森ゆうこ

もりゆうこ

選挙区(新潟県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

森ゆうこの2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第169回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○森ゆうこ君 森ゆうこでございます。  委員長、連日お疲れさまでございます。今日は質問が多岐にわたりまして、各大臣、大勢の大臣からおいでいただきました。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、去る二月二十三日から二十四日にかけまして富山県を始め各地で暴風や暴風雪、高波によ...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、次の問題に移りたいと思いますが、郵政の見直しについて、先般もこの委員会で自見議員の方から今の現状についてるる御説明がありました。  郵政民営化法第二条におきましては、この基本理念は、国民の利便性の...全文を見る
○森ゆうこ君 今大臣の方からも御説明がありましたけれども、それ以外にも千局の郵便局が集配業務を廃止、それから時間外の窓口を閉鎖したところも三千六百局ということで、本当にこれは明らかなサービス低下なんですよ。しかも、手数料が、例えば定額小為替の発行手数料は十円から百円と、十倍もアッ...全文を見る
○森ゆうこ君 法案の審議のときに約束されたこと、国民との約束は必ず守っていただきたいと思います。  次に、タクシーの問題に移りたいと思います。  一月に東京地裁で、このタクシー業、タクシーのドライバーさんたちからの訴え、これに対する異例とも言える判決が下されました。この件につ...全文を見る
○森ゆうこ君 私は、規制緩和は必要なものはすればいいと思います。でも、このタクシー業界に関して言えば、規制緩和をして市場原理によって悪質な業者が市場から追放される、こういうことは起こりにくいということはもう既に証明されたというふうに言えると思います。そういう意味において、このタク...全文を見る
○森ゆうこ君 次に、情報インフラ整備について伺います。  携帯電話なんですけれども、最初の質問、ちょっと飛ばします、時間の関係で。  それで、国土交通大臣に伺いたいんですが、先ほども災害のお話をさせていただきました。災害対応の観点から道路整備が必要だという御主張もあるわけです...全文を見る
○森ゆうこ君 自慢してほしいわけ。  まあ、本当にお世話になったことは確かですが、そういうことでは、自慢をしていただきたいためにこの質問をしたわけじゃなくて、もちろん道路も大切ですけれども、情報、インフラ整備のためにもこういうお金を使ったらいかがでしょうかというふうに質問したわ...全文を見る
○森ゆうこ君 無駄遣いというふうに指摘されている道路予算に比べますと、何か額は、ええっ、それだけなのという感じもするんですけれども、是非積極的なお取り組みをお願いしたいと思います。  次に、自動車リサイクル法について質問させていただきます。  皆様のお手元にも少し資料を配らせ...全文を見る
○森ゆうこ君 資料を皆さん見ていただきたいんですけれども、今この資金管理法人、平成十八年度末で六千八百二十億円、これを運用しております。物すごい金額です。  財務大臣に、通告していないんですけれども、この金額、どう思われますか。六千八百二十億円という巨額のリサイクル料金が資金管...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣が今提示された台数は、地方自治体が調査をしたところが報告をする、そういう台数ですので、必ずしも実数、きちんと政府が調べて明らかにしている不法投棄の車の台数ではないということを指摘しておきたいと思います。  ところで、これは、今、中古車輸出台数、これ百五十万台ぐ...全文を見る
○森ゆうこ君 これ、ギャップによって生じるその差額、本来であればリサイクルに使われるべきこの預託金、使われないものは積み増されていくと思うんですけれども、それは幾らぐらいですか。
○森ゆうこ君 使われないお金がどんどんここにプールされていくことに問題はないんでしょうか。大臣、経産大臣かな、環境大臣でしょうか、どちらでもいいんですけれども、これ今六千八百二十億円あるんですよ。ここに毎年その差額、百億とか、ほかにもありますよね、強制的に抹消登録をしたものとか、...全文を見る
○森ゆうこ君 これは年金と同じように後で使うために積んであるわけです。で、要らないお金、使われなかったお金、これ申請主義ですから、申告主義ですから年金と一緒ですね、こういうお金がどんどんこういうところに積まれていく。巨額の運用になっていく。そして、この管理している財団法人はここか...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほども申し上げました申請主義、それからユーザーに対してこのリサイクル料金がきちんと使われたのか、リサイクルが行われたのかということを通知するシステムがないんですね。  済みません、ちょっと時間の関係で、本会議がこの後ありますので、もう途中で質問をやめなければいけ...全文を見る
○森ゆうこ君 午前中の質問はちょっと優し過ぎたというふうに委員長から言われましたので、厳しく行きたいと思いますが。  冬柴大臣、道路特別会計について伺いたいと思うんですけれども、じゃぶじゃぶだと、お金余っているんじゃないかという指摘がいろいろあるわけですけれども、皆さんのお手元...全文を見る
○森ゆうこ君 ほかにもあるでしょう、それ以外にも。残りの部分はどういうものですか。
○森ゆうこ君 資料を私はいただきました。道路開発資金貸付金というものがございます。こういうパンフレットに基づいて貸し出しているんですけれども、この中に会社、それから個人に対してもこの道路特定財源から貸出しをしているということがあったんですけれども、この辺について御説明いただけます...全文を見る
○森ゆうこ君 そのほかに一般の企業もあるんじゃないですか。
○森ゆうこ君 その会社の名前を提示していただきたいと思いますが。
○森ゆうこ君 要求しましたけれども、個人情報なので開示できないという返答でしたけれど。
○森ゆうこ君 じゃ、お出しいただくということでよろしいですね。予算委員会に提出していただきたいと思いますが。
○森ゆうこ君 どちらなんですか。出すんですか、出さないんですか。
○森ゆうこ君 この委員会に参考資料として提出をいただきたいと思います、委員長。
○森ゆうこ君 ミュージカルを上演したりしてプロモーターまでやっているのか、道路特定財源でというふうに思っておりましたけれども、何で金融業までやらなきゃいけないんですか、大臣。やめるべきじゃないでしょうか。
○森ゆうこ君 公に資するということは個人情報でも何でもないということですよね。公の情報ですね。そのことだけ確認させてください。
○森ゆうこ君 とにかく公表していただきたいと思います。そして、このような事業はもう来年度から必要ないんではないでしょうか。大臣、やめるというふうに言っていただけないんですか。
○森ゆうこ君 本質は道路を造ることというふうに先ほどもおっしゃっていらっしゃいました。もう役割を終えた事業は見直すべきであると思いますし、もっと情報を開示すべきだと思います。  この貸借対照表にある固定資産ですね。この土地は、評価方法は簿価ですか、時価ですか。
○森ゆうこ君 簿価ですか、時価ですか。
○森ゆうこ君 附帯の資料は余りにも分からないんですよ、情報の公開の程度が低くて。もっと公開をすべきだと思いますし、時価評価して再評価すべきだと思いますが、いかがですか。
○森ゆうこ君 自慢しないでください。当たり前のことを要求しているんです。もうじゃぶじゃぶだということはこの委員会でも度々いろんな問題点指摘されました。指摘されたら出してくるけれども、そうじゃなかったら知らんぷりじゃないですか。  せっかく今いいことをおっしゃったんですから、やる...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣がいろいろとこんなやって説明していただくよりも、本当にはっきりと分かるような財務書類を提出していただきたい。情報の開示と、そしてそれをきちんとチェックをしていただくということを強く求めたいと思います。  いかがですか。予算委員会に提出していただきたいんですが、...全文を見る
○森ゆうこ君 それでは、食の安全に移りたいと思います。大臣、お待たせいたしました。済みません。  それで、ギョーザの問題ですが、まず国家公安委員長にお聞きしたいんですが、中国の対応について、中国当局の対応ですね、これに関して非常に国民は不快に思っておりますが、こちらから情報提供...全文を見る
○森ゆうこ君 ちょっと不満ですね。要求も弱いと思いますし、いい関係を構築することは大切ですが、きちんと国民の安全を守るために、要求すべきことは迅速にタイミングよく要求をしていただきたいと思うんです。  このままではらちが明きませんが、この場合、総理特使などを派遣して、もっと高い...全文を見る
○森ゆうこ君 そもそも官邸の危機管理体制、これはもう本当に危機管理の問題ですよ。今回のギョーザの問題は危機管理体制に不備があったのではないでしょうか、官房長官。
