柳田稔

やなぎだみのる

選挙区(広島県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

柳田稔の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月30日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○柳田稔君 冒頭に、今日の新聞をずっと読んでいますと、衆議院の解散先送り、総選挙先送りという見出しが載っています。今日は幸いにして女房役である官房長官がいらっしゃいますので、質問させてもらいたいんですけれども。  今日、総理は、追加経済対策の発表と併せて政権運営の方針を明らかに...全文を見る
○柳田稔君 今日の会見で解散先送りという発言があるのかなと思ってはいるんですが、一方じゃ今日は触れないよという話も伝わってきまして、さあどちらが本当なのだろうかと、それもちょっと心配になりまして聞かせてもらいましたが、今日夕方はお触れになるんでしょうかね。どうでしょうか。
○柳田稔君 ありがとうございました。  では、冒頭、日本の自衛隊についてお三方の認識をお聞きしたいんですが、今日の私の質問の趣旨は、自衛隊を領海・領空外ですね、外に出すときの基準、まあ国の方針といいますか、だんだん分からなくなってきたもので、それを確認させていただきたいというの...全文を見る
○柳田稔君 国内では自衛隊だと、海外に行くと軍隊だと、そういう答弁だろうと思うんですが、違いますかね、官房長官。
○柳田稔君 じゃ、国内では自衛隊、では海外から自衛隊を見ると軍隊だと、そういう理解でもよろしいですか。
○柳田稔君 あいまいなんですよね、これが。いつもこれが最初に疑問として残るんです。日本でいろんな話をするときは自衛隊だとおっしゃる。ところが、PKOの調査団で海外に行ったときとかいろんな話を海外でするときは、海外の人たちは日本の自衛隊は軍隊だというふうな位置付けで話をされるんです...全文を見る
○柳田稔君 そうなんですよね。個別的自衛権はあるわけですから、それを守るために軍隊を日本は保有しているわけですよね。それでよろしいですか。
○柳田稔君 いや、だから、分かっているんです。だから、海外に行って外務大臣が説明するときに、自衛隊だということを言っても海外の人は分かりませんよね。自衛隊だというのは一体何なんだと聞きますよね、必ず。そうすると、海外の人が分かるように説明しないといけませんよね、日本の自衛隊という...全文を見る
○柳田稔君 じゃ、ちょっと角度を変えて、世界の先進国や主要国を含めて日本の自衛隊のような組織を持っている国ってあるんですか。
○柳田稔君 だから聞いているんです。各国、自分たちの実力部隊は軍隊だと思っているわけですよ、各国の人たちは、皆さん。ところが、そこで日本の自衛隊が出てくるから理解をされないんじゃないのかなと。されないと日本の自衛隊の位置付けというのも分からないから、いろんな要求が海外から来るんじ...全文を見る
○柳田稔君 では、日本の自衛隊が海外に初めて出たとき、まあこれ大使館とかそこで武官で行くとか、そういう問題は別にして、日本の自衛隊が初めて領海外に出たのは何でしょうかね。いつごろ、何で行ったのか、防衛大臣。
○柳田稔君 そうなんですよね。ちょうど官房長官と私は衆議院当選が一緒なもので、当選してきたら湾岸戦争が始まりまして、国内はどうしたらいいんだと。おとといの答弁でも、お金だけ出して済むのかという答弁をさんざんされていましたけれども、相当苦しんだときに国会に参りました。いろいろ勉強さ...全文を見る
○柳田稔君 事前に細かい質問をしていませんので細かい答弁はできないかもしれませんが、それはそれとして、政府の重要な三人の大臣ですから、どういうお考えを持っているのかなと思って聞いています。  あの湾岸戦争までのときは、自国が攻められたとき以外は絶対に自衛隊は海外に出してはならな...全文を見る
○柳田稔君 そうなんですよね。ある、さっき言いましたように、特定の場合を除いたときは自衛隊は、実力部隊は領海外には出さないという方針を政府が持っていたんですね。それは、我々当時野党でしたけれども、我々も同じでした。  しかし、おとといの答弁にありましたように、お金だけじゃ済まな...全文を見る
○柳田稔君 なぜPKO法案が必要と思ったのか。  それまでは、さっきも言いましたように、限定的な場合を除いたら自衛隊は海外に行っちゃいけないというのが、これは与党も、自民党も含めて、方針だったんですね。ところが、湾岸戦争で、お金だけ出しちゃ済まないよと、日本人も汗を流せという声...全文を見る
○柳田稔君 どうぞ、いいですよ。
