山口那津男
やまぐちなつお
選挙区(東京都)選出
公明党
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月09日 | 第162回国会 参議院 憲法調査会 第2号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 統治システムの相互関係を考えるに当たりまして、論点は多岐にわたりますので、私自身がそれぞれの統治機構とかかわった経験から感想を申し上げたいと思います。 まず、議員になる前に私は弁護士をいたしておりました。司法権の一員であっ...全文を見る |
02月09日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る一月十八日、渕上貞雄君が委員を辞任され、その補欠として近藤正道君が選任されました。 また、本日、松岡徹君が委員を辞任され、その補欠として島田智哉子君が選任...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する実情調査のため、二月十六日及び十七日の二日間、京都府及び兵庫県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認めます。 つきましては、派遣委員等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十七分散会 | ||
03月09日 | 第162回国会 参議院 憲法調査会 第5号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 まず、この二院制について報告をいただきました小委員長そして委員会の皆様に、御努力に感謝を申し上げたいと思います。おおむねここで述べられたことについては私も賛同をいたすものであります。その上で、この二院制が必要であるという立場に...全文を見る |
03月11日 | 第162回国会 参議院 本会議 第7号 議事録を見る | ○山口那津男君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました平成十七年度地方財政計画、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案について質問します。 昨年末、政府・与党において、平成十八年度までの三位一体改革を見通した、いわゆる...全文を見る |
03月15日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第3号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 私は、昨年、この委員会で中小企業の再生について、リレーションシップバンキングのアクションプログラムに関して御質問をさせていただきました。 〔委員長退席、理事平野達男君着席〕 当時、伊藤大臣、副大臣のころでありまして...全文を見る |
○山口那津男君 この迅速的確な対応をするためには、やっぱりマンパワーもある程度必要であると、こう思うわけであります。 実際は、各都道府県で相談員を設けて、ここに専門家が配置しているわけでありまして、例えば金融機関のOBでありますとか、あるいは公認会計士や中小企業診断士、その他...全文を見る | ||
○山口那津男君 私は、この迅速な処理をする、そして総合的な専門的知見で解決を図るという意味で、もっともっとやっぱり人が必要であるということを実感いたします。 それから、活動の実績を見ますと、例えば東京、これはその予算の中で年間で一億一千万ほど商工会議所がお預かりいたしまして、...全文を見る | ||
○山口那津男君 今のお話のようにやりようがいろいろとあると思われるわけであります。財務大臣に是非こういう現場のニーズ、特に我が国の場合、農林水産業関連の財政資源の配分とこの中小企業に対する配分というのは大きな乖離があると、こういうふうに思います。是非とも、この点も御理解いただいて...全文を見る | ||
○山口那津男君 先ほどの質問で、地域の中小企業再生支援ファンドといいますかね、これが現在できているのが六県なんですね、予定されているのがあと一県ありますけれども。いずれにしても、当初言われたほどには設立が十分ではないと、進んでいないという現状です。ところが、これ、いざつくったとこ...全文を見る | ||
○山口那津男君 正にこの中小企業庁との連携、これは非常に大事な視点だろうと思いますので、是非とも次のプログラム、よろしくお願いしたいと思います。 さて、次に財務大臣にお伺いしたいと思います。 所信でお述べになられたところでありますけれども、「次世代の国民を育てていくことの...全文を見る | ||
○山口那津男君 また、もう一つ、「自助と公助の役割分担の見直し」ということもお述べでいらっしゃいます。自助、公助と言われれば、共助ということも必ずセットで言われることが多いわけであります。この共助が入っていないからおかしいと言うつもりは毛頭ありません。この共助の役割というものも、...全文を見る | ||
○山口那津男君 一般歳出や保険も通じた国の歳出の中で、次世代育成に関する給付と高齢者関係の給付というのを比べた場合に、相当な隔たりがあるんではないかと思われます。そのシェアがどれぐらいになっているか、比率でいうとどれぐらいになっているのか、それをお教えいただいた上で、私は、このあ...全文を見る | ||
○山口那津男君 私は、今、参議院の行政監視委員長というお役目をちょうだいしておりまして、参議院がこの行政監視機能を高めるというのは非常に重要なことだろうと思っております。決算という視点、あるいは総務省の行う行政評価の視点、それと並んでこの財務省の予算の執行状況の調査、それに基づく...全文を見る | ||
○山口那津男君 最後になりますが、今の評価にありますように、私は、準ずる者、これを活用するというのは大事なことだと思います。臨床心理士等の資格を持った人をあてがうというのも一つ大事でありますけれども、やはりどうしても生徒児童の側からすると近づきにくいという側面もあろうかと思います...全文を見る | ||
03月18日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る二月十日、島田智哉子君が委員を辞任され、その補欠として松岡徹君が選任されました。 ───────────── |
○委員長(山口那津男君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 ...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に荒井広幸君及び浜田昌良君を指名いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、総務省行政評価局長田村政志君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませ...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 まず、政策評価の現状及び行政評価・監視活動実績の概要について総務省から説明を聴取いたします。麻生総務大臣。 | ||
○委員長(山口那津男君) 次に、補足説明を聴取いたします。田村行政評価局長。 | ||
○委員長(山口那津男君) それでは次に、留学生政策の現状について文部科学省から説明を聴取いたします。塩谷文部科学副大臣。 | ||
○委員長(山口那津男君) 以上で説明の聴取は終わりました。 これらに対する質疑は後日に譲ることといたします。 麻生総務大臣、塩谷文部科学副大臣は御退席いただいて結構でございます。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) それでは次に、平成十五年度決算検査報告に掲記された政府開発援助に対する検査状況について、会計検査院から説明を聴取いたします。森下会計検査院長。 | ||
○委員長(山口那津男君) 以上で説明の聴取は終わりました。 本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。 森下会計検査院長は御退席いただいて結構でございます。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) それでは次に、先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。岩本司君。 | ||
○委員長(山口那津男君) 以上で委員派遣の報告は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十八分散会 | ||
03月22日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 お二人の参考人の先生には貴重な御意見を賜りまして、大変ありがとうございました。 まず、井堀先生にお伺いしたいと思います。 定率減税の効果について先ほど来御意見を賜っておりますが、マクロ経済の観点からすると、減税を導入し...全文を見る |
