山田太郎

やまだたろう

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

山田太郎の1973年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第71回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○山田(太)委員 関連。ただいまの総理の答弁を聞いておりましても釈然としないわけです。非常に自語相違のところもありますし、この点については、重大な問題でございますし、さきの中澤委員が理事会に留保したものとも同様のものでもありますし、この点についての質問は留保して、ひとつ委員長にお...全文を見る
02月09日第71回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○山田(太)委員 先ほどの大橋委員の質問に関連いたしまして、数点の疑問点をお尋ね申し上げて、残余はまた後の機会に譲りたいと思っております。  そこで、まず総理にお伺いいたしますが、先ほど大橋委員の質問の中にもちょっと触れておられましたけれども、昨年の九月十九日でございましたか、...全文を見る
○山田(太)委員 これをまず最初にお伺いしたわけは、先ほどの東亜国内航空のDC9の決定発表、これにもやはり財界と一部の政治家、運輸関系業者との間に明朗ならざる雰囲気があるやに伝えられております。したがって、機種決定の許可権は運輸大臣が持っていらっしゃるといたしましても、やはり人命...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、もう一点お伺いしておきます。  それは、いま運輸大臣の御答弁では、東亜国内航空のDC9については全く知らないことだ、また、記者会見も知らないことだというふうな話でございましたけれども、実は、四十八年二月六日、これは運輸省から出してもらった資料です。この...全文を見る
02月23日第71回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○山田(太)委員 あともう十五分の時間しか残っておりませんので、諸先生に全部お伺いしたいところでございますけれども、まず、時間の関係で中村公述人にお伺いいたしたいと思います。それから井出公述人にお伺いいたしたいと思います。  そこで、私のほうから申し上げる意見というものはもうや...全文を見る
○山田(太)委員 どうもありがとうございました。
03月08日第71回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第5号
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○山田(太)分科員 きょうは本会議もずれたし、非常に時間がおそくなって、ともにたいへんな時間になっておりますが、私は、これから私立大学の現状を踏まえて、私大の健全な育成についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  そこで、現在早稲田大学をはじめとして、いまだ大学の紛争が絶えない...全文を見る
○山田(太)分科員 実態の数の掌握はまだできていないようでございますが、わかっていますか。
○山田(太)分科員 まあその数の問題はともかくといたしまして、やはり私立大学は学生の納付金で経営が維持されていることは、これは言うまでもないことでございます。年々大学紛争の起因の一つに、授業料の値上げ阻止運動が集約されている実情であることは御承知のとおりでございます。  そこで...全文を見る
○山田(太)分科員 そういたしますと、私のお聞きしたい本筋とはちょっとはずれますけれども、授業料の値上げが続いていくということになると、やはりまたそれを因としての紛争というものも続かざるを得ないというふうな御見解のように聞こえるわけです。そうおっしゃる意味ではないと思うのですが、...全文を見る
○山田(太)分科員 そこで、文部省の調査で、これは昭和四十七年十二月二十五日の中間報告でございますが、新入生の一人当たりの経費というものが出ております。全国の私立大学二百九十一校中、二百三十八校が報告してあるわけですが、これを見てみますと、平均をとってみますと、授業料とそれから入...全文を見る
○山田(太)分科員 いまの大蔵省のお考えは、ある程度受益者負担はやむを得ないのじゃないか、これだけの大幅アップもやむを得ないんじゃないかというふうにもとれるわけですが、そういうふうなお考えであるという点については、一応私としては疑義を持つわけです。それは教育というものを土台とした...全文を見る
○山田(太)分科員 いまの大臣のお答えについては、時間があればまた付言させていただくとして、大蔵省当局にひとつお伺いしておきいたいと思いますが、法、経、商学部、その経常費補助を、いま文部大臣から、四十九年度は四十五年度から始めた補助の計画の一応最終年になる、それのあとをまた引き続...全文を見る
○山田(太)分科員 実はさまっていないから聞いたのでございます。いままで四十八年度まではやってきた。四十九年度もやはり文部省の方針、計画というものに、一応は準拠していきたいという気持ちはおありですか。
○山田(太)分科員 青木さんの立場としてそれはなかなか言えないかもしれませんが、まあ負担の相違がある、これは事実です。しかし、負担の相違があるということと率に差があるということと、これはまたおのずから違うと思うのです。そこに、率が同じであっても負担の差があるのだから、また経常経費...全文を見る
○山田(太)分科員 この点でやりとりすると、時間がすぐたっちゃいますが、言われることはわかりますよ、意味は。だけれども、やはりその点も加味しつつ計画が練られているわけです。地方から出てきている私立大学の要望もその点を一番心配しております。まだ時期が早いかもしれませんが、その点を強...全文を見る
