柳田稔

やなぎだみのる

選挙区(広島県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

柳田稔の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第120回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○柳田委員 きょうは御苦労さまでございます。  私は、野党で一番若うございまして、実を言いますと、ことしも三番目が生まれるということで、子供の顔を見ながらいろんなことを考えているわけなんですけれども、最初、仲村先生にお伺いしたいと思うのです。  お話の中心がほとんど、お年寄り...全文を見る
○柳田委員 ありがとうございます。  まあ、私もそうかもしれませんが、仲間を見ておりますと、やはり自分の家庭は家庭という気持ちが大分強くなっておりますし、物、金中心というのが大分はびこっておりますので、その辺も変えていかなきゃならないのかなという気がいたしております。  あと...全文を見る
○柳田委員 おっしゃるとおりだと私も思います。国内におきまして強盗殺人を犯した、どんな理屈があってもそれはまかり通るものではないというふうに思います。日本には死刑ということもあるわけですが、それに値する大罪を犯せばそれもやむを得ないのではないかという気持ちがいたしております。 ...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。
02月21日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○柳田委員 いろいろとお尋ねをしたいのですけれども、私に与えられた時間は二十分でございますので、年金に絞ってお伺いをしたいと思います。それで時間が余れば、これから来る高齢化社会に向けて少し若者の気持ちも聞いてもらえればなというふうに思っております。  一昨年の国会で国民年金法等...全文を見る
○柳田委員 この制度については、先ほども申しましたように評価をしているものでございますけれども、まだそれほど広まったなという感じを受けてないわけなんです。これから国民の間に広く定着させていかなければならないというふうに思っております。そのためにも、大臣にも努力を続けていただければ...全文を見る
○柳田委員 よく言われますけれども、初めが肝心でございますので、大臣を初め皆さんの努力を心からお願いしたいと思います。  次に、沖縄の厚生年金の格差問題についてお伺いをしたいと思います。  昨日、おとといと、うちの党でも党大会が開かれまして、その際沖縄の県代表の方から、沖縄の...全文を見る
○柳田委員 その特例措置ですね、評価をしたいと思うわけですけれども、昭和四十五年までにこの厚生年金制度はなかった、本土ではあった、としますと沖縄の方は本土の人に比べれば掛ける年数が短いわけですよね。つまり、本土の人はもう三十五年掛けている人もいらっしゃいますけれども、沖縄の人は二...全文を見る
○柳田委員 沖縄の年金制度ができたのは四十五年ということですが、では昭和四十年から働いておりました人、制度ができたのは四十五年ですから掛金を払い始めたのは四十五年からです。その四十年から働いている人が、五年間の掛金を払いますからこの掛金を払った年数をプラスして年金をもらえるように...全文を見る
○柳田委員 時間がなくなりましたので、またの機会でお願いをしたいと思います。どうもありがとうございました。
02月22日第120回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○柳田委員 昨年末発表されました中教審の学校制度小委員会の報告に関連して、幾つか質問したいと思います。  第十四期中教審の諮問事項は、後期中等教育及びその高等教育との接続のあり方でございます。つまりは、日本の高校教育の改革が主な事項でありましたけれども、この報告書では、現在の高...全文を見る
○柳田委員 おっしゃることもよくわかります。今の大学というのは、大学卒というレッテルをもらうために存在するような気がしてなりません。入るのは易しく出るのが難しいという意味は、学校においてそれなりの勉強をしてほしい、そういう大学であってほしいという意味でありまして、私も学生のころを...全文を見る
○柳田委員 特色ある大学づくり、進めていただきたいと思います。  先ほども少し申したのですが、ならば具体的にという話になるかと思うわけです。いろいろな細かい条件はたくさん出てくるかと思うわけなんですが、ぱっと申し上げまして、勉強しない学生は落第させる、それくらい強い姿勢を持った...全文を見る
○柳田委員 いろいろと御答弁いただいたわけですけれども、今の話の前提として、現在の大学受験について二つの問題があるのではないかなと思うのです。まずその一つは、受験の機会が均等に与えられて公平で公正になっているのかな。もう一つは、公平で公正であると言われても、受験競争が余りにも過熱...全文を見る
○柳田委員 今お答えいただいたこともそうであろうというふうに思うのですけれども、推薦入学の割合が非常にふえてきた一番の大きな理由は、今触れられた、これから学生数が減少するであろう、減少して困るのは学校でありますので、できるだけ学生を集めたいという気持ちがこの推薦入学の割合をふやし...全文を見る
○柳田委員 情報の公開も進めていただきたいと思います。  もう一つなんですけれども、この推薦入学者の比率についてなんですが、私学にも国からの補助が出ておると考えますと、すべての人が公平に受験できて合格できるというふうなことが確保されなければならないのではないかなと思うわけであり...全文を見る
○柳田委員 この推薦入学者の比率ということなんですが、報告書の例に書いてあることなんですけれども、推薦入学者の割合が九〇%を超える学校のことも書いてございます。これは極端な例かもわかりませんけれども、これでは何のための受験かな、基本である学力の試験があるべきなのに、推薦入学が九〇...全文を見る
○柳田委員 次に移りたいと思います。  今度は私立中学の入試についてでありますけれども、今回の報告書では、特定の大学の入学者が特定の高校の出身者で占められている、そういう弊害が出てきておると出ておるわけであります。例えば平成二年度でA大学に五十人以上の入学者を出した高校は十五校...全文を見る
○柳田委員 大学入試が大変だ、だからいい大学に入るためにいい中学校、高校に入りたい。その中学校、高校に入りたいがために小学校から勉強する。それもそのいい中学校に入るためにはいい小学校に行かなければならない。その小学校に入るために幼稚園から勉強をしなければならない。それも学校だけで...全文を見る
○柳田委員 答申を見きわめると同時に、こういう教育環境といいますか、何かゆがんだものを是正するという気持ちも含めていただければというふうに思います。  もう一つ、この入試問題なんですけれども、新聞等で何々中学校の入試問題というのを時々掲載されますので、大臣も多分見たことがあるか...全文を見る
○柳田委員 よろしくお願いしたいと思います。  もう時間もあと十五分ぐらいなので別な質問をしたいと思うのですが、私は理工系といいますか工学部の出身なのですけれども、最近、高校生、いろいろ話を聞きますと、エンジニアというのは余り行きたくないという声を時々聞くわけなんです。日本の経...全文を見る
○柳田委員 子供といいますか、まだまだ私も子供の部類かもしれませんけれども、やはり自分のしたいこと、得意なことがあるというふうに思うのです。これは私の個人的な考えなのですが、すべて同じよというのは、人の伸びといいますか芽をつぶしてしまうのじゃないか。やはりこの子が好きだ、したいと...全文を見る
○柳田委員 もう時間が余りなくなったのですが、高齢化社会が来るとよく聞くわけであります。実際、二十一世紀になりますと四人に一人が六十五歳以上のお年寄りという時代が来ると言われております。政府の方も十カ年戦略でいろいろとその時代を見据えて計画をしているわけなんですが、今の、私も含め...全文を見る
○柳田委員 初めて文教で質問させていただきまして、やはり日本の根幹は教育だな、物をつくるにしてもいろいろな面においても、やはり教育がしっかりしなければならないなという感想を持ちました。今後とも一生懸命自分なりにも勉強いたしまして、いろいろ教えていただきたいところは参りますので、御...全文を見る
02月26日第120回国会 衆議院 本会議 第14号
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○柳田稔君 私は、民社党を代表して、ただいま提案のありました湾岸地域における平和回復活動を支援するため平成二年度において緊急に講ずべき財政上の措置に必要な財源の確保に係る臨時措置に関する法律案に関して、総理及び関係大臣に質問いたします。  質問の第一は、湾岸戦争が与える、国内及...全文を見る
03月07日第120回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○柳田委員 女性同士の議論とお答えでさわやかな後に、締めが男性ということで恐縮をしておるのですが、手短に的確に御答弁を願いたいと思います。先日、湾岸戦争も終了いたしまして、非常にいいことだというふうに思っております。また、それと同時に、ことしの景気がどうなるのかなという不安も一抹...全文を見る
○柳田委員 余り追及するつもりはないのです。内的にも外的にもいろいろな要因で消費者物価も動くし、景気動向も変わるというふうなことだろうと思います。  それで、今五%になった、非常に喜ばしいことだということなんですけれども、その一番の原因、個人消費とか設備投資が拡大したから伸びた...全文を見る
○柳田委員 としますと、その前の年は大きな要因であったというふうに理解をしてよろしいのですか。
○柳田委員 設備投資にしろ何にしろ、仕事をしてから後で金をつくるというのは普通違いまして、めどが立ったり金ができたからということで個人消費なり設備投資に回るというふうに思うのです。としますと、昨年もそういうふうな下降線をたどっている状況なので、それほど大きな要因ではないとお答えで...全文を見る
○柳田委員 では、設備投資、個人消費、ことしも順調だろうというふうにお承りをいたしておきます。  次に、アメリカ、イギリスの景気後退、これも大分出ておりますし、ソ連の方でも、先日の政府化以後の国営テレビのインタビューということで記事が載っておりましたけれども、危機的現象が増大を...全文を見る
○柳田委員 これも余り影響ないというふうにお聞きいたしておきます。  ウルグアイ・ラウンドですか、何か湾岸戦争でどこに行ったのかなという気がしないでもないのですが、大分深刻になりつつあるのではないかというのも見受けられまして、対外の不均衡というのがごあいさつの中にありました。こ...全文を見る
○柳田委員 これが一つの不安定要素という感じだと思います。できれば仲よくやっていただきたいな、特にアメリカと日本は基軸だと私も思っていますので、仲よくやっていって日本の経済にも影響が出ないようにしていただければな、私個人はそう思っております。これがことしの景気を占う一つの柱だと聞...全文を見る
○柳田委員 中東に人は要るだろう。人的協力は、医師か輸送かわかりませんが、多分相当な人が行かなければならないような気がするのですが、その予算当てというのはどう考えたらよろしいのでしょうか。例えば、人を派遣した場合に、行くだけでもただでは行けませんので、輸送費も要りますし、人件費も...全文を見る
○柳田委員 額はわからないで結構なんですが、どこから手当てするのかな。また途中からこの三年度予算の補正を組まれるんではないかなという気もせぬでもないのですが、いずれにしても精いっぱいの努力をしていただきたいという気持ちには変わりはありません。  次に用意していたのが、私はいろい...全文を見る
○柳田委員 もう少したたないとはっきり読めないということだったと思いますけれども、このGNPの動きと景気の後退というのは必ずしも一体となっていないというふうに聞いたことがあるのです。今はまだ昨年より比べれば成長率は下がっているけれども、景気はいいということでございます。だから、G...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。
