山下雄平

やましたゆうへい

選挙区(佐賀県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

山下雄平の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第186回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。  今国会でも恐らく度々、度々質問をさせていただくことになろうかと思います。谷垣大臣始め法務省の皆様、そして最高裁の皆様、何とぞよろしくお願い申し上げます。(発言する者あり)ありがとうございます。  まず、質問に入る前に、一昨日、三月十...全文を見る
○山下雄平君 ありがとうございます。  就任予定の寺田さんには頑張っていただきたいと思っております。  次の質問に移らせていただきたいと思います。  火曜日の谷垣大臣の所信表明では、冒頭で、犯罪防止対策の推進、とりわけ再犯防止について触れられました。罪を犯さないこと、犯罪が...全文を見る
○山下雄平君 再犯をされる方が少なくないということであろうかと思います。  政府が掲げる世界一安全な日本の実現のためには、再犯防止対策は不可欠です。そのためには、受刑者への矯正教育や出所した後に社会に復帰できるように、職業訓練であったり職場、雇用の受入先の確保など、総合的な取組...全文を見る
○山下雄平君 社会に復帰できずに軽微な犯罪を犯して、刑務所を出たり入ったりしていくうちに重大な犯罪を犯してしまうという事例もあると聞きます。是非とも総合的な取組の強化をよろしくお願い申し上げます。  最近、各地の図書館で、本屋で、アンネ・フランクの日記が破られるという事件があり...全文を見る
○山下雄平君 副大臣がおっしゃったように、差別をなくしていくためには一人一人の意識を変えていくことが非常に重要で、法務省が今取り組んでいらっしゃる人権啓発、人権教育を更に取組を強化していくことをお願いし、私の質問を終わらせていただきたいと思います。
03月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今回もまた質問させていただきます。  法務省所管の予算案について、奥野副大臣の説明では、初めに犯罪対策、とりわけ再犯防止の充実強化を取り上げられました。これは谷垣大臣の所信とも軌を一にしていると思います。更生保護関係では十七億円余りの増額...全文を見る
○山下雄平君 副大臣がおっしゃったように、住むところがない、働くところがない人が再犯をする可能性が高いというような話もありました。私は、刑務所を出所した後、身寄りがない方が頼りにする保護会の定員増加だったりとかスタッフの充実、そうした取組も必要だと思いますので、是非とも御努力いた...全文を見る
○山下雄平君 是非とも省庁横断の取組を強めていただければと思いますし、また、民間の大学病院だったり地域の医師会だったり、民間の方との連携を強めていく必要もあると思いますので、そういった取組を是非よろしくお願い申し上げます。  次に、大きくテーマを変えたいと思いますけれども、谷垣...全文を見る
○山下雄平君 大臣がおっしゃったように、この問題に関しては裁判が問題の解決になかなかつながっていない、むしろ泥沼化しているという状況があると思いますので、引き続き御尽力いただければと思います。  質問も残っておりますけれども、時間ですのでまた別の機会に譲りたいと思います。  ...全文を見る
04月10日第186回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。三週間ぶりに質問に立たせていただきます。よろしくお願いいたします。  少年法の改正案の具体的な中身に入っていく前に、少年法の成り立ちそのものについて少しお伺いさせていただければと思います。  今の現行法の規定であっても、またこの改正案で...全文を見る
○山下雄平君 少年は成人に比べて未熟ゆえに更生の余地が大きいということが趣旨だと思います。  ただ、今回の少年法改正案の報道をめぐっては、量刑の上限が引き上げられるということが度々報じられております。そうした報道を目にされている国民の中には、少年の犯罪がもしかしたら増えているん...全文を見る
○山下雄平君 少年の刑法犯は増えていない、むしろ減っているというような話もあったと思います。つまり、社会情勢や少年犯罪の様相が変化してきたから今回の改正案が出てきたということではないということだろうと思います。  今回の少年法の改正案の趣旨は、有期刑や不定期刑の上限を引き上げる...全文を見る
