石井準一

いしいじゅんいち

選挙区(千葉県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

石井準一の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第174回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○石井準一君 自由民主党の石井準一でございます。三人の参考人の方々には、それぞれの意見を聞かせていただきまして本当に感謝を申し上げる次第でございます。  政権交代が実現をし、新しい政治で暮らしを良くしてほしい、そんな国民の期待を背に鳩山政権がスタートを切ったわけであります。生活...全文を見る
○石井準一君 いや、時間の関係もありますので。
○石井準一君 では、もう一点だけ。  樋口参考人には本当に胸温まるような、我々議員に対して本当に重要なお言葉を賜りまして、感謝申し上げる次第でございます。  ところで、最近、人ごとではない新老人の孤独と不安という形の中で、切れる子供ではなく切れる老人が多くなったという話を聞く...全文を見る
○石井準一君 ありがとうございます。  参考人の方から、ケアという概念の広さ、またその豊かな奥深さ、いろいろな角度から光を当てつつ、人間の世界にそうした思いやりの介護があふれ、尊厳のある老後社会が送れるような社会構築のために我々も一生懸命努力をしていきたいなと改めて感じた次第で...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○石井準一君 自由民主党の石井準一であります。  長妻大臣に、昨年マニフェスト選挙により民主党政権が樹立をし、鳩山政権がスタートいたしました。改めまして、マニフェストとは、問われた場合にどのようにお答えになりますか。
○石井準一君 私もそのように思います。  行政庁に対してはプロポーズというような意味合いもあるんではないかと、私自身はそのように思っております。政治主導という形の中でも、やはり行政に携わる官僚たちがそのことを理解しなければ、全く制度や政策や法律にしていくことも困難ではないかと思...全文を見る
○石井準一君 そこでお伺いをいたしますが、政治主導という形の中でこれからいろいろと活動していくわけでありますが、三月十二日、参議院の議院運営理事会が開かれました。そこで、提出予定案の閣議決定のされていない法案ということで四件が提示をされたことは御存じでしょうか。
○石井準一君 それでは、厚生労働省の役人は議運の理事に対してどのような対応をしたか、報告を受けていますでしょうか。
○石井準一君 形式的な話になるかもしれませんが、四省の四件の法案の遅延の報告があったわけであります。議運の理事会において、松井副官房長官から提示をされました。四省の対応がまちまちだったわけであります。ある省庁は、議運の理事会の前に理事を回り、これこれこういう理由で遅延の報告が副官...全文を見る
○石井準一君 ならば、私の方から説明をさせていただきます。  法務省、民法の戸籍法の関係ですね。これは事前にアポがありまして、説明がありました。環境省の環境影響評価法の一部の改正もありました。議運の理事会後に説明があったのが、総務省の郵政改革法案と、いわゆる厚生労働省の労働者派...全文を見る
○石井準一君 政治主導というんであるならば、政治家自ら、政務三役がしっかりと根回しといいますか、事前に説明に上がるのが筋ではないかと思いますが、その辺は今後気を付けていただきたいなというふうに思います。  そこで、私は、社会保障制度というのは、やはり政権が替わったたびに制度が廃...全文を見る
○石井準一君 それでは、消えた年金問題に関して質問していきたいと思います。  衛藤委員との質問とちょっとかぶるところがありますが、再度答弁を願えれば有り難いと思います。  国家的プロジェクトと位置付けをし、二年間で集中的に取り組み、一期四年間の間にできるだけの対応をしていきた...全文を見る
○石井準一君 概算要求段階で一千七百七十九億円要求をし、予算案では九百十億円。なぜ大幅に削減をし、金額も少なくなったのか、どうして解決姿勢が大きく後退をしたのか、その辺をお伺いをしたいと思います。  私なりに、やはり二十三年度に予算が付きづらい、また新年度においてもやはり予算の...全文を見る
○石井準一君 概算要求の段階では、記録解決の工程表として、初年度の二十二年度には五%、二十三年度には六五%、二十四年度には二〇%、二十五年には一〇%という解決のスケジュールが明記をされておりましたが、この工程表を出さなくなった理由は何なのか。    〔理事森ゆうこ君退席、委員長...全文を見る
○石井準一君 自公時代の前年度の予算に比較すれば確かにそうでありますけど、ならば、この概算要求で一千七百七十九億円を要求したときのシミュレーションといいますか、大臣の思いはどのように考えておったのか。国民にしてみれば、自公政権のときにしっかり取り組むことのできなかったものを、民主...全文を見る
○石井準一君 改めてお伺いをいたしますが、二年間で集中的に、ならば、二十三年度に何%までできるというふうに判断をしているんでしょうか。また、そのための予算、根拠、それらをちょっと答弁をいただければ有り難いと思います。
○石井準一君 そうしますと二年間で五〇%を達成することができないわけでありますけれども、そうしますとやはり言葉に大きな問題があるのではないかと思うわけでありますが、先ほど来、衛藤委員の方からも、野党時代は全部一、二年でやれと言っていたはずであります。野党時代の全部一、二年でやれと...全文を見る
○石井準一君 私は冒頭、マニフェスト選挙で民主党の政権が樹立をしたというふうに述べました。この消えた年金問題に関しては国家プロジェクトと位置付けをしてというようなことで、所信だったわけでありますけれども、予算の中で満額要求どおりに認められたのはやはり戸別所得補償の、農林水産省の関...全文を見る
○石井準一君 政治の使命は国民の不安や悩みを機敏に肌で感じ解消していくことが大切だと思うわけでありますけれども、まさにこの年金問題は国民の不安、これを解消するために自公政権時にできなかったことをやはり民主党政権に期待をし、ミスター年金と言われた長妻大臣に対しその思いを強くやはり国...全文を見る
○石井準一君 社会保障制度をしっかりと立ち上げていくにはやはり恒久財源が必要になってくるわけでありますけど、大臣は所信表明におかれましても財源問題に触れられました。持続可能で安心できる社会モデルというときに財源問題は避けられないと、重要なことは、自分たちが支払った税金や保険料が全...全文を見る
