山田太郎

やまだたろう

比例代表選出
自由民主党・国民の声
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山田太郎の1969年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第61回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○山田(太)分科員 最初にまず運輸大臣にお伺いしたいのでありますが、本州・四国の連絡橋の問題です。このことについてはもう世間注視のことであるし、また同時に、瀬戸内海沿岸の工場、あるいは住民にとっても、ことに四国の開発にとってはどうしても早急に着工しなければならぬ問題です。そこで、...全文を見る
○山田(太)分科員 そこで再びお伺いしたいわけですが、もし運輸大臣の所管以外であるならば担当の方から答えていただいてもけっこうですが、いわゆる七月までに事務的レベル——それは大体六月に審議会にかけるというこの前の答弁であったと思います。したがって、事務的レベルはもうすでに完了して...全文を見る
○山田(太)分科員 まず七月では間違いないという大体の線が出たと思います。確認したわけでございますが、そこで、これも直接担当とはいえないと思いますが、この事業主体の問題です。これが道路公団でなければならぬ、あるいは併設橋ならば当然鉄道建設公団等々も担当の主になってくるわけですが、...全文を見る
○山田(太)分科員 そこでもう一歩踏み込んでお尋ねすれば、経済効果という問題もいまお話がありました。これについては、これは本四架橋についてではありませんけれども、ほかのデータを見ますと、資料の与え方いかんによって、あるいは時期の決定のいかんによって非常に差がある。ものによっては反...全文を見る
○山田(太)分科員 そこで、もう一歩、しつこいようですが、なぜここまでおくれてきたかということですね。工期とかあるいは工費とか、そういう点については土木学会なりあるいはその他からの一応の発表がありましたけれども、この工期あるいは工費あるいは技術面、そういう点においては一応の見解が...全文を見る
○山田(太)分科員 もう一つ、蒸し返すことになりますが、経済調査のためであるということがやはり非常に語られております。そこで、この経済調査ということ自体が、先ほど申し上げたように、どこにポイントを置くかというようなことによって非常な差が出てくるわけですね。それを国民の納得のいく判...全文を見る
○山田(太)分科員 そのような当たりさわりのない御答弁しかできないと思います、いまの段階では。しかし工期の面とかあるいは技術の面とか工費の面、この点についてはもうこれは明らかになっております。この点についてこれ以上問いません。また答弁もできないでしょうから、これ以上問いません。だ...全文を見る
○山田(太)分科員 もう一つ、特殊法人の問題……。
○山田(太)分科員 運輸大臣として考えてはおられても答弁できないのかもしれません。その点はどうですか。
○山田(太)分科員 その点については怠慢であるということも、ある面においてはいえるかと思います。これは最後の結論は公正な世論も納得する線をということが一番大切だと思いますから、ことにこれは強調しておきます。もちろん我田引水というわけではありません。その点はお断わりしておきます。 ...全文を見る
○山田(太)分科員 そこで重ねてお伺いしますが、これをもっと早目に完成したい、そういう当局の意向があるということも聞いておりますが、この点についてはどうでしょうか。
○山田(太)分科員 時間がないので少しまとめて聞きます。  いまの答弁をもう一歩進めて、完工する時期をもう少し早める、あるいは半年なら半年早める、そういうふうな計画がありやなしや。  それから二点は、これは東海道新幹線の場合ですが、新幹線と道路との立体交差に関する協定というの...全文を見る
○山田(太)分科員 では、東海道新幹線と同じような方向で話を進めていくというふうに解釈します。それでいいですね。  そこで、その次にもう一つお伺いしますが、同じく、これも世上非常に問題になっております件です。時間を早めるために簡単に言います。それは、山陽新幹線のスピードアップ等...全文を見る
○山田(太)分科員 では、一言申し添えて次の質問に移ります。  いまの四メートルの線ですね、それを幅員を広げるという点、これは地元の要望が所によっては非常なものです。これについては、もちろん関係公共機関と協議して、地元の方々の要望に沿えるように、ひとつ努力していただきたいと思い...全文を見る
○山田(太)分科員 認可申請についての目標については明確な答弁がなかったわけですが、これについてもう一度聞きたい。
○山田(太)分科員 時間が参りましたが、もう少しいただきます。お願いします。  その点はあえてもう問いません。そこで、これは岡山県のことで恐縮でございますが、国鉄当局にお伺いしたいことは、山陰の過疎地帯、全部をいま言いませんが、山陰地方、開発のおくれているところ、これから山陽と...全文を見る
○山田(太)分科員 いつまでの計画ですか。
○山田(太)分科員 ではこれで時間がきましたので、まだ海上保安庁にお伺いしたい点もありましたが、きょうは割愛させていただきます。せっかくおいで願いましたが、御了承願います。  以上で終わります。
02月24日第61回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○山田(太)分科員 きょうの分科会におけるしんがりを私が承るわけでございますが、ことにほかの分科会ももう終了しております。したがって、できるだけ短時間に、しかも簡潔な質問を申し上げますから、簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  そこで、ことば足らずの点もあるかとも思いますが、...全文を見る
○山田(太)分科員 いまの御答弁の中で、農業以外にも利用される方向を含めてという含蓄のあることばがあったと思います。しかし、きょうはこれを問わないといたしまして、いま現在すでに計画進行中のものは、もうすでに手をつけた——それは観点はいかようにもあるでしょうが、それについてはあくま...全文を見る
○山田(太)分科員 その答弁を農家の方々も安心して受け取られることと思います。  そこで次にお伺いしたいことは、島根県と鳥取県のあの中海、宍道湖ですね、あそこの中海干拓事業については、ことに中海沿岸の産業、工業をも含めて、その発展のために非常に大切な事業でございます。これは開発...全文を見る
○山田(太)分科員 では次に進みますが、五十一年ですね。——そこで、この中海、宍道湖を淡水湖化するための締め切り堤塘といいますか、この締め切り堤塘の閘門上の床板といいますか、あれはたしか五メートルだと思います。そこで、これは次の質問のために伺っておきたいのですが、当然これは境港あ...全文を見る
○山田(太)分科員 私のお伺いいたしました論点をそらさないでいただきたいのですが、通行に金を取らぬ、有料にしない、その答弁をすべきが私の質問なんです。有料にはしない。児島湖締め切り堤塘のごとき、有料になるような、再びああいう失敗はしない——失敗ということばは語弊がありますから変え...全文を見る
○山田(太)分科員 農林大臣は御承知ないようなお顔に見えますので、これから申し上げるのは、児島湖にやはり締め切りの堤塘があります。この締め切り堤塘が、国有財産でありながら、これが通行料を取るようになっております。そうして多くの住民の大きな紛争の原因になっております。いまだに親戚で...全文を見る
○山田(太)分科員 時間がもったいないので簡単に答えていただけたらと思ったのですが、五メートルでも片一方の道路はできます。現在児島湖締め切り堤塘でも、やはり片一方に大きな車が待っていて、そうしてそのあと片一方を通して、ただ重さだけの制限がついているのです。片側通行になっております...全文を見る
○山田(太)分科員 では、農地局長は、無料通行にするということは明言できないとおっしゃるわけですか。
○山田(太)分科員 では無料通行の方向に考えていきたい、こう解釈してよろしいですね。  では次に移りたいと思いますが、先ほど申し上げたいまの児島湖を締め切った堤防——農林大臣聞いていてくださいよ、そっちから教えてもらってもいいのですが、大問題です。血の雨を降らせたようなこともあ...全文を見る
○山田(太)分科員 何年何月になりますか。
○山田(太)分科員 農林大臣もよくいまのことを聞いておいていただきたい。使用期間は四十五年の三月ですね。そこでこれを無料開放——普通の有料道路でさえも、ある年限がたてばこれは無料開放します。当然この締め切り堤塘の有料も、永久に通行する人が金を取られるのは不合理なことだと思うのです...全文を見る
○山田(太)分科員 そのアロケーションの意味はわかりますが、それ一つしか方策はないと考えられますか。無料開放する方向で考えなければ、全国でここだけです。それは御承知ですね。国有財産ですよ。——知っておりますよ。もう一つ有料になっておるところも知っておりますよ。だけれども、性質が違...全文を見る
○山田(太)分科員 こういうふうな質問を申し上げるつもりではなかった。しかし、農地局長のもう少し誠意のある——農民の方は守らなければいかぬ。当然また大事です。同時に、一般住民の立場というものも考えなければならぬ。しかもこれは国有財産であり、国の税金でやっておるものであります。その...全文を見る
