山添拓

やまぞえたく

選挙区(東京都)選出
日本共産党
当選回数1回

山添拓の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第198回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  今日は、三人の参考人の皆さん、大変貴重な御意見をありがとうございました。  パリ協定で合意をされた脱炭素化、CO2の排出削減目標について、いずれの参考人からも目標と現実とのギャップがあるということが指摘されているかと思います。しかし、温...全文を見る
○山添拓君 次に、平田参考人に伺いますが、例えばヨーロッパの脱石炭連盟に見られるように、国内では石炭火力の新規建設を停止をして、そして既存の石炭火力も段階的に全廃を目指していく、また対外的には途上国への支援も停止するという合意がされると。これは日本とは、今、有馬参考人からもお話あ...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  パリ協定に締結した国の中には、その目標と現実とのギャップを埋めるために、様々困難がありながらも努力を重ねている国もあるかと思います。  先ほども平田参考人から御指摘ありましたが、今年の一月二十六日にドイツ政府の諮問委員会が二〇三八年までの...全文を見る
○山添拓君 私もその矛盾があるだろうと思っています。  今、ドイツが脱原発を掲げ、かつ脱石炭にも大きく踏み出した、その点の評価がありました。原発は、世論調査で、国内では再稼働反対が六割に達しています。この世論は、福島第一原発事故によるふるさととなりわいの喪失あるいは放射能汚染の...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございました。
02月20日第198回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  日立がイギリスへの原発輸出の凍結を発表し、原発の海外輸出は総破綻に至りました。日立が計画を凍結したのは、安全対策費が増加し、事業費が高騰したからにほかなりません。二〇一三年当時二基二兆円と想定していた総事業費は二〇一八年には三兆円に膨らん...全文を見る
○山添拓君 これもう断念したと言っているんですから、競争していないんですよね。ですから、明らかにしても何の問題もありませんし、そういう調整をしていただきたいと私、お願いしたんですが、これ一向に明らかにしようとしないと。一基一兆円に高騰している価格の実態を、海外で海外の企業が建設し...全文を見る
○山添拓君 各国破綻しているわけですから、いろんな事情があるとおっしゃいますけれども、民間企業がもう音を上げている、そういう事業だという事実を直視すべきだと思います。  先ほど与党席からは、経済合理性がないからできないというのは原発には限らないんだと、こういうお声が上がっており...全文を見る
○山添拓君 一方で、十・一円、一番安いというその根拠は、あくまでも新たに原発を造った場合のコストとされております。仮に新たに造るのであれば、当初から最新の安全対策を施すことになります。更に高くなるわけです。  昨年、この調査会で大島堅一参考人が指摘されましたが、世界的には、コア...全文を見る
○山添拓君 ないわけですよ。  新たに造る原発というのは、今、最初に申し上げましたように、イギリスやトルコでは一兆円、日本では新設の計画はありません。まあ、するべきでもないと思いますが、仮に新設をするのであれば五千億円で済むとは考えにくいわけです。大島氏が指摘をされるように、建...全文を見る
○山添拓君 停止中の期間の維持費あるいは廃炉に係る費用、こうしたものも含めて再稼働した方が安いと、こうおっしゃるんですか。
○山添拓君 政府として、再稼働をした方がコストが安くなるんだと、こういう試算をしたんですか。その事実を明らかにしてください。
○山添拓君 現在のそういう状況を前提におっしゃるのであれば、事故対応費は膨れ上がっています。  あるいは、しんぶん赤旗日曜版がこの間各社に問い合わせた調査によれば、原発各社の安全対策費が二〇一八年度で四兆五千六百四十四億円になっています。一三年度から五年で二・五倍に膨れ上がって...全文を見る
○山添拓君 私は、原発が高いから動かすなと、こう言いたいんではないんですね。少なくとも、原発は安いと言っている政府の宣伝文句、これはごまかしだらけだということを指摘しているわけです。  今日午前中、横浜地裁は、福島原発神奈川訴訟で、国と東電の責任を認める判決を下しました。集団訴...全文を見る
○山添拓君 今説明にありましたように、規制庁は、火山活動というのはマグマが徐々に供給をされて次第に活発になっていく、だんだん上がってくる、だから兆候はつかめるんだと想定しております。  しかし、二〇一七年十一月一日に開かれた原子炉安全審査会原子炉火山部会第二回会合では、地球科学...全文を見る
○山添拓君 実際には、人類の経験としては、巨大噴火の兆候を把握できるというのはせいぜい一週間前なんですよ。一九九一年に噴火をしたフィリピンのピナツボ火山、アメリカの地質研究所から派遣された調査チームが地元の研究機関と連携をして火山監視に当たっておりましたが、大噴火に至るという判断...全文を見る
○山添拓君 頻度が違うとおっしゃるんですけれども、何度も想定外を経験しているんですよね、地震であっても火山であっても。  巨大噴火の可能性があれば原発は立地できないということになっています。その場所に原発を建ててはいけないという根本的な分かれ道です。にもかかわらず、事業者にとっ...全文を見る
○山添拓君 巨大噴火として想定しているのは、九州全域が対象になるようなものまでじゃないんですね。もっと小さいものでもここに入ってきています。十二、三万年前以降の活動を否定できない断層、あるいは確率的には一千万年に一回以上となるような航空機の落下など、原発でのみ万が一を想定した規制...全文を見る
○山添拓君 それは是非とも必要だと思います。  日本には専門の研究機関がありません。研究者ではない気象庁の職員が観測と防災に当たっています。大学の研究者はパートタイムで火山防災に協力しているにすぎません。これは諸外国とは全く異なる体制で、しかも原発の火山対策は事業者任せです。火...全文を見る
02月27日第198回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  今日は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  昨年九月の北海道胆振東部地震では、全道が停電するブラックアウトが起き、大規模集中発電の災害に対する脆弱さが露呈をしたかと思います。当時の電力需要量の半分を苫東厚真石炭火力発電の三...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  安田参考人に加えて伺いたいんですが、安田参考人始めとする研究チームが二〇一七年の十月に明らかにされた送電線の空き容量の問題ですが、昨年策定されたエネルギー基本計画では再エネを主力電源にと、こう掲げながら、実際には再エネの新規参入を阻む入口で...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  続いても安田参考人に伺いたいのですが、世界的には再エネが大きく促進されているにもかかわらず、日本ではエネルギー基本計画で二〇三〇年度の再エネ目標が二二から二四%と、世界的に立ち遅れていると思います。私どもは、その最大の要因は、原発や石炭火力...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございました。
03月12日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  JR北海道をめぐる問題について伺います。  日高本線の鵡川—様似間は、二〇一五年一月に高波被害を受けて以来、復旧工事が行われることなく不通が続いています。地元の皆さんが被災当初から早期復旧をと願っていたにもかかわらず、JR北海道は本格的...全文を見る
○山添拓君 資料の一ページに北海道新聞の記事をお配りしています。  今、被災延長は一キロぐらいだという話だったんですが、道庁が昨年十一月に行った調査によれば、二〇一七年十月の前回調査に比べて被災箇所が拡大をしていたということであります。高波の影響で護岸壁が崩れて亀裂などが生じた...全文を見る
○山添拓君 被害の拡大をさせないその責任はJRにあるということが答弁されました。しかし、やっているのは応急対策だけでありまして、護岸の復旧を本格的には行っていないわけです。  資料の二ページも北海道新聞の記事ですが、一月二十八日に行われた沿線七町長の会議、ここにはJRは出席しな...全文を見る
○山添拓君 これは事実だということなんですね。  では、大臣、護岸復旧と引換えに沿線自治体に廃止を迫るこういうJR北海道の態度、これ許すんですか。
○山添拓君 これは道庁による説明は間違いだということですか。
○山添拓君 これ、すごく地域の皆さんに不安を与えているんですよ。今おっしゃったペーパー、委員会に提出してください。  委員長、お取り計らいください。
○山添拓君 鉄道護岸の管理責任が鉄道事業者にあるのは、これ鉄道事業を営む主体だからにほかならないわけです。にもかかわらず、今大臣いろいろおっしゃいましたけれども、沿線の皆さんには、廃止をのむなら護岸復旧だと、こう伝わっているんですよね。  こういう姿勢を取っているんだとすれば、...全文を見る
○山添拓君 国として廃止を求めるわけではないとおっしゃっているんですか。JRと北海道や沿線自治体との協議の結果、大臣、ここ、鉄道路線を維持するという結論に協議の結果としてまとまった場合には、こういう場合には国として支援も行う用意がある、こう伺ってよろしいんでしょうか。
○山添拓君 もう一度伺いますけれども、赤の線区についても、地元の、あるいはJRとの協議を尊重する、その結果、鉄路維持と、こういう結論が出た場合にはその結果も尊重するということですね。
○山添拓君 日高線を含む五線区については二年間の支援の対象ともされていないんですよね。これでは廃止ありきのメッセージになってしまうだろうと思います。存続を求めている住民、自治体の声に政府はきちんと寄り添うべきであります。  監督命令は、北海道新幹線の札幌延伸の効果が発現する二〇...全文を見る
○山添拓君 結局、見込まれるとか期待されるとか、抽象的な話しかないんですよね。私、いろいろ調べましたし伺いもしましたが、新幹線が札幌まで行けばどのように経営に役立つのか、その具体的な検証というのはないんですよ。  そこで、北海道新幹線について具体的に伺っていきますけれども、函館...全文を見る
○山添拓君 外的要因による増加というのは、北海道新幹線の建設中の区間でも今後あり得るということですね。
○山添拓君 まあ、これから膨らむこともあり得るだろうと、一般論としてはお認めなわけです。  函館—札幌間延伸の需要予測も極めていいかげんであります。四ページを御覧ください。二〇一二年の着工当時、新幹線開業後三十年間の需要予測として、この区間は毎日一万四千八百人が利用するとされて...全文を見る
○山添拓君 全然お答えじゃないと思うんですよ。二〇一二年と一八年でなぜ三千人増えたかということを伺っているんですね。しかも、評価期間が三十年から五十年に延びているんですよ。  国立社会保障・人口問題研究所は、現在五百四十七万人の北海道の人口は、二〇五〇年には三百七十九万人、三割...全文を見る
○山添拓君 ちょっと理解ができません。JRの特急の速度が遅くなって乗る人が減らなかったからといって、新幹線が速くなれば増えるということにはならないんですよ。  今御説明いただいたこと、ちょっと理解できませんし、私は数週間前からこのことを伺っているんですが、満足いく説明をいただけ...全文を見る
○山添拓君 既に開業している北海道新幹線の青森—函館間、この区間も工事中の二〇一一年に事業の再評価を行ったんですが、その際の需要予測は一日当たり七千二百人が利用するということになっていました。開業後の利用状況がどうかといいますと、二〇一六年度が五千六百三十八人、二〇一七年度が四千...全文を見る
○山添拓君 これ、事前にお願いしていますから、近くにあるはずです。ちょっと速記止めて調べてもらってください。
○山添拓君 この日は、私が初めて北海道新幹線に乗った日で、大変よく覚えているんです。  この前日、北海道は大荒れの天気で、新千歳空港が閉鎖をされておりました。帰れなくなった人がJRに流れて、私も帰りの飛行機が飛ばずに、やむなく札幌から列車移動で東京に戻ってきた、まさにその日なん...全文を見る
○山添拓君 到底そのようには、理解に苦しむ見込みだと思います。  青森—函館間、二〇一六年度と一七年度の営業損益はそれぞれどうなっていますか。
○山添拓君 赤字なんですよ。  JR北海道が維持困難だとする十三路線の赤字額は合計で年間百六十億円です。北海道新幹線一つでその三分の二に当たる百億円の赤字を生んでおります。北海道は、鉄道事業全体の赤字額が二〇一七年度五百五十億円ですが、その五分の一が新幹線なんですね。  青森...全文を見る
○山添拓君 既に函館延伸でこれだけ赤字を生んでいるのに、そのことに対する事実認識も、また反省も全くないと言わなければならないと思います。  分割・民営化当時に赤字を前提として出発させられたJR北海道に、経営自立という名で黒字化、株式上場を求めるということであれば、それは鉄道事業...全文を見る
03月15日第198回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  医師の働き方改革についての検討会が今日も開かれ、次回にも報告書が取りまとめられようとしています。  厚労省に伺いますが、どのような時間外労働規制を提案するものですか。
○山添拓君 年間千八百六十時間、月平均百五十五時間もの時間外労働は、過労死ラインの二倍の水準です。  大臣、なぜこの時間数なんですか。    〔委員長退席、理事二之湯武史君着席〕
○山添拓君 なぜ上位一〇%を対象とするんですか。
○山添拓君 大臣、伺いたいんですけど、一〇%というのはなぜなのかということなんです。
○山添拓君 三千時間を削減しなくちゃいけないというのは当たり前なんですけれども、じゃ、逆に聞きますけれども、千八百六十時間であれば過労死しないということなんですか。