○石井準一君 それでは、具体的に改めて、どれだけの額が流用されているのか、お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 私も当選してすぐ、年金流用禁止法案、民主党の皆様方が答弁席に立って、物すごくネーミングがいいなと、できればそういう形で年金の運用ができればなと、私も一議員なり一国民なり、そのように思ったわけでありますけど、ならば、民主党にとって保険料の流用禁止はすぐにでもやはり取り...全文を見る
○石井準一君 民主党は既に衆参で過半数を持っておるわけでありますから、前回廃案になった法案をすぐにでも出せば通るはずであります。平成二十二年度予算では、社会保険事業運営費全体で四千四百七十五億円のうち、保険料の流用によって二千四十六億円を充当ということになっております。保険料を二...全文を見る
○石井準一君 先ほど来、大臣は一期四年と言いますが、マニフェストにはどこにも書いてないと思うわけであります。野党時代は保険料流用禁止法案まで提出をして保険料の流用をやめようと主張されてきました。あの騒ぎは一体何だったのかなという思いがいたします。  流用禁止法案審議の際の会議録...全文を見る
○石井準一君 それでは、国民に分かりやすく、やはり年金保険料は全額無駄なく給付に使うことはできないと、四年間の間に検討しなければいけないと、マニフェストにうたっていたことはある程度食い違いが出たということをはっきりと国民に提示をすべきじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
○石井準一君 政治家として、一大臣として、やはりできないものはできないと国民にしっかりと謝ると、足らない言葉は足していく、常に民主党の皆様方が我々政権与党のときに常に主張してきたことだと思うわけであります。  そこで、年金保険料の流出を禁止できない今、大臣は年金に対する国民の疑...全文を見る
○石井準一君 それでは、国民側から見ますと疑念を持たれていると民主党の皆さんが主張をしているこの年金制度をこのまま四年間続けるつもりであるのかどうか、改めてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 年金問題に対して、年金手帳について国民に分かりやすく提示をしたいということで、概算要求段階で五百九億円、それが予算案では四十億円、それも年金情報の取得として計上されておるわけであります。この年金手帳の構想はどこへ消えてしまったのか。年金手帳の構想をしっかりと国民に示...全文を見る
○石井準一君 国民が望むことは、何十年も掛かる公的年金をすべて一元化することではなく、やはり早急に安定した、信頼感のある公的年金制度を構築をしてもらいたい。まずはその実現可能な年金安定化に着手すべきではないかと思いますが、民主党の考える新たな年金制度のこの枠組み、そのための必要な...全文を見る
○石井準一君 そろそろ時間が来ましたので、この年金問題に対してはこれで終わらせていただきますが、介護もいろいろと問題になっておるわけでありますが、介護はほかの動物はしないと、人間しかしない営みであると言われております。ある意味で不自然かもしれないが、人間が文明の進化の中でたどり着...全文を見る
○石井準一君 以上で質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月17日第174回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○石井準一君 自由民主党・改革クラブを代表して、質疑を行わせていただきます。  人事官候補であります原恒雄様、本日はどうも御苦労さまでございます。  所信を聞かせていただく中で、現在行政を取り巻く環境が大きく変化をしている中、公務員制度改革が重要視され、様々なテーマについて鋭...全文を見る
○石井準一君 政権が替わりまして、民主党は政権公約の中で、公務員の労働基本権を回復し、民間と同様、労使交渉で給与を決定すると明記をしております。人事院の機能を大幅に縮小する方針を打ち出しておるわけでありますが、この件について見解をお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 これで終わります。  ありがとうございました。
03月25日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○石井準一君 自民党の石井準一であります。  午前中に鳩山総理に委員会の質疑が行われました。まさに、鳩山政権目玉の法案と言われる子ども手当法案であります。しかしながら、巨額の財源を必要としながらその財源の手当てが明確でない。また、政策目的や効果、対象があいまいであると。私も午前...全文を見る
○石井準一君 時間の関係もありますので、答弁は簡潔明瞭に行っていただきたいと思います。  いろいろな問題があるという認識の中で、本当にこの制度を運用して間違いないとはっきり言い切れるのでしょうか。
○石井準一君 今大臣は、多くの国民が当てにしているというようなことを申しました。二十三年度以降、支給額は満額の、じゃ月二万六千円をしっかり出せるという自信が本当にあるのか。先ほど来、西島委員の方からお話がありましたとおり、いったん動き出した制度は家庭の予算の中に組み込まれていくと...全文を見る
○石井準一君 財源のめどもなく赤字国債増発によって賄うことになれば、子ども手当どころか、その返済は今の子どもたちの将来の肩に掛かってくるんではないでしょうか。この法案の根本的な問題でありますやはり財源の確保ということに対し、もっと大きな責任を持つべきだと思うわけであります。  ...全文を見る
○石井準一君 マニフェストは国民の約束であるから守っていく、鳩山総理大臣もそのように述べておりました。二十三年度以降の子ども手当支給額は満額支給する決意であると、満額支給に向けて努力をしていくというふうなことも述べておりますが、野田財務副大臣は、ある意味で本音、来年度の満額支給は...全文を見る
○石井準一君 こうした中で、所得制限がなされていないということも大きな問題ということで、指摘もありました。高所得者への支給に経済的な少子化対策の意味が本当にあるのか。また、次年度の二十三年度の制度改正に向け所得制限を残すつもりがあるのか、ないのか。その辺を明確にお答えをいただきた...全文を見る
○石井準一君 私は、マニフェストの変更があるのかとお聞きをしました。それは、やはり二十三年度の制度設計の中でそうしたことが議論になり、やはり所得制限を付けるべきだと言われた場合にははっきりとマニフェストを変更するのか。また、今年度もマニフェストで二万六千円を支給すると言っておりま...全文を見る
