森ゆうこ
もりゆうこ
選挙区(新潟県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月31日 | 第162回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。私は新潟県選出の参議院議員でございます。 今般の平成十六年度補正予算は、昨年、全国に被害をもたらしました各種災害を踏まえた対策が中心でございます。特に、私ども新潟県中越地震につきましては、地震発生時から三か月が経過いたしま...全文を見る |
○森ゆうこ君 今ほど村田防災担当大臣からも御報告がありましたように、今、例年に比べまして大変積雪量が多いということで、今後、この雪の大きく、積雪によりまして大きく被害が増幅される懸念も指摘されております。今般の補正予算は災害復旧等が中心でありますが、様々な被災者支援や被災地の復興...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 重ねて確認させていただきたいんですが、阪神・淡路大震災におきましては、継続的に講じられた対策の中で、財政的な支援が何次かに分けて行われておりますが、これについて総理から改めて、どのような内容で行われたのか、御説明いただきたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 今ほど継続的な支援についてお約束をいただいたということで、感謝を申し上げたいと思います。 続きまして、風評被害を受けた観光復興の必要性について伺います。 新潟県中越地震におきましては様々な被害をもたらしましたが、被害を受けていない県内観光地でも宿泊のキャンセ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ありがとうございます。 総理にも是非おいでいただきたいと思うんですが、雪の新潟の良さは二時間では分かりませんので、是非、長時間滞在していただければと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 是非、お越しいただきたいと思います。 次に、今回の災害で得た教訓を活用するという観点から幾つか質問させていただきたいと思いますが、まず防災体制におけるITの活用について伺います。 改めて、防災体制の在り方、そして情報伝達の重要性ということが浮き彫りになりまし...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 次、次に耐震化の促進について伺いたいと思いますが、新潟県中越地震におきましては、震度七という大きな揺れにもかかわらず、住宅自体が雪国仕様ということでその倒壊が少なかった、阪神・淡路大震災のような膨大な犠牲者が生じなかったというふうに言われております。 改めてその...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私もこの詳しい数字をいただきまして驚きました。全然進んでいない、耐震化の診断さえも進んでいない、そして耐震性が足りないと言われたものについてもほとんど未改修であるというふうに報告をいただきました。 なぜこのようになっているのでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 総理にこの件について見解を伺いたいんですが、耐震性が確認されていないものも半分ある。それから、それを改修したものが本当にまだ半分に満たないというような状況の中でいつまでにこれ進められるお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 今の御答弁では多分国民の皆さん大変不安に思われるんじゃないでしょうか。いつまでにどの程度やれるのかということをきちんとお答えいただきたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 小泉内閣というのはアクションプランを作るのがお好きですよね。ロードマップ、いついつまでにこの数値を達成するということを目標として掲げられるということをいつもやられると思うんですが、今のような抽象的な話では国民の皆さん納得しないと思いますので、具体的な目標数値、目標日...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 国土交通大臣にもこの耐震化について一言お聞きしたいんですけれども。 | ||
○森ゆうこ君 国土交通大臣、続けて伺いたいんですが、アメリカのカリフォルニア州では耐震補強していない無筋れんが造りの建築物については、入口の目に付きやすいところにこの建築物は補強を実施していないれんが造りの建築物です等、掲示が義務付けられていると言われております。こういった手法も...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今ほどいろいろ御答弁がありました。災害、必ず日本は地震が起きるということで、費用対効果の面から見ますと、起きた災害に対してその復旧・復興にお金を掛けるよりも、まずはその地震において人的被害が出ないように最大の防御策を図るべきと考えますので、今後もその対策を進めていた...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 そのうち、政府の支援対象となるのはどのぐらいの棟数で、そして割合なんでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 被災者の生活の再建のための支援を拡充すべきというふうに私たちは考えております。 で、私、大変今回、まあ本当なのかどうか分かりませんが、いろんな方から、この被災者生活再建支援法については与党の先生方も改正が必要だと考えておられると、これはいろんな方から伺いますし、...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 それでは、まあ被災者本人、それから被災自治体からもこの被災者生活再建支援法の改正が強く望まれているわけですし、私どもも既に改正案提出しておりますので、これは今国会で審議し、そしてできるところは改正すると、そういうことでよろしいですね。 | ||
○森ゆうこ君 改正するのかしないのか、そのことについて総理が明確な方針をお示しになることが一番重要なんですよ。いかがでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 この被災者生活再建支援法の改正につきましては、抵抗勢力は私はいないというふうに伺っております。ということは、今国会で審議され、そして改正する方向であると、このように理解いたしましたけれども、よろしいですね。 | ||
○森ゆうこ君 総理の頭の中に本当に今雪が降りしきる中で仮設住宅におられる被災者の皆さんの顔は浮かんでいるのかどうか、私は大変に疑問に思います。 次の質問に移りたいと思いますが、阪神・淡路大震災の復興十年総括検証・提言について、すばらしいものが出されております。様々な分野、六分...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 その中に指摘があるわけですけれども、今回私も災害復興・復旧の現場を奔走いたしまして痛感いたしましたことは、我が国にはこの災害復興基本法、本当の意味で災害復興、応急復旧から復旧・復興、そして新たな町づくりのビジョンも含めた、そういったトータルな復興の法整備というものが...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 済みません。御報告をお願いしたわけではなくて、我が国の災害復興法制の抜本的な整備を含めた検討に速やかに着手すべきであるという私の考えなんですが、総理、お答えいただきたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 済みません。ですから、今の法整備は、災害に関する法整備はパッチワークの状態でして、きちんとした災害予防から災害復興に至る一連の過程での、そのきちんとした法体系を改めて作るべきではないかと、そのことを痛感したので、そのことについて前向きな御答弁をいただきたいと思って質...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 済みません。ということは、その法整備を根本的に見直すというお考えであるというふうに解釈してよろしいということですね。 | ||
