山田修路
やまだしゅうじ
選挙区(石川県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月20日 | 第171回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号 議事録を見る | ○山田政府参考人 水産資源の調査についての御質問でございます。 水産庁におきましては、独立行政法人水産総合研究センターや各都道府県の水産試験場と連携しまして、我が国周辺水域の主要な漁業資源の状況を調査しておりまして、毎年度その結果を公表しております。 平成二十年度における...全文を見る |
○山田政府参考人 全国の藻場の面積等につきましては、今環境省からお話があったとおりでございます。 水産庁といたしましては、平成十八年から二十年にかけまして、全国ではなくて、全国の一部の海域につきまして藻場資源の長期的な変動の調査を実施しております。例えば、委員がお話ありました...全文を見る | ||
○山田政府参考人 お答えいたします。 委員御指摘の魚介類の利用についてでございます。 例示にありましたアイゴ、ブダイといったいわゆる藻を食べる魚につきましては、やはり独特の臭みというんでしょうか、においがありまして、一般的になかなか消費者の嗜好に合わないという面がございま...全文を見る | ||
○山田政府参考人 玄界灘沿岸の貝類の漁獲量でございますが、約二十年前、昭和六十一年あるいは六十二年というような時期には四千トンを超えるような漁獲がございました。しかしながら、その後、平成三年ごろまでの間に、特にアサリが大幅に減少いたしました。そういったことから、その後はおおむね一...全文を見る | ||
○山田政府参考人 藻場の維持、回復についてどのような措置をとってきたかという御質問でございます。 水産庁におきましては、平成十九年度から、第二次漁港漁場整備長期計画というのを策定いたしまして、二十三年度までの五年間におおむね全国で五千ヘクタールの藻場、干潟の保全、創造を図ると...全文を見る | ||
03月17日 | 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○政府参考人(山田修路君) 委員からもお話がありましたように、消費者は水産物について多種多様なニーズがあります。このような多様な消費者のニーズに即した水産物の供給を図り、あわせて、お話がありましたけれども、生産者の手取りを確保していくということが重要であると考えております。 ...全文を見る |
○政府参考人(山田修路君) 漁業集落排水事業についてお答えをいたします。 漁業集落排水事業につきましては、会計検査院から御指摘は受けておりません。 事情が多少違っているところもございます。例えば、耐用年数については、漁業集落排水事業の最近の事業の事例を見ますと、法令等に基...全文を見る | ||
03月23日 | 第171回国会 参議院 予算委員会 第17号 議事録を見る | ○政府参考人(山田修路君) 漁船漁業構造改革総合対策事業についてでございますけれども、これにつきましては、今お話がありましたように、五十億の事業を廃止するということで対応をいたしております。これにつきましては、先ほど官房長がお答えしました四つの棚卸しのジャンル、基準がございますが...全文を見る |
○政府参考人(山田修路君) 新しい事業、今言いました総合的な事業を実施するというこの水産業体質強化総合対策事業でございますが、百四十二億円ということでございます。 事業としては廃止をしておりますけれども、事業内容につきましてはこの中で、委員からお話がありましたように、必要な事...全文を見る | ||
03月24日 | 第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○山田政府参考人 委員から今お話がありました青森県と岩手県の県境、いわゆるなべと言われている漁場でございますが、ここの漁場におきまして、マダラを対象とする底はえ縄漁業の操業に関して両県の間に争いがあるということでございます。 水産庁といたしましては、関係者が話し合って操業ルー...全文を見る |
○山田政府参考人 仲野委員から今お話がありましたとおり、北海道の漁村あるいはそれ以外の多くの漁業地帯は、まさに前面が海、後背地が山という狭隘な土地に立地しております。こういうことから、地震、津波、高潮、侵食等の自然災害に対して漁村地域は脆弱な面を有しております。 委員からお話...全文を見る | ||
○山田政府参考人 お答えいたします。 今委員からお話がありました窒素氷を加工なり陸上施設で使う場合、それから、今お話がありました船上で利用する場合、いろいろなケースがあると思います。それにつきましても、私ども、例えば、先ほど大臣からお話がありました資金の利用ですとかそういった...全文を見る | ||
○山田政府参考人 お答えいたします。 委員からお話がありましたように、サケ・マス漁業は、入漁料の上昇ですとか、そのほかに魚価の低迷といったもの、また燃油高騰が昨年特に厳しかったわけですが、そういう厳しい経営状況にありまして、お話がありましたように地域への影響も非常に大きいとい...全文を見る | ||
03月24日 | 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○政府参考人(山田修路君) よくお話は承りました。ありがとうございます。 |