○山口那津男君 続いて、井堀先生にもう一つ伺います。 消費税について、レジュメによりますと、一%ずつ八年間にわたって一三%まで引き上げるべきであると、このように御説明でありますけれども、この消費税、仮に上げるとした場合に、上限を決めて段階的に上げていく場合に、この一%ずつ毎年...全文を見る | ||
○山口那津男君 続いて、飯塚先生にお伺いいたします。 個人所得税の見直しは財政再建の意味から不可欠であると、こういう前提で、なお定率減税の縮減、廃止は時期尚早と、こういう御意見だと承りました。 そこで、この所得税抜本改正というのが政治日程としては来年度というふうに言われて...全文を見る | ||
○山口那津男君 時間に限りがありますけれども、もう一問だけ井堀先生に伺いたいと思います。 所得税の自動安定化機能、これを景気対策のためには重視すべきと、こういう御意見だと思います。抜本改正の中でこれをどう扱うべきか、先生はレジュメの中でその累進課税の見直しとか課税最低限の見直...全文を見る | ||
○山口那津男君 それでは飯塚先生に、その消費税のその予測可能性を付けるということは大事であろうと思いますけれども、この消費税の歳出の在り方、これがどういう効果を持つかということも含めて、この消費税とその歳出の在り方について御意見がありましたら承りたいと思います。 | ||
○山口那津男君 時間が来ましたので、終わります。 | ||
03月28日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第3号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官柴田高博君外十五...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に国際協力銀行理事丹呉圭一君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あ...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、政策評価の現状等に関する件、行政評価・監視活動実績の概要に関する件、政府開発援助に対する検査状況に関する件並びに京都府及び兵庫県における実情調査に関する件について質疑を行...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) はい。じゃ、退席されて結構でございます。 | ||
○委員長(山口那津男君) ツルネン君、文部科学省、法務省、御質問はございますか。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御退席いただいてよろしいですか。 | ||
○委員長(山口那津男君) どうぞ、大臣、局長、御退席いただいて結構でございます。 では、ツルネン君、質問をお続けください。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御退席いただいて結構でございます。 | ||
○委員長(山口那津男君) ただいまの近藤君の資料要求につきましては、後刻理事会において協議いたします。 質問、よろしいですか。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後四時一分散会 | ||
04月04日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第4号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る一日、蓮舫君が委員を辞任され、その補欠として柳澤光美君が選任されました。 ───────────── |
○委員長(山口那津男君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、国家公務員倫理審査会会長花尻尚君外十二名の出席を求め、その説明を聴取することに御異...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、行政評価等プログラムに関する件及び行政機関における不祥事案等に関する件について説明を聴取した後、質疑を行うことといたします。 まず、行政評価等プログラムに関する件に関...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 次に、補足説明を聴取いたします。田村行政評価局長。 | ||
○委員長(山口那津男君) 麻生総務大臣は御退席いただいて結構でございます。 それでは次に、行政機関における不祥事案等に関する件のうち、社会保険庁をめぐる不祥事案等に関する調査報告書及び社会保険庁改革の現状について厚生労働省から説明を聴取いたします。尾辻厚生労働大臣。 | ||
○委員長(山口那津男君) 尾辻厚生労働大臣は御退席いただいて結構でございます。 次に、国家公務員倫理規程の改正内容について人事院から説明を聴取いたします。花尻国家公務員倫理審査会会長。 | ||
○委員長(山口那津男君) 花尻国家公務員倫理審査会会長は御退席いただいて結構でございます。 以上で説明の聴取は終わりました。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 次に、ただいま説明を聴取いたしました行政評価等プログラムに関する件及び行政機関における不祥事案等に関する件について質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御退席いただいて結構です。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御退席いただいて結構でございます。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御退席いただいて結構でございます。 質問をお続けください。 | ||
○委員長(山口那津男君) 答弁、どなたになりますか。 | ||
○委員長(山口那津男君) 簡潔に御答弁願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 以上で質問は終わりましたか。 | ||
○委員長(山口那津男君) どうぞ御退席いただいて結構でございます。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後四時十分散会 | ||
04月19日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第10号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 財務大臣におかれましては、G7への御出席大変御苦労さまでございました。 先ほど同僚議員から総括的な評価を問う御質問があり、お答えありましたので、その中で、財務大臣の御発言で、共同声明の中で、我が国としては財政再建を含む構造...全文を見る |
○山口那津男君 G7では、同時に、中国の人民元の切上げ問題が議論されたようでありますが、中国の名指しは明確にはなされなかったということであります。また一方で、アメリカなどは共同声明以外に独自の声明を出してこの改革を求めることを強調したようでありまして、この国際的な圧力というのは以...全文を見る | ||
○山口那津男君 IMFの世界経済見通しによりますと、実質経済成長率は二〇〇五年で四・三%、二〇〇六年で四・四%、これはアメリカと中国が牽引役になって成長を図っていくと、こういう見通しを出しているわけであります。また、原油高というものが世界経済の成長阻害要因になっていると、こういう...全文を見る | ||
○山口那津男君 昨日、キャッシュカードのスキミング犯罪をめぐって、ゴルフ場を舞台とする事件でありましたけれども、初公判が開かれました。また、昨日の日経新聞の夕刊の記事の中で、盛田隆二さんという作家の方のカード盗難被害の経験談が載っておりまして、この方がカードを盗まれて銀行に問い合...全文を見る | ||
○山口那津男君 これには被害届を証明するための書類を添付しなければなりません。これ、だれが被害者か、どうやって手に入れるのかということで、やっぱり捜査機関の協力が必要だろうと思います。 警察庁として、これらについてどういう対応をしているか、これについてお述べいただきたいと思い...全文を見る | ||
○山口那津男君 今のような手続が確立したのは今年の確定申告の直前なんですね。ですから、今年の確定申告に実際上間に合わなかったという方もいらっしゃったかもしれません。是非とも、来年以降もこれが徹底されるように、金融機関にもまた警察においても徹底していただきたいと、こう思います。 ...全文を見る | ||