03月12日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
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○柳田委員 今回の財形法の改正、いろいろなところで前進があるというふうに思うわけであります。少し要望をさせていただきたいと思いますので、御答弁の方もできるだけ前向きな御答弁をお願いしたいと思います。  まず、共同社宅用住宅融資制度の対象地域といいますか、大都市圏、どういうところ...全文を見る
○柳田委員 勤労者が住宅を持ちにくいというのは、特に顕著に三大都市圏というのは理解ができるのですが、地方の大都市、広島県でいいますと広島市、私がおります福山の方もそう簡単に持ち家ができるような状況にはございません。三大都市圏ということで限っておるわけなんですが、地方の土地の値上が...全文を見る
○柳田委員 今回は三大都市圏で結構ですから、今後地方の方にも目を向けていただきたいと思います。  次に、財形年金貯蓄についてお伺いをいたしますけれども、五百万という限度額があるというふうに聞いているわけですが、その限度額をオーバーした際に解約になるということも聞いておるわけなん...全文を見る
○柳田委員 その際の対処策ですが、どのようにされておるのでしょうか。
○柳田委員 いろいろと改善策を考えていられるようですけれども、財形年金の限度額が五百万という額なんですが、年金五百万ということで、自分の生活設計を考えてみて、この五百万という額が多いか少ないか、私は非常に少ない額だなというふうに感じるわけでありますけれども、大臣、この辺の、五百万...全文を見る
○柳田委員 よろしくお願いをいたします。  それから、最近財形貯蓄の伸びというのが少し落ちているのではないかな、魅力がだんだん欠けてきているのかなという気がするのですけれども、この財形貯蓄の実施の状況はどうなのか、御説明願えますでしょうか。
○柳田委員 今お話がありましたように、余り魅力が、余りと言うのはちょっと語弊があるかもしれませんが、だんだん魅力が乏しくなっているような気がしないでもありません。一つは、金利の問題、さっきから出ておりましたけれども、金利のことやら限度額のこともあるかというふうに思うのですが、その...全文を見る
○柳田委員 私も、こういう立揚になる前はサラリーマンでございましたので、今のお答えをさらに進めるように努力をしていただくことを心から念願をしまして、時間は余っておりますが、以上で終わらしていただきます。
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○柳田分科員 きょうは内申書についてお伺いをしたいと思います。時間があればボランティアのことについても若干お伺いしたいと思うのです。  まず内申書、法律上は調査書となっているようでありますけれども、内申書はどういう役割を果たしているのか、教えてください。
○柳田分科員 この内申書、いろいろな面が含まれているような気がするわけですが、今大臣がおっしゃったことはいい方の面で、実際子供たちが学校にいて内申書をどう思っているかといいますと、入ったときから、一年生のときから担当の先生にどのように評価されているのだろうかとか、本当のことが記載...全文を見る
○柳田分科員 いい面も悪い面もあるという御認識ですが、この内申書、歴史的には昭和四十年ごろに最初できたというふうに思います。それからことしまで、もう二十数年にわたってこの内申書というのはあるわけですが、歴史的に内申書に重きが置かれたり、またその重きがだんだん解かれたり、繰り返しが...全文を見る
○柳田分科員 文部省としては具体的にはそういう中身のウエートづけ、内申書と学力検査のウエートづけはしていないということでしたけれども、子供に、また親にとってみて、例えば内申書が七のウエートで学力検査が三ですというところもあるような感じもするわけです。おっしゃったいい面も理解ができ...全文を見る
○柳田分科員 いい方向で答申が出ることを祈るとともに、文部省としてもできるだけ前向きに進んでいただければと思います。  もう一つ、内申書のことなのですけれども、子供が自分の内申書を見せてくださいといって教育委員会に公開を請求した事件がございました。大阪の方の女子中学生ということ...全文を見る
○柳田分科員 強い関心ということは、どのように受けとめればよろしいのでしょうか。
○柳田分科員 ということは、現段階では本人が自分の内申書を見たいと言っても見せるわけにはいかないという御判断をお持ちなのかどうなのか、教えてください。
○柳田分科員 先ほど、高校入試の際に内申書のウエートが高いところもあるとおっしゃいました。そうしますと、子供が受験をする際に全然わからない部分が大きなウエートを占めていて、あと自分で勉強していってその場で試験を受けるということになれば、それなりの不安というのは子供の心の中に生じる...全文を見る
○柳田分科員 矛盾はありませんか。
○柳田分科員 先ほど申しましたように、今の教育というのは余りにも縛られることが多いのでは ないかな。一つは内申書もありますし、さらには教育の中身もそうではないかな。あるテレビ番組でありましたけれども、本立てをつくるのにすべて同じ材料が与えられてそれをつくる。我々が小さいころは多...全文を見る
○柳田分科員 いろいろな推進といいますと、大きなところはどういうところでしょうか。
○柳田分科員 まだ何か目に見えるような状況まで至っておりません。ただ、高齢化社会はもう目の前に来ておりますので、早急にできるだけ実のあるように進めていかなければ、これはまた政府の方に何をしているんだというふうに返ってくるような気もしますので、実のあるボランティア教育をしていただき...全文を見る
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○柳田分科員 きょうの質問は、広島県の東部の方に限らさせていただきたいと思います。  広島県、高速道路は中国自動車道が走っております。ただ、それは沿岸部の都市から高速道路に入るまでに、早いところで一時間、時間がかかるところで一時間半かかるということで、生活にはちょっと遠いところ...全文を見る
○柳田分科員 まだ用地買収に危惧が残っておりますか。
○柳田分科員 平成六年のアジア大会までには、何としてもつくっていただきたいと思います。  それから、次は国道二号線について質問をさせていただきます。  まず、今広島県の東部の方では、尾道にはバイパスがついております。そして、松永というところにもやっと開通をいたしました。それで...全文を見る
○柳田分科員 地形上も非常に難しいだろうと思います。海岸から町があってすぐ険しい山ということで、横の道をつくろうにもなかなかつくれない。今おっしゃったように、橋梁やトンネルが八割を占める、そういう現状になるかというふうに思います。用地買収も地元の方で精力的に今行われているというふ...全文を見る
○柳田分科員 やはり用地買収が終わらなければ工事にもかかれないということで、いつごろできるのかよくはわかりませんけれども、ただ、先ほどちょっと触れましたとおりアジア大会が平成六年に行われる。そうしますと、山陽自動車道がそのときにできたとしても、これは少し海から、競技施設からちょっ...全文を見る
○柳田分科員 この赤坂バイパスの用地買収は、平成二年度末で九〇%くらいいっているというふうに聞いておりますので、山陽道との兼ね合いもあるかと思いますが、生活道路としてやはり普通の道路の方が非常に使いやすいということもありますので、できるだけ早い完成をお願いしたいと思います。  ...全文を見る
○柳田分科員 それならば、アジア各国から集まる人にも、福山の町をそう渋滞なく歩けるかなと思います。  そしてもう一つ、神辺水呑線の舗装補助のことについてお尋ねしたいのですが、地元でやるのが中心でしょうけれども、この状況について説明をお願いします。
○柳田分科員 どうもありがとうございました。国道二号線、さらにほかの細かい道路のこと、よろしくお願いを申し上げます。  そして、今度は道路からちょっと離れるわけですが、またアジア大会、国体に向けてということなんですけれども、今、福山市の方でもこの施設をつくろうということでいろい...全文を見る
○柳田分科員 これからいろいろなことで多分お願いに参るかと思いますので、これもアジアの人が皆さん来られるところでございますから、来年もまたお願いするかもわかりませんけれども、極力お願い申し上げたいと思います。  それから、もう一つあるのですけれども、これは国体向けのプールといい...全文を見る
○柳田分科員 私もまだまだ勉強不足なんですけれども、もしできることがありましたらば精いっぱいの御支援をお願いしたいと思います。  時間は残っているのですけれども、私の日程の時間が迫っておりますので、再度繰り返してお願いをいたしますが、何といっても三原バイパスでございますので、こ...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第3号
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○柳田分科員 最初に、造船業界の人手不足ということで御質問をさせていただきたいと思います。  造船業界、大手から中小、いろいろとあるわけでありますが、一概に通して見ても、人手不足ということを訴えられております。この現状を認識されておりますでしょうか。
○柳田分科員 おっしゃるとおり、今人手不足で非常に困っていらっしゃる。なぜ若い人たちが造船業に入ってこないのか、どういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
○柳田分科員 私も、東京の方の船舶の学校を出まして、友達も一部造船業に勤めまして、大半が自動車産業とか関係のないところに勤めるというのが昭和五十二、三年ぐらいからですか、ずっと続いているというふうに聞いております。造船業というのは日本の基幹産業であると私は思っておりますし、これか...全文を見る
○柳田分科員 どうもありがとうございます。  今、環境の問題も出ましたので、次に環境の方に移らせていただきますが、ちょうどイラクの方で油が流れたり煙が出たりということで、環境問題がこれから大きくクローズアップされるのではないかなと思うわけなんです。そうしたときに、世界的な技術で...全文を見る
○柳田分科員 もう一つ、NOxの排出、船から出るものが非常に多いというふうに聞いているのですけれども、これの排出抑制についてはどのような状況でしょうか。
○柳田分科員 どれほど補助をしているのか聞いたら恥ずかしくなりますので言いませんけれども、私も研究を少しやっておりましたけれども、やはり先端技術といいますか、その辺を研究するときは設備なり考えてきますと、多額のお金が必要になります。今、大学の研究室でどういうことをやっていられるか...全文を見る
○柳田分科員 二つの例ということだったのですが、ほかのいろいろな研究でも文部省に関係したり運輸省に関係したりする面があるかと思うのですが、ここまで日本の造船業界が伸びてきたのは、やはり戦中、戦後通しての皆さんの努力であったと思うのです。その大学自体ももう人材がほとんどいないような...全文を見る
○柳田分科員 今度はまたちょっと変えるのですけれども、先ほど造船業界は山と谷があるということでほとんど船しか、セミサブという石油掘削機もあったのですけれども、それすらも山と谷がある。今問題になっております関西新空港ですが、当時もセミサブ方式といいますか、浮体構造物でつくったらどう...全文を見る
○柳田分科員 今の構造物は、どちらかというと小さいような感じがします。といいますか、私が広島ですから両方とも見て知っておりますので、これからが始まりだなという気がするわけなんですが、例えば、例を挙げますと、大きなものでいいますと空港も考えられるわけなんですけれども、そういう大きな...全文を見る
○柳田分科員 多分技術的な問題はないのではないかな。そしてメンテナンスについても、環境汚染が一番中心になるかと思うのですが、大分改良されているのではないかなという気がいたしておるのです。今の造船技術をもってすればできないことではないと思っているのですけれども、今小規模については大...全文を見る