○山田(太)分科員 いま局長からお答えがありましたように、私立と国公立においてこのような差がついておるわけです。だから十ヘクタール以上でないとだめだ。そのために、せっかく学校の敷地をどうしても教育の立場から必要なときに、その未満の場合はどうにもならぬということがあるわけです。その...全文を見る
○山田(太)分科員 では、青木主計官から主税局のほうへ、この旨はひとつ伝えておいてもらいたいと思います。
○山田(太)分科員 あともう六分ですね。  そこで、この点はやはり大蔵省当局からは返事がしにくいのかもわかりませんが、四十八年度文部省の予算要求は、私大経常費補助金六百二十七億円余であったと思います。それが約半額以下の三百一億円に査定されたような計算になると思うのです。いまさっ...全文を見る
○山田(太)分科員 その点については、また文教委員会等でもう一ぺん詰めていってみたいと思います。これの明細な要望を受けておりますので……。  また同時に、この経常費補助率の算定が、人件費等の場合、これは文部省にお聞きしたいのですが、前年が基準になっておるので、定期昇給なりあるい...全文を見る
○山田(太)分科員 そこで、もう時間が参りましたので、その点もまたあわせて委員会等でやっていきたいと思います。  そこで、最後にお伺いしておきたいことは、もう御承知のことでございますが、私立大学の借り入れ金の総額は、聞いたところによりますと、二千二百八十七億円、年間の支払い利子...全文を見る
○山田(太)分科員 質問を終わります。
03月12日第71回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○山田(太)委員 私は、これから締めくくり総括の質問をさせていただきますが、まず、冒頭にあたりまして、一言質問あるいは要求とでも申しますか、それを申し述べておきたいと思います。  私たちは、先ほど辻原委員が述べられましたように、野党四党で組みかえ動議を提出いたします。本来ならば...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、緊急の問題でございますので、他の質問を行ないます前に、まずお伺いしておきたいと思います。  それは何かと申し上げますと、本日のEC蔵相理事会の結論どいたしまして、すなわちEC蔵相会議で、西ドイツが三%のマルクの切り上げをして、西ドイツを含む六カ国が域内...全文を見る
○山田(太)委員 ただいまの御答弁によりますと、閉鎖までと同じ状態でというふうにお答えがあったものと解釈いたしますが、あわせて、この十六日に十五カ国蔵相会議が開かれるということは既定の事実でございますが、そのときのわが国の臨む態度あるいは方針といいますか、せんだっての予算委員会で...全文を見る
○山田(太)委員 もう一点。欧州六カ国では、対米要求の中あるいは要請の中で、アメリカの買いささえというものも要求あるいは要請するというふうなこともあったようでございます。そういう点についてのわが国の態度は、過剰流動性になっていくたれ流しドル云々の問題への要請の中にも含まれていく意...全文を見る
○山田(太)委員 ドルの交換性の回復の要請というものにもやはり関連する問題であることは認めます。  そこで、その点はまずおきまして、やはり同じ報道によりますと、今回の結論で、西ドイツがマルクを三%切り上げる。そうなると、円の切り上げ幅が二〇%をこえるようになるのではないかといわ...全文を見る
○山田(太)委員 この問題については、考えてはおりませんとおっしゃる御答弁は当然予想はされております。しかし、これはやはり常識でございます。もうすでにそれに近い切り上げが、固定相場に返ったときには行なわれるであろうということは常識のようになっております。ただ、立場として、それがお...全文を見る
○山田(太)委員 集めて検討を加えた。追ってこれこれの指示なりあるいは相談をした。ところが、実際の現地においての国金はしかくなまやさしくはいかないわけです。その点は御承知の上でおっしゃっているものとは思いますが、とするならば、もってのほかでございます。実際に具体的な手を打って、担...全文を見る
○山田(太)委員 さて、この問題についてまず、きょうも多少は論議されたようでございますが、しかし、まだまだ意を尽くしかねておると思いますし、この点について、まず大平外務大臣の御見解をお伺いしておきたいと思います。
○山田(太)委員 先ほどくしくも大平大臣が御答弁なさいましたように、米軍はベトナムの和平のために使うためだ、南ベトナムのダナン港へ送るのは間違いありません。しかし、米軍に問い合わせたところが、ベトナム和平のために要るこの多量のりゅう弾は、大平大臣御承知のように、これまでベトナムヘ...全文を見る
○山田(太)委員 では、きょうの答弁の中にも、協定以外のものは持っていかぬというふうなお答えもあったようでございますけれども、それを確かめておる最中でございます、このような返事がありました、したがって間違いないと思いますと。三月十七日には出ていくのです。また、現地においての、その...全文を見る
○山田(太)委員 それが来るまでに出港したらどうしますか。正式な証明になるようなものが来るまでに船が出たらどうしますか。きょうはもう十二日です。
○山田(太)委員 管理委員会の認定も大切です。しかし、船が出てしまったんじゃどうにもならぬじゃないですか。そのあとどういうことをやられたってどうにもならぬじゃないですか。常識じゃないですか、これは。全国民が納得するような、米軍がこう言うております、アメリカがこう言うておりますとい...全文を見る
○山田(太)委員 では、国民が納得できるその証明、いままでのような、アメリカがこう言うておりますというようなことでは、国民は納得できません。どのような方法をとろうとお考えなのか、あるいはそれまでは出港を待たすとか、そういうふうなことをちゃんと答弁してください。条約上云々という問題...全文を見る
○山田(太)委員 船が出ていったらどうにもならぬじゃないかということを言っているのです。