○山田(太)分科員 ぼくは単なる説明を聞いておるのではないのです。それをどういうふうに持っていくか。無料通行にしなければいけません。ずっと永久にはそんなことは考えられないわけです。無料通行できるようにするのには、目標と、いつごろまでにそれをやらなければならぬということがなければな...全文を見る
○山田(太)分科員 そのときに必要ではないかということは、一応無料開放するというその時点を目標にして、そうして地元の公共機関もあるでしょうよ、あるいは農家の方もあるでしょうよ、あるいは市民の方々もあるでしょうよ、そういう方々と協議して、一応多目的使用の期限が四十五年三月に切れるの...全文を見る
○山田(太)分科員 農林大臣が見るに見かねて、そうお詳しくないけれども立たれたことと思うのです。しかし、その時点を目標にして無料開放に向かって前進するという、それを言ってもらいたい。
○山田(太)分科員 前進するということばがなかったですね。検討を加えてまいるという中に含まれておるわけですね。——時間があと五分しかないそうですから、この点はその辺できょうは一応納得しておきます。  次に、これは全国的なことでございますが、過疎対策について、ことに山地に近いとこ...全文を見る
○山田(太)分科員 やはり五年計画ですか。
○山田(太)分科員 もう一点——まだあるのですが、もう一点だけお伺いしたいと思うのですが、この前のやはり総合農政の立場から、果樹、園芸、それから畜産、酪農振興に農林大臣は力を入れていくというお話もあったと思います。そこで時間がないから簡単に申し上げます。そしてそれに対して簡単に答...全文を見る
○山田(太)分科員 その福島県の場合と岡山県の場合と両方、現在運営はどのようになっていますか。
○山田(太)分科員 うまくいっているかどうか、どうですか。
○山田(太)分科員 これが最後でございますが、農林大臣にお伺いします。  福島県の場合をよく承知してないものですから、ひとつ申し上げますが、非常に赤字を出しております。約一千二百六十二万円、これが教育部門で出しております。経営部門では四百六十四万円、やはり赤字を出しております。...全文を見る
○山田(太)分科員 それは説明だ。農林大臣から……。
○山田(太)分科員 これで質問は終わります。  先ほどはえらい論点の行き違いからきついことばもあったかと存じますが、その点は、そういうわけですから御了承をお願いいたします。どうも御苦労さまでございました。以上でございます。
02月27日第61回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○山田(太)分科員 私は、昨日同僚議員から大型合併についての質疑を申し上げておりますが、数点について納得いきかねる点もありますので、まず、富士製鉄・八幡製鉄の合併問題について数点お伺いしたいと思います。ちょうど山田公正取引委員長が委員会があるとかで出席できないのは非常に残念でござ...全文を見る
○山田(太)分科員 その企業の、あるいはその産業の体質が強化されることは、望ましいことでありましょう。しかし、大臣として、消費者を守る行政も非常に大切なことと思います。その点についてはあとでお伺いいたしますとして、次には公正取引委員会のほうにお伺いするわけでございますが、このたび...全文を見る
○山田(太)分科員 まずその点をお伺いしておきまして、報ぜられるところによりますと、「予想以上の厳しさ」という表題で出ております。しかし、公正取引委員会の性格といたしまして、まず独禁法第一条の性格が非常に大切な要素を持っております。したがって、いわゆる消費者の立場に立った考え方も...全文を見る
○山田(太)分科員 それをはっきり言ってみてください。
○山田(太)分科員 いまの答弁には、どちらにしてもさして差がないように受け取れるのですが、どうですか。
○山田(太)分科員 大事なことですから、その蓋然性というのを、どういう意味か、はっきり言うてください、これからの論議を進める上において大切ですから。
○山田(太)分科員 そこで、見通しがはっきりする、それからおそれがある、ここに改正前と差があるわけですね。この点については、世上一般の解釈も、公取の性格と逆行したものであるという判断が世上ではうわさされております。しかし、その点を問題にしておれば前に進みませんから、次に移らしても...全文を見る
○山田(太)分科員 というのは、蓋然性を認められる可能性があるということでありますか。
○山田(太)分科員 なぜこのようなことをお伺いするかといいますと、国民生活に非常な大きな影響があります。次に申し上げたいことも、中小企業に非常に大きな影響を与えていきます。もちろん、通産大臣としても中小企業者を守る意欲は、非常に大きなお気持ちを持っていらっしゃると思います。ただ、...全文を見る
○山田(太)分科員 大臣もおっしゃったように、過去十数年これは激烈な競争があった。ところが、これが合併をしたならば、激烈な競争があるというふうに認められないというふうな可能性があるわけですから、この点については、通産大臣もとくと御承知おき願っておきたいと思います。  したがって...全文を見る
○山田(太)分科員 逆説的にいえば、それが対応策がとられるならば認められる可能性があるということでございますか。
○山田(太)分科員 成規の結論がきまるのでと、ごまかされたようでございますが、はっきり言えないわけですか。まだその段階でないと言いたいことと思います。
○山田(太)分科員 そこで、この事前相談ということが、やはり一つの大きなポイントになるかと思います。そこで、このたびも、事前相談によって一応の回答を与えられておる。しかし、それは公取としての調査は、もちろん四十六条はまだ適用できないかもしれぬ。あるいはいまだって適用できるかもしれ...全文を見る
○山田(太)分科員 私の聞いているのは、八幡と富士の提出する書類によっての調査であって、実際現地に、強制調査まで行っていないでしょう。しかし、真の調査というのはなされたか。ただ提出された書類によっての調査が九九・九といってもよいほどだったと聞いておりますが、どうですか。
○山田(太)分科員 まだ真の調査とはいえないといってもいい結論が出たと思います。したがって、この三点が改正されたからといっても、事実によっての審査というものをあくまでも公正にやっていただかなくては、それは国民は納得するわけにはいかないと思いますから、その点を特に要望しておきたいと...全文を見る
○山田(太)分科員 通産大臣のその点についての御見解を一言お伺いしておきます。
○山田(太)分科員 そこで、時間ももうないようですが、アメリカの場合は、被害者が裁判に訴える権利を保有しております。ところが、わが国の場合は、公取が一応その判断を下さない以上はそれをやることができない、そういう状態にあると聞いておりますが、その点はどうでしょうか。そうしてそれを改...全文を見る
○山田(太)分科員 私の言ったのは、直接裁判所へ訴えるという問題です。その点は、公取の答弁なさる段階でないかもしれません。だから、この問題はおいておきますが、あくまでもこのたびの合併問題は次々と将来に波及するおそれが多分にありますし、公取の結果いかんによっては国民生活に非常に多大...全文を見る
○山田(太)分科員 そこで、最後に通産大臣にお伺いしたいと思います。  論点を次に移さしていただきますが、資本の自由化ですね、やはり同じく消費者を守るという立場と中小企業者を守るという立場から、資本の自由化においては非常に慎重に通産大臣も処置されてきたことは、承知しております。...全文を見る
○山田(太)分科員 終わります。
02月28日第61回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第5号
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○山田(太)分科員 きょうは、かねがね考えておったことや、あるいはかねて聞いておったことどもを含めてお聞きしたいと思います。大臣の誠実な人柄は非常に評判がいいんです。持ち上げるようで恐縮ですが、しかし、事実そのとおりですから、そこで、できるものはできる、それからできないものはなぜ...全文を見る
○山田(太)分科員 では、計画してまだ未着工のところが幾らあって、それはどのようにやっていく計画であるか、ついでに伺っておきたいと思います。
○山田(太)分科員 そこで、私の地元のことで恐縮でございますが、そのうちにおいて岡山バイパスも非常におくれていると聞いております。私も経験がありますが、岡山から倉敷のあの国道ですが、わずか十数キロ、これが二時間も三時間もかかるような、そういうときすらあります。これはただ我田引水で...全文を見る
○山田(太)分科員 では、その目標を少しでも短くするように努力していただくことを要望いたしておきます。  次に、これはかねがね考えておったことでございますが、東京とかあるいは大阪、名古屋、福岡とか、あの大都市ですね。あるいは中都市にしても、非常に交通の繁雑な道路であるにもかかわ...全文を見る
○山田(太)分科員 いまの大臣の答弁、もっともだと思います。同時に、児童公園の多角利用の意味から、駐車場に持っていったらどうだろうかという点について……。
