということを指摘させていただきたいと思うんですけれども、障害者の自立という、自分で立つという言葉について非常に誤解があるのではないか。自立するということは、障害がない人たちと同じように暮らさなけれ...全文を見る
05月13日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○森ゆうこ君 私は、ただいま可決されました薬剤師法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員西川きよし君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     薬...全文を見る
05月25日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  本日の委員会は、まず冒頭、異例の委員長の御質問で始まりました。そういうことに至りました経緯につきまして私の方から説明させていただきたいと思いますが、今回のこの年金法案の審議に当たりまして、まず、総理の参議院の厚生労働委員...全文を見る
○森ゆうこ君 改めて伺いますが、両大臣は未加入、未納の事実について坂口厚生労働大臣に御報告をされたのはいつでしたでしょうか。
○森ゆうこ君 未納、未加入の問題というのは先日の当委員会でもいろいろ御議論になりましたけれども、非常に大きな問題になっていたわけでして、その報告の時期がそれでよろしいわけですね、訂正する必要はございませんね。どのような認識に立たれていたかということが改めて確認できたわけですけれど...全文を見る
○森ゆうこ君 森副大臣に確認したいんですけれども、先日問題になりました記者会見の要旨を改めて見てみますと、このようにお答えになっていらっしゃいます。  諸般の事情というのは具体的にどんなことなんですかという記者の質問に答えられて、一つは区切り目の局面だというふうに思いましたとお...全文を見る
○森ゆうこ君 度々自ら判断して発表されたということもおっしゃっているわけですから、その協議の調いかどうかは別としまして、もっと早く当然法案提出者としてこの事実を明らかにするべきだと考えますが、結果として衆議院でこの法案が成立して通過した後ということは、明らかに参議院軽視じゃないで...全文を見る
○森ゆうこ君 国会軽視なんですよ。  そして、今の御答弁、いろいろありますけれども、この間からいろいろな経緯があって、御自分の記者会見の話した内容と相違があって改めて先回の委員会で陳謝されているわけです。このことを忘れないようになさってください。  それで、両副大臣に伺います...全文を見る
○森ゆうこ君 現行法、国民年金法上、届出をしなかった者につきましては十万円以下の罰金が科されております。これは故意、過失は問いません。  それで、今回審議されております改正案につきましては、この罰則強化、つまり、今国民年金、非常に収納率が悪化しているということで、この罰則強化が...全文を見る
○森ゆうこ君 私は吉武さんに聞いていませんよ。
○森ゆうこ君 国民年金保険料の収納対策の強化というのが今回対策として一つ大きく掲げられているわけです。  谷畑副大臣は、今回の法案にこの罰則の強化のことが入っているということは御存じでしたか。
○森ゆうこ君 一つ確認したいんですが、両副大臣は国民の皆さんからこの保険料を徴収する役所の責任者ですよね。
○森ゆうこ君 保険料を取る側と取られる側の違いがお分かりですか。年金保険料を徴収する側の役所の責任者が、自らが払っていない、払っていない期間があった、加入していない、加入していない期間があった、こんなことで国民は払いますか。本当にそう思っていますか。信頼して国民の皆さんは保険料を...全文を見る
○森ゆうこ君 社会保険庁に伺いますが、国民の皆さんから、大臣も払っていないじゃ払いたくない、何でうちら払わなきゃいけないんだという苦情、たくさん寄せられているというふうに聞いておりますけれども、どうですか。
○森ゆうこ君 掌握していないってどういうことですか。
○森ゆうこ君 そんな答弁じゃ納得できないですね。そんな答弁じゃ納得できないですね。  今の法案のこの審議で一番大切なのは、国民の皆さんがもう失ったこの年金制度への信頼、これを回復することが何よりも大事なんですよ。そのために政治家はきちんと責任を取らなきゃいけないと言っているんで...全文を見る
○森ゆうこ君 社会保険庁、もう一回答弁してください。
○森ゆうこ君 午前中に引き続いて質問をさせていただきます。  マクロ経済スライドについて伺います。  先日の、我が会派の浅尾委員の質問で、七十五万人が厚生年金から国民年金第一号被保険者に移動した場合、二〇二五年時点の新規裁定者の所得代替率は五〇%を割り、四九・七%になるという...全文を見る
○森ゆうこ君 どうもはっきりと分からないわけですね。  それで、浅尾委員からももう一度この点について深めてほしいという要望があったわけですが、後でもう一度確認しますけれども、今の御答弁にもありました、そうならないようにするという政策展開というお話でした。先日の同じ公明党の遠山理...全文を見る