04月22日 | 第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第3号 議事録を見る | ○山口議員 公明党の山口那津男でございます。 前回の両院合同会議において、我が党の冬柴幹事長から、年金改革についての考え方、論点等を提示させていただきました。平成十六年年金改革は極めてすぐれた抜本改革であるという立場に立ち、さらに、年金制度の一元化や年金財源のあり方、三号被保...全文を見る |
04月25日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第5号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、原子力安全委員会事務局長上原哲君...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に日本道路公団総裁近藤剛君及び独立行政法人国際観光振興機構理事長中村稔君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ござい...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、行政機関における不祥事案等に関する件について質疑を行うことといたします。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) どうぞ、御退席いただいて結構でございます。 | ||
○委員長(山口那津男君) 速記を止めてください。 〔速記中止〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 速記を起こしてください。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御退席いただいて結構でございます。 | ||
○委員長(山口那津男君) 後刻理事会で協議いたします。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後四時十二分散会 | ||
05月16日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第6号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣府政策統括官柴田高博君外二十...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、行政機関における不祥事案等に関する件について質疑を行うことといたします。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御答弁ありますか。はい、どうぞ。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後四時一分散会 | ||
06月13日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第7号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官中城吉郎君外二...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に預金保険機構理事松田京司君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あ...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、行政機関における不祥事案等に関する件について説明を聴取した後、質疑を行うことといたします。 まず、平成十六年度会計監査実施結果報告書及び予算執行の一層の適正化に向けた...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 次に、社会保険庁改革の在り方について厚生労働省から説明を聴取いたします。尾辻厚生労働大臣。 | ||
○委員長(山口那津男君) 以上で説明の聴取は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 答弁、どなたになりますか。 | ||
○委員長(山口那津男君) 答弁、どなたですか。 | ||
○委員長(山口那津男君) 財務省…… | ||
○委員長(山口那津男君) はい、答弁、どなたですか。 | ||
○委員長(山口那津男君) 追って理事会で協議いたします。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御答弁願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) この際、委員の異動について御報告いたします。 本日、岡崎トミ子君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君が選任されました。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の質疑はこの程度といたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) この際、荒井君から発言を求められておりますので、これを許します。荒井広幸君。 | ||
○委員長(山口那津男君) ただいまの荒井君提出の決議案の採決を行います。 本決議案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 全会一致と認めます。よって、本決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。 ただいまの決議に対し、今井総務副大臣から発言を求められておりますので、これを許します。今井総務副大臣。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後四時十九分散会 | ||
06月16日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第15号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 この証券取引法は、衆議院で継続開示義務違反に対する課徴金制度を設ける修正がなされて、一体のものとして今審議に当たっているわけでございます。衆議院ではこの修正部分についての実質的な質疑が行われておりませんので、何点か御質問をさせ...全文を見る |
○山口那津男君 衆議院の質疑におきまして、この点に対して法制局の山本政府参考人もこのように答弁をいたしております。 現行の課徴金制度というのは、カルテルやインサイダー取引、そういった経済的利得を目的とする法令違反につきまして、違反行為によって得られる経済的利得相当額を基準とす...全文を見る | ||
○山口那津男君 そういたしますと、現行法、従来の現行法に対する考え方とは異なった作り方をしたということで、必ずしも経済的利得を剥奪するという考え方ではないということだろうと思います。しかし、また一方で、経済的利得は考慮要素の一つというお話もありました。 そこで、その利得という...全文を見る | ||
○山口那津男君 結果的に三百万円ないしは十万分の三という水準というものが出てきているわけでありますが、これが果たして課徴金として抑止力を持ち得るのかどうか、妥当な水準なのかどうか、念のためお伺いしたいと思います。 | ||
○山口那津男君 継続開示義務違反で課徴金を課する場合も、課徴金命令にとどまらず刑事告発に至るという場合もあろうかと思いますが、その刑事告発をする場合というのはどういう理由によるんでしょうか。 | ||
○山口那津男君 今御答弁の前段にありましたように、一般的には、課徴金にとどまる場合のみならず刑事告発に至るというのは、やはり悪質、重大性というものが考慮されていることは間違いないんだろうと思います。その上で、今回、刑事罰との調整規定というのを置いているわけですね。いわゆる全額調整...全文を見る | ||
○山口那津男君 また、これは金融庁に伺いますけれども、証券取引法の百八十五条の七の二項で没収、追徴、これと課徴金との調整規定というのがあるわけですね。この考え方はどういう理由になっているんでしょうか。 | ||
○山口那津男君 今るる御答弁をいただきましたけれども、幾つか問題点が出てきたと思います。 二年後見直しということを視野に置いているわけでありますが、是非御議論いただきたいと思っておりますのは、一つは独占禁止法、このたび改正が行われまして、課徴金の額が引き上げられました。これは...全文を見る | ||
06月22日 | 第162回国会 参議院 本会議 第27号 議事録を見る | ○山口那津男君 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案に係る政策評価制度の見直しに関する決議案につきまして、発議者を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 政策...全文を見る |