○森ゆうこ君 見直すべきとお考えなのかどうかさえもよく私の方には伝わってきませんので、いずれにせよ私は、そういう抜本的な法改正をして、本当に災害に強い国をつくるというのであればそこからやらなきゃいけないと思いますが、もう一度、総理、お願いします。これ総理でしょう。簡単な質問ですよ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ですから、不備があったと指摘されて、速やかにこういう基本法を制定し直すべきであるという指摘がなされてあるわけですから、そのことについてきちんとやるのかやらないのかという質問をさせていただいているわけですが、時間もありませんので次の質問に移りたいと思います。 次に...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 総理のこの北朝鮮系信用組合に対する御認識というのはその程度ですか。 この破綻処理をして公的資金が投入されたわけなんですが、その総額はお幾らでしょうか。小泉総理、お答えいただきたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 私の質問の仕方について何か御不満がおありの閣僚の方いらっしゃるようなので、じゃ改めて別な質問の仕方をさせていただきますが、この北朝鮮系信用組合に対する公的資金の投入については当時様々な問題が指摘されました。じゃ、その様々な問題というのはどういうものだったのか。 ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 問題になったのは、要するに、この北朝鮮系信用組合が要するに朝鮮総連の支配下にあったと。つまりは、北朝鮮政権の支配下にあった。そして、その破綻の原因となったものが北朝鮮への不正な支給、資金の不正送金等ではないかといったような様々な懸念がありまして、ですから、朝銀をめぐ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 この先ほど申し上げました朝鮮銀行の、北朝鮮系信用組合に対する資金援助、これは国民の皆さんの税金でございます。合わせて一兆三千二百十四億円投入された。これは小泉内閣になってからのことでございます。 経済制裁という言葉、いろいろ言われているわけでございます。 今...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 発言の真意は。 経済制裁等について総理次第というふうに御発言されたという報道についてはいかがですか。 | ||
○森ゆうこ君 一方、新潟県では港湾管理責任者である泉田新潟県知事が万景峰号の入港に対して新たな条件を付しました。この経緯について御報告をお願いしたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 今ほど御報告ありましたように、泉田新潟県知事が講じたこの二つの新たな条件を付したこと、大変効果がありまして、慌てた北朝鮮側は審査請求書を提出いたしました。 私はこの中で大変腹の立つ部分があるんですが、いろいろな理由が付してありますが、海運自由の原則が国際ルールと...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 時間なのでこれで私の質問を終わりますが、いま一度、国土交通大臣、適切ではなくて、厳格に運用していただけるということでよろしいでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 じゃ、私の質問はこれで終わります。 | ||
03月10日 | 第162回国会 参議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。 まず冒頭、午前中、子供たちに対する犯罪の防止について自民党の市川先生の方からも御質疑がありました。私も今、子供を育てる母親として地元に娘を残してきておりますので、本当にどきどきしながら暮らしているということで、今日、質問...全文を見る |
○森ゆうこ君 具体的な施策として、犯罪被害者に対する精神的ケア、給付金支給の充実、犯罪被害者への情報提供や公判手続への参加の機会拡充などの点について、私は基本計画の中で制度整備という形できちんと行うということをこの場で確認をさせていただきたいと思うんです。 例えば、被害に遭っ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 被害者の要望がそこで実現されるものと思っております。 今度の二十日で、三月二十日であの地下鉄サリン事件から十年を迎えます。今日の報道にもありましたとおり、昨日、被害者の無料検診活動を行うNPO法人リカバリー・サポート・センターが、地下鉄サリン、それから松本サリン...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ありがとうございます。 この問題に関しましては、国松元警察庁長官が今月の九日、仙台市内で全国犯罪被害者支援のための公開フォーラムに出席をされまして、このようなコメントをしております。「報道被害を防ぐには、被害者支援団体が被害者の思いや実態を記者に話して教育すべき...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ありがとうございました。 続きまして、北朝鮮拉致問題について伺いたいと思います。 まず最初に、少し順番を変えまして、この北朝鮮拉致問題に関する、これは北朝鮮国家による重大な人権侵害であると、このことを国民に対して教育、啓発する必要があるとの観点から質問させて...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 済みません、官房長官、今のは官僚の用意した答弁だと思いますけれども、この拉致問題に関してこれは国の姿勢を示すという大事な点でございます。私、今この問題から入りましたのは、これは今、官房長官からきちんとしたお答えをいただくのに別にそんな難しい内容じゃないなと。今、官房...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 北朝鮮拉致問題を北朝鮮国家による重大な人権侵害である、我が国の国民に対する重大な人権侵害であるということを、我が国政府はそのように考えている、だから国民に対しての教育をするんだ、啓発をするんだという、この政府の意思を示していただきたい。たった一言でいいんです、官房長...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私は人身問題が重要じゃないと言っているわけじゃないんです。ただ、今の時点でこの拉致問題に関しては非常に重要なところに来ているということで、わざわざ並列しておっしゃることは私はないと思います。取りあえず、今踏み込んだ御答弁をいただいたことを評価したいと思いますが。 ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 日本は過去に制裁と同様の措置を講じておりますが、これについて御答弁をいただけますでしょうか。