○森ゆうこ君 最後のところは私も同感でございます。給付を受ける人がいれば、それはだれかが負担しなければいけない。それは損とか得じゃなくて、世代間で支え合うという。でも、そもそもの世代間扶養というこの年金制度の理念を否定しているのは私は与党ではないかと思っておりますが、そのことにつ...全文を見る
○森ゆうこ君 やはりきちんとしたお答えになっていないと思います。  私は、今回の法案というか、構造的に、大臣はこの七十五万人という労働人口の移動についてそんなに長期に起こり得ないというふうにおっしゃいましたが、先日の浅尾委員とのやり取りでもありました。毎年毎年十四年間大幅に保険...全文を見る
○森ゆうこ君 根本的な認識が違うようです。  そもそも構造的に正規労働者から非正規労働者への労働の流動化が起きる、そういう構造的な欠陥を持っているということを私は申し上げたいんですが、次の質問に移ります。  マクロ経済スライドは社会全体の支える力の伸びに応じた調整と説明されて...全文を見る
○森ゆうこ君 ちょっと理解ができないんですが、そもそも、このマクロ経済スライドなる新しい、何というんでしょうか、これはシステムですか、大体よく訳の分からないものを出してくるときには都合の悪いときなのかなとかといろいろ思ったりするんですが。  そもそも、平成十四年十二月の年金改革...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほども申し上げましたが、そもそもマクロ経済スライドなる言葉が出てきたときには、別にこれは人口要因じゃなかったわけです。それが、この厚生労働省案になったときに、急に人口要因の調整に変更したわけですね、今の御説明で皆さんが納得できるのかどうか私はよく分かりませんが。 ...全文を見る
○森ゆうこ君 基礎的な部分に一律に一五%ものカットを掛けていいんですかという質問だったんですけれども、前回、山本委員の質問に対しまして、いわゆる給付水準の調整期間が終了すれば、新規裁定時の基礎年金は一人当たり賃金上昇率ベースで上昇し、また既裁定年金は物価上昇率ベースで維持されると...全文を見る
○森ゆうこ君 年金の党、公明党ということで、世論調査でも、今回の法案、ほとんどの国民が、こんな負担を国民に押し付ける弱者切捨ての法案は反対だという声が多いわけですけれども、公明党支持者は成立すべしという声の方が多いということなんですが、私、果たして公明党の支持者の皆さんがこの年金...全文を見る
○森ゆうこ君 要するに、私が言いたいのは、こんなに過激に、しかも弱者に対して過酷に短期間に調整する必要はないんじゃないですかと、これが政策手段として正しいとは到底思えませんということを申し上げたいわけでございます。  それで、私の質問時間若干過ぎておりますけれども、どうしても確...全文を見る
○森ゆうこ君 そういたしますと、一九六二年の一月に二十歳となった者は、学生若しくは専業主婦以外は、又は被用者保険に加入している以外はこの強制適用の対象ということでよろしいですね。
○森ゆうこ君 そうしますと、一九六九年に日本国内に事実上在住し、今ほどいろいろ御説明がありました適用除外以外の方は、これは強制加入の、いわゆる強制加入の対象者ということでよろしいですね。
○森ゆうこ君 しかし、その時点でも、先ほど森副大臣に罰則規定が、届出をしなかった者については罰則規定がありますねというお話をしましたが、それは当初からあるわけですよね、その点についてだけ。
○森ゆうこ君 それは法律の運用上の問題であって、一応法律上は、私が先ほど言いました罰則規定というものは、原則どおりに、として適用されるということでよろしいですね。
○森ゆうこ君 聞いていない、聞いていないことまで答えないでください。実際に適用があったかどうか、そんなことを聞いているわけじゃありません。法律はどうなのかということを聞いただけなんです。ですから、聞いたことだけ答えてください。  法律上はそうなっていますねということですが、いか...全文を見る
○森ゆうこ君 次に、厚生年金について伺います。  厚生年金の加入が認められる要件、逆に認められないケースとは一体どのようなものがあるでしょうか。政府参考人に伺います。
○森ゆうこ君 それでは、加入資格がないにもかかわらず加入していた場合のその罰則と時効について、併せてその社員側に共同正犯が認められる要件について法務省に伺います。
○森ゆうこ君 支払われた保険料及び、先ほどの話ずっと続いています、加入資格がないにもかかわらず加入していた場合、支払われた保険料及び年金給付額の取扱いについてはどうなりますか。
○森ゆうこ君 一般論で聞いているんですから、余計なことを言わないでください。
○森ゆうこ君 聞かれたこと以外は答えないでください、時間がありませんので。  それで、医療保険の加入について伺います。健康保険の加入要件につきまして先ほどと同じように伺います。
○森ゆうこ君 同様に、法務省に伺います。  加入資格がないにもかかわらず加入していた場合、罰則と時効について、そして社員側に共同正犯が認められる要件について、そして社員が健康保険証を使用し治療を受けた場合、詐欺罪が成立するか否かについてお答え願います。
○森ゆうこ君 事例についてということで検証できないので答えられないということなんですが、そこで、念のために一つの事例を挙げて確認させていただきますが、郡山事件と言われるものでございます。健康保険法違反の疑いで郡山に逮捕された郡山前市議についての、この案件につきまして御説明をお願い...全文を見る