○柳田稔君 官房長官の認識はそれで、御本人の認識ですから。  実は、私、当時からずっとかかわっていまして、当時私は民社党でした。それで、PKO法案を作ろうか、国連平和維持活動に参加できないかという趣旨で衆議院で派遣があったんです、院としての派遣が。当時、自民党さんで参加されたの...全文を見る
○柳田稔君 五原則というやつですよね。でも、一番大きなのを忘れてませんか。これは国連が行う活動だということです。いいですか。国連が行う活動だから日本は参加しますと、ただしこういう条件を付けますよといって。大本は国連がする活動なんです。  違うところは、多国籍軍に参加するというの...全文を見る
○柳田稔君 防衛大臣、どうですか、同じ。
○柳田稔君 大分前の話なんで記憶も薄れているかもしれませんけれども、PKOは国連がやる活動だからというのが大前提なんですよ。国連決議があって、多国籍軍がやるということについては、日本は参加できないというのが当時の判断だったんです。だから、PKOというものを前面に押し出してやったわ...全文を見る
○柳田稔君 今話をしているのは自衛隊の派遣についてですからね、あくまでも。多国籍軍が行って、紛争は終わりましたと、人道的活動が必要だからといって文民が行ったこと何回かありますよ、それは。それで結構なんですが、今の議論は自衛隊の派遣についてやっていますからね。だから、PKO法案作っ...全文を見る
○柳田稔君 繰り返しで申し訳ありませんけれども、PKOのときは国連の活動だからというのがあったわけですよ。ところが、それ以降のイラクやインド洋についてはこの活動ではないんですね。国連の活動ではないですよね。それだけはいいですよね。
○柳田稔君 それで結構なんです。国連が主体的にやっている活動ではなくて、国連決議に基づいて参加できる各国が参加して行っている活動なんですね。それは通常、多国籍軍って言うんですね、同盟軍とか言いますよね。違います、防衛大臣。うなずいてくれたから。
○柳田稔君 そうなんですよね。だから、国連の活動しかできなかったものが、ついには決議さえあれば多国籍軍にも参加すると。現実、参加していますよね。この飛躍が非常に分からなかったんです。  先ほど官房長官がおっしゃってくれたのは、こういう環境が整えば考えますよとおっしゃっていました...全文を見る
○柳田稔君 だんだん苦しい答弁になってきたのもよく分かるんですが、ですから冒頭聞いたんです、外務大臣に、自衛隊を海外にどう説明されているんですかと。お答えになりましたけれども、不十分だから、うまく説明ができないから今のような答弁になってしまうんですよね。何で自衛隊は海外に行けない...全文を見る
○柳田稔君 もう十分もなくなったもので、はしょって聞くかもしれませんけれども。  防衛大臣、武力行使をするときに補給支援も全部一体化して行動しませんか。別々に行動するんですかね。意味分かってくれましたか。前線に出る人と後方でいろんな活動をする人いますよね。一体化しないと作戦は実...全文を見る
○柳田稔君 それが普通の考えですよね。  ところが、日本の政府って面白いんですね。前線と後方支援は一体化していないと、ばらばらだと、ばらばらだから日本の自衛隊は行けるんだと、これもまた分からない、僕、理屈なんですよ。そう思いません、防衛大臣。
○柳田稔君 私は作戦を遂行するときは一体化だと思っています。それを別々のものだと言う方がおかしいんじゃないかと、世界の常識から懸け離れているなと、ああ、これが自衛隊なのかと海外の人は見るんじゃないかと思いますよ、私は。私は率直にそう思っているだけで、今の政府がどう思っているかは分...全文を見る
○柳田稔君 昭和五十五年のを持ち出してきたんですか、すごいですね。よく役所はやっぱり動きますね。  でも、そういう議論をすると、昭和五十五年にこういう答弁していましたからそれはまだ生きていますとおっしゃるんだったら、そうしたら湾岸戦争の前のことに戻ったっていいわけ、自衛隊は一切...全文を見る
○柳田稔君 もう三分しかないものでやめますけれども、外務大臣、今の答弁は間違っていますよ。PKO理解していませんよ。PKOは多国籍軍の活動じゃないんです、何回も言いますけれども。国連の活動なんです。だから、今の答弁、はっきりおっしゃるんだったら、次回またその発言をつかまえてやるし...全文を見る
○柳田稔君 まだ少し残っているようですけれども。分かりやすい、そう長くだらだらしたのじゃなくて、分かりやすいぱっとしたもので、これだと言ってくださいよ。そうじゃないと国民は分かりませんよ。我々はいろいろ勉強しているから分かりますけれども、そうじゃないと国民が納得しませんよ、そんな...全文を見る