柳田稔

やなぎだみのる

選挙区(広島県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

柳田稔の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第123回国会 衆議院 本会議 第5号
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○柳田稔君 私は、民社党を代表して、ただいま提案のありました税制三法案について、総理及び大蔵大臣に質問を行うものであります。  まず、一連の増税措置についてお尋ねいたします。  景気後退、バブル経済崩壊により、大幅な歳入欠陥が続く状況となり、宮澤内閣は、湾岸協力のための法人税...全文を見る
02月27日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○柳田委員 大臣の所信に対して数点御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、「生活大国の実現に全力を傾注してまいりたいと存じます。」ということでございました。その前に「健康で心豊かに暮らせる長寿・福祉社会の建設に向けたきめ細かな施策を推進しこというのがございますけれ...全文を見る
○柳田委員 今、二十一世紀に向けてということで、保健や福祉、子供、障害者、年金、廃棄物、項目は教えていただいたわけであります。さらに確実に一歩一歩進めるという御答弁もございましたけれども、二十一世紀、もう目の前に来ておるわけでありまして、進めなければならない項目は今大臣がおっしゃ...全文を見る
○柳田委員 ゴールドプランという十カ年戦略、十年の先を見通した計画も出ておるわけであります。厚生省の施策を見ておりますと、中期的にこういうふうにすべきだという計画といいますか、それに沿ったいろいろの施策も行われているわけでありますが、全般的に見て、中期的にこの行政についてはこうす...全文を見る
○柳田委員 所信の中に「育児に関する相談支援体制の整備、地域における児童の健全育成対策など、総合的な家庭支援対策を進める」というふうになっておりますが、具体的にはこれはどういうことを考えればよろしいのでしょうか。
○柳田委員  「育児に関する相談支援体制」、これについてはいかがですか。具体的にどういうことを考えていらっしゃるのか。
○柳田委員 家庭におりまして、私もこういう仕事をしておりますと、たまにしか帰れないというと語弊があるかもわかりませんけれども、幼稚園に上がるといいますか、小学校に上がるまでが何か大変育児に時間が割かれるといいますか、精神的にも肉体的にも疲れる。これは大臣、四人お持ちだということで...全文を見る
○柳田委員 高齢者の対策と子供の対策とすべて並べて二つの項目ずつとっていけば、今おっしゃったように格段の差がある。高齢者に対しては大変手厚いサービスがあるわけですけれども、子供を育てるということに関しては非常に低い。さっき申した車の両輪なんですが、片方はすごい大きなタイヤで、片方...全文を見る
○柳田委員 ありがとうございました。
03月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○柳田委員 今回の健保法改正は、かつて三Kと言われて赤字財政の代表のような感じでございましたけれども、今回財政が立ち直りまして財政が安定した。さらにその基盤を確立していこうということで行われているというふうに理解をしているわけであります。すなわち、これまでは単年度ごとの収支均衡を...全文を見る
○柳田委員 今までは単年度ごと、これからは五年間を見通すということでありますが、この中期的運営と単年度、いいところもあれば悪いところもあるかと思うのです。すべてが中期的になればよくなるとも思えないわけなんですが、この辺で中期的にすれば、今御説明がありましたいい点もわかるのですけれ...全文を見る
○柳田委員 メリットの方が多い、そうだろうというふうに思いますのでは、なぜメリットが多いことを今回改正しなければならなかったのだろうか。去年でもよかったし、おととしでもよかったのではないかと思うのですが、なぜ今回この方式を採用されたのでしょうか。
○柳田委員 一兆四千億円という資金ができたからということでありますが、意地悪く聞けば、一兆円ではだめなんですかということにもなりかねないわけですけれども、それはさておきまして、中期的な財政運営をすれば安定的な運営ができるということでございます。  ならば、政管健保だけではなくて...全文を見る
○柳田委員 政管健保は資金ができましたから中期的財政運営に切りかえます、ただ、健保の方は資金もないし、財政規模も小さいのでもう少し辛抱してくれ。では、将来的には、資金ができた、さらには規模もだんだんまとまってきていいことになってきたら、中期的なものも取り入れるべきだというふうにと...全文を見る
○柳田委員 最終的には一元化ということに結びつくような気もしないでもないのですけれども、先ほどいろいろと御質問がありましたけれども、高齢化高齢化、もう耳にたこができるくらい聞いております。高齢化になったときに考えなければならないのは、保険料率であり、国庫負担であり、自己負担のあり...全文を見る
○柳田委員 今、黒木保険局長からお答えを願ったわけでありますが、一元化を進めていく上での基本的考え、哲学、ここまで言っていいかわかりませんけれども、大臣に、こういう考え方で、哲学でやるというものがあれば、お聞かせ願いたいと思います。
○柳田委員 哲学を伺いまして、もう時間となりましたので終わらせていただきますが、ぜひ今後ともお進めを願いたいと思います。ありがとうございました。
03月10日第123回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○柳田委員 我が民社党は、平成四年度予算修正大綱を発表いたしました。ここには、公定歩合の引き下げ、さらには公共事業の前倒し発注等を柱にした景気対策も盛り込んでおります。また、これまでの代表質問や各委員会の質問においてもこれに沿って同じような主張を続けてまいりました。  先日、政...全文を見る
○柳田委員 今、長官の方から御説明がありましたけれども、その中身について、では今後それをどのように具体化していくのか、さらには、では時系列的にいつごろはこういうものがあるのか、御答弁ができる範囲内で結構であります。お願いします。
○柳田委員 公共事業の前倒しというのは何かお考えがありますでしょうか。もう前期にできるだけ前倒しをするとかいうことについてはいかがでしょうか。
○柳田委員 ちょっと質問の順番を変えますけれども、今お話しになりました、五つか六つでしたね、これを通称総合経済対策と考えてよろしいかなとは思うのですが、いろいろと予算も含めながらこういうことをやっていくというお考えをお示しになったわけでありますけれども、日銀が今月の六日に発表した...全文を見る
○柳田委員 全般的に見れば今長官がおっしゃったように調整の過程に入っているというふうに思うのですけれども、業種別に見ますと大変厳しいところも出てきて、売り上げがもう二〇%減とか、ことしはもう三〇%減とかいうふうな業種も出てきておるのも事実であります。全般的にはよく言われているので...全文を見る
○柳田委員 業種の名前を挙げていくと切りがありませんけれども、製造業でも大分出ておりますので、機械をつくっているところとかも出てきておりますので、できるだけ早いうちに情報を収集して手を打っていただきたいなというふうに思います。  次に、大蔵省の方にも来ていただいておるので大蔵省...全文を見る
