山下芳生

やましたよしき

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

山下芳生の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第201回国会 参議院 本会議 第3号
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○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、安倍総理に質問します。  まず、桜を見る会について聞きます。  どの世論調査でも、七、八割の国民が総理の説明に納得できないと答えています。ところが、総理は、施政方針演説でこの問題に一言も触れませんでした。余りに無自覚、無反省と言わねば...全文を見る
05月21日第201回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  今日は、気候変動について質問します。  産業革命前と比べて世界の平均気温の上昇を一・五度未満に抑えることは、人類共通の死活的な急務となっています。もしも有効な対策を取らなければどうなるか、環境省は昨年七月に、二一〇〇年未来の天気予報...全文を見る
○山下芳生君 二一〇〇年よりも相当前にこういう状況が起こるかもしれないと。だからこそ、野心的な目標を立てて、法的拘束力を持って挑戦することがどうしても必要になると思うんですね。  じゃ、どうするかと。一・五度未満に抑えるためには、温室効果ガスの中でも排出量が多い二酸化炭素、CO...全文を見る
○山下芳生君 中止というふうになかなかおっしゃらないんですよ。私は、さっき紹介したような未来天気予報を出しながら、厳しく見ていくということだけでいいのかなと、やはり石炭火力の新増設は少なくとも中止だということをはっきり表明すべきだと思うんですよね。  そこで、大臣の地元横須賀で...全文を見る
○山下芳生君 お言葉ですけど、横須賀だけを考えるんじゃなくて地球全体と言いますけど、私は、足下の横須賀でさえ新規建設石炭火力が今進んでいることを見直せなくて、何で地球全体のことを考えることができるのかと、これが問われているんだと思いますね。極めて残念です。地元の願いに、地球の危機...全文を見る
○山下芳生君 経産省との連携もあるけれども、地球温暖化を所管する環境省としてという立場が表明されました。私はそれは本当に今大事だと思うんですよね。  経産省は、石炭火力どんどんどんどん、原発も含めて推進の立場です。今や原発も石炭火力もなくそうという方向で世界は流れているわけです...全文を見る
○山下芳生君 更なる野心的な削減努力とありましたけれども、残念ながら具体的裏付けがまだないんですよ。やはり石炭火力維持を前提にしていたんでは更なる野心的な目標というのは出てこないです。  そこで、最後にもう一つだけ提案したいんですけれども、やはり政治の決断が大事だということであ...全文を見る
○山下芳生君 国会が、あるいは政府が、別に区分けする必要ないんですよ。やはり政治が決断する必要あると、そのポジションにあるのはあなただということですから、残念ながらそれがないがために、ちまちまちまちま経産省と折衝するということでは今駄目なんじゃないかということを申し上げます。世界...全文を見る
05月28日第201回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  私の地元は大阪です。大阪南部の泉南地域は、かつて全国一のアスベスト産業の集積地で、最盛期は二百の工場がありました。その工場の元労働者やその家族、周辺住民が石綿肺や肺がん、中皮腫などを発症した責任は、国が早い時期にアスベストの危険性を認...全文を見る
○山下芳生君 大事な認識なんですが、もうひとつ肉声が聞きたいんです、もうひとつ。  私は、血を吐くような健康被害を受けた原告や家族、その皆さんの長年にわたる苦しみと闘いがあってこういう到達、今大臣がおっしゃった到達がつくられてきた、それを胸に刻む必要があると、そのことを問うたん...全文を見る
○山下芳生君 泉南アスベスト訴訟に続いて、全国各地で建設アスベスト訴訟が提起されました。これまでに各地の地裁判決あるいは高裁判決において、国の責任が十一度、建材メーカーの責任が六度認められております。もう流れは決まっております。この流れの中で安全衛生法、石綿則あるいは大気汚染防止...全文を見る
○山下芳生君 レベル1、2と比べて飛散性が相対的に低いという言葉がありました。確かにそういう面はあるでしょう。しかし、量はどうかと。これまで一千万トン輸入されたアスベストのうち七百万トンはレベル3建材として使用されてきました。私たちの身近に最も多量に存在するアスベストはレベル3建...全文を見る
○山下芳生君 大臣、本当よく考えてほしいんですよ。  私は今、現場の実態を調査して提起いたしました。もうマンションの隣にこういうアスベスト、レベル3の建材がいっぱい使われて、隣り合わせて建っているわけです。住民の皆さんはそのことを知りません。そういう危険な状態にあることをほとん...全文を見る