○森ゆうこ君 厚生労働大臣にお聞きしたいんですが、今後同様な事案があった場合に、予防原則に基づいて緊急的な輸入禁止措置をとる可能性について伺いたいと思います。
○森ゆうこ君 舛添さん、この間、八条の発動もあり得るとここで答弁されたわけです。今おっしゃった経緯は、私もこの法案の審議にかかわりましたのでよく分かっております。まさに今回の結果が、この間の食品安全基本法の制定、そして食品衛生法の改正、その他関係法の改正、これのケーススタディーだ...全文を見る
○森ゆうこ君 私は、検討さえもしていないではないかと申し上げたんです。発動もあり得る、検討すると言いながら、審議会での検討さえもしていない。やるやると言ってやらないのが舛添流なんじゃないですか。  もう時間がないので次へ行きます。  それで、済みません、岸田さん、沖北待たせて...全文を見る
○森ゆうこ君 情報の共有とかいろんな問題点が指摘されておりますけれども、私、先ほど申し上げました、さっきの法案の成立の過程で審議にかかわりましたので、本来この食品安全基本法第十四条に、そういう情報の連携、緊急時の対応ということは、構築すべきというふうにもう法律にもうたわれているん...全文を見る
○森ゆうこ君 農水大臣にやっぱりお答えいただかなきゃいけないんですが、食料、もう輸出国も輸出を止めるというところも出てきているわけですね。この食料難、原油高もあります、それからバイオエタノールもあります。その未来戦略として、農業、食料の確保について未来戦略というようなものがありま...全文を見る
○森ゆうこ君 今地元に帰りますと、民主党の農業政策に対する期待が非常に大きい。私は農業専門じゃないんですけれども、もうとにかく集会では農業を何とかしてもらいたい、食料の自給率を確保してほしいと、そして民主党の政策を実現してほしいという要望が大変強いということを申し上げまして、私の...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○森ゆうこ君 どうぞよろしくお願いいたします。  私のところにも、私のところというのはちょっと正確ではありません、我が家にもねんきん特別便が参りました。この問題については後ほど質問をさせていただきたいと思いますが、まず、児童虐待について伺います。  平成十八年十月二十六日にも...全文を見る
○森ゆうこ君 だから、おととしも同じ答弁をいただいているんです。  訪問する、訪問してきちんと確認をするということがなかなか困難だから法改正をして、司法の支援、それから警察の支援も受けて、そういうことができるように法改正をしたんですよ、児童虐待防止法。なぜそれを生かさないんでし...全文を見る
○森ゆうこ君 具体的に、児相所長会議等があると思います。緊急に招集して、大臣の方から直々に訓辞をしていただきたい。それは是非お願いしたいと思います。
○森ゆうこ君 警察庁にも伺おうと思ったんですけれども、ちょっと一言、なるべく短くお願いします。
○森ゆうこ君 もう少し具体的な答弁をいただけないんでしょうか。  警察はビラを近所に配って、警察も通報を受けたんですよね。それで、近所にビラを配ったりするなどして、その子供がどこにいるのか探そうとしたけれども分からなかった。児童相談所に問い合わせるとか、本来ならば児童相談所の方...全文を見る
○森ゆうこ君 だから、その報告はうのみにしないでいただきたい。警察官職務執行法に基づく積極的な立入りを行う方針をもう二年前に打ち出して通達をなされているではないですか。それがきちんと行われていないじゃないかというべきじゃないんですか。もう一言だけお願いします。
○森ゆうこ君 虐待を受けている子供たちは応援してくれる人がいないんですよ。病気を持っている子供たちはそれでも親御さんが何とかその子供を何とかしようと思って応援団がいるんです。とにかく真剣に取り組んでいただきたい。  それでは、年金の問題に移ります。  我が家にもねんきん特別便...全文を見る
○森ゆうこ君 長々と言わないでいただきたい、分からなくなりますから、数字がいろいろあって。  要するに、新たに死亡届が出されている記録などをもう一回、解明済みではなくて未解明という分類をし直したということですね。端的にお答えください。
○森ゆうこ君 解明済みと言っているのは社会保険庁の方でしょう。この間いただいたこのペーパーにだって、突き合わせ等で解明済みって、統合済み、死亡脱退手当金受給等ということで、当初いただいた資料ではもう解明済みになっていたんですよ。でも、いろいろ我々からの指摘に対して、いや、そうじゃ...全文を見る
○森ゆうこ君 まあ水掛け論になっているんですけれども、今仕分の問題が大事なんですよ。こうやっていただいているんですよ、社会保険庁から。それで、解明済みというふうに分類しているわけですよ。それで、今解明できなかったものということが二千万件というふうに分類されてますけれども、こういう...全文を見る
○森ゆうこ君 余計な説明はいいですよ、時間ないから。
○森ゆうこ君 だから、言葉の問題。じゃ、そんなことを言うんだったら、こういう説明資料で解明済みとかという言葉を使わなきゃいいじゃないですか。解明済みというふうに分類してあるわけでしょう。  しかも、脱退手当金の受給等により新たな受給に結び付かないと考えられる記録、本当にそうなん...全文を見る
○森ゆうこ君 脱退手当金の受給等により新たな受給に結び付かないというふうに分類しちゃっているんですよ。脱退手当金をもらったという記録があればこれはもう新たな記録に結び付かないというふうに分類していることが問題なんですよ。  実際、第三者委員会で新たな裁定が行われているではないで...全文を見る
○森ゆうこ君 その毎日の努力も、私たちが毎週火曜日朝八時からいろいろ問題点を指摘して、そして情報を出せと要求して、それでもすぐ出さないんですよ。もう本当にゲームやっているんじゃないんですから。そういう発言が皆さんから出る、そういう状況の中でやっているんですよ。  そして、脱退手...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、第三者委員会に対する暴力団の介入については昨日御報告があったと思うんですけど、暴力団の対策は考えているんですか。
○森ゆうこ君 モラルハザードは社会保険庁が起こしたんですよ。  それで、なぜ暴力団に付け入るすきを与えているのか。これは、きちんと今の状況を厚生労働省、社会保険庁が開示しない、情報を小出しにする、言われると訂正する。大臣にも確かな本当の真実の情報は伝わっていないと思います。そう...全文を見る
○森ゆうこ君 反省の上に立ってとおっしゃっていますけれども、もう毎週火曜日の朝はつらいんです。社会保険庁の皆さんもつらいと思います。反省の上に立っていない、とにかく情報を出さない。情報を出させることにもうどれだけの労力を尽くすかということですよね。そして、私たちが火曜日の朝八時に...全文を見る
○森ゆうこ君 舛添さんだったらもうちょっとしっかり社保庁に言いますとかなんとかという答弁いただけるかと思ったんですが、残念です。  それで、時間がなくなりますので医療の問題に移りたいと思います。  それで、皆さんのところに資料をお配りしてあるかと思いますが、ちょっと時間がなく...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣はここでそう答弁されても、現場ではそういう対応になっていないという多くの訴えがあるから申し上げているわけです。現行の国民健康保険の資格証明書についてもそういう問題があるから、そのままそれが移行するのではないかと。  実際に、今度の後期高齢者医療制度では年金から...全文を見る
○森ゆうこ君 国保世帯、今滞納世帯数で資格証明書を受けているこの資料をお出ししましたけれども、別に国保世帯の所得分布というものもいただきました。これによりますと、国保世帯の所得分布、いわゆる年収二百万円以下の方、これが七五・四%、これは私が勝手に計算したやつですけれどもね。ほとん...全文を見る
○森ゆうこ君 その前に年金何とかしてくださいという感じですね。昨日も、この訴えをしてくださった方から聞いたお話ですけれども、年金がもらえると思って行ったけれども、資格期間満たなかったと。それで、年金もない、本当に苦しい状況の中で保険料が払えない。資格証明書もらって、資格証明書もら...全文を見る
○森ゆうこ君 もう少し突っ込みたいところなんですが、あともう少し質問したいことがあるので次へ行きますが、救急医療情報システム未整備の県がまだ三か所ほどございます。これ、なぜ進まないんでしょうか。  そして、関連してですけれども、たらい回しということが絶えない状況についての責任を...全文を見る