○山添拓君 厳しい健康確保措置って何ですか。
○山添拓君 その基準は、医師は何時間眠れるという時間なんですか、規制なんですか。
○山添拓君 全国医師ユニオンの調査では、医師の最も強い要求は完全休日を増やすということであって、六時間睡眠で満たされるものではないんですね。  資料の二ページを御覧ください。  この上限水準の働き方のイメージ、右側ですが、日勤の日は十二時間以上働いて、当直に入る日は二十八時間...全文を見る
○山添拓君 大臣、高度プロフェッショナルでは、健康確保措置の第一に年間百四日の休日確保ということをうたっていたんですよ。それより休日少ないじゃないですか。
○山添拓君 医師だけは健康だと、過労死しないとでも言いたいかのようなお話です。  資料の三ページを御覧ください。  特例以外の勤務医の水準も看過できません。臨時的な必要がある場合の年間上限を九百六十時間と定めた根拠は、大臣、何ですか。
○山添拓君 これ、大臣に質問通告していますので、大臣、お答えください。  労災の基準というのは、単なる複数月平均ではないんですね。発症前二から六か月の平均八十時間です。なぜこれを勝手に延ばして一年中八十時間としたんですか。
○山添拓君 ちょっとお答えいただいていないんですけど。  これ、そもそも臨時的な必要がある場合に限る上限なんですけれども、なぜ一年間通してオーケーなんですか。
○山添拓君 つまり、ずっと繁忙期だということなんですよね。臨時的な必要ではなくて恒常的な必要であって、これは医師不足の問題にほかなりません。  大臣、改めて伺いますけど、一か月の上限を百時間としたのはなぜですか。
○山添拓君 単月のというふうに今おっしゃいましたけれども、毎月百時間でも違法とならない水準ですね。
○山添拓君 これ百時間というのも、単月っておっしゃったんですけど、これ発症前一か月、それだけで業務と発症との関連性が強いとされる基準なんですよ。毎月百時間でいいという話じゃないんですよね。  しかも、この月百時間は絶対の上限時間でもなく、例外があります。例外の上限ありますか。(...全文を見る
○山添拓君 そうじゃなくて、百時間を超えた例外の上限時間です。百時間を超えた場合に上限時間がありますかということです。
○山添拓君 つまり、ないということなんですね。  百時間を超える場合には医師の面接指導を行うことにされています。その医師は、医療機関の管理者は認めないとされています。管理者というのは具体的には誰ですか。
○山添拓君 これ、病院長でなければ同じ職場の上司や同僚が面接指導を行ってもよいと、そういう可能性があるということなんですね。部下や同僚を面接して、これ以上働かせるべきではないと判断して残業をストップさせれば、穴が空いた分は面接した方が受けなければならないと。これでは、ドクタースト...全文を見る
○山添拓君 これ、現在の報告書の案というのは規制の体を成していないと私は思います。  一か月のみで労災認定される月百時間を単月と言い換えて毎月オーケーにいたしました。二から六か月平均で労災認定される八十時間を複数月と言い換えて年九百六十時間までオーケーだとしようとしています。一...全文を見る
○山添拓君 こういう認識も大臣に御答弁いただけない。  昨年、予算委員会に公述人として来られた中原のり子さんの夫の中原利郎さんは、小児科医として勤務されていた二十年前に四十四歳で自ら命を絶ちました。労災を認めた東京地裁の二〇〇七年三月十四日の判決は、中原医師が亡くなる前の業務の...全文を見る
○山添拓君 現在出されている案では、この中原医師のような働き方を防げないと思います。  この遺族が病院を訴えた民事裁判は、最高裁で和解が成立いたしました。資料の四ページに和解条項を記しておりますが、医師不足や医師の過重負担を生じさせないことが国民の健康を守るために不可欠であるこ...全文を見る
○山添拓君 命と健康を守るべき医師が命を脅かされる状態を放置するということは、私は許されないと思います。このまま厚労省令にしていくなどもってのほかだということを強調しておきたいと思います。  続いて、最低賃金について伺います。  時給千五百円を掲げて運動するエキタスなど、最賃...全文を見る
○山添拓君 女工と呼ばれた非正規の女性労働者です。家計の主たる担い手ではなく家計補助労働だといって、非正規は低くて当たり前、男女の著しい賃金格差が公然と存在してきました。  それ自体が大問題ですが、その上、今日では状況が一変しております。非正規のフルタイム化が進んでいます。賃金...全文を見る
○山添拓君 その人数もお尋ねしたんですが。
○山添拓君 今ありましたように、フルタイムの非正規と正規の労働時間数はほとんど変わらないんですね。  一方で、就業構造基本調査によれば、三十歳代後半の男性労働者のうち年収が五百万円以上の割合は、一九九七年に五五%だったのが二〇一七年は三九%に下がり、物価上昇を考慮すると更に下が...全文を見る
○山添拓君 大臣に改めて伺いますけど、最賃で暮らせる処遇の確保が切実な要求になっていると、こういうことを認識されていますかと、私の質問です。
○山添拓君 だからこそ、暮らしていけるだけの最賃が重要です。  最賃法の九条二項は、地域別最低賃金の考慮要素をどのように定めていますか。
○山添拓君 生計費というのは、労働者の生活のために必要な費用を言います。  二〇一八年度の中央最賃審議会、その小委員会で提出された資料の中で、生計費、その議論のために出された資料というのはどれですか。
○山添拓君 標準生計費の額を上回るような最賃に設定しているんですか。
○山添拓君 必ず上回るどころじゃないんですよ。東京都の標準生計費は、月二十七万九千三百円です。東京都の最賃九百八十五円で割りますと、二百八十三時間分のということになるんですね。月百時間以上の残業をせよということなんですか。そうじゃないんですよ。  結局、生計費などほとんど考慮さ...全文を見る
○山添拓君 現在の最賃額では必要な生計費を満たしていないと、こういう認識ですか。
○山添拓君 大臣にもう一度伺いますけれども、現在の最賃額、そうしたいろんな考慮要素があってもなお生計費、必要とされる生活費を満たしていない、いないのではないかと、この認識。
○山添拓君 おまけに地域間格差があるんですね。地域別最賃の原則を定めた最賃法九条一項、その決定について定めた十条一項は何と定めていますか。
○山添拓君 十条一項は。
○山添拓君 大臣は先日、小池晃議員の質問に対して、日本の場合には法律で定められているから都道府県別に定めると答弁しました。どこに都道府県別と書かれているんですか。
○山添拓君 つまり、法律上は都道府県別とまでは書かれていないということですね。
○山添拓君 つまり、都道府県別に根拠はないということなんですよ。  都道府県別最賃がいかに不合理な事態を招いているか、法務省法務局の乙号事務を例に実態を明らかにしたいと思います。  法務省に伺いますが、乙号事務とはいかなる業務なのか、元々法務局が行っていた業務が民間に委託され...全文を見る
○山添拓君 四十年にわたってサービスを担ってきた民事法務協会では、多くの職場で落札をできずに、経験のある約千四百名の正職員が職場を失いました。現在、正規は僅か三人、ほとんどが三か月から一年の有期雇用に置き換えられています。直近の二〇一五年度の競争入札で、日本郵便オフィスサポート株...全文を見る
○山添拓君 最賃で張り付いているからなんですよ。団体交渉で会社側もそのように言っているんですね。  法務局に直接雇用される国家公務員の非常勤であれば、常勤の高卒初任給と同じ給与になりますので、二〇一八年でいえば、時給は八百八十五円です。これに地域手当が付きます。全国どこでも同じ...全文を見る
○山添拓君 職員のある方は、利用者からは同じ法務局の人間だと思われると、何だ、高い給料をもらっているくせにと言われるんですね。  登記や、建物、法人登記に関わって、責任が重い仕事です。ところが、低賃金、不安定雇用で熟練者がいなくなり、総務省の官民競争入札等監理委員会では、国が実...全文を見る
○山添拓君 キャリアを重ねて責任も重くなるのに、入札するために労働条件が悪くなる、仕事内容に見合った給料ではないと、こういう声が組合に多数寄せられております。  市場化テストと銘打った民間委託が官製ワーキングプアをつくり出し、都道府県別の最賃の下で、公務職場でも不当な地域格差が...全文を見る
○山添拓君 大臣、今のような話ですので、やっぱりこれ、改めてこういう現場の実態も含めて在り方そのものを見直す、こういうことも必要じゃないでしょうか。
○山添拓君 これは今の枠組みの中ではやむを得ないんだと、こういうことなんですか。
○山添拓君 いろいろ実態もお示しし、労働組合やあるいは肝腎の事業者側からもそういう声が出されているにもかかわらず、これ制度の枠組みの中だからということで前向きな答弁もされないと。  厚労大臣、改めて伺いますが、明確な法的根拠がないにもかかわらず、地域別最賃が都道府県別になってい...全文を見る
○山添拓君 いや、それは全然具体的な話じゃないんですよ。近年、全国一律最賃を導入したイギリスやドイツ、あるいは連邦最賃を引き上げたアメリカなど……
○山添拓君 失業率が下がったケースの方が多いんですね。  経済対策としても、全国一律最賃、最賃大幅引上げが必要だということを強調して、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月20日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  羽田空港の新飛行ルートについて伺います。  安倍政権は、首都圏空港の機能強化策として、羽田空港の国際線発着容量を増やすために都心上空ルートを計画し、石井大臣は、今国会の所信でも、地元の理解を得ながら進めると述べました。  ところが、大...全文を見る
○山添拓君 報道では、横田空域を通過することの見返りではないかと、こういう観測も出されています。  訪日客四千万人達成のための都心上空ルートだと言いながら、訪日客の現状では八割以上を占めているアジアからの路線ではなく、北米路線に半分を割り振るというのもこれは不可解な話であり、何...全文を見る
○山添拓君 昨年秋の段階でも、計画そのものを知らない、そして知ったからには反対、中止を求めるという声が圧倒的です。ですから、これまでの国交省のやり方では地元の理解など得られないということであります。  国交省は、当初、パネルによる展示中心のオープンハウス型説明会に固執をし、いわ...全文を見る
○山添拓君 ちょっと、聞かれたことに答えていただければ結構です。  それで、住民の側からは、むしろマスコミを通じて多くの人に知ってほしいという声が出ているんですよ。今、航空局長は住民に配慮をしてマスコミの取材制限したとおっしゃいましたけど、地域説明会、これはさらに今後も開催する...全文を見る
○山添拓君 今後も一切マスコミは入れない、録音、録画は許さない、こういうことなんですか。それはおかしくないですか。検討してくださいよ。
○山添拓君 住民の皆さんは安心して発言されています。  住民の皆さんがいいと言った場合には認めていただけますね。
○山添拓君 例えば品川区などは、取材の拒否は国の判断だと、こう議会で答弁もされていますので、国の方で判断をした上で、当然こういった取材、あるいは録音、録画も許可をするように検討していただきたいと思います。  とりわけ不安の声が大きいのが騒音ですが、国交省は高度ごとに飛行経路下の...全文を見る
○山添拓君 ずれる場合もあり得ると。  これ、一気圧、二十五度、湿度七〇%、無風の状態を前提とした推計値ですので、気象条件などが変われば、当然それより上振れする可能性はあると。  国交省の現在の測定ポイントは十六か所あります。それぞれの実測での最大値を示して、住民への説明と実...全文を見る
○山添拓君 済みません、聞かれたことに答えていただきたいんですけど。  一か所しか出していないんですよ。あと十六か所あると思いますので、あと十五か所ですか、それも出していただきたいんですが、検討いただけますか。
○山添拓君 お調べいただきたいと思います。  二〇一〇年に羽田空港の四本目となるD滑走路の供用開始に当たって、国交省が空港の運用変更を提案したのに対して各自治体から要望が出されました。例えば大田区では、空港と地域がより良い共生の関係を築くために、下記の事項の誠実な履行をもって提...全文を見る
○山添拓君 ちょっと答えていただいていないんですけれども、大田区は議会で、今後、この文書に基づいて適切な時期に協議すると答弁しているんですね。まだ協議やっていないという認識を示されているんですよ。  国交省、いかがですか。
○山添拓君 必要な協議を行っていないというのは、私、重大な手続的な瑕疵だと思いますし、協議が調わない限り新飛行ルートを解禁するなど許されないということを強調しまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月28日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  本法案は、奄美群島及び小笠原諸島の特殊事情を踏まえた振興策を継続するためのものであり、我が党も賛成です。  小笠原特措法について質問をいたします。  二〇一四年の法改正で目的規定に定住の促進が追加されました。資料の一ページに小笠原村の...全文を見る
○山添拓君 確かに公務員の数が、全体の就業者の二三%が公務員だということで、それが一番多いという現状はあるのだと思います。高齢化率が全国の半分以下、若い世代の流入がありますが、その背景には高齢者にとって住み続けるのが困難な実態もあるのだと思います。この点は、また後ほど触れたいと思...全文を見る
○山添拓君 四十年以上実績なしなんですね。  それはなぜだと認識をされているでしょうか。そしてまた、それで実績がないということであれば、国として支援の在り方を別途検討する必要もあるんではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○山添拓君 帰島の意向がある方の中でも、条件が整えば帰りたい、あるいはいずれは帰りたいという方が多数を占めておりますので、旧島民の意向も改めてよくつかんでいただきたいと思います。  住宅事情が深刻だと伺います。国立公園が全体の面積の八割を占めるという特殊さもありまして、住むこと...全文を見る