○山下芳生君 非常に残念なんですよ。もう私は現場に行って、実際の解体工事のありようも見て、これは単に事前にあるかないかを調べるだけではとてもじゃないけどこのリスクをなくしていくことはできない、そう思ったんですね。やはり、泉南アスベストの一番の教訓は規制権限をちゃんと行使しなかった...全文を見る
○山下芳生君 私は、本来、今回の改正で義務付けたら、義務付けることによって測定あるいは分析の体制も進んでいくんだと、そう考えております。  もう一つ、ちょっと一つ飛ばしまして、今回の改正案で不適切な除去等を行った者に対して直接罰が導入されることになりましたけど、余りにも量刑が軽...全文を見る
○山下芳生君 是非やっていただきたいんですね。そういうことがあるぞというのが分かれば、それだけでも抑止効果に、不適正な工事のですね、になりますから、よろしくお願いしたいと思います。  今回の改正案で、建物所有者、中小解体業者への負担が増えます。先ほどの議論もありました。そもそも...全文を見る
○山下芳生君 終わります。
○山下芳生君 ただいま議題となりました大気汚染防止法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、日本共産党を代表して、その趣旨を説明します。  石綿を使用した建築物の解体工事はこれから二〇二八年頃にピークを迎えようとしています。レベル1、レベル2建材については、これまで規...全文を見る
○山下芳生君 日本共産党を代表して、我が党提出の修正案には賛成、政府提出の原案には反対の討論を行います。  二〇一八年の石綿による中皮腫や肺がんの死亡者数は四千六百五十人に上り、同年の交通事故の死亡者数三千五百三十二人を大きく上回りました。  石綿は、二〇〇六年に全面使用禁止...全文を見る
06月08日第201回国会 参議院 本会議 第23号
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○山下芳生君 日本共産党を代表して、第二次補正予算案について安倍総理に質問します。  まず、予備費の問題です。  十兆円もの巨額の予備費は、憲法に定める財政民主主義をじゅうりんするものです。巨額の血税の使い道を政府に白紙委任することなどできません。  国民の批判が高まる中、...全文を見る
11月17日第203回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  障害のある子供たちが学ぶ特別支援学校について質問します。  御存じのように、特別支援学校には設置基準がありません。小学校、中学校、高校、大学、幼稚園にはある設置基準が特別支援学校にだけありません。その結果、異常とも言える劣悪な教育環...全文を見る
○山下芳生君 もう中教審等でも有識者会議でも具体的な中身に入っていますから、当然、それを踏まえて大臣としても作りますという方向でいいんですね。作らないということじゃないでしょう。
○山下芳生君 大臣から特別支援学校にも設置基準が必要だということが答弁されました。大事な言葉だと受け止めたいと思います。  そこで確認しますが、特別支援学校に作られる設置基準は、今私が指摘したような深刻な教育環境を改善することを目的とすると、こういうことでよろしいでしょうか。
○山下芳生君 教育環境の改善が目的ということであります。  そこで、設置基準の内容に関わって幾つか聞いていきたいと思います。  昨年の質問の前に私は、神戸大学附属特別支援学校を訪問いたしました。そこで見た音楽の授業の光景が忘れられないんです。音楽室で子供たちは、先生のピアノの...全文を見る
○山下芳生君 転用前提には考えていないと、これも大事な御答弁だったと思います。  もう一つ実態を紹介したいと思います。資料六枚目に付けておりますけれども、教室が足らないために、一つの教室をカーテンなどで間仕切りして二つのクラスで使用する、こういう実態が全国の支援学校で生まれてお...全文を見る
○山下芳生君 今、指導上とおっしゃいました。もう指導上支障が、カーテン一枚では授業に支障が出ているのは当たり前ですから、こういうことは認められないような設置基準にしていく必要があると思います。  そこで、この教室不足の解消に関わって、大臣に是非理解していただきたい心配な実態があ...全文を見る
○山下芳生君 設置者の判断に誤りがないようにと、これ大事なんですね。  大阪の数見ていただくと、教室の間仕切りだけでも二十七あるわけですよ。これが教室不足にはほとんどカウントされていないんですね。間仕切りというのは、元々余裕があったからじゃないですよ。足らなくなったから間仕切り...全文を見る
○山下芳生君 大臣の認識聞きたいんですが、いろいろお話ありました。一概にという話があった。しかし、草津養護学校のような状況もあるわけですね。これは放置してはいけないと思うんですよ。ここはやはりよく工夫、工夫というか、もう解決の方法は、こういうところは分離新設しかないというふうに、...全文を見る
○山下芳生君 設置基準も含めて大規模化への対応ということがありました。これ大事なので、是非そういう方向で基準が検討されることを願いたいと思います。  次に、現存する学校、既存校について聞きます。  全国特別支援学校長会は、基準の策定以後、資料六枚目に付けておりますけれども、資...全文を見る