○森ゆうこ君 病院、特に勤務医の過重な労働、それから訴訟の増加等々、いろんな問題点が指摘されているわけですけれども、やはりお医者さんとコメディカルスタッフの役割分担ということをもっと進めなければいけないというふうに思いますが、これについて、私は保助看法等の改正、南野先生に今じっと...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、今大臣の方から御答弁があったので、助産師の活用の体制、活用するというふうにおっしゃったんですけれども、嘱託医の決定について前もこの委員会で大分問題になりました。今年は、新しい、更に加えて嘱託医、それから嘱託医療機関ということでこれを決める、そしてちゃんと報告...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、これは四月一日から始まるんですよね。そして、嘱託医師については、何というか、猶予期間もあったと思うんですけれども、これどうするんですか。これ決まらなかったところはもう分娩できないということでしょうか、どうなんでしょうか。ただでさえお産やめますというショッキング...全文を見る
○森ゆうこ君 もう時間がありませんので、最後に一点だけ確認させてください。  診療報酬改定の中で、私はジェネリックの推進についてだけは少しは、ずっと問題にしてきたものですから、評価しているんですけれども、ところで、今回は対応、何というんでしょうか、代替処方について積極的にもう、...全文を見る
○森ゆうこ君 終わります。
04月10日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○森ゆうこ君 森ゆうこです。どうぞよろしくお願いいたします。  年金の記録問題について質問をさせていただきます。  まず、無年金者の中で記録の訂正が行われて受給権が発生した方はいらっしゃいますか、また、その人数は何人でしょうか、お示しいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 まず、そういう方がいらっしゃるかどうか。今、人数は答えられないという説明が、先日の津田委員の質問に対する答弁よりもかなり詳しくお述べになられたんですけれども、まずそういう方が今現在でいらっしゃるのかどうか、それだけお答えいただけますか。
○森ゆうこ君 ちょっと混乱してしまうんですが、まず、少し無年金の定義をここでさせていただきたいと思いますが、これまで私が私ども民主党の部会でも度々同様な質問をさせていただいたときに、無年金者、それから現役加入者、そして受給権者、この三つの種類にしか分けて御説明は私はいただいていな...全文を見る
○森ゆうこ君 それでは、その二十五年に満たないために今無年金であったかつての加入者ですね、かつては現役加入者であったもう裁定が終わった方、その方にはもうこの三月までに既にねんきん特別便の発送は終わったんですね。
○森ゆうこ君 昨日は、事務方、説明に来ていただいた方から後でお電話をいただいて、そういう方にも既にねんきん特別便は送りましたという御報告をいただいたんですね。だから、我々が度々問題にして質問していたにもかかわらず、まずその定義をきちんと今のような形でなされておりませんでしたし、ち...全文を見る
○森ゆうこ君 それでは、第三者委員会にお聞きしたいんですが、まず、最新のあっせんデータですね、あっせん件数。そしてその中に、今ほど私の方で質問させていただきましたそういう方が、私は既にいらっしゃると思うんですけれども、そういう方がいらっしゃるかどうか、そしてその人数を教えていただ...全文を見る
○森ゆうこ君 いるかいないかぐらいは第三者委員会はお答えできるんじゃないんですか。  この件に関して私は第三者委員会の方に、そもそもこの申立てをされる方の基本のデータ、あっせんをするためにはいろいろなその人の置かれている状況、生年月日、住所、氏名等はもちろんですけれども、これま...全文を見る
○森ゆうこ君 済みません。知らないというのはどういうことですか。
○森ゆうこ君 聞いてないって、どういうことですか。報告が上がってないんですか。提出をしていただくようにお願いをしてございますけれども。
○森ゆうこ君 いやそれは、私がこれじゃないよということで、質問の通告のときに、そうじゃないものがあるでしょうと、あるっておっしゃったじゃないですか、後ろにいらっしゃる方は。後で送るという話だったじゃないですか。  いただいたものは、そういう今言ったような基本的なデータベース、そ...全文を見る
○森ゆうこ君 最初に送られてきたそのフォーマットと言われるものですよね、そこには何も書かれていないわけですよ。加入者なのか、それから今無年金なのか、それから現役の加入者なのか受給者なのか、そういう区別もない、本当にその部分だけ、申立ての部分のみの情報しか入っていない、そういうもの...全文を見る
○森ゆうこ君 それではその次、二枚目の資料でございますが、会計検査院が報告をされました国民年金に関する検査状況でございますけれども、私の方で下線部を引かせていただきました。社会保険庁が納付督励等の業務の際、その対象者の抽出に利用している受給資格判別区分のデータから、六十歳未満の者...全文を見る
○森ゆうこ君 それでは、催告状を出すときに、このツールを使って一々もうこれ、つまり、なぜこれを使うかというと、催告状を出したときに、もうこれ以上払っても加入資格が得られない方に出してしまいますと、催告状が来たら一生懸命払ったのに年金が受給できないじゃないかということでトラブルにな...全文を見る
○森ゆうこ君 おかしいんじゃないですか。本当にそういうふうにやられているんでしょうか。  ここにも書いてありますけれども、六十歳以降も任意加入しなければ受給要件に該当しないおそれがあるなどの表示をしたもの、だから、ここでは任意加入しなければ無年金であるということをここで意味され...全文を見る
○森ゆうこ君 それは催告状を、その社会保険事務所の、社会保険庁の方で送付するたびに一回一回、一人一人丁寧に検討してそしてやっていると。本当ですか。
○森ゆうこ君 私はその答弁には納得できません。  結局、催告状を送らないというふうに決定した人ですね、その人についてフラッグを立てていつでも取り出せるようにしておくというのは当たり前のことですし、何も目印を付けないまま放置をして一回一回やり直すということもにわかには信用できない...全文を見る
○森ゆうこ君 これを見ていただいても、例えば国民年金の平均五万七千九百七十五円、これは平均ですので、さっきも申し上げました、年金を全くもらっていない人、そういう人もいるという中で、結局、舛添大臣に伺いたいんですけど、共済年金には消えた年金問題というのはほとんどないんですよね。確認...全文を見る
○森ゆうこ君 ほとんどないんですよ。  それで、そういう中で年金記録問題検証委員会報告書を読ませていただきますと、これまでのずさんな管理、それからこの後質問させていただきます横領の問題等々、本当に改めて読み返してみますと驚くばかりなんですが、被保険者等が保有する資料に基づき国民...全文を見る
○森ゆうこ君 皆様のお手元にも資料を出させていただいております、実に千五百四十一件。  そして、その次の資料も御覧いただきたいと思うんですが、これは社会保険庁に御提出いただいた、これが発生した理由です。これは読んでいただくとまた時間掛かりますのでその次の質問に移りたいんですけれ...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣、これは社会保険庁の方に全く記録がないんですよ。全く記録がないんですよ。消えた年金ではないんですよ。いわゆる宙に浮いている年金と言われるものではないんですよ。  それで、これはこの被害者の皆さんが領収書等を持っていなければ全く分からない、そういう記録ですよね。...全文を見る
○森ゆうこ君 社会保険庁においてはこれは完全に消えた年金なんですよ。そのことを率直にお認めいただきたいと思いますが、いかがですか。
○森ゆうこ君 素直に消えた年金ですと認めていただきたいと思いますが、これは被保険者が今回の場合のように資料を持っていなかった場合、回復できたんでしょうか。第三者委員会、どうですか。
○森ゆうこ君 しかし、最近出されているあっせんは、却下されたものがあっせんされたものを上回ると、数として上回っているという状況で厳し過ぎるんじゃないかという指摘もございます。結局、ここで出てきた千五百四十一件の方たちは領収書を持っていたから認められました。なかったら、果たして回復...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣の公約が消えたんでしょうか。盗人は、その後を覚えていらっしゃるでしょう、どうですか。
○森ゆうこ君 草の根分けても探し出すとおっしゃいませんでしたか。
○森ゆうこ君 盗人は草の根分けても探し出す、そして必ず処罰する、牢屋に入れる、そういうふうにおっしゃったんです。これで国民の皆さんは、ああ、舛添さんならやってくれる、そう期待したんですが。  その過去の年金の横領案件について伺いますが、横領事件等の最新の真正なデータを出していた...全文を見る
○森ゆうこ君 この数は、昨年暮れに公表されましたこの調査に基づく横領等の案件の数と同じですか、違いますか。
○森ゆうこ君 違うでしょう。一件だか何か増やしているんじゃないの。違うの。  次の資料の一番下の、この平社会保険事務所のものはこの件数に含まれているんですか。
○森ゆうこ君 なぜ入れなかったんでしょうか。昨年調査をしました。そして、調査の結果上がってきた。その事案をなぜ勝手に、なぜ厚生労働省の方で、社会保険庁の方で分類して、出すものと出さないものを決めてしまったんでしょうか。これで全部ですか。まだ公表されていないものがあるのではないです...全文を見る