07月11日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第8号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る六月十四日、峰崎直樹君が委員を辞任され、その補欠として岡崎トミ子君が選任されました。 また、去る八日、岡崎トミ子君、蓮舫君及び吉川春子君が委員を辞任され、...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官鈴木基久君外十八名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ご...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、政策評価の現状等に関する件について説明を聴取した後、本件及び行政機関における不祥事案等に関する件について質疑を行うことといたします。 まず、政策評価の現状等に関し、総...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 次に、補足説明を聴取いたします。田村行政評価局長。 | ||
○委員長(山口那津男君) 以上で説明の聴取は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 速記を止めてください。 〔速記中止〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 速記を起こしてください。 | ||
○委員長(山口那津男君) この際、委員の異動について御報告いたします。 本日、津田弥太郎君が委員を辞任され、その補欠として森ゆうこ君が選任されました。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) おまとめください。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後五時三十八分散会 | ||
07月15日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 総理もお疲れのことと思いますけれども、限られた時間、しかもテレビで国民の皆様にお伝えできると、こういう貴重な機会でありますので、是非、誠実に御答弁をいただきたいと思います。 国が提供しているサービス、様々な事業の中でこれほ...全文を見る |
○山口那津男君 今の総裁のお話にもありましたように、この制約の下ではやはり事業には限界があると、こういう基本的な御認識であろうと思います。 この点について、総理のお考え、必要性と結び付けた総理のお考えを御自身の言葉で説明していただきたいと思います。 | ||
○山口那津男君 次の視点で、この制約を取り外して自由な活動をやるべきだと、この制約を外すといろんなチャンスが出てまいりますけれども、これをのんびりやっていてもいいのか、それともやっぱりなるべく早い機会に実現した方がいいのか、この点について総裁に伺いますが、これも午前中お話が出てお...全文を見る | ||
○山口那津男君 今のお話を伺っていますと、やはり今がいいチャンスなんですね。これを三年も五年も先にのんびりやっていたんではやっぱり追い付けない、チャンスを失うということになろうかと思います。 こういうことがこの郵政を取り巻くいろんな事業の中にほかにもあるのかもしれません。こう...全文を見る | ||
○山口那津男君 民営化の決断は今がチャンスと、その上で一定の時間は掛ける必要はあると、こういうことだろうと思います。 さて、現在の日本郵政公社の経営には税金を直接投入しているわけではないと。自己完結的な事業をやっているということでもあります。そして、公社の制度の下で剰余金が出...全文を見る | ||
○山口那津男君 民営化という言葉だけが躍っておりますと、明日にでもすぐ民営化が成るように思っている人も中にはいらっしゃるわけですね。しかし、一定の時間、準備というのは必要であるというお話でありました。 こういう、この時間をどういうふうに掛けて民営化が達成されるのかと、こういう...全文を見る | ||
○山口那津男君 最終的な民有民営が実現するのは平成二十九年という先の話であるわけですね。そして、決定、決議によって若干早まることもあり得るし、またシステムの問題で六か月以内後ろへずれるということもあり得ると、こういうお話でありました。 この郵政事業は、郵便、貯金、簡保、この三...全文を見る | ||
○山口那津男君 またこの点については後日、もっと詳しく議論させていただきたいと思いますが。 一方で、このネットワークを通じてユニバーサルサービスを提供すると、こう語られるわけでありますけれども、ユニバーサルサービスというのは、必ずしも国民の皆さん、よく分からない点もあろうかと...全文を見る | ||
○山口那津男君 ユニバーサルサービス、郵便については国際的な約束という裏付けがあるから、まあこれはなくなることはないだろうと思われるわけでありますけれども、しかし金融面については必ずしも国際約束になっていないと。 そうした中で、東京を例に挙げますと、例えば檜原村とか奥多摩町と...全文を見る | ||
○山口那津男君 ところで、総理は七月一日の衆議院の郵政特別委員会におきまして、石井啓一議員の質問に対し、都市部において私は郵便局は全部今のままだとは思っておりませんと、なくなる可能性もありますし増える可能性もあるんですと。これだけ聞きますと、都市部に住んでいる人は、自分の最寄りの...全文を見る | ||
○山口那津男君 総理、その東京過疎のところ、さっき例を申し上げましたけれども、都市部と言われる部分でも、さっき言いましたように、人口の空洞化、いろんな移動だけではなくて、高齢化あるいは相対的な暮らしにくさという面が出てくるわけですね。ですからそこは、都市部か過疎地かということでは...全文を見る | ||
○山口那津男君 ところで、郵便認証司制度というのが今回設けられることになっております。特別送達でありますとかあるいは内容証明、これらの事務を行うための職種といいますか、資格といいますか、これが設けられるわけであります。 これが、この民営化された郵便会社の内部的な職務なのか、そ...全文を見る | ||
○山口那津男君 この必要な知識、能力を身に付けるというところ、これは責任も伴う話でありますから、やはり実質的にそういうものを確保する方法というものをしっかりと整えていただきたいと思います。 それから、日本郵政会社におけます地域・社会貢献基金というのを設けられるわけでありますが...全文を見る | ||
○山口那津男君 閣議決定をした基本方針の中に雇用への配慮ということがうたってあります。この郵政公社の職員の方々は公務員として職業を選択されたわけでありまして、そういう人生設計をしてこられたわけですね。ところが、この民営化によって、今回、当面の雇用というのは保障されると、こういう法...全文を見る | ||
○山口那津男君 雇用に関連して申し上げますと、例えばメルパルクですとかあるいはかんぽの宿という、こういう宿泊保養施設があります。ここで働いている方々もいらっしゃるわけですね。委託でやっている場合もあるし、公務員としてやっている場合もあると思います。ですから、公務員であれば雇用は保...全文を見る | ||
○山口那津男君 公社の下で国庫納付金の制度はありましても、実績は今のところないわけでありまして、今のような税負担が民営化によって生じて実現化しますと、これは継続的にある程度の税収が見込まれると。これは極めて民営化に伴う大きな変化だろうと思います。この是非をこれから検討するというの...全文を見る | ||
07月20日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。前回に引き続いて質疑をさせていただきます。 まず初めに国際物流事業、これは前回も概要を御質問したところでありますけれども、これは準備段階から郵政公社に対する業務の特例として国外への進出というものを法定しているわけであります。 ...全文を見る |
○山口那津男君 そうしますと、この国際物流事業、これは前回のお話でも、言わば成長性のある最も民営化の目玉になる事業の一つだろうと思います。これを強く政府の肝いりで推進すると、こういう要請と、それから同業の他の事業者との調整を図るということと、あとは郵便事業の本体に支障を与えないこ...全文を見る | ||
○山口那津男君 物流の主たる所管省庁であります国土交通省の立場からしまして、国土交通大臣は推進本部の言わば副本部長としてのお役目もあるわけであります。そして、この物流事業のインフラというものは、必ずしも我が国、充実しているわけではないという側面もあるだろうと思います。 とりわ...全文を見る | ||