○柳田委員 一つの例として、公定歩合でありますけれども、アメリカの場合は、景気が少しでも落ちてきて見通しがついたらばさっと下げたりしますよね。逆に日本の場合は、状況を読むのに時間がかかって、判断をする、そして実施するまでに時間がかかるということもありまして、大分この金融政策につい...全文を見る
○柳田委員 まあ別な役所をつくるのが行革に反するか反しないかということでありますけれども、行革は何のためにやるかといいますと国民のためにやるわけでありまして、縄張りを守るために、それを変えるために行革はやるのではない、国民がいかに恩恵を受けられるか、そのために行革をやっていただき...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○柳田委員 今回、分娩費が二十万から二十四万に引き上がること、さらには出産手当金の支給期間の改善が行われています。評価したいと思います。ただ、根本問題としては、やはり出生率が低下をしておる。これをいかにとめて、生めよふやせよではありませんけれども、子供を多く生む環境をいかにしてつ...全文を見る
○柳田委員 私も子育てをしておるところでありますし、大臣も四人のお子さんを育てたということでありますが、同年代に聞きますと、子供を育てるということは大変なことだということでありますので、さらなる対策をぜひともお願いをしたいと思いますし、今後とも時に触れて子供を生み育てやすい環境に...全文を見る
○柳田委員 一応めどが五年間でございますので、できるだけ早く策定をして、着実に実施をしていただきたいと思います。  終わります。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○柳田分科員 まず、教職員の給与についてお尋ねをしたいと思います。  昭和四十九年に学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法、いわゆる人材確保法というのができたわけでありますが、これができた背景並びに趣旨を御説明願いたいと思います。
○柳田分科員 今御説明ありましたけれども、要は教育というものはこれからの日本を支えるために一番基礎になるものである、そこで学校の先生についてはできるだけいい人材を集めよう、そのためにはこういう手当てをしていこうということでこの法案ができたと思うのですが、そういうふうに理解してよろ...全文を見る
○柳田分科員 ということは、では給与の差が民間と大分あったから手当をつけたというのではなくて、本来の意味のとおりだというふうに、今御答弁の中で給与に差があったのでこの手当をつけましたという御説明があったのですが、そうではなくて、いい人材を集めようということでつくられたということで...全文を見る
○柳田分科員 この義務教育等教員特別手当についてお尋ねをしますけれども、昭和五十四年度ごろには俸給表の六%相当が支給されておった。平成四年三月はどのようになるんでしょうか。
○柳田分科員 教員の平均給与というものですか、二級十九号、これが昭和五十四年俸給の六%程度で一万一千三百円、それから現在、これも同じ額ということで、率に直しますと今度は四%になるわけなんですけれども、どのあたりといいますか、どの程度がこの特別手当の趣旨に沿うのかということになるか...全文を見る
○柳田分科員 この人材確保法の第三条に、「義務教育諸学校の教育職員の給与については、一般の公務員の給与水準に比較して必要な優遇措置が講じられなければならない。」ということで政府の責任が定められております。となりますと、文部省が予算を確保して、そしてこういうことでありますので人事院...全文を見る
○柳田分科員 ということは、人事院の方がこの一万一千三百円で現在も、平成になってからでも結構だという御判断で、それに従って文部省としてはその手当を支給しておるということでしょうか。
○柳田分科員 今の教育職員の就職についてお尋ねをしたいと思うのですけれども、教員の採用試験の競争率でございますが、昭和五十七年から昭和六十三年ですか、昭和の後半を見てみますと、競争率が大体五倍前後あったわけでありますけれども、平成元年になりますと四・五倍、平成二年になりますと四・...全文を見る
○柳田分科員 総合的にいろいろなことを行って、いい教員を集めて、さらには教員の教育、と言っては言葉がちょっと違うかもしれませんが、質を高めていくというのも大事かと思うのです。ほかの職とこの教育というのはやはり意味合いが大分異なってまいりますし、将来の日本を支えるまず第一歩でござい...全文を見る
○柳田分科員 若い人の間でそういう熱意がたくさん出てきておる、それを消さないようにさらに伸ばしていっていただきたいと思います。繰り返すようですが、その一つの裏づけも要りますので、ぜひとも文部省としても頑張っていただきたいなと思います。  少し時間が残りましたので、大臣にちょっと...全文を見る
○柳田分科員 いろいろと今の教育言われておりますけれども、画一教育、皆さん同じレベルに、上はたたき、下はできるだけ上げようとするけれどもドロップアウトしてしまうというのが今の教育の基本だろうと私は思っているのです。これは大いなる間違いだ。子供はそれなりに自分のしたいこともあるし、...全文を見る
○柳田分科員 いろいろと議論があるところだと思いますけれども、これからの文教、文部省、学校教育、資源のない国でありますので、大臣を初め文部省の皆さんには頑張っていただきたいと思います。
○柳田分科員 お褒めの言葉までいただきまして、ありがとうございました。  本当に教員の質については我々民社党も精いっぱいいろいろな面で御支援をしたいと思いますので、連合時代でもございますので、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○柳田分科員 ことしの四月から社会保険診療報酬が改定されるということでございますので、このことについて御質問をさせていただきます。  まず、この改定の特徴といいますか、基本的考えをお聞かせ願いたいと思います。
○柳田分科員 適正な技術料の評価というふうなことでございまして、大分医療に対する質の評価をそれなりの報酬で、言葉はまた繰り返しになりますが、裏づけをしていこうということであります。  先ほどの厚生委員会でも健康保険法の一部改正も通りまして、財源がこちらに回るということも聞いてお...全文を見る
○柳田分科員 今御説明がありましたように、看護料の二〇%アップ、夜勤体制、労働時間短縮、大変いいことだというふうに思います。高齢化社会がだんだん進んでまいりまして、労働力が、若年の労働力も大分これから少なくなるという中では、看護婦の確保、質の充実、そういう意味からして今回の措置は...全文を見る
○柳田分科員 じゃ、この精神病院の看護料、基準に満たないところは点数が下がるというわけでありますが、これも四月から実施をするということでございましょうか、点数の引き下げは。
○柳田分科員 看護婦さん等の数が少ない、標準に満たないので、看護料の引き下げといいますか、それで対応するように病院を指導していこうという趣旨だろう。おっしゃることはそれなりに理解ができるのですけれども、精神病院、これを特別扱いをするという気持ちはないのですけれども、やはり同じ病院...全文を見る
○柳田分科員 とても経営が悪化するとは考えられないということであれば、病院がつぶれるようなところは一軒もないはずだということになるわけでありますが、いろいろと調査をされて、とても経営が悪化されるとは考えられないという結論に達したかと思うのですけれども、本当にこの看護料を引き下げた...全文を見る