○森ゆうこ君 今の御説明でもお分かりだと思います。坂口厚生労働大臣並びに森副大臣にこの件の御報告について感想をお聞きしたいんですけれども、この健康保険法違反、そしてその前提となる厚生年金の方の違反、又は国民年金の罰則事例、不正受給については懲役刑もあるわけですけれども、これらの年...全文を見る
○森ゆうこ君 ちょっと待って。済みません、終わりますと言ったんですけれども、済みません。  御自分の感想を述べていただきたいと思いますが、最後に一言申し上げたいと思います。  この未納、未加入の問題、これは大変軽く考えていらっしゃいますけれども、この国は法治国家でございます。...全文を見る
○森ゆうこ君 もう一度はっきり答えていただきたいんですけれども、罰則規定があるわけです、罰則が。それに該当する法律違反を森副大臣は犯しているわけです。その罰則強化を含む法律の提案者と、果たしてそういう資格がありますか。罰則強化についての、罰則に該当するということについての御認識は...全文を見る
○森ゆうこ君 委員長、もう一回。  要するに、罰則規定があるわけですね。罰則規定がある法律があるわけです。その法律に違反しているわけですよ、森副大臣は。そのことについてどうお考えになるかということ、もう一度きちんと答えてください。
○森ゆうこ君 きちんと答えてください。  要するに、法律を守らなくてもいいということなんですか。法律を守らなくてもいいということなんですか。うっかりミスだったら法律を守らなくてもいいということを、法律の提案者である副大臣がそうお考えになっているということなんですか。そのことにつ...全文を見る
○森ゆうこ君 いい加減にしろよって、これ基本的な問題でしょう。  法律の規定上、故意、過失にかかわらずということを再三私は申し上げておりますけれども、じゃ確認します。だれに確認すればいいですか。法務省刑事局長、お願いいたします。
○森ゆうこ君 ちょっと待ってくださいよ。所管する法律かどうか関係ないでしょう。最後に司法の判断のするところは法務省じゃないですか。何ですか、その答弁。(発言する者あり)あっ、裁判所じゃないですか、そこを管轄する法務省が答え……(発言する者あり)じゃ、ごめんなさい、法務省が答えられ...全文を見る
○森ゆうこ君 じゃ、最後に、確認のために坂口厚生労働大臣と森副大臣に質問させていただきますが、そもそも罰則規定があるこの法律、その罰則規定に係る、故意であろうと過失であろうと、そこに該当する森副大臣が、この罰則の強化を含んでいる本法案を提出する資格がないというふうに私は思いますが...全文を見る
○森ゆうこ君 終わります。
05月28日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  まず、法案に入ります前に、五月二十二日の小泉総理の再訪朝につきまして伺いたいと思います。  私は、五月二十二日、拉致被害者の家族の皆さんとともに赤坂プリンスホテルで総理の帰国報告を聞かせていただきました。総理は、平壌宣...全文を見る
○森ゆうこ君 質問に答えていただけますでしょうか。  制裁発動ができると解釈すべきだと考えるがどうかと言っているんですよ。
○森ゆうこ君 全然質問に答えていません。  十人の未帰還者の再調査が遅れた場合には、又は日本側が納得できる回答が得られなかった場合、制裁発動ができると考えるのが筋じゃないでしょうか。後でもう一度お答えいただきますけれども。  それでは、齋木参事官が団長で行かれました、平成十四...全文を見る
○森ゆうこ君 つまり、ここで北朝鮮が自ら日朝平壌宣言の合意に拉致問題の真相解明のために全面的に協力することが含まれると認めているわけですね。そうじゃないでしょうか。
○森ゆうこ君 期待しているってどういうことなんですか。北朝鮮は「以下のとおり確認した。」と書いているんですよ。もう一度答えてください。
○森ゆうこ君 つまり、したがって今回の約束した再調査が満足すべき内容でないならば制裁を発動できるし、そしてまた私はすべきであるという結論が導けると思います。この点についていかがでしょうか。
○森ゆうこ君 質問にお答えいただきたいと思うんですね。  五月二十二日、今、大変家族会に対しての批判のメール、嫌がらせのメール等々が来ておりますけれども、一体北朝鮮のこの拉致問題というものはどう理解されていたのだろうかと改めて思います。もう二十六年も待たされているんですね。 ...全文を見る
○森ゆうこ君 齋木さんに確認しますけれども、それで、向こう側にどのように伝えたんですか。北朝鮮側に、少なくとも期限を明確にしてくれと、そのようにそのとき伝えていただけたんでしょうか。
○森ゆうこ君 いや、だから、その後に、今外務大臣は電話されたっておっしゃいましたよね。それで、その後、じゃ薮中さんは、北朝鮮側にきちっと追加で、追加するこれ内容じゃないと思いますけれども、追加できちっと伝えたということですね。それで、その返事はどうだったんでしょうか。
○森ゆうこ君 まあ私たちはそのようには感じられませんでした。本当に準備不足。  皆さん反対だったんじゃないんですか、まだ早いと。与党の中でも随分反対論があったとお聞きしています。なぜ五月二十二日に行かなければいけなかったのか。非常に私は怒っています。自分の何か年金の未納問題から...全文を見る