○山添拓君 高齢者向け住宅の建設などを含めて、是非、国としても積極的な対応を検討いただきたいと思います。  定住する上で最も大きな課題が医療です。先ほど来出ておりますが、交通アクセスの困難さに加えて麻酔医がおりません。そのために手術ができず、急患の場合には海上自衛隊の救難飛行艇...全文を見る
○山添拓君 小笠原は産めなくて安心して死ねない島と、こう表現する方もおられるほどです。これまでの延長ではない支援が求められているということを指摘をさせていただきたいと思います。  次に、この間、航空路の開設が改めて具体的に検討されております。資料四ページ、御覧ください。  空...全文を見る
○山添拓君 自然環境への配慮とともに、十分な情報開示と開かれた議論を重ねて住民の意思を尊重するということが不可欠だと考えます。本土と小笠原との交通アクセスの充実が安心して暮らせるためのライフラインとして重要ですけれども、こうした点がやはり不可欠であろうと思います。  その点で、...全文を見る
○山添拓君 一度外来種が入り込んだ地域は元に戻らないということで、もう本当に小笠原のありのままの姿が残されている地域はほとんどないと言われています。南硫黄島ぐらいだというふうに言っておられる研究者の方もおられます。今でもぎりぎりのところで自然遺産の価値が保たれている状況です。 ...全文を見る
04月09日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  下関北九州道路について伺います。  塚田前副大臣は、事実と異なるからと言い、発言を撤回されました。しかし、二〇一八年十二月二十日、大家敏志参議院議員が吉田博美自民党参議院幹事長と副大臣室へ陳情に行ったこと、安倍首相と麻生副総理の地元をつ...全文を見る
○山添拓君 大臣御存じなかったということですけれども、この発言に基づいて、その後、設立総会が持たれて、そして十二月二十日の例の会合へと結び付いていくわけです。これは、そんたくどころか、安倍首相の指示の下に事態が動いているということは明白であります。  十二月二十日、吉田氏が副大...全文を見る
○山添拓君 聞かれたことに答えていただきたいんですけど、総理、副総理の地元の問題だ、それは話題になったんですね。
○山添拓君 ここに書かれているのに、総理、副総理の地元案件であることが話題になったことすら認められようとしない。  国家公務員制度改革基本法の五条三項は、職員が国会議員と接触した場合の記録の作成、保存、管理、その適切な公開を規定しています。  これは、メールのほかにも面談記録...全文を見る
○山添拓君 これは法律違反じゃないですか。
○山添拓君 現時点でというのはどういうことですか。これから作ろうとなさっているんですか。  面談に関する記録、メールを作ったからにはその元になるメモがあるはずです。提出を求めたいと思います。
○山添拓君 第二関門橋を含む海峡横断プロジェクトは二〇〇八年に凍結をされました。これ、なぜ凍結をされたのかと。当時の冬柴大臣は、例えば同年三月十二日、衆議院国交委員会で我が党の穀田恵二議員の質問に対し、こうした計画は地域の理想とか夢であって、それに応えられるだけの財政力もなければ...全文を見る
○山添拓君 現在も特に状況が変わっているわけじゃないんですよね。それどころか、むしろ財政悪化を理由に社会保障を削って、そして消費税の増税をしようとしているわけです。  三ページを御覧ください。今、局長からの答弁もありましたが、国交省は当時、「海峡横断プロジェクトの調査については...全文を見る
○山添拓君 いや、違うんですよ。冬柴大臣は、調査を中止した際の答弁として、将来、候補路線を格上げしていく場合には国会にお諮りすると言って、一本一本法律にしてとまで言っているんですね。これ、調査を再開するに当たって、この答弁に沿って国会に諮るということが当然必要なんじゃありませんか...全文を見る
○山添拓君 冬柴大臣の答弁は撤回をされる、間違いだとおっしゃるんですか。
○山添拓君 いやいや、これはもうこの問題が起こってからも国会で議論になっておりますし、私、レクの際に通告もしております。  候補路線から格上げをするようなときには、これ読み上げますと、冬柴大臣が、「私ここではっきり申し上げますよ、国会に諮りますよ、一本一本法律にして。それ否決し...全文を見る
○山添拓君 何か言い方をいろいろ変えておられるんですね。  しかし、冬柴大臣の段階では調査はしないと言っていたわけです。凍結された計画であったにもかかわらず、石井大臣は、二〇一七年に調査費の補助を開始するに当たって、海峡横断プロジェクトとしてではなく、ゼロベースで必要性を再整理...全文を見る
○山添拓君 今るる長々と答弁をされたんですけれども、今おっしゃったようなことを国交省において再整理されたんですか。検討会など内部での議論というのは行われましたか。
○山添拓君 再整理をしたという事実はお示しにならないんですね。これはブラックボックスそのものだと思うんですよ。道路建設の不透明さが批判をされて一旦凍結をされて、再開する場合には国会に諮るとまでしていた計画です。これは、地域から出されたという資料、地域の検討だけで、本省において何も...全文を見る
○山添拓君 時間ですので終わりますけれども、全く事実を見ていないと思うんですね。  結局、地元の要望を盾に取って、それはつまり、安倍首相の指示の下で一気呵成に国直轄事業の予算化を図ろうとする、必要性や採算性や安全性にも疑念のある二千億とか二千七百億もの事業に突き進もうとしていま...全文を見る
04月11日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  本法案では、航空機の重要な装備品について国が一点ごとに直接検査する予備品証明検査を廃止しようとしています。その理由について、二〇一九年一月の航空機検査制度等検討小委員会の最終取りまとめではどのように論じているでしょうか。簡潔にお答えくださ...全文を見る
○山添拓君 いろいろおっしゃるんですけれども、検査を受ける側の負担、こうおっしゃった、航空機使用者の負担と。その負担を主たる理由にして、国の検査をなくして民間に委ねようという規制緩和だというのがこの本質だろうと思います。  今おっしゃったように、全ての装備品について、国交大臣が...全文を見る
○山添拓君 IHIは、二〇〇四年にも不正が発覚をして業務改善命令を受けております。しかし、そのときは、発覚したのは内部告発がきっかけだと報じられました。  今回もIHIが自ら申告してきたものではありませんね。これ、イエスかノーかで。
○山添拓君 不正は少なくとも十年前からなんですね。  国交省は、二年ごとにこの認定を更新しており、例えば直近の認定は二〇一七年の十二月です。しかし、そのとき不正は見抜けていないわけです。  航空局、これ、どう認識されていますか。
○山添拓君 反省がないと思うんですね。  認定事業場に委ねるという仕組みが機能していないわけですよ。ですから、更なる緩和というのは、これ許されないと思うんですけれども、機能していないということをお認めになりますか。
○山添拓君 そうおっしゃるんですけど、不正は見抜けていなかったと。  IHIの発表では、不正件数、十年で千二百五十一件とさっきございました。ところが、経産省が航空機製造事業法に基づいて行った行政処分では、不正の作業件数は二年間で六千三百四十件とされております。この開きは、国交省...全文を見る
○山添拓君 なかなか前向きに御答弁されないんですが、現に不正が次々明らかになっております。これからMRJを含めて航空機も航空機の部品も輸出を更に拡大しようというところですので、航空行政は対外的にも責任を果たすべきだと主張したいと思います。  次に、航空機の耐空証明についてです。...全文を見る
○山添拓君 ここでも検査を受ける側の負担を理由にして、国の検査に代えて民間に委ねる範囲を拡大するというわけです。  しかし、小委員会の取りまとめでは、むしろ、例えば二〇一五年七月の調布飛行場の小型機墜落事故など、航空機使用者の更なる安全意識の向上が求められる、こういうことも指摘...全文を見る
○山添拓君 このNCAは、二〇一六年にも不適切整備を理由に国交省から厳重注意を受け、再発防止策をまとめておりました。ところが、不正は、その前後ですね、二〇一五年が今の八事例の中では一番古いものだと思いますが、続けられていた、これも国は見抜けずにきたわけですよ。  航空局、このこ...全文を見る
○山添拓君 この点でも余り反省がないと思うんですね。  NCAの調査報告書では、不正の直接的な原因として人員不足を挙げております。整備士の人員が質的にも量的にも不足する、その一方で便数が増えて日々の業務をこなすのに手いっぱいだったと。  今、LCCが増加をしておりますので、整...全文を見る
○山添拓君 資料の三ページにその表を付けておきましたが、増えた六十四人のうち五十六人、九割近くがMRJの関係なんですね。  これから更に装備品の認定事業場を増やしたり、連続式を与えて耐空証明についての監督体制を取っていく、こういうときに、今の体制ではこの先やっぱりおぼつかないの...全文を見る
○山添拓君 国内で、認定事業場や連続式の耐空証明、メーカーやエアライン任せの仕組みの下で不正が相次いでおります。先ほどもございましたが、ボーイング737MAX型の墜落事故をめぐっても、原因と見られるシステムの安全評価を当局がボーイング任せとしてきた、これが背景ではないかと報じられ...全文を見る
○山添拓君 時間ですので終わります。ありがとうございました。     ─────────────
○山添拓君 日本共産党を代表し、航空法及び運輸安全委員会設置法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案による航空機乗組員の飲酒対策、ドローンの飛行に関するルールの追加、国産航空機の安全性維持のための体制確保及び運輸安全委員会による航空機事故等調査の強化は必要であ...全文を見る
04月24日第198回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第4号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  私からも、昨日公表されましたパリ協定に基づく温暖化対策長期戦略案について質問をいたします。  今世紀後半のできるだけ早い時期に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする、脱炭素化のために、世界的には石炭火力発電のゼロが流れであります。  長...全文を見る
○山添拓君 四回踏まえて五回目に案が出されたとおっしゃるんですけれども、座長は四回目にどうも次回までに私の責任でたたき台を作ると話をされていたようで、その後に公式の会合は開かれずに、そして四月二日の五回会合で提言が公表されたということが言われています。  今、会合は五回だったと...全文を見る
○山添拓君 いや、会合があったかなかったか、これも非公開なんですか。
○山添拓君 いや、お答えになっていないと思うんですね。有識者懇談会であれば座長はイニシアチブで何でもやっていいということにはならないと思うんですね。  これは、開示をできない非公式会合と言われている座長案をまとめるに至った経過については、会合があったかなかったかも示せない、こう...全文を見る
○山添拓君 ちょっと、なぜ開示ができないのかということがその説明では全く理解できないんですね。  何か具合が悪いことあるんですか。
○山添拓君 これちょっと、余りにもひどいと思うんですね。先ほど江崎議員からもありましたけれども、産業界からの意向で修正されたという報道もあるところです。  経団連は、今月、日本を支える電力システムを再構築するという提言を発表しておりますが、その中では、石炭を始め化石燃料由来の電...全文を見る
○山添拓君 議事概要については承知していますけど、議事概要の後なんですよ。そこには載っていない経過なんですね、四回目の段階では座長案というのは示されておりませんから。  それ以降の経過について記した資料というものはありますね。
○山添拓君 その間の意見交換についての資料を提出していただきたいと思うんですけれども。
○山添拓君 会長、この調査会として、この調査会の「新たな時代に向けた我が国の資源エネルギー像」という調査テーマに関わっての重要な議論が国会にも示されない、これは重大な問題だと思います。民主主義のプロセスの問題ですので。しかも、石炭火力について、依存度を可能な限り引き下げることなど...全文を見る
○山添拓君 もう一点、原発についても伺いたいと思います。  脱炭素化のために原発が必要だということを長期戦略案でも示されています。原子力の利用を安定的に進めていく、これは、脱炭素化のためには将来にわたって原発に依存し続けると、こういうことなんでしょうか。あるいはまた、安全性、経...全文を見る
○山添拓君 脱炭素化の選択肢として掲げて、そのために小型モジュール炉の開発なども、あるいは高速炉も含めて記しているわけですよ。ですから、単なる研究だけの位置付けではないだろうと思うんですね。  将来的には、新増設、今とは違った小型モジュール炉や別の形を取ることもあるのかもしれま...全文を見る
○山添拓君 時間ですので終わりますけれども、今後の新増設について、新たな形態での新増設については否定されなかったということは重大だと思います。経団連の先ほど指摘した提言の中でも、脱炭素化のために原子力は不可欠だと、そして再稼働と運転期間の延長、新増設、リプレース、これ政策に位置付...全文を見る
○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  日本のエネルギー政策の今後を考えるに当たって、福島原発事故の被害と再稼働反対の民意を避けて通ることは許されません。ふるさととなりわいを奪われ、今なお不自由な暮らしを余儀なくされる方が四万人を超えます。原発は一たび事故を起こせばコントロール...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  下関北九州道路について伺います。  今年度、国直轄事業に引き上げ、調査費が四千万円付けられました。そこに恣意的な判断が入り込み、利益誘導あるいはそんたくがあったのではないかが問題となってきました。  下関北九州道路のように、地域高規格...全文を見る
