森ゆうこ

もりゆうこ

選挙区(新潟県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回

森ゆうこの2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  私たち生活の党は、衆議院選挙の後、党名を生活の党と変えまして再出発をいたしました。  自民党さんはやっぱりちょっと財界寄りなのかなという気もいたしますし、また、残念ながら民主党は大きな会社の正規社員を中心とする労働組合の代表と...全文を見る
○森ゆうこ君 今、円安が進んでいるわけでございますけれども、総理、円安はどこまで進むべきとお考えですか。
○森ゆうこ君 まあ、そうお答えになるのが普通だというふうに思いますけれども。  ジョージ・ソロスというのは有名な方なんですけれども、総理は御存じですか。
○森ゆうこ君 ここで個人的な関係があると言われたらどうしようかなと思っていました。  ジョージ・ソロスはこの数か月の円安でもう大もうけしたんですよね。もうニュースになっておりますから総理も御存じだと思いますけれども、この間、有名なヘッジファンドマネジャーですけれども、いわゆるハ...全文を見る
○森ゆうこ君 その二本目、三本目の矢がまだはっきりよく見えていないところが問題だというふうに思っておりますけれども。例えば、我々は原発ゼロノミクス、まあアベノミクスに対抗してじゃないですけど、原発ゼロノミクス、どちらが流行語大賞を取れるかと、国民のために競いたいというふうに思いま...全文を見る
○森ゆうこ君 内部留保のある大企業等は、総理の後押しといいますか、給料を上げるということがすぐさまできるのかもしれませんけれども、私は、地域の地元の経営者の皆さんとお話をしていて、まあ当然だと思うんですけれども、来年消費税上がるんでしょう、八%に、再来年続けて一〇%、上がるんでし...全文を見る
○森ゆうこ君 じゃ、確認ですけれども、給料が上がっていない、このいわゆるアベノミクスの恩恵が市民、ごく一般の国民に行き渡っていない状況でも消費税は上げるということですか。
○森ゆうこ君 給料が上がっていない中で、消費税は増税しませんとはっきり言っていただいた方が安心して給料が上げられる、まあアベノミクスといいますか、安倍総理の目的にも合致するのではないかと思いますけれども、正社員と非正社員の給与、これの、消費税の増税をする場合、仕入れ控除の問題がご...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、仕入れ控除ができるということで、いわゆる派遣の皆さん、非正規雇用の拡大が、消費税が上がるということが分かっているとそういうふうにするんじゃないかと、そういう逆のインセンティブといいますか、そういうのが働くんじゃないかと、こういう問題を解消すべきではないかという...全文を見る
○森ゆうこ君 この議論はまたしたいと思いますけれども。  ところで、その消費税増税というのはそもそも社会保障制度改革のために行うと、その財源のために行うというはずだったと思うんですが、社会保障制度改革というのは一体どうなるんですか。総理、総理に。
○森ゆうこ君 社会保障制度改革の中身を提示をして、その上で国民の皆さんに納得をいただいて、その財源ということで消費税を論議するべきだとずっとこの委員会でもやってまいりましたけれども、じゃ、いつその社会保障制度改革の中身は国民の皆さんに提示できるんですか。
○森ゆうこ君 どの党とは言いませんけれども、ある党の方から、三党合意に基づくこの協議、参議院選挙の前に自民党がどうも余り進めるつもりがない、議論が滞っている、そもそもやるつもりがないというようなお話も聞いたんですけど、私は、昨年の衆議院選挙は本来消費税の増税の是非、その前提となる...全文を見る
○森ゆうこ君 なかなか踏み込んだ御回答がないんですけれども。  ところで、国土強靱化計画、国土強靱化とはについてお聞きしたいと思います。  午前中議論がありましたので少し質問を省きますけれども、太田国土交通大臣にお聞きしたいんですが、公明党は減災・防災ということで百兆円という...全文を見る
○森ゆうこ君 いいです。
○森ゆうこ君 じゃ、まあ自民党は勝手に二百兆円、公明党の方が百兆円という中で……(発言する者あり)でも、さっき太田大臣が、自民党は二百兆円、公明党は百兆円、そういう中でこれから、今お話がされているというふうに答弁されましたから。まあいいんですよ、静かにしていてください、ちょっと。...全文を見る
○森ゆうこ君 東日本大震災の後、民主党政権下で、地震、そして津波の想定というものが見直されました。その新しい想定に基づいた、例えば高速道路をより高台に移す行程を取るとか、そういう震災を経験しての防災・減災の観点からこの公共工事の計画自体見直すべきところは見直したということは行われ...全文を見る
○森ゆうこ君 ただ、驚くんですけれども、この間も日曜日に、まだこれから参議院で補正の審議が始まろうという前なんですが、補正予算がもう決まったのでこの道路の予算が付きましたと自民党の新人の議員が挨拶をされていましたけれども、そういう防災・減災の観点から見直さないで、旧来のままの公共...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、独立行政法人にも予算が付いておりますけれども、まず総理に伺いますが、独立行政法人の整理統合計画については白紙にされたんでしょうか。
○森ゆうこ君 そうしますと、シロアリの巣と言われていた独立行政法人はそのまま、安倍さんのところで生類憐みの令を出したのかどうかは分かりませんけれども、生き残りを認めたということになるかと思うんですけど、農水省に伺いますが、農水省所管の独立行政法人の施設に対する防災・減災対策につい...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣、済みません。金額の合計額がよく聞こえなかったんですが、もう一度はっきり。
○森ゆうこ君 独立行政法人の統合・廃止計画は撤回されたと。  そうすると、今回、これはその統合の中に入っていた独立行政法人だと思うんですけれども、計画が撤回された中でこういうふうに予算が付きますと、もうこれは生き残りが決まると。どうなるかも、先の計画もないのに、もちろん防災・減...全文を見る
○森ゆうこ君 計画が何もなかったわけではなくて、前政権において案がもう閣議決定までされたわけです。そういうものに基づいてこの施設整備ももう一回見直さなければまさしく税金の無駄遣いになる、こう申し上げたいと思います。(発言する者あり)いいです。  この農水省所管の独法は防災・減災...全文を見る
○森ゆうこ君 いや、納得できません。厚生労働省の省内事業仕分では、これは別に廃止となっていたわけではありません。  一方、前政権ではありますが……(発言する者あり)ちょっと西田さん、静かにして。独法については廃止・統合計画があったわけですよ。なぜこの子育て支援の殿堂であるこども...全文を見る
○森ゆうこ君 計画があるわけですから、それに基づいてやるべきだというふうに申し上げているわけです。  こどもの城、子育て支援の象徴として残すおつもりありませんか、総理。
○森ゆうこ君 冷たいですね。  私は、次、少子化対策についてちょっと優しく聞きたいと思います。  私は、この少子化対策、子育て支援というようなもう本当に生易しいものじゃなくて、本当にもう人口減少、大変なんですよ。少子化対策、もう最大の課題だというふうに考えるんですけれども、総...全文を見る
○森ゆうこ君 余りにもアベノミクスについて熱く語る総理と今の子育て支援に対するそのそっけない答えのギャップが激しくてちょっと驚いてしまうんですけれども、この資料を皆さんお配りしておりますので御覧をいただきたいと思います。この資料に基づいて今後も質問させていただきますので、是非よろ...全文を見る
○森ゆうこ君 パネルを御覧いただきたいと思います。(資料提示)この資料の一番上ですけれども、これを見ていただくと一目瞭然なんですね。日本もいろいろやっております、子育て支援策。フランスなんかはN分のN乗方式、これは子供の多い家庭が税制的に有利であるとか、とにかくここまでやるかとい...全文を見る
○森ゆうこ君 私たちは、自民党のように、子ども手当はばらまきだとか、子育て支援策はばらまきだなんという批判はしませんので安心してください。小渕優子、今は財務副大臣ですけれども、当時、少子化担当大臣のとき、私としては精いっぱい応援をさせていただいた。これは与党も野党も関係ないんです...全文を見る
○森ゆうこ君 今、後からしようと思っていました質問にも答えていただいたと思うんですけれども、生活保護を切り下げますと、その保護基準を参考にこの就学支援が決まってくるんです。この就学支援制度が一般財源になってから、財源の乏しい自治体においてはこれを非常に基準をもっと厳しくするという...全文を見る
○森ゆうこ君 つまり、お願いをすると、予算は確保したからお願いをすると、そういうことですか。分かりました。  公明党にお聞きします。  公明党は福祉の党と……(発言する者あり)公明党じゃない、ごめんなさい、与党公明党出身であります、失礼しました、太田大臣に公明党としての立場を...全文を見る
○森ゆうこ君 ただ、違和感ありますね。国土交通大臣でしょう。国土強靱化と称して公共事業を拡大するわけです。公共事業の財源は、もちろん国債も発行するんですけれども、その財源に、お金に色は付いていませんけれども、生活保護費はカットすると。福祉をカットして公共事業に付ける。公明党、それ...全文を見る
○森ゆうこ君 格納容器から落ちて下まで行っていると。  次のパネルを出してください。その拡大したものですけれども、これは実際に中は確認できていないわけですよね。シミュレーションの結果で、これも前のものなんですけれども、結局、平成二十三年の十一月三十日のシミュレーション結果なんで...全文を見る
○森ゆうこ君 これが地面に到達したらどうなるのかということを通告してあるんですけれども、もう少し短く答えてください。  これがメルトスルーするまであと三十センチちょっとというところがおととし発表されているわけですね。その後どうなったのかさっぱり分からない。一体どうなっているんで...全文を見る
○森ゆうこ君 危機はまだ去っていない、今の説明でもお分かりかというふうに思います。  もう一つ、四号機。四号機がかねてより専門家の間から非常に危険性があるということで指摘をされております。四号機の何が問題かというと、使用済核燃料のプールに燃料が約千三百本以上入っておりまして、こ...全文を見る
○森ゆうこ君 そういう説明はされているんですけれども、その四号機の危険性について指摘をされているということで、先般、外部専門家を呼んでその安全性を確認したという報道になっておりました。その外部専門家とは誰ですか。
○森ゆうこ君 質問にきちんと答えてください。  先般、外部専門家から四号機の安全性を評価してもらったということで、現場でですね、それが報道されて発表されておりますけれども、その外部専門家の名前が公表されておりません。外部専門家とはどなたですか。