○山田(太)分科員 大臣にお伺いします。いま事務当局で、法規に照らしての答弁であります。事務当局としては当然だと思います。しかし、法規でこうこうであるからやむを得ないというのでは、これは政治ではなくなります。したがって、法規の改正ができないものでもなし、また、樹木云々の点について...全文を見る
○山田(太)分科員 それではちょっと答弁になりかねると思うのですが、もちろん児童に対する災害は、これはもう万一のことがあってもいけませんから、これは防ぐ方法はあります。しかしそこは、児童公園というのは、たいていの場合、全部とはいいませんけれども、密集地にある場合が非常に多い。町に...全文を見る
○山田(太)分科員 では、時間がありませんので、この点はきょうはここまでにしておきましょう。また時をあらためてやりますから、その間に検討しておいてください。  それから、次は同じ交通事故の問題でございますが、先日の朝日新聞にこのようなことが載っておる。表題は迷子カーという表題で...全文を見る
○山田(太)分科員 簡単な答えでけっこうです。しかし、警視庁においてはこれはちゃんととっておる。道路さがしのために交通事故を起こした、それが何%である、自家用車の中では三〇%である、このようにちゃんととってある。警察庁の交通局長が、交通事故が昨年一万五千名をこしたことから照らして...全文を見る
○山田(太)分科員 そこで、もっと具体的に申し上げたいことは、都内の警視庁の届けを見てもわかりますように、迷子カーが非常にふえているということは、言うならば、道路条件が非常に大切じゃないかということを考えられるわけです。ただ法規で取り締まっただけでは、これはとうてい及びがたい問題...全文を見る
○山田(太)分科員 次の先生から時間を少しいただきましたので、少し超過しますがひとつ御了承願います。  そこで、いまの答弁によって、そう予算もかかることでもなし、まず国道から取りかかっていく、そうすれば他の道路管理者もそれにならうことであろうという答弁に満足します。同時に、それ...全文を見る
○山田(太)分科員 改正について、当然いまの御答弁のように検討すべきではないかと思います。大臣を差しおいた話し合いで恐縮でございますが、これは非常に問題の多い原因になっておりますので、大臣からも一言、最後の御答弁をいただいておきたいと思います。
○山田(太)分科員 坪川建設大臣の誠実さで、きょうはこれで打ち切らしていただきます。  終わります。
03月11日第61回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○山田(太)委員 きょうは大臣の出席もありませず、また裁判所の事務総長あるいは刑事局長の出席もかなわないそうでございますので、また別の機会に質問させていただく点等は残して、簡単ではございますが、二、三だけ質問いたしたいと思います。  そこで、最初に政務次官にお伺いしたい問題が一...全文を見る
○山田(太)委員 そういう御答弁だともう一言つけ加えなければいけないのですが、この前は諸外国の例を引いてお話も申し上げてあります。また、現実において現在一般公務員よりも高く処遇してあるということも知っておりますが、その点の御答弁もありました。しかし、それだけではまだ満足できないの...全文を見る
○山田(太)委員 といたしますと、検討する考えがないということになるのですが、その点はどうでしょうか。この前の答弁と非常に違ってくるわけです。
○山田(太)委員 当然大臣の御答弁から政務次官のその御答弁も引き出されたことと思いますので、考えを放棄はしていない。放棄はしていないが、前には進まぬということですか。
○山田(太)委員 これ以上お聞きしても、どうも前に進みそうもありませんので、今度大臣にお伺いいたします。そこで、どのような検討を進めておるかという点を次の機会に御答弁を期待いたしまして、この問題は次に移らしてもらいます。  そこで、まずこまかい問題でございますが、この裁判所職員...全文を見る
○山田(太)委員 その点は了承いたします。  ついでにあわせてお伺いしたいのは、やはりこの参考資料にもありますが、執行官関係の統計も出ておりますが、この前は、執行官の汚職問題と関連いたしまして、現在の執行官の制度の運用、あるいは法規の改正、あるいは現在のあり方の弱い債務者の方々...全文を見る
○山田(太)委員 この点は、いまの御答弁は、やはりありきたりな答弁にならざるを得なかったからそういう答弁になったと思うのでありますが、私も、この前は大阪の問題で一それからたしか東京の問題と、両方あったと思います。もう一つ具体的な事例もありますので、きょうは御質問はこれ以上はいたし...全文を見る
○山田(太)委員 パラレルにはふえてないという御答弁ですが、いまの数の御報告を聞いても、非常に少ないと言ったっていいのじゃないかと思います。これに対してもっと増員をはかる対策は、どのような対策を講じていらっしゃるか、もう一度それについて御答弁いただきたいと思います。
○山田(太)委員 私も絶えず申し上げておることでございますが、いまの日本の中において、大きいことを申し上げるようですが、国民の裁判官に対する信頼は絶大なものがあります。したがって、きょう御質問申し上げております問題は、国民の多くの方々が裁判の渋滞によって迷惑を受けておるという、こ...全文を見る
○山田(太)委員 先日、専門家の岡沢委員からも御発言があったのを聞いたように覚えておりますが、やはりこの法曹界は、専門家御自身がおっしゃるわけですから、なかなか意見の一致というのはむずかしい。甲論、乙論どころか丙、丁とたくさん出てきて、なかなかまとまらぬものだ。そこでやはりある意...全文を見る
○山田(太)委員 その御答弁から引き出される問題は、当然、臨時司法制度調査会の意見書にもありますように、簡易裁判所の設立の当時とすでに事情が非常に変わってきている、したがって、整理統合する必要があるということを指摘してあったと思うのですが、その点について、どのようにこの問題に対処...全文を見る
○山田(太)委員 質問もきょうはもう一点だけ残して終わる予定でございますが、参考資料としていただいた裁判の進捗状況、これは高裁、地裁、簡裁と分けて、四十年、四十一年、四十二年と、こうあります。やや進んでいるような統計の結果は出ておりますが、先ほどの寺田総務局長の御答弁のごとくあれ...全文を見る
○山田(太)委員 いまの答弁では、ちょっと気になります。不十分だということを承知しながらの法案になっております。これで解決できるかできないか、それは個人個人の差があり、執務のやり方の差がある、それはもちろん当然でしょう。ただ人数だけじゃないと言いたいのかもわかりませんが、しかし、...全文を見る
○山田(太)委員 では、この点もまた次回にもっと深くお聞きするつもりでございます。  きょうはこれで終わります。
03月14日第61回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○山田(太)委員 まず、最初に法務大臣にお伺いいたします。私どもといたしましては、このたびの学生紛争にあたりましては、学内の自治、これはもちろん尊重しなければいけない。ただしこのたびのような暴力事件に対しては、これはあくまでも排除しなければいけないものであるという、そういう見解は...全文を見る
○山田(太)委員 私のお伺いしたのは、大臣の立場として——刑事局長さんにお伺いする問題だったらまた別にやるのですが、大臣としてどのようにお考えになっているかという点もお伺いしたかったわけです。
○山田(太)委員 そこで、きょうは文部省の方は見えておりませんので、刑事局長さんの所見を伺いたいと思います。このたびのように、東大紛争にしてもそうですが、公共の営造物といってもいいものに対して非常な損壊があった。これに対して、文部省に聞くべきことではありますけれども、管理責任者と...全文を見る
○山田(太)委員 当たりさわりのない御答弁だったと思いますが、またそれだけしかきょうは言えないかとも思います。  そこで、次には警察当局にもあわせてお伺いしたいわけでございますが、法秩序を維持していかなければならないということは、当然でございます。したがって、このたびの警察の機...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、このたびの学生の大量起訴の問題について、もう一度警察当局にお伺いしたいのですが、この起訴については、法的にはもちろん検察官の独占行為ではありましょう。しかし、これについて、この起訴がいまだかつてない大量の数ということについては、警察当局として、いわゆる警...全文を見る
○山田(太)委員 当然その御答弁があるべきだとも思います。  そこで次には、刑事局長さんにお伺いしますが、私の申し上げるのは、あくまでもいまの学生のこのような暴力行為を是認するという、そのつもりはみじんもありませんから、その点はまず了解願った上で、ただ心配なのは、この大量の学生...全文を見る
○山田(太)委員 そうすると、これも今度はやはり刑事局長としての御見解になりますが、起訴されたのだから、当然裁判になる。そうすると、裁判官の方々に協力して早く判決がおりるようにする、それがまたいまの起訴された学生の人権を擁護することにもなるのじゃなかろうか、これは非常にいいことば...全文を見る
○山田(太)委員 では、特別立法云々の問題については、いままだ検討中だということですか。
