柳田稔

やなぎだみのる

選挙区(広島県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

柳田稔の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
議事録を見る
○柳田稔君 大臣に質問するのは久々でございまして、僕もこの世界に入って十年たちます。十年前にほかのハウスの厚生委員会で大分お世話になりまして、いろいろとこの年金の経過についても私なりに勉強はさせてもらったつもりなんですが、それはそれとして、まず冒頭聞きたいのは、この通常国会の予算...全文を見る
○柳田稔君 景気対策が一番の課題だということですよね。景気対策が最優先事項であると。  きのう、クエスチョンタイムを聞いていましたら、総理は、景気対策が一番である、財政再建は後回しです、財政再建の計画の骨格を示すというのは今時期ではありません、今は一も景気対策、二も景気対策、三...全文を見る
○柳田稔君 橋本政権のときに国、地方を合わせた額が四百五十兆円ぐらいでしたね。当時は、国の財政はこのままではだめになる、国がおかしくなる、よってやらなきゃならない、そう言っていましたよね。今や、それから比べると二百兆円近く膨らんでいるわけでしょう。もっとひどくなっているんですよね...全文を見る
○柳田稔君 だから、国は小渕総理を初め、我々も景気対策優先だと考えている。ただ、その後が違うのは、我々はただここまで膨れ上がった六百五十兆円という借金のことを考えると、その財政再計算の骨格ぐらいは示すべきではないかと我々は思っているんですけれども、でも自民党を初め自自公さんはそん...全文を見る
○柳田稔君 では、議論を次に進めていきますけれども、今回の年金改正というのは基本的に国民の多くが将来に対する不安を逆に大きくしているんじゃないかと私は思うんですよ。要するに、六十から六十五までなったときに一体どうして食べていこう。その解決策は何も示さない。あなたたちが勝手にやれと...全文を見る
○柳田稔君 そこで、予算委員会等の審議を聞いていますと、公共投資、去年の初めはよかったですね、大分効きました。それ以降振るいませんね。あれだけ補正をつくって、あれだけ金をばらまいても余り効かなくなりました。なぜなんでしょうね。これは厚生行政とは違うかもしれませんけれども、先ほど大...全文を見る
○柳田稔君 要するに何を言いたいかというと、今まで一生懸命一年半かけて、また今度の本予算も公共投資に大変重きを置かれてやられていますよね。しかし、そう芳しい答えは出なくなってきたし、マイナスとは言いませんけれども、その面については少しプラスかもわかりませんけれども、GDPの一割で...全文を見る
○柳田稔君 ことしは衆議院選挙があります。二〇〇〇年最初の選挙で、二十一世紀の前半といいますか初めの方向性を決める選挙ですから大変重要な選挙だと思いまして、私もいろいろと歩き回っているんです。いろいろな人の話を聞いたり、サラリーマンの人、お年寄り、女性、いろいろ話を聞いているんで...全文を見る
○柳田稔君 いや、政治家丹羽雄哉先生として言ってください。
○柳田稔君 私見はお聞きしましたけれども、すべて忘れておきます。  大臣にお聞きします。  雇用に対する不安、将来の年金に対する不安、よって個人消費が伸びない、このことについて大臣としてはどうお考えですか。
○柳田稔君 個人消費が伸びない理由について、将来の年金に対する不安、それは六十から六十五まで食べるためにどうすればいいか、それに対する将来の不安、このことが個人消費の伸びの足を引っ張っているんではないですかと私は考えますけれども、大臣はこのことについてどう考えますか。
○柳田稔君 まだ質問も三分の一ぐらいしかやっていないんですけれども、大臣、いいですか、今、大臣はおっしゃいましたよね、将来に対する設計を国民に示すことが必要だとおっしゃったんですよ。  議論を一番最初に戻します。六百五十兆も借金をしているこの国が、だれがどう考えたって不安ですよ...全文を見る
○柳田稔君 話としての次元は違うかもしれませんけれども、なぜ年金の将来設計を示した方がいいか、その理由は不安を取り除くためと大臣はおっしゃったんですよ。年金に対する不安を取り除くためにこれを導入した方が国民は安心しますと大臣はおっしゃったんですね。同じじゃないですか、不安を取り除...全文を見る