○政府参考人(山田修路君) 草川委員からお話がありましたように、根室沖合の海域におきましては、この付近に今お話がありましたようなサンマその他の魚介類の大変優良な漁場が存在をしております。したがいまして、漁船の操業が多いわけでございます。また、北米航路の貨物船等の通航もお話がありま...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) ただいま草川委員からお話がありました自動船舶識別装置でございます。これは今委員からお話があったとおりでございまして、その船の名前あるいは位置、どっちへ向かっているかというようなことまで分かる、それを発信する装置でございます。それで、委員からもお話があり...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) ただいまお話がありました漁船の安全航行に関する情報の送受信のための漁協等が有するレーダーの施設についてでございますが、これを整備する場合には、共同利用、まさに共同利用の施設の整備ということであろうかと思いますので、強い水産業づくり交付金の助成対象となり...全文を見る | ||
04月02日 | 第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○山田政府参考人 お答えいたします。 昨年三月の明石海峡沖の油流出事故の関係でございますが、被害を受けた漁業者の多くは、漁業共済の関係では補償額の低い契約方式に加入をしておりました。こういったことから、被害者に対して四億八千万円の共済支払い金が支払われたところでありますが、共...全文を見る |
○山田政府参考人 漁業生産あるいは漁業就業者、そういったものの全体的な傾向でございます。 まず漁業生産量でございます。これは、ピーク時は昭和五十九年でございますが、千二百八十二万トンでございました。徐々に低下をしてきておりまして、平成十九年には五百七十二万トンと、おおむね半分...全文を見る | ||
○山田政府参考人 このような状況になりました理由でございます。 一つは、まず生産面でございます。委員からお話がありましたように、資源の問題もございます。例えば、二百海里体制が定着をしてきまして、海外漁場から撤退をするということで、我が国漁船が入れない地域がふえている。あるいは...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業者に対する支援策でございます。 委員がおっしゃいましたように、いろいろな対策を講じているわけでございますが、特に、先ほど申しました資源の面でございますが、これは、やはり資源が非常に低位水準にあるということで、資源の回復を図る、あるいは管理を推進するような...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業共済制度についての国の財政的なかかわりでございます。 漁業共済事業は、御案内のとおり、小規模な漁業者の負担を軽減し、あわせて加入の奨励を図るという観点から、共済掛金について補助をしております。それから、漁業共済団体の事業の円滑な運営に資するため、共済団体...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業共済事業につきましては、台風等の災害あるいは不漁、それから魚価安というような要因によりまして、単年度収支で見ますと赤字基調で推移をしております。十六年度末には、制度全体で四百五十三億円の累積赤字ということになりました。 このような状況を踏まえて、平成二十...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業共済には四つの事業がございます。 漁獲共済、これは漁船についての共済でございますが約三百二十億円の赤字、それから養殖共済が約七十三億円の黒字、それから養殖のうちでも一部のものを特定養殖共済というグループで事業を実施しておりますがこれが五十億円の黒字、それ...全文を見る | ||
○山田政府参考人 段階別の赤字の状況でございますが、十九年度末の約三百二十七億円の赤字を段階別に見ますと、元受け組合、これは漁業共済組合段階でございますが約六億円の赤字でございます。それから全国団体、これは連合会でございますが約二十五億円の赤字。それから国の段階、これは特別会計で...全文を見る | ||
○山田政府参考人 特別会計の累積赤字、これは現在約二百九十五億円でございますが、これにつきましては、一般会計からの繰り入れが二百二十億円ございます。それから、残り約七十五億円につきましては、漁業共済組合連合会が農林漁業信用基金から借り入れて、それについて利子相当額を国が補助すると...全文を見る | ||
○山田政府参考人 お答えいたします。 これにつきましては、漁業災害補償法、先生御案内のとおり、この事業の根拠法でございますが、この法律の条項の中に、信用基金が漁業共済団体に対して再共済金の支払いについて必要な資金の貸し付けを行うという規定がありますので、この法律自体が想定をし...全文を見る | ||
○山田政府参考人 法律の規定を見ますと、特にそういう限定的なことで貸し付けを行うという規定にはなっておりませんので、この規定に沿って貸し付けが行われているということでございます。 | ||
○山田政府参考人 今回の法律改正の内容はいろいろございますが、特に施設共済につきましては、掛金の安い商品を導入していくということが主眼でございます。これによりまして、これまで加入を見合わせておられました漁業者の方々が加入をしていくということで、母集団が広くなっていくというようなこ...全文を見る | ||
○山田政府参考人 魚価安定基金の貸付資金でございますが、昨年、燃油価格が高騰いたしました。これの対策の一環としまして、養殖漁業者の経営安定を図るために、緊急に養殖用のえさの安定供給を確保していくことが必要であるということから、養殖用のえさの直接取引を支援するための事業を創設いたし...全文を見る | ||