○山田(太)委員 よく世上にいわれております、木を見て森を見ない、あるいは森を見て木を見ない、そういうことばがあります。格言ですが、これはやはり裁判においてもいえることだと思います。当然、非常に簡単な不退去罪あるいは公務執行妨害罪というような罪名でございますから、処理しやすいとい...全文を見る
○山田(太)委員 では、最後に一点。国民も、このたびのような暴力は、当然憎んでおります。しかし、罪は憎んで人は憎まずということもあります。あまり短期ですぐ釈放したのでは、またもとへ戻ってしまうという懸念もあるかとも思いますが、しかし、何ぶんにも将来のある若い人々です。その罪は罰せ...全文を見る
03月18日第61回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○山田(太)委員 先ほどの中谷議員並びに関連で松本議員からの質疑がありました、この明治百年の特別恩赦の問題でございます。これは、私といたしましても、考えようによってはゆゆしき問題である。したがって、現在までにこの特別恩赦を許可したその内容と、それから件数、これはもう当然おわかりに...全文を見る
○山田(太)委員 この処理した千件のうちの七割が公職選挙法違反。その公職選挙法違反をもう少し内容を区別して、たとえば買収あるいは供応等と形式犯と分けてみたら、どのくらいの数になりますか。
○山田(太)委員 いわゆる形式犯的なものは少ない数である、ここが大きなポイントだと思います。したがって、先ほど大臣の仰せになったように、この明治百年恩赦が世上いろんな批判があった。その中でも、ことに選挙違反者の復権をはかった恩赦であるという世上のうわさが、現在までのところでは事実...全文を見る
○山田(太)委員 大臣は、何を答弁なさっているか、自分でわかっていないのじゃないかと思うのですがね。この国民の政治不信に対して、大臣はどのような見解を持たれるか。結果がこうなっておるが、大臣はどのような見解を持たれるか。こんなごまかしたようなうやむやな返事じゃ、大臣の答弁にはなら...全文を見る
○山田(太)委員 それ以上の答弁は大臣はようなさらぬようでありますが、では次に移ります。  この恩赦の処理ですね、二千件受理し、そのうち千件を処理した、そのうち七割は形式犯以外の、いわゆる世間でいえば質の悪い選挙違反とも申せましょうか、そういう人々が七割を占めておる。この点につ...全文を見る
○山田(太)委員 先ほど同僚の中谷委員から質問がありましたように、選挙違反だけを早く処理するという政令ではない。したがって、その政令の命ずるままに選挙違反だけを先に取り上げて処理しておったのじゃ、これは当然法の命ずるままではない、そういうことを申し上げたのです。法の命ずるままに、...全文を見る
○山田(太)委員 いまの局長の御答弁は、受理順ではない。したがって、選挙違反の復権の時期の問題等々も考え合わせて検討を進めていく、要約すればこういう御答弁です。間違いありませんね。——したがって、結局するところは、結果から見れば、選挙違反を先に取り上げるという結果になっているとい...全文を見る
○山田(太)委員 もう一ぺん言わせなければいけませんね。先ほどの局長の答弁は、選挙違反を特別先に取り上げるわけじゃない。しかし、受理順ではない。選挙違反の場合は復権の問題があるから、その点を加味して処理をしていくようにしております、ということは、選挙違反を先に取り上げるということ...全文を見る
○山田(太)委員 そこで大臣にお伺いします。いまお聞きになっておったとおりです。また、同時に、法のもとに国民は平等でなければならない、これは大原則です。したがって、原則は受理順に審査を進めますが——いまの局長の答弁ですよ。しかし、復権の問題がありますので、それを早く取り上げるとき...全文を見る
○山田(太)委員 法の正常な運営をはかるべき法務大臣が、ただ中央審査会は私の権限内じゃない、独立した機関であるからといって野放しにし、何の助言も与えないということをおっしゃるのですか。
○山田(太)委員 それじゃ、いまの大臣の御答弁を反すういたします。よかろうが悪かろうが、法務大臣は何にも言わぬ、そういう答弁です。
○山田(太)委員 これ以上大臣の答弁も望むべくもありませんので、今度は中央審査会の責任ある答弁をあらためていただくことにいたします。しかし、法務大臣として、先ほどの御答弁の中には、大臣としてどちらかといえば無責任に聞こえる、そういう答弁があったということは、私は残念に思っておりま...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、これは素朴な私なりの考えでございますが、検察官の役目は、当然起訴、求刑、法に基づいて確信をもって求刑をするわけでございます。したがって、先ほどもお断わりしたように、これは素朴な私の疑念でございますから……。そこでこの仮釈放、すなわち刑の中途において仮釈放...全文を見る
○山田(太)委員 引き続いて同じ素朴な質問で恐縮でございますが、この三名ということですね。充て検が三名ということ、これが関東と近畿とそれから中部、この三カ所だけに配置されているというのは、やはり件数等々の点を配慮してのことだと思いますが、ただそれだけの理由ですか。
○山田(太)委員 では、どういう——先ほどの御答弁の意味と、ちょっとすんなりとつながらないわけですね。検察業務に携わった人もいる。これは一応わかります。だけれども、三カ所に、こことこことここだけに指定しただけではない、その点の脈絡がわれわれにすんなり入るような説明をしていただきた...全文を見る
○山田(太)委員 局長は自分で答弁なさりながら、その自分の答弁に納得されますか。なぜ検察官が——私の言うのは、そうでなくても、いま大学紛争問題等々で検察官の不足を来たしておるときです。また、先日の刑事局長の答弁だったですか、いつまでたっても、司法修習生の検察官志望者は依然として五...全文を見る
○山田(太)委員 ここでいまぽきっと折ったのでは話にならないのでね。いまの答弁は、この前の答弁と一緒なんです。それは法規ではっきりしています。私の聞きたかったのは、その充て検の内容の詳細です。用意がなかったら今度でけっこうです。
○山田(太)委員 委員長のお話もありますので、これはもっと聞きたいところですが、きょうは委員長のことばを尊重して……。ただこのことについて要望しておきたいのですが、いま検察官の不足のときに、先ほど官房長がおっしゃったように、いわゆる有資格者でなくてもできるような立場につける道を開...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、最後に要望をしておきます。  この問題はまた次回に質疑応答を続けていきたいと思いますが、いまの答弁の中で心配なのは、公平でない点が出てきやしないか。悪意でなくても、意識しないで公平でない点が出てきやしないか。こういうことは、やはり刑務所に例をとれば、刑...全文を見る
03月19日第61回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第5号
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○山田(太)委員 厚生大臣の時間が非常に制約された時間しかありませんので、直接大臣にお尋ねしたいことがありますので、まず要点をしぼって、厚生大臣の御答弁をいただきたいと思います。  そういう観点から、まず一つお伺いをしたいことは、私の地元にも新産都市の水島を控えております。多く...全文を見る
○山田(太)委員 いまの大臣の御答弁の中の、法の改正も考えるというのは、どういうふうな点についてですか。
○山田(太)委員 それはもうすでにいままでもやってきたことですし、ぼくはそのことから――いままでやってきたことから言っておるわけです。いまの大臣の答弁は、いままでやってきたことであるし、また現在やっているという答弁です。それでは、実際に公害対策に出先において当たっている人々――事...全文を見る
○山田(太)委員 もう時間がありませんので……。それは厚生省にも公害関係の役所がある、それから通産省にもあるでしょう、あるいは労働省にもあるでしょう、それぞれやっていいわけですよ。運輸省でやってもいいわけだ。だけれども、それぞれの現場ではこのような乱れがあるわけです。ほんの予算編...全文を見る
○山田(太)委員 では時間が来ましたので、大臣の、公害庁を設ける方向で考えていきたいという答弁を聞いて、これからの処置、いかに実施されていくかという点について、また後ほどお聞きしていきたいと思います。  以上です。
○山田(太)委員 きょうは一番しんがりの、しかも時間が相当たっておりますので、できれば短時間に終わりたい、そういう気持ちでおります。  そこで問題点を二つにしぼって、最初、世間でいう赤いガソリンの件と、それから二つ目はスモン病の件でございます。  もう御承知かと思いますが、最...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、これはどこの工場でもそうですが、洗い油よりも、ガソリンを使って洗浄するという場合が非常に多いわけです。ことに中小企業等においてはよく見かけてもおりますし、私自身もその経験があります。そこで、この四アルキル鉛が一リットルあれば百人を殺すことができる。それが...全文を見る
○山田(太)委員 私は、その排気ガス云々のつもりで聞いたわけではなかったのですが、しかしその点についても十分調査されているということについては、敬意を表しておきます。  そこで、いま申し上げたのは、蒸発したこの四アルキル鉛、これは排気ガスからはわずかで、いまの段階ではあまり危険...全文を見る