○石井準一君 満額支給の二万六千円の件についてお伺いをしていきます。  何が何でも満額支給を行うために、それでは他の社会保障施策の廃止を、縮小してもその財源を捻出していくというおつもりなんでしょうか。
○石井準一君 これだけの巨費を投じた制度であります。仮に政権が替わった場合に、また廃止若しくは大きな改革があった場合に、困るのはやはり国民だと思うわけであります。まず、無駄を削減して財源を確保すると先ほど来言っておりますが、本当の意味で五・四兆円もの無駄がどこにあるのか、国民もそ...全文を見る
○石井準一君 こうした問題は、与野党で一年間やはりしっかりと議論をし、現金給付はここまで、現物給付はここまでやって、その財源をどういうふうにしていくかというやはり協議機関をつくってしっかり議論していくことの必要性を指摘をしたわけであります。  明確なお答えがなかったわけでありま...全文を見る
○石井準一君 なぜ六月支給にそんなにこだわっているのか。この通常国会の三月の年度末の日切れ法案がたくさんある大事な時期に、これだけ与野党協議の必要性をそれぞれが認識をしながら、この法案を上げようという、それを強行される、そのことを強くやはり抗議をしていきたいなと思うわけであります...全文を見る
○石井準一君 外国人への支給についてお伺いをしていきたいと思うわけでありますけど、外国人への支給要件確認厳格化について、具体的な内容をしっかりと提示をし、これだけ問題になっておるこの法案に大きくかかわる問題の、この場でしっかりとやっぱりお示しをしていただきたいなと思うわけでありま...全文を見る
○石井準一君 やはり、制度の中身が詰まっていない法案であるということは明白であります。  午前中も丸川委員や西島委員から指摘のあったように、やはりこの法案の四条の次に一項を加えるということで、これだけもう大きな問題になっておりました外国人の子どもに対する支給もクリアできるわけで...全文を見る
○石井準一君 民主党は、マニフェストにおいて、年金、医療保険、介護保険、障害者自立支援法など様々な制度改革を打ち出しておりますね。これらの改革はこれまでの制度を大きく変えるものであり、国民の生命に直結する制度の改革に当たっては、やはりしっかりと国民的議論と十分な準備、周知期間が必...全文を見る
○石井準一君 この子ども手当法案は現政権が続く限り維持される制度だと認識をいたします。ならば、この制度の財源としてやはり恒久的な財源の手当てがしっかりとなされるべきであると思うわけであります。消費税論議は棚上げしたまま、恒久的な財源はどのように手当てするのか、国民は大きな不安を持...全文を見る
○石井準一君 ならば、社会保障制度に対する国民の信頼をしっかりと維持していくために、早急にやはり社会保障改革の工程表とその財源確保策をしっかりと示すべきであると思いますが、どうでしょうか。
○石井準一君 再三指摘をしていますとおり、二十三年度以降、社会保障全体の財源手当てができるのか、子ども手当に加えて二十三年度からは基礎年金の国庫負担の二分の一の引上げもあるわけであります。国民は、この財源手当てがしっかりできるならば、これは制度として運用してもしっかりとやはり国民...全文を見る
○石井準一君 それなら、大臣に聞きます。  これだけ問題が指摘をされているのに、ここで委員長は質疑を終局させようというようなことを私の方に指導しておりますけど、これで本当に禍根を残さない法案として自信を持って運用できるということを明言をできるでしょうか。お答えをいただきたいと思...全文を見る
○石井準一君 今大臣の方からそういうお答えがあったわけでありますけど、これはまだまだやはりこの厚労委員会の場で、また日程を新たに筆頭間で協議をして質疑時間を設けるべきだと思うわけであります。  そのことに対して、大臣、いかがでしょうか。これはもう十分質疑、審議が尽くされたという...全文を見る
○石井準一君 私どもは、この法案は極めて問題の多い法案だというふうに認識をしております。  このまま見切り発進でスタートさしていいのか。国民はまだまだしっかり時間を掛けて審議をしてほしいという思いがあるんではないか、データをそろえてしっかりと国民的な議論をする必要があると。財源...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○石井準一君 自民党の石井準一でございます。  民主党、鳩山政権の目玉政策であります、これを具体化する子ども手当法案が二十六日に成立をいたしました。国会審議におきましては、二〇一一年度から目指す満額支給二万六千円の財源確保のめどが立っていないことや、外国人子弟の扱いなど支給対象...全文を見る
○石井準一君 子ども手当法案は一応成立をいたしました。我々野党におきましても、成立した以上、この運用をしっかりと見定めながら、やはり議論をしながら、次年度の新しい制度設計に対しましては、我々野党が指摘した部分に対しましても謙虚に受け止めていただく中で反映をさせていただくことを改め...全文を見る
○石井準一君 まさしく大臣が今述べられたとおり、厚生というこの字の重さ、国民の生活を厚かにする。また、徳こそ政治を善くするものであり、その政治とは人民を養うことを目的としておると。人民を養うためには、様々な物資を生み出すもとである水、火、木、金、土、穀の六つの蔵の事業がよく治まり...全文を見る
○石井準一君 民主党のマニフェストでは労働者に何の限定も加えておりません。法令上は、今大臣が述べたような、職業の種類を問わず、事業主又は事業所に使用されて賃金を払われる者であると、まあ組合法は別といたしましても。ならば、民主党による労働者の定義とは何か。すべての労働者の定義につい...全文を見る
○石井準一君 民主党のマニフェストの中では、すべての労働者に適用される全国最低賃金を設定する、また、すべての労働者が一人一人の意識やニーズに応じて、やりがいのある仕事と充実した生活を調和させることのできるワーク・ライフ・バランスの実現を目指すとしております。ならば、国民の理解では...全文を見る
○石井準一君 民主党のマニフェストでは、一つの事業主の下で週二十時間以上の労働でなければ労働者ではないとは書かれておりません。それではなぜ、複数の事業主の下で働かざるを得ないマルチジョブホルダーへの適用、これはどのように理解を示しているのか、お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 それでは、このようなマルチジョブホルダーについて百七十一回国会で提出された民主党の案では、附則に三年以内の検討条項が盛り込まれておりました。この案そのものは撤回され、閣法が成立したものの、参議院厚生労働委員会では附帯決議で検討条項が盛り込まれました。後退しているので...全文を見る