○森ゆうこ君 一人だけなんですね。一人の外部専門家が安全だと確認したということですか。
○森ゆうこ君 いいです、いいです。いっぱい質問あるからいいです。
○森ゆうこ君 現場の確認を外部の専門家がしてもう安全性確認したんだというふうに広報されたんですが、たった一人の外部専門家がこれだけ危険性が指摘されている四号機のプール、現場で見て安全だと言った、だから評価されたんだと、そういうことにはならないと思うんですね。  この安全性につい...全文を見る
○森ゆうこ君 現地できちんと確認する人はと質問したんですよ。  その程度だってことですよ。これだけまだ厳しい状況なのに、それを安全管理しているところがこの程度の認識で、総理、これは事故は収束したと、このプラントのことですよ、事故は収束したとお考えですか。  総理に聞いているん...全文を見る
○森ゆうこ君 事故収束宣言が間違った認識を与えているということで、安倍内閣として撤回されるということでいいですね。  総理、総理。内閣ですから。今おっしゃったでしょう。
○森ゆうこ君 総理が。
○森ゆうこ君 では、福島県選出の根本大臣にお聞きしたいんですが、福島県内の全ての原発を廃炉することをお決めになったんでしょうか。
○森ゆうこ君 私が今、根本大臣にこういう質問をしたのは、これは資料を配っておりませんけれども、これは自民党の福島県連のマニフェストです。これは、私は自由民主党福島県連のホームページからダウンロードをしてまいりました。これを見ますと、これ、うちのマニフェストかなと思いました。「脱原...全文を見る
○森ゆうこ君 まあ、答弁は長かったんですけれども中身が何もないという最悪な答弁でしたが。  議員立法によってその原発事故子ども・被災者支援法が成立したんです。私の住む新潟県にも被災者、福島県からの被災者が六千人、子供たちは千人、生活の見通しが立たない、いろんな不安を抱えている、...全文を見る
○森ゆうこ君 言葉だけではなく、政権取ったんですから、しっかりとやっていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  先日、通告しながらできなかった問題について質問させていただきます。  まず、法務大臣、本日、死刑確定者三名に対して死刑を執行されたということを伺いました。重い決断をされ、職責を全うされたことに対して敬意を表するものでございます...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  本日は、基本的な人権の尊重について先般から質問を通告させていただいてございました。本日のこの死刑執行を受けて今大臣の考えをお聞きしたわけでございますが、私が先般から投げかけさせていただいていた質問は、冤罪はなぜ後を絶たないのか。死刑とい...全文を見る
○森ゆうこ君 そうなんですけれども、それは当たり前のことなんですが、しかし最近、具体例を挙げますが、遠隔操作ウイルス事件についてです。これは政府参考人でいいんですけれども。まず最初に、無実の四名の方が誤認逮捕されたわけです。そのうちの二名の方は自白をしております。そういう調書がで...全文を見る
○森ゆうこ君 やってない人が自白をするわけですね。その供述調書というのは、それは、じゃ、作文だったということなんでしょうか。
○森ゆうこ君 私は弁護士資格を持っているわけでもございませんし、ごく一般の市民の感覚と近いと思います。  やってもいないことを自白をする、そういう供述調書がある、これはどう考えても捜査した側が作文をしたとしか考えられないんじゃないんでしょうか。
○森ゆうこ君 まあ到底理解が得られる答弁ではないと思いますけれども、まあ、そうは言いつつですね。  今、皆さんのところに、これ、一枚紙で配らせていただいている資料なんですけれども、「警察による捜査報告書・証拠等のねつ造事案」というものが発生をいたしております。この経過、そしてそ...全文を見る
○森ゆうこ君 法務大臣に伺います。  今は警察の話です。この後検察の話もやりますが、捜査機関が証拠を捏造する、調書を偽造する、そして供述調書を捏造する、そして捜査報告書を捏造する、こういうことをしたらどういうことになりますか。
○森ゆうこ君 捜査機関が証拠を捏造する、供述調書を偽造する、捜査報告書を捏造すれば、全く何の身に覚えもない無辜の市民が犯罪者にされてしまうわけです。あってはならないことなんです。  警察においては今政府参考人が御答弁されましたが、虚偽有印公文書作成罪、これは刑罰どれぐらいでした...全文を見る
○森ゆうこ君 十年以下の懲役刑、大変重い罪でございます。警察においては、先ほどそのような厳正な対処がされているというふうにお聞きしました。  それでは、検察についてこのようなことがあった場合にどのような対応をされたのか、確認をさせていただきたいと思います。  この田代政弘さん...全文を見る
○森ゆうこ君 これについては、今のお話はもう皆さんはお分かりになると思いますが、検察審査会によって強制起訴をされました小沢一郎裁判、その公判の中で明らかになり、昨年四月二十六日の東京地方裁判所無罪判決において、その判決文要旨の中で厳しく指弾をされております。  裁判所はどのよう...全文を見る
○森ゆうこ君 資料の六ページを御覧ください。これが判決文の要旨でございます。下線部分を読み上げます。  「このように、検察官が、公判において証人となる可能性の高い重要な人物に対し、任意性に疑いのある方法で取り調べて供述調書を作成し、その取調状況について事実に反する内容の捜査報告...全文を見る
○森ゆうこ君 警察は先ほど、うその供述調書等を作成した者に対して十年以下の懲役を伴う有印公文書偽造ということで厳しい処分をしておりますけれども、なぜ田代さんにはこんなに甘い処分だったんですか。
○森ゆうこ君 皆さん、この資料の一番最初、これが田代さんが提出した捜査報告書です。日付は平成二十二年五月十七日となっております。公文書の作成日は何を意味しますか。
○森ゆうこ君 この五月十七日というのは、この捜査報告書を作成した日付ということでよろしいですね。
○森ゆうこ君 作成した日とこの日付、五月十七日、違うのはなぜですか。
○森ゆうこ君 法務省、法務大臣、こんな答弁でいいんですか。捜査当局の公文書の日付というものは極めて重要な、そのアリバイとか事件の事実関係とか、そういうものを特定する日でしょう。捜査報告書の日付が実際にできた五月十九日、これは最高検の、この問題の調査報告書の資料付けていますけど、四...全文を見る
○森ゆうこ君 そんなばかな答弁ありますか。(発言する者あり)
○森ゆうこ君 五時間にわたる取調べ、石川知裕衆議院議員に対して五時間にわたる取調べを行ったんですけれども、一切メモを取らずにこの捜査報告書を書いたと。その捜査報告書の正当性を強調するために、その当日作ったかのようにこの日付を書いたと。この最高検の調査報告書からすると、この経緯が書...全文を見る
○森ゆうこ君 この問題については、法務大臣、小川元法務大臣が指揮権発動、これ当局に任せておいても駄目ですから、きちんとやりなさいと、当然のことながらその指示を出された。それを出そうとして野田元総理に相談したけれども、事実上更迭されたという問題でございます。  法務大臣、こういう...全文を見る
○森ゆうこ君 もう時間ですので、引き続き次回やらせていただきます。
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  今日は、エネルギー政策について特に質問させていただきます。  まず、先般から通告しながら質問できませんでしたので経産省から先に伺いたいと思うんですけれども、エネルギー庁長官、我が国の国内資源のポテンシャルについて御答弁お願いい...全文を見る
○森ゆうこ君 海洋資源に関してはかなりポテンシャルがあるということで、ようやくそちらに目が向いて、国内資源開発が行われる方向になっておりますけれども、もう一度、ちょっと息を整えていただいて、海洋資源についての開発の動向について御説明をいただけますでしょうか。
○森ゆうこ君 ところで、私ども新潟県佐渡沖の油田、ガス田が本格的に試掘をされます。大変大きな油田、ガス田ではないかというふうに予想をされております。埋蔵量はどの程度と推計されておりますでしょうか。
○森ゆうこ君 前に、昨年ですけれども、長官においでいただきまして、この埋蔵量どの程度あるのかということでお話をお聞きしました。そのときには、構造上、北海油田並みの埋蔵量があるというふうに推計されていると、そのように推定されているというふうなお話がございました。  もちろん、今の...全文を見る
○森ゆうこ君 我が国は海洋に囲まれておりますし、その探査船の調査等でも非常に大きな埋蔵量を持った油田、ガス田があるのではないかと現時点において推定されるわけでございます。こういう国内資源の開発を更に積極的に行っていくお考えはないでしょうか。
○森ゆうこ君 今日は質問いたしませんけれども、一昨年、環境省が四月二十一日に発表した我が国の再生可能エネルギーのポテンシャルでは、現時点の技術水準においても原発の発電量に匹敵する発電が可能であるというふうにされているところでございます。  今のお話の我が国の独自の国内資源の開発...全文を見る
○森ゆうこ君 長官、落ち着きましたでしょうか。  ガスコンバインドサイクルについて、国内プラントの採用数とその箇所及び海外プラントについてはどうか、お答えいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 海外は。
○森ゆうこ君 原発事故を経験して、この日本がこれだけ新たな技術、エネルギーの技術分野で大きな力を持っている、ポテンシャルを持っている。日本がどういうエネルギー政策を取るのか、エネルギー戦略を取るのか、世界中が注目しているんです。  そこで、総理に伺いますが、我が国のエネルギー戦...全文を見る
○森ゆうこ君 総理、オバマ大統領ともエネルギーの問題についてお話をされてきたそうですけれども、我が国の新たな成長戦略に基づいて、このエネルギーの分野についてどのようなお話をされてきたんでしょうか。
○森ゆうこ君 オバマ大統領が安倍総理に期待したこのエネルギーの問題についての話というのはそういうものじゃなかったんじゃないかなと私は思います。  資料をお配りしておりますけれども、二〇一三年一月二十一日のオバマ大統領就任演説から抜粋をしております。  「持続可能なエネルギー資...全文を見る
○森ゆうこ君 脱原発基本法、バージョンアップして、皆さんの御協力もいただいて我々はこの国会に提出をしたいと考えております。  総理、最後に伺いますけれども、脱原発という大きな決断をして大胆にエネルギー政策を転換する、そういう勇気はございませんか。
○森ゆうこ君 以上です。終わります。
○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  私は、平成二十四年度補正予算案の修正案に賛成し、政府案に反対する立場で討論をいたします。  その主な理由は、共同提案をいたしました修正案提案理由説明のとおりでございます。  財源には新たな巨額な借金が含まれております。無駄遣...全文を見る
