山口那津男

やまぐちなつお

選挙区(東京都)選出
公明党
当選回数4回

山口那津男の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。残り時間、御質問さしていただきます。  先般、文民統制上、国会報告というのは国会の関与の重要な道具の一つであると、こういう御議論をさせていただきました。旧テロ特措法に基づく補給支援活動の終了後の結果の国会報告という規定が旧法の十一...全文を見る
○山口那津男君 この終了結果の国会報告というのは今後のこの制度の在り方あるいは運用の在り方についての重要な資料を提供するものでありますので、是非中身のある報告をお願いしたいと思います。  その上で、今回の国会の議論を振り返ってみますと、旧法に基づく補給支援活動についてはイラクへ...全文を見る
○山口那津男君 この法案が成立した場合に、実際にその運用上も様々な疑義を招かないような配慮というのも必要だろうと思っております。その点について今後どのような配慮をなされていかれるおつもりか、官房長官にお伺いしたいと思います。
○山口那津男君 時間が限られておりますので最後にお伺いいたしますけれども、今回、防衛省をめぐっての調達の不祥事等々が様々な観点から議論されてまいりました。私はこの現在の中期防、これが五年間の計画で平成十七年に制定されたわけでありますけれども、三年後の見直しという規定が入っておりま...全文を見る
○山口那津男君 終わります。
01月10日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。  これまでの議論を振り返りまして、これから何が課題になるかということについて私から何点か御質問させていただきたいと思います。  特に本法案をめぐっては、衆議院、参議院で長い時間議論を重ねました。そして、昨年の末に、終盤になって...全文を見る
○山口那津男君 さて次に、輸入装備品について、防衛省の調達の在り方についても様々な議論がありました。現在判明しているだけでも、複数の輸入商社そして複数の契約案件について水増し請求が発覚しているわけであります。そのやり方についてはメーカーが元々出した見積書を商社がこれを偽造する、署...全文を見る
○山口那津男君 先ほど大臣は詐欺に当たると、こういうふうにおっしゃいました。なるほど、そのとおりだと思いますが、しかし国民の税金をだまして取るということだけではなくて、やはり防衛省に提出するその書類そのものを偽造する、他人の署名をそのままコピーして勝手に文書を作って提出する。こう...全文を見る
○山口那津男君 今立法府に対して遠慮がちな言及だったと思いますけれども、しかし調査を受ける相手からすればこれはいい迷惑でして、突如として国会から照会が来て、また防衛省から照会が来る、それに仕事上何らかのエネルギーを割かなければならないと。また、この商行為上のいろいろなイメージとい...全文を見る
○山口那津男君 今大臣から大綱についても言及がございました。この大綱も今の中期防と同様に平成十七年度、同じ時期に作ったものでありますから、この内容についてはかなり一体性を持った議論であり考え方であったと思います。しかし、今この大綱は本来五年後修正をする、つまりその五年後は平成二十...全文を見る
○山口那津男君 総理に伺いたいと思いますが、昨日で防衛庁から防衛省に変わって一年がたったわけですね。この防衛省になるということについては、昇格をするとかあるいは格上げをすると、こういう思いのこもった主観的な言い方があったわけであります。しかし、今日このような不祥事を招いているとい...全文を見る
○山口那津男君 その総理の決意を具体的な姿で是非表していただきたいと思うんですね。その最初の試金石が、正に次期の中期防をどう作るかあるいは計画をどう修正、見直していくかということだろうと思います。  そして、平成十七年当時と違ってきているところは、この我が国社会が少子高齢化がど...全文を見る
○山口那津男君 また、今度の国会では恒久法、一般法についても様々な論議があったところであります。この我が国の国際平和協力の在り方というものはいろいろ試行錯誤がありました。まず国際平和協力法、いわゆるPKO協力法というものを作るときのいきさつというのは、私も当事者でありましたから非...全文を見る
○山口那津男君 最後になりますが、我が党もこの一般法、恒久法の論議は必要だと、こう考えております。  それで、その論議に当たって大事なことは、この今の憲法の趣旨を逸脱しないということ、これが国民の皆さんまた国際社会にも安心感を与えることになると思います。  それともう一つは、...全文を見る