○山口那津男君 今おっしゃられた具体策というのは成長分野に対する積極的な投資の一環だと思われますので、是非とも推進方お願いをしたいと思います。 さて次に、四分社化の意義について前回お尋ねをいたしました。その中で、郵便事業会社と窓口会社、これは言わば国民から見れば一つのものとし...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、この郵便事業会社は、伺っているところでは、郵便物の言わば流通と、担うというだけではなくて、それを利用して様々な荷物といいますかね、この物流に特化していく会社という印象を受けます。それと、窓口会社の方は郵便商品の販売のみならず様々な商品を販売できる、金...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、この窓口業務に委託すべき業務、仕事の性質を一つ一つ吟味をして、これを委託すべき性質があるかないかということではなくて、むしろ事業の経営の都合からこの委託関係を維持する、そこが主になっているだろうという印象を受けますので、是非その点は守られるような配慮...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、この貯金、保険はそれぞれの会社から郵便局会社へ委託して行っていくと、で、ネットワーク、既存の店舗網としての郵便局会社のネットワークを生かそうと、こういう御趣旨だろうと思いますが、それでは、この貯金や保険の商品の性質からすると、これは個別の設計を必要と...全文を見る | ||
○山口那津男君 今おっしゃられたような制度設計を基にしつつも、やはり、大事なことはやっぱり国民の利便性、これを損なわない、将来それを広げていくということが大事なことだろうと。その上では今のネットワークを活用することが最もベターな選択であると、こう私は思いますので、是非その点の配慮...全文を見る | ||
○山口那津男君 私がお聞きしたかったもう一つの点は、一般の金融機関、特に銀行であれば預金保険機構に入るために預金保険料というのを納めるわけですね。ですから、この優位性をもって旧契約が運用されるというのは、その預金保険料の負担を免れて、そして優位な運用をできると、こういう側面もある...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、これは貯金と保険では違いがあると、こういうことでありました。 そこで、この一括運用というのは巨額な運用になりますので、その運用益というのはどこへ帰属するかということを確認をしたいと思うんですね。 今のお話ですと、旧勘定の再保険のところは最終的...全文を見る | ||
○山口那津男君 そういうことで、損益は新会社に帰属するということが明確になったわけであります。 さらに、今度、簡易保険の方の旧勘定というものは完全民営化の後も残るわけです。契約者が生存している、あるいは満期に至らない間は残るということになるだろうと思うんですが、その際、残った...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうすると、最後の一契約になるまでこの機構は残ると、責任を持つということであると理解いたします。 さて、次に伺いますが、移行期、民営化への移行期にとるべき税制上の措置というのが幾つか出てくるだろうと思います。これらの措置、所要の措置の概要についてまずお答えいた...全文を見る | ||
○山口那津男君 前回、骨格経営試算によると民営化初年度で税収が発生すると、こういうお答えをいただきました。今とるべき税制措置の概要はむしろ税制上メリットを与える、そういう措置の概要だったろうと思いますね。 等々と、こうお答えになって全部をお述べになってないんだろうと思いますが...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、税収が発生する以前というのは基本的に内部留保されているんだというお考えですね。 ですから、これは郵政事業の維持を通じて国民に貢献するという側面もあるでしょう。しかし、またそれを税収ということで顕在化させる。そうすると、これは一般財源となって、それ...全文を見る | ||
○山口那津男君 その見込まれる税収について、法人税を代表選手として挙げられているわけでありますが、ほかにもいろいろ税収別に考えられるはずであります。今現在、公社の状態では郵便事業に係る消費税が納付されていると思われるわけでありますが、この実績額については幾らぐらい、年間幾らぐらい...全文を見る | ||
○山口那津男君 今の郵便事業に係る六百億余りのものは、もっと具体的に言いますと、どういう部分に消費税が課税されているんでしょうか。 | ||
○山口那津男君 じゃ、それが主だということになりますね。それ以外のところは何に掛かっているんでしょうか。 | ||
○山口那津男君 さてそれで、民営化されますと、郵便事業会社から窓口会社に委託手数料を払って仕事をしていただくということになるわけですね。そうすると、そこに消費税が課税されるはずであります。これが、実際の負担は、今公社の時点で納税が発生している実績をお述べになりましたけれども、それ...全文を見る | ||
○山口那津男君 ということで、この民営化によりまして消費税の関係では郵便事業会社と窓口会社の関係は変わりがないということになるんだろうと思いますね。 一方で、貯金会社、保険会社が窓口に委託をする、委託手数料を払う、これについては新たな消費税が発生をすると。それが骨格経営試算に...全文を見る | ||
○山口那津男君 そういう税収見込み、これはあくまで見込みでありますけれども、税収が始まる当初、二〇〇七年の時点ではこれまでの事業と実質大きな差がないまま税収が発生すると、こう見込んでいるだろうと思うんですね。ですから、この税収をするために、それを、利用者からその負担を取るというこ...全文を見る | ||
○山口那津男君 また、持ち株会社、持ち株会社の株を売却した利益というのは国庫に入るという制度になっているだろうと思うんですが、これが一体どれぐらいの金額になるかというのは私にはまだ理解できていないわけでありますが、これについてある程度の見込みあるいは基準というものがあり得るのでし...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、五兆円を下回らないような売却を努力すると、こういうことになるだろうと思います。 さて、そこで入ってきた収入は、国債整理基金でありますから、専ら国債の償還のために使うという拘束を受けるということになるんでしょうね。じゃ、それはそれで理解いたします。...全文を見る | ||
○山口那津男君 それから、社会貢献基金に基づく社会貢献業務というのが計画されると思いますけれども、この資金交付の考え方、これがどうなるのか。例えば、社会貢献業務というのは、三種・四種郵便等の一部について対象になるわけでありますね。その性質からして、恐らく移行期当初から赤字が出るん...全文を見る | ||
○山口那津男君 今お答えになられたのは、その基金をどこから積み立てるかということを主としてお答えになられたように思われますね。しかし、基金の積立てについては一定のルールで積み立てられていくはずでありますけれども、しかしこの社会貢献事業の対象となるサービスというのは、単体で見れば赤...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうすると、今事業全体で黒字である間は資金交付を要しないと、こういうお話でしたね。そうすると、事業全体で赤字が生ずるという事態を想定しますと、この社会貢献業務というのは事業全体からすればごく一部の微々たるもんだろうと思います。そこへ、事業全体が赤字になってから、い...全文を見る | ||
○山口那津男君 いま一つはっきり分からない点があるんでありますが。 それでは、三種・四種郵便は一定の目的を持って料金が割引されているわけですね。社会貢献業務の対象となる三種、四種のものとそれ以外の三種、四種のものと、それぞれ割引率は変わってくると考えていいんでしょうか。例えば...全文を見る | ||
○山口那津男君 終わります。 | ||
07月25日 | 第162回国会 参議院 行政監視委員会 第9号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十一日、紙智子君、島田智哉子君及び小林正夫君が委員を辞任され、その補欠として吉川春子君、岡崎トミ子君及び蓮舫君が選任されました。 また、去る十二日、森ゆう...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣参事官猪俣弘司君外二十六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、行政機関における不祥事案等に関する件について質疑を行うことといたします。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 御答弁。じゃ、南野法務大臣。 | ||
○委員長(山口那津男君) どうぞ、御退席いただいて結構でございます。 質問、お続けください。 | ||
○委員長(山口那津男君) ただいまの件につきましては、後刻、理事会において協議いたします。 | ||
