山田太郎

やまだたろう

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

山田太郎の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第75回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○山田(太)委員 議事進行。  ただいまのこの問題は、矢野委員は単なる推測で核持ち込みを議論しているのではありません。アメリカ海軍公式文書四八七号書式に基づく「貨物保管計画公式書類」を証拠として、アメリカ軍用船キムブロー号によって核専用爆雷MK101が間違いなく横須賀田浦に持ち...全文を見る
02月07日第75回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○山田(太)委員 議事進行。ただいまの矢野委員の質問に対しまして、私が聞いておりましても、また専門的な用語が入るとはいえども、矢野委員の質問に対しての明確な答弁がないというように断定してもはばからないと思います。  しかし、委員長から、やはりその点も勘案し、よくわからないという...全文を見る
02月10日第75回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○山田(太)委員長代理 次に、川上公述人にお願いいたします。
○山田(太)委員長代理 どうもありがとうございました。  次に、牛嶋公述人にお願いいたします。
○山田(太)委員長代理 どうもありがとうございました。  次に、吉田公述人にお願いいたします。
○山田(太)委員長代理 どうもありがとうございました。     〔山田(太)委員長代理退席、林(百)委員長代理着席〕     —————————————
02月15日第75回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○山田(太)委員 議事進行。  先ほどから鈴切委員から、やはり核持ち込みの疑惑、どうあっても国民はこの疑惑を解明してもらいたいという、その要望は強いものがございます。かてて加えまして、先日のわが党の矢野書記長の質問の折にも、四項目に分けての資料要求とともに、解明されない疑惑に満...全文を見る
02月20日第75回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○山田(太)委員 関連して。  先ほどから委員長のお言葉にもありましたように、この輸出保険特別会計の問題については、これはいいかげんな口先だけの答えで済むものではないと思います。当然、内閣といたしましても、閣議に諮った上で方針を決定すべきものではないかと思います。その点、委員長...全文を見る
○山田(太)委員 よろしくお願いします。
03月01日第75回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○山田(太)委員 議事進行。先ほどからの答弁、やりとり、これを聞いておられましてもよくわかりますように、全く別のものを持ってきて、別のもので回答だ回答だという、ごまかすような、そういう現状でございます。これでは全く、回答という言葉はありますけれども、ただ言葉だけであって、回答じゃ...全文を見る
○山田(太)委員 先日の輸出保険特別会計についての近江質問並びに私の関連質問に関しまして、これは重大な問題を内包しております。そこで、短時間ではありますが、わずかな時間の配分をいただいておりますので、簡潔に要を得た答弁をまずお願いを申し上げておきたいと思います。  そこで、先日...全文を見る
○山田(太)委員 ただいまの大蔵大臣の、国の歳入歳出決算の確定時期、これはいままで、どちらかというと、あやふやな状態であったわけでございますが、この大蔵大臣の確定時期の明確な答弁を踏まえて、次の質問を続けていきたいと思います。  そこで、これは御存じのとおり、昭和五十年特別会計...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、先ほども申し上げましたように、総理大臣は御出席がなかったものですから、その経過を少々お話し申し上げておきたいと思います。  もちろん、御承知のことでございますが、総理大臣は閣議決定の責任者であろうと思います。ただいま大蔵大臣並びに通達大臣のお答えをお聞...全文を見る
