山田俊男

やまだとしお

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

山田俊男の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月31日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○参考人(山田俊男君) 本日は大変貴重な機会をいただきまして、御礼を申し上げます。  私は、昨年秋に決定されました経営所得安定対策大綱を受けまして、今国会での政府提案であります農政改革関連法案について賛成の立場から意見表明をいたします。  ところで、品目横断的政策は対象を担い...全文を見る
○参考人(山田俊男君) ありがとうございます。  先ほど私、冒頭、懸念の材料ばっかり申し上げまして、大変失礼したわけでありますが、率直に言いまして、今各地で議論をしておりまして、農業者の気持ちは懸念が一杯であります。  もちろん、政策の基本につきましては担い手を地域の中でどう...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 私は、ここ数年来の米の作柄は需給も含めまして大変幸せに推移してきたというふうに思っております。変な言い方しますが、平成十四年産が一〇一の作柄、そして平成十五年が九〇の作柄、平成十六年が九八、そして十七年が一〇一です。この間、大きな不作がありましたので政府在...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 高齢化と、それから担い手が本当に水田農業でいなくなっているという実態からしますと、正に主濱先生がおっしゃいましたように、こうした傾向が続くという心配を、懸念を持っております。  ところで、現状の麦と大豆の作付けの動向を見ますと、相当な団地化なり、それから...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 結論から言いまして、福本先生の準認定なり準集落営農の形を考えるというのは、大変率直に言いまして魅力的であります。  実は、集落営農組織等につきましても、特定農業団体になれば間違いなく対象になりますよと。しかし、その一歩手前の集落営農もあるわけで、現行では...全文を見る
○参考人(山田俊男君) アジアの水田農業の実態は日本も全く例外ではないわけでありまして、そういう面では、集落で水管理しております、集落その他でやはり国土の保全をしておりますという事情があるわけであります。今般、担い手が特定されて集落の中に一つの担い手や二つの担い手しかいないぞとい...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 先生、実は我々、JAの段階まで含めまして二年間にわたりましてこの対策の是非について議論をしました。そんな中で、ぎりぎり議論した上で、やはり地域農業を振興させるためには担い手がどうしても必要だということだったわけであります。  とりわけその中で、特に強調し...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 率直に申し上げまして、これは生源寺先生と同じなんですが、担い手が相当の厚みでつくられてくれれば自給率を上げていくチャンスが大いにあり得るというふうに思っております。ともかく、米で自給率を稼ぐという事態は、需要減退の中でこれはなかなか望めないというふうに思い...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 先生の懸念される予想は我々も大きな心配を持っているところであります。  ただし、麦にしましても大豆にしましても、相当の産地は、現行でもそうでありますが、受託作業組織や集落営農による取組が進んでおりますので、それら作業組織や集落営農がきちっと対象に乗っかっ...全文を見る
○参考人(山田俊男君) 私は元々、WTOの協定の直接支払のルール、すなわち貿易歪曲的でない緑の政策に何とかこれを合致させようという観点で過去支払にこだわり過ぎるのは、大変無理があるんじゃないかという思いは持っております。  元々、WTOルールの中で輸出国の主張と輸入国の助成金の...全文を見る