○山下雄平君 法務省側から、いわゆる少年に関しては一定の割合で緩和が必要だという話がありました。じゃ、どのぐらいの割合が正しいのか。つまりは、罪に見合う刑というのはどういうものかというのは非常に難しい問題だと思います。さきの臨時国会でも自動車運転の法律があったときにも、じゃ、いろ...全文を見る
○山下雄平君 更生のプログラムをたくさん施しているので、服役が長くなったからといって再犯が一概に多くなるとは言えないという趣旨のことだと思います。いろんな立場の方がいらっしゃいますけれども、罪を犯した少年が深く反省して、罪を悔い、更生しなければならないと思っていらっしゃるのは、い...全文を見る
○山下雄平君 ありがとうございます。副大臣が言われていること、よく理解できました。  ただ、今回の付添人制度が導入されることによって再犯の可能性が減っていくという話であるのであれば、ひょっとすると、じゃ、全ての事件に拡大した方がいいんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれ...全文を見る
○山下雄平君 おっしゃったように、あればあるだけいいという方もいらっしゃるかもしれませんが、国選の場合、財政的にも負担が掛かるわけで、国民の納得がいく範囲というのはどこだろうという検討をされたときに、事実認定が難しい事件であったり、複雑な難しい少年の事件であったりと、そういうとこ...全文を見る
○山下雄平君 もっともっと対象を拡大してほしいという声もある一方、今の見込みだと六百件ぐらいだったのが四千から五千件に増えると。七、八倍増えるということで、かなりの数になろうかというふうに思います。  では、具体的にどういった事件が付添人が選任されるような事件となることが見込ま...全文を見る
○山下雄平君 今回の改正案では、付添人制度の対象拡大だけではなく、少年審判に検察官が関与する対象の事件の拡大も盛り込まれています。付添人と併せて検察官関与制度の対象事件を拡大した理由についてお聞かせください。
○山下雄平君 以上で終わります。ありがとうございました。
04月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問に立たせていただきます。  火曜日の委員会の趣旨説明で法務大臣は、谷垣大臣は、法律事務の国際化、専門化、複雑多様化により的確に対応するため、外国法事務弁護士による法人を設立することを可能にすると今回の改正案の趣旨を述べられました...全文を見る
○山下雄平君 今法務省から御説明がありましたように、法人設立によって活動の幅が広がるということだと思います。また、いろんな事務所が地方にも設立することができるということでありました。外国の法律事務所というのはどうしても東京が多いと思います。法人設立が認められることによって地方に支...全文を見る
○山下雄平君 平成十五年で二百六人、平成二十六年で三百七十六人、十年で二倍近く増えているという御説明でした。これからも外国法事務弁護士の需要というのはどんどん高まっていくのではないかなというふうに想像されます。  今回の改正案の基になったのが、法務省の御説明にもありましたけれど...全文を見る
○山下雄平君 まずはA法人ということだろうと思います。そして、その新たな制度がどういうふうな推移になっていくのか、また共同法人ということを望まれる声が今後どんどん強まっていくのかどうか、そうした状況を見ながら判断されるのだと思います。  過去の法律改正で日本の弁護士の法人を認め...全文を見る
○山下雄平君 今御説明があったように、もしかしたら細かな例外はあるかもしれませんけれども、諸外国の中ではこうした外国の弁護士を受け入れているところというのは法人の設立を認めているということで、日本も早くこうした制度をつくっていかなければならないということを私の考えとしてもお伝えし...全文を見る
04月24日第186回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問に立たせていただきます。  今日は、まず、インターネット上の仮想通貨についてお聞かせいただきたいと思います。  仮想通貨の一つ、ビットコイン、そういうものの取引所のマウントゴックスという会社が破産手続に入る見通しになっておりま...全文を見る
○山下雄平君 刑法などに抵触するかどうか個別具体で判断するということでありましたけれども、この仮想通貨というのは個別具体に事情を把握するのが非常に難しいというのが特徴だと思います。政府も答弁書で、全体像を把握しているのではないというふうにおっしゃっています。現行体制では、刑法だっ...全文を見る