○山田(太)委員 公害部長さん、厚生省関係の施行令もあります、それから労働省関係の予防規則もちゃんとありますよ。ぼくはこれを言っているのじゃない。このことでもう死なしてはいけないというのです。それには、もっと適当な措置を考えれば、もっと熱を入れたいものです、そういうことで終わるべ...全文を見る
○山田(太)委員 矢島公害部長さん、いま現在如実に――それが公害とは言い切れないかもしれない。だけれども、通産省の立場として、これは具体的にもっと予防措置を講じなければ、いまの答弁だけでは、これはまだまだ出てくるおそれがある。したがってガソリンスタンドであろうとも、あるいはガソリ...全文を見る
○山田(太)委員 では次に、労働省のほうでどのような具体的な措置を講じるか、いまの御答弁ではまだまだ周知徹底はできません。いま通産省の部長の話にありましたように、やはりパンフレットにしてもチラシにしても、ただ取り扱い業者でなしに、消費者のほうもわけがわかるようにしていかないと、ま...全文を見る
○山田(太)委員 各省でその案を持ち寄って、そして至急に緊急措置を講じていただくよう要望しておきます。そしてただ工場の場合、先ほど労働省の課長さんの御答弁がありましたが、私の友人の工場を三軒当たってみましたが、どこも聞いておりません。ガソリンを使っております。無鉛ではありません。...全文を見る
○山田(太)委員 先日、予算委員会でしたか、やはりこのスモン病が問題になった際に、村中局長の答弁では、専門家の人々に集まっていただいて云々、善処したいというふうな意味の御答弁でありました、そのとおりのことばではありませんが。実は、きょうは後藤課長さんがそのほうに急遽出かけられたと...全文を見る
○山田(太)委員 その準備委員会の点は、先ほど申し上げたように、承知申し上げております。ただ、それから後に向かってお伺いしたかったわけです。したがって、次の質問にあわせて答えていただきたいのですが、いま全国で、一説によれば約五千有余名の患者がおるのじゃないかということです。もちろ...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、先ほど申し上げた具体化ですが、きょうは準備委員会をやっておる。だけれども、その方向がわからなくてはだめで、これはきょうの委員会によって初めて方向をきめるのですか。あるいは厚生省として、もうすでに方向、一応のプランはできておるのかどうか。失礼ですが、局長は...全文を見る
○山田(太)委員 三百数十名の患者を扱っていらっしゃれば、その悲惨な状況は一番よく知っていらっしゃるはずです。もう言うまでもありませんが、知っていない方々も多いでしょうが、足先からだんだんしびれてきて、ひどい人はここまできております。事実私は、岡山の井原市民病院でその患者にも会っ...全文を見る
○山田(太)委員 ここにこのような記事が載っております。「本症は外国の発生は知られていないのであるから、本邦特有の病気と考えられる。しかも多数の人々がこれに苦しめられているのである。本症の臨床所見、病理所見は本質的に確立されたと見てよい。残るのは成因の解明、予防と治療法の発見であ...全文を見る
○山田(太)委員 私がもう一つ申し上げたいのは、この研究班が四十二年以降は解散された。ところが、その四十二年からまた御承知のように多発してきたんです。ことに岡山県においては非常な多発です。三十九年も含めますと約十倍です。三十九年のあの当時シンポジウムがありましたね。それが現在患者...全文を見る
○山田(太)委員 何も私の目的は、局長を責めようあるいは窮地におとしいれようとか、そんな意味で言っておるのではないのです。その点はわかっておいてください。しかし、前川教授がなくなったからといって、それで研究班を解散する――おそらくや研究班がそのままいっておったならば、一そう世間の...全文を見る
○山田(太)委員 その三百万円で何をしようとするのか。調査班が結成されるということはもちろんでしょうが、ある大学の教授にもお会いして長時間教えてもいただきました。また話も聞きました。また現地の病院にも行き、患者にも会ってまいりました。ところがこの三百万では、ほんのいわゆる疫学調査...全文を見る
○山田(太)委員 それはあまりにもありきたりの御答弁です。これは十分効果あるように活用してまいりたい――効果がないように活用するわけがない。だけれども、私が言いたいのは、三百万円ではてんで足らないのじゃないかということを言っておるのです。書類調査ぐらいのもので終わってしまうと、専...全文を見る
○山田(太)委員 そんなことを言っていたのではオウム返しです。それではどうしたらいいか。予算措置三百万円で、このスモン病が解決できるはずはないですよ。なぜもっと予算措置を講じようとしないのか、この三百万円がなくなったときにはどうなるのですか。あるいは竿頭もう一歩を進めて、次の具体...全文を見る
○山田(太)委員 その原因を究明するのには、専門家の教授に聞いても、てんで足らない、少なくともこの十倍は要るという計算になるそうです。この十倍、三千万円は要る。ただ一応の名目で三百万円つけただけだとさえも、その方はおっしゃっておりました。  そこで、私の申し上げたいのは、ほんと...全文を見る
○山田(太)委員 私の言うことがよくわからぬように思えるのです。この前の議事録にも、足らないときにはあと措置をするという答弁があります。それじゃ、あとの措置はどのように具体的にやるのかということを聞いている。
○山田(太)委員 きょうは大臣がいらっしゃいませんので、ひとつ政務次官の粟山さんにお伺いしますが、科学技術庁のほうですか、二省にわたる研究の場合は、科学技術庁のほうからもそういう予算措置ができるように聞いております。その点をひとつ厚生省として、大臣から、あるいは政務次官から具体的...全文を見る
○山田(太)委員 次にお伺いしたいことは、このような手紙が来ております。「昭和四十三年七月二十三日午前二時三十分井原市民病院に入院以来九カ月の月日がたちます。その間にはだれにも考えられないほどの苦労をしてきました。病人はスモン病です。近所の人々からはいろいろとうわさされて、また親...全文を見る
○山田(太)委員 もちろん原因の究明は当然早くやってもらわなければいけません。したがって、先ほどの予算措置の問題、政務次官にもお願いしたことでございますが、その点は早急に進めていただく。それから救済策、医療に金がかかるために、一家が全部離散してしまったり、また首をつったり、自殺し...全文を見る
○山田(太)委員 では、それ以上の特別の方法も考えていくという御答弁で、きょうのところは終わりにしたいと思います。どうも長時間御苦労さまでした。
04月04日第61回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○山田(太)委員 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案については、もうすでに多くの諸先輩から質疑もなされておりますので、できるだけ重複を避けたいと思いますが、多少の重複はかんべんしていただくといたしまして、まず最初に——少々声を痛めていますのでお聞き取りにくいと思いますが、そ...全文を見る
○山田(太)委員 その答弁もわからないではないのですが、その実情は、証人の呼び出しあるいは鑑定人の呼び出し、これはそれぞれ内容がちょっと違っているんですね。ところが、いま事実使われている、これが証人の呼び出し状、それからこれが鑑定人の呼び出し状です。そしてその点について先ほどジュ...全文を見る
○山田(太)委員 私の申し上げたことに同感であるならば——この文言にしても、協力を求めるなどというようなことは一つもないのだから。御承知のとおり一つもない。頭からの命令です、これは。その点も改めるようにしたほうがいいと思うのですが、どうですかね。
○山田(太)委員 るる御説明ありましたが、実情はそうでない場合も多々あるわけです。証人同伴でと、できるだけ頼んではおる。だけれども、実情はそうでない場合も多々あるわけなんです。これは御承知のとおりです。またこれは事実でございます。したがって、もうあと多くは言いませんが、この文言を...全文を見る
○山田(太)委員 では次の問題に移りますが、この日当の積算基準、それから支払い状況、これはこの前どなたか聞かれたとも思いますが、この前にきめられた日当に対してこうこうこうだというふうな御答弁じゃなかったかと思うのですね、この前の御答弁は。そういう積算基準のあり方でなしに、実はもと...全文を見る
○山田(太)委員 そうしますと、現在の法規では、罰金五千円ですか。やはり法規は五千円だと思います。これについての勘案というものは、全く考慮は払われていないということですか。
○山田(太)委員 そこで、先ほどの御説明の日雇い労務者とそれから賃金あるいは物価の指数、それはどのようになっておりますか、具体的には。
○山田(太)委員 答弁なさりながら、それがいま現在の実情に合った金額だとは、常識的に判断して——一日つぶす、一日全くつぶれてしまう場合が多いのです。その場合、これがほんとうにいまの御答弁であっても実情に合った金額だとは普通ちょっと考えられないとわれわれは感じるわけですが、その点に...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、検察官の場合の参考人は、被疑者の場合と、いわゆる純粋の参考人の場合と両方あると思いますが、この検察官の参考人の場合は、どのようになっておりますか。