○山口那津男君 これまでの国会論議を振り返って、今後、今御指摘申し上げました様々な課題、これについてなお精力的な議論を期待をいたしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
01月31日第169回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。  この度の補正予算は、災害対策あるいは原油高騰対策、さらには中国残留孤児の給付の制度、そしてまた高齢者医療制度への移行の激変緩和など所要の経費、これを臨時的なものあるいは緊急の必要のあるもの等について手当てをしておりまして、一日...全文を見る
○山口那津男君 今、新潟県の例を挙げていただきましたけど、確かに耐震化を進めれば効果があるということが実証されているわけであります。しかしまた、現場の方々の意識の問題もあるでしょうし、多額の費用も掛かるし、一気にできないということもあります。そうした意味で支援が必要だろうと、こう...全文を見る
○山口那津男君 地域にとりましても、また子供たちにとりましても安全、安心のよりどころでありますので、是非積極的にお願いしたいと思います。  さて、原油高騰対策についてお伺いしようと思いましたが、同僚委員の質問等で制度の内容については既に御議論がありました。  一点だけ伺いたい...全文を見る
○山口那津男君 また別途、軽油やガソリンの運賃補助という仕組みが十分じゃないものですから、やっぱりこの価格が島で非常に高騰していると。例えば、三宅島ではリッター当たり二百十円超えて、小笠原ではこれは二百六十円を超えていると、こういう話もありました。ですから、これらも含めて、自治体...全文を見る
○山口那津男君 委員長、制止をお願いしたいと思います。
○山口那津男君 今開かずの踏切について詳しい説明がありました。地方のことが話題になってきましたけど、東京はやっぱりいろんなものが集中しているだけにこういった集中、集積の不利益部分というのはいっぱいあるんですね。開かずの踏切は先ほどの説明のようにたくさんの数、しかも全国の半数を東京...全文を見る
○山口那津男君 東京足立区の竹ノ塚という踏切では残念ながら大きな事故がありました。死亡者が二人、大けがした方が二人、これを解消するために今立体化をしようということで作業が進んでいるところでありますけれども、ここには区が、足立区が事業の施行者になりまして国が支援をすると。普通だった...全文を見る
○山口那津男君 その足立区を選挙区とする鴨下環境大臣、公害健康補償法という法律で補償事業をやっていますね。これは公害の患者さんを認定をして補償金を払うという仕組みですね。ここにも自動車重量税が使われているんですね。幾らぐらい使われて、全国でその認定された患者さんがどれぐらいいらっ...全文を見る
○山口那津男君 東京だけでも一万八千人の患者さんいらっしゃるんですよ。高齢化しています、ほかに収入がなくて、これを頼りにしている人がいます。暫定税率廃止で影響を受けたらたちまち生活困るんですよ。是非ともこれは確保していただきたいと思います。  さて、次に伺いますが、これをお示し...全文を見る
○山口那津男君 しかし、このCCWで大量製造国、保有国が合意に賛同しないということになりますと進展しません。その場合には、オスロ・プロセスの方が禁止条約に向けて動き出す可能性もあるわけですね。かつて対人地雷禁止に関するオタワ条約締結のときも、そういう動きでオタワ条約の方が先に進ん...全文を見る
○山口那津男君 対人地雷禁止のときもCCWでなかなか進まなかったから、大量の製造国、保有国を除いたそのオタワ条約の枠組みで我が国はそっちに参加して合意をしたわけですよね。ですから、その辺はよく考えながら今後検討していただきたいと思います。  さて、防衛省も自衛隊でクラスター弾は...全文を見る
○山口那津男君 総理に日中環境基金構想について伺います。  本会議の代表質問で、総理は、これを検討すると、こういう御答弁でありました。昨年末、中国に行かれたとき、温家宝総理の方から、逆にあちらから提案があったとも伺っております。中国側も資金提供の用意があるとすれば、我が国として...全文を見る
○山口那津男君 中国産ギョーザ、冷凍ギョーザの事案が発生しておりますけれども、これについてはやっぱり政府全体として取り組む必要があると思うんですね。そういった中で厚生労働大臣が中心的な役割を担うかもしれません。まずはその被害の拡大を防止する、そしてまた原因をしっかりと究明する、そ...全文を見る