○山田(太)委員 総理大臣を初め大蔵大臣並びに通産大臣の御答弁をいただきました。陳謝を――真心込めた陳謝という言葉を使ってもいいかとも存じます。それほどこれは重大な問題である。言うならば、この決算書を、この予算書をもう一度と言っても差し支えない事柄でございます。その点を踏まえての...全文を見る
03月03日第75回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○山田(太)委員 まず、総理にお尋ねいたします。  一昨日のわが党の矢野質問に対しまして、総理は、「日米関係は信頼関係の上に立ち、アメリカは日米安保条約をこれまで遵守してまいりました。事前協議の申し入れがないということは、核は持ち込まれていないと信頼しています。」と答弁されてお...全文を見る
○山田(太)委員 私の御質問がよくおわかりにならなかったと存じますが、私が御質問申し上げましたのは、アメリカは安保条約を遵守してきている、これを主題にして申し上げたわけでございます。そうして、昨年の十二月にアメリカは安保条約違反をやっているということを御承知で、そういう答弁をなさ...全文を見る
○山田(太)委員 実は、総理は御存じないようでございますが、外務大臣は先日の予算委員会分科会で、わが党の小川委員の質問に対して、岩国沖で安保条約違反を犯しているということをはっきり明言をなさっております。その点、外務大臣から報告を承っていらっしゃらないように見受けられますが、外務...全文を見る
○山田(太)委員 私は、安保条約の違反があったということを、なぜ総理大臣に報告しないんだということを言っているんです。総理に報告してください。
○山田(太)委員 何ということをしたのですか。一、二の島で、安保条約によって提供されていないところで軍事演習が行われた、これは重大な安保条約違反でございます。総理はどう思われますか。外務大臣は安保条約違反だとちゃんと答えております。
○山田(太)委員 そういうことをというふうな言葉をお使いになりましたが、これは安保条約違反だということをお認めになりますね。−頭を、うんと言ってらっしゃるということは、認めていらっしゃるということですね。はっきり言うておきます。
○山田(太)委員 ミスということじゃないです。もう数年間も使われておったわけです。条約局長、ある国が——A国としましょう。そのAという国が無断で、協定もなし、勝手に島を、無人島だからと言って、日本の国土で軍事演習した場合は、これは主権侵害になるのは当然のことと思います。条約局長、...全文を見る
○山田(太)委員 いまの条約局長の答えのとおり、条約違反でございます。これを認めないというのはおかしいですよ。認められますか。後、どうのこうの言うわけじゃありません。認められますか。
○山田(太)委員 総理は、法律的に言えばという冠詞がついてはおりますが、法律違反、条約違反だということは認められたわけです。  そこで、私がもう一歩問題にしたいことは、この安保条約違反を——これは重大なことです。総理は施政方針演説のときに、こういうことを言っていらっしゃいます。...全文を見る
○山田(太)委員 さらに注意することはもちろんです。私の申し上げたのは、ただアメリカ局長が公使を呼んで、そして口頭で陳謝を求めるということだけで済ますようなことじゃだめです。そうじゃないでしょうか、これはだれが考えても。その点の再考を求めたわけです。今後注意しますというのじゃなし...全文を見る
○山田(太)委員 では、総理から言う機会があるから、その機会のときには総理から言う、こういうことでございますね。うなずいていらっしゃるが、ではその点は承知されたことと思う。  そこで、外務大臣にお伺いいたします。広島に原爆が投下されてから三十年でございます。核兵器の過剰装備競争...全文を見る
○山田(太)委員 私がお聞きした点が一つ残っております。それは、いまの核不拡散条約の国会批准についての問題ですが、どうでしょうか、四月初めには出せる見通しでございますか。
○山田(太)委員 そうすると、四月上旬には出せる見通しということでございますか。しつこいようでございますが、……。
○山田(太)委員 では、この問題はまた次の機会に譲りまして、次にまだまだ多くお聞きしたいことがございますが、政治資金規正法の問題についての質問に移りたいと思います。時間がどんどんたっていきますので、簡潔にわかりやすくお答えをいただきたいと思います。  そこで、政治資金規正法の改...全文を見る