○山添拓君 いろいろおっしゃるんですけれども、結局、最終的には総合的な判断、個別判断ということで、客観的な基準はないわけですね。  確認ですけれども、国直轄で調査を行った事業は、結果として全て国直轄で整備を行って、調査だけで終わったという事業はありませんね。
○山添拓君 中止した、やめたというものはあるんですか。
○山添拓君 まあ、要するに計画としては残っているわけですよ。  これ、整備段階になると、BバイCなどを見るのでちゃんと見るんですよと、客観的に見るんですよと言うわけですけれども、BバイCの段階に行きますと、これはもう一を上回るように数字を操作するというのが常でして、東京湾アクア...全文を見る
○山添拓君 地元の要望があってということなんですけれども、その中には、二〇一六年の三月三十一日、関門会、安倍首相も入った関門会の要望、この中で下関北九州道路の早期建設促進が話題となって要望することに至ったと。  この関門会の要望も、その地元からのいろんな要望の中に入るわけですね...全文を見る
○山添拓君 いろいろ要望があると言いながら、なぜかこの三月の関門会の要望は違うんだとおっしゃるんですね。  ほかの五つの海峡横断プロジェクトとは違うと、こういう位置付けをされたのも、これも地元の要望から出た発想なんですか。
○山添拓君 二〇一六年の八月一日、下関北九州道路整備促進大会が下関市で開催されています。小川洋福岡県知事は、海峡横断プロジェクト凍結という呪縛を国に解いてもらい、早期に調査に入っていただきたい、こう述べたといい、経済界でつくる関門連携委員会の吉村猛委員長は、第二関門は既存のルート...全文を見る
○山添拓君 否定はされませんでした。  海峡横断プロジェクトのままであれば凍結されていて動かせないのでこれとは別の位置付けをすることで動かすようにと要望されて、大臣がそれにそのまま従う形で省内で問題提起を行ったということであります。  資料をお配りしておりますが、大臣の問題提...全文を見る
○山添拓君 何にもお答えになっていないんですけど、私、今日ファイル持ってきてくださいと言ったんですけど、お持ちですか。
○山添拓君 経済調査室の担当者のファイルであって、これ雑多なもの、いろんな資料の中に紛れていたものだというふうに昨日伺いました。ということは、ほかの資料、ほかのファイルの中にもどこかに埋もれている可能性あるということなんですか。
○山添拓君 三年前の話ですので、データやメモやメールの類いもあるかと思います。  確認いただくように理事会でも協議いただきたいと思います。
○山添拓君 大臣に伺いますけれども、ほかの五つの海峡横断プロジェクトとは違うというのは、これはどういう意味なんでしょうか。下関北九州道路は海峡横断プロジェクトの一つなのか、それともそうではないということなんですか。
○山添拓君 しかし、この八枚の資料のどこにも、ほかの五つの海峡横断プロジェクトとの違いというのは明記されていないんですね。大臣の十一月十六日の答弁では、ほかの五つのプロジェクトとは違いがあると認識していると明言されているんですね。これは、いつ、誰が整理されたんですか。
○山添拓君 それは十一年前も同じなんですよ、二〇〇八年時点でも。国交省が凍結をした際、プレスの資料では、海峡横断プロジェクトの調査については、個別のプロジェクトに関する調査は今後行わないとしていたんですね。下北道路も海峡横断プロジェクトの一つでありながら、調査を再開していくという...全文を見る
○山添拓君 ですから、決定過程が極めて曖昧なんですよね。透明性を確保するために、冬柴大臣の時代に、国会に諮ると約束した答弁がありました。それを曖昧にして呪縛を解くと。地元の要望によって、ほかの海峡横断プロジェクトと違いがあると、こういう言い方で復活を可能にしていく。私は、それ自体...全文を見る
○山添拓君 最後に質問しますけれども、計画路線は大臣が指定するとされています。候補路線から計画路線に格上げする場合の手続、その判断基準について御説明ください。
○山添拓君 時間ですので終わりますけれども、かつて凍結に至った経過も過去の国会答弁も事実上無視をして、恣意的な判断を可能にして道路建設ありきで進むことは許されない、このことを強調して、質問を終わりたいと思います。     ─────────────
05月09日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  建築物省エネ法の改正案について質問をいたします。  先ほど来ありますように、二〇一四年四月の第四次エネルギー基本計画、二〇一六年五月の地球温暖化対策計画など累次の閣議決定で、二〇二〇年までに新築住宅、建築物について段階的に省エネルギー基...全文を見る
○山添拓君 いや、しかし、それは普通の読み方では読めないと思うんですね。政府の内部でもそうではない読み方をしてきたと思います。  資料をお配りしておりますが、二〇一五年一月、社会資本整備審議会の第一次答申の中では、二〇二〇年までに、規模を問わず、また住宅と非住宅とを問わず適合を...全文を見る
○山添拓君 IPCCの一・五度特別報告書で目標の引上げが求められている状況であります。閣議決定までした適合義務化を勝手に撤回して、あるいはその文言に勝手な解釈を与えて、一棟何百戸も入っているようなタワーマンションでさえ基準への適合を義務化しない、これは余りにも消極的な姿勢だと言わ...全文を見る
○山添拓君 レオパレスの発表によりますと、三月末時点で一万四千五百九十九棟の不備を確認しているといいます。これ、調査が済んだ二万二百八十五棟の実に七割に上ります。違法物件、違法が確認される物件もまだまだ増えていくであろうと思います。  現在確認されております不正は、天井裏の界壁...全文を見る
○山添拓君 本当に大変な事態であろうと思いますが、今大臣の答弁の最後に出てきました検証のための委員会ですけれども、現時点で確認されている四点の不正について、今どのように課題の整理を行っておりますか。簡潔にお願いします。
○山添拓君 資料の二ページ目に付けておりますが、今御説明もありましたように、界壁がなかったとか天井の不正については、これは通常の工事監理、建築士による工事監理が適切に行われていれば施工者に対して修正指示がなされていた可能性が高いとされております。それから、工場で作られた材質の不正...全文を見る
○山添拓君 建設業法に基づく現場管理、そして建築士法に基づく工事監理、さらには建築基準法に基づく建築確認と、三重のチェック体制で適正を確保するというのが現行法の仕組みであると伺いますが、ところが、現場管理や工事監理は建設業者と事実上一体化をし、これらを信用できることを前提とした建...全文を見る
○山添拓君 認証を受けた事業者であれば適切に施工するとは限らないということがはっきりしております。  実態調査において、認証を受けているからといってヒアリングや工場調査の対象から外すべきではないのではありませんか。
○山添拓君 私は、それは必ず必要で求められるだろうと思います。  私は、こういう不正が相次ぐ背景には、サブリースの問題があると考えます。レオパレスでも大和ハウスでも、建設をした事業者やその関連業者がオーナーから一括で借り受けて、三十年家賃保証などとうたって転貸をし、管理業も引き...全文を見る
○山添拓君 時間ですのでこれで終わりますけれども、先ほど来お話がある外部有識者委員会も賃貸住宅を対象として行われていると。これはやはり、サブリースを前提とした業態の中で問題が深刻化しているということの表れでもあろうと思いますので、是非双方徹底した調査を行っていただきたいということ...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  多数の保育園児が巻き込まれた大津の死傷事故、高齢者の運転で母子が亡くなった池袋での事故、市営バスが歩行者をはねた神戸の死亡事故など、前方不注意やアクセルとブレーキの踏み間違いなどミスに起因する死亡事故が多発し、連続をしています。昨日も千葉...全文を見る
○山添拓君 自動運転といっても無条件ではなく、高速道路で渋滞中であるとか、あるいは天候や速度など車種ごとの条件付で、またその条件を僅かでも外れる場合には人の運転であり、人のミスによる事故も生じ得るということであろうと思います。  資料をお配りしておりますが、日本は交通事故の死者...全文を見る
○山添拓君 個別判断ということで、交差点についての具体的な基準はないんですね。  近畿整備局が公表しております設計便覧は、交差点の整備の在り方について次のように記しています。歩道等の巻き込み部は、隣接する横断歩道間で生じやすい信号等を無視しての歩行者の渡りを防止するために、防護...全文を見る
○山添拓君 防護柵の設置基準の具体化やあるいは信号機の改良など道路側の安全対策、それは検討を更に進めていただきたいと、これは求めておきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  続いて、法案について伺います。  レベル3というのは特定の条件下でのみの自動運転で、人によ...全文を見る
○山添拓君 メーカー任せとせずに厳格な審査とするべきだということを指摘をさせていただきたいと思います。  この型式指定に関しては、認証を受ける際のデータを偽装した三菱の燃費不正や、スズキやスバルなど、無資格者による完成検査で保安基準を満たさない自動車を生み出す検査不正など、不適...全文を見る
○山添拓君 国交省は、二〇一七年から、衝突被害軽減ブレーキ、いわゆる自動ブレーキの不具合情報を収集しております。一年で三百四十件の不具合情報があり、装置が十分に作動しなかった例が八十八件、うち七十二件が接触や追突など事故につながったとされています。この七十二件はいかなる原因による...全文を見る
○山添拓君 ユーザーが十分に理解していなかったと。これ、私どもに説明いただいた際にはユーザーの過信だというふうに繰り返しておっしゃっていたんですが、過信といっても、コマーシャルでは自動ブレーキとして宣伝されてきたものが今は衝突被害軽減ブレーキという言い方に変えられて、国民生活セン...全文を見る
○山添拓君 やはり、どのような状況、条件の下で自動運転が作動するのか、そして、それは作動しなくなるのはどのようなケースなのかということを正確に理解をして運転をすることが不可欠だと思いますので、現在の取組の延長では済まされない対策が必要だということを指摘させていただきたいと思います...全文を見る
05月21日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  今日も話題に上がっておりましたが、テックフォース、緊急災害対策派遣隊について私からも伺います。  九五年の阪神・淡路大震災を契機に、全国各地から被災自治体に応援に入る必要性が認識をされ、二〇〇八年に創設をされました。活動内容については既...全文を見る
○山添拓君 テックフォース隊というんですけれども、隊員の九割は地方整備局などの職員で、ふだんは緊急対応を日常業務としているわけではありません。隊員登録をするに当たって行われる研修は、整備局ごとに異なるようですけれども、一週間程度で基本は座学だといいます。隊員のお話によれば、テック...全文を見る
○山添拓君 現場から出されている声には耳を傾けていただきたいと思います。  災害が長期化をしますとテックフォースの派遣期間も長くなります。九州北部豪雨では、四十日以上にわたり、延べ四千人以上が派遣をされました。  隊員は一週間程度で交代するということでありますが、送り出した側...全文を見る
○山添拓君 全国で九千六百人、延べ八万人の派遣ですので、単純計算でも一人平均八回以上なんですね。中には十回以上行ったという方もおられるといいます。この後指摘をします定員削減の影響で通常業務を行うことも困難となっている各地方整備局では、テックフォースの派遣は残された職員にとっても大...全文を見る
○山添拓君 業務委託の人数はいかがですか。
○山添拓君 公務員じゃないということで、人数すら分からないとおっしゃるんですね。  資料をお配りしておりますけれども、正規の職員については五年で九百人減らされ、そのため人件費としては四十億近くのカットです。逆に非正規については増やされて、非正規は人件費ではなく事務費という扱いに...全文を見る
○山添拓君 現場の方はすぐ分かるとおっしゃっていますので、是非調べていただきたいと思うんですけれども。  そもそも、定員合理化計画というのはどのように定められているのかと。資料の二枚目、三枚目には、二〇一五年度から今年度までの五年間について、一四年七月に内閣人事局長名で発表され...全文を見る
○山添拓君 定員の合理化によって業務に必要な人数が確保されないようなことがあってはならないと思いますけれども、内閣府としてもそのことはお認めになりますか。
○山添拓君 増員するときにはほかを減らすという方針になっていますよね。ですから、しかも、既存業務を拡大する場合には、自律的な組織内の再配置によることとし、新規増員は厳に慎むべきだ、抑制するべきだ、こういう閣議決定の下で進められているかと思います。  定員の合理化によって定員は減...全文を見る
○山添拓君 数字ありきなんですよね。今日、国交省に伺っても、委託の職員が何人なのかということが分からない。今国交省が担当している業務を行うのに一体幾ら人数が必要なのかということを明らかにできないような事態だと。数字ありきの定員合理化目標というのは極めて不合理だと私は思います。 ...全文を見る
○山添拓君 委員長、時間ですので終わりますけれども、お願いがございます。  国土交通労働組合などからは、この間、国会が開かれるたびに、運輸、気象などを含めて国交省の機構拡充、職員の確保を求める署名が請願署名として提出をされております。しかし、私が国会に来て以来、少なくとも、一度...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  本法案は、海難等で発生した燃料油による汚染や難破物除去の費用による損害について、被害者が保険会社に直接請求できるようにすることを中心とするものであります。国際条約の国内法化により賠償が確実にされることを目的とするものであり、我が党も賛成を...全文を見る
○山添拓君 必ずしも全額が賠償されるとは限らないということで、これはいろんなケースがあり得るかと思います。  そこで、海難等による損害が全額賠償されない事態が生じ得るということが現に問題になっているケースについて御紹介をしたいと思います。  昨年十月二十二日未明、山口県周防大...全文を見る
