山田俊男

やまだとしお

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

山田俊男の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月17日第162回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○参考人(山田俊男君) 委員長、大変ありがとうございます。本日は、我が国水田農業の改革にとりまして極めて重要な農地と担い手の育成に関して意見を述べさしていただく機会をいただいたこと、御礼を申し上げます。  私は、まず農地を農地として利用する農地の問題と水田農業における担い手を確...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 先生御指摘のとおり、農業生産と食の供給におきましてJAとしての役割は大変大きいというふうに思っております。とりわけ、そうした形で地域に根差す、JAがそうしていることがJA存立意義そのものであるというふうに認識しております。  こうした観点からすると、地域...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 先生御指摘のとおり、我が国におきましても、センシティブな品目については階層方式の別枠扱いをルール化するということでこの検討が今後進むというふうに見ております。  そうはいいましても、そうした高関税のセンシティブ品目につきましても、一定のやはり関税引下げが...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 先生御指摘のとおりでありますが、率直に言いましてまだまだJAの取組は不十分というふうに認識しております。確かに、今日もお見えでありますが、滋賀県、それから富山県、福井県、それから広島県ですかね、島根県とか、そういうふうにかなりずっと集落営農も含めて進んでい...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 自給率の四五%の二十二年達成に向けまして我々としても相当努力してきた経緯があるわけでありますが、結果的には四〇%から全然動かなかったということがあります。  我々は、少なくとも、もう食料ベースのカロリーベースで半分は国内で自給したいというふうに思っておる...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 先生、でっかい話するつもりはありませんが、農地は地球に張り付いているわけでありまして、そういう面では動かないわけです。そのために、それこそ地域の自然や風土や、それから、細かくいいますと水の管理や、それらと根付いているわけでありまして、そんな中でもう営々と営...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 人間は食とは到底もう生涯無縁ではおれないわけでありますから、そういう面では、子供のころから食、それからそれをはぐくむ農に親しむという、この対策をもっと具体的に推進すべきであろうというふうに思っています。そういう面で言いますと、ゆとり教育の見直しというのは議...全文を見る
○参考人(山田俊男君) ひとえにやはり農地がちゃんと集まらないということにもう限るというふうに思っております。  御案内のとおり、戦後、小規模機械化体系がちゃんと、これはそれなりにすばらしくできまして、小さな経営でもできるという体系ができちゃって、それにずっと来ました。ところが...全文を見る
○参考人(山田俊男君) やはり、JA、我々も含めまして、生産者に責任があるというふうに思います。耕作放棄地を出すんであれば、それをちゃんとよそに貸せばいいんです。しかし、よそに貸す努力をJAもちゃんときめ細かくやったのかどうかというやはり責任はあるというふうに思っております。しか...全文を見る
06月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○山田参考人 農協の合併につきまして、まさに山田先生の御指摘にあったような事例が全くないかということになりますと、やはりあります。  実は、そうした累積赤字の大変大きいJAを、そのまま赤字を解消するということになりますと、組合員の出資金を減資する、毀損するということをやります。...全文を見る
○山田参考人 農協は多くの合併を経験してきました。そんな中で、まさに先生おっしゃいますような形で、赤字をそのまま引き継いで大変苦労した事例を抱えていたのは事実でありまして、先ほど私も申し上げたとおりであります。  抱えた赤字が解消できないということになったときに、合併した農協は...全文を見る
○山田参考人 先生御指摘のように、アンケート調査は我々も青年部や担い手を中心にやっておりますが、そうした声がほうはいとして上がってきております。我々としましても、第二十三回のJA全国大会の決議の有力な柱の一つに生産資材価格の引き下げを掲げているところであります。  御案内のとお...全文を見る
○山田参考人 先生御案内のとおり、協同組合は、それを構成する構成員がいかに自分の意思を反映するかというのが第一であります。ですから、組合の運営に当たりましても、そうした構成員が中心になりまして運営していくという仕組みをずっと続けてきておりました。今もありますが、現在の理事会制がそ...全文を見る
○山田参考人 先生今御指摘のとおり、私、ジャパン・ブランド戦略を取りまとめましたワーキンググループに、JAグループを代表して専門委員として出席していた次第でありまして、その中で、私の方からも、日本のブランドを海外に展開していくためには、まず大事なのは、日本の魅力を国内で、まず日本...全文を見る
○山田参考人 今、田林理事長が申し上げましたが、米と青果物それぞれの輸出の協議会を全中が設置しているところでありまして、あと、実務を組合貿易にやってもらっております。全農もその協議会のメンバーとして入っておるところであります。それから、主産地の農協にも入ってもらう形で進めていると...全文を見る
○山田参考人 我々としても、今圧倒的に競争力があって、戦略で対応できるのが、当面、米と青果物ということに考えて、対応しているところでありまして、今後の動向いかんによりましては、当然、先生がおっしゃるような形で対策を講じていきたいというふうに思います。
○山田参考人 法律の、とりわけその中でも司法手続を伴います罰則のことについて、私自身、十分な知識も見識もないわけであります。  しかし、今回全農の事件に見られますように、偽装表示で、結果的には、当然、改善指示もいただき、社会的な糾弾もいただいて、会長もおやめになる、理事長もおや...全文を見る
○山田参考人 先生御指摘のとおり、農協も合併を進めていく中で、もちろん合併は組合員の多様化、地域の多様化の中でこれはもう本当に必然だったというふうに思うわけでありますが、しかし、一方で農協が遠くなったという声が聞こえるのは事実であります。  もっといろいろな工夫をして、農協は経...全文を見る
○山田参考人 先生おっしゃいますように、地域の農業に根差すJAにとりましても、地域の農業振興を図り得る担い手がいなくなるというのは大変な存在意義を失うことになるというふうに思っておりますので、地域の実態に応じた担い手づくりに全力を挙げる取り組み方針を出しています。そして、そのつく...全文を見る
○山田参考人 我が国の水田農業は、圧倒的に土地の所有が零細で分散しているという長い歴史の中で存在しておりますので、どうしても、大きい農家をつくりましてもコストが十分下がらないとか、それから大変農地が分散しているという問題を抱えております。  今、我が国の水田農業で担い手をどうつ...全文を見る