○山田(太)委員 実際の支払い状況は、どうでしょうか。
○山田(太)委員 いま総計のお話がありましたね。事実上、参考人に対して何%くらいのものが支払われておりますか。
○山田(太)委員 この点が一番大切な問題だと思います。一応トータルの人数と金額と、これに準じて支払われるようになっております、こういう答弁ではありますけれども、事実において、それが何人のうち何人に支払われておるか、何%支払われておるかという点が、一番大切なところじゃないかと思うの...全文を見る
○山田(太)委員 これは非常に怠慢だと思いますね、申し上げにくいことですけれども。これが一番大切なところだと思います。事実その声がちまたにあります。やはり弱い立場から、これは泣き寝入りとまでは言いませんけれども、実情はいまおっしゃったとおりになっていないということです。ぼくはトー...全文を見る
○山田(太)委員 では、これは……。  この特例法が昭和十九年のままで、そのままずっと使われているという理由は、どなたかの質問にもあったかと思うのですが、もう一度、どういう理由か、お聞きしてみたいと思います。
○山田(太)委員 ではその点はしばらくおくといたしまして、この参考資料を見させていただきますと、昭和三十七年に鑑定人と証人との金額が逆転しておるわけですね。初めは鑑定人のほうが高かったわけです。これが急に変わったのは、どういう理由からですか。鑑定人が低くていいという理由ですね。
○山田(太)委員 そこで、次は論点を少し変えてお伺いしたいのでございますが、日本においての民事訴訟の件数、それから先進諸外国といいますか、民事訴訟の件数、これの対比は、どのような実情になっておるでしょうか。
○山田(太)委員 人口比からいいますと、だいぶん日本のほうが上だと思います。そうして民事訴訟の件数は、日本のほうが十八万五千件で、西ドイツのほうは百万件だ、これは昭和何年ですか。
○山田(太)委員 では、年次が明確でないといたしましても、非常に差があるわけです。この差の起きてくる原因は、どういうところにあるか、これがやはり大きな一つのポイントじゃないかと思うのです。どうでしょうか。
○山田(太)委員 いまの答弁の中には、非常に欠けている点があると思います。それは離婚件数について、西ドイツが幾らであるか、その点がわかっておるならば、それもあわせて答えていただくとして、その調停の五万件を入れても、日本の場合は二十三万五千件になるわけです。てんで数が違うわけですね...全文を見る
○山田(太)委員 時間の制限は、委員長の御意向もありますので、一応制限は守って、早く済ますようにやります。  そこで、西ドイツの離婚の件数と日本の離婚の件数、これは離婚のデータか何かで読んだことがありますが、そうたいした差があるわけじゃないと記憶しております。したがって、この件...全文を見る
○山田(太)委員 先ほどの答弁にありましたように、西ドイツの場合は法定されておる。それからもう一つは、日本の場合は、代理人に要した費用は原則として負けたほうが負担するというふうになっていない。これは勝ち負けにかかわらず、その代理人の費用は自由契約のもとにそれがどちらにもかかってく...全文を見る
○山田(太)委員 この点は、代理人の費用を訴訟費用に含むべきであるとぼくが主張しているという意味じゃないんですよ。西ドイツとの差がこういう点にあるということから、これが訴訟の件数の非常に少ない点にも大きな原因になっているのじゃないかという点も、いまの御答弁にあったと思うのです。し...全文を見る
○山田(太)委員 時間も一時間近くなりますので、もうあと一点で終わりたいと思います、きょうはですね。まだあるのですけれども、委員長の顔を尊重いたしまして。  そこで、六千五百万とおっしゃいましたね。その六千五百万の補助で法律扶助協会に対しての援助の申請が全部処理されているかどう...全文を見る
○山田(太)委員 もう一度勝訴の分を……。
○山田(太)委員 法務大臣に答えていただきたいのは、先ほどの官房長の答弁にもありましたように、また事実私どもが耳にしますことどもに考え合わしてみましても、また先ほどの西ドイツと日本との民事訴訟の件数の差を見ましても、ここに非常な差があるわけです。ということは、もっと民事訴訟に持ち...全文を見る
○山田(太)委員 この法律扶助の問題についてはまた他日に質問を保留しておきまして、きょうは時間もたっておりますので、これで質問を終わります。
○山田(太)委員 先ほどから猪俣議員からの質疑を通しましてほとんど言い尽くされたと存じますけれども、ただ、私も法務委員の一人といたしまして、先ほどの質疑にありましたように、法務大臣の失言については、もう一度私としてもただしておきたい。その意味において簡単な質問をいたします。  ...全文を見る
○山田(太)委員 うっかり申しましたということは、一応は認められていることですか。
○山田(太)委員 私が質問した論点は「国会では面倒を見てるんだから、たまにはお返しがあってもいいじゃないか」こういうふうなことの発言があったのかどうかという点です、歯どめじゃなしに。
○山田(太)委員 深く追及しようとは思いません。しかし、取り消したらそれで済むのだ、もし法務大臣のお考えの中にそういう考えがあったとしたならば、取り消したらそれで済んだのだ、そういうものじゃないと思うのですね。したがって、もしこういう考えがあるとしたら、徹底的に法務大臣の考えを払...全文を見る
○山田(太)委員 終わります。
04月18日第61回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○山田(太)委員 まず、最初にお断わりしておきますが、この岡山大学は私の地元の大学であります。したがって、新たに入学した新入生あるいは父兄の方々から、早く岡山大学を正常にしてもらいたいという要望が、数限りなく私のもとにも届いております。そのときにあたりまして、このたびの有本君の死...全文を見る
○山田(太)委員 先ほど大臣のことばの中にもありましたが、この岡大の中に掲示板が出ております。そしてその掲示板の中に「一警官の死の意味は何か」という表題で、「この警官の死は、人間の死としてでなく、生物学的な意味しか持たないのではなかろうか」というような表現をしておるのであります。...全文を見る
○山田(太)委員 いまの答弁でございますが、情報が漏れないようにするのはむずかしかろうという答弁もその中にありましたが、情報が漏れるような警備体制、これがまず第一番の欠点ではないか。もう一つは、これは警備の人に聞いたことでありますが、午後二時半ごろからすでに敷石を割ったりあるいは...全文を見る
○山田(太)委員 私の言いたいことは、その点もよく承知しておりますが、ただとうとい人命を失うに至らしめたその指揮官の不用意さ、そういう点は、当然追及されてもやむを得ない状態じゃないか、そういうことを申し上げたかったのであります。将来再びこういうことのないように、もうすでに日大の事...全文を見る
○山田(太)委員 どう納得させるか。
○山田(太)委員 あくまでも一日も早く正常化し、一般学生も巻き込まれないように、文部当局も、また公安委員長も、その点に配慮されて、この後の努力を要望して、私の質問を終わります。
04月22日第61回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○山田(太)委員 きょうこれから質問申し上げたいことは、保護観察の件を中心にして、短時間ではありますが、いま、青少年の保護と人間的な成長をはかっていく育成の問題については、社会の非常に大きな問題でございます。そこで、一応最近ありました未成年の刑事事件について、それを中心としながら...全文を見る
○山田(太)委員 もう一問お伺いしておりましたのは、保護観察中に所在不明になり、そうしてその所在不明中に刑事事件等を引き起こした、その状況も、アウトラインでけっこうですから、答えてもらいたいと思う。
○山田(太)委員 そこで、次いでお伺いしたいことは、この保護観察中に住所不明になり、あるいは所在不明になり、刑事事件等を起こした、その点はつまびらかにしてないというお答えでございますが、やはりここに一番の大きな問題点があるのじゃないかということが、これは常識的に考えても考えられる...全文を見る
○山田(太)委員 与党議員の不誠意な出席、これを今後のこともありますので、法務委員長にことに強力に申し込んでおきます。いまやっと二名来て、次にあと二名おいでになるそうですが、元来ならこれで成立する委員会でありません。もう一度強力に委員長に今後の善処方を希望しておきます。
○山田(太)委員 では質問を続けてまいります。このように腰を折られた与党議員の不誠意の出席によって、私もやむなく先を急ぎます。そこで、また他日に譲るといたしましても、いまの局長の答弁を聞きましても、現在の保護観察状況が、結果においては全国では六%の住所不定である。また、東京等にお...全文を見る
○山田(太)委員 いまの局長の答弁では、これは論点がぼかされてしまっておる。ただことばの羅列に終わってしまっております。いまのは保護局長として、法務省の一局長としての立場からとも思いますので、政務次官からその点についての見解を述べておいてもらいたいと思います。