○石井準一君 それでは改めまして、複数の事業主の下で十九時間ずつ働きそれぞれから賃金を得て生活している者は労働者という定義には当てはまらないのでしょうか。
○石井準一君 雇用保険の失業等給付の意義。それならば、なぜ事業主単位で労働時間を把握するのか、お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 是非とも検討をしていただく中で、こうした方々にも適用ができるような措置をとっていただきたいと思います。  適用拡大の効果について、改めてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 受給に必要な期間を維持したままで必要な雇用見込み期間を三十一日以上にまで緩和する理由、また二十年末に民主党から提出された法案でも、見込み期間を三十一日以上とする一方で、自己都合離職者も含め受給に必要な被保険者期間を一律離職前一年間のうち六か月間とするにとどまり、自民...全文を見る
○石井準一君 週二十時間以上という適用要件を、この枠をなぜ法律上明記をされ枠を維持するのか、改めてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 民主党が第百七十一回国会に衆議院に提出した雇用保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案では、附則の第八条で、政府は、この法律の施行後三年を目途として、同時に二以上の事業主の適用事業に雇用される労働者についてそのすべての適用事業における雇用関係を包括し、雇用保険を適...全文を見る
○石井準一君 それでは、労働政策審議会の労働者代表で非正規労働者の利益はだれが代弁しているのか。公益委員に頼るしかないのでは正規、非正規が余りにも不均衡ではないかという指摘がありますが、その辺はいかがでしょうか。
○石井準一君 今の件は、大臣から前向きな答弁をいただきましたので、是非ともそうした検討、意見をくみ上げていただきたいと思うわけであります。  従来の民主党案では派遣労働者への適用拡大が明記をされておりましたが、今回は対応されていないと。登録型派遣労働者ももちろん賃金により生活を...全文を見る
○石井準一君 それでは、雇用保険制度の趣旨について改めてお伺いをしたいと思います。  そもそもの制度の趣旨と、それを踏まえた被保険者の条件について大臣に見解を伺いたいと思います。
○石井準一君 パートタイム労働者の離職率は一般労働者の約二倍であると聞いております。厚生労働省の試算では、今回の適用拡大により、平年度で保険料収入が三百六十億円入る一方で給付は千八百七十二億円の支出となり、差引き一千五百十二億円の支出超過が見込まれると言われております。  そも...全文を見る
○石井準一君 それでは、事業主の事務負担が過重になるのではないかという指摘が再三ありますが、その件について改めてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 今答弁をいただきました。また、本会議での西島委員の質疑にも同等の答弁をいただいておるわけでありますが、ならば、悪質な適用逃れがこのような静的な善意に訴える対策で本当に防止をできるのか、もっと能動的な対策が必要ではないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
○石井準一君 今大臣の方から適用逃れについて、はがきを出す、サイトで周知するというような対策が紹介をされました。被保険者届を怠ると罰金三十万円、懲役六か月となっているとはいえ、実際には、指導に応じて届出をすれば発動されることはないと聞き、抑制効果は低いのではないかと思いますが、こ...全文を見る
○石井準一君 悪質な行為に対しましては、しっかりと周知徹底をして、取締りをしていただきたいと思います。  次に、料率の引上げにより企業や国民はどれぐらい負担増となるのか、お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 その辺はまた後で丸川先生辺りからも質問していただきたいと思いますが。  失業等給付の積立金の残高は二十二年度末には幾らになると見込まれているのか、仮に二十二年度も保険料率を千分の八とした場合、積立金残高はすぐに枯渇するのかどうか、お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 今年の経済見通しを見ても、雇用者報酬は更に減少する見込みであります。こうした中、政府は、雇用保険を始め、健康保険、厚生年金保険、介護保険の引上げを行おうとしているのであります。年収三百七十万の勤労者世帯で年間四万円の負担増となると言われております。マクロベースで見て...全文を見る
○石井準一君 それでは、雇用調整助成金の支給状況、効果、今後の見通しについてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 改めまして、雇用安定資金の残高、今後の見通しについて再度お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 通告をしていないので急に言われたと言いますけど、大枠はしっかりと通告をしておりますし、昨日もレクチャーに来ておりますので、その辺はしっかりと答弁をしていただきたいと思うわけであります。  二事業の財政基盤をしっかりと強固にするために根本的な解決を図る必要があると思...全文を見る
○石井準一君 失業等給付の積立金四千四百億円をまた雇用保険二事業に貸し出そうとしている点についてお伺いをしていきたいと思います。  政府は、三千五百億円の国費を失業等給付に投入し、その積立金から雇用保険二事業に四千四百億円も貸し出すという措置をとろうとしておるわけでありますが、...全文を見る
○石井準一君 ならば、今、返せるから大丈夫だというお話もありましたけど、借入れの返済方法、利子を取らないことの正当性についてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 次に、遡及適用期間の改善を行う理由についてお伺いをしていきたいと思います。  事後的救済対策を定めるのみではなく、そもそもこのような事態が生じないように周知徹底、指導することが必要であると思いますが、いかがでしょうか。
