森ゆうこ
もりゆうこ
選挙区(新潟県)選出
立憲民主・社民
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月27日 | 第192回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 森ゆうこでございます。三年ぶりに戻ってまいりました。初めて質問させていただきます。 まず冒頭、質問に入ります前に、私の方からも、この度、三笠宮様の御逝去に際しまして、謹んで哀悼の誠をささげたいと思います。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず、強...全文を見る |
○森ゆうこ君 大臣は、何が問題なのか、先ほど紙議員の質問に答弁されましたけれども、この御発言の問題点がお分かりになっていらっしゃらないようですけれども、何が問題なんでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 日本国憲法第四十一条、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」。法律を決めるのは国会です。行政府が決めるのではありません。国会に定められた国権の最高機関に対する重大な冒涜であると、そのことを認識していらっしゃらない大臣は私は辞めるべきであると再...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 辞任、いつかしていただけるんじゃないかなと思っておりますけれども。 先般、十月十六日に投開票が行われました、私ども新潟県の新しいリーダー、知事が決まりました。この選挙において、原発再稼働を、是か非か、主な争点とさせていただきましたけれども、もう一つの大きな争点は...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 新潟はまさに米どころでございます。全体の生産量の八%程度を産出しております、お米ですよね。そういうことで、TPP本体そのものもそうですけれども、今般のSBS米、これに対する反発といいますか、怒りというものが私は大きかったというふうに思っております。選対本部長としてこ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 息を吐くようにうそをつくというのはこういうことを言うんじゃないかなというふうに思いますけれども。 この資料をお付けしておりますが、農水省が出された輸入米に関する調査結果についてのこの十六ページにメールの内容が添付されておりますけれども、(3)番ですね、今御説明の...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 私が疑問を投げかけたのはそういうことではなくて、要するに、民事訴訟を提起する意向を持っている、訴訟になるというような案件であると、そういう報告を受けた。しかも、この経緯に書きましたけれども、当事者の福井精米というのはちょっと農水省からしたら札付きですよね。問題のある...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 課内で共有したんでしょう、民事訴訟を提起する意向を持っていることを。課内で共有しているときに、その部分だけしか確認しないんですか。訴訟をするかしないか、します、しません、その部分しか確認しないんですか。事件の、この事案の全体像、何が問題になっているのか、どのような法...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 だから、訴訟になるという報告があったときに、ああ、そうですかで、それで終わるんですか、上司は。農水省の部局というのは担当者だけで、それは全体の情報を共有しないということでよろしいんですね。答えてください、きちんと。 | ||
○森ゆうこ君 大臣、山本大臣、いいんですか、こういう情報の共有の仕方で。あり得ないですよ。 | ||
○森ゆうこ君 矛盾していますよ。とにかく、一方で課内で共有していたと言い、この事案については、一方で部分的にしか共有していない。つまり、担当者が上司へここの部分だけは報告していなかった。これはどう考えてもおかしいと思いますけれども、こればっかりやっていられないので。後で虚偽答弁と...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 次の質問にも答えたわけですけれども。 ここに米穀の買入れ・販売等に関する基本要領というのがあるんですけれども、そこを見ますと、SBSの七というところに、政策統括官は、ここ、資料は付けておりませんが、国際取引価格、海上運賃、為替等を考慮し、輸入米穀の産地、銘柄等ご...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 仕入価格がどれぐらいか分からなくて政府の買入れ価格を決めるということなんですか、確認ですけど。 | ||
○森ゆうこ君 ちょっとよく理解できないんですけれども。 資料でこのカラーのやつをお付けをしております。これは農水省から出していただいた資料ですが、国産米の価格と米国産SBS価格との比較、このグラフを見たときにすごいなと思ったんですよ。すごいなって何がすごいかというと、例えば二...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 いや、SBS米の仕入価格を聞いているんですよ。輸入業者の仕入価格です。あえて答えずらしていませんか。輸入業者の仕入価格ですよ。国内の中で、SBSで今度輸入してそれを卸に売った、そういう金額じゃないんですよ。そもそも輸入業者が一体幾らで仕入れているのかということについ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 誰でも知っている事実というのは、調整金というのはいわゆるバックマージンでしょう、いわゆるね。そうすると、米の特別な輸入だからと思って考えるといつまでたっても理解できないんだけれども、普通の国内のいろんな商取引の中でバックマージンが発生するという、いわゆる調整金みたい...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今の資料の七ページですけれども、国産米の価格が比較的高い年はSBS輸入の枠数量の全量が輸入されている一方で、国産米の価格が低い年ほどSBS米の輸入量が減少しているというふうに、これ分析ということで書いてありますから分析なんでしょうけれど、どういう分析ですか。意味がよ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 その結論が、何か笑ってしまったんですけど、何でそういう結論になるんですか。 