山下雄平
やましたゆうへい
選挙区(佐賀県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月08日 | 第208回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 お二人の先生、今日は貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 私は、両先生に格差問題についてお話をお伺いできればというふうに思っております。 中室先生には教育におけるこの格差の問題、そして森信先生には税、財政の観点から...全文を見る |
○山下雄平君 ありがとうございます。 利用者の方からいろいろ選択ができることによって供給側のまた改革につながって、それがいい保育の質であったり教育の質につながるような、そういう意味でいうと、データを現場でも活用していけるのではないかという御指摘で、大変非常に参考になりました。...全文を見る | ||
○山下雄平君 ありがとうございます。 その点においても、この問題に関してもやはりデータに基づいて政策を決定していく、またどういったところに施策を投じていくかということを、まあPDCAサイクルと言っていいかどうか分かりませんけれども、回していく必要があるというふうな考えだと思い...全文を見る | ||
○山下雄平君 ありがとうございました。非常に分かりやすく、また、我々としても取り入れていかなければならないというふうな御指摘だったというふうに考えています。 次に、森信先生にお話をお伺いできればと思いますけれども、まず、所得税の再分配機能が低下してきているのではないかというよ...全文を見る | ||
○山下雄平君 ありがとうございます。 あわせて、先生先ほどMMTについてもお触れになられました。本当は参議院にMMTの権威の方がいらっしゃるんですけど、ちょっと今日はメンバーじゃないのでいらっしゃいませんけれども。 こうしたMMT、自国で紙幣を刷って財政を更に拡大していく...全文を見る | ||
○山下雄平君 時間が参りました。 貴重な御意見を賜りました。誠にありがとうございます。 以上です。 | ||
03月22日 | 第208回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 まずは、ウクライナ問題についてお伺いします。 ロシアによるウクライナ侵略は絶対に許されません。国際社会が結束した姿を見せるため、岸田総理が緊急のG7首脳会議に出席すると表明されたことは非常に意義があることだと思います。 ロシア...全文を見る |
○山下雄平君 あわせて、G7の場を利用して日米首脳会談を米国側に打診するべきではないでしょうか。今回、日米首脳会談を行う可能性はあるのでしょうか。また、実現した場合には、どういうことを協議し、どういうメッセージを出していく考えでしょうか。お聞かせください。 | ||
○山下雄平君 是非、バイ会談の実現、強力に働きかけていただければと思います。 ウクライナで起きていることは東アジアにも影響しかねません。岸田総理自身、先週の審議で、アジアや我が国周辺においても力による現状変更は許さないと答弁されました。この観点で、我が国の島嶼防衛に不可欠なの...全文を見る | ||
○山下雄平君 安全は何にも代えられないものです。しっかりと分析、対処を願いたいと思います。 防衛省は、私の地元佐賀の佐賀空港へのオスプレイ配備を打診しています。佐賀空港は有明海に面しており、配備予定地の地権者には漁業者が多数おられます。また、地元の有明海漁協は、佐賀県との間で...全文を見る | ||
○山下雄平君 是非地域の思いに寄り添った対応をお願いしたいというふうに思っております。 ウクライナ情勢により穀物や燃油、資材などの価格が高騰しており、食料安全保障が危ぶまれる状況にあります。食料自給率が低いままでは、食料資源の争奪による価格の高騰は国民生活に大きな影響を及ぼし...全文を見る | ||
○山下雄平君 しっかりとした対応をよろしくお願いします。 最後に、新型コロナ対策について伺います。 子供へのワクチン接種が始まりました。大人と子供ではワクチンの量や保管方法なども違います。これまで以上に慎重さが求められる子供と大人の並行接種を進めていくためには、急げ急げだ...全文を見る | ||
○山下雄平君 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
03月29日 | 第208回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今日は、まずウクライナ問題についてお伺いしたいと思います。 ロシアのウクライナ侵略をめぐり、ウクライナ避難民の受入れに向けて古川法務大臣が総理の特使としてポーランドに派遣されるということになりました。今朝の報道では、一日からポーラ...全文を見る |
○山下雄平君 是非、国際社会が連帯しているんだという姿勢を見せるためにも、法務大臣には御尽力いただければと思います。 次に、交通事故問題についてお伺いしたいと思います。 自動車運転致死傷行為処罰法は事故を起こした人を処罰するのが主眼の法律だと思いますけれども、不幸にして被...全文を見る | ||