○柳田分科員 繰り返すようになるかもわかりませんけれども、以前精神病院にかかっていた、出てこられて事件を起こす人を最近特に新聞で見るわけですよね。今回のこの引き下げ、理由はわかるのですけれども、もし厳しくなってもう病院が難しい、では帰ってください。引き取ってくれる病院があればいい...全文を見る
○柳田分科員 経営者については仰せのとおりかもわかりません。でも、そこに入っている患者さん、そして万が一事件を起こした場合に、期間はわかりませんが、据え置いてでも努力をしなさいというのが人情ではないか。経営者のスタイルはわかるのですけれども、患者さんのことやいろいろな社会のことを...全文を見る
○柳田分科員 もう時間がなくなりましたので次に行きます。  中医協というのが先ほど出ましたけれども、これはどういうものなのか、構成メンバーばどういうものなのか、御説明をお願いします。
○柳田分科員 その中には病院の代表というのは入っているんでしょうか。
○柳田分科員 医師五名の中に病院を経営していらっしゃる方もいらっしゃる、その方を通じていろいろな御意見は中医協に反映をされておるということでございます。病院、いろいろと医療法のこともありますし、今のこの診療報酬も病院の経営にもかかわることでありますので、いろいろな面で病院のことが...全文を見る
○柳田分科員 精神病院の看護料の一時据え置きが認められなくて非常に残念だと思いますが、時間でございますので、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○柳田分科員 まず、PKOについてお伺いをしたいと思います。  先日、国連の明石さんが国会にいらっしゃいましていろいろとお話をしたというふうに承っておりますけれども、この明石さんがPKOに対して日本が協力をすべきだというふうな感じで多分お話をしたのじゃないかなと思うのですが、現...全文を見る
○柳田分科員 このカンボジアのUNTACですけれども、新聞紙上では大変大きな規模だというふうに報道されております。このUNTACに対する日本の協力について具体的に何かお話があったのでしょうか。
○柳田分科員 PKFについては何かございましたでしょうか。
○柳田分科員 今の御説明で、現段階で日本が協力できるところは非常に範囲が狭い、全体の活動から考えますと狭いような気がするわけなんですが、衆議院は通過したわけですけれども、参議院段階でこれからいろいろ議論されるわけでありますが、仮定のお話の質問はしませんけれども、現段階で行けないわ...全文を見る
○柳田分科員 先ほどロジというのがありましたけれども、これは民間人で十分足り得ることなんでしょうか。
○柳田分科員 私ども、このPKO法案については、何とかして成立をさせたいという気持ちが強かったわけでありますが、結果的に国会の事前承認とすべきだという主張が入れられませんで、断腸の思いで反対をせざるを得なかったわけであります。今局長の御説明がありましたとおり、このUNTACに対し...全文を見る
○柳田分科員 先ほど局長の御説明で、イデオロギーの対立はなくなった、一方紛争はこれからますます起こるであろうというふうにおっしゃっておりましたけれども、そうすると国連の活動、特にPKOの重大さが増してくるわけでありますが、その今後のことについて日本として、法案は法案と考えていただ...全文を見る
○柳田分科員 私も国会の調査でドイツもスウェーデンもカナダも行かせていただきまして、今大臣がおっしゃったとおりだろう、だろうというよりとおりだというふうに勉強させていただいて帰ってまいりました。ですからこのPKOというのはやる必要があると思われますし、行ってもそれほど変に心配する...全文を見る
○柳田分科員 各PKOについて参加費用は出すというお話でありましたけれども、政府としては最善の法案ということでPKO法案を出しているわけでありますから、UNTACのことも既に頭の中にあるかと思うのですが、それに対する予算というのはまだお決めになってないということでしょうか。
○柳田分科員 ということは補正を組むということなんでしょうか。
○柳田分科員 一般的なことを聞いてよろしいでしょうか。今も予算を審議しておりまして、予算関連法案があります。ということは、法案が通ってから予算はどこからか探してくるというふうにすべての法案がそうなってしまうんですが、普通ですと予算があってその中に必要な法案があってともに一緒に走る...全文を見る
○柳田分科員 ドイツやスウェーデン、カナダヘ行ったときに、それの予算は組んでありますとおっしゃっていたのですけれども、日本は法案が通ってもないのですか。何か不思議なことだと思うのですよ。最善の法案と思って出します、それはもちろん最善の法案だということで出すわけです。通さなければな...全文を見る
○柳田分科員 その都度措置をしていく。どこから持っていらっしゃるのでしょうか。
○柳田分科員 UNTACの三十億ドルの三〇%と明石さんがおっしゃったのは、日本が国連に拠出をして国連から出るわけでありますが、そうじゃなくて、日本が派遣をする人の費用というのは、直接国内のどこかの省庁の予算が見なければならないのです。ですから、その予算がどこの省庁の管轄なのか、つ...全文を見る
○柳田分科員 その都度集めて訓練をするわけですか。国会承認を求めたときの、それは相ならぬと言った理由の一つに迅速性が言われておったわけでありますけれども、その都度集めて訓練もせずに行くということは考えられませんから、訓練をし、さらには語学まで教えていくとなれば、その都度集めておっ...全文を見る
○柳田分科員 研究、検討は既に終わってなければならないはずなんです。もう法案も出して既に衆議院も通過したわけでありますから、これから実際の訓練とか検討していきますということは、もう目前にカンボジアというのはわかっていたわけでありますから、具体的にこういうことをしなくちゃならないし...全文を見る
03月13日第123回国会 衆議院 本会議 第11号
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○柳田稔君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております平成四年度予算三案について、反対討論を行います。  反対の第一の理由は、省庁の縄張り、与党の権益優先の予算となっており、我々が求めてきた生活先進国型の予算編成にほど遠いものであるだけでなく、宮澤内閣の生活大国の公約...全文を見る
03月26日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○柳田委員 昭和五十二年に松くい虫防除特別措置法が制定されまして、十五年にわたり国、都道府県、市町村が積極的に防除対策を講じてきた結果、松くい虫被害は昭和五十四年度の二百四十三万立方メートルから平成二年の九十五万立方メートルまで約四割の水準に下がっておる。このことは、我が党は従来...全文を見る
○柳田委員 今御答弁を聞いておりますと、精いっぱいの努力を行っておるし、今後も続けていくという御答弁であったわけでありますが、今おっしゃられたような努力をしておるというにもかかわらず、国有林野事業の財務状況を見ますと、債務残高が平成二年は二兆二千五百億円、三年度が二兆四千六百億円...全文を見る
○柳田委員 今大変努力をしているというのは理解ができます。が、しかし、財務の改善という点について考えてみますと、この財務は改善しなければならないというのも目標であるわけであります。  ことしの予算を見ておりますと、平成四年度の累積債務対策として一般会計から昨年度より二九・四%増...全文を見る