○森ゆうこ君 じゃ、なぜこういう報道が流れるんでしょうか。私はこういうことを発言をする人たちがいるというので、これはもう本当に強い怒りを覚えます。この発言も含めて、そもそも準備不足だったんじゃないんですか。  このジェンキンス氏の問題の解決、今後どのように取り組んでいかれるのか...全文を見る
○森ゆうこ君 そのような準備というものは行かれる前にすべきだったんじゃないでしょうか。元々ジェンキンスさんの問題はアメリカとの関係があって、それは非常に難しいということは分かっていたわけでしょう。そういうことをある程度様々な準備をして行かれた上でアイ・ギャランティーと言うべきとこ...全文を見る
○森ゆうこ君 外務大臣からも一言お願いいたします。
○森ゆうこ君 このことに関連してなんですけれども、ネット上の一方的な誹謗中傷といった書き込みには、これは、私はある種、極めて悪質な暴力行為だと、このように考えております。こうしたものに対してのどのような対応を取られているのか、総務省に伺います。
○森ゆうこ君 大臣に答えていただいていいですよ。大臣、お願いします。答えていただけるなら、大臣、お願いします。
○森ゆうこ君 2ちゃんねるですね。
○森ゆうこ君 ログを検索してみたら、まさか内閣官房に突き当たったなんということはないと思いますが、よくこういう書き込みは、ある一定の考えを持った人たちが意図して世論を誘導するために多く組織的に書き込んでいくというような話もあります。  総務大臣、今のような御答弁、私は残念です。...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、国民の役割について伺いますが、今回のこの法案では、国民の役割については協力となっております。諸外国の有事における国民の役割というものがいろいろ規定があるわけでございますが、諸外国の有事における国民の役割の規定との比較においての御見解を井上大臣に伺いたいと思い...全文を見る
○森ゆうこ君 この国民の役割につきましては、今おっしゃったように、強制的な義務ということではなく、ただし、私は協力というのも少し弱いのかなと。それは、国民が単なる客体というんですか、お客様じゃないわけですね。自分たちの地域は自分たちで守る、自分たちの国は自分たちで守る、権利とそし...全文を見る
○森ゆうこ君 私の言っていることは別に今私も民主党ですし、党の言っていることと矛盾するということではなく、協力というだけの書き方ではいわゆるお客様的なイメージになってしまうのではないか。何かもう少し自主的に、本当に国民が権利と義務、表裏一体という形での何か表現ができないものかとい...全文を見る
○森ゆうこ君 続いて伺いたいんですけれども、その一方で、備蓄に要する費用というのは対象となっていないんですけれども、その理由をお聞かせいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 今の提案者の答弁について、通告しておりませんが、大臣の御見解をお願いいたします。
○森ゆうこ君 つまり、法案に書いてないけれども、先ほどは重要なものについては国がきちんと財政措置を講ずるということは含まれるということですが、それでよろしいんですねと、もう一度確認させていただくとともに、もう一つ、災害の備蓄と有事における備蓄の内容の今違いがあるというふうにおっし...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣。さっきのお答え。確認。
○森ゆうこ君 何か頼りないですね。何か頼りないんですけれども、提案者、これでいいんでしょうか。
○森ゆうこ君 はい、分かりました。ありがとうございます。じゃ、大臣もそれでよろしいですね。  はい、それでは次の質問に移りたいと思います。  坂口厚労、厚生労働大臣に本日来ていただいております。  いつも私はここのところ、厚生労働委員会でかなり毎日毎日激怒しておりまして、大...全文を見る
○森ゆうこ君 今ほどお答えいただいた中で、現在の医療分野におけるそのワクチンの備蓄といった部分についてお答えいただきましたでしょうか。済みません。もう一度、医療体制、ワクチンの備蓄等々、この武力攻撃事態等、テロ等想定した対応はきちんと可能となっているのでしょうか、改めて伺いたいと...全文を見る
○森ゆうこ君 済みません、通告をたくさんしておりましたが、ちょっと時間が足りなくなったので、先ほどの榛葉委員の捕虜に対する適切な対応ということに関連しまして一点だけ伺いたいと思います。  今回のあのアメリカ軍による捕虜の虐待の事件、そもそも、もうこのイラクの状況というのは、果た...全文を見る
○森ゆうこ君 終わります。
06月01日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  昨日は地方公聴会を新横浜で行ってまいりました。大変意義深いものでございました。    〔委員長退席、理事藤井基之君着席〕  しかし、私どもは、当初この参議院での審議が開始されて以来、与野党ともに、衆議院では公聴会、中...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  両副大臣におかれましては、今ほど、本当に、ああやっぱりお二人ともいい方だったんだな、安心いたしました。前段の、やはりけじめを付けたい、政治的けじめを付けたい、贖罪をしたいというそのお気持ちが両副大臣の本心ではなかろうかと思っております。...全文を見る