○山田政府参考人 先ほど来議論がありますけれども、制度全体で約三百二十七億円の累積赤字があるというのは事実でございます。 このような累積赤字につきましては、先ほども言いましたけれども、平成二十年度までに単年度収支の均衡を図るということを目標に収支改善に取り組んでおります。 ...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業共済の加入率でございますが、高いのは特定養殖共済、これが約八〇%でございますが、漁獲共済あるいは養殖共済は約五〇%、それから漁業施設共済に至っては約一〇%と、非常に低いレベルになっております。 今回の制度改正につきましては、より掛金の安い商品を提供すると...全文を見る | ||
○山田政府参考人 ただいま掛金と共済金の関係についての御質問がございました。 もう委員も御案内のとおりでございますが、共済あるいは保険設計につきましては、基本的に収支が相償うということで設計をされております。漁業につきましては、やはり共済事故が非常に多い、自然を相手にするとい...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業災害補償制度、四種類の事業がございまして、その中で漁獲共済、それから特定養殖共済につきましては、PQ方式と言っておりますが、プライスと量、これを掛けたものを基準としているということで、魚価が下がったりした場合にも対応できるようなものになっております。 | ||
○山田政府参考人 お答えいたします。 昨年、燃油高騰がありましたときに、その対策を講じまして当面の経営安定を図るということで、最大で九割、上昇分の九割を補てんする事業をやったわけでございます。そういった事業がありますし、それから共済も、先ほどお話がありましたようにPQ方式でや...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業共済の掛金の高さあるいは事故率の御質問でございます。 委員も御案内のとおり、漁業は、自然環境の中で水産動植物を採捕する、あるいは養殖をするということでございまして、自然の影響を受けることが多いわけでございます。気象、海況の変化、あるいは漁業資源の変動等に...全文を見る | ||
○山田政府参考人 委員御案内のとおり、共済掛金の見直しにつきましては、過去、直近十年の引き受け、支払い状況等をもとにしながら、収支の状況も勘案して、まさに収支が相償うように、均衡するようにということで掛金率を設定しております。 ことしの十月に料率改定を行うという予定になってお...全文を見る | ||
○山田政府参考人 最近の漁業の生産額等の状況を見ますと、平成十五年以降は横ばいで推移をしておりまして、例えば十九年などは少し上がるというようなことも見られております。それから、漁業共済に加入している方の補償水準を見ましても、横ばいないし、ここ近年では若干上昇しているというような状...全文を見る | ||
○山田政府参考人 委員からお話がありましたように、漁業施設共済につきましては加入率が低いわけでございます。これは、定置網等の資材が非常に高価でありますので、やはりその掛金率も高い水準になるということで、加入率が低水準になっているということがあろうかと思います。また、資材も最近丈夫...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業共済への加入件数の推移を見ますと、十五年度では約五万七千件ですし、その後、十九年度におきましても六万一千件ということで、現在のところは横ばいということで推移をいたしております。 委員からお話がありましたように、共済の健全な発展のためには、母集団の維持確保...全文を見る | ||
○山田政府参考人 漁業経営安定対策を導入した目的でございます。 これにつきましては、国民に対して水産物を将来にわたって安定的に供給していくためには、漁業者の経営改善の取り組みを促進することによりまして、水産物の安定供給を担ういわゆる担い手、ちょっと専門的な言葉で言いますと、効...全文を見る | ||
○山田政府参考人 今委員からお話がありましたように、平成十年の十月にFAOの場で政府間協議が行われまして、マグロはえ縄漁船について二〇%から三〇%の削減をすることが必要だということで、我が国も、遠洋マグロはえ縄漁船の二割に相当する隻数を、十一年三月末までに廃業届を出していただくと...全文を見る | ||
○山田政府参考人 委員御案内のとおり、今回の措置は、ICCATあるいはWCPFCにおけます規制強化に対応したものでございます。委員から、やめる漁業者も厳しいし、残る方々も大変心配だというようなお話がございました。私どもとしては、今回の減船措置はまさに国際規制に対応したものでござい...全文を見る | ||
○山田政府参考人 不要漁船処理費交付金でございますが、これは、減船の結果不要となる漁船をスクラップ処理する場合に、減船漁業者等に対して一定額を国が交付するというものでございます。特別交付金というのが別途ありますけれども、この特別交付金の支給と相まって、廃業することに対する一種の補...全文を見る | ||
○山田政府参考人 委員からお話がありましたように、漁業の盛んな地域におきまして減船が発生しますと、地元の経済に大変大きな影響を与えるというふうに理解をしております。 今回の減船につきましては、先ほど申しましたように、国際的な規制強化ということに伴うものでございます。資源の状況...全文を見る | ||
04月23日 | 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第11号 議事録を見る | ○政府参考人(山田修路君) ただいま大臣から加入しやすくなるようなことが今回のねらいだというお話をいたしましたけれども、まさに掛金の安い商品を導入するということで、今まで経営の状況が厳しいのでこの共済への加入を見合わせていた方々が加入できるようになるのではないかと見ております。 ...全文を見る |