○山口那津男君 最後に、厚生労働大臣に伺います。  C型肝炎、これについて薬害肝炎救済法を作りました。実施が大事であります。一月十七日に新聞広告が出まして、無料で検査できますとか、使用した医療機関は以下のとおりですと大変大量に出たわけでありますが、都内調べてみましたら、まだ無料...全文を見る
○山口那津男君 よろしくお願いしまして、私は終わります。
02月06日第169回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。  私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、ただいま議題となっております平成十九年度補正予算三案につきまして、賛成の討論を行うものであります。  本三案につきましては、例年措置されている災害対策、義務的経費の追加ととも...全文を見る
03月17日第169回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。  まず初めに、イージス艦の事故についてお伺いをしたいと思います。  原因の究明、そして再発防止策を確立し徹底するということが今求められていることだろうと思います。しかし、これまで防衛省から発表されている事実関係については明らか...全文を見る
○山口那津男君 十ノットで十二分前ということになると、ちょうど二海里ほど離れたところで灯火を見たというのと一致する説明ができるようになるだろうと思いますが、しかし、それも定かな確信ある事実関係かどうかよく分からないところがあるわけですね。是非、究明をしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○山口那津男君 「なだしお」事故の後の通達が出ました。操艦教範にも触れられているところでありますけれども、回避をするためには別な手段もあるわけですね。例えば汽笛を鳴らすとか、あるいはサーチライト等を発光するとか、あるいは無線を使うとかですね、こういうことが実際に当時、自動操舵で直...全文を見る
○山口那津男君 その「あたご」の事故の後、明石海峡でも商船の事故がありました。  海上保安庁に伺いますが、その後、この海上交通センターから無線を使って事故を回避する、そういう改善策がお考えになられたと思いますけれども、この内容を御説明いただきたいと思います。  それと、今、防...全文を見る
○山口那津男君 今いろいろな御答弁を聞くにつけ、無線やその他の手段で回避するということはなかなか難しいと、現状では。やはり自動操舵であの地域を航行するのではなくて、早い時間に時機を失しないで回避措置をとるべきであったということが明らかになってくるだろうと思います。是非、防衛大臣に...全文を見る
○山口那津男君 その際にもう一つ私は伺いました。葛飾区の例を出しまして、医療機関等と提携をして無料の検査ができる、この仕組みを自治体その他に徹底していただきたいと、で、大臣もお約束されたわけでありますが、その後の経過を見ますと必ずしも現場に徹底されていないんですね。いまだに実施す...全文を見る
○山口那津男君 保健所の数というのは限られていますし、アクセスが不便なんですよね。現場の鈍感さというものもあるんではないかと思います。是非よろしくお願いしたいと思います。  さて、次に、先般予算委員会で宮城県に委員派遣していろいろ調査をしてまいりましたが、その中で温泉を利用する...全文を見る
○山口那津男君 是非、検討をした結果をまた公表していただきたいと思います。  問題は、この除去技術を確立してそれを提供する、その費用負担もどうするかを含めて考えるということだろうと思いますが、環境省としてこの技術開発について取り組んでいらっしゃいますか。
○山口那津男君 発生源で除去するという考えもありますが、しかし、水道水として利用するわけですから、その取水するところで除去するということもあろうと思いますので、これ水道事業者からのアプローチというものもあり得るだろうと思います。  また、温泉の利用について、やっぱりこれ観光振興...全文を見る
○山口那津男君 科学技術の面でもこの発生源を抑えるという努力をお願いしたいと思います。  それと、環境省として、国内でこの黄砂をどう対策を取るかということと同時に、発生源に対してどういう対応をするかという国際的な取組、これも重要だと思いますが、環境大臣、どう認識されますか。
