山下芳生
やましたよしき
比例代表選出
日本共産党
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月24日 | 第134回国会 参議院 商工委員会 第2号 議事録を見る | ○山下芳生君 大阪のアジア太平洋トレードセンター、ATCについて聞きます。 なぜATCかといいますと、先ほどの答弁にもあったとおり、全国で唯一総合保税地域の指定を受けた、いわば全国で最も条件の整った施設、民活法、FAZ法の典型施設だからであります。 ATCの総事業費は一千...全文を見る |
○山下芳生君 最初から黒字は無理だというふうにおっしゃるわけですけれども、これは本当に重大だというふうに思うわけです。 それから、大阪市の説明が地下鉄の延伸が大きな影響になっているということだったわけですが、もともと地下鉄の延伸は平成七年度末の予定だったわけですから、開業時に...全文を見る | ||
○山下芳生君 今お答えにあったとおり、民活補助金が十九億円、大阪市も同程度負担をされているはずですから、莫大な額であります。それ以外に税制上の特例措置もあります。 いずれにしても、国民や市民の税金がこうして使われているわけで、それだけ注ぎながら事業が初年度赤字になって破綻をし...全文を見る | ||
○山下芳生君 うまくいっている、テナントの入居が進んでいる例をお挙げになりましたけれども、本当に全国で唯一総合保税地域に指定されているそういう施設がこういう状況になっているという、この点でのしっかりとした責任を認識する必要があるというふうに思うわけです。 時間が来ましたので、...全文を見る | ||
○山下芳生君 終わります。 | ||
○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、新たな事業活動の促進のための関係法律の整備に関する法律案に対し、反対の討論を行います。 反対理由の第一は、バブル経済の崩壊、不況の長期化と異常円高で、その破綻が明白になった民活プロジェクトについて、対象事業を拡大するとともに、大企業へ...全文を見る | ||
11月10日 | 第134回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号 議事録を見る | ○山下芳生君 衆議院の審議で修正された部分について、修正案の提案者に伺います。 修正部分の住民の責務についてですが、災害対策基本法第三条には、「国は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護する使命を有することにかんがみ、組織及び機能のすべてをあげて防災に関し万全の措...全文を見る |
○山下芳生君 確かにそういう住民の役割は非常に大事だということは私も認めるものであります。 ただ、今回の阪神大震災の実態がどうだったのかということを見れば、まさに住民は倒壊した家屋の下から家族や近所の人たちを懸命に救い出した。まさしく自発的な防災活動が被災地じゅうで繰り広げら...全文を見る | ||
○山下芳生君 そこで、本委員会は先日、七月に起こった長野県北部の梅雨前線豪雨災害についで現地視察を行いました。ここでは幸いにして人的被害は非常に少なかった。この点についで、私も参加いたしましたけれども、小谷村の村長さんは、防災無線はなかった、有線も寸断された、しかし各地の消防団が...全文を見る | ||
○山下芳生君 今お答えがあったとおり、実際にすべての住民に一律に努力を押しつけるということはなかなか困難があることだというふうに思います。 結局、阪神・淡路大震災で五千五百名を超える方が亡くなった、全・半壊二十万棟に及ぶ住宅の被害があった。なぜそんなことになったのか、被害が拡...全文を見る | ||
○山下芳生君 十一月五日付の朝日新聞が首相の諮問機関である阪神・淡路復興委員会の活動について社説を掲載しています。御承知かと思いますが、こう書いてあります。 仮設住宅から恒久住宅に移るめどのついた人はごくまれだろう。「復興は順調」などとは、到広言えないはずだ。 この大きな...全文を見る | ||
○山下芳生君 終わります。 | ||
12月01日 | 第134回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○山下芳生君 総理は、十一月七日、衆議院の委員会の質疑の中で次のようにおっしゃっております。現実に地元の皆さんの実態というものを見た場合、個人補償をもっときちっとできるような仕組みがあればいいと思いますと。一国の総理が現実の実態を見て個人補償の仕組みがあればいいと認識をされたんだ...全文を見る |
○山下芳生君 今、検討に値するというお答えがありましたので、具体的に積極的にそういうふうに進めていただきたいと思います。 また同時に、今仕組みはないけれども、あしたどうする、一番困っている人たちを、今困っている人たちをどうする、これは現に考えなきゃならないというふうにおっしゃ...全文を見る | ||
○山下芳生君 今、医師会も命綱が切れそうだということで決議がやられておりますので、総理が制度はなかなか難しいがと、今実際にある制度ですから、これを延長するということは、実際に困っている方に手を差し伸べるという総理の先ほどの御決意から見てもぜひ御検討していただきたいということを述べ...全文を見る | ||