○柳田委員 私は今の努力、聞いていてそれなりに評価したいと思うのですが、長期的に乗り越えられるという御答弁でありましたけれども、この国有林野事業だけで債務が返済できるような感じにはならないのではないかな。つまり、森林の持つ公益的機能を配慮して一般会計からさらに増額をして繰り入れな...全文を見る
○柳田委員 努力をしなければならないというのは重々わかるわけであります。そして現場の皆さんにも大変な努力をお願いしているというのも理解をしておるわけでありますが、ただ、この債務残高を見ておりますと、だんだん希望も消えていくのかな、とはいえ、やはり林業を守らなければならないという気...全文を見る
○柳田委員 時間がなくなったわけでありますけれども、さらに不確定要因の多いGNPの予想さえも出ているわけでありますし、今回のこの経営のバランスシートについても、条件はこうこうこうだからこういう感じになりますというものくらいは出せるのではないかな、また、出しても条件さえはっきりして...全文を見る
04月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○柳田委員 まず、特定施設の整備についてお伺いをしたいと思います。  今回のこの法案によりまして特定施設の整備が推進されることになりますけれども、この特定施設はほかの都道府県の産廃、産業廃棄物も受け入れることが可能なのか、まず御質問したいと思います。
○柳田委員 今、公共性が高いということで受け入れは可能だという御答弁がありましたけれども、都道府県または市町村においては、他県の産業廃棄物の流入を規制する条例や要綱があるというふうに聞いておるのですけれども、この条例や要綱、この分と法案との関連というのはどういうように考えればよろ...全文を見る
○柳田委員 再度お伺いしますが、法案と各市町村または都道府県、まあ府県になるかと思うんですけれども、条例との兼ね合いです。受け入れませんという条例があるところは、今のお答えですと、広域化からは大分難しくなるんではないかと思うんですけれども、この法案と条例との関連はどのように考えれ...全文を見る
○柳田委員 将来特定施設があるところにできた、しかし、そこの市町では、条件がつくのでしょうけれども、条例によって他県の産廃は受け入れない、そういうものがあるとした場合に、今の広域化、この法案との関連、その市町に対して具体的にどのように指導されるつもりでございましょうか。
○柳田委員 再度お聞きしますけれども、例えば首都圏を考えますと、東京都の場合はこういう最終処分場みたいなところはないわけですが、条例で東京都のものは受け入れませんとはっきりしておりますから、今回も無理でございますという場合には、厚生省も何らかの指導をされるのか。  今、理解を一...全文を見る
○柳田委員 そこの地方自治体の理解を得なければ持っていけないという状況は、今の御説明で、その点については理解を求めるよう努力をしますとおっしゃったことは私もわかるわけですけれども、今の段階では余裕があったとしても、あと何年か先、もうどこもごみで手いっぱいになってしまって、これ以上...全文を見る
○柳田委員 部長のおっしゃることはよくわかります。当面についてはそれで結構だろうと思うのですが、例えば二十一世紀の初頭とかその辺を考えた場合には、多分難しくなるだろうというふうに思いますので、先々もよくお考えになりながら今後進めていただきたいと思います。  次に、行革の観点から...全文を見る
○柳田委員 今おっしゃったのは、よく言われております大阪フェニックス事業。十年間かかってこの一つでしょうか。
○柳田委員 八十名もいるセンターがありながら、十年間てだった一つの事業しかやっていません。実際にやったのは大阪フェニックス一つです。そして、今おっしゃいましたように、これから東京湾とか名古屋の方もされるというふうな感じでありますが、この東京フェニックス計画というのも、聞くところに...全文を見る
○柳田委員 ありがとうございました。終わります。
04月15日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○柳田委員 振興財団についてお尋ねを申し上げます。  この振興財団設立のために五年間で国が十億円、そして地方公共団体が三十億円拠出することになっておりまして、これにプラスしまして民間事業者が百二十から百二十五億円余りを拠出するということになっております。この基金の大部分、今数字...全文を見る
○柳田委員 差別がないようにお願いをしたいと思います。  また、この財団の役員構成についてお尋ねをしたいと思うのです。春というのはよく天下り先がどうのこうのという問題が出るわけでありますが、この財団の役員構成、やはり国民の理解を得られるようなものでなければならないと思うのですけ...全文を見る
○柳田委員 天下りがどうのこうのという問題がたびたび聞こえますので、そういう批判に当てはまらないように役員構成はお願いしたいというふうに思います。  次に、整備計画の認定についてお尋ねを申し上げますけれども、第六条で、主務大臣は、整備計画の認定をするときは、関係都道府県の意見を...全文を見る
○柳田委員 意見の内容により十分尊重いたしますということなんですけれども、いろいろと反対意見というのも一部から出るというのは予想がつきますし、現段階でもあるわけであります。努めます、聞きます、しかし、その御意見を入れますとこの計画、つまり整備計画が前へ進まなくなる、こちらの方が大...全文を見る
○柳田委員 今部長がおっしゃったとおりだと思います。ごみの問題も大変だ。しかし、設備をつくる地域についてもいろいろと反対意見なり問題が出てくるかと思うのですが、諸般の事情を考えながら将来を見通して、できるだけ地域の事情も聞きながら将来に対応していただきたいと思います。  終わり...全文を見る
04月15日第123回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○柳田委員 この法案では、国立大学の学部再編と施設整備のための施策が盛り込まれております。私は、この法案の具体的中身に入る前に、高等教育の充実について、まず政府の姿勢をただしたいと思います。  昨年の十二月十二日公表されました臨時行政改革推進審議会の第二次答申の中で、大学の将来...全文を見る
○柳田委員 今御答弁されたことについてはわかります。先ほど申しました、地域社会や地域産業、さらには大学と自治体の関係、住民へのサービス、この辺については、中長期的ではない、早急にやるというふうにお考えでございましょうか。
○柳田委員 今大学と地方自治体との協議機関については機会をとらえてという御答弁でありましたけれども、機会というのはどういう機会でございましょうか。
○柳田委員 では、その機会にはこの辺の協議に入られる、協議機関の設置についてもいろいろ提起しながら進めていくということでよろしいのでしょうか。つまりことしの六月スタートかもわかりませんし、年末かもわかりませんが。
○柳田委員 大学の主体性、文部省としては御留意を促す――いろいろと問題はあるかと思うのですが、やはり大学はその地域の大学であるというのも一つの特徴ではあるかと思うのです。大学の主体性というのもどこまで認めるべきなのかという問題があるかと思うのですけれども、できますれば、御留意を促...全文を見る
○柳田委員 開かれた大学をつくるということで大変評価をしておりますので、できるだけ努力をしていただければと思います。  よく言われますけれども、大学の活性化ということが聞かれます。この活性化ということを考えてみますと、地元の若者に進学の機会を与える、これはもちろんであるでしょう...全文を見る