○石井準一君 より実効性のある周知を図っていただきたく、あらゆる機会において活用していただきたいと思うわけであります。  次に、控除の証明方法と証明の程度についてお伺いをしていきたいと思います。  例えば、何年か前の給与明細を持っていればその事実のみで認定をされるのか、その年...全文を見る
○石井準一君 最後の質問をさせていただきたいと思います。  いろいろと議論をしていくうちに、週二十時間未満の労働者が約四百十三万人おると言われております。いわゆるマルチジョブホルダーは一人の事業主の下で二十時間以上働かなければ対象にならないという法案でありますが、さらに登録型派...全文を見る
○石井準一君 今後の検討課題も見えてきたわけでありますので、私が冒頭申し上げたとおり、巨大な省庁のトップリーダーであります、健康に留意をされながら、しっかりと国民の幸せのため、生活を豊かにするため、その目的に向かってしっかりと取り組んでいただきたくお願いを申し上げ、質問を終わらせ...全文を見る
○石井準一君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提案の雇用保険法等の一部を改正する法律案に対して反対の立場から、自由民主党・改革クラブ提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案に対しては賛成の立場から討論を行います。  まず、政府提...全文を見る
04月14日第174回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○石井準一君 自民党の石井準一です。  幸せの指標が注目を始めました今日、国や地方団体で相次いで幸福感や幸福度の調査を始めていると言われております。ここ十年二十年、心理学や経済学を中心に幸福の実証研究が世界的にも進んだとも言われております。  こうした中、国民生活・経済に関す...全文を見る
04月20日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○石井準一君 自民党の石井準一でございます。  まず、三月十六日の下田委員が冒頭に、長妻大臣に非常に忍耐強くバランスのいい仕事をしているという評価をされておりました。与野党問わずどの委員も、やはり厚生労働大臣の職というのは、国民の日常の生活の安心、安全のために大変な職務であると...全文を見る
○石井準一君 大臣におかれましては、そうした思いでこれからもしっかりと取り組んでいただければ有り難いなというふうに思っております。  長妻大臣に私もマニフェストについてお伺いをしました。まさに、国民との約束事であるというふうな答弁をなされました。過日十六日の日に、学者や経済人で...全文を見る
○石井準一君 私自身も、マニフェストについては政権政党から行政庁に対するプロポーズではないかというような質問を三月十六日の日に大臣にさせていただきました。大臣からは、一定のマニフェストというのは国民の了解あるいは指示というような意味合いからも、官僚の皆さんに国民からの指示的要素が...全文を見る
○石井準一君 現実をとらえながらしっかりとその職責を全うしていただきたいなというふうに改めてお願いを申し上げる次第でございます。  それでは、本題の質問に入らせていただきます。  衆議院厚生労働委員長提出の議員立法であります国民年金法の一部を改正する法律案、衆議院から送付をさ...全文を見る
○石井準一君 今答弁いただきましたとおり、大臣自身もこの年金の信頼を回復するということが大きな原点であると、記録問題については一番大きな目標、目的だというふうにいろいろな場面で答弁もなさっております。優先順位を付けた形で、税金の意味でも節約をし、四年後に全件処置をできる予算案をこ...全文を見る
○石井準一君 先ほど来私が申し上げているとおり、次は国家プロジェクトと位置付けした年金記録問題の解決が最優先であるのではないかなと、私自身もどの委員もそのような認識を持たれていると思うわけでありますが、大臣は野党時代、人、物、金を集中投下して全部で一、二年やれと、番たびこの委員会...全文を見る
○石井準一君 それでは、改めてお伺いをいたしますが、国家プロジェクトということで、ある意味では国家の信頼を回復する大変大きな使命を持った事業だと思うわけであります。先ほどの消えた年金記録問題に関する野党時代の発言と今、厚生労働大臣になってからの発言を自らよく比較をし、当時の自分の...全文を見る
○石井準一君 本人はそのように答弁なさっておりますけど、国民や我々、民主党の委員さんも多少のずれはあるんではないかという認識はお持ちなんではないかなと思うわけであります。そこまできっぱりと言われると、やはり大きな問題があるんではないかなというふうに私は認識せざるを得ないわけであり...全文を見る
○石井準一君 十分な対応をしていただきたいということを改めてお願いをしたいのと同時に、改めまして、施行期日が迫っているものの、法案成立からは一年近くたつわけであります。この間、政府は施行に当たり、どういう検討をなされてきたのか。特別加算金の対象となる可能性がある方々への対応はしっ...全文を見る
○石井準一君 よろしく十分な対応をお願いをしたいと思います。  次に、年金保険料流用問題についてお伺いをしていきたいと思います。  野党時代、大臣は、年金の保険料はすべて年金の支給に回す、ほかにはびた一文使わないと発言をし、民主党のマニフェスト二〇〇九でも、年金保険料は年金給...全文を見る
○石井準一君 実際、年金保険料の流用は続いているということであります。大臣はマニフェスト違反をしているとは認めないようでありますが、大臣は、一期四年の中で年金保険料が流用されていた部分の経費を節約し、なるべく早くこの年金保険料を年金の支払だけに使うということを実現をしていきたいと...全文を見る
○石井準一君 年金保険料の流用をすぐにでも禁止できない今、大臣は年金に対する国民の疑念を打ち消すことはできないということを自覚をしていただきたいと思うわけであります。    〔理事小林正夫君退席、委員長着席〕  次に、日本年金機構についてお伺いをしていきます。  民主党は、...全文を見る
○石井準一君 私の方もマスコミ等から、非常に職員の対応が良くなったと、相談者に対しお客様的な対応をしていただいて、非常に変わったなということも承っております。これからもしっかりとした業務執行を行っていただきたく、御指導いただければ有り難いなというふうに思っております。  一方で...全文を見る
○石井準一君 改めまして、この歳入庁が新設された場合、日本年金機構の取扱い、職員の立場等、どのようにお考えなのか、お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 それでは、新年金制度についてお伺いをしていきたいと思います。  政府は、新たな年金制度について一期四年の中で検討していくと繰り返しているだけであります。四年掛けて新たな年金制度について議論していくことが悪いということではありませんが、生活の基礎となる年金制度につい...全文を見る