日本は過去に北朝鮮に対していわゆる経済制裁と同様の措置を講じておりますが、その内容について御答弁をいただきたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 ただいまの御報告にありましたとおり、日本は過去に北朝鮮に対して何らかの措置をとった経験がございます。 それを踏まえて御質問を申し上げたいと思いますが、官房長官は、十二月二十四日に、北朝鮮が今後迅速に誠意ある対応を示さない限り厳しい措置をとるというふうにたしか記者...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今単独の経済制裁を掛けるべきと私は思います。これ以上引き延ばしますと、誤ったメッセージを北朝鮮のみならず国際社会に与えることになると思います。 先ほど家族会の方で要望に伺ったと思います。このまま政府が何の対応も取らない場合、家族会の方では四月二十四日に座り込みも...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ですから、いろいろ質問してもあれなので、西岡力東京基督教大学教授、この方は救う会全国協議会の副会長でございますが、西岡先生の論文を少し引用したいと思います。 イラク戦争に関してアメリカの攻撃の根拠になった国連安保理決議一四四一号には拉致が入っている。安保理は、イ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 少なくとも特定失踪者調査会が要求しております三十三名の方の追加認定が今すぐ私は必要だと考えますが、これは官房長官にお聞きしたいんですけれども、追加認定、政府としてはするべきではないでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 証拠の積み重ねということで、私も昨日大分議論しました。どこをもって本当にそれが積み重なったと言えるのか。被害者の方が既にお帰りになっている。そのお帰りになる前の状況とは全く違うわけですが、その前と比べてもその認定、拉致被害者の認定人数というのはほとんど増えていないわ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ほかに質問したいことはたくさんあるんですが、この拉致問題について、最後に。 先ほども日本単独で今経済制裁を掛けておくことが大変重要だと明快な御答弁がいただけなくて大変残念なんですけれども、昨年の国連人権委員会での北朝鮮の人権状況を非難する決議におきましては、未解...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 日本が本気で怒っていることをやはり北朝鮮に伝えないといけない。国際社会に伝えないといけない。日本人の拉致被害者を全員返すまでは経済支援も受けられないんだ、食糧支援も受けられないんだ、そういう明確な、強烈なメッセージを日本政府がまず発信すべきだと思います。 大変残...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 だから、今、日本での単独での経済制裁が必要だと、それしかこの局面を打開する方法はないと、重ねて申し上げたいと思います。 もう時間がございませんので、せっかく竹中大臣にお越しいただきまして、質問も幾つも用意させていただいたのに全く質問しないというのも失礼ですので最...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 どうもありがとうございました。 | ||
03月25日 | 第162回国会 参議院 本会議 第10号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました地域再生法案について村上国務大臣に対して質問いたします。 質問に先立ち、三月二十日に発生した福岡県西方沖を震源とする地震で亡くなられた方の御冥福をお祈りし、被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、被...全文を見る |
03月31日 | 第162回国会 参議院 内閣委員会 第5号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。 続きまして、質問をさせていただきたいと思います。 大臣には、先日の本会議で会派を代表して質問させていただきましたけれども、今、小さく産んで大きく育てるというお話度々繰り返されました。今、松井議員も最後に言いましたけれ...全文を見る |
○森ゆうこ君 大臣、何かありますか。 | ||
○森ゆうこ君 要するに、この八百十億円という、結局こういう形になってしまったわけですけれども、ここへ来るまでも物すごい大変な御苦労があって、もうその御苦労の話はいろいろ今まで伺っているわけですけれども、概算要求に盛り込まれたところであるというふうに明言されたものに関してでさえも、...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私は、行政の経験は、まあ全くないわけではありませんが、非常勤職員として町の公民館に勤めたことはあります。ありますが、行政のサイドとしての経験はほとんどないというところだと思うんですけれども、画期的だと、本当に戦後始まって以来というんですか、実務経験のある方は画期的だ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 財政事情の厳しさ、よく分かっているつもりですよ。 大臣、本当に限られた財源を有効に本当に活用したいんであれば、一括して交付すればいいんですよ。一括して交付すれば、今までよりも少ない金額で今まで以上の効果を上げられることができるんですよ。国の補助金とか、まあ交付金...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 分かりました。それはもう本当に何度も熱意を込めて熱血漢の村上大臣らしく熱弁振るわれておりまして、私もお気持ちは、そこは分かるんですよ、本当に分かるんですね。 で、なぜ、先ほども松井議員最後の方で質問されました、いろんな懸念が我々持っているかというと、じゃその先は...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 そうしますと、先ほど同趣旨の質問が松井議員の方からもされたと思いますが、私の方からも確認させていただきたいんですけれども、今回導入された三つの交付金は、国庫補助負担金の一括交付金か、さらに、将来的には地方への税財源移譲につながる第一歩となる、すなわち地方主権の確立を...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 その道が大変難しいということを度々おっしゃっていらっしゃるわけですけれども、今回の法案で、地域の雇用の創出というところが非常に大きな目標、地域の再生地域の再生といっても、それは何だねという話の中で、やっぱり地域の雇用を創出するところに非常に大きな目的があるとは思うん...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 先ほど、最初に申し上げました、当初八分野が統合等を期待されるという話がありまして、この産学連携という、もう重要な分野統合して更にこの地域再生ということに資するように連携を図るべきということで当初より候補に挙がっていたわけでございますが、経済産業省と文部科学省とで同じ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 昨日、文部科学それから経済産業、それぞれに来ていただいて少しお話を伺ったんですけれども、いや、今回は一元化ということはやらなかったけれども、連携枠を設けましたって言うんですね、連携枠を。