○森ゆうこ君 勝手に分類して、勝手に問題を全部処理してしまわないでいただきたいと思います。この報告書にも、きちんと過去の事例、処分されていないという指摘もありますよ。  それで、お聞きしたいんですが、警察庁、来ていらっしゃっていると思います。大臣の公約に従いまして、盗人は草の根...全文を見る
○森ゆうこ君 つまり、すべて処理をしたというわけではないわけですよね。もう一度確認します。
○森ゆうこ君 大臣、時効に掛かるものについては警察は何も手を付けておられません。これは大臣の公約と違うんじゃないですか。
○森ゆうこ君 つまり、大臣の公約も時効だったということを自らお認めになったということでよろしいですね。
○森ゆうこ君 まあ、それは国民の皆さんが、大臣が本当に公約を守ったのかどうか、また誤解をした国民が悪いとおっしゃるんでしょうか。盗人は草の根分けても探し出す、そして処分すると、そう約束されました。しかし、この委員会の報告書によれば、過去の横領事案、まだ解決されていない、そして被害...全文を見る
○森ゆうこ君 そして、過去の指摘された横領事案についても、まだ完全にその人の記録が回復されたかどうか記録がなくて分からないと、そして、処理されたのかどうか、当時の関係者に聞いて終わっていますというだけで何も確認するものがない、こういうことまで指摘をされております。  しかも、こ...全文を見る
○森ゆうこ君 きちんと検証しているところはないんですよ。その後放置されているわけですよ。  私は、この検証委員会でも、やはり強制的な捜査権がないためにもう途中で終わっているというものがあるように、そのように受け止めました。私、警察庁が中心となって、この消えた年金の問題、なぜ消え...全文を見る
○森ゆうこ君 もう終わりますけれども、最後に委員長に御要望申し上げたいと思います。  なかなか分からない問題もたくさんございますし、この間いろいろな参考人を我が同僚議員の方から求めていただいております、かつての社会保険庁長官等ですね。一向にこの委員会にお招きいただく様子が見えな...全文を見る
05月15日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○森ゆうこ君 おはようございます。民主党の森ゆうこでございます。  皆様のところに今資料をお配りしていると思うんですが、ちょっと順番を変えまして、一番下に一枚だけ新聞の記事がございます。「延命中止 書類送検へ」という記事がございますが、この件について大臣の御所見をまず伺いたいと...全文を見る
○森ゆうこ君 もう少し踏み込んで答弁をいただきたいと思います。  このまま後期高齢者医療制度の中の終末期医療の問題を放置いたしますと、誤解が誤解を生んで、この終末期医療の問題について議論をすることさえもなかなかかなわなくなるという危惧を私は抱いております。本当に、早く死ねと言う...全文を見る
○森ゆうこ君 そもそも、まず病気の告知、先ほど、お医者さんですからね、櫻井委員から、病気の告知ということを本当にまずするのかどうかということさえも基本的に決まっていない。それから、延命治療、そもそも終末期医療とは何かという定義さえも本当はきちんと決まっていないのだと。これは、時間...全文を見る
○森ゆうこ君 じっくりでいいですから、これはきちんと議論をしていただきたいと思いますし、だからこそ、いきなり診療報酬の中に終末期医療についての報酬を盛り込んだというのは、今の大臣の御答弁からすると全く矛盾していますよ。だから、これは何度もやり取りしてもあれですから、すぐに凍結すべ...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、法案の中身なんでございますけれども、実は六十九か所の省令事項にゆだねる部分がございまして、余り細かいことは言いたくないんですけれども、少し確認をさせていただきたいと思います。  まず、「密接な関係を有する者」というふうに規定されているものについてでございま...全文を見る
○森ゆうこ君 そういうことを詳しく政令で定義をされるというふうな理解でよろしいでしょうか。うなずいていただきました。  それで、今企業の買収、それから合併というのが非常に盛んでございます。そうしますと、合併の形態などによっても対応が異なるというふうに考えますが、そういうことにつ...全文を見る
○森ゆうこ君 続きまして、「相当の理由がある者」というのが幾つか出てくるんですけれども、監査中に指定取消処分を予想した事業者が廃止届を提出すると他の事業所の指定、更新が拒否される仕組みがございます。これは指定居宅サービス事業者を例に取ると、七十条二項七号の二でございますけれども、...全文を見る
○森ゆうこ君 コムスンの例でも、規制強化をしたんだけれどもその網をくぐり抜けるようにしていろいろな処分逃れの形態を考えてくるわけですから、通知等ガイドラインは適時見直していただきたいというふうに思います。  そして、今ほどお話がございました、これはこういう法令遵守のために業務管...全文を見る
○森ゆうこ君 ただ、先ほど御説明がありましたように、いろいろ合併の状況とか、結構専門的な能力がないとこれを指導監督するのは難しいんじゃないかなと率直に思います。  それで、例えば東京都豊島区では介護保険Gメンということで、そういう専門の訓練をした方なんでしょうか、監督するために...全文を見る
○森ゆうこ君 私は過剰な規制というのは好まない方なんですが、しかしこの介護事業者というのは介護保険から報酬を受けるわけです。介護保険というのは税金が五ですね。保険料が五。一対一。つまり、すべて皆さんの公費で成り立っているわけですから、これに対して不正が行われないようやっぱり厳しく...全文を見る
○森ゆうこ君 それもそうなんですけれども、ただ、例えば、ちょっと東京都民じゃないんで何区と何区がくっついているかよく分からないんですけれども、例えば豊島区で指定を取ったと。道路の向こう側は何になるのかな、その豊島区で指定を取った、その道路を挟んで隣の区の人からサービスをしてほしい...全文を見る
○森ゆうこ君 ばらつきのない運用をしていただくというそういう努力も必要だと思いますし、何よりも、先ほど六十幾つを申し上げましたが、省令事項を決めるときに、業務管理体制整備に関する事項などいろいろあるわけです。  ですから、自治体や事業者が混乱することのないように、よくあらかじめ...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。是非しっかりと取り組みをいただきたいと思います。  続きまして、衆法の関係で御質問をさせていただきたいと思います。処遇改善策の内容ですが、本来であれば衆議院の皆さんに来ていただけばよろしいんですけれども、これは委員長提案ということで、与野党...全文を見る
○森ゆうこ君 後のスケジュールの部分も言っていただいたのかな。もう少し付け足すことがございますか、スケジュールで。  それで、この法文の中に、これ通告していないんですけれども、「必要があると認めるときは、」という文がなぜか入っているんですよ、これは。与野党で合意するときにこの一...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。  それで、問題は、その処遇の改善をするためには必ず、私は必ずだと思いますが、介護報酬を引き上げなければならないと思うんですけれども、大臣は来年の改定のときに介護報酬を引き上げると発言されておりますが、本当に引き上げるのでしょうか、端的にお答...全文を見る
○森ゆうこ君 保険料のところまで言っていただいたんですが、保険料については後で議論させていただきたいと思います。  私は、処遇を改善する、本当に改善をさせるためにはやはり介護報酬というものを引き上げなければ、原資がないわけですから、気持ちだけ、一生懸命やってねと事業者がにっこり...全文を見る
○森ゆうこ君 そして、ちょっと追加なんですけれども、先ほど大臣も答弁の中で答えられたんですが、介護報酬を引き上げてもそれが必ず例えば介護福祉士さんの給料に確実に反映されると、事業者が持っていかないで必ずその専門職のところにきちんと付けると、報酬加算というんでしょうかね、必ず給料に...全文を見る
○森ゆうこ君 あわせて、雇用管理ということに関しては、報酬の引上げ、賃金の引上げに加えて、しっかりとした従業者の雇用管理を行っていくというのが大事なんですけれども、これが中小零細の事業者が大変多くてこういうことが余りしっかりと行われていないという声をお聞きいたします。これが介護従...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、先ほども申し上げましたけれども、介護報酬を引き上げれば、当然、今の仕組みですと介護保険料に跳ね返ります。介護保険料を上げざるを得ません。この財源をどうするのかという議論をこの後大臣とさせていただきたいんですが、数字のことは政府参考人でも結構でございますが、ま...全文を見る
○森ゆうこ君 済みません、私が質問したのは、高齢化率はどの数字を使うんですかと。  介護保険の財政は皆さん御存じだと思いますけれども、公費が五、国が二五なんですが、二〇はもらって五は調整交付金ですので、国が二五、あと県と市町村、そして残りの五を、五〇%のうち、高齢化率が今一九と...全文を見る