02月28日第183回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  両先生方におかれましては、貴重なお話、ありがとうございます。  お二人とも、選択と集中、そして戦略的に、スマートドナーへということで、大きな方向性については同じような御示唆をいただいたのではないかなというふうに思っております。...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。  私も、印象として、今先生がおっしゃったような、かつての、何というんでしょうかね、量的にどっと行って日本の国益ばかりが先に出てしまうようなことは、先ほどのおっしゃったようなスマートドナーというところからちょっと違う方向にならなければいいなと...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。
03月06日第183回国会 参議院 本会議 第10号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  私は、生活の党を代表して、生活者の視点で質問いたします。  今冬の豪雪災害でお亡くなりになられた方々に、心からお悔やみを申し上げます。地元新潟県を歩いていると、深刻な高齢化が豪雪地帯の生活をますます厳しくしていると痛感します。...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  大臣の所信について質問をさせていただきたいと思います。  その大臣の所信の中に、冒頭、「法務行政は、国家の基本原理の一つである法の支配を貫徹するため、法的基盤を整備し、国民生活の安全、安心を支えるという重要な役割を担っており、...全文を見る
○森ゆうこ君 いつまでにというお話がなかったんですけれども、いつまで、いつごろにその検査の結果が報告される予定なのか、お答えをいただきたいと思います。  今、会計検査院から回答が行われましたけれども、この最高裁、裁判所に関する会計検査院の検査につきましては、私が昨年の決算委員会...全文を見る
○森ゆうこ君 それで、今お話がございました検察審査会の経理処理に係る書類でございますけれども、配付させていただきました資料の二ページ目でございます。ここに請求書というものがございます。これは、検察審査会が開催されますと、会議が開催されますと、当日にこの請求書が用意されておりまして...全文を見る
○森ゆうこ君 あるなら、なぜ提示されなかったんでしょうか。  私もオンブズマンの方から当日のやり取り、その後のやり取り等、メモしたものをいただきましたけれども、先週三月十三日に東京地裁で情報公開請求を受けたわけですけれども、先ほど申し上げましたように、七月分、五、六、七月分と会...全文を見る
○森ゆうこ君 今の説明はどうも納得できないですね。まず、資料として添付をさせていただいた一枚目のものは、ここにございますけれども、会計検査院から平成二十一年五月分、六月分、七月分ということで東京第三検察審査会の歳出支出証拠書類、今のやつは七月分の中から、七月分の中に入っていたもの...全文を見る
○森ゆうこ君 これは、二か月意見調整、裁判所と会計検査院の間でありますと、出されてはいないけれども、ありますというふうにお答えのあったその七月二十一日分の東京第三検察審査会の開催に基づく支出の証拠書類、これはまだオンブズマンには開示されておりません。今その意見調整を行うために六十...全文を見る
○森ゆうこ君 皆様御存じだと思うんですけれども、こういう書類というのは原庁主義といって、これは別にふだんから最高裁が持っている書類ではございません。今、最後に説明しましたけれども、会計検査院から意見照会があってそのコピーが送られてきていたので、たまたま最高裁にあったから私に持って...全文を見る
○森ゆうこ君 時間ですので、せっかく用意したTPPに関する質問、それから検察の再生に関する質問、次回やらせていただきたいと思いますけれども、最後に申し上げますと、先ほど、口頭でのやり取りがあって、それがどういうものか定かではないというふうにおっしゃいましたが、しかし情報公開請求自...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  まず総理にお伺いいたしますが、昨年の衆議院選挙に対する選挙無効判決及び違憲判決に対する総理の御認識について伺いたいと思います。  内容については先ほど中西議員の方から御説明がありましたので省かせていただきますけれども、衆議院総...全文を見る
○森ゆうこ君 一票の格差の是正、投票価値の平等をきちんと確保するということを何よりも急がなければならないというふうに思います。  しかし、私は、先ほど来の総理の御答弁を聞いておりますと、民主党の議員に対して、そんな質問は意味がないとか、あるいは質問がふさわしいとかふさわしくない...全文を見る
○森ゆうこ君 そういう態度が不遜だと言っているんですよ。  柏崎刈羽原発の再稼働問題についてお聞きをいたします。  資料をお配りをさせていただいております。一昨日の衆議院経済産業委員会速記録でございます。  御党の、自由民主党細田衆議院議員、この方は原発立地地域のある新潟二...全文を見る
○森ゆうこ君 再度確認いたしますが、柏崎刈羽原発再稼働について、地元ではそういう意味で政治的にまだ決着はしていないということでよろしいですか。
○森ゆうこ君 昨晩、柏崎市会田市長にも確認をさせていただきましたけれども、地元はとてもそういう状況じゃない、原発に対する安全認識の途上で、再稼働について判断できる状況になっていないと強調されておりました。このことは地元紙でも報道されております。  新潟二区は選挙無効の判決は受け...全文を見る
○森ゆうこ君 御認識が甘いんじゃないんでしょうか。民意の捏造は許されないんです。  昨日も、〇五年の原子力大綱策定に向けて開催された市民公聴会で、参加者の八割、百五十人が九州電力の動員であったと、こういうふうに報道されております。また、九電については、福島原発事故の後、玄海原発...全文を見る
○森ゆうこ君 原発再稼働の問題は地元で決着しているわけではないということを、私は地元を代表して事実をしっかりとここで改めて述べさせていただきたいと思います。  次に、TPPについて質問をさせていただきます。  日本の国益を守る条件の確保について、まず外務省、資料を付けさせてい...全文を見る
○森ゆうこ君 今の御説明、私もいただいたんですけれども、その裏付けとなる資料について要求をいたしましたが、今の説明の中にあった資料は昨晩いただいておりません。昨日、四時間もたってからようやく一枚の資料を送付してきましたけれども、それについては今お話のあったような資料ではございませ...全文を見る
○森ゆうこ君 法務省にあります日本法令外国語訳データベースによれば、関税法はカスタムズアクトでございます。ということで、カスタムズという言葉が関税と、今御説明のあったような税関という意味ではなくて関税という意味で使われるということがございますので、誤解のないように。  私は、総...全文を見る
○森ゆうこ君 昨日要求いたしましたけれども、そういうものは作らないというお話でございました。今、そういう御答弁ですから、結構でございますけれども。  総理、情報を提供するといっても、先ほど来の質疑でもありましたけれども、情報も入っていないから余り集められないんだとか、そういうこ...全文を見る
○森ゆうこ君 そして、その英訳の問題もそうなんですけれども、私は改めてこのUSTRの文書を見ますと、ここに、先ほどの資料に付けましたように、幾つかの交渉のグループではもう意見交換は行われなくて、最終ステージでしかもう今後はないということもここに実は書いてあるわけですね。  総理...全文を見る
○森ゆうこ君 そのような御答弁を繰り返されておりますけれども、実際には本当にこのUSTRの声明からもかなり進んでおりまして、交渉の余地があるということが極めて狭まっているというふうに、もう一度指摘をしておきたいと思います。  続きまして、公共工事のばらまきは復興の妨げになるので...全文を見る
○森ゆうこ君 もう時間が来ておりますので終わりますけれども、この資料によれば、補正後予算のうち二十五年度へ繰り越すものは、合計三千二百三十八億円となっております。請負者側の人員不足、資材不足ということで入札が不調に終わっているということで減額補正せざるを得ないという状況をここにし...全文を見る
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  新潟県柏崎刈羽原子力発電所についてお聞きをします。  安全に廃炉にして新たな地域振興策で原発立地地域を再生することが地元選出議員としての使命だと私は考えております。  田中委員長にお聞きをいたします。  柏崎刈羽原発は、原...全文を見る
○森ゆうこ君 質問の、先ほども申し上げましたけれども、判断がこの後ずっと後になるということになりますと、地域の将来設計、これにもかかわります。できないならできない、廃炉にするならするということを早く決めていただきたいということなんですが、もう一度御答弁いただきたいと思いますし、バ...全文を見る
○森ゆうこ君 是非複数でやっていただきたいというふうに思います。  新たなリスクとして、多数基の設置の問題がございます。柏崎刈羽原発は七基プラントがございますけれども、このことのリスクについて、規制をどうお考えになりますでしょうか。
○森ゆうこ君 もう一度確認しますけれども、三基以上同時に動かさないように運用上配慮する必要があると、衆議院原子力問題特別委員会で田中委員長はお答えになりました。その運用規制、三基以上は同時に動かさないという規制そのものをするお考えはございますか。
○森ゆうこ君 先日の委員長の発言は、事業者は三基以上同時に動かさないように運用上配慮をする必要があるという趣旨の御発言だったと思います。  東京電力に伺います。柏崎刈羽原発を三基以上同時に動かさないという配慮をするお考えはございますか。
○森ゆうこ君 精神論だけではシビアアクシデントに対応できないわけでして、原子力規制委員会の新基準を上回る対策をするという覚悟であると先日答弁されているわけですけれども、具体的にもう少しお答えいただきたいと思います。
○森ゆうこ君 総理、体調はいかがですか。
○森ゆうこ君 それを聞いて安心しました。  というのは、参議院予算委員会の日程は大変窮屈でございまして、野党が政府の外交的な日程に配慮をいたしまして、そしてまた連休もございます。そういう中で大変日程が限られているということで、事前の交渉ではほとんど集中というお話がございましたけ...全文を見る
○森ゆうこ君 お出になれるということだというふうに受け止めたいと思います。  総理、東京電力がこうした配慮をしない場合、政府として運用を改めるよう指導するお考えはございますか。