○石井準一君 関連してですけど、年金制度改革の関連として、今国会でいわゆる年金確保支援法案が提出をされております。  そこで、お伺いをしていきますが、新たな年金制度の体系や仕組みが分からなければ、国民年金の追納を十年までさかのぼって可能としたところで、最低保障年金が受給できるの...全文を見る
○石井準一君 十年の追納可能期間延長については、社会保障審議会の中間報告でも、基礎年金の受給資格期間二十五年の在り方や最低保障機能の強化等の論点と併せて総合的に判断すべきとされております。  今回、なぜ追納可能期間だけの延長だけを法案に盛り込んだのか、新たな年金制度の全体像が依...全文を見る
○石井準一君 最低保障年金の額を七万円と定めた。子ども手当が満額支給されるようになりますと二万六千円、また、生活保護世帯にも支給される額とよく比較をされるわけでありますが、七万円とした根拠についてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 民主党のマニフェストでは、最低保障年金は所得比例年金の受給額が一定以上の者は減額されていると聞いておりますが、その金額は幾らぐらいなのか。また、さらに、所得比例年金の受給額が多い者は不支給となると聞いておりますが、その金額は幾らなのか。最低保障年金の支給範囲はどのよ...全文を見る
○石井準一君 この制度の基準とする根拠は何なのか、改めてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 最低保障年金の、それでは支給に必要とされる額はどれぐらいを見込んでいるのか、またその額は何%ぐらいの消費税率に当たるのか、お伺いをしてみたいと思います。
○石井準一君 民主党のマニフェストでは最低保障年金は消費税を財源とするとしているが、一方では消費税は上げないと言っておるわけであります。最低保障年金の財源を消費税とする限り、消費税率のアップは避けられないと考えますが、大臣の見解を改めてお伺いをしたいと思います。
○石井準一君 それでは、将来的に消費税率のアップの可能性が高いのであれば、一期四年は消費税を上げないと言っていないで、早く新たな年金制度の具体的な姿を国民に示して、消費税率のアップの必要な理由を国民に説明すべきではないかと思うわけであります。国民の理解を得る努力はした方がいいと思...全文を見る
○石井準一君 新たな制度設計にはやはり国民に対する周知徹底が必要だと思うわけでありますので、その辺をよろしくお願いをしたいなと思うわけであります。  所得比例年金について民主党マニフェストでは、すべての人が所得が同じならば同じ保険料を負担し、納めた保険料を基礎に受給額を計算する...全文を見る
○石井準一君 次に、本年三月八日、政府に総理大臣を議長とする新年金制度に関する検討会が設置をされ、同日、第一回の検討会が開催されたと聞いております。  鳩山政権発足から三月八日時点で既に半年以上が経過をしており、検討開始が少々遅過ぎる印象も否めない事実でありますが、なぜその期間...全文を見る
○石井準一君 五月中を目途に新年金制度の基本原則を取りまとめるとのことでありますが、現在の検討状況、既に四月中旬でありますが、五月中の基本原則の取りまとめが可能なのか、お伺いをしてみたいと思います。
○石井準一君 基本原則取りまとめの後の検討は新年金制度に関する検討会で引き続き行うのか、今後どのような点について検討していくのか、取りまとめ後の検討スケジュールについてお伺いをしてみたいと思います。
○石井準一君 今答弁をいただきましたが、基本原則は新たな年金制度の根本であり、広く国民の納得のいくものである必要があると思いますが、五月までに、タイトなスケジュールの中で国民の意見をどのように取り組んでいくのか、改めてお伺いをしてみたいと思います。
○石井準一君 我が国の年金制度の今後は、今の大臣の発言だと全く見えてこず、国民が老後の生活について具体的な姿を描いていくことも不可能ではないかなというような印象も否めない事実でありますけど、マニフェストでは所得比例年金と最低保障年金を組み合わせた制度と言っておりますが、改めて今後...全文を見る
○石井準一君 最後の質問になります。  政府としての制度設計をしっかりと明示をできないのであれば、ミスター年金と言われた長妻大臣であります、自身の頭に描く年金制度設計はどのようなものか、改めてお伺いをしてみたいと思います。
○石井準一君 これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
04月27日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○石井準一君 自民党の石井準一です。  国民健康保険は、急速な高齢化の進行や医療技術の高度化、また最近では新型インフルエンザのような突発的な疾病の流行により、医療費が膨らんでおります。その一方で、長引く雇用情勢の悪化、景気低迷の影響により、低所得者の加入や保険料滞納者の増加など...全文を見る
○石井準一君 今答弁をいただきましたように、多くの市町村が厳しい財政運営を強いられております。失業者数は依然として高水準で推移をしており、今後、雇用情勢がより厳しくなる懸念もあります。低所得者層の増加も見込まれる中、市町村国保の運営状況の更なる悪化も見込まれますが、国は今回どのよ...全文を見る
○石井準一君 政府は、来年にも後期高齢者医療制度廃止法案を国会に提出をし、平成二十五年度から新たな高齢者医療制度を開始すると言っておられます。そうであるならば、従来の財政支援措置の延長は平成二十五年までではなく、平成二十四年までとすべきであると思います。そして、平成二十五年度以降...全文を見る
○石井準一君 ならば、今回の改正では市町村国保の厳しい財政運営の根本的な問題である脆弱な財政構造は解決できないのではないかと思っておりますが、先日の委員会における答弁では厳しい財政事情の中で財政支援措置の延長をやったとおっしゃっておりましたが、このようなことでは平成二十五年度以降...全文を見る
○石井準一君 抜本的な拡充はしっかりと取り組んでいただきたいと思うわけであります。厳しい地方財政の現状をかんがみますと、国民皆保険の最後のとりでである市町村国保を堅持するためには、市町村国保に対する国庫補助を更に増すなど根本的な問題の解決策をしっかりと示すべきだと思います。  ...全文を見る