○柳田委員 今回の法案の中で財務センターが創設されるわけでありますけれども、国公立大学の施設の老朽化、狭隘化に対する措置というふうに感じております。今この国公立大学の施設の老朽化その他で、目的といいますか目標とします施設を新しくするということを考えた場合に、総額としてどれぐらいお...全文を見る
○柳田委員 今のお答えは、今回の法案でそれだけ出るというのも含まれておりますでしょうか。
○柳田委員 要するに、まだまだ足りない。一生懸命どこからか財源を持ってこなければ対応がきかないのではないかなというのだけはよくわかります。先ほど大臣がお答えになりましたように、どれだけやればいいかというのも理解はできます。  ちなみに私がおりましたときの水槽は、海当時代の持ち物...全文を見る
○柳田委員 精神論としては私もそれで大変すばらしいと思うのですが、具体的にどうするんだ。正直言って、既にもう改築してほしい、新しい施設を買ってほしいということは、多分いろいろなところから出てきているはずだと思うのです。先ほどの御答弁の中で二百億、一千億、いろいろありましたけれども...全文を見る
○柳田委員 大変難しいというお答えだろうと思うのですけれども、やはり財源はどこかに求めなくてはならないだろう。郵便貯金、その中で国際ボランティア貯金と称しまして、ボランティア活動や環境保全のために預金の利子の一部を海外援助するという制度があるというのは御存じだと思うのですけれども...全文を見る
○柳田委員 もう時間がなくなりましたので、最後の質問をいたしますけれども、大学における教養課程のことであります。  私も大学に行きまして教養課程を受けたわけでありますが、ほぼ高校の延長だなというふうな感じを持ったのですけれども、最近、特にいろいろなところで専門の分野の方も入って...全文を見る
○柳田委員 大臣のおっしゃるとおりだと思います。特に気にかかるのが、理工系と文系の教養課程のとらえ方が、また若干我々はどうなのかなという気がするのですが、これは今の考えていくと、どちらも同じように包括できるかと思うんですけれども、授業を受ける立場からすると大分違うような気がするん...全文を見る
○柳田委員 時間になりましたのでやめますが、私の聞いたところによりますと、ある数学の大家で世の中に通貨があるというのを知らなかった方もあるというお話を聞いたことがあるのです。教養課程の大事さというのは身にしみてわかっておりますので、今後予算獲得に向けて御尽力をお願いして、質問を終...全文を見る
04月21日第123回国会 衆議院 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会商工委員会逓信委員会土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第2号
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○柳田委員 まず、国土庁長官にお尋ねをしたいと思いますが、この法案による施策と従来の地方振興施策との相違についてお尋ねをしたいと思います。  本法案と同じように、地方に拠点となる地域を定め整備を行うという地方振興策、今までいろいろと出てまいりました。新産業都市、工業整備特別地域...全文を見る
○柳田委員 大変力強い決意をお聞かせ願いまして、やはりこれでどうにかなるなというひそかな期待も、物になるような気がいたしております。ぜひとも頑張っていただきたいと思っている一人でありますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、拠点都市地域の指定及びその際の県内のバラン...全文を見る
○柳田委員 単独の市や町ではなくて、やはりその範囲といいますか、まとまった圏で考えていくというふうに理解をさせていただいてよろしいわけですか。
○柳田委員 そう考えますと、今回の拠点都市地域の指定及び整備に当たりまして、まず第一に考えなければならないのは、このことが県内の一極集中をさらに加速させるのではないかという問題であります。  このことは全国共通の問題になるのではないかと思うのですけれども、一例を挙げて、私の地元...全文を見る
○柳田委員 今お答えいただきましたとおり、バランスを考えて進めていきたいということでありましたけれども、現実的に大変重要な問題になっているというのも御存じのとおりであります。  東京一極集中ということはよく言われておるのですけれども、県内一極集中というのも、これは今例を挙げたと...全文を見る
○柳田委員 大分時間がなくなりましたので、飛ばさして質問させていただきたいと思うのですが、建設大臣にお尋ねをしたいと思うのですけれども、この法案によりまして拠点都市地域が指定されます。そうなりますと、その市だけではなくて周りの町村も入ってくる。そうなりますと、その町村というのは大...全文を見る
○柳田委員 農業の一番大きな問題は後継者難だというふうに聞いておるわけでありますが、これが進みまして、若者が日ごろはほとんどが会社に行って仕事をする、農業の方はお父さん、お母さんが仕事をなさる、大変高齢化されていると聞きます。これがどんどん進んでいきますと、通常畑、田んぼを見る人...全文を見る
○柳田委員 大変厳しい道のりだと思うのですけれども、個人的には評価をしている一人でありますので、頑張っていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
04月22日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○柳田委員 きょうはどうもありがとうございました。一番最後でございますので、一点か二点ほど、時間もございませんのでお聞かせ願いたいと思うのですが、大輪先生、福島先生、馬嶋先生にお聞きしたいと思うのです。  今回、特定機能病院を初めとして機能の体系化が進むわけであります。これは第...全文を見る
○柳田委員 どうもありがとうございました。  時間も余りなくなったのですけれども、サラリーマンの立場でちょっとサジェスチョンといいますか、教えていただきたいのですが、三時間待って三分診療、よく言われることですし、さらには病院に行きまして、初診ですか、それから検査をして数カ月後に...全文を見る
○柳田委員 今お話を伺っていますと、国民も意識改革をしてほしいというお答えであったかと思うのです。我々自身としても変えなきゃならないと思うのですが、心情的に、やはり大きなところに行けばそれで安心するという面もございます。このことについては我々もいろいろと考えていかなきゃならないと...全文を見る
○柳田委員 時間でありますけれども、今回の法改正の趣旨は十分理解をして、一歩でも前に進めるべきだという御意見だと承りました。ただ、この法案の中を見ておりますと、相当地域の皆さんにお願いをせざるを得ない面が多々あるかと思いますので、今後も医療の充実に関して精いっぱいの御努力をお願い...全文を見る
04月22日第123回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○柳田委員 この長野オリンピック、いろいろと御質問がありましたけれども、私は別な観点から御質問させていただきたいと思います。  国民はいろいろなスポーツをやっているわけでありますが、反面、大分体の弱いといいますか、骨が弱くなったとか、体力がなくなったとかいう子供たちもふえている...全文を見る