で、連携枠を設けるぐらいだったら一本化して一元化した方が、今回こういう法案出すわ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 連携を強調されるわけですよ。連携しているからいいではないか、連携枠を設けたからいいではないかと。 文部科学省の方は、大学は知的創造をするべきだと、大学の方に文部科学省としては政策的に重点的に後押しする、これが重要なんだというふうに主張されるわけですけれども、例え...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 スピード感を持ってという御発言、私この委員会で大臣からお聞きしたと思うんですね。何かそのときの御答弁と何か今の御答弁、何か違う人がしているような感じがしてしようがないんですけれども。 私は大臣のおっしゃっていることもよく分かります。ですけれども、例えばもう本当に...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 いや、だって、それぞれ予算が行っているものをまとめてきて、使いやすくして新しい交付金の形にしましたというのが今回の法律の目玉じゃないですか。だから、そこにその一番のポイントである参加、少なくとも数字じゃなくて内容だとおっしゃるんであれば、今回のこれを盛り込むべき努力...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 昨日、推進室それから各省の官僚の皆さんと議論しているときにふっと思ったんですよ、何でこういう質問するのかなと。 我々が政権を取ったときにですよ、まあ私たちは事業費補助金一括交付ということを掲げておりますよね。ここに至るまでには本当に大きなハードルがあるというのは...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ありがとうございました。 いろいろ厳しいことを申し上げさせていただいたわけですけれども、地域を再生したいという気持ちは全く一緒なんですよ。そして、それは本当に地域再生という法案の名前どおり中身がしっかりと充実しているんであれば、それはもう率先してやっていきたい、...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 それで、私は本当にそうであれば、大臣のリーダーシップが求められる一方で、それを支える事務体制の強化も重要であるというふうに考えます。行政改革というのは、大臣が要するに私は行革担当大臣も兼務していますから、一方で減らせ減らせとやっておきながら、ここの体制だけ強化して増...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 念のために私、今どういう体制になっているのか出していただきましたら、地域再生推進室の職員が特区推進室との併任である。特区も大変だと思うんですけれども、これは併任してやられていると。職員については、計六十七人で、中央省庁が四十四人で、地方公共団体から十五人、民間から四...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 では、終わります。 | ||
○森ゆうこ君 私は、民主党・新緑風会を代表し、地域再生法案に対し反対の立場から討論を行います。 まず、民主党の地域再生に対する基本的な立場を改めて申し上げます。 豊かな可能性を持つ日本の地域社会には本来人々のエネルギーが満ちていますが、自民党長期政権による中央集権的な官主...全文を見る | ||
04月07日 | 第162回国会 参議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 私は、ただいま可決されました構造改革特別区域法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び各派に属しない議員黒岩宇洋君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 構造改革特別区域...全文を見る |
06月14日 | 第162回国会 参議院 内閣委員会 第14号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。 今日は、拉致問題についてまず質問をさせていただきたいと思います。 前回、私が細田官房長官に対してこの拉致問題のことについて質問させていただいてからもう既に三か月たちましたし、御存じのとおり、十二月二十四日、細田官房長...全文を見る |
○森ゆうこ君 つまり、この半年間、北朝鮮はこの問題に関して誠意ある対応は全くしていないというふうに判断されているということでよろしいですね。もう一回確認します。 | ||
○森ゆうこ君 今のようなことをずっと述べられることに何の意味があるのかというふうに思いますが、まあ、むしろ今言っていただいたということで、北朝鮮が全く誠意ある迅速な対応をしていないばかりか、日本側を愚弄するような、そして拉致被害者、そして拉致家族を愚弄するような、そのような対応し...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 その結果、全く何の進展もありません。 官房長官、北朝鮮が迅速かつ誠意ある対応をしない場合、日本政府は厳しい対応を取らざるを得ない、こう発表されたのは細田官房長官でございます。既にそれから半年が経過しようとしております。今正に我々は、もう本当に遅過ぎると思いますけ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ずっと検討しているということなんですけれども、経済制裁をしない理由は何ですか。 | ||
○森ゆうこ君 経済制裁が北朝鮮問題解決の妨げになるという、そういう意味ですか。経済制裁をした場合に、それは進展をさせるどころかこの問題の解決、その進展の妨げになるとお考えになっていらっしゃるんですか。 | ||
○森ゆうこ君 忍耐強く折衝とおっしゃいましたけれども、何も進んでいないんですよね。 齋木審議官に伺いたいんですけれども、最近何か折衝があったんでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 もうほかに何も打開策がないんですよね、はっきり言って。 今日は拉致された横田めぐみさんの御両親、横田滋さんと横田早紀江さんが傍聴席に来ていらっしゃいます。御存じのとおり、先週の金曜日、この参議院の拉致問題対策特別委員会において、お二人、参考人として意見を陳述され...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 それならば、なぜ拉致対策本部をおつくりにならないんでしょうか。これは家族会、救う会、様々な拉致問題に関する会が要望しております。きちっと拉致対策本部をつくって、そしてこの問題の解決に向けてもう政府が優先順位第一の課題だということで進めていくという姿勢を示すためにも対...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 そうしますと、この北朝鮮に拉致をされた拉致被害者、今何か私の質問、後からのやつに答えられたのかな、被害者の捜索そして救出について責任を負っている機関というのはどこになりますか。 | ||