○山田(太)委員 先ほど申し上げたように、きょうは与党議員の出席が少ないということによって、質問の腰を折られてしまいました。したがって、最後に一点要望と質問をあわせて、腰を折られたまま終わります。  そこで、先ほど政務次官の答弁にありました年齢引き下げの問題、これは諸外国等にお...全文を見る
○山田(太)委員 もう二点ひとつ答弁していただきたい。予算措置と人員の増加と、そうして問題はやはり保護育成というものを主眼にしなければいけないんじゃないか、そういう点の答弁です。
○山田(太)委員 じゃ、委員長終わります。
06月06日第61回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○山田(太)委員 きょうは村八分とスモン病ということについて、実は他の委員会で質問する予定でございましたが、病気あるいはその家族の方々からたいへんな申し入れがあります。どういうことかと申しますと、まずこの病気が非常に悲惨な病気であるということは、法務大臣も人権擁護局長も御存じのこ...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、次には厚生当局にお伺いいたしますが、まず、きょうの答弁者は後藤防疫課長さんですが、村中局長の出席を希望しておったのですが、その点はどうでしょうか。
○山田(太)委員 では、後藤防疫課長にお伺いいたしますが、このスモン病の対策として厚生省は三百万の予算を組んでいらっしゃいます。ところが、過去の事例を見てみますと、昭和二十九年あるいは三十二年から非常に各地域において多発しながら、一定の期間を経たときには終息状況にななってはおりま...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、この研究班が結成されて、五月十六日に発足したことも承知しておりますが、この中に生化学者が含まれていないということも一つの不満ではございますが、その点は検討願うとして、時間の関係上聞きません。これは検討してください。  そこで、三百万円でこのスモン病に対...全文を見る
○山田(太)委員 明快でない答弁で非常に残念ですが、この次に答弁するときには、ただ方向を検討しているというのでなしに、増額するならばどのような方向で増額したいと思うか、あるいはどのような検討事項がその後なされたのか。もう二月以上もたっている、三月に入っている。それでまた同じような...全文を見る
○山田(太)委員 ぼくはそれを聞いているのじゃない。
○山田(太)委員 ぼくの聞いたことに答弁してください。現段階では、そこまでしかいってないのですか。委員長、言ってください。
○山田(太)委員 どうも私の聞いたことの答弁がないようです。それは、研究方法を私は聞いたのじゃない。後藤課長、こちらを向いてください。現在は、厚生省においてはそこまでしか熱意がないということにとれるのですが、具体的な答弁はできない。この厚生省の怠慢を課長は暴露した。別に厚生省の後...全文を見る
○山田(太)委員 その報告は、間違っております。私の調査した範囲では、非常に生活保護世帯に転落している例が多いのです。恥をかかしたくないから言いませんけれども、調べてあります。  そこで、その生活保護世帯に転落するのを防ぐ方法がなきか。いまの答弁ではもう野放しで、もう一級のサラ...全文を見る
○山田(太)委員 それでは生活保護世帯に転落する人がどんどんふえてきているのだよ。しかもこれは自己の防衛能力を越えている。しかもお答えの調査によると伝染病らしいと……。
○山田(太)委員 検討する余地がないとおっしゃるわけですか。その点一つ。  それからもう一つは、いまの伝染病予防法一条四項の指定、これは岡山県においても指定するその意思がありますか。
○山田(太)委員 では、後藤課長さんは、いわゆる役人仕事しかできないということを言うているのと一緒です。したがって、そのようなお役人さんでは、国民はたまったものじゃない。そこで、厚生大臣にも相談して、そうしてひとつ書類でけっこうです。私のほうへその回答をよこしてほしいと思います。
○山田(太)委員 そこで文部省にお伺いしますが、このスモン病についての研究助成費、これを相当各大学に出していらっしゃいます。時間がないので、それを読み上げるのは遠慮いたしますが、大学の名前とそれから教授の名前とそれから金額、その点簡単に答えてください。もう時間がありませんから。
○山田(太)委員 この一点で終わります。いま申請中のは、名古屋大学の医学部六百万円、それから東大の豊倉教授のこれまた別の分ですが、千二百万円だと思います。  そこで私の申し上げたいのは、岡山大学においてやはり十一教室、これは総合研究しております。そうして県においても百三十八万円...全文を見る
○山田(太)委員 これで質問は終わりますが、厚生省のやり方の怠慢、それから国民の生活を守るという意思の不足、これについては、もっと具体的に時間を与えていただいて、厚生省にもう一度質問することを保留しておきます。  以上で質問を終わります。
06月13日第61回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○山田(太)委員 先ほど欠陥車の問題で中谷議員からの質問もありました。この問題については、六月の四日でございましたか、公明党の同僚松本議員の質問に端を発しまして世論の大きな問題となったわけでございますが、人命尊重の立場から、また交通事故多発のおりから、非常に重要な問題だと存じます...全文を見る
○山田(太)委員 いまの答弁では、まだなお疑問点が二点残っております。それはメーカーに欠陥車について義務づけられたもの、あるいは事故に結びつく欠陥について公表するという義務が義務づけられたかどうか。これは緊急事態等々の判断はメーカーによってなされるような方法になっておりますが、こ...全文を見る
○山田(太)委員 先ほどお伺いしたのは、欠陥車による事故等々によってメーカーなりあるいは一ディーラーなりが過去に刑事責任なり賠償責任を負ったことがあるかどうか。
○山田(太)委員 欠陥部位による事故が起こってないという言明をされるわけではない、報告がきてないということですね。したがって、メーカーの欠陥によって刑事責任なり賠償責任に応じたようなことは、いままで過去の例はないという答弁ですか。
○山田(太)委員 そこで、これは非常に大きな問題になると思います。警察庁においても、新聞発表にありました点をいま読んだわけですが、メーカーの車を信頼しておったという発言もあります。そこでいままでの交通違反、たとえば居眠り運転だとかわき見運転だとか、あるいは前方不注意等々によって発...全文を見る
○山田(太)委員 時間があとあまりありませんので、その実情の把握ですね、先ほど川井刑事局長からの答弁の中にもありましたが、過去にさかのぼっての実情把握もなければならぬ、そうして欠陥車が原因で事故に至ったというおそれも想像できないじゃない、おろしてすぐ欠陥が見つかったというならすぐ...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、もう時間がなくなりましたので、通産省と建設省、それから警察庁並びに法務省にお伺いいたしたいと思いますが、その答弁を願って、それで終わりにしたいと思います。  そこで、まず建設省、これは高速道路のことでございますが、山北-御殿場間の路線は、走行速度が八十...全文を見る
○山田(太)委員 きょう全国交通課長会議があるそうですが、その点についても十分納得のいくような措置を講じてもらいたいことと、もう一点は、過去もうすでに事故をやった人で、そうした欠陥車が原因ではなかろうかと思うような人の申し出を受け付ける、そういう制度もあわせて考えてもらいたいこと...全文を見る
07月04日第61回国会 衆議院 法務委員会 第26号
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○山田(太)委員 私は、きょうは人権擁護局のあり方について、具体的な事実等からもまずお伺いしてみたいと思っております。同時に、厚生省当局の処置あるいは考え方も、あわせてお聞かせ願いたいと思っております。  そこで、先日の中央学院の事件に引き続いて、鹿児島県においてオレンジ学園の...全文を見る
○山田(太)委員 擁護局における調査中であるということは、これは当然のことであるし、また了としておきましょう。申し立てがなかったということは、これは私の知る範囲では、新聞報道では、申し立てをしたのが、それが法務局において受理されなかったという報道がありますので、この点は水かけ論に...全文を見る
○山田(太)委員 県の衛生部あるいは民生労働部において調査しておることも、知っております。しかし、このような事件が全国に数十カ所あるにもかかわらず、それを県当局だけに調査をまかしているが、厚生省として係官を派遣してこれを調査すべきではないかと思うのですが、その点について、厚生省は...全文を見る
○山田(太)委員 私の言っているのは、厚生省当局が、本省側が、もっとこういう事件に熱を入れたらどうか。直ちに係官を派遣するぐらいの熱を入れたらどうか。ついせんだって、中央学院の問題があったばかりです。また、引き続いてオレンジ学園、それを現地の調査だけにまかしてすましておる。もし事...全文を見る
○山田(太)委員 同じ答弁が二度出てくるのですが、状況によっては直ちにというけれども、直ちにの前に状況ということばがある。これでは、厚生省の不誠意ということを糾明せざるを得ません。もしも万一こういう事件がまたも出てきたような場合、厚生省の責任は、そのような怠慢な不誠意な姿では済ま...全文を見る