○柳田分科員 これを申しますのも、船というのは山と谷がある。谷があったときにそういう構造物があれば、また人の合理化等という最悪の事態も避けられるだろう、収益も安定するだろう、そうすれば人もそれなりに集まってくるのではないかなという気がするわけなんです。決して飛行場がどうのこうのと...全文を見る
○柳田分科員 どうもありがとうございました。
03月15日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
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○柳田委員 今の児玉先生の方からもありましたけれども、合計特殊出生率が一・五七と下がった、非常にゆゆしき事態だ、こういう背景があってこの児童手当の改正が出たとは私は思っていないわけですけれども、一つの要因にはなっているなというふうには感じております。また、子供を産み育てる環境、こ...全文を見る
○柳田委員 一つ突っ込んでお尋ねしたいのですけれども、これは子供がすくすく育つ環境づくりの一環だというふうにおっしゃいました。言葉を変えて言いますと、では親の家計を助けるためのものでございましょうか、それとも子供が育つために子供に与えられるものでしょうか、どちらでしょうか。
○柳田委員 中心は子供だ、家計を助けるだけではなくて、家族中心、いい生活ができるようにというお考えだとお伺いをいたしました。  今回の改正は、第一子まで来た、増額という点でそれなりの評価はしなければならないのかなというふうには思うのですけれども、やはり子供を育てる親としては、一...全文を見る
○柳田委員 その具体的な例が出るというのはいつごろぐらいがめどでございましょうか。
○柳田委員 いろいろとやらなければならないことが多いかと思うのですけれども、私も子供を二人持っておりまして、また申しますが、ことし三人になる。今よく言われておりますように、シングルとか、またディンクスですか、子供を持たないで共働きをする若い夫婦、この辺が大分ふえてきているというふ...全文を見る
○柳田委員 私とちょっと違うところは、若干の違いの若干にあるかと思うのですが、決して若干じゃなくて大変な相違があります。子育てをしておりますと、遊びに行きたくても遊びに行けない、お隣はいいですね、子供がいなくて遊びに行ってと言われることも多々ありますので、この差は非常に大きいと思...全文を見る
○柳田委員 この問題に限って言いますと、例えば、そのうちに三歳未満を見直してまだ先までいってほしいなというのも一つでございまして、これからの課題になるかというふうには思うわけなんですが、いろいろなことがあるかというふうに思います。先ほど局長お答えになりましたように、厚生省だけでは...全文を見る
03月26日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
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○柳田委員 質問に入る前に、私も広島県選出の議員として一員強く要望をしたいと思います。平成六年のアジア大会に向けて、この成功が広島県民にとっては大変な夢だと思っております。ただ、残念なことに今回の事件が起こった、非常に残念に思うわけであります。今回の事故の徹底した原因の究明、さら...全文を見る
○柳田委員 今答弁の中にございましたけれども、労働組合の方も大分参加をしているということでございますけれども、各地域、また協議会で十分な意見の反映がなされているのか、お尋ねしたいのですが、よろしくお願いします。
○柳田委員 この地域の問題、やはり役所もそうですし、経営者側もそうですし、労働団体の意見も今後十分に取り入れていただきたいというふうに思います。  また、先ほど答弁の中にございましたように、各地域間のコンセンサスづくりといいますか、各地域間でいろいろとお話し合いをしながら、うち...全文を見る
○柳田委員 次に、雇用環境整備地域対策についてお尋ねをいたします。  新規学卒者等の若年者や都市圏在住のUターン志向者等の就職ニーズを踏まえて、雇用環境整備地域においては魅力のある雇用機会の開発が重要であるということでございますけれども、魅力のある雇用機会とはどういうことなのか...全文を見る
○柳田委員 その中で特に労働時間短縮についてお伺いをしたいのですが、現状、まだそんなに進でいないような気がいたします。また、労働省も目標を立てております千八百年間総労働時間、これに比べてまだまだ大分おくれているなという感じがするわけですが、今後具体的にこの目標に向かってどのように...全文を見る
○柳田委員 週四十時間の目標はいつごろに置いていらっしゃいますでしょうか。
○柳田委員 若い者の立場に立ちますと、給料も一つの目安になりますが、労働時間というのも非常に大きなウエートを占めておりますので、また時間があればこの労働時間短縮に向けては再度質問をさせていただきたいと思います。  最後になりますが、今回のこの法案、できた当初、私も会社内で働いて...全文を見る
04月11日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号
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○柳田委員 今回、児童手当法の改正ということで、第一子さらには増額ということで私どもも評価したいと思っております。ただ、期間を三歳未満に区切ったということは、大分不満が残ったわけでありますが、先ほど各党に対する答弁の中で、給付及び費用負担のあり方を含め全般的に検討しますという御答...全文を見る
○柳田委員 夜間保育、今の多様化した職業形態を見ますと適切な処置だとは思うのですが、逆に、これで女性の労働時間、夜までやってもいいと、労働時間が大分長くなるというふうな面に使われてもらっては逆効果かなと思うところもあるのですけれども、普通に考えていけば非常にいい処置だとは思ってお...全文を見る
○柳田委員 今給与の問題が出たわけですけれども、看護婦さんよりも安いというような声を聞いたことがあるのですが、給与水準というのはどれくらいな感じで今あるのでしょうか。
○柳田委員 ことしのこの長時間保育サービス事業に対する予算は幾らでしたでしょうか。
○柳田委員 全国で二百カ所ということになるわけですけれども、この分、全国で二百カ所、都道府県で割ればどうなるのかと考えていきますと、まだまだこれから充実していかなければならないなという気がするわけであります。予算が四億五百万円、これを考えていきますと、これから充実をしていこうとし...全文を見る
○柳田委員 今度は企業内保育所のことなんですけれども、それだけ女性といいますかお母さんの数が集まっていればそういう企業内の保育所もできるかと思うのですけれども、逆に従業員の数が少ないところ、中小零細企業、この辺まで及ぶのかな、どうかなという懸念があるのですが、いかがでしょうか。
○柳田委員 中小零細企業、いろいろなところも利用できるように今後努力をしていただきたいと思います。  先ほどありましたけれども、一・五七ショックというお話がありました。これも一つの話題ではあるかと思うのですが、今後やはり子供を健やかに育てる環境づくりというのも重要視されるべきで...全文を見る
○柳田委員 今、参議院の方で育児休業法も審議をされております。これもその一環だと思うわけでありますが、きょうはそれについては深く追及するつもりはないわけですけれども、厚生省の方からも、健やかに生み育てる環境という点から、もう少し強く要求をしていただきたいというのが私の感じでありま...全文を見る
04月11日第120回国会 衆議院 本会議 第23号
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○柳田稔君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました老人保健法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに厚生大臣に質問いたします。  日本の平均寿命は、男性が七十五・九一歳、女性が八十一・七七歳と、男女ともに世界一の長寿国となりました。しかし我が国は、国民が本当に...全文を見る
04月16日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
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○柳田委員 この中小企業労働力確保法案、非常にいい法案ということで評価をまずしたいと思います。きょうは特に労働時間の短縮を中心に質問をさせていただきたいと思います。  中小企業、我が国で全事業所の九九・三%、そして従業員ベースでいきますと八〇%を超えるという人が中小企業で働いて...全文を見る
○柳田委員 現在も厳しい、そして将来も厳しいということでありますけれども、そういう中で今回の法案の策定ということになったかと思うのですが、この法案の趣旨、そして施策の内容を手短に説明をお願いします。
○柳田委員 この法案の中で、基本方針を定めるとありますけれども、その中身を具体的に御説明をお願いします。
○柳田委員 今お答えがありましたように、労働時間の短縮を明記していただけるとのことでありますけれども、今若い人たちが仕事を選ぶ際に一番最初に考えることが、どれだけ休みがあるだろうか、そしてその次が、給料はどれぐらいだろうかということになるかと思うのですが、以後は労働時間の短縮のみ...全文を見る
○柳田委員 今回この法が制定をされて施行される、そういう状況で今後中小企業の職場環境がどれぐらい改善され、労働時間の短縮が進むのか、どういうように考えていらっしゃるか、お答えください。
○柳田委員 今、この法は側面的には労働時間短縮へ向けての力があるという御答弁でございましたけれども、千八百時間、公約もあります。特に厳しいのが中小企業だろうと思うのですが、これを達成するためにどのようにされるのか、またどのように進めていくつもりなのか、お答えをお願いしたいと思いま...全文を見る
○柳田委員 週四十時間、年間総労働時間千八百時間、以前からこの話はあるわけですが、所期のこの時間達成の目的の時期といいますか、年度はいつだったでしょうか。
○柳田委員 先ほど御答弁がありましたけれども、今おっしゃいましたように平成四年、もう時間がないのでありますが、これで達成できるのでありましょうか。
○柳田委員 中小企業というと、おやじさんがいて隣の会社と競争しながらやっているわけでありますが、隣がしないのにうちはできない、こう言いながら労働時間は長く長くなっているというのが現状だろうと思うわけなのです。今いろいろと御説明がありましたけれども、そういう中小企業のおやじさんたち...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。  最後に、平成四年の千八百時間達成でございますが、このことについて大臣の御所見を賜りまして、質問を終わりたいと思います。
○柳田委員 ありがとうございました。
04月17日第120回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○柳田委員 きょうはお忙しいところおいでいただきまして、ありがとうございました。  最初に高丘参考人に御質問させていただきたいと思います。  大型店舗がいろいろな地域に出てくるということで、私もそれなりの評価はしたいと思っているのですけれども、一方、地元といいますと、いろいろ...全文を見る
○柳田委員 これから高齢化社会が来るということで、お年寄りも買い物に行ったりするでしょうけれども、そういうときに憩える場所もあったらいいなという感じをちょっと持っていたもので、その辺もちょっと考えていただければなというふうに思います。  もう一つ、これから大型店がたくさん出てく...全文を見る