○柳田稔君 終わります。
03月15日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
議事録を見る
○柳田稔君 質問に入る前に、ちょっと委員長にお尋ねしたいのでありますけれども、当委員会の自民党の委員の数は何人なんですか。
○柳田稔君 今、何名出席されているんでしょうか。  本委員会は、平成十二年度の予算を審議している委員会じゃないんですか。政府・与党というのは一体どこなんですか、委員長。(「何を言いたいのか、全然意味がわからない」と呼ぶ者あり)  大先輩にこういうことを申すのはなんでありますけ...全文を見る
○柳田稔君 質問をすることはやぶさかではないんですよ。国会は議論する場ではありませんか、それで政府の責任を持っているのは与党の皆様でしょうと。なぜ与党の皆様は出席されずに議論だけしろとおっしゃるんですか。非常に不思議な話だと私は思うんですよ。  私も、しばらくの間ここの国会の中...全文を見る
○柳田稔君 じゃ、野党は引き揚げましょうか。勝木先生、野党は引き揚げましょうよ。それでも委員会は成立するんだそうですから、それぐらい根性があるんだそうですから、引き揚げましょうよ。野党が引き揚げれば委員会は成立しないんですから。違うんですか。
○柳田稔君 一回ちょっといろいろとほかの筋とも話をしてみましょう。野党さんが引き揚げてしまったら委員会の定数が成り立つかどうか。そんな無責任な与党であるんだったら、与党をおりたらどうかなと私は思うんですけれどもね。我々はかわって与党をやってあげますので。  では、質問をさせてい...全文を見る
○柳田稔君 内容についても御記憶されていると思うんですけれども、それで、こういうものを突拍子に持ち出しますと、みんな一体何なんだろうかと思いますので、その前提条件として、この平成九年というのは患者の自己負担を一割から二割に引き上げた年です。負担増をするだけでは申しわけないので、抜...全文を見る
○柳田稔君 では、今回の予算案に盛り込まれておるのは、この平成九年に与党が協議した内容、抜本改革案は、大臣が思うに、政府が思うに抜本改革案は十分に盛り込まれておりますということですか。
○柳田稔君 この文書は国民に対する約束でしたよね。一歩一歩とは書いていないんです。緊急な課題だと書いてある。二十一世紀初頭には医療保険制度が破綻してしまうことは明らかである、急がなければならない、平成十二年度を目途に抜本改革を実施すると書いてあるんですよ。ということは、この文書を...全文を見る
○柳田稔君 ですから、丹羽先生が自民党政府の中心に座ってまとめられたんですね。これを実施します、平成十二年度に実施しますとおっしゃったわけですよ。それで、当時、自己負担が一割から二割に上がったけれども、負担は負わすけれども本当にやってくれるんだなということで、国民はそれならと納得...全文を見る
○柳田稔君 ことしの二月七日、社会保障制度審議会、こちらから医療保険制度の改正について答申が丹羽厚生大臣にありましたね。  その中にどう書いてあるんですか。これは私だけが言っているんじゃないんです。政府の社会保障制度審議会ですよ。それが丹羽大臣にこう言っているんです。「本審議会...全文を見る
○柳田稔君 大臣、私が聞いているのは、こうして大臣は約束したんですよ、文書に残して。自民党政府は約束したんですよ、国民に。これは認めてくださいよ、あるんですから、証拠が。そして、今回、平成十二年度の予算書を見たら医療改革についてどれだけやっているかも出ていますよね、金目があるんで...全文を見る
○柳田稔君 何か大臣、一生懸命逃げの一手を打っているようでありますけれども、社会保障制度審議会の答申というのは大変重みがあると僕は思うんです。通常いろんな法案なりの答弁を聞いていますと、審議会でこういう答申がありました、これを尊重してやりますというのが普通の今までの答弁であります...全文を見る
○柳田稔君 もう時間ですからやめなきゃならないんですけれども、最後に大臣、できないんだったらこんなのは書かない方がいいですよ。国民をだますようなことをしない方がいい。現実としてできなかったんだから。平成十二年度に抜本改革を実施すると書いたんですよ。それで、できなかったわけでしょう...全文を見る
03月22日第147回国会 参議院 本会議 第8号
議事録を見る