○山田(太)委員 それまで船をとめることができますか。
○山田(太)委員 それよりも前に片づけなければならない問題があるとおっしゃいますけれども、船が出ていってしまったら、九千六十トンのりゅう弾を積んで出ていってしまってはどうにもならないのですから、それが出ていくまでに、国民が納得できる証明をすると言われるのですか。
○山田(太)委員 いまのは、私の聞いていることに答えていないのです。この点は委員長、明確に国民が納得できるように、いままでと同じようなことでは納得できません。この点を委員長どうしますか。納得できません。
○山田(太)委員 では、ひとつくぎを打っておきたい。それが明確になるまでは船は出ない、この証明もできますか。
○山田(太)委員 それまでに明らかにする、その方法はどのようなことが考えられますか。
○山田(太)委員 大平大臣、私がさっき申し上げたのは、米軍がこういうふうに答えております、そういう究明だけでは国民はもう納得しません。もしも万が一、このことによって和平協定違反というものが米軍にあったということになったときに、それはゆゆしい問題になってきますよ。国民が納得するため...全文を見る
○山田(太)委員 では、大平大臣の強力な措置あるいは努力というものを期待して、次の質問に移りましょう。しかしその前に、もう一言だけ言っておきましょう。もし、このことによって、あるいはそれ以外のことによっても、米軍の違反の事実があったなら、このようなことだけで言うのではないのです。...全文を見る
○山田(太)委員 いまの総理のお考えからいたしましても、この問題はやはり大事な問題です。おそらく、どのような処置をするかということは、私の想像で恐縮でございますけれども、ベトナムの人たちがやはり大きく注目しているところであろうと私は想像いたします。  そこで、具体的なことでござ...全文を見る
○山田(太)委員 復興援助のことだと思っておったら、また船のことですかとは何ごとでございますか。感じたままをおっしゃったのだろうけれども、私の一番質問せんとする本旨というものを、よくわかっていただいていないと思うのです。であるがゆえに、そのときの結論が出ない場合はどうするのかとい...全文を見る
○山田(太)委員 調査をし、善処をする、それを出港するまでにという点、船が出港するのは、いまの予定は十七日になっています。それが延びるならばいざ知らず、いまは十七日になっておる。ひとつ国民の納得できる決定をしてもらいたいということを、強く要請しておきます。  次に、これと関連す...全文を見る
○山田(太)委員 やはり同じような条件が考えられるということを、ひとつ念頭に強く置いておいていただきたいと思います。大臣が早く先ほどのような答弁をしてくれれば、こんな時間を食わずに済んだわけです。大臣と向かい合わせですから……。  それはさておきまして、もう一点。これは日本の製...全文を見る
○山田(太)委員 これは一例でございますけれども、このような援助なりあるいはその他の意味も含めて、もしも万一私が心配しているようなことがあったならば、ベトナムの人々は、南にかかわらずあるいは北にかかわらず、あるいは臨時革命政府の人々にかかわらず、日本人あるいは日本の国に対して信用...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、もう買い占められておるようないろんな資材、もう御存じのことでございますが、幾たびか言われてきたことでございますから。しかし、論を進めていく立場上、木材あるいは大豆、アズキ、羊毛、毛糸、綿糸、生糸、皮革、セメントから米あるいは魚にまで手を伸ばしてきているの...全文を見る
○山田(太)委員 大蔵大臣の御答弁は、私がお伺いしたことに答えていただいていないわけです。というのは、金融緩和が失敗した、これは正直なお答えで、これは総理大臣でした。そこで、金融引き締めの手は打っている。ところが、言うならば過剰流動資金、すなわちたれ流し円の原因、元凶といいますか...全文を見る
○山田(太)委員 総理の御答弁の言質をとらまえて言う意味じゃありません。それは先にお断わりしておきますけれども、これから後だって大幅にまた輸出がどんどん伸びる場合もないとは言えないでしょう、そういうこともあるかもしれぬということは予想もされます、これはせんだってのやはり当委員会で...全文を見る
○山田(太)委員 これは私なりの考えで恐縮でございます。しかし、やはり両方のじゃ口を調節する必要があるのじゃなかろうか。輸出を押えていくというふうなことをやろうという意味じゃありません。そこで、これは外為会計にいくわけにはいかないかもしれません。私の調査した範囲内では外為会計には...全文を見る
○山田(太)委員 その問題は一応この程度にしておきまして、次には通産大臣ですか、あるいは経企庁長官ですか、まあこの買い占め、売り惜しみ法案の担当は経企庁長官ですね。この中で、これまでも問題にされてはきましたが、いまの政府案においては放出勧告だ、そして放出命令ではない。それから調査...全文を見る
○山田(太)委員 くどいようですが、もしそれに従わないときには公表する。しかし、公表されてもへっちゃらな場合もこれはあるわけです。公表されてもへっちゃらだ、罰則はない。まあ公表されるのもそれはいいことじゃないでしょう。しかしダミーを使ってやる場合、これも話が出ました。この場合はへ...全文を見る
○山田(太)委員 この点については、やはり多くを論議しておってもすれ違いになるばかりでございましょう。そこで、われわれの意見を申し上げて、次の問題に移っていきたいと思います。  やはりそのポイントは、国民が注目しているところです。だから、この点は議員修正というものも考えられても...全文を見る
○山田(太)委員 いつごろ解決しますか。
○山田(太)委員 そこで、法律の早い実施、これも大切でございますが、その成立するまでに手をどんどん打っていかなければならぬということでやっていらっしゃるわけでございます。また打ってもらわなければなりません。  そこで、この特定物資といいますか、この点も、これから、できてから考え...全文を見る