○山下雄平君 法務省として新たな法整備を現状では想定していないということでした。ただ、そうであれば、利用する方というのは一層自己責任が求められるわけですし、自覚が求められるということだと思います。  ただ、一方で、先ほども申し上げたように、欧米では非常に利用が広がっています。日...全文を見る
○山下雄平君 金融庁さんがおっしゃったように、一元的にどこかの役所で情報収集しているという、現状そういう体制ではないという認識でした。  これまで想定していなかった仮想通貨、ビットコイン含めですけれども、こういった事態に関して各国とも戸惑いながらも今対応を模索している段階だと思...全文を見る
○山下雄平君 こうした制度が定着したということで、今回の、いわゆる緊急的に今の建設需要に対応するために制度を拡充しなければならない、していこうということだと思います。  三年間の技能実習を終えた外国人の方に特定活動という在留資格で更に働けるようにしていくと、そういう制度だとは思...全文を見る
○山下雄平君 この建設産業に関しては、現場の代理人などの技術者や、鉄筋工や重機のオペレーターなどの技能労働者が特に不足しているというふうに聞いております。また、この産業に関しては、高齢者がすごく増えて、若者の割合が極端に減っていると、そういった事態も聞いております。  技能労働...全文を見る
○山下雄平君 私が新聞記者のときを思い起こすと、当時、私は、野党の谷垣総裁の番記者をしておった後に、民主党政権の国土交通省の担当に異動するときに谷垣さんに話に行ったときに、今のこの建設、公共投資の大幅削減でこの産業がどうなるのか、本当にそれでもつのかどうかというのを記者の目で見て...全文を見る
○山下雄平君 最後になりますけれども、もちろん国内人材も活用しなければならない、一方で、生産年齢人口が減っている中で外国人の活用もしていかなければならない。これは建設産業にとどまるわけではないと思います。  今後、いろんな懸念もある中で、外国人の方の活用というものを政府としてど...全文を見る
○山下雄平君 終わります。
05月15日第186回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問の機会をいただき、ありがとうございます。  今回の会社法の改正案はコーポレートガバナンスの強化を盛り込んでおり、日本企業への内外の投資を高めるために非常に有用だと思いますし、日本の経済発展に良い影響を与えるのではないかと思ってお...全文を見る
○山下雄平君 制度が各国まちまちなので一律には比較できないということだとは思うんですけれども、そもそも義務付けしているところは一〇〇%ということもありますし、日本が各国に比べてぬきんでて社外取締役の選任率が高いというわけではないと思いますし、また、高めていく必要があるからというこ...全文を見る
○山下雄平君 政府として社外取締役の選任を推進するんだ、推奨するんだということだと思いますけれども、では、議論を深めるためにその現状について把握しておきたいと思います。日本において社外取締役を選任している会社の推移はどのようになってきているのでしょうか。
○山下雄平君 社外取締役を選任している企業というのは増加傾向にあるということでしたけれども、その要因についてどのように分析されているんでしょうか。
○山下雄平君 法改正が提案されるから更に伸びてきたということだとは思うんですけれども、一方で、ずっと傾向を見ておりますと、そもそも企業自身が外部の目を取り入れなければならないという意識が高まって社外取締役を選任する企業が増えてきたと。どんどんどんどん増えてきているということである...全文を見る
○山下雄平君 昨年六月の日本再興戦略では、会社法の改正について、外部の視点から社内のしがらみや利害関係に縛られず監督できる社外取締役の導入を推進すると、そういうふうに明記されております。これは、社外取締役といっても、関連会社の人だったり親族だったりしたら外部の目で監督するというこ...全文を見る
○山下雄平君 重要な取引先という基準が非常に難しいということで、この法律の中に盛り込むというのがなかなか困難だったという指摘だと思います。一方で、アメリカなんかはそういったことを法制化しているという御説明でした。  この重要な取引先ということに関しては懸念の声がしばしば出ている...全文を見る