○森ゆうこ君 では、金曜日の拉致特で、これは民間の機関でございます、政府がきちんとそういう機関をつくって取り組まないものですから、特定失踪者問題調査会の荒木さんが参考人としてお見えになりまして、このように指摘をされております。 多くの拉致被害者を北朝鮮に残したまま長い年月が経...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ただいまお話のありました被害者の認定について、さきの参議院の予算委員会でも同僚の山根議員の方から質問があったと思います。この認定の人数が少ない、少な過ぎるということ、これは我々が北朝鮮に対して日本人、拉致した日本人を返せというふうに要求をしていく、このときに日本政府...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 外務省に伺いますが、外務省は交渉するときにこの認定者を基に交渉していらっしゃるわけですよね。 | ||
○森ゆうこ君 つまり、政府が認定していないと、北朝鮮に対して返せと要求をするということについては非常にやりにくいという点があるんじゃないんですか。 | ||
○森ゆうこ君 今までのこのやり方ですと、前にも指摘されておりますけれども、本当に今現在拉致をされて、今救いを待っている人たち、その人たちほとんどは日本政府は把握してないんですよ、きちんとした把握を。 で、先ほどの警察、警察はそういう取組の仕方だと思います、捜査をしてその証拠が...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 政府が全く認定していない人たちがいるわけですね。先ほどの特定失踪者問題調査会のリストに挙がっている人はたくさんいらっしゃるわけです。そして、疑いが濃厚になっている人も本当に大勢いらっしゃる。そういう人たちにも帰っていただかないと、これは拉致問題の解決にはつながらない...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 申し訳ありませんが、そのような政府の認識、根本的に間違っていると私は思います。 今、犯罪というふうにおっしゃいました。刑事事件として扱っていらっしゃるんですね、一個一個、それぞれ。それで警察が捜査をして、そして証拠がある程度固まったときに政府として認定をしていく...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 政府、我が国政府が、我が国の国民が拉致されて救出を待っているときに、我が国の政府が自分でできる、主体的にできるということを、いつまでに、どのように、何をするのか、具体的にお答えいただきたいという質問なんですが。 | ||
○森ゆうこ君 ですから、粘り強く、しかも半年間もこのような状況が放置されたまま何もしないということなんでしょうか。 万景峰号について伺いたいんですが、昨年の十二月に泉田新潟県知事が万景峰号に対して二つ入港条件を課しました。一つは、いわゆる改正油濁法の前倒しとなる保険の厳格な適...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 そうじゃなくて、この拉致問題の解決に向けて北朝鮮側が何ら迅速に、しかも誠意ある対応を示していないわけですから、私はこの特定船舶、この万景峰号、止める今がタイミングだと思いますが、なぜやらないんですか。 | ||
○森ゆうこ君 北朝鮮に限ってそんなことはないと思いますよ。時間稼ぎをして好都合だと思っているわけですよ。この間に不正に得た資金によってますます、今本当に核ミサイル持っているのか分かりません、宣言していますが分かりません。もう準備が着々と進んでいる。日本にとってはますます脅威になる...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 核実験を強行した場合には、我が国としては諸外国を巻き込んだ形で国連安保理における経済制裁に向けた外交攻勢を強めることが求められると思いますが、この弾道ミサイルと組み合わされば我が国に対する多大な脅威となることが容易に想像される中で何もできないでいる。国民一億二千万人...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 先ほど万景峰号のお話をいたしました。 五月二十三日の万景峰号の入港に際して、さきに泉田知事が課した条件のもう一つの方、大音量による将軍様をたたえる歌ですか、それのテープで流すことをやめるようにという条件を課したわけですけれども、二十三日の入港の際にはそれを破りま...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 済みませんが、具体的な日本政府が何をどのようにするかということが全くお答えになっていられない中で、できることを一生懸命やっていく、信じてくれと言われても困るんですね。 先ほども申し上げました経済制裁イコールデッドラインということじゃなくて、その反応に応じていろい...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 済みません、今おっしゃったことはちょっと理解できません。 要するに、一かゼロかということですか。何もやれないということですか。全面的に何か戦争でもしない限り何もやらないという、そういう意味ですか。 | ||
○森ゆうこ君 竹中大臣、済みません。お願いしていたのにこの間と同じようなケースになってしまって大変申し訳ないんですけれども。 じゃ、無期限でこのままの状況を、風任せ、六か国協議開かれるか、開かれるのか開かれないのか分からない六か国協議任せ、よその国の交渉任せ、日本政府は何もし...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 じゃ、期限を切ってください。もう既に六か月たちました、官房長官が経済制裁の予告をしてからですよ。迅速かつ誠意ある対応を示さない場合厳しい対応を取らざるを得ないと制裁予告をしてからもう半年がたちます、二十四日で。あと一か月待ってやると。今までは期限を切るのはよろしくな...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 齋木審議官に伺いたいんですが、私たち拉致問題にずっとかかわってきて、いろんな動きを見てきた一人、齋木さんももう専門家でいらっしゃいますし、本当に一生懸命やっていただいた。そういう北朝鮮の対応の仕方をよく心得ていらっしゃる人は皆一様に、北朝鮮という国はこういうやり方で...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 いや、もう我慢にも限度があります。その検討もいつまでするんですか。検討中、検討中とずっと聞いてまいりました。 もう既にタイミングを遅いというふうに思っておりますが、でも、今からでも遅くはありません。少なくとも二十四日からの三日間の座込み、そんなことはしていただか...全文を見る | ||
10月11日 | 第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。 まず最初に、今回の障害者自立支援法案に関しまして様々な議論が既になされておりますが、障害者に利用費の負担を求める前にまずはやることがあるのではないか、これが皆さんの大きな御意見だろうと思います。 障害者を一律に社会的...全文を見る |