○石井準一君 答弁をいただきましたとおり、早急に実態調査を行っていただきたく要望をいたします。  次に、短期被保険者証の交付対象者の拡大についてお伺いをしていきたいと思います。  親の保険料滞納によるいわゆる無保険状態になっている子供が必要かつ適切な医療を受けられないという問...全文を見る
○石井準一君 モラルハザードを懸念する声も実際にあると思います。政府としてはしっかりとした対応をしていただきたく要望いたします。  次に、平成二十一年九月の資格証明書世帯に属する中学生以下の子供に対する短期被保険者証の交付状況の調査によれば、三・二%に当たる千百六十一枚が未達に...全文を見る
○石井準一君 周知徹底をしっかりと行っていただく中で、事務的なミスや混乱によって子供たちに大切な短期被保険者証が行き届かない、このようなことがないようにしていただきたくお願いを申し上げる次第でございます。  次に、後期高齢者支援金の問題に移りたいと思います。  民主党は後期高...全文を見る
○石井準一君 大変丁寧な御答弁、ありがとうございます。  それでは、私も資料等では確認をしておりますが、後期高齢者支援金の三分の一を総報酬割にすることで、健康保険組合、協会けんぽ、共済組合の支援金負担はそれぞれどう変化していくのでしょうか。満年度ベースでお答えをいただければ有り...全文を見る
○石井準一君 御答弁をお伺いいたしますと、協会けんぽは負担が軽減されているようにも聞こえます。しかし、実際は違うのではないかと思います。総報酬割の導入により、協会けんぽの負担額は一兆六千六百億円から一兆五千八百億円になる、マイナス八百五十億円になるわけでありますと政府は説明資料に...全文を見る
○石井準一君 協会けんぽ全体ではマイナス八百五十億円、そのうち国庫負担削減分が約九百十億円ということは、総報酬割の導入についてだけ見ると協会けんぽの負担は約六十億円増加したということでよいのか、お伺いをしたいと思います。
○石井準一君 次に、今回の法案の概要説明資料を見ると、改正の目的として、協会けんぽの保険料の引上げ抑制のため所要の措置を講ずるとあります。しかし、総報酬割の導入で協会けんぽの実質的な負担は六十億円増加をしております。これについては健康保険組合連合会も同じ主張をされております。協会...全文を見る
○石井準一君 総報酬割の導入に限った影響について見ると、健康保険組合、共済組合だけではなく協会けんぽの負担も増えております。負担が増えるということは、保険料率が上がる要因ではないかと思うわけであります。これでは保険料の引上げ抑制のためとは言えないのではないでしょうか。国庫負担を削...全文を見る
○石井準一君 それでは、総報酬割の導入によって削減された国庫補助は協会けんぽの国庫補助率引上げに充当しているとおっしゃいましたが、そもそも国庫補助を削減した分を別の部分の国庫補助に充当したからよいのだと胸を張って答弁していることがおかしいのではないかと思います。最初から必要な財源...全文を見る
○石井準一君 先週の委員会におきまして足立政務官は、協会けんぽへの国庫補助がある訳を、被用者保険のセーフティーネットであるから国庫補助をしっかりやっていくことが理念だとお答えになっておりました。  ということであれば、協会けんぽへの国庫補助率引上げの財源を国庫で真水で確保し、国...全文を見る
○石井準一君 では、現実として一六・四%の引上げの所要財源の半分しか確保できないということではないのでしょうか。民主党のマニフェストには国の責任で社会保障制度を維持発展すると書かれておりますが、今回の改正の内容を見ると、国の責任はまさに半分しか果たしていないのではないかというふう...全文を見る
○石井準一君 政策の優先順位は緊急性、重要性、必要性、いろいろな角度から判断をすべきものだと思いますが、来年度から子ども手当を満額支給しようとなさっている政府が、本年度約一千二百億円、来年度から一千八百億円の財源確保さえ真水でできないのは問題であると、私はそう指摘をさせていただき...全文を見る
○石井準一君 無駄を排除する努力を更に続けていただければ有り難いというふうに思っております。  先日の石井みどり議員の質疑に対する答弁により、合計三千七百億円の国費を投入すれば国庫補助率を二〇%まで引き上げることができ、その結果、保険料率は九%近くまで引き下げることができると分...全文を見る
○石井準一君 三千七百億円の国庫補助率を最高の二〇%に上げれば年間どれぐらいの負担軽減になるのか、いま一度答弁を願いたいと思います。
○石井準一君 私は、何としても国費を純増させ、健康保険組合などに負担を押し付けずに協会けんぽの救済を図っていただきたく要望をいたします。  現在、この厚生労働委員会の理事であられる民主党の津田弥太郎議員は、かつてこの厚生労働委員会で、財政が厳しいときこそ、各省庁の行っている施策...全文を見る
○石井準一君 長妻大臣を始めとする政務三役の今後の御活躍を私の方から期待をしたい、エールを送りたいと思うわけであります。  健康保険組合の財政悪化というものは、皆さん御承知のように、経済悪化による賃金の低下に伴う保険料収入の減少、新型インフルエンザの流行に伴う医療給付金の増大、...全文を見る
○石井準一君 今後ますます高齢化の進展する中、当然支え手が減少してまいります。長妻厚生労働大臣も大臣所信の中で、現在が現役三人で一人の高齢者を支える騎馬戦型とすれば、四十五年後には一対一の肩車型になる、このままでは経済や社会保障の担い手が不足をし、国の基盤も揺るぎかねないとおっし...全文を見る
○石井準一君 次に、社会保険料は確実にアップしてきております。社会保険料の増加が企業経営に及ぼす影響について、政府はどのように考えていますでしょうか。また、社会保険料負担が増せば、企業は正社員としての雇用に消極的になるかもしれません。企業の採用活動に及ぼす影響に関する見解もお伺い...全文を見る
○石井準一君 今御答弁いただきましたように、企業が労働者の採用に消極的になれば、失業者の増加も懸念をされます。失業率は過去最高の水準で推移をしております。賃金も低下をしております。国民がこういう厳しい生活を強いられている中で、当面の対応といたしましては、やはり純粋に国庫負担を引き...全文を見る
○石井準一君 次に、都道府県単位の保険料率の激変緩和措置の期間延長についてお伺いをしたいと思います。  まず初めに、確認をさせていただきますが、都道府県単位保険料率を導入した目的は何だったのでしょうか。
○石井準一君 従来の全国一律の保険料率の下では、疾病の予防など地域の取組によって医療費が低く抑えることができても、その地域の保険料率に反映されないという問題点が指摘をされておりました。こうした中で、先般の医療制度改革においては当時の政府所管健康保険について都道府県単位の財政運営を...全文を見る