○柳田委員 世の中、労働時間短縮でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、山本参考人と川井参考人にお尋ねしたいのですけれども、先ほど来から後継者不足、人手不足というお話がありました。各商店でも努力はされているというふうに思うのですけれども、政府として何かこうい...全文を見る
○柳田委員 私も若いころに五年ほどすし屋で修業いたしまして、朝九時からその次の日の朝の一時まで仕事しました。将来、手に職をつけてこれで一丁やったるかと思ったりもしたのですが、道を違えましてこういうことに入ってしまいました。今川井参考人がおっしゃったことは、自分の経験からしてよくわ...全文を見る
○柳田委員 最後に田島参考人にお伺いしたいのですが、日米構造協議とか国際化時代というお話がありましたが、今回のこの法の改正で、海外に向かって日本はこうしましたと胸を張って言える法案の中身だと思われますか、それとももう少し足りないと思われるか、最後に御意見をお伺いさせていただきたい...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。
○柳田委員 今回の改正についてお伺いいたします。  今回の大店法の改正ですけれども、我々は、なぜこういうことを改正したのかというときの最初の発端に、日米構造協議とその結果だろうというふうな気がするわけでありますが、今回の改正は海外の国からの指摘でやるということではなくて、消費者...全文を見る
○柳田委員 国内の状況と海外からの要請ということで改正をした。今回の改正ですけれども、この改正の中身を持って海外に説明に行った場合に、海外の皆さんはなるほどこれでよろしいですよというふうに理解していただけるとお考えなのか、その辺をちょっと教えてほしいのです。
○柳田委員 日本は九十億ドルを出しまして、これでそれなりのことはしたというふうに思ったのですが、結果は余りいい評価が得られなかったのが昨今の湾岸問題でございました。そういう厳しい中にあっても、今御答弁なさいましたようにそれなりの評価はあるとお考えでしょうか。
○柳田委員 次は、大店審の役割、位置づけについて質問させていただきます。  これまでありました商調協による調整制度を改めまして、大店審において調整をする、この審査体制を強化するということになっております。しかし、この法案の中では大店審の明確な役割や位置づけが定まっていないという...全文を見る
○柳田委員 最終決定を下すのはこの大店審の場であろうというふうに思うのですけれども、今御答弁を聞いておりますと、大店審の審議の中身、基準といいますか、役割といいますか、何か不透明な気がしてならないのですけれども、果たしてこれで透明になるのか、いかがでしょうか。
○柳田委員 では、この大店審というのはいろいろ審議して最後に判断を下すわけでありますけれども、その審議の過程については不正はないし、正当な適正な判断を下す。ならば、だれが聞いてもいいわけでしょうから、公開もできるというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○柳田委員 今のおっしゃることもわかります。公開は非常に難しい、ただしそれに参加している人のお名前は公表いたします―まあ勘ぐりかと思われるかもわかりませんけれども、やはり秘密の会議ということにならざるを得ない。そうしますと、中でどういうふうな過程で審議がされているかということが一...全文を見る
○柳田委員 おっしゃるとおりだと思います。  それで、もし万が一、根回し調整があったということが後でわかった場合は、どのように対処するおつもりですか。
○柳田委員 次に移ります。  今回の出店調整の項目も四項目ということでありますけれども、この四項目で十分なんでしょうか。つまり、店舗面積、閉店時刻、開店日、休業日数、四項目が出店調整の中身になっておるのですけれども、これで十分でございましょうか。
○柳田委員 以前の、以前といいますかまだ現在も商調協でありますけれども、その中の判断を見ておりますと、一万平米という店舗面積を五千平米に削ったというふうなこともあるわけなんですが、なぜこんなことをするのかなというのがよくわからないというのが私たちの実感であるわけなんです。今回も余...全文を見る
○柳田委員 できるだけわかりやすいといいますか、理解、納得ができるような手順を示していただければありがたいと思います。  次に移ります。  今回、例えば出店をしたいといった場合に、地元と対立をするといったような場合は数がそう多くないというふうに私は聞いておるわけなのですが、全...全文を見る
○柳田委員 例えば順調に進んだ、そういう場合でもこの手順だけはしっかり踏まなければいけないということですか。
○柳田委員 この大店審、これが最終決定をする機関だ、その以前に決着しましたということがあってはならないわけですね。つまり、いろいろと御意見は賜りますが決定をするのは大店審ですよということだと思うのですが、そういう場合に商工会議所や商工会、いろいろと御意見を賜るというわけであります...全文を見る
○柳田委員 ちょっと話はあべこべになりましたけれども、うまくいく場合も大店審がいろいろなところの御意見を拝聴する、もしこじれた場合は当然のごとく御意見を賜るわけでありますけれども、例えばこの商工会議所または商工会の御意見を賜るという場合に、意見を出す期間、例えば大店審が御意見をま...全文を見る
○柳田委員 例えば商工会議所や商工会で意見が大分割れている、ついては大店審に答申といいますか御意見を述べるのがまとまりませんということで非常に時間がかかった場合でも、もう八カ月切れますからここで決断を下してくださいというふうにするということでしょうか。
○柳田委員 次は商店街のことについて御質問させていただきます。  地域地域の特徴でしょうけれども、大型店舗とその地域の商店街が仲よくやっていっておるところもありますし、逆の場合もある。例えば既存の商店街から離れたところに大店舗ができますと、お客の足が変わってしまって既存の商店街...全文を見る
○柳田委員 勢いのあるといいますか、まだこれから発展しそうなところに対する助成であればプラスになるのでしょうけれども、マイナスというか、だんだん寂れ始めている商店街に対する助成として、これで十分やっていけるだろうという御判断はお持ちでしょうか。
○柳田委員 先ほどの参考人のお話の中で、後継者が不足しておるということがありました。後継者がいない、できない、いろいろな理由はあるかと思うのですけれども、その助成策ということになるかと思うのですけれども、この個人事業用資 産の後継者への贈与の際の納税猶予とか取引相場のない中小株...全文を見る
○柳田委員 今度は商店の内部の問題でありますけれども、自分のところでお店をやっていて、その売り上げだけで生活をしているというお店屋さんは非常に少なくなっていると聞いております。つまり、商売をして、それ以外の収入、これを当てにしている兼業商家と言うのでしょうか、そういうのが大分ふえ...全文を見る
○柳田委員 今、支援策のお話が出ましたけれども、この支援策、どちらかというと、商店街といいますか、まとまったところに対する支援というふうに受けとめられまして、例えば自分のうちの横に電気屋さんがある、八百屋さんがある、晩飯のおかずの品が足りないのでちょっと行って買ってこようとか、電...全文を見る
○柳田委員 やはり商売というのは自分で努力をして自分でもうける、これが基本であろうと思います。国から補助をもらって悠々とするような商売であっては逆に消費者にとってもよろしくないということで、そのバランスのとり方が非常に難しいかというふうに思うわけでありますが、この法案にも書いてあ...全文を見る
04月18日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
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○柳田委員 まず、この老人医療費を支えております患者負担、被用者保険による拠出金、公費負担、この三者のバランスについてお伺いをしたいと思います。  御存じのとおりに高齢化が急ピッチで進んでおりまして、老人医療費も相当増大をいたしております。このまま二十一世紀に入ってしまって本当...全文を見る
○柳田委員 それでは、今回の公費負担、一部五割にふえております。それで三一・二%になるという本会議での答弁でありました。これが今最適、一番適切なバランスだとお考えだということでしょうか。
○柳田委員 今の御答弁でありますと、介護の部分については、これからも相当ふえるだろうから公費負担の率も上がるというお答えだったかと思うのですが、ということになれば、今のバランスが一番適切であり、今後もこのバランスを維持していくような状況がベストだというふうに私は理解してよろしいの...全文を見る
○柳田委員 被用者保険の拠出をしております健保組合、昨年までですか、大分財政状況はよかったということもあったという理由で、大分健保の財政はいいんだなという御判断があったというふうに聞いておるわけなんですけれども、私は、これは一過性のものであり、近い将来すべての健保組合が赤字に転じ...全文を見る
○柳田委員 合わせわざというのは将来ずっと続くわけですか。
○柳田委員 毎年一兆円もふえ続けている医療費ですけれども、じゃ、二十年後になったらば二十兆、まあ、その何割かになるのでしょうけれども、そのときも続けていくというおつもりなんですか。
○柳田委員 先ほど公費負担というのは税負担だというお話がありましたけれども、先ほど来各党から指摘されているかと思うのですが、消費税が導入されたときにおっしゃったことは先ほど来かあるようで、その事実だと、消費税を導入するに当たっては、高齢化社会への対応、高齢化社会が来るから、厳しい...全文を見る
○柳田委員 余り影響はされないということであますが、調査を見ておりますと、老人の中、また働いている人の中でも、自分の老後に非常に不安を持っているという人は多うございます。その不安をなくすためには、政府が場当たり的な改正をするのではなくて、もう既に二〇二〇年には二・五人で一人の老人...全文を見る
○柳田委員 お年寄りになりますと病気を持っていない人はいないと思うわけであります。病気があるから病院に行くんだろうというふうに思うのですけれども、病院を憩いの場所として利用されている人も数多いんではないかと思うわけなんです。家庭があって病院がある。その憩いの場所として病院に行く人...全文を見る
○柳田委員 大臣に質問させていただきます。  時間が短かったわけで、いろいろな質問ができなかったわけでありますけれども、高齢化社会が来る、高齢者になったらだれでも安心して医療を受ける権利もあります、そういう体制をつくっていかなければならない、これが国の重要な責務であろうと思いま...全文を見る
○柳田委員 終わります。     ─────────────
04月23日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第12号
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○柳田委員 きょうは、ありがとうございます。  最初に、皆さんにお尋ねをしたいのですけれども、二〇二〇年に二・五人に一人がお年寄りになるというお話がございます。私もちょうど二〇二〇年に六十五になるので、その一人かなと思いつつもあるわけなんですけれども、こういう時代が来るというの...全文を見る
○柳田委員 ありがとうございました。一様に今のままじゃ不安ですよというふうなお答えだったかと思います。  今山崎先生の方からも、森を見ずに木だけ見て議論すべきではないというお答えもありました。また、先ほどはもうこの制度は限界に来ているというお話もありましたけれども、とは言うもの...全文を見る
○柳田委員 今回の老人保健制度の改善なんですけれども、私は、先ほど来から議論がありますように、一部だけではなくて総合的に見て、その中の一部として、これはこうあるべきだ、将来こういう時代が来るから、今はこうしてだんだんしていかなければならないという筋道がわかれば理解ができるのですけ...全文を見る
04月24日第120回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号