○委員長(山口那津男君) 簡潔に御答弁願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 財務省、簡潔に御答弁願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) どうぞ御退席いただいて結構でございます。 | ||
○委員長(山口那津男君) 質問は終わりました。御苦労さまでした。 | ||
○委員長(山口那津男君) 簡潔に御答弁願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後四時三分散会 | ||
07月26日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 今日は、参考人の皆様には、本当にこの悪天候の中をお越しいただきまして、それぞれのお立場で貴重な御意見を賜りまして、本当に心から厚く御礼申し上げます。 私、個人的なことを申し上げますと、茨城県の北部の地方都市で育ちました。そ...全文を見る |
○山口那津男君 その今より良くなるというところ、これを具体的に説明すればこれは理解していただけると思うんですね。ただ、やっぱり現状が変わるということに対する不安感というのは非常に大きいものがあるだろうと思うんです。そこをどうやって御理解をいただくかという点についてはいかがでしょう...全文を見る | ||
○山口那津男君 それから、この郵便局の持つネットワーク、これをどう生かすかということも積極的に考えるというお話でありました。 ここは先ほど同僚委員の御質問にもあったところでありますけれども、まず町の中の局をどう生かすか、町民の皆様にどう利用していただくか、これも一つ大事なとこ...全文を見る | ||
○山口那津男君 今、公社の状況の中でひまわりサービスというのがあります。これ、高齢者の方の安否確認等も含めてやるサービスが、これは過疎地に限定をされているわけなんですね。 しかし、これはもう、大都市であろうと高齢化の進展する中で行政として安否確認をするという必要性というのは非...全文を見る | ||
○山口那津男君 次に、山下参考人に伺います。 廿日市市は非常に市域が広くて変化に富んでいるわけですね。山間地もあれば沿岸部もあるということでありました。これを東京になぞらえますと、やはり山間地、ここは過疎地に指定されているわけです。そして、その隣の市と名が付いているところ、青...全文を見る | ||
○山口那津男君 私どもも市長さんと懸念を共有しているところがありまして、過疎地は皆さんが心配をして、いろんな工夫を凝らして、法律的な手当てもある程度なされたんですね。これはまあ現状の、現に存する郵便局ネットワークの水準を維持することを旨とするということが政令等に明記されることがは...全文を見る | ||
○山口那津男君 先ほど、参考人御自身の御発言の中にも、やはりいろいろ制度を変えたり工夫したとしても、それがなかなか住民、国民一般に伝わらないと、ここが問題であると、そういう御指摘もあったところでありまして、正にここがこれからもっともっと国会全体あるいは政府自身が努力しなきゃならな...全文を見る | ||
○山口那津男君 そこで、民営化成りましてからいろいろ変化が生じたと思うんですね。例えば、移動通信を利用する事業体、これは発展の一途だろうと思いますね。しかし、そういう事業体ばかりではないと思います。そこで、その後、所属した会社、事業体によりまして業績に大きな差が付いて、中には賞与...全文を見る | ||
○山口那津男君 最後に、原参考人にお伺いいたします。 民営化に対して非常に心配を持つ方々は地域でも、もちろん全国でも多いわけですね。さて、これに対して、幾つかの点を克服できればこの民営化も、経営自由度を拡大してサービスが広がるといったプラス面が言われているわけでありますが、不...全文を見る | ||
○山口那津男君 大変ありがとうございました。 終わります。 | ||
08月01日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 先週、参考人質疑を行い、また地方公聴会も行いました。それぞれの方々の御意見、これは国民の皆さんの様々な不安、懸念あるいは不透明感、これらを代表するような御意見がたくさん出たと、こう認識いたしております。それらに基づいて、今日は...全文を見る |
○山口那津男君 今の点につきまして、一般の銀行あるいは保険会社が仮に窓口会社に委託をしようと思いましても、直ちにできるわけではないと思います。 例えば、一般の銀行業務にふさわしい設備というものを今持っているわけではありません。我々視察に行った折にも郵便局の方々は、機材を整えな...全文を見る | ||
○山口那津男君 これは利用する皆さんからとっても、今まで郵便といいますか、公社の商品しか利用できなかった。しかし、多種多様なものを選ぶことができるということは一つの魅力にもつながるわけであります。今後のしかるべき展開を期待したいと思います。 さて、次に伺いますが、いわゆる承継...全文を見る | ||
○山口那津男君 今のお答えですと、必ずしも論理必然的にそうなるというよりも、政策的な判断をしてそのように仕組んだと、こういうことかと理解いたします。 さてそこで、この預金保険料相当額、移行期間中を通じて総額でどれぐらいを見込んでいらっしゃるか、これをお答えいただきたいと思いま...全文を見る | ||
○山口那津男君 かなりの金額だろうと思います。 さてそこで、承継法人は公社の時代には預金者貸付けあるいは保険契約者貸付けを行っております。地方公共団体への貸付けも行っているわけです。それらの貸付債権を承継法人が引き継ぐというのが制度の仕組みになるわけでありますが、そのうち地方...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、この承継法人はそれらの債権の管理というのは当然やるわけでありますが、前回、七月二十五日、大塚耕平委員の質問に対する答弁の中で竹中大臣はバックファイナンスというようなお話をされていたと思います。つまり、貯金会社から機構へ来て、機構から地方公共団体へ貸し...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、民営化になってから貯金銀行から機構を通して地方公共団体に貸し付けるということはなくなるんだろうと考えてよろしいんでしょうか。 その承継法人の行う業務というのが一体どういう範囲なのか。旧契約を引き継ぐということはもう明確になっているわけでありますけ...全文を見る | ||
○山口那津男君 地方公聴会の中で、公社は郵便貯金の預金者数あるいは口座数、これをしっかり把握しているのかどうか、それの前提となる名寄せ作業というのが正確にできているのかどうか、この点について不安を抱く声があったわけであります。 そこで、公社総裁に、その現状と見込みについて、い...全文を見る | ||
○山口那津男君 この預け入れ限度額の管理についてはかねてから指摘があったところでありまして、まあ余り厳格に管理されてこなかったというのを今、裏書しているんだろうと思います。 さて、民営化に際して、その限度額の制限緩和をやっていくというお話であります。この点がまあ実効性が伴って...全文を見る | ||
○山口那津男君 参考人の御意見を伺っておりましたが、その中には、民間とのイコールフッティングを重視する観点から預け入れ限度額を厳格に管理する、あるいはうんと縮小をする、そうやって郵貯の規模を小さくしてから民営化に進むべきであると、こういう御意見もあったわけであります。これに対して...全文を見る | ||
○山口那津男君 この点については見解が分かれたままかもしれません。 それはそれとして、次の質問に参りますけれども、公社ではいわゆる睡眠預金というのが現在どれくらいあるか。これは、微々たるものの積み重ね、ちりも積もれば山となるという話かもしれません。しかし、全体の資金量が余りに...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、民営化を進める過程あるいは完全民営化成った後もこういう睡眠預金の発生というのは免れないんだろうと思いますね。ですから、これ、今後もこれをどのような方針で取り扱っていくか、これについても考え方をお示しいただきたいと思います。 | ||
○山口那津男君 そうしますと、承継法人に引き継がれたものについては、旧契約は契約者に最終的に帰属するんですね。しかし、この睡眠預金が承継された部分については契約者なるものは存在しなくなるわけですね。そうすると、最終的には承継法人にこれが留保されるということになるんでしょうか。この...全文を見る | ||
○山口那津男君 独立行政法人という性格からすると、雑収入になってそれが国民に還元されないのでいいのかどうかという点はちょっと疑問が残りますけれども、この点について何かお考えがあればお示しいただきたいと思います。 | ||
○山口那津男君 努力をしてもこれは発生不可避なんですね。ですから、これ独立行政法人に残ったもの、これをどう国民の立場で活用するかということはやっぱりいずれ判断をしなければならないと思いますので、是非そういう立場に立っての御判断を考えていただきたいと思います。 さて次に、持ち株...全文を見る | ||