○石井準一君 平成二十二年度の都道府県単位保険料率の激変緩和措置の圧縮幅は十分の一・五であります。残りは十分の八・五となりますが、今後はどのような幅で引上げを図っていくつもりなのか、スケジュールをお示しをいただきたいと思います。
○石井準一君 最後の質問であります。  医師や弁護士など高所得者が加入する国民健康保険組合に対する国庫補助の在り方をめぐっては、入院時の医療費を実質無料にしている国保組合があるとの新聞報道もあり、国庫補助を見直すべきとの指摘もあります。また、その後も潤沢な余剰金やずさんな会計処...全文を見る
○石井準一君 他の医療保険とのバランスを欠く補助金の在り方については、今後、関係者間で十分検討をしていく必要があると思いますので、よろしくお願いを申し上げ、私の質問を終わります。     ─────────────
05月11日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○石井準一君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し反対の立場から、自由民主党提出の医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案に対...全文を見る
10月21日第176回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○石井準一君 自由民主党の石井準一でございます。  細川大臣を始め新三役の皆様方には、厚生労働行政全般にわたり実務実行型ということで実績を上げていただきたく、エールを送りたいと思うわけであります。  そこで、細川大臣にまずお伺いをいたします。  最新の菅内閣の支持率について...全文を見る
○石井準一君 その理由として、世論調査の結果ではありますが、総理の指導力、いわゆるリーダーシップの欠如、政策に期待が持てない、また、尖閣諸島をめぐる問題において中国側の圧力に屈したという民主党政権の外交や安全保障政策に不安を感じるという多くの意見があったとも聞いております。  ...全文を見る
○石井準一君 大臣が決意を述べられたように、内閣の命運を左右する厚生労働行政だというふうにも認識をしておりますので、我々も議論を通じてしっかりと、大臣始め執行部の方々の政策等については、支援できるものは是々非々でしっかりと対応していきたいなというふうに思っております。  雇用問...全文を見る
○石井準一君 雇用は経済の歯車を回すと総理も申しております。財源の根幹でもあるわけでありますので、しっかりとした対応をお願いをしたいと思います。  次に、年金記録問題についてお伺いをしていきます。  年金記録問題を伺う前に、大臣はさきの大臣所信あいさつの中で触れられませんでし...全文を見る
○石井準一君 今副大臣の方から答弁をいただいたわけでありますけれども、さきの予算委員会でも森ゆうこ委員がこの問題を取り上げ、やみが深いと問題視をし、菅総理は、旧社会保険庁から変わった日本年金機構で起こったこの事実は二重三重に重いとも述べておられるわけであります。  社会保険庁が...全文を見る
○石井準一君 膨大な予算を要すると私は質問したわけでありますけれども、今年度の四百二十七億円にいたしましても、国家プロジェクトに位置付けをされている事業にしても、概算要求の三分の一程度しかたしか予算が付いていないと思うわけでありますけれども、八百七十六億円の経費を要求して満額に近...全文を見る
○石井準一君 要求額の経費をしっかりと認めてもらう形の中で、一日も早いこうした問題が解決できるよう与野党を超えてやっぱり協議をしていかなければならないと思いますので、よろしくお願いをいたします。  宙に浮いた年金、消えた年金など年金記録問題の多くは、紙台帳からコンピューターに移...全文を見る
○石井準一君 さきの事件等で同機構が設置した第三者検証会議は、同機構の情報管理の甘さを指摘をしております。今回の情報漏えいは年金記録の照合作業にも大きな影響を与えており、大幅にずれ込むんではないかという指摘もあります。この事態をどう受け止められておるのか、お伺いをしたいと思います...全文を見る
○石井準一君 しっかりと取り組んでいただきたいと私の方からも強く要望をさせていただきたいと思います。  次に、平成二十一年度の国民年金保険料の納付率がついに六〇%を切り、五九・九八%となったという報道がありました。自公政権のときに納付率八〇%の目標に届かないことを民主党の方々は...全文を見る
○石井準一君 国民年金は被保険者が自らの意思で納付をするものであります。厚生年金や共済年金と違い、本当に年金に信頼を置いていただくということが非常に重要視されるわけであります。これからも国民に信頼をされる年金制度構築に与野党が超えてしっかりと議論をしていかなければならないんじゃな...全文を見る
○石井準一君 それぞれの立場があるわけでありますけれども、無年金者を減らすというところだけを限定をすれば特例納付を行った方がより効果的ではないかということを改めて指摘をさせていただき、御検討いただきたいということを要望させていただきたいと思います。  次に、介護従事者の処遇改善...全文を見る
○石井準一君 四万円引上げという民主党の目標、政権交代から既に一年以上がたっていますが、何か具体的な措置はなされたのか非常に疑問に感じるわけであります。  前政権が講じた二万四千円アップの措置も二〇一一年度までの暫定措置であり、継続には年間二千億円の恒久財源が必要となってくるわ...全文を見る
○石井準一君 財源の確保が早急であるわけでありますし、更なる処遇改善について政権与党である民主党さんにもしっかりと取り組んでいただきたいと思うわけであります。  次に、子ども手当についてお伺いをいたします。  玄葉国家戦略大臣は十四日、参議院予算委員会における我が党の林芳正政...全文を見る
○石井準一君 子ども手当についても巨額の財源が必要になってくるわけであります。我々は、一年以上掛けてこの子ども手当に対しましても、制度、法案についてじっくりと与野党間で協議をしていこうということを提案をしたわけであります。これからもしっかりとした議論の上、本当に子ども手当が将来の...全文を見る
○石井準一君 財務大臣、官房長官の発言は、国民と原告との間に対立を生じさせるような主張ではないかというふうに思うわけであります。国の責任論の棚上げではないかというような意見もあるわけであります。原告の方々の思いを尊重し、一刻も早くこの問題が解決できるよう、細川大臣には全力を尽くし...全文を見る