○森ゆうこ君 一つ事故が起きて、それが手が付けられなく次々に暴走すると、大変な事故、拡大していくわけですね。そういう意味で、米国では複数基の規制がございます。しかし、柏崎刈羽、七基もあるわけです。この七基、やはり運用上の規制をすべきと考えますけれども、総理としての御見解をもう一度...全文を見る
○森ゆうこ君 もう一回よくお考えをいただきたいと思います。  柏崎刈羽原発は断層の評価次第では廃炉になる可能性もございます。たとえ再稼働できたとしても、四十年の運転制限を考えますと、二〇三〇年代には全て廃炉になります。  東京電力、原発の跡地利用をどう考えているのか、原発以外...全文を見る
○森ゆうこ君 総理に伺いますが、政府は原発廃炉後の立地地域の支援策についてどうお進めになる考えでしょうか。総理。
○森ゆうこ君 もう少し具体的なお話が、もし何か構想があれば、必ず、運転制限考えますと廃炉になるわけです。二〇三〇年代には柏崎の場合は全て廃炉になります。是非、立地地域の支援策をもう少しお考えをいただきたいというふうに重ねてお願いを申し上げたいと思います。  ところで、シビアアク...全文を見る
○森ゆうこ君 原発サイトの安全性だけではなく、シビアアクシデントが起きた場合の、緊急事態のその直後の対応についても、原子力規制委員会が指針を作って、そして法律に基づいて指示を出していく、総理に指示の案を出していく、それが規制委員会の役割じゃないんですか。
○森ゆうこ君 防災指針を決定し、そして緊急事態には総理に対して、住民を防護する観点から、そして事故の拡散を防ぐ観点から、指示の案を委員長が総理に示し、そして総理が指示を出していく。いろんな面で規制委員会があらゆることに責任を持っているんですよ。再稼働は再稼働だけあるんじゃなくて、...全文を見る
○森ゆうこ君 再稼働の前にいろんな準備が必要なわけですね。もちろん原発の安全対策もそうです。そして、事故があった場合の住民の防護策もそうなんです。そのことについて住民の意見を取り入れてほしいと言っているわけです。  ところで、泉田新潟県知事が四月二十二日に、原発の安全対策、そし...全文を見る
○森ゆうこ君 皆様の元に資料をお配りいたしました。地元紙の四月二十三日、「知事 規制委の対応批判」と。規制委員長、田中委員長との面会を求めておりましたが、面会かなわずということで、現場の声を聞かない、激怒をいたしております。  田中委員長、是非お会いしていただき、文書で受け取る...全文を見る
○森ゆうこ君 公正で独立していることと話を聞かないことは全く違うというふうに知事は批判をいたしております。原発事故の検証が終わらない中、地元の意見も聞かずに作られた新たな基準でなぜ安全が確保できると言い切れるのか。立地自治体の課題や疑問に、今聞かれているということですけれども、ま...全文を見る
○森ゆうこ君 東京電力に伺います。  柏崎刈羽原発について、新たな安全基準をクリアするための対策費は幾らでしょうか。
○森ゆうこ君 特定安全施設についてはいかがですか。
○森ゆうこ君 柏崎刈羽原発の稼働率はいかがでしょうか。
○森ゆうこ君 経営判断として、原発をやめて、高効率のガスコンバインドサイクル火力発電等に転換するお考えはございませんか。
○森ゆうこ君 福島原発事故の廃炉まで幾ら費用が掛かりますか。賠償費用はどうでしょうか。
○森ゆうこ君 もう一回言ってください。
○森ゆうこ君 それは原発事故の完全収束、廃炉までということでよろしいんでしょうか。
○森ゆうこ君 とてもそんな金額ではできないでしょう。
○森ゆうこ君 何十年掛かるか分からない、一体幾ら掛かるか分からないこの費用を考えて、そして稼働率等を考えても、総理、原発は低廉で安定的なエネルギーと言えるんでしょうか。
○森ゆうこ君 本気で言っているんですか。事故がいつ収束するか分からない、一体幾ら掛かるか分からない、今の汚染水の対応にうまく対応できていない。本当に安い電力だと思っているんですか。
○森ゆうこ君 全く虚構にすぎないというふうに思います。  茂木大臣が秋にも再稼働というふうに言っていましたけど、本当にそうなんですか、田中委員長。
○森ゆうこ君 規制する側がそのようなことを言う、発言をする。まず、決めなきゃいけないわけです。推進する側の茂木大臣が先走って再稼働についてそういう発言をするのは私は許されないと思いますけど、総理、いかがお考えですか。
○森ゆうこ君 済みません。残りの質問、申し訳ございません、次回お願いいたします。  ありがとうございました。
04月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  税と社会保障制度の一体改革とマイナンバーについて伺います。  まず、社会保障制度の改革案はいつまとまるのでしょうか。法案の提出はいつになるのか、甘利担当大臣、お願いいたします。
○森ゆうこ君 いや、法律にはそう書いてあるわけですけれども、法案提出はいつかとお聞きしております。
○森ゆうこ君 じゃ、八月二十一日までに出せる、そのように準備がもう進んでいるというふうに理解してよろしいですか。
○森ゆうこ君 医療の部分については、この間、社会保障国民会議で方向性が提示をされました。国民健康保険については県単位にするでありますとか、その辺の方向性について、見解はいかがでしょうか。
○森ゆうこ君 その方向性について、ほぼ内閣としてはその方向性で法改正の準備、これは八月二十一日までということですけれども、法案の準備をされるということですか。
○森ゆうこ君 間に合うんでしょうか。  一方、一番大切な年金の抜本改革でございますけれども、先般の本会議でも指摘をいたしましたが、社会保障国民会議の前段となる三党実務者協議、これは三月一日の議事要旨ですけれども、この前の三党協議もすごいんですけれども、この議事要旨を見ますと、と...全文を見る
○森ゆうこ君 三党協議全体に対してまとめろという指示を出すのは適切ではないかもしれませんが、少なくとも自民党として、内閣の方から、この三党協議、年金の抜本改革に向けてまとまるようにという何らかの指示を出すべきではないですか。
○森ゆうこ君 ということは、まとまらないということもあるという前提ですか。
○森ゆうこ君 つまり、年金の抜本改革はまとまってもまとまらなくてもいいのであると。国民の皆さんはだまされたと思いますよ。特に、年金の抜本改革をやると、その前提での、それであれば消費税増税は容認せざるを得ないというのが消費税増税容認と言っている国民の皆さんの声なんですね。  この...全文を見る
○森ゆうこ君 今のは部分的だったわけでして、今日は総務省はお呼びしておりませんけれども、このマイナンバー制度全体の構築にかかわる金額というのは、総務省のものとか各省のもののシステムの改修等も含めて三千億とも四千億とも言われておりますけれども、その全体についてはどれぐらいなんでしょ...全文を見る
○森ゆうこ君 二千七百億。当初、このマイナンバーの話が出てきたときには六千億とも言われていたわけでございます。  皆さんマイナンバーというふうに言うと、恐らく社会保障番号ではないか、社会保障番号のようなものというふうに印象を持たれていると思います。そもそも、先ほど申し上げました...全文を見る
○森ゆうこ君 私の方から説明しますと、この年金記録システム、消えた年金の問題が起きたのは、もちろんいろいろ、元々紙台帳からコンピューターに移すときのいろんな間違いとか、いろんなことがありました。しかし、一つの大きな原因として、この年金記録システム、このシステムそのものが物すごくレ...全文を見る
○森ゆうこ君 七年掛かってできていないんですよ。途中でこの補完システム、補完工程、基本設計というのがあって、そして、そこから先、そこができたら詳細な設計に移っていくわけですが、この基本設計のところの補完工程を請け負った会社は契約を解除し違約金を払いました。それはなぜだったんでしょ...全文を見る
○森ゆうこ君 なぜ解約することになったんですか。
○森ゆうこ君 年金の記録システムは、このマイナンバーの中核を成すシステムです。いつできるんですか。本当にできるんですか。
○森ゆうこ君 つまり、いつできるかまだ分からないということなんですね。
○森ゆうこ君 これは七年前からやっているんです。  実は、私は前からこれ調査をしているんですけれども、調査の途中で東日本大震災等が起こったりいたしまして調査を中断しておりました。しかし、このマイナンバー法案、これ中核的なシステムですからもうできているだろうと思ったら、やっぱりま...全文を見る
○森ゆうこ君 いつできるか、これも分からないということですよね。
○森ゆうこ君 これは、特許庁のシステムというのは我が国のこの成長戦略、技術立国、こういうものにかかわる重大な問題でして、これが七年掛かって結局できなかった。今のお話ですと、五年なのか十年なのか、これは本当に国家的な損失だと思いますけれども、その点について、甘利大臣、いかがですか。
○森ゆうこ君 私の発言時間が限られているので、また次回詳しくその辺について議論させていただきたいと思っておりますけれども。  この特許庁の問題も実は震災の直前にいろいろやり取りしていまして、平成二十三年二月十日の私と特許庁とのやり取りの記録がここにございます。私はこの時点でもう...全文を見る
○森ゆうこ君 甘利大臣、昨日の内閣委員会で我が党の村上委員の質問に対して、要するに、先ほどのお話ございました、つまり、今度のマイナンバーのシステムは日本の業者ではできない可能性があるので海外に発注すると。これ、我が国の国民のありとあらゆる個人情報を統合するシステムですよ。海外に発...全文を見る
○森ゆうこ君 いろいろおっしゃっていただいたわけですけれども、一部共感できるところもありましたけれども、この問題についてはもう少し、根が深いので、次回もう少し議論をさせていただきたいと思います。  いずれにせよ、三千億円近く掛かる。維持管理又は設計の追加、いろんなものを入れます...全文を見る
05月02日第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  今日は、三人の公述人の先生方、大変有意義なお話、ありがとうございました。それぞれの先生方の御主張、いろいろと立場は違い、また視点も違うんですけれども、大変興味深く聞き入っておりました。  まず、孫崎公述人に質問をさせていただき...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございます。  今の御指摘、私も共感をさせていただきたいと思います。我が国がどのように自らの主権を守っていくのか、どう考えていくのかということについて、まずは虚心坦懐に米国と話をするというところからスタートしなければならないのかなというふうに思っていると...全文を見る
○森ゆうこ君 しかし、ここで宮家公述人と論争するつもりはございませんけれども、大量破壊兵器というものはなかったわけでございまして、その大前提のところが崩れているという指摘もございます。  公述人とここは論争する場でもございませんので次の質問に移りたいと思うんですけれども、富坂公...全文を見る