○山添拓君 この橋の復旧工事、今ボルトの不足で遅れておりまして、現在も夜間の片側交互通行が続いているそうであります。  橋桁までの高さが三十メートルの海域ですが、四十二メートルの船が通過しようとしてぶつかって事故が起きたと、こうしたケース自体かなり珍しいんじゃないかと思いますが...全文を見る
○山添拓君 事故について、船会社は船主責任制限法に基づく賠償額の制限を裁判所に申し立てまして、今年二月、広島地裁は、上限額を二十四億五千万円と決定をいたしました。住民や事業者は六月十四日までに裁判所に手続への参加を届け出る必要がありまして、届け出た後は上限である二十四億五千万円余...全文を見る
○山添拓君 県は、地裁の決定を不服として即時抗告をしております。無謀な行為ではないのかと、こういう問題も問われているんだと思います。  人の損害、身体的な損害も甚大で、町によりますと、昨年の十二月までに三つの町立病院を七十四人が受診し、十五人が入院をされていると。骨折二十四件、...全文を見る
○山添拓君 そういうことで、本件について責任制限が確定したというわけではありませんけれども、船主責任制限法によって船主の損害賠償責任が制限される、これは国際的な問題もあり背景としては理解をいたしますが、その一方で、これを超える損害が生じ得る、この場合に上限額を超える損害についての...全文を見る
○山添拓君 国による救済は難しいということで先におっしゃっているんですけれども、先ほども御紹介のあった周防大島町議会の意見書、二〇一八年十二月十七日付けで、大島大橋損傷事故によって発生した被害・損失に係る損害賠償請求及び被害者の救済支援に関する意見書を決議して、衆参議長、内閣総理...全文を見る
○山添拓君 加害者が責任を負う、これは当然なんですね。しかし、それが法律によって制限される可能性がある、そういうケースでその救済をどうするのかが問われていると思います。  高齢化が進む中で、水を運ぶというのは本当に重労働です。給水場所も限られていたということで、地域では助け合い...全文を見る
○山添拓君 御紹介いただきました油による汚染損害については、限度額を超えるか否かによらず使える補助金があるということです。これ総務省によりますと、残りの二分の一の自治体負担分については、地方交付税交付金が使えるということでもありました。  周防大島のような衝突事故による被害の拡...全文を見る
05月23日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  文教科学委員会で初めて質問させていただきます。私自身も法科大学院の出身の一人ということで、この法案については是非とも質疑に立たせていただきたい、こういう思いでやってまいりました。  ただ、今朝、白須賀議員の秘書の当て逃げの報道がありまし...全文を見る
○山添拓君 いや、これでもう国民の皆さんは納得をした、だから説明をこれ以上する必要はない、こういうお考えですか。
○山添拓君 いずれもです。
○山添拓君 それでもう説明はしないということなんですか。
○山添拓君 事実経過も含めて、まだまだ多くの方が納得をされていないと思います。説明責任をきちんと果たすべきだということを改めて重ねて強く申し上げまして、その意味では、今日の御説明だけでは到底納得が得られるものじゃないということを重ねて指摘をさせていただきたいと思います。  さて...全文を見る
○山添拓君 全然答えになっていないと思いますね。結局、終わってから、法案が通ってから会議体で決めるのだと。プロセスとしての法曹養成制度といいながら、プロセス全体を議論せずに、しかも中教審で議論もされていない在学中受験まで入れ込みました。これは、法案提出のプロセス自体が不透明で不十...全文を見る
○山添拓君 法科大学院志願者の激減が法案提出の背景とされます。二〇一九年度、今年度の志願者、入学者数、そして一八年度からの変化について御説明ください。
○山添拓君 増えているんですね。定員充足率も改善したと伺っております。これは一つには、ロースクールがPRを行ったことや、適性試験と呼ばれる事前の試験が任意化をしたものだと伺っております。ですから、現在の制度の下でも志願者が増える余地はあるということです。  大臣が先ほど御紹介さ...全文を見る
○山添拓君 要するに、三年間の検証はこれからなんですよね。これはおかしいと思います。推進会議の決定の中で既に教育の充実も時間的、経済的負担の軽減も言われておりました。その効果はこれから分析、検討しなければならないことだと思います。  私は、この推進会議決定に言う法科大学院の認証...全文を見る
○山添拓君 果たしてそうだと言えるのかと。  法案は、時間的、経済的負担の軽減を骨子としております。その根拠として、文科省は、法学部生に取ったアンケートを示しております。資料でお配りしておりますが、一枚目は最新の二〇一八年のアンケートです。現在、法曹を志望している学生の不安や迷...全文を見る
○山添拓君 時間がありませんので、この続きをしなければなりませんけれども、法曹志望者が減っているということを理由にするのであれば、現在法曹を志望している学生ではなく、法曹を志望したことのない学生の不安や迷いを重視するべきです。  それは資料の二ページ目にお付けしました。二〇一七...全文を見る
○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  三人の皆さん、今日はありがとうございます。  土井参考人に伺います。  法科大学院在学中の司法試験受験を認めるこの目的について、法科大学院協会は、ギャップタームの解消によって法曹志望者を増加させると同時に、現在予備試験に流れている層を...全文を見る
○山添拓君 今度の法案が必ずしもパーフェクトなものではないというようなお立場も含めたお話ではあろうかと思います。  やっぱり予備試験に合格するような優秀で法曹志望が明確な学生を対象とした法案だろうと思いますが、それでは本当に法曹志望者を増やすということにつながるのかどうかという...全文を見る
○山添拓君 弁護士の中にも多様な意見がある問題ですし、短期間での意見集約というのはそもそも難しいものだったのではないかと思っております。  次に、内山参考人、宮島参考人は、社会人出身で、夜間の法科大学院修了で司法試験に合格をされた決して多数派ではない出自で今日ここにおいでいただ...全文を見る
05月29日第198回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。復興特別委員会で初めて質問をさせていただきます。  福島原発事故の被害賠償を円滑、迅速かつ公正に解決に導くために設立をされたのが原子力損害賠償紛争解決センター、原発ADRであります。和解の仲介を申し立てる裁判外の仕組みです。  このADRで...全文を見る
○山添拓君 これ、集団申立てに対する和解案の受諾拒否は昨年から起こっているものであります。  三月八日の予算委員会で、我が党の岩渕友議員も世耕経産大臣に東電への直接の指導を求め、三月十九日、大臣が口頭で指導したと伺いました。  東電は四月五日、打切りとなった集団ADRの申立人...全文を見る
○山添拓君 しかし、個別に送っているんですね。集団の事情を考慮するかもしれない、そうおっしゃいますけれども、一人一人に送り付けているわけです。各地で集団申立てがされてきたのは、避難でばらばらにされ、子供からお年寄りまでいる、個別の主張と立証を行うのには困難があるからです。  一...全文を見る
○山添拓君 調査中だという趣旨ですか。
○山添拓君 件数すらも公にできないのに、個人で申し立てればいかにも和解できそうな表現をしているんですね。これは被災者の分断そのものです。  集団ADRの打切り後にADRが示していた和解案の受諾を検討している事案はありますか。
○山添拓君 結局、打切りになったものについて指導を受けたけれども、改めてその受諾の可否を検討している事案はないということでありました。  つまり、集団ADRの、これ何年も掛かったものもあります、その手続はなかったことにしてゼロベースで、個別の具体的な事情に応じてなら和解に応じる...全文を見る
○山添拓君 要するに、大臣自身が、集団ADRであっても個別対応でよい、こういう姿勢だったということなんですね。せっかく和解案までこぎ着けた、そこへ至るまでにどれだけの思いや葛藤があったとお考えなのかということだと思います。  川俣町小綱木地区の住民の九五%、五百六十六人が申し立...全文を見る
○山添拓君 否定するものではないということでした。  ところが、東電はこれまで、集団での和解を受け入れた事案も含めて、中間指針を超えるような一律の賠償については認めないと。例えば、被曝への不安については、科学的な根拠が不明確だとして、和解案を受け入れた場合であっても、その理由は...全文を見る
○山添拓君 熟慮というよりも、中間指針を超えている損害はないのだ、こういう紋切り型の答弁で和解案の受諾を拒否している例が相次いでおります。  しかし、資料の二ページを御覧ください。  伊達市保原町富成地区の一部の富沢地域では、一旦は拒否していた和解案の受諾をする方向だとされて...全文を見る
○山添拓君 終わります。ありがとうございます。
05月30日第198回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  私も法科大学院出身の議員の一人として、今日は質問に立たせていただきました。  質、量共に豊かな法曹養成を掲げ、プロセスとしての法曹養成制度の中核を成す法科大学院が創設をされ十五年が経過しましたが、法曹志望者が激減し、見直しを余儀なくされ...全文を見る
○山添拓君 資料の二枚目、三枚目が、法曹志望を過去には持っていたけれどもやめてしまったという学生や、あるいは一度も法曹を志望したことのない学生の不安や迷いを紹介したものです。ここでは、時間的、経済的負担というのはむしろ少数であります。  志望者を増やすというのであれば、法曹の仕...全文を見る
○山添拓君 顧問会議で当事者から聞かれたというのは、二〇一四年の一人からですね。
○山添拓君 これは五年も前のことなんですね。しかも、そこで聞かれたお二人の弁護士は、いずれもそのギャップタームがあるから法曹志望の障壁になったという意見ではないんですね。むしろ、二年、三年と法科大学院で学んだことがよかったと、こういう意見であったと思います。  これ、在学中受験...全文を見る
○山添拓君 そういう事実はないわけです。  昨年十月五日の中教審の特別委員会で、二人の委員が在学中受験について発言をしております。  丸島委員は、法科大学院教育の充実に大きな支障を及ぼさないよう、現場の実情を踏まえて広く知恵を出し合い、あるいは工夫をするなど、様々な検討が重要...全文を見る
○山添拓君 ですから、法科大学院の教育内容に大きな影響を及ぼすと、だからあらかじめ中教審でも検討するようにという意見だったんですね。その意見は無視をしたということなんです。  法科大学院協会とは意見交換を行ったと先ほど来繰り返されております。文科省は、衆議院で、我が党の畑野君枝...全文を見る
○山添拓君 資料の四ページに、九月二十五日付けの法科大学院協会理事長名の書面を載せておりますが、ここに記された昨年九月十五日の臨時理事会でまとまった方針なのだと、こういう御説明かと思います。  一方で、先ほど触れました十月五日の中教審特別委員会で、法務省福原司法法制課長は、先ほ...全文を見る
○山添拓君 いや、それでは説明になっていないですよ。先ほどもおっしゃったように、九月に了承を得たとおっしゃったんですよ。しかし、十月の段階で法務省はそんな方針はまだ固めていないと言っていますよ。これはどういうことですか。
○山添拓君 在学中受験を実現するという方針を具体的に定めたのは、では、いつなんですか。
○山添拓君 法務省が法科大学院協会にそのことを説明したのはいつですか。
○山添拓君 私の手元には二月四日の法科大学院協会理事長の名義による法科大学院協会宛ての文書がありますが、この中では、在学中受験については方向性が決まっていることを聞いています、こう言っているんですね。  ですから、決まる前から、もう法科大学院協会は決まっていることを前提にしてい...全文を見る
○山添拓君 私は極めていいかげんなプロセスだと思うんですね。こうして二月の六日に全体概要の説明を受けたと言うんですけれども、そこから法科大学院協会がそれぞれの大学院の意見を集約していたのではとても間に合わない、私の手元には三月十一日付けの法科大学院協会の各校への意見照会の結果報告...全文を見る
○山添拓君 そうして出された意見をどのように検討して今度の法案に反映されたということなんですか。
○山添拓君 踏まえてとおっしゃるんですけど、法科大学院の教育の充実については、法律ができた後なんですよね。何らの具体的な方向性も示されておりません。結局、反対意見や様々な意見を聞いたと言いながら、それは物理的に聞いたかもしれませんが、それは何の反映もされていないと、これは意見を聞...全文を見る
○山添拓君 長く答弁されましたけれども、私が伺ったことには答えていただいていないんですね。緊急性があるからこういう手続を踏んだんだと副大臣は答弁されているんですけれども、大臣はそういう認識ですか。それとも、こういうやり方が、司法試験の時期や内容、教育に影響を与えるかもしれないけれ...全文を見る
○山添拓君 同じ答弁であれば、繰り返していただく必要はないのですが。  今お聞きいただいたように、法科大学院協会に対しては決まったことであるかのように伝えながら、文科省の中教審の中ではまだ方針は決まっていないと言っている。こういう、相手によって言い方を変えて、しかし、だんだんに...全文を見る
○山添拓君 言葉ではそうおっしゃるんですけれども、法案の中身としては全くそういうものになっていないと思うんですね。これ、いかなる法律家を育てるのか、その根本に関わる問題です。  私は、法務委員会、文教委員会、両方で合わせて議論をするということが必須の法案であったと思います。文教...全文を見る
○山添拓君 残りの時間で次の点に進みたいと思いますが、資料の四ページにありますように、法科大学院協会は九月二十五日付けの文書の中で、在学中受験を認める制度変更の目的について、3プラス2の最終学年での司法試験合格をメーンストリームとすることにより、現在予備試験に流れている層を法科大...全文を見る