○柳田委員 お答えできる範囲だけで結構なんですが、具体的にどのようなことをやっていらっしゃるか、教えていただけますでしょうか。
○柳田委員 私の場合は持ち時間が大変少なくお願いしましたので、質問は用意してあるのですけれども、大分時間も経過しておりますので、長野オリンピック、ぜひとも大臣がおっしゃったとおり、一つや二つ、そんなけちなことを言わず二けたぐらいを目指すぐらいの覚悟でぜひとも頑張っていただきたいと...全文を見る
05月13日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○柳田委員 けさの理事会におきまして、この審議しております医療法の改正に対する我が党の見解をお出ししました。いろいろな項目にわたって要望を書いておるわけでありますけれども、きょうはこの要望に沿って質問をさせていただきたいと思います。  今回の改正、私が生まれる前にできたのがやっ...全文を見る
○柳田委員 十分理解をしているという御答弁でありましたので、そのことを法案に明記をするということくらいまでは踏み込んでやっていただければと思います。  次に、特に看護婦さんに限って御質問をさせていただきたいと思うのですけれども、今の御答弁にもありましたように、良質の医療を提供す...全文を見る
○柳田委員 向上に努力をされるということでありますので、ぜひとも具体的な施策をもって進めていただきたいと思います。  次に、インフォームド・コンセントについてお尋ねをしたいと思います。  今までの医療というのは、どちらかというと医者から患者に与えられる医療という気を私は持って...全文を見る
○柳田委員 我々も病院にかかるわけでありますが、仲間の皆さんに聞いてみても、医者からいろいろと説明を受けたとか、薬をもらってもその中身の説明があったとかいうことはほとんど今まで経験をしたことがないというのが実情ではなかろうかな。さきの公聴会でも、お医者さんの方はいろいろとやってお...全文を見る
○柳田委員 けさ要望を出しましたので、その御回答が近いうちに得られるかと思うのですが、近いうちというのは、その回答の中にでも示していただければ大変ありがたいと思います。  それから、先進国の多くの中には、患者の権利ということで法律の中に決めておるところもあります。例えば、病状や...全文を見る
○柳田委員 審議官が御答弁されたとおり、現時点では厳しいかもわかりません。ただ、将来にわたって、要するに今回の医療法の改正も四十年ぶりぐらいですかの改正であるわけでありまして、また、これも当面の分だけの改正ではなくて、将来も見た改正であるということを考えれば、今必要な信頼関係、さ...全文を見る
○柳田委員 患者の権利を認める前には患者の義務も必要であろうということはこちらもわかりますので、将来の課題ということでお考えを願えればありがたいなと思います。  次に、紹介という制度も今回できるわけであります。この厚生委員会でも時々議論になっておることでありますけれども、患者個...全文を見る
○柳田委員 事前通告している分からちょっとずれるかもわかりませんが、私の知っている人で、元来血液が固まりやすい体質というのですか、持っていらっしゃった。医者の方はよく知っていたのですけれども、歯の治療に行ったときに、血が出てとまらないから止血剤を与えられた。患者個人は何も知らなか...全文を見る
○柳田委員 次に、僻地と言われているところのアクセスの面について御質問したいと思うのです。  急患といいますか急を要する患者、こういう人たちをそれなりの設備の整った病院なりに運ばなければならない。よくヘリコプターを使えばということも言われております。さらには、今局長が御答弁のよ...全文を見る
○柳田委員 四十七都道府県ありますけれども、そのうちヘリコプターが必要なところは限られてくるかと思うのですが、ほぼいいところまで進んだといいますか、必要なだけのものはほぼ現段階は整っていると理解してよろしいのでしょうか。
○柳田委員 ぜひとも頑張っていただきたいと思います。  次に、医療機関の機能の体系化について御質問をさせていただきたいと思います。  今回の改正、厚生省の今後の方針というのは、医療機関の機能の体系化を今後も図っていくというふうなことだと私は思うのですけれども、そういうふうに理...全文を見る
○柳田委員 私も医療機関の機能の体系化は進めていくべきだというふうに思っております。ただ、この問題についてもいろいろと各党御質問があったようでありますけれども、地域の医療の問題、地域特性を考えていかなければこの機能の体系化が難しいのではないかな。先ほど来から質問がありますように、...全文を見る
○柳田委員 医療の体系化ですけれども、同じ病状でも軽い患者と重い患者がいるわけでありまして、重い患者は適切な最良の医療が受けられるようなところにどうぞ行ってください、軽い患者はそれに適切な最良の医療が受けられるところにどうぞ行ってくださいという紹介制度もあるわけであります。逆に考...全文を見る
○柳田委員 患者の立場に立ってみたときも、自分の体がこれは重い、そう思ったときはそれなりに必要な適切な診療を受けたい。ところが、よくしたいところは頭打ちにされ、そういう機器が入れられないという状況がありますと、逆に不公平を生むのではないかなという気がいたしますので、審議会の御答申...全文を見る
○柳田委員 次に、老人保健施設と特別養護老人ホーム等の費用負担についてお尋ねをしたいと思うのですけれども、費用負担、サービスのレベル、これを考えていきますと、老人保健施設、特別養護老人ホーム等、余り整合性がとれてない面があるのではないかという気がするわけであります。その辺の整合性...全文を見る
○柳田委員 先ほどの質問とダブるわけでありますけれども、透析の問題であります。  お答えはお聞きしたわけでありますけれども、我が党も党として一応御回答賜りたいと思いますので、先ほどの質問と同様な趣旨になるわけであります。そういうことはありません、適切なそれに必要な医療のサービス...全文を見る
○柳田委員 ありがとうございました。  次に、療養型病床群を制度化するということでありますが、このことについての質問であります。  この制度化がうまく進めばいいなというふうに思うのでありますが、一歩仕方を間違えますと大変なことになるのではないかな。と申しますのは、例えば病院の...全文を見る
○柳田委員 最後の質問をさせていただきたいと思うのです。  以前、私はサラリーマンをしておりましたので、医療に対する一番の不満は、最初も申し上げましたとおり、三時間も待たされて三分間の診療しかしないのか、これがサラリーマン時代の一番の大きな悩みだったのですけれども、私の例を引き...全文を見る
○柳田委員 この医療法の審議を通じまして私も考えることが多かったわけでありますが、その一つは、医療サービスを提供する側にもいろいろと努力をしてもらわなきゃならないのですが、一方受ける側の国民の方も、相当意識改革をしてもらわなきゃというよりも、する点が多いのではないかなという気がい...全文を見る
05月15日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○柳田委員 まず最初に、確認質問を一つさせていただきます。  老人病院、老人保健施設、特別養護老人ホームの費用負担、サービスのレベル、これについて整合性をとるよう努めるべきだと思いますけれども、いかがでございましょうか。
○柳田委員 対応をよろしくお願いをしたいと思います。  次に、特定機能病院の制度化に関係して、紹介率について御質問をさせていただきたいと思います。  この紹介外来制の制度、それなりに私どもとしては理解をしておるつもりであります。また、患者の流れをつくるためには、これも必要なこ...全文を見る