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○柳田委員 きょうは、先般来日されましたゴルバチョフ大統領との日ソ最高首脳協議について御質問さしていただきます。  深夜遅くまで何回も何回も協議をされましたこ と、その努力に対してまず敬意を表したいと思います。  いろいろと御協議をされたその結果、日ソ共同声明というふうなも...全文を見る
○柳田委員 今厳しいというお言葉もありましたし、全力を挙げていきたいというお話もありまししたけれども、率直に言って北方領土問題解決、前進があったのかどうなのか、再度お答えをお願いしたいと思います。
○柳田委員 共同声明の第四項に、海部総理とゴルバチョフ大統領は、北方四島の帰属についての双方の立場を考慮しつつ領土画定の問題を含む日ソ間の平和条約の作成、締結に関する諸問題について詳細かつ徹底的な話し合いを行ったという部分がございます。今御答弁になりましたように、四島の名前が書か...全文を見る
○柳田委員 また同じ四項の、平和条約の準備を完了させるための作業を加速させるために、戦争状態の終了及び外交回復を共同で宣言した一九五六年以来長年にわたって二国間交渉を通じて蓄積されたすべての肯定的要素を活用という部分を、海部総理は記者会見で、一九五六年の共同宣言の二島の返還の有効...全文を見る
○柳田委員 ゴルバチョフさんの発言に関してはどのように感じ取られていらっしゃいますか。というのは、これまで成立しなかったもの、チャンスを失ったものは復活させなかったとおっしゃっておりますが、その真意はどこにあると思われておりますか。
○柳田委員 ゴルバチョフ大統領の背景が厳しいというお答えでありましたけれども、では、ゴルバチョフ大統領がどうなるかわかりませんけれども、世代がかわったならば議論は前に戻るというふうにも考えてよろしいのでしょうか。
○柳田委員 四島の名前が共同声明に記載された。先ほども申しましたように私の方も前進しているというふうに思うわけなんですが、ここまでゴルバチョフ大統領が折れたということであるならば、この声明以外に何か口頭でお約束があったのかなという推測もあるわけなんですが、そういうことはあったのか...全文を見る
○柳田委員 今度は政経不可分についてお尋ねをしたいと思うのですけれども、今回日ソの首脳会議が行われたということで、いろいろと報道がありました。今、裏取引も一切なしということでありますが、今後の政府の方針についてお伺いしたいと思います。
○柳田委員 今後いろいろと交渉をされるというふうに思うわけなんですが、海部総理もソ連を訪れるというお話も聞いております。しかし今後、今回の日本における首脳会議を聞いておりましたりまた新聞紙上で読んでおりまして少し安心ができないというのが私の率直な実感なんですけれども、そういう状況...全文を見る
○柳田委員 いろいろと協議をされるわけですけれども、今ソ連の状況を考えてみますと、ソ連としては日本の経済協力、いろいろな面が必要だというふうに推測はされるわけなんですが、それだけが前面に出てくるような気がしてならないのです。今お答えいただきましたように、日ソともにいい結果が得られ...全文を見る
○柳田委員 先日、シベリアに抑留、抑留という言葉が正しいかどうかわかりませんが、された人とお話をしましたときに、今回の成果また今後の見通しをどう考えられますかと言いますと、非常に悲観的なお話をされておりました。その人と話をしますと、日本の考えは甘いのかなという気もせざるを得ないの...全文を見る
○柳田委員 今後も努力をしていただきたいと思うわけですけれども、私どもも北方領土返還ということで一生懸命運動してまいりました。キャラバン隊を組んだりしまして北海道まで行ったこともございます。そういうふうな意味で一生懸命運動した立場で言いますと、残念だなあ、今後本当に北方領土四島が...全文を見る
○柳田委員 最後に、北方四島が日本に返ってくることを希望もするわけですが、それに対する外務大臣初め皆さんの御努力を心からお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月25日第120回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○柳田委員 私は、経済企画庁に質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず最初ですけれども、経済計画について質問させていただきます。  八八年度から九二年度まで、現在そうですけれども、「世界とともに生きる日本」ということで経済計画が実施をされているわけでありま...全文を見る
○柳田委員 わかりました。  では、今現在実施されております「世界とともに生きる日本」ということで、折り返し地点も過ぎて、そろそろ仕上げの段階に近くなってきたというふうな気がするわけでありますけれども、現段階におけるフォローアップといいますか、いかがでございましょうか。
○柳田委員 一応来年でこの「世界とともに生きる日本」という経済計画は終了して、また新しい経済計画を来年つくるというお話でありました。世の中は、昨年の六月の時点から考えますと、世界的にも国内的にも大分変化をしてきております。また、この経済計画自体も少し今の現状にはそぐわないといいま...全文を見る
○柳田委員 高齢化社会が来るということで、一方では子供の数が少なくなる。一・五七ショックというのもありましたが、それ以上に進んでいるということで、日本の将来、労働力不足、さらには高齢化社会を支える若い人たちを今からでも、いろいろな施策を通じながらでも、つくるという言葉はよくないか...全文を見る
○柳田委員 地価税を導入したら土地が下がるのか、または抑制策になるのか、我が党としても非常にわからないところがあるわけであります。ただ、はっきり言えることは、一部のところにはこの地価税がかかるであろう。かかれば、今局長おっしゃっていただきましたように、短期的には物価にも影響するか...全文を見る
○柳田委員 国民の感覚からしますと、二十一世紀になったらば市場経済も開くし、保護政策もとらないということなので、アメリカに行ってもドイツ、ヨーロッパへ行っても、日本で買っても余り値段が変わらないよという感じがつかめれば、なるほどというのが多分国民の感情ではないかなと思うのです。い...全文を見る
○柳田委員 地価についてはだんだん効いてきたかな、株価についてはまあまあ整理ができたかなというお話でありました。  先ほども申しましたように、このバブル経済がすべてがマイナスというふうには思っておりません。それの影響で少しは経済の成長に助けが入ったといいますか、それなりのことを...全文を見る
○柳田委員 最後に、ソ連や東欧の経済支援について質問させていただきます。  先日ゴルバチョフ大統領が来られて、政府の方も再三にわたって協議をされました。このことについては私の方も心から敬意を表したいと思っております。ただ、結果については、若干がっかりしたなという感じを持たざるを...全文を見る
○柳田委員 ソ連に関しては出方待ちというお話でありましたけれども、いらっしゃる前は大分前向きで、やろう、やろうという感じで私は受け取ったのです。今、出方待ちということであれば、少しトーンダウンかなという気がしないでもないのですけれども、以前と全然変わりがないという受けとめ方をした...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。
05月07日第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第13号
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○柳田委員 今回の法案には、我々が出してきた共同法案の中に盛り込んできた休業期間中の所得保障措置、不利益取り扱いの禁止、罰則規定、休業期間の勤務期間への通算など、安心して休業できる実効ある育児休業制度の確立のための重要な規定がなく、不満に思うわけでありますけれども、大枠の制度化が...全文を見る
○柳田委員 今、必要があるときという御答弁でありましたけれども、どういう状況が必要があるときというふうに判断をされるわけでありますか。
○柳田委員 審議会、国会内外、国民の声、積極的に、前向きにという御答弁でありましたが、正直申し上げましてぴんときていないわけであります。国民の声ということもあったわけですけれども、ここは改善をしてほしいという声が大きく出てくれば改善の対象になるというふうに理解をしてよろしいわけで...全文を見る
○柳田委員 時間がありませんので、審議会の声も大事でありますけれども、実際に働いておる皆さんの声も最大限重要視をして、積極的に前向きに改善をお願いしたいと思います。  もう一つ、第三条で休業権を労使協定で制約することを認めております。この中ですけれども、労働者の代表という文言が...全文を見る
○柳田委員 時間が参りました。今回の育児休業法、勤労者の長年の強い希望でもありました。今回労働省の御努力によりまして育児休業法が成立をするだろうという運びにまでなってきたこと、努力に対して本当に心から敬意を表したいと思います。また、この育児休業制度が今後本当に実効ある、そして子供...全文を見る
08月30日第121回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○柳田委員 きょうは大蔵省の方にもおいで願っておりますので、まず大蔵省の方にお聞きをしたいと思います。  消費税を導入されたときに、高齢化社会が参る、大変な時代だ、この高齢化社会は国民全員で賄っていくものだというふうな主張をされたと私は記憶しておるわけでありますけれども、大蔵省...全文を見る
○柳田委員 目的税とはしない。ただ、高齢化社会、これで一番重要な問題は、いろいろあるかもしれませんが、お年寄りの医療だというふうに感じるわけなんです。これだけ目的税化しないということだったわけですけれども、いろいろ現在行われているのを見ますと、公費負担という問題については一向に拡...全文を見る
○柳田委員 年金保障と医療保障、これについては負担と給付という観点でお話がありましたけれども、現実的に七割は現役世代が負担をしているわけでありまして、税といいますか公費の方は三割、この比率が今、給付と負担としては適正な割合であると認識をされているというふうにとってもよろしいのでし...全文を見る
○柳田委員 細かい一つの点について大蔵省が答弁をするのも非常に難しいかと思いますので、この後主張したいのは、今回の老健法の改正、公費負担をもっと拡大すべきだという論点でいろいろと御説明を願いたいと思っております。それをお聞きになりまして、できるだけ財政当局としても英断を振るってい...全文を見る
○柳田委員 それだけで十分であるんだろうかという感じがするんですけれども、今おっしゃった点で、今回老人保健施設などの介護的な要素の強い部分に公費負担を重点的に投入した、その意味は理解できるわけであります。ただ、それだけで二十一世紀の高齢化社会が貯えられるんだろうかという疑問に対し...全文を見る
○柳田委員 生活全般というお答えでありましたけれども、二十一世紀の高齢化社会を考えた場合に、柱を立てなければならないであろう。その一つとして、老人保健施設への三割から五割のアップというのも理解ができるわけであります。ならば、もう一つの柱として今回在宅ケアというのをメーンに置いてい...全文を見る
○柳田委員 将来にわたってその基本姿勢というのをずっと貫くと、大変なことになるんではないかなという気がしないでもないわけですけれども、今回の政府の提案、非常に理解のできるところもあるわけであります。二十一世紀の高齢化社会を見据えて、これから徐々にやっていこうという気持ちも理解でき...全文を見る
09月04日第121回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○柳田委員 今回の老健法の改正、大きな柱として一部負担増がございます。その引き上げの理由ということで、説明でありますけれども、病院の一部負担が老人保健施設等に比べると低い、同じような近いレベルまで持っていきたいという御説明がございました。ところが、患者さんが実際に負担するお金、総...全文を見る