つまり、国内のお米がだぶついている、価格が安いときにはSBS米の需要がないって今説明したじゃないですか、自分で。安いから需要がある、国産米の価格が安くて量があるときには需要がない。だから...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 だから、大臣、最後におっしゃった言葉どおりですよ。業務用のお米、つまり安くなければ使えない、そのお米が足りないときにSBS米は出ると。つまり、安いからなんですよ。SBS米の影響は価格に影響を与えるんですよ。どうしてそれを否定するのかが分からないですよね。結論が全然違...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 高めの国産米は備蓄米で買い受ける。しかし一方で、安いSBS米十万トン、七万トン更にプラスして出回る。これでは更にお米の値段が安くなるということを申し上げて、質問を終わります。 | ||
11月25日 | 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 自由党の森ゆうこでございます。 本日は、公述人の先生方、大変有意義な公述、ありがとうございました。 でも、どうしても最初にこれを言わなきゃいけないのが大変残念なんですけれども、明らかにTPPはもう発効しない。客観的に見て分かる状況の中で、なぜこの参議院で公述...全文を見る |
○森ゆうこ君 ありがとうございます。 私もおっしゃるとおりだと思いますし、むしろ、先ほどもお話がありましたけれども、自由貿易対保護主義ではなくて、そもそも自由なのかと。自由というのは、自らの自由を追い求めるだけではなく、もう全ての人々の自由というものを尊重し、本当にお互いにそ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ありがとうございます。 だからこそ、トランプさんが選挙の途中に言った、グローバル企業の利益の方が国民の幸せより優先するのはおかしい、この訴えは非常にクリアに米国民の心に届いたんだと思います。実は私、この間の参議院選挙でこれ引用させてもらいましたけれども、このこと...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 ありがとうございます。いや、もうすごくありがとうございます。 何だか、このTPPを諦めることはもう何か全部日本を諦めることのようなことを言っているわけですけれども、完全に間違っていますからね。しかも、もう見通しが立たないものに対して、もちろん、その安倍さんの思い...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 済みません、時間ですので。萩原先生、済みませんでした。 ありがとうございました。 | ||
12月01日 | 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 希望の会、自由党の森ゆうこでございます。三年ぶりに質問をさせていただきます。 TPPについての質問に入る前に、私の、新潟県、地元で発生いたしました鳥インフルエンザについて、先ほどお話ございましたけれども、私の方から対応について伺いたいと思います。 この間、農...全文を見る |
○森ゆうこ君 ありがとうございます。 先ほど御紹介いたしました新潟県の新しい知事、米山知事は、私、選対本部長をさせていただきましたが、先般の新潟県知事選挙におきまして、原発再稼働イエスかノーか、これを最大の争点として戦いました。大多数の県民の皆さんは再稼働ノー。そして、さらに...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 他の国は作成しているのに、なぜ日本は留保を設けなかったのか。これ、表にしてきちんと後ろに付けないと。こういう国有企業についてのルールというのは今回初めてなんですよ。自由貿易協定だというふうに宣伝していますけれども、これは全然自由貿易協定じゃなくて、もうありとあらゆる...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 今、独立行政法人が国有企業に当たらない、TPPの協定におけるその定義に当たらないというふうに御説明されましたけれども、それ違うんじゃないですか。 | ||
○森ゆうこ君 でも、今政府はそういうふうに言ったわけですけれども、これは国有企業に当たるかどうか、他の締約国から疑義が示される場合があるわけでして、別に商業活動というのを勝手に日本の方で定義付けているわけですけれども、他の国からもこれは商業活動をしている国有企業ではないかと言われ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 アメリカでさえ、これ翻訳されていない附属書ですけれども、この中に、先ほどありました住宅金融公庫系の会社ですとか、そういうところをきちんとこの対象にならないように除外しているわけです。ここに除外されないと、ここの十七章における国有企業及び指定独占企業に対して行われる規...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 先ほど大野議員、民進党の大野議員、大変いい質問をされたと思うんですけれども、その答弁の中で、今回のこのTPP協定留保のリストは協定の一部であるというふうに御答弁をされました。ですから、この協定の一部であるので、留保を外すときにはもう一回国会で議論をしてもらうという御...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 委員長にお願いをいたします。 ほかにも訳していない部分、膨大にあるんですけれども、そういうもので比較をしないと、先ほどは、自民党は八二%関税撤廃、八二%だけだったから、これって自慢できないと思いますけど、というふうに他国と比較して自慢していましたけど、本当に頑張...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 それと、もう時間がないんですけれども、もう一つ、公共調達についてお聞きをしたいと思います。 これも最後、国別のリストがないのでなかなか比較ができなかったんですけれども、これ地方の公共調達についても、国だけじゃなく、公共調達についても、要は規制緩和、外国の企業が参...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 地方政府に関してですけれども、アメリカの地方政府も全部開放するということになったんでしょうか。 | ||