○山下芳生君 私、これ、本末転倒になってはいけないと思っているんですね。つまり、特別支援学校にだけ設置基準が長い間ないことによって、さっき紹介したような劣悪な教育環境が長年続いてきたと。ようやく設置基準ができる、できたら今度は法令違反にならないように、既存校についてはできる限り、...全文を見る
○山下芳生君 時間が来たので終わります。
11月24日第203回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  今日は、コロナ禍で苦しんでいる学生に対する支援について質問します。  新型コロナウイルスの感染拡大が長期化、深刻化する中で、親の収入や自らのアルバイト収入が減って、経済的に困窮する学生が広がっています。そういう学生が真っ先に削るのが...全文を見る
○山下芳生君 食をサポートするって本当に大事だと思うんですよね。生きる上で基本ですからね。  菅首相は、口を開けば自助、共助、公助とおっしゃいますけれども、学生は自助も共助も頑張っていると思います。食料を受け取りに来た学生の多くは、今度は自分が支える側にとボランティアを買って出...全文を見る
○山下芳生君 様々な状況を見て検討するということなんですけど、急ぐ必要があると思うんですね。  元々、学生のアルバイトは飲食業が多いです。約四割が飲食業です。したがって、このコロナ禍が長引く中で、以前と同じようにアルバイトをすることがなかなか困難になっています。  日本私立大...全文を見る
○山下芳生君 もう事は急を要するということだけ申し上げたいと思います。  次に、対面授業の再開、大学施設の利用の再開、これも学生にとって強い願いとなっております。もちろん、実習や実験など対面を抜きに実施することが困難な学びもありますし、それから、学生同士あるいは教職員との若い時...全文を見る
○山下芳生君 私立大学の関係者の方に聞きますと、対面授業の再開には大学として様々な準備が必要だと、経費も掛かると言うんですね。  例えば、具体的には、十分な換気ができる空調設備の導入が必要だと。不特定多数の者が触れる場所、ドアノブ、エレベーターのボタンなどの小まめな消毒、これは...全文を見る
○山下芳生君 そんな大学ありますか。ああ、そうですか。ちょっと認識が違いますけどね。  かなり苦労しながら、もちろん心配な面もあるんですよ、感染を拡大させてしまってはならないと。アメリカなんかでは大学がクラスターになっちゃって大変なことになっているということもありますから、慎重...全文を見る
○山下芳生君 終わります。
11月30日第203回国会 参議院 本会議 第6号
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○山下芳生君 私は、日本共産党を代表し、二〇一九年度決算について菅総理に質問します。  同決算は、内閣総理大臣が主催する政府の公的行事として、桜を見る会に予算の三倍もの税金が投入された決算です。  当時の安倍総理は、桜を見る会に多数の地元後援会員を招待した上、その前夜、都内の...全文を見る
12月01日第203回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○山下芳生君 日本共産党の山下芳生です。  スポーツくじのこれまでの経過を振り返りますと、当初は複数試合、つまり、一つの試合だけで結果が出るようなくじではなくて複数試合による予想型だけだったものが、非予想型のBIGを導入し、さらに、海外サッカーやワールドカップまで対象を広げてき...全文を見る
○山下芳生君 ありがとうございます。  単一試合についてちょっと突っ込んで、お分かりだったら教えていただきたいんですけれども、単一試合のくじになりますと、さっき御答弁があったように、購入者が結果を複数試合と比べてはやはり予想しやすくなるということになるわけですね。そうなりますと...全文を見る
○山下芳生君 そうなりますと、一回の購入金額の上限というのを決めるかどうかというのは非常に大事だと思うんですよね。さっき言ったように、百万円だったら当せんした人たちの、何というんですか、オッズというんですか、収益の率がたとえ〇・一であったとしても十万円ですから、一回十万円というこ...全文を見る
○山下芳生君 ちょっとその上限がないと、ちょっとそういう方が出てくるんじゃないかなと。  単一試合をくじの対象にしますと、やっぱり選手個々の一つのプレー、審判の一つのジャッジ、これに対するプレッシャーがやっぱり高まってくると思うんですよね。そこ大事な問題だと思うんですが、更にバ...全文を見る
○山下芳生君 海外では、例えばテニスの勝敗を賭けるということが盛んなところもあるようで、上位の選手のSNSには賭けに負けた人から中傷のメッセージが届くと聞いております。ある選手は、ランキングが下の選手に敗れたときなどは、洪水みたいに中傷のメッセージが襲ってきた、全部私を侮辱する内...全文を見る
○山下芳生君 終わります。
○山下芳生君 私は、日本共産党を代表して、スポーツ振興投票の実施等に関する法律及び独立行政法人日本スポーツ振興センター法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、スポーツ振興投票の対象競技にバスケットボールを追加するとともに、射幸性を高め、八百長な...全文を見る