○政府参考人(山田修路君) ただいま小川委員からお話がありましたように、時代の状況に応じて様々な改善をしていく必要があるということだと考えております。 特に、お話がありましたし、先ほども委員から加入率のお話がありましたけれども、現在の加入率を見ますと、例えば特定養殖共済は約八...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 漁協の合併でございます。 漁協の合併につきましては、昭和四十二年に漁協の合併促進法というものが制定をされておりまして、それに従いまして漁協の合併を進めてきておりますけれども、認定期限を七回延長するということでやってまいりました。 昭和四十二年当...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) ただいま委員からお話がありましたように、漁協系統では十九年度末までに二百五十の漁協に統合するという目標で運動を展開をしてきたわけでございますが、先ほど言いましたように、漁協の合併が進まない原因の大きなものとして、やはり経営の悪い漁協があってなかなかその...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 先ほど委員からもお話がありましたけれども、漁協系統としては、十九年度末、二十年の三月までを目標として二百五十の目標を置いておりました。その時点を過ぎて今いるわけですけれども、系統組織としても、今の現状を踏まえると、数字をその二百五十に何が何でもするとい...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今委員のお尋ねの件については、具体的にどこのところでどうあったかということはなかなか言い難いんですけれども、もちろん水産庁の担当なりそれぞれの部局で、現実に合併がなかなかうまくいかない、しこっているというところに足を運ぶなり意見をお聴きするなりして、委...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 漁港整備の重点化のお話でございますが、現在、全国に二千九百余りの漁港がございます。この漁港は、それぞれ多種多様な魚介類を国民に供給するというような意味で重要な役割を担っているのは事実でございますが、それらの漁港については、委員からお話がありましたように...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 三月に開催されましたIWCの中間会合でございますけれども、ここでの主な論点というのが、IWCの将来とか言っておりますけれども、今までもめている捕鯨について、調査捕鯨などについてどうするかというのをまず議論しようということでございます。 この中間会合...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) ただいまお話がありました養殖業の安全、安心でございますけれども、これにつきましては、委員も御案内のとおり、薬事法の関係法令におきまして様々な規制がなされておりますし、それから委員からもお話がありましたGAPでございますが、適正な養殖規範ということで、生...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今委員からお話がありました、十九年度末に制度全体で三百二十七億円の累積赤字がございますが、この原因といたしましては、やはり台風の災害あるいは不漁、魚が捕れないということ、あるいは魚価安等の要因によって単年度収支が赤字で推移をしたということでございます。...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 特殊な理由はございません。要するに、保険料率の改定につきまして、今言いました、過去に起こっていたよりもその後に起こった方がより過去に比べて影響が大きいものが起こってきているということでございます。 | ||
○政府参考人(山田修路君) 一般会計からこの特別会計への繰入れにつきましては、繰入れをするたびに、いわゆる繰入れ法と言っておりますけれども、非常に法案の名前は長い名前になっておりますが、一般会計から繰入金をするということについての特別法を作って繰入れをしているということでございま...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員からお話がありましたように、特別会計の二百九十五億円の赤字のうち二百二十億円、約二百二十億円は一般会計からの繰入れで対応しておりますが、残りの七十五億円につきましては、国の財政事情なかなか厳しいということもありまして未払になっております。この部分に...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 漁業共済組合の合併のメリット、デメリットでございますけれども、現在既に九つの元々県域を単位とした漁業共済組合が合併をいたしまして、全国合同漁業共済組合という広域の組合ができております。ここの状況を見てみますと、委員からお話が先ほどありましたように、経理...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今回の広域合併につきましては関係団体でいろいろ議論を重ねてきたわけでございますが、ある程度規模の小さな共済組合については合併をしようということでございまして、逆に、単独で県域の共済組合として残る組合の考え方として、契約高がある程度以上、まあ六十億円とい...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 平成十四年の改正で導入しました措置、これは特定病害不補てん特約というものでございますが、これは原則、基本的にはすべてのリスク、病害も含めてすべてのリスクについて対象とするという契約の中で、そういう前提の下で特定の病害については特約で除外をするという、そ...