○山田(太)委員 手続上の不手際あるいは一括して経理を処理したということ、このことは実は大きな問題があります。きょうはいわゆる法律論争によって、その法に基づいてどうのこうの論争しようということは、時間がないから考えておりませんが、私どもの調査にもやはり一つ手落ちがあった。というの...全文を見る
○山田(太)委員 この点については、まだまだ論議していきたいことがございますが、時間がもう後わずかになってきつつありますので、そこで次の質問に移らしていただきます。  やはり先ほどの総理の御決意というものももちろん大切です。また同時に、具体的にどう実行するかということも大切でご...全文を見る
○山田(太)委員 総理の答弁上手といいますか、いつの間にか自分の方へ——自分の宣伝をこの予算委員会でやろうという気持ちはないとは思います、先ほどはあれほど謝ったんですからね。  その辺を踏まえて、次の質問は、これも具体的な問題でございます。やはり現在の政規法には不備な点がたくさ...全文を見る
○山田(太)委員 では、自治大臣、どこが足らないのですか。わからずに、そういう答弁をする人がありますか。これは、ちょっと非常識ですぞ。
○山田(太)委員 明らかに聞かないで答えられたようですが、私は、政治資金規正法の三条あるいは八条等々、これを踏んまえて言っているんですよ。それを、そういう答弁をしていたんじゃわからぬはずですわ。私は、条文を踏んまえて言っているんですよ。冗談じゃないですよ。いいですか、金を受け取ら...全文を見る
○山田(太)委員 あんたの方がやっぱりよく知っている。それが政治団体。自治大臣、知らないで言うてはいけませんな。しかし、いま大事なときでございますから、こういうことを自治大臣が知ってくれなければ困るわけです、いかに大臣といえども。要らぬことを言いましたけれども、一応注意を喚起させ...全文を見る
○山田(太)委員 当局としては、そう答えるほかはないと思います。  そこで申し上げます。この新政同志会の内容と実態を申し上げます。この会は、中曽根康弘氏を会長に、政治活動を展開するために結成された政治団体であると思われます。その理由はまた後で言いますが、二つには、これは政治活動...全文を見る
○山田(太)委員 法務大臣の御答弁もいただいておきたいと思います。
○山田(太)委員 法務大臣、非常にお苦しい立場で、お苦しい御答弁で、個人的な気持ちにおいては同情にたえないところもあります。しかし、これをそのままに放置していくわけにはまいりません。やはり先ほど総理にも申し上げましたし、総理も謝られましたが、政治資金規正法を改正していくのには、何...全文を見る
○山田(太)委員 逃げる意味で言うたとは、私は申しておりませんよ。勘違いしないでくださいよ。言いにくいでしょうと言うただけです。では、そうおっしゃるならば、調査をして、そうしてその結果をちゃんと報告していただけますか。
○山田(太)委員 もう一度申し上げておきましょう。ここは簡単な表にしております。そうして詳しい実情まで——ただ手に渡しません。これはほかの個人名が入っていますから、お渡ししません。ただ、中曽根さんの個人名だけは出ております。やはり日本の政治を大きく動かす一人でございます。したがっ...全文を見る
○山田(太)委員 ただいまの総理の御答弁は、公益法人にも限度を設けたい、こういうことと解してよろしいですか。私はきょうはことに公益法人をずっと取り上げていきます。
○山田(太)委員 もう一言申し上げますけれども、企業ごとの制限は設けても、この公益法人はやはり一つの企業集団のようなものです。企業が集まってつくっているのです。いまの名前を見ていただいてもわかるでしょう。ここに企業が集まっている、企業集団の公益法人です。おわかりですか。したがって...全文を見る
○山田(太)委員 総理がおっしゃったように、「ような項目」があります。ような、です。これは明確にしておいてもらいたいと思います。これは規制を強く要望しておきます。  ではまた、具体的な例を挙げます。同じく公益法人でございますが、代表いわゆる会長、この会長が国会議員です。名前は挙...全文を見る
○山田(太)委員 いまの長官の答弁は、委員長も聞かれておって、ようわからぬと思うのです。
○山田(太)委員 言うている御本人がわからぬのじゃないか、発音のせいじゃない。国会議員がその公益法人の代表になっておる。いいですか。自分の公益法人、自分の政治団体に——自分のという言葉は語弊があるかもしらぬが、法人格は違うけれども、自分の政治団体に金が行っているわけだ。すなわち公...全文を見る