○山下雄平君 現在のところ、政府として何人がいいということを言うのは難しいということだと思います。  一方で、やはり複数に、一人じゃなくて複数人いいんじゃないかという声もまた強いわけでございますから、政府として今後どう対応していくかというのは、また今後の検討課題ではないのかなと...全文を見る
○山下雄平君 アメリカと韓国では義務付けているけれども、一般的にどこの国も義務付けているわけではないという御説明だと思います。  今回、日本としても義務付けを見送った理由として、先ほど深山局長は、反対意見の中には、義務付けるとかえって会社の規模や業績や業態等に適した企業統治が妨...全文を見る
○山下雄平君 今の深山局長の説明にもありましたし、衆議院の方では谷垣大臣からも同じような説明があったと思いますけれども、つまり、置くことによるマイナスを説明しなければならないんだというような形で一定の基準を法務省として示されているとも取れます。それは、説明をするという実行の形式だ...全文を見る
○山下雄平君 企業ですので、最終的には株主が評価する、判断するということのようです。  しかし、例えば、紋切り型の説明ばかりをしていても株主が余り問題としてこなければ、木で鼻をくくったような説明が横行してしまうというような事態が起こり得ないとも限りません。社外取締役を設置しない...全文を見る
○山下雄平君 私も、企業はそんな変な説明ばかりをして法の趣旨を、脱法行為をするというふうに思っているわけではございませんけれども、万が一そういった事態が起こり得るかもしれないということで、法務省としても重大な関心を持って運用の中で対応していっていただきたいと思っております。  ...全文を見る
○山下雄平君 大臣がおっしゃるように、コーポレートガバナンスが高まって日本の企業の信頼性が高まり、投資をする環境が非常に良くなって、最終的には日本の経済の浮揚につながるというふうに私も期待しておりますし、今改正案が成立して、また二年後検討するというような附則が盛り込まれているわけ...全文を見る
○山下雄平君 ただいまの深山局長の説明では、環境省の判断で整備の対象とされなかったということでございました。  では、環境省にお伺いしたいと思いますけれども、水俣病特措法を整備しなかった理由に関してお聞きしたいと思います。
○山下雄平君 二〇〇九年に自民、民主、公明の協議の上で制定された現在の特措法のスキームを維持していくためには、維新の会から提出されているような修正案のように水俣病特措法を改正する必要があるということだというふうに思っておりますけれども、この修正の内容は現在の特措法のスキームを変更...全文を見る
○山下雄平君 最後に、この修正について谷垣大臣の御自身の所見をお伺いして、質問を終わりたいと思います。
○山下雄平君 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
05月27日第186回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。法務委員会での質問は今日で十回目となります。質問の機会を度々いただき、ありがとうございます。  今日の審議ですけれども、司法試験法の改正案についてですけれども、この委員会、今いらっしゃらない谷垣大臣も含めて、また差し替えでいらっしゃらない...全文を見る
○山下雄平君 まずは志望者数の減少を食い止めなければならないという答弁でございました。  平成十四年に閣議決定された司法制度改革推進計画では、司法試験の合格者数を平成二十二年頃までに年間三千人程度を目指すというふうに書かれておりました。平成十四年の旧司法試験の合格者数は千百八十...全文を見る
○山下雄平君 三千人は多過ぎたので、じゃどのぐらいが必要なのかというのを今検討されているということではあろうと思いますけれども、司法試験の合格者数は平成二十五年度では二千四十九人と聞いております。当初の三千人の目標を大きく下回っています。  三千人というふうに言われていた頃とい...全文を見る
○山下雄平君 雇用する側というのは民間なわけで、なかなか政治や行政が考えたようには進まなかったというようなことだろうとは思います。  これまで法曹養成に関わる前提条件について議論をさせていただきましたけれども、法案の具体的な中身についてこれからちょっと入っていきたいと思うんです...全文を見る
○山下雄平君 今回の改正案では、いわゆる短答式の科目数を減らして旧司法試験と同じような科目数になるというふうに認識しておりますけれども、その理由というのはどこにあるんでしょうか。新試験に移行したときに増やした理由というのは現在は失われたという認識でよろしいんでしょうか。