○山添拓君 何だかやっぱりどっちかよく分かりませんけれども、弊害があるんだかないんだかよく分かりませんが。  例えば、昨年十二月に司法修習を終えた七十一期の司法修習生から裁判官や検察官に任官された人、裁判官八十二名、そのうち二十二名が予備試験を経由した方々だと。検察官六十九名、...全文を見る
○山添拓君 予備試験ルートであろうが法科大学院ルートであろうが、実務を担うに当たっては基礎知識や能力が更に必要だということで進められているものと伺っています。プロセスとしての法曹養成制度というのであれば、こうした一つ一つに丁寧に向き合って議論を進めるべきです。  ところが、司法...全文を見る
○山添拓君 時間ですので終わりますけれども、何だか歯切れの悪い答弁だったように私は感じます。やっぱり今現場からいろんな懸念の声が上がっているという事態を踏まえて、私はこのまま法案を採決すべきではない、これではびほう策にもならないということを指摘をしまして、質問を終わりたいと思いま...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  昨年春以降、建設現場で鉄骨をつなぎ止めるのに使われる高力ボルトが全国的に不足し、周防大島の大島大橋で補修工事が延びたり、滋賀県では認定こども園の開園が遅れたりするなど影響が生じております。国交省の調査では、供給量全体が需要全体を著しく下回...全文を見る
○山添拓君 今、今後のことについてはお話しいただいたんですが、現に不足が生じている事態への対応も必要だと思います。ふだん鉄骨工事が多いわけではない中小業者、地方などでは、在庫がなく、工期や受注に大きな影響が生じております。架空発注などについては、今からでもやめるように指導すべきだ...全文を見る
○山添拓君 国交省に大成建設を呼び出して、情報を伝えて、改善についての説明を受けたと、こういう対応を行っていただいたということであろうかと思います。  労働行政は、基本的には使用者である下請業者を対象として行われるかと思います。元請に指導できるというのは、建設業を所管する国交省...全文を見る
○山添拓君 工期の変更の合意に応じるように是非指導をいただきたいと思います。  規模の小さい自治体などでは、公共工事で工期が延び事業費が膨らんだ場合に、これを交付金で賄うことができずに自治体の持ち出しになってしまうことがあると伺います。そのため、工事完了後に行う工事成績評定では...全文を見る
○山添拓君 工事成績評定は次回入札時の参考にされるもので、業者にとっては大きな関心事であります。工期ありきの評価にならないように是非お願いしたいと思います。  長時間労働是正のために週休二日を原則化していくとしています。しかし、建設業では日給月払が当たり前で、一日仕事に出て初め...全文を見る
○山添拓君 週休二日の工事で補正が必要だということは分かったわけですが、週休二日によって賃金額が具体的にどのぐらい下がるかということについてはまだ分かっていないということであろうかと思います。  低賃金の背景には重層下請構造があります。設計労務単価を上げ続けても現場で十分に行き...全文を見る
○山添拓君 詳しく答えていただいてちょっと時間がたってしまったので。  今の調査は非常に大事な調査だと思うんですね。実際に中間搾取がどれぐらいされているのかということを見るには、特定の公共事業についてそれぞれどのように行き渡っているかを調べなければならないということで、今初めて...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  終わります。     ─────────────
06月06日第198回国会 参議院 国土交通委員会 第17号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  本法案は、災害時の緊急対応の充実強化策として、建設業団体等との災害協定の締結などを発注者の努力義務として定めております。地域に通じた建設業者が迅速に災害復旧に対応できるよう整えておくことは重要だと私も考えます。  一方で、災害協定を結ん...全文を見る
○山添拓君 適切な補償がされるということが大事であろうと思います。  一方で、消防団員は消防組織法によって公務災害が準用されるということもありますので、是非、今後の課題として共有していきたい課題ではないかと思っております。  本法案は、基本理念として、適正な請負代金及び適正な...全文を見る
○山添拓君 建設現場の労働条件、労働環境、その適正を確保する、そのことが発注者においても受注者においても共有を完全にされていないところもある、これを改善していこうという法案だと理解しております。  この法案では、今申し上げたように、発注者に対して労働条件、労働環境への配慮を求め...全文を見る
○山添拓君 しかし、問題が解決したわけではないんですね。  資料をお配りしておりますが、五月十六日付け朝日新聞の記事です。労働組合の国際組織である国際建設林業労働組合連盟が、新国立競技場や選手村の建設現場について問題があるとして、JSCや東京都に改善を求める報告書を送ったという...全文を見る
○山添拓君 過労自死が発生をした現場でなお国際組織から問題が指摘されるという事態は極めて重大だと思います。JSC自身が今回の品確法の趣旨も踏まえて主体的に事実関係を把握して、直ちに改善させるよう求めまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  昨年七月の西日本豪雨では、愛媛県肱川水系の氾濫で九人が犠牲となり、浸水家屋が約五千二百五十戸に達するなど、甚大な被害が生じました。上流にある野村ダムから最大毎秒約千八百トン、鹿野川ダムから約三千六百トン、安全とされる目安の六倍もの放流がさ...全文を見る
○山添拓君 今は適切という言葉を使われませんでしたが、皆さんも御記憶かと思いますが、直後にはかなりそういう言葉使われていたんですね。  私は、昨年の夏、現地二度訪れましたが、堤防を越えたと思ったら二、三分で襲われた、もう少し逃げるのが遅ければ危なかった、一気に放流したことが洪水...全文を見る
○山添拓君 利水者の理解を得た上で検討をすれば、協議によって操作規則を改定しておくという余地もあったと、これはこういうことですね。
○山添拓君 難しかったということなんですが、当時の操作規則そのものがベストだったとは言えないわけです。ですから、その規則に従った操作だからといって適切だと言い切れるわけでもないのだろうと考えます。  野村地区でお話を伺いますと、ダムがあるから安全だと思っていた、そういう声が多数...全文を見る
○山添拓君 大洪水が来た場合には一気に放流量を増やしていく、これは入ってきた分と同じだけ流していくという緊急放流を行うしかない、こういうことが想定されていたわけですが、その場合にどの地域で避難情報を伝える必要があるのか、ダム管理者の側で把握しようがなかったということなんですよね。...全文を見る
○山添拓君 流下能力の不足、つまり下の、下流の河川で流せる量が制約されていると、どれだけダムが大きくても流せる量が制約されるんだと、こういう話であります。  二〇〇四年の河川整備計画では、下流の河川改修の整備状況に対応してダムの操作ルールを適宜見直すとされておりましたが、肱川で...全文を見る
○山添拓君 いや、私は、この越水しないと書きながら、実は危険があるんだというふうにおっしゃるというのは、ちょっとこれは新たな誤解を生みかねないものじゃないかと思うんですね。  だって、昨年の被害というのは、これもう想定外の大雨によってもう到底耐えられないようなものだったと説明さ...全文を見る
○山添拓君 河川の整備が不可欠だということは間違いないだろうと思うんです。  そこで伺いますが、肱川における河川改修事業費とダム建設事業費について、過去五年の当初予算の総額をお示しください。
○山添拓君 河川改修はダムの五分の一なんですよね。しかもこれ、年々減らされてきておりました。ダム優先はもういいかげんに改めるべきだと指摘をしたいと思います。  肱川のように、ダムがあっても大洪水に耐えられないという箇所が全国にあるということがこの間判明しております。昨年、政府が...全文を見る
○山添拓君 時間ですので終わりますが、資料の三ページ目には、先ほど足立委員からも指摘のあった、気候変動によって百年に一度の豪雨による降水量が全国平均で一・一倍、最大一・四倍という試算が示されております。河川整備基本方針、基本計画の見直しを全国的に開始すべきだということも指摘をしま...全文を見る
06月18日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  法曹志望者減少の理由とされます経済的負担について伺います。  二〇一五年の法曹養成制度改革推進会議決定では、経済的負担の軽減策として、奨学金や授業料減免など、給付型支援を含めた経済的支援の充実を推進するとしておりました。  この間、政...全文を見る
○山添拓君 それは一般的なものなんですよ。  法学部生、法科大学院生を対象にしたものは行ったのかというのが私の質問です。
○山添拓君 こんなところで時間取らないでほしいんですが。  私のところに五月二十二日に出していただいた書面では、法学部、法科大学院生に限定して政府として新たに行った取組はございませんって書いてあるんです。違うんですか。
○山添拓君 認めようとされないんですね。  認めようとされないんですけど、そう書いていただいていますから、法科大学院生に向けて特別に行ったものというのはこの間ないわけです。  国立の法科大学院というのは、他の学部より授業料が高いんですね。国立大学の授業料標準額というのは、医学...全文を見る
○山添拓君 やるとは言われませんでした。  要するに、法曹養成のために経済的支援、給付型支援も含めて必要だと言われながら、それに特化した対策というのは政府として行っていないということなんですよね。  次の問題に行きます。  資料をお配りしておりますが、日弁連の昨年十月二十四...全文を見る
○山添拓君 運用はそうなるんですかという質問です。
○山添拓君 例外的というふうにはおっしゃらないんですね。  日弁連の意見を聞いたということをおっしゃっているんですけれども、これは単に意見を受け取ったという形式論にすぎないだろうと思います。  当委員会で意見を伺いました内山参考人も、日弁連を代表した意見ではないということを断...全文を見る
○山添拓君 しかし、結論としては、本来独立性が求められていた法科大学院について学部の教員との兼務を可能としていく、それはもう足りなくなっているということを補うためのものでしかないというのが実際であろうと思います。  この法曹コースの構想というのは、法科大学院が未修一年目に行う未...全文を見る
○山添拓君 それでなぜ法曹コースについてはうまくいくのかというのがよく分からないんですが、法曹コースは、要するに優秀な学生だから乗り越えていくだろうと、こういうことになるんですか。
○山添拓君 要するに、だから法学部でどのような教育をするのかというお話はなかったんですよね。  優秀で早い段階から法曹志望を固めている者であれば、これ今でも予備試験や早期卒業で短期間に合格しているんですよね。この層を法科大学院ルートに呼び戻すということはこの法案でできるのかもし...全文を見る
○山添拓君 私が伺ったのは、この法案で未修者、社会人の入学者を多数を占めるような状況にするものになっているのかということなんですけどね。  この法案の連携法第六条三項二号では、法曹コースから法科大学院への入学者選抜の方法について、文科省令で定めるとしております。この文科省令、予...全文を見る
○山添拓君 要するに、未修者、社会人が多数を占めるに至るどころか、法曹コースからの言わば推薦入試だけで半数まで認めると。これ多様性とは程遠いと思うんですね。学部での学びを通じて徐々に法曹志望を固めていくような法学部生や、他学部から、社会人から法曹を志していくという人にとっていかに...全文を見る
○山添拓君 ところが、この間、法科大学院における大学の自治というのは、あってなきものにされていると思います。  例えば、入学者の選抜権、誰をメンバーとするのかと。これは、共通の適性試験の実施や競争率二倍を維持することが認証評価によってチェックの対象とされてきました。あるいは、教...全文を見る
○山添拓君 要するに、そこで学ぶ学生のためを思ってということなんですが、私は、司法試験に合格をさせるための専門職大学院であるから大学の自治や学問の自由がないがしろにされてよいということにはならないと思います。  司法試験では、通説や判例を知っていることが大前提とされます。しかし...全文を見る
○山添拓君 ちなみに伺いますが、法律において入学者選抜の方法についてまで定めるというのは、今度が初めてですね。
○山添拓君 必要だから何でもやっていいのかということを私は問題にしているわけです。  これ、学部教育に対する法科大学院と文科省の介入を認めていくものだと。例えば、東京の大手の法科大学院が地方の大学と連携協定を結びます。地方の大学には法科大学院がなく、法学部生を集めようと思えば法...全文を見る
○山添拓君 日本共産党を代表し、法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対理由の第一は、法学部三年、法科大学院二年の五年コースを標準とする点です。  法学部の二年進級時以降に法曹コースを選択し、優秀な成績を収め、...全文を見る
11月12日第200回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。よろしくお願いをいたします。  初めに、大臣に伺いたいと思います。毎月十一日にフラワーデモというのが行われております。大臣、御存じでしょうか。
○山添拓君 資料をお配りしておりますけれども、今年の三月、性暴力をめぐる無罪判決が相次いだことへの抗議をきっかけに呼びかけられまして、昨日も、ちょうど十一日ですが、全国二十七か所、また国外も含めて取り組まれておりまして、東京では丸の内の駅前広場に三百名が集まりました。  私も行...全文を見る
○山添拓君 全ての事件が公に出るわけではない、それにとどまらず、泣き寝入りといいますか、被害を訴えることができない、相談すらできないという方が多数を占めている実態、これ、是非御認識いただきたいと思いますし、森大臣、既にそうした見解、見識もお持ちなんだと思いますが、今、その性暴力が...全文を見る