○山口那津男君 近年、ポリタンク、廃ポリタンクが日本海から押し寄せたり、あるいは今の黄砂のみならず様々な大気汚染物質が酸性雨となって日本に被害をもたらすというようなこともあります。これらを含めてやはりこの環境面での日中、あるいは韓国も含めた国際的な取組というのが必要だろうと思いま...全文を見る
○山口那津男君 特に中国との関係におきましては、大気のことも、また水質のことも、あるいは人材育成といった面も含めて、これからがこの環境的な共同の取組が必要な時代だと我々は思っているわけでありますが、中国も日本も資金を出し合って日中環境基金のようなものを創設をして、ODAはともかく...全文を見る
○山口那津男君 胡錦濤主席の訪日の機会などは絶好の機会だと思うわけでありますけれども、チベットで暴動が起きまして、これらの影響がいろいろ懸念もされるわけでありますが、これをどう外務大臣として認識をされているか。あわせて、邦人保護、これを徹底して、近年観光客も増えておりますので、や...全文を見る
○山口那津男君 獣医の問題について、最近のペットブーム、あるいは高齢者に対するいやし効果等々、注目をされているわけでありますが、一方で産業動物医のような、獣医のような分野は減っておりまして、この偏在が見られるということもございます。  まず文部科学省として、この獣医教育の在り方...全文を見る
○山口那津男君 農水大臣に伺いますが、偏在を是正するためには処遇の改善とか様々な工夫が必要だと思います。また、補助者が最近民間のいろいろな資格で増えてきていると。しかし、これだけの人数が増えますとやはり一定の技術基準、資格のようなものも国として考える必要があるんではないかと思いま...全文を見る
○山口那津男君 最後に渡辺大臣に伺いますが、中小企業金融の需給の実情と、そして新銀行東京が提起した課題といいますかテーマがあったと思うんですね。これらに対して新銀行東京がどういう役割を果たしてきたのか、そして、これから金融政策上この中小企業金融についてどういう在り方が望ましいのか...全文を見る
○山口那津男君 ありがとうございました。これで終わります。
03月25日第169回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。両先生には長時間にわたってお疲れのことと思いますが、しばらく御見識を承りたいと思います。  まず初めに、両先生にお伺いしたいと思います。  八代先生御提出の参考資料によりますと、正社員と非正社員の数というものがこの九〇年代を通じ...全文を見る
○山口那津男君 八代先生にお伺いしますけれども、この非正社員に対してはとりわけキャリアアップの道というものが非常に閉ざされているわけであります。また、正社員の中でも、現実には自らのキャリアアップを図っていくためには環境が整っているとは決して言えないと、こう思います。いずれにとりま...全文を見る
○山口那津男君 財政再建を果たしていくためには、一面、経済成長によって自然増収を図るという方法もありますし、また税制を改正して増税を図るということもあります。また一方で、歳出を削減をする、行政を効率化する、これも非常に必要なことだろうと思いますし、それは一時的なことではなくて、や...全文を見る
○山口那津男君 経済財政諮問会議の議事録を拝見しますと、この事業仕分のところは「政府機能の見直しについて」という表題で、一つは国と地方の仕分について、そしてもう一つは官と民の仕分についてと、大きな二つのテーマで議論がなされているようであります。しかし、また一方で、事業仕分の概念図...全文を見る
○山口那津男君 まさにこの経済財政諮問会議という限られた人たちのサークルでこの事業仕分すべてができるとは到底思えません。むしろ、望まれているのは、この行政組織全体の中にその膨大な事業をどうやって不断にこれを仕分けていくか、見直していくか、その仕組みをつくり出すこと、ビルトインして...全文を見る
○山口那津男君 続いて八代先生に伺いますが、今度は、官で行う必要がある、そして国がやる必要がある、公務員が担う必要があるという事業だとしても、しかしそのやり方が本当に能率的かどうかと、特にその内部の管理の在り方、業務というのが本当に効率的かどうかというところは今までは厳しい目が入...全文を見る
○山口那津男君 中林先生に伺いますが、この事業仕分について今いろいろ御議論させていただきましたけれども、アメリカの上院の予算局にいらっしゃったというこういう御経験も踏まえて、上院に匹敵するのがこの参議院だと思いますが、参議院では予算委員会のほかに歳入を議論する財政金融委員会という...全文を見る
○山口那津男君 両先生には貴重な御意見ありがとうございました。これからの資とさせていただきます。  終わります。