○森ゆうこ君 北朝鮮の核、ミサイル、そして何よりも同胞がまだ拉致された状態なわけですから、この拉致問題を解決するためには、大変迂遠なようですけれども、やはり国際協調、国際世論を高めていく、日本に協力してくれる国、一生懸命協力してくれる国を増やしていくということに力を注ぐべきだとい...全文を見る
○森ゆうこ君 失礼しました。  孫崎公述人、最後にTPP……(発言する者あり)済みません、一言で結構でございますけれども、TPPその他、我が国の進むべき外交、一言でというのは大変ですけれども、これだけはというのが一言ありましたら、よろしくお願いいたします。
○森ゆうこ君 ありがとうございました。
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  前回に引き続きまして、税と社会保障の一体改革とマイナンバーについて質問をさせていただきたいと思います。  まず、総理、外遊大変お疲れさまでございました。私たち予算委員会は地方公聴会ということで、私は盛岡公聴会で被災地の御意見を...全文を見る
○森ゆうこ君 物価も上がっていると。特に生活必需品、先ほど民主党の櫻井委員から御提示がございましたけれども、様々な生活必需品が値上げになっているという中で、この十月に、インフレ基調になっている中で十月に年金が下がるということは大変大きな影響があるというふうに考えております。  ...全文を見る
○森ゆうこ君 国庫負担約三百億円で、合わせて約二千億円という金額、これがあれば、このインフレ、いろんな値上げがされる中で、ただでさえ受取の少ない年金受給者、年金だけで暮らしているとか、そういう方たちの生活の不安を和らげることができるのではないかということをまず指摘をしておきたいと...全文を見る
○森ゆうこ君 私はそのことを聞いているのではなくて、消費税増税する、もちろん財源の問題、今お話しになったことは十分承知した上で質問しているんです。  消費税増税をする、税と社会保障の一体改革、年金の抜本改革をこのようにやります、財源が将来的に見てもこれぐらい必要です、これまでは...全文を見る
○森ゆうこ君 つまり、これコンピューターのシステムをつくるんですけれども、これに約三千億掛かると。先ほども申し上げましたように、このマイナンバーを創設する前提として、年金の抜本改革など社会保障の公平公正な給付と負担の在り方というものを確保する、それは年金などの抜本改革のためである...全文を見る
○森ゆうこ君 一枚資料を皆様のところにお配りをいたしました。今御説明のありました、特許庁システムの開発失敗の経緯でございます。  平成十八年、これ自民党の二階大臣のときにスタートいたしましたけれども、十八年から七年たってもこれができなかった、失敗に終わった。これは物すごい国家と...全文を見る
○森ゆうこ君 なぜ出せないんでしょうか、理解ができません。  年金局、来ていらっしゃるでしょうか。  先ほど申し上げました、安倍総理、消えた年金の問題については、これはまだ解決していません。このマイナンバーの中核を成すコンピューターシステム、これは年金記録管理システムです。こ...全文を見る
○森ゆうこ君 今御報告がありましたように、年金のこの記録システムも大変問題がある、同じような経過をたどっております。七年掛かってもできなかった。いまだにぐちゃぐちゃのままで、これを全部つなげるのが今回のマイナンバーですから、そんなごちゃごちゃのものをつなげたって国民の本当に役に立...全文を見る
○森ゆうこ君 能力のないところが落札をしたと。何だかんだ言って二回も契約を更新して、結局できなかったと。どれぐらい古くさいというか旧態依然としたコンピューターシステムかというと、特許を申請する、途中で住所や何かが申請者が変わって、それで申請をし直すと、それが、七つぐらいコンピュー...全文を見る
○森ゆうこ君 できる保証はございません。  先回の委員会で甘利大臣は、日本にこの技術力がなければ海外に発注するという可能性は否定しないというふうにおっしゃいました。しかし、皆さん、年金の記録、納税、資産、ありとあらゆる国民の皆さんの情報を一元化して管理するというこのマイナンバー...全文を見る
○森ゆうこ君 消費税増税法案を成立させた歴史に残る財務省事務次官は、去年、退官後、コンピューターシステム関連の会社に再就職をしております。めでたくこの六月に代表取締役兼COOに御就任される予定だというふうに伺っておりますので、総理、是非相談された方がいいと思います。  以上です...全文を見る
○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。今日は四人の公述人の皆様、大変ありがとうございます。  私も新潟県の選出でございまして、先ほどお話がございましたように中越地震、中越沖地震の際には皆様方から大変御支援をいただきました。この場を借りて改めて心から感謝を申し上げたいと思...全文を見る
○森ゆうこ君 そうなんですか。
○森ゆうこ君 いいえ、ありがとうございます。  個人財産の形成に税金は投入できないという考え方から、なかなかこの住宅再建のところにもう一歩、国としての後押しをするというところが不十分であるというふうにこれまでも私も意見として指摘をしてきましたし、また、これがもう少ししっかりと進...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  中村公述人、岩渕公述人に伺いたいと思います。  今、大学改革実行プランということで、それぞれの大学につきましては、COC、センター・オブ・コミュニティーということでより強化をしていただいているというふうに思います。先ほどの公述の中でも...全文を見る
○森ゆうこ君 いえいえ、ありがとうございます。
○森ゆうこ君 ありがとうございました。私も宇部公述人に同感です。ありがとうございました。
05月09日第183回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  平成二十五年度予算の委嘱審査、質問をさせていただきたいと思いますが、まず、質問に先立ちまして委員長にお伺いをしたいと思います。  委員長の中立公正な円満な委員会運営に対しまして、まずもって敬意を表する次第でございます。  一...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  質問に入らせていただきます。  法務省施設の現状と、耐震化及び建て替えの進捗状況について伺いたいと思います。  皆様のお手元に資料を配付させていただきました。特に、先般補正予算のときに、この建て替え、耐震化の予算というものが大幅に付...全文を見る
○森ゆうこ君 資料を見ていただくと分かるんですが、先ほど申し上げましたように、例えば刑務所、一番上が明治四十一年。Mって何と思ったら明治だったということもございまして、これを見ますと大変古い建物もございます。その全てが調査、設計中というわけでもございませんし、工事が実施中というわ...全文を見る
○森ゆうこ君 特に矯正施設の建て替え、耐震化等については、受刑者、そして近隣の住民、いろんな人たちの安全という意味で重要であるというふうに思います。  一点だけ確認をさせていただきたいんですけれども、建て替え等のときにどのような考え方で矯正施設を造っていくのか。かつては単に刑に...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  次に、前回といいますか、前から問題にさせていただいておりますいわゆる捜査報告書の捏造事件について伺いたいと思います。  先般、田代元検事に対する検察審査会への申立てについて議決が出ました。不起訴不当という議決だったというふうに思います...全文を見る
○森ゆうこ君 検察審査会の審査案件の処理期間の平均はどれくらいでしょうか。
○森ゆうこ君 何か月って言ったんですが。
○森ゆうこ君 平均の倍、掛かっているわけでございます。この田代さんの検察審査会の審査、余りにも時間が掛かったのではないか、何か恣意的な捜査が掛かったのではないかという疑いの声が国民の間から上がっているということを指摘をしておきたいと思います。  不起訴不当ということでございます...全文を見る
○森ゆうこ君 今日は議決書の要旨というものを私は今ここに持ち合わせておりませんけれども、明らかに起訴しないのはおかしいと。議決の内容を見れば、ほぼ起訴相当というような内容だったと思います。  そこで、小川敏夫元法務大臣が出されました「指揮権発動」、この著書を私も読ませていただき...全文を見る
○森ゆうこ君 私の過去いた委員会では、ここの出席の委員に対して、もちろん委員長に対しても質問できますし、この委員会の席にいる人には質問ができると思いますので、もし差し支えなければ答えていただきたいというふうに思いますけど、いかがですか。
○森ゆうこ君 小川敏夫元法務大臣に私としてはこの本を書かれたその動機といいますか事実関係について少し確認をさせていただきたかったんですけれども、理事会の先生方の御理解も得て、また後刻質問をさせていただきます。  この本文を引用させていただきたいと思いますけれども、警察でも検察で...全文を見る
○森ゆうこ君 終わります。
○森ゆうこ君 私も第二ラウンドということで、よろしくお願いいたします。  最後に、定員の在り方について、資質の向上等、あるいは冤罪を防ぐという観点も踏まえて大臣にお答えいただきたいと思うんですけれども、まず最高裁に伺いたいと思います。  私も裁判官訴追委員会の一員でございまし...全文を見る
○森ゆうこ君 大変経歴を見ますと優秀な、そして挫折のない、まあ順風満帆と言ったらいいんでしょうか、そういう経歴を歩んできた非常に優秀な人材だったというふうに思いますが、大変残念でありますし、裁判で人を裁く、判決を下す立場の人ですから、とにかく裁判官の倫理性を高める、そして特に人権...全文を見る
○森ゆうこ君 そうであれば、具体的に事実があるわけですから。しかも、最高検の報告書が出ているわけですから、昨年の六月二十七日に。それ読んでいただければ、法曹資格おありになるわけですから、よくおかしなことはもうお分かりになっていらっしゃると思うんです。是非、お考えをいただいて、法務...全文を見る
○森ゆうこ君 はっきり言って聞き飽きた答弁なんですけれども。  特別研究会をお持ちになっていらっしゃいますよね。最高裁、部屋に来ていろいろ説明いただいたときに、お答えはいただけなかったんですけれども、例えば冤罪、後で自分が下した判決が冤罪であったと、冤罪であったその判決が間違っ...全文を見る
○森ゆうこ君 冤罪と判断された事例について、具体的にそれを題材として検証するということはやっていますかという質問です。
○森ゆうこ君 それはおかしいんじゃないですか。冤罪と確定したものについて、それを事例としてきちんと検証しなければ、冤罪は防げないんじゃないんですか。なぜそれが裁判の独立性にかかわるんでしょうか。
○森ゆうこ君 国民の間でどういうふうに言われているかというと、例えばその冤罪、まあここで個人名は出すのは避けますけれども、後から冤罪であったということが分かったその事件の裁判官、この人は反省がないと。その裁判官に当たったから、残念ながら検察の思うとおりに誘導されて、まあ有罪になる...全文を見る