○山下雄平君 この被害者の思いに寄り添うという観点で看過できないことがあります。交通事故が刑事事件として決着した後も、事故の民事的な責任をめぐって、加害者側が契約する損害保険会社の対応、言動によって被害者やその家族の心と尊厳を傷つける精神的な二次被害が起きているというふうに耳にし...全文を見る | ||
○山下雄平君 一から二%が訴訟にまで発展しているということです。損保会社というのは民間の会社なので、支出を増えないように保険金を抑えようとするのは仕方がないことなのかもしれませんけれども、行き過ぎた対応、言動、主張によって被害者やその家族が苦しんでいる場合も少なくないということで...全文を見る | ||
○山下雄平君 では、法務省ではどうでしょうか、お聞かせください。 | ||
○山下雄平君 では、損保会社を所管する金融庁としてはどうでしょうか、お聞かせください。 | ||
○山下雄平君 政府として、関係省庁で把握ができていないということも非常に問題だと思います。 そもそも、被害者も被害者家族も、事故のことを思い出したくもないと思っている方が少なくないと思われます。そうした中で、民事で争うことになり、心ない言葉、主張で当事者が萎縮している、萎縮ど...全文を見る | ||
○山下雄平君 是非とも強力に促していただかないとこの現状は変わらないと思いますので、より一層の努力をお願いしたいと思います。 また、実態について法務省は把握していないという話もありました。誰もが交通事故の被害になる可能性があります。民事の問題は金銭賠償の話なので、被害者の方は...全文を見る | ||
○山下雄平君 是非とも、情に厚い大臣ですから、そうした声にじかに、直接耳を傾けていただいて、その思いに応えられるような行政に努めていただければと思いますし、ともすれば刑事事件が終わったら決着というふうな形になりがちですので、そこがこれまで見過ごされていたのではないかと思いますので...全文を見る | ||
○山下雄平君 恐らく故意犯でも専門的に審理しなければならないと思いますし、簡易迅速に救済するという思いは、恐らく先ほど大臣がおっしゃった、一日でも早く平穏な日常を取り戻せるようにという主眼にも合致していると思いますので、是非とも省内でも更に検討をいただければというふうに思っており...全文を見る | ||
○山下雄平君 それでは、警察庁として、交番などの再編や市民への説明について都道府県県警をどう指導していかれるおつもりなのでしょうか、お聞かせください。 | ||
○山下雄平君 最後、一分だけですけれども、スリランカ人女性の名古屋入管の死亡事案について、ビデオも私も見ましたけれども、通訳の体制が若干大丈夫なのかというふうにも思いました。そのことについて、最後お聞かせいただければと思います。 | ||
○山下雄平君 以上、質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月13日 | 第208回国会 参議院 憲法審査会 第3号 議事録を見る | ○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。意見表明の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 この参議院の憲法審査会において、国会でのオンライン出席の可否を議論できていることは非常に大変意義深いことだというふうに思っております。 先週の審査会での意見陳述、そして今日...全文を見る |
○山下雄平君 ありがとうございます。山下です。 私が自分の意見表明の中で申し上げたように、私自身はより幅広くオンライン出席を認めるべきだというふうに思っておりまして、出産であったり障害であったりと、そうしたことにあっても表決にまで参加できるようにすべきだというふうに考えていま...全文を見る | ||
05月10日 | 第208回国会 参議院 法務委員会 第10号 議事録を見る | ○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今回の民事訴訟法改正案が提出される以前より、裁判のIT化というものは進められております。二〇二〇年から公判前整理手続にウエブ会議の導入が始まっていると思いますけれども、各裁判所での対応状況、また今後の見通しについてお聞かせください。 |
○山下雄平君 地裁の本庁は対応済みで、支部はこれからということだと思いますけれども、これは、ありていに言えば、本庁のある県庁所在地など比較的人口の多いところが先で、人口の少ない支部はもう少し待ってくださいということが実態であろうかというふうに思います。対応を開始したスタートから全...全文を見る | ||
○山下雄平君 是非とも、地方部、都会、一緒にスタートできるような対応、準備をよろしくお願いしたいと思います。 国民の皆さんが民事裁判、司法サービスをより利用しやすくするためには、予見可能性を高めることだというふうに思います。そのためには、過去の判例が有用だと考えます。 た...全文を見る | ||