03月28日第169回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男です。  私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、ただいま議題となっております平成二十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算、以上三案につきまして、賛成の討論を行うものであります。  今、我が国内外の情勢が大きく変化す...全文を見る
04月17日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。  幾つかの点について御質問させていただきます。  まず、本協定、有効期間を三年間といたしております。これは、従来五年ごとにやってきたわけでありますが、前回の協定では暫定的な要素があるということで二年間といたしました。今回三年間...全文を見る
○山口那津男君 昨年末の財政制度審議会におきまして予算編成に関する建議というのがなされておりますが、そこで幾つかの点についての言及があります。これに対して外務大臣としてどう認識しているかという点を幾つか伺いたいと思います。  まず、当初のこの特別協定の締結のころと比べると社会・...全文を見る
○山口那津男君 もちろん、他の省庁の審議会の指摘をそのまま評価してくださいというのはどうかとは思いますけれども、しかし、そういう指摘があるということで、外務大臣としてそのような指摘に対する御自身の認識を問いたいと、こう思うわけでありますが、もう一つの指摘の中で、駐留経費には様々な...全文を見る
○山口那津男君 もう一点、駐留経費には透明化を向上させる必要があるということも言っているわけですね。じゃ、現在不透明な部分があるのかどうか、あるいは日米でこの説明の仕方に食い違いがあるのかどうか、この点について外務大臣はどのように御認識されていらっしゃるでしょうか。
○山口那津男君 前回、前々回の協定でも節約努力ということが規定に盛り込まれて両国で合意をしているわけであります。この米側の節約努力、協定に文言が盛り込まれ、そして協定のたびにその表現が強調されてきていると、改まってきていると、こういう経過があるわけでありますが、しかし一方で、この...全文を見る
○山口那津男君 やはり協定に文言として盛り込む以上は、これは国内の経費についても同様でありますけれども、その節減、節約の成果というものが目で見て分かるように、国民に説明できるようにこれからやっていく必要があるだろうと思います。単なる努力した項目を掲げるんではなくて、具体的にそれが...全文を見る
○山口那津男君 包括的な見直しをするという、これからやるということでありますが、どのような方針で臨まれるのか。特に、光熱水料については具体的に成果が上がっていると思われますが、人件費と訓練移転費については前回、今回共に動かしていないわけですね。これらも含めて包括的見直しと言う以上...全文を見る
○山口那津男君 前協定は有効期間が切れてしまったわけでありますが、それによって具体的にどのような影響が現れているでしょうか。
○山口那津男君 最後に防衛大臣に伺いますが、アメリカ国防総省は障害者の支援に対してCAPというプログラムを作っております。日本においてユニバーサル社会の推進や基本法の制定というものも主張されているわけでありますが、大臣はこの点について、米軍の取組を参考にしながら、どのような御認識...全文を見る
○山口那津男君 終わります。
05月15日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男です。  まず初めに伺いますが、我が国はブルネイ、インドネシアなど二国間でEPAを締結するとともに、ASEANともEPAを締結するアプローチを取っているわけであります。ASEANについてはプラス3という形で、中国、韓国、日本がともに協力、協調関...全文を見る
○山口那津男君 我が国の貿易政策全般を考えた場合に、本来であれば、WTOで多国間で交渉を締結するということの方が国益実現にとっては望ましい姿だと思います。  そこで、現在のドーハ・ラウンド交渉に今後どう臨んでいくのかということをお聞きした上で、それとの関係で世界各国ないしいずれ...全文を見る
○山口那津男君 日本とブルネイの経済連携協定におきましては、ブルネイから日本への農林水産品の輸入実績は現在ないと伺っております。それにもかかわらず、特定品目についてアクセスの改善を取り決めているわけでありますが、その理由はどういうことでしょうか。今後、輸入実績が確実に期待される、...全文を見る