○柳田委員 実際に寝たきり老人を抱えますと、子供が中心的になってその財政負担の面倒を見るといいますか、兄弟何人かいるわけですが、兄弟そろって面倒を見よう、最初はそういう気持ちで病院に行っていただいて、いろいろなバックアップを子供がやるわけなんですけれども、この保険外負担に耐えきれ...全文を見る
○柳田委員 検討課題とする、探っていく。やるというふうに聞いてよろしいのでしょうか。
○柳田委員 先日は公費負担のお願いをさしていただきましたし、きょうは保険外負担のお願いをさしていただいたわけでありますけれども、制度自体も非常に厳しいというのは理解をしているわけでありますけれども、実際にお支払いをする患者さんなりその御家族のことも十分考慮に入れて、我々の共同要求...全文を見る
09月06日第121回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○柳田委員 先月の三十日に我々野党が共同修正要求を出しまして、昨日自民党さんから御回答をいただきました。その御回答の内容について、限られた時間ではありますけれども、確認をさせていただきたいと思います。  まず最初に、公費負担についてでございますけれども、老人医療における公費負担...全文を見る
○柳田委員 今のお答えですと、老人保健施設の整備、介護力強化病院等の拡充ということで、施設の方については推進をしていく、さらに老人訪問看護制度の推進も積極的に図っていくというお答えでございました。おっしゃるとおりに、病院、施設等の強化も非常に大事なことだというふうに思いますし、先...全文を見る
○柳田委員 三%ということを念頭に置いてよろしゅうございますでしょうか。
○柳田委員 近年の消費者物価を見ておりますと、○・何%というときもありますけれども、おおむね二%前後というのが推移の現状ではないかと思うのです。おっしゃるとおりに、時期によってはずっと三%を超える消費者物価の時期もあるかもわかりませんけれども、当面の考えとして三%、この辺を念頭に...全文を見る
○柳田委員 現時点ではどれぐらいがめどでございましょうか。
○柳田委員 現時点でいろいろと消費者物価を考えてみますと、二%前後、消費税が導入されたときに二・一%でしたか、そのぐらいだったかと思うのですけれども、そういうことを考えていきますと、今回の今の御回答で、国会の御判断を得てその御判断を得る場合の目安といいますか、指標といいますか、消...全文を見る
○柳田委員 非常に我々の納得いく御答弁が得られないのは残念なんですけれども、一応の目安として三%を念頭に私は考えたい。ですから、今後いろいろと消費者物価の動きもあるかと思います。余り急激な消費者物価の値上がりといいますか、大きな数字が出る場合には、いろいろとまた厚生省の方にも、こ...全文を見る
○柳田委員 一層の努力をするというのはわかるわけなんですが、普通努力をする際には、いつごろにはどういうことをこうする、いつまでにはこのことについてはこうするというふうな目安を示していただければわかりやすいのですけれども、努力をするという言葉以上に何か一歩を踏み込んだお答えはいただ...全文を見る
○柳田委員 第一問目で公費負担増をお願いをさせていただきました。そして、今保険外負担をお願いをさせていただきました。道筋として、またさらに努力をしますという項目については、それなりの納得ができるのであります。ただ、完全に納得できるという段階までいかないのは、こういうことをいつごろ...全文を見る
○柳田委員 総体的に今回の改正を見まして、世代間相互の相互扶助だ。若い人が老人医療のお金については拠出もしているわけであります。一生懸命働かれて出しているお金でありますから、その痛さも我々は身にしみているわけであります。さらには、医療を受けられる、若い世代から援助を受けながら医療...全文を見る
09月11日第121回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○柳田委員 時間が短いので、簡単な御答弁をお願いしたいと思います。さらに、何度も何度も質問されたことの再確認になるかもわかりませんけれども、御返答をお願いいたします。  まず、マニフェスト制度についてでございますけれども、今回政府案の中では、爆発性、毒性、感染性の特別管理産業廃...全文を見る
○柳田委員 マニフェスト制度導入については、いろいろな事務的な煩雑さ並びに人の配置の問題とか、いろいろ問題があるという御指摘でございました。そのことについては理解ができるわけでありますけれども、厳然として不法投棄がある、これを早急になくしていきたい。まず、こういう不法投棄がなけれ...全文を見る
○柳田委員 今、十分というお言葉がありましたけれども、それはその近隣に住んでいる人の意見が十分反映されるというふうに聞いてよろしいのでしょうか。
○柳田委員 次に、排出者または不法投棄した人が、会社がわかりませんが、それがわからない場合についての質問でありますけれども、現状では不法投棄された側、うちのそばに捨てられた、大変困っているという場合は泣き寝入りをしている、何も言うことができない。言ったとしてもそれが除去されないと...全文を見る
○柳田委員 ということは、そういう情報があれば、判断をされて除去ができるということでございますか。
○柳田委員 こういうことが多くあってはならないわけでありますが、そういうものを運ぶ、除去するというのには大変な費用がかかるかというふうに思うわけであります。それは地方自治体がすべて賄うというのが現状であるかと思うのですが、この費用に対して国として補助といいます か、負担ができる...全文を見る
○柳田委員 最近ごみの問題がクローズアップをされてきまして、本法案が提出されたというふうに思っております。中身については、我々すべて一〇〇%納得、これが一番いいというふうには感じてないわけでありますが、大幅な前進であり、今後において希望が持てる、そういう気持ちを持っております。本...全文を見る
09月18日第121回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
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○柳田委員 まず最初に、ごみ処理場建設について質問をさせていただきます。  現在、全国で二百三十カ所余りのごみ焼却場、粗大ごみ処理施設、埋立地などのごみ処理場が建設中であります。これらの施設の建設に対して国の補助金は総額で幾らなのか、まず最初にお答え願いたいと思います。
○柳田委員 いろいろな地方自治体から声が出ておるのですけれども、要望も多分厚生省の方にいっておるかと思うのですが、その要望の額をトータルするとどれぐらい今あるのですか。
○柳田委員 そうしますと、予算が八百八十億円で各自治体からの要望合計が千二百七十七億円、その差が大分あるような気がいたします、ざっと見て二対三ということですから。多くの自治体が建設または建設中、新設、大分困っているというのが、現状としてこの数字から読み取れるわけであります。ごみ処...全文を見る
○柳田委員 大蔵省さんに再度お尋ねをしたいのですけれども、生活関連枠という予算がありますけれども、この中に今回の、今言っておりますごみ関係の施設に予算が配られておるのか、そのときにその根拠になる考えはどのようにしてそういう配分をされたのか、お答えをいただきたいと思います。生活関連...全文を見る
○柳田委員 五十三億配分があったということであります。総枠の中で五十三億、これで十分なのか不十分なのかという考えがあるかと思うのですけれども、今のこのごみ問題を考えておりますと、もっと重点を置いてしかるべきことではないかなというふうに私は感じるわけでありますが、こういう数字になっ...全文を見る
○柳田委員 今お答えがありましたとおり、更新期を迎えた。非常に多い予算が必要になっているということもお答えのとおりであります。そしてまた、ごみ処理の問題も早急に解決をしなければならないという問題ももう一方あるわけでありまして、今後の取り組みとして、私自身は補助金をもっとふやすべき...全文を見る
○柳田委員 今、検討してまいりたいというお答えであったわけでありますが、私が地方自治体へ行って感じるところでは、もうこのごみ処理問題は目いっぱいといいますか、早く手をつけなければ大変なことになるというところまで追い込まれておりますという感じを受けておりますので、このごみ処理施設の...全文を見る
○柳田委員 十分指導を行ってまいりたいというお答えでありました。この一般廃棄物処理場、ここに捨てられる中にはカドミウムや鉛、そして水銀など、有害物質も多く含まれておるのではないかな、そういうふうに考えますと、周りの環境汚染も深刻にならざるを得ないだろう。そういたしますと、今のお答...全文を見る
○柳田委員 環境庁が作成を進めております土壌環境基準、この中身と、今廃掃法の中でさらに規定をしておるというお話がありましたけれども、どちらが厳しいんですか。
○柳田委員 これからの課題ということでありますけれども、ごみ処理場があるところ、その周りの環境、さらにはほかの、今回土壌環境基準、物は対象は違えども、その影響を受けるのは皆さん一緒でありますので、環境庁が進めております土壌環境基準の方がさらに厳しい、今回の廃棄物処理法で決められて...全文を見る
○柳田委員 跡地利用につきましては、今、生活環境、環境汚染を考慮して努力をされるということでありますので、さらなる努力をお願いをさせていただきたいと思います。  次に、産業廃棄物処理施設の設置について二つ質問をさせていただきますが、国立公園、国定公園、自然環境保全地域の中にこう...全文を見る
○柳田委員 国立公園、国定公園、自然環境保全地域、その中に産業廃棄物処理施設があるということであります。そういうふうな実際にあるということを考えますと、今後もさらにそこに設置をされるという可能性もあるわけであります。この設置に際しては環境アセスメントの義務づけといいますか、もっと...全文を見る
○柳田委員 この施設の中で最終処分場も、この先ほど申しました中にあるというふうに聞いておるわけでありますけれども、原生自然保護地域、自然環境保全地域、国立公園、国定公園内に設置するときにはそれ相当の規制を、最終処分場でありますが、すべきだというふうに思うのですけれども、この点はい...全文を見る
○柳田委員 今の同じ質問なんですけれども、環境庁の方はどのように考えられますか。
○柳田委員 時間が来ましたので質問を終わらせていただきますが、前回の質問のときも最後に申し上げたのですが、ごみの問題は大変重要な問題になっておりますので、これからも厚生省が中心になりまして解消ができるように努力をしていただきたいと思います。  終わります。
09月20日第121回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○柳田委員 今回のごみ法案は、我が民社党といたしましては、一歩前進だということで評価をさせていただいております。きょうもいろいろと確認質問がございました。またこれで十分だというふうには思えないわけであります。今後いろいろと解決していかなければならない問題も多々あるかというふうに思...全文を見る
○柳田委員 そのように努力をしていただきたいと思います。  おとといも質問させていただいたのですが、ごみの施設の予算が非常に足りないという声も多々聞いておりますので、その予算獲得に向けても努力をしていただきたいと思います。  以上で終わります。
○柳田委員 今回の法案の中で国外犯の規定が盛り込まれております。まず、この国外犯を処罰する趣旨の御説明をお願いいたします。
○柳田委員 次に、法務省にお伺いしたいのですけれども、この条文の中に「みだりに」という言葉がよく出てくるわけでありますが、「みだりに」という表現、ちょっと説明をしていただきたいのです。
○柳田委員 最近マスコミを騒がしました事件もあったわけでありますが、今後、海外で麻薬犯罪を犯した人が日本に帰ってきた場合、これは処罰 できるようになるのか。そしてまたもう一つは、外国で処罰をされた。それが終わった後日本に帰ってきた。また日本でも処罰されるのか、お尋ねをしたいと思...全文を見る
○柳田委員 この法案について我々民社党も大いに賛成をしたいというふうに思っております。特に、今質問いたしました国外犯の処罰のほかに、不法収益の没収、マネーロンダリングの処罰、こういうふうなものが盛り込まれておりまして、この法案が絵にかいたもちどならないようにこれからも監視体制を充...全文を見る