○山田(太)委員 まだ調査中でございますか、買い占めされていると思われる物資。いまのは特定物資にまずは取りかかりたいという品物をおあげになったわけですが、まだ調査中で結論が出ていないかどうか。
○山田(太)委員 では、その問題はこれで置いておきましょう。  そこで、次にやはりぜひお伺いしておきたい問題がございます。まず総理大臣にお伺いしておきたいと思いますが、総理大臣は自民党の総裁に立候補されるとき以来、ことに難病対策あるいは難病患者対策、それから身障者に対する対策と...全文を見る
○山田(太)委員 厚生大臣の御答弁はこの際は要りませんから、この問題については。  そこで、田中総理は福祉元年、非常にお好きなことばのようですが、この実態が、真の福祉経済機構に変わっているということは、これはとても考えられないような予算であるということは、先刻来申し上げたことで...全文を見る
○山田(太)委員 質問を終わります。
03月13日第71回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○山田(太)委員 私は、公明党を代表いたしまして、昭和四十八年度予算政府三案に反対し、野党四党で共同提出した予算組みかえ動議に賛成の討論を行ないます。  当面する国際通貨危機は、西ドイツマルクの三%切り上げ、イギリス、イタリアなどを除く拡大EC諸国の共同変動相場制移行によって、...全文を見る
03月30日第71回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○山田(太)委員 先ほど総理大臣の答弁をはじめとして、国会においての附帯決議の無視どころか逆行でございます。同時に国会においての答弁を全く無視した。このようなやり方をもし許すならば、先ほどの国会軽視あるいは法軽視の問題に引き続いて、民主政治のルールが破壊されてしまいます。したがっ...全文を見る
06月26日第71回国会 衆議院 内閣委員会 第34号
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○山田(太)委員 いよいよきょうの質疑の私がしんがりでございますが、割り当ての時間が半分以下になったということは非常に残念に思っております。諸般の事情から万やむを得ないとはいいながらも、その点、きょう用意した質問を全部言い尽くせないことになるのが残念でございますが、したがって、前...全文を見る
○山田(太)委員 長官のその御答弁によりまして、防衛出動の面、あるいは治安出動等の面はまた後ほどお伺いするといたしまして、やはり自衛隊の運営について、その基本は自衛隊の威力といいますか、あるいは機能といいますか、自衛隊の役柄上、機能あるいは威力というものをまず重視しなければならな...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、きょうの本会議の前に総理も、先ほど長官がお答えになったように、シビリアンコントロールの一つの立場の中として、いわゆる国会のコントロールはもちろんですが、内局の立場の人は全部文民である、そういうふうな総理の答弁もあったのを聞いております。またいまの長官のお...全文を見る
○山田(太)委員 そういたしますと、自衛官は文民にあらずと、こういうことですね。
○山田(太)委員 くどいようですが、自衛官をやめたらもう直ちに文民になれるわけですか。
○山田(太)委員 そういたしますと、ただ自衛官をやめさえすれば大臣にもなれるという解釈も成り立つと思います。しかし、その点を多く言うわけじゃありません、きょうは。  そこで、法制局長官は非常に緊急な御用事をお持ちのようですから、法制局長官にお伺いしたいところだけ前もって先にお伺...全文を見る
○山田(太)委員 それはどういう理由からですか。やはりきょうの総理の御答弁あるいは長官の御答弁のような、シビリアンコントロールのその立場から文民である、そう解釈してよろしいですか。
○山田(太)委員 そうすると、法制の上からいっても、課長以上には自衛官はなれない、こう規定されているというわけですね。
○山田(太)委員 そこで、一歩立ち入るようで恐縮でございますが、先ほどの、自衛隊の前の保安庁、この保安庁法には、十六条においてちゃんと、課長以上の禁止ということが明記になっております。ところが、防衛庁設置法十七条—十九条になると、この点は明確になっていない。その辺の意図するところ...全文を見る
○山田(太)委員 私のお聞きしたかったのは、このように変えた意図は何だろうかということを聞きたかったわけです。
○山田(太)委員 いまのお答えでは非常に明確じゃありませんね。その当時もうすでに文民の解釈というのははっきりしておる。いまの法制局長官がお答えになったとおりです。まあしかし、この点は時間の関係ではしょりますけれども、その辺の意図は何するところかということは、また別の機会に深く立ち...全文を見る
○山田(太)委員 長官、いまお聞きになりましたように、国営でやるということは法的にはできると解釈してもいいということですが、その点について、長官は政策的にお答えになると思いますが、その点はどうでしょう。
○山田(太)委員 いまの長官の御答弁をお伺いしておりますと、公社、公団的にはやり得る可能性があるという意味ですか。私の聞き違いであったら……。
○山田(太)委員 どうも明確にならぬのですがね。国で、いわゆる兵器あるいは装備等の工場といいますか、言うならば旧砲兵工廠のようなものですね、そういうふうなことをやる意図はないかあるかということを端的に答えてもらったほうが早いです。
○山田(太)委員 唐突な質問だったかもしれません。しかし、きょうはもう前置きをはしょっていきますからね。  そこで、ついでにお伺いしておきます。それに関連して、いまの軍需産業というのが適当かどうかはことばは別といたしまして、兵器とか装備、そういうふうなものをつくる会社、それを国...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、あわせてお伺いしておきましょう。いまの平和憲法下において徴兵制度をしくことが可能であるかどうか、これも端的にお伺いしておきます。