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今ハマチの例でお話がございました。ハマチの場合は非常にその生産金額が多いのでオールリスク、すべてのリスクのものの共済にも加入できますし、それから今委員がおっしゃいましたように魚病を除いたものを選択をすることもできると、その場合には共済掛金が半分になると...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 想定をしないような魚病ができた場合には、これは共済の仕組みではなかなかやはり対応ができないということでございます。 魚病について、今言いましたように、今まで共済のセーフティーネットが受けられなかった魚について今回魚病を外すことでようやくその保険設計...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員からお話がありましたように、具体的な魚の種類につきましては政令で具体的に規定をしていくことになります。 今考えておりますものは、マサバ、メバルのほかに、クロソイ、ハタ、カワハギ、スギといった、地域によっては非常に重要な魚種でございます。これが今...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員からお話がありましたように、クロマグロの養殖につきましては諸外国でも行われておりますし、日本でも相当今盛んに行われるようになってきております。平成十九年度には約四千四百トンぐらいのクロマグロの養殖生産が行われているというような推計もございます。この...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員からお話がありましたように、養殖共済については全員加入という仕組みになっております。 これにつきましては、委員からお話がありましたように、全員加入というこの仕組みを引き続き続けるのがいいのか、あるいは、もうちょっと弾力性のあるものに変えた方がい...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 漁業者の意見はいろんな意見がございます。まさに、だれかが反対をしているのでなかなかそのセットができないというようなこともあって、地域によってはこういう全員加入制度というのが非常に障害になっているんだという意見もございます。 したがいまして、先ほど来...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) この養殖共済につきましては、制度が発足したのが昭和三十九年でございます。この当時は事務処理がまだ電算化されていない、コンピューター化されていないということで、膨大な事務処理をする必要が出てきたわけでございまして、実際の事務処理を行っております漁協などか...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 全国合同漁業共済組合、現在でも九の、かなり飛び地というんでしょうか、広い、全国広範にわたった地域を担当する共済組合になっておりまして、この事務処理、今ではまさにコンピューター化した中で先ほど言いました管理業務なりを実施をしているという状況にございます。...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員からお話がありましたように、九のときは単一だったと、二十になったときに対応できるかどうかということでございますけれども、先ほど言いましたように、コンピューター化が進んでおりその事務処理については十分対応できるということで今回のその義務の廃止というこ...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 大西洋北東部海域での放射性物質の濃度につきましては、欧州委員会において調査をしておると聞いております。 その調査結果によりますと、一九八〇年代から一九九〇年代前半にかけて、表層海水のセシウム137、これは再処理工場から排出される放射性物質でございま...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 先ほどお話ししましたように、ヨーロッパ委員会、欧州委員会の調査ではこの大西洋北東部海域での放射性物質の濃度が次第に下がってきていて海洋生物への有害な影響は確認されないということでございます。 セラフィールド地域につきましても、先ほど委員からお話があ...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今言いましたとおり、そういった欧州委員会なり英国の機関による報告によれば特段問題はないという報告でございます。 | ||
○政府参考人(山田修路君) 水産庁では、毎年、文部科学省と連携をいたしまして、三陸沖も含めた日本周辺海域における海産生物についての放射能レベルの調査を実施をしております。この調査におきましては、三陸沖など太平洋沿岸域につきましては、主要海産物のうちの十三種類について核物質の分析を...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 放射能の調査につきましては、文科省が予算を計上いたしまして、それを農林水産省に移し替えをするというようなことで調査を実施をしているわけでございます。 現在、各県の方ではどうかといいますと、これももう委員御案内のとおりですけれども、文科省からの交付金...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 漁業経営の現状でございます。 