○森ゆうこ君 今の消費税の換算は厚生年金と国民年金ということでございますね。その後、共済年金の場合も保険料が増加するわけですが、通告しておりませんが、それも含めて消費税換算で何%ということでしょうか。数字がございましたらお答えください。
○森ゆうこ君 いつもこういう負担増の、前回の健保法の議論のときを思い出すんですけれども、大変大きな国民に対する負担増、保険料の増額ですけれども、払う国民の側からいたしますと大増税なわけですね。それがまた消費者の消費動向に与える影響、日本経済に与える影響、そういうマクロ経済的な視野...全文を見る
○森ゆうこ君 今の質問に続いて、関連して伺います。  いま一度数字をお答えいただきたいと思いますが、今の試算、消費税換算、国民年金、厚生年金合わせて三%の消費税増税に等しいということはお認めになったわけですけれども、これは景気動向によるということだと思います。  それで、この...全文を見る
○森ゆうこ君 その影響を形状的に示すのは無理であると言いながら、一方でこういう見通しもお持ちなわけですよね。  私はこの間も質問させていただきました。私からすると、今回の改正案というのは大リストラ促進法案、それから正規雇用者、正規雇用、従業員を正規に雇用すること、正社員雇用ペナ...全文を見る
○森ゆうこ君 なかなか基本的な認識に立てないわけですけれども、少なくとも今回のこの法案は、成立いたしますと、日本経済の基礎体力といいますか、その時々の好況、不況に合わせながら年金負担額を調整していくという柔軟な発想がないわけですから、大変日本経済に与える影響が大きいと言わざるを得...全文を見る
○森ゆうこ君 そんなんじゃ納得しませんとさっきから言っているじゃないですか。何%削減する、いついつまでに削減する、それにはこのような工程でやると。だから、全然コスト意識がないんですよ。そんなんでは国民は納得しません。もう一回いかがですか。
○森ゆうこ君 今、企業は一律にどころか本当に血のにじむような努力をして、コスト削減にもうとにかく努力しているんです。そういうことがお分かりにならないんじゃないんですか。一家もそうだと、普通の家庭、御家庭においてもそうだと思います。  大臣、一言だけ。きちんと数値目標、期限、きち...全文を見る
○森ゆうこ君 時間ですので終わります。
○森ゆうこ君 まず、廣瀬参考人と鈴木参考人に伺いたいと思います。  今回の法案が仮に与党側の強硬な採決で成立したとしますと更に雇用状況が悪化すると我々は考えておりまして、保険料を十四年間続けて大幅に上げていく、一方で非正規労働者に対する年金の枠の拡大というのが図られなかった。当...全文を見る
○森ゆうこ君 鈴木公述人の会社は非常に状況がいいのかなというふうに、私としては今感想を持ちました。  このことに関連して国広公述人に伺いたいんですけれども、女性と年金ということでこのような問題は特に論じられてきたわけですけれども、特に正規労働者、非正規労働者という、多様な働き方...全文を見る
○森ゆうこ君 恐らく最後になると思いますのですべての公述人の方に伺いたいんですが、我が国の年金制度に対する信頼を、国民の皆さんの信頼を回復するために、どんなに立派な制度を仮に抜本改革をして作ったとしても、国民の理解、そして支持が失われれば、もうその制度はできた途端に、開始した途端...全文を見る
06月04日第159回国会 参議院 本会議 第27号
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○森ゆうこ君 私は、ただいま議題となりました民主党・新緑風会提出の厚生労働委員長国井正幸君解任決議案の趣旨を御説明いたします。   本院は、厚生労働委員長国井正幸君を委員長の職より解任する。    右決議する。  次に、その理由について申し上げます。  国井正幸委員長は、...全文を見る
○森ゆうこ君(続) このたびの年金法改正は、依然として高い失業率で推移している景気状況の中、サラリーマンの加入する厚生年金保険料率を、毎年約一兆円、十四年連続して引き上げ、また国民年金保険料の負担増と給付の引下げを盛り込んでおります。国民生活に直接影響を及ぼす法案であり、審議を十...全文を見る
○森ゆうこ君(続) 静粛にお願いいたします。
○森ゆうこ君(続) 衆議院での審議の際、衛藤厚生労働委員長は、委員会では年金は完納と発言しながら、採決が終わった途端に未納を表明するなど、法案提出者、答弁者、行司役の委員長、質問議員すべてが年金の未納、未加入の現状において、本当にこの法案の採決を行っていいのか、常識ある大人ならだ...全文を見る
○森ゆうこ君(続) いま一度申し上げます。  私は、我が参議院厚生労働委員会の運営が、まさか昨日のような状況になるとは思っておりませんでした。私のこの発言に対し、甘いという不規則発言がございました。それは一体どういう意味なのでしょうか。  委員会の運営が与野党の理事の十分な協...全文を見る