○森ゆうこ君 さっき、来期保険料の見込みを余り上がらないんじゃないかなんて、何の根拠もない、そういうことを言っちゃ駄目なんですよ。そういうことを言っているとまたこの間の後期高齢者みたいなことになりますので、根拠のないことは言わないでいただきたいと思うんです。  それで、皆様のと...全文を見る
○森ゆうこ君 今大臣がおっしゃりたかったことというのは増税というような印象で受けましたけれども、そういうことをいきなり言う前に、いろいろな方策、これは全体の本当の元々の財源をどこの、要するに公費を増やせば財源が要るわけですから、それをどこから持ってくるのか。新聞報道ですか、道路財...全文を見る
○森ゆうこ君 だけども、弾力的に運用できると思うんですよ。  それで、後からの質問に通告してあるんですけれども、この財政調整交付金の交付状況について資料を求めたんですが、残念ながら私が求めている資料がなかなか出てきませんで、仕方がないので私の方で厚生労働省のホームページ、これも...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、今もそうだと思うんですよ。いただいた資料は、五%以上というのが千二百二十二保険者、五%未満というのが四百五十二、合計、調整交付金、これは普通調整交付金を交付されているところが千六百七十四保険者いらっしゃるということで、こういうデータを、もしホームページに載っ...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣の、何か結構気が合うななんてそんな気がしてきましたけど、まあ半分賛成で半分反対です。  まず一つ。努力をしても解消できない差があるんです。要するに高齢化率ですね。そういう問題がございます。ですから、これはどこかでやはり、その交付税ってそういう考え方じゃないです...全文を見る
○森ゆうこ君 政府のいろいろな、よく探せば出てくるんじゃないの、これぐらいというのが、ごめんなさい、私の意見でございますが、ここで大臣に、六千七百億ですって。そうしたら、これを確保すれば、公費対保険料の割合を変更することも可能ですし、そうしますと、さっき言った介護報酬の引上げだっ...全文を見る
○森ゆうこ君 別に六対四にしても共助の考えは薄れないと思いますよ。  私は、そろそろ、何ていうんでしょうか、先ほど資料でお示ししましたが、この後ももう少し聞きたいんですけれども、保険料を引き上げるところは限界に来ていると思うんです。それで、そのことについて少しやっておかないとい...全文を見る
○森ゆうこ君 早くしていただかないといけないと思います。  というのは、介護報酬を来年度上げるのであれば、それに見合いの要するに財源を確保しなければいけないわけですね。だから、今のままだと、何もしなければ保険料を上げざるを得ない。しかし、いろいろお示ししましたように、もう保険料...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。
09月12日第169回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○森ゆうこ君 去る八月七日、石川県において、平成二十年七月二十八日の大雨による被害状況及び平成十九年能登半島地震の被災地における復興状況等の実情を調査してまいりました。  参加者は、一川保夫委員長、高橋千秋理事、神取忍理事、井上哲士委員、そして私、森ゆうこの五名であります。 ...全文を見る
○森ゆうこ君 民主党の森ゆうこでございます。よろしくお願いいたします。  まずもって、先般の災害に遭われまして不幸にして亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げ、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げ、一刻も早い復旧そして復興をお祈り申し上げたいと思います。また、参議院、この...全文を見る
○森ゆうこ君 何かはっきりしないんですけれども、まだよく分析はしていらっしゃらないと。もうこれは想定外ではなくて、そういう傾向になってきている、もはや局地的な豪雨というのはたまたま起きるということではなくて、もうどこでもこれからは起こり得るということを想定すべきだというふうに分析...全文を見る
○森ゆうこ君 要するに、増加傾向にあると、このようなことを想定した対応を取らねばならないということだというふうに取ってよろしいわけですね。よろしいですね、うなずいていただけますか。  増加する可能性があるというふうなお答えでしたので、それを受けて、大臣、どうですか、今の気象庁の...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。  それで、先ほども高橋委員の方から同じ質問があったと思うんですけれども、いわゆる局所的豪雨の発生予測について、短時間でピンポイントな予測が現在どの程度可能なのか。なかなか難しいという答弁があったんですが、こういうふうに聞かせていただいていい...全文を見る
○森ゆうこ君 七・一三水害に見舞われた見附市においては、もう以前にここの委員会で私も紹介させていただきましたけれども、民間の気象予報会社を使って避難勧告、避難指示の発令に役立てているという例があるわけですから、いつまでにそういう局地的な豪雨に対して気象庁として的確な予報が出せるの...全文を見る
○森ゆうこ君 そういうお答えになるんでしょうね。私は、どっちかにしろと方向をはっきり決めるのが政治家の役目だと思います。  次の質問に移りたいと思います。  今回のようなことで被害が起きるんですけれども、都市化の進展による雨水の浸透量の減少に起因する都市部の浸水被害が顕著とな...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  それで、先ほども申し上げましたが、平成十六年に七・一三水害、新潟、福島を中心として大変な被害が出ました。その課題、そのときの教訓が本当に生かされたのかどうかということについて、最初に申し述べましたように、本当に生かされたのだろうかという...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、本当に適切になされたのかどうか。また、先ほど来お話がありますように、この避難勧告、そして避難指示を出すという判断は非常に難しいということは、私も地元の首長さんたちが本当に困難に直面されたということを目の当たりにしておりますので、できるだけその判断基準をしっか...全文を見る
○森ゆうこ君 今の御説明はどういうことですか。  皆さん、もう二枚めくっていただいて、消防庁からいただいた避難勧告基準等の発令基準(風水害)に係わる全国調査結果(抜粋)という資料がございます。これ、全国調査やったんじゃないんですか。この全国調査は不十分な調査だったという意味なん...全文を見る
○森ゆうこ君 皆さん、見ていただきたいんです、下の方をね。一の一、設問一で、避難勧告・指示の発令基準について、地域防災計画等に明記されていない理由を下記の項目から該当するいずれかの項目に丸を付けてください。四択です。それで、驚くべきことに、三、風水害のおそれがない、必要がない、だ...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、昨日伺ったところによると、まだ何もフォローしていないと。なぜそういうことを言うのか。掌握していないというふうにお話をお聞きしましたけど、違うんですか。
○森ゆうこ君 いや、私は消防庁に電話しましたよ。  それで、この六団体はなぜこのようなことを言うんでしょうか。どういう地域なんですか。どこですか、これ、作らないところは。風水害のおそれがない、必要がない、要するに災害は起きないと思っている、そんなにいい場所、絶対起きないような場...全文を見る
○森ゆうこ君 私はこれについて質問をすると言っているんですよ。何言っているんですか。通告してありますよ、全国調査結果について問うと。何で分からないの、答えられないの。  だから、フォローしてないんでしょう。フォローしてないって担当者は言っていましたよ。なぜフォローしないんだと私...全文を見る
○森ゆうこ君 今の答弁はどうですか、大臣。本当に仕事きちんとやってくださいよ、国民のために。それが仕事でしょう。  六か所も風水害のおそれがない、必要がないなんてとんでもない考え方をしている自治体があったら、それは防災は自治体の責務ですよ、国があれこれ口出すものではない。一応そ...全文を見る
○森ゆうこ君 しっかりとやっていただきたいと思います。  それで、先ほども申し上げましたが、明示する必要、さっきのマニュアル、これは逐次改訂すべきだと思いますが、一時間降水量五十ミリ以上を超える局所的豪雨に対応できる判断基準項目をガイドラインに新たに明示すべきだと考えますけれど...全文を見る
○森ゆうこ君 私はあると思うんですが、大臣はどう思われますか。  これだけ局所的な短時間の豪雨ということで災害があちこちで起きているわけですから、そういうものに対応すべき明示的な判断基準項目をきちんと加えるべきだと思いますが、大臣はどう思われますか。
○森ゆうこ君 まあ官僚の答弁だったらそうだと思うんですけれども、大臣としてだったら、これは必要じゃないかと自分は思うと、しかしそれは実際に検討してみなきゃいけないんでぐらい言ってくださいよ。そういうふうに指示を出しますと、せっかくですから言っていただきたかったなと思いますが、次に...全文を見る