委員からお話がありましたように、漁業者の経営、大変厳しい状況の下に置かれております。お話がありましたように、資材価格は依然として高い状況にございます。燃油価格につきましては、平成十六年、五年前でございますが、このときに...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今回の法改正の内容につきましては近藤副大臣からお話をしたとおりでございますが、特に病害を共済事故から除くということで、掛金の安い商品が導入されるということで、厳しい経営環境にあります養殖業者の掛金負担の軽減につながるということでございます。 具体的...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 養殖業の現状でございますけれども、特に海面養殖業につきましては、養殖をしている魚全体の価格、平均価格でございますが、平成八年では一キログラム当たり平均で見まして千三十七円というレベルでございましたが、平成十八年には八百三十円と、こういうレベルでございま...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 積立ぷらすにつきまして幾つか御質問がございました。 まず、二十年度の加入の状況でございます。これは以前石破大臣からもお答えをしておりますけれども、平成二十年度末時点での加入の状況、今最新の状況でございますが、千七百二十六件ということでございまして、...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員から今お話がありましたかつお・まぐろ漁業対策推進道県協議会の方からの御要請、これは本日、私どもの方に来られているというふうに承知をいたしております。 二点御要望がございまして、一つは不要漁船処理費でございます。これにつきましては、国の基本的な考...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 海面養殖業、委員から今お話がありましたように、台風、津波などの自然災害の影響を受けやすいという非常にやはり不安定な状況にございます。また、特に近年では燃油価格が高騰をして、その後今は多少落ち着いている状況にありますが、そういった資材価格の高騰、特にえさ...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員からお話がありましたように、昭和三十九年の制定以来、過去六度の改正が行われております。改正内容はそれぞれ様々なものがありますけれども、概して言いますと、この改正の目的、これは二つあるというふうに考えております。一つは、やはりその時代時代の漁業者の方...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 委員から今お話がありましたように、漁業共済の仕組みでは、収穫高保険方式、いわゆるPQ方式と呼んでおりますものと物損保険方式という物の損害自体に対する補てんをするという二つの方式を共済の種類に応じて使い分けているわけでございます。 ノリの養殖業につき...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 漁業共済でのてん補の方式、非常にバリエーションが多うございます。その中で最も利用されておりますのは約定限度内てん補方式という方式でございます。 普通の共済の、あるいは保険のてん補方式というのは、漁業共済の場合には全事故比例てん補方式と呼んでおりまし...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 養殖共済における共済事故、主なものは、今委員からお話がありました魚病による死亡、それから二番目には、台風や低気圧などによりまして生けすなどの施設が壊れましてそれで魚が逃げてしまうような場合、あるいは大雨になりますと塩分濃度の低下によりまして死亡するよう...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) ただいま義務加入についてのお話がございました。 義務加入制度というんでしょうか、地域の方々が皆さんで入っていただくという仕組みにつきましては、先ほどもちょっと御答弁いたしましたけれども、その地域全体でできるだけたくさんの人が入っていただくと、母集団...全文を見る | ||
05月11日 | 第171回国会 参議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○政府参考人(山田修路君) 水産庁といたしましては、漁業を所管する立場から、御家族の皆様からいただきました御要望等を踏まえまして、沈没船の船内の確認あるいは船体の引揚げについて、先ほど副大臣からお話がありましたとおり、技術的に可能かどうかにつきまして海上保安庁及び防衛省と情報交換...全文を見る |
○政府参考人(山田修路君) 船主でございます大栄水産が民間のサルベージ会社に依頼をした調査の結果でございますけれども、概要としては、漁網が船体に絡まっているなど、現場の状況等から判断しますと、二次災害の危険性が高いために船内捜索は難しいという旨の説明が家族になされたというふうに承...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今回の日本サルベージへの調査は、船内捜索ができるかどうかということについて船主さんから依頼があったということでございますので、この調査は船内捜索については難しいという報告がなされたというふうに承知をしております。 | ||
○政府参考人(山田修路君) 不要漁船処理費交付金でございますが、これにつきましては、減船の際に不要となる漁船をスクラップするものについて減船漁業者等に対して一定額を国が交付するというものでございまして、廃業することに対する補償的な性格を有しております。これにつきましては、都道府県...全文を見る | ||