○山田(太)委員 その論拠をお伺いしましょう。
○山田(太)委員 一たん有事の際はできますか。
○山田(太)委員 制度ということばを抜いて、徴兵ならできますか、一たん有事のときは。
○山田(太)委員 もっとはっきり言うてください。
○山田(太)委員 ちょっとあやふやな答弁だったですが、最後の点は、一たん有事のとき、災害でなしに防衛等について、そのときにもいまの憲法下においては徴兵はできないという明確な断定ですか。ちょっとあやふやだったですから、その点をはっきり聞いておきましょう。明確にしてください。
○山田(太)委員 内閣法制局長官、その点ひとつ、あやふやでなしに明確にしておいてくださいよ。そうすると、いまの長官の答弁が政府としての答弁、こう解釈していいですか。
○山田(太)委員 その点、法制局長官、明確にしておいてくださいよ。  そこでこれは、なぜそこまで、追い詰めてということではありませんが、しつこく聞いたかといいますと、憲法解釈が非常に変わってきているわけですね。  これは念のために一例をあげておきましょう。それは昭和二十七年十...全文を見る
○山田(太)委員 その問題については、これはまだ質問を……。
○山田(太)委員 法制局長官にお伺いしたのは、法理論としての立場でお伺いしたわけです。いまのあとの答弁は、これは長官が答えるものです。(山中国務大臣「言わせたのです」と呼ぶ)長官が法制局長官をして言わしめたという話ですから、その点はきょうは了解しておきましょう。  そこで、この...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、次には一つだけお聞きしておきます。  先ほど、しょっぱなの長官の御答弁の中にも防衛出動の問題がありましたが、この防衛出動と国会の問題について次にお伺いしておきたいと思いいます。  この出動命令の起案者といいますか、この出動命令の手続、経路、そういうも...全文を見る
○山田(太)委員 はっきり最後は聞こえなかったのですが、内閣官房のまだ了解を得ていないということですか。そういうことですね。  そこで、自衛隊法七十六条の一項によって、先ほど長官の御答弁にもありましたけれども、国会の承認を得る、このときに特に緊急の場合というのがありますね。特に...全文を見る
○山田(太)委員 長官、いまの答弁を聞いていてもわかりますように、非常に抽象的なわけですね。いまだかつて発動したことのないというものでありますけれども、非常に抽象的であるということは、やはりときによっては、長官がそうだというわけじゃありません、しかし乱発される可能性はそこにあるわ...全文を見る
○山田(太)委員 この点については、まだふえんしていきたい問題があります。しかし、きょうは系統立ってお伺いしておくという立場から、次は治安出動です。  ほかの問題は省きますが、「命令による治安出動」の場合は、二十日以内に国会の承認を要する、すなわち事後承認になっておりますね。そ...全文を見る
○山田(太)委員 じゃ、その点について、いまの現法律においては事後承認になっておりますけれども、これを国会の承認を得るようにしたほうがいいんじゃないかというお考えも長官にはあるのですか。検討に値するという意味はですね、間接侵略以外の場合という一言がついておりましたけれども、その点...全文を見る
○山田(太)委員 私もいま改正するというふうに言うたわけじゃないのです。傾聴ということは、やはり尊重という意味を含めての傾聴という意味でしょう。(山中国務大臣「耳を傾ける」と呼ぶ)耳を傾けただけでは、これは自分の意見は一つも入っていないわけですな。やはり答弁というものは非常にニュ...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、この在日米軍の家族の入国と一般外国人の入国に際しての違いといいますか、比較してどのような特権があるわけですか。
○山田(太)委員 もう少し具体的に詳しく教えてください。
○山田(太)委員 第九条ですね。
○山田(太)委員 そこで、やはり地位協定の十一条はどういうことになっておりますか。
○山田(太)委員 いまアメリカ局長のおっしゃるのは、この十一条の「ただし」というのは(a)、(b)、(c)ですね。
○山田(太)委員 この十一条三項の(a)、(b)、(c)は関税を免除されるのでありますね。
○山田(太)委員 そうしますと、この十一条三項の在日米軍の家族ですね。私はいま家族にしぼって言っている。家族でなくともいいわけですが、この家族が入国のときというのは、今度やはり横須賀の空母母港化について一千世帯の人が間もなく入ってくるわけですが、そのときに際してもやはり同じことが...全文を見る
○山田(太)委員 それを言っているのじゃない。それはいま聞いた。それ以外のものといったら何ですか。何をかけておるのですか、実際に。
○山田(太)委員 ぼくの聞いておることを答えてください。じゃ何が課税の対象になっていますか、この(a)と(b)と(c)以外に。具体的な事例あるいは資料があったら出してください。
○山田(太)委員 今度のアメリカの外交教書等によっても、安保条約の肩がわり、あるいは負担を日本に肩がわりさせようというふうな強力な意見があるわけですが、それと匹敵するというものじゃありません。しかし、私の調べた範囲内では、この十一条の三項の(a)と(b)と(c)以外は、これだけは...全文を見る
○山田(太)委員 この地位協定によってちゃんと確認しなければならぬということがあるんですよ。この地位協定に確認しなければならぬという条文があるんです。在日米軍の家族、それはただ単に関税だけの問題じゃありませんが、ちゃんとあるのです。全くかけていないにひとしい。それは御存じですか。...全文を見る