○柳田稔君 私は、ただいま議題となりました民主党・新緑風会、日本共産党並びに社会民主党・護憲連合の三会派共同提案による国民福祉委員長狩野安君解任決議案につきまして、発議者を代表し、提案の趣旨を御説明いたします。  まず、決議案文を朗読いたします。     国民福祉委員長狩野安...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第19号
議事録を見る
○柳田稔君 昨日、厚生省の人にいろいろと質問について意見交換をさせてもらったんですけれども、それから大幅に離れて質問いたしますのでよろしくお願いしたいと思います。  まず、この児童手当法は今の政府がお出しになりましたし、この法案は予算とも連動いたしております。それでお聞きしたい...全文を見る
○柳田稔君 手続について私は聞いているのではなくて、丹羽先生は自民党の、政策では決定権を持つとまでは言いませんけれども、相当重要な発言もできるようになっていると思うんですが、そういう立場も勘案して、自民党さんもこの法案並びに予算案がベストだ、そういう信念を持ってお出しになったので...全文を見る
○柳田稔君 ごもっともだと思うんです。  先ほど今井先生の質問に対して、個人的な発言ということもありましたけれども、法案を出した以上、予算を国会に出した以上、内閣も与党も責任を持って出したわけですから、これは与党の政策が一致してこういう方針だから出します、これがベストですといっ...全文を見る
○柳田稔君 特に、先ほど今井先生も数値のことを少しおっしゃっていましたし、佐藤先生も先日おっしゃったかと思うんですけれども、トータルの額がほとんど変わっていないんです、平成二年までは。ところが、今回倍増以上にされたんです。これはすばらしいことだなと私は評価している。やっと自民党も...全文を見る
○柳田稔君 初めてそういう答弁を聞かせてもらいまして感激いたしております。  従来は、僕らが与党にそう言っていたわけです。すると、与党は何と言ったかというと、児童手当というのはまあないよりあった方がいいかなという程度だ、それよりは住環境とか教育環境とか雇用環境を整える方が先だ、...全文を見る
○柳田稔君 突っ込んで聞かない方がよかったかなと思うんですけれども。いろいろ批判もある、国民の声も聞きながら、自民党はよく言うんですよ、国民から批判があれどもこれが正しいからこの政策をやってきましたとよく言いますね。この児童手当については、大臣、今認めたじゃないですか、自民党も充...全文を見る
○柳田稔君 消費税を引き合いに出されましたけれども、あれは今にして思えばいい制度をつくったのかなと。我々は、やり方の手順が違うと当時民社党は言って、必要だけれども手順が悪いんじゃないのということで反対せざるを得なかったんですけれども、消費税が根っからだめだと言っておったわけではな...全文を見る
○柳田稔君 大臣、間違えないでください、三歳までを小学校に入るまでに延ばしましたとか。前は縮めたんですよ、逆に。知っていますか。額を上げるために縮めたり、いろんな小細工はしているんです。──失礼しました、小細工と言ってはなんですけれども、いろんな方策は講じてきているわけですよ。そ...全文を見る
○柳田稔君 それは手続としてわかっています。ですから、大野先生の所属している公明党さんもそうですし、大野先生自身も過去そうであったように、これはもっともっと必要なんだよ、充実するべきだという主張があったじゃないですか。ですから、その主張を与党内でもっとやってほしい。自民党もやっと...全文を見る
○柳田稔君 大臣、逃げちゃいけませんよ。僕はこれでやめようかと思ったんですけれども、また何で逃げるんですか。  さっき、自民党はその方針を確認して法案を出したんですと言ったじゃないですか。予算も出しましたと自信を持っておっしゃったじゃないですか。だから、児童手当はさらに充実すべ...全文を見る
○柳田稔君 そうなんです。今はこれでいいでしょうと。細かい話は何か変な面もあるもので反対するそうですけれども、うちの党は。  だから、今度は「当分の間」と書いてあるから、それは来年なんだというふうに漏れ伝わって聞いているんで、それに向けてもっとやってくださいよと言っているだけな...全文を見る