○森ゆうこ君 ということで、公正ではないというふうなことがいろいろまだまだあるということで、時間になりましたので、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 | ||
12月12日 | 第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 希望の会、自由党の森ゆうこでございます。 平成十六年の改正の生き証人でございます。まあ、何ていったらいいのかな、デジャビュという感じですかね。行われている議論、そして野党からの指摘、あれから十二年たっているはずなんですけれども、全然変わっていない。あのとき我々は...全文を見る |
○森ゆうこ君 お配りした資料一枚目なんですけれども、これまでの今御説明をいただいた経緯についてまとめていただきました。 ただ、私と意見が違うところがありまして、二番目のその基本設計開始ということで、年金記録問題の発生によりというふうに書いてあるんですが、確かに年金記録問題もあ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 何か進んでいるような答弁されていますけれども、それはシステムの刷新、最適化計画が本当に基盤のところから進んだと、ある程度できたというには程遠い内容だということは、橋本副大臣も御専門だというふうに伺いましたので、分かっていらっしゃると思います。 そういうことで、今...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 これ、マイナンバーのこととも関係するんですけれども、非常に大きな問題があるということをまた改めて質問をしたいというふうに思っております。 百年安心の年金改革、私はあの場にいたわけですけれども、要するに、あのときの、平成十六年度改正の根幹であるマクロ経済スライドと...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 あのときの最大の議論は、やはりマクロ経済スライドを基礎年金の部分に適用するのは、その年金の最低保障機能を更に弱めるのではないかという議論がやはり非常に大きなテーマでございました。やっぱり、基礎年金の部分をカットすべきではないということは、これは重要なテーマだというふ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 そして、今おっしゃいましたその健全化法案の中で、この基金の解散等に支援をするというようなことが決められました。 一番最後、十四ページの資料なんですけれども、これが社保審での企業年金部会で示された、今回の制度改正の背景と必要性等についてという文書なんですね。この中...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 おしまいです。 | ||
12月13日 | 第192回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○森ゆうこ君 皆様、大変お疲れさまでございます。希望の会、自由党の森ゆうこでございます。 質問に入ります前に、鳥インフルエンザ、我が新潟県でも発生をいたしました。先ほど田名部委員の方からるるお話がございましたけれども、本当に初動が早かった。そして、過去の教訓を踏まえて、農水省...全文を見る |
○森ゆうこ君 規制改革会議農業ワーキング・グループは、その後もとにかくバター不足はこれまでの仕組みのせいなのだということで、平成二十八年三月三十一日に指定団体制度の廃止を求める生乳流通等の見直しに関する意見を提出しましたが、さすがにこれは反対が強くて、今回のものにも盛り込まれず、...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 お手元に資料を配付いたしました。英国の、これは反面教師とすべきではないかということで、MMBの解体、そしてその結果、今日に至るまでずっと混乱をしている状況ということで、さらには、この間来られましたフランスの農業省総局長は、やはり酪農の危機、農家団結をというメッセージ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 御説明いただいたわけですけど、大臣、どう思われますか。特に酪農なんかは、本当に市場原理そのものにさらしてしまったら、自由競争にさらしてしまったら、これは継続できない、再生産できない、そういう最たるものだと思うんですけれども、どうもそれを自由競争から守るんだ、自給率を...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 トライ・アンド・エラーはよくないですよ。そんなことやっていたらもうなくなってしまうぐらい現場は疲弊しているんですよ。トライ・アンド・エラーなんてのんきなことを言ってちゃ困るんですよ。ましてや、TPP諦めていないって言うし、これから年内大枠合意というふうに言っているわ...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 それで、今言っていた日EU経済連携協定にTPPの内容を準用して年内大枠合意を目指すという報道がなされているんですけど、ショックを受けたんじゃないですかね、皆さん。そのためにやっていたのか、冗談じゃないよという気持ちなんですけどね。 どうぞ、外務省。どうなんですか...全文を見る | ||
○森ゆうこ君 それじゃ全く分かりませんね。 ところで、政務官、大枠合意なんですか、大筋合意ではなくて。どちらなんですか。 | ||
○森ゆうこ君 大枠合意というのはどういう意味ですか。 | ||
○森ゆうこ君 政治レベルで判断すべき論点が合意できているということですか。それはどういう意味ですか。どういう意味ですか。全然意味分かりません。政治レベルで解決すべき論点が合意できていると、全然意味分からないので、もう一回ちょっと具体的に答えてください。 | ||
○森ゆうこ君 交渉の中身は交渉中だから答えられないとしても、一体何を話し合っているんですか。何を、どういう論点があるんですか。それぐらいは答えないと、それはもう全く国民の知る権利を阻害しているとしか言いようがありませんけど、具体的にその論点って何ですか。 | ||
○森ゆうこ君 時間が過ぎていることは承知しておりますが、いいんですか、こんな答弁で。自民党の皆さん、いいんですか、こんなので。また同じですよ、TPPと。TPP断固反対、うそつかない、だまされたんでしょう、自民党も。(発言する者あり)だまされたんですよ。 | ||
○森ゆうこ君 ということで、政治的に解決すべき論点で合意って一体何ですか。全く分かりません。 不誠実な答弁に強く抗議をして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 |