○山添拓君 大臣、もう大分先の方まで答弁いただいたんですけれども、要するに、意思に反する性交だというだけでは今は罪になっていない、されていないわけですね。そのこと自体についてどうお考えか。同意のない性交、これを処罰するということについてどういう御認識か、もう一度お願いできますでし...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  要するに、今は立証の問題があって、なかなか同意がなかったことを立証するのは難しいと、そういう現状もお話しいただいたと思うんですね。  暴行、脅迫も抗拒不能も、これ百十二年前の刑法を引き継いだものです。当時、女性は子を産む存在で、貞操を守る...全文を見る
○山添拓君 イギリスやカナダ、アメリカなど、アメリカの幾つかの州でも同意がない性交又は性的行為を処罰の対象としています。ノー・ミーンズ・ノーにとどまらず、イエス・ミーンズ・イエス、より能動的な同意を求める国もあります。  二〇一八年に刑法改正を行ったスウェーデンのレイプ罪につい...全文を見る
○山添拓君 ですから、今、各国で不同意性交を刑法犯として位置付ける工夫がされて、ノー・ミーンズ・ノー、あるいはイエス・ミーンズ・イエスが広がっていると。これは、ミー・トゥー運動を始めとして、世界的に当事者である女性が声を上げてきたその結果にほかならないと思います。  日本で暴行...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  性交することを許容していたとは考えられないと。つまり、同意がない、望まない性交であるということは認めているんですね。で、なぜこの被告人が無罪になったのかといえば、これは抗拒不能ではあるけれども、そのことを被告人が認識できなかったと、だから無...全文を見る
○山添拓君 まあ否定はされていないということであろうと思います。  ところで、大臣は、野党時代の二〇一〇年に、当時の刑法改正の審議で、強盗致死の時効が撤廃されるのに強姦致死の時効が撤廃されないことに強く抗議すると、こういう発言をされております。  性犯罪における公訴時効の撤廃...全文を見る
○山添拓君 適切に検討されるように期待をということですけれども、これ二〇一〇年に森大臣が自由民主党を代表しての本会議の討論で述べられている発言でもありますので、是非、大臣となられた今般、その大臣自身のイニシアチブも発揮して議論を進めていただきたいと思っております。  積み残しの...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございました。  今御紹介いただいた知見というのはいずれも重要だと思います。そして、今後の改正に向けた検討に必ず反映させる、結び付けていただきたいと思っております。  ただ、今のワーキンググループ、来年の春頃をめどに取りまとめをという話でありました。昨日...全文を見る
○山添拓君 春頃にまとめた上で、検討会、そして法制審となりますと、前回の二〇一七年の改正までに至るには三年近く掛かっているんですね。そうすると、来年から三年かということになってしまって、多くの皆さんの認識、期待とはかなりそごすることになります。是非、見直し規定せっかく盛り込んで検...全文を見る
○山添拓君 日勤のスタッフの方の時給は今千円程度と伺っています。これ、最低賃金の水準です。ただ、つらい経験をした被害者に寄り添うというのは、それ自体精神的な負担を伴う仕事ですから、是非二割、三割引き上げて、処遇改善、支援の充実に取り組んでいただきたいと思います。  時間ですので...全文を見る
11月14日第200回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  ハンセン病家族訴訟について質問をいたします。  初めに大臣に伺いますが、大臣は、家族訴訟の原告団の皆さんからお話を伺われたこと、おありでしょうか。
○山添拓君 是非、そういう機会、お持ちになっていただきたいと思います。  私もこの間、家族訴訟の原告団の皆さんからお話を伺ってきたんですが、これもう大変衝撃でした。あの隔離政策を違憲と判断をした二〇〇一年の熊本地裁判決を経て、このハンセン病については遅過ぎたとはいえ解決に進んで...全文を見る
○山添拓君 大臣、そうお述べになられた。  政府は今回控訴を断念いたしましたし、家族の被害については、これいろいろ課題がありますけれども、判決を超える救済を含む法案が議員立法として提出をされ、まさに今日この時間、厚労委員会で審議されております。我が党としても意見を述べてきました...全文を見る
○山添拓君 判決の指摘というのは原告団の主張を受けたものですので、これ是非受け止めていただきたいと。  判決は、法務省などが行ってきた偏見除去の施策、新聞広告だとかポスターやリーフだとか、あるいは人権作文や講演会の開催、こうしたものが一定の効果があるということは認めているんです...全文を見る
○山添拓君 伺いましたのは、その後、自治会に対して様々な誹謗や中傷の手紙や電話が殺到した、これを受けてどういう対応を行ったかということなんですが。
○山添拓君 そうしたシンポジウムなどが、それだけでは不十分だと判決で指摘されたということを御指摘したいと思います。  当時の自治会長は、宿泊拒否よりよほどこたえたと、こう述べております。ですから、根深い差別と偏見の存在が浮き彫りになった事件であり、当時、人権啓発を担う法務省がど...全文を見る
○山添拓君 それは是非お願いしたいと思います。  法務省に伺いますが、人権擁護局として、ハンセン病問題に特化した予算というのはこれまでなかったということを伺ったんですね。来年度の概算要求には、ハンセン病に関する人権啓発活動の拡大と記されております。これ、幾ら増額要求をしているん...全文を見る
○山添拓君 時間ですので終わりにしたいと思いますけれども、ハンセン病の元患者や家族に対する偏見、差別というのは、これは国が助長してきたものであります。戦前戦後を通じた無らい県運動などの国策としての隔離政策によって、偏見、差別が九十年にわたって増幅をされてきた、だからこそ国は、その...全文を見る
11月21日第200回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  初めに、桜を見る会について聞きます。  総理主催で各界の代表者、功労、功績があった方を招く公的行事で、総理枠千人、副総理など千人、自民党枠六千人など驚くべき事実が明らかになりました。  今年の法務省の推薦者数は六十九人だったと内閣府が...全文を見る
○山添拓君 保存期間三年なんですけれども、六年分残っていたということでありました。  各年の推薦者数、これ御紹介ください。
○山添拓君 法務省の、法務省内の局長ですとか次官ですとかこういった、あるいは審議会の委員のメンバー、こういった方に加えて功労・功績者というのが招待されて、推薦をされていたと。ただ、毎年おおむね七十人前後ということなんですね。  各界功績者の推薦人数というのは、内閣府から指定され...全文を見る
○山添拓君 これは五十人ということなんですね。  全体が一万八千人にまで膨れ上がっていたのに比べますと、この人数というのはごく限られたものだと思います。しかも、安倍政権の六年間でも、凸凹ありますけれども、大して変化はないんですね。要するに、増えたのは総理枠や自民党枠など政治家の...全文を見る
○山添拓君 法務省としては把握していないということでありましたが、警備の強化が必要となり、招待者数を減らす、減らそうとしていたと、こう報道がされております。ところが、実際には参加者は膨れ上がっているんですね。これは、つまり政治家の分だと。  そこで、大臣に伺います。大臣は、二〇...全文を見る
○山添拓君 推薦はされたことありますか。
○山添拓君 今年四月十三日の桜を見る会に出席された様子がフェイスブックにもアップされておりましたが、福島県からおいでになった皆様と一緒だったと、こうあります。  参議院の改選議員には特別の招待枠があったとされております。大臣も今年改選でありました。  特別枠も含めて今年は何人...全文を見る
○山添拓君 後援会の方も招待されていますか。
○山添拓君 参議院の自民党事務局の改選議員向けの案内状には、一般の方、友人、知人、後援会などを四組まで御招待いただけます、こう記されていたようなんですね。わざわざ一般の方とあるんですよ。  功労、功績のあった者を招く、こういう認識は、大臣、当時お持ちでしたか。
○山添拓君 地域に具体的にどのような貢献のあった方なんですか。
○山添拓君 それでは全くはっきりしないと思うんですね。地域に様々な貢献って、それは大勢の方いらっしゃいますよ。  本当は、功労、功績のあった方というのは、法務省でいえば五十人という枠があるように、かなり厳しく各省に対して指定がされているんですね。ところが、大臣を始めとして議員の...全文を見る
○山添拓君 地域に貢献があった、功労、功績のある方なんですから、紹介するのはむしろ名誉なことじゃないですか。お話しいただくことが個人情報に触れるなどというのは、もはや通用しない話だと思うんですね。  もちろん、この問題の最大の責任は総理にあります。大臣を始め自民党の議員の皆さん...全文を見る
○山添拓君 最近五年で見ますと、例えば東京高裁管内では百六十人近く増えているんですが、福岡ではマイナス、福岡高裁の管内では六十人以上減っております。急速に人員シフトが進められているんですね。  福岡の職員に伺いますと、超勤が増えたと。その一方で、四月から上限規制が導入されました...全文を見る
○山添拓君 いや、具体的に、うちの裁判所は人が足りています、いや、むしろ余剰になっています、だから減らしてください、こういうふうに言ってくる裁判所はありますか。
○山添拓君 別とされてしまったんですけど、そんなところはないんですよね、そんなところはないと思うんですよ。それ、今否定もされませんでした。  なぜ減員の要求にまでなるのかと。これ、先ほど山下議員からも、裁判所や法務局が減っていく、これを憂えるという声がありましたが、決して自然に...全文を見る
○山添拓君 これは三権分立に反することですから、当然だと思うんですね。  そこで、最高裁に確認をいたします。現在の定員合理化計画の基になっているのは、二〇一四年の国家公務員の総人件費に関する基本方針であります。ここには、厳しい財政事情に鑑み、人件費の増加を抑制するとあります。し...全文を見る
○山添拓君 協力しているということはお認めになるんですよね。  しかし、事務部門に限ってとお話しでしたが、資料の二ページにお示しをしておりますように、簡易裁判所の二人庁、書記官、事務官が二名しかいないというところが三十五庁に上っております。これ、七年前は十七庁だったのが倍に増え...全文を見る
○山添拓君 はい、もう終わりにします。  それだけでは現場がもうもたなくなっているという状況がありますので、是非、定員の抜本的な増員に向けて、国会の意思も反映させて取り組んでいただきたい、このことを述べまして質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月26日第200回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  冤罪、再審をテーマに質問をいたします。  確定判決で有罪とされた事件に再審、裁判のやり直しの請求がされ、再審開始決定を経て再審無罪が確定するという事件が相次いでおります。二〇一〇年の足利事件、一一年の布川事件、一二年の東電女性社員殺害事...全文を見る
○山添拓君 全然お答えいただいていないんですけれども、今既に起こっている事件で、無罪判決、再審無罪を得るためにこれだけ時間が掛かっていると、その理由を、理由についての所感を伺ったのでありまして、個別の事件、それはまあ個別の事件はいろいろ傾向、それぞれの事情がありますけれども、どの...全文を見る
○山添拓君 検察官の証拠開示義務を明言いたしまして、目撃証言やアリバイに関する証言が記された証拠を開示しなかったのは違法だと断じたものであります。これは異例のことだと思います。この違法行為がなければ、遅くとも第二審の判決で無罪が宣告をされ、釈放されていた可能性が高いと、この判決は...全文を見る
○山添拓君 私は、まだ争うのかと言いたいんですよね。事件から半世紀ですよ。桜井さん、そしてもう一人の被告人だった、亡くなられた杉山さん、この二人の人生を奪った捜査や公判の在り方について、本当に真摯な反省を行っているのかということを疑いたくなる思いです。こうした反省がない捜査機関の...全文を見る
○山添拓君 殺人で逮捕され、起訴され、有罪が確定したわけですが、自然死だったという合理的な疑いが生じたとして、併せてこの西山さんの自白の信用性に疑問ありとした決定であります。  私は先日、西山さんと、弁護団長の井戸謙一さんに話を聞いてきました。この事件、当初は業務上過失致死で捜...全文を見る
○山添拓君 では、一般論で結構です。一般論で結構ですが、再審請求審で検察が手持ち証拠を開示するというルールはないんですか。
○山添拓君 要するに、ないんですよ。ないからこういう事態が起こっているわけですね。  最高裁が棄却をした後、大臣が今おっしゃったように、再審公判の手続が始まりました。検察官は当初、新たな有罪立証を行っていくと主張しておりました。ところが、今年の九月、突如として新たな有罪立証をし...全文を見る
○山添拓君 いや、重要な証拠ですよ。殺人で起訴をしようとしているときに、自然死の可能性があるという証拠を送らなかった、こんなことを行っているんですか。
○山添拓君 驚くべき答弁だと思うんですね。警察は、検察が起訴するのかどうか、その判断に資するだけの十分な書類を、証拠を送らなければなりません。ところが、有罪立証とは正反対の自然死を疑わせるような書類について、個別の事案によって、つまり、この事件で送らなくていいということをおっしゃ...全文を見る
○山添拓君 犯罪事実の有無に関する証拠を送っていなかったということが判明しているわけですから、十分これは検証しなければならない事実だと思うんですね。再審どころか、起訴する前提すら欠いていたのではないかという問題であります。自白偏重の捜査がこの背景にあると思います。  この西山さ...全文を見る
○山添拓君 この事件では、少なくとも全然適切な方法は取られていないんですね。  担当刑事は、証人尋問の中で、取調べ中に西山さんが刑事の手をなでるように触れたこと、起訴されると刑事の取調べがなくなるので寂しいと述べていたこと、抱き付かれたことがあったことなどを認めているんですね。...全文を見る