○森ゆうこ君 終わります。     ─────────────
05月10日第183回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  みんなの党は何か海外育ちということでスマートな質問でしたけれども、私の方は生まれも育ちも雪国新潟ということで土着でございますけれども、質問させていただきたいと思います。  為替変動の与える影響について、大臣に確認をさせていただ...全文を見る
○森ゆうこ君 それは、じゃ、今おっしゃった二百億円という金額は、どのレートで計算されたということなんですか。
○森ゆうこ君 昨日、九十九円ですか、九十四円、幾らなんだろう。まあ、一円でも額が大きいですから相当影響があるかというふうに思います。  その場合は、財務省の方にそのためのお金があるということでそういうふうに対応をされるというふうなことなんですが、しかし、このまま、政府としてはア...全文を見る
○森ゆうこ君 為替はできるだけ安定していた方がいいわけですけれども、今政策的に円安という方向なわけですから、対応をしっかりしておかないと、今五百億で、取りあえず今のところは、この予算を作ったときに比べて、この二百億円を、ですからまだ三百億円あると。その送金のときのレートによっても...全文を見る
○森ゆうこ君 余り具体的ではないんですけれども、もう少しきちんとした説明を準備をしていただきたいと思います。  私も、先ほどの大臣の説明にございましたように、このODAというのが我が国の最も重要な外交手段の一つであるというふうに思っております。重要だと思っております。  今、...全文を見る
○森ゆうこ君 自民党が野党のときに、民主党政権が決めたこのアフガニスタン支援の増額ということを、小切手外交であるとか、中身が分からないとか、これは無駄遣いじゃないか等々、御批判があったかというふうに思います。  今後、この規模のまま続行するのか、どういうふうに考えられているのか...全文を見る
○森ゆうこ君 終わります。
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  今日は、原発、環境等についての集中質疑ということで、私は原発の問題について質問をさせていただきたいと思います。  福島原発事故の後、本来であれば国民を放射能から守る、特に子供たちを放射能から守る、こういう方針がもっと明確に打ち...全文を見る
○森ゆうこ君 放射線防護の基本的な考え方というものがないがしろにされているのではないかという大変な危機感を持っております。  原子力規制委員会にお聞きしたいんですが、いわゆる公衆被曝限度年間一ミリシーベルトというのは現在も変わっていないと思うんですけど、いかがですか。
○森ゆうこ君 年間一ミリシーベルトなんですね。  この放射線防護の基本的な考え方、読売の社説、大新聞の社説でこういうことを書いてあるのは本当に理解に苦しむんですけれども、この放射線防護一ミリシーベルトにそもそも根拠がないとか、こんな基準はやめてしまえというような趣旨の報道もあり...全文を見る
○森ゆうこ君 今の答弁はちょっとよく意味が分からないんですけれども、つまり放射線防護の考え方というのは、まず、できるだけ無用な放射線の被曝をしないように国も事業者も責任を負っていると、しかし、一ミリシーベルト以上になったからといっていきなり健康被害が現れてくるわけでもないけれども...全文を見る
○森ゆうこ君 そして、放射線管理区域というものがございます。皆さんも御存じだと思います。病院などでレントゲンの検査を受けたりするところは放射線管理区域ということで厳しくこれは管理をされています。  福島原発事故の後、放射線管理区域、この境界の線量というものは変更されたんでしょう...全文を見る
○森ゆうこ君 もう一度確認しますが、つまりそれは年間何ミリシーベルトということが放射線管理区域の境界線ということですか。
○森ゆうこ君 約五ミリシーベルト、これが放射線管理区域の線量なんです、五ミリシーベルトです。  厚生労働省にお聞きします。電離放射線障害防止規則に基づいて労働災害ということで労災で認められた被曝放射線量、この最小値は何ミリでしたか。
○森ゆうこ君 今答弁があったとおりでございます。労災認定されたこの放射線被曝の線量の最小値は五・二ミリ。これは、どうしても放射線を浴びないと仕事ができないというところに作業を従事するその人たちの健康を守るために電離放射線障害防止規則があって、そして、そういう作業に従事した人たちの...全文を見る
○森ゆうこ君 今御説明がありました。  私は、文部科学副大臣のときにウクライナへ行きましてチェルノブイリを視察し、チェルノブイリ立入禁止区域長官、ホローシャ長官と会談もさせていただきました。二十六年たちましたけれども、汚染の線量というものはあるところまでは減衰しましたけれども、...全文を見る
○森ゆうこ君 原発事故被災者・子ども支援法の基本方針がなかなか決まりません。この方針をきちんと、まず数値を、きちんとこのレベルを決めないと、自主避難をしている子供たちへの支援ができないと。いつまで放置をするつもりなんでしょうか。これはいつ決まるんでしょうか、お答えいただきたいと思...全文を見る
○森ゆうこ君 とにかく、戻ってこないといろんな支援が受けられないということで、自主避難をしている、私ども新潟県に避難してきている人たちからも大変不満の声が強まっているということを再度申し上げておきたいと思います。  総理、私は小沢一郎代表とともに、昨年、ドイツに脱原発視察に行っ...全文を見る
○森ゆうこ君 先ほど来、使用済核燃料、高レベル廃棄物の話、いわゆるトイレのないマンション、その最終処分場も決まっていない、そして核燃料サイクルについては先ほど否定されませんでしたけど、核燃料サイクルなんて絵空事でしょう。まだ一つもうまくいっていないじゃないですか。「もんじゅ」は停...全文を見る
○森ゆうこ君 つまり、ここに書いてある記述は正しいというふうに今社長からお認めをいただきました。  既に今、現時点においても、昨年、二〇一二年七月から八月の最大電力需要が五千七十八万キロワットであったため、七百八万キロワットの予備力があると。さらには、火力発電のリプレース等々で...全文を見る
○森ゆうこ君 古い火力については、高効率の石炭火力、そしてガスコンバインドサイクル、これは日本の技術は最高ですし、これをむしろ私は立地地域の経済再生にその起動力として使っていくべきであるというふうに考えております。  原発立地地域の選出の議員として、この原発を確実に安全に廃炉に...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○森ゆうこ君 私、十二年前に初めて予算委員会で質問したときに、安倍内閣官房副長官だったと思います、拉致問題について質問をさせていただきました。あの内閣の中で、拉致問題がむしろ日朝の国交正常化の足かせになっているという雰囲気の中で、でも安倍総理が当時頑張っていらっしゃったということ...全文を見る
○森ゆうこ君 資料をお配りをいたしました。一枚目はパネルにもさせていただいたんですけれども。(資料提示)  小泉政権下において、平成十四年から二十年までイザナギ景気を超える戦後最長の景気回復が続いたんですが、結局、小泉改革の本質は、競争を強化し、規制緩和を行い、大企業の収益が拡...全文を見る
○森ゆうこ君 しかし、やろうとしていることは同じじゃないかなと、規制改革。  昨日、規制改革、雇用ワーキング・グループのまとめ案の議論が行われたんですけれども、雇用の、雇用というか、解雇規制のルールの緩和が中心であるというふうに考えております。どのような結論が導き出されるのでし...全文を見る
○森ゆうこ君 それが問題だと言われているわけです。限定正社員が制度化されることによって勤務地や職務が消失した場合は、従来よりも解雇がしやすくなって労働者の雇用が不安定になるのではないかと指摘をされておりますし、ホワイトカラーエグゼンプションのまた導入ということで小泉構造改革の焼き...全文を見る
○森ゆうこ君 格差拡大政策を行ってはいけない、格差を解消する政策を行わなければならない、そして賃金に確実に結び付ける政策を行わなければいけないんですけれども、賃金を上昇させる政策の展開、具体的にどう、何をやられるおつもりなんでしょうか。
○森ゆうこ君 物価が上がった場合に、賃金はそれについて上昇すると先ほど日銀総裁から答弁がありましたけれども、確かに同じ傾向だというふうに思いますけれども、でも、問題は、二%という物価安定目標を示しているわけですから、それに見合った賃金の上昇ということを確実に実施させる政策をもっと...全文を見る
○森ゆうこ君 社会保障制度改革は全く進んでおりません。これはもう、八月二十一日までに法制上の措置を講ずるというのはもう絶望的じゃないんですか。
○森ゆうこ君 本当に間に合うんでしょうか。  年金特例水準の解消の問題については先般少し指摘しましたけれども、物価が上がる中ですから、しかも、これを決めたときにはこの物価安定目標という政策ではなかったわけですので、これは中止をすべきじゃないでしょうか。物価が上昇する中で特例水準...全文を見る
○森ゆうこ君 この十月から下がるんですよね。
○森ゆうこ君 もっと言いたいことはあるんですけれども、時間がありませんので、憲法改正について一言だけ総理と議論をさせていただきたいと思います。  憲法九十六条の改正について伺いたいと思いますが、私は、憲法改正あるべしと、改憲か護憲かといったときには、必要な改憲はするべき立場、す...全文を見る
○森ゆうこ君 九十六条に「国会が、これを発議し、」と特に定めていることから、内閣に提出権はないというのが通説です、もちろん諸説ありますけれども。  改正手続に両議院総員の三分の二の特別多数決としているその理由は何であると考えていらっしゃるでしょうか。今の改正要件。
○森ゆうこ君 やはり、この改正手続が特別多数決ということで三分の二というふうに決められているのは、これはやはり憲法の基本原理をしっかり守ると。権力は腐敗し堕落する、だから憲法を改正するときにはもっと真摯な、抑制的な議論が必要であるということだと私は考えております。  じゃ、総理...全文を見る
○森ゆうこ君 代議制民主主義ということで、そうしますと、国民の過半数が憲法を改正したいとの意思を国会両議院の三分の一超の議員が妨害できる制度は常識的ではないと繰り返される総理のこの発言は、この代議制民主主義、これを、何というか、否定するものであるというふうに私は受け止めて、非常に...全文を見る
○森ゆうこ君 時間がなくて少しかみ合わない議論でしたけれども、少なくとも私は、権力を抑制的に行使するということをもう少しお考えをいただいて、しっかりと内閣を運営することをお願いを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