○森ゆうこ君(続) 「社会保険庁、いらっしゃると思いますが、この厚生年金加入というのは、いらっしゃる、厚生年金加入というのは、これ、勤務実態、今の総理が言っている、勤務実態は全くないでしょうが、今まで言っている限りね。そういう人にこの厚生年金が適用されるんですか。ちょっと教えてく...全文を見る
○森ゆうこ君(続) 「第二条」……(発言する者多し)もう一度読ませていただきます。  「国会議員未納付国民年金保険料に係る公表及び特例保険料の納付に関する法律(案) (趣旨) 第一条 この法律は、国会議員としての在職期間に係る国民年金の保険料を納付していなかった国会議員があるこ...全文を見る
○森ゆうこ君(続) 済みません。  それで、この世代間扶養についてなかなか、世代間扶養という理念につきまして、委員会の審議を通しても法案提案者がそもそも御理解をされていないというような感想を持ちました。それで、これは大切なことでございます。国民の皆さんからもこのことを御理解いた...全文を見る
06月11日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。四人の参考人の先生方には、本日は大変貴重な御意見を聞かせていただきましてありがとうございます。  まず、一番私が聞きたいところに入る前に、少し枝葉末節という感じかもしれませんが、先日、本当は大臣に質問したかったんですが時間が...全文を見る
○森ゆうこ君 はい、そうです。
○森ゆうこ君 私が今、今回のこの法整備の中で国民保護法制につきまして一番問題意識を持っておりますのは、先ほど先生方からも御指摘がありました国民の協力についての位置付けでございます。やはり、あらゆる非常事態に対して、それは国がもちろん国家としてやるべきこと、そしてそれに対して、国民...全文を見る
○森ゆうこ君 続いて、今回のこの法案でいかに非常事態に機能し得るかということで、それぞれの先生方からいろんな問題点、指摘がありました。  特定の公共施設の利用法案について、浜谷参考人、そして山中参考人、両先生に伺いたいと思うんですけれども、この法案について、これまでの審議でなか...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。  四人の参考人の先生方にそれぞれの御意見を伺いたいと思うんですけれども、今のこの法案については直接関係ないんですが、今回の多国籍、イラク、イラク、イラクの問題に関して伺います。  多国籍軍への自衛隊の参加について、我々は今のままでいくとな...全文を見る
○森ゆうこ君 せっかくお願いしたので、一言お願いします。
○森ゆうこ君 ありがとうございました。
06月14日第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○森ゆうこ君 私は、民主党・新緑風会を代表して、児童手当法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  百年安心の抜本的年金改革、政府・与党、自民党、公明党が数の横暴で無理やり成立させた年金関連法は、百年どころか一週間ももちませんでした。平成十五年の合計特殊出生率は...全文を見る
10月28日第161回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  まず、このたびの新潟県中越地震におきまして亡くなられた皆様の御冥福をお祈りし、被災した皆様へのお見舞いを申し上げたいと思います。  また、新潟県選出の国会議員といたしまして、実はこの内閣委員会には、私、そして黒岩参議院...全文を見る
○森ゆうこ君 その妙見峠の現場でございますが、私も実は地震の起きた次の日は鳩山元代表と、そしてその次の日は岡田民主党の代表とともに現場を訪れておりまして、あの現場、崩れた岩の下に何台か車が挟まっているのが見えるわけです。  一番端の車は、運転手、運転していた方が脱出したというこ...全文を見る
○森ゆうこ君 行方不明者がいるということが大体分かって、その要請がないと、やっぱりなかなかその捜索活動が始まらないという部分があろうかと思いますけれども、あの現場を見た者として、もう少したくさんの支援を要請して、あの現場の、もっとたくさん生存者がいるのではないかというような予測に...全文を見る
○森ゆうこ君 発信規制、着信規制、もう一律掛けているわけですね。で、こういうときこそ携帯が使えないと困るわけですよ。ですから、その緊急ラインを確保するための強制的な通信規制、これは仕方がないんだと言っているだけではなくて、何らかの、まあ移動、何と言うんですか、中継車というものを現...全文を見る
○森ゆうこ君 今回はそれを使用されたんですか。
○森ゆうこ君 とにかく今回はその市町村間の連絡も取りにくかった。それから、県が丸一日たっても情報を把握できない、二日たっても情報を把握できないところがあった。そういうことで、緊急時のホットラインの通信手段の確保について改めて検討する必要があるということを加えておきたいと思います。...全文を見る
○森ゆうこ君 具体的な復旧のスケジュール、その日、まあ今月一杯にはどの程度までとか、そういう具体的な数字は、日付とかはお示しいただけないでしょうか。