○山田(太)委員 自治大臣はいまは明快でございました。この表にもございますが、やはり好ましくない中の一つです。名前は言いませんが、一人で十一も持っておる人がおります。これはやはり考えなければいけないことではないかと思います。  そこで、この点はおわかりいただいたと思いますが、次...全文を見る
○山田(太)委員 できるならば差し控えた方がいいだろうと思う——前の他の公益法人とはニュアンスが変わってきております。  これは国民の税金がほとんど行っているところです。国際電電、電源開発KKにしたところで、あるいは動力炉・核燃料にしたところで、国民の税金がほとんど出資として行...全文を見る
○山田(太)委員 好ましくないということは、やはり今度の法改正において検討を加えていただきたい、ということを申し上げておきたいと思うのです。これは禁止するほどの改正を加える必要が必ずあります。それについて前向きな答弁を、熱意を燃やしていらっしゃる総理から承ります。
○山田(太)委員 禁止するという明快なお答え、これはもう当然です。厳禁すると……(三木内閣総理大臣「研究」と呼ぶ)研究、何だ。研究じゃ前向きどころじゃないな。(三木内閣総理大臣「好ましくないと言っているのです」と呼ぶ)好ましくない。まあ余り時間がないから、この辺にしておきましょう...全文を見る
○山田(太)委員 就任してからおやめになった。謄本をとったときにはまだ載っていらっしゃった。最近の謄本でございます。  この中央政策研究所は相当年限がたっておりますね。何年ぐらいたっているのですか。
○山田(太)委員 ここでも機関誌が出ておりますね。これは公益法人の中の社団法人です。その社団法人に適合するような設立目的になってはおれども、同じく継続的に機関誌が出ていますよ、総理が総裁選で敗れた後、かつてのことですね。研究所として、再起を次の戦いにかけるという——読んでもいいの...全文を見る
○山田(太)委員 私はもう一遍言うておきますよ、政治団体と断定して言うているのじゃないですからね。だけれども、先ほど申し上げたような、政治活動に類するようなことに利用しようと思えば利用できるような、そういう雑なものが残っているということです。したがって、いま総理がおっしゃったよう...全文を見る
○山田(太)委員 私が聞いたことには答えていらっしゃらないようでございますね。まあいいでしょう、この点について時間を食ってもしようがないから。わが党で調査した分と、そう大差はないはずです。そうでしょう、返事をしていらっしゃるようですから。  そこで、もうあとわずかな時間ですが、...全文を見る
○山田(太)委員 改善について強く指導する、これは文部大臣としては、いま現在では、ここまでしか答弁できないかもわからぬ。なぜならば、やはり公益法人の許可の取り消しとか、こういう問題は、やはり法改正に待たなければならぬという点が多々あるわけでございます。  そこで、この点について...全文を見る
○山田(太)委員 時間が参りましたようでございますので、この法改正の問題については、これは私はまだ申し上げたいことがあります。しかし時間が来ましたので、委員長のお許しをいただいて、まだ独禁法でお聞きしたいことがたくさんあるわけですが、一点だけ総理大臣にお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○山田(太)委員 時間を延ばしていただいて、まず委員長にお礼を申し上げますとともに、きょうの言々句々の中に少々失礼な言葉もありましたら、その点はひとつ御容赦をお願い申し上げて、きょうの質問は終わりたいと思います。
10月28日第76回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○山田(太)委員 まず質疑の冒頭に ただいま大きな問題となっておりますスト権の問題について一言お伺いしておきたいと思います。  スト権の結論の時期につきましては、三木総理は、最初は前内閣の公約を受けて秋ごろまでには出すと公言しておられましたが、昨日の当委員会において、結論は、期...全文を見る
○山田(太)委員 報道によりますと、政調会長ですか、結論は今秋中には出せないというふうな意味の報道があります。真偽はともかくとして、三木総理は総理として、その点について今秋中には結論を出したいと思っているという点については間違いございませんか。総理として、もう一度念を押しておきた...全文を見る
○山田(太)委員 期日というものは明示できないけれども今秋中には結論を出したい、この点については毛頭変わらない、こう理解してよろしいですね。――うなづいていらっしゃるから、そう私も総理の答弁が間違いないことを判断しておきます。  そこで、本論に入りまして、先ほども申し上げました...全文を見る