○山田(太)委員 ちゃんと確認しなければならないことになっているのですよ。それを確認していないということが一点。それから全く関税はかけていない。私の調べた範囲ではそうなっている。ということは、占領中と全く同じだ、空文にひとしい条文になっているということです。もし過去五年でもいい、...全文を見る
○山田(太)委員 では次いで、わが国の施設内にある家族住宅は幾らありますか。
○山田(太)委員 これは沖繩県を含んでいますか。
○山田(太)委員 じゃその次にお伺いしておきたいのは、次の質問の設定上、横須賀及びその周辺に居住する海軍関係の家族住宅。
○山田(太)委員 じゃついでに艦名とか何を言ってください。
○山田(太)委員 オクラホマとか……。
○山田(太)委員 それがわからないではね。(「簡明に願います」と呼ぶ者あり)簡明に願いますというのは非常にいいしゃれですね。それがわからぬで施設庁といえるとは、これは驚き入った話です。ここにちゃんとありますよ。一応それは当然、この答えより以上のものが出てくると思った。それがわから...全文を見る
○山田(太)委員 アメリカ局長のほうがよく知っているということですね、結果から言うと。  そこで、いまの基地内に居住させるという予定は、何世帯というのがわかっておりますか。
○山田(太)委員 そこで、これもつけ足しでございますけれども、米軍の場合、家族の居住の好みは、私の聞いた範囲内では基地内に住宅をかまえるのを好んでいるようです。中には基地外の人もありますけれども。その点を考えたときに、現在、本筋とは離れますけれども、これは陳情があることでございま...全文を見る
○山田(太)委員 長官の来年度予算を目ざしての努力を強く要請しておきたいと思います。と同時に、外務省にという長官のお話もありましたが、ひとつアメリカ局長から、その点についての答弁もお願いしておきたい。
○山田(太)委員 これは早急にやっていただくよう外務省にも強く要請し、要望しておきたいと思います。  そこで、先ほどの本題に戻りますけれども、空母ミッドウェーが入港し、在日米軍の家族としての一千世帯に対しての基地内の住宅ですね。この住宅の新築は、これはわが党の伊藤前議員が四十五...全文を見る
○山田(太)委員 もう一ぺん確認しておきますが、基地内は米軍において新築をするということですね。それから基地外にも米軍において賃貸住居を求めていく、そういうことですね。
○山田(太)委員 再度確認しておいたのは、この前の予算委員会において答弁があやふやな面がありました。もうあと五分しかありませんから、その点を煮詰める時間はありませんけれども、これはもう一ぺん他日煮詰めておきたいと思います。そこでもう一点、最後の五分にお聞きしておきたいところは、こ...全文を見る
○山田(太)委員 そうすると、リロケーションの定義というのはどういうものですか。
○山田(太)委員 そういたしますと、施設なり家屋なりを日本側が要請して代替として建てて提供する、こういうことですね。ところが、この二十四条の一項なり二項なり、これは私が私なりに勉強してみて、やはり先ほどおっしゃったように、二条なり三条なりを受けてくる。そこで、この二条あるいは三条...全文を見る
○山田(太)委員 ぼくが言ったことをよく聞いていないようですね。この二条、一ぺん読みましょうか。前のほうを略して、「「施設及び区域」には、当該施設及び区域の運営に必要な現存の設備、備品及び定着物を含む」。これは米合衆国が日本において二条によってできるというものです。そうしてこれは...全文を見る
○山田(太)委員 それはおかしいですよ。二条一項の(a)は、よく読んでくださいよ、これは提供する分です。じゃ二条二項あるいは三項。返してもらって、それで今度新たに提供するというのですよ。これはリロケーションじゃないですよ。
○山田(太)委員 いや、はっきりしてない。リロケーションは、さっきあなたがおっしゃった定義のとおりです。自分でおっしゃったんですよ、これは。この定義のとおりがどこにあるのです。リロケーションじゃない。これは返してもらう分は三項。提供する分は(a)。二条二項、提供する分です。返して...全文を見る
○山田(太)委員 まあアメリカ局長はよくカワズに小便だといわれる。もうどこ吹く風かというてね、りっぱな答弁者だという。有名なわけですが、このことばは悪かったら、失礼だから取り消しますがね。  そこで、いまおっしゃったように、はしなくも、代替ということばはない、あなたもおっしゃっ...全文を見る
○山田(太)委員 時間が過ぎましたので以上で私は質問を終えますけれども、いまのアメリカ局長の答弁では、論理、つじつまがさっぱり合わない。どんな解釈でもできるような、そういう答弁をしておるわけです。その点ひとつ、このやりとりを聞いていらっしゃった防衛庁長官に、この点についての見解と...全文を見る
○山田(太)委員 いまの長官の御答弁によって、法的な解釈もきちっとするということでございますから、それもあわせてお願いして質問を終わりたいと思います。  じゃ、以上です。     —————————————
○山田(太)委員 私は、公明党を代表いたしまして、今回提案されました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について反対の討論をいたします。  わが国の安全保障の目標は、憲法第九条の戦争放棄の精神と絶対平和主義に基づく国民的合意を確立し、全世界に平和憲法の精神を宣揚して、...全文を見る
07月03日第71回国会 衆議院 法務委員会 第39号
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○山田(太)委員 私は公明党を代表して反対討論をいたします。  このたび商法一部改正に関する三法律案に対して長時間にわたって審議がなされてきましたが、それでもなおかつ十分に問題の解決に至らなかったため、公明党は商法一部改正原案に反対するものであります。  今回の改正法律案のね...全文を見る
12月10日第72回国会 衆議院 本会議 第4号