○森ゆうこ君 五日以内の復旧ということでございますが、とにかく、大昔と違います、近代国家として道路がきちんと通れるというのは当たり前のことでして、今回の大地震でございますけれども、もう本当に早急に復旧を図っていただきたいと思います。  それで、時間がなくなるといけないので先に細...全文を見る
○森ゆうこ君 ということは、被害の非常に大きな、被害額が大きいということが早期に想定されて、この三千五百、四百億ですか、では到底足りないということが早く分かった場合には、これはもう今国会中に補正予算きちんと組むという可能性もあるというふうに考えてよろしいですか。
○森ゆうこ君 もう一声という気持ちもしましたが、力強い御答弁をいただきました。ありがとうございました。  それで、村田防災担当大臣にお聞きをしたいと思います。  先ほど円委員からも質問が少しし掛かりましたが、被災者生活再建支援法を弾力的に適用するということが決定されたというふ...全文を見る
○森ゆうこ君 いやいや、私は村田大臣に質問したんですけれども。
○森ゆうこ君 委員長、委員長。
○森ゆうこ君 私は村田大臣にお聞きを申し上げたんですけれども。  いや、時間がないですし、先ほども何か御議論がありましたけれども、災害時でございます。で、緊急時です。村田大臣ここにいらっしゃるわけです。私は今は国家公安委員長ですけれども防災担当大臣としての答弁はできませんとか、...全文を見る
○森ゆうこ君 今回の地震の被災地は新潟県でも豪雪地帯でございます。初雪も迫っております。一日も早い復旧、復興のために更なる御努力をお願いしたいと思います。  今日、ちょうど新聞にコラムが載っておりました。阪神大震災の震災担当相に就任された小里自民党総務、その当時の自民党総務会長...全文を見る
11月24日第161回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。  まず初めに、私、新潟県選出の参議院議員でございます。新潟県中越地震、災害発生時より、政府を始めとして関係機関の皆様、また全国の皆様から本当に温かい御支援の手を差し伸べていただきましたことにつきまして、県民を代表いたしまし...全文を見る
○森ゆうこ君 昨日で地震発生から一か月たちました。本来であれば、今日私は、泉田知事から、さあ復興に向けて頑張りますと、そのような発言があって、あればよかったなというふうに思ったわけですけれども、なぜそうならないかといいますと、先ほど引用させていただきました記事の中にあるように、財...全文を見る
○森ゆうこ君 まずは被害の状況を提示してくださいというふうに、そうおっしゃることが、その結果として特別な財政措置というものが取られるかどうか今の段階で確信できないと、そういうふうに思っているということなんですね。だから、それをはっきりと示していただきたいということなんです。  ...全文を見る
○森ゆうこ君 ということは、先日までの大臣の御答弁から一歩踏み込んだというふうに理解してよろしいでしょうか。今日受け取ったので、検討して特別立法の可能性があると。その検討の場合に、検討によっては特別立法という形で対応していただけるというふうに理解してよろしいでしょうか。
○森ゆうこ君 特別立法について前向きな検討をしていただけるということではないんですか。重ねて、ちょっと済みません。
○森ゆうこ君 そのような御答弁を聞くと、ああなるほどと、政府挙げてやっていただけるんだと、全面的に財政的な支援をしていただけるんだというふうに何か理解してもいいのかなと何となく思うんですね、ここで聞くと。ですけれども、それは財政的な支援の担保にはなかなかならないという話が来るわけ...全文を見る
○森ゆうこ君 何でそんな官僚みたいな答弁しかできないんですか、大臣。涙ながらのさっきのうちの、泉田知事の訴え、大臣のところには届かなかったんでしょうか。  私は、地元に戻って、すべての被災地に行けたわけではありません。到底行き切れない。もうどこも悲惨な状況です。どの地域に行きま...全文を見る
○森ゆうこ君 分かりました。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  災害救助法の住宅の応急修理制度等について伺いたいと思いますが、住民が最低限の生活を送っていく上で衣食住の問題が重要である点は言うまでもありません。まず、安全な住宅というものの確保について、生活を送る上...全文を見る
○森ゆうこ君 その質問に関連して伺いたいんですが、先ほども申し上げましたとおり、今回の中越地震、雪というものが一つの大きな問題なんです。  それで、小国町の法末地区で仮設住宅への入居を決定、ほとんどの方が決定されたわけですけれども、被災した家が雪でつぶされないための応急処理を望...全文を見る
○森ゆうこ君 そうしますと、被災者生活再建支援法の方に回っていただくと、そういう意味ですか、仮設住宅に入られた場合、その後での住宅の修理に関しましては。
○森ゆうこ君 今の問題について、内閣府の方で何か解決策はないでしょうか。どなたかお答えいただけませんでしょうか。
○森ゆうこ君 いえ、ですから、雪解け後のその住宅の再建ということではなくて、仮設住宅に入られた、で、まだ避難勧告は続いているので自宅には戻れないわけです。その中で、これから雪が降るんです。そこ、今回の被災地というのは、二メートル、三メートルの雪が積もる地域なんですね。ですから、前...全文を見る