○森ゆうこ君 今大臣のおっしゃったとおりでございます。この新聞記事にも書いてありますが、やはりいわゆる個人情報保護の問題がネックになって進まないということが指摘をされているところでございます。  それで、最後の資料を見ていただきたいんですけれども、全国調査を実施されました。これ...全文を見る
○森ゆうこ君 要するに、解決策ということで今示されたのはキャラバン隊だけですか。
○森ゆうこ君 いやいや、そういうふうにガイドラインを示していただいて、そういうことをやってくださっているのは分かっているんですよ。それでもなお個人情報保護法のハードルが高くて進みませんという調査結果が出ているから、それに対する解決策を示してくださいよと言っているんですよ。  要...全文を見る
○森ゆうこ君 それは、今言ってくださったことは、このガイドラインのポイントと先進的取組事例ということで、これはもう地方に渡っているわけでしょう。それでもなお進まないんだから、そのための解決策はと言っているんですけれども、要するに、私は個人情報保護法についての解釈を政府としてきちん...全文を見る
○森ゆうこ君 公表するって言いました。公表します、できていないところは。その調査の結果、きちんとできていない自治体については公表すると言って調査を始めればいいんじゃないんですか。
○森ゆうこ君 いや、だから、そういうことは政治家が判断してこうしなさいと方向を示すべきじゃないですか、そういうことは官僚の皆さんには判断できないことじゃないんですかというふうに私は申し上げたいというふうに思います。細かいことは優秀な官僚の皆さんがやっていただければいいんですよ。方...全文を見る
○森ゆうこ君 時間ですので。  本当は最後に緊急地震速報についてお聞きしたかったんです。本当に役に立つのか、デジタル化になって配信がもっと遅れたらどうするのか、それから、これまでに一体累計幾らイニシャルコストが掛かっているのか、その業者の選定方法はどうだったのか。これからまた調...全文を見る
09月18日第169回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○森ゆうこ君 おはようございます。民主党の森ゆうこでございます。  今日は閉会中ではございますけれども、私ども民主党は、毎週のようにこの年金の問題について部会を開いてまいりました。しかし、特にこの九月九日に報告された標準報酬・資格喪失の遡及訂正事案について、この報告書、様々なこ...全文を見る
○森ゆうこ君 しかし、果たしてきちんとした調査がそもそも行われたのかどうか検証させていただきたいと思って、いろんな質問を部会でさせていただきました。きちんとした答えが返ってまいりませんので改めて大臣にお聞きしたいんですが、例えば、このP六十四、六十四ページ、徴収第一係長の証言なん...全文を見る
○森ゆうこ君 質問にお答えいただきたいと思います。  この報告書には、当時の徴収第一係長は、標準報酬の引下げや資格喪失処理については自分の判断で行っていたとお答えになっていらっしゃいます。  その自分の判断で、じゃ何を目的に、何の目的で、その動機は何なのか。そのことについて調...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、だから、それを聞いているんですよ。
○森ゆうこ君 じゃ、いいですよ、政府参考人でいいですけれども、聴いたんでしょう、動機については調査したんでしょう。まず、イエスかノーか。
○森ゆうこ君 したんですね。
○森ゆうこ君 全く質問に答えていらっしゃらない。  要は、何のために自分の判断でこれをやっていたのか。じゃ、すごく優しい方で、倒産を防ぐためだけにやったんですか。その辺が明らかにならないので、この調査の資料を出していただきたいというふうに再三要求してまいりました。私たちにその調...全文を見る
○森ゆうこ君 調査資料を出さない理由になっておりません。  委員長にお願いいたします。この調査の資料を、直接の原本をこの委員会に開示をお願いしたいと思います。
○森ゆうこ君 大臣、こういうことなんですよ。我々がこれをきちんと精査したいと思っても情報を出さない。しかも、この報告書、中間報告では、今のところ、覚えがない、その相馬社長のことはこの徴収係長は覚えがないというところまでしか中間報告で出していないんです。しかし、その中間報告を出した...全文を見る
○森ゆうこ君 よく分かりませんが。全く意味不明ですね、今の御答弁。  そもそも、さっきの大臣の答弁と部長の答弁違っていますよね。その動機について調査していないかどうか分からないと言ったけど、調査していたけど出さないという。大体、情報がきちんと伝わっていないんではないでしょうか。...全文を見る
○森ゆうこ君 そうです。  平成二年の九九・五%。これはバブルがはじけた後、この二、三、四、五、九九・五、九九・四、九九・二、九九・〇、非常に高い。  それでは、次のページをめくっていただきたいと思いますが、それでは一方どうなのか。国税の方に同じような資料をお願いしたけれども...全文を見る
○森ゆうこ君 滞納率が高いということは、つまり、厚生年金で言う納付率は逆に低くなっている、それだけ企業が苦しい、そういうことではないですか。そういうふうに思いませんか、厚生労働大臣。
○森ゆうこ君 そういうバブルがはじけた企業が厳しい状況の中にあるときでも、これだけ仕事をきちんとしていないと言われている社会保険庁が、なぜかこの保険料の徴収率、収納率だけは非常に高い、これを保っていたということでございますが。  それでは、社会保険庁にお聞きしたいんですが、この...全文を見る
○森ゆうこ君 つまり、その高い収納率を保ってきた背景には、本庁の方からきちんとした指導が行き届いて組織的にきちんとこれに、収納率、高く維持する対策が講じられていたということですね。  そうしますと、この報告書にある、全く個人の判断でやった、そして結果としては収納率が高くなるとい...全文を見る
○森ゆうこ君 細かいところは後で蓮舫さんが厳しく追及しますので答えていただきたいと思いますが。  大臣、そういうことが目的であれば、私は、九月九日の大臣の会見における共同正犯だと、せっかく国民のために、この問題の解明に資するということで尾崎さんが、元社保庁の職員の尾崎さんが顔も...全文を見る
○森ゆうこ君 せっかく大臣からそういう御提案があったんですから、委員長、尾崎さんをこの厚生労働委員会に参考人としてお呼びしていただき、国民のために勇気を持って告発されたんですよ、何でいきなり刑事責任を問うような発言をされるんですか。大臣、間違ってますよ、それは。  間違っていま...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○森ゆうこ君 おはようございます。  まず、年金問題についてお聞きをしたいと思います。  ねんきん特別便は、九月三十日現在、約百七十一万人に未到達という結果について、そのことについての見解をまず伺いたい。  それから、一応このままですと定期便が来年から始まるわけですけれども...全文を見る
○森ゆうこ君 百七十一万人に未到達。定期便を発送してもちゃんと届く確証がないんですね。これ、預金通帳みたいなものでしょう。我々の年金通帳とは若干違うようですけれども、これが確実に配付される見込みがない、送付される見込みがない。これ、議論すると切りがないんで次の問題に移りますけれど...全文を見る
○森ゆうこ君 この消された年金の問題をまさにブラックボックス化しようとしているのではないかというふうに我々の部会で度々追及をさせていただいているところでございます。  何回開いたかも教えない。どのような調査を行っているのかも教えない。また、いつまでに結果を出すのかも教えない。何...全文を見る
○森ゆうこ君 後でまた資料をお見せしますけれども、舛添さんが私のやり方がいいんだといつも強弁されるんですが、数か月たつと結局我々のやり方に直さざるを得ないんですよ。  まず、職員に対する調査に関しても、どういう項目で何を調査しているのか私たちにも教えていただかないと、この問題は...全文を見る
○森ゆうこ君 だから、そのできるだけ早くというのが分からないんですよ。もう調査は出ているんですよね、千件は。だから、その千件について来週までに出していただくとか、精査というのがよく分からないんですけれども、我々にその調査の結果を教えていただきたいと思います。  それで、関連して...全文を見る
○森ゆうこ君 政府委員で結構なんですけれども、この滋賀県の大津社会保険事務所の調査はいつスタートして、いつ終わったのか、教えてください。
○森ゆうこ君 まだ終わらないんですか。  少なくとも、職員共通の調査事項というこのリストを部会でちょうだいいたしました。この調査についてはもう既に終了しておりますよね。
○森ゆうこ君 明らかにできない。
○森ゆうこ君 八月下旬にスタートして、既に、まず職員共通の調査事項というこのリストに基づいた調査は終了しているんですよ。少なくともこの結果について今御報告をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○森ゆうこ君 大臣に伺いますが、この今ほど申し上げました滋賀県大津社会保険事務所の職員共通の調査事項、これについてはもう既に調査が終わっているんですね。この結果について御覧になりましたか。