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○山田太郎君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十八年度補正予算三案に対し、反対の討論を行なうものであります。(拍手)  言うまでもなく、日本経済の直面した石油危機とインフレの高進というきわめてきびしい現実の中で、国民生活は、物不足と異常な物価高騰に...全文を見る
12月10日第72回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○山田(太)委員 まず、質問を行ないます前に、きょうの総理の遅刻なさった件について、シリアの外務大臣と重要な会見であったとは存じますけれども、予定より非常におくれた件、まず御注意を申し上げておきたいと思います。一応了承申し上げたことではございますけれども、前もって注意をさしていた...全文を見る
○山田(太)委員 その問題は、すぐ答弁できない問題もあると思いますので、大体そのくらいにしておきまして、そこで次には大蔵大臣にお伺いいたします。  政府は、四十九年度予算は年内編成をする、そういうふうに報道されております。またそういう御意向のようですが、大蔵省、経企庁、通産省の...全文を見る
○山田(太)委員 ただいまの大蔵大臣の御答弁で、経済見通しについてはまだ煮詰まってないような、そういうお話のようでございますが、しかし、やはり経済見通しに基づいて四十九年度予算は編成されるわけでございますから、例年のとおりならば、大体、通常ならばやはり十日ぐらい前にはちゃんと発表...全文を見る
○山田(太)委員 元来なら経企庁長官がお答えになるところでございましょうが、よろしいでしょう。  そこで、また同時に、きょうの報道によりますと、公定歩合の大幅引き上げが必要ではないか、こういうふうなことが報道されております。その公定歩合の引き上げについてはどういうふうなお考えで...全文を見る
○山田(太)委員 現在は、年内に公定歩合引き上げは考えてない、あるいは来年初頭においても考えてない、そういうふうなことまでも含めてのお話ですか。
○山田(太)委員 と同時に、いま現在中小企業倒産件数がどんどんふえてきております。そこで、この中小企業対策についてどうお考えになっているか。これはひとつ総理並びに通産大臣から明瞭、簡単に御答弁を願っておきたいと思います。
○山田(太)委員 私の調査した範囲内では、時間の関係でそう詳しく申し上げませんが、ことに都市銀行においては、昨年の比率から見ますと、中小企業に出す金融の額が、パーセントからいうと相当減っているようです。この点は大事なことでございますから、そういうことのないような指示を、これは大蔵...全文を見る
○山田(太)委員 万全の対策とは何ですか。
○山田(太)委員 労働大臣、いまの、答弁じゃないじゃないですか。では、何にもないということじゃないですか。何をやっているのですか。万全のとは何ですか。では、具体的な計画はないということですか。何という労働大臣だ。
○山田(太)委員 まだ労働大臣になって間がないという点もあるかもしれないけれども、この点はひとつ早急に、もっと具体的な計画を煮詰めておいてもらいたい。これを強く要望申し上げておきます。  そこで、先ほどの経済見通しの問題でございますけれども、まあ大蔵大臣はことばを濁されたようで...全文を見る
○山田(太)委員 経企庁長官の答えは、答えのような答えでないような、公共料金は据え置けとまだ言わないうちに、御説に従うことはというふうな御答弁だったように思いますが、まあ、われわれはぜひ公共料金、これらの米価の値上げあるいは国鉄運賃の値上げ、これはぜひ三年間は据え置くべきであると...全文を見る
○山田(太)委員 どうも、ぼくの聞いたことがわからないでお答えになったようでございます。頭を振っておっても、事実そうだから。  そこでまず、決断と勇断をもって鳴る田中総理のことでございますから、この際公共料金の凍結をやるという方針を決然と打ち出されるつもりはないかどうか、もう一...全文を見る
○山田(太)委員 個別に引き上げなければならぬものは引き上げなければならぬ、それは個別に検討するということでありますが、いま現在、これから一年ぐらいの間に引き上げなければならないと予想されるような公共料金は何と何と何か、ひとつ関係大臣、答えてもらいたい。
○山田(太)委員 それ以外はありませんか。
○山田(太)委員 ぼくの質問は通告もしてありました。先ほどのOAPECはなかったですけれども、この問題は通告してありました。そこで、現段階においては、以上、長官がおっしゃった範囲内だ、そこでこれ以外はないか、そうすると、経済の動向によっては云々という御答弁ですが、現段階でと言って...全文を見る
○山田(太)委員 このことは非常に大切なことですが、経企庁長官がまだつかんでいらっしゃらない分もあるようです。しかし、この点はまた時間を食いますから、そこで、せめて現在米価あるいは国鉄運賃等きまったものは、これはもうできないというお話でしたが、まだこれまでの御答弁にも相違がありま...全文を見る
○山田(太)委員 総理大臣、いまの経企庁長官のではさっぱり要を得ませんので、総理の決断でできるかできないか。もうきまったものはなかなかできないということだから、これからのものはせめて凍結措置、あるいはそれに近い措置というものをやろうという御決意があるかないか、これをお聞きしたいと...全文を見る
○山田(太)委員 安易に許可するようなことはしない、安易にとらない、これはもう当然のことです。私の質問したのはちょっと趣旨が違うわけです。凍結措置もとるという意思があるかないか。
○山田(太)委員 先進諸国においては、このたいへんな経済混乱の中でそういう措置もどんどん講じているところもあります。また同時に、公共料金は、金のない貧乏な人も、あるいは豊かな人も同じ料金になるわけです。御存じのことですけれども。したがって、これは負担の受ける度合いというものが違う...全文を見る