○山田(太)委員 いまの御答弁ではただ言葉だけがあって、どう自分の行動にあらわすかというふうな点には全く触れられていないように思いますが、やはりこの点について多くを論ずる余裕は時間的にございません。  そこで、先日の当委員会においてわが党の正木委員からの質問に答えられまして、大...全文を見る
○山田(太)委員 金額ははっきり言えませんが、やはり特例公債でお願いしなければならないと思います、要点はこういう御答弁だと思います。  そこで、これは計算が間違っているかもしれませんが、私なりに単純計算をいたしましたのですが、五十年度の補正予算を基礎にして計算してみますと、租税...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、そう大きな差は、状況が急変しない限りはないと思うわけでありますが、来年度もやはり同じく赤字国債に依存しなければならぬ、こうなりますと、両方合わせて約六兆円というふうな、単純計算ではございますが、そういうふうに考えざるを得ないわけでございます。そういたしま...全文を見る
○山田(太)委員 その点についてはまた別の時点で明示なさることと思いますので、次の問題に移らせていただきます。  そこで、来年度の国債費、これは一兆七千億円と言われておりますが、この見通しはどうでしょう。
○山田(太)委員 財政制度審議会が、国債依存率といいますか、これを安全弁として五%の線におさめるのが妥当だという結論を出しておられますが、本年度はもう二六%をオーバーしたわけです。今後のこの依存率、この点については、どのようなお考えを持っていらっしゃいますか。
○山田(太)委員 どうも先の問題のことですから明確なお答えが出ないのも当然かもしれませんが、しかし大蔵大臣としてその点についてはやはり多少の腹案なりあるいは見通しというものがないと国民は非常に不安でしょうがないわけですから、ただこの場所を言い逃れしさえすればいいというふうなお考え...全文を見る
○山田(太)委員 そういたしますと、従来の政府の方針といたしましては、国債は防衛費には充てない、これが従来の政府の方針だったわけです。この赤字国債もそういう点についてはどうお考えでございますか。
○山田(太)委員 そういたしますと、この赤字国債とそれから税収とは全く同じということですか。これは性格が違うんじゃありませんか。
○山田(太)委員 私がお伺いしているのは、いまおっしゃる御答弁だと、税収も赤字国債も同じだというふうになります。特例法による赤字国債が、これは特別の事態だということはわかりますよ。だけれども、いまの御答弁だと、税収も赤字国債も一緒じゃないか、こういうふうな判断にならざるを得ないわ...全文を見る
○山田(太)委員 苦しい事情はわかりますよ。苦しい事情はわかりますが、端的な例で申し上げますと、この赤字国債は将来、国民が払っていく分です。まあ家庭で言うならば借金です。この借金を何に使うかわからぬというふうなことに、結論としてはなるわけですよ、全体的に言いますれば。たとえば、こ...全文を見る
○山田(太)委員 私のお問いしたことに、具体的な面についてはお答えがないようでございますので、あわせて、もう一点お伺いしますが、この予算書にありますコード番号1と2、これはどういう区分けになっていますか。コード番号1、コード番号2はどうなっていますか。予算書を審議する上において、...全文を見る
○山田(太)委員 建設国債はどっちだ。歳出のコード2は何かを聞いているんだ。
○山田(太)委員 それは主計局長さん、認識不足ですよ。コード2は税収分によって区分けされております。1の方は、建設国債のときには1のコード番号で区分けされております。いままでずっとその例になっております。
○山田(太)委員 私の言わんとする眼目は、歳出も厳しくチェックできなければだめじゃないか、いいかげんな使い方をされたのでは、国民はたまったものじゃないということです、極端な言い方ですよ。したがって、歳出についても、ちゃんと明確にわかるように、そういうふうな措置を将来、講ずべきじゃ...全文を見る
○山田(太)委員 この問題だけに時間を使うわけにはいきませんが、先ほど大蔵大臣の御答弁のように、この点は大切なことです。歳出面においてもきちっと、国民に納得できるような方法を講じてもらいたいことを強く要望して、次の質問に移らせていただきます。  次は、外交、防衛問題に入らせてい...全文を見る