○柳田委員 ぜひともお願いをしたいと思います。これが進めば、重大な病気を持った患者さんが三時間待って、五時間待ってということが解消されるのではないかというふうに思いますので、地域事情をよく勘案の上、進めていただければと思います。  この紹介率に関連しまして、大学病院の方について...全文を見る
○柳田委員 今のお答えは、紹介率の設定については非常に難しい、できればない方がいいというふうな感じにもとれるのですけれども、いかがでございましょうか。
○柳田委員 厚生省が適切にお定めくださいということでありますけれども、地域の核をなしているということもわかりますし、さらには教育のこともあるというのも重々わかるわけでありますが、今この法案の改正に当たって、患者の流れをできるだけつくっていって、適切な医療をだれでも受けられるように...全文を見る
○柳田委員 基準というのもありますし、自分で努力してつくる目標というのもございますので、いろいろと勘案をしながら進めていただきたいと思います。  それから、特定機能病院の承認をする際に、診療科目がいろいろと挙げられているわけでありますけれども、この中に歯科が入っていない。つまり...全文を見る
○柳田委員 よろしく対応をお願いしたいと思います。  やっと医療法も最後の段階を迎えたわけであります。一歩前進ということで評価をしたいと思います。まだこれからも大きな課題があるかと思いますので、第二次、第三次と進めていかれると思いますが、ぜひともいい医療供給体制ができるように、...全文を見る
05月20日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○柳田委員 きょうは、保育についてお尋ねをしたいと思います。  午前中の質問でもございましたけれども、出生率が大分減ってきておる。平成三年では一・五三ぐらいにまで落ち込むのではないかというふうに言われております。こうなりますと二十一世紀を支える子供たちが大幅に減少する。このこと...全文を見る
○柳田委員 もう既にこのことは何回もこの委員会でも取り上げられまして、早急に手を打たなければ大変なことになるということは、皆さん一緒のことだろうというふうに思うのです。なぜこれまで出生率が低下をしてきたのだろうか。午前中もいろいろとありましたけれども、この要因については大まかなと...全文を見る
○柳田委員 今いろいろと原因を答えていただきましたけれども、一つ一つそうだなというふうに納得する点が多うございます。それで、これに対してどのように対応をしていったらいいのだろうか。私が三人の子持ちですと言うと、大臣は四人の子供を育てましたという御答弁は前にいただいたわけであります...全文を見る
○柳田委員 今、国民のニーズにこたえて、いろいろなことを考えていかなければならないというふうにお答えを願いました。  実際に保育についてはいろいろな施策が行われているというふうには思います。しかし、逆に今雇用の状況を見てみますと、保母さんも三K職場になるのではないか。三Kという...全文を見る
○柳田委員 今は保母さんが集まらない集まらないといった地域のことを申し上げたのですが、今度は逆に保母さんが余ってしょうがないところもあるし、これからはそれもふえるであろう。と申しますのは、若い人がだんだん都会に集まり出して、そこで子供を育てる。夫婦共働きをしなければ食べていけませ...全文を見る
○柳田委員  今度は、先ほど申しました保母さんが余っているところについて御質問といいますか、ちょっと提案をしてみたいと思うのですけれども、都会ではなくて、要するに若い人が町に出ていっておるところというのは、若い世代、子供が少なくなるかわりに、お年寄りの比率がふえておるということも...全文を見る
○柳田委員 いろいろと進めていただきたいと思うのですが、お年寄りの面倒を見るのも何か資格が要るものがいろいろとあるそうですし、何十時間か研修しなければならない。あいている時間と言っては怒られるかもしれませんが、そういう時間を使ってお勉強していただいて、そういう資格を取っていただく...全文を見る
○柳田委員 また、地域には幼稚園というのもありまして、この幼稚園も多分同じような状況に相なるのではないかな。まず厚生省の保育所が姿勢を示していただければ、おのずと幼稚園の方の所管の省も考えざるを得なくなるのではないかな。今御答弁でありましたとおり、トータル的に地域をどうしていくの...全文を見る
06月19日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○柳田委員 今までの御質問が看護婦さんの方が中心でございましたので、私の方は社会福祉事業法の方についてできるだけ質問をさせていただきたいと思います。  平成元年の十二月に高齢者の保健福祉分野における公共サービスの基盤整備を進めるためということで、平成二年度を初年度としますゴール...全文を見る
○柳田委員 約二年経過したわけでありますが、今のお答えを聞いておりますと、それなりの進捗状況にはなっているというお答えでございました。あと十年後、平成十二年ですか十三年ですか、その状況を考えたときに、今の二年間を延長していけばほぼ達成できるというお見込みをお持ちなのか、達成をした...全文を見る
○柳田委員 今お答えがあったので、ある程度は安心ができるかと思うのですが、人の確保の問題については、やはり若干不安が残るのではないかなという気が私はいたしております。  と申しますのは、これから若年労働人口がだんだん減っていく。一方、世の中は時短が進むと同時に、それなりの賃金も...全文を見る
○柳田委員 労働時間短縮というものは今世の中の流れでありますけれども、もう公務員は既に五月から完全週休二日制ですし、この辺も考慮をして、早急に社会福祉施設の方においても完全週休二日制、週四十時間勤務を達成した方がいいのではないかというふうに思うのですが、いかがでございましょうか。
○柳田委員 今の若い人たちは、就職する際にいろいろと考えるかと思うのですが、まず完全週休二日制というのが一つの大きなポイントになるのではないか、そして、その次に賃金が来るのではないかというふうに思うのです。いい人材をたくさん集めるためには時短を進めなきゃならない、そして賃金もでき...全文を見る
○柳田委員 では、しっかりと努力を見させていただきたいと思います。  それから、あと今度はホームヘルパーの確保についてお尋ねをしたいと思うのですけれども、ゴールドプランの中では十万人を目標としておる。何としても実現をしなければならないというふうに私どもは考えるわけであります。こ...全文を見る
○柳田委員 政府が示したゴールドプランでありますので、ぜひともこの達成ができるように、するように努力していただきたいと思いますし、私どももやはりゴールドプラン、それ以上のものを望みたいと思うのですが、できるだけバックアップをしていきたいと存じております。ただ、若い人の立場から再度...全文を見る
11月27日第125回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○柳田委員 まず最初に、廃棄物の輸出入の実態についてお尋ねをいたします。  現在の廃棄物の輸出入の実態はどのようになっているか、まず御説明をしてください。
○柳田委員 今、したいという御要望だというお話でありましたけれども、現実的には廃棄物の輸出入は一切行われていないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○柳田委員 現実的にされているのかいないのか、イエスかノーか、お願いします。