○山下雄平君 学部時代に法学部を出ていない方に基本的な知識を重点的に勉強してほしいという意図があって今回の短答式の科目にするということではあろうと思うんですけれども、でも、現在の七科目の場合でも基礎的な知識を身に付けていないという人は試験に落ちるわけですから、今の試験のままでも問...全文を見る
○山下雄平君 そういう話であったとすると、新司法試験のときに科目数を増やしたのは何かちょっと変だなという気もしないではないんですけれども、この点についてはこの辺ぐらいにとどめておいて、受験回数の制限についてお伺いしたいと思うんですけれども。  受験回数を五回に増やすことは、今回...全文を見る
○山下雄平君 受験回数制限が三回から五回になったということで、恐らく受験される側にとってはいいことだなというふうに思われると思いますし、それは取りも直さず、三回制限されていたときよりも多くの方は有利になったというふうに思うんじゃないかと思います。  また、受験科目が、短答式が科...全文を見る
○山下雄平君 懸念は生じないというふうな答弁でしたけれども、懸念を生じるかどうかというのは一般の国民の方の取り方なので、仮にそういう考えを持たれる方がいらっしゃるかもしれないということを前提に、周知に法務省としても努めていただければというふうに思います。  谷垣大臣は、旧試験の...全文を見る
○山下雄平君 冒頭に自分のことを話したので、谷垣大臣はいらっしゃらなかったので繰り返しになるんですけれども、私は、自分が大学を卒業した翌年にロースクールができました。私は法学部ですけれども、司法試験は目指しませんでした。しかし、司法養成制度の転換期に社会人になった世代として考える...全文を見る
○山下雄平君 終わります。
06月03日第186回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。今週も質問の機会をいただき、ありがとうございます。  今回の法案審議を視野に入れて、本委員会では今年二月に千葉県の八街少年院、そして千葉少年鑑別所を視察させていただきました。私個人としても、四月末に地元佐賀県の佐賀少年鑑別所を視察させてい...全文を見る
○山下雄平君 大臣から法案の意義についてるる説明がありました。  では、具体的な内容にこれから入っていきたいと思いますけれども、まずは、少年院、そして少年鑑別所に、先ほど大臣からの御説明にもありましたとおり視察委員会を設けると。開かれた運営ということでしたけれども、その意義につ...全文を見る
○山下雄平君 さらに、この法案には、各施設の責任者を、監査官ですかね、監査官というものに指名して年一回以上実地監査をするということが設けられておりますけれども、その意義というのはどういうところにあるんでしょうか。視察委員会とまた監査官、その二重に設けられている意味、そのまた違い、...全文を見る
○山下雄平君 さらに、先に進みたいと思うんですけれども、今回の法案の中には、入っている少年少女が、不服があった場合、法務大臣に対して救済を申し立てる制度が盛り込まれております。この大臣への申出の制度の意義というのはどこにあるんでしょうか、また、これまで不服を持った少年少女というの...全文を見る
○山下雄平君 先ほどそれぞれの申出人に対する特性があるという話であったんですけれども、いわゆる大臣への救済の申出と、少年院長や少年鑑別所長、監査官への苦情の申出と、二種類あるわけですけれども、それぞれどういった特徴があって、申出できる内容に区別があるのか、手続上どういうふうに違う...全文を見る
○山下雄平君 簡便にできるものから、かっちりした形で、より適正に対応してもらいたいというような方の申出から、いろんな形で声を吸い上げていきたいという意思の表れだと思っておりますけれども、先ほど法務省の方からの説明にもありました、今回のその救済の申出というのは、広島の少年院での事件...全文を見る
○山下雄平君 多くの職員の方というのは、少年少女の矯正、更生に向けて一生懸命取り組んでいらっしゃると思います。仮に変な方が出てきたときに、そうしたことの芽を早期に気付いて摘み取れるような、運営の方でも頑張っていただきたいというふうに思っております。  では次に、少年少女が社会に...全文を見る
○山下雄平君 法律として職員が当たる業務ということで明記されたということで、更に更に力を入れていっていただきたいと思っております。  次に、当委員会でも私も取り上げたことがあります矯正医官の問題についてお伺いしたいと思うんですけれども、今回の法案では、少年院、少年鑑別所でも社会...全文を見る