05月15日第183回国会 参議院 平成二十五年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○森ゆうこ君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
05月15日第183回国会 両院 平成二十五年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○森ゆうこ君 私は、参議院生活の党を代表して意見を申し述べます。  反対の理由は多岐にわたりますが、何といっても、まず消費税率引上げを前提とした年金特例公債を計上している点であります。  そもそも消費税増税は、年金など社会保障制度の抜本改革が前提のはずですが、自公民三党協議は...全文を見る
05月30日第183回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  今回の法改正によって、全部実刑、一部執行猶予、全部執行猶予ということで、既に議論はなされているんですけれども、議事録を見ましてもこの分水嶺がどこになるのかということがなかなか理解しづらいというふうに思っておりますので、改めて、こ...全文を見る
○森ゆうこ君 実際の施行に当たっては、今いろんな点でそれぞれ判断しなければならないということですから、改正の趣旨について今後とも関係機関との情報の共有化に努めていただきたいというふうに思いますし、施行状況を十分把握する必要があるということを改めて指摘をさせていただきたいと思います...全文を見る
○森ゆうこ君 そこで、厚労省からも来ていただいていると思いますので、質問させていただきたいと思います。  昨年の第百八十国会のこの法案審議におきまして、西村厚生労働副大臣が、当事者や有識者などから構成する検討の場を今年の秋、つまり昨年ですけれども、めどに立ち上げるべく準備を進め...全文を見る
○森ゆうこ君 有機的に各関係者が連携をして、実効性のある施策を更に進めていただきたいと思います。  女子受刑者に対する処遇について伺います。  女子の刑事施設の収容率につきましては、既決が一〇八・七%と、収容定員四千三百四十人を約一割上回る状態が続いております。また、刑事施設...全文を見る
○森ゆうこ君 既に、昨年の犯罪対策閣僚会議の再犯防止に向けた総合対策におきましても、女性の受刑者や少年院在院者には過去の被虐待経験や性被害による心的外傷、摂食障害の問題等を抱える例が多いことが指摘されているとして、女性受刑者や少年院在院者において特徴的な問題に着目した指導、支援を...全文を見る
○森ゆうこ君 もう時間ですけれども、やはり今回の法改正、これを実効あるものにするためにはきちんとした支援体制を構築することが何よりも重要だというふうに思いますし、保護観察対象者が必ず増加するということだと思いますので、現場の保護観察官の増員、これをきちんと計画的に図らなければなら...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  何の落ち度もなく突然犯罪被害に遭った被害者の皆さんを支援していくという視点が何よりも重要であるというふうに思っております。もしできましたら私の質問の間に、その予算の獲得の話、さっき分捕るという話ありましたけれども、千二百万とかそ...全文を見る
○森ゆうこ君 それは官僚が考えた理屈だというふうに思いますが、犯罪被害者に旅費を支援することがなぜ裁判の公正、中立にかかわる問題になるのか、そういう発想が私には理解できません。それは是非今後検討していただきたいと思います。  証人の場合はあらかじめ旅費等の支給を受ける場合があり...全文を見る
○森ゆうこ君 今の問題に関してですが、四月十日の衆議院法務委員会におきまして、大臣は、「出ようと思っていたけれども、やはり怖いから嫌だとか、出ていくことがプライバシーを暴かれて嫌だとか、そういう方もたくさんいらっしゃるので、結局、そのときにならなければ実際に出頭されるかわからない...全文を見る
○森ゆうこ君 今、私の質問は何件あるのかということでございました。もうそういうことはすごくたくさんあるので事後支給なんだと、それを一つの理由にしているわけですから、それがたくさんあるという事実をきちんと示すべきであるというふうに考えております。  今ほどお話もございましたように...全文を見る
○森ゆうこ君 旅費等の額について伺いますが、改正後の第五条第二項で政令で定めるということになっておりますが、その際に考慮すべき点について確認をします。  証人、裁判員、国家公務員の例を参考にするというふうに思いますが、犯罪に巻き込まれ、肉体的、精神的、経済的に被害を受けていると...全文を見る
○森ゆうこ君 次の質問の国選被害者弁護人の選任の資力要件についても同じことが言えるんですけれども、何の落ち度もなく犯罪に巻き込まれて肉体的、精神的、経済的に被害を受けているという犯罪被害者が裁判に参加する、それを支援する、そういう方たちに経済的負担を負わせないと、こういう視点が私...全文を見る
○森ゆうこ君 基本的にということでしたので、是非、政令を作るに当たってはその点を考慮していただきたいと思います。  被害者参加弁護士の選定の請求に係る資力要件を緩和するというふうに本法律案ではしておりますが、被害者団体等からは、何の落ち度もなく突然犯罪被害に遭った被害者等が自己...全文を見る
○森ゆうこ君 大臣は先ほども財政難の折とおっしゃいますけれども、途中からですから、今年度の予算は千二百万と先ほど御答弁がございました。この程度の金額なんですよね。もっと充実したとしても決して怒られないと思いますから、政令を作るに当たっては是非今ほどのことを考慮をしていただきたいと...全文を見る
○森ゆうこ君 もう残り時間一分という紙をいただきましたので、まとめますけれども、私も昨年初めて自分自身が裁判に参加をいたしました。もう全く事実無根の、いなかった場所にいたということで、何か裁判長に怒られたという、ありもしないことを週刊誌に書かれ、名誉毀損ということで裁判をやりまし...全文を見る
○森ゆうこ君 私は、ただいま可決されました犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律及び総合法律支援法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党、公明党、みんなの党、生活の党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたしま...全文を見る
06月06日第183回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○森ゆうこ君 私も、やはりDV被害者の懸念について、ここは、この法律案の審議の中でできるだけその懸念についてこたえていくべきであるという立場から質問をさせていただきたいと思います。  幾つか確認をさせていただきたいと思いますが、中央当局は、連れ去られた親から返還援助申請、面会交...全文を見る
○森ゆうこ君 条約の義務を果たす、それが情報提供の義務付けが正当化される根拠であるということですね。  さはさりながら、DV被害者の方からは情報が外務省に集積されることについて大変懸念の声が上がっておりまして、この間の審議の中でもそのことが指摘をされております。民間のシェルター...全文を見る
○森ゆうこ君 なかなか難しい話でございまして、その情報の管理というものを徹底していただきたいとともに、情報の提供の要請自体も慎重にやっていただきたいと重ねてお願いを申し上げたいと思います。  五条の三項の関係でございますけれども、国内の関係機関から十分な情報が得られない場合には...全文を見る
○森ゆうこ君 済みません、それで、行方不明者、まあ行方不明者と言っていいと思いますけれども、今のお話なんですが、じゃ、それについては具体的にはどのような措置がとられることになるんでしょうか。  それから、警察署への掲示、あるいはインターネットへの掲示等、行方不明者に係る資料の公...全文を見る
○森ゆうこ君 子供の情報がいきなり外部に掲示されたりとかそういうことがない、ネットもしないと、資料の公表は求めないということを今確認したわけですけれども、そうすると、警察が実際にやる発見活動というのは、具体的にどういう、どのような措置なんでしょうか。
○森ゆうこ君 何かはっきり分かりませんので、次回、警察の方も呼んで、ここ結構重要なところですので、確認をさせていただきたいと思います。  子の所在の発見の過程で連れ去り親の所在が確定された場合、その常居所国においては、子供の父母間における子の連れ去りが犯罪とされている国もござい...全文を見る
○森ゆうこ君 そうすると、今問題になって、いろいろ例が出てきたのもアメリカから逃げ帰ってきた方たちの話でして、アメリカとは犯罪者引渡条約が締結されているということですから、そのハーグ条約の締結に基づいて子供を所在を特定するという活動がこれからされるわけですから、その過程において、...全文を見る
○森ゆうこ君 次回まだあると思いますので、もう少し詰めたいと思います。様々な懸念が寄せられているところでございます。  ところで、子の返還拒否事由について確認をさせていただきたいと思います。  民主党政権時の平成二十三年五月二十日、この条約の締結に向けて準備をすることが閣議了...全文を見る
○森ゆうこ君 それぞれの項目が、私の感覚からすると、それ一つ一つが返還拒否事由に当たってもいいというふうに私は思いますけれども、しかし、そういう御議論があり、二十八条ではそのような形になってしまっているわけでございますが、随分工夫されたんだなというふうに思います。  それで、も...全文を見る
○森ゆうこ君 時間なので終わります。
○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  今日は、四人の参考人の皆様、大変ありがとうございました。午前中の質疑の前に先生方のお話を聞いていた方がよかったなというふうに思いました。大変ありがとうございました。  早川先生にまず伺いたいんですけれども、この国内実施法の作業...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  吉田参考人に伺います。  今後更に必要な措置ということで具体的な細かい提案をちょうだいいたしまして、本当にありがとうございました。  先ほど明尾参考人から厳しい御指摘もあったわけですけれども、でも、やはり、やむにやまれず子供を連れて...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。  明尾参考人に伺います。  午前中に私が質問したんですけれども、アメリカでは父母間の子の連れ去り、これは重大な犯罪で、州によって違うと思いますけれども、カナダではちょっとどうなのか少し分からないんですが、アメリカでそうであるように、この...全文を見る