○山田(太)委員 ちょっとおかしいのですがね。何を言わんとしているのですか。事前協議制と勘違いしたのですか。五条を私は言いました。
○山田(太)委員 ない、そうでしょう。まずは現段階においては、そういうようにお答えになるよりほか、ないでしょう。  そこで時間の関係で、ちょっとはしょって質問したいと思いますが、極東の範囲ですね。極東の範囲は朝鮮半島全域に及ぶのか、あるいは韓国までを指すのか、その点についてお伺...全文を見る
○山田(太)委員 外務大臣は御承知ないようですがね、同僚の川崎委員が質問になったとき、これは昭和四十三年二月二十九日ですがね。極東の範囲に「北朝鮮は入っておりません。」となっております。何を答弁しているのですか。
○山田(太)委員 ということは、極東の範囲に韓国は入る、こういうことですね。そういたしますと、今度は極東の周辺ということになりますと、北朝鮮は入りますか、どうですか。安保条約の原点に立って質問をいたしますと、私は申し上げたはずです。北朝鮮はどうですか、極東の周辺でございますか。
○山田(太)委員 それはちょっとおかしいのじゃないですか。椎名外務大臣が御答弁になったときに、ベトナムは大分離れているのですよ、あんな遠く離れているのですよ。ところが、ベトナムは極東の周辺でございます、したがって軍需物資等々の補給は、在日米軍基地から持っていったって構わないのでご...全文を見る
○山田(太)委員 そういたしますと、朝鮮半島の北の部分という表現を使われましたね。韓国の北、すなわち北鮮です、言うならば、もうちゃんと国名も、国連においてもオブザーバーも全部、各機関に出しておりますね。朝鮮民主主義人民共和国です。この朝鮮半島の北の部分は、安保条約の規定に立ったと...全文を見る
○山田(太)委員 初めて明確な御答弁になったと思います。  私がなぜこの問題を提起するかというのは、やはりわが国の国民の生命、財産を守る、自衛するということは、これは非常に大切なことでございます。しかし、と同時に、やはり何といたしましても戦争に、あるいは紛争にわが国民が巻き込ま...全文を見る
○山田(太)委員 そうすると、またえらい発言をなさいましたね。自衛の範囲においては極東じゃ極東じゃないというふうな問題じゃありませんと、これはどういうことですか。  そうすると、紛争があった場合は、北鮮であろうとも在日米軍はそこにどんどん軍需物資等々を補給しに行ったって構わぬ、...全文を見る
○山田(太)委員 それは在日米軍のことを言うているのですか。
○山田(太)委員 まさか自衛隊のことじゃございませんでしょうね。
○山田(太)委員 先ほどあなたは自衛と言うたのですよ。自衛のためにと言うたのですよ。訂正しなさい。
○山田(太)委員 集団的自衛というのはどういう意味でございますか。集団的自衛のためにとはどういうことですか。これは委員長、話になりませんね。わかっちゃいないですね。集団的自衛とはどういうことですか。
○山田(太)委員 いまは米軍の立場に立っての集団自衛でございます。国連憲章に基づいてという意味も、それはもちろん含まれているわけだ。そこで、外務大臣は、集団的自衛というのはわが国のことじゃないということをはっきり言うておいてくださいよ、これは。
○山田(太)委員 わが国は集団的自衛権を発動するというわけじゃありません、またそれはできもしませんと、こういうことですね。あなたがちょっと要らぬことを言うたものだから……。  そこで、前の椎名外務大臣は――もう一遍聞いておきましょう。はっきりしておくため、もう一遍聞きます、念の...全文を見る
○山田(太)委員 いまの答弁は非常に明快でございました。したがって、極東の周辺に入らない。これはまた当然そうでなければならぬと思います、私の質問した趣意から言うならば。まあこの点は後の機会にまた論議を重ねていきたいと思います。  そこて、日韓の――もう前置きは抜きにして端的にお...全文を見る
○山田(太)委員 と申し上げましたのは、これは大分前のことでございますけれども、韓国の国会におきまして、四項目の日本との軍事秘密協定があるという質問が出ております。やはりポストベトナムの際に、いまはデタント状態ではございますが、やはり国民は相当心配をいたしました。したがって、そう...全文を見る
○山田(太)委員 誤解があってはいけませんのでこの際ひとつつけ加えておきますが、私どもは自民党と立場は違いまして、安保条約に対する態度は明確に違いますので、その点はひとつはっきりしておきたいと思います。それから自衛隊に対する考え方もやはり自民党と全く同じじゃございません。このたび...全文を見る