05月21日 | 第171回国会 参議院 予算委員会 第22号 議事録を見る | ○政府参考人(山田修路君) 省燃油操業実証事業の進捗状況でございます。 これまで、おおむね千二百グループ、約三万三千隻の計画を認定しております。これを年間の燃油使用量で見ますと、約八十万キロリットルに相当いたします。我が国漁業で一年間に使用される燃油量の三分の一に相当する事業...全文を見る |
○政府参考人(山田修路君) 一番高い時期、百二十四円ございましたので、そうしますと、その一番高い時期で見ますと四十円ぐらいの差額がございます。 | ||
○政府参考人(山田修路君) 今委員からお話がありましたように、一回交付して必要な額を除いた分が戻るということでございますけれども、この戻ってきた、事業実施主体に戻ってきた金額、四月末現在で百六十一億円というふうになっております。 | ||
07月02日 | 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第16号 議事録を見る | ○政府参考人(山田修路君) 省エネ機器の導入等についての実施状況でございます。 省エネ機器の導入等につきましては、例えば省エネ型の船外機の導入というものもありますし、それから集魚灯の光力を落としていくということで省エネを図っていく、さらに、新しいタイプの省エネ型の漁船を建造し...全文を見る |
○政府参考人(山田修路君) 省燃油操業実証事業の実施状況でございます。 この事業につきましては、これまでおおむね千二百グループ、約三万三千隻の認定がございまして、燃油の使用量、年間で見ますと大体八十万キロリットルに相当する内容でございます。我が国の漁業で一年間に使用される燃油...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 省燃油操業実証事業は、いったんその燃油価格についてお渡しして、そこで燃油を買っていただいて、操業して、そのうちその燃油価格の水揚げで賄えた分と賄えない分の差を返していただくと、こういう形でぐるぐる回転をする仕組みでございます。 ですから、今の四百十...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) この事業の手続につきましては、現場からいろいろ御要望、お話もお聞きをいたしまして、事務処理の負担軽減を図るという観点から、例えば申請書類を従来であれば数種類必要なところを一つにまとめるとかということで、大分その負担の軽減を図っております。 それから...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 一つ、まず燃油価格の発動のラインがどうかというお話でございますが、これは委員からお話がありましたように、平成十九年の十二月以降、燃油価格が急騰したというような状況を踏まえて、それから特に漁業については燃油費のウエートが高いわけですので操業がなかなか苦し...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) この施策としては、今委員がお話があったとおり、一定の目的を持って一定の状況の下で実施をしてきたということでございますけれども、現在の燃油価格の状況ですとか、また上がりつつあるような兆しもありますし、それから実際の事業がどういうふうに行われているかという...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 今御質問の学校給食につきまして水産物を利用していただくということにつきましては、お話にありましたように、子供のときからこういった魚に親しんでいただくということが将来的に見て極めて重要であるというふうに考えております。 それで、今お話がありました二十...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) 例えば、今までですと、浜で捕れたものについては、その産地の市場へ出してそれから流れていって、もし学校給食で使おうとすれば途中で学校給食の関係者が入手して使っていくということなんですけれども、今回考えておりますのは、地元の漁業団体と学校給食の関係者が直接...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) そういった打合せもありますし、例えば先ほども言いました商品開発、こういったものは骨を取ってこういうミンチにしたら子供が食べてもらえるかなというようなことで作ってみるとか、そういった活動にも使えるというようなことでございます。 | ||
○政府参考人(山田修路君) 今お話がありました加工用、飼料用についてでございます。 これ、魚離れが進んでいるというお話がずっとありましたけれども、一方で水産資源がやはり非常に弱っているという状況もありまして、やっぱり大事なのは、今まで利用されていなかったお魚について、まさにお...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) カジキ等流し網漁業についての御質問でございます。 風間委員からお話がありましたように、この漁業につきましては昭和四十八年に省令が制定されまして、今御指摘のありました海域の操業禁止期間もその際に設定をされました。 その当時、昭和四十八年と最近の状...全文を見る | ||
○政府参考人(山田修路君) この禁止期間の見直し等についての御質問でございますけれども、このカジキ等流し網漁業、主な対象としましては、カジキマグロといいましょうか、カジキですが、それとビンナガというようなものが主たる対象魚種でございます。この魚種またこの漁場において競合する漁業と...全文を見る |