○山田(太)委員 もう何べんも聞いてきておるのです、そういうふうな内容のことは。では、いつまでにこうやって解決できるという、そういう見通しも立たない現状なんですか、通産省は。その点を答えてください。
○山田(太)委員 プロパンに対しても、灯油と同じように早急に――計画はありますか、早急にということばの中には。いつごろまでですか。
○山田(太)委員 日を切ってという点でこだわるようで恐縮ですけれども、これはやはり家庭の生活の重大な問題ですから。半分しかくれない、中には断わられて帰っているところがあるわけですからね。だから、その日を切ってということにこだわらざるを得ないわけですよ。何日までというふうなことを言...全文を見る
○山田(太)委員 ひとつ賢明な、より一そうの努力を重ねていただきたいことを御要望申し上げておきます。  そこで、まずここに変な紙が来ているのです。いま手に入ったわけですがね。これの真偽のほどはまだ調査してませんから、見ておりませんけれども、この標準価格については、通産省は通産省...全文を見る
○山田(太)委員 私のお伺いしたがったのは、業者から原価計算等の資料も提出してもらって、そして通産省がきめる、いまそう御答弁になった。違いませんか、もう一ぺん念を押しておきます。
○山田(太)委員 そうなりますと、業者の提出した原価計算の書類というものがやはり相当な影響力を与える。そのとおりにはしませんという御答弁は予想されますけれども、もし業者が――この法案については、どうせもうきょうで予算委員会は終わりですし、同時にそれぞれ該当委員会で深く追及なりある...全文を見る
○山田(太)委員 この報道が間違っておるならば、所管庁長官ですから、この事実がどのようなことかは御存じのはずですが、どうですか。事案はどのような状況なんですか。
○山田(太)委員 じゃ、先ほどの話に戻ります。  そうすると、この報道は、通産省が、介入ということばが適当かどうかわからぬが、介入して値段を下げた、したがってこれはカルテルではないというふうな――いまの御答弁からすると、そうしますと通産大臣は、業者がきめたことに対して、通産大臣...全文を見る
○山田(太)委員 公取委員長にお伺いしますが、いまのような状況ですね。業者が相談して値段をきめる、それに対して通産省が介入して値段を下げる、この行為はどういうことになりますか。
○山田(太)委員 そこで本元に一応戻って、またいまの話に返ります。  そこで、公取委員長にお伺いしますが、公正取引委員会と通産あるいは経企、この間で覚書を取りかわしていらゃっしゃいます。その内容は、事業者または事業者団体が主務大臣の指示のもとに行なう協力あるいは措置などはカルテ...全文を見る
○山田(太)委員 そうしますと、この覚書は要らないということになるのですか。覚書がなくても、カルテル行為じゃないということになるんだから、覚書は要らないということじゃないですか。
○山田(太)委員 なぜここまで言うかといいますと、いまこの予算委員会は、物価予算委員会とまでいわれるところでございますからね。深く論議されるところは別の委員会でやられるのは当然ですが、その点をひとつまずもう一ぺん御了解を得ておきたいと思います。  そこで、そうすると、業者に対す...全文を見る
○山田(太)委員 そうすると、その範囲は、当然法の中でももう限定してあるわけです。覚書なんかなくたって、範囲はもう法の中でも限定されておるわけだ。しかし、一応わかりやすくするためにかわしたにすぎないんだ、こういうふうな意味にとってよろしいですね。
○山田(太)委員 そうすると、今度の二法案、これはことに大切な二法案です。しかし、内容によっては非常に国民に多大な迷惑をかける法案にもなりやすい。というのは、物価をつり上げるための働きをしかねないのは、先ほど申し上げたとおり。というのは、政府に、また当局に強大な権利を与えるという...全文を見る
○山田(太)委員 それはあり得ないことだと思うということでは済まされぬ問題だから言うておるのです。まずそういう場合は、もちろんカルテル、独禁法違反。  二番目は……。
○山田(太)委員 談合ということばが適当でなかったと思います。  その次が、業者が話し合いをして一応の値段をきめる、それに対して通産省が手を入れる、あるいは介入する、この場合はどうですか。
○山田(太)委員 私は公取委を責めている立場で言うておるわけではないのです。その点はひとつ了解しておいてくださいよ。  そこで、業者が話し合いをして値段をきめますね、これはあり得ることです、標準価格の資料を。これはいいのですか。
○山田(太)委員 それはできないはずですね。――はい、わかりました。  次は、通産省がどのような資料にしろ、あらゆる資料はもうできているということは――この前、総理大臣でしたか、あるいは通産大臣でしたか、資料は全部できているというふうなお話までありましたけれども、通産省が独自で...全文を見る
○山田(太)委員 四番目、ここですが、通産省が業界から提出させた資料に基づいて、それを基礎にして原価計算をした、こういう場合はどうですか。
○山田(太)委員 非常に長時間、私も、足が悪くないのですが、一緒に立って御質問したわけでありますが、また、あとで聞くこともありますが、一応お引き取りいただきたいと思います。  そこで、いま最後の公取委員長の御答弁は、いまここでは言いたくないという、あるいは、はっきりは言えないと...全文を見る
○山田(太)委員 それは答弁にはなっておりませんが、もう多く言いません。  そこで、ここで先ほど申し上げたプロパンガスの「価格改訂のお願い」をひとつ読んでみましょう。「原油事情の悪化に伴いまして十二月一日より御購入頂きます石油製品は下記の通り改定させて頂き度くお願い申し上げます...全文を見る
○山田(太)委員 時間も参りましたので質問を終わりたいと思いますが、総理大臣、きょうは時間がなくてこのことを詰めなかったのですが、独禁法も活用いかんによっては、非常に物価の安定にも生きてくる法律になり得るのです、総理がおっしゃったように。現段階では、価格を押えていき、価格を引き下...全文を見る
○山田(太)委員 以上で質問を終わります。