○山田(太)委員 この電子的信号というのは、これは言葉をかえて言えば電子的暗号による信号、こういうふうに解してよろしいですか。軍用機の方です。
○山田(太)委員 そうすると、米軍と日本とだけはあるというさっきのお話でしたね。では、ほかの国からそれはわかるのですか、その電子的信号が。ほかの国軍機にわかるのですか。あるいは他国からわかるのですか。
○山田(太)委員 スパイだとか、あるいは日本がこの前の大戦のときには暗号を解読されておったために、それが敗戦の大きな原因であったとさえ一部には言われておりますね。それはそれが全部じゃないけれども、やはり敗戦の大きな原因であったとさえ言われておりますが、やはり他国にわかってしまうと...全文を見る
○山田(太)委員 航空機の識別については、これはもちろん民間航空機についても運輸省がちゃんとやはり識別方法をしておりますね。だけれども、私が聞いているのは軍用機の問題を聞いているわけです。したがって、この軍用機の場合は、日本とアメリカは日米安保条約に基づいて当然他国が知り得ない電...全文を見る
○山田(太)委員 委員長が言っておる。他の国がわかるんでは信号じゃないじゃないか。
○山田(太)委員 韓国軍機が日本に入ったときに米軍のコールサイン、すなわち電子的信号を使ったというのですか。
○山田(太)委員 そうではあろうと思います。  そこで、わが国は、まあ、わが国と言っておきますが、日米以外の電子的信号、私はわかりやすいために暗号という言葉を使いますが、日本は他の国、日米以外の電子的信号、暗号を知っておりますか。
○山田(太)委員 米韓においては日米と同じようなことが行われているかどうかは関知しない、こういうことでございますね。私は韓国のことだけ聞いたわけではないのです。他の国というふうに聞いたわけです。韓国だけのことを聞いたわけではない。もう一遍その点はっきり言ってください。(「あいだの...全文を見る
○山田(太)委員 私がいま聞いたのは、日本がよその国の分を知っておるかどうか。
○山田(太)委員 そこまで引っ張ってくるのにずいぶん苦労したがね。  そこで、ここで私は一つのことを提起したいのでございます。というのは、先ほどまでの答弁は、日米においては、敵味方識別の暗号が、電子的ではありますが、ある。ところが、他の国とはない、また他の国の分も知らない。防衛...全文を見る
○山田(太)委員 調査をさしていただかないということでございますが、では、電話ですぐ聞けばわかることでございますよ。私はこれからちょっと別の質問をしますから、すぐ電話してください。
○山田(太)委員 何も委員会をつとめるのが目的でやっているわけじゃないのですから。しかし、質問が続けられなければ、詰まらざるを得ない。そうでしょう委員長。委員長、よく判断しておいてくださいよ。元来なら、調査するというのだから、それが来るまで待つのが当然です。しかし、補正予算のこと...全文を見る
○山田(太)委員 では、総理、先ほど一度御答弁いただきましたが、日本と韓国にはやはり軍事的関係というものはいささかもない、またそのとおりでなければならぬはずです。それにいささかも曇りがあってはならぬということです。というのは、わが国民の生命、財産を守るという立場に立ったときに、こ...全文を見る
○山田(太)委員 次の質問を続けるのには、いまの回答が来ないと続けられませんのですが……(発言する者あり)
○山田(太)委員 委員長、時間の勘定だけはとってくださいよ。
○山田(太)委員 時間が相当まだかかるようですから、私が総理に提示します。  総理、これをひとつ――先ほど申し上げたのが、二八三、二〇〇二と申し上げましたね。ちょっと見てください。
○山田(太)委員 技術的な範囲のものでございますというお答えですが、私が先ほど申し上げたように、軍事的な韓国との協定があると言っているわけはない。しかし、そう思われてもやむを得ない事態があるじゃないかということを提起しておるわけですからね。このことは非常に重大なことなのです。出し...全文を見る
○山田(太)委員 そこが問題点です。その中に、では韓国と台湾がございますか。
○山田(太)委員 ただあるということだけを私が返事を求めたのも悪かったかもしれませんよ。しかし、防衛局長が知らないというふうな、そういう事柄のものじゃないはずなんです。  では、私の方から言いましょうか。これはそのものではありません。民間の方々に迷惑を及ぼしてはいけないから、そ...全文を見る