○柳田稔君 いや、手続を僕は聞いているんじゃないんです、大臣。手続の話を聞いているんじゃないんです。三党間の合意というのは、自民党がこうだと、公明党さんはさらにこうするんだと言っているわけじゃないですか。どこを見ても後退はないじゃないですか。だから、できるだけ公明党さんの考えに近...全文を見る
○柳田稔君 時間ですので。
05月29日第147回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○柳田稔君 今回、国会に正式に選挙制度を議論する場が持たれましたので、民主党という立場もありますが、きょうは自由討議ということで、私の個人の意見も交えながらしばらくお聞き願いたいと思います。  思い返しますと、平成五年の衆議院選挙の際に、日本の政治も行政も経済も大改革が必要だ、...全文を見る
○柳田稔君 先ほどの述べたことについて、ちょっと自民党さんに質問したいのでありますけれども、政治改革は抜本的にやらなきゃならない、その一つの大きな問題が選挙制度だという我々は認識を持っています。ところが、平成六年の衆議院選挙の抜本改革のときに、自民党さんは参議院においても反対され...全文を見る
○柳田稔君 最初の質問については、もう言い出しますと議論が始まりますから。  最初の採決のときは基本的な構想について自民党さんが反対されて、あと二%条項とか五項目か六項目、何かあったんですね。それで選挙制度が本当に変わるかというと、関係ない分野で、最後どうされたのか知りません、...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
議事録を見る
○柳田稔君 臨時国会もあしたで最後と。この両法案も質疑時間はきょうを含めて十九時間半と。我々としてはまだまだ質疑をしたいな、いろんなことをお聞かせ願いたいなと、そういう思いもあるのでありますけれども、きょう採決という運びになりました。今回の医療、そして健保は大変大きな問題が残って...全文を見る
○柳田稔君 法案を平成十四年度に提出し、日にちは別として平成十四年度から実施すると御答弁いただきましたので、今度は実現をしていただきたい、もう裏切らないでほしいという思いをいたしております。よろしくお願いします。  次に、老人に係る外来の一部負担と高額療養費、これについて質問さ...全文を見る
○柳田稔君 次に、医療法関係に移ります。  まず、看護職員の人員配置基準について質問させてもらいます。  今回の医療法等の改正は、高齢化に伴う疾病構造の変化や医療の高度化、さらに医療についての情報提供のあり方などの医療を取り巻く環境変化を踏まえ、今後とも良質な医療を効率的に提...全文を見る
○柳田稔君 次に、広告規制の緩和についてお伺いいたします。  こうした医療提供体制の整備とあわせて、個々の医療サービスが患者の立場に立って提供されていくことが医療の質の向上や効率化のために必要です。医療現場でもできる限り医療機関側の情報を患者に提供、開示して、患者が適切に医療機...全文を見る
○柳田稔君 法案に関しての最後の質問になりますけれども、医療機関の情報開示という点でさらに重要な事項は、カルテ開示の法制化を行うことです。今回の改正案においてそれが見送られたことは残念でございます。  平成十年六月の厚生省のカルテ等の診療情報の活用に関する検討会報告書では、諸外...全文を見る
○柳田稔君 いろいろありがとうございました。  まだ時間が数分あります。  実は私が初当選したとき、最初に入ったのが社労委員会でありまして、最初の厚生大臣が津島先生で、当時から厚生行政、いろいろと指導を賜ってまいりました。もう十年前ですけれども、あれから十年たちまして、いろん...全文を見る
○柳田稔君 あと二年先、大きな問題を解決するに当たって、我々、そのとき野党か与党かわかりませんけれども、一緒になって議論をしていいものをつくりたい、そういう思いは大臣と一緒でありますので頑張っていきたいということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうござ...全文を見る
○柳田稔君 私は、ただいま可決されました健康保険法等の一部を改正する法律案及び医療法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、無所属の会及び二院クラブ・自由連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗...全文を見る