○山口那津男君 日本・インドネシア経済連携協定におきましては、看護師、介護福祉士の受入れを認めているわけであります。それに先立って、日本・フィリピン経済連携協定でも同様の規定を置いたわけでありますが、これらは特定の分野を定めて労働者を受け入れる道を開くものと評価できるわけでありま...全文を見る
○山口那津男君 次に、日中刑事共助条約についてですが、中国の一国二制度の下で香港とも別途条約を締結することになっているということは先ほど大臣からも述べられたところでありますが、一方で台湾との共助についてはどうなのか。これは過去実績があるものでしょうか。また、台湾は独立した国家主体...全文を見る
○山口那津男君 しかしながら、台湾は我が国に隣接するわけであり、また人的、経済的な交流というのはかなりのものがあるわけであります。また、実際に日本国内で犯罪を犯した台湾国籍の人、台湾籍ですね、の人が国外に逃亡していると、こういう人数も二けたに達しているわけでありますから、この点が...全文を見る
○山口那津男君 現実にはICPOを通じて捜査の協力関係があるということでありますので、是非適切を期していただきたいと思います。  次に、日中刑事共助条約では、双罰性の欠如により共助を拒否できる場合を限定しておりません。これは日韓の関係でもそうでありますが。一方、日米の刑事共助条...全文を見る
○山口那津男君 一方で、日米刑事共助条約では、アメリカ側は行政機関による犯則調査にも共助を要望してきたということでありますが、日本からは要求しなかったということであります。それぞれの理由はどういうことだったんでしょうか。
○山口那津男君 これは双罰性のところとも私は関連があるのではないかと思いますが、行政機関の犯則調査と日本で考えられているものがアメリカでは刑事処罰的な手続で行われているという分野もあるのではないかと、その辺の認識の違い、実務の違いが横たわっているのではないかという気がいたしますけ...全文を見る
○山口那津男君 以上で終わります。
06月11日第169回国会 参議院 本会議 第26号
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○山口那津男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました福田内閣総理大臣の問責決議案に対し、断固反対の立場から討論を行うものであります。  ただいま民主党の簗瀬議員から賛成討論がありましたが、全く決められた時間も守ることができず、議長の再三の注意も無視してこのようなこと...全文を見る
10月15日第170回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。  今いろいろと質疑がなされておりますが、この審議というのは予算委員会であります。審議の対象は補正予算であります。ですから、これについてしっかり議論をするというのがこの委員会の役目でありまして、それと関係のないことをとうとうと述べ...全文を見る
○山口那津男君 大体、今どういうときか。これは今、五十年、百年に一遍のあるかないかという未曾有の金融危機です。世界の経済の困難に直面しているときです。日本も大きな影響を受けているときです。だから、経済対策をやろう、そして補正予算を一日も早く成立をさせて、場合によっては次の対策もし...全文を見る
○山口那津男君 今の総理の厳しい認識のように、今、政争を繰り返しているようなときではないんですね。解散をすべきか否かということを総理と延々と質疑を繰り返すときじゃないんですよ。  これから本題に入りたいと思います。  この金融危機に対して、先日、G7に中川大臣が御出席されたと...全文を見る
○山口那津男君 日本の金融機関のセーフティーネットというのがかつてございました。金融機能強化法という法律でありますが、今これが時限が切れておりますけれども、しかし場合によっては、この安定化を図るために再び立法する必要があるかもしれません。中身をどうするかということについては検討の...全文を見る
○山口那津男君 保険につきましては、生命保険のみならず損害保険についても、これも含めて御検討いただきたいと思います。  それから、大臣はG7の会合上、IMFに対して、日本の外国為替特別会計等の資金を活用して新興国あるいは中小国を支援すべきであると、そういう用意があると、こういう...全文を見る