○山添拓君 これは弁護人依頼権を実質的に侵害するものであって許されないと指摘をしたいと思います。  湖東病院事件を含めて、再審事件で必ず問題となるのが先ほど触れました証拠開示です。刑訴法上、再審請求における証拠開示手続についての定めはありません。請求人や弁護人から証拠開示が求め...全文を見る
○山添拓君 要するに、個々の事案に応じて個々の裁判体が事案の内容に応じてやっていると。これも適切にやっている前提だと思うんですが、しかし、適切になされていないからこそ、湖東病院事件のように、再審公判に至って初めて無罪の証拠となり得る書類が出てきたりするわけです。  通常の刑事裁...全文を見る
○山添拓君 二〇一六年の刑訴法改正の際に、その附則第九条三項において、政府は、この法律の公布後、必要に応じ、速やかに、再審請求審における証拠の開示等について検討を行うものとする、こういった規定が記されております。  これに基づいて何らかの検討を行っているんですか。
○山添拓君 その協議会、実は議事録すら開示されておりません。  大臣、伺いますけど、テーマは何ですか。再審請求審での証拠開示について議論されましたか。
○山添拓君 では、議事録を出してください。
○山添拓君 これはおかしいと思うんですね。  だって、皆さん、国会が決めたことですよ。皆さん方も当時いらした方もおられるでしょう。二〇一六年の改正の衆議院の審議で修正して盛り込まれた九条三項です。国会の意思として、再審請求審における証拠開示について検討を行うよう求めたものなんで...全文を見る
○山添拓君 時間が来ましたので、今日の質問はここまでとさせていただきますけれども、これ、今大問題になっている再審の問題です。直ちに議論を始めて再審法の抜本的な改正に進むべきだということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月27日第200回国会 参議院 本会議 第7号
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○山添拓君 日本共産党を代表し、会社法等改正案について質問します。  法案に先立ち、桜を見る会をめぐる疑惑について、菅官房長官に伺います。  招待者の中に、高齢者への詐欺的な悪徳商法を繰り返してきたジャパンライフの代表取締役会長まで含まれていたことが明らかになっています。 ...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  株主提案権について伺います。  一九八一年に商法に株主提案権が導入をされました。当時も企業の不祥事や社会的責任の問題、あるいは総会の形骸化、こういった点から盛り込まれることになり、先ほど大臣も答弁されておりましたが、会社と株主、あるいは...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  二%の状況で本当にそう言えるのかと。今株主提案を制限をする必要が本当にあるのかどうか、ここは問われなければならないと考えます。  本法案は、株主提案の数による制限、具体的には取締役会設置会社で十を超える議案を提案することを制限しようとする...全文を見る
○山添拓君 結構です。東京高裁の平成二十四年、二〇一二年五月三十一日の決定や東京高裁二〇一五年五月十九日の判決などがあるかと思います。これはHOYAの一連の今御紹介あった事件ですね。  これらの裁判例の中で民法上の権利濫用というのは認められたんでしょうか。
○山添拓君 昨日の大臣の答弁も、民法の権利濫用法理で規制することは可能だという答弁でありました。具体的な事案で取締役が権利濫用を判断するのは困難な面がある、こういう答弁もされたんですが、権利濫用というのはまさに個別的な判断であって、何か一つの指標によって判断できるものではないと思...全文を見る
○山添拓君 そうなんですよ。ですから、裁判例で権利濫用と認められたものも、数だけをもって認めた濫用的な事例だとしたわけではないんですね。六十とか百とか出されているものであっても、数だけで認めたわけではないわけですよ。  裁判例で問題となった事案や野村ホールディングスなどの事例は...全文を見る
○山添拓君 じゃ、それは後で伺いたいと思います。  まあほとんどないんですよね、もとより株主提案を受けた会社自体が少ないわけですから。お手元に資料をお配りしておりますが、一ページから三ページ、二〇一八年六月までの間の総会で株主提案を受けたところですが、多くは一件とか二件なんです...全文を見る
○山添拓君 時間や費用が掛かるから制限だと、そういう趣旨ではないということですね。
○山添拓君 私は、時間や費用が掛かるから制限するというのはやっぱり本来の趣旨に反すると言わなければならないと思うんです。  資料の三ページを御覧ください。三ページですね。比較的多数の株主提案がなされているのは電力会社ですね。法務省は電力会社で株主提案を制限したいと、こうお考えな...全文を見る
○山添拓君 それはそうだと思うんですけれども、これ、一番多かった東電でも八件なんですね。  ちなみに、関電を見ていただければ分かるように、異なる株主がそれぞれ提案をしています。一人の、あるいは一つのグループの株主が提案できる数を制限したとしても、総会全体の議案数というのは制限で...全文を見る
○山添拓君 具体的にどのような提案がされているかということを次に四ページにお示ししました。脱原発・東電株主運動事務局が作成をされた、この間の株主提案の議案とその賛同率です。  例えば、二〇一九年の九議案は、株主二百二十四名の提案で提案株数は千九百六十六個、百株で一個ですけれども...全文を見る
○山添拓君 出されている、経済界から出されているんですね。要するに、三百個ぐらいで物を言うなと、少数株主は黙っていろと言わんばかりなんですね。法務省も本音は同じなんですか。
○山添拓君 議決権三百個というのは果たして少数株主なのかということを次にお示ししたいと思うんです。  五ページを御覧ください。  二十六日の日経終値を基に、株主提案のための三百議決権の時価を調べてみました。東京電力で千四百二十二万円、関西電力は三千七百十七万円、中部電力四千五...全文を見る
○山添拓君 裁判例として、少なくとも事件として具体的に事実になったものはないということですね。  そもそも、議決権行使書面の閲覧請求というのは何のために定められているんですか。
○山添拓君 元々の趣旨はこういうものなんですね。  しかし、本会議でも指摘をしましたように、少数株主が共同提案者を募り、また自分たちの提案に少しでも多くの賛同を得ようとする際に、ほかの株主が株主総会でどのように議決権を行使しているのかを把握することにも重要な意味があり、そのため...全文を見る
○山添拓君 本当にそのように運用されるのかということが大きな問題であろうと思います。  閲覧謄写と言いながら、撮影やコピーが禁止されている実態があります。ですから、書き写すしかないと。  大臣は本会議で、実務における運用状況や各方面での議論の状況を注視し、必要な検討をすると、...全文を見る
○山添拓君 運用状況や議論の状況を注視し、必要な検討をすると、こういう答弁ですので、実際どういう状況があるのかということはお調べをいただいて、そして適切な対応ができるように、要するに、何百人、何千人という、場合によっては書き写すと、二日、三日にわたって書き写しを続ける、こういう事...全文を見る
○山添拓君 適切に対処いただきたいと思います。  株主提案を受けるのがどれだけ嫌なのかということだと思うんですね。衆議院で前川参考人は、株主提案が導入されて四十年近くになる中、濫用的な事例は一件か二件にすぎないと、こう指摘をされた上で、株主提案権というのは会社の民主化みたいなも...全文を見る
○山添拓君 日本共産党の山添拓です。今日は、三人の参考人の皆さん、大変ありがとうございます。  初めに、三人の参考人のそれぞれに伺いたいと思います。  今、日本を代表する企業の不祥事が相次いでいる状態かと思います。東芝の粉飾決算や日産自動車の役員報酬についての虚偽記載、また特...全文を見る
○山添拓君 大変ありがとうございます。  脱原発・東電株主運動の皆さんも、三十年にわたって原発の危険性も警鐘を鳴らしてきたと、それは本当に頭の下がる思いがいたします。  次に、藤田参考人、大久保参考人に伺いたいのですが、取締役報酬の規定に関する改定について、法案では、取締役へ...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございます。  最後に、時間の許す限りでなのですが、会社補償に関して、大久保参考人も参加をされている企業法実務研究会の意見書を配付いただいておりますが、この中では、研究会としては反対だということが書かれております。  今日、冒頭の意見陳述の中では触れられ...全文を見る
○山添拓君 ありがとうございました。終わります。
12月03日第200回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  本日は会社法の改定案の質疑ですが、反社会的勢力の問題が企業のコンプライアンスにも関わる問題ですので、冒頭質問をさせていただきます。  午前中、真山議員の質疑の中でも出てまいりましたが、反社会的勢力を明記した二〇〇七年の犯罪対策閣僚会議の...全文を見る
○山添拓君 今のとおりの内容が、一般企業に対してすらといいますか、一般企業に対しても求めているということなんですね。  そこで、今日は内閣府においでいただいております。桜を見る会のような公的行事に反社会的勢力が招待され、あるいは出席していたとすれば、当然その情報は政府としても把...全文を見る
○山添拓君 個人情報だからというのは理由にならないというのが指針の考えなんですよ。  官房長、企業に対しては情報の把握や提供を求めながら、政府は何もしなくてもよい、こういうことですか。
○山添拓君 今年の招待者に含まれていたのかいなかったのか、そのことについて警察に情報を提供していたのかどうか、これはいかがですか。
○山添拓君 昨日、予算委員会の理事懇では、今年の招待者について、そのような情報があったのかどうか、警察と共有したのかどうか、お答えになっていると思います。答弁ください。
○山添拓君 一般論を聞いているのではありません。今年どうだったかということで、今年は情報提供していないというお答えでありました。ましてや、名簿を廃棄済みで確認できないと、こうおっしゃっているんですね。これは政府の態度からしても矛盾するあるまじき事態だと言わなければなりません。 ...全文を見る
○山添拓君 はっきり答えてください。その期間中であればデータは復元できたんですか。
○山添拓君 これ、重大な問題だと思うんですね。  宮本議員は、五月十三日の決算委員会や二十一日の財務金融委員会で資料の廃棄について具体的に指摘をしています。事務所からも再三にわたって内閣府に説明を求めておりました。復元が可能であるにもかかわらず、その事実を知らせず、いたずらにバ...全文を見る
○山添拓君 ここまで問題になって、復元する必要がないなんてよく言えたものだと思うんですよね。  これについては改めて、場所を改めて質疑をいたしますけれども、必ず復元作業をしていただきたいと。シンクライアント方式であっても、サーバー上のデータが全部なくなってしまって復元できないな...全文を見る
○山添拓君 経産省、インセンティブ報酬を導入したことによって企業の業績が向上したという、その検証結果でもあるんですか。
○山添拓君 それは希望的な観測であって、定量的な検証結果はないということなんですね。  アメリカの経済学者のサミュエル・ボウルズ氏は、経済的インセンティブと道徳的行動との間のある種の負の相乗効果を示唆している、こういう実験結果に基づいた指摘もされております。むしろ、マイナスの効...全文を見る
○山添拓君 労働者や取引先はもちろん、株主にとっても、取締役が目先の利益にとらわれるということは、これは長期的には決して良い影響をもたらすとは限らない問題であります。  批判があることを認識しているという答弁でありましたが、先日、大久保拓也参考人からも、その対策として、各会社で...全文を見る
○山添拓君 いろいろおっしゃるんですけど、やっぱりモラルハザードの批判を受けたものだと思うんですね。欧米では、CEOなどへの高額報酬は社会的な格差拡大の大きな要因とされております。日本でも、取締役と労働者の収入格差の是正こそが求められます。  資料の一枚目、二枚目、東洋経済の、...全文を見る
○山添拓君 私もそう思います。経営陣がどれだけ優れた手腕を持っていたとしても、それだけで利益が出たり、業績が改善したりするわけではないだろうと思います。業績が上がるのは、労働者の努力があり、長年蓄積されたノウハウや信用や取引先の協力があってこそではないでしょうか。業績連動だといっ...全文を見る
○山添拓君 年間とそれから八年間の計画、これいずれもお答えいただきたいんですが。
○山添拓君 ちょっとこれは通告してあるものですから答えていただきたい。  速記を止めてください。
○山添拓君 ありがとうございました。  実績がどうなったかは分かんないです、要望ですので、これぐらいの推計だという数字ですけれども。私が申し上げたかったのは、業績を上げている企業の役員についてこれだけの税収の穴を空けるような仕組みを取る必要があるのかと、こういう問題でありました...全文を見る
○山添拓君 私は、今の御説明は、悪意、重過失が事後的に確定をしても補償の対象としていく、そのことの必要性や許容性までを説明する理由にはなっていないと思います。  前川参考人は、談合やカルテル、違法な政治献金、製品の性能偽装などに知って関与した取締役は、自らの私的な利益を図る目的...全文を見る
○山添拓君 時間が参りましたので、これで質疑を終わらなければなりませんが、アメリカでは訴訟費用が高額で個人が負担し切れない、だから導入されたものなんですね。専ら外国の経営者や機関投資家の求めに応じた法整備でありますし、資料の七ページにお示ししておりますように、日本の経済界も積極的...全文を見る
○山添拓君 日本共産党を代表し、会社法改定案及び関係法律の整備等に関する法律案に反対の討論を行います。  以下、反対理由を述べます。  第一は、株主提案権の制限についてです。  株主提案権の濫用事例はごくまれであること、数のみをもって濫用とみなされるわけではないことが審議を...全文を見る