12月11日 | 第134回国会 参議院 本会議 第17号 議事録を見る | ○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、政党助成法及び公選法改正案に関し、総理、関係閣僚並びに提案者に質問いたします。 リクルートや佐川急便事件など、相次ぐ金権腐敗政治に対する国民の怒りと批判が高まる中、我が党を除く各党が政治改革の名のもとで行ったことは、民意をゆがめる憲法...全文を見る |
12月13日 | 第134回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号 議事録を見る | ○山下芳生君 長野、新潟両県を結ぶ生活路線である大糸線の復旧問題で質問をします。 最初に、JR西日本から梅原常務が参考人として出席をされておりますので、質問いたします。 まず初めに、貴社としては大糸線の復旧問題について基本的にどんなスタンスにあるのか。つまり、復旧させるこ...全文を見る |
○山下芳生君 鉄道事業法は第一条「目的」に、「利用者の利益を保護する」ということを明記しています。JR西日本は、民営化されたとはいえ、公共交通機関として利用者の利益を保護するために早急に不通区間を復旧させる責任があるというふうに思うわけです。 もちろん、JR西日本が阪神・淡路...全文を見る | ||
○山下芳生君 お答えがありませんでしたので、事前にいただいたこの資料によりますと、震災前、平成五年度のJR西日本の経常損益を見ますと、五百七十四億円の黒字になっております。六年度は影響を受けて、それでも二百四億円の黒字になっている。平成七年度は経常収支の見通しで五百二十億円の黒字...全文を見る | ||
○山下芳生君 ぜひ努力をいただきたいと思います。 次に、運輸省にお尋ねしますが、十一月十八日付の信濃毎日によりますと、「旧国鉄から引き継ぐ二十七兆円もの債務を減らすために、国としても株売却は悲願だ。」と、国もJR西日本の大糸線復旧による経費負担に消極的であるかのようなニュアン...全文を見る | ||
○山下芳生君 今否定されましたので、そうしますと政府は、JR西日本に公共輸送機関としての責任を果たさせる、そういう指導をするとあわせて、みずからも施策として活用できるものを大いに活用しで、早急に地域住民の生活を守る立場から復旧に積極的に関与すると、こういうことでよろしいですか。 | ||
○山下芳生君 見守るというよりも、積極的にぜひ取り組んでいただきたいと思います。 次に、阪神・淡路大震災の被災者に対する国民健康保険の一部負担金免除制度、いわゆるマル免制度について質問をします。 十二月一日、本委員会の質疑の際に厚生省の岡光保険局長は、被災から一年経過しで...全文を見る | ||
○山下芳生君 厚生省の今の立場というのは、被災者の実態を無視した官僚的なやり方と言わなければならないと思うんです。 先日の総理質問の際にも申しましたけれども、兵庫県の医師会の調査では、激震六区の一部負担金免除者は六割から七割に及んでおります。 生の資料を持ってまいりました...全文を見る | ||
○山下芳生君 今、マル免を打ち切っても対応できるという答弁だったと思いますが、とんでもないというふうに思うわけです。 私、ここに兵庫県保険医協会神戸支部の陳情書を持ってまいりました。この協会は神戸で実際に開業されているお医者さんの団体です。それによりますとこう書いてあるんです...全文を見る | ||
○山下芳生君 本当に納得できないです。一年だったから対応できたという答弁ですが、そうじゃないということを現場で実際にこういう被災者の方々の健康を肌を接しながら見ている医師の方々がそう判断されているわけですから、にもかかわらず一年たったからということで打ち切るというのは、私は現場の...全文を見る | ||
○山下芳生君 今、本当に変わらない答弁なんですが、通告はなかったんですが、ぜひ国土庁長官に、長官も被災者の立場に立ってということを繰り返しおっしゃっておりますので、このマル免制度の延長という要求が現地から、被災者から本当に出ている、その点で今の厚生省の答弁についで、私とのやりとり...全文を見る | ||
○山下芳生君 非常に不満でございますけれども、ぜひ被災者の立場に立つというお言葉を言葉だけにしないで、声が出ているわけですから、担当大臣としてイニシアチブを発揮していただきたいというふうに思います。 次に、これから寒い冬に向かって深刻になっている住宅問題についで、兵庫県と同じ...全文を見る | ||
○山下芳生君 今答弁のあったとおり、自治体でそういうことを独自にやられているところも幾つか出てきているわけですから、そういう自治体の努力を国が補てんする、いろいろ支援する、そのことが大事だと思いますが、そういうことを御検討になっておりませんか。 | ||
○山下芳生君 家賃補助については。 | ||
○山下芳生君 私が聞いているのは、自治体が家賃補助をやったときに国が支援するつもりはないかということです。それだけ答えていただきたい。 | ||
○山下芳生君 終わります。 |