○森ゆうこ君 これを途中でどういう職員からの回答があったのか結果を聞くことは、私は極めて重要だと思います。  まず、全体を公表されないのだったら幾つかお話を聞きますけれども、職員本人がかかわったという回答はあったんですか。
○森ゆうこ君 職員が、本人がかかわったという回答はなかったということは部会で、その後ろに来ていらっしゃいます小平さんにお聞きをしました。  じゃ、それならば、職員本人がかかわったという回答はなかったということであれば、そういうことを見聞きした、例えばレセプトの抜取り等が組織的に...全文を見る
○森ゆうこ君 同じことを何度も理由を繰り返さないでいただきたいと思うんです。都合のいいところだけは答えて、都合の悪いところは出さないということですか。職員本人の関与はなかったという、そういう調査結果であったということは部会で伺いました。  しかし、それならば、そういうことを見聞...全文を見る
○森ゆうこ君 そんな答弁認められませんよ。見聞きしたことがあるのかという回答がなかったんだったら、ないと答えてください。なかったんですね、じゃあね。今まで、この調査の結果も、これは回収されて終わっている内容ですよ。この調査票による調査は終わっております、八月下旬にスタートして。こ...全文を見る
○森ゆうこ君 ちょっと、駄目ですよ、そんな答弁。単純に、この調査項目に基づいた結果についてそういう報告がなかったんですねと。簡単な話でしょう。なかったんなら、ないと言ってください。あったんなら、速やかにあったと言ってください。あったかないか、それ、どちらかしか答弁がないんですよ。
○森ゆうこ君 なかなか口を割らないのは当たり前じゃないですか。だって、舛添大臣が共同正犯と言っているわけですから、私はだから口封じじゃないかと言ったんですよ。じゃ、しゃべることによって何か保護されるのかどうか。そういうことがなかったらみんな言わないに決まっているじゃないですか。内...全文を見る
○森ゆうこ君 だから、そのできるだけ早くじゃ全く分からないので。  それから、舛添大臣の言っていることさっぱり分かりませんね。これがサンプル調査だっていうのが全然分からない。全体像が、どれぐらい改ざんされているのか、そういうのを全体像を把握するために矮小化して、あるところで区切...全文を見る
○森ゆうこ君 全く反省がない。民主党の主張を取り入れていればもっと記録の回復は早まったのではないかというふうに、本当に今の答弁失礼ですよ、本当に。もう少し真摯に、私たちにいい提案をしてください、一緒にやりましょうとか一方で言いながら、私の優先順位でやるんだと。全くおかしなことを言...全文を見る
○森ゆうこ君 五月末ですね、今のは。私、これ二週間前ぐらいからお願いをしているんですけれども、五月末じゃ、今のこの金融危機、経済危機の状況は何も反映されていないと思いますよ。  東京商工リサーチの発表では、十月の倒産が前年同月比より一三・四%増、千四百二十九件という報告がござい...全文を見る
○森ゆうこ君 だから、大臣、気になりませんか、この数字、舛添大臣。今この倒産件数、もう十月の倒産は同月前年比一三・四%増、こういう状況の中で滞納事業所等が多く発生しているというのは容易に想像できると思うんです。すぐ調べろと、何で大臣、指示しないんですか。
○森ゆうこ君 すぐシステムに逃げるんですけどね、こんな調査するの簡単でしょう。各社会保険事務所に現時点での滞納事業所数報告しろと言って、マニュアルで上げさせればいいだけの話じゃないですか。だから、その数字気になりませんか。  これは、じゃどうしますか。かつては、大量に発生したと...全文を見る
○森ゆうこ君 舛添大臣、私は、今の状況は非常に厳しい。かつては、さかのぼって標準報酬月額の改ざんによって滞納分を処分して倒産をある意味救ったという部分もあったんですけれども、今はそれはできない。何らかの対策を講じて社会保険料負担の厳しさにより倒産することを回避すべきだと思いますが...全文を見る
○森ゆうこ君 これは国だからその債権は、支払は待てるわけですよね、何らかの。今ある、これ二年ですか、それを少し延ばすとか、そういう施策を講じて少しでも、この債権の差押えによって倒産の引き金を引くようなことは私はやめるべきだと思いますよ。  もう一回答えていただきたいのと、それか...全文を見る
○森ゆうこ君 今累計はお答えになりませんでしたけれども、累計は〇七年度時効分で十二兆七千九百十七億円ですよ。大臣、国民年金の保険料徴収不能額は八千二十六億円ですよ、これは入ってこないんですよ。  大臣もこの間の平成十六年の年金の改正の強行採決をされたときに既にいらっしゃいました...全文を見る
○森ゆうこ君 まだ検討中で何の方針も出ていない。それで、消費税の増税に麻生総理が言及をされておりますが、じゃ、少なくとも消費税の目的税化、要するに全額税方式じゃなくて、少なくとも消費税の目的税化ぐらいは方針として決まっているんですか。
○森ゆうこ君 じゃ、何が決まっているんですか。消費税を増税して赤字の補てんに使うんですか。全く無責任じゃないですか、そんなのは。少なくとも消費税の目的税化ぐらい方針は出しているって何で答えられないんですか、ここで。  じゃ、来年の四月一日から基礎年金の国庫負担分は二分の一に引き...全文を見る
○森ゆうこ君 報道には、この基礎年金の国庫負担増分の財源に埋蔵金を充てるという報道がありますけれども、このような措置が社会保障国民会議の設置の趣旨にある将来にわたって国民に信頼される社会保障制度と言えるのか。それから、これを規定しております法律にあります、安定した財源を確保する税...全文を見る
○森ゆうこ君 今の御答弁聞きますと、大臣が先日出されたこの、何ですか、「俺の言うとおりにしないと、自民党は終わりだ」というこの論文と何か随分落差があるんですけれども、これに書いたことは覚えていらっしゃいますよね。  結論を言えば、結論を言えば、まあこれは医療費の話ですけど、財源...全文を見る
○森ゆうこ君 それでは、大臣の方針はどうですか。来年四月一日から基礎年金の財源を二分の一に引き上げなければならない、これは法律事項ですが、その財源は大臣はどうするべきであると主張しますか。
○森ゆうこ君 麻生内閣の方針は答えられないけど自分の方針なら答えると言って、何も答えていないじゃないですか。だから、財源何にするんですか、何を財源にして基礎年金国庫負担二分の一に引き上げるんですか。麻生内閣の方針は決まっていなくても、自分の方針なら答えられるってさっきおっしゃった...全文を見る
○森ゆうこ君 じゃ、私の方針も述べられないということじゃないですか。何か、さっき内閣の方針は決まっていないから言えないけど、私は西郷隆盛だから言えるというふうに期待させておいて何も答えないじゃないですか。財源どうするんですか、じゃ。じゃ、内閣として決まっていなくてもいいですから、...全文を見る
○森ゆうこ君 答えになっていません。威勢だけいいけれども、何の中身もないじゃないですか。自分のアイデアは言ってください、財源を何にするのか。まあ、全く何のアイデアも、何の主張もしてないということがよく分かりました。  ほかにも質問があったんですけれども、時間ですので終わります。
11月25日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会・国民新・日本の森ゆうこでございます。  神本民主党のネクスト子ども・男女共同参画担当大臣が、まず最初に我が党の基本的な考え方について質問されました。そして、大河原議員の質問に続きまして、私は特に虐待の問題について、それを中心に質問させていただきた...全文を見る
○森ゆうこ君 今回、法律上位置付けられることになったわけですけれども、今ほどの御報告ですと全国的な実施と言うにはほど遠い状況なのではないかと思いますが、これからどのように実施率を高めていくおつもりなのか、御答弁をいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 数値目標というか、時期的な目標は設定されますか。
○森ゆうこ君 後でまた大臣にもこの件に関しても触れて御答弁をいただきたいと思いますが、やはりいつまでに一〇〇%達成するという具体的な目標を掲げることが私は非常に重要だというふうに思っております。  今ほど申し上げました、だれでも虐待をしてしまう可能性がある、子育てが孤立化をして...全文を見る
○森ゆうこ君 子供の無保険の世帯をそのままにしておくということは非常にそれはまず許されないことだというふうに思いますが、この無保険の家庭をとにかく解消すればいいんだということで、ただ何も事情を聞かないままこの状態を解消してしまうのも私は少し問題があるのかなというふうに思っておりま...全文を見る