○山田(太)委員 局長の答弁で一応了承しておきましょう。ただし、不誠実な解決のないように、本省としても係官を派遣するというくらいの措置をとってもらいたいと思います。  そこで、時間がないので、まず本題の老人の福祉の問題に移っていきたいと思います。  そこで、せんだって法務省の...全文を見る
○山田(太)委員 その点は、よく承知しております。そこで要望しておきたいことは、いわゆる人権擁護局のあり方として消極的ならざるを得ないという考え方、そういうあり方というものを少し改めて、方法を講じて改めて、いまの老人の方々は、戦時中あるいは戦後非常に苦しい中を子供を育て、国に貢献...全文を見る
○山田(太)委員 そこで政務次官、並びにきょうはおいでにならない大臣にも、その点はことに強力に要望しておきたいと思います。  時間がないので次の問題点に移らしていただきます。老人の問題は、当然住居あるいは生活費の問題が――精神的な面は大切でありますが、それを除いて考えた場合、こ...全文を見る
○山田(太)委員 最後の質問をしておきます。私は、質問に具体的な事項も入れたはずです。ただ時間がないからこちらから話をしたのであって、たとえばコロニーにしても、あるいは分居住宅にしても、あるいは老人ホームの問題も、長期計画を立ててください。これはいまおっしゃったように、各国から比...全文を見る
○山田(太)委員 終わります。
07月29日第61回国会 衆議院 本会議 第69号
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○山田太郎君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題になっております坂田文部大臣不信任決議案に対しまして、賛成の意を表するものであります。(拍手)  第六十一国会は、冒頭より、国民大衆の声を無視した法案審議が連続し、ついに政府は、前代未聞の七十二日間という大幅な会期延長を...全文を見る
○山田太郎君(続) したがって、本不信任決議案に対し、賛意を心より表明するものであります。  以上をもって賛成討論を終わります。(拍手)     —————————————   討論終局の動議(園田直君外二十六名提出)
09月09日第61回国会 衆議院 法務委員会 第30号
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○山田(太)委員 質問を始めます前に、きょう同僚委員からの要望もありましたが、法務大臣の委員会への出席は当然のことでありまして、ことに憲法にもうたってあるとおりでございます。きょうも十二時までは法務大臣がおるというので、急用を済ませて十二時二十分前にこの部屋に入ってみたところが、...全文を見る
○山田(太)委員 局長の答弁は、そのとおりだと思います。いま現在、新見のほうにおいてはその状況はありません。岡山県の西部、井原市でありますが、その周辺、それから北部は湯原町という温泉町でございますが、この周辺、そういう点を主として当たってみていただければ状況がわかるのじゃないかと...全文を見る
○山田(太)委員 政務次官はその上で考えられてもけっこうです。が、では、局長のほうにお伺いしたいと思いますが、それに対する見解ですね。差しさわりがあるならばいざ知らず、できるならば見解を発表できる段階まででけっこうですが、見解を聞いておきたいと思います。
○山田(太)委員 その状況はいまの答弁で了といたしますが、私の希望とするならば、現在の各地に起こっておる公害から徴してみても、別個に取り扱うべき問題じゃないか、これは私の意見でございますが、この点を特に強調しておきたいと思います。   〔鍛冶委員長代理退席、進藤委員長代理着席〕...全文を見る
○山田(太)委員 もう一点お伺いしておりましたのは、この第一回の協議会でどのくらいの費用が要ったのだろうか。これは後学のために聞いておきたいと思います。
○山田(太)委員 そこで、たしか八月の十八日だったと思うのです。これは記憶が間違っていたら失礼いたしますが、テレビで厚生大臣が患者の方々やあるいは関係の深い方々と対談されたときがあります。これは御承知と思いますが、村中局長も先日井原の市民病院やあるいは湯原の町立病院等々みずから視...全文を見る
○山田(太)委員 私の聞いた答弁がなかったようでございますが、実際の患者が支払っている金額、そこにまず大きなポイントがある。これはある病院の患者でございます。健康保険の家族。費用が十九万一千八百四十三円、自己負担が一カ月に九万五千九百七十二円。一人です。その翌月、治療費が十七万五...全文を見る
○山田(太)委員 いま、昨年から岡山県に多発してきたとおっしゃいましたが、これは四十一年、四十二年からです。それから、何といったって第一回の研究班を中断したと同然にしたということは、現実において怠慢のそしりを免れないと思います。それは発病患者の数が減ったとおっしゃいますが、統計的...全文を見る
○山田(太)委員 あなたは患者の医療費負担の軽減をはかってまいりたいと口では言いながら、また研究費は治療費の軽減に役立つとおっしゃいます。しかし、先ほど申し上げたとおり、三千万円はまだ患者一人当たり一万円にしかならない。いまあげましたように、一カ月に八万円も九万円も十万円も要るの...全文を見る
○山田(太)委員 その国保法の第四十四条も知っております。それから調整交付金の五%のことも知っております。しかし、これは生活保護を受ける手前まで転落しなければ適用されないじゃないですか。それ以前においてこれが適用されますか。
○山田(太)委員 この認定は地方団体の長の責任ですか。
○山田(太)委員 では、スモンについて、これが認定されている状況を説明してみてください。
○山田(太)委員 いまの答弁のとおりじゃないですか。実際においてこれはスモン患者の真の窮状を救うことになってないのです。そういう条項があるというだけです。したがって、不親切きわまる答弁ですし、この場だけ済めばいいという答弁になってしまうのも当然です。そういう意味で私は質問している...全文を見る
○山田(太)委員 では、局長はスモン患者が次々と出て、そうしてその治療費に困り、生活苦にあえぐようになっても、それはまあやむを得ぬということですか。そういう考ええですか。原因究明とこの治療の問題と――伝染病的な性格が出なければ伝染病予防法的な措置が講ぜられないというその意味はわか...全文を見る
○山田(太)委員 それが何も実効をあげてないということを言っているのじゃないですか。いまの研究費の問題は数字をあげてぼくは話しした。それからいまの法規の問題は、実態はいまのとおりである。ちっとも効果をあげてないじゃないですか。また効果があがるはずもないじゃないですか。それでみすみ...全文を見る
○山田(太)委員 わからないことをおっしゃいますね、局長。研究費の中といったって、三千万円全部使ったって一人頭一万円にしかならない。ある制度といったって、いまの答弁のとおりじゃないですか。具体的にはどうやろうというのです。患者がほんとうに安心できるには、どうやろうというのです。そ...全文を見る
○山田(太)委員 局長のほんとうに非人間的なといいますか、あるいは役人的なといいますか、いまの答弁を聞くと、多くの努力をしている医者もあるいは患者もおそらく泣くでありましょうよ。これ以上まだ進んでいくのだったならば、当然臨時措置でも講じなければいけないというぼくの考えが間違ってい...全文を見る
○山田(太)委員 そういう答弁しかできない、またそういう答弁をする段階にしか考えてないということは、ほんとうに国民は驚きですよ。いまのままの段階で進めていったのでは、スモン病の研究費が三千万円で、そうして事終われりとなってしまいますよ。それでは厚生行政じゃないじゃないですか。 ...全文を見る
○山田(太)委員 いま大村先生の御発言、やはりむべなるかなだという、そのとおりだと思います。  そこで、一歩譲って、いまの審議官の御答弁の調整交付金、これを高度に活用してもらいたい。  それからもう一つは貸し付け制度、この点を考慮してもらいたい。これは法的に措置しなくてもでき...全文を見る
○山田(太)委員 一言だけ。その現地の調査視察のときに、私も水をくんで帰っております。それはとてもじゃないが、たいへんな――まだ分析しておりません。しかし、通産省と、それから県の役人と、それから市の役人とで――やはり検査実態は通産省でございます。ぼくのあえて言いたいことは、通産省...全文を見る
12月01日第62回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○山田(太)委員 法務省並びに最高裁当局にお伺いいたします。同僚の議員からも質問があったことではありますが、わが党といたしましても、この種の法案は慎重に審議すべきであることは、これは言うまでもないことです。しかし、今回の特殊の事柄を例としないということにおいて二点質問をいたします...全文を見る
○山田(太)委員 公明党は、本法案に対して反対であります。  その理由は、人事院勧告の完全実施がなされてない。次には上厚下薄であるという点。第三番目には、前回の附帯決議である裁判官、検察官の給与体系を独自にする、司法権の独立の立場からもこれを十分考慮した具体的措置が講ぜらるべき...全文を見る