○山下雄平君 先ほど法務省の方からもありました。医師会を始め民間のいろんな各種団体と連携をしながら、何とかこうした施設での医療崩壊につながらないように是非頑張っていただければと思います。  最後の質問になります。  少年鑑別所法案には、地域の非行、犯罪防止への援助が法律上明記...全文を見る
○山下雄平君 終わります。
06月04日第186回国会 参議院 憲法審査会 第7号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。  今日は、四人の参考人の先生方に貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  今日は、持ち時間の関係もありますので、附則に盛り込まれた三つの課題についての一つ、国民投票を憲法改正以外にも広げるのかどうなのか、どこまで広げていくのか...全文を見る
○山下雄平君 大西先生は、レジュメには載せてありますけれども意見陳述の中にはなかったので、改めて説明いただけますでしょうか。
○山下雄平君 伊藤先生にお伺いしたいんですけれども、伊藤先生のお話をお伺いしたときに、国民の民主主義や立憲主義への理解が不十分だから国民投票の範囲を広げることには慎重であるべきだというふうな意見のようにお伺いしたんですけれども、これは代議制民主主義を前提としている憲法論として考え...全文を見る
○山下雄平君 小林先生には、この点ではないことをちょっと時間的に少なくなってきたのでお伺いしたいなと思っておるんですけれども。  今回の国民投票法が改正されたら、憲法改正に対する手続がいよいよ整備されるというわけですけれども、先ほどの先生の意見陳述の中にもありましたけれども、な...全文を見る
○山下雄平君 以上、終わります。ありがとうございます。
06月10日第186回国会 参議院 法務委員会 第22号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。  今週も質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。今週は初めてトップバッターではない質問で、ちょっと感じが違うなと思っておりますけれども。  この入管法についてですけれども、入管行政というのは、平たく言えば、好ましい人には日本...全文を見る
○山下雄平君 外国人観光客だったり高度な能力を有する方、我が国としてもろ手を挙げて是非来てくださいという方に入国をもちろん認めると、そういうことに加えて、やはり人道的な見地から、やむにやまれず祖国を出なければいけないというような方、そういった方に入国や在留を認めるという場合もある...全文を見る
○山下雄平君 数が少ないから懇談会を設けて議論しているわけじゃなく、制度自体がなかなか古くなってしまって手続面で大丈夫なのかということがあって専門家の方に議論をしていただいているということだと思いますけれども、報道の中には、この難民認定の期間を短くする、認定可否の審査の時間を短く...全文を見る
○山下雄平君 毎年、難民認定を求められる方がどんどんどんどん増えているということで、手続や処理面についてどうあるべきかという議論をされているということですけれども、一方で、アフリカでは百万人以上の難民が生まれて、周辺国では受け入れられることができないような状況になっているというふ...全文を見る
○山下雄平君 まずは近いアジアの国を、そして国際情勢を見ながら政府として対応を考えていくということだろうと思います。世界の情勢、いろいろ変わっていっていると思いますので、政府としても果断ないろんな対応をお願いしたいと思っております。  今回の改正案の審議に当たって、本委員会で成...全文を見る
○山下雄平君 そういうふうに外国人にたくさん来ていただきたいという一方で、ただただ入国者数を増やしていけばいいという問題でもないと思います。水際対策というのもやはり最も入管行政にとって重要なことだろうと思いますけれども、そうした視点では今改正案ではどういったことが盛り込まれている...全文を見る
○山下雄平君 日本として入国を止めなければならない、水際対策を強めていかなければならないという事例の一つとして、私はシーシェパードを挙げたいと思っております。シーシェパードは、日本の鯨を食べる文化や捕鯨の文化を理解せずに、沿岸捕鯨だったり調査捕鯨というのを妨害しております。そして...全文を見る