○森ゆうこ君 十月三十日の通知によって、その前にも三分の二の自治体は既に何らかの手当てをして無保険の子供ができないような対応をされているわけですね。残る三分の一の自治体が問題であると。十月三十日の通知で、そういう自治体に対してしっかりと対応するようにということで、今ほど申し上げま...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、虐待とそして経済的に困窮している家庭との相関関係について、厚生労働省がどういう御認識を持っていらっしゃるのか伺いたいと思います。  今のお話は、無保険の家庭において要保護児童がいる可能性が高いんじゃないかということを申し上げました。  実際に経済的に困窮...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほどの第四次報告、児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会、この虐待死に関しての報告を見ますと、心中と心中以外に分けてあるんですが、心中以外で見ますと、生活保護世帯が二一・一%、これ有効割合です、市町村民税非課税世帯が三六・八%、これを合計しますと五七・九%。...全文を見る
○森ゆうこ君 二兆円をばらまくかと思えば二千二百億円の社会保障費の削減を継続するという、私、全くもう支離滅裂で何を考えているか分からないんですよ。これに深入りするとほかの議論ができなくなりますので。  それで、平成十六年の児童福祉法の改正によって平成十七年度から市町村も虐待通告...全文を見る
○森ゆうこ君 是非ともその観点で支援をしていただきたいと思います。麻生さんは地方分権だからいいんじゃないとか。あれは全然意味が違うと思いますね。地方分権の意味が分かっていない。こういう問題に関してはやっぱり国としてしっかりそういう体制ができるように支援をすべきだというふうに思って...全文を見る
○森ゆうこ君 私もいつも文句言っているばかりじゃなくて、時には厚生労働省の取組について評価を率直にさせていただきたいと思っているんですが、今ほどお話のありました子どもを守る地域ネットワークの設置につきましては、度々一〇〇%になるように一生懸命やってほしいということでお願いをしてま...全文を見る
○森ゆうこ君 是非取組をお願いを申し上げたいと思います。  それで、先ほど来お話が出ておりますが、児童相談所に寄せられた虐待の相談件数が平成十九年度には四万六百件にも達しました。児童虐待防止法施行前の平成十一年度の三・五倍に増えております。また、虐待による子供の死亡事件が相変わ...全文を見る
○森ゆうこ君 今ほど御報告をいただいたんですけれども、しかし、実際、児童福祉司一人当たりのケース数というのはやはり増えている状況だと思うんですけれども、児童福祉司一人当たり何件ぐらいのケースを持っているのか、御報告をいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 今御報告いただいたのは一人当たりの新規のケース数だというふうに思います。  その数字を聞いただけでも驚きなんですけれども、実は児童福祉司さんが対応するケースというのは継続もあるんですね。継続も入れますと、実はもっと一人当たり多くのケースを抱えているんじゃないかとい...全文を見る
○森ゆうこ君 結局、舛添大臣が私の進言を入れて訓示してくださったのかどうか分かりませんが、六月十七日に全国児童福祉主管課長・児童相談所長会議があって、大臣も訓示をしていただいて、様々な御報告がなされたんですが、大阪の寝屋川の例の虐待死事件の検証結果が報告をされております、この資料...全文を見る
○森ゆうこ君 よろしくお願いいたします。  それでは続きまして、二問続けて質問させていただきたいと思います。  今年四月に施行された改正児童虐待防止法の児童の安全確認・保護の新しいプロセスは生かされているのか。皆様のお手元の資料二枚目でございます。  そして、あわせて、目視...全文を見る
○森ゆうこ君 新しいプロセスがこういうふうにできたわけです、こうやって図解にしていただくとよく分かるんですけれども。でも、なかなかやはり母子分離というんですか親子分離させる、緊急に対応しなきゃいけないんですが、そういうことについて現場でなかなかちゅうちょがあるということもあるやに...全文を見る
○森ゆうこ君 額を聞いているんですが、二十年は、要するに私の聞きたいのは、社会的養護という部分で見ると二十年は千五百五十億円ぐらいだと思うんですけれども、二十一年度の概算要求でいろんなまた新しい施策も付いているわけですが、幾らぐらい要求しているんですか。
○森ゆうこ君 それはどの区分でですか。ちょっとごめんなさい。
○森ゆうこ君 ちょっともう少し質問のやり取りしておけばよかったんですが、この施設のすべてのいろんなお金を入れて社会的養護が全体で幾らかということをお聞きしたかったんですけれども、また後で答えられるようだったらお答えをいただきたいと思います。  それで、次の質問に移りたいんですが...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。やはり専門家の配置、そして、そのための専門家の育成ということがますます重要であるというふうに考えます。  続きまして、虐待を受け、児童養護施設に入った子供が施設の中で再度虐待を受けてしまうという悲惨な事件が起こっております。このようなことは絶...全文を見る
○森ゆうこ君 次の質問とも関連性があるんですけれども、やはり施設をもっとオープンに私はするべきだとも思います。  例えば、介護施設なんかはボランティアが入れます。この児童養護施設等の福祉施設には、やはりボランティアであろうとも研修を積まなければ入れないとは思いますけれども、やっ...全文を見る
○森ゆうこ君 これまでそういう調査が行われてこなかったということは大変問題だと思うんですが、とにかく急いでそのような調査をやっていただきたいと思いますが。  大臣、この児童福祉施設最低基準ですよね、その職員の配置基準というのは。しかし、その児童福祉施設最低基準、これを見ますと、...全文を見る
○森ゆうこ君 こういうことに対しては、やはりお金が掛かるわけですね、マンパワーの強化というのが一番お金が掛かるわけです。くどいようですが、二兆円ばらまいているんだったら、これ二千二百億円の社会保障削減、これ戻ったってまだ余りますよ。どうしてそういうことにお金使ってもらえないのかな...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、SARSが問題になったときに、あのときは坂口厚生労働大臣だったと思うんですけれども、日本は公衆衛生が非常に発達しているんだと、だからこういう感染症を未然に防ぐ力もあるというふうなお話をしていられたかと思います。  しかし、今日質問しようと思ったのは、もう時...全文を見る
○森ゆうこ君 時間なので終わります。
12月18日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○森ゆうこ君 民主党・新緑風会・国民新・日本の森ゆうこでございます。  ただいま提案されました緊急雇用対策関連四法案について質問をさせていただきます。  まず、国会会期末のこの時期に、あえて緊急雇用対策関連四法案を提出し成立を図ろうとする意図は何なのか、そして政府の景気対策や...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  贖罪という言葉がたしか昨日どなたかから発せられたというふうに伺っておりますけれども、贖罪の意識というのは、恐らく二〇〇三年の派遣法の改正のときに、私を含めて野党の委員が、きちんとした機能するセーフティーネットを張らなければ派遣法の改正案...全文を見る
○森ゆうこ君 大変ありがとうございました。  それでは、法案の内容について具体的に伺いたいと思います。  まず、採用内定取消し規制法案について、その内容と政府の対策との違いについて、これはバブル崩壊後のまさしく失われた十年、その世代の代表として昨年初当選をされました吉川議員に...全文を見る
○森ゆうこ君 誠に明快な御答弁ありがとうございました。  一般に知られていないからこそこの内定取消しがこれだけ社会問題化しているのだと、改めて申し上げたいと思います。  続きまして、とりわけこの採用内定取消し法案につきましては、統一会派を組んでおります国民新党の思い入れが大変...全文を見る
○森ゆうこ君 大変ありがとうございました。  次に、非正規労働者も雇用調整助成金の対象とする派遣労働者等解雇防止緊急措置法案について、政府との違いは何か、御説明をいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 力強い御答弁をありがとうございました。  有期労働契約遵守法案について伺います。  我が国においては、現在、多様な働き方を国民が求めていると言われております。この法案の成立によってかえって雇用が収縮してしまうという批判がありますが、そのような懸念はないのでしょう...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  私にとっては最後の次は質問になるかと思いますが、緊急雇用対策関連四法案の施行によってどの程度の費用が必要であると見込んでいらっしゃるのか、お答えをいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  先ほどから、やってるやってるとか、できるできるというやじが飛んでいたんですけれども、先ほど申し上げましたように、二〇〇三年の派遣法の改正のときのことを思い出します。我々が、セーフティーネットはちゃんと機能するのか、しっかりしたセーフティ...全文を見る