○山口那津男君 今日は日銀総裁にもお越しいただいておりますが、G7に御出席して戻られて間もないと思います。そのG7の中でどのようなことを御主張されてきたのか、またどういう所感をお持ちなのか。そして、昨夜も新たな対策を取られたと、こう言われております。また、今後取るべき課題もまだ残...全文を見る
○山口那津男君 日銀総裁におかれましては、どうぞ、御公務おありでしょうから、御退席いただいて結構でございます。  さて、中川大臣にお伺いいたしますけれども、今、世界も連携し、日本も必死になって当面必要なことを次々と対応しているわけですね。しかし一方で、翻ってなぜこういう問題が起...全文を見る
○山口那津男君 そこで総理に伺いますが、これまでの議論で、日本は世界に参考にしていただくべき経験があると、そして日本の金融経済情勢は相対的にはそれほど痛んでいないと。さらには、今年はサミットあるいはG8議長国と、こういう立場もあると、日本独自の役割というのがあると思うんですね。場...全文を見る
○山口那津男君 今後、追加的な経済対策をどうやるべきかということも検討を総理から御指示をいただいているわけでありますが、さきに八月二十九日に政府・与党で決めた対策の中に、定額減税あるいは臨時福祉特別給付金、こういうことを平成二十年度内に実施すべきである、これ合意をいたしました。そ...全文を見る
○山口那津男君 この定額減税については、特別減税という名称で平成十年に実行したことがありました。その実行に併せて臨時福祉特別給付金というものも行ったわけであります。これが一つのやり方の参考になると思います。  しかしまた、私どもがこの議論を合意をしたときは、消費者物価が著しい上...全文を見る
○山口那津男君 太陽光発電、これが近年まで日本は世界一の座を誇っておりました。残念ながら今ドイツに抜かれたようでありますが、しかし、この奪還を目指して是非頑張っていただきたいと思うんですね。  まず、環境大臣に。環境大臣は技術の面も明るい方だと承知いたしておりますが、この太陽光...全文を見る
○山口那津男君 その公共施設というのは、屋根とか壁面とかってだれでも思い付くんですが、例えば高速道路沿いの壁とかのり面とか、そういうところも活用の余地はあるんじゃないかとも思うんですね。相当な面積が私は確保できる余地があると思います。是非頑張っていただきたいと思います。  さて...全文を見る
○山口那津男君 環境大臣はかつて宇宙工学を勉強されていたと伺っておりますが、この太陽光発電でも宇宙を利用すると、こういうアイデア、技術があると伺ったことがあります。この点についての御見識を伺いたいと思います。
○山口那津男君 経産省、文科省、そして環境省、相協力して、いい開発に結び付けていただきたいと、総理としてもこの点のリーダーシップを是非お願いをしたいと思います。  次に、医療の問題について何点かお伺いしたいと思います。  がん対策の推進についてでありますが、がん対策推進基本計...全文を見る
○山口那津男君 厚生労働大臣に伺いますが、大学でもう教育の課程から緩和ケアを組み込んでいくべきだと、こういうふうに考えているわけですが、一般の臨床研修、これは今始まった研修ではなくて一般の大学病院あるいは拠点病院等で行われる臨床研修、ここでもやっぱり緩和ケアの必要性、またそれに伴...全文を見る
○山口那津男君 次に、防衛省に伺いますが、防衛省も立派な医療資源をたくさんお持ちなんですね。パネルをお示ししたいと思います。(資料提示)  全国に自衛隊病院というのが十六か所ですかね、あると伺っております。また、防衛医科大学の病院というものも別途あるわけでありますね。ところが、...全文を見る
○山口那津男君 埼玉県に防衛医科大学校病院というのがあるわけですが、これは最近、今年の八月にやっと埼玉県の災害拠点病院に指定されたんですね。今までなかなかこういうことができなかったんです。地域と連携できるということになりました。そして、この病院こそ最高の技術を誇る自衛隊の関連の医...全文を見る
○山口那津男君 最後になりますが、法制局長官に伺います。  憲法解釈の在り方について、本年十月七日、衆議院の委員会において、菅直人議員の質問の内容ですが、こういった真理教が大きな多数を占めて権力を握って、政治権力を使ってオウムの教えを広めようとしたような場合、憲法二十条に反する...全文を見る
○山口那津男君 今の答弁では誤解を与えたままよく分からないんですよ。是非、これは総理に対する元々の質問だったんですね、総理として、やっぱり今の答弁をよく聞いていれば、実質的に撤回されていると私は思います。内容が補充されている、変更されていると思います。その点について、総理一言。
○山口那津男君 終わります。