○山下雄平君 お聞きしたときには、この話は向こうです、この話はあっちですということもお聞きしたので、やはり、所管は違ったとしても、じゃ、水産庁に聞いたらこの捕鯨の問題については全て情報が分かるというような体制を取って、そして、我々の捕鯨、正しい捕鯨がこんな卑劣な行為をされていると...全文を見る
○山下雄平君 メンバーだから、それだけをもって入国を排除するのはできないけれども、排除した例はあるということでしたけれども、どういった理由で入国を拒否しているんでしょうか、お聞かせください。
○山下雄平君 個別にいろんな話を聞いて、入国拒否事由に該当する場合は拒否するということだろうとは思うんですけれども、今回の例えば入国する目的なんかを虚偽で言った場合に、それを、じゃ、立証したり、うそを見抜くというのはなかなか大変じゃないかなと思っております。だからこそ、多くのメン...全文を見る
○山下雄平君 今すぐに対応するのは難しいということかもしれませんけれども、大臣がおっしゃったように、事例がどんどんどんどん増えていって、このメンバー自体が本当に悪質なメンバーなんだ、団体なんだということがこちらとして積み上がってきた場合には、政府としても厳しい対応を取るというよう...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。  今週も質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。他委員会も含めて今日の質問で今通常国会で十回目の質問となります。本当にたくさんの機会をいただき、ありがとうございます。  今回の児童ポルノ法改正案は、現行法が児童ポルノを作ること...全文を見る
○山下雄平君 この児童ポルノ法というのは平成十一年に成立して、平成十六年に対象を広げ、厳罰化する改正がなされました。  さきのこの委員会の遠山議員の趣旨説明では、インターネットの発達により児童ポルノの被害に遭う児童の数が増え続けているというふうに指摘されましたけれども、これまで...全文を見る
○山下雄平君 一問目の私の質問の議員の答弁の中で、単純所持を禁じている国も多いという趣旨の答弁がありましたけれども、では、G8など主要国ではこの単純所持というものを禁じているんでしょうか、お聞かせください。
○山下雄平君 諸外国でもやはり多くの国がこの単純所持を禁じている、だからこそやはり日本もそこに踏み出すべきじゃないかということで、今国会での改正という運びになろうという今動きがあるんだろうと認識しております。  これまでも、ただ、単純所持を禁じる法改正が度々国会に提出されてきた...全文を見る
○山下雄平君 これまでなかなか改正できなかったのは、程度の問題であったり、若しくはプライバシーの侵害という観点があって慎重論が消えなかったために改正できなかったという御説明だと思うんですけれども、そういった懸念に今後どう対応していくのか、どうやってその懸念を払拭していこうと考えて...全文を見る
○山下雄平君 先ほど、ふくだ議員から処罰対象の厳格化、明確化という説明がありましたけれども、法務当局にお聞かせいただきたいんですけれども、単純所持、つまり、インターネットに載せたり人に渡したりということではなくて、ただ持っているというだけの人を把握するというのは、これまでの対象に...全文を見る
○山下雄平君 最後に再びふくだ議員にお聞かせ願えればと思うんですけれども、主要国の中には漫画やアニメの児童ポルノを禁じている国があるとも聞いておりますけれども、今回の改正では漫画やアニメというのは禁止の対象に入っていないわけですけれども、それを対象としなかった理由をお聞かせ願えれ...全文を見る
○山下雄平君 終わります。
10月22日第187回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。  自由民主党は結党以来、憲法改正を掲げております。先ほど丸山和也幹事からもおっしゃられたとおり、我が党は憲法改正草案というものを作成しております。論点は数多くありますけれども、今日は選挙制度の一点に絞って意見を表明したいと思っております...全文を見る
11月12日第187回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。  先ほどから各委員の皆さんから二院制並びに一院制について様々な御議論がありましたけれども、私からも一院制について批判的な立場から意見を表明したいと思います。  一院制の議論が一番盛んだったのは、衆議院と参議院の多数派が異なるねじれ現象...全文を見る