○柳田委員 終わります。
09月25日第121回国会 衆議院 文教委員会 第1号
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○柳田委員 まず、証券問題について御質問をさしていただきたいと思います。  けさの新聞に、公立学校共済組合本部が損失補てんを受けておったという記事が載っておりました。このことについて、文部省としてどれぐらい調査して――いるのか、まずお聞かせ願いたいと思います。
○柳田委員 今回の損失補てん、私も大変残念であり遺憾だというふうに思うわけであります。特に今回出た分の時期が悪いのではないかな、通達が出た後の損失補てんですね。残念だなとなおさらのこと思うわけであります。  前回の分は別として、今回発表された分、通達があった後なのですが、このこ...全文を見る
○柳田委員 この問題はさておきまして、次の質問に移らせていただきます。質問が重複するかもわかりませんけれども、高等教育の問題について質問をさせていただきたいと思います。  私も、実は工学部の出身でありまして、今回の高等教育費充実についての要望等を読んでおりまして、なるほどと非常...全文を見る
○柳田委員 文部省としては大変な努力をしていただいていると思っておるのですけれども、財政当局である大蔵省にお尋ねしたいのですけれども、高等教育に係る予算、特別の配慮はしていただけないものなのか、まずお聞かせ願いたいと思います。
○柳田委員 私の経験からお話をさしていただきますと、私がおりましたのは東京の国立大学の船舶工学科というところなのですが、船の性能を実験するときには模型船をつくりまして、どんがらの設計なのですが、それを水槽の中ですうっと走らすわけです。その水槽、東大の水槽は何と海軍の持ち物だ。戦後...全文を見る
○柳田委員 私も奨学資金をもらったことがありますので、非常に感謝をしておるのですけれども、実際に研究をしていますと、そういうのは個人的にはもらえるのですが、研究をするその題材、これが何か企業の利益になるというものについては非常にスムーズにいくようになってきたと思うのです。ただ、い...全文を見る
○柳田委員 時間が来たので終わりますが、財政当局としては非常に厳しいというのはいろいろなところで聞いております。高等教育問題については文部省も頑張っておりますので、大蔵省としてもぜひとも御配慮をお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
10月01日第121回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号
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○柳田委員 まず最初に、シビリアンコントロールについてお尋ねをしたいと思います。  民社党が資料を要求しまして、昨日付で政府が提出をしていただきました「政府のシビリアン・コントロールについての考え方」という文書がございます。この文書の中で質問をさしていただきたいんでございますけ...全文を見る
○柳田委員 今の話を聞いておりますと国会がやはり最終的な最高機関であるという感じなんですけれども、この文章を読むとどうもそうとれない。ということであれば——ちょっと変えますが、この文章を大臣お読みになりましてそのようにとれませんか、素直に読んでいただきまして。
○柳田委員長 できましたらば、誤解のないようにこういう文書を出していただきたいと思います。  次に、PKOのことに関して質問をさしていただきます。  ことしの六月に、政経第五班ということで各国を訪問さしていただきました。いろいろと勉強さしていただきました。いい経験をさしていた...全文を見る
○柳田委員 いろいろな国も、PKOには参加すべし、今回そういうことも感じて日本もPKOには参加しようということで法案をお出しになった。私としてもこのことは大変評価をしておりまして、早急にPKOには人的貢献をすべきだというふうに感じておる一人であります。  ただ、いろいろな今回の...全文を見る
○柳田委員 一応PKOの役割、また任務なり、すべきことという点は私も一致しているというふうに思うのであります。  だんだん違ったところで相違点が出てくるわけでありますけれども、今回いろんな作戦地域といいますか、派遣する地域もあります。それで、そこはほとんどがやはり、戦時中とはい...全文を見る
○柳田委員 大切にいたしますということでありました。いろいろと議論を通じながら計画を変えていきますと、遅滞なくという言葉がまずおかしくならないでしょうか。報告を、こういう作戦をします、こういうことで計画を組みました、行かさせていただきますと。しかし、国会に報告する、議論を通じて修...全文を見る
○柳田委員 PKOが行く場所ですけれども、いろいろなところがございます。それで、その場所というのは危険の度合いもいろいろ違いますし、国の内情も違いますし、性格も宗教もいろいろな面が違うわけであります。そういうところに今後派遣をするということを考えますと、今回のこの法案がすべてそれ...全文を見る
○柳田委員 もう時間もなくなったのですが、例えばコンゴ、これは矢面に立つ人は武器使用というのがあったわけですけれども、補給はどうなるでしょうか。補給は武器を使用しませんけれども、やはりその部隊の食糧なり必要なものを運ぶわけであります。それは武力行使には当てはまりません。しかし、そ...全文を見る
○柳田委員 コンゴのPKOは実際に武力行使を行っていたわけでありますね。ただし、そこにやはり補給しないといけない、その補給は武力行使を伴わないわけでありますので行けるのかどうなのかなという感じがあります。そのことまで今回の法案が規定しているんだろうか。私は、してないんではないかと...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。
10月01日第121回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○柳田委員 まず最初に、今後の景気見通し、経済政策のあり方について質問をさせていただきたいと思います。  経企庁が十九日に発表しました国民所得統計速報によりますと、ことし四月から六月期の国民総支出は、物価上昇分を差し引いた実質で前期比〇・五%増となっておりました。これは、年率換...全文を見る
○柳田委員 質問しようと思ったところも答えていただきまして、ありがとうございます。  ただ、ちまたでいろいろなところへ行きますと、金がない、金を貸してくれないという声が非常に多く聞こえるようになったんです。今、弾力的なというふうなお言葉があったわけでありますけれども、分野は言い...全文を見る
○柳田委員 指導は大蔵省がされるのでしょうけれども、経企庁としては、産業界の味方だと思っていますので、いろいろな面で御支援のほどをよろしくお願いしたいと思います。  次に、アメリカの方に行きますと、よくリセッションという言葉を聞くのでありますけれども、日本の景気判断を見ておりま...全文を見る
○柳田委員 先ほどの各国の景気が、ヨーロッパはいい方向に向かうという御判断という感じだったのですが、ドイツに行きましたときに、やはり抱えたということで五年ぐらいは難しいかなというふうなお話も聞いたのですけれども、ほかの各国がよくなったので、全体的にヨーロッパとしては伸びるという感...全文を見る
○柳田委員 次に、バブル経済、特に土地ですけれども、破綻についてお尋ねをしたいのです。  国土庁、九月十九日にことし七月一日現在で調べた都道府県地価、基準地価を発表いたしました。住宅地で見ると、全国の年間上昇率は二・七%で、昨年の二二・二%から大幅に鈍化をいたしました。特に大阪...全文を見る
○柳田委員 諸悪の根源は土地にあるというふうな感じもしないわけではありません。いろいろなことを考えていきますと、最後には土地が高いからだというどころに行き着くような議論も多々ありますので、この土地の問題、そして住むところの問題、ぜひとも強力に推進をお願いしたいと思います。  次...全文を見る
○柳田委員 周知徹底、よろしくお願いいたします。  最後に、時期が早いかもわかりませんが、来年度の予算について予測をお示し願えればと思うのですけれども、いろいろな委員会で質問しましても、来年の税収は非常に厳しいという御答弁が返ってまいります。厳しいであろうというふうに思うのです...全文を見る
○柳田委員 民間に働いたことのある人間としては、不況といいますか、解雇という問題だけはどうしても避けていただきたいという気持ちもありまして、ちまたに行きますと来年は相当厳しくなるなという声も聞けないわけではありませんので、物価動向そして経済成長率、いろいろと注視をしながら、来年の...全文を見る
10月02日第121回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○柳田委員 今、看護職員のことが議題となって、いろいろ議論が進められたようでありますけれども、私もこの看護職員に絞って質問をさせていただきます。  政府が決めておりますゴールドプラン、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」、十分だとは思いませんが、このゴールドプランを進めなければ将来...全文を見る
○柳田委員 ほかにもいろいろと厚生省の保健医療・福祉マンパワー対策大綱ということで述べているようであります。どの分の具体的施策を見ても、すべて予算の裏づけがなければできない。また逆に、この施策をやっていくと今以上に看護婦さん、看護職員が集まるであろうということでされるんだろうとい...全文を見る
○柳田委員 ぜひとも進めていただきたいと思い ます。  先日、人事院の勧告が出まして、その中で本年 の看護職員給与の九・二%引き上げというのがご ざいました。今後の看護婦の確保を考えますと、 待遇改善というのも不可欠な問題でありますの で、今回の勧告もそれを念頭に置い...全文を見る
○柳田委員 あと、この給与のことなんですけれ ども、看護婦さんの給与というのは年をとっても 余り伸びない。それに比べて民間の給料というの は、年をとれば大分いい傾向というか、傾斜で伸 びていくという面もあるわけであります。これは 何かとりたてた理由があって給与の伸びが横...全文を見る
○柳田委員 この看護職員の問題、そのほかの施設の職員の問題、いろいろと大変な問題が多いかと思いますが、私どもできるだけ協力いたします ので、厚生省としても全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  終わります。
11月21日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第6号
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○柳田委員 質問に入ります前に、同じ選挙区の者といたしまして宮澤総理に一言申し上げたいと思うのですが、広島県、私も広島市に住んでおるのですけれども、総理になられたということ、大変光栄だというふうに存じております。ただ、国内外大変な時期に来たと、そういうことでありますので、今後も宮...全文を見る
○柳田委員 仰せのとおりだろうと思います。いろいろと冷戦後地上でも紛争が起きている。その大きな原因として、貧富がまず挙げられるであろう。まあ南北問題ということにもかかわるかもわかりませんけれども、その地域における貧富の問題、さらには宗教の問題、そして民俗の問題、この辺も原因となっ...全文を見る
○柳田委員 ただいま機動的にというお答えと、条件つきというお話がありました。  国連からこのPKOに参加をしてほしいという要請があってから実際に出るまでの期間というのは、それなりの期間があるというふうに思います。その一番大きな理由は、その行く土地土地の土壌なり風土なり、行く人た...全文を見る
○柳田委員 要するに、停戦に合意した、そして当事国が日本の受け入れを承諾した、同意したという条件ができれば、この法律案ではユーゴのPKOには参加できるのですか。