○森ゆうこ君 ほかの先生方で今の件について何か御所見をお持ちの先生は、いらっしゃれば是非。  一方、ハーグ条約を締結していないので、例えばアメリカから日本に対して犯罪だと、その犯罪者の引渡しを要求するというか、これは父母間であっても子供の連れ去りは犯罪なのであるという要求がある...全文を見る
○森ゆうこ君 ありがとうございました。
06月10日第183回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  今日は参考人の皆様、大変ありがとうございました。  私ども生活の党は、民主党、そして社民党と一緒にこの債権法の改正案を提出した側でございます。そういう立場で少し御確認をさせていただきたいと思います。  まず大久保参考人に伺い...全文を見る
○森ゆうこ君 今の点について新里参考人に伺いたいんですけれども、今、自主的な第三者の保証の申出については、銀行さんの方はそういうふうな確認をしているので問題はないのであるという御主張だったというふうに思うんですが、その点についていかがでしょうか。
○森ゆうこ君 私も先ほどの大久保参考人の御説明を聞いて、非常に論理的な説明で、そういうふうに説明をし、そのやり取りも記録をして、またモニタリングをするので、自主的な第三者の申出ということについてはきちんと確認が取れているのであるという説明で、じゃ、なぜ多額の債務を連帯して負わなけ...全文を見る
○森ゆうこ君 数字がないということですので。でも、まさしくそこが重要でして、やはり普通では貸せない、今の銀行それぞれの持っている規定では貸せないというところを、じゃ、その非常にリスクが高いところを第三者に保証をさせるというのは、まさしくここの部分で非常にまた被害が起きるという懸念...全文を見る
○森ゆうこ君 どうもありがとうございました。
06月11日第183回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。先週に引き続き、質問をさせていただきます。  このハーグ条約に基づく国内実施法に関しましては、様々な懸念がやはり存在するということでございます。非常に難しい問題が調べれば調べるほど噴出してくるというふうに感じているところでございます...全文を見る
○森ゆうこ君 特別なことをするということではないということと、もう一回、先週は外務省は、警察署への掲示、それからインターネットへの掲載等、そういう資料の公表は求めないということだったんですけれども、警察の方もそれでよろしいですね。    〔理事磯崎仁彦君退席、委員長着席〕
○森ゆうこ君 次に、改めて、海外におきましては、夫婦間といいますか、父親と母親の間における子供の連れ去りが犯罪ということになっている国もございます。各在外公館のホームページでもそのことに関して注意喚起がなされております。  例えば、アメリカの場合は、連邦法によって罰金若しくは三...全文を見る
○森ゆうこ君 是非そのようにお願いしたいと思います。  やはり共同親権制度というものもあり、夫婦間、父母間であっても、相手の監護権を侵害するということで非常に重大な犯罪ということを認識すべき必要があるということだと思います。  子の連れ去りによって海外において逮捕状が出ている...全文を見る
○森ゆうこ君 警察庁に伺います。  国際刑事警察機構を通じて誘拐犯として国際手配されている事案も生じているということですが、実情はどうでしょうか。
○森ゆうこ君 日本人の子の奪取に係る犯罪につきまして外国から直接捜査について協力を求められた場合、我が国としてはどのような措置をとることになるのか、法務省にお聞きしたいと思います。
○森ゆうこ君 今の問題に関連してですけれども、今審議をしておりますこの実施法上の五条の手続により、外務大臣あるいは警察が得た子、子と同居している者の所在に関する情報が提供される可能性もあり得るのか、外務省と警察庁にそれぞれ伺います。
○森ゆうこ君 大臣に伺います。  今お話、いろいろ議論させていただきました。日本がハーグ条約を締結した場合、海外における日本人に対する刑事訴追への影響について、外務大臣は四月四日の衆議院本会議において、日本への子の連れ去り事案について刑事訴追されるか否か等は当該国の関係機関の判...全文を見る
○森ゆうこ君 今大臣から御説明があったんですが、法務省にもう一回確認させていただきたいんですけれども、海外においては告訴を取り下げることを条件にして子供を返還する、訴追しないという当局の保証の下に子供を返還するといった例もあるようでありますが、このような条件や保証は本当に守られる...全文を見る
○森ゆうこ君 最後に、大臣に質問をさせていただきます。  この法律の目的、第一条に規定されております子供の利益に資することを目的とするということになっております。改めて、親子法制の違い、あるいは、やはりただでさえ夫婦間の紛争といいますか、それが国境を越えてということで大変困難な...全文を見る
○森ゆうこ君 有田委員にお答えをいたします。  金融庁による監督指針等の下、第三者保証を原則として徴求しないとの運用は既に金融実務においても定着しているところであります。本改正は、金融庁の監督指針等の趣旨を推し進め、民法上無効としたものであります。  また、債権譲渡の対抗要件...全文を見る
○森ゆうこ君 物上保証について、今回これを制限しないと、かえって今議員が指摘されたような弊害が起こるのではないかという御懸念でございますけれども、今回の法案のポイントは、保証債務の様々な被害、弊害をなくする、できるところから早急にという考え方がございます。  いろいろなことは今...全文を見る
○森ゆうこ君 御質問ありがとうございます。  先ほど有田議員からも御指摘があったんですけれども、法制審議会の中間試案というものが発表されてこの問題がテーマになったときに非常に社会的な関心を呼んだと。それだけ国民生活に非常に影響を与えるものであるというふうに考えております。  ...全文を見る
○森ゆうこ君 ほかのものは影響を与えないということではございません。  ただ、貸金業法などの各種業法の改正により、先生がいろいろと先ほどお述べになりましたように対応することも考えられますけれども、これらは規律の対象が限られております。各業法による行為規範の対象外にある貸金業者に...全文を見る
○森ゆうこ君 今ほどお話がございましたように、昨日も参考人質疑におきまして千葉銀行の大久保参考人も述べられていたわけですけれども、経営に実質的に関与していない第三者への保証の徴求は約三万三千件の融資のうち僅か五十五件にすぎないと、非常に例外的なところになっていると。しかも、相続が...全文を見る
○森ゆうこ君 第三者保証にかかわる悲劇を防止する方策として他の方法もということのお尋ねかというふうに思いますけれども、例えば今、昨日も少し参考人から言及があったかと思うんですけれども、たとえ保証契約の締結に際して例えば第三者の立会いを義務付けるというようなことをしたとしても、金融...全文を見る
○森ゆうこ君 貸し渋り等の懸念に関してでございますが、先ほども申し述べましたように、昨日の参考人からの意見陳述でも、最近の状況において言えば、約三万三千件の融資のうち僅か五十五件に、第三者への保証の徴求はその五十五件にすぎないということがございますので、貸し渋りについては十分、そ...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  少し前の先生方と質問が重なっておりますのでその部分は省かせていただきますが、今、真山議員が質問されました被災マンション法の方を先に質問します。  私は、改正被災者生活再建支援法の発議者でございます。私の選出の新潟県は中越地震、...全文を見る
○森ゆうこ君 つまり、滅失あるいは大規模一部滅失の判断というのは、発議者、区分所有者の中の発議者が専門家に頼んで、余りにも、本当に誰が見てもというときはそのことも必要ないかもしれませんけれども、微妙なときには、発議者が専門家に頼んで資料をきちんと提出をさせて、じゃ、これでみんなで...全文を見る
○森ゆうこ君 五分の四なんですけれども、要するに、私も同じ趣旨で通告してあるんですけれども、要は、その五分の四というのは、あくまでも区分所有者、その議決権を持つ人の五分の四ということでいいのかどうか、再度確認します。つまり、集会やりますと告知をします、でも返答がない場合もある、し...全文を見る
○森ゆうこ君 分かりました。  次に、被災地借地借家法についてお聞きをいたします。  大規模な災害の政令による指定について、適用すべき措置や地区の指定についていろいろ先ほどあったと思いますけれども、考慮すべき点は何とお考えでしょうか。
○森ゆうこ君 借地権の対抗力について、それぞれ六か月あるいは三年とした理由はどうでしょうか。
○森ゆうこ君 従前の賃貸人が同じ敷地内に新しい建物を建築し、賃貸する場合の従前の賃借人に対する通知義務の範囲について確認をさせていただきます。  賃借人のうち知れたる者に対してその旨を通知しなければならないとされておりますけれども、大規模災害の現場においては賃貸人の、被災者であ...全文を見る
○森ゆうこ君 なかなかその辺、少し実際に分からない部分があるんですけれども、この被災二法につきましては、不十分ながらも今回の国会で成立をさせ、大規模な災害に備えるということが重要であるというふうに思います。  検察の捏造捜査報告書事件について伺います。  新聞報道によれば、検...全文を見る
○森ゆうこ君 村木厚子さんが厚生労働省事務次官になられたということで、そもそもこの検察改革に関しましては、村木さんのあの郵便不正事件、証拠の捏造ということから始まったところでございます。  そのときの最強弁護団といいますか、弘中弁護士がこの度、季刊刑事弁護第七十四号でレポートを...全文を見る
○森ゆうこ君 これで最後にいたしますけれども、会計検査院、一点だけ確認をさせてください。  昨年の決算委員会の質疑でも御指摘を申し上げました。支出負担行為即支出決定決議書等、この支出に関する公的な文書、これはマスキングされて、私も情報公開請求をさせていただいて、マスキングの上、...全文を見る
06月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。  本日の予算委員会の開会に際し、与党側が欠席をし、さらには、出席そして答弁を求められた安倍内閣総理大臣以下政府側の出席が全くない、出席要求を断った、拒否をしたということに対して、まず強く抗議をするものであります。  日本国憲法前...全文を見る
06月26日第183回国会 参議院 本会議 第30号
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○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこです。  私は、生活の党、社民党、みどりの風の三党を代表して、内閣総理大臣安倍晋三君の問責決議案を提案するに当たり、その趣旨を御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。     内閣総理大臣安倍晋三君問責決議   本院は、内閣総理大...全文を見る