○森ゆうこ君 その次のちょっと二問ほど少し後に回させていただきまして、先週来この委員会で、今、現状のサービスは下がらないのか、きちんと確保されるのか等々、そのような質疑が繰り返されました。私は、先にその基盤整備を行って、その後に問題点を整理し、そして改善をして、そこで負担を求めて...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 数値目標はいかがですか。そして、その地域間格差が発生している原因についてすべてを、主なものすべてをお答えになってはいないと思いますけれども、大切な問題落とされているんじゃないでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 私がお聞きしたいのは、地方自治体、この説明資料ですけれども、地方自治体にとって、財政不安を抱えたままとなり事業が安定的に実施できない、それから義務的経費化ができないことに伴い大きな超過負担が生ずる可能性、支給決定については透明、明確なルールや手続がないままと、こうい...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 障害者福祉の現場は、地元の現場の皆さんのお言葉をおかりしますと、きれい事では済まないと、一番お金の掛かる分野なんだというお話でございます。これは現場に携わる皆さんの言葉です。 局長はどうしてもそういうふうなお答えしかないようなんで、大臣に伺いたいんですけれども、...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 かつてでありましたら、今のような大臣の御答弁でもある程度分かります。じゃ、地方交付税でしっかりとやってくださいというふうに、じゃ終わりというふうになると思うんですけれども、いや、そういう状況じゃないでしょう、今。三位一体の改革といいながら地方交付税ばっさばっさ切られ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今のやり取り、なかなか行ったり来たりであれなんで、ちょっと質問を次に進ませていただきますけれども、それでは来年度の障害福祉の概算要求額とその積算根拠について提示をしていただきたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 今の御説明を聞きますと、例えば在宅支援の関係で三十数%増というふうなお話があると、ああ、厚生労働省もようやくやる気になったのかというふうに思うのかもしれませんけれども、私は、今回の概算要求の特に今のお話、ホームヘルプサービス等に関しましては、実際には三二・六%増とい...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 そうしますと、この法案が通ったのを前提にというふうに先ほどおっしゃったんですが、サービス供給見込額等を具体的に、ある程度その地域を調査してもらって、ホームヘルプサービスの具体的なサービスの供給見込額というものをあらかじめ提出してもらって、それに基づいて積算されてそう...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 済みません、今のところね。私としては一番こだわっているところなんです。支援費制度が導入された、そしてわずか二年の間に今度はこういう形になるということで、その当初の計画自体、机上の空論であってきちんとした予算措置講じていなかったのではないか。 今局長おっしゃいまし...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私としては、ちょっとその説明では納得できないんですけれども。 じゃ、ちょっと確認させていただきたいんですけれども、障害福祉サービスに定率負担、ちょっと質問項目飛びますけれども、今の流れからいってここへ行かざるを得ないんですよ。定率負担と食費、光熱水費等の実費負担...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ちょっと分からないんですけれども、要するに今の私の質問についてはどうなんですか。そういうふうに将来必ず基礎的な介護サービスは介護保険制度から支給するということになるということでいいんですか、悪いんですか。可能性はあるけれどもどうなるか分からぬと、そういうことですか。...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ここをはっきりさせないまま、例えば今も大臣がおっしゃいました被保険者と受給者の範囲の問題もありますね、介護保険。様々な問題点が指摘されているわけですけれども、その部分の改革を先送りして利用者負担、定率負担だけを導入すると、こういう、これが私は問題だと思うんですね。で...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 逆に私混乱しちゃったんですけれども、今の説明聞いて。 あれですか。もう障害者福祉は税ではなくて保険の方にウエートを置いていくんだと。要するに保険なのか税なのかということからすると、どっちの方向に行くんですか、これは。 | ||
○森ゆうこ君 ちょっと今のところ、必ずしもああそうですかと完全に理解できたわけではないんですけれども、少しその理解を深める意味でも、先に少し介護保険制度との違いについてもう一回整理させていただきたいと思うんですけれども。 ケアマネジメントという言葉についてキーワードとして少し...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私もそのように理解しております。もう根本的に違うと。介護保険は支給限度額があるんですね。その中でどうやってサービスを組み合わせていくかと。その中で、先ほども申し上げました、予算の面でいってもサービス供給量、どの程度になるかと。しかも、これは向こう三年間見通して組み立...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 この件に関しては、先日、中村委員に対しての御答弁の中で、委託相談支援事業者の指定基準ですとか、それから今ありました相談支援専門員の研修等による質の確保等々、御答弁いただいているわけですけれども、新たな、要するに、例えばケアマネジャーのレベル何とかとかという新しい資格...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今、法案の中でされていないということですが、今後そういうことも考えておられるのかどうか。 それから、続けて質問しますけれども、そうしますと、今の一連の中で、障害者自立支援法案が成立しましたら、市町村は介護認定審査会と障害者に係る市町村障害者区分の審査会ということ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今のお話ですけれども、市町村の立場に立てばという、確かにそういう配慮も必要なんですが、一方、先日、専門家である朝日先生の方からも御指摘ありましたように、特に精神障害者の方に関する、そういうそもそも障害区分認定というものは非常に難しいというお話もありました。その辺のと...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 それはどなたが判断されるんでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 もう一つ、介護保険制度のホームヘルパーと障害者自立支援制度のホームヘルパーではどこが違うんでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 私は、この介護保険制度との違い、それから関係が整理されないままでこの定率負担だけ先行するのはおかしいのではないかということを最初に申し上げました。 介護保険制度というのは、本当に地域の皆さんがそれぞれ保険という形でお金を出して、だれもが高齢者になるわけですから、...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 もう時間が参りました。 今ほど大臣からいろいろお話がありましたけれども、最後に伺おうと思って取っておいたので結局質問できなかったんですけれども、日本は諸外国に、先進国に比較して、もうお時間がないのであれですけれども、我が国の障害者施策のレベルは高くないですよ。予...全文を見る | ||