○山下雄平君 公平中立な司法が一定の方向性を指し示すようなと取られることはできないという話でしたけれども、価値判断を伴わない形で、例えば前提や条件を置いた場合で、紛争の多い問題、事例について判決を統計的に分析、整理して、例えばグラフにして、幾らというところにどのぐらいの山があると...全文を見る | ||
○山下雄平君 最高裁としては価値判断を伴わない形でやることは必ずしも容易ではないと、できないということなのかもしれませんが、それは政策判断として私はできないというふうに最高裁が判断されているんだというふうに受け取ります。 この最高裁の政策判断と国民の意識の間にずれが生じている...全文を見る | ||
○山下雄平君 私自身、この問題に限らず、やはり最高裁、司法というのは、非常に国民からなかなか民主主義の過程で意見を反映しづらい構造的な仕組みがあるというふうに思っていて、ともすれば独善的になっていたり、また国民の意識とは違う方向に、かたくなに動かないようなことも多々あると私は思っ...全文を見る | ||
○山下雄平君 ちゃんと任命しているし、研修もしているから大丈夫だと言うかもしれませんけれども、これは法曹界に限らず、若い人の人口が減っていって、どの業界も若い世代の質を保っていくということが非常に大きな課題になっています。特に法曹界は、外国の方に担っていくというわけにもいただかな...全文を見る | ||
○山下雄平君 多分それだけでは不十分なので、そういった指摘が上がっているんだと思います。知識、経験を持った裁判官を増やすために、弁護士から裁判官への登用を更に増やすべきではないでしょうか。 最後に、そのことについてお聞かせください。 | ||
○山下雄平君 以上、終わります。ありがとうございました。 | ||
05月19日 | 第208回国会 参議院 法務委員会 第13号 議事録を見る | ○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。 今日は、ひき逃げ死亡事故の公訴時効の問題について取り上げたいと思います。具体的な事件を例に議論していければというふうに思います。 二〇一一年、私の地元佐賀県小城市出身の平野隆史さんという二十四歳の会社員の方が山梨県甲斐市でひき逃げ...全文を見る |
○山下雄平君 一概に言えないということは、それを認めることもなかなか難しいということでもあろうかと思います。 二点目、被害者を含む社会一般の処罰感情が希薄化するという点です。 公訴時効が撤廃された殺人罪とひき逃げによる過失運転致死罪とを比較したときに、殺人罪の方が被害者を...全文を見る | ||
○山下雄平君 この感情において、被害者の方は、被害者の家族の方は、件数が非常に少ないからそれが伝わってないんじゃないかということを、政府に伝わってないんじゃないかというふうな意見もありましたけれども、この十年で過失運転致死罪で時効を迎えた件数というのは何件あるのか、お聞かせくださ...全文を見る | ||
○山下雄平君 これ、ほかの犯罪では時効の件数というのは統計を取っています。このひき逃げ死亡事故をめぐり、被害者家族から政府に時効撤廃の要望が出されているのに件数も把握していないというのは、非常に私は問題だと思います。 技術的にも不可能ではなく、難しいことでも私はないと思います...全文を見る | ||
○山下雄平君 いや、本当にネットを調べてニュースを当たるだけでも相当な確度の件数が取れるので、是非前向きに検討していただければと思います。 次に、理由の三点目、犯人が処罰されることなく一定の期間が経過した場合には、そのような事実状態を尊重すべきという理由についてです。 ひ...全文を見る | ||
○山下雄平君 人を不安定に長い期間置くべきではないという点について、家族の、被害者家族においては、加害者側の人権は守られているけれども被害者の人権は守られてないんじゃないかというふうなことを、叫びも、お声も聞きました。その声にどのように反論されますか。 | ||
○山下雄平君 では、この殺人罪の公訴時効を撤廃する際の法務大臣の答弁では、殺人罪においては事実状態の尊重という必要性の度合いが弱くなるというふうに答弁されております。 車で人をひき、助けもせずに逃げてしまった事件と殺人罪を比較したときに、その度合いに差があると考えておられるの...全文を見る | ||
○山下雄平君 格段の差があるというふうにおっしゃいましたけれども、この犯罪の重大性について、平野さんのお母様は、車でひいたのに助けずに逃げるのは殺人したのと同じだと訴えておられました。 ひき逃げ死亡事故においては、特別に公訴時効を撤廃するべきではないでしょうか。お考えをお聞か...全文を見る | ||
○山下雄平君 ほかにも様々な犯罪があって、その均衡という話もありましたけれども、そうであれば、そうした法、刑法の体系のバランスが崩れるというのであれば、私は、人を奪って逃げているような事案については一律公訴時効を撤廃すればいいというふうに思います。 今日度々引用いたしました殺...全文を見る | ||
○山下雄平君 是非、不断に検討して、前向きに動き出していただければと思います。 時間ですので、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 |