○山口那津男君 今の中で、純資産を元にしてどれぐらいの株が、売却益が出るかというのの基になる資料というものをお示しいただいたわけであります。この売却益は持ち株会社の収入になっていくわけであります。 ところで、その持ち株会社に対する公租公課というのが様々な形で課税、賦課されるこ...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうしますと、この持ち株会社も収入がかなり大きな金額が見込まれますので、これも納税主体としてはかなり大きなものであるというふうに考えざるを得ないと思います。 ところで、この持ち株会社にたまってくるお金、収入、これは今おっしゃられた株の売却益というのが一つありま...全文を見る | ||
○山口那津男君 先週、東京中央郵便局を視察したわけでありますけれども、そこで教えていただいた中に、この組織の部門として共通関係課というのがあるんですね。言わば、一般管理部門といいますか、総務でありますとか給与の支払の関係でありますとか、そういうところ、これは郵便事業であろうと、貯...全文を見る | ||
○山口那津男君 民営化後、株の持ち合いは許されるということになっておりますけれども、持ち株会社、郵便事業会社、郵便局会社、この一体性が強いものですから、この三社の合算によって一定の基準の下に判断を行うというルールかと思います。 そこで、この持ち合いの限度といいますか、これはど...全文を見る | ||
○山口那津男君 この点は、地方公聴会でも、民間とのイコールフッティング、これを重視する立場から大変強い懸念が示されたわけであります。グループ、持ち合いによってそのグループ一体経営が温存されるとすれば、これは今の公社方式とどこが違うのかと、これはもっと国民に明快に説明をしてもらいた...全文を見る | ||
○山口那津男君 メルパルク、かんぽの宿等の施設があるわけでありますが、参考人の意見の中にはこれが民業圧迫になっていると、こういう御指摘がありました。これらのこれからの管理、処分の方針について簡潔に御答弁いただきたいと思います。 | ||
○山口那津男君 最後に伺いますが、民営化の話とは直接関係ないんでありますが、葛巻郵便局、岩手県の北上山中にある局へ行ってまいりました。(資料提示)そこの言わば機材を管理する倉庫の屋根、これを撮った写真でありますけれども、これ一見すると、今いろいろと指摘されているアスベストを吹き付...全文を見る | ||
○山口那津男君 ありがとうございました。 終わります。 | ||
08月04日 | 第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第14号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 この委員会における私の質問も四回目になりまして、今日で最後になろうかと思いますけれども、本日は郵政、郵便事業に対する集中審議ということでありますので、まず初めに手紙文化を、竹中大臣として手紙の文化というものをどのように受け止め...全文を見る |
○山口那津男君 私も字のことを言われるとじくじたるものがあるんですが、でも下手だからいいのかもしれません。やっぱり、だから個性なんですね。私はやっぱり人から手紙をいただくと大事にしたいなと。相手の方の心といいますか、ぬくもりといいますか、そういうものは伝わってくるんですね。是非、...全文を見る | ||
○山口那津男君 私は、そのゼーリックさんからの手紙そのものの扱いの問題を聞いているわけではないんですね。やっぱりこの信書の大切さ、これを竹中さん個人としても体現していただきたいという趣旨でお尋ねをしたわけであります。 さて、この郵政民営化の議論の中で、利便性の向上、これを具体...全文を見る | ||
○山口那津男君 今、国庫金のことを主としてお答えいただきました。 麻生総務大臣、この地方公共団体の公金の取扱いについて、これからいかが取り計らうでしょうか。 | ||
○山口那津男君 これは、地方公共団体からの公金の受取が郵便局で今までできなかったわけですね。できない部分があったわけです。ですから、これは民営化に伴ってやはり受取ができるようにすべきだろうと私は思うわけですね。その点について何の手当てもされていないのか、考えられていないのか、この...全文を見る | ||
○山口那津男君 今、公社だから指定金融機関にしないと。何らかの理由があるんですね。ですから、これが民営化されれば一般の銀行と同じ扱いになるわけですから、当然、郵便局会社で受け取れるという形にしていいんだろうと思うんですね。ですから、その点も是非明解に手当てをしていただきたいと思い...全文を見る | ||
○山口那津男君 公社化に伴いまして、国民年金、厚生年金の受取の方法が多少変わったところがあると思います。 公社にお尋ねしたいわけでありますが、この公社化によりまして、従来、簡易局で現金で受け取るという方式があったと思いますが、これができないようになったと思うんですね。これはな...全文を見る | ||
○山口那津男君 郵便事業庁の時代は、これは現金で受け取ることができたわけですね。わざわざ口座に入れなくてもできたわけですね。ですから、それが公社になってなぜできないようになるのかというのは、多分にこの制度が変わったからという、使う側にとっては、国民の側にとっては甚だ理解しにくいと...全文を見る | ||
○山口那津男君 この民営化法ができるかできないにかかわらず、これから公社の下で、この効率性を求めるいろんな作業というものが続けられていくんだろうと思います。 今後、更にこの効率化を高める、民間の力をかりて効果を上げられる、そういう分野がなお拡大されるという余地がどれほどあるか...全文を見る | ||
○山口那津男君 これまで質疑の中でも、あるいは参考人、公述人の意見の中でも、やっぱり簡易局あるいは無集配の特定局等について民営化によっていずれなくなるんではないかと、こういう懸念が繰り返し繰り返し述べられ、そしてまたその懸念に対する質問というのが相次いでいるわけですね。 確か...全文を見る | ||
○山口那津男君 私自身は商売は全くの素人でありますから何のアイデアも浮かばないわけでありますけれども、しかし、かつて弁護士の時代にいろいろと相談を受けた、トラブルを経験した、そういう中から思ったことは、すばらしい商品を開発した、しかしこの開発した人はブランドイメージもないし資金力...全文を見る | ||
○山口那津男君 この間、東京中央郵便局に参りました。そこで、郵便物を郵便番号を読み取って即座に分類するという機械、システムを拝見させていただきました。これはすばらしい機械だなと思いますが、決して最近のハイテク技術ではありません。しかし、開発当初に相当郵便番号を読み取ることに対して...全文を見る | ||
○山口那津男君 先日、八月一日の私の質疑のときに、持ち株会社で資金が留保されていく、それをどのように運用されるんですかと、この問いに対する答弁の中で、一つは設備投資資金として子会社に出資をして行うと、こういう使い道を示されました。これは一〇〇%出資の郵便事業会社あるいは郵便局会社...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうすると、コストの掛からない資金調達の道を用意して配当でリターンを求めると、こういう道を考えていらっしゃるんだろうと、こう理解をいたしました。 そこで、一方では、その他の留保資金の運用方法は、制度設計上、特段の制約を課すということはしておりませんと、こういう...全文を見る | ||
○山口那津男君 財務大臣に伺いますが、国債が、これまで郵政公社が引き受けていた部分、これが民営化によりまして民間に流れていくと、だんだん流れていくとしますと、これは国債引受けの余力というものはだんだん縮んでいくということになりますね。しかし、これからの国債の流れを見た場合に、発行...全文を見る | ||
○山口那津男君 これまでの質疑で、民営化によって持ち株会社あるいは四分社が様々な税を納める、納税主体になるということが明らかになってまいりました。これは、公社の時代にはそういうものが顕在化されておらなかったわけでありまして、非常に大きな変化だと思うわけであります。 これを前回...全文を見る | ||
○山口那津男君 今の指摘した点については、まだ制度が確定していない課題だと思います。私は、やはりこれについては大方の国民の皆さんの理解を得られる形で是非決着をすべきであると、こう考えます。 さて、メルパルク、かんぽの宿等の施設についてでありますが、これ収支の状況は必ずしも芳し...全文を見る | ||
○山口那津男君 時間も残り少なくなりました。 最後に、竹中大臣にお伺いいたします。 この民営化というのは、本当に歴史的な大事業だろうと思います。かつて、私は、愛知治郎委員のお父さんであります当時の衆議院議員、愛知和男議員と台湾へ参りました。当時の総統李登輝さんにお会いをい...全文を見る | ||
○山口那津男君 終わります。 ありがとうございました。 | ||