○柳田委員 三原則ができれば検討される。しかし、その三原則以外にもこういう、今言いましたように、状況は大分違いますよということを御理解を賜りたいと思うのです。  次に、もう一つ今度はイラク、クウェートのUNIKOMについて質問させていただきたいのですけれども、これは、紛争当事者...全文を見る
○柳田委員 先ほども申しましたように、七度目の非常任理事国になった日本としてもそうせざるを得ないということでありますね。  今二つ例を述べたのですけれども、このPKOの活動というものは相当幅が広いと思うのです、文民だけ参加すればいいものからPKFまで参加すべきと。しかし、その国...全文を見る
○柳田委員 国会報告で足りるというふうにお考えのようであります。  政府が閣議で決定して国会に報告されるわけであります。PKOについて国連から要請が来たときに、政府が実施計画をつくって国会に報告されるということでありますが、政治状況がどうなるか、将来は見通せないわけであります。...全文を見る
○柳田委員 一年生なもので少し言葉がわからないのですが、尊重するということは、国会がこの実施計画はだめだと言った場合は、参加をしないという旨を国連に返事をするということと理解してよろしいのでしょうか。
○柳田委員 そういうものはやらないと。我々も、先ほど申しましたように国際貢献はすべきだ、ぜひともやってほしいという立場なんでありますけれども、いろいろなものを見ておりますと、どうしても日本としてはまだ踏み込めないものもあるのではないか。それを政府が踏み込んだ場合、微妙なところがあ...全文を見る
○柳田委員 次に、今回のPKOの任務については自衛隊法三条に書き加えるべきだというお尋ねを再度させていただきたいのですけれども、国連の平和維持活動に積極的に貢献していくことは、我が国にとって今後極めて重視していかなければならない国家の基本課題の一つであるというふうな認識は、総理も...全文を見る
○柳田委員 今存立目的を基本的に変えるとおっしゃいましたけれども、それほど重要な任務だと私は思うんです。民社党の大内委員長が代表質問でも質問いたしましたように、そんな軽い問題ではない。早急に検討して自衛隊法三条に書き加えるべきだというふうに思うんですけれども、再度お答えを願いたい...全文を見る
○柳田委員 今防衛庁長官が御答弁になりました。総理、どのように感じられますでしょうか。
○柳田委員 国民の認識が今後どのように変わるか、それがあるからこそ国会承認を求めているわけなんですけれども、その国民の総意は国会がかわってあらわすわけでありますから、国民の認識がどのように変わるか、今後必要になるからこそ行くわけなんですよね。そういうふうに感じております。  次...全文を見る
○柳田委員 先日国連に行かさしていただきまして、お話を聞かしていただきました。そのときの感想を頭に入れながら、私は、国連としては問題ないですよと言った大きな理由は、PKOというのは武力行使はあり得ません、まずこれがあるかと思うんです。そしてもう一つは、日本ができることをしてくださ...全文を見る
○柳田委員 つまり、厳密に内容を、指揮権、指揮のこととか指図のことについて十分吟味をされてお答えをしたんではないだろう、もしそこまでしっかりしたものが国連とお話をして合意しましたよということがあるんだったらば、再度御説明願えますでしょうか。
○柳田委員 もう時間が余りなくなりましたので先を急がさしていただきます。  最近問題になっております国連のPKO標準手続ガイドライン、SOPと言うんでしょうか、この中に、「作戦にかかわる事項は、事務総長の権限にゆだねられる。軍事要員は、現地司令官の指揮下にはいり、出身国の指揮を...全文を見る
○柳田委員 いろいろとこの指揮と指図、議論がございました。ここではっきりさしていただきたいなと思うんですけれども、この国連のPKO標準手続ガイドライン、SOPに書かれていることも含めまして、国連の指揮に日本は従いますというふうに考えていいんでしょうか。この指揮と指図、少しはっきり...全文を見る
○柳田委員 はっきりと頭の中に入らないのですよね。それで、はっきりしたものを何か示していただければありがたいなと思うのですけれども、お示し願えませんでしょうか。
○柳田委員 我が国は国連の指揮に従うのか、総理、お答えを願えますか。
○柳田委員 指揮権ということがあるわけですけれども、国連の指揮権と部隊の指揮権、二通りあるかと思うんです。部隊の指揮権というのは当然我が国の指揮官にゆだねられる。部隊というのは指揮官がいて初めて動くことができ、武器の使用は部隊の行動とは切っても切れないものだというふうに思うのです...全文を見る
○柳田委員 もう一つ、防衛庁長官は国会答弁で、武器の使用についてチェックをするという意味から警務官をつけるという御答弁がありました。まあ、昔で言えば憲兵でありますけれども、今おっしゃいました、大変な訓練をされると。その人たちが行くわけです。それなのに、警務官をつけてチェックをする...全文を見る
○柳田委員 自衛隊員を信じて行かしていただきたいものだと思います。  もう時間がなくなったのですけれども、六月にPKOの勉強に行かしていただきまして、そのときの感想を最後に申し述べたいと思うのですけれども、PKOというのは、紛争地域に国連というものの存在を確立し、国連が持つ政治...全文を見る
11月22日第122回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○柳田委員 きょうは視点を人材確保、それから年金に絞って、二点だけ質問をさせていただきます。  まず最初に人材確保でありますけれども、私ども民社党は、去る十月二十三日付で保健医療・福祉人材確保法の制定を提唱いたしました。その中でも述べておりますように、二十一世紀を展望した「高齢...全文を見る
○柳田委員 今、頼もしい御回答をいただいたわけです。予算、融資、税制、それもありますし、法的な裏づけということで、法制化もしたいということでございました。昨今は税収不足が新聞をにぎわわしておりまして、ことしも大分厳しい状況であるし、来年になりますともっと厳しいという ふうなこと...全文を見る
○柳田委員 私どももおっしゃるとおりだと思いますので、このことについて反対をするつもりも一切ございません。御協力を申し上げたいというふうに思っております。  そのマンパワーの中で特に看護職員でございますが、人手不足ということで、運営にも支障が出ている医療機関があるというふうに聞...全文を見る
○柳田委員 いろいろな事情でおやめになった看護職員に再度現場に戻っていただくことについては、何かお考えがございますか。
○柳田委員 今、六万人中一万二千人が復帰されたということでありましたけれども、五分の一ですか。五分の四は難しいということだったのですが、その大きな理由というのは、要するに、五分の四は復帰できなかったという大きな理由はどの辺にあるとお考えですか。
○柳田委員 求人条件というのもありましたけれども、看護婦さんの働く条件といいますか、夜勤もあるし賃金も安い、しかもさらに仕事内容はきついということがあるようでありますが、この辺が理由になって自分の一番合う条件と合わない。今三つ挙げたわけですけれども、要するに、深夜があるし、給料は...全文を見る
○柳田委員 ぜひとも推進をしていただきたいと思います。先ほど申しました私ども民社党が提唱しました確保法の中でも触れておるのですけれども、今質問しました看護職員を初めとする専門家の確保、これは必要だとは思うのですけれども、それ以外にボランティア活動といいますか、こういうことで国民の...全文を見る
○柳田委員 若年層への理解を高める、非常にすばらしいことだと思います。現在六千八校というお答えでありましたけれども、日本全国の学校の数から見ると、まだまだかなという気がしないでもありません。ことし大きな問題となりましたバブルの崩壊もありましたけれども、昨今の世の中、自分さえよけれ...全文を見る
○柳田委員 よろしくお願いいたします。  次に、年金の方に移ります。  二十歳以上の学生に対する国民年金の義務的な適用がことし四月から始まりました。その理由は、来るべき高齢化社会、そして、すべての国民に対して国民年金を受けるべき権利を保障する、こういうことで、これまで任意加入...全文を見る
○柳田委員 九十万人弱というお話でありましたけれども、その義務的な適用を受ける人というのは、トータルどれぐらいいるのですか。
○柳田委員 四月から始まって、今十一月ということで、大分進んでいるというふうに思いますので、厚生省としても努力をしたんだなというふうな気がいたしますけれども、まだまだやっていかなければならないのではないかな。一〇〇%ということを目指して頑張られると思うのですけれども、今後どのよう...全文を見る
○柳田委員 この実施がありましてから、多分親の方からとか大分不満の声も寄せられたのではないかと思うのですが、私も選挙区を歩いておりまして、自分の分で精いっぱいなのに、子供に学費を出しておるのにさらに子供の年金まで出すの。か、それぐらいただにしろというふうな声まで大変言われておった...全文を見る
○柳田委員 物、金主義、自分さえよければの風潮が強い世の中でありますので、世代間の相互扶助、PRには大変な苦労を伴うかと思うのですけれど、ぜひとも進めていただきたいというふうに思います。  終わります。ありがとうございました。
11月26日第122回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○柳田委員 まず最初に、長官の決意をお伺いしたいと思うのですけれども、私も国会に参りまして、最初は前の越智長官でございました。今回は野田長官。経済企画庁でございますから、トップがかわろうともすべてが変わるとは思ってないのですけれども、やはりトップがかわれば、その独自性といいますか...全文を見る
○柳田委員 従来の自民党さんの考えと変わったと言うと怒られるかもしれませんけれども、大分方向転換をされてきたのかなあ、私どももやはり働く人たちがまず中心である、そういう基本に立っていろいろと政策を打ってきているわけでありますが、大分同じ路線を歩めるかなあという気がしないでもないの...全文を見る
○柳田委員 この特別委員会でもよく話題になったのは内外価格差でございまして、政府も中心になりましてこの価格差を縮めようというお話でございました。ところが、現段階にもなってもそれほど縮まったとは思えない。逆に縮まった大きな理由は、一ドル百何円、これが一番大きな理由だというふうに私は...全文を見る
○柳田委員 再度申すわけではないのですが、労働時間でも政府が千八百時間、一応来年までですね、そういう目標を定めていただいた結果として、労使が、会社はもう、組合も従業員もそれに向かって努力をしようということで大分進んできたと思うのです。ただ、最近の経済状況が忙しい、人手が不足したと...全文を見る
○柳田委員 長官が十一月二十二日に、「日本の経済は、拡大テンポが緩やかに減速しつつある」という御報告をなさいました。選挙区をいろいろ歩いておりますと、中小企業の人からは逆な言い方で、その判断は甘い、本格的な不景気が到来してくるだろうではなくて、もうしているというくらいまで強くおっ...全文を見る
○柳田委員 日銀が公定歩合を〇・五%、十一月十四日に引き下げました。その一番大きな理由は、経済の拡大テンポが緩やかになったか、さらには部分的に、今おっしゃったように、まだら模様でも影響が出てきたということかもわからないわけですけれども、〇・五%引き下げたというこの事実が今後経済に...全文を見る
○柳田委員 先ほどの御答弁の中にバブルの崩壊、税収不足が出てきた、税収不足が一つの影響だろうということでございました。また、特に湾岸危機に際しまして大変なお金を支出しました。増税措置をいたしたわけであります。先ほどのまた繰り返しになるかもわかりませんけれども、経済がだんだん緩やか...全文を見る
○柳田委員 大変お答えしにくい質問をいたしたわけでありますけれども、我々にとっては大変気になるところでもありますし、経済の成長にも大変影響の出る大きなテーマだと思っておりましたので質問させていただきました。  最後に公正取引委員会に質問させていただきたいのです。  薬の再販制...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。