○柳田委員 把握してないというお答えであれば、じゃ今まで何ら問題がなかったと、要するに廃棄物の輸出入において。輸出においても輸入においても今まで一切問題なかったということなんでしょうか。
○柳田委員 ということは、今まで一切輸出入の現実はなかった。しかし、バーゼル条約の関係上廃掃法の一部改正をしたいというふうにとらえてよろしいのでしょうか。
○柳田委員 じゃ、この改正ができれば、そういう情報も入るし、的確に運用ができるシステムができるということですか。
○柳田委員 現実的には情報が入ってない、しかし、こういう改正をすればできるということであるならば、何としても成立の方に我々も協力をしたいと思うわけでありますけれども、答弁を聞いていますと、何かちょっとこちらの方も勘ぐりたくなるような気もせぬでもないのですけれども、お言葉を信じたい...全文を見る
○柳田委員 若干飛びますけれども、今バーゼル条約について加入をしておる国々、先進国もあれば後進国もあるかと思うんですが、どんな感じでしょうか。
○柳田委員 はっきり聞き取れなかったんですけれども、後進国の方はどんなですか。
○柳田委員 そこで、ちょっと気になるのは、例えば発展途上国のある国に日本から産業廃棄物を輸出する。しかし、相手の国は埋めてしまいますという法律ですべてオーケーです、だからどうぞ持ってきてくださいというふうに言われた場合、日本の国内事情を考えた場合には、これはどういう処理をしなきゃ...全文を見る
○柳田委員 厳しくとおっしゃいましたけれども、じゃ具体的には日本の国内の規則にのっとった、またはそれ以上の厳しさがなければ輸出は認めないということなのでしょうか。
○柳田委員 今度は輸入なんですけれども、輸入の観点はどういうふうな観点でしょうか。
○柳田委員 この輸入のことでありますけれども、今おっしゃったように、そういうシステムができているものについては輸入を認めるというお話でございました。お話だけではなるほどなと思うのですが、その担保といっては大変厳しいかもわかりませんけれども、それが本当にあるかどうなのか、そしてそれ...全文を見る
○柳田委員 今お話を聞いておりますと、厚生省だけではどうしようもないだろう。外務省も関係あるでしょうし、ほかの省庁も関係あるような中身だろうと思うんです。それに関係する省庁が一体となってこの問題は進めていかなければならないと思うのですが、その取り組み姿勢といいますか、連携について...全文を見る
○柳田委員 ほかの国の、その相手国の国内事情、また先ほど、どういうふうに処理をするのか細かいことまでチェックしなければ輸出業者の認可をしないという御答弁もあったわけでありますから、外務省さんとも相当綿密な連絡をとりながら、さらにはその相手国の国内の状況も相当調べなければならないと...全文を見る
○柳田委員 努力をしていただきたいと思うのです。  ちょっと細かいことになりますけれども、ごみを出すときに料金がかかれば、各家庭ともいろいろと考えるのではないかなという話し合いもいろいろとしているのですよ。しかし、それを表立って我々議員が言うというのはどんなものかなという反対意...全文を見る
○柳田委員 先日、あるところに行ってちょっと見学をさせていただいたのです。家庭から出る食べ残り物ですね、御飯が残ったとか、あとは野菜の皮をむいたその皮を捨てるとか、そのままぽんと出してしまいますけれども、あれを土に戻すような方法もいろいろと考慮されているところに勉強に行ったのです...全文を見る
11月30日第125回国会 衆議院 商工委員会厚生委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○柳田委員 まず冒頭に、リサイクル法について若干お尋ねをしたいと思います。  なぜこれを冒頭へ持ってくるかといいますと、今回のバーゼル条約に関しても、しなければならないことだというふうに思うのですが、やってみるといろいろな条件がちょっと違っておかしな結果になったと。特にバーゼル...全文を見る
○柳田委員 このリサイクル法も厚生省の廃棄物処理法と車の両輪になって進める。若干こういう問題が出てまいりますと、よく俗に言われておりますが、各省庁の縄張り争い、連携が非常にまずいという言葉も若干出てくるわけなんですが、今回のこのバーゼル条約に絡む法案についても、環境庁、通産省、外...全文を見る
○柳田委員 リサイクルをするということを考えれば、今まで取引のあるところ、さらにはほかの国々にも働きかける、お願いをしたいと思うわけであります。  しかし一方、もう一つ考えなければならないのが今度は地球環境。加盟は勧めるけれども処理ができないところにまで廃棄物を持っていったので...全文を見る
○柳田委員 いろいろな国と折衝なさるということですが、大変結構なことで、やっていただきたいのですが、そうしたら我が国がその話し合いに応じるスタンス、レベルがあるかと思うのですが、その辺はどの程度に考えておけばよろしいのでしょうか。
○柳田委員 この条約を締結する国々の中には、日本の処理の基準から比べると物すごくレベルの低いといいますか、雑な国もあるかもわからないわけですよね。だから、相手の国がオーケーを出しましたから、はい、持っていってよろしいですというわけにもいかないのではないかなという気がするのです。だ...全文を見る
○柳田委員 時間が来たのでやめますけれども、ある一部からは海外の廃棄物まで考える前に自国の中のごみの処理も考えろ、そっちが先じゃないかという声も大分聞かれますので、国内の中のごみの処分についてもさらに御努力をお願いしたいことを申し上げて質問を終わります。ありがとうございました。
12月08日第125回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○柳田委員 まず、予算についてお願い、御要望させていただきたいと存じます。  先ほど来から各党から出ておりますけれども、学校の事務職、栄養職の給与を国庫補助から除外しようというふうな報道もあるわけでありますが、これは従来どおり教育水準の維持向上を図るという観点からも引き続き行っ...全文を見る
○柳田委員 不正があるという問題もありますけれども、要するになぜ導入したかというと、今大臣が御答弁になったことだろうと思うのです。ただ、それが、いびつな教育と私は言いたいのですけれども、その辺がゆがめられてしまって今の現状に立ち至ったのではないか。  しかし、観点を変えてみます...全文を見る
○柳田委員 今文部省が調査をされている、その報告を聞いてということでありましたけれども、余り言い過ぎると問題があるかもわかりませんが、業者テストと取り扱いが一緒でしたよという結論が出たら、じゃ、公的なものも廃止しろという議論にもなりかねないわけですね。現実に私も学生時代、アルバイ...全文を見る
○柳田委員 ですから、なぜそれほどまでに学校の先生方が偏差値に頼り過ぎるのか。
○柳田委員 大学の進学率というのは約三割でしたか。高校の進学率というと九割近いわけですね。(鳩山国務大臣「九割を超しています、九六%」と呼ぶ)九割を超しているわけですね。その差が約六割あるのですよ。その六割の人まで学歴偏重といいますか、学歴社会に導入されておるとは言いがたい問題も...全文を見る
○柳田委員 外国に行きますと、中学校で習った英語を使えれば十分会話できるというふうに教えられていますし、私も高校へ行きまして微積分とか集合とか難しいのを習いましたけれども、今ほとんど役に立っていないという面もありますので、いろいろと文部省でもお考えになっていい方向を導き出していた...全文を見る