10月19日 | 第163回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 今日はありがとうございます。 せっかく三副大臣がお見えでございますので、政策決定の現場にいる一番権限を持っていらっしゃる方が今の少子化問題に対してどのような根本的な問題意識を持っていらっしゃるかということが非常に重要だと思いますので、確認の意味で、最近、今更何で...全文を見る |
10月20日 | 第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。 まず、生活保護等における国庫負担について伺います。 生活保護制度は、国の責任において格差なく統一的な措置が講じられるべきであり、その事務は国が本来果たすべき役割にかかわる法定受託事務であります。国の負担の在り方に対す...全文を見る |
○森ゆうこ君 ただいま大臣から御説明のありました国と地方の関係者協議会は昨日も開催されております。昨日の開催につきまして既に新聞記事が出ておりますけれども、地方側は、国庫負担割合の引下げは断固として受け入れられないと、このように表明をしているところでございます。このことに関しての...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 全国市長会からファクスをいただきました。今般、国と地方との共同作業において保護率の上昇と地域間格差の要因を科学的に分析したところ、その要因は、失業率の上昇などの経済的要因と単身高齢世帯割合や離婚率の上昇などの社会的要因であり、地方自治体の取組や実施体制と関係があると...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私の意見だけ申し上げさせていただきますと、先ほどの中島先生の提出資料について、あの数値をもって地域間格差が非常に大きなものがあるというふうには言えないということだけを主張させていただいて、次の問題に移らせていただきます。 アスベスト問題についてでございます。先ほ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 平成十八年度中というお答えがございましたけれども、もう少し具体的に更に踏み込んだ期日というものはお答えなれますでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 今ほど大臣からもお話がありました。私どもは、ノンアスベスト社会を目指してということを政策としてまとめさせていただいております。 引き続きまして、アスベスト対策の関連予算について、概算要求約十六億円となっているかと思いますが、アスベストの除去、廃棄の費用及び方法等...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今、このアスベストの除去等に関しまして様々な混乱が生じております。今ほどもありましたけれども、例えば建物の解体時の費用負担等々、様々な問題があるわけですけれども、来年度の予算もさることながら、早急に対応が必要となる場合もありますが、その件に関して、必要な場合は補正予...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 これは、次の質問ではございません、私の方で提案をさせていただきたいと思うんですけれども、今、様々な混乱が生じております。私の地元でも、例えば市民会館ですとか、そういうところでアスベストの吹き付けがあったということが新たに確認されたりして、慌てて撤去作業をするというよ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 昨日も本会議で私どもの同僚委員が質問したわけですけれども、私は、このアスベスト新法の基本的枠組みについて、被災者の救済ということが大切なのは、私もそれは同感でございますけれども、根本的にこの問題に関しては、過去の行政不作為、これが非常に大きな問題だと思います。国とし...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 本来であれば、早期に対策を取っていれば、このアスベストの問題というのはこれほど大きな問題にならなかったと思います。だれも責任を取らないという根本的な問題があることを指摘して、また、この行政不作為という問題は、次に質問させていただくBSE問題、これのキーワードでもある...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私は大臣にお答えいただきたかったんですけれども、つまり我が国で発症したBSEの原因究明及び感染経路の特定はできているかいないか、それだけお答えいただけますか。 | ||
○森ゆうこ君 それでは、次の質問に移らせていただきます。 食品安全委員会の答申内容は、検査対象を全頭検査から月齢二十一か月以上に緩和しようとするものでございました。しかし、この案にはパブリックコメントで約七割が反対を表明いたしました。安全基準と国民の求めている安心との乖離をど...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ただいま大臣から御報告がありましたように、食品安全委員会に対して国内のBSE対策についての諮問を厚生労働省と農水省がされ、その答申に基づいて七月一日に厚生労働省は省令を改正いたしました。その内容は今お話があったとおりでございます。そして、それはもう既に八月一日から施...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 国民の皆様の安心、安全、食品に対する安全ということを確保するというのが厚生労働省の使命、厚生労働大臣の使命であるとすれば、先ほど申し上げましたその省令の改正、そんなにすぐやる必要はなかったのではないかと思いますが、その拙速の批判があることは御存じだと思います。なぜ、...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 食品安全委員会のプリオン専門調査会、これはまだ結論が出ておりません。今諮問されておりますいわゆるアメリカの牛肉を輸入してもいいかどうか、アメリカ・カナダの輸出プログラムにより管理された牛肉・内臓を摂取する場合と、我が国の牛に由来する牛肉・内臓を摂取する場合のリスクの...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 なかなか、私の質問の仕方が悪いのかどうか分かりませんけれども、国民の皆さんの求めている安心と、それから安全基準との乖離があるというふうにされているわけですね。その、どう受け止めているかと、それを埋めるためにどのような努力をされるのかということに関して、拙速な省令改正...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 本当にもうごくごく簡単にまとめさせていただきました。我が国と、それから米国で行われているBSE対策の対照、本当に簡単なものでございますけれども表にさせていただきました。その対策について比較をして、その評価を大臣に伺いたいと思います。 | ||
○森ゆうこ君 今の答弁のところに私は非常に重要な点があったと思います。 そもそも、このBSE対策、日本のBSE対策とアメリカのBSE対策の基本のスタンスが違うということを今御説明になりました。日本はあくまでも食肉の安全を確保するためにこの対策を講じている。アメリカは違うんです...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 終わります。 | ||