○山田(太)委員 長官が承知しておったら、これは大変なことですね。と言って、やはり防衛局長も知らないようなふうでございました。したがって、シビリアンコントロールの問題をあえて出すわけじゃないけれども、現場においてはちゃんとそういうことが次々行われているということも、これは明白にな...全文を見る
○山田(太)委員 そこで、防衛局長、いま申し上げたAKAA二八三、AKAA二〇〇二、これははっきり認めましたね。それからいまの六二、この六二についても、あるかないかは、これは答えを聞いていませんね。これは電話をかけて聞いてくださいと言うていたはずです。
○山田(太)委員 防衛局長、さっきの答弁と今度は違ってきたじゃないか。あなた知らないと言うた。よその国は知らぬと言うたが、よその国も知っておるということだ。また、お互いそれぞれの十一カ国で共有しているわけだ。しかも軍事的な――軍事ですよ。軍用機ですよ。そんな単なる言い抜けでここを...全文を見る
○山田(太)委員 これはそのままストレートというわけじゃありませんが、これはやはり日米韓三国の軍事同盟的なものに通ずると見られてもやむを得ないものですよ。  じゃ、そういうことがどんどんあっていいと言うのですか、総理は。どんどんそういうことが行われておっていいというんですか。ど...全文を見る
○山田(太)委員 では、事実をはっきりするまで待ちましょう。ぼくが聞いたのは、そういう聞き方をしたんじゃないんですよ。それでは、調べるまで待ちましょう。
○山田(太)委員 私が問題を提起したことに対して答えてないのですがね。いま総理はごらんになったとおりです。日米韓です。あることは明確ですね。あるけれども、中身は出せないということですか。
○山田(太)委員 いいですか。もう一遍聞いてみましょう。ぼくはさっき国の名前を少々挙げて言いました。二八三、二〇〇二の方は十一カ国ですか十カ国ですか。あわせて六二は三カ国ですね。
○山田(太)委員 この国会の場所で私があえて質問している含意はいまのとおりです。また憲法によって国会議員に与えられた任務と責務と権限によってやっているわけです。米軍の了解を得なければ答えられませんという答えです。では、米軍の了解を得てもらいたいと思うのです。この点は明確にしておき...全文を見る
○山田(太)委員 ぼくは日韓の間に秘密協定があると言うたことは一遍もないじゃないですか。総理はそれはありませんと、軍事協定ありませんと言われておる。だけれども、現実においてはユースオンリーであるんだということを言うているわけです。したがって、この点について米軍の了解を得られれば答...全文を見る
○山田(太)委員 では委員長の仰せでございますので、幸いにいま予算委員会に小委員会がつくられております。したがって、了解が得られるならは一これはわかりませんよ、しかし了解が得られるならば、この小委員会においてもやはり秘密小委員会もやろうと思えばやれることでありますので、その点をひ...全文を見る
○山田(太)委員 先ほどから申し上げましたように、補正予算の大事な審議の委員会でございます。何もこの問題が大事でないという意味でありません。しかし、多くの国民がこの補正予算の結果を待ち望んでいらっしゃることは間違いない。そのためにやはり審議もしているわけです。したがって、予算委員...全文を見る
○山田(太)委員 では最後の締めくくりにひとつ総理に。――総理は安穏にお休みの様子でございます。大きい声は出しませんが、これはけしからぬことだと思います。やはり本当にいまの日本の事態を憂えるならば、こういうことが次々あってはならぬのですよ。そうでございましょう。ぼくはそれを総理に...全文を見る
○山田(太)委員 以上で私の質問は終わります。ただ、余りにも答弁に、ある面においては誠意がなかったと思います。問題が問題でもありました。その点は認めますが、しかしこんなに長くかかるはずじゃなかったわけです。したがって、問題をたくさん用意してある。国民生活防衛の問題もどんどん聞きた...全文を見る
10月29日第76回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○山田(太)委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十年度補正予算三業に対し、反対の討論を行います。  具体的に反対の理由を述べる前に、政府・自民党の国民無視の国会運営について一言申し上げたい。  政府は、九月十一日に国会を召集しておきながら、補正予算案を...全文を見る