○森ゆうこ君 特に今のお話の中にもありました雪についての対策急がれるわけですが、それにつきましてはまた後でまとめて質問をしたいと思いますが、住宅の再建ということにつきましてはいろいろ今も、今までも御議論があったところでございますが、被災者には住宅本体や補修費への支援金の支給に関し...全文を見る
○森ゆうこ君 連日の報道の中でもこの被災者生活再建支援法、今の現行の制度だと被災者の立場に立っていないというような様々な報道があるということは当局も御存じだと思います。  被災者の実態に応じたきめ細かな支援という観点で伺いたいんですが、過去の災害における支援金の実態調査によれば...全文を見る
○森ゆうこ君 済みません、雪の重みでっていう……。
○森ゆうこ君 それは、まあこれから雪の期間始まって春まで三、四か月あるわけですけれども、その後もう一度その被害状況を認定し直すということでよろしいわけですね。確認のため。
○森ゆうこ君 それは避難指示が出ている地域だけですか。避難指示、避難勧告が出ている地域以外でも、今の現時点では損害の程度が軽く判定されると、そして雪の影響で思ってもみぬ被害が起きる可能性がありますので、その避難指示及び避難勧告の出ている地域だけではなくって、やっぱり今回の地域特性...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、それだと困るんですよね。また、何というんですか、手続が一つ非常に煩雑になりますし、その地震の被害を受けていなければその雪によって壊れたりするということはないという場合もあるわけですから、もう今の被害認定のままそこで決定ということではなくって、今回の地震に関して...全文を見る
○森ゆうこ君 午前中の泉田知事の発言の中にも、被災市町村は書類の作成に力をそがれて本当に被災者に温かい手を差し伸べるということがなかなかできないでいるという話もありました。  今ほどの罹災証明書、まず市町村がちゃんとやってくださいよとおっしゃいますけれども、もうその担当者自身も...全文を見る
○森ゆうこ君 官僚の答弁を解説するような答弁じゃなくて、雪に、もう雪というのが今回の地域特性、災害特性だから、それに対して十分に対応してくださるというふうに政治家らしい答弁を私はお願いしているんですよ。
○森ゆうこ君 雪と地震、併せてということですね。  それで、今ほど随分と迅速に対応してくださるようになったというふうな御説明ありましたけれども、米国における被災者支援策で非常に評価されたものがあるわけです。一九九四年、阪神・淡路大震災の一年前の同じ一月十七日に発生した米国のノー...全文を見る
○森ゆうこ君 すべての物事の考え方が、先ほども、なぜ特別立法をすぐ作るよと言ってくれないのかと。被害の状況が具体的に上がったら、つまりいろんなものが積み上がったらその時点で査定して、今の制度ではできない場合には立法を作りましょうと、立法しましょうと。まあ、様々な支援費の支給に関し...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。  本当に自衛隊の活動に対する評価、期待が高まっておりますが、そんな中で、自衛隊の定員の削減の議論がなされているわけですけれども、私としては、様々な今後の防災活動それからいろんなテロ等の対応、様々な問題が新たに生まれてくる中で、定員を削減、余...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほど申し上げた中で、震災での応急対応に係る経費等について、今後関係省庁から新潟県に対して多大な請求が予想される可能性もあります。こうした点を県は心配しているわけですが、県が負担すべきということになるその応急対応に係る経費等について、政府として何らかの対応を検討すべ...全文を見る
○森ゆうこ君 はい、ありがとうございます。  さっきからお金のことばっかり言って申し訳ないんですけれども、そういうことなんですよ。要するに、災害復旧・復興の事業、どこまでやれるのかという見通しが立たないんですね。それはもうどこも一緒だと思うんですけれども、財政事情の悪いところ、...全文を見る
○森ゆうこ君 厚生労働省には様々な項目を投げ掛けさせていただきました、中小企業の支援策について。もう既に実施したと、例えば今の十九日から実施したという御回答もいただきましたが、例えば被災自営業者等に対する訓練手当の適用と高率助成の実現等については現地の状況等を踏まえ検討中ですとか...全文を見る
○森ゆうこ君 何というのかな、言われないとやらないというんでしょうか。どうやったら、この例えば震災を受けた地域のその雇用不安を解消できるのかという積極的なアプローチというのが私は感じられないんですね。いろいろ要請があって、それについて検討して決めますとかね。  大臣、さっきの特...全文を見る
○森ゆうこ君 ふるさとを思う気持ち、当然でございます。先ほど自民党の西島先生の方からも専門家としての新潟県人の分析もしていただきました。我慢強い人たちです。雪国の一番雪深いところにいる我慢強い人たちです。  昨日も、ずっとこの一か月、兵庫県の方又はいろいろ全国各地からボランティ...全文を見る