11月24日 | 第163回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 民主党・新緑風会の森ゆうこでございます。お願いします。 まず、安倍官房長官に伺いたいと思います。 長官は、自民党幹事長、幹事長代理のころには早期に経済制裁を行うべきとの勇ましい発言を繰り返してこられました。官房長官になってトーンダウンしている印象を受けますけ...全文を見る |
○森ゆうこ君 いまだに北朝鮮は誠意ある対応を示していないという段階において、今すぐ経済制裁の発動をと言っていただけるかなと思って期待していたんですけれども、政治姿勢は全く変わっていないということを強調されましたので、そのような前提に立って次の質問に移らせていただきたいと思いますが...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 我が国が掛ける圧力というものを具体的にお聞きしたつもりだったんですけれども、アメリカが掛けた圧力に対して言及していただいても何の回答にもならないと思うんですけれども。 今おっしゃったことに関して、預金の封鎖ということもおっしゃいましたけれども、通告していないんで...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 アメリカが取った強い圧力に比べますと、今のは何か拍子抜けするような答弁でございましたけれども、ほかにも様々な、ほかにもというか、具体的な圧力を示していただけませんでしたので私の方から一つ提案させていただきたいんですが、米国で成立した北朝鮮民主化法に沿った日本版北朝鮮...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 必要性の有無についてはどのような御見解をお持ちでしょうか。やはり対北朝鮮への対応策を総合的な見地から進めていく法体系というものは、繰り返しますけれども、必要不可欠ではないかと私は考えますが、官房長官はどのようにお考えですか。必要かどうか。 | ||
○森ゆうこ君 いや、必要性の有無について御見解をお願いしているんですけれども、たしか政治姿勢は変わっていないと先ほどおっしゃったはずなんですが、次の質問に移りたいと思います。次の質問に移らせていただきたいと思います。 あっ、済みません、外務大臣にお聞きするのを忘れておりました...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 次の質問に移りたいと思います。 今般の薬事法違反による朝鮮科学技術協会と金萬有科学振興会への調査の結果、拉致事件との関係性でどのような事実が発見されたのでしょうか。とりわけ、今回の捜索では藤田進さんの拉致との関係性が非常に疑われておりますが、どのような事実が明ら...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 まあ捜査中の事件ということで、今のような御答弁になるということはある意味仕方のないことなのかもしれませんけれども、もう一歩踏み込んだ御答弁を是非お願いしたいと思います。 この問題に関しましては、先ほど私の方で名前を挙げさせていただきました藤田進さんの拉致との関係...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 もう少し説明していただかないとほかの方は分からないかと思うんですけれども、お願いします。 | ||
○森ゆうこ君 今お話がありましたように、両団体とも総連傘下の団体でありまして、様々な不法行為にかかわっていたのではないかという懸念が持たれている団体でございます。私は非常に、今回の西新井病院等捜査に入られましたこのことに関して拍手を送っております。しっかりとこの捜査を進めていただ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 続きまして、次の質問でございます。 自民党の山崎副総裁は、首相の任期中の再訪朝は五分五分というふうにおっしゃいました。現在の状況を打開できる何らかの見通しがあるのか。拉致問題の解決が国交正常化の前提という中で、具体的な進展を見通しているのでしょうか。こうした発言...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今ほど麻生大臣から触れていただきましたので、私、あえて通告をしなかったんですけれども、基本的な御認識をちょっと一つだけ確認させていただきたいと思っているんですけれども、この拉致問題というものは正に国家目的による主権侵害、すなわち安全保障上の問題だというこの御認識を両...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 次の質問に移らせていただきます。 米国のデトラニ特使は、拉致の解決とテロ支援国家の指定をリンクさせる考えを示しており、日米の連携の重要性は言うまでもありませんが、日米韓の三国の連携が最近は欠けているように見受けられます。拉致問題について韓国を含めた日米韓の連携は...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今、日本に比べて十倍というお話がありましたけれども、日本政府が認定をしている拉致被害者というのはまだ少のうございます。大臣の御認識、その特定失踪者も含めてということを図らずもそのような御認識であるということだと思うんですけれども、政府として拉致を国際問題として取り上...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ただいま外務大臣がお答えになったその情報源はどちらからかということは提示していただけますでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 今ほどおっしゃいました報道によってということなんですけれども、先日の産経新聞で十一か国、各国から拉致された人々は被害十一か国にという報道がありました。今ほどお答えになったとおりでございます。 この情報ソースといいますのは、一九七八年に北朝鮮に拉致されたレバノン人...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私は、日本政府が是非これらの方々と直接接触をして、様々な情報をもう一度確認し、整理する必要があるのではないかと思います。今回のアノーチェさんの事件も明るみに出ました。国際的拉致事案について様々な証言を基にもう一度整理をして、そしてそれを基に私は国際的に働き掛けるべき...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 検討は結構なんですけれども、もう正念場だと思うんですね、私、拉致問題。検討をします、辛抱強く粘り強く働き掛けてまいりますと、もう何度も伺いました。このぐらいのことがなぜやりますというふうにすぐお答えになれないんでしょうか。私はちょっと理解できないんですけれども、いか...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 役に立ちますよ。ですから、是非お会いになってください。 アメリカの政府高官は家族会のメンバーに何回も会ってくれております。しかし、日本政府は、今御答弁いただいた安倍官房長官が副官房長官時代、韓国人の被害者家族に官邸ではなく議員会館で面会をしただけでございます。あ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 時間になったので終わりますけれども、先ほども申し上げましたように、今、正に正念場に来ていると思います。ありとあらゆるカードを使って是非とも圧力を掛け、この問題の解決に御努力をいただくことをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございまし...全文を見る |