10月13日 | 第163回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 郵政民営化の質問に入る前に、昨日、本会議で去る八日起きましたパキスタン等の大地震についての報告をいただきました。質疑の機会がありませんでしたので、せっかく総理いらっしゃる委員会でありますから、一問だけ冒頭お伺いしたいと思います...全文を見る |
○山口那津男君 郵政の問題に入りますけれども、この郵便事業、郵便サービスの提供というものは、万国郵便連合という国際的な枠組みの中に加入をして、幾つかの条約を結んだ上でこのサービスの提供がなされているわけであります。今回の民営化の論議の中でも、この郵便事業についてはユニバーサルサー...全文を見る | ||
○山口那津男君 そこで、公社はそういう国際的な枠組みを踏まえて、国際貢献活動といいますか、こういう活動を幅広くやってこられました。もちろん、国内においては社会貢献活動というものをやっておりまして、これは、民営化におきまして基金などを設けるなどして重要なものは維持をすると、こういう...全文を見る | ||
○山口那津男君 我が国の郵政事業、百年以上の経験というものは、これはやはり経験そのものが国民の資産であると、今の事業そのもののみならずこの経験をこれからも生かすという視点は是非これ必要であると思います。 さて、今回衆議院選挙が行われたわけでありますが、改めてこの参議院の役割と...全文を見る | ||
○山口那津男君 今のような基本でありまして、この参議院が異なる議決をしたからといって衆議院でどう対応するかというのは、いろいろな角度からの政治的な判断があり得ると思うわけであります。ですから、仮に今のように与党が三分の二を占めたとしても、それは考え方は変わらないはずであります。 ...全文を見る | ||
○山口那津男君 総理はうまく機能したとおっしゃられました。確かに与党は大勝したわけでありますけれども、しかし負けたところもあるわけですね。その中の幾つかは、例えば離島を抱えた選挙区、こういうところでは、この離島のもう本当に唯一の郵便局がなくなってしまうんではないかと、反対派の人た...全文を見る | ||
○山口那津男君 最後に、この郵便事業は大きな事業体でありますから、環境配慮という活動も必要だろうと思います。これが四分社化、民営化によって損なわれることはないのかどうか、この点も懸念されるわけでありますけれども、今までのこの取組、公社の取組、それと今後への期待、これを最後にお伺い...全文を見る | ||
○山口那津男君 是非その経験を引き継いで、立派な民営化を成し遂げていただきたいと思います。 終わります。 | ||
10月20日 | 第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 さきの総選挙におきまして、我々は連立与党の重点政策というものを八月末に発表いたしました。その中の一つの項目として、「小さくて効率的な政府を実現する。」ということをうたってあるわけですね。大臣、谷垣大臣も私も世代の規模という面か...全文を見る |
○山口那津男君 そこで、この小さい政府、これを行政権の努力と、こういうふうに考えた場合に、既にいろんな角度で御努力をされてきていると思うんですね。思い付くだけでも、財務省としては予算執行調査というのを毎年度試みているわけですね。網羅的ではありませんけれども、やはり効率的な予算の執...全文を見る | ||
○山口那津男君 一定の成果は上がっていると思うものの、総務省のお立場からすると、これは各省庁が自ら評価したもの、これを整理して客観性を確保する、その他の努力をするというお立場でありまして、その内容が国がやるにふさわしいかどうかとか、そういう観点ではやり切れない部分、つまり政策評価...全文を見る | ||
○山口那津男君 おっしゃるとおりで、政府としての全体の取組というのも十分になされておらないようでありますし、その活用もまだ改善の余地があるということだろうと思います。 そこで、去る九月三十日、衆議院の予算委員会で太田昭宏議員の質問に対して総理が、事業仕分についていろいろ御答弁...全文を見る | ||
○山口那津男君 そうだとしますと、今予算は毎年シーリング制度を取っているわけですね。これは量的に限度を設けてやると、これは一つの確立した手法、一定の意味を持っていると思います。それから、今公務員の数の削減ということも言われているわけですが、これも数値目標だけ決めて幾ら減らそうと、...全文を見る | ||
○山口那津男君 これで終わります。 | ||
10月24日 | 第163回国会 参議院 行政監視委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十二日までに、ツルネンマルテイ君、矢野哲朗君、愛知治郎君、千葉景子君、和田ひろ子君、鈴木寛君、津田弥太郎君、蓮舫君及び藤野公孝君が委員を辞任され、その補欠とし...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官中城吉郎君外十六名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ご...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に参考人として、理事会協議のとおり、日本郵政公社総裁生田正治君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。 ...全文を見る | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。 本日は、行政の活動状況に関する件について質疑を行うことといたします。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(山口那津男君) 文部科学省、よろしいですよ、どうぞ。 | ||
○委員長(山口那津男君) 時間が過ぎておりますので、まとめてください。 | ||
○委員長(山口那津男君) 荒井委員、質問をまとめてください。 | ||
○委員長(山口那津男君) 本日の質疑はこの程度にとどめます。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) これより請願の審査を行います。 第七号松江市における交通事故死の疑いのある事案の明確な説明を求めることに関する請願を議題といたします。 本請願について、紹介議員に趣旨の説明を求めます。浜田昌良君。 | ||
○委員長(山口那津男君) 次に、理事会において協議いたしました結果につきまして、専門員から報告させます。白石専門員。 | ||
○委員長(山口那津男君) 第七号松江市における交通事故死の疑いのある事案の明確な説明を求めることに関する請願は、理事会協議のとおり、採択すべきものにして内閣に送付するを要するものと決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時三十八分散会 | ||
10月26日 | 第163回国会 参議院 憲法調査会 第4号 議事録を見る | ○山口那津男君 公明党の山口那津男です。 お二人の先生には、国民投票の欧州における具体的な事例を体験したお立場から非常に臨場感のあるお話を伺えて大変参考になりました。 今、日本では憲法改正をめぐって、その国民投票制度というものも議論になっているわけでありますが、これを仮に...全文を見る |
○山口那津男君 そこで、その投票の対象といいますか議案といいますか、これに対するキャンペーンを張って、例えばアイルランドでは二回やって、二回目の方がその周知徹底が進んだと、そして結果が変わったと、こういうお話だったようでありますけれども、この周知を図るための担い手というのはいろい...全文を見る | ||
○山口那津男君 国民投票をやった国において否決された例も出てきた中で、国民投票をやらなかった国、やらなかった加盟国から国民投票を求めるような動きというのはいろいろ出てきているんでしょうか。お二方、いかがでしょうか、それぞれ。 | ||
○山口那津男君 最後になりますが、安全保障についての枠組みというものも、NATOもありますし西欧同盟のような動きもありますし、いろんな動きがあるけれども、いずれにしても拡大をしようと、ヨーロッパ的な統合を求めようと、こういう動きがあると思うんですね。 安全保障でやっぱりアメリ...全文を見る | ||
○山口那津男君 ありがとうございました。 | ||
10月28日 | 第163回国会 参議院 行政監視委員会 第2号 議事録を見る | ○委員長(山口那津男君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じ...全文を見る |
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(山口那津男君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(山口那津男君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時三十六分散会 |